JP5053824B2 - ミシンの糸通し装置 - Google Patents

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本発明は、糸通し作業を実行した後に、再度糸が針穴から抜け落ちることを未然に防止するミシンの糸通し装置に関する。
従来、ミシンを用いて被縫製物である加工布に縫目を形成する縫製作業に当たり、縫針の針穴に簡単に糸通しすることが可能な糸通し装置を装備したミシンが実用に供されている(特許文献1参照)。例えば特許文献1では、操作者が糸通しレバーを下降させた場合、糸通し軸とスライダーガイド軸とが下降し、糸通し軸の上端部の摺動ピンが針棒側の係止部に当接した段階でこれら糸通し軸とスライダーガイド軸との高さ位置が規制される。その後さらに糸通しレバーを下降させた場合、摺動ピンを備えた糸通し軸が、摺動ピンを含むカム機構により所定角度だけ回動して、糸通し軸の下端部に付設のフックを針穴に挿通させた後、糸通しが実行される。
図1は、従来のミシンの糸通し作業を模式的に示す部分斜視図である。まず、押下げレバーを下げて、布押さえを最下点まで押下げておき、はずみ車を回して縫針15を最上点近傍にしておく。その状態で図1(a)に示すように、上糸Aを糸掛け部20を経由して掛けまわす。次に、図1(b)に示すように、上糸を保持した状態で操作レバー18を最下点まで押下げる。
そして、図1(c)に示すように、ガイド部21の間にあるフック状の鉤部17を針穴16に挿入する方向へ操作レバー18を回転させ、鉤部17を回転させる。その状態で図1(d)に示すように、上糸Aを鉤部17に引っ掛けるよう上糸Aを掛けまわし、図1(e)に示すように、上糸Aを軽く把持して、正面手前で保持する。
図1(f)に示すように、操作レバー18を後方から押すことにより糸通しフックが回転し、鉤部17が針穴16を通過し、上糸Aが針穴16の後方に輪になって通過する。そして、図1(g)に示すように、輪になった上糸Aを向こう側に引き出すことにより糸通しが完了する。
実開平06−055585号公報
しかし、特許文献1に示す糸通し装置では、図1(f)までは確実に糸通し作業を行うことができるものの、図1(e)に示すように、操作者が上糸Aを軽く把持して、正面手前で保持していることから、通過した時点で強く上糸Aを引張りすぎ、せっかく通過した上糸Aを再度引き抜いてしまうおそれがあった。したがって、確実に糸通し作業を行うためには、操作者に作業に対する熟練を要求するという問題点があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、操作者に特に作業に対する熟練性を要求することなく、糸通し作業の実行後に再度糸が抜け出すおそれが少ないミシンの糸通し装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係るミシンの糸通し装置は、支持している縫針を上下に移動させる針棒に近接し、上下に移動することが可能であり、しかも軸を中心として回転することが可能に支持されている糸通し軸と、縫針の針穴に挿通することが可能な鉤部と、該鉤部を針穴に誘導するガイド部とを有し、前記糸通し軸を上下方向に移動及び該糸通し軸中心に回転させることが可能な操作体と一体として、前記糸通し軸の下端部に回転可能に装着された糸通しフックと、前記糸通し軸の下降限界位置を規制する規制機構と、前記糸通し軸の下降限界点近傍で前記鉤部が縫針の針穴に挿通するよう前記ガイド部を所定角度回動させる回動機構とを備えるミシンの糸通し装置において、前記操作体により前記糸通し軸を下降限界点近傍まで押下げ、該操作体を回転させることにより前記鉤部を縫針の針穴に挿通させた状態で、前記鉤部に引っ掛けた上糸を、前記鉤部よりも高い位置で所定の張力がかかるまで保持させる係止部材と、不要な上糸を切断することが可能な切断部材とを有する上糸係止部を備え、該上糸係止部は、前記縫針の針穴の位置よりも、被縫製物を挿入する方向と反対側であって、被縫製物を押さえる布押さえを押下げる押下げレバーに設けてあることを特徴とする。
第1発明では、支持している縫針を上下に移動させる針棒に近接する位置にて、上下に移動することが可能であり、しかも軸を中心として回転することが可能に支持されている糸通し軸を1本備えている。糸通し軸の下端部には、縫針の針穴に挿通することが可能な鉤部と、該鉤部を針穴に誘導するガイド部とを有し、糸通し軸を上下方向に移動及び該糸通し軸中心に回転させることが可能な操作体と一体となった糸通しフックが、糸通し軸の下端部に装着されている。回動機構は、糸通し軸の下降限界点近傍で鉤部が縫針の針穴に挿通するよう糸通しフックを所定角度回動させる。操作者は、レバー等の操作体を介して、糸通し軸を下降限界点近傍まで押下げ、該操作体を回転させることにより、鉤部を縫針の針穴に挿通させる。鉤部よりも高い位置にて上糸係止部を設け、鉤部に引っ掛けた上糸に所定の張力が付与された状態で上糸係止部まで引き回しし、上糸係止部へ係止させた状態で不要な上糸を切断する。作業の煩雑さを避けるために、上糸係止部は、縫針の針穴の位置よりも、被縫製物を挿入する方向と反対側であって、被縫製物を押さえる布押さえを押下げる押下げレバーに設けてある。
