JP5063724B2 - シート後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート後処理装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5063724B2
JP5063724B2 JP2010072118A JP2010072118A JP5063724B2 JP 5063724 B2 JP5063724 B2 JP 5063724B2 JP 2010072118 A JP2010072118 A JP 2010072118A JP 2010072118 A JP2010072118 A JP 2010072118A JP 5063724 B2 JP5063724 B2 JP 5063724B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orthogonal
sheet
guide groove
long hole
engaging portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010072118A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011201679A (ja
Inventor
健 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2010072118A priority Critical patent/JP5063724B2/ja
Priority to CN201110049547.7A priority patent/CN102198895B/zh
Priority to US13/071,409 priority patent/US8474808B2/en
Publication of JP2011201679A publication Critical patent/JP2011201679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5063724B2 publication Critical patent/JP5063724B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H37/00Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
    • B65H37/04Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations for securing together articles or webs, e.g. by adhesive, stitching or stapling
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6538Devices for collating sheet copy material, e.g. sorters, control, copies in staples form
    • G03G15/6541Binding sets of sheets, e.g. by stapling, glueing
    • G03G15/6544Details about the binding means or procedure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
    • B65H2301/516Securing handled material to another material
    • B65H2301/5161Binding processes
    • B65H2301/51611Binding processes involving at least a binding element traversing the handled material, e.g. staple
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/13Parts concerned of the handled material
    • B65H2701/132Side portions
    • B65H2701/1322Side portions corner
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2801/00Application field
    • B65H2801/24Post -processing devices
    • B65H2801/27Devices located downstream of office-type machines
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00789Adding properties or qualities to the copy medium
    • G03G2215/00822Binder, e.g. glueing device
    • G03G2215/00827Stapler

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置本体において画像が形成されたシートにステープル処理などの後処理を行うシート後処理装置、並びに画像形成装置本体及びシート後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
従来から、コピー機、複合機などの画像形成装置本体において画像が形成されたシート(又はシートの束)に、後処理を行うシート後処理装置が用いられている。シート後処理装置は、画像形成装置本体に隣接して設けられる。後処理としては、例えば、シートに対する穿孔処理(パンチ処理)、シート束に対するステープル処理、シート(シート束)に対する2つ折り(中折り)、3つ折り等の折り処理がある。
ステープル処理の一例として、シートの隅部近傍にステープラ針をシートの搬送方向に対して傾けた状態で行う斜め端綴じ処理がある。この斜め端綴じ処理が可能なシート後処理装置は、例えば、複数枚のシートにスタック処理を行って得られるシート束にステープラ針を打ち込むステープル手段と、シートの搬送方向に対して直交する直交方向に直線的に且つステープル手段と一体的に移動する移動台と、移動台を直交方向に直線的に移動させる移動台直線移動駆動手段と、ステープラ針を搬送方向に対して傾かせて打ち込める位置にステープル手段が傾くように移動台を回転させる移動台回転駆動手段と、を備えている。このようなシート後処理装置によれば、移動台直線移動駆動手段により移動台を介してステープル手段を直線的に移動させた後、移動台回転駆動手段により移動台を介してステープル手段を回転させて、シートの隅部近傍にステープラ針を搬送方向に対して傾けた状態で斜め端綴じ処理を行うことができる。
斜め端綴じ処理が可能なシート後処理装置においては、ステープル手段を傾けた状態を維持する必要がある。ステープル手段を傾けた状態を維持させる構成としては、例えば、移動台回転駆動手段として、ステープル手段が傾くように移動台を回転させるモータを有するものを用い、モータの回転を電気的にロックする構成が考えられる(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2000−335815号公報
特許文献1に記載されているようなモータの回転を電気的にロックする構成を有する移動台回転駆動手段を備えたシート後処理装置では、シート後処理装置の筐体のカバーが開くと駆動部分の電源を落とす構成を採用すると、カバーを開けて、傾いた状態におけるステープル手段のステープラ針を交換する構成を採用することができない。
