JP2009225361A - 記録装置および記録方法、ならびに、編集装置および編集方法 - Google Patents

記録装置および記録方法、ならびに、編集装置および編集方法 Download PDF

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Abstract

【課題】撮影された映像データから所定の場面を容易に抽出することができるようにする。
【解決手段】映像データの記録中に、ユーザが操作部16に対して、再生開始点であるIN点および再生終了点であるOUT点を指示する操作を行うと、システム制御部14は、IN点およびOUT点で示される時刻を算出し、RAM15に一時的に記憶する。そして、映像データの記録が終了した際に、RAM15に記憶されたIN点およびOUT点で示される時刻に基づき再生区間情報としてのプレイアイテムを生成し、記録媒体22に記録する。
【選択図】図7

Description

この発明は、映像データから所定部分を容易に抽出することができる記録装置および記録方法、ならびに、編集装置および編集方法に関する。
近年、ビデオカメラ装置に搭載された記録媒体の高密度化により、記録可能時間が長時間化している。これにより、従来は、十分な時間撮影を行い、撮影後に映像データから不要な場面を取り除いて必要な場面のみを抽出するといった編集処理が一般的に行われている。
このような編集処理では、例えば、撮影された映像データにはどのような場面が記録されているか、また、必要な場面がどの部分に存在しているかを即座に判断することができないため、撮影された映像データを繰り返し再生しながら必要な場面を見つけ出し、その場面の再生開始点であるIN点および再生終了点であるOUT点を設定するようにしている。
例えば、下記の特許文献1には、記録された映像を再生しながら、再生された映像に対してIN点およびOUT点を設定し、IN点およびOUT点が設定されたイベントを記録媒体に記録する方法が記載されている。また、下記の特許文献2には、撮影中に、映像コンテンツデータに対してIN点およびOUT点などの編集点を設定して粗編集を行う方法が記載されている。
特開2006−269068号公報 特開2003−299010号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の方法では、映像を記録する撮像装置とは別に編集装置が必要であるとともに、映像を編集するための知識と編集装置を操作するための知識とを必要とするため、映像を編集するための操作が煩雑であり、編集処理を容易に行うことができないという問題点があった。
また、特許文献2に記載された、撮影中の映像コンテンツデータに対してIN点およびOUT点を設定する方法を用いた場合には、IN点およびOUT点の編集を容易に行うことができないという問題点があった。
したがって、この発明の目的は、撮影された映像データから所定の場面を容易に抽出することができるようにした記録装置および記録方法、ならびに、編集装置および編集方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、第1の発明は、動画データを記録媒体に記録する記録装置において、
記録中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、1または複数の再生区間の開始および終了を指示する操作をユーザから受け付ける操作部と、
1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成する制御部と、
1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報を一時的に記憶するメモリと
を有し、
制御部は、
動画データの記録が終了した際に、メモリに記憶された1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、記録媒体にまとめて記録する
ことを特徴とする記録装置である。
また、第2の発明は、動画データを記録媒体に記録する記録装置において、
記録中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、1または複数の再生区間の開始および終了の指示を所定タイミングで行い、1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成する制御部と、
1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報を一時的に記憶するメモリと、
を有し、
制御部は、
動画データの記録が終了した際に、メモリに記憶された1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、記録媒体にまとめて記録する
ことを特徴とする記録装置である。
また、第3の発明は、動画データを記録媒体に記録する記録方法において、
記録中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、1または複数の再生区間の開始および終了を指示する操作をユーザから受け付けるステップと、
1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成するステップと、
1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をメモリに一時的に記憶するステップと、
動画データの記録が終了した際に、メモリに記憶された1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、記録媒体にまとめて記録するステップと
を有することを特徴とする記録方法である。
また、第4の発明は、動画データを記録媒体に記録する記録方法において、
記録中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、1または複数の再生区間の開始および終了の指示を所定タイミングで行い、1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成するステップと、
1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をメモリに一時的に記憶するステップと、
動画データの記録が終了した際に、メモリに記憶された1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、記録媒体にまとめて記録するステップと
を有することを特徴とする記録方法である。
また、第5の発明は、記録媒体に記録された動画データを編集する編集装置において、
再生中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、1または複数の再生区間の開始および終了を指示する操作をユーザから受け付ける操作部と、
1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成する制御部と、
1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報を一時的に記憶するメモリと
を有し、
制御部は、
動画データの再生が終了した際に、メモリに記憶された1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、記録媒体にまとめて記録する
ことを特徴とする編集装置である。
また、第6の発明は、記録媒体に記録された動画データを編集する編集装置において、
再生中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、1または複数の再生区間の開始および終了の指示を所定タイミングで行い、1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成する制御部と、
1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報を一時的に記憶するメモリと、
を有し、
制御部は、
動画データの再生が終了した際に、メモリに記憶された1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、記録媒体にまとめて記録する
ことを特徴とする編集装置である。
また、第7の発明は、記録媒体に記録された動画データを編集する編集方法において、
