JP5072636B2 - 再生装置及び再生方法 - Google Patents

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Description

本発明は再生装置及び再生方法に関し、特に、動画像のコンテンツデータと、前記コンテンツデータの管理ファイルを記録媒体に記録再生する記録再生装置に用いて好適な技術に関する。
従来、動画像を光ディスクやハードディスクドライブなどの記録媒体に対し、映像や音声などのコンテンツデータを記録する記録再生装置が提案されている。前記コンテンツデータを記録媒体に記録する場合、前記コンテンツデータとともに、記録されたコンテンツデータ群の再生順序やコンテンツデータ属性などの付帯情報を管理する管理ファイルが記録媒体に記録される。また、記録されたコンテンツデータにおける先頭からの経過時間と記録媒体上の記録位置(アドレス)との対応を示すタイムマップ等が記録媒体に記録される。
そして、前記管理ファイル群の名称及び内容や、コンテンツデータ自体の記録方式などを規定した動画記録規格が策定されている。たとえば、DVD−VIDEO規格、DVD−VR規格などが一例である。したがって、前記標準策定された規格に準じてコンテンツが記録された記録媒体は、同一の記録再生規格に準じた、他の再生装置でも再生することが可能となる。
前述の他の再生装置で記録コンテンツを記録媒体から再生する場合、まず、記録媒体内の管理ファイルに従い、正しく記録されているコンテンツデータの代表画像(サムネイル)の一覧画面を表示する。そして、その画面表示の中から、操作者が所望のコンテンツを選択して決定する操作が行われると、動画再生を開始する。
記録されたコンテンツデータの情報が再生順序を規定する管理ファイルに登録され、かつ、記録コンテンツの時間情報を管理するタイプマップファイルが存在する場合、そのコンテンツデータは正しく記録されていると判断する。
また、操作者によって選択されたコンテンツを正常に再生することが必要であるため、代表画像を表示する場合、前述したように、正規に登録されたコンテンツの代表画像を画面表示するように規定されている。
しかし、コンテンツデータと管理ファイルとが記録された記録媒体を、ある機器に挿入して、例えば、USBのマスストレージ接続などのインターフェースを介して、コンテンツデータを外部機器から書き込まれる場合がある。この場合、書き込まれる前の管理ファイルと、書き込み後の管理ファイルとでは、不整合が発生する問題が生じ、代表画像が表示されないコンテンツ、または、再生不可能なコンテンツとなってしまうことがある。そこで、この様な不具合が起きないようにするための提案が行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005―174038号公報
しかしながら、特許文献1において提案されている装置は、コンテンツデータファイルのみを管理する記録規格の場合において適応できるものである。このため、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)によってタイムマップ情報やプレイリストが削除されてしまうと、コンテンツデータの記録フォーマット(規格)に応じた再生を行うことができなくなってしまう問題点があった。また、コンテンツ再生リストファイルやタイムマップファイルなどの管理ファイルがある場合には適応できない問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、各種の管理情報が存在しない場合でも、管理情報が存在する正規の動画ファイルと同様にサムネイルを表示できるようにすることを目的とする。
本発明の再生装置は、複数の動画データと、複数の前記動画データに対応した、前記動画データの頭出しを行うための複数の管理情報とを、記録媒体から再生する手段であって、複数の前記動画データから選択された動画データに対応した前記管理情報に基づいて前記選択された動画データの頭出しを行う再生手段と、前記記録媒体に記録された前記動画データの代表画像を表示装置に出力する出力手段と、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データが前記記録媒体に記録されていた場合に、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データの代表画像と、動画データの特殊再生ができないことを示す情報とを、前記表示装置に出力するように前記出力手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の再生装置の他の特徴とするところは、複数の動画データと、複数の前記動画データに対応した、前記動画データの頭出しを行うための複数の管理情報とを、記録媒体から再生する手段であって、複数の前記動画データから選択された動画データに対応した前記管理情報に基づいて前記選択された動画データの頭出しを行う再生手段と、前記記録媒体に記録された前記動画データの代表画像を表示装置に出力する出力手段と、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データが前記記録媒体に記録されていた場合に、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データの代表画像と、動画データの編集処理ができないことを示す情報とを、前記表示装置に出力するように前記出力手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の再生方法は、複数の動画データと、複数の前記動画データに対応した、前記動画データの頭出しを行うための複数の管理情報とを、記録媒体から再生する工程であって、複数の前記動画データから選択された動画データに対応した前記管理情報に基づいて前記選択された動画データの頭出しを行う再生工程と、前記記録媒体に記録された前記動画データの代表画像を表示装置に出力する出力工程と、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データが前記記録媒体に記録されていた場合に、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データの代表画像と、動画データの特殊再生ができないことを示す情報とを、前記表示装置に出力するように前記出力工程を制御する制御工程とを備えることを特徴とする再生方法。
