JP5050256B1 - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数回の露光によって得られた複数の画像データを合成して高画質の画像データを生成することが可能な撮像装置及び撮像方法を提供すること。
【解決手段】撮像素子202を複数の異なる露光時間で連続して複数回露光させて得られた露光量の異なる複数の画像データのうちで、最も露光時間が短い露光時に得られた画像データを基準画像データとして決定する。第1の合成処理部220は、基準画像データに従って、参照画像データの位置合わせをして第1の合成処理を行う。第2のノイズ低減処理部223は、第1の合成処理により得られた第1の合成画像データに対して第2のノイズ低減処理を施し、第1のノイズ低減処理部222は、基準画像データに対して第1のノイズ低減処理を施す。第2の合成処理部221は、第1の合成処理の結果に従って、基準画像データと第1の合成画像データと合成する第2の合成処理を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置及び撮像方法に関する。
従来、複数回の露光によって得られた複数の画像データを合成することでノイズの低減やダイナミックレンジの拡大を図るようにした技術が知られている。複数の画像データを合成するに当たり、手ブレや被写体ブレが発生していると、複数の画像データを正しく合成することができない。手ブレや被写体ブレが発生している場合であっても複数の画像データを合成する手法として、複数の画像データの中のある画像データを基準画像データとし、この基準画像データを基準として画像データ間の位置合わせをしてから合成する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−194700号公報
ここで、特許文献1等の従来の技術においては、基準画像データの決め方については特に言及されていない。しかしながら、基準画像データの決め方によって合成後の画像データの画質は大きく変化する。したがって、複数の画像データの中から、最適な基準画像データを決定して合成を行うことが望ましい。
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたもので、複数回の露光によって得られた複数の画像データを合成して高画質の画像データを生成することが可能な撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の第1の態様の撮像装置は、撮像レンズを通して受光した光を光電変換して画像データを得る撮像部と、前記撮像部を複数の異なる露光時間で連続して複数回露光させて露光量の異なる複数の画像データを前記撮像部において得るように制御する撮像制御部と、前記露光量の異なる複数の画像データのうちの1枚を基準画像データとして決定する基準画像決定部と、前記基準画像データと前記露光量の異なる複数の画像データのうちの前記基準画像データを除く画像データとの相関量を検出する相関量検出部と、前記相関量検出部で検出された相関量に従って、前記基準画像決定部において決定された前記基準画像データを基準として前記露光量の異なる複数の画像データを合成して第1の合成画像データを生成する第1の合成処理部と、前記基準画像データと前記第1の合成画像データとを合成する第2の合成処理部と、を具備し、前記基準画像決定部は、前記露光量の異なる複数の画像データのうち、最も露光時間の短い画像データを前記基準画像データとして決定することを特徴とする。
また、前記の目的を達成するために、本発明の第2の態様の撮像方法は、撮像制御部により、撮像部を複数の異なる露光時間で連続して複数回露光させて露光量の異なる複数の画像データを得て、基準画像決定部により、前記撮像部で得られた露光量の異なる複数の画像データのうちの最も露光時間の短い画像データを基準画像データとして決定し、相関量検出部により、前記基準画像データと前記露光量の異なる複数の画像データのうちの前記基準画像データを除く画像データとの相関量を検出し、第1の合成処理部により、前記相関量検出部で検出された相関量に従って、前記基準画像決定部において決定された前記基準画像データを基準として前記露光量の異なる複数の画像データを合成して第1の合成画像データを生成し、第2の合成処理部により、前記基準画像データと前記第1の合成画像データとを合成する、ことを特徴とする。
本発明によれば、複数回の露光によって得られた複数の画像データを合成して高画質の画像データを生成することが可能な撮像装置及び撮像方法を提供することができる。
