JP5061358B2 - 自動二輪車用前照灯 - Google Patents

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本発明は、複数のハイビーム用ランプユニットと複数のロービーム用ランプユニットとを備えている前照灯として用いられる自動二輪車用前照灯に関する。
従来の自動二輪車用前照灯の一例として、図6に示すように、車体の前後方向に延びる中心線上に、単一のロービーム専用灯101と、ロービーム専用灯101の両側に配置した左・右のハイビーム専用灯102,103とを備えた自動二輪車用前照灯100が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−43708号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された自動二輪車用前照灯100では、単一のロービーム専用灯101と、ロービーム専用灯101の両側に配置した左右1対のハイビーム専用灯102,103とを車体の前後方向に延びる中心線上に並べて配置されている。このため、水平方向での安定感は付与できるものの、上下方向へ変位していないため、スピード感及びボリューム感が乏しかった。
また、都心部等で通常使用されるロービーム専用灯101が単一であるため、単調であるとともに光量が不足する虞があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、意匠面で優れるとともに十分な光量を確保することができる自動二輪車用前照灯を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、複数のハイビーム用ランプユニットと、複数のロービーム用ランプユニットとを備え、前記複数のハイビーム用ランプユニットと前記複数のロービーム用ランプユニットとは、上下方向に変位して配置されており、前記複数のハイビーム用ランプユニットの発光領域の最上端部と該発光領域の最下端部との間のハイビーム中間位置と、前記複数のロービーム用ランプユニットの発光領域の最上端部と該発光領域の最下端部との間のロービーム中間位置とが一致するように配置することを特徴とする自動二輪車用前照灯により達成される。
上記構成の自動二輪車用前照灯によれば、上下に変位している複数のハイビーム用ランプユニットと複数のロービーム用ランプユニットとは、複数のハイビーム用ランプユニットの発光領域の最上端部と最下端部との間のハイビーム中間位置と、複数のロービーム用ランプユニットの発光領域の最上端部と最下端部との間のロービーム中間位置とが一致して配置されている。
このようなランプユニットの配置は、連邦自動車安全基準(FMVSS(federal Motor Vehicle Safety Standards))において、ハイビームとロービームとの高さが同一水平線上にあること、と規定されている基準を満たしている。そして、上下に変位しているために、スピード感及びボリューム感を付与することで、意匠面で優れるものにすることができるとともに、都心部等で通常使用されるロービームを複数として十分な光量を確保することができる。勿論、都心部以外で通常使用されるハイビームも複数として十分な光量を確保することができる。
また、上記構成の自動二輪車用前照灯において、前記複数のハイビーム用ランプユニットの内、少なくとも1対のハイビーム用ランプユニットは、前記複数のロービーム用ランプユニットにおける上下に配置された2対のロービーム用ランプユニットの間に配置されることが望ましい。
このような構成の自動二輪車用前照灯によれば、複数のロービーム用ランプユニットにおける上下に配置された2対のロービーム用ランプユニットの間に、複数のハイビーム用ランプユニットの内、少なくとも1対のハイビーム用ランプユニットが配置されている。これにより、連邦自動車安全基準の規定を満たす範囲内で、ロービーム用ランプユニットとハイビーム用ランプユニットとの点灯時に変化をつけることができるので、意匠面でのさらなる優位性を得ることができる。
また、上記構成の自動二輪車用前照灯において、前記複数のロービーム用ランプユニットの内、少なくとも1個が中央に配置され、前記複数のハイビーム用ランプユニットにおける少なくとも1対のハイビーム用ランプユニットは、該中央に配置されるロービーム用ランプユニットと両側に配置されるロービーム用ランプユニットとの間に配置されることが望ましい。
このような構成の自動二輪車用前照灯によれば、複数のロービーム用ランプユニットの内、少なくとも1個が中央に配置され、複数のハイビーム用ランプユニットにおける少なくとも1対のハイビーム用ランプユニットが、中央に配置されるロービーム用ランプユニットと両側に配置されるロービーム用ランプユニットとの間に配置されている。これにより、連邦自動車安全基準の規定を満たす範囲内で、都心部で通常使用されるロービーム用ランプユニットを中央に配置して、その両側部にロービーム用ランプユニットとハイビーム用ランプユニットとの点灯時に変化をつけることができるので、意匠面でのさらなる優位性を得ることができる。
また、上記構成の自動二輪車用前照灯において、前記複数のハイビーム用ランプユニットの内、少なくとも1個が中央に配置され、前記複数のロービーム用ランプユニットの内、2対のロービーム用ランプユニットは、該中央に配置されるハイビーム用ランプユニットと両側に配置されるハイビーム用ランプユニットとの間に配置されることが望ましい。
このような構成の自動二輪車用前照灯によれば、複数のハイビーム用ランプユニットの内、少なくとも1個が中央に配置され、複数のロービーム用ランプユニットの内、2対のロービーム用ランプユニットが、中央に配置されるハイビーム用ランプユニットと両側に配置されるハイビーム用ランプユニットとの間に配置されている。これにより、連邦自動車安全基準の規定を満たす範囲内で、都心部で通常使用される2対のロービーム用ランプユニットを集合させて配置して、ロービーム用ランプユニットとハイビーム用ランプユニットとの点灯時に変化をつけることができるので、意匠面でのさらなる優位性を得ることができる。
また、上記構成の自動二輪車用前照灯において、前記ハイビーム中間位置の水平線上に、前記複数のハイビーム用ランプユニットの発光領域が配置され、且つ前記ロービーム中間位置の水平線上に、前記複数のロービーム用ランプユニットの発光領域が配置されることが望ましい。
このような構成の自動二輪車用前照灯によれば、複数のハイビーム用ランプユニットのハイビーム中間位置の水平線上に、複数のハイビーム用ランプユニットの発光領域が配置され、複数のロービーム用ランプユニットのロービーム中間位置の水平線上に、複数のロービーム用ランプユニットの発光領域が配置されている。これにより、ハイビーム及びロービーム中間位置に有効反射領域を配置して、各ランプユニットが離れて配置されたことに伴う空洞エリアを生じることはない。そのため、分散されずに集中された照射領域を確保することで安全性を十分に確保することができる。
本発明に係る自動二輪車用前照灯によれば、複数のハイビーム用ランプユニットと、複数のロービーム用ランプユニットとを備えた自動二輪車用前照灯において、意匠面で優れるとともに十分な光量を確保することができる自動二輪車用前照灯を提供できる。
以下、図を参照して本発明の複数の好適な実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2は本発明に係る自動二輪車用前照灯の第1実施形態を示すもので、図1は本発明の第1実施形態に係る自動二輪車用前照灯の正面図、図2は図1の自動二輪車用前照灯の各ランプユニット周りの水平断面図である。なお、説明中の前後左右は、車輌の方向に順じて用いる。即ち、図2中の上方が車輌の前方である。
図1及び図2に示すように、本発明の第1実施形態である自動二輪車用前照灯10Aは、前方側が開口された形状で車体側に固定される灯具ボディ11と、その前方開口部から取り付けられた透明な樹脂製の前面カバー12とで区画された灯室13を備えている。そして、1対の第1ロービーム用ランプユニット14及び第2ロービーム用ランプユニット15が、灯室13内の中央部に配置されている。また、1対の第3ロービーム用ランプユニット16及び第4ロービーム用ランプユニット17が、灯室13内の両側部に配置されている。そして、1対の第1ハイビーム用ランプユニット18及び第2ハイビーム用ランプユニット19が、前述した2対のロービーム用ランプユニット14,15,16,17の各々間に配置されており、全体的に略V字形状に形成されている。
第1ロービーム用ランプユニット14は、灯具ボディ11の中央部右側に取り付けられた光源である第1バルブ20を覆って、第1ロービーム用ランプユニット14の発光領域A1を設定するための第1リフレクタ21が取り付けられている。すなわち、正面から見た第1リフレクタ21の表面が発光領域A1となっている。そして、この第1ロービーム用ランプユニット14は、灯具ボディ11の最下位置に配置されている。
第2ロービーム用ランプユニット15は、灯具ボディ11の中央部左側に取り付けられた光源である第2バルブ22を覆って、第2ロービーム用ランプユニット15の発光領域A2を設定するための第2リフレクタ23が取り付けられている。そして、この第2ロービーム用ランプユニット15は、灯具ボディ11の最下位置に配置されている。また、第1ロービーム用ランプユニット14と第2ロービーム用ランプユニット15とは、上下方向で同じ高さ位置に配置されている。
第3ロービーム用ランプユニット16は、灯具ボディ11の右側部に取り付けられた光源である第3バルブ24を覆って、第3ロービーム用ランプユニット16の発光領域A3を設定するための第3リフレクタ25が取り付けられている。そして、この第3ロービーム用ランプユニット16は、灯具ボディ11の最上位置に配置されている。
第4ロービーム用ランプユニット17は、灯具ボディ11の左側部に取り付けられた光源である第4バルブ26を覆って、第4ロービーム用ランプユニット17の発光領域A4を設定するための第4リフレクタ27が取り付けられている。そして、この第4ロービーム用ランプユニット17は、灯具ボディ11の最上位置に配置されている。また、第3ロービーム用ランプユニット16と第4ロービーム用ランプユニット17とは、上下方向で同じ高さ位置に配置されている。
第1ハイビーム用ランプユニット18は、灯具ボディ11の右側部に取り付けられた光源である第5バルブ28を覆って、第1ハイビーム用ランプユニット18の発光領域B1を設定するための第5リフレクタ29が取り付けられている。そして、この第1ハイビーム用ランプユニット18は、最下位置に配置されている第1ロービーム用ランプユニット14と最上位置に配置されている第3ロービーム用ランプユニット16との間に配置されている。
第2ハイビーム用ランプユニット19は、灯具ボディ11の左側部に取り付けられた光源である第6バルブ30を覆って、第2ハイビーム用ランプユニット19の発光領域B2を設定するための第6リフレクタ31が取り付けられている。そして、この第2ハイビーム用ランプユニット19は、最下位置に配置されている第2ロービーム用ランプユニット15と最上位置に配置されている第4ロービーム用ランプユニット17との間に配置されている。また、第1ハイビーム用ランプユニット18と第2ハイビーム用ランプユニット19とは、上下方向で同じ高さ位置に配置されている。
そして、自動二輪車用前照灯10Aは、第1ハイビーム用ランプユニット18及び第2ハイビーム用ランプユニット19の発光領域B1,B2の最上端部U1と、発光領域B1,B2の最下端部D1から等距離にある第1中間位置(U1とD1の中央位置)C1が、最下位置に配置される第1ロービーム用ランプユニット14及び第2ロービーム用ランプユニット15の発光領域A1,A2の最下端部D2と、最上位置に配置される第3ロービーム用ランプユニット16及び第4ロービーム用ランプユニット17の発光領域A3,A4の最上端部U2から等距離にある第2中間位置(U2とD2の中央位置)C2に一致するように配置されている。これは、連邦自動車安全基準に規定されているハイビームとロービームとの高さが同一水平線上にあることを満たしている。
以上説明したように、第1実施形態の自動二輪車用前照灯10Aによれば、上下に変位している第1、第2ハイビーム用ランプユニット18,19と第1、第2、第3、第4ロービーム用ランプユニット14,15,16,17とは、第1、第2ハイビーム用ランプユニット18,19の発光領域B1,B2の最上端部U1及び発光領域B1,B2の最下端部D1から等距離にある第1中間位置C1と、第1、第2ロービーム用ランプユニット14,15の発光領域A1,A2の最下端部D2及び第3、第4ロービーム用ランプユニット16,17の発光領域A3,A4の最上端部U2から等距離にある第2中間位置C2とが一致するように配置されている。そして、上下に変位しているため、スピード感及びボリューム感を付与することで、意匠面で優れるものにすることができるとともに、都心部等で通常使用されるロービームを複数として十分な光量を確保することができる。勿論、都心部以外で通常使用されるハイビームも複数として十分な光量を確保することができる。
また、自動二輪車用前照灯10Aによれば、上下に配置された第1、第2、第3、第4ロービーム用ランプユニット14,15,16,17の間に第1、第2ハイビーム用ランプユニット18,19が配置されている。これにより、連邦自動車安全基準の規定を満たす範囲内で、各ロービーム用ランプユニット14,15,16,17と各ハイビーム用ランプユニット18,19との点灯時に変化をつけることができるので、意匠面でのさらなる優位性を得ることができる。
また、自動二輪車用前照灯10Aによれば、第1、第2ハイビーム用ランプユニット18,19の第1中間位置C1の水平線S上に、第1、第2ハイビーム用ランプユニット18,19の発光領域B1、B2が配置されている。また、第1、第2、第3、第4ロービーム用ランプユニット14,15,16,17の発光領域A1,A2,A3,A4の最上端部U2及び最下端部D2の間の第2中間位置C2の水平線S上に、第1、第2、第3、第4ロービーム用ランプユニット14,15,16,17の発光領域A1,A2,A3,A4が配置されている。これにより、第2中間位置C2に有効反射領域を配置して、各ランプユニット14,15,16,17,18,19が離れて配置されたことに伴う空洞エリアを生じることはない。そのため、分散されずに集中された照射領域を確保することで安全性を十分に確保することができる。
また、図3に示すように、上述したパラボラタイプと異なり、投影レンズを搭載したPESタイプの場合、自動二輪車用前照灯10Bの第1、第2ロービーム用ランプユニット14,15は、投影レンズ32と、遮光部材(シェード)33と、半導体発光素子(LED)34を備えている。この場合、第1、第2ロービーム用ランプユニット14,15のように、リフレクタを持たずに投影レンズ32で配光を制御する灯具ユニットに関しては、発光領域を投影レンズ32に設定しても良い。なお、この投影レンズ32は、図示しない連結部材を介して灯具ボディ11に固定されている。また、第3、第4ロービーム用ランプユニット16,17は、投影レンズ35と、光制御部材36と、半導体発光素子(LED)34と、リフレクタ37を備えている。投影レンズ35は、光制御部材36に支持されている。さらに、第1、第2ハイビーム用ランプユニット18,19は、投影レンズ38と、放電バルブ30と、リフレクタ39を備えている。
(第2実施形態)
次に、図4を参照して、本発明の自動二輪車用前照灯に係る第2実施形態について説明する。図4は本発明の第2実施形態に係る自動二輪車用前照灯の正面図である。なお、以下の各実施形態において、上述した第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付することによって説明を簡略化あるいは省略する。
図4に示すように、本発明の第2実施形態である自動二輪車用前照灯40は、中央に第1ロービーム用ランプユニット41が配置され、側部に1対の第2ロービーム用ランプユニット42及び第3ロービーム用ランプユニット43が配置されている。そして、この第1ロービーム用ランプユニット41と第2、第3ロービーム用ランプユニット42,43の間に1対の第1、第2ハイビーム用ランプユニット44,45が配置されて、逆V字形状に形成されている。
第1ロービーム用ランプユニット41は最上位置に配置されており、第1ハイビーム用ランプユニット44及び第2ハイビーム用ランプユニット45は、第1ロービーム用ランプユニット41と、最下位置に配置されている第2ロービーム用ランプユニット42及び第3ロービーム用ランプユニット43との間に配置されている。第1ハイビーム用ランプユニット44と第2ハイビーム用ランプユニット45とは、上下方向で同じ高さ位置に配置されている。また、第2ロービーム用ランプユニット42と第3ロービーム用ランプユニット43とは、上下方向で同じ高さ位置に配置されている。
そして、自動二輪車用前照灯40は、第1ハイビーム用ランプユニット44及び第2ハイビーム用ランプユニット45の発光領域B1,B2の最上端部U1と、発光領域B1,B2の最下端部D1から等距離にある第1中間位置(U1とD1の中央位置)C1が、最上位置に配置される第1ロービーム用ランプユニット41の発光領域A1の最上端部U2と、最下位置に配置される第2ロービーム用ランプユニット42及び第3ロービーム用ランプユニット43の発光領域A3,A4の最下端部D2から等距離にある第2中間位置(U2とD2の中央位置)C2に一致するように配置されている。これも、連邦自動車安全基準に規定されているハイビームとロービームとの高さが同一水平線上にあることを満たしている。
第2実施形態に係る自動二輪車用前照灯40は、上述した第1実施形態と同様の作用効果を奏するために、それらの説明は省略されるが、特に本実施形態によれば、第1ロービーム用ランプユニット41が中央に配置され、第1、第2ハイビーム用ランプユニット44,45が、第1ロービーム用ランプユニット41の両側に配置される第2、第3ロービーム用ランプユニット42,43の間に配置されている。これにより、連邦自動車安全基準の規定を満たす範囲内で、都心部で通常使用される第1ロービーム用ランプユニット41を中央に配置して、その両側部に第2、第3ロービーム用ランプユニット42,43と第1、第2ハイビーム用ランプユニット44,45とを配置しているので、点灯時に変化をつけることができ意匠面でのさらなる優位性を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、図5を参照して、本発明の自動二輪車用前照灯に係る第3実施形態について説明する。図5は本発明の第3実施形態に係る自動二輪車用前照灯の正面図である。
図5に示すように、本発明の第3実施形態である自動二輪車用前照灯50は、第1ハイビーム用ランプユニット51が中央に配置されている。そして、2対の第1、第2、第3、第4ロービーム用ランプユニット52,53,54,55が、第1ハイビーム用ランプユニット51とその両側に配置されている第2、第3ハイビーム用ランプユニット56,57との間に配置されており、V字形状に形成されている。
第1ハイビーム用ランプユニット51は最下位置に配置されており、第2ハイビーム用ランプユニット56及び第3ハイビーム用ランプユニット57は最上位置に配置されている。そして、2対の第1、第2、第3、第4ロービーム用ランプユニット52,53,54,55は、第1ハイビーム用ランプユニット51と、第2ハイビーム用ランプユニット56及び第3ハイビーム用ランプユニット57との間に配置されている。なお、第2ハイビーム用ランプユニット56と第3ハイビーム用ランプユニット57とは、上下方向で同じ高さ位置に配置されている。また、第1ロービーム用ランプユニット52と第2ロービーム用ランプユニット53、及び第3ロービーム用ランプユニット54と第4ロービーム用ランプユニット55とは、上下方向で同じ高さ位置に配置されている。
そして、自動二輪車用前照灯50は、第1、第2ロービーム用ランプユニット52,53の発光領域A1,A2の最下端部D1と、第3、第4ロービーム用ランプユニット54,55の発光領域A3,A4の最上端部U1から等距離にある第1中間位置(U1とD1の中央位置)C1が、最下位置に配置される第1ハイビーム用ランプユニット51の発光領域B1の最下端部D2と、最上位置に配置される第2、第3ハイビーム用ランプユニット56,57の発光領域B2,B3の最上端部U2から等距離にある第2中間位置(U2とD2の中央位置)C2に一致するように配置されている。これも、連邦自動車安全基準に規定されているハイビームとロービームとの高さが同一水平線上にあることを満たしている。
第3実施形態に係る自動二輪車用前照灯50は、上述した第1実施形態と同様の作用効果を奏するために、それらの説明は省略されるが、特に本実施形態によれば、第1ハイビーム用ランプユニット51が中央に配置され、第1、第2、第3、第4ロービーム用ランプユニット52,53,54,55が、中央に配置される第1ハイビーム用ランプユニット51と両側に配置される第2、第3ハイビーム用ランプユニット56,57との間に配置されている。これにより、連邦自動車安全基準の規定を満たす範囲内で、都心部で通常使用される2対の第1、第2、第3、第4ロービーム用ランプユニット52,53,54,55を集合させて配置して、各ロービーム用ランプユニット52,53,54,55と各ハイビーム用ランプユニット51,56,57との点灯時に変化をつけることができるので、意匠面でのさらなる優位性を得ることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、各ロービーム用ランプユニットと各ハイビーム用ランプユニットとは、ロービームとハイビームとを逆に配置することもでき、それらの数は、複数であれば、何ら限定されることはなく、同様に本発明を実施できることは言うまでもない。
本発明の第1実施形態に係る自動二輪車用前照灯の正面図である。 図1の自動二輪車用前照灯の各ランプユニット周りの水平断面図である。 図1の自動二輪車用前照灯の別構成の各ランプユニット周りの水平断面図である。 本発明の第2実施形態に係る自動二輪車用前照灯の正面図である。 本発明の第3実施形態に係る自動二輪車用前照灯の正面図である。 従来の自動二輪車用前照灯の正面図である。
符号の説明
10 自動二輪車用前照灯
14 第1ロービーム用ランプユニット
15 第2ロービーム用ランプユニット
16 第3ロービーム用ランプユニット
17 第4ロービーム用ランプユニット
18 第1ハイビーム用ランプユニット
19 第2ハイビーム用ランプユニット
40 自動二輪車用前照灯
41 第1ロービーム用ランプユニット
42 第2ロービーム用ランプユニット
43 第3ロービーム用ランプユニット
44 第1ハイビーム用ランプユニット
45 第2ハイビーム用ランプユニット
50 自動二輪車用前照灯
51 第1ハイビーム用ランプユニット
52 第1ロービーム用ランプユニット
53 第2ロービーム用ランプユニット
54 第3ロービーム用ランプユニット
55 第4ロービーム用ランプユニット
56 第2ハイビーム用ランプユニット
57 第3ハイビーム用ランプユニット

Claims (5)

  1. 複数のハイビーム用ランプユニットと、複数のロービーム用ランプユニットとを備え、
    前記複数のハイビーム用ランプユニットと前記複数のロービーム用ランプユニットとは、上下方向に変位して配置されており、
    前記複数のハイビーム用ランプユニットの発光領域の最上端部と該発光領域の最下端部との間のハイビーム中間位置と、前記複数のロービーム用ランプユニットの発光領域の最上端部と該発光領域の最下端部との間のロービーム中間位置とが、一致するように配置することを特徴とする自動二輪車用前照灯。
  2. 前記複数のハイビーム用ランプユニットの内、少なくとも1対のハイビーム用ランプユニットは、前記複数のロービーム用ランプユニットにおける上下に配置された2対のロービーム用ランプユニットの間に配置されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用前照灯。
  3. 前記複数のロービーム用ランプユニットの内、少なくとも1個が中央に配置され、前記複数のハイビーム用ランプユニットにおける少なくとも1対のハイビーム用ランプユニットは、該中央に配置されるロービーム用ランプユニットと両側に配置されるロービーム用ランプユニットとの間に配置されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用前照灯。
  4. 前記複数のハイビーム用ランプユニットの内、少なくとも1個が中央に配置され、前記複数のロービーム用ランプユニットの内、2対のロービーム用ランプユニットは、該中央に配置されるハイビーム用ランプユニットと両側に配置されるハイビーム用ランプユニットとの間に配置されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用前照灯。
  5. 前記ハイビーム中間位置の水平線上に、前記複数のハイビーム用ランプユニットの発光領域が配置され、且つ前記ロービーム中間位置の水平線上に、前記複数のロービーム用ランプユニットの発光領域が配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の自動二輪車用前照灯。
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