JP5077934B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

本発明は、かみそりヘッドのヘッドケースに対して着脱自在に装着される外刃ホルダーと、外刃ホルダーを分離不能にロック保持するロック構造とを備えている電気かみそりに関する。
この種のロック構造として、例えば特許文献1のロック構造が公知である。そこでは、縦長板状のロックレバーで外刃ホルダーを分離不能にロック保持している。ロックレバーは、側面から見てく字状に折れ曲がるレバー本体と、レバー本体の上部両側に張り出される左右一対のロック爪と、レバー本体の上部外面に膨出される操作ボタンを一体に備えている。外刃ホルダーの周壁内面には、先のロック爪と係合するロック凹部が凹み形成してある。ロックレバーは、本体ケースに形成した凹部に起立姿勢で収容されて、圧縮コイル形のばねでロック付勢してあり、レバー本体の下端を支点にして内外方向へ傾動することにより、ロック姿勢とロック解除姿勢とに傾動変位できる。ばねの付勢力に抗して操作ボタンを押し込み操作すると、ロック爪とロック凹部との係合状態が解除されるので、外刃ホルダーを本体ケースから取り外すことができる。
特開平8−173648号公報(段落番号0016、図1、図2)
上記のような従来のロック構造においては、ヘッドケースに装着した外刃ホルダーがヘッドケースから上方へ分離しようとするのをロックレバーで阻止しているに過ぎない。詳しくは、ロック爪とロック凹部とは、互いに上下方向の移動を拘束する関係でしかない。そのため、ヘッドケース、外刃ホルダー、およびロックレバーの仕上がり寸法のばらつきによって、ロック保持した状態の外刃ホルダーが僅かにがたつき、あるいは、外刃ホルダーをヘッドケースに密着させることが困難となることがある。とくに、長期にわたる使用に伴って、ロック爪あるいはロック凹部の係合部分が摩滅した状態では外刃ホルダーががたつきやすくなり、結果、外刃と内刃の密着度合いが低下し、切れ味が著しく損なわれる点に問題がある。
本発明の目的は、ヘッドケースや外刃ホルダーなどに寸法のばらつきがあるような場合でも、ロック保持した状態の外刃ホルダーががたつくのを防止でき、あるいは、外刃ホルダーをヘッドケースに密着固定することができ、したがって、外刃を内刃に対して常に確実に密着させて良好な切れ味を永続できる電気かみそりを提供することにある。
本発明の電気かみそりは、外刃ホルダー12がかみそりヘッド2に着脱可能に装着され、外刃ホルダー12とかみそりヘッド2との間に設けたロック構造で分離不能にロック保持してある。ロック構造は、外刃ホルダー12に形成されるロック凹部46と、ロック凹部46に係脱するロックレバー47と、ロックレバー47をロック解除操作する解除体48と、解除体48を待機付勢するロックばね49とを含む。ロックレバー47は、ロック姿勢とロック解除姿勢とに往復回動可能に軸支されている。以て、ロックレバー47がロック凹部46と係合するロック状態において、ロックレバー47が外刃ホルダー12を下向きに押し付けるようにする。
ロックレバー47は、支軸39で回転自在に軸支されるレバー本体51と、レバー本体51に設けられる爪片54と、レバー本体51から突設される連動アーム53とを一体に備えている。解除体48はかみそりヘッド2のヘッドケース10で出没スライド自在に案内支持されて、解除体48とヘッドケース10との間に配置したロックばね49で押し出し付勢してある。解除体48に設けた操作部61と連動アーム53とは同行可能に連結されて、解除体48の出没スライド動作に連動してロックレバー47が回動変位できるようにする。
連動アーム53と操作部61との連結位置から支軸39の中心位置までの長さL1を、爪片54とロック凹部46の係合位置から支軸39の中心位置までの長さL2より大きく設定する。