本発明の各実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮像方法の一例としてのデジタルカメラの撮影動作について示したフローチャートである。 基準画像データの決定処理について示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る撮像方法としてのデジタルカメラの撮影動作の第1の例について示したフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る撮像方法としてのデジタルカメラの撮影動作の第2の例について示したフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の各実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルカメラの構成を示すブロック図である。図1に示すデジタルカメラ10は、レンズ交換式のデジタルカメラである。しかしながら、必ずしもレンズ交換式のデジタルカメラである必要はなく、レンズ一体式のデジタルカメラであっても良い。
図1に示すデジタルカメラ10は、交換式レンズ100と、カメラ本体200と、を有している。交換式レンズ100は、カメラ本体200に対して着脱自在に構成されている。カメラ本体200に交換式レンズ100が装着された場合に、交換式レンズ100は、カメラ本体200と通信自在に接続される。これにより、交換式レンズ100は、カメラ本体200の制御に従って動作可能な状態となる。
交換式レンズ100は、撮像レンズ101と、絞り102と、ドライバ103と、レンズマイクロコンピュータ104と、Flashメモリ105と、を有している。
撮像レンズ101は、図示しない被写体からの光束をカメラ本体200内の撮像素子202に集光するための光学系である。この撮像レンズ101は、フォーカスレンズ及びズームレンズ等の複数のレンズを有している。
絞り102は、開閉自在に構成され、撮像レンズ101を介して入射する光束の量を調整する。ドライバ103は、モータ等を有している。このドライバ103は、レンズマイクロコンピュータ104の制御に従って、撮像レンズ101内のフォーカスレンズやズームレンズをその光軸方向に駆動させたり、絞り102を開閉駆動させたりする。
レンズマイクロコンピュータ104は、交換式レンズ100がカメラ本体200に装着された際にインターフェイス(I/F)106を介してカメラ本体200内のマイクロコンピュータ215と通信自在に接続される。このレンズマイクロコンピュータ104は、マイクロコンピュータ215からの制御に従ってドライバ103を駆動させる。また、レンズマイクロコンピュータ104は、Flashメモリ105に記憶されている交換式レンズ100のレンズ情報等を、I/F106を介してマイクロコンピュータ215に通信する。
Flashメモリ105は、撮像レンズ101の収差情報等のレンズ情報や交換式レンズ100の動作を実行するために必要なプログラム等を記憶している。
カメラ本体200は、メカシャッタ201と、撮像素子202と、アナログ処理部203と、アナログ/デジタル(A/D)変換部204と、バス205と、フレームメモリ206と、AE処理部207と、AF処理部208と、画像処理部209と、画像圧縮展開部210と、メモリインターフェイス(I/F)211と、記録媒体212と、表示ドライバ213と、表示部214と、マイクロコンピュータ215と、操作部216と、Flashメモリ217と、動きベクトル算出部218と、振動センサ219と、第1の合成処理部220と、第2の合成処理部221と、第1のノイズ低減処理(NR)部222と、第2のノイズ低減処理(NR)部223と、を有している。
メカシャッタ201は、撮像素子202の光電変換面を遮光状態又は露出状態とするように移動自在に構成されている。このメカシャッタ201を移動させることにより撮像素子202の露光時間が調整される。
撮像素子202は、撮像レンズ101を介して集光された被写体からの光束が結像される光電変換面を有している。光電変換面は、複数の画素が2次元状に配置されて構成されている。また、光電変換面の光入射側には、カラーフィルタが設けられている。このような撮像素子202は、光電変換面に結像された光束に対応した像(被写体像)を、その光量に応じた電気信号(以下、画像信号という)に変換して出力する。