また、本発明の再生方法の他の特徴とするところは、複数の動画データと、複数の前記動画データに対応した、前記動画データの頭出しを行うための複数の管理情報とを、記録媒体から再生する工程であって、複数の前記動画データから選択された動画データに対応した前記管理情報に基づいて前記選択された動画データの頭出しを行う再生工程と、前記記録媒体に記録された前記動画データの代表画像を表示装置に出力する出力工程と、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データが前記記録媒体に記録されていた場合に、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データの代表画像と、動画データの編集処理ができないことを示す情報とを、前記表示装置に出力するように前記出力工程を制御する制御工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、頭出しのための管理情報が記録されていない動画データが記録されていた場合であっても、ユーザはこの動画データの代表画像を確認することができ、また、この動画データの特殊再生ができないことを容易に確認することができる。
また、本発明の他の特徴によれば、頭出しのための管理情報が記録されていない動画データが記録されていた場合であっても、ユーザはこの動画データの代表画像を確認することができ、また、編集処理ができないことを容易に確認することができる。
(第1の実施形態)
図1は本発明の実施形態を示し、本発明を適用可能なデジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどの撮像装置の構成例を示すブロック図である。図1において200は撮像装置である。201は映像を取り込むレンズであり、202は映像を電気信号に変換する固体センサーである。
203は、固体センサー202から出力されるアナログ信号をデジタルデータに変換するA/Dコンバータ。205は、レンズ201から取り込む映像の光量を調整するアイリスである。204はレンズ201とアイリス205を駆動するモータ。209は音声を取り込むマイク。210は、マイク209から取り込む音声の量を増幅するマイクアンプである。211は、マイクアンプ210から出力されるアナログ信号をデジタルデータに変換するA/Dコンバータ。212は撮像装置200を操作する操作キーである。
213は映像を所定の表示形式にする表示ドライバ。214は表示器であり、映像を表示するためのLCD、EVF等により構成される。215は音声を出力するためのスピーカドライバ。216はスピーカ。217は諸情報を入出力する外部入出力端子。223は記録媒体の記録再生を制御する記録再生制御回路。224は記録媒体。230はシステムを制御するCPU。222は、CPU230とシステムのためのメモリであり、221は撮像装置200のための電源装置である。
図1のブロック図において、まず、撮像装置200の記録動作を説明する。
レンズ201を通って入射した被写体からの光(画像)は、固体センサー202で電気信号に変換される。そして、A/Dコンバータ203によってサンプリングされてデジタルデータに変換される。
A/Dコンバータ203から出力されるデジタルデータは、輝度Y、色差Cr、Cbまたは、RGBなどのデジタル映像信号として、CPU230に入力される。レンズ201は、オートフォーカス機能とズーム機能により、CPU230の制御命令でモータ204を駆動して焦点が合うように移動制御される。
固体センサー202からデータを引き出すためのタイミング信号は、CPU230により生成される。アイリス205は、CPU230よりモータ204の駆動で制御がなされる。レンズ201は防振機能(加速度センサー、防振アクチュエータなど)を備えている。そして、図1中には記してはいないが、加速度センサーからの出力とがCPU230に入力される。CPU230は加速度センサーから入力される信号に応じて、防振制御信号を出力して、防振アクチュエータをモータ204で駆動制御する。
マイク209により得られた音声信号は、マイクアンプ210で増幅され、A/Dコンバータ211によりサンプリングされてデジタルデータに変換され、CPU230に入力される。
デジタル映像信号はCPU230で、色分離、白バランス、ガンマ補正、アパーチャ補正などの基本処理が施される。また、撮像装置200の操作キー212で設定された、画像サイズ、画質調整、位置調整などの付加処理が実行される。
さらに、設定された圧縮方法と圧縮パラメータによってMPEG、MJPEG、JPEG、JPEG2000、H264等の画像圧縮処理を行って画像圧縮データを得ている。また、撮像装置200の操作キー212で設定された、音質調整などの付加処理を行い、設定された圧縮方法と圧縮パラメータによって音声圧縮データを得ている。
本実施形態では、画像圧縮データと音声圧縮データはMPEG規格を採用し、ストリーム形式は、制御データと共にMPEG規格で定められる、プログラムストリームやトランスポートストリームとしてデータストリームを形成する。
制御データとは、撮像装置自体の情報、画像、音声などの記録設定情報、撮影環境情報などの撮影付加情報を意味する。記録再生制御回路223は、UDF、FAT等のファイルシステムに従って、後述するフォルダにコンテンツデータや管理データをファイルとして格納し、記録媒体224に書き込む。
ファイルシステムとは、ファイルの管理を行うための管理情報とファイルデータからなる構造体系を意味する。このファイルシステムを共通化することによって、異なった記憶媒体あるいは記録再生機器でも記録再生することができるようになる。記録データは、必要に応じて外部入出力端子217に送られる。さらに、確認用として、表示ドライバ213を通して、表示器214に表示される。
撮像装置200の電源は、電源221より供給されて各回路ブロックに供給される。
記録媒体224は、MMC、SSFDC、SD、コンパクトフラッシュ(登録商標)、PCカードなどのメモリカード、あるいはハードディスク、CD−RW、FD、MD、DVD−RAMなどの磁気(あるいは光磁気)記録メディアなどが考えられる。また、これらの記録媒体は撮像装置200に固定されていてもよく、リムーバブルでもよい。
操作者が記録停止操作を行った場合、撮像装置200に蓄積されたデータストリームを記録媒体224に全て書き出し、さらに、管理ファイルを必要に応じて更新をする。動画コンテンツデータの管理ファイルは、各コンテンツの付帯情報を記録するデータファイルとタイムマップ情報ファイルである。また、動画コンテンツ群を管理するコンテンツ管理ファイルが存在する。以下、それぞれの詳細を説明する。
まず、タイムマップ情報ファイルについて説明する。
タイムマップ情報ファイルは、コンテンツデータの先頭からの経過時間と先頭からのデータ量との対応を示すタイムマップ情報を記述した情報ファイルである。図2、3、4、5は、管理データのタイムマップ情報に関しての説明図である。
図2は、前記コンテンツデータのデータストリームGOP1、GOP2、GOP3、GOP4・・・、のように、付随する情報を説明するものである。なお、GOPとは、MPEG2で圧縮するピクチャのグループ群の単位である。