ヘッドケース10は、基体ケース21と、基体ケース21に接合固定されるフレーム22と、フレーム22の外面を覆う状態で基体ケース21に接合固定されるケースカバー23とで構成する。外刃ホルダー12はケースカバー23に対して着脱可能に装着する。基体ケース21とフレーム22との間に組み付けた解除体48およびロックばね49を、基体ケース21とフレーム22とで仮組み状態に保持する。ロックレバー47はケースカバー23で回動可能に軸支されて仮組み状態に保持する。以て、ロックレバー47が仮組みされたケースカバー23を、解除体48およびロックばね49が仮組みされた基体ケース21に接合固定する過程で、ロックレバー47の連動アーム53を解除体48の操作部61に連動可能に連結する。
本発明のロック構造においては、外刃ホルダー12のロック凹部46に係脱するロックレバー47を往復回動可能に軸支して、ロック状態におけるロックレバー47が外刃ホルダー12を下向きに押し付けるようにするので、外刃ホルダー12や外刃ホルダー12の取付構造部分などに寸法のばらつきがあるような場合でも、ロック保持した状態の外刃ホルダー12ががたつくのを防止でき、これにより外刃ホルダー12で支持された外刃13bを内刃13aに対して常に確実に密着させて切れ味を向上できる。また、ロック状態におけるロックレバー47はロック凹部46と単に係合しているだけではなく、ロックばね49の付勢力を利用してロック凹部46に強く押し付けられるので、落下衝撃などの強い外力が外刃ホルダー12に作用するような場合でも、ロックレバー47とロック凹部46の係合関係を持続して、外刃ホルダー12がかみそりヘッド2から外れるのを確実に防止できる。
レバー本体51、爪片54、連動アーム53などでロックレバー47を構成し、解除体48をヘッドケース10で出没スライド自在に案内支持しロックばね49で押し出し付勢するロック構造によれば、解除体48をロックばね49に抗して押し込みスライド操作することにより、ロックレバー47を回動変位させてロック解除姿勢に切り換えることができるので、ロック構造をロック解除し、外刃ホルダー12をヘッドケース10から取り外すための一連の操作を簡便に行える。また、解除体48のスライド動作で解除体48を回動変位させてロック解除状態に切り換えるので、ロックレバー47と解除体48との連動構造を簡素化しながら、往復スライド動作から往復回転動作への動作変換を確実に行える。
連動アーム53と操作部61との連結位置から支軸39の中心位置までの長さL1を、爪片54とロック凹部46の係合位置から支軸39の中心位置までの長さL2より大きく設定するロック構造によれば、これらの長さ(モーメントアーム)の違いによって、連動アーム53側に作用するモーメントを、爪片54側に作用するモーメントより充分に大きくできるので、外刃ホルダー12に落下衝撃などの大きな外力が作用する場合にも、ロックレバー47をロック姿勢に保持し続けて、爪片54とロック凹部46の係合関係が解除されるのをよく防止でき、したがって外力を受けた外刃ホルダー12が不用意に外れるのを確実に防止できる。
ヘッドケース10を構成する基体ケース21とフレーム22とに解除体48およびロックばね49を仮組みし、ケースカバー23にロックレバー47を仮組みしておき、ケースカバー23を基体ケース21に接合固定する過程で、ロックレバー47の連動アーム53を解除体48の操作部61に連動可能に連結するロック構造によれば、ロックレバー47、解除体48、ロックばね49の各ロック部品を組み付け対象に確実に組むことができ、さらにケースカバー23を基体ケース21に組み付けるときに連動アーム53と操作部61とを連動可能に連結して、一連の組立作業をより少ない手間で確実に行える。
(実施例) 図1ないし図6は本発明に係るロータリー式の電気かみそりの実施例を示す。図2において電気かみそりは、グリップを兼ねる本体ケース1と、その上部に設けられるかみそりヘッド2と、本体ケース1の内部に収容される電装品ユニットなどで構成してある。本体ケース1の前面には、モーター起動用のスイッチボタン4や、モーターの運転状態を切り換えるセレクトボタン5と、LED表示部6などが設けてある。図示していないが、本体ケース1の後面にはきわぞり刃ユニットが設けてある。電装品ユニットは、2次電池7や制御基板などで構成してある。
