JP5075770B2 - 半導体チップのピックアップ装置およびこれを用いた半導体チップのピックアップ方法 - Google Patents

半導体チップのピックアップ装置およびこれを用いた半導体チップのピックアップ方法 Download PDF

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本発明は、粘着シートの表面に貼り付けられた半導体チップを粘着シートから剥離する半導体チップのピックアップ装置、およびこれを用いた半導体チップのピックアップ方法に関する。
半導体装置の製造工程において使用する従来の半導体チップのピックアップ装置としては、例えば特許文献1および2に記載されたものがある。
特許文献1に記載された半導体チップのピックアップ装置は、半導体チップ(以下、チップともいう)が貼り付けられたダイシングシートをステージに乗せ、複数の突起部材をもつローラを回転させながらこれら突起部材をダイシングシートの下から突上げる。
特許文献2に記載された半導体チップのピックアップ装置は、チップが貼り付けられたダイシングシートをステージに乗せ、ステージから複数の突起部材をダイシングシートの下から突上げてスライドさせる。
近年、パッケージ薄化に伴い、チップの薄化が要求されている
特開2003−224088号公報 特開2005−328054号公報
しかしながら、上記文献記載の従来技術では、薄いチップをピックアップしようとすると、粘着シートからチップを引き剥がす力に耐えられずチップが割れたり、欠けてしまったりする。この問題はチップが大きいほど顕著となる。したがって、大型の薄い半導体チップの歩留が低下してしまうことが懸念される。
本発明によれば、粘着シートの表面に搭載された半導体チップを前記粘着シートから剥離する半導体チップのピックアップ装置であって、
前記粘着シートが戴置されるステージと、
前記粘着シートと接触し、平面視において、前記半導体チップに対して平行に回転する回転式の回転部材と、
前記粘着シートの裏面と接触し、平面視において、前記半導体チップに対して水平方向に移動する少なくとも一以上のスライダーと、
前記ステージに形成され、前記回転部材及び前記スライダーを収容する収容部と、
前記ステージに連結し、前記収容部を吸引する吸引機構と、
を有し、
前記ステージには、前記半導体チップが前記収容部に対向する位置で前記粘着シートが戴置され、
前記回転部材は、前記粘着シートと接触する側に少なくとも一以上のスリットを備え、
前記スリットは、前記収容部に連通していることを特徴とする半導体チップのピックアップ装置
が提供される。
また、本発明によれば、ピックアップ装置を用いて粘着シートの表面に搭載された半導体チップを前記粘着シートから剥離する半導体チップのピックアップ方法であって、
前記ピックアップ装置は、
前記粘着シートが戴置されるステージと、
前記粘着シートと接触し、平面視において、前記半導体チップに対して平行に回転する回転式の回転部材と、
前記粘着シートの裏面と接触し、平面視において、前記半導体チップに対して水平方向に移動する少なくとも一以上のスライダーと、
前記ステージに形成され、前記回転部材及び前記スライダーを収容する収容部と、
前記ステージに連結し、前記収容部を吸引する吸引機構と、
前記回転部材の前記粘着シートと接触する側に設けられ、前記収容部に連通している少なくとも一以上のスリットと、
を備え、
前記収容部が前記半導体チップと対向する位置で前記ステージに前記粘着シートを裏面から戴置し、前記粘着シートを前記回転部材に接触させるステップと、
前記収容部を吸引するステップと、
平面視において、前記回転部材を前記半導体チップに対して平行に回転させるステップと、
を含むことを特徴とする半導体チップのピックアップ方法
が提供される。
本発明によれば、回転式の回転部材が粘着シートと接触する側にスリットを備え、このスリットが収容部に連通している。これにより、吸引機構が収容部を吸引することで、スリットを吸引し、スリットと粘着シートで形成された空間に負圧を発生させることができる。この負圧により、粘着シートを吸引することができ、粘着シートの一部を半導体チップから剥がすことができる。また、収容部の周縁部と粘着シートで形成された空間にも負圧が発生するため、収容部の周縁部に対向する粘着シートも吸引して半導体チップから剥がすことができる。したがって、互いに分散した剥離の起点が複数形成され、そして、平面視において、回転部材を半導体チップに対して平行に回転することで、上記した起点から回転部材を中心として円周方向に剥離部分を徐々に大きくすることができる。よって、半導体チップから粘着シートを剥離するときに半導体チップに加わる力を分散することができ、これによって、大型の薄いチップであっても割れを防止することができる。
