JP5069760B2 - シートベルト装置 - Google Patents

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Description

この発明は、シートに着座した乗員をウェビングによって拘束する車両のシートベルト装置に関するものである。
近年、シートベルト装置として、ウェビングの引き込みと繰り出しをモータによって行うものが開発されている。このシートベルト装置は、例えば、緊急時にモータによってウェビングを大きく引き込むことによって乗員の拘束性を高めたり、ウェビングをモータで繰り返し軽く引き込むことによって乗員に警告を与えたり、ウェビングの弛みをモータの引き込みによって取るようになっている。
また、従来、この種のシートベルト装置として、緊急時にモータによってウェビングを引き込む緊急時乗員拘束モードや、緊急時以外のときにモータによってウェビングの張力を調整するウェビング調整モード(コンフォードモート)等の各モード毎にユーザーがウェビングの引き込みの強弱や時間、作動の有無等を設定できるようにしたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシートベルト装置は、ユーザーの設定するウェビングの引き込み張力を擬似的に体験できる機構を備え、それによってユーザーが適切な設定を行えるようになっている。
特開2006−315683号公報
この従来のシートベルト装置は、各モード毎の設定値をユーザーが擬似的に体験できるため、設定自体は違和感のないものを選定できるようになるものの、モニター(表示手段)を確認しながら設定操作を行う入力操作側と、モータ制御用のコントローラとの間で通信異常があったときには、モニターにエラーが表示されるだけで適切な設定変更を行うことができなくなる。
そこでこの発明は、ウェビング制御手段と入力操作側に通信異常があったときにも、ウェビング制御手段の作動モード毎の適切な有効・無効の設定を行うことのできるシートベルト装置を提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、ウェビング(例えば、実施形態におけるウェビング5)の巻取りと繰り出しを操作するウェビング操作機構(例えば、実施形態におけるモータ10)と、このウェビング操作機構を制御するウェビング制御手段(例えば、実施形態におけるコントローラ21)と、を備え、前記ウェビング制御手段が、緊急時に乗員を拘束、若しくは乗員に警告を与える緊急時乗員拘束モードと、緊急時以外のときにウェビングの巻取り繰り出し量を調整するウェビング調整モードを有し、前記緊急時乗員拘束モードとウェビング調整モードがそれぞれ個別に入力操作手段(例えば、実施形態におけるスイッチユニット33)によって有効・無効の設定変更可能とされたシートベルト装置であって、ユーザーの設定操作情報を表示する表示手段(例えば、実施形態における液晶モニター35)と、前記入力操作手段で入力された有効・無効の設定操作情報を前記ウェビング制御手段に送信するとともに、前記ウェビング制御手段から前記モードの有効・無効の設定の確認情報を受信して、その確認情報の内容を前記表示手段に表示させる表示制御手段(例えば、実施形態におけるコントローラ36)と、が設けられ、前記ウェビング制御手段は、前記ウェビング調整モードの有効・無効の設定時に、前記表示制御手段に対する前記確認情報の通信異常があった場合に、前記入力操作手段の操作に応じた有効・無効の設定とするとともに、前記緊急時乗員拘束モードの有効・無効の設定時に、前記表示制御手段に対する前記確認情報の通信異常があった場合に、前記入力操作手段の操作に拘わらず有効の設定とすることを特徴とする。
この場合、ウェビング調整モードでは、実際に作動するのは緊急時以外のときであり、仮に、ユーザーの設定操作意思と異なる状態にウェビング制御手段が設定されていたとしても、乗員拘束上問題となることがないため、確認情報の通信異常があってもユーザーの設定操作意思ができる限り反映されるように、ウェビング制御手段の有効・無効の設定を切替える。また、緊急時乗員拘束モードでは、実際に作動するのは緊急時であるため、確認情報の通信異常があった場合には、ウェビング制御手段による制御を有効にすることによって緊急時における乗員拘束や警告をより確実に行えるようにする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシートベルト装置において、前記表示制御手段は、前記入力操作手段による有効・無効の設定操作時に、前記ウェビング制御手段から確認情報が得られない場合には、前記入力操作手段の操作に拘わらず、前記表示手段の有効・無効に係る現状の表示内容を維持することを特徴とする。
