JP5054680B2 - 半導体デバイス - Google Patents

半導体デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP5054680B2
JP5054680B2 JP2008517255A JP2008517255A JP5054680B2 JP 5054680 B2 JP5054680 B2 JP 5054680B2 JP 2008517255 A JP2008517255 A JP 2008517255A JP 2008517255 A JP2008517255 A JP 2008517255A JP 5054680 B2 JP5054680 B2 JP 5054680B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
organic semiconductor
bank
drain electrode
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008517255A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008075625A1 (ja
Inventor
英博 吉田
久雄 永井
嘉朗 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008517255A priority Critical patent/JP5054680B2/ja
Publication of JPWO2008075625A1 publication Critical patent/JPWO2008075625A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5054680B2 publication Critical patent/JP5054680B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K19/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic element specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, covered by group H10K10/00
    • H10K19/10Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic element specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, covered by group H10K10/00 comprising field-effect transistors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K10/00Organic devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching; Organic capacitors or resistors having a potential-jump barrier or a surface barrier
    • H10K10/40Organic transistors
    • H10K10/46Field-effect transistors, e.g. organic thin-film transistors [OTFT]
    • H10K10/462Insulated gate field-effect transistors [IGFETs]
    • H10K10/464Lateral top-gate IGFETs comprising only a single gate
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K10/00Organic devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching; Organic capacitors or resistors having a potential-jump barrier or a surface barrier
    • H10K10/40Organic transistors
    • H10K10/46Field-effect transistors, e.g. organic thin-film transistors [OTFT]
    • H10K10/462Insulated gate field-effect transistors [IGFETs]
    • H10K10/466Lateral bottom-gate IGFETs comprising only a single gate
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/10OLED displays
    • H10K59/12Active-matrix OLED [AMOLED] displays
    • H10K59/121Active-matrix OLED [AMOLED] displays characterised by the geometry or disposition of pixel elements
    • H10K59/1213Active-matrix OLED [AMOLED] displays characterised by the geometry or disposition of pixel elements the pixel elements being TFTs
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
    • H10K71/10Deposition of organic active material
    • H10K71/12Deposition of organic active material using liquid deposition, e.g. spin coating

Description

本発明は半導体デバイスおよびその製造方法に関する。
活性層として有機半導体を利用した半導体デバイスが注目されている。有機半導体を用いた半導体デバイスは、有機半導体を低温で塗布することで活性層を形成することが可能であるため、低コスト化にも有利である。さらに活性層だけでなく、ゲート絶縁膜層、ソース電極およびドレイン電極、さらにゲート電極をも、塗布可能な材料を塗布パターニングして形成することが可能となっている。
塗布法で活性層などを形成すれば、製造コストの低減が実現され、さらにプラスチック等の耐熱性のないフレキシブルな基板を用いて半導体デバイスを製造することも可能となる。
インクジェット等の塗布法では、粘度の低い材料を基板等に塗布する。粘度の低い材料を塗布法でパターニングするためには、塗布する領域を規定する物理的な境界が必要となる。そこで、インクジェット法などの塗布法において、塗布する領域の周辺にバンクを形成する方法が提案されている。
特許文献1には、基板上にナノインプリントで形成したバンクによって規定されたソース電極およびドレイン電極の領域に、電極材料を塗布し、電極を形成する方法が記載されている(特許文献1参照)。
また、特許文献2には、基板上にフォトリソグラフィ法で形成したバンクによって規定されたソース電極、ドレイン電極および活性層の領域に、電極材料、有機半導体を塗布することで有機半導体素子を製造する方法が記載されている(特許文献2参照)。
特開2007−35981号公報 特開2006−245582号公報
