JP4845975B2 - 映像フレームのシーケンスを提供するための装置および方法、シーンモデルを提供するための装置および方法、シーンモデル、メニュー構造を作成するための装置および方法およびコンピュータ・プログラム - Google Patents

映像フレームのシーケンスを提供するための装置および方法、シーンモデルを提供するための装置および方法、シーンモデル、メニュー構造を作成するための装置および方法およびコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通常、映像フレームのシーケンスを提供するための装置および方法、シーンモデルを提供するための装置および方法、シーンモデル、メニュー構造を作成するための装置および方法およびコンピュータ・プログラムに関する。特に、本発明は、双方向性のメニューおよび映像シーンの作成のための動画シーンの自動生成のための概念に関する。
近年、家庭用娯楽機器装置の性能は、着実に進歩している。一方、消費者は、自分自身のデジタル映像を生成して、記憶メディアにデジタル映像を保存することが可能でさえある。しかしながら、今まで、プログラム言語の深い知識なしに、映像シーンの間に、または、メニュー・ページの間に、または、メニュー・ページと映像シーンとの間に手の込んだ移行を引き起こすことは容易に可能ではない。
また、消費者に手の込んだ映像移行をすることができる解決法を提供しようとするソフトウェア会社にとって、移行させるためのいかなるアルゴリズムに対しても別々のコードを提供することが必要であるため、非常に大きい努力を必要とする。
上記からみて、本発明の目的は、映像フレームの専用シーケンスの柔軟な生産を可能にする映像フレームのシーケンスを提供するためのコンセプトをつくることである。本発明のさらなる目的は、映像メディアのメニュー構造を作成するために使い勝手のよいコンセプトを提供することである。
この目的は、請求項1に記載の装置、請求項16に記載の装置、請求項18に記載のシーンモデル、請求項23または24に記載の方法、請求項25に記載の映像メディアのメニュー構造を作成する装置、請求項30に記載の映像メディアのメニュー構造を作成する方法、および請求項31に記載のコンピュータ・プログラムによって達成される。
本発明は、請求項1によるシーンを定めているシーンモデルに基づく映像フレームのシーケンスを提供する装置を作製する。
映像フレームのシーケンスがシーンモデルの特定のシーンモデル・オブジェクトの特定の表面上に、または、シーンモデルの特定のシーンモデル・オブジェクトの代わりとして、ユーザ提供内容を示すことによって能率的に、そして柔軟に発生することができることが、本発明についての鍵となる考えである。
シーンモデルにおいて、シーンモデル・オブジェクトまたはシーンモデル・オブジェクトの表面が所定のオブジェクト名、表面名、オブジェクト特性または表面特性によって識別できることが分かった。一旦、オブジェクトまたはその表面が識別されると、識別されたオブジェクトまたは表面を含むシーンモデルに基づいて映像フレームのシーケンスを生成するように構成されている映像フレーム発生器は、識別された表面上に、または識別されたオブジェクトの代わりとしてのユーザ提供内容、例えばユーザ提供イメージ、ユーザ提供映像フレームまたはユーザ提供映像シーケンスなどを表示させることができる。
したがって、二次元のユーザ定義の内容は、所定のシーンモデルに取り込むことができ、所定のシーンモデルのオブジェクトの表面は、代替表面として働く。
あるいは、三次元のユーザ提供オブジェクト(または、ユーザ提供内容)は、ユーザ提供三次元オブジェクトによってシーンモデル内で識別された代替オブジェクトを置き換えることによってシーンモデルに関して記述されている映像フレームのシーケンスに取り込むことができる。
換言すれば、シーンモデルにおける両表面およびオブジェクトが(例えば、イメージ、映像フレーム、映像フレームのシーケンスまたは三次元オブジェクトの形で)ユーザ提供内容のための代替物としての機能を果たすことができることが判明した。
代替オブジェクトは、所定の名前または所定のオブジェクト特性によって識別されることができる。与えられた内容は、シーンモデルおよびユーザ提供内容に基づいて複数の映像フレームのシーケンスを生産するように構成されている映像フレーム発生器によって、シーンモデルに取り込むことができる。
本発明は、請求項16による三次元映像シーンを決定するシーンモデルを提供するための装置を提供する。この装置は、映像シーンおよび代替インサータの記述を受信するためのインタフェースを含む。本発明についての鍵となる考えによれば、代替物名または代替物特性がユーザ提供内容と関係するようにオブジェクトまたは表面を指定するように、代替インサータは代替物名または代替物特性をシーンモデルに挿入するように構成される。換言すれば、シーンモデルを提供する装置は、映像フレームのシーケンスを提供する発明の装置に用いるシーンモデルを作成する。この目的のために、シーンモデルを提供する装置は、映像フレームのシーケンスを提供する装置によって識別されることができ、そしてユーザ提供内容を示すために用いることができるシーンモデルに代替物表面または代替物を取り込む。
本発明は、さらに、請求項18によるシーンモデル、少なくとも1つの代替オブジェクトまたは少なくとも1つの代替物名、または代替オブジェクトまたは代替物表面をユーザ提供内容と関連付けている少なくとも1つの代替物特性を有するシーンモデルを作成する。したがって、発明のシーンモデルは、映像フレームのシーケンスを提供する装置とともに使用するのに適合している。
本発明は、さらに請求項23および24による方法を作成する。
本発明は、請求項25による映像メディアのメニュー構造を作成する装置を作製する。
映像のメニュー構造を作成する発明の方法は、映像構造がメニュー構造関連情報をシーンモデルと結合することによってメニュー構造関連情報に自動的に適合する効果を持ってくる。したがって、メニュー構造を作成する装置によって発生する映像フレームは、メニュー構造関連情報を使用して適応させられる。
換言すれば、シーンモデルによって記述されているシーンは、メニュー構造関連情報に基づいて修正される。したがって、映像フレームのシーケンスはユーザの要件に適しており、シーンモデルにさらに基づく。したがって、ユーザ提供内容が、映像フレームのシーケンスに取り込まれ、映像フレームのシーケンスをカスタマイズしている。しかしながら、全体の風景はシーンモデルによってまだ記載され、それはテンプレートとして役立ち、風景をあらかじめ定義している。
本発明は、請求項30による映像媒体のメニュー構造を作成する方法、および請求項31によるコンピュータ・プログラムを作成する。
本発明の更に有利な実施例は、従属クレームによって示されている。
本発明の好ましい実施例は、図面を参照して記載されている。
図1は、シーンを決定するシーンモデルに基づいて映像フレームのシーケンスを提供する発明の装置のブロック概略図である。図1の装置は、その全体が100で示される。装置100は、映像フレーム発生器110を含む。映像フレーム発生器110は、シーンモデル112およびユーザ提供内容114を受信するように構成されている。さらに、映像フレーム発生器110は、映像フレームのシーケンス116を提供するように構成されている。
映像フレーム発生器によって受信されるシーンモデル112は、オブジェクト名またはオブジェクト特性を有する少なくとも1つのシーンモデル・オブジェクトを含む点に留意する必要がある。例えば、シーンモデルは、二次元または、好ましくは、三次元スペースに配置した複数のオブジェクトの記述を含む。少なくとも1つのオブジェクトは、それぞれのオブジェクトと関連した少なくともオブジェクト名またはオブジェクト特性を有する。
また、ユーザ提供内容114は、例えば、イメージ、映像フレーム、映像フレームのシーケンスまたは少なくとも1つの2次元または3次元オブジェクトの記述を含む。
映像フレーム発生器110は、シーンモデルおよびユーザ提供内容に基づいて複数の映像フレームのシーケンス116を生成するように構成されている。フレーム発生器110は、識別されたシーンモデル・オブジェクトを得るために、シーンモデル112の範囲内で所定のオブジェクト名または所定のオブジェクト特性を有するシーンモデル・オブジェクトを識別するように構成されている。所定のオブジェクト名または所定のオブジェクト特性を有するシーンモデル・オブジェクトを識別することは、識別されたシーンモデル・オブジェクトの特定の表面を識別することを含む。
また、ユーザ提供内容114が識別されたシーンモデル・オブジェクトの表面に表示されるように、映像フレーム発生器110は映像フレームのシーケンスを生成するように構成される。あるいは、映像フレーム発生器110は、識別されたシーンモデル・オブジェクトの代わりとしてユーザ提供内容114を表示するように構成されてもよい。
ユーザ提供内容114がイメージ、映像フレームまたは映像フレームのシーケンスである場合、識別されたシーンモデル・オブジェクトの表面にユーザ提供内容を表示することが好ましいことに注意されなければならない。一方では、ユーザ提供内容114が2次元の代替シーンモデル・オブジェクトまたは3次元の代替シーンモデル・オブジェクトの記述である場合、識別されたシーンモデル・オブジェクトをユーザ提供内容114に置き換えることが好ましい。
したがって、映像フレーム発生器110は、ユーザ提供内容がシーンモデル112によって制御される形で表示される映像フレームのシーケンス116を提供する。したがって、シーンモデル112は映像フレームのシーケンス116のためのテンプレートであると考えることができ、それは表示されるシーンを示すものであり、表示されたシーンは、ユーザ提供内容によって補足される。
以下に、シーンモデル112に関する詳細、ユーザ提供内容114および映像フレームのシーケンス116の生成について記載する。
図2は、本発明とともに使用するための典型的なシーンモデルを示す図解図である。シーンモデルは、全体が200で示される。シーンモデル200は、立方体210と観測点212とを含む。立方体210および観測点212は、3次元空間に配置され、立方体210および観測点212の位置および姿勢は、座標系220を基準にして記述することができる。複数の可能な座標系のうちの1つだけ(方向x、y、zを有する)が示されているが、いかなる任意の座標系も使用することができる。
「cube1」として示される立方体210は、合計で6つの表面を有し、そのうちの3つの表面がこちらに見えていることに注意する必要がある。例えば、立方体210は、第1の表面230、第2の表面232および第3の表面234を含む。さらに、立方体の範囲内の推奨の位置および立方体の範囲内の推奨の方向が、立方体の位置および姿勢を記述するために定められることができる点に注意する必要がある。例えば、立方体の位置および姿勢は、立方体210の中央(または重心)の位置および立方体210の推奨の方向の観点で記述することができる。推奨の方向は、例えば、表面230に対して標準的で、表面230から外に向く方向とすることができる。したがって、立方体210の位置は座標系220の始点222に関して立方体の位置を示す3つのスカラー座標(例えば、x,y,z座標)によって記述することができる。さらに、2つのさらなる座標(例えば2つの角座標)は、立方体210の推奨の方向または姿勢を定めるために用いることができる。
さらに、シーンモデル200は観測点212を含み、その位置は、例えば、座標系220の始点222に準拠して3つの座標によって記述することができる。また、任意に、観測方向または観測領域は、観測点212に対して定められることができる。換言すれば、観測点212にいると想定される観測者がどの方向をのぞいているか、および/またはシーンモデルのどの領域が観測者の目に見えるかを定めることができる。観察の方向は、例えば、方向を特定している2つの座標に準拠して記述されることができる。さらに、観測点212に関して、水平観測角度および/または垂直観測角度は、シーンモデル220のどの部分が観測点212に位置する観測者によって見られるかについて示して定められることができる。
一般に、シーンモデル200は、(例えば、観測角度に関して)シーンモデル200のどの部分が観測点212にいる観測者にとって見えるかについての定義を含む。
換言すれば、シーンモデル200は、少なくとも1つのオブジェクト(例えば、立方体210)の定義、少なくとも1つのオブジェクトの特徴(例えば、名前または特性)および、オプションとして、観測者に関する特徴を含み、観測点212にいる観測者にとって見ることができるシーンモデル200の一部を定めている。
図2のシーンモデルのために、図3は、シーンモデルの典型的なリストを示す。図3のリストは、全体が300で示される。
シーンモデルのリストが、例えば、構造記述言語(例えば、XML記述言語または所有権を有する記述言語)で定められることができ、シーンモデルのリストが記述の考えられるあらゆる形をとることができる点に注意されなければならない。また、以下の実施例で概説されるすべての特徴が任意であると考えるべきであり、他の特徴と置き換えられることができ、または、完全に省略することができる点に留意する必要がある。
図3に関して、リスト300は、シーンモデル200が立方体210を含むことを示している。リスト300において、識別子「cube1」が、立方体210を示すために用いられる。リスト300は、立方体210の多くの特徴を含む。特徴は、例えば、立方体210(特徴「name」)に起因している名前および例えばデカルト座標系(x、y、z)における立方体210(属性「position」)の位置を含む。シーンモデルを定めているリスト300は、例えば、2つの角パラメータφ、θに関して記載されている立方体210の回転を定めるパラメータを含む。
さらに、シーンモデル200の記述300は、立方体210の表面に関する詳細を含むことができる。例えば、第1の表面230(属性「surface1」によって示される)の記述は、第1の表面230(属性「texture」)の構成、第1の表面230(属性「material」)の材料に関する情報および/または第1の表面230の付加情報(「attribute」)に関する情報を含むことができる。
挙げられた実施例において、シーンモデル200のシーンモデル記述300は、表面230が構成「video1」を有することを定め、第1のユーザ提供映像内容が立方体210の第1の表面230に示されなければならないことを示す。
さらなる属性は、(リストまたはシーンモデル記述300において「surface2」として指定される)第2の表面のために与えられることもできる。例えば、第2の表面232(「surface2」)が「video2」という構成を有することを定め、第2のユーザ提供映像内容が第2の表面232に示されなければならないことを示す。類似の特徴または属性は、立方体210の他の表面のために与えられることができる。
リスト300のシーンモデル記述は、さらに、観測点212に関する情報を含む。例えば、観測点212の位置は、デカルト座標(x、y、z)(参照属性「position」)に関して与えられることができる。さらに、観察方向(すなわち観測点212に位置する観測者が見ている方向)は、それぞれのパラメータ(属性「view direction」)に関して、観測点に対して定められる。また、任意に、観測角度は、観測点212(属性「viewing angle」)にいる観測者に対して定められる。観測角度は、シーンモデルのどの部分が観測点212にいる観測者にとって見ることができるかについて定める。
さらに、リスト300のシーンモデル記述は、シーンモデルの範囲内でいかなるオブジェクトの運動も任意に記述することができる。例えば、立方体210が時間とともにどのように移動するかを記述することができ、記述は、立方体210の位置および/または姿勢パラメータのシーケンスに関して与えられる。あるいは、立方体210の移動方向および/または立方体210の移動速度は、リスト300のシーンモデル記述によって記載される。リスト300のシーンモデル記述が、時間とともに立方体210の位置の変化、および、時間とともに立方体210の姿勢の変化の両方の記述を含む点に注意されなければならない。
さらに、リスト300のシーンモデル記述は、代わりに、または、加えて、時間にともなう観測点の位置の変化および/または時間にともなう観測者の観測方向の変化および/または時間にともなう観測者の観測角度の変化の記述を含むことができる。
換言すれば、シーンモデル記述は、時間内のある時点におけるシーンモデルの記述および時間にともなうシーンモデルの時間的変化の記述を含むことができる。
好ましい実施例において、映像フレーム発生器110は、(例えば、リスト300によって与えられるような)シーンモデル記述を評価して、シーンモデル記述に基づいて映像フレームのシーケンス316を生成するように構成される。例えば、映像フレーム発生器110は、第1の映像フレームを得る第1の時間において有効なシーンモデル記述を評価することができる。さらに、映像フレーム発生器110は、第2の時間に対する第2の映像フレームを得る第2の時間において有効なシーンモデル記述を評価することができる。第2の時間のためのシーンモデル記述は、第2の時間にあてはまる個々のシーンモデル記述において与えられ、または第1の時間および時間変化記述のためのシーンモデル記述または第1の時間と第2の時間の間におけるシーンモデルの変化を記載する記述を使用して決定される。