ピクチャは、画像フレームをフレーム内符号化したIピクチャと、前方予測でフレーム間符号化したPピクチャ、双方向予測でフレーム間符号化したBピクチャがある。本実施形態では、1つのGOPは、IBBPBBPBBP・・・の順序で15ピクチャにより構成する。各GOPについて、GOP_SizeはGOPのサイズ、GOP_PbTimeはGOPの再生時間、GOP_OffSetは、規定期間Tcst秒で示されるGOPのオフセット位置(バイト数で表す)である。Entry_Diffは、GOP先頭から規定期間Tcst秒で示される位置の差と示すものである。各GOPの先頭がIピクチャであるため、ストリームの頭出しを行う場合でも、GOPの先頭から復号することができる。
図3は、管理データのタイムマップ情報としてのGOP情報の記録例であり、GOP毎に、それぞれ、GOP_PbTime、GOP_Sizeを記録していく。
図4は、管理データのタイムマップ情報としての時間情報の記録例であり、規定期間Tcst毎に、それぞれGOP_Number、Entry_Diff、GOP_OffSetを記録していく。
図5は、GOP情報、時間情報などをまとめてのタイムマップ情報の一例を示す図である。内容は、この情報の属性を示すデータタイプ、このファイルのデータの長さを示すデータ長、この情報の作成日時と更新日時を示すデータ日時情報等を示し、このタイプマップ情報のコンテンツデータの再生時間を示す再生時間などを含む。
また、コンテンツデータのストリームの属性を示すストリーム属性、コンテンツデータの画像関連の属性を示すビデオ属性、コンテンツデータの音声関連の属性を示すオーディオ属性を含む。また、時間情報の時間間隔を示す規定時間Tcst、前記コンテンツデータの再生開始時間を示す再生開始時間なども含んでいる。
さらに、コンテンツデータの再生終了時間を示す再生終了時間、コンテンツデータのGOP開始時間を示すGOP開始時間、コンテンツデータのGOP終了時間を示すGOP終了時間を含む。さらに、図3で説明した、このタイムマップに記録されるGOP情報のEntry数(N個)なども含んでいる。
さらに、図4で説明した、このタイムマップに記録される時間情報のEntry数(M個)、図3で説明した、GOP情報の実体(可変長)、図4で説明した時間情報の実体(可変長)なども含んでいる。このようなデータを含むタイムマップ情報をファイルとしてコンテンツデータとともに記録する。
次に、各コンテンツの付帯情報を記録するデータファイルと、コンテンツ群を管理するコンテンツ管理ファイルと、プレイリストファイルについて説明する。図6は、記録媒体224に記録されるファイルのフォルダ例を示す図である。
図6において、ROOTフォルダの下に、MOVIEのフォルダがあり、MOVIEフォルダの下に、後で詳細に説明する記憶媒体に記録されるコンテンツ群を管理するファイルINDEX.IDXがある。また、MOVIEフォルダ下のSTREAMフォルダ以下にコンテンツデータファイル群が記録される。
記録コンテンツデータファイルがMPEG動画データストリームの場合、新規に記録する場合は、前に記録されたコンテンツデータファイルの番号に+1をしたものをファイル名として使用する。たとえば、前に記録されたコンテンツデータが010001.M2Sである時、+1のファイル名010002.M2T・・・として記録する。
また、MOVIEフォルダ下のTIMEMAPフォルダ以下に、コンテンツデータファイルのタイプマップ情報ファイルを、コンテンツデータファイルに対となっているファイルを、同じファイル名で拡張子TMIとして記録する。
さらに、MOVIEフォルダ下のTIMEMAPフォルダ以下に、コンテンツデータの再生順序を指定するプレイリストファイル群を記録する。また、図示していないが、ROOTの下に、DCF(Design rule for Camera File system)で規定されるDCIMを配置することも可能である。また、Digital Print Order Format(DPOF)で規定さるMISCフォルダの下に、それぞれの規格で規定されるコンテンツを配置することも可能である。
次に、コンテンツ管理ファイルINDEX.IDXの詳細を説明する。
コンテンツ管理ファイルが管理するコンテンツファイルは、図6でのVIDEOフォルダ以下のフォルダ、または、ファイル群を管理する場合と、ROOT以下記録媒体すべてのフォルダ、ファイル群を管理する場合とがある。さらに、記録媒体以外の、例えば、イントラネット、インターネット上のコンテンツファイルにリンクすることも考えられる。本実施形態では、ROOT以下を管理するものとする。
図7は、コンテンツ管理ファイル(インデックスファイル)であり、インデックスファイル先頭に、管理情報として、インデックス種別情報、有効インデックス認識子、規格のバージョン、互換レベル、記憶媒体のユニーク番号などが記載される。また、ファイルサイズ、使用インデックス数、最大インデックス数、作成、更新、アクセス等の日付情報、作成者、テキスト情報、レジューム情報、その他の付帯情報も記載される。
図8は、各コンテンツ(インデックス)の内容であり、属性、インデックス番号、記録日時などの付加情報、代表画像(サムネイル)、ファイル名、その他の情報が記述される。属性の例は、MPEG1は0x01、MPEG2は0x02、MPEG4は0x03、・・・プレイリストは0x80、効果は0x90等と記載する。0xC0から0xFEは予約等と記載する。
各インデックスは、固定長、または可変長のどちらでもよいが、可変長の場合、各インデックスはサイズ情報が追加される。また、固定長、可変長のサイズは、ファイルシステムのセクタ、クラスタサイズのN倍単位にすることで、ファイルアクセスが容易になる。
図9は、管理データのプレイリスト情報ファイルを説明した図である。前述したプレイリストファイルは、データタイプ、このファイルのデータ長、管理するコンテンツ数が記述され、再生するストリームの順序が記述される。例えば、ストリームNo1(010001.MTS)のIN点(開始点)とOUT点(終了点)が記述され、次に、ストリームNo1(010020.MTS)のIN点(開始点)とOUT点(終了点)・・・のように再生順序を順番に記述される。プレイリスト情報ファイルは、PLAYLISTフォルダの下に、複数登録することが可能である。
次に、図1のブロック図を参照しながら、本実施形態の撮像装置200で行われる動画再生の代表画像一覧表示と選択再生動作を説明する。
まず、CPU230は、記録再生制御回路223を制御し、記録媒体224から前述したコンテンツ管理ファイルINDEX.IDXを再生し、その内容を解析する。前述した管理ファイルのインデックスを解析することによって、その記録媒体中に記録されている動画コンテンツのリストが得られる。