図3ないし図5に示すようにかみそりヘッド2は、ヘッドケース10と、ヘッドケース10の下面に固定されるモーターホルダー11と、ヘッドケース10に対して着脱される外刃ホルダー12などを外殻体にして構成してある。かみそりヘッド2の上部に前後一対のメイン刃13とセンター刃14を配置し、これら両者の内刃をモーターホルダー11に収容したモーター15の動力で駆動できるようにしている。モーター15の回転動力は、ヘッドケース10に設けたギヤ伝動機構16を介してメイン刃13の内刃に伝動される。同時に、モーター15の回転動力を偏心カム18と振動子19で往復動力に変換したのち、センター刃14の内刃と、きわぞり刃の可動刃とに伝動される。かみそりヘッド2の全体は、本体ケース1とかみそりヘッド2との間に設けた浮動機構で前後、左右、上下の全方位方向へ傾動ならびに浮動可能に支持されている。
図5に示すようにヘッドケース10は、基体ケース21と、基体ケース21に接合固定されるフレーム22と、フレーム22の外面を覆う状態で基体ケース21に接合固定されるケースカバー23とで構成してある。基体ケース21は上向きに開口する皿状体からなり、その上面に横長四角形状のリブ壁24が周回状に突設され、リブ壁24の周囲にフランジ壁25が張り出してある。基体ケース21の左右両側に張り出されたフランジ壁25は、後述する解除ボタン48をスライド案内するガイド壁を兼ねており、その上面の前後には規制突起26が突設してある。
フレーム22は、先のリブ壁24に合致して横長四角形状に形成してあり、その左右両側に側壁29が上向きに突設してある。側壁29の上部前後には、後述するロックレバー47用の出入口30が切り欠き形成してあり、フレーム22の側面前後に横臥L字状の保持爪31が突設してある(図1参照)。さらに、フレーム22の側面の前後中央にロックばね49の一端を支持するばね受突起32が突設してある。
ケースカバー23は、先のフランジ壁25に合致する枠状の周回壁35と、周回壁35の上面を覆う上壁36とで下向きに開口する容器状に形成してある。周回壁35の左右側壁35aはトンネル断面状に形成してあり、その下部に解除ボタン48用の操作口37が切り欠き形成してある。また、周回壁35の左右側壁の内面上部には、断面門形の受枠38が形成され、受枠38の前後面の下端にロックレーバー47用の支軸39が一体に形成してある。上壁36の上面に、前後一対の内刃13aを備えた内刃ユニット42が組み付けられ、ケースカバー23の周回壁35および左右側壁35aの上縁の装着部に外刃ホルダー12が装着される。
図6に示すように、内刃ユニット42は逆門形のフレーム43と、フレーム43で回転自在に軸支される前後一対の内刃13aと、先のギヤ伝動機構16の一部を構成するギヤトレインなどで構成してある。ケースカバー23の上壁36に装着した内刃ユニット42を、分離不能に固定保持するために、フレーム22と内刃ユニット42のフレーム43との間にロック構造を設けている。
図6においてロック構造は、フレーム22で左右スライド自在に支持されるロック枠80と、ロック枠80をロック付勢するロックばね81と、ロック枠80の上面4箇所に突設されて前記上壁36から突出するロック爪82と、ロック爪82に対応してフレーム43の下枠下面に設けられる係合部83などで構成する。ロック枠80の前面側にはロック解除用のノブ84が一体に設けてあり、このノブ84はケースカバー23の上壁36の前縁から露出させてある。図1に示すように、内刃ユニット42をケースカバー23の上壁36に装着した状態では、ロック爪82が係合部83と係合して、内刃ユニット42をロック固定している。この状態から、ノブ84をロックばねの付勢力に抗して図6に向かって右方へスライド操作すると、ロック枠80およびロック爪82が右方へスライド移動するので、ロック爪82と係合部83との係合が解除されるので、内刃ユニット42をケースカバー23の上壁36から取り外すことができる。
外刃ホルダー12は、上下面が開口するキャップ状のプラスチック成形品からなり、その内面前後にメイン刃13の外刃13bがアーチ状に保形支持してある。両外刃13bの間にセンター刃14が組み付けられている。外刃ホルダー12の左右側壁の内面内方にロック壁45が下向きに突設され、その壁面の前後にロック穴(ロック凹部)46が形成してある。