図4は、シーンモデル112に基づく映像フレームのシーケンスの生成および映像フレーム発生器110を用いるユーザ提供内容114を示す図解図の例を示すものである。図4の図解図は、全体が400で示される。図解図400の左欄410は、異なる時間におけるシーンモデルの平面図を示す。第2の欄420は、異なる時間における映像フレームのシーケンス116の生成された映像フレームを示す。第1列430は、第1の時間において映像フレームのシーケンス116外におけるシーンモデルとそれに対応する映像フレームの平面図を示す。第1の時間に対するシーンモデルは、第1の表面434および第2の表面436を有する立方体432の平面図を示す。ここで、立方体432が図2の立方体210に対応するものである点に注意されなければならない。立方体432の第1の表面434は、立方体210の第1の表面230に対応し、立方体432の第2の表面436は立方体210の第2の表面232に対応する。立方体432の第1の表面434は、第1の表面432が第1のユーザ提供内容と関係していることを示す特性(例えば、名前、材料指示子、構成指示子または属性)を有する。図4の実施例において、第1の表面434が第1のユーザ提供イメージ、第1のユーザ提供映像フレームまたは映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスに関連すると想定される。さらに、第2の表面136が第2のユーザ提供イメージ、第2のユーザ提供映像フレームまたは映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスと(特性の対応する設定によって)関連すると想定される。第1の時間において、シーンモデルは、観測点438および観測角度439の記述を含む。観測点438における観測者が第1の表面434の完全なスクリーンイメージを見るように、観測角度439は選択される。
第1の時間に対するシーンモデルに基づいて、観測点438にいる観測角度439を見ることができる観測者によって見られるように、映像フレーム発生器110はシーンモデルによって記述されているシーンの光景を示している映像フレームを生成する。したがって、映像フレーム発生器110によって生成する映像フレーム440は、観測点438にいる観測者の目に見えるシーンモデルの領域を示す。先に決定されたように、観測点438にいる観測者が第1の表面434の完全なスクリーンイメージを把握することができ、フレーム440が表面434の完全なスクリーンイメージを示すように、シーンモデルが定められる。第1のユーザ提供イメージ、第1のユーザ提供映像フレームまたは第1のユーザ提供映像シーケンスが第1の表面434に関連するシーンモデルにおいて決定されたように、第1の時間に対して発生する生成された映像フレーム440は第1のユーザ提供イメージの完全なスクリーンイメージ、第1のユーザ提供映像フレームの完全なスクリーンイメージまたは映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスの映像フレームの完全なスクリーンイメージを示す。
第2列444は、第2の時間におけるシーンモデルおよび対応する生成された映像フレームを示す。第2の時間におけるシーンモデル446は、第1の時間におけるシーンモデル431と類似している。しかしながら、第1の時間と第2の時間との間に、観測点438が立方体432から遠ざけられている点に留意する必要がある。したがって、以前の観測点と比較して、第2の時間における新規な観測点448は立方体432から更に間隔をおいて配置される。しかしながら、第2の時間における観測角度449が、便宜上(観測角度449が観測角度439と異なることが可能である間)第1の時間における観測角度439と同一であると想定される。したがって、第1の時間における状況と比較したとき、第2の時間における観測点448にいる観測者はそのシーンのより大きな部分を見ることになる。換言すれば、第2の時間において、観測点448にいる観測者は、立方体432の表面436だけでなく、立方体432(そして、おそらく立方体の上面)の周囲の一部も見ることになる。
したがって、第2の時間におけるシーンモデル446に基づいて、映像フレーム発生器110は、立方体432のイメージ(例えば、3次元イメージ)を示す第2の映像フレーム450を生成する。立方体の第1の表面434は第2のフレーム450内で見え、第1の表面434が第1のユーザ提供イメージ、第1のユーザ提供映像フレームまたは映像フレームの第1のユーザ提供シーケンス(3つの代替が、以下において第1のユーザ提供内容として現される)に関連付けられているため、第1のユーザ提供内容は第2の映像フレーム430における立方体432の第1の表面434に表示される。これを達成するために、生成された第2の映像フレーム450を生成するときに、映像フレーム発生器410は、例えば、立方体432の第1の表面434の構成として第1のユーザ提供内容を使用することができる。
第1の時間における第1のユーザ提供内容が第2の時間における第2のユーザ提供内容と異なってもよい点に注意されなければならない。例えば、映像フレーム発生器110は、第1の時間における(例えば、ユーザ提供映像フレームのシーケンスの)映像フレームおよび第2の時間における(例えば、ユーザ提供映像フレームのシーケンスの)映像フレームを使用することができる。
第2の時間において、第1のユーザ提供内容が、完全なスクリーンイメージとして第2の生成された映像フレームにもはや示されず、むしろ立方体432の第1の表面434を満たしている構成として示されている点に更に注意されなければならない。したがって、第1のユーザ提供内容は、第2の生成された映像フレーム450の一部を満たすだけである。
第3列454はシーンモデル456を示し、第3の生成された映像フレーム460が得られている。図4に示される実施例のために、立方体434が縦軸(図面平面と直角をなす垂直軸)に沿って回転するという点においてのみ、第3の時間におけるシーンモデル456が第2の時間におけるシーンモデル446と異なると想定される点に留意する必要がある。
したがって、観測点448にいる観測者は、立方体432の第1の表面434および第2の表面436の両方を見ることができる。結果として生じる第3の生成された映像フレーム460も示される。第2のユーザ提供内容(例えば、第2のユーザ提供イメージ、第2のユーザ提供映像フレームまたは映像フレームの第2のユーザ提供シーケンス)が立方体432の第2の表面436と関係している点に留意する必要がある。したがって、第2のユーザ提供内容は、第3の生成された映像フレーム460における立方体432の第2の表面436に示される。換言すれば、映像フレーム発生器110がシーンモデル456および第2のユーザ提供内容に基づいて第3の生成された映像フレーム460を生成するときに、第2のユーザ提供内容がフレーム432の第2の表面436のための構成として使用される。同様に、映像フレーム発生器110が第3の生成された映像フレーム460を生成するときに、第1のユーザ提供内容が立方体432の第1の表面434のための構成として使用される。さらに、第1のユーザ提供内容および第2のユーザ提供内容が第3の生成された映像フレーム460に同時に示され、第1のユーザ提供内容および第2のユーザ提供内容は、立方体432の2つの異なる表面に示される点に留意する必要がある。
より一般的に、本発明は、異なる表面にある第1のユーザ提供内容および第2のユーザ提供内容を同時に示すための解決策を提供し、第1のユーザ提供内容および第2のユーザ提供内容が示された異なる表面は、単一の(典型的に三次元の)オブジェクト、または、異なる(典型的に三次元の)オブジェクトに帰属することができる。
第4列464は、第4の時間におけるシーンモデル466および対応する生成された映像フレーム470を示す。シーンモデル466から分かるように、立方体432が更に回転して、立方体432の第2の表面436が観測点448の方向を向くという点で、シーンモデル466はシーンモデル456と異なるだけである。映像フレーム発生器110は、シーンモデル466に基づいて第4の生成された映像フレーム470を生成する。結果として生じる第4の生成された映像フレーム470は、第2の生成された映像フレーム450と類似しており、第2のユーザ提供内容は立方体432の第2の表面436上に構成として示され、立方体432の第2の表面436は観測点の方向を向く。
第5列474は、シーンモデル476および第5の生成された映像フレーム480を示す。第5のシーンモデル476における観測点482が第4のシーンモデル466における観測点448より立方体432の近くに位置するという点で、第5のシーンモデル476は第4のシーンモデル466と異なる。好ましくは、観測点482および立方体432は、観測点482にいる観測者が第2の表面436を完全なスクリーンイメージとして見る(または、把握する)ように、シーンモデル476に配置される。したがって、第5の生成された映像フレームは、第2のユーザ提供内容を完全なスクリーンイメージとして示す。
上記を要約すると、5つの生成された映像フレーム440、450、460、470、480は、第1のユーザ提供内容および第2のユーザ提供内容の間の移行を示し、第1の生成された映像フレーム440は第1のユーザ提供内容の完全なスクリーンイメージを示し、第5の生成された映像フレームは第2のユーザ提供内容の完全なスクリーンイメージを示す。
他の実施形態として、シーンモデル431、446、456、466、476は、2つのシーンの間で他の移行を表すことができる。例えば、シーンモデル431、446、456、466、476は、複数のメニュー項目を示すメニュー・ページとユーザ提供内容との間の移行を示すことができる。例えば、第1のシーンモデル431はメニュー・ページの完全なスクリーンイメージを示すことができ、最後のシーンモデル476はユーザ提供内容の完全なスクリーンイメージを示すことができる。この場合における中間のシーンモデル446、456、466は、第1のシーンモデル431および最後のシーンモデル476との間の好ましくは滑らかな移行の中間のステップを示す。
他の実施形態においては、シーンモデル431、446、456、466、476は、第1の複数のメニュー項目を示している第1のメニュー・ページおよび第2の複数のメニュー項目を示している第2のメニュー・ページの間の移行を示すことができる。この場合、第1のシーンモデルは第1のメニュー・ページの完全なスクリーンイメージを示し、最後のシーンモデル476は第2のメニュー・ページの完全なスクリーンイメージを示すことができる。中間のシーンモデル446、456、466は、第1のシーンモデル431と最後のシーンモデル476との間における移行の中間のステップを示すことができる。
他の実施形態においては、シーンモデル431、446、456、466、476は、ユーザ提供内容とメニュー・ページとの間の移行を示すことができる。この場合、第1のシーンモデル431はユーザ提供内容のイメージを好ましくは示すことができ、最後のシーンモデル476はメニュー・ページのイメージを示すことができる。メニューは、第1の時間(例えば、標準化された時間パラメータに対して、時間t=0で)、または、第2の時間(例えば、標準化された時間パラメータに対して、時間t=1で)における3D風景のイメージである。中間のシーンモデル446、456、466は、第1のシーンモデル431および最後のシーンモデル476の間の(好ましくは滑らかな)移行を示すことができる。
アプリケーションの他の可能性は、第1列430が映像フレーム440に示されているユーザ提供内容の提示を示すということである。さらに、第3列454は、(通常通り、6つのボタンの代わりに)3つのボタンを有するメニューの提示を示す。(映像フレーム460に示される)立方体の3つの見ることができる表面は、第3列454に示すようなシーンのボタンとして役立つことができる。
図5は映像フレームを表示する方法を示すブロック略図であり、映像フレーム発生器110で使用することができる。図5の方法は、全体が500で示される。図5の方法500は、映像フレームのシーケンスを生成するための複数のフレームに対して複数回実行してもよい点に留意する必要がある。
方法500は、第1ステップ510において、説明のためのインデックスを有する映像フレームfであって、映像フレームのためのユーザの内容を得るステップを含む。
方法500は、第2ステップ520において、映像フレームfのためのシーン配置を得る。
さらに、方法500は、第3ステップ530において、(映像フレームfのための)ユーザ提供内容および(映像フレームfのための)シーン配置を用いて映像フレームfを生成する。
方法500は、第4ステップ540において、表示された映像フレームfを提供する。
決定ステップ550において、表示されるより多くのフレームがあることが見つかった場合、ステップ510、520、530、540が繰り返される。
フレームfのためのユーザの内容を得る第1ステップ510は、どのユーザの内容がフレームfのために使われるべきかを決定するステップを含む。例えば、表示される映像フレームのシーケンスのすべてのフレームが同じ(決まった)ユーザ提供内容を利用することが分かった場合、前に処理された映像フレームのために得られたユーザ提供内容を再利用することができる。しかしながら、異なるユーザ提供内容が映像フレームの生成された(または表示される)シーケンスの異なるフレームのために使われることが分かった場合、関連するユーザ提供内容が得られる。
例えば、ユーザ提供内容が映像フレームのシーケンスである場合、映像フレームのユーザ提供シーケンスの異なるフレームは、映像フレームの生成された(または表示される)シーケンスの異なるフレームと関連付けられる。したがって、ステップ510において、映像フレームのユーザ提供シーケンスのどのフレームが現在表示されている映像フレームの生成のために用いられなければならないかが識別される。
単一の生成された(または表示される)映像フレームの生成のために、1つ以上のユーザ提供映像フレームが用いられることができる点にここで注意されなければならない。例えば、単一の生成された(または表示される)映像フレームの範囲内で、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスの対応する映像フレームおよび映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスの対応するフレームを有することは可能である。使用される映像フレームの例は、図7を参照して示される。
第2ステップ520において、現在処理されているフレームfのためのシーン配置が得られる。シーン配置は、例えば、それぞれのフレームに存在する幾何学的オブジェクトを特徴づけている記述言語の形で与えられる。例えば、フレームfのためのシーン配置は、図3のリスト300と類似の記述言語で記載される。換言すれば、シーンの記述は、幾何学的なオブジェクトまたは形状に関連した複数の属性または特性と一緒に、それぞれのフレームで示される幾何学的な形状またはエレメントのリストを含む。このような特徴は、例えば、オブジェクトの位置および/または姿勢、オブジェクトのサイズ、オブジェクトの名前、オブジェクトの材料、オブジェクトまたはオブジェクトの個々の表面に関連付けられた構成、オブジェクトの透明性等を含む。いかなる特性も仮想現実世界の表示からわかる幾何学的なオブジェクトまたは幾何学的な形状のために使われることができる点に注意されなければならない。
さらに、シーン配置は、そこからシーン配置によって示されるシーンのイメージが生成されるべきシーンの観点を定義する、観測者または観測点に関する情報を含む。観測点および/または観測者の記述は、観測点の位置、観測および観測角度の方向を含む。
フレームfのためのシーン配置がフレームfに利用できるシーンモデルから直接とることができる点に注意されなければならない。あるいは、フレームfのためのシーン配置は、フレームfの前に表示されるフレームeのためのシーンモデルを使用して得ることができ、フレームeとフレームfとの間の時間の間のオブジェクトの動きに関する情報を利用する。また、観測点の変化に関する情報、観測の方向または観測角度は、フレームfのためのシーン配置を得るために評価される。したがって、フレームfのためのシーン配置は、幾何学的オブジェクトの記述および/またはフレームfにおいて示される幾何学的な形状である。
第3ステップ530において、映像フレームfは、ユーザ提供内容および第2ステップ520で得られたシーン配置を用いて生成される。映像フレームfの生成の詳細は、図6を参照して説明される。第3ステップ530において、表示される映像フレームは、フレームfのためのユーザの内容およびフレームfのためのシーン配置に基づいて得られる。
したがって、第4ステップ540において、表示されたフレームfは、更なる処理のために、例えばフレームのシーケンスを形成するために、または、フレームまたはフレームのシーケンスの原資料の更なる符号化を実行するために提供される。
図6は、ユーザ提供内容およびシーン配置を用いた映像フレームfの生成を示すブロック概略図である。図6の方法は、全体が600で示される。
映像フレームfの生成は、所定の名前または所定のオブジェクト特性を有する映像フレームfのためのシーンモデルにおけるオブジェクトを識別する第1ステップ610を含む。このようなオブジェクトが第1ステップ610において識別できた場合、識別されたオブジェクトは第2ステップ620においてユーザ提供オブジェクトと置き換えられる。第3ステップ630において、オブジェクトは、所定の表面特性を有する表面を有するシーンモデルにおいて識別される。所定の表面特性は、例えば、表面組織特性、表面材料特性または表面名前特性とすることができる。しかしながら、所定の名前を有するオブジェクトがシーンモデルに存在する場合、そして、この場合、オブジェクトの少なくとも1つの特定の表面が所定の表面特性を有すると自動的に想定されることができることは認められる。例えば、シーンモデルが所定の名前(例えば、video_objectまたはNSG_Mov、ここで、Movは映画を表す)を有する立方体を含む場合、それぞれの立方体の表面は、その上に映像を表示するのに適している所定の表面特性を有するものと定義される。