本発明は、ステープル手段を回転させてシートの隅部近傍にステープラ針をシートの搬送方向に対して傾けた状態で斜め端綴じ処理を行うシート後処理装置において、ステープル手段の回転駆動に係るモータ等の駆動源を電気的にロックする構成を採用しなくても、ステープル手段を傾けた状態を維持することが可能なシート後処理装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記シート後処理装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数枚のシートにスタック処理を行って得られるシート束にステープラ針を打ち込むステープル手段と、シートの搬送方向に対して直交する直交方向に直線的に且つ前記ステープル手段と一体的に移動する移動台と、前記移動台を前記直交方向に直線的に移動させる移動台直線移動駆動手段と、を備え、前記移動台直線移動駆動手段により前記移動台を介して前記ステープル手段を直線的に移動させた後、前記ステープル手段を回転させてシートの隅部近傍に前記ステープラ針を前記搬送方向に対して所定角度傾けた状態で打ち込んで斜め端綴じ処理を行うシート後処理装置であって、前記ステープラ針を前記搬送方向に対して所定角度傾かせて打ち込める位置に前記ステープル手段が傾くように該移動台を回転させる移動台回転駆動手段と、前記ステープル手段が傾いた状態を維持するように前記移動台を機械的に保持するステープル手段傾き保持手段と、を更に備えるシート後処理装置に関する。
また、ベース部材と、前記直交方向に沿って延びる直交溝及び前記搬送方向に対して前記所定角度傾いた傾斜方向に沿って延びる傾斜溝を有し、前記ベース部材に設けられる案内溝と、前記案内溝が延びる方向に沿って配列するか又は延び、前記移動台における前記ベース部材側に連結され、前記案内溝に挿通される案内溝用係合部と、前記案内溝用係合部が配列又は延びる方向と前記案内溝の前記直交溝が延びる方向とが一致する状態において、前記搬送方向に延びる長孔状の搬送方向長孔と、該搬送方向長孔と連続し且つ前記搬送方向に対して傾いて延びる長孔状の傾斜方向長孔と、を有する長孔部であって、前記移動台における前記ベース部材側に設けられる長孔部と、前記長孔部に挿入され、前記ベース部材に対して前記直交方向に移動可能に構成される長孔部用係合部と、を更に備え、前記移動台直線移動駆動手段は、前記案内溝用係合部が前記直交溝に挿通されると共に、前記長孔部用係合部が前記搬送方向長孔に挿通されることにより構成され、前記移動台回転駆動手段は、前記案内溝用係合部が前記直交溝と前記傾斜溝との間を移動すると共に、前記長孔部用係合部が前記搬送方向長孔と前記傾斜方向長孔との間を移動することにより構成され、前記ステープル手段傾き保持手段は、前記案内溝用係合部が前記傾斜溝に挿通されると共に、前記長孔部用係合部が当該傾斜方向長孔に挿通され、該傾斜方向長孔が延びる方向が前記直交方向と略一致することにより構成されることが好ましい。
また、前記移動台直線移動駆動手段及び前記移動台回転駆動手段は、同一の駆動源により駆動されることが好ましい。
また、本発明は、シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置本体と、前記シート後処理装置とを備える画像形成装置に関する。
本発明のシート後処理装置によれば、ステープル手段を回転させてシートの隅部近傍にステープラ針をシートの搬送方向に対して傾けた状態で斜め端綴じ処理を行うシート後処理装置において、ステープル手段の回転駆動に係るモータ等の駆動源を電気的にロックする構成を採用しなくても、ステープル手段を傾けた状態を維持することが可能なシート後処理装置を提供することができる。
また、本発明の画像形成装置によれば、前記シート後処理装置を備える画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態としての複合機100を構成する複合機本体101及びシート後処理装置1の概略を説明するための模型的断面図である。 図1に示すシート後処理装置1の前側において、ステープル処理部3におけるステープラ31が傾いた状態を示す斜視図である。 図2Aに示す状態からステープラ31を外して移動台32を露出させた状態を示す図である。 図2Bに示す状態から仮想的にベース部材33を除いた状態を示す図である。 図2Cに示す状態から移動台32を除いた状態を示す図である。 図2Aに示す状態を下側から視た斜視図である。 ステープル処理部3におけるステープラ31が傾いていない状態を示す斜視図である。 図3Aに示す状態からステープラ31を外して移動台32を露出させた状態を示す図である。 図3Bに示す状態から仮想的にベース部材33を除いた状態を示す図である。 図3Cに示す状態から移動台32を除いた状態を示す図である。 図3Aに示す状態を下側から視た斜視図である。 図1に示すシート後処理装置1の奥側において、ステープル処理部3におけるステープラ31が傾いた状態を示す斜視図である。 図4Aに示す状態からステープラ31を外して移動台32を露出させた状態を示す図である。 図4Bに示す状態から仮想的にベース部材33を除いた状態を示す図である。 図4Cに示す状態から移動台32を除いた状態を示す図である。 図4Aに示す状態を下側から視た斜視図である。 ステープラ31が傾いていない状態におけるステープル処理部3をシート後処理装置1の手前側から視た図で、下半分を断面で示した図ある。 ベース部材33を下側から視た図である。 案内溝用係合部を有する第1スライダ34を連結した状態の移動台32を、ベース部材33の図示を省略して上側から示す斜視図である。 図7Aに示す状態から、移動台32と、案内溝用係合部341を有する第1スライダ34とを分離した状態を示す斜視図である。 図7Aに示す状態を下側から示す斜視図である。 図7Bに示す状態を、ベース部材33を図示して下側から示す斜視図である。 移動台32を下側から視た図である。 長孔部用係合部351を有する第2スライダ35を上側から視た斜視図である。 第2スライダ35を下側から視た斜視図である。 ステープル処理部3において移動台32が傾く過程を順次示す図であって、移動台32が傾いていない状態を下側から示す図である。 図11Aに示す状態から移動台32が傾き始める過程を示す図である。 図11Bに示す状態から移動台32が更に傾く過程を示す図である。 図11Cに示す状態から移動台32が傾いた状態を示す図である。 図11Dに示す状態から移動台32が機械的に保持された状態を示す図である。 シート束Tの隅部近傍にステープラ針SPをシート束Tの搬送方向D1に対して所定角度傾けた状態で打ち込んで斜め端綴じ処理が行われた状態を上から視た図である。 案内溝331が延びる方向に沿って延びる第1の変形例の案内溝用係合部341Cを示す図である。 図13に示す案内溝用係合部341Cに対応する案内溝331を示す図である。 案内溝331が延びる方向に沿って延びる第2の変形例の案内溝用係合部341Dを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の画像形成装置の実施形態としての複合機100について説明する。図1は、本発明の実施形態としての複合機100を構成する複合機本体101及びシート後処理装置1の概略を説明するための模型的断面図である。図1に示すように、本実施形態の複合機100は、シートに画像を形成する画像形成部(図示せず)を有する画像形成装置本体としての複合機本体101と、シート後処理装置1と、を備える。
複合機本体101は、用紙などのシートに画像を形成する画像形成部(図示せず)、画像形成部により画像が形成された(印刷された)シートをシート後処理装置1などへ排出する本体排出部102と、を備える。
図1に示すように、シート後処理装置1は、複合機本体101において画像が形成され且つ複合機本体101から排出されたシートTを、シート後処理装置1の右側面上部に設けられた搬入部60からシート後処理装置1の筐体11の内部に搬入する。そして、この搬入されたシートTに対して、ステープル処理、折り処理等の所定の後処理を行う。