再生中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、1または複数の再生区間の開始および終了を指示する操作をユーザから受け付けるステップと、
1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成するステップと、
1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をメモリに一時的に記憶するステップと、
動画データの再生が終了した際に、メモリに記憶された1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、記録媒体にまとめて記録するステップと
を有することを特徴とする編集方法である。
また、第8の発明は、記録媒体に記録された動画データを編集する編集装置において、
再生中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、1または複数の再生区間の開始および終了の指示を所定タイミングで行い、1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成するステップと、
1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をメモリに一時的に記憶するステップと、
動画データの再生が終了した際に、メモリに記憶された1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、記録媒体にまとめて記録するステップと
を有することを特徴とする編集方法である。
上述したように、第1および第3の発明では、動画データを記録媒体に記録する記録方法において、記録中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、1または複数の再生区間の開始および終了を指示する操作をユーザから受け付け、1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成し、1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をメモリに一時的に記憶し、動画データの記録が終了した際に、メモリに記憶された1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、記録媒体にまとめて記録するようにしているため、動画データの記録中に、再生開始位置および再生終了位置を指示することができ、再生区間を容易に設定することができる。
また、第2および第4の発明では、動画データを記録媒体に記録する記録方法において、記録中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、1または複数の再生区間の開始および終了の指示を所定タイミングで行い、1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成し、1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をメモリに一時的に記憶し、動画データの記録が終了した際に、メモリに記憶された1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、記録媒体にまとめて記録するようにしているため、動画データの記録中に、所定のタイミングで再生開始位置および再生終了位置を自動的に指示することができ、再生区間を容易に設定することができる。
また、第5および第7の発明では、記録媒体に記録された動画データを編集する編集方法において、再生中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、1または複数の再生区間の開始および終了を指示する操作をユーザから受け付け、1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成し、1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をメモリに一時的に記憶し、動画データの再生が終了した際に、メモリに記憶された1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、記録媒体にまとめて記録するようにしているため、動画データの再生中に、再生開始位置および再生終了位置を指示することができ、再生区間を容易に設定することができる。
また、第6および第8の発明では、記録媒体に記録された動画データを編集する編集装置において、再生中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、1または複数の再生区間の開始および終了の指示を所定タイミングで行い、1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成し、1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をメモリに一時的に記憶し、動画データの再生が終了した際に、メモリに記憶された1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、記録媒体にまとめて記録するようにしているため、動画データの再生中に、所定のタイミングで再生開始位置および再生終了位置を自動的に指示することができ、再生区間を容易に設定することができる。
この発明は、動画データの記録中に、ユーザが再生区間の開始位置および終了位置を指示することで再生区間が設定されるようにしているため、再生区間を容易に設定することができるという効果がある。
また、この発明は、動画データの再生中に、ユーザが再生区間の開始位置および終了位置を指示することで再生区間が設定されるようにしているため、再生区間を容易に設定することができるという効果がある。
以下、この発明の実施の一形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の一形態に適用可能な撮像装置の一例の外観を示す。撮像装置1は、例えば、動画や静止画の記録/再生を行う際に操作される各種キーからなる操作部や、被写体の撮影を行うための撮像部11、記録時のビューファインダとして用いられたり再生時の再生映像を表示するための表示部23が設けられている。
動画記録時には、撮像装置1の筐体などに設けられた操作部としての動画記録開始/停止キー31が押されることより記録動作が開始され、表示部23をビューファインダとして撮像部11で撮像された被写体の画像が撮像装置1の内部に設けられた記録媒体に記録される。そして、動画記録中に動画記録開始/停止キー32が再度押されることにより、記録動作が終了し、動画記録開始から終了までに撮影された映像が1つのクリップとして記録媒体に記録される。
動画再生時には、記録媒体に記録されたクリップに対応するサムネイル画像が表示部23に表示される。そして、表示されたサムネイル画像の中から再生したいクリップのサムネイル画像を選択することによって対応するクリップが再生され、表示部23に表示される。
この発明の実施の一形態では、例えば撮像装置1の筐体に再生区間開始/停止キー32が設けられ、動画記録時または再生時に、この再生区間開始/停止キー32を押すことにより、記録または再生中のクリップの中からユーザが必要な区間の映像を取り出すことができるようにされている。動画記録中または再生中に再生区間開始/停止キー32が押されると、再生中のクリップに対して再生開始点が設定され、再生区間開始/停止キー32が再度押されると、動画記録中または再生中のクリップに対して再生終了点が設定される。
なお、この例では、再生区間開始/停止キー32が撮像装置1の筐体に設けられているように説明したが、これはこの例に限られない。例えば、表示部23がタッチパネルディスプレイである場合には、表示部23上に再生区間開始/停止キーが表示されるようにしてもよい。
この発明の実施の一形態に適用可能な撮像装置1について説明する。図2は、この発明に適用可能な撮像装置1の一例の構成を示す。この図2に例示される撮像装置1は、撮像部11から入力される動画データおよび静止画データ、ならびに、音声入力部12や外部から入力されるオーディオデータを記録媒体22に記録し、記録媒体22に記録された動画データ、静止画データおよびオーディオデータを再生するように構成されている。
