JP5063810B2 - アニメーション編集装置、アニメーション再生装置及びアニメーション編集方法 - Google Patents

アニメーション編集装置、アニメーション再生装置及びアニメーション編集方法 Download PDF

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Description

この発明は、アニメーションを用いたユーザインタフェースやムービーコンテンツを、キーフレームとキーフレームとの間の補間に基づくアニメーション記述モデルにより作成するアニメーション編集装置、このアニメーションを再生するアニメーション再生装置及びアニメーション編集方法に関するものである。
従来、アニメーションの基準点となるタイムライン上の複数の時刻の画面状態は、それぞれキーフレームとして定義されていた。ここで、画面状態とは、画面を構成する部品(オブジェクト)の表示位置や表示状態である。従来のアニメーション編集装置では、このキーフレーム間での時間経過における部品(キーフレームに配置された部品)の表示位置や表示状態の変化を補間する方法を定義することでアニメーションを作成していた。
また、特許文献1には、キーフレームと時刻を直接対応付けず、時刻を抽象的に表すシンボルをキーフレームに対応付けて別途シンボルと時刻とを対応付けることにより、キーフレームの編集と時刻の編集を分離し、アニメーション編集処理の効率化を図ったアニメーション編集技術が開示されている。
特開2007−122265号公報(第3−4頁)
しかしながら、従来のアニメーション編集装置では、部品の表示位置の変化や表示状態の変化がいずれもタイムライン上の表示時刻を基準に定義される。このため、部品の表示位置に対応して表示状態(表示色など)を変化させたい場合には、所望の表示位置と表示状態をタイムライン上の同一時刻に対応付ける必要があり、キーフレームの編集と時刻の編集を同時に行わなければならず、編集処理が煩雑になるという課題があった。
また、従来のアニメーション編集処理では、編集途中で作成されたアニメーション中の部品の表示位置と表示状態を確認するにはキーフレームを1つずつ表示する必要があり、一覧性が悪いという課題があった。この課題は、時刻を抽象的なシンボルで表して編集の効率化を図った特許文献1の発明においても同様である。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、画面上の部品位置とその位置における部品の表示状態を容易に対応付けて編集することができ、かつ編集結果からも位置と表示状態の対応を容易に理解できるアニメーション編集装置、このアニメーションを再生するアニメーション再生装置及びアニメーション編集方法を得ることを目的とする。
この発明に係るアニメーション編集装置は、アニメーション部品の表示位置とタグで示された基準位置との相対的な位置関係を一次元の直線にマッピングして示すスペースラインに基づいて、アニメーションの基準となるキーフレームのレイアウト、キーフレームにおけるタグの配置及びキーフレーム間の補間内容が規定されたスペースラインデータを含むアニメーションデータを記憶するデータ記憶手段と、入力された編集指示に従って、データ記憶手段から読み出されたスペースラインデータに対して、スペースラインの編集指示された位置にタグを設定するタグ編集手段と、入力された編集指示に従って、データ記憶手段から読み出されたアニメーションデータにおけるキーフレームの編集指示された位置にタグを設定するタグ配置手段と、データ記憶手段から読み出した編集対象のアニメーションデータに含まれるスペースラインデータで規定されるスペースライン及びこれに基づくフレーム内容を提示して編集指示を受け付け、当該提示内容に応じて入力された編集指示に従って、スペースライン編集手段、タグ編集手段及びタグ配置手段に編集処理を実行させ、アニメーション編集結果を提示するアニメーション編集管理手段とを備えるものである。
この発明によれば、スペースラインに基づいてアニメーションの基準となるキーフレームのレイアウト、キーフレームにおけるタグの配置及びキーフレーム間の補間内容を規定するスペースラインデータを含むアニメーションデータを記憶するデータ記憶手段を備え、このデータ記憶手段から読み出した編集対象のアニメーションデータに含まれるスペースラインデータで規定されるスペースライン及びこれに基づくフレーム内容を提示して編集指示を受け付け、当該提示内容に応じて入力された編集指示に従って、スペースライン編集、タグ編集及びタグ配置を実行する。このようにすることで、表示画面上のアニメーション画像位置とその位置における表示状態を容易に対応付けて編集できるため、アニメーション編集効率の向上を図ることができるという効果がある。また、フレームへのタグの配置状況によって、アニメーション編集結果からもアニメーション部品の位置とアニメーション部品の表示状態の対応関係を容易に把握できるという従来にない顕著な効果を奏する。
この発明の実施の形態1によるアニメーション編集装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1によるアニメーション編集装置のハードウエア構成を示す図である。 実施の形態1によるアニメーション編集装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1によるアニメーション編集装置の主操作画面を示す図である。 図3中の編集処理ステップにおける処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1によるアニメーション編集装置のタイムライン編集処理の流れを示すフローチャートである。 タイムライン編集処理の具体例を示す図である。 タイムライン編集処理の他の例を示す図である。 実施の形態1によるアニメーション編集装置のスペースライン編集処理の流れを示すフローチャートである。 スペースライン編集処理の具体例を示す図である。 実施の形態1によるアニメーション編集装置のタグ配置処理の具体例を示す図である。 アニメーションデータのデータ構造の一例を示す図である。 タイムラインデータのデータ構造の一例を示す図である。 キーフレームデータのデータ構造の一例を示す図である。 補間設定データのデータ構造の一例を示す図である。 スペースラインデータのデータ構造の一例を示す図である。 タグデータのデータ構造の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2によるアニメーション再生装置の構成を示すブロック図である。 画面上の位置を規定する際の基準点の一例を示す図である。 部品とタグの位置関係からスペースライン上の表示位置を決定する処理の概要を示す図である。 この発明の実施の形態3によるアニメーション編集装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3によるアニメーション編集装置の主操作画面を示す図である。 実施の形態3によるアニメーション編集装置のタグ配置画面を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるアニメーション編集装置の構成を示すブロック図である。図1において、アニメーション編集管理手段101は、記憶媒体106に対するアニメーションデータの読み出しや書き込み、編集者(ユーザ)からの編集指示の入力及び編集結果の編集者への提示を行う。編集指示の入力には、キーボードやマウス等の入力デバイス(不図示)を用いる。また、編集結果の出力には、ディスプレイやスピーカ等の出力デバイス(不図示)を用いる。
タイムライン編集手段102は、編集指示に従って、キーフレームの作成、キーフレームへの部品の配置、フレームの時間的な表示順を示すタイムライン(時間軸)へのキーフレームの配置、及びキーフレーム間における部品位置や部品表示状態の補間内容の設定を行う。なお、補間内容としては、キーフレームに配置した部品の表示位置や表示状態をキーフレーム間の時間経過でどのように変化させるかが設定される。例えば、部品の表示位置を一定の移動量で変化させる場合は、上記移動量による線形補間が設定される。
タイムラインへのキーフレームの設定方法としては、例えば以下の方法がある(これらの一方のみを利用してもよいし、双方を利用するようにしてもよい)。