シート後処理装置1は、シート折り処理部2と、ステープル処理部3と、パンチ部4と、メイン排出トレイ51と、サブ排出トレイ52と、を備える。また、シート後処理装置1は、搬入部60と、第1搬送路L1と、第2搬送路L2と、第3搬送路L3と、第1分岐部P1と、第2分岐部P2と、第3分岐部P3と、第1合流部Q1と、メイン排出部61と、サブ排出部62と、退避ドラム71と、各種の切り換え部材と、各種のローラ又はローラ対と、を備える。
まず、シートTの搬送に係る構成について説明する。
搬入部60は、複合機本体101の本体排出部102から排出されたシートTが搬入される部位である。
第1搬送路L1は、搬入部60から搬入されたシートTをメイン排出部61に搬送する。メイン排出部61から排出されたシートTは、メイン排出トレイ51に排出される。
第2搬送路L2は、第1搬送路L1から第1分岐部P1において分岐する。第2搬送路L2は、第1分岐部P1を搬送されるシートTをサブ排出部62に搬送する。サブ排出部62から排出されたシートTは、サブ排出トレイ52に排出される。
第3搬送路L3は、第1搬送路L1から第2分岐部P2において分岐し、シート折り処理部2まで延びている。第2分岐部P2は、第1搬送路L1における第1分岐部P1よりも下流側に位置する。
第4搬送路L4は、第3搬送路L3から第3分岐部P3において分岐し、退避ドラム71の周りに沿って湾曲し、第1合流部Q1において第1搬送路L1に合流する。第1合流部Q1は、第1搬送路L1における第1分岐部P1と第2分岐部P2との間に位置する。
第1中間ローラ対80は、第1搬送路L1における第1分岐部P1の手前に配置される。第1中間ローラ対80は、第1搬送路L1における第1分岐部P1の手前を搬送するシートTを、下流側へ送り出す。
第1切り換え爪72は、第1分岐部P1に設けられ、第1搬送路L1を搬送するシートTの搬送先を、そのまま第1搬送路L1とするか、あるいは、第2搬送路L2とするかを切り換える。
第2切り換え爪73は、第2分岐部P2に設けられ、第1搬送路L1を搬送するシートTの搬送先を、そのまま第1搬送路L1とするか、あるいは、第3搬送路L3とするかを切り換える。
パンチ部4は、第1搬送路L1における搬入部60と第1分岐部P1との間の領域に対向して配置される。パンチ部4は、シートTに対して所定のタイミングで穿孔処理を行う。
メイン排出部ローラ対81は、第1搬送路L1の終端部であってメイン排出部61の近傍に配置される。メイン排出部ローラ対81は、第1搬送路L1の終端部を搬送するシートTをメイン排出トレイ51へ送り出す。また、シートTをステープル処理部3へ送り出す際には、メイン排出部ローラ対81は、離間し、ニップを解除する。そして、シートは、図示しないシート送り出し機構により、ステープル処理部3へ送り出される。
メイン排出トレイ51は、メイン排出部ローラ対81によりメイン排出部61から排出されたシートTを受け止める。
メイン排出トレイ51は、主としてステープル処理部3においてステープル処理が行われた後、メイン排出部61から排出されるシートTの束を受け止める。メイン排出トレイ51は、排出されたシートTの束の部数の増加に従って、最上位の位置から順次下降されるようになっている。そして、メイン排出トレイ51は、シートTの束がメイン排出トレイ51から取り除かれると上昇し、基準位置に戻るようになっている。
なお、シート後処理装置1において特に後処理が施されずに排出されるシートTや、パンチ処理だけが施されたシートTを、メイン排出トレイ51で受け止めるようにすることもできる。
サブ排出部ローラ対82は、第2搬送路L2の終端部であってサブ排出部62の近傍に配置する。サブ排出部ローラ対82は、第2搬送路L2の終端部を搬送するシートTをサブ排出トレイ52へ送り出す。サブ排出トレイ52は、サブ排出部ローラ対82によりサブ排出部62から排出されたシートTを受け止める。サブ排出トレイ52は、主として、シート後処理装置1で特に後処理が施されずに排出されるシートTや、穿孔処理だけが施されたシートTを受け止める。
シート折り処理部2は、筐体11の下部に配置される。シート折り処理部2は、シート後処理装置1の筐体11の最下部に配されている。シート折り処理部2は、第3搬送路L3の下流側に設けられ、主として、ステープル処理が行われたシートTの束が導入される。従って、シート折り処理部2は、主としてシートTの束に折り処理を行う。そして、ユーザにより折り処理が選択されると、シートTの束に対し、2つ折り、3つ折り等の折り処理を行い、シート後処理装置1の筐体11の一側面の下部に設けられた下部排出トレイ224に排出する。
ステープル処理部3は、複数枚のシートTをスタックしてシートTの束を形成するスタック処理を行う。ステープル処理部3は、スタックされたシートTの束の端部をステープルで綴じる端部綴じ等の各種ステープル処理を行うことができる。例えば、端部綴じには、シートTの束の先端の中央近傍を長手方向に沿って2箇所綴じる端部中央綴じ、シートTの束の先端の一方の隅を斜め45°に1箇所綴じる端部斜め綴じなどが含まれる。スタック処理又は端部綴じが行われたシートTの束は、メイン排出部ローラ対81によりメイン排出部61から排出される。
退避ドラム71は、第1搬送路L1から分岐し且つ第3搬送路L3を搬送するシートTを、第4搬送路L4へ搬送させて、第1搬送路L1を介して循環させる。これにより、シートTを一時的に退避することができる。退避ドラム71は、複数部のシートTの束に連続してステープル処理を施す場合に、先のシートTの束がステープル処理部3でステープル処理されている間、次のシートTの束の1枚及び複数枚を退避ドラム71の表面に巻き付けて待機させる。この退避ドラム71の働きにより、ステープル処理が行われる間、複合機本体101からのシートTの排出を一時的に停止させる必要がなくなり、生産性が向上する。
次に、図2から図10Bを参照して、本実施形態のシート後処理装置1におけるステープル処理部3の構造の詳細について説明する。
図2Aは、図1に示すシート後処理装置1の前側において、ステープル処理部3におけるステープラ31が傾いた状態を示す斜視図である。図2Bは、図2Aに示す状態からステープラ31を外して移動台32を露出させた状態を示す図である。図2Cは、図2Bに示す状態から仮想的にベース部材33を除いた状態を示す図である。図2Dは、図2Cに示す状態から移動台32を除いた状態を示す図である。図2Eは、図2Aに示す状態を下側から視た斜視図である。
図3Aは、ステープル処理部3におけるステープラ31が傾いていない状態を示す斜視図である。図3Bは、図3Aに示す状態からステープラ31を外して移動台32を露出させた状態を示す図である。図3Cは、図3Bに示す状態から仮想的にベース部材33を除いた状態を示す図である。図3Dは、図3Cに示す状態から移動台32を除いた状態を示す図である。図3Eは、図3Aに示す状態を下側から視た斜視図である。
図4Aは、図1に示すシート後処理装置1の奥側において、ステープル処理部3におけるステープラ31が傾いていた状態を示す斜視図である。図4Bは、図4Aに示す状態からステープラ31を外して移動台32を露出させた状態を示す図である。図4Cは、図4Bに示す状態から仮想的にベース部材33を除いた状態を示す図である。図4Dは、図4Cに示す状態から移動台32を除いた状態を示す図である。図4Eは、図4Aに示す状態を下側から視た斜視図である。図5は、ステープラ31が傾いていない状態におけるステープル処理部3をシート後処理装置1の手前側から視た図で、下半分を断面で示した図である。図6は、ベース部材33を下側から視た図である。