撮像部11は、レンズ系や絞り機構、フォーカス機構、ズーム機構を有する光学系を含み、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)を撮像素子として用いている。撮像部11は、光学系を介して撮像素子に入射された被写体からの光を光電変換により撮像信号に変換する。そして、撮像信号に対してA/D(Analog/Digital)変換を施してディジタル撮像信号を生成し、γ(ガンマ)補正やホワイトバランス調整といった所定の信号処理を施し、ディジタル画像データを生成する。なお、撮像素子は、CCDに限らず、例えばCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージャを用いてもよい。
音声入力部12は、例えばマイクロフォンであり、外部の音声を集音し、アナログオーディオデータに変換する。A/D変換部13は、音声入力部12や外部から供給されたアナログオーディオデータをディジタルオーディオデータに変換する。
システム制御部14は、例えば図示されないCPU(Central Processing Unit)上で動作するプログラムであって、CPUに接続されるROM(Read Only Memory)に予め記憶されたプログラムやデータに基づき、同じくCPUに接続されるRAM(Random Access Memory)をワークメモリとして用いてこの撮像装置1の各部を制御する。なお、システム制御部14と各部とを接続する経路は、繁雑さを避けるために、図2では省略している。
システム制御部14は、動画記録時には、撮像部11から供給されたディジタル動画データと、A/D変換部13から供給されたディジタルオーディオデータをRAM15に一時的に記憶させ、動画データを後述する動画エンコード部18に供給するとともに、ディジタルオーディオデータを図示しないオーディオエンコード部に供給する。そして、動画エンコード部18によって所定に圧縮符号化された圧縮動画データと、オーディオエンコード部によって所定に圧縮符号化された圧縮オーディオデータとをRAM15から読み出して所定に多重化してデータストリームを生成し、RAM15に書き戻した後に記録媒体22に記録する。多重化方式としては、例えばMPEG2(Moving Pictures Experts Group 2)システムズが適用される。
また、動画再生時には、システム制御部14は、RAM15を介して記録媒体22から供給されたデータストリームを圧縮動画データと圧縮オーディオデータとに分離し、RAM15を介して動画デコード部19および図示しないオーディオでコード部に供給する。そして、各デコード部において伸長された動画データおよびオーディオデータをRAM15を介して受け取り、動画データを表示部23に表示可能な形式の信号に変換し、表示部23に供給するとともに、RAM15から供給されたオーディオデータをD/A(Digital/Analog)変換部24に供給する。
さらに、システム制御部14は、フレームカウンタ17を備える。フレームカウンタ17は、動画データの記録開始または再生開始からのフレーム数をカウントする。
操作部16は、この撮像装置1の動作をユーザが操作するための操作子が所定に設けられ、操作子に対する操作に応じた制御信号を出力する。この制御信号は、システム制御部14に供給される。システム制御部14は、ユーザ操作に応じて操作部16から供給された制御信号に基づきなされるプログラムの処理により、撮像装置1の各部の動作を制御する。
例えば、操作部16に対してなされた操作に応じて、撮像装置1による記録媒体22に対してデータを記録する動作の開始および停止の動作や、記録媒体22からデータを再生する再生動作がシステム制御部14により制御される。また例えば、操作部16に対してなされた操作に応じて、動画データに対して再生開始点を示すIN点および再生終了点を示すOUT点が設定され、IN点およびOUT点に基づく再生区間が設定される。
操作部16として設けられる操作子には、例えば、図1で説明した動画記録開始/停止キー31や再生区間開始/停止キー32の他に、例えば、撮像装置1の電源をON/OFFするための電源キーや動画記録や動画再生などの動作モードを切り換えるためのキーなどが設けられている。これらの各種キーは、例えば、撮像装置1の筐体にハードウェアキーとして設けるようにしてもよいし、後述する表示部23がタッチパネルディスプレイの場合には、各種キーがソフトウェアキーとして表示部23に表示されるようにしてもよい。
RAM15は、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random-Access Memory)であって、動画記録時には、システム制御部14から供給されたディジタル画像データやディジタルオーディオデータを一時的に記憶し、ディジタル画像データを動画エンコード部18に供給するとともに、オーディオデータをオーディオエンコード部に供給する。そして、各エンコード部から圧縮された圧縮動画データおよび圧縮オーディオデータを受け取り、システム制御部14に供給する。また、システム制御部14から圧縮動画データおよび圧縮オーディオデータが多重化されたデータストリームを受け取り、記録媒体22に供給する。
動画再生時には、RAM15は、記録媒体22に記録されたデータストリームを受け取り、システム制御部14に供給する。そして、システム制御部14でデータストリームから分離された圧縮動画データを動画デコード部19に供給するとともに、圧縮オーディオデータをオーディオデコーダに供給する。また、各デコード部から伸長された動画データおよびオーディオデータを受け取り、システム制御部14に供給する。
記録媒体22としては、例えば、固定的に設けられたハードディスクや、記憶内容が書き換え可能で、且つ、着脱可能な不揮発性メモリを用いることができる。また、これに限られず、例えば、Blu−ray Disc(ブルーレイディスク:登録商標)などの光ディスクも適用可能である。
動画エンコード部18は、RAM15から供給されたベースバンドの動画データをバッファメモリに溜め込んで、所定の方式で以て圧縮符号化する。H.264|AVCに規定される方式に準じて圧縮符号化がなされるこの例では、例えば、DCT(Discrete Cosine Transform)と画面内予測とによりフレーム内圧縮を行うと共に、動きベクトルを用いたフレーム間圧縮を行い、さらにエントロピー符号化を行い圧縮効率を高める。動画エンコード部18で圧縮符号化された動画データは、H.264|AVCエレメンタリストリーム(ES)として、RAM15に出力される。
動画デコード部19は、RAM15から供給された圧縮動画データをバッファメモリに溜め込んで、圧縮符号化方式に対応した復号方式でデコードし、ベースバンドの動画データとして出力する。例えば、動画エンコード部18がH.264|AVCに規定される方式に準じて圧縮符号化を行うこの例では、動画デコード部19も動画エンコード部18に対応して、H.264|AVCに規定される方式に準じてデコード処理を行う。動画デコード部19でデコードされて得られたベースバンドの動画データは、RAMに出力される。
静止画エンコード部20は、RAM15から供給されたベースバンドの静止画データを所定の方式で以て圧縮符号化する。圧縮符号化方式の種類は、特に問わないが、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式が適用される。静止画エンコード部20で圧縮符号化された静止画データは、RAM15に出力される。
静止画デコード部21は、RAM15から供給された圧縮静止画データを圧縮符号化方式に対応した復号方式でデコードし、ベースバンドの静止画データとして出力する。例えば、静止画エンコード部20がJPEG方式で圧縮符号化を行った場合には、静止画デコード部21も静止画エンコード部20に対応して、JPEG方式でデコード処理を行う。静止画デコード部21でデコードされて得られたベースバンドの静止画データは、RAM15に出力される。
表示部23は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなり、撮像装置1におけるビューファインダとして用いられるとともに、記録媒体22から再生された画像のモニタとして用いられる。
D/A変換部24は、ディジタルオーディオデータをアナログオーディオデータに変換し、音声出力部25または外部に出力する。音声出力部25は、例えばスピーカであり、D/A変換部24から供給されたディジタルオーディオデータを外部に出力する。