この場合、入力操作手段の設定切替操作が行われたにも拘わらず、表示手段の表示が切り替わらないことになる。
請求項1に記載の発明によれば、表示制御手段を通して入力操作手段からウェビング制御手段の設定切替操作が行われたときに、表示制御手段に対するウェビング制御手段からの確認情報の通信異常があった場合に、緊急時に作動しないウェビング調整モードでは、ユーザーの変更操作意思に合致するようにウェビング制御手段の有効・無効の設定を切り替え、緊急時に作動する緊急時乗員拘束モードでは、常にウェビング制御手段による制御を有効にして乗員拘束や警告を確実に行えるようにするため、ウェビング制御手段の作動モード毎の適切な有効・無効の設定を行うことのできる。
請求項2に記載の発明によれば、表示制御手段を通して入力操作手段からウェビング制御手段の設定切替操作が行われたときに、表示制御手段に対する確認情報の通信異常があった場合には、表示手段の有効・無効に係る表示が現状のままで切り替わらないため、通信異常があったことを乗員に認識させ、ユーザーの早期の故障対策を促すことができる。
この発明の一実施形態のシートベルト装置の概略構成図である。 この発明の一実施形態のシートベルト装置の概略構成図である。 この発明の一実施形態のシートベルト装置の通信異常時の設定状態を示す対応表である。 この発明の一実施形態のシートベルト装置の通信異常時の設定状態を示す対応表である。 この発明の一実施形態のシートベルト装置の制御を示すフローチャトである。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明にかかるシートベルト装置1の全体概略構成を示すものであり、同図中2は、乗員3の着座するシートである。この実施形態のシートベルト装置1は、所謂三点式のシートベルト装置であり、図示しないセンタピラーに取付けられたリトラクタ4からウェビング5が上方に引き出され、そのウェビング5がセンタピラーの上部側に支持されたスルーアンカ6に挿通されるとともに、ウェビング5の先端がシート2の車室外側寄りのアウタアンカ7を介して車体フロアに固定されている。そして、ウェビング5のスルーアンカ6とアウタアンカ7の間にはタングプレート8が挿通されており、そのタングプレート8は、シート2の車体内側寄りの車体フロアに固定されたバックル9に対して脱着可能となっている。
ウェビング5は、初期状態ではリトラクタ4に巻き取られており、乗員3が手で引き出してタングプレート8をバックル9に固定することにより、乗員3の主に胸部と腹部をシート2に対して拘束する。また、このシートベルト装置1は、車両の挙動が不安定になったときや、通常走行時にウェビング5に弛みがあるとき等に電動式のモータ10(ウェビング操作機構)によって自動的にウェビング5の巻取り繰り出し操作を実行する。モータ10は、コントローラ21によって制御される。この実施形態では、コントローラ21がウェビング制御手段とされている。
また、図1において、30は、運転席に設けられたステアリングホイールであり、31は、運転席の前方に配置されたインストルメントパネルである。
ステアリングホイール30には、ホーン32の他に種々のスイッチ類が設置されているが、そのうちの一つのスイッチユニット33は、ユーザーによる各種のカスタマイズを設定するためのカスタマイズ設定スイッチユニットとされている。この実施形態では、スイッチユニット33が、ユーザーによるシートベルト装置1のカスタマイズ設定を行うための入力操作手段とされている。このカスタマイズ設定については後に詳述する。