換言すれば、その上にユーザ提供内容を表示するように構成された少なくとも1つの表面を識別するか、またはその表面上にユーザ提供内容を表示することを目的とすることを示す特性を有する少なくとも1つのオブジェクトを識別することは、第3ステップ630の鍵となる目的である。
ユーザ提供内容を表示することを目的とする表面が識別された場合、ユーザ提供内容はそれぞれの表面に表示される。この結果に達するために、映像フレーム発生器は、その上にユーザ提供内容を表示すことを目的とすると認識された表面のための構成として、ユーザ提供内容を使用することができる。
例えば、映像フレーム発生器は、ユーザ提供内容を表示することを目的とする少なくとも1つの表面を識別するために、シーンの記述またはフレームfのためのシーンモデルを解析することができる。例えば、映像フレーム発生器は、特定の表面のための構成としてユーザ提供内容を適用することを示す指示(例えば、関連)をシーンモデルに挿入することができる。換言すれば、映像フレーム発生器は、特徴名またはオブジェクトまたは表面の固有性を識別するためにシーンモデルまたはシーンの記述を解析し、ユーザ提供内容を適用される構成に指定するために、識別されたオブジェクトまたは表面の構成の特徴を設定する。
解析のために、映像フレーム発生器は、例えば所定の表面名前または表面特性を有する表面がユーザ提供内容に基づく構成で満たされるように定義されるなどのように、所定の解析規則に従う。
あるいは、解析規則は、所定の名前を有するオブジェクトの所定のi番目の表面がユーザ提供内容に基づく構成を与えられるべきであることを示すこともできる。
表面がユーザ提供内容に基づく構成を有することを目的とするシーンモデルまたはシーンの記述において識別される場合、映像フレーム発生器110は識別された表面上にユーザ提供内容を表示する。この目的のために、シーンモデルまたはシーン記述によって記述されているシーンの図的表現が生成される。それらの特性(位置、サイズ、姿勢、色、材料、構成、透明性などのような)に関してシーンモデルまたはシーン記述に表示されるオブジェクトは、各々に関して、そして、観測位置に関してオブジェクトの相対位置を考慮に入れて、オブジェクトの図的表現となる。換言すれば、シーンモデルまたはシーン記述によって表示されているオブジェクトの配置は、観測点から見られるような図的表現となる。図的表現の生成において、ユーザ提供内容がこのような構成を有することを目的とする識別された表面の構成であるという事実と同様に、第2ステップ620におけるオブジェクトの置き換えが考慮される。
シーンモデルまたはシーンの記述によって表示されているシーンの図的表現の生成がアーティスト/デザイナーに知られている点に注意されなければならない。
すべてのステップ610、620、630、640を実行することは必要でない点に更に注意されなければならない。対照的に、実施例において、ステップ610および(ステップ610が成功している場合)ステップ620を実行するのに十分である。この場合、映像フレーム発生器110はシーンモデルによって記述されるようなシーンを表示する映像フレームを生成し、識別されたオブジェクトは、第2ステップ620に従ってユーザ提供オブジェクトによって置き換えられる。最後に、ステップ640は、図的表現を生成するために実行される。
しかしながら、例えば、いかなるオブジェクトも置き換える必要がない場合、第1ステップ610および第2ステップ620を実行する必要はない。この場合、ユーザ提供内容が表示されるべき(例えば構成として)シーンモデルの表面を識別するステップ630を実行するのに十分である。ステップ630の後、第4ステップ640が実行される。ステップ640において、映像フレーム発生器110は、識別された表面上にユーザ提供内容を表示する映像フレームを生成する。
換言すれば、識別されたオブジェクトをユーザ提供オブジェクトによって交換すること(ステップ610および620)のみ、表面の構成をユーザに定義されたオブジェクトによって交換すること(ステップ630)のみ、または識別されたオブジェクトをユーザ提供オブジェクトによって交換すること(ステップ610および620)および表面の構成をユーザに定義されたオブジェクトによって交換すること(ステップ630)の両方を行うことは可能である。
図7は、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスおよび映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスとの間に移行を生成するための映像フレームの2つのユーザ提供シーケンスの映像フレームを示す図解図である。ここで、移行は、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスおよび映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスの両方の内容が映像フレームの生成されたシーケンス116に表示される時間間隔を有すると仮定される。
この目的のために、ユーザは、オーバーラップ領域を定めることができる。換言すれば、オーバーラップ領域は、例えば、Fフレーム(それは、特定の時間分に対応する)を含む。したがって、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスの最後のFフレームが、移行において用いられる。映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスのフレームは、図7の第1の図解図710に示され、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスの最後のFフレームは、(n−F+1)からnまでのインデックスを有する。ここで、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスの最後のFフレームが移行のために用いられると仮定される。しかしながら、最後のFフレームを使用することは必要ではない。むしろ、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスの中で配置されるFフレームを使用することは可能である。
さらに、ここで、映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスの最初のFフレームが映像フレームの生成されたシーケンスの生成のために用いられると想定される。
さらに、映像フレームの生成されたシーケンスがインデックス1〜Fを有するF映像フレームを含むと想定される。したがって、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスのインデックスn−F+1を有するフレームおよび映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスのインデックス1を有するフレームは、映像フレームの生成されたシーケンスの第1フレームに関連する。したがって、関連する映像フレームが、映像フレームの第1の生成されたシーケンスの生成のために用いられる。換言すれば、映像フレームの生成されたシーケンスの第1フレームの算出のために、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスの(n−F+1)番目のフレームおよび映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスの第1フレームが使用される。
対照的に、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスのn番目のフレームおよび映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスのF番目のフレームは、映像フレームの生成されたシーケンスのF番目のフレームに関連する。
ここで、ユーザ提供映像シーケンスのフレームおよび映像フレームの生成されたシーケンスのフレームの間の関連が、関連するフレームが映像フレームの生成されたシーケンスの特定のフレームの算出のために必要なことを自動的に意味するものではないことに注意されなければならない。しかしながら、映像フレームの生成されたシーケンスでf番目のフレームを表す過程において、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスおよび/または映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスのフレームが必要である場合、関連するフレームが用いられる。
換言すれば、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンス、映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスおよび映像フレームの生成されたシーケンスのフレームの間の上述の関連は、映像フレームの生成されたシーケンスの効果的な計算を可能にし、可変的な(または、動いている)ユーザ提供内容は、生成された映像フレーム・シーケンスに組み込むことができる。
換言すれば、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスのフレームは、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスを表示する(または、識別する)ことを目的とする表面のフレーム変化構成として役立つ。
映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスのフレームは、映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスを表示することを目的とする(または、識別する)表面のフレーム変化構成を構成する。
したがって、生成された映像シーケンスは、フレーム変化構成を使用して設けられている。
さらに、生成された映像フレーム・シーケンスの計算のために、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスおよび/または映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスが、映像フレームの生成されたシーケンスに関して切り換えられる点に注意されなければならない。また、映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスは、時間に関して延長されることができるかまたは圧縮されることができる。同じことは、映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスに対して適用できる。映像フレームの第1のユーザ提供シーケンスの1つのフレームおよび映像フレームの第2のユーザ提供シーケンスの1つのフレームが、それらのユーザ提供内容が使われる映像フレームの生成されたシーケンスの各フレームと関係していることが単に必要とされるだけである。
図8は、テキストによるテキスト代替オブジェクトの変換を示す図解図である。
図8の図解図は、全体が800で示される。図解図800から分かるように、シーン記述810(ここでは、映像フレームの形で表される)は、テキスト代替オブジェクトを含む。例えば、シーン記述810は、立方体または直平行六面体がテキスト代替オブジェクトであることを示す名前または特性を有する立方体または直平行六面体を記述することができる。したがって、映像フレーム発生器110が、シーンモデル・オブジェクトがテキスト代替オブジェクトであることを示す所定の名前または所定のオブジェクト特性を有するシーンモデル・オブジェクトを含むことを認識する場合、映像フレーム発生器は、テキスト代替オブジェクトをテキストの表現と置き換える。例えば、映像フレーム発生器110は、テキスト代替オブジェクトをユーザ提供テキストを表している1つ以上のオブジェクトと置き換えることができる。換言すれば、映像フレーム発生器は、ユーザ提供テキストを表しているオブジェクトの表示をシーンモデルにもたらすことができる。シーンモデル発生器は、例えば、一連の入力の形でテキストを受信して、一連の入力のテキストを表示するオブジェクトを発生させるように構成することができる。あるいは、映像フレーム発生器は1つ以上のテキスト形状を示すオブジェクトの形でユーザ提供テキストの表示を受信することができる。この場合、映像フレーム発生器は、例えば、シーンモデルに(複数のオブジェクトの表示の形で)テキストのユーザ提供記述を含むように構成され、テキストを表しているオブジェクトの記述を含むシーンモデルに基づいて映像フレームを生成するように構成される。
図8からわかるように、映像フレーム発生器110は、ユーザ提供テキストの図解図を含む映像フレーム820を生成する。ここで、好ましい実施例で、ユーザ提供テキストの図解図のサイズがテキスト代替オブジェクト812のサイズに適合している点に注意されなければならない。例えば、テキスト代替オブジェクトが、ユーザ提供テキストの外側境界として用いられることができる。また、テキスト代替オブジェクト812に関連した特性(例えば、色特性または透明性等)は、ユーザ提供テキストが一連として、または、複数のオブジェクトとして設けられているかどうかは無関係に、ユーザ提供テキストに適用されることができる。
したがって、シーンモデル112は、映像フレームのシーケンス116におけるユーザ提供テキストの外観を定めるテンプレートとして役立つ。
以下に、さらに、本発明が説明される。また、映像データメディアのメニュー構造の生成のための本発明のアプリケーションについて述べる。さらに、異なる映像内容間の移行がどのような創意に基づいて発生することができるかについて述べる。さらに、映像効果およびテキスト効果がどのように発生することができるかについて述べる。
以下に、DVDメニュー、映像移行、映像効果およびテキスト効果についての若干の一般的な概説がなされる。まず、映像移行、映像効果およびテキスト効果について述べる。
本発明の鍵となるアプリケーションは三次元テキストと同様に三次元(3D)DVDメニュー、三次元映像移行および三次元映像効果の作成であるが、その効果について述べる。三次元映像移行、三次元映像効果および三次元テキスト効果は、より複雑なDVDオーサリングのより単純なバージョンであると考えることができる。
2つの映像シーケンス(または映像ムービー)が突然の移行を回避するために結合されるかまたは連結されるときに、映像移行が典型的に嵌め込まれる。非常に単純な二次元の(2D)映像移行は、例えば、第1の映像を弱めて黒くし、その後、反対に第2の映像を明確にしていく。一般的に、映像移行は、最初は第1の映像と同一のフレームを示し、最後は第2の映像と同一のフレームを示す映像フレームのシーケンス(または、映画シーケンス)である。この(映像フレームの)シーケンスは2つの映像の間でカットされ(または、挿入され)、2つの映像の間の連続的な(または、滑らかな)移行を可能にする。
三次元映像移行のために、映像フレーム(または、映画シーケンス)のシーケンスは、三次元シーンの表現の結果である。また、三次元映像移行の場合、シーケンスの第1フレームは第1の映像のフレームと好ましくは同一であり、シーケンスの最後のフレームは第2の映像のフレームと好ましくは同一である。3Dシーンおよびその動画は別として、レンダリングエンジンは、入力として第1の映像および第2の映像のフレームを同時に受信する。2つの映像が重なり合うように各々の上に置かれ、オーバーラップ部分が映像移行の長さを定めて、描かれたシーンと置き換えられると想定することによって、(移行を起こす)過程を想像することができる。三次元映像移行の単純な実施例は、正面が見える第1の映像と背面が見える第2の映像とを有する飛行機でありえる。飛行機は、動画(または、移行)の初めに正面がフルスクリーンで見ることができ、終わりに背面がフルスクリーンで見ることができるように動かなくてはならない。例えば、飛行機は、カメラ(または観測者、または観測点)から離れるように移動し、水平対称軸周辺で半回転を実行して、再びカメラの方へ進むことができる。
三次元映像効果および三次元テキスト効果は、通常、映像ムービー(または、映像フレームのシーケンス)に加えられる三次元オブジェクトである。この場合、3Dシーンおよびその動画は、元の映像(または、始動時の映像)のフレームと同様に、レンダリングエンジンへの入力である。
テキスト効果のために、テキスト文字列は、決定(または、設定)されなければならない。三次元テキスト効果の例は、シーケンス(例えば、映像フレームのシーケンス)として想像されることができ、一連のものが増加して、文字のための三次元テキスト・キャラクタとして表示され、後に再び消える。この場合における元の映像(または、始動時の映像)は、バックグラウンドで動き続ける。
三次元映像効果は、例えば、フレームに飛び込み、後に再び飛び去る三次元オブジェクト(例えば、乳児映画のためのおしゃぶり、またはサッカー世界選手権映画のためのフットボール)でもよい。
3D映像移行である場合、3D映像効果および3Dテキスト効果は、例えば一体化する。レンダリングエンジンは、1つ以上の映像および(オプションとして)1つ以上のテキスト文字列から入力として同時のフレームと同様に3Dシーンを受信する。レンダリングエンジンは、フレームごとに短い映画フレームを生成し、映画は、その後外部ユニットによって、更に処理される(例えば、さらなる映像材料とともに結合するかカットされる)。