ここで、この発明に適用可能な一例のフォーマット(以下、AVCHDフォーマットと呼ぶ)について説明する。AVCHDフォーマットは、ビデオデータとオーディオデータとが所定に多重化されたAV(Audio/Video)ストリームを記録可能な記録媒体に記録する記録フォーマットであり、記録媒体に記録されたAVストリームを、クリップ単位でプレイリストを用いて管理可能としている。
例えばITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector)勧告H.264あるいはISO(International Organization for Standardization)/IEC(International Electrotechnical Commission)国際標準14496−10(MPEG−4パート10)Advanced Video Coding(以下、H.264|AVCと略称する)に規定される符号化方式や、MPEGビデオやMPEGオーディオといった符号化方式で符号化され、MPEG2システムズに従い多重化されたビットストリームは、クリップAVストリーム(またはAVストリーム)と称される。クリップAVストリームは、所定のファイルシステムによりファイルとしてディスクに記録される。このファイルを、クリップAVストリームファイル(またはAVストリームファイル)と称する。
クリップAVストリームファイルは、ファイルシステム上での管理単位であり、ユーザにとって必ずしも分かりやすい管理単位であるとは限らない。ユーザの利便性を考えた場合、複数のクリップAVストリームファイルに分割された映像コンテンツを一つにまとめて再生する仕組みや、クリップAVストリームファイルの一部だけを再生する仕組み、さらには、特殊再生や頭出し再生を滑らかに行うための情報などをデータベースとしてディスクに記録しておく必要がある。
図3は、この発明に適用可能なAVCHDフォーマットに規定されるデータモデルを概略的に示す。このAVCHDフォーマットによれば、データ構造は、図3に示されるように4層のレイヤよりなる。最も最下層のレイヤは、クリップAVストリームが配置されるレイヤである(便宜上、クリップレイヤと呼ぶ)。その上のレイヤは、クリップAVストリームに対する再生箇所を指定するための、プレイリスト(PlayList)と、プレイアイテム(PlayItem)とが配置されるレイヤである(便宜上、プレイリストレイヤと呼ぶ)。さらにその上のレイヤは、プレイリストに対して再生順などを指定するコマンドからなるムービーオブジェクト(Movie Object)などが配置されるレイヤである(便宜上、オブジェクトレイヤと呼ぶ)。最上層のレイヤは、記録媒体に格納されるタイトルなどを管理するインデックステーブルが配置される(便宜上、インデックスレイヤと呼ぶ)。
クリップレイヤについて説明する。クリップAVストリームは、ビデオデータやオーディオデータがMPEG2 TS(Transport Stream:トランスポートストリーム)の形式などに多重化されたビットストリームである。このクリップAVストリームに関する情報がクリップ情報(Clip Information)としてファイルに記録される。
また、クリップAVストリームには、字幕を表示するグラフィクスストリームであるOBストリーム(Overlay Bitmap stream)や、メニュー表示などに用いられるデータ(ボタン画像データなど)をストリームにしたMBストリーム(Menu Bitmap stream)を多重化することができる。
クリップAVストリームファイルと、対応するクリップ情報が記録されたクリップ情報ファイルとをひとまとまりのオブジェクトと見なし、クリップ(Clip)と称する。すなわち、クリップは、クリップAVストリームとクリップ情報とから構成される、一つのオブジェクトである。
ファイルは、一般的に、バイト列として扱われる。クリップAVストリームファイルのコンテンツは、時間軸上に展開され、クリップ中のエントリーポイントは、主に時間ベースで指定される。所定のクリップへのアクセスポイントのタイムスタンプが与えられた場合、クリップAVストリームファイルの中でデータの読み出しを開始すべきアドレス情報を見つけるために、クリップ情報ファイルを用いることができる。
プレイリストレイヤについて説明する。プレイリストは、再生するAVストリームファイルの指定と、指定されたAVストリームファイルの再生箇所を指定する再生開始点(IN点)と再生終了点(OUT点)の集まりとから構成される。この再生開始点と再生終了点の情報を一組としたものは、プレイアイテム(PlayItem)と称される。プレイリストは、プレイアイテムの集合で構成される。プレイアイテムを再生するということは、そのプレイアイテムに参照されるAVストリームファイルの一部分を再生するということになる。すなわち、プレイアイテム中のIN点およびOUT点情報に基づき、クリップ中の対応する区間が再生される。
オブジェクトレイヤについて説明する。ムービーオブジェクトは、ナビゲーションコマンドプログラムと、ムービーオブジェクトとを連携するターミナルインフォメーションを含む。ナビゲーションプログラムは、プレイリストの再生を制御するためのコマンド(ナビゲーションコマンド:navigation command)である。ターミナルインフォメーションは、ユーザのプレーヤに対するインタラクティブな操作を許可するための情報を含んでいる。このターミナルインフォメーションに基づき、メニュー画面の呼び出しや、タイトルサーチといったユーザオペレーションが制御される。
インデックスレイヤについて説明する。インデックスレイヤは、インデックステーブル(Index Table)からなる。インデックステーブルは、記録媒体に記録されたコンテンツのタイトルを定義する、トップレベルのテーブルである。インデックステーブルに格納されているタイトル情報に基づき、プレーヤに常駐されるシステムソフトウェア中のモジュールマネージャにより記録媒体の再生が制御される。
図4は、上述のようなクリップAVストリーム、クリップ情報(Stream Attributes)、クリップ、プレイアイテムおよびプレイリストの関係を示すUML(Unified Modeling Language)図である。プレイリストは、1または複数のプレイアイテムに対応付けられ、プレイアイテムは、1のクリップに対応付けられる。1のクリップに対して、それぞれ開始点および/または終了点が異なる複数のプレイアイテムを対応付けることができる。1のクリップから1のクリップAVストリームファイルが参照される。同様に、1のクリップから1のクリップ情報ファイルが参照される。また、クリップAVストリームファイルとクリップ情報ファイルとは、1対1の対応関係を有する。このような構造を定義することにより、クリップAVストリームファイルを変更することなく、任意の部分だけを再生する、非破壊の再生順序指定を行うことが可能となる。
また、図5のように、複数のプレイリストから同一のクリップを参照することもできる。また、1のプレイリストから複数のクリップを指定することもできる。クリップは、プレイリスト中のプレイアイテムに示されるIN点およびOUT点により、参照される。図5の例では、クリップ300は、プレイリスト310のプレイアイテム320から参照されると共に、プレイリスト311を構成するプレイアイテム321および322のうちプレイアイテム321から、IN点およびOUT点で示される区間が参照される。また、クリップ301は、プレイリスト311のプレイアイテム322からIN点およびOUT点で示される区間が参照されると共に、プレイリスト312のプレイアイテム323および324のうち、プレイアイテム323のIN点およびOUT点で示される区間が参照される。
このようにして設定されたIN点およびOUT点は、クリップの再生時刻を示しており、プレイアイテムを再生する場合には、IN点で示される時刻からOUT点で示される時刻までの間のクリップを再生する。
IN点で示される時刻は、記録/再生の開始時刻と、IN点の設定が行われた時点におけるフレームカウンタ17の値と、フレーム間隔とに基づいて算出することができる。また、OUT点で示される時刻も同様に、記録/再生の開始時刻と、OUT点の設定が行われた時点におけるフレームカウンタ17の値と、フレーム間隔とに基づいて算出することができる。
例えば、図6に示すように、記録/再生開始時点からのフレーム数をフレームカウンタ17でカウントする。そして、記録/再生開始から所定の時点でIN点およびOUT点の設定が行われた場合のフレームカウント値をフレームカウント#1およびフレームカウント#2とすると、IN点およびOUT点で示される時刻は、数式(1)および(2)に基づいて算出される。
IN点=記録/再生開始時刻+フレーム間隔×フレームカウント#1 ・・・(1)