また、STREAMフォルダの下のストリームファイル群を検索する。この検索の結果、リストに前述したストリームファイル群の記述がない場合には、前述したリストに記述がないストリームファイルから代表画像を復号して作成する。さらに、各ストリームファイルに対応したタイムマップファイルが存在するかチェックする。また、ストリームファイルがプレイリストファイルに登録されているかチェックする。
代表画像を一覧表示するストリームファイルは、コンテンツ管理ファイルに登録されたもの、コンテンツファイルに登録されていないもの、タイムマップファイルが存在していないもの、プレイリストファイルに登録されていないものなどである。
図10は、前述した代表画像を表示器214に一覧表示した場合の表示の一例を示す図である。図10中のA、B、Cは各代表画像であり、Aは、コンテンツ管理ファイルに登録されたストリームファイルである。Bは、コンテンツ管理ファイルに登録されていないストリームファイルである。Cは、タイムマップファイルが存在していないストリームファイルである。Dは、プレイリストファイルに登録されていないストリームファイルなどとストリームファイルの登録状況に応じて表示形態を変えて表示したものである。これにより、各種の管理情報が存在しないコンテンツの代表画像と、管理情報が存在する正規のコンテンツデータとを識別可能に画面表示するようにしている。
図11、図12は、前述した代表画像を表示器214に一覧表示した場合の別な表示例を示す図であり、操作者が、代表画像を選択した場合に、CPU230が、そのストリームファイルの管理情報によって、メッセージをポップアップ表示する例を示している。
図11では、ファイルBを選択した時、ファイルBのストリームファイルは、対応したタイムマップファイルが存在していない場合で、"特殊再生・サーチができません"とポップアップ表示している様子を示している。特殊再生や編集ができない理由は後で説明する。
図12では、ファイルCを選択した時、ファイルCのストリームファイルは、プレイリストに登録されていない場合や、ストリームファイルが破損している可能性がある場合に、"再生できない場合があります"とポップアップ表示している様子を示している。
図13は、表示順序に関しての説明と表示例を示す図である。
図13中において、A1、A2、A3、A4は前述したコンテンツ管理ファイルに登録されているストリームファイル代表画像である。B1、B2は、前述したコンテンツ管理ファイルに登録されていないストリームファイルの代表画像である。そして、これらの代表画像の表示順は、前述したコンテンツ管理ファイルに登録されている場合は、図8で説明した、付加情報に記述された記録日時情報から得た情報により決定される。また、前述したコンテンツ管理ファイルに登録されていない場合、ストリームファイルのタイムスタンプからのファイル作成日時情報から得た情報で比較ソートして決定される。
代表画像の一覧表示状態で、操作キー212を用いて、操作者が所望のコンテンツを選択指定して再生実行を行った場合、選択されたストリームファイルを、記録再生制御回路223をとおして読み込む。そして、読み込まれたデータは、CPU230に送られ、読み込まれたデータの解析、分離が行われ、画像データ部、音声データ部、情報データ部等に分解される。本実施形態においては、各種の管理情報が存在しないコンテンツの代表画像を、各種の管理情報が存在する正規のコンテンツデータの代表画像と同様に同一画面に表示する表示制御を、CPU230が行う。
図5の管理データが存在していれば、前述した管理データを参照して、画像、音声のストリーム、ビデオ、オーディオ属性などの必要なパラメータを記録再生制御回路223内の復号器に設定して、復号を開始する。画像データ部は、随時伸張処理を行い、表示ドライバ213を通して表示器214に表示される。
音声データ部は、随時伸張処理を行い、伸張処理された音声データはスピーカドライバ215を通してスピーカ216に送られる。管理データ情報の内容によっては、画像データ、音声データのエフェクト、レタッチなどの加工処理を行う。また、必要に応じて、付加情報を表示器214に表示する。また、前述した画像、音声、情報データは、外部入出力端子217にも送られる。
次に、タイムマップ情報ファイルを使用した頭だし再生と、高速再生動作の例を説明する。頭だし再生は、動画コンテンツの任意の時間から開始する再生である。操作者が、ある動画コンテンツの開始時間からTS秒後に再生開始させたい場合、動画コンテンツのデータストリームの再生開始位置を検索する必要がある。
その場合、タイムマップ情報を使用する。図2を参照しながら具体例を説明する。TS=動画コンテンツの開始からの経過時間、Tcst=GOP先頭から規定期間として、
TS/Tcst=X、余りYとなった場合、タイムマップ情報の時間情報でEntryNoのX番目を参照することで、Z番目のGOPから再生すればよいか導き出される。
よって、Z番目のGOP_OffSetの位置からデコード(復号)することにより、頭出し再生を行うことができる。デコーダの再生開始がI(フレーム内符号化)フレームである必要がある場合で、GOPの先頭がIフレームでない場合は、Entry_Diffのパラメータを用いて開始位置を求める。また、GOPの途中から再生させる場合は、デコーダはGOP先頭から復号を開始して、復号した所定のフレームから表示を開始することにより、GOPの途中から再生開始を行うことができる。
次に、高速再生の動作例として、NF倍速再生を説明する。
NF倍速再生においては、通常の再生に対してフレームを間引きして、NF倍の再生を実現する。GOP通常再生がTD秒とした場合、GOP内のIフレームをTD秒表示し、次にNF*GOP後のIフレームをTD秒表示する、といった動作を繰り返すことによって、通常速度のNF倍の高速再生となる。NF倍速再生において、前述したIフレームを再生した後で次回に再生する位置を求めるのは、タイムマップ情報のGOP情報GOP_Sizeの積算から算出することができる。
前述のように、動画コンテンツデータの記録時に、管理データ、タイムマップファイルを記録することによって、ストリーム属性、ビデオ属性、オーディオ属性を適切に設定した通常再生や、頭だし再生、特殊再生などの機能を使用できる。また、分割、一部削除などの編集操作も、タイムマップファイルに記載される情報を元に、ストリームファイルの分割点、削除点を求めることにより行うことができる。
逆に、タイムマップファイルがない場合には、ストリームファイルの内部構造をすべて解析してから分割、一部削除などの編集操作を行う必要があり、メモリ容量、処理負荷の面から、実質上、民生機器では適応できる処理ではない。
図14及び図15は、本実施形態の撮像装置200の動作の一例を説明するフローチャートであり、図14は、代表画像の一覧を表示する処理手順の一例を説明するフローチャートである。
図14に示すように、ステップS100において、インデックス表示を実行する指示があった場合、ステップS102で、ストリームファイルと管理データの読み出しを行い、その後、ステップS103に移行する。