有機ELディスプレイには、マトリックス状に配置された複数の有機発光素子が含まれる。有機発光素子を駆動するために、通常は、互いに接続された2以上の有機半導体素子(TFT)が必要とされる。2以上の有機半導体素子には、少なくとも1のドライビングTFTと1のスイッチングTFTとが含まれる。一般的にスイッチングTFTのドレイン電極と、ドライビングTFTのゲート電極とが導電層により連結される。さらに、ドライビングTFTのドレイン電極と、有機発光素子の画素電極とが導電層により連結される。これまで2つのTFTを連結する導電層を塗布法で形成することは試みられておらず、コンタクトホールを介して連結したりしていた。
本発明は、2以上の有機半導体素子(例えば、スイッチングTFTとドライビングTFT)を含む半導体デバイスを、簡便なプロセスで製造することを目的とする。つまり、一の有機半導体素子のソース電極またはドレイン電極を、他の有機半導体素子のゲート電極とともに塗布形成することにより、簡便なプロセスで、2つ以上の有機半導体素子を含む半導体デバイスを製造する。それにより、有機ELデバイスも簡便なプロセスで製造する。
すなわち本発明の第一は、以下に示す半導体デバイスに関する。
[1] 基板表面に配置されたソース電極およびドレイン電極;前記ソース電極と前記ドレイン電極とを分断するチャネルギャップ;前記ソース電極および前記ドレイン電極、ならびに前記チャネルギャップ上に配置された有機半導体層;前記有機半導体層上に配置された絶縁膜;前記絶縁膜状に配置されたゲート電極;および前記有機半導体層を規定するバンクを有し、
前記バンクの前記基板表面からの高さは、前記チャネルギャップの基板表面からの高さよりも高く、かつ前記バンクには溝が形成されている有機半導体素子Aと、
前記有機半導体素子Aのバンクに形成された溝を介して、前記有機半導体素子Aのゲート電極と接続しているソース電極またはドレイン電極を有する有機半導体素子Bとを含む、半導体デバイス。
[2] 前記有機半導体素子Aのゲート電極と、前記有機半導体素子Bのソース電極またはドレイン電極とは、同一平面上にある、[1]に記載の半導体デバイス。
[3] 前記有機半導体素子Bは、前記基板表面に配置されたゲート電極;前記ゲート電極上に配置された絶縁膜;前記絶縁膜上に配置されたソース電極およびドレイン電極;前記ソース電極およびドレイン電極上に配置された有機半導体層;および前記有機半導体層を規定するバンクを有し、
前記有機半導体素子Bのバンクには、前記有機半導体素子Aのバンクの溝と連通している溝が形成されており、
当該連通している溝を介して、前記有機半導体素子Aのゲート電極と、前記有機半導体素子Bのソース電極またはドレイン電極とが接続している、[1]に記載の半導体デバイス。
[4] 前記溝の幅は、3〜200μmである、[1]に記載の半導体デバイス。
[5] 基板表面に配置されたソース電極およびドレイン電極;前記ソース電極と前記ドレイン電極とを分断するチャネルギャップ;前記ソース電極および前記ドレイン電極、ならびに前記チャネルギャップ上に配置された有機半導体層;前記有機半導体層上に配置された絶縁膜;前記絶縁膜状に配置されたゲート電極;ならびに前記有機半導体層を規定するバンクを有し、前記バンクの前記基板表面からの高さは、前記チャネルギャップの基板表面からの高さよりも高く、かつ前記バンクには開口部が形成されている有機半導体素子Aと、前記有機半導体素子Aのバンクに形成された開口部を介して、前記有機半導体素子Aのソース電極またはドレイン電極と接続しているゲート電極を有する有機半導体素子Bとを含む、半導体デバイス。
[6] 前記有機半導体素子Aのソース電極またはドレイン電極と、前記有機半導体素子Bのゲート電極とは、同一平面上にある、[5]に記載の半導体デバイス。
[7] 前記有機半導体素子Bは、前記基板表面に配置されたゲート電極;前記ゲート電極上に配置された絶縁膜;前記絶縁膜上に配置されたソース電極およびドレイン電極;前記ソース電極およびドレイン電極上に配置された有機半導体層;および前記有機半導体層を規定するバンクを有し、前記有機半導体素子Bのバンクには、前記有機半導体素子Aのバンクの開口部と連通している開口部が形成されており、該連通している開口部を介して、前記有機半導体素子Aのソース電極またはドレイン電極と、前記有機半導体素子Bのゲート電極とが接続している、[5]に記載の半導体デバイス。
[8]前記開口部の幅は3〜200μmであり、高さは20〜200nmである[5]に記載の半導体デバイス。
さらに本発明の第二は、以下に示す有機ELデバイスに関する。
[9] [1]に記載の半導体デバイス、および前記半導体素子Aのドレイン電極に接続された画素電極を有する有機発光素子を含む、有機ELデバイス。
[10] [5]に記載の半導体デバイス、および前記半導体素子Bのドレイン電極に接続された画素電極を有する有機発光素子を含む、有機ELデバイス。
ドライビングTFTとスイッチングTFTとを接続する導電層を塗布法で形成することで、簡便な有機半導体デバイスの製造方法を提供し、併せて安価な有機半導体デバイスを提供することができる。
本発明の半導体デバイスは、有機半導体素子A(以下「素子A」ともいう)および有機半導体素子B(以下「素子B」ともいう)を有し、素子Aのゲート電極またはドレイン電極等と素子Bのドレイン電極等またはゲート電極とが連結されている。
1.有機半導体素子Aについて
本発明の半導体デバイスにおける素子Aは、ソース電極およびドレイン電極、チャネルギャップ、有機半導体層、ゲート絶縁膜およびバンクを有する。素子Aは、トップゲート型のTFT素子である。
基板は、絶縁材質からなる基板である。絶縁材質の例には、ガラスや樹脂が含まれる。樹脂の例には、ポリエチレンテレフタレート(polyethyleneterephthalate;PET)、ポリエチレンナフタレート(polyethylenenaphthalate;PEN)、ポリエーテルスルホン(polyethersulfone;PES)、ポリエーテルイミド(polyetherimide)、ポリフェニレンスルフィド(polyphenylenesulfide;PPS)、ポリアリレート(polyary late)、ポリイミド(polyimide)、ポリカーボネート(polycarbonate;PC)、ポリアクリレート(polyacrylate;PAR)、セルローストリアセテート(cellulosetriacetate)、セルロースアセテートプロピオン酸塩(celluloseacetatepropionate;CAP)などが含まれる。
基板は、インプリント加工できる基板であることが好ましく、したがって樹脂基板であることが好ましい。
ソース電極及びドレイン電極は、基板上に配置された導電層である。ソース電極およびドレイン電極の材質は、伝導性高分子や金属のいずれでもよい。伝導性高分の例には、ポリエチレンジオキシチオフェン(polyehylenedioxythiophene;PEDOT)やポリアニリン(polyaniline;PANI)などが含まれる。
金属の例には、AgやCu、Au、Ptなどが含まれる。ソース電極およびドレイン電極の厚さは適宜選択されるが、20〜200nmであることが好ましい。
ソースおよびドレイン電極は、例えば、金属ナノパーティクルまたはカーボンナノパーティクルおよび有機バインダーを含む物質を、後述するチャネルギャップとバンクによって規定される領域に塗布した後に、焼成することによって形成される。金属ナノパーティクルの例には、AgナノパーティクルやCuナノパーティクル、Auナノパーティクル、またはPtナノパーティクルなどが含まれる。
チャネルギャップは、基板上のソース電極とドレイン電極との間に配置される絶縁性の部材である。チャネルギャップおよび後述するバンクによって、ソース電極およびドレイン電極の領域を規定する。チャネルギャップの材質は、基板の材質と同じであってよい。チャネルギャップの高さは0.01〜10μmであることが好ましい。チャネルギャップの幅(ソース電極とドレイン電極との間隔)は、1〜5μmであることが好ましい。
チャネルギャップは、フォトリソグラフィによって基板上に形成されていてもよいが、好ましくは、基板をインプリント加工することによりバンク(後述)とともに形成される。インプリント加工には、熱インプリント加工と、光インプリント加工とがある。熱インプリント加工は加熱された基板を金型でプレスして成形する技術であり、光インプリント加工は基板上に滴下された光硬化樹脂を金型で形成し、露光・効果させる技術である。いずれにしても、インプリント加工は、インプリント用金具でプレスすることで行われる。チャネルギャップおよびバンクをインプリントで形成することで、フォトリソグラフィプロセスを用いることなく、ソース電極、ドレイン電極および有機半導体層の領域をパターニングすることができる。そのため、半導体デバイスのばらつきを削減するとともに、大幅なコスト削減を図ることができる。