ここで、撮像素子202は、CCD方式やCMOS方式等の種々の構成の撮像素子が知られている。また、カラーフィルタの色配列もベイヤ配列等の種々の配列が知られている。本実施形態は、撮像素子202の構成が特定の構成に限定されるものではなく、種々の構成の撮像素子を用いることが可能である。
アナログ処理部203は、撮像素子202により得られた画像信号に対してCDS(相関二重サンプリング)処理やAGC(自動利得制御)処理等のアナログ処理を施す。A/D変換部204は、アナログ処理部203においてアナログ処理された画像信号をデジタル信号(以下、画像データという)に変換する。
ここで、撮像素子202、アナログ処理部203、A/D変換部204が、撮像部の一例として機能する。
バス205は、カメラ本体200の内部で発生した各種のデータを転送するための転送路である。フレームメモリ206は、カメラ本体200内部で発生した各種のデータを一時的に記憶するための記憶部である。ここで、フレームメモリ206は、例えばSDRAMである。
AE処理部207は、画像データを用いて被写体輝度を算出する。なお、被写体輝度は、画像データから算出するだけでなく、例えば専用の測光センサで測定するようにしても良い。AF処理部208は、画像データから高周波成分の信号を取り出し、取り出した高周波成分の信号を積算してAF用の合焦評価値を取得する。
画像処理部209は、画像データに対する各種の画像処理を行う。画像処理部209は、ホワイトバランス(WB)補正部2091、同時化処理部2092、色再現処理部2093等を有している。
WB補正部2091は、画像データの色バランスを補正するためのゲインを乗じるホワイトバランス補正処理を画像データに対して施す。同時化処理部2092は、ベイヤ配列等の1つの画素が1つの色成分に対応している画像データを、1つの画素が複数の色成分に対応している画像データに変換する同時化処理を画像データに対して施す。色再現処理部2093は、色相や彩度の調整を行うためのマトリクス演算等の画像の色再現に関する処理を画像データに対して施す。
画像圧縮展開部210は、画像の記録時においては、画像処理部209における画像処理によって得られた画像データに対してJPEG方式等の圧縮処理を施す。また、画像圧縮展開部210は、画像の再生時においては、圧縮処理が施された画像データに対して展開(デコード)処理を施す。
メモリI/F211は、マイクロコンピュータ215等が記録媒体212にアクセスするためのインターフェイスである。記録媒体212は、例えばカメラ本体200に着脱自在になされたメモリカードである。この記録媒体212は、画像ファイル等を記録する。
表示ドライバ213は、画像処理部209で得られた画像データ又は画像圧縮展開部210で伸張された画像データを映像信号に変換して表示部214に出力する。表示部214は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)である。この表示部214は、表示ドライバ213から入力された映像信号に基づく画像を表示する。
マイクロコンピュータ215は、撮像制御部としての機能を有し、メカシャッタ201や撮像素子202の動作を制御する。この他、マイクロコンピュータ215は、画像処理部209や表示ドライバ213等のカメラ本体200の各部の動作を制御する。また、マイクロコンピュータ215は、AE処理部207で演算された被写体輝度を用いてAE処理を行ったり、AF処理部208で演算されたAF評価値を用いてAF処理を行ったりもする。また、マイクロコンピュータ215は、交換式レンズ100の装着時には、交換式レンズ100の動作も制御する。さらに、本実施形態におけるマイクロコンピュータ215は、基準画像決定部としての機能も有している。具体的には、マイクロコンピュータ215は、後述の複数回の露光の結果として得られる複数の画像データの中から基準画像データを決定する。
操作部216は、ユーザによって操作される各種の操作部材である。操作部216としては、例えば、レリーズボタンや電源ボタン、選択キー等が含まれる。レリーズボタンは、撮影動作の実行を指示するための操作部である。電源ボタンは、カメラ本体200の電源のオン又はオフを指示するための操作部である。なお、これらのボタンは、一部又は全部をタッチパネルによって操作される仮想的な操作部として構成しても良い。
Flashメモリ217は、例えばホワイトバランス補正用のホワイトバランスゲインや色再現の処理に用いられるカラーマトリクス等の画像処理部209の動作に必要なパラメータ等の、カメラ本体200の動作に必要な各種のパラメータを記憶している。ここで、本実施形態においては、Flashメモリ217は、後述の第1のノイズ低減処理に用いられる第1のノイズ低減パラメータ及び第2のノイズ低減処理に用いられる第2のノイズ低減パラメータも記憶している。さらに、Flashメモリ217は、マイクロコンピュータ215が実行する種々のプログラムも記憶している。