これにより、縫針の針穴の位置よりも、被縫製物を挿入する方向と反対側に設けることにより、手前側方向ではなく反対側方向の張力を上糸に付与することができ、鉤部に引っ掛けてある上糸に対して指で必要な張力を付与し続ける必要がないので、上糸の糸通し後に誤って上糸を引き出すおそれがない。また、上糸係止部を押下げレバーに設けることにより、別途上糸係止部を設けるための配置設計を行う必要がなく、確実に鉤部よりも高い位置で、しかも手前側方向ではなく反対側方向の張力を上糸に付与することができるので、操作者に特に作業の熟練性を要求することなく、確実に糸通し作業を行うことが可能となる。
また、第発明に係るミシンの糸通し装置は、第発明において、前記上糸係止部は、上糸を誘導する誘導溝を備え、該誘導溝の底部に、上糸を係止する前記係止部材と、上糸を切断する前記切断部材とを有することを特徴とする。
発明では、上糸係止部は、上糸を誘導する誘導溝を備え、該誘導溝の底部に、上糸を係止する係止部材と、上糸を切断する切断部材とを有する。係止部材により、鉤部に引っ掛けた上糸を所定の張力がかかるまで保持することができ、切断部材により、不要な上糸を切断することが可能となる。
第1発明によれば、縫針の針穴の位置よりも、被縫製物を挿入する方向と反対側に設けることにより、手前側方向ではなく反対側方向の張力を上糸に付与することができ、鉤部に引っ掛けてある上糸に対して指で必要な張力を付与し続ける必要がないので、上糸の糸通し後に誤って上糸を引き出すおそれがない。また、上糸係止部を押下げレバーに設けることにより、別途上糸係止部を設けるための配置設計を行う必要がなく、確実に鉤部よりも高い位置で、しかも手前側方向ではなく反対側方向の張力を上糸に付与することができるので、操作者に特に作業の熟練性を要求することなく、確実に糸通し作業を行うことが可能となる。
発明によれば、係止部材により、鉤部に引っ掛けた上糸を所定の張力がかかるまで保持することができ、切断部材により、不要な上糸を切断することが可能となる。
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。以下の説明では、ミシンを操作する操作者から視た前後左右を前後左右として説明する。図2は、本発明の実施の形態に係るミシンのアーム部の構成を示す針棒を含む左右方向の面での断面図であり、図3は、本発明の実施の形態に係るミシンの糸通し装置の装着状態を示す針棒を含む左右方向の面での断面図である。図2に示すように、本実施の形態に係るミシンのアーム部は、上端を支点として左右に振られる軸支持部1(図3参照)に、針棒2と、縫針15に近接して配置されている糸通し軸3とが装着されている。
図3に示すように、針棒2は、針棒抱き4で図示しない主軸とクランク及びロッドを介して連結され、主軸の回動によって上下動するようになっている。針棒抱き4の直上には、位置決め部材である位置決めブロック5が固着されている。図4は、本発明の実施の形態に係るミシンの図3のIV−IV断面図である。図4に示すように、位置決めブロック5には糸通し軸3と対向する側の下部に、側方にせり出す受け棚6を有すると共に、受け棚6上方の上部中央に側方に向かって若干彎曲状にせり出し、受け棚6との間に後述するピンが嵌合しうる溝7を形成する張出部8を有している。また、ガイドブロック11には、糸通し軸3の下降により受け棚6に当接することが可能な突起部23を設けてある。
図3に戻って、糸通し軸3はバネ10によって常に引上げられるように付勢されており、上部には軸支持部1に形成される縦溝(図示せず)に嵌合することにより回転止めされ、該縦溝に案内されて上下動するガイドブロック11が装着されている。ガイドブロック11には、糸通し軸3上部に糸通し軸3と直交して貫通されるピン12の一端側が嵌合する水平溝24と、ピン12が回転することを防止する突出部25とで構成されている案内部13が設けてある。
そして、糸通し軸3には、上端をピン12に、下端をガイドブロック11に、それぞれ係合させたコイルバネ14が装着されており、コイルバネ14の作用によりガイドブロック11を押下げ、案内部13の突出部25がピン12に接触する状態、すなわち糸通し軸3が回転しない状態となっている。