有機半導体層は、バンク(後述)によって規定される領域内であって、ソース電極、ドレイン電極およびチャネルギャップの上に配置される。
有機半導体層の材質の例には、ペンタセン(pentacene)やテトラセン(tetracene)、アントラセン(anthracene)、ナフタレン(naphthalene)、アルファ−6−チオフェン(α−6−thiopene)、アルファ−4−チオフェン(α−4−thiopene)、ペリレン(perylene)およびその誘導体、ルブレン(rubrene)およびその誘導体、コロネン(coronene)およびその誘導体、ペリレンテトラカルボキシリックジイミド(perylenetetracarboxylicdiimide)及びその誘導体、ペリレンテトラカルボキシリックジアンハイドライド(perylenetetracarboxylicdianhydride)およびその誘導体、ポリパラペリレンビニレン及びその誘導体、ポリフローレン及びその誘導体、ポリパラフェニレン及びその誘導体、ナフタレンのオリゴアセン及びこれらの誘導体、アルファ−5−チオフェン(α−5−thiopene)のオリゴアセン及びこれらの誘導体、ピロメリティクジアンハイドライド及びその誘導体、ピロメリティクジイミド及びこれらの誘導体、パリレンテトラカルボン酸ジアンハイドライド、およびその誘導体、フタロシアニン(phthalocyanine)およびその誘導体、ナフタレンテトラカルボキシリクジイミド(naphthalenetetracarboxylicdiimide)およびその誘導体、ナフタレンテトラカルボキシリクジアンハイドライド(naphthalenetetracarboxylicdianhydride)およびその誘導体、置換または非置換されたチオフェン(thiophene)を含む共役系高分子誘導体、置換されたフルオレン(fluorene)を含む共役系高分子誘導体などが含まれる。有機半導体層の材質は可溶性ペンタセンであることが好ましい。
有機半導体層の厚さは特に制限されず、バンクの高さを超えないようにすればよいが、目安として2〜100nmである。
有機半導体層は、有機半導体材料を塗布して形成されることが好ましい。塗布の方法の例には、インクジェット法やディスペンス法などが含まれる。
ゲート絶縁膜は、有機半導体層上に配置された絶縁性の部材である。ゲート絶縁膜の材質は、無機物質であっても、絶縁性の有機物質であってもよい。絶縁性の有機物質の例には、ベンゾシクロブテン(benzocyclobutene;BCB)、ポリイミド、ポリビニルフェノール(polyvinylphenol)、パリレン(parylene)などが含まれる。ゲート絶縁膜の厚さは、適宜選択される。ゲート絶縁膜は、上記材質を有機半導体層上に例えばインクジェット法やディスペンサ法などによって塗布することで形成されてもよい。
ゲート電極は、ゲート絶縁膜上に配置される導電層である。ゲート電極の材質は、ソース電極またはドレイン電極と同じであってよい。
ゲート電極は、例えば金属ナノパーティクルまたはカーボンナノパーティクルおよび有機バインダーを含む物質を、後述するバンクによって規定される領域に塗布した後で焼成することによって形成される。金属ナノパーティクルの例には、AgナノパーティクルやCuナノパーティクル、Auナノパーティクル、Ptナノパーティクルなどが含まれる。
バンクは、有機半導体層およびゲート絶縁膜の領域を規定する絶縁性の部材である。バンクの材質は、基板と同じであることが好ましい。本発明におけるバンクの基板表面からの高さは、チャネルギャップよりも高いことが好ましい。バンクの高さ(深さ)は、0.1〜5μmであることが好ましい。
本発明の半導体デバイスのバンクには、溝または開口部が形成されていることを特徴とする。バンクの溝は、素子Aのゲート電極と、素子Bのドレイン電極またはソース電極(以下「ドレイン電極等」という)との接続を可能にする。バンクの溝は、素子Aのゲート電極と後述する素子Bのドレイン電極等とが連結できるように、バンクの一部に形成される。素子Aのゲート電極および素子Bのドレイン電極等は、同一平面上に連結することが好ましい。また、バンクの開口部は、素子Aのドレイン電極等と素子Bのゲート電極等との接続を可能にする。開口部は、素子Aのドレイン電極等と素子Bのゲート電極とが連結できるように、バンクの一部に形成される。素子Aのドレイン電極等および素子Bのゲート電極は、同一平面上に連結することが好ましい。
溝の幅は、塗布される有機半導体材料が、その溝に流入しない程度に狭いことが好ましい。一方で、塗布される電極(ソース・ドレイン電極またはゲート電極)材料は、その溝に流入することが好ましい。したがって、溝の幅は3〜200μmであることが好ましく、50〜100μmであることがより好ましい。
また溝の底面は、素子Aのゲート電極の底面、および素子Bのドレイン電極等の底面と同一平面になることが好ましい。これらが同一平面になれば、素子Aのゲート電極と素子Bのドレイン電極等とを塗布により一括して形成することができる。溝の深さは、バンクの深さによって異なるが、通常は0.1〜5μmである。
開口部の幅も3〜200μmであることが好ましく、50〜100μmであることがより好ましい。開口部の高さは20〜200nmであることが好ましい。
開口部の底面は、素子Aのドレイン電極等の底面、および素子Bのゲート電極等の底面と同一平面になることが好ましい。これらが同一平面になれば、素子Aのドレイン電極等と素子Bのゲート電極とを塗布により一括して形成することができる。
バンクおよびバンクに形成された溝は、上述したように、チャネルギャップとともにナノインプリントによって形成されることが好ましい。バンクをナノインプリントで形成することで、露光プロセスを用いることなく、有機半導体、絶縁膜およびゲート電極の領域層の領域をパターニングすることができ、有機半導体デバイスのばらつきを低減するとともに、製造コストも削減できる。
2.有機半導体素子Bについて
素子Bは、素子Aと同様に、基板、ゲート電極、ゲート絶縁膜、ソース電極およびドレイン電極、チャネルギャップ、有機半導体層、およびバンクをさらに有することが好ましい。それぞれの機能は、素子Aと同じであってよい。また素子Bは、通常はボトムゲートの有機TFT素子である。
基板の材質は素子Aの基板と同じあればよく、かつ一の基板を共用することが好ましい。
素子Bにおけるゲート電極は、基板上に配置されることが好ましい。ゲート電極の材質などは素子Aのゲート電極と同じでよい。後述するバンクが開口部を有する場合、ゲート電極は、素子Aのドレイン電極等と開口部を介して同一平面上に連結している。
ゲート絶縁膜はゲート電極上に配置される。絶縁膜の材質、厚さは素子Aのゲート絶縁膜と同じであってよい。
チャネルギャップは、絶縁膜上のソース電極とドレイン電極との間に形成される。チャネルギャップの高さおよび幅は素子Aのチャネルギャップと同じでよい。素子Bにおけるチャネルギャップの材質は、特に限定されず、絶縁膜と同じ材質であってもよい。素子Bにおけるチャネルギャップは、絶縁膜をナノインプリントすることで形成されることが好ましいが、フォトリソグラフィ法で形成されてもよい。
ソース電極およびドレイン電極はゲート絶縁膜上に配置される。ソース電極およびドレイン電極の材質は、素子Aのソース電極およびドレイン電極と同じであってよい。バンクが溝を有する場合、素子Bのドレイン電極等は、素子Aのゲート電極と溝を介して同一平面上に連結している。
バンクの高さは、素子Aのバンクと同じであってよい。バンクは、素子Aのバンクと同様に溝または開口部を有する。溝または開口部は、素子Aのバンクの溝または開口部と連結している。また、溝または開口部は、素子Aのゲート電極またはドレイン電極等と素子Bのドレイン電極等またはゲート電極とが連結するように形成される。素子Aのゲート電極またはドレイン電極等と素子Bのドレイン電極またはゲート電極とは、同一平面上で連結することが好ましい。溝の幅、深さ、および開口部の幅、高さは素子Aの溝および開口部と同じであってよい。