相関量検出部としての動きベクトル算出部218は、後述の複数回の露光によって得られた複数の画像データの中の、基準画像データと基準画像データを除く画像データのそれぞれ(以下、参照画像データという)との間の相関量を示す動きベクトルを算出する。動きベクトルは、基準画像データと参照画像データとの間での画像マッチングを利用した手法等の周知の手法を用いて算出可能である。
振動センサ219は、例えば角速度センサであり、手ブレ等によってカメラ本体200に発生した振動を検出する。振動センサ219の出力からも、基準画像データと参照画像データとの間の相関量を検出することが可能である。
第1の合成処理部220は、後述の撮影動作の際の複数回の露光によって得られた複数の画像データを合成する。第2の合成処理部221は、基準画像データと第1の合成処理部220による合成によって得られた第1の合成画像データとを合成する。
第1のNR処理部222は、Flashメモリ217に記憶されている第1のノイズ低減パラメータに従って、第1の合成処理部220で得られた合成画像データに重畳されているノイズを低減する処理を施す。第2のNR処理部223は、Flashメモリ217に記憶されている第2のノイズ低減パラメータに従って、基準画像データに重畳されているノイズを低減する処理を施す。ここで、第1のNR処理部222と第2のNR処理部223は、汎用のノイズ低減処理部で構成することができる。また、第1のNR処理部222と第2のNR処理部223とは、必ずしも同一の処理によってノイズ低減をするものである必要はない。しかしながら、両者を同一の処理によってノイズ低減をするものとすれば、同一の処理ブロックを時分割で使用する等の手法により装置規模を抑えることが可能である。
次に、図1に示すデジタルカメラの動作について図2を参照して説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る撮像方法の一例としてのデジタルカメラの撮影動作について示したフローチャートである。本実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルカメラは、撮影動作の際に複数回の露光を行い、複数回の露光により得られた複数の画像データを1つの画像データに合成することによって、ダイナミックレンジが広い画像データを生成することが可能である。ここで、図2の撮影動作を実行するためのプログラムは、例えばFlashメモリ217に記憶されている。マイクロコンピュータ215は、このプログラムを読み込んで、図2の撮影動作を制御する。
ユーザによって操作部216のレリーズボタンが操作されることにより、図2の撮影動作が開始される。まず、マイクロコンピュータ215は、初期設定を行う(ステップS201)。この初期設定において、マイクロコンピュータ215は、自身が有する図示しないレジスタに設定されるパラメータiの値を0に初期化する。パラメータiは、画像データの枚数をカウントするためのパラメータである。
続いて、マイクロコンピュータ215は、合成する画像データの枚数を示すパラメータmの値を読み込む(ステップS202)。パラメータmは、例えば固定値としてFlashメモリ217に記憶させておいても良いし、また、ユーザが操作部216を操作して適宜設定できるようにしても良い。パラメータmの読み込み後、マイクロコンピュータ215は、AE処理及びAF処理を行う(ステップS203)。
AE処理に際し、マイクロコンピュータ215は、AE処理部207によって被写体輝度を算出させる。その後、マイクロコンピュータ215は、AE処理部207によって算出された被写体輝度に応じて、露光時における露光量が所定の適正値(適正露光量)となる露光条件、例えばISO感度Sv、絞り値Av、シャッタ速Tvを決定する。カメラ本体200に顏検出部を設けるようにすれば、AE処理において、特定の顔部の輝度が適正となるようにISO感度、絞り値、シャッタ速を決定するように構成すること可能である。
