JP5067643B2 - 緊急地震速報端末および位置移動警告方法 - Google Patents

緊急地震速報端末および位置移動警告方法 Download PDF

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Description

本発明は、据置型の緊急地震速報端末および位置移動警告方法に関する。
緊急地震速報を受信する緊急地震速報端末には、移動型の緊急地震速報端末と据置型の緊急地震速報端末とがある。緊急地震速報端末は、例えば、緊急地震速報と自端末の存在位置(現在位置)とに基づいて、現在位置における震度等を算出する。移動型の緊急地震速報端末では、GPS受信機を用いたりして、端末の現在位置を示す情報である現在位置情報を随時入力することができる。しかし、据置型の緊急地震速報端末では、一般に、端末の現在位置情報が利用者等によって入力されるように設計されている。
しかし、据置型の緊急地震速報端末であっても移動させることは可能であり、そのような場合には、移動後の位置情報を据置型の緊急地震速報端末に再入力する必要がある。しかし、据置型の緊急地震速報端末が移動された可能性があるか否かや、据置型の緊急地震速報端末に入力されている位置情報が正しい設置位置を示しているか否かをユーザが簡単に判別することができない場合がある。緊急地震速報端末が移動されたにもかかわらず、位置情報が修正されないままでいると、緊急地震速報の震度および地震到達時間などの計算処理は誤った位置情報に基づいて行われてしまい、適切な緊急地震速報をユーザが受信できない可能性がある。
移動された可能性があることを利用者に知らせることができる装置として、特許文献1には、商用電源コンセントとの接続状況に基づいて電力の供給状態を判断する情報処理装置が記載されている。特許文献1に記載された情報処理装置は、情報処理装置の電源プラグの商用電源コンセントに対する接続状態を監視し、商用電源からの電力供給が遮断されたことを検出すると、装置が移動されたと見なす。
また、特許文献2には、商用電源コンセントに対する接続状態を検出するテレビジョン受信装置が記載されている。特許文献2に記載されたテレビジョン受信装置は、電源プラグが商用電源コンセントに再接続されたことを検出したことを一つの条件として、すなわち、電源プラグが商用電源コンセントから抜かれたことがあることを検出したことを一つの条件として、装置が移動されたと見なす。
特開2004−259000号公報(段落0036−0039、段落0046) 特開2006−211099号公報(段落0015−0016、図2)
しかし、特許文献1および特許文献2に記載されたように装置側の電源プラグが商用電源コンセントから抜かれると装置が移動したとみなす場合には、移動ではなく緊急地震速報端末の電源プラグを抜いただけの場合や、緊急地震速報端末の電源プラグを抜いて位置情報に影響を与えない程度の距離を移動させた場合であっても、緊急地震速報端末は移動されたとみなされてしまう。位置情報に影響を与えないとは、移動前に入力されるべき位置情報と移動後に入力されるべき位置情報とに変化がないことを意味する。
そこで、本発明は、移動前の地点と移動後の地点との間の距離が位置情報に影響を与える可能性がある場合に警告を出力することができる緊急地震速報端末および位置移動警告方法を提供することを目的とする。
本発明による緊急地震速報端末は、位置情報を記憶する位置情報記憶手段を備えた緊急地震速報端末であって、主電源から緊急地震速報端末への電力供給の状態を検出する主電源状態検出手段と、計時機能を有する計時手段と、警告を出力するか否かを判定する警告判定手段と、警告を出力する出力手段と、緊急地震速報端末に電源を供給可能なサブ電源とを備え、主電源状態検出手段は、サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、主電源から緊急地震速報端末に供給される電力に基づいて作成された電源電圧の低下を検出すると切断信号を出力し、電源電圧が低下している状態からの上昇を検出すると接続信号を出力し、位置情報記憶手段は、サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、主電源状態検出手段によって切断信号または接続信号が出力された場合に、計時手段が示す現在時刻を記憶し、警告判定手段は、主電源検出部によって接続信号が出力されたときに、位置情報記憶手段に記憶されている接続信号が出力された時刻と当該接続信号の直前の切断信号が出力された時刻との間の時間であるオフ期間を計算し、サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、当該オフ期間に基づいて警告を出力するか否かを判定し、当該オフ期間があらかじめ決められている警告出力判定時間以上である場合に、警告を出力すると判定し、出力手段は、警告判定手段の判定結果に従って警告を出力することを特徴とする。