なお、本発明の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要もなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でよい。
また、本発明の半導体チップのピックアップ方法には複数の工程を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の工程を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の半導体チップのピックアップ方法を実施するときには、その複数の工程の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
本発明によれば、薄い半導体チップであっても欠けや割れを防いで粘着シートから剥離することができる。したがって、半導体チップのピックアップ工程における歩留まりを改良することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1、2は、本実施形態のピックアップ装置1を示す模式図である。図1は、本実施形態のピックアップ装置1の側面図である。図2は、本実施形態のピックアップ装置1の平面図である。
ピックアップ装置1は、ダイシングシート13の表面に搭載された半導体チップ12をダイシングシート13から剥離する半導体チップのピックアップ装置である。ピックアップ装置1は、ダイシングシート13が戴置されるステージ100と、ダイシングシート13と接触し、平面視において、半導体チップ12に対して平行に回転する回転式のローラ(回転部材)302と、ステージ100に形成され、ローラ302を収容する収容部102と、ステージ100に連結し、収容部102を吸引する吸引機構500と、を有する。ステージ100には、半導体チップ12が収容部102に対向する位置でダイシングシート13が戴置される。ローラ302は、ダイシングシート13と接触する側に複数のスリット303を備えている。スリット303は、収容部102に連通している。
スリット303は、図2で示すように、平面視において、ローラ302の中心から放射状に延伸し、ローラ302の側面に到達している。
ピックアップ装置1は、大きさが1〜20mm、基板の厚みが5〜200μmの半導体チップ12のピックアップに好適に用いることができる。ピックアップ装置1によってピックアップされた半導体チップ12は、モバイル系LSIのようなデバイスの製造に用いることができる。
エキスパンダ200は、ウエハリング(図示せず)を固定するユニットである。半導体ウェハ600は、ダイシングされた後、エキスパンダ200に搭載され、エキスパンドされる。
つづいて、半導体チップ12をダイシングシート13から剥離する動作を説明する。
まず、収容部102が半導体チップ12と対向する位置で、ステージ100にダイシングシート13を裏面から戴置する。こうすることで、ダイシングシート13がローラ302に接触し、収容部102とダイシングシート13との間で閉空間が形成される。また、スリット303の上面がダイシングシート13で覆われることでスリット303とダイシングシート13との間に収容部102に連通している空間が形成される。半導体ウェハ600はダイシングされエキスパンドされている。ダイシングされた半導体ウェハ600は、複数の半導体チップ12から構成されている。
ついで、吸引機構500により収容部102を吸引する。こうすることで、収容部102とダイシングシート13との間に形成された閉空間に負圧が発生する。ここで、スリット303はローラ302の側面に到達し、ローラ302の側面とスリット303との接続部分は開放している。したがって、スリット303とダイシングシート13との間に形成された空間も負圧が発生することになり、スリット303を介してローラ302と接触しているダイシングシート13を吸引することができる。したがってダイシングシート13の一部が半導体チップ12から剥がれ、スリット303に接触することとなる。
また、ローラ302と収容部102との間には任意の幅の隙間が形成されている。そのため、この隙間も吸引機構500により吸引されることになる。したがって、この隙間に対向して保持されているダイシングシート13が吸引され、半導体チップ12から剥がれる。さらに、図2(b)では破線で半導体チップ12の形状を図示するが、収容部102の周縁部と半導体チップ12の周縁部とを対向させるようにダイシングシート13をステージ100に配置することで、半導体チップ12の周縁部に接着しているダイシングシート13を剥がすことができる。このとき、吸引力を適度にコントロールすることで、適度な吸引力で剥がすことができ、半導体チップ12の欠けを防止することができる。
そして、平面視において、ローラ302を半導体チップ12に対して平行に回転させる。ここで、前述のように、ダイシングシート13のスリット303と対向する部分が半導体チップ12から剥離されているため、剥離の起点が形成されていることとなる。よって、ローラ302の回転にともなって上記剥離の起点から円周方向に剥離部分を徐々に大きくすることができる。また、ダイシングシート13の収容部102の周縁部に対向している部分も半導体チップ12から剥離されているため、この部分にも剥離の起点が形成されていることになる。よって、前述のように、ローラ302の回転とともに上記剥離の起点から剥離部分がローラ302を中心として円周方向に徐々に大きくすることができる。このように、互いに分散した複数の起点からダイシングシート13の剥離部分を徐々に大きくすることで、半導体チップ12全体がダイシングシート13から剥離されることになる。
剥離された半導体チップ12は、図1で示すボンディングヘッド300に吸着されることによりピックアップされる。ボンディングヘッド300は、ピックアップした半導体チップ12をダイマウンタ400に搭載する。ダイマウンタ400に実装基板をおいておくことで、半導体チップ12を基板に実装することもできる。
つづいて、本実施形態の作用効果について図1、2を用いて説明する。
ピックアップ装置1によれば、回転式のローラ302のダイシングシート13と接触する側にスリット303を備え、このスリット303が収容部102に連通している。これにより、吸引機構500が収容部102を吸引することで、スリット303を吸引し、スリット303とダイシングシート13で形成された空間に負圧を発生させることができる。この負圧により、ダイシングシート13を吸引することができ、ダイシングシート13の一部を半導体チップ12から剥がすことができる。また、収容部102の周縁部とダイシングシート13で形成された空間にも負圧が発生するため、収容部102の周縁部に対向するダイシングシート13も吸引して半導体チップ12から剥がすことができる。したがって、互いに分散した剥離の起点が複数形成され、そして、平面視において、ローラ302を半導体チップ12に対して平行に回転することで、上記した起点からローラ302を中心として円周方向に剥離部分を徐々に大きくすることができる。よって、半導体チップ12からダイシングシート13を剥離するときに半導体チップ12に加わる力を分散することができ、これによって、大型の薄いチップであっても割れを防止することができる。
また、ピックアップ装置1では、ローラ302がダイシングシート13を引っ張る動作を繰り返す。また、ローラ302での引っ張りを繰り返すスピードは、ローラ302のモーター回転速度に依存する。したがって、ローラ302のモーター回転速度を調節することで、ダイシングシート13の引っ張りの頻度を微調整することができる。
(第2の実施形態)
図3は、本実施形態のピックアップ装置2を示す平面図である。ピックアップ装置2がピックアップ装置1と異なる点は、第1の実施形態で説明したピックアップ装置1に加え、スライダー301a、301bを備えている点である。スライダー301a、301bは、ダイシングシート13の裏面と接触し、平面視において、半導体チップ12に対して水平方向に移動する。収容部102は、スライダー301a、301bを収容する。
スライダー301a、301bは、一の半導体チップ12に対向して互いに離間して並行に配置されている。また、平面視において、スライダー301aとスライダー301bとの間にローラ302が設けられている。さらに、ピックアップ装置2は、スライダー301a、301bを個々に水平移動させる制御部(図示せず)を備えることで、各スライダー301a、301bを任意の順で移動することもできるし、同時に移動することもできる。
図4は、ピックアップ装置2の動作を説明する図である。図4(a)〜(c)は、ピックアップ装置2の断面図である。図3、4を参照しつつ、半導体チップ12をダイシングシート13から剥離する動作を説明する。
図3(a)および図4(a)は、各スライダーを動作させる前のピックアップ装置2である。ステージ100の内部にスライダー301a、301bが収容されている。
まず、第1の実施形態と同様に、ダイシングシート13を裏面から保持するステージ100上に、ダイシングシート13の表面に接着された半導体ウェハ600を用意し、吸引機構500が収容部102を吸引する(図4(b))。これにより、(i)スリット303に対向する位置のダイシングシート13、(ii)スライダー301a、301bとローラ302とのそれぞれの間に形成される隙間に対向する位置のダイシングシート13、および、(iii)収容部102の周縁部に対向する位置のダイシングシート13、がそれぞれ吸引され、半導体チップ12から剥がれる。
ついで、第1の実施形態と同様に、平面視において、ローラ302を半導体チップ12に対して平行に回転させる(図3(b))。図3(b)では、半導体チップ12の形状を破線で示すが、図示するように、半導体チップ12の中央部に対して1以上のローラ302を対向するように配置させることで剥離しにくい半導体チップ12の中央部を効果的に剥離することができる。
そして、平面視において、スライダー301a、301bを半導体チップ12に対して水平方向に移動させる(図3(c)、図4(c))。前述のように、ダイシングシート13の一部が半導体チップ12から剥離されているため、複数の剥離の起点が分散して形成されていることになる。本実施の形態では、スライダー301a、301bが水平方向に移動することで、上記(ii)および(iii)で示す部分のダイシングシートを剥離の起点とし、剥離部分を水平方向に徐々に大きくすることができる。
つづいて、本実施形態のピックアップ装置2の作用効果について図3、4を用いて説明する。スライダー301a、301bが水平方向に移動することにより中央部が空洞になると、半導体チップ12がひずみ割れてしまうことが懸念される。しかしながら、ピックアップ装置2では、半導体チップ12の中央部に対応する位置にローラ302があるため、このような懸念はない。
また、半導体チップ12の周縁部に対応する位置にスライダー301a、301bを設けている。これにより、ローラ302の回転機構によって剥離しにくい半導体チップ12の中央部の剥離性を高めつつ、スライダー301a、301bの水平移動によって半導体チップ12の周縁部からダイシングシート13を剥離することができる。したがって半導体チップ12の中央部も、チップ周辺部と同時に剥離することができ、インデックスを落とすことなく安定してピックアップできる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、図5で示すピックアップ装置3では、ピックアップ装置2の構成に加えて、スライダー301a、301bが、ダイシングシート13と接触する側に複数のスリット103(第二スリット)をそれぞれ備えている。スリット103は、収容部102に連通している。
また、スリット103は、図5(a)で示すように、平面視において、スライダー301a、301bの移動する方向に対して交わる方向、好ましくは、直角に延伸し、スライダー301a、301bの側面に到達している。
図6は、ピックアップ装置3を示す断面図である。ピックアップ装置3では、ステージ100にダイシングシート13を裏面から保持させることで(図6(a))、スリット103の上面がダイシングシート13で覆われ、スリット103とダイシングシート13との間に収容部102に連通する空間が形成される。そのため、吸引機構500が収容部102を吸引することで、スリット103とダイシングシート13との間に形成された空間に負圧が発生することになる。したがって、スリット103を介してスライダー301a、301bのそれぞれと接触しているダイシングシート13を吸引することができ、図6(c)の拡大図で示すようにダイシングシート13の一部が半導体チップ12から剥がれ、スリット103に接触することとなる。これにより、ダイシングシート13に剥離の起点を形成することができる。
そして、第2の実施形態と同様に、平面視において、ローラ302を半導体チップ12に対して平行に回転させた後(図5(b))、図5(c)および図6(b)で示すように、平面視において、スライダー301a、301bを半導体チップ12に対して水平方向に移動させると、上記剥離の起点から剥離部分が水平方向に徐々に大きくすることができる。このように、さらに多くの分散した剥離の起点からダイシングシート13の剥離部分を徐々に大きくすることで、ダイシングシート13の剥離性を高めることができる。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
第1の実施形態のピックアップ装置を示す側面図である。 第1の実施形態のピックアップ装置を示す平面図である。 第2の実施形態のピックアップ装置2を示す平面図である。 第2の実施形態に係るピックアップ装置を示す断面図である。 第2の実施形態に係るピックアップ装置の変形例を示す平面図である。 第2の実施形態に係るピックアップ装置の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 ピックアップ装置
2 ピックアップ装置
3 ピックアップ装置
12 半導体チップ
13 ダイシングシート
100 ステージ
102 収容部
103 スリット
200 エキスパンダ
300 ボンディングヘッド
301a スライダー
301b スライダー
302 ローラ
303 スリット
400 ダイマウンタ
500 吸引機構
600 半導体ウェハ

Claims (8)

  1. 粘着シートの表面に搭載された半導体チップを前記粘着シートから剥離する半導体チップのピックアップ装置であって、
    前記粘着シートが戴置されるステージと、
    前記粘着シートと接触し、平面視において、前記半導体チップに対して平行に回転する回転式の回転部材と、
    前記粘着シートの裏面と接触し、平面視において、前記半導体チップに対して水平方向に移動する少なくとも一以上のスライダーと、
    前記ステージに形成され、前記回転部材及び前記スライダーを収容する収容部と、
    前記ステージに連結し、前記収容部を吸引する吸引機構と、
    を有し、
    前記ステージには、前記半導体チップが前記収容部に対向する位置で前記粘着シートが戴置され、
    前記回転部材は、前記粘着シートと接触する側に少なくとも一以上のスリットを備え、
    前記スリットは、前記収容部に連通していることを特徴とする半導体チップのピックアップ装置。
  2. 前記スリットは、平面視において、前記回転部材の中心から放射状に延伸していることを特徴とする請求項1に記載の半導体チップのピックアップ装置。
  3. 前記スライダーは、前記粘着シートと接触する側に少なくとも一以上の第二スリットを備え、
    前記第二スリットは、前記収容部に連通していることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体チップのピックアップ装置。
  4. 前記第二スリットは、平面視において、前記スライダーの移動方向に対して直角に延伸していることを特徴とする請求項に記載の半導体チップのピックアップ装置。
  5. 一の前記半導体チップに対向して複数の前記スライダーが互いに離間して並行に配置され、前記複数のスライダーは個々に移動可能であることを特徴とする請求項1乃至いずれか一項に記載の半導体チップのピックアップ装置。
  6. 平面視において、一の前記スライダーと他の前記スライダーとの間に前記回転部材が設けられていることを特徴とする請求項に記載の半導体チップのピックアップ装置。
  7. ピックアップ装置を用いて粘着シートの表面に搭載された半導体チップを前記粘着シートから剥離する半導体チップのピックアップ方法であって、
    前記ピックアップ装置は、
    前記粘着シートが戴置されるステージと、
    前記粘着シートと接触し、平面視において、前記半導体チップに対して平行に回転する回転式の回転部材と、
    前記粘着シートの裏面と接触し、平面視において、前記半導体チップに対して水平方向に移動する少なくとも一以上のスライダーと、
    前記ステージに形成され、前記回転部材及び前記スライダーを収容する収容部と、
    前記ステージに連結し、前記収容部を吸引する吸引機構と、
    前記回転部材の前記粘着シートと接触する側に設けられ、前記収容部に連通している少なくとも一以上のスリットと、
    を備え、
    前記収容部が前記半導体チップと対向する位置で前記ステージに前記粘着シートを裏面から戴置し、前記粘着シートを前記回転部材に接触させるステップと、
    前記収容部を吸引するステップと、
    平面視において、前記回転部材を前記半導体チップに対して平行に回転させるステップと、
    を含むことを特徴とする半導体チップのピックアップ方法。
  8. 前記粘着シートを前記回転部材に接触させる前記ステップにおいて、前記半導体チップの周縁部と前記収容部の周縁部とが対向する位置に前記粘着シートを配置させることを特徴とする請求項に記載の半導体チップのピックアップ方法。
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