ステップS103においては、初回のストリームファイルをN番と設定し、その後、ステップS104に移行する。ステップS104においては、ストリームファイルが、対となるタイムマップファイルが存在するか否かを判定する。この判定の結果、タイムマップファイルが存在していればステップS105に移行する。また、存在していなければステップS120に移行する。
ステップS105においては、ストリームファイルがプレイリストに登録されているか否かを判定する。この判定の結果、登録されていればステップS106に移行する。また、ストリームファイルが登録されていなければステップS121に移行する。
ステップS106においては、ストリームファイルが、管理ファイル(インデックスファイル)に登録されているか否かを判定する。この判定の結果、登録されていればステップS107に移行する。また、登録されていなければステップS122に移行する。
前述したように、それぞれの条件を判定して、ステップS120、ステップS121、ステップS122、ステップS107で、各ストリームファイルから代表画像を生成する。もしくは、管理ファイルに記録されている代表画像を抽出して、それぞれの条件での表示状態に効果を付ける。
そして、何れかのステップにおいてサムネイルを生成したら、次に、ステップS108に移行する。ステップS108においては、管理ファイルの記録日時情報、あるいはストリームファイルのタイムスタンプ情報でソートする処理を行う。次に、ステップS109に進み、ステップS108で行ったソート結果を一覧表示する。その後、ステップS110に移行する。ステップS110においては、次の処理を行うストリームファイル番号を設定し(番号を1つインクリメントする)、その後、ステップS111に移行する。
ステップS111においては、ステップS110で設定した番号のストリームファイル番号が存在か否かを判定する。この判定の結果、その番号のストリームファイルが存在すればステップS104に戻り前述した処理を繰り返し実行する。また、ステップS111の判定の結果、その番号のストリームファイルが存在しなければステップS150に進んで処理を終了する。
図15は、一覧表示された代表画像の選択動作の一例を説明するフローチャートである。ステップS200でコンテンツの選択指示があった場合、ステップS201において、ストリームファイルの判定を行う。この判定は、ストリームファイルが管理ファイルに登録されているか否か、該当するタイムマップファイルが存在するか、プレイリストファイルに登録されているか否かについて判定する。ステップS201の判定の結果、何れも正常な場合はステップS250に進んで終了する。
一方、ステップS201において、管理ファイルに登録されていない、または、該当タイムマップが存在しない、または、プレイリストファイルに登録されていないと判定された場合は、ステップS202に移行する。ステップS202においては、ステップS201の判定条件に応じて、"特殊再生・編集できません"、"再生できない可能性が有ります"等の警告表示を行う。その後、ステップS203に進み、前述した条件の判定フラグを設定し、設定後にステップS250に進んで処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態においては、再生リストファイルに登録され、かつ、タイムマップファイルが存在するコンテンツデータの代表画像と、それ以外のコンテンツデータの代表画像とを同一画面に表示するようにした。ここで、それ以外のコンテンツデータの代表画像は、再生リスト情報ファイルに登録されていない、または、前述したタイプマップファイルが存在しないものである。
これにより、コンテンツ再生リストファイルやタイムマップファイルなどの管理ファイルで不整合が生じた場合でも、記録媒体224に記録されているコンテンツデータの代表画像をできるだけ表示することができる。また、選択再生を行うことが可能となる機能と操作性を提供できるようにすることができる。また、どのようなコンテンツデータであるのかを操作者が容易に判定できるようにすることができる。
さらに、再生リスト情報ファイルに登録されていない、または、タイプマップファイルが存在しないコンテンツデータが選択された場合、特殊再生機能、または、編集機能制限などの機能制限があることを通知するようにした。これにより、操作者が戸惑うことのない直感的な操作機能を提供することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
第2の実施形態を説明する装置の場合も、図1のブロック図で示したハード構成と同様である。また、記録動作は、前述した第1の実施形態と同様の動作を行う。記録されるストリームファイル、管理データ、タイムマップファイル、プレイリストファイルの内容、また、ディレクリ構成も前述した第1の実施形態と同様である。本実施形態の特徴は、再生モードでは第1の動作モードと第2の2つの動作モードとを有することである。
本実施形態において、第1の再生動作モードとは、ストリームファイルがタイムマップファイルを有し、かつ、管理データやプレイリストに登録されているものだけを代表画像として一覧表示し、選択再生動作を行うことができるモードである。
また、第2の再生動作モードとは、ストリームファイルがタイムマップファイルを有しないか、あるいは、管理データやプレイリストに登録されていないものを代表画像として一覧表示し、選択再生動作を行うモードである。
図16は、前述した第1の再生動作モードで代表画像を表示器214に一覧表示した場合の表示例を説明する図である。図16中において、A1、A2、A3、A4は各代表画像であり、それぞれ、コンテンツ管理ファイルに登録されたストリームファイルである。かつ、タイムマップファイルが存在し、かつ、プレイリストファイルに登録されているストリームファイルである。
図17は、前述した第2の再生動作モードで代表画像を表示器214に一覧表示した場合の表示例を説明する図である。図17中のB1、B2は各代表画像であり、コンテンツ管理ファイルに登録されていないストリームファイル、またはタイムマップファイルが存在しないか、またはプレイリストファイルに登録されていないストリームファイルである。
第2の再生動作モードの設定、切替えは、撮像装置200の操作キー212を操作することにより、任意に切り替えることができる。また、第1の再生動作、第2の再生動作では、操作者が容易に判別できる表示を行う。たとえば、本体にLED表示器を設けることや、表示器にモード表示を行うことや、表示色、表示形式、形態を変えること等が考えられる。
第2の動作モードでは、第1の実施形態で説明したように、タイムマップファイルがない場合には、ストリームファイルの内部構造をすべて解析してから分割、一部削除などの編集操作を行う必要がある。このため、メモリ容量、処理負荷の面から、実質上は民生機器では適応できる処理ではないため、特殊再生、編集ができないため、代表画像表示時に、特殊再生、編集などの機能制限があること(特殊再生動作を禁止すること)等を操作者に通知する。