AF処理に際し、マイクロコンピュータ215は、AF処理部208によって合焦評価値を取得させる。そして、マイクロコンピュータ215は、AF処理部208で取得された合焦評価値により、画像データにおけるコントラストを評価しつつ、撮像レンズ101のフォーカスレンズを微少量ずつ駆動させるようにレンズマイクロコンピュータ104に指示する。その後、マイクロコンピュータ215は、コントラストが最大となった時点でフォーカスレンズの駆動を停止させるようにレンズマイクロコンピュータ104に指示する。このようなAF処理は、所謂コントラスト方式のAF処理である。AF処理として位相差AF処理を用いるようにしても良い。カメラ本体200に顏検出部を設けるようにすれば、AF処理において、特定の顔範囲に対して合焦するようにフォーカスレンズを駆動させるようにすることも可能である。
AE処理及びAF処理の後、マイクロコンピュータ215は、露光動作を行う(ステップS204)。この際、マイクロコンピュータ215は、露光動作前に決定した露光条件に従って露光動作を行う。具体的には、マイクロコンピュータ215は、ISO感度に応じてアナログ処理部203におけるゲイン制御量(増幅率)を設定するとともに、露光動作前に決定した絞り値をレンズマイクロコンピュータ104に送信する。その後、マイクロコンピュータ215は、レンズマイクロコンピュータ104の制御による絞り102の駆動と同期して、露光動作前に決定したシャッタ速に応じてメカシャッタ201を動作させて撮像素子202の露光量を制御する。露光動作の結果として、撮像素子202から出力された画像信号は、アナログ処理部203とA/D変換部204とを介してデジタル信号としての画像データに変換される。画像データは、フレームメモリ206に記憶される(ステップS205)。また、このとき、マイクロコンピュータ215は、露光条件(ISO感度Sv、絞り値Av、シャッタ速Tv)を例えばフレームメモリ206に記憶させておく。
露光動作の終了後、マイクロコンピュータ215は、iに1を加える(ステップS206)。続いて、マイクロコンピュータ215は、iがmより大きいか否かを判定する(ステップS207)。
ステップS207の判定において、iがm以下であると判定した場合、言い換えれば設定された合成枚数の画像データがまだ得られていないと判定した場合に、マイクロコンピュータ215は、露光条件を変更する(ステップS208)。その後、マイクロコンピュータ215は、処理をステップS204に戻し、変更後の露光条件に従って、次の露光動作を実行する。後述の合成処理によって、広いダイナミックレンジの画像データを得るためには、露光量の異なる複数の画像データを合成する必要がある。露光量を変えるためには、ISO感度、絞り値、シャッタ速の少なくとも何れかを変えれば良い。ここで、絞り値を変化させた場合には、撮像レンズ101の焦点距離、即ち撮影画角も変化してしまう。また、ISO感度を増加させるとノイズ量も増加してしまう。このため、露光条件を変更する際には、シャッタ速を変化させることが望ましい。ここで、1回の露光毎の露光量(シャッタ速)の変化量は、任意として良い。一般に、シャッタ速が遅くなるほど、即ち露光時間が長くなるほど、カメラ本体200の手ブレや被写体ブレが大きくなる。このような手ブレや被写体ブレによる画像ブレの影響を、後述の合成処理における位置合わせによって低減する。
また、ステップS207の判定において、iがmを超えたと判定した場合に、マイクロコンピュータ215は、露光動作を終了させ、m回の露光の結果としてフレームメモリ206に記憶されたm枚の画像データの中から、基準画像データを決定する(ステップS209)。基準画像データの決定処理の詳細については後述する。
基準画像データを決定した後、マイクロコンピュータ215は、第1の合成処理を実行する(ステップS210)。
第1の合成処理に際し、マイクロコンピュータ215は、動きベクトル算出部218により、基準画像データとそれぞれの参照画像データとの間の動きベクトルを検出する。動きベクトルは、振動センサ219によって検出されるカメラ本体200の振動量から検出するようにしても良い。動きベクトルを検出した後、マイクロコンピュータ215は、検出した動きベクトルを第1の合成処理部220に入力して第1の合成処理を指示する。この指示を受けて、第1の合成処理部220は、動きベクトルを用いて、フレームメモリ206に記憶された複数枚の画像データの画素の位置を合わせた後で合成する。この際、例えば、基準画像データに参照画像データを順次合成していく。合成としては、例えば第1の合成処理部220は、複数枚の画像データの対応する画素のデータ同士を加算する。この際、第1の合成処理部220は、基準画像データのそれぞれの画素のデータと、参照画像データの対応する画素のデータとの差分を算出する。そして、第1の合成処理部220は、算出した差分の絶対値が所定値以下となる画素のデータを加算し、差分の絶対値が所定値よりも大きくなる画素のデータを加算しない。差分の絶対値が所定値よりも大きくなる画素は、基準画像データの対応する画素に対する位置のずれの大きい画素である。このような画素を加算してしまうと2重像が発生したりしてしまうので、加算には用いないようにする。