OUT点=記録/再生開始時刻+フレーム間隔×フレームカウント#2 ・・・(2)
次に、動画記録時に再生区間を設定する方法について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。なお、特別な記載がない限り、以下の処理は、システム制御部14の制御の下で行われるものとする。ユーザによって操作部16が操作され、動画記録開始/停止キー31が押されることにより動画記録が開始され、ステップS11において、撮影されたAVストリームファイルがオープンされる。ステップS12では、AVストリームファイルに対してエンコードが行われ、ステップS13において、エンコード開始のタイミングでフレームカウンタ17によるフレームのカウントが開始される。
ステップS14において、操作部16に設けられた動画記録開始/停止キー31がユーザによって押され、動画記録の停止が指示されたか否かが判断される。動画記録の停止が指示されていない場合には、そのまま動画記録が続行されると判断し、処理がステップS15に移行する。
ステップS15では、操作部16に設けられた再生区間開始/停止キー32がユーザによって押され、IN点の設定(区間記録の開始)が指示されたか否かが判断される。IN点の設定が指示されたと判断した場合には、処理がステップS16に移行し、IN点の設定処理が行われる。再生区間開始/停止キー32が押された時点の時刻が数式(1)に基づいて算出され、IN点で示される時刻の情報がRAM15に記憶される。また、IN点を設定したことを示すフラグが設定され、RAM15に記憶される。
ステップS15において、IN点の設定が指示されていないと判断した場合には、処理がステップS17に移行する。ステップS17では、再生区間開始/停止キー32がユーザによって押され、OUT点の設定(区間記録の終了)が指示されたか否かが判断される。OUT点の設定が指示されたと判断した場合には、処理がステップS18に移行する。一方、OUT点の設定が指示されていないと判断した場合には、処理がステップS14に戻る。
ステップS18では、区間記録中であるか否かが判断される。IN点を設定したことを示すフラグが設定されている場合には、区間記録中であると判断し、処理がステップS19に移行し、OUT点の設定処理が行われる。再生区間開始/停止キー32が押された時点の時刻が数式(2)に基づいて算出され、OUT点で示される時刻の情報がRAM15に記憶される。そして、フラグの設定が解除され、処理がステップS14に戻る。また、ステップS18において、フラグが設定されていない場合には、区間記録中ではないと判断し、OUT点の設定処理を行わずに処理がステップS14に戻る。
一方、ステップS14において、動画記録の停止が指示された場合には、動画記録が終了されると判断し、処理がステップS20に移行する。ステップS20では、区間記録中であるか否かが判断される。IN点を設定したことを示すフラグが設定されている場合には、区間記録中であると判断し、処理がステップS21に移行し、OUT点の設定処理が行われる。再生区間開始/停止キー32が押された時点の時刻が数式(2)に基づいて算出され、OUT点で示される時刻の情報がRAM15に記憶される。そして、フラグの設定が解除され、処理がステップS22に移行する。一方、ステップS20において、フラグが設定されていない場合には、区間記録中ではないと判断し、OUT点の設定処理を行わずに処理がステップS22に移行する。
ステップS22では、AVストリームファイルに対するエンコードが終了され、ステップS23において、フレームカウンタ17によるフレームのカウントが終了される。そして、ステップS24において、撮影されたAVストリームファイルがクローズされる。
ステップS25では、IN点設定処理において設定されたIN点で示される時刻の情報と、OUT点設定処理において設定されたOUT点で示される時刻の情報とに基づき再生区間情報としてのプレイアイテムが作成され、記録媒体22に対して書き出される。
次に、動画再生時に再生区間を設定する方法について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。なお、特別な記載がない限り、以下の処理は、システム制御部14の制御の下で行われるものとする。動画再生時には、記録媒体22に記録されたAVストリームファイルに対応するサムネイル画像が表示部23の画面に表示され、画面に表示されたサムネイル画像の中から所望のサムネイル画像をユーザが選択することにより、一連の処理が開始される。
ステップS31において、ユーザが選択したサムネイル画像に対応するAVストリームファイルが記録媒体22から読み出されてオープンされる。ステップS32では、AVストリームファイルに対してデコードが行われ、ステップS33において、デコード開始のタイミングでフレームカウンタ17によるフレームのカウントが開始される。
ステップS34において、操作部16に設けられた動画再生開始/停止キー31がユーザによって押され、動画再生の停止が指示されたか否かが判断される。動画再生の停止が指示されていない場合には、そのまま動画再生が続行されると判断し、処理がステップS35に移行する。
ステップS35では、操作部16に設けられた再生区間開始/停止キー32がユーザによって押され、IN点の設定(区間記録の開始)が指示されたか否かが判断される。IN点の設定が指示されたと判断した場合には、処理がステップS36に移行し、IN点の設定処理が行われる。再生区間開始/停止キー32が押された時点の時刻が数式(1)に基づいて算出され、IN点で示される時刻の情報がRAM15に記憶される。また、IN点を設定したことを示すフラグが設定され、RAM15に記憶される。
ステップS35において、IN点の設定が指示されていないと判断した場合には、処理がステップS37に移行する。ステップS37では、再生区間開始/停止キー32がユーザによって押され、OUT点の設定(区間記録の終了)が指示されたか否かが判断される。OUT点の設定が指示されたと判断した場合には、処理がステップS38に移行する。一方、OUT点の設定が指示されていないと判断した場合には、処理がステップS34に戻る。
ステップS38では、区間記録中であるか否かが判断される。IN点を設定したことを示すフラグが設定されている場合には、区間記録中であると判断し、処理がステップS39に移行し、OUT点の設定処理が行われる。再生区間開始/停止キー32が押された時点の時刻が数式(2)に基づいて算出され、OUT点で示される時刻の情報がRAM15に記憶される。そして、フラグの設定が解除され、処理がステップS34に戻る。また、ステップS38において、フラグが設定されていない場合には、区間記録中ではないと判断し、OUT点の設定処理を行わずに処理がステップS34に戻る。
一方、ステップS34において、動画再生の停止が指示された場合には、動画再生が終了されると判断し、処理がステップS40に移行する。ステップS40では、区間記録中であるか否かが判断される。IN点を設定したことを示すフラグが設定されている場合には、区間記録中であると判断し、処理がステップS41に移行し、OUT点の設定処理が行われる。再生区間開始/停止キー32が押された時点の時刻が数式(2)に基づいて算出され、OUT点で示される時刻の情報がRAM15に記憶される。そして、フラグの設定が解除され、処理がステップS42に移行する。一方、ステップS40において、フラグが設定されていない場合には、区間記録中ではないと判断し、OUT点の設定処理を行わずに処理がステップS42に移行する。
ステップS42では、AVストリームファイルに対するデコードが終了され、ステップS43において、フレームカウンタ17によるフレームのカウントが終了される。そして、ステップS44において、再生されたAVストリームファイルがクローズされる。
ステップS45では、IN点設定処理において設定されたIN点で示される時刻の情報と、OUT点設定処理において設定されたOUT点で示される時刻の情報とに基づき再生区間情報としてのプレイアイテムが作成され、記録媒体22に対して書き出される。
なお、動画の記録または再生が終了した時点で、OUT点の設定が行われていない場合には、例えば、記録または再生されていた動画の終了位置にOUT点を自動的に設定する。そして、動画再生時において動画の再生が終了した場合には、サムネイル画像を表示する画面に戻る。
また、動画記録中または動画再生中において、IN点の設定処理が行われた後に、OUT点の設定処理が行われずに、再度IN点の設定処理が行われた場合には、IN点情報が上書きされてRAM15に記憶される。こうすることにより、例えばIN点を誤って設定してしまった場合などに、再度IN点を設定することにより、IN点の設定位置を変更することができる。