有機半導体層は、ソース電極、ドレイン電極およびチャネルギャップ上に配置される。有機半導体層の材質、厚さは素子Aの有機半導体層と同じであってよい。
3.素子Aおよび素子Bの関係について
本発明において、素子Aおよび素子Bは、基板上で互いに隣接して配置される。本発明では、素子Aのゲート電極と、素子Bのドレイン電極等とはバンクに形成された溝を介して同一平面上で連結していること、または、素子Aのドレイン電極等と、素子Bのゲート電極とは、開口部を介して同一平面上で連結していることを特徴とする。素子Aをトップゲート型有機TFTとし、素子Bをボトムゲート型有機TFTとすることで、それぞれの素子の構造を複雑にすることなく、素子Aのゲート電極またはドレイン電極等と素子Bのドレイン電極等またはゲート電極とを同一平面上で連結させることができる(図2および図7参照)。
このように、素子Aのゲート電極またはドレイン電極等と素子Bのドレイン電極等またはゲート電極とが連結した状態で同一平面に配置されることから、インクジェット法などで電極材料を塗布することで、両者を一括して形成することがでる。これにより、半導体デバイスの製造プロセス数を減少させることができる。
本発明の有機デバイスは、有機EL素子に適用することができる。つまり、素子Aまたは素子BをドライビングTFTとして用いて、素子Aまたは素子Bのドレイン電極に有機発光素子(画素電極、陰極およびそれに挟まれた有機発光層を含む)の画素電極を接続させる。それにより有機発光素子を駆動することができる(図9参照)。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。しかし、以下に説明する実施の形態は本発明の範囲を限定するものではない。
(実施の形態1)
実施の形態1ではバンクに溝を有する半導体デバイスについて説明する。図1は実施の形態1における半導体デバイスの平面図を示す。図2Aおよび図2Bは、実施の形態1における半導体デバイスの断面図を示す。
図1および図2において、半導体デバイス10は、トップゲート型TFT11、およびボトムゲート型TFT12を有する。
1.トップゲート型TFT11について
トップゲート型TFT11は、基板100、ソース電極210およびドレイン電極220、チャネルギャップ110、有機半導体層300、ゲート絶縁膜400、ゲート電極230およびバンク120を有する。
基板100は例えばPETフィルムである。ソース電極210およびドレイン電極220は、基板100上に配置される。ソース電極210およびドレイン電極220の材質は、例えば銀である。チャネルギャップ110は、ソース電極210とドレイン電極220との間に配置される。チャネルギャップの材質は例えばPETである。チャネルギャップの高さは0.01〜10μmで、幅は1〜50μmである。有機半導体層300は、ソース電極210、ドレイン電極220およびチャネルギャップ110上に配置される。ゲート絶縁膜400は有機半導体層300上に配置される。ゲート電極230は、ゲート絶縁膜400上に配置される。ゲート電極230の材質は例えば銀である。
バンク120は、ゲート電極230、ゲート絶縁膜400、有機半導体層300の領域を規定するように基板上に配置されている。またバンク120には溝130が形成されている(図1)。溝130は、後述するボトムゲート型TFT12の溝131と連結している(図2B)。溝130および溝131により、ゲート電極230と、ボトムゲート型TFT12のドレイン電極221とが同一平面上に連結して配置されることができる。
バンク120の高さは、0.1〜5μmである。バンクに形成された溝130の幅は3〜200μmであり、深さは0.1〜5μmである。バンク120の材質は例えばPETである。
2.ボトムゲート型TFT12について
ボトムゲート型TFT12は、基板100、ゲート電極231、ゲート絶縁膜401、ソース電極211およびドレイン電極221、チャネルギャップ111、有機半導体層301およびバンク121を有する。
ボトムゲート型TFT12の基板100は、トップゲート型TFT11の基板と同じであり、ボトムゲート型TFT12およびトップゲート型TFT11は基板100を共用している。ゲート電極231は、基板100上に配置される。ゲート電極231の材質は例えば銀である。ゲート絶縁膜401はゲート電極231上に配置される。ソース電極211およびドレイン電極221は、ゲート絶縁膜401上に配置される。ソース電極211およびドレイン電極221の材質は、例えば銀である。
チャネルギャップ111は、ソース電極211とドレイン電極221との間に配置される。チャネルギャップの高さは0.01〜10μmで、幅は1〜50μmである。チャネルギャップ111は、絶縁膜401と同じ材質であっても、異なる材質であってもよい。有機半導体層301は、ソース電極211、ドレイン電極221およびチャネルギャップ111上に配置される。
バンク121は、ゲート電極231、ゲート絶縁膜401、有機半導体層301の領域を規定するように基板上に配置されている。またバンク121には溝131が形成されている。溝131は、前述したトップゲート型TFT11の溝130と連結している(図1)。溝131および溝130により、ゲート電極230と、ドレイン電極221とが同一平面上に連結して配置されることができる。バンク121に形成された溝131の幅は溝130と同じであることが好ましい。深さも、溝130と同じであることが好ましい。
3.半導体デバイス10の製造方法について
半導体デバイス10の製造方法は、例えば、
1)基板100を、インプリント加工により適切に成形するステップ(図3A)、
2)トップゲート型TFT11の、ソース電極210、ドレイン電極220、チャネルギャップ110、有機半導体層300、およびゲート絶縁膜400を形成し;かつボトムゲート型TFT12の、ゲート電極231、ゲート絶縁膜401、およびチャネルギャップ111を形成するステップ(図3B)、
3)ゲート電極230、ドレイン電極221およびソース電極211を形成するステップ(図3C)、
4)有機半導体層301を形成するステップ(図3D)、を有する。
1)ステップは、基板100をインプリント加工することにより、トップゲート型TFT11のバンクとチャネルギャップ110と、バンク120を形成し、ボトムゲート型TFT12のバンク121や、場合によってはゲート電極が形成されるべき領域を規定するくぼみを形成してもよい。インプリント金型は、例えば、シリコン、二酸化シリコンまたはカーボンからなる。
2)ステップは、a)トップゲート型TFT11の部材を形成すること、および(図4A〜D)、b)ボトムゲート型TFT12の部材を形成すること(図5A〜D)を含む。以下a)とb)に分けて説明する。
a)について
まず基板100にインプリント金型をプレスし、チャネルギャップ110およびバンク120を形成する(図4A)。インプリント金型は、例えば、シリコン、二酸化シリコンまたはカーボンからなる。
インプリントによって形成されたチャネルギャップ110の上表面を、撥液化処理することが好ましい。撥液化処理は、撥水材料を塗布して乾燥させればよい。撥液材料の例には、含フッ素界面活性剤が含まれる。チャネルギャップ110の上表面を撥液化処理することにより、塗布法によって形成されるソース電極210およびドレイン電極220(後述)を確実に分離して、チャネル領域を形成することができる。
次に、チャネルギャップ110およびバンク120によって規定された領域に、電極材料を含むインク(例えば、銀ナノパーティクルおよび有機バインダーを含むインク)を、インクジェット法などにより塗布し、塗布インクを乾燥、固化させて、ソース電極210およびドレイン電極220を形成する(図4B)。電極材料を含むインクを、ダイコート法で塗布してもよく、その場合にはチャネルギャップ110の上表面に塗布されたインクをスキージで除去してもよい。塗布インクの乾燥は、基板100が溶融しない程度の温度で行うことが必要である。基板100が樹脂基板であるときは、その樹脂のガラス転移温度よりも低い温度で乾燥させることが必要であり、例えばPET基板であるときは、約50〜100℃で乾燥させればよく、PEN基板であるときは、250℃以下で乾燥させればよい。