ケースカバー23に装着した外刃ホルダー12を分離不能にロック保持するために、ロック構造を設けている。図1に示すようにロック構造は、外刃ホルダー12に設けたロック穴46と、ロック穴46に係脱するロックレバー47と、ロックレバー47をロック解除操作する解除ボタン(解除体)48と、解除ボタン48を待機位置へ向かって進出付勢するロックばね49などで構成する。ロックばね49は圧縮コイルばねからなる。
図5に示すようにロックレバー47は、前後一対のレバー本体51と、前後のレバー本体51を繋ぐレバー枠52と、レバー枠52の前後中央から下向きに突設される連動アーム53とを一体に備えている。レバー本体51の周面上部に、先のロック穴46と係合する爪片54が一体に形成してあり、レバー本体51の壁面のそれぞれに軸穴55が形成してある。レバー枠52が先の受枠38の下方に位置する状態で、前後のレバー本体51の軸穴55を支軸39に係合装着することにより、ロックレバー47がケースカバー23と一体化される。このようにロックレバー47をケースカバー23に仮組みした状態においては、レバー全体が支軸39で回動可能に軸支され、レバー本体51の軸穴55と支軸39との係合関係を解消しない限りは仮組み状態を保持できる。
解除ボタン48は、外形がアーチ形のボタン本体59と、ボタン本体59の内縁下端前後に張り出されるスライド壁60とを一体に備えており、ボタン本体59の上壁部分に連動アーム53と係合する操作穴(操作部)61が上下貫通状に形成してある。スライド壁60の上縁には、保持爪31でスライド案内される溝62が切り欠き形成してある。ボタン本体59の内面には、ばね受突起63が先のばね受突起32に対応して突設してある。
解除ボタン48とロックばね49とは、基体ケース21とフレーム22に仮組み保持される。詳しくは、ロックばね49の一端を解除ボタン48のばね受突起63に組んだ状態で、スライド壁60を左右のフランジ壁25にあてがいながら規制突起26に掛止し、この状態の基体ケース21にフレーム22を組み付け、さらに保持爪31を溝62に係合させて、解除ボタン48を規制突起26と保持爪31とで抜け止め保持することにより仮組み状態に保持できる。ロックレバー47の連動アーム53と解除ボタン48の操作穴61とは、ケースカバー23を基体ケース21に組み付ける過程で組み付けられて、連動アーム53の下端が操作穴61の内部に差し込み連結される。なお、基体ケース21、フレーム22、ケースカバー23の三者は、基体ケース21の下面側からねじ込まれる4個のビスで締結されて一体化してある。
上記の組み付け状態において、解除ボタン48は操作口37から外刃ホルダー12の外面に露出しており、操作口37に対して出没スライドできる。また、前後一対のレバー本体51は、フレーム22の側壁29に設けた出入口30に臨んでいて、その爪片54が側壁29の内方に突出している。この状態でケースカバー23の装着部に外刃ホルダー12を装着すると、爪片54がロック壁45で押し退けられてロックレバー47の全体が図1において時計回転方向へ回動する。そして、外刃ホルダー12の外刃13bが内刃13aに外接した状態では、図1に示すように爪片54がロック穴46に落ち込み係合して、外刃ホルダー12を分離不能にロック保持している。
上記のロック状態において、支軸39の中心位置に時計の文字盤の中心があると想定するとき、爪片54は文字盤の10時付近の位置にあって、ロックばね49の付勢力を受けた解除体48によって、反時計回転方向へ回動する向きの力を受けている。これにより、外刃ホルダー12の全体は、ロックレバー47でケースカバー23へ向かって押し付けられており、したがって、外刃ホルダー12で保持した外刃13bを内刃13aに密着させて、良好な切れ味を発揮できることとなる。連動アーム53と操作部61との連結位置から支軸39の中心位置までの長さL1は、爪片54とロック凹部46の係合位置から支軸39の中心位置までの長さL2より大きく設定してある。これは、ロックレバー47がロック状態を保持しているときのモーメントを大きくして、落下衝撃などの強い外力が外刃ホルダー12に作用するとき、爪片54とロック穴46との係合状態が容易に解除されるのを防ぐためである。