(A)タイムラインからキーフレームとしたい位置(空のフレーム又は補間フレーム)を選択してキーフレームを新規作成する。
(B)タイムラインに対応付けられていないキーフレームを新規作成し、タイムラインの所望の位置に挿入(対応付け)する。
なお、タイムラインは、アニメーションを構成するフレームの時間的関係(表示時間軸)が表現されたデータである。タイムラインには、アニメーションを構成するフレームの時間的な表示順が設定されており、これらフレームのうち、編集で指定されたフレームがキーフレームとして配置される。つまり、フレームには、キーフレームと補間フレームの双方が含まれる。
スペースライン編集手段103は、編集指示に従って、キーフレームの作成、キーフレームへの部品の配置、スペースラインへのキーフレームの配置及びスペースラインのキーフレーム間における部品位置や部品表示状態の補間内容を設定する。
スペースラインは、タグで示された基準位置と(他のアニメーションデータのキーフレームに配置された)アニメーション部品の表示位置との相対的な位置関係を一次元の直線にマッピングして示すデータである。なお、スペースラインは、当該スペースラインを持つ部品と、その部品で定義されたタグとが同じフレーム上に配置されないと、実施の形態2で後述する部品とタグの距離を算出できないため、基本的に部品として使用されるアニメーションデータでのみ使用される。
タグ編集手段104は、スペースラインの指示された位置にタグを定義する。例えば、主操作画面上に表示されたスペースライン上の所定フレームに対し、アニメーション編集管理手段101を介してタグの配置が指示されると、この編集指示に従って、タグ編集手段104が、指示されたフレーム位置にタグを設定する。
タグ配置手段105は、キーフレームの画面上の指示された位置にタグを生成し配置する。例えば、アニメーション編集管理手段101を介して指示されたタグを生成し、キーフレームの画面上の指示された位置に当該タグを配置する。なお、キーフレーム以外の任意のフレームの画面上にタグを配置してもよい。また、他の部品と同じように、タグもその位置をアニメーションで移動できるようにしてもよい。
キーフレームに配置したタグは、補間フレームにおいても引き継がれる。これにより、補間フレームを表示すると、直前のキーフレームと同じ位置にタグが配置されていることを確認することができる。
記憶媒体(データ記憶手段)106は、アニメーション編集管理手段101で作成されたアニメーションデータを保持する。アニメーションデータ107は、アニメーションを構成する各フレームのデータに加え、図1に示すようにタイムラインデータ108及びスペースラインデータ109が含まれる。タイムラインデータ108は、タイムライン編集手段102で編集されたタイムラインに基づいてアニメーションの各フレームを規定するデータであり、キーフレーム110及び補間設定データ112を有する。
キーフレーム110のデータは、アニメーションのキーとなる画面(キーとなるフレーム)のレイアウトデータであり、タグ配置を示すタグ配置データ111を含んで構成される。タグ配置データ111は、キーフレームにおけるタグの画面配置を示すデータである。補間設定データ112は、キーフレーム間における部品位置や部品表示状態の補間内容を示すデータである。
スペースラインデータ109は、スペースライン編集手段103で編集されたスペースラインに基づいてアニメーションの各フレームを規定するデータであり、キーフレーム110及び補間設定データ112の他、タグデータ113を有する。タグデータ113は、スペースラインに配置されたタグを規定するデータである。
図2は、実施の形態1によるアニメーション編集装置のハードウエア構成を示す図である。実施の形態1によるアニメーション編集装置は、図2に示すようなコンピュータ上に構築される。つまり、アニメーション編集管理手段101、タイムライン編集手段102、スペースライン編集手段103、タグ編集手段104及びタグ配置手段105は、この発明の趣旨に従ったアニメーション編集用プログラムを上記コンピュータに読み込ませ、CPU202に実行させることで、ハードウエアとソフトウエアが協働した具体的な手段として当該コンピュータ上で実現することができる。
また、出力デバイスコントローラ205がディスプレイ206やスピーカ208を介して指示選択画面や編集結果等の表示や音声出力を実行し、これに応じてマウス200やキーボード207等の入力装置で入力デバイスコントローラ201を介して、アニメーション編集管理手段101、タイムライン編集手段102、スペースライン編集手段103、タグ編集手段104及びタグ配置手段105への編集指示が実行される。さらに、記憶媒体106は、上記コンピュータに標準的に内蔵されたハードディスク203やメモリ204の記憶領域上あるいは外部記憶装置の記憶メディア上に構築することができる。
次に動作について説明する。
(1)動作の概要
図3は、実施の形態1によるアニメーション編集装置の動作を示すフローチャートであり、この図に沿ってアニメーション編集動作を説明する。
先ず、アニメーション編集装置が起動すると、アニメーション編集管理手段101が、外部からの編集指示を受け付ける入力待ち状態となる。ここで、編集者(ユーザ)からキーボードやマウス等の入力デバイスを用いて編集指示が入力されると、アニメーション編集管理手段101が、入力された編集指示情報を受け取る(ステップST1;編集指示入力ステップ)。
次に、アニメーション編集管理手段101が、ステップST1で入力された指示が編集終了の指示であるか否かを判定する(ステップST2;編集終了判定ステップ)。編集終了の指示であれば(ステップST2;YES)、アニメーション編集装置の動作を終了する。編集終了の指示でなければ(ステップST2;NO)、ステップST3の処理に移行する。
ステップST3では、アニメーション編集管理手段101を介して入力された編集指示情報に従って、タイムライン編集手段102、スペースライン編集手段103、タグ編集手段104及びタグ配置手段105が、アニメーションデータの編集処理(アニメーションの操作)を実行する(ステップST3;編集処理ステップ)。
図4は、実施の形態1によるアニメーション編集装置の主操作画面を示す図であり、アニメーション編集管理手段101が提供するUI(User Interface)である。図4において、アニメーション編集ウィンドウである主操作画面601は、実施の形態1によるアニメーション編集装置における全ての機能を操作するためのユーザインタフェースである。
アニメーション編集装置が起動すると、主操作画面601がディスプレイ(不図示)の表示画面上に表示され、この主操作画面601上で、ステップST1におけるアニメーション編集装置への編集指示の受け付けやアニメーション編集装置からの処理結果の提示が行われる。
主操作画面601において、メニューバー602には、標準的なファイル編集機能(例えば、編集ファイルの新規作成や、開く、保存、データのコピーペースト、表示画面設定)を選択し、実行するための編集内容の項目が表示される。編集指示の際、上記入力デバイスを用いてメニューバー602中の項目を選択することにより、当該項目に対応する編集処理が実行される。
タイムライン表示エリア603にはタイムラインに関連する情報が表示される。タイムライン604には、編集中のアニメーションデータのタイムラインの状態が表示される。図4の例では、タイムライン604として右向きを正方向とする時間軸が取られており、1目盛りが1単位時間に対応する。タイムライン604では、1単位時間ごとのフレームが上記時間軸上で時系列に配置される。
タイムライン604又はスペースライン609中に破線で示した表示位置カーソル605は、タイムライン604又はスペースライン609における表示中のフレームを示している。また、タイムライン604又はスペースライン609中に太線で示すキーフレーム表示606は、タイムライン604又はスペースライン609上に配置されたキーフレームを示している。補間表示607は、キーフレーム表示606で示されるキーフレーム間の部品配置や部品表示状態が補間されていること及び当該補間の方法を示している。図4の例では、補間内容として線形補間が設定されている。