前述の通り、チャネルギャップ110の上表面が撥液化処理されている場合には、ソース電極210およびドレイン電極220の形成後、撥液性を除去する。撥液性を除去するには、高温乾燥したり、または洗浄(例えばオゾン水での洗浄)したりすればよい。撥液性の除去は、塗布インクを乾燥させるときに同時に行ってもよい。
ソース電極210、ドレイン電極220およびチャネルギャップ110上のバンク120によって規定された領域に有機半導体物質と溶媒とを含むインクを、例えばインクジェット法により塗布し、乾燥、固化させ、有機半導体層300を形成する(図4C)。
そして、有機半導体層300上のバンク120によって規定された領域に、絶縁性物質を塗布(例えばインクジェット法により塗布)し、乾燥、固化させ、ゲート絶縁膜400を形成する(図4D)。この後、ゲート絶縁膜400にはゲート電極230が塗布法により形成される(図3C)。ゲート電極230は、ゲート絶縁膜400の全体に形成されてもよいが、チャネル領域の付近だけに形成されていてもよい。所望の位置にゲート電極を形成するには、ゲート絶縁膜400に撥水材料をパターニングしておけばよい。
b)について
まず基板100にインプリント金型をプレスし、バンク121を形成する(図5A)。インプリント金型は、例えば、シリコン、二酸化シリコンまたはカーボンからなる。
次にバンク121によって規定された領域内に電極材料を含むインク(例えば、銀ナノパーティクルおよび有機バインダーを含むインク)を、例えばインクジェット法により塗布し乾燥、固化させ、ゲート電極231を形成する(図5B)。
次にゲート電極231上のバンク121によって規定された領域に、絶縁性物質をインクジェット法などにより塗布し、乾燥、固化させ、ゲート絶縁膜401を形成する(図5C)。
ゲート絶縁膜401上に、チャネルギャップ111を形成する(図5D)。ゲート絶縁膜401の絶縁性物質を、熱変形できる物質(ポリイミドなどの樹脂)とすれば、ゲート絶縁膜401に、インプリント金型をプレスしてチャネルギャップ111を形成することができる。また、チャネルギャップ111は、フォトリソグラフィによって、ゲート絶縁膜401上に形成されてもよい。
チャネルギャップ111が形成されたゲート絶縁膜401上には、塗布法によりソース電極およびドレイン電極が形成される(図3C)。チャネルギャップ111の上面に撥液化処理を施すことによって、ソース電極およびドレイン電極を分離し、チャネル領域を形成する。
a)で形成されたゲート絶縁膜400の表面と、b)で形成されたゲート絶縁膜401の表面とは、実質的に同一平面に配置する(図3B)。そこで、a)でのゲート絶縁膜400の形成と、b)でのゲート絶縁膜401の形成とを、一括塗布により同時に行ってもよい。その場合には、塗布されるゲート絶縁膜を含むインクの粘度を、トップゲート型TFT11とボトムゲート型TFT12とを連結する溝に流入する程度に調節する。
3)ステップでは、トップゲート型TFT11のゲート電極230と、ボトムゲート型TFT12のドレイン電極221およびソース電極211を、塗布法により形成する(図3C)。図3Cに示されるように、トップゲート型TFT11のゲート電極230と、ボトムゲート型TFT12のドレイン電極221およびソース電極211は、同一平面上に配置される。また、ゲート電極230とドレイン電極221は、溝130および溝131を介して連結している。バンク120、溝130、溝131、バンク131およびチャネルギャップ111によって規定された領域に、電極材料を含むインク(例えば、銀ナノパーティクルおよび有機バインダーを含むインク)を、インクジェット法などにより塗布し、乾燥、固化させて、一括してゲート電極230、ドレイン電極221およびソース電極211を形成することができる。
ボトムゲート型TFT12のチャネルギャップ111の上面に、撥液化処理を施した場合には、ゲート電極230、ドレイン電極221およびソース電極211を一括して塗布形成したのち、加熱したり、洗浄したりして撥液性を除去してもよい。もちろん、電極材料を含むインクを乾燥させるときに、撥液性を除去してもよい。
4)ステップでは、ボトムゲート型TFT12のソース電極211およびドレイン電極221上であって、バンク121によって規定された領域に、有機半導体物質を含むインクを、インクジェット法になどより塗布し、乾燥、固化させ有機半導体層301を形成する(図3D)。このとき塗布されるインクの粘度を調整して、ドライビングTFT11とスイッチングTFT12とを連結する溝に流入しない粘度とする。
このように本発明の半導体デバイスは、トップゲート型TFT11のゲート電極230と、ボトムゲート型TFT12のドレイン電極221およびソース電極211が、塗布により一括で形成できることから、製造プロセスを減らすことができ、製造コストを下げることができる。したがって本発明によれば、低コストの半導体デバイスを提供することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、バンクに開口部を有する半導体デバイスについて説明する。図6は実施の形態2における半導体デバイスの平面図を示す。図7A、図7Bおよび図7Cは、実施の形2における半導体デバイスの断面図を示す。
図6および図7において、半導体デバイス20は、ボトムゲート型TFT21およびトップゲート型TFT22を有する。
1.ボトムゲート型TFT21について
ボトムゲート型TFT21は、基板101、ゲート電極232、ゲート絶縁膜402、ソース電極212およびドレイン電極222、チャネルギャップ112、有機半導体層302およびバンク122を有する。
ボトムゲート型TFT21の基板101は、例えばPETフィルムである。ゲート電極232は、基板101上に配置される。ゲート電極232の材質は例えば銀である。ゲート絶縁膜402はゲート電極232上に配置される。ソース電極212およびドレイン電極222は、ゲート絶縁膜402上に配置される。ソース電極212およびドレイン電極222の材質は、例えば銀である。
チャネルギャップ112は、ソース電極212とドレイン電極222との間に配置される。チャネルギャップの高さは0.01〜10μmで、幅は1〜50μmである。チャネルギャップ112は、ゲート絶縁膜402と同じ材質であっても、異なる材質であってもよい。有機半導体層302は、ソース電極212、ドレイン電極222およびチャネルギャップ112上に配置される。
バンク122は、ゲート絶縁膜402、ソース電極212、ドレイン電極222および有機半導体層302の領域を規定するように基板101上に配置されている。バンク122の高さは、0.1〜5μmである。バンク122の材質は例えばPETである。またバンク122には開口部132が形成されている(図7A、図7C)。開口部132は、後述するトップゲート型TFT22の開口部133と連結している(図7A)。開口部132および開口部133により、ゲート電極232と、ドレイン電極223とが同一平面上に連結して配置されることができる。バンク122に形成された開口部132の幅は、3〜200μmであり、高さは20〜200nmであることが好ましい。
2.トップゲート型TFT22について
トップゲート型TFT22は、基板101、ソース電極213およびドレイン電極223、チャネルギャップ113、有機半導体層303、ゲート絶縁膜403、ゲート電極233およびバンク123を有する。
基板101はボトムゲート型TFT21の基板と同じであり、ボトムゲート型TFT21およびトップゲート型TFT22は基板101を共用している。ソース電極213およびドレイン電極223は、基板101上に配置される。ソース電極213およびドレイン電極223の材質は、例えば銀である。チャネルギャップ113は、ソース電極213とドレイン電極223との間に配置される。チャネルギャップ113の材質は例えばPETである。チャネルギャップの高さは0.01〜10μmで、幅は1〜50μmである。有機半導体層303は、ソース電極213、ドレイン電極223およびチャネルギャップ113上に配置される。ゲート絶縁膜403は有機半導体層303上に配置される。ゲート電極233は、ゲート絶縁膜403上に配置される。ゲート電極233の材質は例えば銀である。