図18は、第2の再生動作モードにおいて代表画像を表示器214に一覧表示した場合の表示例を説明する図である。図18中のB1、B2は各代表画像であり、"!特殊再生ができません"、と機能制限があることを表示している例を示している。
また、操作者が設定した第1の再生動作モード、または第2の再生動作モードで、ストリームファイルが存在しない場合、再生モードを自動的に変更する機能も有している。さらに、第2の再生動作モードで操作者が選択した、ストリームファイルを第1の再生動作モードに属する形態に処理し、第1の再生動作モードに属するストリームファイルとして移動、またはコピーする機能を有している。
図19は、第2の再生動作モードでのストリームファイルの代表画像を、第1の再生動作モードに移動、または、コピーした後の代表画像を表示器214に一覧表示した場合の表示例を示す図である。図19中のA1、A2、A3、A4は、第1の再生動作モードとして最初に存在していたストリームファイルの代表画像であり、B2は第2の再生動作モードで選択された、ストリームファイルの代表画像である。移動、コピーされる位置は、日時の順番、または最終登録位置の次の位置である。さらに、操作者が任意に指定することも可能である。
図20、図21は本実施形態の動作の一例を説明するフローチャートである。
図20は、代表画像の一覧を表示する処理手順の一例を説明するフローチャートである。ステップS400でインデックス表示指示があった場合、ステップS402に進んで、ストリームファイルと管理データの読み出しを行い、その後、ステップS403に移行する。
ステップS403においては、初回のストリームファイルをN番に設定する。その後、ステップS404に移行して、ストリームファイルが、対となるタイムマップファイルが存在するか否かを判定する。この判定の結果、タイムマップファイルが存在していればステップS405に移行する。また、存在していなければステップS420に移行する。
ステップS405においては、ストリームファイルが、プレイリストに登録されているか否かを判定する。この判定の結果、プレイリストに登録されていればステップS406に移行し、登録されていなければステップS420に移行する。
ステップS406においては、ストリームファイルが、管理ファイルに登録されているか否かを判定する。この判定の結果、管理ファイルに登録されていればステップS407に移行し、登録されていなければステップS420に移行する。
ステップS407及びステップS420においては、設定されている再生動作モードが第1の再生モードであるか、第2の再生モードであるかを判定する。ステップS407におけるモード判定において、第1の再生動作モードであれば、ステップS408に移行し、第2の再生動作モードであればステップS410に移行する。また、ステップS420におけるモード判定において、第1の再生動作モードであればステップS410に移行し、第2の再生動作モードであればステップS421に移行する。
ステップS408においては、第1のサムネイルを生成し、その後、ステップS409に移行する。また、ステップS421においては第2のサムネイルを生成する。その後、ステップS422に移行して機能制限がある旨の警告通知、または表示フラグを設定する。その後、ステップS409に移行する。
ステップS409においては、インデックス画面表示を更新する。その後、ステップS410に移行する。ステップS410においては、次の処理を行うストリームファイル番号を設定する。具体的には、コンテンツ番号を1つインクリメントし、その後、ステップS411に移行する。
ステップS411においては、そのストリームファイル番号が存在するか否かを判定する。この判定の結果、そのストリームファイル番号が存在すればステップS404に戻り、存在しなければステップS412に移行する。
ステップS412においては、表示するサムネイルが存在するか否かを判定する。この判定の結果、表示するサムネイルが存在しなければステップS415に移行し、存在していればステップS450において処理を終了する。ステップS415においては、設定されている再生動作モードを変更してステップS403に移行する。
図21は、本実施形態の動作例を説明するフローチャートであり、第2の再生動作モードでのみ表示、再生可能なストリームファイルを、第1の再生動作モードで表示、再生できるように登録する機能を実現するための手順の一例を説明するフローチャートである。
図21において、ステップS500で登録機能が実行された場合、ステップS501において、再生動作モードを前述の第2のモードに設定する。その後、ステップS502に移行する。ステップS502においてはインデックス表示を行い、その後、ステップS503に移行する。なお、図21のフローチャートにおいては記述を省略しているが、表示するストリームファイルが存在していなければ、選択するストリームファイルが存在しないことを通知して、ステップS550に移行して処理を終了する。
ステップS503においては、登録したいストリームファイルを、代表画像の中から操作者が選択し、その後、ステップS504に移行する。ステップS504においては、操作者が選択した代表画像を確定させる。これにより、登録動作が実行される。
次に、ステップS505においては、ステップS503において選択されたストリームファイルのタイムマップファイルが存在するか否かを判定する。この判定の結果、タイムマップファイルが存在していればステップS506に移行し、存在していなければステップS515に移行し、前述したストリームファイルからタイムマップファイルを作成してからステップS506に移行する。
ステップS506においては、前述したストリームファイルがプレイリストファイルに登録されているか否かを判定する。この判定の結果、登録されていればステップS507に移行する。また、登録されていなければステップS516に移行してプレイリストファイルに登録する処理を行った後でステップS507に移行する。
ステップS507においては、前述したストリームファイルが管理ファイルに登録されているか否かを判定する。この判定の結果、ストリームファイルが管理ファイルに登録されていればステップS520に移行する。また、登録されていなければステップS517に進み、ストリームファイルを管理ファイルに登録した後でステップS520に移行する。ステップS520においては、前述した第1の再生動作モードの代表画像一覧表示を行い、その後、ステップS550に進んで処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態においては、コンテンツデータの代表画像を複数表示するインデックス表示を実行するモードとして第1のモードと第2のモードを有する。第1のモードにおいては、前述した再生リストファイルに登録され、かつ、前述したタイムマップファイルが存在するコンテンツデータをインデックス表示する。また、第2のモードにおいては、前述した再生リスト情報ファイルに登録されていない、または、前述したタイプマップファイルが存在しないコンテンツデータを表示する。これにより、操作者が必要に応じた表示方法と操作性を使い分けられる機能を実現することが可能となる。