なお、外刃ホルダー12をケースカバー23から取り外す場合には、左右の解除ボタン48を同時にロックばね49に抗して押し込み操作し、爪片54とロック穴46との係合状態を解除して、外刃ホルダー12を抜き外し操作する。この時には、連動アーム53側の長さL1が爪片54側の長さL2より大きいので、ロックレバー47をロック解除するのに必要な力を軽減できる。
図7はロック構造の別の実施例を示す。そこでは、解除ボタン48の出没スライド動作を、ロックレバー47に対して2個の中間ギヤ71・72を介して伝動できるようにした。そのために、ボタン本体59の上部に前段側の中間ギヤ71と噛み合うラック73を設け、ロックレバー47のレバー本体51の下周面に、後段側の中間ギヤ72と噛み合うギヤ74を設けた。この実施例におけるロックレバー47も、先の実施例のロックレバー47と同様に、外刃ホルダー12の全体をロックレバー47でケースカバー23へ向かって押し付けることができる。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。以下の実施例においても同様に扱う。
図8はロック構造のさらに別の実施例を示す。そこでは、ロックレバー47の下端に解除ボタン48を一体に設け、ロックレバー47の全体を支軸39で往復回動可能に軸支して、外刃ホルダー12の全体をロックレバー47でケースカバー23へ向かって押し付けられるようにした。
図9は本発明を適用した電気かみそりの別の実施例を示す。そこでは、本体ケース1の上部に設けた装着部66に外刃ホルダー12が着脱される。装着部66の外面上方には往復駆動される内刃13aが設けてあり、装着部66の内部には、モーター15の回転動力を往復動力に変換する偏心カム67および振動子68などが組み込んである。この実施例において符号hで示す部分が、図1〜図6で説明した実施例におけるかみそりヘッド2に相当し、符号kで示す部分がヘッドケース10に相当する。
この実施例におけるロック構造では、解除ボタン48の出没スライド動作を、ロックレバー47に対して中間レバー70を介して伝動できるようにした。また、ロックレバー47をロックばね49で直接ロック付勢した。本体ケース1で出没自在に支持した解除ボタン48を押し込み操作すると、中間レバー70が軸75を中心にして回動しロックレバー47の連動アーム53を同行揺動させる。その結果、ロックレバー47がロック解除姿勢に切り換わるので、外刃ホルダー12を装着部66から取り外すことができる。ロック凹部46は、外刃ホルダー12の左右側壁の内面に凹み形成してある。この実施例から理解できるように、ロック構造は本体ケース1の上部に設けることができる。
図10は、ロック構造のさらに別の実施例を示す。そこでは図9と同様に、本体ケース1の上部に設けた装着部66に外刃ホルダー12を着脱する。この実施例においては、解除体48を外刃ホルダー12に組み付けて、ロック凹部46と係合するロックレバー47の爪片54を、解除体48でロック解除操作できるようにした。ロックレバー47はロックばね49で直接ロック付勢してある。解除体48は、弾性変形可能な解除アーム73と、解除アーム73の下端に設けられる操作部74とを一体に備えており、解除アーム73の上端が外刃ホルダー12の側壁内面に溶着固定してある。この実施例から理解できるように、解除体48は外刃ホルダー12に設けることができる。
上記の実施例以外に、ロック構造は外刃ホルダー12の左右側壁の少なくともいずれか一方に設けてあれば足りる。解除体48は横向きに出没スライドするボタンで構成する以外に、ロックレバー47と同じ向きに往復揺動するレバーや、上下スライド自在なノブで構成することができる。例えば、図9に示す解除体48を本体ケース1に形成した上下方向のスリットで上下スライド自在に支持し、解除体48の中間レバー70との接当部分を傾斜面で形成して、解除体48の上方スライド動作で中間レバー70を軸75を中心にして回動することができる。操作部61は穴で形成する必要はなく、一対の突起や凹みで形成することができる。解除体48の側に突起を設け、連動アーム53の側に先の突起と係合する凹部や穴などを設けて、両者48・53を連動可能とすることができる。