本発明による位置移動警告方法は、位置情報を記憶する緊急地震速報端末における位置移動警告方法であって、緊急地震速報端末に電源を供給可能なサブ電源からの電源出力の状態に関わらず、主電源から緊急地震速報端末に供給される電力に基づいて作成された電源電圧の低下を検出すると切断信号を出力し、電源電圧が低下している状態からの上昇を検出すると接続信号を出力し、サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、切断信号または接続信号が出力された場合に現在時刻を記憶し、接続信号が出力された時刻と当該接続信号の直前の切断信号が出力された時刻との間の時間であるオフ期間を計算し、前記サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、当該オフ期間に基づいて警告を出力するか否かを判定し、当該オフ期間があらかじめ決められている警告出力判定時間以上である場合に、警告を出力すると判定し、判定結果に従って警告を出力することを特徴とする。
本発明によれば、移動前の地点と移動後の地点との間の距離が位置情報に影響を与える可能性がある場合に警告を出力することができる。
本発明による緊急地震速報端末の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す緊急地震速報端末において、電源電流の供給状態の変化と表示装置の警告表示の関係を示す説明図である。 第2の実施形態の緊急地震速報端末において、電源電流の供給状態の変化と表示装置の警告表示の関係を示す説明図である。 本発明による緊急地震速報端末の主要部を示すブロック図である。
実施形態1.
図1は、本発明による緊急地震速報端末の第1の実施形態(実施形態1)の構成を示すブロック図である。図1を参照して、本発明の第1の実施形態の緊急地震速報端末10の構成を説明する。
図1に示す緊急地震速報端末10は、据置型の緊急地震速報端末であって、主電源回路11、主電源検出部12、サブ電源バッテリ13、ダイオード14および主回路15を備えている。
緊急地震速報端末10の電源プラグ(図示せず)が交流主電源30の電源コンセントに接続されると、主電源回路11から主回路15に電源電流が供給される。
主電源検出部12は、主電源回路11から主回路15への電力供給を検出することによって、交流主電源30から緊急地震速報端末10への電力供給の状態を検出する。交流主電源30の電源コンセントから電源プラグが外されると、主電源回路11から主回路15に電源電流が供給されなくなる(主電源回路11がオフになる)。このとき、主電源検出部12が検出する電源の電圧は降下し、例えば、電圧が所定の閾値未満に降下したことを検出した場合に、主電源検出部12は主電源切断信号を主回路15のマイクロコンピュータ(以下、マイコンという。)17に出力する。
サブ電源バッテリ13は、例えば、緊急地震速報端末10に内蔵されるバッテリであって、例えば、主電源回路11がオフであるときに、主回路15に電流を供給する。主電源回路11またはサブ電源バッテリ13から供給される電源電流は、ダイオード14を介して主回路15に供給される。ダイオード14は、主電源回路11またはサブ電源バッテリ13から供給される電源電流が逆流しないようにするために挿入されている。
主回路15は、キー入力インタフェース16、マイコン17、電池18、不揮発性メモリ19および表示装置20を含む。
キー入力インタフェース16は、緊急地震速報端末10の位置情報を入力するためのインタフェースであって、入力された緊急地震速報端末10の位置情報を、マイコン17に出力する。
マイコン17は、計時機能を備えた時計回路21を有し、主回路15の各部を制御する。マイコン17は、例えば、プログラムに従って制御を行うCPUを含む。電池18は、時計回路21に電力を供給する。時計回路21は、緊急地震速報端末10が交流主電源30またはサブ電源バッテリ13から電源電流を供給されていないときでも、電池18から供給される電力によって時間を計ることができる。
不揮発性メモリ19にはマイコン17によってデータが書き込まれ、不揮発性メモリ19に記憶されているデータはマイコン17によって読み出される。例えば、主電源検出部12が主電源切断信号を出力すると、マイコン17は、不揮発性メモリ19に主電源回路11がオフになったことを示すフラグとその現在時刻(オフ時刻)とを記録する。また、不揮発性メモリ19は、キー入力インタフェース16によって入力された緊急地震速報端末10の位置情報を記憶する。