また、前述した第1のモードで表示する代表画像がない場合、第2のモードに自動的に移行することによって操作者の負担を低減することができる。また、前述した第2のモードでは、コンテンツデータの特殊再生動作や、編集動作が不可能であることを通知するようにしたので、操作者が戸惑うことのない直感的な操作機能を提供することができる。
また、前述した第2のモードで選択されたコンテンツデータを、第1のモードに移動、またはコピーして、第2の再生動作モードに存在するコンテンツを、第1の再生動作モード使用できるようにしたので、特殊再生、編集動作などの機能を提供することができる。
(本発明に係る他の実施の形態)
前述した本発明の実施の形態における再生装置を構成する各手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施の形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した再生方法における各工程を実行するソフトウェアのプログラム(実施の形態では、図14、図15、図20、図21に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては種々の記録媒体を使用することができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行うことによっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施形態を示し、撮像装置の構成例を説明するブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるGOP情報を説明する図である。 本発明の第1の実施形態における時間情報を説明する図である。 本発明の第1の実施形態におけるタイプマップを説明する図である。 本発明の第1の実施形態における管理ファイルを説明する図である。 本発明の第1の実施形態を示し、記録媒体に記録されるファイルのフォルダ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、インデックス管理ファイルの一例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態を示し、インデックスファイルの一例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態を示し、プレイリストファイルの一例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態の表示例を示し、代表画像を表示器に一覧表示した一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の表示例を示し、操作者が、代表画像を選択した場合に、そのストリームファイルの管理情報によって、メッセージをポップアップ表示する例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態の表示例を示し、プレイリストに登録されていない場合や、ストリームファイルが破損している可能性がある場合に、"再生できない場合があります"とポップアップ表示する例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態を示し、表示順序に関する説明と表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、代表画像の一覧を表示する処理手順の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、一覧表示された代表画像の選択動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示し、第1の再生動作モードで代表画像を表示器に一覧表示した場合の表示例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態を示し、第2の再生動作モードで代表画像を表示器に一覧表示した場合の表示例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態を示し、第2の再生動作モードにおいて代表画像を表示器に一覧表示した場合の他の表示例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態を示し、第2の再生動作モードでのストリームファイルの代表画像を、第1の再生動作モードに移動、または、コピーした後の代表画像を表示器に一覧表示した場合の表示例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、代表画像一覧表示する手順の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示し、第2の再生動作モードでのみ表示、再生可能なストリームファイルを、第1の再生動作モードで表示、再生できるように登録する機能を実現するための手順の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
200 撮像装置
201 レンズ
202 固体センサー
203 A/Dコンバータ
204 モータ
205 アイリス
209 マイク
210 マイクアンプ
211 A/Dコンバータ
212 操作キー
213 表示ドライバ
214 表示器
215 スピーカドライバ
216 スピーカ
217 外部入出力端子
221 電源装置
222 メモリ
223 記録再生制御回路
224 記録媒体
230 CPU

Claims (10)

  1. 複数の動画データと、複数の前記動画データに対応した、前記動画データの頭出しを行うための複数の管理情報とを、記録媒体から再生する手段であって、複数の前記動画データから選択された動画データに対応した前記管理情報に基づいて前記選択された動画データの頭出しを行う再生手段と、
    前記記録媒体に記録された前記動画データの代表画像を表示装置に出力する出力手段と、