一方、インストルメントパネル31にはスピードメータやタコメータ等から成るメータ表示部34が設置されるとともに、メータ表示部34の下方に各種の情報を切り替え表示させることのできる液晶モニター35が設置されている。この実施形態では、液晶モニター35が、シートベルト装置1のカスタマイズ設定時にユーザーの設定操作情報を表示するための表示手段とされている。スイッチユニット33と液晶モニター35は表示制御手段であるコントローラ36に接続されており、コントローラ36は、スイッチユニット33による設定操作の情報を液晶モニター35に表示させる。
図2は、リトラクタ4とコントローラ21,36の機能を説明するためのシートベルト装置1の概略構成図である。
リトラクタ4は、図2に示すようにケーシング(図示せず)に回転可能に支持されたベルトリール12にウェビング5が巻回されるとともに、ケーシングの一端側にベルトリール12の軸が突出している。このベルトリール12は、動力伝達機構13を介してモータ10の回転軸10aに連動可能に接続されている。動力伝達機構13は、モータ10の回転を減速してベルトリール12に伝達する。また、リトラクタ4には、ベルトリール12をウェビング巻取り方向に付勢する図示しない巻取りばねが設けられ、ベルトリール12とモータ10がクラッチ20によって切り離された状態において、巻取りばねによる張力がウェビング5に作用するようになっている。なお、クラッチ20はモータ10の正転時にONにされ、モータ10の逆転を契機としてOFFとされる。
また、リトラクタ4には、ベルトリール12の回転位置を検出する回転センサ11(位置検出手段)が設けられている。この回転センサ11は、例えば、円周方向に沿って異磁極が交互に着磁され、ベルトリール12と一体に回転する磁性円板と、この磁性円板の外周縁部に近接配置された一対のホール素子と、ホール素子の検出信号を処理するセンサ回路とから成り、センサ回路で処理されたパルス信号がコントローラ21に出力されるようになっている。
この場合、ベルトリール12の回転に応じてセンサ回路からコントローラ21に入力されたパルス信号は、ベルトリール12の回転量や、回転速度、回転方向等を検出するのに用いられる。つまり、コントローラ21においては、パルス信号をカウントすることによってベルトリール12の回転量(ウェビング5の巻取り量・繰り出し量)を検出し、パルス信号の変化速度(周波数)を演算することによってベルトリール12の回転速度(ウェビング5の巻取り・繰り出し速度)を求め、さらに、両パルス信号の波形の立ち上がりの比較によってベルトリール12の回転方向を検出する。
ところで、コントローラ21の入力側には、図2に示すように回転センサ11の他に、車両の前後方向の加速度を検出する前後加速度センサ40や、車両の左右方向の加速度を検出する横加速度センサ41、車両のヨー方向の角加速度を検出するヨーレートセンサ42等が接続されている。また、コントローラ21は、液晶モニター35の表示を制御するコントロー36との間で車載ネットワーク(CAN)を通して情報(信号)の送受信が行われるようになっている。
コントローラ21は、前後加速度センサ40や横加速度センサ41、ヨーレートセンサ42等からの入力信号を基にして緊急状態を判定し、緊急状態であると判定したときにウェビング5を大きく引き込むように、或いは、間欠的に引き込むようにモータ10を通電制御する緊急時乗員拘束モードと、ウェビング5の弛み取り等のために緊急時以外のときにウェビング5の巻取り繰り出し量を調整するようにモータ10を通電制御するウェビング調整モード(コンフォートモード)と、を有している。
そして、この緊急時乗員拘束モードとウェビング調整モードは、ステアリングホイール30上のスイッチユニット33によって制御の有効・無効を個別に設定できるようになっている。この各モードの有効・無効の設定は、インストルメントパネル31上の液晶モニター35で確認しつつ行い、設定変更が完了した場合には、基本的に、その結果が液晶モニター35上に表示されるようになっている。