加算の後、第1の合成処理部220は、各画素位置において加算した画像データの枚数に応じて合成結果を正規化し、正規化して得られた第1の合成画像データをフレームメモリ206に記憶させる。第1の合成処理部220は、画素位置毎の加算した画像データの枚数を示す情報を第2の合成処理部221に出力する。
第1の合成処理の後、マイクロコンピュータ215は、Flashメモリ217から第2のノイズ低減パラメータを読み込む(ステップS211)。第2のノイズ低減パラメータは、第1の合成画像データに対して適用されることを前提として調整されたノイズ低減パラメータであり、露光条件(ISO感度等)に応じて選択される。第2のノイズ低減パラメータは、第1のノイズ低減パラメータよりもノイズ低減強度が弱く設定されている。典型的には、第2のノイズ低減パラメータは、第1の合成処理において全ての画像データが合成されたと想定した場合のノイズ量の減少に応じて設定されている。
第2のノイズ低減パラメータの読み込み後、マイクロコンピュータ215は、第2のノイズ低減処理を実行する(ステップS212)。第2のノイズ低減処理において、マイクロコンピュータ215は、Flashメモリ217から読み込んだ第2のノイズ低減パラメータを第2のNR処理部223に出力する。第2のノイズ低減パラメータの入力を受けて、第2のNR処理部223は、フレームメモリ206から読み込んだ第1の合成画像データに対し、第2のノイズ低減パラメータを用いてのノイズ低減処理を施す。
第2のノイズ低減処理と並行して、マイクロコンピュータ215は、Flashメモリ217から第1のノイズ低減パラメータを読み込む(ステップS213)。第1のノイズ低減パラメータは、1枚の画像データに対して適用することを前提として調整されたノイズ低減パラメータであり、第2のノイズ低減パラメータと同様に露光条件(ISO感度等)に応じて選択される。
第1のノイズ低減パラメータの読み込み後、マイクロコンピュータ215は、第1のノイズ低減処理を実行する(ステップS214)。第1のノイズ低減処理において、マイクロコンピュータ215は、Flashメモリ217から読み込んだ第1のノイズ低減パラメータを第1のNR処理部222に出力する。第1のノイズ低減パラメータの入力を受けて、第1のNR処理部222は、フレームメモリ206から読み込んだ基準画像データに対し、第1のノイズ低減パラメータを用いてのノイズ低減処理を施す。
第1のノイズ低減処理と第2のノイズ低減処理が終了した後、マイクロコンピュータ215は、第2の合成処理を実行する(ステップS215)。
第2の合成処理に際し、マイクロコンピュータ215は、第2の合成処理部221に対して第2の合成処理を指示する。この指示を受けて、第2の合成処理部221は、第1の合成画像データにおいて加算された画像データの枚数を画素位置毎に示す情報に従って、基準画像データと第1の合成画像データとの合成比率を画素毎に決定する。第1の合成画像データの中の合成枚数の少ない画素、即ちノイズ低減の強度が相対的に弱い画素については、基準画像データのほうの合成比率を高くし、第1の合成画像データの中の画像データの合成枚数が多い画素、即ちノイズ低減の強度が相対的に強い画素については、第1の合成画像データのほうの合成比率を高くする。
このようにして合成比率を決定した後、第2の合成処理部221は、基準画像データのそれぞれの画素のデータと第1の合成画像データのそれぞれの画素のデータとを合成(加重平均)することによって第2の合成画像データを得て、この第2の合成画像データをフレームメモリ206に記憶させる。このようにして第2の合成画像データを得ることにより、第2の合成画像データの各画素は、ほぼ同じ強度でノイズ低減処理が施された状態となる。
第2の合成処理の後、マイクロコンピュータ215は、画像処理部209により、フレームメモリ206に記憶された第2の合成画像データに対する画像処理を施す(ステップS216)。その後、マイクロコンピュータ215は、画像処理部209によって処理された第2の合成画像データを記録媒体212に記録するか、第2の合成画像データに対応した画像を表示部214に表示させる(ステップS217)。画像の記録又は表示の後、マイクロコンピュータ215は、図2のフローチャートの処理を終了させる。