糸通し軸3の下端には、縫針15の針穴16に挿通可能な鉤部17と、糸通し軸3の押下げ及び回動を行うための操作体である操作レバー18とを有する糸通しフック30が装着されている。図5は、本発明の実施の形態に係るミシンの図3のV−V断面図である。図5に示すように、糸通しフック30は、操作レバー18を回転させることによりガイド部21も回転し、ガイド部21の先端に装着されている鉤部17を縫針15の針穴16の方向へ回転移動させる。
図3に戻って、糸通し軸3の中間部には、縫針15への糸通しが縫針15の上死点の近傍で行われるようにするため、糸通し軸3の一定量以上の降下を阻止する規制機構としてストッパー19が設けられている。ストッパー19は、軸支持部1下端の側方に突出する支承部26に上方より係合するようになっており、上死点の近傍では、ストッパー19が支承部26の上方数mmの位置になるようにしてある。ストッパー19がこの位置から支承部26に接触するまでの間、鉤部17の高さが縫針15の針穴16へ挿入することが可能な高さとなっている。
本実施の形態では、図2に示すように、布押さえを押下げる押下げレバー32に、上糸を係止し、余分な上糸を切断することができる上糸係止部33を設けてある。図6は、本発明の実施の形態に係る押下げレバー32の構成を示す正面図である。図6に示すように、押下げレバー32に設けてある上糸係止部33は、上糸を掛ける場合に上糸を下方へ誘導するよう、斜め下方に延伸する誘導溝331を有している。誘導溝331の底部には、上糸を係止する係止部材としてコイル状のバネ部材332、及び上糸を切断する切断部材としてカッター刃333を備えている。
糸通し作業の実行前には、糸通し軸3は図3に示すようにバネ10の作用により引上げられており、ストッパー19は軸支持部1下方の支承部26とは接触していない。そして、ピン12の高さは、案内部13の突出部25に接触する高さとなっており、糸通し軸3が回転しないようになっている。これにより、鉤部17が不用意に回動し、縫針15等に当接することによって破損することを未然に防止することができる。
糸通し作業を実行する場合、縫針15を上死点近傍に位置させておき、操作レバー18をバネ10の作用に抗して押下げる。これにより、まずガイドブロック11の突起部23が位置決めブロック5の受け棚6に当接して停止し、コイルバネ14に抗してさらに押下げることにより、ピン12の一端側が受け棚6に当接する。この状態でピン12は水平溝24に嵌合可能な状態となることから、糸通し軸3が回転可能な状態となり、操作レバー18を回転させることにより糸通しフック30の鉤部17を縫針15の針穴16の方向へ回転移動させることができる。
なお、糸通し軸3は、ストッパー19が軸支持部1下方の支承部26と接触するまで下降するが、接触する位置より下方には降下することができない。そして、ストッパー19が支承部26と接触した状態では、糸通し軸3のピン12は、案内部13の突出部25と接触する状態、すなわち糸通し軸3が回転しない状態となっている。したがって、糸通しフック30は回転することが無く、鉤部17が押さえ金等に接触することにより破損するのを未然に防止することができる。
ここからの作業は、糸通し作業を説明する図1(a)から図1(d)までと同様であることから、詳細な説明は省略する。すなわち、押下げレバー32を下げて、布押さえを最下点まで押下げておき、はずみ車を回して縫針15を上死点近傍にしておく。その状態で図1(a)から図1(d)に示す作業を実行する。
図7は、本発明の実施の形態に係るミシンの糸通し装置を用いた糸通し作業を模式的に示す部分斜視図である。図7(a)は図1(e)に相当し、図7(a)に示すように、上糸Aを軽く把持した状態で、上糸Aを上方から鉤部17に引っ掛けた状態を維持しつつ回転させ、図7(b)に示すように押下げレバー32に設けた上糸係止部33に引っ掛ける。上糸係止部33の誘導溝331に沿って上糸Aは誘導溝331の底部へ誘導され、バネ部材332に挟まれることにより固定される。また、余った上糸Bは、さらに上糸Aを誘導溝331の底部まで押下げることにより、底部に備えてあるカッター刃333により切断される。
図7(b)に示す状態から余分な上糸Bを切断した場合、従来操作者が指で支持して上糸に付与していた張力と同様の張力を付与した状態で上糸Aを固定することができる。この状態で、操作レバー18を上から見て反時計方向に回動操作した場合、糸通しフック30の鉤部17が糸を引掛けたまま縫針15の針穴16を通過し、糸通しが実行される。鉤部17により糸が引張られることにより、バネ部材332から上糸が開放され、上糸は確実に縫針15の針穴16を通過する。その後、操作レバー18を解放した場合、バネ10の作用により糸通し軸3がガイドブロック11と共に上昇し、初期位置まで戻される。