さらに、この発明の実施の一形態では、1度の動画記録または動画再生の際に、複数のIN点およびOUT点を設定することができる。例えば、IN点設定処理後の最初のOUT点設定処理が行われた場合におけるIN点情報およびOUT点情報が1つの組としてRAM15に記憶される。また、同じ動画を記録または再生している間に、再度IN点設定処理およびOUT点設定処理が行われた場合には、このIN点情報およびOUT点情報が別の組としてRAM15に記憶される。そして、このように設定された複数のIN点情報およびOUT点情報の組が、記録媒体22に対する1回の書き出しで設定される。
次に、この実施の一形態による、再生区間の設定状態を通知する方法について説明する。通常、表示部23の画面には、動画記録中であれば記録されている動画が表示され、動画再生中であれば再生されている動画が表示される。このとき、再生区間の設定を行っていることを通知しないと、ユーザは、IN点およびOUT点の設定を行っているか否かを判断することができないおそれがある。そこで、この発明の実施の一形態では、再生区間の設定状態を示す通知を表示部23に対する表示によって行う。
再生区間の設定状態を通知する方法としては、例えば、画面に表示される文字の色やフォントの種類といった文字のスタイルや、文字の表示位置などを、再生区間を設定していない状態と、再生区間を設定している状態とで異ならせるようにすることが考えられる。
例えば、図9に示す例では、再生区間の設定状態を、画面に表示される文字の色によって判断できるようにしている。再生区間を設定していない状態、すなわち、IN点を設定する前は、図9Aに示すように、例えば、色が「緑」に設定された文字(図9Aの例では、黒塗りの文字)を表示させる。一方、再生区間を設定している状態、すなわち、IN点を設定した後でOUT点を設定する前は、図9Bに示すように、例えば、色が「赤」に設定された文字(図9Bの例では、白抜きで斜線の文字)を表示させる。さらに、再生区間を設定していない状態、すなわち、OUT点を設定した後でIN点を設定する前は、再度、図9Aに示すように、色が「緑」に設定された文字を表示させる。
このように、再生区間の設定状態に応じて表示を異ならせることにより、ユーザは、表示部23を見るだけで、現在のIN点およびOUT点の設定状態を判断することができ、表示されている映像が再生区間に含まれているか否かを判断することができる。
なお、再生区間の設定状態を通知する方法としては、この例に限られない。例えば、表示部23がタッチパネルディスプレイであり、再生区間開始/停止キー32を表示部23に表示させるようにした場合には、表示部23に表示される再生区間開始/停止キーの表示状態によって、再生区間の設定状態を判断することができるようにしてもよい。具体的には、例えば、再生区間を設定していない状態では、図10Aに示すように、再生区間の開始を示すキー(IN点設定キー)を表示させ、再生区間を設定している状態では、図10Bに示すように、再生区間の停止を示すキー(OUT点設定キー)を表示させるようにしてもよい。
また、例えば、表示部23に表示される再生区間開始/停止キーの色を異ならせることによって、再生区間の設定状態を判断することができるようにしてもよい。具体的には、例えば、再生区間を設定していない状態では、図11Aに示すように、白抜きの枠で示される再生区間開始/停止キーを表示させ、再生区間を設定している状態では、図11Bに示すように、色つきの枠(図11Bの例では、斜線の枠)で示される再生区間開始/停止キーを表示させるようにしてもよい。
次に、記録媒体22に記録された動画を再生する際の画面の表示について説明する。記録媒体22に記録された動画を再生する場合において、操作部16に対する操作により動作モードが動画再生モードに切り換えられると、表示部23の画面には、記録媒体22に記録された動画に対応するサムネイル画像の一覧が表示される。これらのサムネイル画像の中から所望の動画のサムネイル画像を選択することにより、それぞれのサムネイル画像に対応するプレイリストのプレイアイテムが再生される。このとき表示部23には、図12Aに示す編集前プレイリスト画面が表示され、操作部16に対して所定の操作を行うことにより、図12Bに示す編集済プレイリスト画面に切り換えることができる。
図12Aに示す編集前プレイリスト画面には、IN点およびOUT点で示される再生区間が設定されていない、1のクリップに対して全ての記録区間を再生するプレイリストのプレイアイテムに対応するサムネイル画像が表示される。例えば、クリップ#1のサムネイル画像が選択された場合には、クリップ#1の全ての記録区間に対応するプレイアイテムのプレイリストが再生される。同様にして、例えば、クリップ#2のサムネイル画像が選択された場合には、クリップ#2の全ての記録区間に対応するプレイアイテムのプレイリストが再生される。そして、選択されたプレイリストの再生が終了すると、表示部23の表示が編集前プレイリスト画面に戻る。
図12Bに示す編集済プレイリスト画面には、1のクリップに対してIN点およびOUT点で示される再生区間が設定されたプレイリストのプレイアイテムに対応するサムネイル画像が表示される。この例では、図12Aに示すクリップ#1に対して1つの再生区間であるクリップ#1−1が設定され、この再生区間に対応するサムネイル画像が表示されている。また、クリップ#2に対して3つの再生区間であるクリップ#2−1、クリップ#2−2およびクリップ#2−3が設定され、これら3つの再生区間にそれぞれ対応するサムネイル画像が表示されている。
例えば、クリップ#1に対して再生区間が設定されたクリップ#1−1のサムネイル画像が選択された場合には、クリップ#1に対して設定されたIN点およびOUT点で示される再生区間に対応するプレイアイテムのプレイリストが再生される。また、例えば、クリップ#2に対して再生区間が設定されたクリップ#2−1のサムネイル画像が選択された場合には、クリップ#2に対して設定されたIN点およびOUT点で示される再生区間に対応するプレイアイテムのプレイリストが再生される。
このように、この発明の実施の一形態では、動画の記録中または再生中に再生開始点であるIN点および再生終了点であるOUT点を指定するようにしているため、映像データの中から所望の再生区間を容易に設定することができる。
また、この発明の実施の一形態では、1のクリップに対して複数の再生区間を設定した場合には、1のクリップに対する全ての再生区間の設定処理が終了した後に、それぞれの再生区間に対応するプレイアイテムを作成し、まとめて記録媒体に記録するようにしている。そのため、従来の設定処理と比較して、再生区間の設定処理に要する時間を短縮することができる。
さらに、動画の記録中または再生中に、再生区間の設定状態が表示部23に表示されるようにしているため、ユーザは、表示部23を見るだけで再生区間を設定しているか否かを容易に判断することができる。
以上、この発明の実施の一形態について説明したが、この発明は、上述したこの発明の実施の一形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、この発明の実施の一形態では、ユーザが再生区間開始/停止キー31を操作することによりIN点およびOUT点を設定するように説明したが、これはこの例に限られない。例えば、IN点およびOUT点の設定時間を予め設定しておき、一定時間毎にIN点およびOUT点が自動的に設定されるようにしてもよい。また、顔認識などの画像認識処理を用いて特定の対象物の画像を検出することができる検出部を設け、対象物の画像が検出された時点でIN点およびOUT点が自動的に設定されるようにしてもよい。
また、この発明の実施の一形態では、再生区間を設定する際に用いる再生区間開始/停止キー32を設けるように説明したが、動画を再生する場合には、動画記録開始/停止キー31を使用することがないので、例えば、動画記録開始/停止キー31に再生区間開始/停止キー32の機能を割り当て、動画記録開始/停止キー31を押すことによって再生区間の設定を行うことができるようにしてもよい。
さらに、この発明の実施の一形態では、動画データの圧縮符号化方式として、H.264|AVCに規定される方式を用いたが、これはこの例に限られず、その他の圧縮符号化方式を用いてもよい。また、この発明の実施の一形態では、AVCHDフォーマットにおけるプレイアイテムを再生区間として説明したが、これに限られず、例えば、DVD Specification for DVD-RAM/DVD-RW/DVD-R for General Discs Part 3 Video Recordingなど、AVCHDフォーマットにおけるプレイアイテムと同等の、再生区間の指定が可能なフォーマットに対しても適用可能である。