ステップST3において、タイムライン編集手段102は、主操作画面601のタイムライン604を基に、アニメーション編集管理手段101を介して入力されたタイムラインの編集指示に従って処理対象のアニメーションのタイムラインを編集する。なお、タイムラインの編集処理については、後述する図6を用いて詳細に説明する。
スペースライン表示エリア608には、スペースラインに関連する情報が表示される。スペースライン609には、編集中のアニメーションデータのスペースラインの状態が表示される。図4の例では、スペースライン609における2つのキーフレームにそれぞれ異なるタグが配置されており、左右方向に上記タグからの距離に対応する軸が取られている。
タグ610は、スペースライン上の任意の位置を表す識別子である。なお、タグには名前が表示されており、各タグは、名前で識別される。図4では、タグ編集手段104によってスペースライン609上のキーフレームにタグ名「light」のタグ表示とタグ名「dark」のタグ表示が配置されている。フレーム表示エリア611には、タイムライン604とスペースライン609の表示位置カーソル605で指定されたフレームが表示される。
ステップST3において、スペースライン編集手段103は、主操作画面601のスペースライン609を基に、アニメーション編集管理手段101で入力されたスペースラインの編集指示に従って、編集対象のアニメーションにおけるスペースラインを編集する。なお、スペースラインの編集処理については、後述する図9を用いて詳細に説明する。
また、タグ編集手段104は、ステップST3で主操作画面601におけるスペースライン609を基に、アニメーション編集管理手段101を介して指示された編集者が所望するタグを、スペースライン609の指示された位置に上記タグを対応付ける。タグ配置手段105は、アニメーション編集管理手段101で指示されたキーフレームの画面位置にタグを生成して配置する。
アニメーション編集管理手段101を介してフレーム表示エリア611に表示されているフレーム内の部品を選択し操作することにより、その操作内容に従って、タイムライン編集手段102やスペースライン編集手段103、タグ編集手段104、タグ配置手段105が編集処理を実行する。
なお、タイムラインでは、上述したようにキーフレーム間の時間経過による部品の位置や表示状態の変化を補間内容から特定可能である。一方、スペースラインでは、そのアニメーションデータが部品として配置されたフレーム画面における、タグとアニメーションデータ部品との距離による、部品の位置や表示状態の変化を補間内容から特定できる。このようにタイムラインとスペースラインとは、異なる要因によってその表示位置(表示するフレーム)を特定するため、編集対象のアニメーションデータがタイムラインとスペースラインの両方を持ってもよいし、どちらか一方のみを持ってもよい。
ただし、同一の部品の同一のパラメータをタイムラインとスペースラインとの両方から変化させることはできない。例えば、画面上の部品のX座標をタイムラインで変化(画面のX軸方向に移動)させながら、同じ部品のX座標をスペースラインで変化させる等の処理は、タイムラインで決定したパラメータ(例えば、画面のX座標)とスペースラインで決定したパラメータのどちらをX座標として使用するかを決められないため、両立できない。
図3の説明に戻ると、アニメーション編集管理手段101は、ステップST3にて変更されたアニメーションデータに基づいて、ディスプレイの表示やスピーカへの出力音等を更新する(ステップST4;編集結果出力ステップ)。この後、ステップST1の処理に戻って再度編集指示の入力待ち状態となり、ステップST2からの処理を繰り返す。
(2)アニメーション編集処理
図5は、図3中の編集処理ステップにおける処理の流れを示すフローチャートであり、この図に沿って処理の概要を説明する。
編集処理ステップにおいて、アニメーション編集管理手段101は、図4に示す主操作画面601を表示して編集指示待ち状態となる。ここで、入力デバイス(不図示)を用いて、主操作画面601のいずれかの項目について編集指示があると、アニメーション編集管理手段101は、編集指示があった項目に対応する編集処理を判定する(ステップST1a)。
ここで、本発明におけるアニメーションデータの記憶媒体106への記憶方式は、ファイルを開く・編集する・保存するというパーソナルコンピュータ(以下、PCと略称する)にて一般的な方式ではなく、編集の都度、明示的な保存指示を要することなく、記憶媒体106に保存する方式を採用する。これは、本発明によるアニメーション編集装置の各編集手段が、メモリ上にロードされたアニメーションデータだけでなく、記憶媒体106上のデータを直接編集するためである。この方式を採用することにより、各編集手段が扱うデータ構造と記憶媒体106上のデータ構造とが一致したものとなる。
ステップST1aにおいて、主操作画面601のメニューバー602における「新規作成」(図4において不図示)が選択された場合、アニメーション編集管理手段101は、アニメーションの新規作成処理を開始する(ステップST2a)。ここで、アニメーション編集管理手段101は、アニメーションを新規作成する準備として編集中のアニメーションデータを廃棄し、空のタイムラインとキーフレームを作成するとともに、記憶媒体106上にアニメーションデータを保存する領域を確保する。
また、主操作画面601のメニューバー602における「開く」(図4において不図示)が選択されると、アニメーション編集管理手段101は、「開く」操作で指定された既存のアニメーションデータを、各編集手段の編集対象に設定する(ステップST3a)。このとき、既存のアニメーションデータを編集する準備として、編集中のアニメーションデータを廃棄した上で、「開く」操作で指定されたアニメーションデータ107を記憶媒体106から読み込み、編集可能なデータ形式に変換する。
主操作画面601のメニューバー602における「閉じる」(図4において不図示)が選択された場合、アニメーション編集管理手段101は、「閉じる」操作で指定されたアニメーションデータの編集を終了する(ステップST4a)。
主操作画面601のタイムライン604が操作されると、アニメーション編集管理手段101は、その操作内容をタイムライン編集手段102へ出力する。タイムライン編集手段102では、編集指示があったアニメーションデータ107のタイムラインデータ108を記憶媒体106から読み出し、入力した操作内容に基づく操作を当該タイムラインデータ108に実施する(ステップST5a)。
主操作画面601のスペースライン609が操作されると、アニメーション編集管理手段101は、その操作内容をスペースライン編集手段103へ出力する。スペースライン編集手段103では、編集指示があったアニメーションデータ107のスペースラインデータ109を記憶媒体106から読み出し、入力した操作内容に基づく操作を当該スペースラインデータ109に実施する(ステップST6a)。なお、スペースライン609上にタグを定義する指示であった場合は、スペースライン編集手段103が、タグ編集手段104を起動し、スペースライン609の指示された位置に、指示された名称のタグを設定する。
また、入力デバイス(不図示)を用いて、主操作画面601のタイムライン604又はスペースライン609のキーフレーム画面内の位置が指示され、上記入力デバイスで指示された名称のタグを上記指示した位置に配置するよう編集操作がなされると、アニメーション編集管理手段101は、その操作内容をタグ配置手段105へ出力する。
タグ配置手段105は、キーフレーム画面の指示された位置に対して、指示された名称のタグを生成して配置する(ステップST7a)。上述した各編集処理が終了すると、アニメーション編集管理手段101は、編集処理ステップを終了して、図3に示す編集結果出力ステップへ移行する。
(2−1)タイムライン編集処理
図6は、実施の形態1によるアニメーション編集装置のタイムライン編集処理の流れを示すフローチャートであり、図5のステップST5aにおける処理の詳細を示している。この図に沿って処理の詳細を説明する。タイムライン編集手段102は、アニメーション編集管理手段101から入力した編集内容に応じて編集処理を判定し(ステップST1b)、対応する編集処理に分岐する。