三次元シーンは、所有権を有するデータフォーマットにおいて、または、一般的にいかなる3Dモデリング・ソフトウェアの標準エクスポート・データフォーマットであってもよい一般的なデータフォーマットにおいて利用することができる(または、与えられることができる)。原則的に、任意の3Dデータフォーマット(すなわち、3次元シーンを記述しているデータフォーマット)のインポートは、可能である。データ・ファイルフォーマットの詳細な構造は、本発明には無関係である。
さらに、幾何学的なオブジェクトを分類して、グループ、オブジェクトおよび/または表面定義に名前を与えることが可能であることが好ましい(ここで、例えば、材料は、色および構成と同一である:材料=色+構成)。このようにして、例えば、第1の映像のフレームがその表面に配置される(または示される)ことになっていることを、三次元映像移行のための上記例における飛行機の正面の材料のための特定の名前(すなわち、特徴または所定の名前)を用いて、レンダリングエンジンに知らせることは可能である。換言すれば、飛行機の第1面の材料は、特定の名前(例えば、NSG_Mov)を与えられる。特定の名前(NSG_Mov)は、第1の映像のフレームが、特定の表面、すなわち飛行機の正面に示されることになっていることをレンダリングエンジンに示す。同様に、レンダリングエンジンは、飛行機の後ろに第2の映像のフレームを示すために、特定の材料名(例えば、NSG_MovI)によって指示される。
エンドユーザが編集可能なテキストを3次元シーンに挿入するために、直平行六面体のような三次元オブジェクトが使用され、それは三次元テキストオブジェクトに対する代替物として特定の(または、特有の)名前によって特徴づけられる。レンダリングエンジンは、前もって(例えば、三次元シーンの図的表現を生成する前に)これらのオブジェクトを取り除くことができ、エンドユーザによって定められたテキストの代わりに提供することができる。描かれた三次元テキストのサイズは、代替オブジェクトに対応する(または、従属する)。
このようにして、3Dモデラーは、スマート3Dエンジンによって名前を付与し、グループ化をすることによる映像移行、テキスト効果または映像効果と解釈される三次元シーンをつくることができ、市販ツール(例えば、データを3D記述データフォーマットでエクスポートすることができるいかなるプログラムも)が使用できる。3Dモデラーは、いかなるプログラムの知識も必要としない。(映像)移行および(映像)効果を考慮するときに、オブジェクト名の形式において少数の規則だけが存在する一方、有効なDVDメニューの作成はより複雑である。しかしながら、基本手順は同じである。
以下に、DVDメニューの生成について述べる。ここで、大部分の商業的なDVDが、主たる映画の他に、付属の映像材料、例えばメイキングや俳優へのインタビューなどを含む点に注意されなければならない。また、主たる映画は、多くの場合、チャプタに分割される。DVDのエンドユーザがDVDを検索できるように、DVDは、上記の映像材料に加えて更なる映像シーケンスを含み、付加的な映像シーケンスは、DVDプレーヤによるメニュー構造と解釈される。映像DVDのデータフォーマット(またはデータフォーマットの詳細)は仕様において定められ、そして、スマート3Dコンセプトによって発生するDVDは仕様から逸脱しない。
DVDメニューは、複数のメニュー・ページで構成することができる。ユーザは、ボタンを選択するようなアクションによって、ページ間の変更をすることができる。また、ユーザは、アクションによって特定の映像または映像の特定のチャプタを開始することができる。
2つのメニュー・ページの表示の間、メニュー・ページと映像との間、または、DVD挿入後のブラック・スクリーンとメインメニュー・ページとの間に、映像移行と同様に、急激な変化を回避する小さい映像シーケンスを定めることができる。図9、10、11、12、13、14、15、16、および17は、インター・メニュー・シーケンスを有するDVDメニューの図式的な配列(または構造)を示す。発明概念(また、スマート3Dとして指定される)は、三次元モデル(また、シーンモデルとして指定される)を用いるメニュー・ページおよびインター・メニュー・シーケンスを定める可能性を提供する。
DVDメニュー・ページ自体は短い映像シーケンスでもあり、DVDユーザ(すなわち、DVDを使用している人)が選択することができる段階の間でさえ、単に静止画像を表示する必要はない。対照的に、1つ以上の動画は、DVDユーザが選択することができる段階の間に実行されてもよい。これらの映画シーケンス(すなわち、小動画)は、スマート3Dを用いたDVDオーサリング・プログラムによって生成される。
したがって、三次元シーンからの(または、三次元シーンに基づく)シーケンス(例えば、映像フレーム・シーケンス)の生成は、オーサリング・プログラムまたはオーサリング・ソフトのユーザのコンピュータで実行される。DVDプレーヤは、単に一定の命令の、または、DVDユーザの動作による(DVDオーサリング・プログラムによって生成されたDVDに含まれる)映像を再生するだけである。
映像DVDメディアに生じている典型的移行は、図9、10、11および12を参照して説明される。図9は、2つのメニュー・ページの間のシーケンス(例えば、映像フレームのシーケンス)の図解図を示す。図9の図解図は、全体が900で示される。図9は、第1のメニュー・ページ910を示す。第1のメニュー・ページ910は、映像DVDメディアに含まれるDVDの内容の特定のチャプタを選択するために用いられるボタン912、914、916、918、920、922を含む。ボタン912、914、916、918、920、922は、1つ以上の図形オブジェクトによって表示することができる。また、ボタン912、914、916、918、920、922は、カーソルが移動して選択のためのボタンの1つを範囲指定できるような選択領域および/またはハイライト領域を含む。さらに、ボタン912、914、916、918、920、922の図解図が、ユーザ提供内容として、ユーザ提供イメージ、ユーザ提供映像フレームまたは映像フレームのユーザ提供シーケンスを含むことができる点に注意されなければならない。換言すれば、ボタンの図解図は、静的なまたは動的な、すなわち変更可能な図形内容を含むことができる。
メニュー・ページ910が3Dモデラーによって生成されるシーンモデルに関して好ましくは記述されている点に更に注意されなければならない。したがって、メニュー・ページ910のエレメント(例えば、図形的なオブジェクト)は、シーンの記述言語の形で記載されている。さらに、メニュー・ページ910のシーンモデルは代替オブジェクトまたは代替表面を含むことができ、代替オブジェクトはユーザ提供オブジェクト(すなわち、ユーザ提供内容)と置き換えられることができ、代替表面は(例えば、構成として)ユーザ提供内容(例えば、ユーザ提供イメージ、ユーザ提供映像フレームまたは映像フレームのユーザ提供シーケンス)を表示することができる。
図9は、第2のメニュー・ページ930を示す。第2のメニュー・ページ930は、複数のボタン932、934、936、938、940、942を含む。ボタン932、934、936、938、940、942は、ボタン912、914、916、918、920、922に類似の外観および機能を有することができる。
さらに、図9は、第1のメニュー・ページ910と第2のメニュー・ページ930との間の移行が実行されるときに、DVDプレーヤによって動作するインター・メニュー・シーケンスまたはメニュー−メニュー間シーケンス950を示す。第1のメニュー・ページ910および第2のメニュー・ページ930の間にあるインター・メニュー・シーケンス950(それは、概して動画シーンまたは動画である)は、好ましくは、古い、以前の(または、前に表示された)メニューの内容が消え、新規な(後のまたは後に表示される)メニューの風景(または内容)が確立されるように処理される。メニューの構造に応じて、いくつかのナビゲーション・アロー(例えば、緑の矢)を示すことが好ましい。ここで、図9を参照して説明されたメニュー構造は、本発明の本質的な部分ではないが、実施例であると考えるべきであることに注意されなければならない。換言すれば、本発明は、特定のメニュー構造に限定されない。典型的なメニューの図解図は、単にダイナミックメニュー創作の問題を説明することを目的とするだけである。この文脈において、「ダイナミック」は、メニューが設計された時点(すなわち、例えば、メニュー・テンプレートが作成される時点)で、メニューの最終的な外観がわかっていないことを意味する。例えば、メニューが設計された時点で、個々のボタン(または能動的なスイッチング領域)の、そして、任意の更なる(三次元の)オブジェクトの占有(または配置)および使用法はわかっていない。
図10は、紹介映画の図式的に概説されたコースの図解図を示す。図10の図解図は、全体が1000で示される。図解図1000は、複数のボタン1012、1014、1016、1018、1020、1022を有する第1のメニュー・ページ1010を示す。例えば、第1のメニュー・ページ1010は、メニュー・ページ910と同一であってもよい。さらに、図解図1000は、メニュー予告編シーケンス1030(「イントロ」に指定される)を示す。DVDがDVDプレーヤに挿入されると、紹介映画(「イントロ」)または予告編は1回再生される。紹介映画または予告編は、DVDの第1のメニューになる。
換言すれば、メニュー予告編1030は、ブラック・スクリーンで始まり、第1のメインメニューで終わる映像フレームのシーケンスである。また、すでに概説されたように、メニュー予告編シーケンス1030がシーンモデルに関して好ましくは表示されている点に留意する必要がある。
図11は、中間シーケンス「チャプタ選択メニュー→映画スタート」の図式的に概説された動画の図解図を示す。図11の図解図は、全体が1100で示され、メニュー・ページ1110を示す。メニュー・ページ1110は、例えば、図9のメニュー・ページ910、図9のメニュー・ページ930または図10のメニュー・ページ1010と同一であってもよい。さらに、図11の図解図は、映画(すなわち映像フレームのシーケンス)の第1フレーム1120を示す。図解図1100は、メニュー中間シーケンスまたはメニューからタイトル・シーケンス1130を示す。
メニュー中間シーケンス1130は、好ましくは、メニュー・ページ1110を示す映像フレームで始まり、ユーザ提供映像1120の第1フレームと同一の映像フレームで終わる。ここで、前に概説されるように、メニュー中間シーケンス1130は、例えば、シーンモデルに関して記述される点に注意されなければならない。
別の実施形態では、メニュー中間シーケンスは、逆方向のメニューに組み込まれることができる。したがって、映像(そのフレームは、フレーム1120として示される)が終わるとき、および、メインメニューに戻る後方への移行が実行されるときに、メニュー中間シーケンス1130は実行される。換言すれば、タイトルからメニューへの移行のためのメニュー中間シーケンスが提供される。それぞれの移行は、映像フレームのシーケンスのフレーム(例えば、最後のフレーム)で始まり、メニュー・ページ1110で終わる。
図12は、メインメニューとサブメニューとの間のシーケンスの図解図を示す。図12の図解図は、全体が1200で示される。図解図1200は、メインメニュー・ページ1212およびサブメニュー・ページ1220を示す。メインメニュー・ページ1212は、例えば、図9の第1のメニュー・ページ910または第2のメニュー・ページ930、図10のメニュー・ページ1010または図11のメニュー・ページ1110と同一であってもよい。サブメニュー・ページ1220は、メインメニュー・ページ1212の構造と類似しているか、同一である構造を有することができる。しかしながら、サブメニュー・ページ1220は、例えば、DVD上の映像のサブチャプタにアクセス可能にするボタンを有する。したがって、サブメニュー・ページ1220は、複数のボタン1222、1224、1226、1228、1230、1232を含む。さらに、図解図1200は、メニュー中間シーケンスまたはメニュー−サブメニュー間シーケンス1240を示す。
図12に示される場合においては、n=6まで、(実施例に従って)チャプタがメニューごとに与えられる。典型的メニュー中間シーケンスのテンプレートのために、n*4+10の指定されたオブジェクトは、デザイナーによって(例えば、3Dモデラーによって)、好ましくは提供される。したがって、メニュー・ページにつきn=6の最大数のチャプタがあると想定される場合、34の適切に指定されたオブジェクトがデザイナーによって提供されなければならない。特に、以下のオブジェクトは、典型的なメニュー−メニュー間動画シーケンスのために提供されなければならない:

n「古い」チャプタ・イメージ
n「古い」チャプタ・テキスト
3「古い」ナビゲーション・アロー
1「古い」ヘッダ
1「古い」フッタ

n「新しい」チャプタ・イメージ
n「新しい」チャプタ・テキスト
3「新しい」ナビゲーション・アロー
1「新しい」ヘッダ
1「新しい」フッタ
密接に上述のオブジェクトとの関連があって、n「古い」およびn「新しい」対応するグループは、三次元シーンに対応してレイアウトされなければならない。「古い」および「新しい」グループは、どのオブジェクトがメニューボタンに帰属するかについて定める。以下に詳述する実施例「モニタ」において、第1のモニタの第1のチャプタ・イメージ、第1のチャプタ・テキストおよび完全なシステムは、第1グループにおいて総括される。
したがって、3Dモデラーは市販ソフトを用いて一連の動画を作成することによって3Dメニューを作成することができ、動画は上記の規則に従う。3Dモデラーは、いかなるプログラム知識も有する必要はない。さらに、オーサリング・プログラムのユーザも、3Dモデリングについてのいかなる知識も有する必要はない。スマート3Dエンジンは、(3Dモデラーによってつくられる)3Dシーンを読み込んで、3Dシーケンスから、そして、DVDオーサリング・プログラムのユーザから得る情報から短い映画シーケンスを作成する。映画シーケンスは、メニュー構造に関する情報と共に、仕様対応DVD上の動的なDVDメニューを構成する。
以下に、メニュー中間シーケンスを生成するために、スマート3Dエンジンがどのようにオーサリング・プログラムから情報と共に3Dシーンを処理するかについて述べる。
オーサリング・プログラムから、異なる情報が、スマート3Dエンジンに伝達される。ユーザは、異なる数の(メイン)映像をDVDに集積することができる。ユーザは3Dシーンにおけるボタン画像のための映像フレームまたは映像フレーム・シーケンスを決めることができ、ユーザはボタンのヘッダ、フッタまたはラベリングのテキストを与えることができ、ユーザはハイライト・マスクの色および透明性を選択することができる。しかしながら、三次元シーンまたは背景画像における構成要素の色のように、詳細情報も可能である。それぞれ3Dシーンを適応させるために、3Dシーンは、別々のデータ構造、いわゆるシーン・グラフに、最初に変換される。
図13は、シーン・グラフの図解図を示す。描画プロセスの間、シーン・グラフは通過され、形状オブジェクト(矩形のノード)は上に存在している変化および材料にしたがって(すなわち、シーン・グラフのより上位に位置している材料および変化にしたがって)描画される。シーン・ツリー(またはシーン・グラフ)における「グループ」によって示されるノードは、グループ化オブジェクトに役立つ。ジェネレータは、下位に存在しているオブジェクトの動画に役立つ。
3Dシーンデータを読み取って内部データフォーマットに変換するときに、テキストの代替オブジェクトは自動的にその場で動的な三次元テキスト・オブジェクトに変換される。3Dテキスト・オブジェクトはシーン・ツリーの「テキスト」によって示され、三次元テキスト・オブジェクトは入力値としてテキスト文字列を予想して、描かれた3次元シーンの三次元テキストを生成する。
メモリに存在するデータ構造は、実際の描画プロセスの前にオーサリング・ソフトのユーザの選択に従って構成されることができる。
例えば、ユーザが6つの映像の代わりに4つの映像を含む(または関連する)だけである場合、4つの映像ボタンだけは必要である。そして、例えば、モデラーがボタンに対して6つの三次元オブジェクトを提供される場合、2つのボタンはマスキングされるかまたは省略される必要がある。ボタンが特定の(または特徴的な)名前によって識別されることができるため、これは容易に可能である。したがって、スマート3Dエンジンは、描画プロセスの間、シーン・ツリーのそれぞれの分岐を除外する必要があるだけである。上で挙げられる実施例(4つの映像ボタン)のために、スマート3Dエンジンは、図13のシーン・グラフの5および6によって示される分岐を除外することができる。
三次元ボタンに取り付けられるかまたは示されるべきものである(例えば、ユーザ提供内容の)ビデオ材料のフレームは、各メニュー中間シーケンス・フレームを描く前に、それぞれの材料に取り込む(または識別される、または連結される)ことができる。例えば、図13のシーングラフによって示されるメニューの第1のボタン(ボタン1)に示されるイメージは、「チャプタ・イメージ1」で示される。
したがって、スマート3Dを用いて生成されるDVDのユーザは、3DメニューによってDVD全体をナビゲートすることができる。中間シーケンスは、例えば、DVD上に不変に置かれる短い映像ムービーである。ユーザは、いかなるパーソナル・コンピュータの知識も必要としない。DVDオーサリング・プログラムのユーザは、以前、タイトル文字列を入力することにより、統合化のための映像ムービーを選択することにより、または、チャプタを決定することにより、DVDメニューの外観を決定した。スマート3Dエンジンは、動画の3次元シーンを用いて、これらのエントリまたは情報(タイトル文字列入力;映像ムービーの選択;チャプタの選択;画像の選択またはボタンに表示される映像フレームのシーケンスの選択)からビデオ中間シーケンスを生成する。オーサリング・ソフトのユーザは、いかなる3D知識もまたはプログラム知識を必要としない。
3Dシーンは、標準ソフトウェアを使用して3Dモデラーによって生成させることができ、いくつかのルールだけは観察されなければならない。3Dモデラーは、いかなるプログラム知識も必要としない。三次元メニュー、三次元移行および三次元効果の任意数は、ソースコードのいかなる変更なしでも加えられることができる。
ここで、図14、15および16は使用中の既存の三次元DVDメニューのスクリーンショットを示す点に注意されなければならない。3Dモデラーによって定義されるように、図17は三次元メニューのテンプレートを示す。
挿入したチャプタ・オブジェクトは、イメージ領域およびチャプタ・イメージのための映像フレーム(またはビデオ画像)、チャプタ・テキストおよび(以下に「モニタ」と名付けられた例、および、例えば、モニタの運動システムにおける)任意の更なるモデル・オブジェクトで構成される。
選択可能な領域(または、ハイライト領域)が複数のオブジェクトで構成されている場合、オブジェクトは対応して名付けられたグループにおいて総括されることができる。自動的にスクリーン上のグループオブジェクトによって利用される領域の境界ボックスは、マウス(またはカーソル)によって能動的に選択可能な領域を定める。
以下に、メニュー・ページとメニュー・ページ間の移行がどのように引き起こされることができるかについて述べる。ここで、3Dモデラーがシーンのシーンモデル(または、シーン記述)を生成するとみなされる点に注意されなければならない。シーンモデルは、例えば三次元モデリング言語に関して、後にユーザ提供内容で補充されて、映像フレームのシーケンスに変換されるシーンを記述する。換言すれば、シーンモデルは、オブジェクトおよびオブジェクト特性に関するシーンの記述、シーンモデルの時間的推移(例えば、オブジェクトの動き、および/または、観測者または観測点の動き)の記述およびユーザ提供内容の包埋のための代替オブジェクトまたは代替表面の記述を含む。
以下に、モデラーが(好ましくは三次元の)シーンのシーンモデルを作製している人または装置であると想定される。
DVDメニューで使われることができる3D(三次元)シーンの作成のために、モデラーは、一組の規則に従わなければならない。これらの規則のいくつかは、DVDメニューの論理構造または論理的構成によって与えられる。例えば、ボタンである特性またはハイライト・マスクの算出のために用いられる特性のように、他の規則は、スマート3Dエンジンに三次元オブジェクトの追加特性を知らせるために必要である。メニュー・ページが表示され、オーサリング・プログラムのユーザによって定義される色を有する選択されたボタンと重ね合わせることによって選択されたボタンと一体化したときに、ハイライト・マスクは選択段階において見ることができる。規則の定義に関して、図9、10、11および12に関して示されているように、スマート3D概念によって支持されるメニュー構造をより詳細に記述する必要がある。
スマート3Dメニューは、メインメニューおよび複数のサブメニューから確立される。メインメニュー・ページに、最高6つのボタンを配置することができる。ボタンは、好ましくは3Dモデラーによって配置されて、特定の(または特徴的な)名前が与えられる。例えば、6つのボタンは、「NSG_BS01」から「NSG_BS06」の名前が与えられる。例えばDVDオーサリングの過程において、10個の映像がDVDに焼き付けられているために、より多くのボタンが必要である場合、付加的なメニュー・ページが加えられ、その間に、左/右の矢印ボタンによって水平方向のナビゲーションを実行することができる。DVDオーサリングの過程においてチャプタマークが映像中に追加的に挿入される場合、サブメニューの1つ以上のメニュー・ページが加えられる。アップボタンによって、再びメニューの上位の(上方にある)ページに戻ることができる。矢印ボタンも、好ましくは3Dシーンに置かれて、名前によって同定される(例えば:NSG_Up、NSG_Nxt、NSG_Pre)。
前述のエレメントに加えて、ボタンの標識化、ヘッダ・テキストおよびフッタ・テキストは、本発明の実施例でサポートされている。この目的のために、3Dモデラーは、テキスト効果において用いられるように、指定名を有する代替オブジェクトを3Dシーンに加える。実際的な理由で、直平行六面体が好ましい(例えば、NSG_Hdr、NSG_Ftr)。
三次元オブジェクトの更なる命名およびグループ化は、どのオブジェクトがハイライト・マスクの計算を考慮に入れられなければならないかについて決定する。ハイライト・マスクの計算は、白黒のイメージとしてこれらのオブジェクトの輪郭を提供する。6つのメニューボタンおよび3つのナビゲーション・アローのためのハイライト・マスクの例は、図23に示される。
それぞれのグループ化は、例えば、チャプタのユーザ定義の選択に対応して色で強調されるオブジェクトの定義のように、さらに、ハイライト領域の正確な追加(または定義付け)を可能にする。概して、この領域(すなわち、ハイライト領域)は、それぞれのチャプタ・イメージが位置する領域と同一である。
以下に、ハイライト・マスクの計算について、簡潔に述べる。この目的のために、図23は、図17に示すようなメニュー構造のためのハイライト・マスクの図解図を示す。
ハイライト・マスクの生成は、以下の通りに実行される:特定の(ハイライト・マスク)名前を有する(または、オブジェクトの特定のグループに属する)物体だけが、黒い背景の前に明るい白で描かれる。
これは、結果としてハイライト・オブジェクトとなり、それは、抜粋において、特定のオブジェクト(例えば、ボタン)を強調するために描写されたメインメニュー映像によって重ね合わされる。
ボタンの標識化とは別に、ボタン上のどこかに取り付けられるかまたは表示されるイメージ(または映像フレーム)は、DVDユーザのためにボタンと映像との間の関連付けを容易にする。イメージは、概してフレームまたは関連する映像または映像チャプタからの短い映画シーケンス(映像フレームのシーケンス)である。3Dモデラーは、代替構成によって3次元シーンの範囲内で、どのようにして、またどこにイメージが貼り付けられるか(または、表示されるか)を決める。この目的のために、3Dモデラーは、それぞれの材料に、識別名(例えば、NSG_BS06に対するNSG_BS01)を与える。
3Dモデラーのための更なる境界条件は、3Dモデルの論理構造から生じる。したがって、紹介の動画(例えば、図10を参照して示されるように)は、好ましくは黒いイメージで始まり、メニュー・ページで終わる。メニュー−メニュー間動画(または、メニューメニュー間移行)およびメニュー−サブメニュー間動画またはサブメニュー−メニュー間動画は、メニュー・ページ(またはサブメニュー・ページ)で始まり、サブメニュー・ページ(またはメニュー・ページ)で終わる。メニュー−映像間動画は、メニュー・ページで始まり、完全な画面サイズのそれぞれの映像で終わる。選択段階(すなわち、メニュー・ページが表示され、ユーザが選択できる時間)の間に示される動画は、メニューへの小さい動きを取り入れるだけである。さもなければ、DVDユーザが任意の時間にボタンを選択したとき、例えばメニュー−映像間移行の始まりにおいて、ステップ(または不連続性)に気付くからである。第1のメニュー・ページから第2のメニュー・ページに続く動画において、ボタン、標識化および矢は交換されなければならず、すべてのオブジェクト(または、少なくともボタン、標識化および矢と関連したオブジェクト)は3Dモデラーによって二回提供されなければならない(例えば、NSG_BS06IからNSG_BS01I、NSG_UpI等、添え字「I」は「incoming」を示す)。
以下に、DVDメニューのための実施例について、図14〜17を参照して述べる。図14〜17の実施例は、ロッドおよびピストンのシステムによってサポートされるモデル化されたモニタを説明する(または見せる)三次元テンプレートに基づくものである。典型的なテンプレートは、「モニタ・テンプレート」として表される。
図14は、4つのチャプタを有するメニューのための実施例の図解図を示す。図14のグラフ表示は、全体が1400で示される。
図15は、8つの主チャプタを有するメニューのための実施例の図解図を示し、ユーザは、次のおよび前のメニュー・ページ(または第1および第2のメニュー・ページに)にナビゲートすることができる。図15のグラフ表示は、全体が1500で示される。
図解図1400は、4つのモニタ画面1410、1412、1414、1416を示す。各々のモニタ画面は、DVD上の映像コンテンツのチャプタの選択のための1つのメニュー項目またはメニューボタンを表す。図14で示すメニューシーンが合計6台のモニタを示す三次元シーンモデルまたは三次元シーン・テンプレートを基礎として生成される点に留意する必要がある。例えば、6台のモニタを有するメニュー・ページは、図15の図解図1500の左のメニュー・ページ1510に示すことができる。したがって、図解図1400から、最後の2台のモニタ(すなわちモニタの下の行の中間のモニタおよびモニタの下の行の右側のモニタ)および(対応する)チャプタ表示が三次元シーンから削除されるということがわかる。また、図14のメニューシーンを図15のメニューシーンと比較すると、図14のメニューシーンがいかなる矢も含まないことが分かる。これは、図14のメニューシーンによって示される付加的なメニュー・ページがないため、矢が必要でないという事実によるものである。
図15の図解図1500に関して、図15のメニューシーンによって記載されているメニューが2つのメニュー・ページを含む点に留意する必要がある。6つのメニュー項目を含む第1のメニュー・ページは1510によって示される、そして、2つのメニュー項目を含む第2のメニュー・ページは1520によって示される。換言すれば、メニューシーンを定めているテンプレートが6つのメニュー項目を含むと想定すると、第1のメニュー・ページ1510は、完全に満たされている。さらに、第1のメニュー・ページ1510には、ナビゲーション・アロー1530が具備されている。ナビゲーション・アロー1530は、ナビゲーション・エレメントとして働き、「次へ」を示す矢として参照されることもできる。
第2のメニュー・ページ1520(また、主メニュー・ページ2として指定される)は、全部で8つの映像の中で残っている2つだけであり、それに対応して、「後ろへ」を示す矢(または「以前の」を示す矢)が重ね合わされる(または、表示される)。「後ろへ」を示す矢1540は、前のページ、すなわち第1のメニュー・ページ1510に戻るようにナビゲートすることを可能にする。
図16は、8つの主チャプタを有するメニューのための実施例の図解図を示す。図16の図解図は、全体が1600で示される。ここで、図16の実施例の主メニューが図15の実施例の主メニューと同一でもよい点に注意されなければならない。換言すれば、図解図1600は、図15の第1のメニュー・ページ1510と同一である第1の主メニュー・ページ1610を示す。さらに、図解図1600は、サブメニュー・ページ1620を示す。ここで、第1の主チャプタが5つの更なるサブチャプタを有する点に注意されなければならない。換言すれば、第1のメニュー・ページ1610の第1のモニタ(または、ボタン)1630を選択するかまたは起動させることによって、サブメニュー1620が表示される。第1のモニタまたは第1のボタン1630が第1の主チャプタを表すので、第1の主チャプタの4つのサブチャプタはメニュー・ページ1620を通じてアクセスされることができる。さらに、ユーザがサブメニュー・ページ1620の「上に向かう」ボタン1640を選択することによって、主メニュー(または主メニュー・ページ1610)に(サブメニュー・ページ1620から)戻ることができる点に更に注意されなければならない。さらに、メニュー・ページ1610は、次の主メニュー・ページ(それは、例えば、メニュー・ページ1520と同一である)にアクセスする「次へ」ボタン1650を含む。
換言すれば、図16の実施例で、サブメニューが設けれ、それは第1のボタン1630を介して(によって)対処されることができる。(オプションとして)動画の間、両方のメニュー(すなわち、主メニュー・ページ1610およびサブメニュー・ページ1620)が見える短い中間シーケンスの後、ユーザは、サブメニュー(またはサブメニュー・ページ1620)を見ることができる。ある具体例では、主メニュー・ページ1610の6つのモニタは上方へ移動して画像から(または、目で見えるスクリーンから)消え、新規なモニタ、例えば、サブメニュー・ページ1620の4つのモニタが下から現われる。サブメニュー(または、サブメニュー・ページ1620)は、主メニューまたは主メニュー・ページ1610へ戻るナビゲーションを可能にする対応するナビゲーション・アロー1660と同様に所定の実施例の4つの映像を含む。
図17は、上記の実施例が基礎とする主メニューのテンプレートの図解図を示し、スマート3D内部表現で表示される。
テンプレートにおいて、デザイナーは、最大使用可能な6つのモニタ1710、1712、1714、1716、1718、1720を提供する。また、3つのナビゲーション・エレメント1730「戻るための矢」「次へ進むための矢」および「上へ進むための矢」があることが必要である。チャプタ・タイトルと同様にヘッダ1740およびフッタ1750は、所定の名前の慣習に従わなければならない。さらに、チャプタ画像(またはチャプタ映像フレーム)のためのイメージ領域は、所定の材料名(NSG_BS01、NSG_BS02、NSG_BS03、NSG_BS04、NSG_BS05、NSG_BS06)を持たなければならない。
個々のモニタは、対応する名前(すなわち、特定のモニタに帰属しているすべてのエレメントおよび/またはオブジェクトが特定のモニタに帰属しているグループに含まれるように、モニタにつき1つのグループ)によってそれぞれ定められるグループにおいて総括されなければならない。これらの状況が満たされているならば、上記例で分かるように、スマート3Dエンジンは動的にシーンをメニュー内容に適応させることができる。
ここで、図解図1700が、全体が1700で示される点に注意されなければならない。テンプレート1700が複数のメニュー項目を含む点に留意する必要がある。典型的な実施例では、対応する複数の幾何学的オブジェクトは、メニュー項目と関連している。特定のメニュー項目と関連した幾何学的オブジェクトは、互いにグループ化され、すなわち一群の幾何学的オブジェクトに含まれる。したがって、一群の幾何学的オブジェクトを識別することによって、メニュー項目に帰属している幾何学的オブジェクトを識別することができる。シーンモデルまたはシーン・テンプレートがn個のメニュー項目を表示すると想定するならば、テンプレートはn個のグループを含み、n個のグループの各々が特定のメニュー項目に帰属しているオブジェクトを総括する。特定のメニュー項目に帰属しているオブジェクトは、例えば、以下を含むことができる。
−特定のユーザ提供内容を特定せずに、表面がメニュー項目と関連したユーザ提供内容を示すことを目的とすることを示している所定の名前または特性を有する表面。換言すれば、それぞれの表面はユーザ提供内容のための代替面であり、特徴名または特性によって示される。
−ユーザ提供テキストで置き換えられる予定のテキスト代替オブジェクトを識別する所定の名前を有する代替オブジェクト。例えば、テキスト代替オブジェクトは、「タイトル」および/またはメニュー項目と関連した映像シーケンスに関する情報を提供することを目的とすることができる。
したがって、映像フレーム発生器110は、どれくらいのメニュー項目がメニューシーンモデルに基づくメニューシーン(またはメニュー・ページ)において表示されるべきかについて識別するように構成される。また、映像フレーム発生器は、個々のまたは別々のメニュー項目を定めているどれくらいのグループがメニュー・テンプレートに存在するかについて決定するように構成される。上記の情報によれば、メニューシーンモデルまたはメニュー・テンプレートが実際に必要である以上のメニュー項目を含む場合、映像フレーム発生器110がメニュー項目に帰属する余分なオブジェクトを除外または除去する。したがって、テンプレートに含まれるより少ないメニュー項目が必要な場合であっても、一定数の映像項目を含むテンプレートが使用されることを確実にすることができる。
図18は、映像フレームのシーケンスを生成する発明の方法のフローチャートを示す。図18の方法は、全体が1800で示される。第1ステップ1810において、シーンを定義するシーンモデルが受信される。シーンモデルは、オブジェクト名とオブジェクト特性とを有する少なくとも1つのシーンモデル・オブジェクトを有するのが好ましい。
さらに、この方法1800は、ユーザ提供内容を受信する第2ステップ1820を含む。
第3ステップ1830において、所定のオブジェクト名または所定のオブジェクト特性を有するシーンモデル・オデジェクトは、シーンモデルの範囲内で識別される。したがって、識別されたシーンモデル・オブジェクトが得られる。
第4ステップ1840において、ユーザ提供内容が識別されたシーンモデル・オブジェクトの表面に、または、識別されたシーンモデル・オブジェクトの代わりに表示されるように、映像フレームのシーケンスは生成する。
ここで、図18の方法1800が上記のステップのいずれかによって、例えば発明の映像フレーム発生器によって実行されるステップのいずれかによって補充されることができる点に注意されなければならない。
以下に、DVD(または一般に、映像メディア)のメニュー構造を作成するための発明の装置および方法の例示的実施形態について述べる。この目的のために、図19は、映像シーケンスを選択するかまたは取り込むためのユーザー・インターフェースの図解図を示す。図19の図解図は、全体が1900で示される。本発明の実施例によれば、第1ステップにおいて、ユーザは、DVD(または、HD―DVD、ブルーレイ・ディスク、または他のいかなるビデオメディアにも)に提示したい映像タイトルを取り込む。任意的に、個々の映像には、チャプタ・マークを与えられることができる。チャプタ・マークが映像のために定められる場合、1つ以上のサブメニューがこの映像タイトルに対して作成される。サブメニューの各ボタンは、1つのチャプタ位置を表す。したがって、映像タイトルは、定義済みのチャプタ位置で始めることができる。
図20は、テンプレートまたはシーンモデルを選択するためのユーザ・インタフェース・ページの図解図を示す。換言すれば、本発明の実施例で、第2ステップにおいて、ユーザは、定義済みの、または所定のスマート3Dテンプレート(すなわち、予め作製されたシーンモデル)を選ぶ。図21は、DVDメニュー構造の特性の選択のためのユーザ・インタフェースのスクリーンショットの図解図を示す。
換言すれば、本発明の実施例によれば、ユーザは、第3ステップにおいて、彼の要求を満たすために、3Dテンプレートの設定を適応させることができる。これによって、例えば、ボタン・テキスト、ヘッダ・テキスト、フッタ・テキストおよび/またはバックグラウンド・ミュージックを変えることができる。換言すれば、例えば、ユーザは、シーンモデルまたはメニュー・テンプレートにおける代替オブジェクトの代わりに示されるチャプタ・タイトルに関して、設定または調整をすることができる。同様に、ヘッダ・テキストおよびフッタ・テキストは、テンプレートにおけるテキスト代替オブジェクトの代わりに定義されることができる。
また、ユーザは、どのメニュー移行(ありうるメニュー移行の以下のリストから)を使用するべきかについて定めることができる:
−イントロ動画;
−2つのメニュー間の移行動画;
−メニューおよびチャプタ・メニュー間の移行動画;
−メニューおよび映像タイトル間の移行動画;
−映像タイトルおよびメニュー間の移行動画。
本発明の実施例によれば、第4ステップにおいて、スマート3Dエンジンによって作成されるメニュー構造は、プレビューにおける仮想遠隔制御を用いて観察される。メニュー移行は、スマート3Dエンジンによって、リアルタイムで任意に計算されることができる。したがって、図22は、ユーザがメニュー移行をプレビューすることができるユーザ・インタフェースのスクリーンショットの図解図を示す。
本発明の実施例によれば、第5の(オプション)ステップで、DVD(または、ブルーレイ媒体、HD―DVDまたは他のビデオ媒体)が、焼かれるかまたは準備される。
ここで、図19〜22に関して、スマート3Dメニューを作成する方法がユーザの観点から示された点に注意されなければならない。さらに、図19〜22に関して、記載されているユーザ項目または選択が、ユーザ提供内容によって代替オブジェクトの交換を制御するか、代替表面上のユーザ提供内容の表示を制御するために、映像フレーム発生器に入力される点に注意されなければならない。
したがって、ユーザ入力は、シーンモデル(また、シーンテンプレートとして、または、単に「テンプレート」として指定される)に基づいて、そして、ユーザ提供内容に基づいて映像フレームのシーケンスの生成を制御する。
以下に、本発明の実施例によるメニュー・オーサリング概念の概要が与えられる。
1つのDVDが概して一定量の映像を含む点に留意する必要がある。これらの映像は、1つ以上のメニュー・ページによってアクセスされ、そこにおいて、各映像、映像チャプタ・マークまたは他のメニューは、選択ボタンによって(例えば、メニュー・ページのボタンによって)表される。DVDの内容は、ボタンをメニュー・ページまたは映像に連結することによってナビゲートされる。それにより、異なる一定の短い映像シーケンスまたは静止画像は、異なるメニュー・ページを表す。
発明概念(また、スマート3D技術に指定される)は、ユーザによって定義される映像の量から、上述のメニュー・ページの自動生成を可能にする。さらに、2つのメニュー・ページの間、または、メニュー・ページ(または、少なくとも1つのメニュー・ページ)とユーザによって定義される映像タイトルとの間で、移行映像が計算される。これは、ユーザに、継ぎ目がなく、交互配置され、双方向性の映像シーンであるという錯覚を与える。個々のメニュー・ページおよび映像は次々と配置される固定されたシーンではないが、仮想三次元世界において互いに溶け合うように見える。
動画のメニュー構造の作成は、スマート3Dエンジンで自動的に実行される。ユーザは、単に彼または彼女がディスクにどの内容(映像タイトル)を与えたいかを特定して、予め定められたスマート3Dテンプレート(例えば、予め定められたテンプレートのリストからの1つのテンプレート)を選ぶ。そして、スマート3Dエンジンは、メニューの必要な量、メニューごとのボタン、および2つのメニュー間、またはメニューと映像タイトルとの間の移行映像を算出する。
個々の予め定められたスマート3Dテンプレートは、三次元映像シーン(または、少なくとも1つの三次元映像シーン)を示す(または、表示する)。例えば、個々のメニュー・ページは、テンプレートにおける部屋の異なる側と解釈されることができる。ユーザが異なるメニューによってナビゲートする場合、スマート3Dエンジンによって作成される映像シーケンスは移行として行われる。移行は、両方のメニューシーンに継ぎ目なく適している映像移行シーンを示す。継ぎ目なく適用される映像移行シーンは、メニュー・ページと映像タイトルとの間で作成される。
スマート3Dエンジンがオーサリング・アプリケーションおよびオーサリング・エンジンの間で統合されるので、同じ動画のメニュー構造はDVDビデオのために、さらに、ブルーレイ・メディアおよびHD―DVDメディアのために作成されることもできる。
以下に、一般的なセットアップに関するいくつかの要件および見解に加えて、発明のシステムの実施例のいくつかの特徴について述べる。
本発明の実施例の側面を要約するために、以下のことについて述べる。
−いくつかの数の映画シーケンスは、流れるような3D移行を介した連続によって結合されることができる。
−連結された(または、結合されるかまたは連結された)映画シーケンスは、共通のメニュー構造に組み立てられることができる。
−メニューはイントロ・シーケンスと、1つ以上の主メニュー・ページとを含む。オプションとして、メニュー構造は、映画ストリームのさまざまなチャプタをアドレス指定するためのサブメニュー・ページを提供することができる。メニュー・ページは、各映画の第1フレーム(または、少なくとも、1つの映画の第1フレーム)への移行を含む滑らかな移行によってリンクされる。
−メニューの風景は、動的に内容を適応させる。メニューボタン(または、ナビゲーションボタン)の存在および/また状態は、メニュー・チャプタの数に左右される。スマート3Dエンジンは、メニューの風景の動的な調整の処理をする。
−スマート3Dエンジンは、別に表示された映像フレームの形で映像出力を生じるために、高レベルの内容(ユーザ入力)を低レベルの内容(動的な演出を可能にする特別なタグを有するメニューの風景の一般的モデル)およびメタデータ(一般のメニュー・シーケンス情報、タイムスタンプ)と結合する。さらに、スマート3Dエンジンは、メニュー・ナビゲーションのために使用するハイライト領域および選択領域に関する情報を提供する。
−上記のデータは、メニューの風景における3Dモデルの特別なタグ(例えば、名前または特性)を使用するスマート3Dエンジンによって自動的に生成される。
−各メニューは、例えば、ヘッダ、フッタまたはチャプタの表題などの三次元テキストのさまざまなラインを有することができる。テキストは、編集可能である、すなわちフォント文字の3Dメッシュが自動的にその場で生成される。
−移行、立体効果およびメニューの表現は、双方向である。最新のグラフィックカードによるハードウェア加速は、三次元の景色の高性能視覚化のために利用される。
以下に、実施の詳細について述べる。
本発明の実施例によれば、スマート3D概念の背景にある考えは、構造を解釈して、動的な三次元モデルを表示する、構造化情報を有する三次元データ(3Dデータ)をエンジンから切り離すことである。データの組織化のために、3Dデータのための一般的な手段が用いられる。
好ましい実施例において、すべてのエレメントは名前を取得し、他のエレメントのグループ化を可能にするデータ・エレメントがある。名前およびグループ化は、3Dオブジェクトまたはグループ(例えば、前述のとおり、ボタンとしての機能)のための特殊関数を特定することができる。
スマート3Dの実現において、エンジンは、一般的な3Dデータフォーマットを読み込む。その中で、メタデータのブロックは、3Dモデルの機能を定める。例えば、DVDメニューのために、このメタデータはメニューから映像への移行として3Dシーンを概説することができ、それはエンドユーザがDVDメニューの映像ボタンを選択し、選択された映像が表示される前に実行される。メタデータ・ブロックに含まれる他の情報は、ボタン番号またはこの移行が帰属するDVDメニューの名前を決定することができる。
映像内容のオーサリングのための3Dデータの完全なセットは、3Dを有するファイルおよびメニューまたは映像効果のあらゆる可能な部分のための構造化データから成る。内容作成のこの方法を他のためにアクセス可能にするために、一般的なものから離れた他のファイル・フォーマットを取り込むことは可能である。さらなるコンポーネントとして、特定のメニュー・パートまたは映像効果の範囲内で(または、その間)演奏される音楽またはノイズを特定する音声ファイルがある。
スマート3Dのエンジンが柔軟にユーザの必要に応じて反応することを可能にするために、3Dオブジェクトまたはグループ化エレメントのための若干の命名慣習が3Dモデルにある。例えば、「NSG_BS04」の特殊名は、DVDメニューの第4ボタンとして、オブジェクトを特定することができる。その名前については、第4ボタンの必要がない場合、例えば、ユーザが3つのビデオクリップだけをインサートした場合、エンジンは目的を取り除く。「NSG_NxtH」(名前の終わりに「ハイライト」の「H」を記載する)のような別名は、DVDメニューにおける可能な次のボタンのハイライト領域のための特徴付けとして、オブジェクトまたはグループを決定することができる。グループ化の手段で、必要でない場合、スマート3Dエンジンによって取り除かれる幾何学的な構造、およびハイライト領域を算出するときに考慮されるより小さいものを有することは可能である。6つのメニューボタンおよび3本のナビゲーション・アローを有する「モニタ」メニューのハイライト・マスクの例が図23に示される。
外部データ・ファイルにおいて、テキストは、通常の幾何学的なオブジェクトと解釈される。したがって、一まとまりの読める文字としてのこのオブジェクトの意味はなくなって、テキストを変えるために解釈し直されることができない。しかし、これはユーザに自分自身のテキストを3Dシーンに嵌入するという可能性を与えるのに必要であり、それはその後DVDメニューまたは映像内容の一部となるものである。
この目的のために、方法はオブジェクトを編集可能な3Dテキストを有する「ヘッダ」のような特殊名に置き換えるために確立され、それは、この例では、DVDメニュー・パートの見出しを表す。
この意味で、スマート3Dの実施によって、独立モデラーが任意数のオーサリングおよびソフトウェア開発を取扱う必要のない映像内容を作成することができる。スマート3Dのエンジンは、3Dモデルの構造およびメタデータを解釈する能力を有し、3Dシーンの各部の機能について知っている。
一般に、本願は、双方向のメニューおよび映像シーンの作成のための動画のシーンを生成する方法、装置およびコンピュータ・プログラムを含む。
以下に、さらなる実現の詳細について、図24を参照して述べる。図24は、映像メディアの内容のオーサリングのためのモジュールの階層の図解図である。図24の図解図は、全体が2400で示される。映像メディアの内容をオーサリングするプロセスは、映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410によって制御される。映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410は、1つ以上のユーザのビデオクリップ2420を受信する。さらに、映像編集およびオーサリング・アプリケーションは、図24の図解図2400に示されないユーザ入力を受信する。映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410に対するユーザ入力は、例えば、どれくらいのユーザのビデオクリップ2420が映像メディアに含まれることになっているかという情報を含むことができる。さらに、ユーザ情報は、映像メディアに含まれるビデオクリップ(または、映像フレームのシーケンス)のタイトル名に関する情報を含んでいてもよい。さらに、ユーザ入力は、メニュー構造の詳細について、ユーザ選択を含むことができる。例えば、ユーザ入力は、複数の利用できるメニュー・テンプレート(またはシーンモデル)からどのメニュー・テンプレートが映像メディアのメニュー構造の生成のために用いられるべきかという定義を含む。さらに、色設定、背景イメージの選択、音楽タイトルの選択等の様に、ユーザ情報は、さらなる設定を含むことができる。
映像メディアに保存される映像シーケンスの表示は、いわゆるスマート3Dエンジン2430によって実行され、それは映像フレーム発生器110に等しい。スマート3Dエンジン2430は、風景および映像効果のための1つ以上のテンプレート定義を受信する。テンプレート定義2440は、シーンモデル112に等しく、オブジェクトに関してグループ化情報および特性情報と同様にシーンを記述する。
さらに、スマート3Dエンジンは、映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410から1つ以上の映像ストリームおよび1つ以上の特性設定を受信する。そして、映像ストリームおよび特性設定は、2450で示されている。ここで、ビデオストリームがユーザのビデオクリップ2420と同一であるか、またはユーザのビデオクリップに基づいて映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410によって作成される点に注意されなければならない。スマート3Dエンジン2430は、1つ以上の映像ストリーム2460を作成して、映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410へ1つ以上の映像ストリーム2460を供給するように構成されている。映像ストリーム2460が映像フレームのシーケンス116に等しい点に留意する必要がある。
映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410は、スマート3Dエンジン2430によって供給される映像ストリーム2460に基づいて映像メディア用のメニューおよび内容構造を構築するように構成されている。この目的のために、映像編集およびオーサリング・アプリケーションは、映像ストリーム2460がどのタイプの映像内容を表すかについて(いくらかのメタ情報に基づいて)識別するように構成されている。例えば、特定の映像スクリーン2460が、メニュー−メニュー間移行、メニュー−ビデオ・フレーム・シーケンス間移行、映像フレーム−メニューのシーケンス間移行、紹介の移行(ブラック・スクリーンおよびメニューとの間の)、または映像フレームのシーケンス−映像フレームのシーケンス間の移行を表す場合、映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410は評価するように構成されている。映像ストリームのタイプに関する情報に基づいて、映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410は、映像媒体のデータ構造の範囲内で、適当な位置に映像ストリームを配置する。
例えば、映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410が、特定の映像ストリーム2460がメニュー−ビデオ間移行であると認識すると、映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410は、ユーザが特定の映画を再生するように選択する特定のメニューの範囲内であるとき、特定の対応するメニューと特定の対応する映像(または、映画)との間で、メニュー−ビデオ間移行が実行されるように、映像メディアの構造を構成する。
他の実施例において、例えば、第1のメニュー・ページの特定のボタン(「次へ」のボタン)の選択によって、ユーザが第1のメニュー・ページから第2のメニュー・ページに変更するように選択する場合、第1のメニュー・ページおよび第2のメニュー・ページ間のメニュー−メニュー間移行がユーザに示されなければならない。したがって、ユーザが第1のメニュー・ページの上述のボタンを選択するとメニュー−メニュー間移行が実行されるように、映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410は映像メディア上にそれぞれのメニュー−メニュー間移行を配列する。
映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410が構造(特に映像メディアのメニュー構造)を作成するときに、映像編集およびオーサリング・アプリケーションはオーサリング・エンジン2470に映像メディアに格納される情報を移す。データがそれぞれの映像メディア、例えば、DVDメディア、ブルーレイディスク、HD―DVDまたは他のいかなる映像メディアの仕様に準拠するというような方法で、オーサリング・エンジン2470は映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410によって設けられているデータをフォーマット化するように構成されている。また、オーサリング・エンジン2470は、映像編集およびオーサリング・アプリケーション2410によって提供されるデータを映像媒体に書き込むのに適している。
上記を要約すると、図24がスマート3Dエンジンの一般的な作業の流れを示すと言うことができる。
以下に、上記の本発明に関するいくつかの具体的な詳細が与えられる。
まず、移行映像の算出に関するさらにいくつかの詳細について述べる。移行映像の算出のために、映像フレーム発生器が、消えていく映像から取り出される1つの映像フレームと出現する映像から取り出される1つの映像フレームの2つの映像イメージまたは映像フレームを受信する点に留意する必要がある。
イメージまたは映像フレームは、両方とも、最終的な映像ストリーム(または、映像フレームの最終的なシーケンス116)と同じ時に対応する。入力映像ストリームの2つのイメージまたは映像フレームの時間的位置は、個々の入力映像ストリーム(または、入力映像)の長さ、および重なりまたは移行の継続期間に依存している。しかしながら、好ましい実施例で、3Dエンジンは、絶対時間情報を考慮に入れない。
2つの入力イメージまたは入力映像フレームに基づいて、単一の出力イメージまたは出力映像フレームが生成される。出力映像フレームの生成において、3次元シーン(シーンモデルによって表示される)におけるそれぞれ名づけられた材料の構成は、入力映像フレームと置き換えられる。したがって、第1の入力映像フレームと置き換えられたオブジェクトの構成および第2の入力映像フレームに置き換えられたオブジェクトの他の構成については、出力イメージまたは出力映像フレームは、三次元シーンのイメージである。
さらに、どのファイルまたはソフトウェアがDVDメニューの生成のために用いられるかについて述べる。
−三次元シーンを三次元動画に記述している1つ以上のファイル。
−シーン・グラフおよび付加的な管理データ(例えば、3Dテンプレートの名前、中間シーケンスのタイプ等)の構造を記述している1つ以上の記述ファイル。
−イメージデータまたは映像データを提供し、映像データを再結合する映像イメージソフトウェア。
−イメージデータおよびテキストデータを3Dシーンに組み込み、入力データに対応してシーンをフォーマットし、その後3Dシーンを表示する3Dエンジン。
DVDメニューの生成のために、本発明の実施例において、DVDを生成するときに、考えられるあらゆるメニューの組合せおよびメニュー中間シーケンスは、チャプタの数および分割に従って表示される。さらに、メニューの組合せおよびメニュー中間シーケンスは、映像ファイルの状態でDVDに焼かれる。さらに、ナビゲーション・ファイル(ファイル名拡張子「.ifo」を有し、DVDビデオ・ディスクの仕様から公知である)が生成される。ナビゲーション・ファイルによって、DVDプレーヤがそれぞれのシーケンスへジャンプすることができる(すなわち、例えば、移行映像の始まりへジャンプする)。
メニュー構造を決定するために、対応してモデル化された3Dシーンは、利用できる映像チャプタの数および構造に従って構成される。必要でないモデル化された三次元シーンの部分(例えば、要求されないメニュー項目)は自動的に取り除かれ、その結果、それらは映像フレームの最後に生成されたシーケンスに示されない。さらに、ユーザが編集可能なテキストブロックが生成される。
したがって、三次元メニューが生成され、動画のシーケンスがメニュー・ページの間に実行される。さらに、ハイライトマスクは、予め定められた名前を有する三次元オブジェクトから自動的に生成される。したがって、任意に成形されたハイライトマスクをつくることは可能である。
本発明の実施例の鍵となる効果のうちの1つは、メニュー・デザイナー(例えば、3Dモデラー)が単に一般的なメニュー・シーケンスを事前モデル化しなければならないだけであるという事実である。DVDオーサリング・ソフトのユーザは、この作業に関係していない。メニュー映像シーケンスの適合および生成は、チャプタの分配の特徴にしたがって自動的に実行される。
以下に、複数の映画シーケンスがどのように連結によって関連付けられることができるか(または結合されるか)について述べる。ここで、映像ムービーが30の個々の映画部分で構成されていると想定する。このように、30の個々の映画部分を有しているため、全体の映画は、例えば、29の移行シーケンスを有することができる。あるいは、映画の始めのフェードイン効果および映画の終わりのフェードアウト効果について考慮した場合、例えば、31の移行シーケンスがある。
3Dエンジンは、単に現在の移行のデータを処理するだけである。換言すれば、第1ステップにおいて、第1の映画部分および第2の映画部分間の移行が処理される。その後、第2ステップにおいて、第2の映画部分および第3の映画部分間の移行が算出される等する。切り取ったソフトウェアの観点から、時間的経過は以下の通りである。
−第1の映画部分のフロント部分の符号化、および完成する映画の映像ストリーム中にコード化情報を格納すること。
−第1の映像部分(映像部分1)の終わりおよび第2の映像部分(映像部分2)の始めからスマート3Dエンジン(第1の映像部分の終わり部分および第2の映像部分の初め部分は、ユーザ提供内容を構成する)に必要なイメージデータをアップロードすること。
−スマート3Dエンジンから表示された移行のイメージデータ(または、映像データ、または映画データ、または映像フレームのシーケンス)を取ってくること。
−個々に表示されたイメージ(または、映像フレーム)を符号化して、完成する映画の映像ストリームにコード化情報を保存すること。
−第2の映像部分の中間部分を符号化して、完成する映画の映像ストリームに処理された情報を格納すること。
−第2の映像部分(映像部分2)の終わりおよび第3の映像部分(映像部分3)の始めからスマート3Dエンジンに必要なイメージデータをアップロードすること。
−スマート3Dエンジンから表示された移行のイメージデータを取ってくること。
−個々に表示されたイメージ(または、映像フレーム)を符号化して、完成する映画の映像ストリームに表示された情報を格納すること。
いかなる必要な移行も計算されるまで、記載されている手順は繰り返されることができる。移行シーケンスと同様に個々の映画部分が単一の映像ファイルに格納されるので、単一の映像ファイルが上記の連結によって生成される点に留意する必要がある。
メニューの風景の動的な適合に関して、オーサリング・ソフトがイメージデータおよびテキストデータへのチャプタ・ボタンの配置について決定する点に留意する必要がある。また、オーサリング・ソフトは、どのオブジェクト(シーンモデルから)が特定のシーンにおいて必要か、そして、どのオブジェクトが構成される(例えば、テキスト内容)ことを必要とするかを決定する。例えば、メニュー・ビデオが表示されるときに、DVDが作製される時点で、それぞれの決定がなされる。本発明の好ましい実施態様において、メニュー構造の修正は、DVDの作成の後には、もはや可能でない。
さらに、本発明の範囲内で、用語「高レベル内容」がユーザ提供データ、例えば、映像ストリーム、チャプタ・イメージ、チャプタ・タイトルまたはハイライト色を示す点に留意する必要がある。その一方で、用語「低レベル内容」は、一般的にモデル化された3Dの風景(例えば、ユーザ提供内容に適応していないが、代替オブジェクトまたは代替表面を含むシーンモデル)を表示する。さらに、用語「メタデータ」は、どの3Dモデル・ファイルが一緒にメニューを形成するかを示す。完全なメニューが、一般的な選択ページのためのシーンおよび個々のオブジェクトの動きによって個々のメニュー・ページにリンクする複数の動画の中間シーケンスを含む点に留意する必要がある。好ましい実施例において、異なる動画シーケンスは、第1のチャプタ・ボタンを有する相互作用のために、そして、第2のチャプタ・ボタンを有する相互作用のために定められる。さらに、メタデータは、個々のメニュー・シーケンスの継続期間に関する情報、メニューの名前に関する情報または付加的なオーディオ・トラックの参照に関する情報を含む。
ハイライト領域および選択領域に関して、ハイライト領域および選択領域が関連するオブジェクトのそれぞれのグループ化および命名によって示される点に留意する必要がある。
フォント文字のメッシュの生成に関して、フォント文字の3Dメッシュの生成のために、フォントファイルに含まれるすべてのフォント文字が三次元メッシュとして表示されるというわけではない点に留意する必要がある。その代わりに、フォント文字が初めて使われるときに、フォント文字のメッシュは算出される。算出されたメッシュが、特定のフォント文字の表現のために、その後用いられる。一例として、フォント・キャラクタの表示されている処理は、テキスト「Hello World」表現に三次元テキストとして可能にし、そこにおいて、文字「l」のための三次元メッシュが3回用いられることができ(シフトされた方法で)、文字「o」が2回使われることができるため、(10個の三次元のメッシュよりはむしろ)7個の三次元メッシュだけが必要である。
ここで、フォント文字の生成が残りの映像フレームの生成と異なる点に注意されなければならない。フォント文字のための三次元メッシュを除くいかなるオブジェクトまたはメッシュも、デザイナー、例えばシーンモデルをつくる人(「シーン・モデラー」に指定される)によって供給される。フォント文字のための3Dメッシュの代わりに、デザイナーはそれぞれ名づけられたボックスを置き、それはユーザによって入力されるテキスト(すなわち、テキストの三次元表現)でランタイム時に置き換えられる。ボックスの高さおよび厚み(より一般的には、ボックスの大きさ)は、三次元フォント文字の大きさを定める。構成特性および材料特性は、ボックスから(テキスト文字の図解図に)持ち込まれる。換言すれば、ユーザによって入力されたテキストの三次元表現は、ボックスと同じ構成および材料特性を有する。
以下に、移行を示すために使われる可能なユーザとの対話処理について述べる。一般的であるために、三次元シーンの様子は、ダイアログを介して外側から(すなわち、ユーザによって)影響されることができる。上記の記述ファイルにおいて、それぞれのオブジェクト特性は、編集可能であるためにマークされることができる。これらの特性は、ダイアログにおけるそれらのタイプに従って示される。ユーザがこの特性を変えるとすぐに、変更された特性はシーンにおいて考慮される。このようにして、例えば、予め定められた範囲の中でオブジェクトの色、背景イメージおよび/または(オブジェクトの)動きの軌道を変えることは可能である。
さらに、本発明の実施例において、表示が表現の速度に関して双方向でありえる点に注意されなければならない。従来の編集プログラムは、概して、効果を表すために、コンピュータの中央処理装置を使用する。これは典型的に非常に遅く、表示は滑らかでない。発明概念(例えば、スマート3Dエンジン)は、3Dグラフィック・ハードウェア(それは、今日では、ほとんどいかなるコンピュータにおいても利用できる)を使用する。3Dグラフィック・カードがない場合だけ、比較的遅いCPUベースの解決案が選択される。3次元シーンを表すためのシーン・グラフの使用法は、高性能表現を提供する。
さらに、スマート3Dエンジンが従来の2Dエンジンのような類似の方法で外側からアクセスされることができる点に注意されなければならない。しかしながら、メニューの処理において、付加的な中間シーケンスが考慮に入れられる。また、ロジスティックスの大部分は、スマート3Dエンジンの範囲内で封入される。
さらに、本発明がコンピュータ・プログラムの形で行うことができることに注意されなければならない。換言すれば、発明の方法の特定の実現要求に応じて、発明の方法は、ハードウェアにおいて、または、ソフトウェアにおいて行うことができる。実現はその上に格納される電子的に読み込み可能な制御信号を有するデジタル記憶メディア、例えばディスク、DVD、CD、ROM、PROM、EPROM、EEPROMまたはフラッシュメモリ等を使用して実行されることができ、発明の方法が実行されるように、それはプログラム可能なコンピュータシステムと協同する。通常、本発明は、機械読み取り可能なキャリアに格納されるプログラムコードを有するコンピュータ・プログラム製品であり、コンピュータ・プログラム製品がコンピュータで動くときに、プログラムコードが発明の方法を実行するために実施されている。換言すれば、コンピュータ・プログラムがコンピュータで動くときに、発明の方法は、発明の方法のうちの少なくとも1つを実行するためのプログラムコードを有するコンピュータ・プログラムである。
上記を要約するために、本発明は、映像移行、メニュー−映像間移行およびメニュー−メニュー間移行のテンプレート・ベースの生成のための概念をつくる。さらに、本発明は、双方向のメニューのテンプレート・ベースの生成を可能にしている。このように、本発明は、映像メディアの使いやすいな作成を可能にしている。
シーンを定めているシーンモデルに基づくとともに、ユーザによって与えられた内容に基づいて映像フレームのシーケンスを提供する発明の装置のブロック概略図である。 立方体を表しているシーンモデルの図解図である。 図2に示されるシーンモデルを示すリストである。 時間的変化のシーンモデルおよび映像フレームの2つのユーザ定義で定義されている映像フレームの第1のシーケンスと第2の映像フレームとの間の移行を示す図解図である。 シーンモデルおよびユーザ提供内容に基づいてフレームを表現する方法を示すフローチャードである。 ユーザ提供内容およびシーン配置を用いた特定の映像フレームを生成する方法を示すフローチャートである。 生成された映像フレーム・シーケンスの生成において第1の映像フレーム・シーケンスおよび第2の映像フレーム・シーケンスの使用法を示す図解図である。 三次元文字オブジェクトによる代替オブジェクトの置き換えを示す図解図である。 2つのメニュー・ページの間のシーケンスの図解図である。 紹介の映画の図式的に概説された行程を示す図解図である。 中間シーケンス「チャプタ選択メニュー→映画スタート」の図式的に概説された動画を示す図解図である。 メインメニューおよびサブメニューの間のシーケンスを示す図解図である。 6つのチャプタボタンを有するスマート3Dシーン・グラフを示す図解図である。 4つのチャプタを有するメニューのための例を示す図解図である。 ユーザが次および前のメニュー・ページに進むことができる、8つのメインチャプタを有するメニューのための例を示す図解図である。 第1のメインチャプタは4つの更なるサブチャプタを有し、ユーザは「アップ」ボタンを選択することによってメインメニューへ進むことができる、8つのメインチャプタを有するメニューのための例を示す図解図である。 上述の例に基づいて、スマート3D内部表現で表示された、メインメニューのテンプレートのための例を示す図解図である。 映像フレームのシーケンスを生成する発明の方法を示すフローチャートである。 映像タイトルの選択のためのユーザ・インタフェースを示す図解図である。 定義されたスマート3Dテンプレートを選択するためのユーザ・インタフェースを示す図解図である。 スマート3Dテンプレートをユーザの要求に適応させるためのユーザ・インタフェースを示す図解図である。 スマート3Dエンジンによって作成されるユーザ定義メニュー構造を提示しているユーザ・インタフェースを示す図解図である。 6つのボタンおよび3つの移動キー(矢印)から成る、「モニタ」メニューのハイライト・マスクを示す図解図である。 ネロ・スマート3D環境の一般の作業の流れを示す図解図である。

Claims (19)

  1. オブジェクト名またはオブジェクト特性を有する少なくとも1つのシーンモデル・オブジェクト(210;432;812)を含み、三次元の事前モデル化されたシーンを定めるシーンモデル(112;200,300;431,446,456,466,476;800;2440)に基づいて、少なくとも1つのメニュー構造関連の特徴を定めるメニュー構造関連情報に基づいて、およびユーザ提供内容(114;2450)に基づいて、映像メディアのメニュー構造を作成するための装置(2400)であって、
    シーンモデル(200,300;431,446,456,466,476;810;2440)に基づいて、およびユーザ提供内容(114;2450)に基づいて、映像フレーム(1,2,・・・,F−1,F)のシーケンス(116;440,450,460,470,480;2460)を提供するための装置(100;2430)を含み、
    映像フレームのシーケンスを提供するための装置は、前記シーンモデルに基づいて複数の映像フレーム(440、450、460、470、480;1,2,・・・,F−1,F)のシーケンスを生成するように構成された映像フレーム発生器(110;2430)を含み、
    識別されたシーンモデル・オブジェクトまたは表面を得るために、前記映像フレーム発生器は、前記シーンモデル内で所定の名前または所定の特性を有する1つ以上のシーンモデル・オブジェクトまたは表面を識別するためにシーンモデルを解析するように構成され、
    前記映像フレーム発生器は、シーンモデルをユーザの要求に適応させるために、ユーザ提供内容を識別された表面のための構成として適用することを示す指示をシーンモデル中に入れるように構成され、または
    前記映像フレーム発生器は、シーンモデルをユーザの要求に適応させるために、適用される構成として識別されたオブジェクトまたは表面の構成の特性をユーザ提供内容を指定するように設定するように構成され、
    お互いに関して、および観測点に関して、シーンモデル・オブジェクトの相対的位置を考慮に入れて、映像フレームのシーケンスが観測点における観測者によって見られるようにシーンモデルによって記述されるシーンの光景を示すように、およびユーザ提供内容が識別されたシーンモデル・オブジェクトの表面(230、232、234;432、436)に、または識別された表面に表示されるように、前記映像フレーム発生器は、シーンモデルに基づいて映像フレームのシーケンスを提供するように構成され、
    シーンモデル(112;200, 300;431,446,456,466,476)が、幾何学的なオブジェクトのリスト、シーンに存在するオブジェクトの特徴、および観測点における観測者に見えるシーンモデルの位置を定める特徴に関してシーンを定め、
    シーンモデル(112;200, 300;431,446,456,466,476;810;2440)が、少なくとも1つのシーンモデル・オブジェクト(210;432)の材料の特徴または表面構成の特徴に関してシーンを定め
    映像フレームのシーケンスを提供するための装置(2430)は、シーンモデルに基づいて、少なくとも1つのメニュー構造関連の特徴を定めるさらなる情報に基づいて、およびユーザ提供内容に基づいて、映像フレームのシーケンスを提供するように構成された、装置(2400)
  2. シーンモデル(112;200, 300;431,446,456,466,476;810;2440)が、観測者(212;438,448,482)に関連してオブジェクト(210;432;812)の動きに関してシーンを決定する、請求項1に記載の装置(100;2400)。
  3. 映像フレーム発生器(110;2430)は、識別された表面を得るために、所定の名前、材料の特徴、構成の特徴または表面の特徴を有するシーンモデル・オブジェクト(210;432)の表面(230,232,234;434,436)を識別するように構成され、
    映像フレーム発生器は、ユーザ提供映像シーケンス(114;2450)のフレームまたはユーザ提供イメージが前記識別された表面上に表示されるように映像フレームの生成されたシーケンス(116;2460)のフレーム(440,450,460,470,480)を生成するように構成された、請求項1または請求項2のいずれかに記載の装置(100;2400)。
  4. 映像フレーム発生器(110;2430)は、シーンモデル・オブジェクト(230;432)の第1の表面(230;434)および第2の表面(232;436)を識別するように構成され、前記第1の表面は、所定の第1の名前、所定の第1の材料の特徴または所定の第1の構成の特徴を有し、前記第2の表面は、所定の第2の名前、所定の第2の材料の特徴または所定の第2の構成の特徴を有し、
    前記所定の第1の名前は前記所定の第2の名前とは異なり、前記所定の第1の材料の特徴は前記所定の第2の材料の特徴とは異なり、前記所定の第1の構成の特徴は前記所定の第2の構成の特徴とは異なり、
    第1のユーザ提供映像シーケンス(114;2450)のフレームまたは第1のユーザ提供イメージが第1の識別された表面に表示され、第2のユーザ提供映像シーケンス(414;2450)または第2のユーザ提供イメージが第2の識別された表面に表示されるように、前記映像フレーム発生器は、映像シーケンス(116;2460)のフレーム(440,450,460,470,480)を生成するように構成された、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の装置(100;2400)。
  5. 前記映像フレーム発生器(110;2430)は、シーンモデル・オブジェクト(210;432)の第1の表面(230;434)、およびシーンモデル・オブジェクトの第2の表面(232;436)を識別するように構成され、
    前記第1の表面は、所定の第1の名前、所定の第1の材料の特徴または所定の第1の構成の特徴を有し、
    前記第2の表面は、所定の第2の名前、所定の第2の材料の特徴または所定の第2の構成の特徴を有し、
    前記第1の名前は前記第2の名前とは異なり、前記第1の材料の特徴は前記第2の材料の特徴とは異なり、前記第1の構成の特徴は前記第2の構成の特徴とは異なり、
    第1のユーザ提供映像シーケンス(114;2450)のフレームのシーケンスが識別された第1の表面に表示され、第2のユーザ提供映像シーケンス(114;2450)のフレームのシーケンスが識別された第2の表面に表示されるように、前記映像フレーム発生器は、映像シーケンス(116,440,450,460,470,480;2460)を生成するように構成された、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の装置(100;2400)。
  6. 前記装置は、第1のユーザ提供映像シーケンス(114;2450)および第2のユーザ提供映像シーケンス(114;2450)を定めているユーザ入力を受信するように構成された、請求項5に記載の装置(100,2400)。
  7. 映像フレームの生成されたシーケンスの第1のフレーム(440)が第1のユーザ提供映像シーケンスのフレームのフルスクリーン・バージョンであり、映像フレームの生成されたシーケンスの最後のフレーム(480)が第2のユーザ提供映像シーケンスのフルスクリーン・バージョンであるように、前記映像フレーム発生器(110;2430)は、映像フレームのシーケンス(116;440,450,460,470,480;2460)を生成するように構成された、請求項5または請求項6に記載の装置(100;2400)。
  8. 前記映像フレーム発生器(110;2430)は、生成された映像シーケンス(116;440,450,460,470,480;2460)の第1のフレーム(440)と、生成された映像シーケンスの最後のフレーム(480)との間で、段階的なまたは滑らかな移行を提供するように構成された、請求項5ないし請求項7のいずれかに記載の装置(100;2400)。
  9. 前記映像フレーム発生器(110;2430)は、ユーザ提供内容(114;2450)として、ユーザ定義のテキストを示すユーザ定義のテキスト・オブジェクトを得るように構成され、
    映像フレーム発生器(110;2430)は、シーンモデル(112;200,300;431,446,456,466,476,810;2440)内で、所定のオブジェクト名または所定のオブジェクト特性を有するシーンモデルオブジェクト(812)を識別するように構成され、所定のオブジェクト名または所定のオブジェクト特性は、識別されたシーンモデル・オブジェクトがテキスト代替オブジェクトであることを示し、
    ユーザ定義のテキスト・オブジェクトが識別されたテキスト代替オブジェクト(812)の代わりに表示されるように、前記映像フレーム発生器は、シーケンス(116;440,450,460,470,480;2460)を生成するように構成された、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の装置(100;2400)。
  10. 映像フレームのシーケンスにおけるユーザ定義のテキスト・オブジェクトの表示の次元が映像フレームのシーケンスを通してテキスト代替オブジェクト(812)の次元に対応するように、前記映像フレーム発生器(110;2430)は、映像フレームのシーケンス(116;440,450,460,470,480;2460)を生成するように構成された、請求項9に記載の装置(100;2400)。
  11. 装置は、映像フレームの生成されたシーケンス(116;440,450,460,470,480;2460)に表示されるメニュー項目(912,914,916,918,920,922,932,934,936,938,940,942;1012,1014,1016,1018,1020,1024,1222,1224,1226,1228,1230,1232)の数に基づいて、シーンモデルを形成する複数のシーンモデル・オブジェクトから選択されたシーンモデル・オブジェクトのサブセットを選択するように構成されて、選択されたシーンモデル・オブジェクトは、表示されたメニュー項目(1410,1412,1414,1416)の数が表示されるべきメニュー項目の数に対応する映像フレームのシーケンス(116;440,450,460,470,480;2460)を記述し、
    前記映像フレーム発生器は、選択されたシーンモデル・オブジェクトに基づいて映像フレームのシーケンスを生成するように構成された、請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の装置(100;2400)。
  12. 装置は、シーンモデル(112;200,300;431,446,456,466,476;2440)から少なくとも1つのハイライト領域シーンモデル・オブジェクトのセットを決めるように構成されたハイライト領域シーンモデル・オブジェクト識別子を含み、
    ハイライトシーンモデル・オブジェクトは、所定のオブジェクト名またはオブジェクト特性を有し、
    装置は、ハイライト領域シーンモデル・オブジェクトのセットの少なくとも1つのオブジェクトが表示される映像フレーム(440,450,460,470,480)の範囲を決めるハイライト領域の記述を提供するように構成されたハイライト領域記述プロバイダを含む、請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の装置(100;2400)。
  13. ハイライト領域記述プロバイダは、ハイライト領域シーンモデル・オブジェクトを表示するピクセルの全てによって定められる映像フレーム(440,450,460,470,480)の範囲としてハイライト領域を記述するように構成された、請求項12に記載の装置(100;2400)。
  14. メニュー構造関連情報はエレメントのグループ化についての情報を含み、
    シーンモデル(112;200,300;431,446,456,466,476;800;2440)のエレメントの第i番目のグループが映像フレームのユーザ提供シーケンス(114;2450)にアクセスするための第i番目のメニューボタン(912,914,916,918,920,922,932,934,936,938,940,942,1012,1014,1016,1018,1020,1024,1222,1224,1226,1228,1230,1232,1410,1412,1414,1416)を記述し、
    映像フレームのシーケンス(116;440,450,460,470,480;2460)を提供するための装置(110;2430)は、映像メディアに含まれるユーザ提供映像シーケンスの数についての情報を受信するように構成され、
    映像フレームのシーケンスを提供するための装置(110;2430)は、ユーザ提供映像シーケンスの数に関する情報を用いて、ユーザ提供映像シーケンスにアクセスするのに必要なメニューボタンの数を決定するように構成され、
    映像フレームのシーケンスを提供するための装置(110;2430)は、エレメントのシーンモデル・グループ内で識別され、エレメントの識別されたそれぞれのグループはメニューボタンを記述するように構成され、
    エレメントの選択されたグループによって示されるメニューボタンの数がユーザ提供映像シーケンスにアクセスするのに必要なメニューボタンの数に対応するように、映像フレームのシーケンスを提供するための装置(110;2430)は、シーンモデルからエレメントの複数のグループを選択するように構成され、エレメントのそれぞれの選択されたグループはメニューボタンを記述し、
    映像フレームのシーケンスがエレメントの選択されたグループのエレメントを表示するように、およびユーザ提供シーケンスにアクセスするのに使用されないメニューボタンを示すシーンモデルのさらなるオブジェクトが削除されるか弱められるように、映像シーケンスを提供するための装置(110;2430)は、映像フレームのシーケンスを生成するように構成される、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の装置(2400)。
  15. メニュー構造関連情報は、それに関するシーンモデル(112;200,300;431,446,456,466,476:800;2440)のエレメントがハイライトグループに属する情報を含み、
    映像フレームのシーケンス(116;440,450,460,470,480;2460)を提供するための装置(110;2430)は、ハイライトグループのオブジェクトが表示される映像フレーム(440,450,460,470,480)内の領域の記述を生成するように構成される、請求項1ないし請求項14のいずれかに記載の装置(2400)。
  16. ハイライトグループのオブジェクトが表示される映像フレーム(440,450,460,470,480)の領域の記述は、ハイライトグループのオブジェクトが示される第1のカラーピクセル内、およびハイライトグループのオブジェクトが表示されない第2のカラーピクセル内に記述されるモノクロ・イメージを含む、請求項15に記載の装置。
  17. メニュー構造関連情報は、シーンモデル(112;200,300;431,446,456,466,476;800;2440)がどのタイプの映像移行を記述するかに関する情報を含み、
    メニュー構造を作成するための装置は、映像フレーム発生器(110;2430)によって生成される映像フレーム・シーケンス(116;440,450,460,470,480;2460)を映像メディアのメニュー構造に挿入するための装置を含み、
    メニュー構造を作成するための装置は、シーンモデル(112;200,300;431,446,456,466,476,800;2440)がどのタイプの映像移行を記述するかに関する情報に基づいてメニュー構造内で映像フレーム・シーケンス(112;200,300;431,446,456,466,476;800;2440)の位置を決定するように構成され、
    メニュー構造を作成するための装置は、次のタイプの映像移行
    メニュー−メニュー間移行
    ブラック・スクリーン−メニュー間移行
    メニュー−映像フレームのシーケンス間移行
    映像フレームのシーケンス−メニュー間移行
    映像フレームのシーケンス−映像フレームのシーケンス間移行
    のうちの少なくとも1つを認めて処理するように構成される、請求項1ないし請求項16のいずれかに記載の装置(2400)。
  18. オブジェクト名またはオブジェクト特性を有する少なくとも1つのシーンモデル・オブジェクト(210;432;812)を含み、事前モデル化されたシーンを定めるシーンモデル(112;200,300;431,446,456,466,476,800;2440)に基づいて、少なくとも1つのメニュー構造関連の特徴を定めるメニュー構造関連情報に基づいて、およびユーザ提供内容(114;2450)に基づいて映像メディアのメニュー構造を作成する方法であって、
    オブジェクト名(cube1)またはオブジェクト特性を有する少なくとも1つのシーンモデル・オブジェクト(210,cube1;432;812)を含み、三次元の事前モデル化されたシーンを定めるシーンモデル(200,300;431,446,456,466,476;810;2440)に基づいて、およびユーザ提供内容(114;2450)に基づいて、映像フレーム(1,2,・・・,F−1,F)のシーケンス(116;440,450,460,470,480;2460)を提供するステップを含み、
    映像フレームのシーケンスを提供するステップは、シーンモデルに基づいて複数の映像フレーム(440,450,460,470,480;1,2,・・・,F−1,F)のシーケンスを作成するステップを含み、
    シーンモデルが、幾何学的なオブジェクトのリスト、シーンに存在するオブジェクトの特徴、および観測点における観測者に見えるシーンモデルの位置を決定する特徴に関してシーンを定め、
    シーンモデルが、少なくとも1つのシーンモデル・オブジェクトの材料の特徴または表面構成の特徴に関してシーンを定め、
    前記複数の映像フレームのシーケンスを作成するステップは、
    識別されたシーンモデル・オブジェクトまたは表面を得るために、シーンモデル内で所定の名前または所定の特性を有する1つ以上のシーンモデル・オブジェクトまたは表面を識別する(1830)ためにシーンモデルを解析するステップ、
    シーンモデルをユーザの要求に適応させるために、ユーザ提供内容を識別された表面の構成として適用することを示す指示をシーンモデル中に入れるステップ、または
    シーンモデルをユーザの要求に適応させるために、適用される構成として識別されたオブジェクトまたは表面の構成の特性をユーザ提供内容を指定するように設定するステップ、および
    お互いに関して、および観測点に関して、シーンモデル・オブジェクトの相対的位置を考慮に入れて、映像フレームのシーケンスが観測点における観測者によって見られるようにシーンモデルによって記述されるシーンの光景を示すように、およびユーザ提供内容が識別されたシーンモデル・オブジェクトの表面(230、232、234;432、436)上に、または識別された表面上に表示されるように、シーンモデルに基づいて映像フレームのシーケンスを提供するステップ(1840)を含み、
    映像フレームのシーケンスを提供するステップは、シーンモデルに基づいて、少なくとも1つのメニュー構造関連の特徴を定めるさらなる情報に基づいて、およびユーザ提供内容に基づいて映像フレームのシーケンスを生成するステップを含む、方法。
  19. コンピュータに、請求項18に記載の方法を実行させるための、コンピュータ・プログラム。
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