外刃ホルダーのロック構造を示す縦断正面図である。 電気かみそりの正面図である。 かみそりヘッドの縦断正面図である。 外刃ホルダーを取り外した状態のかみそりヘッドの一部破断側面図である。 ヘッドケースの構造を示す一部破断側面図である。 外刃ホルダーと内刃ユニットを分離したかみそりヘッドの正面図である。 ロック構造の別の実施例を示す断面図である。 ロック構造のさらに別の実施例を示す断面図である。 ロック構造のさらに別の実施例を示す概略断面図である。 ロック構造のさらに別の実施例を示す概略断面図である。
符号の説明
2 かみそりヘッド
10 ヘッドケース
12 外刃ホルダー
21 基体ケース
22 フレーム
23 ケースカバー
39 支軸
46 ロック凹部
47 ロックレバー
48 解除体
49 ロックばね
51 レバー本体
53 連動アーム
54 爪片
61 操作部
L1 連動アームと操作部との連結位置から支軸の中心位置までの長さ
L2 爪片とロック凹部の係合位置から支軸の中心位置までの長さ

Claims (3)

  1. 外刃ホルダー(12)がかみそりヘッド(2)に着脱可能に装着され、外刃ホルダー(12)とかみそりヘッド(2)との間に設けたロック構造で分離不能にロック保持してある電気かみそりであって、
    ロック構造は、外刃ホルダー(12)に形成されるロック凹部(46)と、ロック凹部(46)に係脱するロックレバー(47)と、ロックレバー(47)をロック解除操作する解除体(48)と、解除体(48)を待機付勢するロックばね(49)とを含み、
    ロックレバー(47)は、ロック姿勢とロック解除姿勢とに往復回動可能に軸支されており、
    ロックレバー(47)がロック凹部(46)と係合するロック状態において、ロックレバー(47)が外刃ホルダー(12)を下向きに押し付けており、
    ロックレバー(47)が、支軸(39)で回転自在に軸支されるレバー本体(51)と、レバー本体(51)に設けられる爪片(54)と、レバー本体(51)から突設される連動アーム(53)とを有しており、
    解除体(48)に設けた操作部(61)と連動アーム(53)とが同行可能に連結されており、
    連動アーム(53)と操作部(61)との連結位置から支軸(39)の中心位置までの長さ(L1)が、爪片(54)とロック凹部(46)の係合位置から支軸(39)の中心位置までの長さ(L2)より大きく設定している電気かみそり。
  2. ロックレバー(47)が、支軸(39)で回転自在に軸支されるレバー本体(51)と、レバー本体(51)に設けられる爪片(54)と、レバー本体(51)から突設される連動アーム(53)とを一体に備えており、
    解除体(48)がかみそりヘッド(2)のヘッドケース(10)で出没スライド自在に案内支持されて、解除体(48)とヘッドケース(10)との間に配置したロックばね(49)で押し出し付勢されており、
    解除体(48)に設けた操作部(61)と連動アーム(53)とが同行可能に連結されて、解除体(48)の出没スライド動作に連動してロックレバー(47)が回動変位できる請求項1記載の電気かみそり。
  3. ヘッドケース(10)が、基体ケース(21)と、基体ケース(21)に接合固定されるフレーム(22)と、フレーム(22)の外面を覆う状態で基体ケース(21)に接合固定されるケースカバー(23)とで構成されて、外刃ホルダー(12)がケースカバー(23)に対して着脱可能に装着されており、
    基体ケース(21)とフレーム(22)との間に組み付けた解除体(48)およびロックばね(49)が、基体ケース(21)とフレーム(22)とで仮組み状態に保持されており、
    ロックレバー(47)はケースカバー(23)で回動可能に軸支されて仮組み状態に保持されており、
    ロックレバー(47)が仮組みされたケースカバー(23)を、解除体(48)およびロックばね(49)が仮組みされた基体ケース(21)に接合固定する過程で、ロックレバー(47)の連動アーム(53)が解除体(48)の操作部(61)に連動可能に連結してある請求項2記載の電気かみそり。
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