JP5057114B2 - 移動体検出装置 - Google Patents

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本発明は、磁界変化を検出する検出装置に係り、特に、例えば工業用工作機械や自動車のエンジンに用いられる軟磁性体からなるラックや歯車のような直線移動や回転移動する検知対象移動体の移動状態を磁気的に検出する場合等に用いて好適な移動体検出装置に関する。
工業用工作機械や自動車のエンジン等に用いられる軟磁性体のラックや歯車のような直線移動や回転移動する検知対象移動体の移動状態を磁気的に検出するために、永久磁石であるバイアス磁石によりバイアス磁界を加えた感磁素子に軟磁性体が近接することによって感磁素子の出力信号が変化する特性を利用する移動体検出装置がある。
このような移動体検出装置において、感磁素子とバイアス磁石の間に、バイアス磁石の磁極面と同面積かつ同形状のヨークを配置し、感磁素子に印加するバイアス磁界の平滑化を試みたものが知られている(下記特許文献1参照)。
特許3469707号公報
特許文献1の従来例の場合、感磁素子や、バイアス磁石、ヨークを保持する保持部材(例えばセンサー・パッケージのハウジングシェル)へのそれらの部品の組み付け誤差や、保持部材自体の製品ばらつきにより、感磁素子に印加するバイアス磁界が変動し、移動体検出装置として組み立てたときの製品としての最大検出距離(検知対象移動体の動きを検出できる最大距離)に個体差が生じてしまうという問題があった。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、感磁素子、永久磁石及びヨーク相互の位置のばらつきに起因する磁界の変動を抑制し、最大検出距離の製品ばらつきの低減を図ることのできる移動体検出装置を提供することにある。
本発明の第1の態様は、移動体検出装置である。この移動体検出装置は、
感磁素子と、バイアス磁界発生用の永久磁石と、前記感磁素子と前記永久磁石との間に配置されたヨークとを備え、
前記ヨークは前記永久磁石の磁極面に対面し、かつ前記感磁素子側の面と前記永久磁石側の面が共に全体的に平面であり
前記永久磁石の磁極面と平行な平面内で相互に直交する2方向をx方向及びy方向としたとき、記磁極面の方向の長さよりも、所定のy方向範囲における前記ヨークの方向の長さの方が大きく、
前記感磁素子のセンシングポイントのy方向位置が前記所定のy方向範囲内にある
本発明の第2の態様は、移動体検出装置である。この移動体検出装置は、
2つの感磁素子と、バイアス磁界発生用の永久磁石と、前記2つの感磁素子と前記永久磁石との間に配置されたヨークとを備え、
前記ヨークは前記永久磁石の磁極面に対面し、かつ前記感磁素子側の面と前記永久磁石側の面が共に全体的に平面であり
前記永久磁石の磁極面と平行な平面内で相互に直交する2方向をx方向及びy方向としたとき、前記2つの感磁素子を結ぶ直線方向がx方向と平行であり、前記磁極面のx方向の長さよりも、所定のy方向範囲における前記ヨークの方向の長さの方が大きく、
前記2つの感磁素子のセンシングポイントのy方向位置が前記所定のy方向範囲内にある
前記第1又は第2の態様において、前記所定のy方向範囲内における前記ヨークのx方向の長さが、前記磁極面の方向の長さの1.2倍以上であるとよい。
前記第1又は第2の態様において、前記感磁素子、前記永久磁石及び前記ヨークを保持する保持部材を備え、前記保持部材は前記永久磁石及び前記ヨークが挿入される挿入穴を有するとよい。
また、前記感磁素子は表面実装型感磁素子であって基板に固着され、前記基板が前記保持部材で保持されているとよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る移動体検出装置によれば、軟磁性体のヨーク形状を工夫することで、感磁素子、永久磁石及びヨーク相互の位置のばらつきに起因する感磁素子位置での磁界変動を抑制することができ、ひいては最大検出距離の製品ばらつきの低減を図ることが可能である。
また、使用中に振動や衝撃が加わり、感磁素子、永久磁石及びヨークの相互位置関係が変化してしまっても、感磁素子への印加磁界変動を小さく抑えることが可能であり、その結果、振動や衝撃に起因する誤動作を抑制できる。