表示装置20は、緊急地震速報端末10の位置が移動した可能性がある場合に、マイコン17の制御に従って、ユーザに位置移動の警告を表示する。緊急地震速報端末10の位置が移動した可能性があるか否かは、マイコン17によって判断される。
図2は、図1に示す緊急地震速報端末において、電源電流の供給状態の変化と表示装置の警告表示の関係を示す説明図である。図2を参照して、第1の実施形態の緊急地震速報端末10が、交流主電源30からの電源電流の供給状態の変化に応じて表示装置20に位置移動の警告表示を行う詳細な動作を説明する。
図2には、(A)で示される時点において、交流主電源30の電源コンセントから電源プラグが外された(交流主電源30がオフになる)ことが例示されている。交流主電源30の電源コンセントから電源プラグが外されると、主電源回路11に供給される電源出力がオフになる。すると、主電源回路11の出力電圧は低下する。主電源検出部12は、主電源回路11の出力電圧が所定の閾値(例えば、図2に示すLow電位に相当)未満に降下したことを検出した場合には、主電源切断信号をマイコン17に出力する。なお、第1の実施形態では、閾値は、マイコン17が動作し得ない電圧であるとする。ただし、(A)で示される時点では、サブ電源バッテリ13からマイコン17に対して電力供給がなされているので、マイコン17は動作可能である。
マイコン17は、主電源切断信号が出力されたことを示すフラグ(図2において、Pで示されているフラグ)とオフ時刻とを不揮発性メモリ19に記録する。図2に示す例では、サブ電源バッテリ13がオンなので、主回路15への電力供給は維持される。マイコン17は、主電源回路11がオフされたことを示すフラグが不揮発性メモリ19に書き込まれた場合に、表示装置20に位置移動の警告を示す情報を出力する。表示装置20は、マイコン17から入力された情報に応じて、位置移動の警告を表示する。
図2には、(B)で示される時点において、交流主電源30がオフし、かつ、サブ電源バッテリ13がオフしたことが例示されている。主電源回路11に供給される電源出力がオフするので、主電源検出部12は、主電源切断信号をマイコン17に出力する。(B)で示される時点では、主電源回路11とサブ電源バッテリ13とがともにオフしたので、主回路15には電源が供給されなくなる。
図2には、(C)で示される時点において、交流主電源30の電源コンセントに電源プラグが接続され(交流主電源30がオンになり)、主電源回路11から主回路15に電源電流が供給される(主電源回路11がオンになる)ことが例示されている。マイコン17は、主電源回路11がオンになると、そのときに、主電源回路11がオフされたことを示すフラグを不揮発性メモリ19に書き込む。マイコン17は、主電源回路11がオフされたことを示すフラグが不揮発性メモリ19に書き込まれた場合に、表示装置20に位置移動の警告を示す情報を出力する。表示装置20は、マイコン17から入力された情報に応じて、位置移動の警告を表示する。
図2には、(D)で示される時点において、主電源回路11とサブ電源バッテリ13とがともにオフしている状態から、サブ電源バッテリ13がオンになったことが例示されている。サブ電源バッテリ13から主回路15に電源電流が供給されるようになった場合にも、マイコン17は、主電源回路11がオフされたことを示すフラグを不揮発性メモリ19に書き込み、表示装置20に位置移動の警告を示す情報を出力する。表示装置20は、マイコン17から入力された情報に応じて、位置移動の警告を表示する。
このような主電源検出部12は、主電源回路11から主回路15への電源出力を監視することによって、緊急地震速報端末10が交流主電源30から切断される状況を検出することができる。そして、緊急地震速報端末10が交流主電源30から切断された場合(例えば、図2における(A)に示す時点に相当)には、据置型の緊急地震速報端末10の位置が移動される可能性があると判断して、位置移動の警告をユーザに提供することができる。
また、このような緊急地震速報端末10では、サブ電源バッテリから主回路15に電力が供給されていない場合に主電源回路11がオフになった場合(例えば、図2における(B)に示す時点に相当)でも、主電源回路11またはサブ電源バッテリ13から主回路15に電力が供給されたとき(例えば、図2における(C)または(D)に示す時点に相当)には、マイコン17は、以前に緊急地震速報端末10が交流主電源30から切断されたことを認識できるので、位置移動の警告をユーザに提供することができる。
実施形態2.
本発明による緊急地震速報端末の第2の実施形態(実施形態2)の構成は、図1に示す第1の実施形態の緊急地震速報端末10の構成と同じである。
図3は、第2の実施形態の緊急地震速報端末において、電源電流の供給状態の変化と表示装置の警告表示の関係を示す説明図である。第2の実施形態の緊急地震速報端末10では、主電源検出部12は、主電源切断信号および主電源接続信号を出力する。
具体的には、交流主電源30の電源コンセントから電源プラグが外されて、主電源回路11がオフになり、主電源検出部12が検出する電源の電圧が所定の第1の閾値(例えば、4.0Vとする。)未満に降下したことを検出した場合には、主電源検出部12は、主電源切断信号を主回路15のマイコン17に出力する。なお、第2の実施形態では、第1の閾値は、マイコン17が動作可能な電圧である。
そして、交流主電源30の電源コンセントに電源プラグが接続されて、主電源回路11がオンになり、主電源検出部12が検出する電源の電圧が再び上昇して所定の第2の閾値(例えば、4.5Vとする。)以上に上昇したことを検出した場合には、主電源検出部12は、主電源接続信号を主回路15のマイコン17に出力する。なお、第1の閾値と第2の閾値は同じ値であってもよい。
主電源検出部12から主電源切断信号が出力されると、マイコン17は、主電源回路11がオフされたことを示すフラグ(図3において、Pで示されているフラグ:以下、Pフラグという。)と現在時刻(オフ時刻)とを不揮発性メモリ19に書き込む。また、主電源検出部12から主電源接続信号が出力されると、マイコン17は、主電源回路11がオンされたことを示すフラグ(図3において、Qで示されているフラグ:以下、Qフラグという。)と現在時刻(オン時刻)とを不揮発性メモリ19に書き込む。
なお、マイコン17によるPフラグ、オフ時刻、Qフラグおよびオン時刻の不揮発性メモリ19への書き込みは、サブ電源バッテリ13の有無、およびサブ電源バッテリ13からの電力の出力状態に関係なく実施される。
マイコン17は、不揮発性メモリ19に主電源回路11がオンされたことを示すフラグとオン時刻とを書き込むと、不揮発性メモリ19に書き込まれている最新のPフラグとオフ時刻とを検索し、オフ時刻およびオン時刻を用いて、主電源回路11が継続してオフ状態になっていた時間(オフ期間)を計算する。そして、マイコン17は、計算したオフ期間と、予め設定されて不揮発性メモリ19に格納されている所定の警告表示判定時間とを比較する。警告表示判定時間には、緊急地震速報端末10が移動される可能性があると推測される所定の時間があらかじめ設定されて不揮発性メモリ19に記憶される。
オフ期間が所定の警告表示判定時間を超えていた場合には、マイコン17は、表示装置20に位置移動の警告を示す情報を出力する。表示装置20は、マイコン17から入力された情報に応じて、位置移動の警告を表示する。オフ期間が所定の警告表示判定時間を超えていなかった場合には、マイコン17は、表示装置20に位置移動の警告を示す情報を出力しない。
図3を参照して、第2の実施形態の緊急地震速報端末10が、交流主電源30からの電源電流の供給状態の変化に応じて表示装置20に位置移動の警告表示を行う詳細な動作を説明する。
図3における(E)、(G)および(I)で示される時点では、交流主電源30がオフになり、主電源検出部は、電源の電圧が所定の第1の閾値未満に降下したことを検出し、主電源切断信号をマイコン17に出力する。主電源切断信号が出力されると、マイコン17は、Pフラグとオフ時刻とを不揮発性メモリ19に書き込む。
図3における(F)で示される時点では、交流主電源30がオンになり、主電源検出部は、電源の電圧が所定の第2の閾値以上に上昇したことを検出し、主電源接続信号をマイコン17に出力する。主電源接続信号を出力されたマイコン17は、Qフラグとオン時刻とを不揮発性メモリ19に書き込む。そして、不揮発性メモリ19に書き込まれている最新のPフラグとオフ時刻、すなわち、(E)で示される時点で書き込まれたオフ時刻とオン時刻とを用いて、主電源回路11のオフ期間を計算する。ここで、計算したオフ期間が所定の警告表示判定時間以上であったとする。この場合、マイコン17は、表示装置20に位置移動の警告を示す情報を出力する。表示装置20は、マイコン17から入力された情報に応じて、位置移動の警告を表示する。
図3における(H)で示される時点では、交流主電源30がオンになり、主電源検出部12は、電源の電圧が所定の第2の閾値以上に上昇したことを検出し、主電源接続信号をマイコン17に出力する。主電源接続信号が出力されると、マイコン17は、Qフラグとオン時刻とを不揮発性メモリ19に書き込む。そして、不揮発性メモリ19に書き込まれている最新のPフラグに対応するオフ時刻、すなわち、(G)で示される時点で書き込まれたオフ時刻とオン時刻とを用いて、主電源回路11のオフ期間を計算する。ここで、計算したオフ期間が所定の警告表示判定時間に達していなかったとする。この場合、マイコン17は、表示装置20に位置移動の警告を示す情報を出力しない。
以上に説明したように、第2の実施形態の緊急地震速報端末では、交流主電源30からの電力が供給されていないオフ期間が警告表示判定時間に満たない場合には、緊急地震速報端末10の位置移動の警告を行わないので、交流主電源30の短時間の切断というような、緊急地震速報端末10の配置位置の移動が行われたと考えにくい場合にユーザに位置移動の警告を表示しない。
なお、表示装置20が表示した警告は、例えば、一定時間経過後に自動的に解除されてもよいし、また、ユーザ操作でキー入力インタフェース16によって緊急地震速報端末の位置情報が再設定(更新)されたときに解除されてもよい。
図4は、本発明による緊急地震速報端末の主要部を示すブロック図である。図4に示すように、緊急地震速報端末1は、位置情報を記憶する位置情報記憶手段3(例えば、図1に示す不揮発性メモリ19に相当)を備えた緊急地震速報端末であって、主電源2(例えば、図1に示す交流主電源30に相当)から緊急地震速報端末1(例えば、図1に示す緊急地震速報端末10に相当)への電力供給の状態を検出する主電源状態検出手段4(例えば、図1に示す主電源検出部12に相当)と、計時機能を有する計時手段5(例えば、図1に示す時計回路21に相当)と、警告を出力するか否かを判定する警告判定手段6(例えば、図1に示すマイコン17に相当)と、警告を出力する出力手段7(例えば、図1に示す表示装置20に相当)とを備え、主電源状態検出手段4は、主電源2から緊急地震速報端末1に供給される電力に基づいて作成された電源電圧の低下を検出すると切断信号を出力し、電源電圧が低下している状態からの上昇を検出すると接続信号を出力し、位置情報記憶手段3は、主電源状態検出手段4によって切断信号または接続信号が出力された場合に、計時手段5が示す現在時刻を記憶し、警告判定手段6は、位置情報記憶手段3に記憶されている接続信号が出力された時刻と当該接続信号の直前の切断信号が出力された時刻との間の時間(オフ期間)に基づいて警告を出力するか否かを判定し、出力手段7は、警告判定手段6の判定結果に従って警告を出力するように構成されている。
また、上記の各実施形態では、以下の(1)〜(3)に示すような緊急地震速報端末も開示されている。
(1)警告判定手段は、オフ期間があらかじめ決められている警告出力判定時間以上である場合に、警告を出力すると判定する緊急地震速報端末(例えば、図3(E)〜(F)に示す状況において、第2の実施形態の緊急地震速報端末によって実現される。)。このような緊急地震速報端末では、主電源からの短時間の切断というような、緊急地震速報端末が移動されたと考えにくい場合を除外してユーザに位置移動の警告を出力することができる。
(2)警告判定手段は、主電源検出部によって接続信号が出力されたときに、オフ期間を計算し、警告表示を行うか否かを判定する緊急地震速報端末(例えば、第2の実施形態の緊急地震速報端末によって実現される。)。このような緊急地震速報端末では、緊急地震速報端末が移動された場合に、移動後に、位置移動の警告を出力することができる。
(3)緊急地震速報端末に電力を供給可能なサブ電源を備え、主電源状態検出手段は、サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、切断信号または接続信号を出力し、位置情報記憶手段は、サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、主電源状態検出手段によって切断信号または接続信号が出力された場合に、計時手段が示す現在時刻を記憶し、警告判定手段は、サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、オフ期間に基づいて警告を出力するか否かを判定する緊急地震速報端末(例えば、第2の実施形態の緊急地震速報端末によって実現される。)。このような緊急地震速報端末では、サブ電源からの電力供給の状態とは関係なく、主電源に電源プラグが接続されていない期間に基づいて、位置移動の出力を表示するか否かを判定することができる。
1 緊急地震速報端末
2 主電源
3 位置情報記憶手段
4 主電源状態検出手段
5 計時手段
6 警告判定手段
7 出力手段
10 緊急地震速報端末
11 主電源回路
12 主電源検出部
13 サブ電源バッテリ
14 ダイオード
15 主回路
16 キー入力インタフェース
17 マイクロコンピュータ
18 電池
19 不揮発性メモリ
20 表示装置
21 時計回路
30 交流主電源

Claims (2)

  1. 位置情報を記憶する位置情報記憶手段を備えた緊急地震速報端末であって、
    主電源から前記緊急地震速報端末への電源供給の状態を検出する主電源状態検出手段と、
    計時機能を有する計時手段と、
    警告を出力するか否かを判定する警告判定手段と、
    警告を出力する出力手段と
    前記緊急地震速報端末に電源を供給可能なサブ電源と
    を備え、
    前記主電源状態検出手段は、前記サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、主電源から前記緊急地震速報端末に供給される電力に基づいて作成された電源電圧の低下を検出すると切断信号を出力し、電源電圧が低下している状態からの上昇を検出すると接続信号を出力し、
    前記位置情報記憶手段は、前記サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、前記主電源状態検出手段によって切断信号または接続信号が出力された場合に、前記計時手段が示す現在時刻を記憶し、
    前記警告判定手段は、前記主電源検出部によって接続信号が出力されたときに、前記位置情報記憶手段に記憶されている接続信号が出力された時刻と当該接続信号の直前の切断信号が出力された時刻との間の時間であるオフ期間を計算し、前記サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、当該オフ期間に基づいて警告を出力するか否かを判定し、当該オフ期間があらかじめ決められている警告出力判定時間以上である場合に、警告を出力すると判定し、
    前記出力手段は、前記警告判定手段の判定結果に従って警告を出力する
    ことを特徴とする緊急地震速報端末。
  2. 位置情報を記憶する緊急地震速報端末における位置移動警告方法であって、
    前記緊急地震速報端末に電源を供給可能なサブ電源からの電源出力の状態に関わらず、主電源から前記緊急地震速報端末に供給される電力に基づいて作成された電源電圧の低下を検出すると切断信号を出力し、電源電圧が低下している状態からの上昇を検出すると接続信号を出力し、
    前記サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、前記切断信号または前記接続信号が出力された場合に現在時刻を記憶し、
    前記接続信号が出力されたときに、接続信号が出力された時刻と当該接続信号の直前の切断信号が出力された時刻との間の時間であるオフ期間を計算し、前記サブ電源からの電源出力の状態に関わらず、当該オフ期間に基づいて警告を出力するか否かを判定し、当該オフ期間があらかじめ決められている警告出力判定時間以上である場合に、警告を出力すると判定し、
    判定結果に従って警告を出力する
    ことを特徴とする位置移動警告方法。
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