アニメーション編集管理手段101から入力した編集内容がキーフレームの新規作成である場合、タイムライン編集手段102は、新しくキーフレームを生成し、使用可能な状態に初期化する(部品が配置されていない空のフレームとする)(ステップST2b)。
編集内容がキーフレームへの部品の配置であれば、タイムライン編集手段102は、編集指示の内容に従って、指示された部品を、キーフレームの指示された位置に、指示された表示状態で生成して配置する(ステップST3b)。ここで、部品には、線分や幾何図形、画像、文字等の他に、ボタンやラベル、チェックボックス等のユーザインタフェース用部品を指定できる。さらに、作成済みのアニメーションデータも指定できる。
編集内容が部品への表示状態の設定である場合、タイムライン編集手段102は、編集指示の内容に従って、指示された部品に対し、部品の表示状態に対応する各種の属性を設定する(ステップST4b)。属性には、キーフレームでの位置や大きさ、回転、色、フォント、画像ファイル名、変形のための変換行列等が設定できる。なお、設定可能な属性は、部品の種類(上述した部品として指定できるオブジェクトの種類)によって異なる。
また、タイムラインへのキーフレームの配置が指示されると、タイムライン編集手段102は、編集指示の内容に従って、タイムライン上の指示された位置にキーフレームを配置する(ステップST5b)。
キーフレーム間の補間内容の設定である場合、タイムライン編集手段102は、編集指示の内容に従って、キーフレーム間で位置や表示状態が変化する部品の属性に対して、フレーム間の補間内容を設定する(ステップST6b)。補間内容としては、例えば線形補間やスプライン補間等の補間内容が指定される。上述した各編集処理が終了すると、タイムライン編集手段102は、タイムライン編集処理を終了する。
図7は、タイムライン編集処理の具体例を示す図であり、図7(a)はタイムライン、図7(b)は図7(a)中のタイムラインにおける各キーフレームを示している。図7(a)に示すタイムライン701には4つのキーフレーム702〜705が配置されており、各キーフレーム間は線形補間するよう設定されている。
図7に示す例では、キーフレーム702〜705の各画面内のカーソル部品が、タイムライン上の時間順に1つずつ下のボタンの位置に配置されているため、これらが線形補間された結果として、カーソル部品が一番上のボタンから一番下のボタンまで移動するアニメーションが得られる。図7(b)において、キーフレーム702を表示したものが表示画面706であり、画面上の「自宅」のボタン位置にカーソル部品710が表示されている。また、キーフレーム703が表示画面707に、キーフレーム704が表示画面708に、キーフレーム705が表示画面709に対応する。このようにタイムライン701を設定することで、時間の経過とともにカーソル部品710が下のボタンに順に移動するアニメーションを定義できる。
図8は、タイムライン編集処理の他の例を示す図であり、図8(a)はタイムライン、図8(b)は図8(a)中のタイムラインにおけるキーフレーム間のフレームを示している。図8では、図7中に示した編集例において、タイムライン701の表示位置カーソルをキーフレーム702とキーフレーム703との中間点801に移動させている。
編集操作として、キーフレーム702,703間の中間点801におけるフレームに表示位置カーソルを移動させる操作を施すことにより、図8(b)に示すように、キーフレームに配置されたカーソル部品710が、「自宅」ボタンの位置から「地図から探す」ボタンの位置へ移動する中間位置にカーソル部品710が移動した状態の画面(中間点801のフレーム)を表示させることができる。
このように、本発明によるアニメーション編集装置では、タイムラインの所望の位置に表示位置カーソルを移動させるだけで、キーフレームに配置された所定の部品(カーソル部品710)の各フレーム内での表示状態(位置など)を容易に表示することができる。
(2−2)スペースライン編集処理
図9は、実施の形態1によるアニメーション編集装置のスペースライン編集処理の流れを示すフローチャートであり、図5のステップST6aにおける処理の詳細を示している。スペースライン編集手段103は、アニメーション編集管理手段101から入力した編集内容に応じて編集処理を判定し(ステップST1c)、対応する編集処理に分岐する。なお、ステップST2c、ステップST3c、ステップST4c及びステップST6cのキーフレームの編集処理は、上述したタイムライン編集処理と同様であるので説明を省略する。
編集指示がスペースラインへのキーフレームの配置である場合、スペースライン編集手段103は、編集内容に従って、スペースライン上の指示された位置にキーフレームを配置する(ステップST5c)。
また、編集指示がスペースラインへのタグの定義であると、スペースライン編集手段103は、タグ編集手段104を起動する。これにより、タグ編集手段104は、編集内容に従って、スペースライン上の指示された位置にタグを生成して配置する(ステップST7c)。タグには識別子としての名前がつけられる。各編集処理を終了すると、スペースライン編集手段103又はタグ編集手段104は、スペースライン編集処理を終了する。
図10は、スペースライン編集処理の具体例を示す図であり、図10(a)はスペースラインを示している。図10(a)に示すスペースライン901には、2つのキーフレーム902,903が配置されており、各キーフレーム間は線形補間するよう設定されている。
また、キーフレーム902には、タグ名「light」のタグ904が配置され、キーフレーム903には、タグ名「dark」のタグ905が配置されている。なお、図10(a)に示す例では、キーフレームにタグを設定する場合を示したが、キーフレーム以外の位置(例えば、中間点908)にタグを設定してもよい。
図10(b)に示す3つのカーソルは、それぞれのカーソルと同じサイズのフレームに配置される。図10の例では、フレーム内のフォーカスの位置は変わらず、フォーカスの色だけを変化させる編集を行った場合を示している。このように、キーフレーム902,903間の各フレーム内のカーソル部品のフォーカス色が、一定の色変化で遷移するように線形補間される。図10(b)において、カーソル部品906はキーフレーム902を表示した様子であり、カーソル部品906は、カーソル部品の属性としてフォーカス色を白色に設定しているため、フォーカスが白色で表示される。また、カーソル部品907はキーフレーム903を表示した様子であり、カーソル部品907は、カーソル部品の属性としてフォーカス色を灰色に設定しているため、フォーカスが灰色で表示される。
編集操作として、スペースライン901上でキーフレーム902,903間の中間点908におけるフレームに表示位置カーソルを移動させる操作を施すことにより、図9(b)に示すように、カーソル部品909が表示された画面を表示させることができる。ここで、カーソル部品906とカーソル部品907の表示色が線形補間されることから、カーソル部品909は、カーソル部品906とカーソル部品907の中間色である明るい灰色で表示される。
このように、本発明によるアニメーション編集装置では、スペースラインの所望の位置に表示位置カーソルを移動させるだけで、キーフレームに配置された所定の部品(カーソル部品909)の各フレームでの表示状態を容易に表示することができる。
(2−3)タグ配置処理
図11は、実施の形態1によるアニメーション編集装置のタグ配置処理の具体例を示す図であり、図4中の主操作画面にタグ配置の編集操作を施した画面を示している。
主操作画面601において、スペースラインで表示状態が規定された部品(図11の例では、カーソル部品)を選択してタグ配置の編集指示操作を施すと、アニメーション編集管理手段101によってタグ配置手段105が起動し、図11に示す画面に切り替わる。選択された部品(カーソル部品)は、選択中表示1003になる。
図11において、タグ表示エリア1001では、選択した部品のスペースラインに定義されているタグ1002がリスト表示される。アニメーション編集管理手段101における不図示の入力デバイスを用いて、タグ表示エリア1001にリストアップされたタグ1002の中から、表示画面上に配置したいタグ1002を選択し、フレーム表示エリア611のフレーム内の所望の位置を指定することで、その位置に選択したタグが配置される。タグはフレーム内に任意の数だけ配置可能である。
なお、図11の例では、画面に配置した部品を指定してタグ配置の編集指示を実行する場合を示したが、定義(作成)済みのアニメーション部品をファイル名などにより指定してタグ配置の編集指示を実行するようにしてもよい。また、図11では、タグを他の部品と同じくキーフレームに配置することを想定しているが、キーフレームとは関係なく、任意のフレームの範囲内でタグを配置可能としてもよい。
図12は、アニメーションデータのデータ構造の一例を示す図である。図12に示すように、アニメーションデータ107は、データの概要を表す複数の属性を有する。アニメーション名は、このアニメーションデータに付けられた名前である。長さは、アニメーションの全長を秒数で表すデータである。フレームレートは、1秒あたりに表示するフレーム数を表す。
図13は、タイムラインデータのデータ構造の一例を示す図である。図13において、タイムラインデータ108は、タイムラインにおいてキーフレームが設定された時刻を有する。例えば、アニメーション開始0.0秒後(先頭)にキーフレームIDがframe0のキーフレームが割り当てられている(各キーフレームは、キーフレームIDで識別されるものとする)。また、3.0秒には、キーフレームIDがframe1のキーフレームが割り当てられており、5.2秒には、キーフレームIDがframe2のキーフレームが割り当てられている。
図14は、キーフレームデータのデータ構造の一例を示す図である。図14(a)に示すように、キーフレームデータ110には、複数のキーフレームのデータが格納される。各キーフレームのデータには、キーフレームIDが割り当てられている。また、キーフレームのデータは、キーフレームに配置された部品又はタグ(タグ配置データ111で規定)の一覧からなる。
図14(b)は各キーフレームのデータを表す。図14(b)に示すように、各部品には部品名が付けられており、部品名は、そのキーフレーム内での部品の識別子となる。また、各部品には部品種類が指定されている。部品種類は、画像やテキスト、アニメーションデータ、タグなどである。さらに、各部品は、その種類に応じたデータを有する。共通するデータとしては、部品のフレームにおける座標XとYがある。また、大きさを持つ部品については、幅Wと高さHをデータとして有する。画像やアニメーションデータについては、そのバイナリデータも設定される。タグについては、タグの名前をデータとして有する。
図15は、補間設定データのデータ構造の一例を示す図である。図15において、補間設定データ112には、各キーフレームに続くフレームにおける補間方法が設定される。キーフレームIDには、補間方法の設定対象のキーフレームが指定される。部品名には、当該キーフレームにおいて、補間方法の設定対象の部品が指定される。プロパティには、当該部品において、補間を行うプロパティが指定される。プロパティとしては、座標XとY、大きさとして幅Wと高さHや、部品固有のプロパティを指定できる。補間方法には、当該プロパティの値の補間方法が指定される。
図16は、スペースラインデータのデータ構造の一例を示す図である。図16に示すように、スペースラインデータ109は、スペースラインにおいてキーフレームの設定された位置をデータとして有する。なお、この位置は、先頭位置を0.0、末尾位置を1.0として正規化されている。図16に示す例では、先頭位置の0.0にキーフレームIDがframe0のキーフレームが割り当てられており、位置の0.4にキーフレームIDがframe1のキーフレームが割り当てられ、末尾位置の1.0にキーフレームIDがframe2のキーフレームが割り当てられている。
図17は、タグデータのデータ構造の一例を示す図である。図17に示すように、タグデータ113は、タグの位置と名前をデータとして有する。この位置は、スペースラインにおけるタグの定義されている位置である。名前は、タグに付けられた識別子となる名前である。
以上のように、この実施の形態1によれば、タイムラインに基づいてキーフレームのレイアウト、キーフレームにおけるタグの配置及びキーフレーム間の補間内容を規定するタイムラインデータ108と、スペースラインに基づいてキーフレームのレイアウト、キーフレームにおけるタグの配置及びキーフレーム間の補間内容が規定され、スペースラインに配置されたタグを規定するタグデータ113を有するスペースラインデータ109とを含むアニメーションデータ107を記憶する記憶媒体106を備え、この記憶媒体106から読み出した編集対象のアニメーションデータ107に含まれるタイムラインデータ108及びスペースラインデータ109で規定されるタイムライン、スペースライン及びこれらに基づくフレーム内容を表示して編集指示を受け付け、当該表示の内容に応じて入力された編集指示に従って、タイムライン編集、スペースライン編集、タグ編集及びタグ配置を実行する。このようにすることで、表示画面上のアニメーション画像位置とその位置における表示状態を容易に対応付けて編集できるため、アニメーション編集効率の向上を図ることができる。また、フレームへのタグの配置状況(図11の画面)から、アニメーション編集結果からもアニメーション部品の位置とアニメーション部品の表示状態の対応関係を容易に把握できるという従来にない顕著な効果を奏する。
実施の形態2.
図18は、この発明の実施の形態2によるアニメーション再生装置の構成を示すブロック図である。図18に示すように、実施の形態2によるアニメーション再生装置は、上記実施の形態1で示した図1の記憶媒体106及びそこに記憶されたアニメーションデータ107の構成に加え、アニメーション実行管理手段1101、タイムライン実行手段1102、スペースライン実行手段1103及びタグ・部品距離算出手段(距離算出手段)1104を備える。
アニメーション実行管理手段1101は、アニメーションデータ107を記憶媒体106から読み出すとともに、アニメーションデータを実行し、その結果として得られるアニメーションを画面上に表示してユーザに提示する。なお、実行結果の出力には、ディスプレイやスピーカ等の出力デバイス(図示せず)を用いる。
タイムライン実行手段1102は、タイムラインの情報に基づいて、キーフレームの生成、キーフレーム上の部品の生成及びキーフレーム間の補間を行い、実行時に逐次表示されるアニメーション画像を生成する。スペースライン実行手段1103は、スペースラインの情報に基づいて、キーフレームの生成、キーフレーム上の部品の生成及びキーフレーム間の補間を行い、実行時に逐次表示されるアニメーション画像を生成する。
タグ・部品距離算出手段1104は、各キーフレームに配置されたタグと部品との間の位置関係に基づいてタグと部品との間の距離情報を算出し、距離情報からスペースライン上の表示位置(表示フレーム)を決定する。スペースライン実行手段1103では、タグ・部品距離算出手段1104で決定されたスペースライン上の表示位置に基づいて画面上に部品を配置したアニメーション画像を生成する。
また、実施の形態2によるアニメーション再生装置は、上記実施の形態1において図2に示したようなコンピュータ上に構築される。つまり、アニメーション実行管理手段1101、タイムライン実行手段1102、スペースライン実行手段1103及びタグ・部品距離算出手段1104は、この発明の趣旨に従ったアニメーション再生用プログラムを上記コンピュータに読み込ませ、CPU202に実行させることで、ハードウエアとソフトウエアが協働した具体的な手段として当該コンピュータ上で実現することができる。
また、出力デバイスコントローラ205がディスプレイ206やスピーカ208を介して指示選択画面や再生内容の表示や音声出力を実行し、図2において不図示のリモコン等の入力装置で入力デバイスコントローラ201を介して、アニメーション実行管理手段1101、タイムライン実行手段1102、スペースライン実行手段1103及びタグ・部品距離算出手段1104への指示が実行される。さらに、記憶媒体106は、上記コンピュータに標準的に内蔵されたハードディスク203やメモリ204の記憶領域上あるいは外部記憶装置の記憶メディア上に構築することができる。
次に動作について説明する。
ここでは、画面に配置されたタグとタグを定義した部品との位置関係から、スペースライン上の表示位置を決定する処理を詳細に説明する。
図19は、画面上の位置を規定する際の基準点の一例を示す図であり、図19(a)はカーソル部品の基準点、図19(b)はタグの基準点を示している。図19(a)に示すように、カーソル部品1201は、部品の中央部1202(十字の中心)に基準点を有する。画面上におけるこの基準点の位置を、カーソル部品の位置とみなす。また、図19(b)に示すように、タグ1203も、タグの中央部1204に基準点を有する。なお、ここでは部品やタグの中央部を基準点としているが、基準点の初期位置を部品の中央や重心位置とし、必要に応じて編集者が任意の位置に移動できる構成としてもよい。
図20は、部品とタグの位置関係からスペースライン上の表示位置を決定する処理の概要を示す図であり、図20(a)はカーソル部品とタグとの位置関係を示しており、図20(b)は図20(a)の位置関係によりスペースラインの表示位置(表示するフレーム)を決定する様子を示している。図20(a)に示すカーソル部品1301、タグ1302,1304は、図19(a)(b)で示したカーソル部品及びタグと同じ位置を基準点としている。
タグ・部品距離算出手段1104は、カーソル部品1301、タグ名「light」のタグ1302及びタグ名「dark」のタグ1304の画面上のそれぞれの座標から、カーソル部品1301の基準点とタグ1302の基準点との距離1303(以下、距離Lと称す)と、カーソル部品1301の基準点とタグ1304の基準点との距離1305(以下、距離Dと称す)を計算する。
続いて、タグ・部品距離算出手段1104は、タグ1302,1304が定義されたスペースライン1306上のタグ1307とタグ1308の間に点P1309を仮定し、タグ1307及び点P1309間の距離1310と、タグ1308及び点P1309間の距離1311との比が、上述のようにして算出した距離Lと距離Dとの比に一致する点P1309の位置を計算する。この計算により求めた点P1309の位置を、スペースライン上の表示位置とする。この点P1309の位置における表示状態(フレーム)を、カーソル部品1301の表示に用いる。
なお、ここでは、説明の簡単化のためカーソル部品1301の基準点に対して各タグ1302,1304の基準点を直線上に並べた場合を例に挙げたが、当該直線上に並ばない構成であっても、カーソル部品1301と各タグ1302,1304との位置関係から互いの距離を算出し、この距離に基づいてスペースライン上の表示位置を決定することができる。
また、カーソル部品1301の移動方向もタグ1302とタグ1304を通る直線と平行でなくてもよく、カーソル部品と各タグとの間の距離比に基づいてスペースライン上の表示位置を決定することができる。
さらに、同じ名前のタグが複数存在する場合は、例えばカーソル部品の基準点から最も近いタグを使用して、当該タグとの距離からスペースライン上のカーソル部品の表示位置を算出する。
以上のように、この実施の形態2によれば、タイムラインに基づいてキーフレームのレイアウト、キーフレームにおけるタグの配置及びキーフレーム間の補間内容を規定するタイムラインデータ108と、スペースラインに基づいてキーフレームのレイアウト、キーフレームにおけるタグの配置及びキーフレーム間の補間内容が規定され、スペースラインに配置されたタグを規定するタグデータ113を有するスペースラインデータ109とを含むアニメーションデータ107を記憶する記憶媒体106と、このアニメーションデータ107から、タイムラインデータ108で規定されるフレーム関係に基づいたアニメーション画像を生成するタイムライン実行手段1102と、フレームに配置されたタグとアニメーション部品との距離を算出し、当該距離に基づくフレーム内の位置関係に対応したアニメーション部品のスペースライン上の表示位置を決定するタグ・部品距離算出手段1104と、アニメーションデータ107から、スペースラインデータ109で規定されるフレーム関係に基づき、タグ・部品距離算出手段1104が決定したスペースライン上の表示位置に対応するアニメーション部品のアニメーション画像を生成するスペースライン実行手段1103と、記憶媒体106から読み出した再生対象のアニメーションデータ107を、タイムライン実行手段1102、タグ・部品距離算出手段1104及びスペースライン実行手段1103に入力して、再生対象のアニメーションデータ107のアニメーション画像の生成を実行させるアニメーション実行管理手段1101を備える。このように構成することで、表示画面上の部品の位置と部品の表示状態を対応付けたアニメーションを実行して表示することができる。
実施の形態3.
図21は、この発明の実施の形態3によるアニメーション編集装置の構成を示すブロック図である。図21に示すように、実施の形態3によるアニメーション編集装置は、上記実施の形態1で示した図1の構成におけるスペースライン編集手段103及びタグ編集手段104の代わりに、スペースプレーン編集手段1401及びタグ編集手段1402を備える。
スペースプレーン編集手段1401は、アニメーション編集管理手段101を介した編集指示に従って、キーフレームの生成、キーフレームへの部品の配置、キーフレームのスペースプレーンへの配置、及びキーフレーム間における部品位置や部品表示状態の補間内容の設定を行う。タグ編集手段1402は、スペースプレーン上の指示された位置にタグを定義する。スペースプレーンは、タグで示された基準位置と他のアニメーションデータのキーフレームに配置されたアニメーション部品の表示位置との相対的な位置関係を二次元の平面にマッピングしたものであり、スペースプレーンデータ109aとして記憶媒体106に保存される。
実施の形態3によるアニメーション編集装置は、上記実施の形態1において図2に示したようなコンピュータ上に構築される。つまり、アニメーション編集管理手段101、タイムライン編集手段102、スペースプレーン編集手段1401、タグ編集手段1402及びタグ配置手段105は、この発明の趣旨に従ったアニメーション編集用プログラムを上記コンピュータに読み込ませ、CPU202に実行させることで、ハードウエアとソフトウエアが協働した具体的な手段として当該コンピュータ上で実現することができる。
また、CPU202による制御の下、出力デバイスコントローラ205がディスプレイ206やスピーカ208を介して指示選択画面や編集結果等の表示や音声出力を実行し、これに応じてマウス200やキーボード207等の入力装置で入力デバイスコントローラ201を介して、アニメーション編集管理手段101、タイムライン編集手段102、スペースプレーン編集手段1401、タグ編集手段1402及びタグ配置手段105への編集指示が実行される。さらに、記憶媒体106は、上記コンピュータに標準的に内蔵されたハードディスク203やメモリ204の記憶領域上あるいは外部記憶装置の記憶メディア上に構築することができる。
次に動作について説明する。
図22は、実施の形態3によるアニメーション編集装置の主操作画面を示す図である。図22において、スペースプレーン表示エリア1501は、スペースプレーン1502に関連する情報を表示する。スペースプレーン1502は、編集中のアニメーションデータのスペースプレーンの状態を表示する。
スペースプレーン1502上のキーフレーム表示606の位置にキーフレームが配置される。スペースプレーン1502上の各キーフレーム表示606を直線で結んだ三角形領域は、キーフレーム間の補間可能領域1503である。図22の例では、各キーフレームの部品がそれぞれ赤色、青色、緑色の表示色が設定されている。
スペースプレーン編集手段1401は、補間可能領域1503において、各キーフレームの部品の表示色をそれぞれ線形補間する。このため、表示位置カーソル605で指定される、補間可能領域1503の中央に位置するフレーム605aは、赤色、青色、緑色が線形に加味された灰色が表示色となる。
なお、図22に示す例では、タグ編集手段1402が、スペースプレーン1502の各キーフレームにタグ名「red」のタグ610、タグ名「green」のタグ610及びタグ名「blue」のタグ610をそれぞれ配置している。なお、タグは、補間可能領域1503内にも配置可能である。
図23は、実施の形態3によるアニメーション編集装置のタグ配置画面を示す図であり、主操作画面601のフレーム表示エリア611上にタグを配置した場合を示している。フレーム表示エリア611上にタグを2次元に配置して各タグと部品との距離情報を算出することにより、この距離情報から、図22中のスペースプレーン1502上の表示位置を決定する。
図23に示す例では、選択表示1003中の「自宅」ボタンの位置にあるカーソル部品と、キーフレームに配置されたタグ名「red」のタグ表示との距離、及び、カーソル部品とキーフレームに配置されたカーソルに近い方のタグ名「blue」のタグ表示との距離、及び、カーソル部品とキーフレームに配置されたタグ名「green」のタグ表示との距離の3個の距離を用い、図22中のスペースプレーン1502上においてこれらと同じ距離比の位置にカーソル部品の表示位置を決定する。
以上のように、この実施の形態3によれば、タイムラインに基づいてキーフレームのレイアウト、キーフレームにおけるタグの配置及びキーフレーム間の補間内容を規定するタイムラインデータ108と、スペースプレーンに基づいてキーフレームのレイアウト、キーフレームにおけるタグの配置及びキーフレーム間の補間内容が規定され、スペースプレーンに配置されたタグを規定するタグデータ113を有するスペースプレーンデータ109aとを含むアニメーションデータ107を記憶する記憶媒体106を備え、この記憶媒体106から読み出した編集対象のアニメーションデータ107に含まれるタイムラインデータ108及びスペースプレーンデータ109aで規定されるタイムライン、スペースプレーン及びこれらに基づくフレーム内容を表示して編集指示を受け付け、当該表示の内容に応じて入力された編集指示に従って、タイムライン編集、スペースプレーン編集、タグ編集及びタグ配置を実行する。このように構成することにより、2次元の平面におけるキーフレームの補間を容易に編集可能になり、また表示画面上の部品の位置と、スペースプレーンで定義した部品の表示状態を直接対応付けられるため、アニメーション編集をさらに効率化することができる。
また、実施の形態3によるアニメーション編集装置で編集されたアニメーションを再生するアニメーション再生装置は、上記実施の形態3で示した図21の記憶媒体106及びそこに記憶されたアニメーションデータ107の構成に加え、アニメーション実行管理手段、タイムライン実行手段、スペースプレーン実行手段及びタグ・部品距離算出手段(距離算出手段)を備える。
アニメーション実行管理手段は、アニメーションデータ107を記憶媒体106から読み出すとともに、アニメーションデータを実行し、その結果として得られるアニメーションを画面上に表示してユーザに提示する。なお、実行結果の出力には、ディスプレイやスピーカ等の出力デバイス(図示せず)を用いる。
タイムライン実行手段は、タイムラインの情報に基づいて、キーフレームの生成、キーフレーム上の部品の生成及びキーフレーム間の補間を行い、実行時に逐次表示されるアニメーション画像を生成する。スペースプレーン実行手段は、スペースプレーンの情報に基づいて、キーフレームの生成、キーフレーム上の部品の生成及びキーフレーム間の補間を行い、実行時に逐次表示されるアニメーション画像を生成する。
タグ・部品距離算出手段は、各キーフレームに配置されたタグと部品との間の位置関係に基づいてタグと部品との間の距離情報を算出し、距離情報からスペースプレーン上の表示位置(表示フレーム)を決定する。スペースプレーン実行手段では、タグ・部品距離算出手段1104で決定されたスペースプレーン上の表示位置に基づいて画面上に部品を配置したアニメーション画像を生成する。
また、このアニメーション再生装置は、上記実施の形態1において図2に示したようなコンピュータ上に構築される。つまり、アニメーション実行管理手段、タイムライン実行手段、スペースプレーン実行手段及びタグ・部品距離算出手段は、この発明の趣旨に従ったアニメーション再生用プログラムを上記コンピュータに読み込ませ、CPU202に実行させることで、ハードウエアとソフトウエアが協働した具体的な手段として当該コンピュータ上で実現することができる。
なお、上記実施の形態1〜3は、本発明の構成例を示したものであり、同様の手段を備える構成であれば、他の組み合わせの構成であっても同様の効果を得ることができる。
この発明に係るアニメーション編集装置は、画面上の部品位置とその位置における部品の表示状態を容易に対応付けて編集することができ、かつ編集結果からも位置と表示状態の対応を容易に理解できるので、アニメーションを用いたユーザインタフェースやムービーコンテンツの作成に適している。

Claims (10)

  1. アニメーションを構成する各フレームのデータからなるアニメーションデータに基づき当該アニメーションを編集するアニメーション編集装置において、
    ニメーション部品の表示位置とタグで示された基準位置との相対的な位置関係を一次元の直線にマッピングして示すスペースラインに基づいて、前記アニメーションの基準となるキーフレームのレイアウト、前記キーフレームにおけるタグの配置及び前記キーフレーム間の補間内容が規定され、前記スペースラインに配置されたタグを規定するタグデータを有するスペースラインデータを含む前記アニメーションデータを記憶するデータ記憶手段と
    入力された編集指示に従って、前記データ記憶手段から読み出されたスペースラインデータに対して、前記スペースラインに配置するキーフレームの作成、前記スペースラインへのキーフレームの配置及び前記スペースラインのキーフレーム間の補間内容の設定を行うスペースライン編集手段と、
    入力された編集指示に従って、前記データ記憶手段から読み出されたスペースラインデータで規定されるスペースラインの前記編集指示された位置にタグを設定するタグ編集手段と、
    入力された編集指示に従って、前記アニメーションデータで規定されるキーフレームの前記編集指示された位置にタグを設定するタグ配置手段と、
    前記データ記憶手段から読み出した編集対象のアニメーションデータに含まれるスペースラインデータで規定されるスペースライン及びこれに基づくフレーム内容を提示して編集指示を受け付け、当該提示内容に応じて入力された編集指示に従って、前記スペースライン編集手段、前記タグ編集手段及び前記タグ配置手段に編集処理を実行させ、アニメーション編集結果を提示するアニメーション編集管理手段とを備えたことを特徴とするアニメーション編集装置。
  2. 前記データ記憶手段は、フレームの時間的な表示順を示すタイムラインに基づいて、前記アニメーションの基準となるキーフレームのレイアウト、前記キーフレームにおけるタグの配置及び前記キーフレーム間の補間内容が規定されたタイムラインデータを含み、
    入力された編集指示に従って、前記データ記憶手段から読み出されたタイムラインデータに対して、前記タイムラインに配置するキーフレームの作成、前記タイムラインへのキーフレームの配置及び前記タイムラインのキーフレーム間の補間内容の設定を行うタイムライン編集手段と
    前記データ記憶手段から読み出した編集対象のアニメーションデータに含まれるタイムラインデータ及びスペースラインデータで規定されるタイムライン、スペースライン及びこれらに基づくフレーム内容を提示して編集指示を受け付け、当該提示内容に応じて入力された編集指示に従って、前記タイムライン編集手段、前記スペースライン編集手段、前記タグ編集手段及び前記タグ配置手段に編集処理を実行させ、アニメーション編集結果を提示する前記アニメーション編集管理手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のアニメーション編集装置。
  3. アニメーションを構成する各フレームのデータからなるアニメーションデータに基づき当該アニメーションを編集するアニメーション編集装置において、
    ニメーション部品の表示位置とタグで示された基準位置との相対的な位置関係を二次元の平面にマッピングして示すスペースプレーンに基づいて、前記アニメーションの基準となるキーフレームのレイアウト、前記キーフレームにおけるタグの配置及び前記キーフレーム間の補間内容が規定され、前記スペースプレーンに配置されたタグを規定するタグデータを有するスペースプレーンデータを含む前記アニメーションデータを記憶するデータ記憶手段と
    入力された編集指示に従って、前記データ記憶手段から読み出されたスペースプレーンデータに対して、前記スペースプレーンに配置するキーフレームの作成、前記スペースプレーンへのキーフレームの配置及び前記スペースプレーンのキーフレーム間の補間内容の設定を行うスペースプレーン編集手段と、
    入力された編集指示に従って、前記データ記憶手段から読み出されたスペースプレーンデータに対して、前記スペースプレーンの前記編集指示された位置にタグを設定するタグ編集手段と、
    入力された編集指示に従って、前記データ記憶手段から読み出されたアニメーションデータで規定されるキーフレームの前記編集指示された位置にタグを設定するタグ配置手段と、
    前記データ記憶手段から読み出した編集対象のアニメーションデータに含まれるスペースプレーンデータで規定されるスペースプレーン及びこれに基づくフレーム内容を提示して編集指示を受け付け、当該提示内容に応じて入力された編集指示に従って、前記スペースプレーン編集手段、前記タグ編集手段及び前記タグ配置手段に編集処理を実行させ、アニメーション編集結果を提示するアニメーション編集管理手段とを備えたことを特徴とするアニメーション編集装置。
  4. 前記データ記憶手段は、フレームの時間的な表示順を示すタイムラインに基づいて、前記アニメーションの基準となるキーフレームのレイアウト、前記キーフレームにおけるタグの配置及び前記キーフレーム間の補間内容が規定されたタイムラインデータを含み、
    入力された編集指示に従って、前記データ記憶手段から読み出されたタイムラインデータに対して、前記タイムラインに配置するキーフレームの作成、前記タイムラインへのキーフレームの配置及び前記タイムラインのキーフレーム間の補間内容の設定を行うタイムライン編集手段と
    前記データ記憶手段から読み出した編集対象のアニメーションデータに含まれるタイムラインデータ及びスペースプレーンデータで規定されるタイムライン、スペースプレーン及びこれらに基づくフレーム内容を提示して編集指示を受け付け、当該提示内容に応じて入力された編集指示に従って、前記タイムライン編集手段、前記スペースプレーン編集手段、前記タグ編集手段及び前記タグ配置手段に編集処理を実行させ、アニメーション編集結果を提示する前記アニメーション編集管理手段とを備えたことを特徴とする請求項3記載のアニメーション編集装置。
  5. アニメーションを構成する各フレームのデータからなるアニメーションデータを再生するアニメーション再生装置において
    アニメーション部品の表示位置とタグで示された基準位置との相対的な位置関係を一次元の直線にマッピングして示すスペースラインに基づいて、前記アニメーションの基準となるキーフレームのレイアウト、前記キーフレームにおけるタグの配置及び前記キーフレーム間の補間内容が規定され、前記スペースラインに配置されたタグを規定するタグデータを有するスペースラインデータを含む前記アニメーションデータを記憶するデータ記憶手段と
    フレームに配置されたタグとアニメーション部品との距離を算出し、当該距離に基づく前記フレーム内の位置関係に対応した前記アニメーション部品の前記スペースライン上の表示位置を決定する距離算出手段と、
    前記データ記憶手段から読み出されたアニメーションデータから、前記スペースラインデータで規定されるフレーム関係に基づき、前記距離算出手段が決定した前記スペースライン上の表示位置に対応するアニメーション部品のアニメーション画像を生成するスペースライン実行手段と、
    前記データ記憶手段から読み出した再生対象のアニメーションデータを、前記距離算出手段及び前記スペースライン実行手段に入力して、前記再生対象のアニメーションデータのアニメーション画像の生成を実行させるアニメーション実行管理手段とを備えたことを特徴とするアニメーション再生装置。
  6. 前記データ記憶手段は、フレームの時間的な表示順を示すタイムラインに基づいて、前記アニメーションの基準となるキーフレームのレイアウト、前記キーフレームにおけるタグの配置及び前記キーフレーム間の補間内容が規定されたタイムラインデータを含み、
    前記データ記憶手段から読み出されたアニメーションデータから、前記タイムラインデータで規定されるフレーム関係に基づいたアニメーション画像を生成するタイムライン実行手段と
    前記データ記憶手段から読み出した再生対象のアニメーションデータを、前記タイムライン実行手段、前記距離算出手段及び前記スペースライン実行手段に入力して、前記再生対象のアニメーションデータのアニメーション画像の生成を実行させる前記アニメーション実行管理手段とを備えたことを特徴とする請求項5記載のアニメーション再生装置。
  7. アニメーションを構成する各フレームのデータからなるアニメーションデータを再生するアニメーション再生装置において
    アニメーション部品の表示位置とタグで示された基準位置との相対的な位置関係を二次元の平面にマッピングして示すスペースプレーンに基づいて、前記アニメーションの基準となるキーフレームのレイアウト、前記キーフレームにおけるタグの配置及び前記キーフレーム間の補間内容が規定され、前記スペースプレーンに配置されたタグを規定するタグデータを有するスペースプレーンデータを含む前記アニメーションデータを記憶するデータ記憶手段と
    フレームに配置されたタグとアニメーション部品との距離を算出し、当該距離に基づく前記フレーム内の位置関係に対応した前記アニメーション部品の前記スペースプレーン上の表示位置を決定する距離算出手段と、
    前記データ記憶手段から読み出されたアニメーションデータから、前記スペースプレーンデータで規定されるフレーム関係に基づき、前記距離算出手段で決定された前記スペースプレーン上の表示位置に対応するアニメーション部品のアニメーション画像を生成するスペースプレーン実行手段と、
    前記データ記憶手段から読み出した再生対象のアニメーションデータを、前記距離算出手段及び前記スペースプレーン実行手段に入力して、前記再生対象のアニメーションデータのアニメーション画像の生成を実行させるアニメーション実行管理手段とを備えたことを特徴とするアニメーション再生装置。
  8. 前記データ記憶手段は、フレームの時間的な表示順を示すタイムラインに基づいて、前記アニメーションの基準となるキーフレームのレイアウト、前記キーフレームにおけるタグの配置及び前記キーフレーム間の補間内容が規定されたタイムラインデータを含み、
    前記データ記憶手段から読み出されたアニメーションデータから、前記タイムラインデータで規定されるフレーム関係に基づいたアニメーション画像を生成するタイムライン実行手段と
    前記データ記憶手段から読み出した再生対象のアニメーションデータを、前記タイムライン実行手段、前記距離算出手段及び前記スペースプレーン実行手段に入力して、前記再生対象のアニメーションデータのアニメーション画像の生成を実行させる前記アニメーション実行管理手段とを備えたことを特徴とする請求項7記載のアニメーション再生装置。
  9. アニメーションデータに含まれるスペースラインデータで規定されるスペースラインに基づくフレーム内容を表示して編集指示を受け付ける第一のステップと、
    スペースライン上にタグを定義する指示であった場合は、スペースラインの指示された位置に、指示された名称のタグを設定する第二のステップと、
    タグをキーフレーム画面内の指示した位置に配置する指示であった場合は、キーフレーム画面の指示された位置に対して、指示された名称のタグを生成して配置する第三のステップとからなるアニメーション編集方法。
  10. スペースラインに基づいてキーフレームのレイアウト、キーフレームにおけるタグの配置及びキーフレーム間の補間内容が規定され、スペースラインに配置されたタグを規定するタグデータを有するスペースラインデータを含むアニメーションデータからフレームに配置されたタグとアニメーション部品との距離を算出し、当該距離に基づくフレーム内の位置関係に対応したアニメーション部品のスペースライン上の表示位置を決定する第一のステップと、
    前記アニメーションデータから、前ステップで決定されたスペースライン上の表示位置に対応するアニメーション部品のアニメーション画像を生成する第二のステップと
    からなるアニメーション編集方法。
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