本発明の第1の実施の形態に係る移動体検出装置の要部構成であって、(A)は分解斜視図、(B)はバイアス磁石、ヨーク及び感磁素子としてのホールICを組み付けた後の斜視図。 本発明の第1の実施の形態に係る移動体検出装置の全体構成を示す側断面図。 ホールICに内蔵されている1つのホール素子の位置(センシングポイント)とこれに対向するバイアス磁石及びヨークの配置であって、(A)はバイアス磁石の磁極面と同面積、同形状のヨークを重ねて配置した従来例の場合の正面図、(B)は同平面図、(C)はバイアス磁石の磁極面よりも面積が大きい(又は特定方向において磁極面の長さよりも長い)ヨークを重ねて配置した第1の実施の形態の場合の正面図、(D)は同平面図。 ホールICに内蔵されている2つのホール素子の位置(センシングポイント)とこれに対向するバイアス磁石及びヨークの配置であって、(A)はバイアス磁石の磁極面と同面積、同形状のヨークを重ねて配置した従来例の場合の正面図、(B)は同平面図、(C)はバイアス磁石の磁極面よりも面積が大きい(又は特定方向において磁極面の長さよりも長い)ヨークを重ねて配置した第1の実施の形態の場合の正面図、(D)は同平面図。 本発明の第2の実施の形態に係る移動体検出装置の要部構成であって、(A)は分解斜視図、(B)はバイアス磁石及びヨークを組み付けた後の斜視図、(C)はさらにホールICを搭載した基板を組み付けた後の斜視図。 本発明の第2の実施の形態に係る移動体検出装置の全体構成であって、(A)は封止樹脂の充填前で、リード線を省略した平面図、(B)は側断面図。 バイアス磁石に重ねて配置されるヨーク形状の例示であり、(A−1)はバイアス磁石の磁極面と同面積かつ同形状の正方形板状のヨークを用いた従来例(モデル:Y05)の平面図、(A−2)は同正面図、(B−1)はxy方向の長さがバイアス磁石の磁極面の長さと同じ正方形板状部に加えて、x方向の両側に帯状(矩形板状)のはみ出し部を有することでx方向長さが前記磁極面よりも大きくなったヨークを用いたモデル:YMA1の平面図、(B−2)は同正面図、(C−1)はxy方向の長さがバイアス磁石の磁極面の長さと同じ正方形板状部に加えて、x方向の両側にさらに長い帯状(矩形板状)のはみ出し部を有することでx方向長さが前記磁極面よりも大きくなったヨークを用いたモデル:YMA2の平面図、(C−2)は同正面図、(D−1)はxy方向の長さがバイアス磁石の磁極面の長さと同じ正方形板状部に加えて、x方向の両側に三角形板状のはみ出し部を有することでx方向長さが前記磁極面よりも大きくなったヨークを用いたモデル:YMB1の平面図、(D−2)は同正面図、(E−1)はxy方向の長さがバイアス磁石の磁極面の長さと同じ正方形板状部に加えて、x方向の両側に円弧板状のはみ出し部を有することでx方向長さが前記磁極面よりも大きくなったヨークを用いたモデル:YMC1の平面図、(E−2)は同正面図、(F−1)はy方向の長さがバイアス磁石の磁極面の長さよりも短く、x方向長さが前記磁極面よりも大きい長方形板状のヨークを用いたモデル:YMD1の平面図、(F−2)は同正面図、(G−1)はバイアス磁石の磁極面と同面積かつ同形状の円板形状のヨークを用いた従来例(モデル:YC05)の平面図、(G−2)は同正面図、(H−1)はバイアス磁石の磁極面よりも大径の円板形状のヨークを用いたモデル:YC07)の平面図、(H−2)は同正面図。 バイアス磁石とヨーク間にセンターずれ(中心位置ずれ)がない状態におけるヨーク形状別シミュレーション結果であって、(A)はシミュレーションモデル概念図、(B)は各モデルY00〜Y11のヨーク及びバイアス磁石形状、寸法と、素子(センシングポイント)−磁石間隔(Y00の場合)、及び素子−ヨーク間隔(Y01〜Y11)の関係を示す表、(C)は各モデルY00〜Y11についてx方向位置とz方向磁束密度Bzとの関係を示すヨーク形状別Bz分布図。 2つの素子(例えば、2つのホール素子を内蔵するホールIC)とヨーク間にセンターずれが存在する場合(バイアス磁石とヨーク間にはずれ無し)であって、(A)は2つの素子位置(2つのセンシングポイント)におけるBzの差ΔBzの求め方を示す説明図、(B)は各モデルY00〜Y11のΔBz及び|ΔBz|を示す表、(C)はY00〜Y11のx方向ヨーク幅とΔBzとの関係を示すグラフ。 