このように糸通し作業を実行することにより、操作者は、糸通し作業の実行中に上糸を保持しておく必要が無く、上糸に適度な張力を付与した状態を維持したまま糸通し作業を実行することができる。したがって、操作者に何ら技能的な熟練性を要求することなく、確実な糸通し作業を実行することができる糸通し装置を提供することができる。
なお、上述した実施の形態では、上糸係止部33を押下げレバー32に設けているが、特に押下げレバー32に設けることに限定されるものではなく、鉤部17よりも高い位置で所定の張力を上糸に付与することができる位置であればどこでも良い。図8は、鉤部17と上糸係止部33との位置関係を示す模式図である。
図8に示すように鉤部17に引っ掛けられた上糸Aは、水平方向に対して上方に所定の角度αをなす位置に設けられた上糸係止部33にて支持される。図8の例では、上糸係止部33は、縫針15の針穴16の位置よりも、被縫製物を挿入する方向と反対側に設けてある場合を示している。
上糸係止部33を設けることができさえすれば、被縫製物を挿入する方向と反対側に設けることに限定されるものではなく、従来と同様、被縫製物を挿入する方向、すなわち手前側に上糸係止部33を設けても良いことは言うまでもない。
以上のように本実施の形態によれば、鉤部に引っ掛けてある上糸に対して指で必要な張力を付与し続ける必要が無く、鉤部が針穴から抜け出すのに従って確実に糸通しすることができるとともに、糸通しした上糸を誤って引き出すことがない。したがって、操作者に特に作業の熟練性を要求することなく、確実に糸通し作業を行うことが可能となる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において上記実施の形態に種々の変更を付加した形態で実施することが可能である。
従来のミシンの糸通し作業を模式的に示す部分斜視図である。 本発明の実施の形態に係るミシンのアーム部の構成を示す針棒を含む左右方向の面での断面図である。 本発明の実施の形態に係るミシンの糸通し装置の装着状態を示す針棒を含む左右方向の面での断面図である。 本発明の実施の形態に係るミシンの図3のIV−IV断面図である。 本発明の実施の形態に係るミシンの図3のV−V断面図である。 本発明の実施の形態に係る押下げレバーの構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るミシンの糸通し装置を用いた糸通し作業を模式的に示す部分斜視図である。 鉤部と上糸係止部との位置関係を示す模式図である。
符号の説明
1 軸支持部
2 針棒
3 糸通し軸(回動機構)
15 縫針
16 針穴
17 鉤部
18 操作レバー(操作体)
19 ストッパー(規制機構)
21 ガイド部
30 糸通しフック
32 押下げレバー
33 上糸係止部
331 誘導溝
332 バネ部材(係止部材)
333 カッター刃(切断部材)

Claims (2)

  1. 支持している縫針を上下に移動させる針棒に近接し、上下に移動することが可能であり、しかも軸を中心として回転することが可能に支持されている糸通し軸と、
    縫針の針穴に挿通することが可能な鉤部と、該鉤部を針穴に誘導するガイド部とを有し、前記糸通し軸を上下方向に移動及び該糸通し軸中心に回転させることが可能な操作体と一体として、前記糸通し軸の下端部に回転可能に装着された糸通しフックと、
    前記糸通し軸の下降限界位置を規制する規制機構と、
    前記糸通し軸の下降限界点近傍で前記鉤部が縫針の針穴に挿通するよう前記ガイド部を所定角度回動させる回動機構と
    を備えるミシンの糸通し装置において、
    前記操作体により前記糸通し軸を下降限界点近傍まで押下げ、該操作体を回転させることにより前記鉤部を縫針の針穴に挿通させた状態で、前記鉤部に引っ掛けた上糸を、前記鉤部よりも高い位置で所定の張力がかかるまで保持させる係止部材と、不要な上糸を切断することが可能な切断部材とを有する上糸係止部を備え
    該上糸係止部は、前記縫針の針穴の位置よりも、被縫製物を挿入する方向と反対側であって、被縫製物を押さえる布押さえを押下げる押下げレバーに設けてあることを特徴とするミシンの糸通し装置。
  2. 前記上糸係止部は、上糸を誘導する誘導溝を備え、該誘導溝の底部に、上糸を係止する前記係止部材と、上糸を切断する前記切断部材とを有することを特徴とする請求項1記載のミシンの糸通し装置。
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