    対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データが前記記録媒体に記録されていた場合に、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データの代表画像と、動画データの特殊再生ができないことを示す情報とを、前記表示装置に出力するように前記出力手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする再生装置。
  2. 複数の動画データと、複数の前記動画データに対応した、前記動画データの頭出しを行うための複数の管理情報とを、記録媒体から再生する手段であって、複数の前記動画データから選択された動画データに対応した前記管理情報に基づいて前記選択された動画データの頭出しを行う再生手段と、
    前記記録媒体に記録された前記動画データの代表画像を表示装置に出力する出力手段と、
    対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データが前記記録媒体に記録されていた場合に、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データの代表画像と、動画データの編集処理ができないことを示す情報とを、前記表示装置に出力するように前記出力手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする再生装置。
  3. 前記制御手段は、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データが前記記録媒体に記録されていた場合に、前記出力手段を制御して、対応する前記管理情報が記録されている動画データの代表画像と、対応する前記管理情報が記録されていない動画データの代表画像とを識別できるように、前記代表画像を前記表示装置に出力することを特徴とする請求項1または2に記載の再生装置。
  4. 前記制御手段は、対応する前記管理情報が記録されている動画データの代表画像と、対応する前記管理情報が記録されていない動画データの代表画像とを、同一画面で表示するように前記出力手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の再生装置。
  5. 前記制御手段は、対応する前記管理情報が記録されている動画データの代表画像と、対応する前記管理情報が記録されていない動画データの代表画像とを、別の画面で表示するように前記出力手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の再生装置。
  6. 前記動画データはそれぞれ所定数のフレームからなる複数の単位を有し、前記管理情報は、前記動画データにおける複数の前記単位それぞれのオフセットを示す情報を含み、前記再生手段は、前記オフセットを示す情報に基づいて前記動画データの頭出しを行う、ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の再生装置。
  7. 複数の動画データと、複数の前記動画データに対応した、前記動画データの頭出しを行うための複数の管理情報とを、記録媒体から再生する工程であって、複数の前記動画データから選択された動画データに対応した前記管理情報に基づいて前記選択された動画データの頭出しを行う再生工程と、
    前記記録媒体に記録された前記動画データの代表画像を表示装置に出力する出力工程と、
    対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データが前記記録媒体に記録されていた場合に、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データの代表画像と、動画データの特殊再生ができないことを示す情報とを、前記表示装置に出力するように前記出力工程を制御する制御工程とを備えることを特徴とする再生方法。
  8. 複数の動画データと、複数の前記動画データに対応した、前記動画データの頭出しを行うための複数の管理情報とを、記録媒体から再生する工程であって、複数の前記動画データから選択された動画データに対応した前記管理情報に基づいて前記選択された動画データの頭出しを行う再生工程と、
    前記記録媒体に記録された前記動画データの代表画像を表示装置に出力する出力工程と、
    対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データが前記記録媒体に記録されていた場合に、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データの代表画像と、動画データの編集処理ができないことを示す情報とを、前記表示装置に出力するように前記出力工程を制御する制御工程とを備えることを特徴とする再生方法。
  9. 複数の動画データと、複数の前記動画データに対応した、前記動画データの頭出しを行うための複数の管理情報とを、記録媒体から再生する工程であって、複数の前記動画データから選択された動画データに対応した前記管理情報に基づいて前記選択された動画データの頭出しを行う再生工程と、
    前記記録媒体に記録された前記動画データの代表画像を表示装置に出力する出力工程と、
    対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データが前記記録媒体に記録されていた場合に、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データの代表画像と、動画データの特殊再生ができないことを示す情報とを、前記表示装置に出力するように前記出力工程を制御する制御工程とをコンピュータに実行させるプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  10. 複数の動画データと、複数の前記動画データに対応した、前記動画データの頭出しを行うための複数の管理情報とを、記録媒体から再生する工程であって、複数の前記動画データから選択された動画データに対応した前記管理情報に基づいて前記選択された動画データの頭出しを行う再生工程と、
    前記記録媒体に記録された前記動画データの代表画像を表示装置に出力する出力工程と、
    対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データが前記記録媒体に記録されていた場合に、対応する前記管理情報が前記記録媒体に記録されていない動画データの代表画像と、動画データの編集処理ができないことを示す情報とを、前記表示装置に出力するように前記出力工程を制御する制御工程とをコンピュータに実行させるプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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