バイアス磁石とヨーク間にセンターずれが存在する場合の各モデルY01S〜Y11S(Y01〜Y11のヨーク中心をバイアス磁石中心に対してx方向に0.5mmずらしたもの)についてx方向位置とz方向磁束密度Bzとの関係を示すヨーク形状別Bz分布図。 バイアス磁石とヨーク間にセンターずれが存在し、かつ2つの素子(例えば、2つのホール素子を内蔵するホールIC)とヨーク間にセンターずれが存在する場合であって、(A)はバイアス磁石、ヨーク及び素子(センシングポイント)の位置ずれの1例を示す正面図、(B)は同平面図、(C)は各モデルY00S〜Y11SのΔBz及び|ΔBz|を、バイアス磁石とヨーク間にずれの無いモデルY00〜Y11と対比して示す表、(D)はY01S〜Y11Sのx方向ヨーク幅とΔBzとの関係を、バイアス磁石とヨーク間にずれの無いモデルY00〜Y11と対比して示すグラフ。 多様な形状のモデルY05,Y07,YMA1,YMA2,YMB1,YMC1,YMD1,YC05,YC07に関して、(A)はx方向位置とz方向磁束密度Bzとの関係を示すヨーク形状別Bz分布図、(B)は2つの素子(例えば、2つのホール素子を内蔵するホールIC)とヨーク間にセンターずれが存在する場合の、各モデルについてのΔBz及び|ΔBz|を示す表。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1(A),(B)は、本発明の第1の実施の形態に係る移動体検出装置100の要部構成構成を、図2は移動体検出装置100の全体構成をそれぞれ示す。これらの図に示すように、移動体検出装置100は、ケース20と、保持部材30とを備える。ケース20及び保持部材30は、例えば絶縁樹脂製である。保持部材30には、感磁素子としてのホール素子を内蔵したホールIC10と、バイアス磁界発生用の永久磁石であるバイアス磁石40と、バイアス磁石40の磁極面に対面(密着)した軟磁性体のヨーク60と、基板70とが保持される。なお、バイアス磁石40は厚み方向に着磁されており、一方の磁極面がN極、他方の磁極面がS極である。また、ヨーク60はバイアス磁石40の磁極面とは異なる形状(例えば、磁極面よりも大きな面積)であり、磁極面からはみ出した部分を有するが、詳細は後述する。
図1(A),(B)に示すように、ホールIC10(本実施の形態では、リード端子を有するもの)はホール素子とその出力を増幅する増幅器とを内蔵したものであり、ホール素子を1個又は複数個有する。そして、ホールIC10は、保持部材30の有する支持部31の先端部に形成された凹部39内に位置し、固定的に保持される。
保持部材30の支持部31には、磁石挿入部36aとヨーク挿入部36bとからなる挿入穴36が形成されており、バイアス磁石40は挿入穴36の磁石挿入部36a内に挿入保持され、ヨーク60は、挿入穴36のヨーク挿入部36b内に挿入保持されてホールIC10の近傍に位置し、ホールIC10にバイアス磁界を加える。なお、挿入穴36の開口は、図2のようにケース20を保持部材30に被せることによって塞がれる。
図2のように、基板70は、支持部31の上辺部(ホールIC10の近傍)に支持固定される。ホールIC10のリード端子11は基板70に接続され、基板70にはホールIC10の出力信号を保護(処理)する電子部品(図示せず)が実装(搭載)されて出力信号保護(処理)回路が組み立てられている。
保持部材30の有する円柱状栓体部32を貫通してL字状に折り曲げ形成(インサート成型)された複数本の導体50の末端部が基板70にそれぞれ接続され、導体50の先端部がコネクタピン51として保持部材30の有するコネクタ部33の内側ハウジング内に突出している。なお、導体50はホールIC10により検出された出力信号を外部に導出するためのものである。基板70は、導体50(保持部材30と一体)が貫通して半田固定されることで支持部31の上辺部に固定支持される。そしてホールIC10は、端子11が基板70に半田固定されることで支持部31先端部の凹部39内に固定的に保持される。
ケース20は、有底円筒状で一端が開口部となっており、保持部材30と嵌合する構造となっている。保持部材30の円柱状栓体部32には、くびれ部34が形成されており、このくびれ部34にはゴム等の水密封止用弾性体としてのOリング35が装着されている。そして、円柱状栓体部32の外側にケース20を被せることで、ケース20内部が水密封止される。なお、ケース20にはフランジ部21が一体に形成され、フランジ部21の内側にブッシュ22が嵌合固定されている。また、ケース20の外周部(フランジ部21の前側)には移動体検出装置100を相手側に取り付けるためにOリング取付け溝45が形成されており、その周囲にゴム等の水密封止用弾性体としてのOリング46が装着されている。
図3及び図4において、ホールIC10のセンシングポイント(ホール素子の位置)とバイアス磁石40及びヨーク60との相互関係について説明する。
図3は1つのホール素子を内蔵したホールICを用いる場合であって、図3(A),(B)は従来例に相当する構成で、バイアス磁石の磁極面と同面積かつ同形状の正方形状のヨークを、バイアス磁石の磁極面に重ねたものであり、ヨーク平面のx方向及びこれに直交するy方向の中心0を通過してxy方向に垂直なz方向上にホールICのセンシングポイントを位置させている。
図3(C),(D)は第1の実施の形態に係る場合であり、x方向の長さがバイアス磁石40の磁極面の同方向長さよりも大きく、y方向の長さは磁極面の同方向長さに等しい長方形状のヨーク60を、相互の中心が一致するようにバイアス磁石40の磁極面に重ねたものであり、ヨーク平面の中心0を通過するz方向上にホールIC10のセンシングポイントを位置させている。なお、通常の使用方法では、x方向は、図2に示した軟磁性体歯車1の外周面の移動方向を向いている。
移動体検出装置100は、図2に示されるように、ホールIC10が検知対象移動体の例示である軟磁性体歯車1の外周面に対向するように支持された状態で使用される。歯車1の歯は紙面に垂直な方向に移動する。そして、歯車1がセンシングポイントに近いか、遠いかによってセンシングポイントにおける磁界が変化し、これをホール素子で検出する。
図3(C),(D)の構成とすれば、バイアス磁石40、ヨーク60及びホールIC10のx方向の相互の位置ずれに起因するセンシングポイントにおけるz方向磁束密度の変動が従来例に比較して緩和される。このことは後述のシミュレーションにおいて説明するが、前記位置ずれによる最大検出距離の製品ばらつきの低減に有効である。
図4は2つのホール素子を内蔵した差動型ホールICを用いる場合であって、図4(A),(B)は従来例に相当する構成で、バイアス磁石の磁極面と同面積かつ同形状の正方形状のヨークを、バイアス磁石の磁極面に重ねたものであり、ヨーク平面のx方向及びこれに直交するy方向の中心0を通過してxy方向に垂直なz方向上にホールICの2つのセンシングポイントの中間点(2分割点)を位置させている。
図4(C),(D)は第1の実施の形態に係る場合であり、x方向の長さがバイアス磁石40の磁極面の同方向長さよりも大きく、y方向の長さは磁極面の同方向長さに等しい長方形状のヨーク60を、相互の中心が一致するようにバイアス磁石の磁極面に重ねたものであり、ヨーク平面の中心0を通過するz方向上にホールIC10の2つのセンシングポイントの中間点(2分割点)を位置させている。x方向はホールIC10の2つのセンシングポイント(2つのホール素子)を結ぶ直線に平行に設定される。また、通常の使用方法では、x方向及び2つのセンシングポイントを結ぶ直線方向は、図2の示した軟磁性体歯車1の外周面の移動方向を向いている。
図4(C),(D)の構成のように、2つのセンシングポイント(2つのホール素子)を結ぶ直線に平行な方向(つまりx方向)のヨーク長さをバイアス磁石40の磁極面の同方向長さよりも大きくすることで、バイアス磁石40、ヨーク60及びホールIC10のx方向の相互の位置ずれに起因するセンシングポイントにおけるz方向磁束密度の変動が従来例に比較して緩和される。このことは後述するシミュレーションにおいて説明するが、前記位置ずれによる最大検出距離の製品ばらつきの低減に有効である。
図5(A),(B),(C)は、本発明の第2の実施の形態に係る移動体検出装置200の要部構成構成を、図6(A),(B)は移動体検出装置200の全体構成をそれぞれ示す。これらの図に示すように、移動体検出装置200は、保持部材を兼ねたケース25内に、ホールIC10(本実施の形態では表面実装型のもの)と、バイアス磁石40と、バイアス磁石40の磁極面に対面(密着)したヨーク60と、基板70とを収納したものである。なお、軟磁性体のヨーク60はバイアス磁石40の磁極面とは異なる形状(例えば、磁極面よりも大きな面積)であり、磁極面からはみ出した部分を有する。
ケース25は、例えば絶縁樹脂製であり、有底で一方が開口した構造を持ち、基板挿入穴26及び磁石・ヨーク挿入穴27を有している。磁石・ヨーク挿入穴27は磁石挿入部27a及びヨーク挿入部27bとからなっている。そして、バイアス磁石40は磁石・ヨーク挿入穴27の磁石挿入部27a内に挿入保持され、ヨーク60は、ヨーク挿入部27b内に挿入保持される。
基板70にはホールIC10が表面実装されて固着され、さらにホールIC10の出力信号を保護(処理)する電子部品(図示せず)が実装(搭載)されて出力信号保護(処理)回路が組み立てられている。また、基板70の一方の端部には複数本のリード線55が固定されている。それらのリード線55は、ホールIC10により検出された出力信号を外部に導出するためのものである。ホールIC10や、電子部品、リード線55等を搭載した基板70は基板挿入穴26に挿入保持される。
最後に、図6(B)のように、封止樹脂29をケース25内に充填することで、ケース25の開口は封止され、ケース25内のホールIC10や、バイアス磁石40、ヨーク60等は位置決め固定されることになる。ケース内において、バイアス磁石40及びヨーク60は、ホールIC10の近傍に位置し、ホールIC10にバイアス磁界を印加している。例えば、1つのホール素子を内蔵したホールICを用いる場合には図3(C),(D)の配置とし、2つのホール素子を内蔵したホールICを用いる場合には図4(C),(D)の配置とする。
移動体検出装置200は、図6(B)に示されるように、ホールIC10が検知対象移動体の例示である軟磁性体歯車1の外周面に対向するように支持された状態で使用される。歯車1の歯は紙面に垂直な方向に移動する。
この第2の実施の形態の場合も、第1の実施の形態とはケース構造が異なるが、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
図7は第1及び第2実施の形態で使用できるその他のヨーク形状の例示であり、対比のために従来例に相当する構成も併せて示す。
図7(A−1),(A−2)は、従来例に相当するモデル:Y05であり、角柱状のバイアス磁石に対してバイアス磁石の磁極面と同面積かつ同形状の正方形板状のヨークを重ねた構成である。
図7(B−1),(B−2)は第1及び第2実施の形態で使用できるモデル:YMA1であり、xy方向の長さがバイアス磁石の磁極面の長さと同じ正方形板状部に加えて、x方向の両側に帯状(矩形板状)のはみ出し部を有することでx方向長さが前記磁極面よりも大きくなったヨークを、角柱状のバイアス磁石に重ねた構成である。
図7(C−1),(C−2)は第1及び第2実施の形態で使用できるモデル:YMA2であり、xy方向の長さがバイアス磁石の磁極面の長さと同じ正方形板状部に加えて、x方向の両側にさらに長い帯状(矩形板状)のはみ出し部を有することでx方向長さが前記磁極面よりも大きくなったヨークを、角柱状のバイアス磁石に重ねた構成である。
図7(D−1),(D−2)は第1及び第2実施の形態で使用できるモデル:YMB1であり、xy方向の長さがバイアス磁石の磁極面の長さと同じ正方形板状部に加えて、x方向の両側に三角形板状のはみ出し部を有することでx方向長さが前記磁極面よりも大きくなったヨークを、角柱状のバイアス磁石に重ねた構成である。
図7(E−1),(E−2)は第1及び第2実施の形態で使用できるモデル:YMC1であり、xy方向の長さがバイアス磁石の磁極面の長さと同じ正方形板状部に加えて、x方向の両側に円弧板状のはみ出し部を有することでx方向長さが前記磁極面よりも大きくなったヨークを、角柱状のバイアス磁石に重ねた構成である。
図7(F−1),(F−2)は第1及び第2実施の形態で使用できるモデル:YMD1であり、y方向の長さがバイアス磁石の磁極面の長さよりも短く、x方向長さが前記磁極面よりも大きい長方形板状のヨークを、角柱状のバイアス磁石に重ねた構成である。
図7(G−1),(G−2)は従来例に相当するモデル:YC05であり、円柱状のバイアス磁石に対してバイアス磁石の磁極面と同面積かつ同形状の円板形状のヨークを重ねた構成である。
図7(H−1),(H−2)は第1及び第2実施の形態で使用できるモデル:YC07であり、円柱状のバイアス磁石に対してバイアス磁石の磁極面よりも大径の円板形状のヨークを重ねた構成である。
以下、図8〜図12でヨーク形状別シミュレーション結果の比較、検討を行う。
図8は、角柱状バイアス磁石と長方形板状のヨーク間にセンターずれがない状態におけるヨーク形状別シミュレーション結果を示す。図8(A)はシミュレーションモデル概念図であり、モデルY01〜Y11の場合は、角柱状バイアス磁石(磁極面のx方向寸法:5mm、y方向寸法:5mm、z方向の磁石厚み:3mm)を用い、その磁極面に密着させて長方形板状のヨーク(感磁素子(実施の形態の場合にはホール素子)に対向する平面のx方向寸法:1〜15mm、y方向寸法:5mm=一定、z方向の磁石厚み:1mm=一定)を配置した場合である。素子(センシングポイント)と対面するヨーク平面との間隔dzは、ホールICのパッケージ肉厚、保持部材(ケース)、基板等の厚みを考慮して2.1mmと仮定してz方向磁束密度Bzを計算する。また、モデルY00はヨークの無い場合であって、同じ形状寸法のバイアス磁石の磁極面と素子(センシングポイント)との間隔dzmgは3.1mmと仮定してBzを計算する。
図8(B)は同図(A)のシミュレーションモデル概念図のように、ヨーク表面からdz離れた高さのx=−2.5〜+2.5mm、y=0でのBzの分布を各モデルについて計算した結果を示す表である。ホールICのパッケージ肉厚、保持部材(ケース)、基板等の厚みを考慮してdz=2.1mmとした。ヨークの無いモデルY00の場合、バイアス磁石の磁極面からdzmg(=3.1mm)離れた高さとした。
図8(C)は同図(B)の計算結果をグラフ表示としたものであり、モデルY00〜Y05までは山形カーブであり、ヨーク幅(x方向)を磁極面幅(x方向)よりも大きくなるように広げていくと、Bzはx方向位置にかかわらず均一に近づいていく。ヨークx方向長さがバイアス磁石よりも大きなモデルY06〜Y11では、ヨークx方向長さがバイアス磁石と同じモデルY05よりもかなり平坦に近くなっていることがわかる。換言すれば、バイアス磁石の磁極面のx方向長さの1.2倍以上のヨーク幅とすることが有効であると言える。
従って、ヨーク幅(x方向)をバイアス磁石の磁極面幅(x方向)よりも大きくすることによって、バイアス磁石及びヨークに対するホールIC等の感磁素子の配置がx方向にずれても、感磁素子位置でのバイアス磁界の変動が少なく、製品ばらつきの発生抑制に寄与できる。
なお、ホールICのパッケージにヨークを接するように配置する場合を考慮し、素子に対向するヨーク平面からdz=1.0mm離れた位置でのz方向磁束密度Bz分布も計算したが、図8とほぼ同様の結果が得られた。
図9は2つの素子(例えば、2つのホール素子を内蔵するホールIC)とヨーク間にセンターずれが存在する場合(バイアス磁石とヨーク間にはずれ無し)の2つの素子位置(2つのセンシングポイント)におけるBzの差ΔBzを考察したものである。図9(A)は2つの素子位置(2つのセンシングポイント)におけるBzの差ΔBzの求め方を示しており、2つの素子とヨーク間にセンターずれが存在しないときは2つの素子位置の中間点(2分割点)がx方向位置の0.0に合致している。ここでは、dz=2.1mmのとき、素子間隔2mmに対してx方向に組み付け誤差0.2mmが発生した場合を考察しており、2つの素子位置の中間点(2分割点)がx方向位置0.0から0.2mmずれる。従って、2つの素子はx=1.2mmとx=−0.8mmの位置となる。そして、図8(C)で求めた各モデルのBzの分布曲線から2つの素子位置でのBzの差ΔBzが求まる。図9(A)ではモデルY05とY06を例示しており、モデルY05(従来例)では2つの素子位置でのBzの差ΔBzは、Bz分布が山形の曲線であるため大きな値となるのに比べ、モデルY06ではBz分布が平坦に近づくため小さな値となっているのがわかる。
図9(B)はモデルY00〜Y11についてΔBz及び|ΔBz|を計算した表である。また図9(C)はモデルY00〜Y11のx方向ヨーク幅とΔBzとの関係をグラフで表したものである。これらの結果から、モデルY06以上のx方向ヨーク幅になると、ΔBzが急減することがわかる。換言すれば、バイアス磁石の磁極面のx方向長さ5mmに対してx方向ヨーク幅6mm以上(つまり、バイアス磁石の磁極面のx方向長さの1.2倍以上のx方向ヨーク幅)とすることで、ΔBzを大幅に低減できる。さらに、モデルY07以上のx方向ヨーク幅(バイアス磁石の磁極面のx方向長さの1.4倍以上のx方向ヨーク幅)とすれば、ΔBzをゼロ近傍に抑制可能である。
これらΔBzの大きさが、2つのホール素子を内蔵するホールICのアナログ信号のオフセット分となる。これを小さくすることで、ホールIC出力のハイレベルとローレベルの切り替わりの閾値に対する余裕度が大きくなり、製品ばらつきを考慮したときの最大検出距離を伸ばすことができる。
図10は角柱状バイアス磁石と長方形板状のヨーク間にセンターずれが存在する場合の各モデルY01S〜Y11S(Y01〜Y11のヨーク中心をバイアス磁石中心に対してx方向に0.5mmずらしたもの)についてx方向位置とz方向磁束密度Bzとの関係を示すヨーク形状別Bz分布図である。モデルY06S以上のx方向ヨーク幅の場合、Bz分布が均一化されるので、x方向の位置ずれの影響は抑制されることがわかる。
図11は角柱状バイアス磁石と長方形板状のヨーク間にセンターずれが存在し、かつ2つの素子(例えば、2つのホール素子を内蔵するホールIC)とヨーク間にセンターずれが存在する場合を考察したものであって、同図(A),(B)はバイアス磁石、ヨーク及び2つの素子の位置ずれの1例を示している。なお、ヨークのx方向長さが、バイアス磁石の磁極面の同方向長さよりもある程度以上大きい場合には、磁極面はヨークで覆われることになる。
図11(C)は上記位置ずれのある各モデルY00S〜Y11S(それぞれヨークに対して磁石がx方向に−0.5mmずれ、かつヨークに対して2つの素子がx方向に+0.2mmずれている)のΔBz及び|ΔBz|を、バイアス磁石とヨーク間にずれの無いモデルY00〜Y11(但し、ヨークに対して2つの素子がx方向に+0.2mmずれている)と対比して示す表であり、同図(D)はY01S〜Y11Sのx方向ヨーク幅とΔBzとの関係を、バイアス磁石とヨーク間にずれの無いモデルY00〜Y11と対比して示すグラフである。
図11(D)からバイアス磁石とヨーク間にセンターずれが存在し、かつ2つの素子とヨーク間にセンターずれが存在する場合には、バイアス磁石とヨーク間にセンターずれが存在しない場合に比較してΔBzは大きくなるが、Y06S(x方向ヨーク幅6mm)以上のヨーク幅のモデルに関してはΔBzの大きさの差はかなり減少している。換言すれば、バイアス磁石の磁極面のx方向長さ5mmに対してx方向ヨーク幅6mm以上(つまり、バイアス磁石の磁極面のx方向長さの1.2倍以上のx方向ヨーク幅)とすることで、ΔBzを大幅に低減できる。とくにY07S(x方向ヨーク幅7mm、つまりバイアス磁石の磁極面のx方向長さの1.4倍)以上のヨーク幅のモデルの場合には殆どΔBzの大きさに差異はなくなっていることがわかる。
図12はヨーク形状を長方形板状以外にした場合であっても、バイアス磁石の磁極面の特定方向(例えばx方向)の長さよりも、ヨークの同方向の長さの方が大きい場合には
ΔBzを低減可能であることを示す。図12(A)は、図7において例示した多様な形状のモデルを含むY05,Y07,YMA1,YMA2,YMB1,YMC1,YMD1,YC05,YC07に関して、x方向位置とz方向磁束密度Bzとの関係を示すヨーク形状別Bz分布図であり、従来例に相当するモデルY05,YC05に比べて、他のモデルはBz分布が均一化されていることがわかる。
図12(B)は2つの素子(例えば、2つのホール素子を内蔵するホールIC)とヨーク間に図9(A)で説明したセンターずれ(0.2mm)が存在する場合のΔBz及び|ΔBz|を示す表であり、従来例に相当するモデルY05,YC05に比べて、他のモデルのΔBzは小さくなっている。
以上説明したように、第1又は第2の実施の形態に係る移動体検出装置100,200の構成によれば、以下の効果を奏することができる。
(1) ヨーク60の特定方向(例えばx方向)長さをバイアス磁石40の同方向の長さよりも大きくすることで、感磁素子、永久磁石及びヨーク相互の特定方向位置のばらつきに起因する感磁素子位置での磁界変動を抑制することができ、ひいては最大検出距離の製品ばらつきの低減を図ることが可能である。
(2) とくに、図9(C)や図11(D)のヨーク幅と2素子間磁束密度差ΔBzの関係から、バイアス磁石の磁極面のx方向長さ5mmに対してx方向ヨーク幅6mm以上、つまり、バイアス磁石の磁極面のx方向長さの1.2倍以上のx方向ヨーク幅とすることで、ΔBzを大幅に低減でき、素子、バイアス磁石、ヨーク相互間に位置ずれがあっても、従来例と同等以上の磁気検出特性が得られる。
(3) また、移動体検出装置100,200の使用中に振動や衝撃が加わり、感磁素子、バイアス磁石40及びヨーク60の相互位置関係が変化してしまっても、感磁素子への印加磁界変動を小さく抑えることが可能であり、その結果、振動や衝撃に起因する誤動作を抑制できる効果がある。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。
上記の説明では、バイアス磁石は角柱状や円柱状を例示したが、この形状に限定されるものではない。また、ヨーク形状も図7に例示したものに限られず、バイアス磁石の磁極面の特定方向の長さよりも、前記ヨークの同方向の長さの方が大きければ、前記特定方向の磁石、ヨーク、素子相互間の位置ずれに対して有効である。さらに、感磁素子としてホール素子の場合に言及したが、磁気抵抗効果素子等を使用してもよいことは明らかである。ヨークはバイアス磁石に密着している場合を例示したが、両者間に隙間があってもよい。
1 軟磁性体歯車
10 ホールIC
20,25 ケース
26 基板挿入穴
27 磁石・ヨーク挿入穴
30 保持部材
31 支持部
32 円柱状栓体部
33 コネクタ部
36 挿入穴
40 バイアス磁石
50 導体
51 コネクタピン
55 リード線
60 ヨーク
70 基板
100,200 移動体検出装置

Claims (5)

  1. 感磁素子と、バイアス磁界発生用の永久磁石と、前記感磁素子と前記永久磁石との間に配置されたヨークとを備え、
    前記ヨークは前記永久磁石の磁極面に対面し、かつ前記感磁素子側の面と前記永久磁石側の面が共に全体的に平面であり
    前記永久磁石の磁極面と平行な平面内で相互に直交する2方向をx方向及びy方向としたとき、記磁極面の方向の長さよりも、所定のy方向範囲における前記ヨークの方向の長さの方が大きく、
    前記感磁素子のセンシングポイントのy方向位置が前記所定のy方向範囲内にある、移動体検出装置。
  2. 2つの感磁素子と、バイアス磁界発生用の永久磁石と、前記2つの感磁素子と前記永久磁石との間に配置されたヨークとを備え、
    前記ヨークは前記永久磁石の磁極面に対面し、かつ前記感磁素子側の面と前記永久磁石側の面が共に全体的に平面であり
    前記永久磁石の磁極面と平行な平面内で相互に直交する2方向をx方向及びy方向としたとき、前記2つの感磁素子を結ぶ直線方向がx方向と平行であり、前記磁極面のx方向の長さよりも、所定のy方向範囲における前記ヨークの方向の長さの方が大きく、
    前記2つの感磁素子のセンシングポイントのy方向位置が前記所定のy方向範囲内にある、移動体検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の移動体検出装置において、前記所定のy方向範囲内における前記ヨークのx方向の長さが、前記磁極面の方向の長さの1.2倍以上である、移動体検出装置。
  4. 請求項1からのいずれかに記載の移動体検出装置において、前記感磁素子、前記永久磁石及び前記ヨークを保持する保持部材を備え、前記保持部材は前記永久磁石及び前記ヨークが挿入される挿入穴を有する、移動体検出装置。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の移動体検出装置において、前記感磁素子は表面実装型感磁素子であって基板に固着され、前記基板が前記保持部材で保持されている、移動体検出装置。
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