バンク123は、有機半導体層303、ゲート絶縁膜403およびゲート電極233の領域を規定するように基板101上に配置されている。またバンク123には開口部133が形成されている(図7A)。開口部133は、前述したボトムゲート型TFT21の開口部132と連結している(図7A)。開口部132および開口部133により、ドレイン電極223と、ボトムゲート型TFT21のゲート電極232とが同一平面上に連結
して配置されることができる。
3.半導体デバイス20の製造方法について
半導体デバイス20の製造方法は、例えば、
1)基板101を、インプリント加工により適切に成形するステップ(図8A)、
2)ゲート電極232、ドレイン電極223およびソース電極213を形成するステップ(図8B)、
3)バンク122およびバンク123の溝を埋めるステップ(図8C)、
4)ボトムゲート型TFT21の、ゲート絶縁膜402、チャネルギャップ112、および半導体層302、ならびにトップゲート型TFT22の有機半導体層303、ゲート絶縁膜403、およびゲート電極233を形成するステップ(図8D)
1)ステップでは、基板101をインプリント加工することにより、トップゲート型TFT22のバンク123およびチャネルギャップ113を形成し、ボトムゲート型TFT21のバンク122を形成する。また、1)ステップにおけるバンク122およびバンク123は、後述するゲート電極232およびドレイン電極223を同一平面上に連結して形成するための溝を有している。
2)ステップでは、ボトムゲート型TFT21のゲート電極232と、トップゲート型TFT22のドレイン電極223およびソース電極213を、塗布法により形成する(図8B)。図8Bに示されるように、ボトムゲート型TFT21のゲート電極232と、トップゲート型TFT22のドレイン電極223およびソース電極213は、同一平面上に配置される。また、ゲート電極232とドレイン電極223は、バンク122およびバンク123に形成された溝を介して連結している。バンク122、溝、バンク123およびチャネルギャップ113によって規定された領域に、電極材料を含むインク(例えば、銀ナノパーティクルおよび有機バインダーを含むインク)を、インクジェット法などにより塗布し、乾燥、固化させて、一括してゲート電極232、ドレイン電極223およびソース電極213を形成することができる。チャネルギャップ113の上表面は、予め撥液化処理されていることが好ましい。チャネルギャップ113の上表面を予め撥液化処理することで塗布法によって形成されるソース電極213およびドレイン電極223を確実に分離して、チャネル領域を形成することができる。
トップゲート型TFT22のチャネルギャップ113の上面に、撥液化処理を施した場合には、ゲート電極232、ドレイン電極223およびソース電極213を一括して塗布形成したのち、加熱したり、洗浄したりして撥液性を除去してもよい。もちろん、電極材料を含むインクを乾燥させるときに、撥液性を除去してもよい。
3)ステップでは、バンク122およびバンク123に形成された溝を埋める。バンク122およびバンク123に形成された溝を埋めることで、有機半導体層302および302などの領域をより正確に規定することができる。バンク122およびバンク123に形成された溝を埋める材質は、バンク122およびバンク123の材質と同じであってよい。バンク122およびバンク123に形成された溝を埋める方法は、フォトリソグラフィ法が好ましい。バンク122およびバンク123に形成された溝が埋められることで開口部132および開口部133が形成される。
4)ステップは、a)ボトムゲート型TFT21の部材を形成すること、およびb)トップゲート型TFT22の部材を形成することを含む。それぞれの部材の形成方法は、実施の形態1を参照すればよい。
このように本発明の半導体デバイスは、ボトムゲート型TFT21のゲート電極232
と、トップゲート型TFT22のドレイン電極223およびソース電極213が、塗布により一括で形成できることから、製造プロセスを減らすことができ、製造コストを下げることができる。したがって本発明によれば、低コストの半導体デバイスを提供することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3では実施の形態2の半導体デバイス20に、有機発光素子31が接続された有機ELデバイス30について説明する。実施の形態3では、半導体デバイス20のボトムゲート型TFT21をドライビングTFT、トップゲート型TFT22をスイッチングTFTとして用いる。つまり、ボトムゲート型TFT21のドレイン電極222と有機発光素子31の陽極240とが接続されている。
図9は、有機ELデバイス30の断面図である。実施の形態2の半導体デバイス20と重複する構成要素については、同一の符号を付し、説明は省略する。
発光素子31は、陽極240、有機発光層310、陰極250、封止膜500、平坦化層600、コンタクトホール610、平坦化膜620、バンク124を有する。また、発光素子31はトップエミッション型発光素子である。
平坦化層600は、半導体デバイス20上に配置される絶縁層である。平坦化層600の材質の例には、アクリル樹脂やBCB樹脂、ノボラック樹脂などが含まれる。また平坦化層600と半導体デバイス20との間には、半導体デバイス20を保護するためパリレンやSi、SiOなどからなる膜が配置されることが好ましい。平坦化層600は、例えばスピンコート法によって形成される。半導体デバイス20を保護する膜は、蒸着法やCVD法などによって形成されてよい。また、平坦化層600は、半導体デバイス20と発光素子31とを接続するためのコンタクトホール610を有する。コンタクトホール610は、平坦化層600の材質がフォト感光性樹脂である場合は、フォトリソグラフィイ法によって形成されてよく、平坦化層600の材質がフォト感光性樹脂でない場合は、ドライエッチング法によって形成されてよい。コンタクトホール610に金属などの導電部材をスパッタリングすることで、ボトムゲート型TFT21のドレイン電極222と陽極240とを接続する導電層が形成される。
陽極240は、平坦化層600上に配置される導電層である。陽極240はボトムゲート型TFT21のドレイン電極222とコンタクトホール610を介して接続している。半導体デバイス20において、ボトムゲートTFT21のドレイン電極222がバンク内部まで延長されている。延長されたドレイン電極222にコンタクトホール610が接続されていればよい。陽極240は、銀などからなる反射陽極であることが好ましい。
有機発光層310は有機発光材料を含む。有機発光層に含まれる有機発光材料の例には、ポリフェニレンビニレンおよびその誘導体、ポリアセチレンおよびその誘導体、ポリフェニレンおよびその誘導体、ポリパラフェニレンエチレンおよびその誘導体、ポリ3−ヘキシルチオフェンおよびその誘導体、ポリフリオレンおよびその誘導体などが含まれる。有機発光層はさらに正孔注入層や中間層、電子輸送層などを含んでいてもよい。
陰極250は、有機発光層310上に配置される導電層である。陰極250は光を透過させる材質からなることが好ましい。陰極250上にはさらに平坦化膜620が配置される。平坦化層620の材質および製法は平坦化層600と同じであってよい。
封止膜500は、陽極240、有機発光層310および陰極250を水分や熱、衝撃などから保護するための膜である。封止膜500は、平坦化層620および陰極250上に
配置される。封止膜500の材質の例には、SiNやSiONなどが含まれる。封止膜500の好ましい材質は、SiNである。封止膜500の好ましい厚さは、20〜200nmである。
バンク124は、陽極240、有機発光層310、平坦化層620の領域を規定する。バンク124の材質は例えばPETである。
本出願は、2006年12月18日出願の特願2006−339651に基づく優先権を主張する。当該出願明細書に記載された内容は、すべて本願明細書に援用される。
本発明における半導体デバイスおよびその製造方法は、フレキシブルディスプレイや、安価な半導体デバイスの製造に有用である。