図7Aは、案内溝用係合部を有する第1スライダ34を連結した状態の移動台32を、ベース部材33の図示を省略して上側から示す斜視図である。図7Bは、図7Aに示す状態から、移動台32と、案内溝用係合部341を有する第1スライダ34とを分離した状態を示す斜視図である。図8Aは、図7Aに示す状態を下側から示す斜視図である。図8Bは、図7Bに示す状態を、ベース部材33を図示して下側から示す斜視図である。図9は、移動台32を下側から視た図である。図10Aは、長孔部用係合部351を有する第2スライダ35を上側から視た斜視図である。図10Bは、第2スライダ35を下側から視た斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係るステープル処理部3は、シート後処理装置1の筐体11の上部に配されている。ステープル処理部3は、第1搬送路L1の下流側に設けられる。ステープル処理部3には、複数枚のシートにスタック処理を行って得られるシート束T(図5参照)が導入される。つまり、ステープル処理部3は、シート束Tにステープラ針SP(図12参照)を打ち込み、ステープル処理を行う部位である。そして、ユーザによりステープル処理が選択されると、ステープル処理部3は、シート束Tに対してステープル処理を行う。ステープル処理が行われたシート束Tは、シート後処理装置1の筐体11の一側面の上部に設けられたメイン排出トレイ51に排出される。
なお、以下の説明においては便宜上、「シート」には、シート束を含むものとする。また、シートTがステープル処理部3へ搬送される方向又はシートTがステープル処理部3から搬送される方向を「搬送方向D1」という。搬送方向D1のうち、ステープル処理部3へ接近する方向を「搬送下流方向D11」といい、ステープル処理部3から離間する方向を「搬送上流方向D12」という。
搬送方向D1に直交する方向(詳細には、シートTの幅方向であって搬送方向D1に直交する方向)を「直交方向D2」という。直交方向D2のうち、シート後処理装置1の手前側(図1における紙面手前側)を「直交手前方向D21」といい、シート後処理装置1の奥側(図1における紙面奥側)を「直交奥方向D22」という。
搬送方向D1及び直交方向D2に直交する方向(換言すると、D1−D2平面に直交する方向又はシートTの厚み方向)を「上下方向D3」という。上下方向D3のうち、上向きの方向を「上方向D31」といい、下向きの方向を「下方向D32」という。
図2から図10Bに示すように、ステープル処理部3は、ステープル手段としてのステープラ31と、長孔部321を有する移動台32と、案内溝331を有するベース部材33と、案内溝用係合部341を有する第1スライダ34と、長孔部用係合部351を有する第2スライダ35と、を備える。また、ステープル処理部3においては、これらの部材から、移動台直線移動駆動手段と移動台回転駆動手段とステープル手段傾き保持手段とが構成される。移動台直線移動駆動手段は、移動台32を直交方向D2に直線的に移動させる。移動台回転駆動手段は、ステープラ針を搬送方向D1に対して所定角度傾かせて打ち込める位置にステープラ31が傾くように移動台32を回転させる。ステープル手段傾き保持手段は、ステープラ31が傾いた状態を維持するように移動台32を機械的に保持する。これら3つの手段の詳細については後述する。
図示しない前記シート送り出し機構により、ステープラ31には、ステープル処理が行われるシートTが搬送される。シートTの搬送方向D1は、シート後処理装置1の上下方向(図1における上下方向)に対して傾斜している。搬送下流方向D11は、シート後処理装置1の右下側に向かう方向である。
ステープラ31は、ステープル処理部3において複数枚のシートにスタック処理を行って得られるシート束Tに、ステープラ針SP(図12参照)を打ち込む装置である。図5に示すように、ステープラ31は、クリンチャを有するステープラ本体部311と、ステッチャ312と、シート挿入凹部313と、を備える。ステープラ31は、シート挿入凹部313に挿入されたシート束Tをステッチャ312及びクリンチャとの間に挟み込み、このシート束Tにステープラ針(図12参照)を打ち込むことができる。本実施形態におけるステープラ31は、シート束Tの隅部近傍にステープラ針SPをシートTの搬送方向D1に対して、D1−D2平面内で所定角度傾けた状態で打ち込んで(図12参照)、斜め端綴じ処理を行う。
図2から図6に示すように、ベース部材33は、後述する移動台32等を介して、ステープラ31を直交方向D2に移動自在に支持する部材である。ベース部材33は、板金部材を主体として構成される。ベース部材33は、略矩形状の主面部335と、一対の垂下部336,336と、を備える。主面部335は、D1−D2平面に拡がり、搬送方向D1の長さよりも直交方向D2の長さの方が長くなっている。
主面部335の上面335Aは、シート後処理装置1の上下方向(図1における上下方向)に対して傾斜している。一対の垂下部336,336は、主面部335における直交手前方向D21及び直交奥方向D22それぞれの端部から下方向D32に向けて延びている。
主面部335は、上方向D31の側の面である上面335Aと、下方向D32の側の面である下面335Bとを有する。
主面部335には、案内溝331及び移動用溝334が設けられている。
案内溝331には、後述する第1スライダ34における案内溝用係合部341が上下方向D3に貫通して挿通される。案内溝331は、直交溝332と、傾斜溝333を有する。
直交溝332は、直交方向D2に沿って延びる溝であり、主面部335における搬送上流方向D12の側に位置する。
傾斜溝333は、搬送方向D1に対して所定角度傾いた第1傾斜方向(傾斜方向)D4(図6参照)に沿って延びる溝である。直交方向D2に対して第1傾斜方向(傾斜方向)D4が傾斜する第1傾斜角度θ1(図6参照)は、例えば、15度から45度である。傾斜溝333は、上下方向D3に視た場合に、直交方向D2に線対称に配置されていると共に延びている。
移動用溝334は、直交方向D2に沿って延びる溝である。移動用溝334は、主面部335における搬送方向D1の略中央部に位置する。移動用溝334は、直交方向D2に、案内溝331よりも長く延びている。
移動用溝334には、後述する第2スライダ35における長孔部用係合部351が上下方向D3に貫通して挿通される。
図7Aから図9に示すように、移動台32は、全体視で、D1−D2平面に延びる台である。移動台32には、ステープラ31が搭載されて保持される。移動台32は、ベース部材33に対して、直交方向D2に直線的に且つステープラ31と一体的に移動する。
移動台32及び後述する案内溝用係合部341を有する第1スライダ34は、後述するように上下方向D3に延びる仮想回転軸を中心に回転する。そこで、移動台32の説明においては、特に明記のない限り、後述する案内溝用係合部341が配列する方向と案内溝331の直交溝332が延びる方向とが一致する状態を基準として説明する。
移動台32は、上下方向D3に視た場合に、略矩形状の基台部324と、延出部328とを備える。延出部328は、基台部324における搬送上流方向D12の側の端部から搬送上流方向D12の側に延出する部位である。
基台部324には、一対の車輪326,326と、車輪327とが設けられる。
車輪326,326は、基台部324における搬送上流方向D12の側に、直交方向D2に離間して配置される。詳述すると、基台部324には、上下方向D3に貫通する貫通孔(符号省略)が設けられており、この貫通孔に、車軸(符号省略)に連結された車輪326が配置されている。車軸は、基台部324に支持されている。そのため、車輪326は、基台部324における下方向D32の側に延出した状態で、基台部324に対して回転自在になっている。
同様に、車輪327は、基台部324における搬送下流方向D11の側に、直交方向D2の中央部に配置される。詳述すると、基台部324には、上下方向D3に貫通する貫通孔(符号省略)が設けられており、この貫通孔に、車軸327A(図5参照)に連結された車輪327が配置されている。車軸327Aは、基台部324に支持されている。そのため、車輪327は、基台部324における下方向D32の側に延出した状態で、基台部324に対して回転自在になっている。車輪326,327は、ベース部材33の主面部335の上面335Aに接触して回転する。そのため、移動台32は、ベース部材33の主面部335の上面335Aの側において、案内溝331が延びる方向を含むD1−D2平面に沿ってスムーズに移動自在になっている。