さらにまた、作成されたプレイリストに基づき、プレイリストの再生に必要な動画データを決定し、別の記録媒体にダビングすることも可能である。
この発明の実施の一形態による撮像装置の一例の外観を示す略線図である。 この発明の実施の一形態による撮像装置の一例の構成を示すブロック図である。 この発明に適用可能なAVCHDフォーマットに規定されるデータモデルを概略的に示す略線図である。 クリップAVストリーム、クリップ情報、クリップ、プレイアイテムおよびプレイリストの関係を示すUML図である。 複数のプレイリストから同一のクリップを参照する方法を説明するための略線図である。 IN点およびOUT点で示される時刻の算出方法を説明するための略線図である。 動画記録時におけるIN点およびOUT点の設定方法について説明するためのフローチャートである。 動画再生時におけるIN点およびOUT点の設定方法について説明するためのフローチャートである。 再生区間の設定状態を通知する例を示す略線図である。 再生区間の設定状態を通知する別の例を示す略線図である。 再生区間の設定状態を通知する別の例を示す略線図である。 再生する動画を選択する際の表示部への表示について説明するための略線図である。
符号の説明
1 撮像装置
11 撮像部
14 システム制御部
15 RAM
16 操作部
17 フレームカウンタ
18 動画エンコード部
19 動画デコード部
22 記録媒体
23 表示部
31 動画記録開始/停止キー
32 再生区間開始/停止キー

Claims (28)

  1. 動画データを記録媒体に記録する記録装置において、
    記録中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、上記1または複数の再生区間の開始および終了を指示する操作をユーザから受け付ける操作部と、
    上記1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、上記1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成する制御部と、
    上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報を一時的に記憶するメモリと
    を有し、
    上記制御部は、
    上記動画データの記録が終了した際に、上記メモリに記憶された上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき上記1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、上記記録媒体にまとめて記録する
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、
    上記記録中の動画データを表示する表示部をさらに有し、
    上記制御部は、上記表示部に現在の再生区間の設定状態を示す表示を表示させる
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2に記載の記録装置において、
    上記制御部は、
    上記表示部に上記再生区間の設定状態を示す文字を表示させ、
    上記再生区間の設定状態に応じて、上記表示部に表示される文字の表示スタイルを異ならせる
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項2に記載の記録装置において、
    上記操作部は、上記表示部の画面上に積層されたタッチパネルであり、上記表示部に表示されたキーが操作されることによってユーザからの指示を受けつける
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項4に記載の記録装置において、
    上記制御部は、
    上記表示部に上記再生区間の開始および終了を指示するキーを表示させ、
    上記再生区間の設定状態に応じて、上記再生区間の開始および終了を指示するキーの表示スタイルを異ならせる
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項4に記載の記録装置において、
    上記制御部は、
    再生区間の設定前には、上記表示部に上記再生区間の開始を指示するキーを表示させ、再生区間の設定中には、上記表示部に上記再生区間の終了を指示するキーを表示させる
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 動画データを記録媒体に記録する記録装置において、
    記録中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、上記1または複数の再生区間の開始および終了の指示を所定タイミングで行い、該1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、上記1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成する制御部と、
    上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報を一時的に記憶するメモリと、
    を有し、
    上記制御部は、
    上記動画データの記録が終了した際に、上記メモリに記憶された上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき上記1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、上記記録媒体にまとめて記録する
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項7に記載の記録装置において、
    上記記録中の動画データを表示する表示部をさらに有し、
    上記制御部は、現在の再生区間の設定状態を示す表示を上記表示部に表示させる
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 請求項7に記載の記録装置において、
    上記制御部は、上記動画データの記録開始から所定時間経過後に、上記再生区間の開始の指示を行う
    ことを特徴とする記録装置。
  10. 請求項7に記載の記録装置において、
    上記制御部は、上記再生区間の開始の指示から所定時間経過後に、上記再生区間の終了の指示を行う
    ことを特徴とする記録装置。
  11. 請求項7に記載の記録装置において、
    上記制御部は、上記再生区間の終了の指示から所定時間経過後に、上記再生区間の開始の指示を行う
    ことを特徴とする記録装置。
  12. 請求項7に記載の記録装置において、
    上記動画データから対象物の画像を検出する検出部をさらに有し、
    上記制御部は、上記検出部で上記動画データから対象物の画像を検出した場合に、上記再生区間の開始の指示を行う
    ことを特徴とする記録装置。
  13. 動画データを記録媒体に記録する記録方法において、
    記録中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、上記1または複数の再生区間の開始および終了を指示する操作をユーザから受け付けるステップと、
    上記1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、上記1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成するステップと、
    上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をメモリに一時的に記憶するステップと、
    上記動画データの記録が終了した際に、上記メモリに記憶された上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき上記1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、上記記録媒体にまとめて記録するステップと
    を有することを特徴とする記録方法。
  14. 動画データを記録媒体に記録する記録方法において、
    記録中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、上記1または複数の再生区間の開始および終了の指示を所定タイミングで行い、該1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、上記1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成するステップと、
    上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をメモリに一時的に記憶するステップと、
    上記動画データの記録が終了した際に、上記メモリに記憶された上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき上記1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、上記記録媒体にまとめて記録するステップと
    を有することを特徴とする記録方法。
  15. 記録媒体に記録された動画データを編集する編集装置において、
    再生中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、上記1または複数の再生区間の開始および終了を指示する操作をユーザから受け付ける操作部と、
    上記1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、上記1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成する制御部と、
    上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報を一時的に記憶するメモリと
    を有し、
    上記制御部は、
    上記動画データの再生が終了した際に、上記メモリに記憶された上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき上記1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、上記記録媒体にまとめて記録する
    ことを特徴とする編集装置。
  16. 請求項15に記載の編集装置において、
    上記再生中の動画データを表示する表示部をさらに有し、
    上記制御部は、現在の再生区間の設定状態を示す表示を上記表示部に表示させる
    ことを特徴とする編集装置。
  17. 請求項16に記載の編集装置において、
    上記制御部は、
    上記表示部に上記再生区間の設定状態を示す文字を表示させ、
    上記再生区間の設定状態に応じて、上記表示部に表示される文字の表示スタイルを異ならせる
    ことを特徴とする編集装置。
  18. 請求項16に記載の編集装置において、
    上記操作部は、上記表示部の画面上に積層されたタッチパネルであり、上記表示部に表示されたキーが操作されることによってユーザからの指示を受けつける
    ことを特徴とする編集装置。
  19. 請求項18に記載の編集装置において、
    上記制御部は、
    上記表示部に上記再生区間の開始および終了を指示するキーを表示させ、
    上記再生区間の設定状態に応じて、上記再生区間の開始および終了を指示するキーの表示スタイルを異ならせる
    ことを特徴とする編集装置。
  20. 請求項18に記載の編集装置において、
    上記制御部は、
    再生区間の設定前には、上記表示部に上記再生区間の開始を指示するキーを表示させ、再生区間の設定中には、上記表示部に上記再生区間の終了を指示するキーを表示させる
    ことを特徴とする編集装置。
  21. 記録媒体に記録された動画データを編集する編集装置において、
    再生中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、上記1または複数の再生区間の開始および終了の指示を所定タイミングで行い、該1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、上記1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成する制御部と、
    上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報を一時的に記憶するメモリと、
    を有し、
    上記制御部は、
    上記動画データの再生が終了した際に、上記メモリに記憶された上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき上記1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、上記記録媒体にまとめて記録する
    ことを特徴とする編集装置。
  22. 請求項21に記載の編集装置において、
    上記再生中の動画データを表示する表示部をさらに有し、
    上記制御部は、現在の再生区間の設定状態を示す表示を上記表示部に表示させる
    ことを特徴とする編集装置。
  23. 請求項21に記載の編集装置において、
    上記制御部は、上記動画データの再生開始から所定時間経過後に、上記再生区間の開始の指示を行う
    ことを特徴とする編集装置。
  24. 請求項21に記載の編集装置において、
    上記制御部は、上記再生区間の開始の指示から所定時間経過後に、上記再生区間の終了の指示を行う
    ことを特徴とする編集装置。
  25. 請求項21に記載の編集装置において、
    上記制御部は、上記再生区間の終了の指示から所定時間経過後に、上記再生区間の開始の指示を行う
    ことを特徴とする編集装置。
  26. 請求項21に記載の編集装置において、
    上記動画データから対象物の画像を検出する検出部をさらに有し、
    上記制御部は、上記検出部で上記動画データから対象物の画像を検出した場合に、上記再生区間の開始の指示を行う
    ことを特徴とする編集装置。
  27. 記録媒体に記録された動画データを編集する編集方法において、
    再生中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、上記1または複数の再生区間の開始および終了を指示する操作をユーザから受け付けるステップと、
    上記1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、上記1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成するステップと、
    上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をメモリに一時的に記憶するステップと、
    上記動画データの再生が終了した際に、上記メモリに記憶された上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき上記1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、上記記録媒体にまとめて記録するステップと
    を有することを特徴とする編集方法。
  28. 記録媒体に記録された動画データを編集する編集方法において、
    再生中の動画データに対して1または複数の所定の再生区間を設定する際に、上記1または複数の再生区間の開始および終了の指示を所定タイミングで行い、該1または複数の再生区間の開始および終了の指示に基づき、上記1または複数の再生区間の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をそれぞれ生成するステップと、
    上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報をメモリに一時的に記憶するステップと、
    上記動画データの再生が終了した際に、上記メモリに記憶された上記1または複数の再生開始位置および再生終了位置を示す情報に基づき上記1または複数の再生区間を示す再生区間情報をそれぞれ生成し、上記記録媒体にまとめて記録するステップと
    を有することを特徴とする編集方法。
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