実施の形態1の半導体デバイスの平面図である。 図2Aは、実施の形態1の半導体デバイスの線Aの断面図であり、図2Bは、実施の形態1の半導体デバイスの線Bの断面図である。 実施の形態1の半導体デバイスの製造プロセスを示す図である。 実施の形態1の半導体デバイスのトップゲート型TFTの製造プロセスの一部を示す図である。 実施の形態1の半導体デバイスのボトムゲート型TFTの製造プロセスの一部を示す図である。 実施の形態2の半導体デバイスの平面図である。 図7Aは、実施の形態2の半導体デバイスの線Aの断面図であり、図7Bは、実施の形態2の半導体デバイスの線Bの断面図であり、図7Cは、実施の形態2の半導体デバイスの線Cの断面図である。 実施の形態2の半導体デバイスの製造プロセスを示す図である。 実施の形態3の有機ELデバイスの断面図である。

Claims (9)

  1. 基板表面に配置されたソース電極およびドレイン電極;前記ソース電極と前記ドレイン電極とを分断するチャネルギャップ;前記ソース電極および前記ドレイン電極、ならびに前記チャネルギャップ上に配置された有機半導体層;前記有機半導体層上に配置された絶縁膜;前記絶縁膜に配置されたゲート電極;および前記基板上に配置され、前記有機半導体層および前記絶縁膜を規定するバンクを有し、
    前記バンクの上面の前記基板表面からの高さは、前記絶縁膜上面の基板表面からの高さ以上であり、かつ前記バンクの上面には溝が形成されている有機半導体素子Aと、
    前記有機半導体素子Aのバンクに形成された溝を介して、前記有機半導体素子Aのゲート電極と接続しているソース電極またはドレイン電極を有する有機半導体素子Bとを含む、半導体デバイス。
  2. 前記有機半導体素子Aのゲート電極と、前記有機半導体素子Bのソース電極またはドレイン電極とは、同一平面上にある、請求項1に記載の半導体デバイス。
  3. 前記有機半導体素子Bは、前記基板表面に配置されたゲート電極;前記ゲート電極上に配置された絶縁膜;前記絶縁膜上に配置されたソース電極およびドレイン電極;前記ソース電極およびドレイン電極上に配置された有機半導体層;および前記有機半導体層を規定するバンクを有し、
    前記有機半導体素子Bのバンクには、前記有機半導体素子Aのバンクの溝と連通している溝が形成されており、
    当該連通している溝を介して、前記有機半導体素子Aのゲート電極と、前記有機半導体素子Bのソース電極またはドレイン電極とが接続している、
    請求項1に記載の半導体デバイス。
  4. 前記溝の幅は、3〜200μmである、請求項1に記載の半導体デバイス。
  5. 請求項1に記載の半導体デバイス、および
    前記有機半導体素子Aのドレイン電極に接続された画素電極を有する有機発光素子を含む、有機ELデバイス。
  6. 基板表面に配置されたソース電極およびドレイン電極;前記ソース電極と前記ドレイン電極とを分断するチャネルギャップ;前記ソース電極および前記ドレイン電極、ならびに前記チャネルギャップ上に配置された有機半導体層;前記有機半導体層上に配置された絶縁膜;前記絶縁膜に配置されたゲート電極;ならびに前記基板上に配置され、前記有機半導体層を規定するバンクを有し、
    前記バンクの上面の前記基板表面からの高さは、前記チャネルギャップの上面の基板表面からの高さよりも高く、かつ前記バンクの内側面には開口部が形成されている有機半導体素子Aと、
    前記基板表面に配置されたゲート電極;前記ゲート電極上に配置された絶縁膜;前記絶縁膜上に配置されたソース電極およびドレイン電極;前記ソース電極および前記ドレイン電極上に配置された有機半導体層;ならびに前記有機半導体層を規定するバンクを有し、
    前記バンクの内側面には、前記有機半導体素子Aのバンクの開口部と連通している開口部が形成されている有機半導体素子Bと、を含み、
    前記有機半導体素子Aの開口部および前記有機半導体素子Bの開口部を介して、前記有機半導体素子Aのソース電極またはドレイン電極と、前記有機半導体素子Bのゲート電極とが接続している、半導体デバイス。
  7. 前記有機半導体素子Aのソース電極またはドレイン電極と、前記有機半導体素子Bのゲート電極とは、同一平面上にある、請求項6に記載の半導体デバイス。
  8. 前記開口部の幅は3〜200μmであり、高さは20〜200nmである請求項6に記載の半導体デバイス。
  9. 請求項6に記載の半導体デバイス、および
    前記有機半導体素子Bのドレイン電極に接続された画素電極を有する有機発光素子を含む、有機ELデバイス。
JP2008517255A 2006-12-18 2007-12-14 半導体デバイス Expired - Fee Related JP5054680B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008517255A JP5054680B2 (ja) 2006-12-18 2007-12-14 半導体デバイス

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006339651 2006-12-18
JP2006339651 2006-12-18
JP2008517255A JP5054680B2 (ja) 2006-12-18 2007-12-14 半導体デバイス
PCT/JP2007/074133 WO2008075625A1 (ja) 2006-12-18 2007-12-14 半導体デバイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008075625A1 JPWO2008075625A1 (ja) 2010-04-08
JP5054680B2 true JP5054680B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=39536256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008517255A Expired - Fee Related JP5054680B2 (ja) 2006-12-18 2007-12-14 半導体デバイス

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7888671B2 (ja)
JP (1) JP5054680B2 (ja)
KR (1) KR100954478B1 (ja)
CN (1) CN101361192B (ja)
WO (1) WO2008075625A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011128932A1 (ja) * 2010-04-13 2011-10-20 パナソニック株式会社 有機半導体装置及び有機半導体装置の製造方法
WO2011142147A1 (ja) * 2010-05-13 2011-11-17 シャープ株式会社 回路基板及び表示装置
JP5853390B2 (ja) * 2011-03-28 2016-02-09 凸版印刷株式会社 薄膜トランジスタ及びその製造方法並びに画像表示装置
KR20140038161A (ko) * 2012-09-20 2014-03-28 한국전자통신연구원 박막 트랜지스터 및 그 제조 방법
JPWO2014091868A1 (ja) * 2012-12-11 2017-01-05 コニカミノルタ株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法
CN109326624B (zh) * 2017-08-01 2021-12-24 京东方科技集团股份有限公司 像素电路、其制造方法及显示装置
CN110828564B (zh) * 2018-08-13 2022-04-08 香港科技大学 具有半导体性栅极的场效应晶体管

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004030072A1 (ja) * 2002-09-25 2004-04-08 Konica Minolta Holdings, Inc. 電気回路、薄膜トランジスタ、電気回路の製造方法及び薄膜トランジスタの製造方法