具体的には、スイッチユニット33の初期の操作で液晶モニター35上にメニュー画面を表示させ、そのメニュー画面上から緊急時乗員拘束モードやウェビング調整モードの設定変更を選択し、さらに設定変更画面からモードのON/OFF(有効・無効)を選択する。このとき、現在、既に設定されているモードの状態は反転表示されており、ON/OFFを切り替える場合には、反転表示されていない側をスイッチユニット33の操作によって選択する。そして、こうして液晶モニター35で確認しつつスイッチユニット33で各モードのON/OFFの切替えが行われると、このとき表示用のコントローラ36に入力された設定操作情報(ON/OFFの切替え情報)が車載ネットワークを通してウェビング制御用のコントローラ21に送信され、このときコントローラ21が設定操作情報に基づいて各モードのON/OFFの設定を実際に切り替える。こうして、ウェビング制御用のコントローラ21の設定が切り替わると、そのコントローラ21から表示用のコントローラ36に送信される確認情報(実設定状態情報)が切り替わる。表示用のコントローラ36は、この確認情報を受けて液晶モニター35上に実際の設定状態を表示する。これにより、ユーザーはモードのON/OFFの設定が変更されたことを確認することができる。
ところで、表示用のコントローラ36とウェビング制御用のコントローラ21の間では何等かの原因によって通信異常が起こる可能性が考えられる。この場合、液晶モニター35で確認しつつ各モードのON/OFFを切り替え操作すると、表示用のコントローラ36から送信する設定操作情報と、ウェビング制御用のコントローラ21からの確認情報が不一致となり、液晶モニター35上には、例えば、「設定に失敗しました」等、その旨が表示される。
この場合、表示用のコントローラ36からウェビング制御用のコントローラ21への送信側の通信異常であれば、ウェビング制御用のコントローラ21のON/OFFの切り替えは行われない。また、このとき通信異常があったことは、液晶モニター25上のON/OFFの表示が切り替わらないことから、ユーザー側で認識することができる。
また、表示用のコントローラ36には、受信側の通信異常(ウェビング制御用のコントローラ21からの確認情報の通信異常)を判定する異常判定手段43が設けられており、ウェビング制御用のコントローラ21には、異常判定手段43が異常と判定したときに、各モードのON/OFFを設定する異常時設定手段44が設けられている。この異常時設定手段44による設定は、ウェビング調整モードの場合と緊急時乗員拘束モードの場合で異なり、それぞれ図3,図4の各対応表に示すように設定されている。なお、同図中、E−PTは、ウェビング制御用のコントローラ21によって制御されるモータ10を意味するものとする。
すなわち、ウェビング調整モードの場合には、表示用のコントローラ36の設定操作情報(スイッチユニット33の設定操作)と合致するように、ウェビング制御用のコントローラ21による制御のON/OFFを設定し、緊急時乗員拘束モードの場合には、表示用のコントローラ36の設定操作情報(スイッチユニット33の設定操作)に拘わらず、ウェビング制御用のコントローラ21による制御をONに設定する。
また、表示用のコントローラ36は、ウェビング制御用のコントローラ21から確認情報が得られずに異常判定手段43で受信側の通信異常と判定した場合には、ウェビング制御用のコントローラ21側で上述の異常時の設定が行われても、その設定結果に拘わらず液晶モニター25の現状の(設定変更前の)ON/OFFの表示内容を維持するようになっている。
以下、このシートベルト装置1の確認情報の通信異常時における制御を図5のフローチャートを基にして説明する。
最初に、ステップS101においては、表示用のコントローラ36側でカスタマイズ操作が行われたか否かを判定し、Yesの場合には、ステップS102に進み、Noの場合にはリターンする。ステップS102においては、表示用のコントローラ36に入力された設定操作情報と、ウェビング制御用のコントローラ21からの受信による確認情報とが一致するか否かを判定し、Yesの場合には、ステップS103に進みNoの場合には、ステップS104に進む。
ステップS103に進んだ場合には、通信異常がないために、通常通りのON/OFF切り替え処理が行われる。
ステップS104では、現在のカスタマイズ設定を行おうとしているモードが、緊急時乗員拘束モードであるか否かを判定し、Yesの場合には、ウェビング制御用のコントローラ21による制御をONに設定し、Noの場合には、ウェビング調整モードであるため、表示用のコントローラ36の設定操作情報に基づいてウェビング制御用のコントローラ21の制御のON/OFFを設定する。
以上のように、このシートベルト装置1では、液晶モニター35の画面で操作内容を確認しつつ、表示用のコントローラ36を通してウェビング制御用のコントローラ21の設定切替操作が行われたときに、表示用のコントローラ36に対するウェビング制御用のコントローラ21からの確認情報の通信異常があった場合に、ウェビング調整モードでは、ユーザーの操作意思を反映させるように、スイッチユニット33の操作に基づいてウェビング制御用のコントローラ21のON/OFF設定を切り替え、緊急時乗員拘束モードでは、スイッチユニット33の操作に拘わらずウェビング制御用のコントローラ21の設定を常にONにするため、作動モード毎にコントローラ21による制御のON/OFFを適切に設定することができる。
つまり、緊急時以外のときに作動するウェビング調整モードでは、万一、乗員の設定操作意思に反して設定されてしまっても乗員拘束上問題になることがないため、確認情報の通信異常時には、ユーザーの設定操作意思を優先させてコントローラ21による制御のON/OFFを設定することにより、多く場合にユーザーの設定意思通りの作動結果を得ることができる。また、緊急時に作動する緊急時乗員拘束モードでは、確認情報の通信異常時には、ユーザーの設定操作意思に拘わりなく、コントローラ21による制御をONに設定することにより、緊急時における乗員拘束や警告を確実に行うことができる。
また、このシートベルト装置1においては、表示用のコントローラ36を通してウェビング制御用のコントローラ21の設定切替操作が行われたときに、表示用のコントローラ36に対するウェビング制御用のコントローラ21からの確認情報の通信異常があった場合に、異常時設定手段44によってウェビング制御用のコントローラ21の設定が切替えられても、液晶モニター35上のON/OFF表示が現状のまま切り替わることがないため、通信異常があったことを乗員に認識させることができる。したがって、これによってユーザーによる早期の対策を促すことができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
1…シーベルト装置
5…ウェビング
10…モータ(ウェビング操作機構)
21…コントローラ(ウェビング制御手段)
33…スイッチユニット(入力操作手段)
35…液晶モニター(表示手段)
36…コントローラ(表示制御手段)

Claims (2)

  1. ウェビングの巻取りと繰り出しを操作するウェビング操作機構と、
    このウェビング操作機構を制御するウェビング制御手段と、
    を備え、
    前記ウェビング制御手段が、緊急時に乗員を拘束、若しくは乗員に警告を与える緊急時乗員拘束モードと、緊急時以外のときにウェビングの巻取り繰り出し量を調整するウェビング調整モードを有し、
    前記緊急時乗員拘束モードとウェビング調整モードがそれぞれ個別に入力操作手段によって有効・無効の設定変更可能とされたシートベルト装置であって、
    ユーザーの設定操作情報を表示する表示手段と、
    前記入力操作手段で入力された有効・無効の設定操作情報を前記ウェビング制御手段に送信するとともに、前記ウェビング制御手段から前記モードの有効・無効の設定の確認情報を受信して、その確認情報の内容を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、が設けられ、
    前記ウェビング制御手段は、前記ウェビング調整モードの有効・無効の設定時に、前記表示制御手段に対する前記確認情報の通信異常があった場合に、前記入力操作手段の操作に応じた有効・無効の設定とするとともに、
    前記緊急時乗員拘束モードの有効・無効の設定時に、前記表示制御手段に対する前記確認情報の通信異常があった場合に、前記入力操作手段の操作に拘わらず有効の設定とすることを特徴とするシートベルト装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記入力操作手段による有効・無効の設定操作時に、前記ウェビング制御手段から確認情報が得られない場合には、前記入力操作手段の操作に拘わらず、前記表示手段の有効・無効に係る現状の表示内容を維持することを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
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