基台部324におけるベース部材33の側には、長孔部321が設けられる。長孔部321は、搬送方向長孔322と、一対の傾斜方向長孔323,323と、を有する。
搬送方向長孔322は、後述する案内溝用係合部341が配列する方向と案内溝331の直交溝332が延びる方向とが一致する状態において、搬送方向D1に延び且つ上下方向D3に貫通する長孔となっている。
傾斜方向長孔323は、搬送方向長孔322と連続し、搬送方向D1に対して傾いた第2傾斜方向D5(図9参照)にそれぞれ延びる長孔である。搬送方向D1に対して第2傾斜方向D5が傾斜する第2傾斜角度θ2は、例えば、15度から45度である。傾斜方向長孔323は、上下方向D3に貫通する長孔となっている。
搬送方向長孔322と一対の傾斜方向長孔323,323は、上下方向D3に視た場合に、3方に向けて延びるように繋がっている。
基台部324における搬送上流方向D12の側には、一対の貫通孔325,325が設けられている。貫通孔325,325は、直交方向D2に離間しており、上下方向D3に貫通している。基台部324の下方向D32の側における貫通孔325の周辺部分には、後述する第1スライダ34の案内溝用係合部341が当接される。貫通孔325には、ネジB1(図7B参照)が挿通される。このネジB1により、基台部324の下方向D32の側と第1スライダ34の案内溝用係合部341とは連結(締結)される。
第1スライダ34は、ベース部材33の案内溝331を介して、移動台32との間でベース部材33を挟み込む。第1スライダ34の説明においては、特に明記のない限り、後述する案内溝用係合部341が配列する方向と案内溝331の直交溝332が延びる方向とが一致する状態を基準として説明する。
第1スライダ34は、案内溝331が延びる方向に沿って案内溝331に案内されて移動自在になっている。詳細には、第1スライダ34は、案内溝用係合部341を案内溝331に挿通させた状態において、案内溝331が延びる方向に沿って案内溝331に案内されて移動自在になっている。更に詳細には、第1スライダ34は、案内溝331の直交溝332に沿って直交方向D2に移動自在になっていると共に、案内溝331の傾斜溝333に沿って第1傾斜方向D4に移動自在になっている。
図5及び図7Bから図8Bに示すように、第1スライダ34は、第1スライダ本体342と、案内溝用係合部341と、車輪343と、車軸344と、を備える。
第1スライダ本体342は、直交方向D2に視た場合に、略「コ」の字状を有している。第1スライダ本体342は、D1−D2平面に沿って延びる第1部分342Aと、D2−D3平面に沿って延びる一対の第2部分342B,342Bと、を有する。一対の第2部分342B,342Bは、搬送方向D1に離間し、第1部分342Aの両端部から下方向D32に向けて延びている。
車軸344は、一対の第2部分342B,342Bに支持されている。そのため、車輪343は、車軸344を介して第1スライダ本体342に回転自在に支持される。車輪343は、第1部分342Aよりも上方向D31に延出しており、ベース部材33の主面部335の下面335Bに接触して回転する。そのため、第1スライダ34は、ベース部材33の主面部335の下面335Bの側において、案内溝331が延びる方向を含むD1−D2平面に沿って、スムーズに移動自在になっている。
案内溝用係合部341は、第1スライダ本体342から上方向D31に向けて延びる略円柱状の部位である。案内溝用係合部341は、案内溝331が延びる方向に沿って2個配列している。案内溝331が延びる方向は、直交溝332においては直交方向D2であり、傾斜溝333においては第1傾斜方向D4である。案内溝用係合部341は、移動台32におけるベース部材33の側に連結され、案内溝331に挿通される。
図5、図10A及び図10Bに示すように、第2スライダ35は、第2スライダ本体352と、長孔部用係合部351と、一対の垂下部353,353と、一対の摺動孔354,354と、連結部355と、を備える。
第2スライダ35は、後述するスライドシャフト365及び無端ベルト364に沿って、直交方向D2にスライドして移動する。
第2スライダ本体352は、D1−D2平面にほぼ沿って拡がる本体部分である。
長孔部用係合部351は、第2スライダ本体352から上方向D31に向けて延びる略円柱状の部位である。長孔部用係合部351は、長孔部321に挿入され、長孔部321に係合する部位である。長孔部用係合部351は、ベース部材33の移動用溝334を介して、ベース部材33の主面部335の上面335Aの側に突出する。突出した長孔部用係合部351は、移動台32の長孔部321に係合する。
第2スライダ35の全体がベース部材33に対して直交方向D2に移動可能であるため、長孔部用係合部351は、ベース部材33に対して直交方向D2に移動可能である。
一対の垂下部353,353は、第2スライダ本体352における直交手前方向D21及び直交奥方向D22それぞれの端部から、下方向D32に延出している。
摺動孔354は、垂下部353に、直交方向D2に貫通して設けられる孔である。一対の摺動孔354,354には、これらを跨いで、スライドシャフト365が挿通される。
連結部355は、第2スライダ本体352における上方向D31の側と、無端ベルト364とを連結する部位である。
前述した構成以外に移動台直線移動駆動手段における移動及び移動台回転駆動手段における回転に係る構成として、モータ361、第1プーリ362、第2プーリ363、無端ベルト364、スライドシャフト365等について説明する。
図2A等に示すように、モータ361は、シャフト(図示せず)等を介して第1プーリ362を回転駆動させる駆動源である。モータ361は、ベース部材33の主面部335の上面335Aの側における直交奥方向D22の側に固定される。モータ361は、後述するように、第1プーリ362、無端ベルト364、第2スライダ35、移動台32等を介して、ステープラ31を直交方向D2に移動させると共に上下方向D3に延びる仮想回転軸を中心にステープラ31を回転させる駆動源となる。つまり、移動台直線移動駆動手段及び移動台回転駆動手段は、同一の駆動源であるモータ361により駆動される。
第1プーリ362及び第2プーリ363は、ベース部材33の主面部335の下面335Bの側に設けられる。第1プーリ362は、直交奥方向D22の側に位置する。第2プーリ363は、直交手前方向D21の側に位置する。第1プーリ362及び第2プーリ363は、主面部335に対して回転自在に支持されている。第1プーリ362及び第2プーリ363には、無端ベルト364が掛け渡されている。第1プーリ362は、シャフトを介してモータ361に直結されており、モータ361により回転駆動される駆動プーリとして機能する。第2プーリ363は、無端ベルト364を介して第1プーリ362の回転駆動に伴って従動する従動プーリとして機能する。
無端ベルト364は、第1プーリ362及び第2プーリ363に掛け渡されている。無端ベルト364における直線部分は、直交方向D2に沿って延びている。無端ベルト364は、第1プーリ362の回転駆動を第2プーリ363へ伝達する伝達部材、及び直交方向D2の直線移動へ変換する変換部材として機能する。
スライドシャフト365は、第2スライダ35におけるスライド移動を案内する部材である。スライドシャフト365は、一対の摺動孔354,354を跨いで挿通されている。スライドシャフト365は、その両端部近傍において、一対の垂下部336,336に設けられた支持孔337,337にそれぞれ支持されている。
このように構成されることで、第2スライダ35は、直交方向D2に移動が自在となっている。詳細には、モータ361が回転すると、第1プーリ362が回転し、無端ベルト364が直交方向D2に直線移動する。第2スライダ35は、連結部355を介して無端ベルト364に連結されていると共に、スライドシャフト365により移動方向(スライド方向)が直交方向D2に規制されている。そのため、第2スライダ35は、直交方向D2のみに移動する。
本実施形態のステープル処理部3においては、移動台直線移動駆動手段は、案内溝用係合部341が案内溝331の直交溝332に挿通されると共に、長孔部用係合部351が長孔部321の搬送方向長孔322に挿通されることにより構成される。また、移動台回転駆動手段は、案内溝用係合部341が案内溝331の直交溝332と傾斜溝333との間を移動すると共に、長孔部用係合部351が長孔部321の搬送方向長孔322と傾斜方向長孔323との間を移動することにより構成される。ステープル手段傾き保持手段は、案内溝用係合部341が案内溝331の傾斜溝333に挿通されると共に、長孔部用係合部351が長孔部321の傾斜方向長孔323に挿通され、長孔部321の傾斜方向長孔323が延びる方向が直交方向D2と略一致することにより構成される。
次に、図11Aから図11Eを参照して、直交方向D2に移動するステープラ31及び移動台32が搬送方向D1に対して傾く過程について説明する。ここでは、ステープラ31及び移動台32が直交手前方向D21に移動する場合について説明する。図11Aから図11Eは、ステープル処理部3において移動台32が傾く過程を順次示す図である。図11Aから図11Eにおいては、ステープラ31、第1スライダ34における案内溝用係合部341以外の部分などの図示を省略している。
図11Aは、移動台32が傾いていない状態を下側から示す図である。図11Bは、図11Aに示す状態から移動台32が傾き始める過程を示す図である。図11Cは、図11Bに示す状態から移動台32が更に傾く過程を示す図である。図11Dは、図11Cに示す状態から移動台32が傾いた状態を示す図である。図11Eは、図11Dに示す状態から移動台32が機械的に保持された状態を示す図である。
図11Aに示すように、移動台32が直交方向D2を移動しているときには、2個の案内溝用係合部341,341は、直交方向D2、つまり直交溝332が延びる方向に配列している。また、移動台32の搬送方向長孔322は、搬送方向D1に延びている(直交方向D2には延びていない)。そのため、第2スライダ35が直交方向D2に移動すると、長孔部用係合部351及び搬送方向長孔322を介して、移動台32は移動する。ここで、案内溝用係合部341の移動方向が直交溝332により直交方向D2に規制されているため、移動台32は、直交方向D2(直交手前方向D21)に移動する。
移動台32が直交手前方向D21の移動を続けると、図11B及び図11Cに示すように、直交手前方向D21側の案内溝用係合部341(341A)は、案内溝331の直交溝332から傾斜溝333へ移動する。これにより、2個の案内溝用係合部341,341の配列方向が直交溝332に対して傾斜し始める。そのため、移動台32は、上方向D31に視た場合に左回りに回転を始める。これに伴い、長孔部321の搬送方向長孔322が延びる方向は、直交方向D2及び搬送方向D1に対して傾斜する。そして、長孔部用係合部351は、搬送方向長孔322に沿って傾斜方向長孔323に向けて移動する。
更に移動台32が直交手前方向D21の移動を続けると、図11Dに示すように、直交手前方向D21側の案内溝用係合部341(341A)は、傾斜溝333の端部の近傍まで移動し、ここで、移動台32(及びステープラ31)の回転が終了する。このとき、長孔部用係合部351は、長孔部321における搬送方向長孔322と2個の傾斜方向長孔323との接続部に位置する。また、長孔部321における傾斜方向長孔323が延びる方向が、直交方向D2と略平行となる。
更に移動台32が直交手前方向D21の移動を続けると、図11Eに示すように長孔部用係合部351は、長孔部321における搬送方向長孔322と2個の傾斜方向長孔323との接続部から直交手前方向D21に向けて、直交手前方向D21側の傾斜方向長孔323に沿って移動し、この傾斜方向長孔323の端部の近傍まで移動する。
この状態において、長孔部321における傾斜方向長孔323が延びる方向が直交方向D2と略平行となっているため、ステープラ31が傾いた状態を維持するように移動台32を機械的に保持することができる。
以上の通り、ステープル処理部3は、ステープル処理部3を直交方向D2に直線的に移動させた後、ステープラ31を回転させることができる。そして、ステープル処理部3は、図12に示すように、シートTの隅部近傍にステープラ針SPを搬送方向D1及び直交方向D2に対して所定角度傾けた状態で打ち込んで、斜め端綴じ処理を行う。
本実施形態のシート後処理装置1によれば、例えば、次のような効果が奏される。
本実施形態のシート後処理装置1においては、ステープラ針SPを搬送方向D1に対して傾かせて打ち込める位置にステープラ31が傾くように移動台32を回転させる移動台回転駆動手段と、ステープラ31が傾いた状態を維持するように移動台32を機械的に保持するステープル手段傾き保持手段と、を備える。
そのため、ステープラ31が傾いた状態を機械的に維持することができるため、ステープラ31の回転駆動に係るモータ等の駆動源を電気的にロックする構成を採用しなくても、ステープラ31を傾けた状態を維持することが可能である。
また、シート後処理装置1の筐体11のカバーが開くと駆動部分の電源を落とす構成を採用した場合でも、ステープラ31が傾いた状態を機械的に維持することができるため、ステープラ31が傾いた状態でステープラ針SPの交換が容易である。
また、本実施形態のシート後処理装置1においては、移動台直線移動駆動手段は、案内溝用係合部341が直交溝332に挿通されると共に、長孔部用係合部351が搬送方向長孔322に挿通されることにより構成され、移動台回転駆動手段は、案内溝用係合部341が直交溝332と傾斜溝333との間を移動すると共に、長孔部用係合部351が搬送方向長孔322と傾斜方向長孔323との間を移動することにより構成され、ステープル手段傾き保持手段は、案内溝用係合部341が傾斜溝333に挿通されると共に、長孔部用係合部351が傾斜方向長孔323に挿通され、傾斜方向長孔323が延びる方向が直交方向D2と略一致することにより構成される。
そのため、移動台直線移動駆動手段、移動台回転駆動手段及びステープル手段傾き保持手段を比較的簡易な構成で実現することができる。また、移動台直線移動駆動手段及び移動台回転駆動手段を同一の駆動源で駆動する構成を実現することが容易である。
また、本実施形態のシート後処理装置1においては、移動台直線移動駆動手段及び移動台回転駆動手段は、同一の駆動源により駆動される。そのため、駆動源の個数を削減することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されていることなく、種々の形態を採用することができる。
図13は、案内溝331が延びる方向に沿って延びる第1の変形例の案内溝用係合部341Cを示す図である。図14は、図13に示す案内溝用係合部341Cに対応する案内溝331を示す図である。図15は、案内溝331が延びる方向に沿って延びる第2の変形例の案内溝用係合部341Dを示す図である。
案内溝用係合部341は、前記実施形態においては、案内溝331(直交溝332)が延びる方向(直交方向D2)に沿って2個配列して構成されているが、これに制限されない。例えば、第1の変形例の案内溝用係合部341Cは、図13に示すように、案内溝331(直交溝332)が延びる方向(直交方向D2)に沿って、延びるように構成される。
この場合、案内溝用係合部341Cにおけるその延びる方向の端部は、丸みを有することが好ましい。また、案内溝331における直交溝332と傾斜溝333との接続部は、図14に示すように、滑らかに湾曲していることが好ましい。これにより、図13に示す案内溝331が延びる方向に沿って延びる第1の変形例の案内溝用係合部341Cは、直交溝332と傾斜溝333との間を容易に移動することが可能となる。
また、第2の変形例の案内溝用係合部341Dは、図13に示す第1の変形例の案内溝用係合部341Cに比して、図15に示すように、案内溝用係合部341Dが延びる方向の中央部の幅が両端部の幅よりも狭くなっている。詳細には、案内溝用係合部341Dの幅(案内溝用係合部341Dが延びる方向と直交する方向に沿う幅)は、中央部において細くなり、括れている。第2の変形例の案内溝用係合部341Dは、このような括れた形状を有することで、第1の変形例の案内溝用係合部341Cと同様に一体的であるにも拘わらず、前記実施形態における案内溝用係合部341と同様に、案内溝331における直交溝332と傾斜溝333との間をスムーズに移動することができる。
また、案内溝用係合部341は、3個以上設けることができる。
傾斜溝333は、直交溝332の一方の端部側のみに設けることもできる。
シート後処理装置の種類は、特に限定がなく、シートに各種の後処理を行うものであればよい。
画像形成装置の種類は、特に限定がなく、コピー機、プリンタ、ファクシミリ、又はこれらの複合機などであってもよい。
シートは、用紙に制限されず、例えば、フィルムシートであってもよい。
1……シート後処理装置、31……ステープラ(ステープル手段)、32……移動台、31……ベース部材、100……複合機(画像形成装置)、101……複合機本体(画像形成装置本体)、321……長孔部、322……搬送方向長孔、移動台直線移動駆動手段、移動台回転駆動手段、323……傾斜方向長孔、移動台回転駆動手段、ステープル手段傾き保持手段、331……案内溝、332……直交溝、移動台直線移動駆動手段、333……傾斜溝、移動台回転駆動手段、ステープル手段傾き保持手段、341、341C、341D……案内溝用係合部、移動台直線移動駆動手段、移動台回転駆動手段、ステープル手段傾き保持手段、351……長孔部用係合部、移動台直線移動駆動手段、移動台回転駆動手段、ステープル手段傾き保持手段、361……モータ(駆動源)、D1……搬送方向、D2……直交方向、D4……第1傾斜方向(傾斜方向)、SP……ステープラ針、T……シート(シート束)

Claims (3)

  1. 複数枚のシートにスタック処理を行って得られるシート束にステープラ針を打ち込むステープル手段と、
    シートの搬送方向に対して直交する直交方向に直線的に且つ前記ステープル手段と一体的に移動する移動台と、
    前記移動台を前記直交方向に直線的に移動させる移動台直線移動駆動手段と、を備え、
    前記移動台直線移動駆動手段により前記移動台を介して前記ステープル手段を直線的に移動させた後、前記ステープル手段を回転させてシートの隅部近傍に前記ステープラ針を前記搬送方向に対して所定角度傾けた状態で打ち込んで斜め端綴じ処理を行うシート後処理装置であって、
    前記ステープラ針を前記搬送方向に対して所定角度傾かせて打ち込める位置に前記ステープル手段が傾くように該移動台を回転させる移動台回転駆動手段と、
    前記ステープル手段が傾いた状態を維持するように前記移動台を機械的に保持するステープル手段傾き保持手段と、
    ベース部材と、
    前記直交方向に沿って延びる直交溝及び前記搬送方向に対して前記所定角度傾いた傾斜方向に沿って延びる傾斜溝を有し、前記ベース部材に設けられる案内溝と、
    前記案内溝が延びる方向に沿って配列するか又は延び、前記移動台における前記ベース部材側に連結され、前記案内溝に挿通される案内溝用係合部と、
    前記案内溝用係合部が配列又は延びる方向と前記案内溝の前記直交溝が延びる方向とが一致する状態において、前記搬送方向に延びる長孔状の搬送方向長孔と、該搬送方向長孔と連続し且つ前記搬送方向に対して傾いて延びる長孔状の傾斜方向長孔と、を有する長孔部であって、前記移動台における前記ベース部材側に設けられる長孔部と、
    前記長孔部に挿入され、前記ベース部材に対して前記直交方向に移動可能に構成される長孔部用係合部と、を更に備え
    前記移動台直線移動駆動手段は、前記案内溝用係合部が前記直交溝に挿通されると共に、前記長孔部用係合部が前記搬送方向長孔に挿通されることにより構成され、
    前記移動台回転駆動手段は、前記案内溝用係合部が前記直交溝と前記傾斜溝との間を移動すると共に、前記長孔部用係合部が前記搬送方向長孔と前記傾斜方向長孔との間を移動することにより構成され、
    前記ステープル手段傾き保持手段は、前記案内溝用係合部が前記傾斜溝に挿通されると共に、前記長孔部用係合部が当該傾斜方向長孔に挿通され、該傾斜方向長孔が延びる方向が前記直交方向と略一致することにより構成され
    シート後処理装置。
  2. 前記移動台直線移動駆動手段及び前記移動台回転駆動手段は、同一の駆動源により駆動される
    請求項1に記載のシート後処理装置。
  3. シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置本体と、請求項1又は2に記載のシート後処理装置とを備える画像形成装置。
JP2010072118A 2010-03-26 2010-03-26 シート後処理装置及び画像形成装置 Active JP5063724B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010072118A JP5063724B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 シート後処理装置及び画像形成装置
CN201110049547.7A CN102198895B (zh) 2010-03-26 2011-02-28 片材后处理装置以及图像形成装置
US13/071,409 US8474808B2 (en) 2010-03-26 2011-03-24 Sheet post-processing apparatus and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010072118A JP5063724B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 シート後処理装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011201679A JP2011201679A (ja) 2011-10-13
JP5063724B2 true JP5063724B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=44655469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010072118A Active JP5063724B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 シート後処理装置及び画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8474808B2 (ja)
JP (1) JP5063724B2 (ja)
CN (1) CN102198895B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8517368B1 (en) * 2012-02-10 2013-08-27 Xerox Corporation Stapler eject with alternating offset and position controlled grip
JP6098135B2 (ja) * 2012-03-13 2017-03-22 株式会社リコー シート処理装置及び画像形成システム
JP5966614B2 (ja) * 2012-05-25 2016-08-10 富士ゼロックス株式会社 シート処理装置、画像形成システム
JP5683542B2 (ja) * 2012-08-23 2015-03-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 用紙処理装置、及び画像形成装置
JP5949534B2 (ja) * 2012-12-25 2016-07-06 富士ゼロックス株式会社 記録材処理装置および画像形成システム
KR101828810B1 (ko) * 2016-02-11 2018-02-13 주식회사 비즈테크원 스태플러 장치
KR101873153B1 (ko) * 2017-03-30 2018-07-02 (주)케이알디씨 스태플러 장치
JP7456186B2 (ja) * 2020-02-25 2024-03-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 後処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2022019134A (ja) 2020-07-17 2022-01-27 セイコーエプソン株式会社 後処理装置、後処理装置の制御方法及び後処理装置の制御プログラム

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2998611B2 (ja) * 1995-09-28 2000-01-11 富士ゼロックス株式会社 ステープラユニット
JPH09278270A (ja) * 1996-04-11 1997-10-28 Canon Inc シート後処理装置及びシート処理装置
JPH09309663A (ja) * 1996-05-21 1997-12-02 Minolta Co Ltd フィニッシャ
JP3726976B2 (ja) * 1996-10-16 2005-12-14 富士ゼロックス株式会社 シート後処理装置
DE19843869C2 (de) * 1998-09-25 2001-06-13 Bdt Buero Datentech Gmbh Vorrichtung zum Heften mittels Klammern von gestapelten Blättern eines Aufzeichnungsträgers
KR100499900B1 (ko) * 1998-10-31 2005-09-26 주식회사신도리코 피니셔의 스태플러 구동장치
JP3748754B2 (ja) 1999-03-23 2006-02-22 株式会社リコー 用紙処理装置
JP3835065B2 (ja) * 1999-07-21 2006-10-18 コニカミノルタホールディングス株式会社 用紙後処理装置及び画像形成装置
US6427997B1 (en) * 1999-06-15 2002-08-06 Konica Corporation Sheet stacker with aligning/conveying rollers and image forming apparatus using the same
JP2001220051A (ja) 2000-02-08 2001-08-14 Konica Corp 用紙後処理装置及び画像形成装置
US6402006B1 (en) * 2001-08-27 2002-06-11 Xerox Corporation Dual mode stapler with automatic mode transition
EP2116344B1 (en) * 2001-11-29 2010-11-17 Max Co., Ltd. Electric stapler
JP4071642B2 (ja) * 2002-03-25 2008-04-02 株式会社リコー 用紙処理装置及び画像形成システム
JP4914061B2 (ja) * 2005-12-06 2012-04-11 株式会社リコー シート処理装置及び画像形成装置
US7681873B2 (en) * 2005-12-06 2010-03-23 Ricoh Co., Ltd. Sheet processing apparatus and image forming apparatus comprising same
JP4942543B2 (ja) * 2007-04-26 2012-05-30 ニスカ株式会社 シート後処理装置及び画像形成システム
US7832718B2 (en) * 2007-04-26 2010-11-16 Nisca Corporation Sheet post processing apparatus and image forming system

Also Published As

Publication number Publication date
US20110233842A1 (en) 2011-09-29
CN102198895A (zh) 2011-09-28
CN102198895B (zh) 2014-03-12
US8474808B2 (en) 2013-07-02
JP2011201679A (ja) 2011-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5063724B2 (ja) シート後処理装置及び画像形成装置
JP4823646B2 (ja) 用紙後処理装置
JP4174292B2 (ja) シート後処理装置及び該装置を備えた画像形成装置
US9090425B2 (en) Recording material processing apparatus and image forming system
JP5114517B2 (ja) シート後処理装置及び画像形成装置
JP5656917B2 (ja) シート後処理装置及び画像形成装置
US20130285303A1 (en) Post-processing device, post-processing method, and image forming apparatus
US20130285304A1 (en) Post-processing device and image forming apparatus
JP2011201649A (ja) シート後処理装置及び画像形成装置
JP2017114619A (ja) シート排出装置、画像形成システムおよびシート後処理装置
JP5568515B2 (ja) シート後処理装置及び画像形成装置
US9186861B2 (en) Sheet processing device and image forming system
JP5965885B2 (ja) シート折り装置及びシート後処理装置
JP6008500B2 (ja) シート束綴じ装置と画像形成装置
JP2008030932A (ja) 用紙後処理装置
JP2007126288A (ja) シート整合装置、シート処理装置及び画像形成装置
JP2008156089A (ja) 用紙処理装置
JP4759185B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2003335450A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6208280B2 (ja) シート束綴じ装置と画像形成装置
JP2001019251A (ja) 画像形成装置の記録紙後処理装置
JP3660235B2 (ja) 後処理装置
JP3671145B2 (ja) 後処理装置
JP2005015234A (ja) 用紙処理装置
JP2001002313A (ja) 画像形成装置の記録紙後処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5063724

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3