JP2006100808A (ja) * 2004-08-31 2006-04-13 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
JP2006245582A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Samsung Sdi Co Ltd 薄膜トランジスタの製造方法、この方法によって製造された薄膜トランジスタ、及びこの薄膜トランジスタを含む表示装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW293172B (ja) * 1994-12-09 1996-12-11 At & T Corp
CN100530758C (zh) * 1998-03-17 2009-08-19 精工爱普生株式会社 薄膜构图的衬底及其表面处理
GB0207134D0 (en) * 2002-03-27 2002-05-08 Cambridge Display Tech Ltd Method of preparation of organic optoelectronic and electronic devices and devices thereby obtained
JP2004330164A (ja) 2003-05-12 2004-11-25 Seiko Epson Corp 薄膜パターン形成方法、デバイスとその製造方法及び電気光学装置並びに電子機器
US20050029646A1 (en) * 2003-08-07 2005-02-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method for dividing substrate
US7229499B2 (en) * 2003-08-22 2007-06-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Manufacturing method for semiconductor device, semiconductor device and semiconductor wafer
US7732248B2 (en) * 2004-08-31 2010-06-08 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Manufacturing method of semiconductor device
JP2006324465A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP4506605B2 (ja) 2005-07-28 2010-07-21 ソニー株式会社 半導体装置の製造方法
KR20070033144A (ko) * 2005-09-21 2007-03-26 삼성전자주식회사 표시장치와 표시장치의 제조방법
JP2008098581A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004030072A1 (ja) * 2002-09-25 2004-04-08 Konica Minolta Holdings, Inc. 電気回路、薄膜トランジスタ、電気回路の製造方法及び薄膜トランジスタの製造方法
JP2006100808A (ja) * 2004-08-31 2006-04-13 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
JP2006245582A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Samsung Sdi Co Ltd 薄膜トランジスタの製造方法、この方法によって製造された薄膜トランジスタ、及びこの薄膜トランジスタを含む表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2008075625A1 (ja) 2008-06-26
US7888671B2 (en) 2011-02-15
KR100954478B1 (ko) 2010-04-22
JPWO2008075625A1 (ja) 2010-04-08
US20100213442A1 (en) 2010-08-26
KR20080096497A (ko) 2008-10-30
CN101361192B (zh) 2010-06-02
CN101361192A (zh) 2009-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7485576B2 (en) Method of forming conductive pattern, thin film transistor, and method of manufacturing the same
JP5054680B2 (ja) 半導体デバイス
JP4547038B2 (ja) 有機elディスプレイパネル及びその製造方法
US7638358B2 (en) Display device and manufacturing method thereof
EP1657751B1 (en) Organic thin film transistor and method of manufacturing the same
US20080036698A1 (en) Display
JP4455517B2 (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
US20120302046A1 (en) Electronic circuit structure and method for forming same
US7994494B2 (en) Organic thin film transistor array panel and method for manufacturing the same
JP4637787B2 (ja) 有機薄膜トランジスタ、それを備えた平板ディスプレイ装置、該有機薄膜トランジスタの製造方法
US9391168B2 (en) Manufacturing method of a thin film transistor utilizing a pressing mold and active-matrix display devices made therefrom
KR20080029279A (ko) 박막 트랜지스터 표시판 및 그 제조 방법
JP4605319B2 (ja) 薄膜トランジスタの製造方法、及び薄膜トランジスタ
KR100749502B1 (ko) 박막 트랜지스터의 제조방법, 이 방법에 의해 제조된 박막트랜지스터 및 이 박막 트랜지스터를 구비한 표시 장치
KR20070052505A (ko) 잉크젯 프린팅 시스템 및 이를 이용한 유기 박막트랜지스터 표시판의 제조 방법
JP5509629B2 (ja) 薄膜トランジスタアレイの製造方法、及び薄膜トランジスタアレイ
KR101363255B1 (ko) 유기 박막 트랜지스터 및 이의 제조방법
KR102195709B1 (ko) 임프린팅을 적용한 전자소자 제조방법 및 이로부터 제조된 전자소자
KR20080044436A (ko) 박막 트랜지스터 표시판 및 그 제조 방법
JPWO2009096525A1 (ja) 薄膜トランジスタ
JP2010062241A (ja) 有機薄膜トランジスタの製造方法、有機薄膜トランジスタ素子及び表示装置
JP2005294286A (ja) 有機薄膜トランジスタの製造方法及び有機薄膜トランジスタ
JP2010021402A (ja) 有機tft

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120724

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees