JP5069760B2 - シートベルト装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載のシートベルト装置は、ユーザーの設定するウェビングの引き込み張力を擬似的に体験できる機構を備え、それによってユーザーが適切な設定を行えるようになっている。
この場合、ウェビング調整モードでは、実際に作動するのは緊急時以外のときであり、仮に、ユーザーの設定操作意思と異なる状態にウェビング制御手段が設定されていたとしても、乗員拘束上問題となることがないため、確認情報の通信異常があってもユーザーの設定操作意思ができる限り反映されるように、ウェビング制御手段の有効・無効の設定を切替える。また、緊急時乗員拘束モードでは、実際に作動するのは緊急時であるため、確認情報の通信異常があった場合には、ウェビング制御手段による制御を有効にすることによって緊急時における乗員拘束や警告をより確実に行えるようにする。
この場合、入力操作手段の設定切替操作が行われたにも拘わらず、表示手段の表示が切り替わらないことになる。
図1は、この発明にかかるシートベルト装置1の全体概略構成を示すものであり、同図中2は、乗員3の着座するシートである。この実施形態のシートベルト装置1は、所謂三点式のシートベルト装置であり、図示しないセンタピラーに取付けられたリトラクタ4からウェビング5が上方に引き出され、そのウェビング5がセンタピラーの上部側に支持されたスルーアンカ6に挿通されるとともに、ウェビング5の先端がシート2の車室外側寄りのアウタアンカ7を介して車体フロアに固定されている。そして、ウェビング5のスルーアンカ6とアウタアンカ7の間にはタングプレート8が挿通されており、そのタングプレート8は、シート2の車体内側寄りの車体フロアに固定されたバックル9に対して脱着可能となっている。
ステアリングホイール30には、ホーン32の他に種々のスイッチ類が設置されているが、そのうちの一つのスイッチユニット33は、ユーザーによる各種のカスタマイズを設定するためのカスタマイズ設定スイッチユニットとされている。この実施形態では、スイッチユニット33が、ユーザーによるシートベルト装置1のカスタマイズ設定を行うための入力操作手段とされている。このカスタマイズ設定については後に詳述する。
一方、インストルメントパネル31にはスピードメータやタコメータ等から成るメータ表示部34が設置されるとともに、メータ表示部34の下方に各種の情報を切り替え表示させることのできる液晶モニター35が設置されている。この実施形態では、液晶モニター35が、シートベルト装置1のカスタマイズ設定時にユーザーの設定操作情報を表示するための表示手段とされている。スイッチユニット33と液晶モニター35は表示制御手段であるコントローラ36に接続されており、コントローラ36は、スイッチユニット33による設定操作の情報を液晶モニター35に表示させる。
リトラクタ4は、図2に示すようにケーシング(図示せず)に回転可能に支持されたベルトリール12にウェビング5が巻回されるとともに、ケーシングの一端側にベルトリール12の軸が突出している。このベルトリール12は、動力伝達機構13を介してモータ10の回転軸10aに連動可能に接続されている。動力伝達機構13は、モータ10の回転を減速してベルトリール12に伝達する。また、リトラクタ4には、ベルトリール12をウェビング巻取り方向に付勢する図示しない巻取りばねが設けられ、ベルトリール12とモータ10がクラッチ20によって切り離された状態において、巻取りばねによる張力がウェビング5に作用するようになっている。なお、クラッチ20はモータ10の正転時にONにされ、モータ10の逆転を契機としてOFFとされる。
この場合、ベルトリール12の回転に応じてセンサ回路からコントローラ21に入力されたパルス信号は、ベルトリール12の回転量や、回転速度、回転方向等を検出するのに用いられる。つまり、コントローラ21においては、パルス信号をカウントすることによってベルトリール12の回転量(ウェビング5の巻取り量・繰り出し量)を検出し、パルス信号の変化速度(周波数)を演算することによってベルトリール12の回転速度(ウェビング5の巻取り・繰り出し速度)を求め、さらに、両パルス信号の波形の立ち上がりの比較によってベルトリール12の回転方向を検出する。
そして、この緊急時乗員拘束モードとウェビング調整モードは、ステアリングホイール30上のスイッチユニット33によって制御の有効・無効を個別に設定できるようになっている。この各モードの有効・無効の設定は、インストルメントパネル31上の液晶モニター35で確認しつつ行い、設定変更が完了した場合には、基本的に、その結果が液晶モニター35上に表示されるようになっている。
この場合、表示用のコントローラ36からウェビング制御用のコントローラ21への送信側の通信異常であれば、ウェビング制御用のコントローラ21のON/OFFの切り替えは行われない。また、このとき通信異常があったことは、液晶モニター25上のON/OFFの表示が切り替わらないことから、ユーザー側で認識することができる。
最初に、ステップS101においては、表示用のコントローラ36側でカスタマイズ操作が行われたか否かを判定し、Yesの場合には、ステップS102に進み、Noの場合にはリターンする。ステップS102においては、表示用のコントローラ36に入力された設定操作情報と、ウェビング制御用のコントローラ21からの受信による確認情報とが一致するか否かを判定し、Yesの場合には、ステップS103に進みNoの場合には、ステップS104に進む。
ステップS103に進んだ場合には、通信異常がないために、通常通りのON/OFF切り替え処理が行われる。
ステップS104では、現在のカスタマイズ設定を行おうとしているモードが、緊急時乗員拘束モードであるか否かを判定し、Yesの場合には、ウェビング制御用のコントローラ21による制御をONに設定し、Noの場合には、ウェビング調整モードであるため、表示用のコントローラ36の設定操作情報に基づいてウェビング制御用のコントローラ21の制御のON/OFFを設定する。
5…ウェビング
10…モータ(ウェビング操作機構)
21…コントローラ(ウェビング制御手段)
33…スイッチユニット(入力操作手段)
35…液晶モニター(表示手段)
36…コントローラ(表示制御手段)
Claims (2)
- ウェビングの巻取りと繰り出しを操作するウェビング操作機構と、
このウェビング操作機構を制御するウェビング制御手段と、
を備え、
前記ウェビング制御手段が、緊急時に乗員を拘束、若しくは乗員に警告を与える緊急時乗員拘束モードと、緊急時以外のときにウェビングの巻取り繰り出し量を調整するウェビング調整モードを有し、
前記緊急時乗員拘束モードとウェビング調整モードがそれぞれ個別に入力操作手段によって有効・無効の設定変更可能とされたシートベルト装置であって、
ユーザーの設定操作情報を表示する表示手段と、
前記入力操作手段で入力された有効・無効の設定操作情報を前記ウェビング制御手段に送信するとともに、前記ウェビング制御手段から前記モードの有効・無効の設定の確認情報を受信して、その確認情報の内容を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、が設けられ、
前記ウェビング制御手段は、前記ウェビング調整モードの有効・無効の設定時に、前記表示制御手段に対する前記確認情報の通信異常があった場合に、前記入力操作手段の操作に応じた有効・無効の設定とするとともに、
前記緊急時乗員拘束モードの有効・無効の設定時に、前記表示制御手段に対する前記確認情報の通信異常があった場合に、前記入力操作手段の操作に拘わらず有効の設定とすることを特徴とするシートベルト装置。 - 前記表示制御手段は、前記入力操作手段による有効・無効の設定操作時に、前記ウェビング制御手段から確認情報が得られない場合には、前記入力操作手段の操作に拘わらず、前記表示手段の有効・無効に係る現状の表示内容を維持することを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
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