図3は、基準画像データの決定処理について示すフローチャートである。本実施形態においては、複数回の露光によって得られた複数の画像データの中で、最も露光時間の短い、即ちシャッタ速が最も速い画像データを基準画像データとする。
図3において、マイクロコンピュータ215は、初期設定を行う(ステップS301)。この初期設定において、マイクロコンピュータ215は、自身が有する図示しないレジスタに設定されるパラメータiの値を1に、TV_maxの値を0に、Std_frameの値を1にそれぞれ初期化する。パラメータiは、画像データの枚数を示すパラメータである。TV_maxは、シャッタ速の最大値を示すパラメータである。Std_frameは、基準画像データの駒数を示すためのパラメータである。
初期設定の後、マイクロコンピュータ215は、フレームメモリ206に記憶されている複数の画像データの中の1枚目の画像データ(例えば、最初の露光で得られた画像データ)のシャッタ速tv_1を例えばフレームメモリ206から読み込む(ステップS302)。そして、マイクロコンピュータ215は、TV_maxの値をtv_1に設定するとともに、iに1を加える(ステップS303)。
TV_maxの値を設定した後、マイクロコンピュータ215は、フレームメモリ206に記憶されている複数の画像データの中のi枚目の画像データ(例えば、i回目の露光で得られた画像データ)のシャッタ速tv_iを例えばフレームメモリ206から読み込む(ステップS304)。そして、マイクロコンピュータ215は、TV_maxの値とtv_iの値とを比較して、TV_maxの値がtv_iよりも小さいか否かを判定する(ステップS305)。ステップS305の判定において、TV_maxの値がtv_iよりも小さいと判定した場合に、マイクロコンピュータ215は、TV_maxの値をtv_iとするとともに、Std_frameの値をiとする(ステップS306)。また、ステップS305の判定において、TV_maxの値がtv_i以上であると判定した場合に、マイクロコンピュータ215は、ステップS306の処理をスキップする。
ステップS305の判定においてTV_maxの値がtv_i以上であると判定した場合又はS306の後、マイクロコンピュータ215は、iに1を加える(ステップS307)。続いて、マイクロコンピュータ215は、iがmより大きいか否かを判定する(ステップS308)。ステップS308の判定において、iがm以下であると判定した場合に、マイクロコンピュータ215は、処理をステップS304に戻す。
また、ステップS308の判定において、iがmを超えたと判定した場合には、マイクロコンピュータ215は、その時点でのStd_frameの値によって示される駒の画像データを基準画像データに決定する(ステップS309)。その後、マイクロコンピュータ215は、図3のフローチャートの処理を終了させる。
以上説明したように、本実施形態においては、合成処理の際の位置合わせの基準とする基準画像データを、最も露光時間の短い露光によって得られた画像データとしている。露光時間が最も短ければ、手ブレや被写体ブレの影響も最低であると考えられる。このような画像データを基準画像データとすることにより、手ブレや被写体ブレによる画像ブレの影響が少なく、高画質且つ広ダイナミックレンジの画像をユーザに提供することが可能である。
ここで、図2においては、複数枚の画像データの合成に際してノイズ低減処理を施すようにしている。しかしながら、本実施形態においては、ノイズ低減処理は必須のものではない。
また、画像データの合成手法も前述した手法に限るものではない。例えば、図2の例では、画像処理部209における画像処理の前に合成処理を行うようにしているが、例えば画像処理部209における画像処理の後、例えば同時化処理の後に合成処理を行うようにしても良い。この他、本実施形態の技術は、複数回の露光によって得られた複数の画像データの中から基準画像データを決定し、この基準画像データを基準にして位置合わせを行う各種の合成処理に対して適用可能である。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態においては、複数回の露光を行ってから基準画像データを決定している。これに対し、第2の実施形態は、露光量の変化に所定の順序を持たせることにより、基準画像データの決定処理を不要とする例である。なお、第2の実施形態における撮像装置の一例としてのデジタルカメラの構成は、図1と同様で良い。したがって、詳細については説明を省略する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る撮像方法としてのデジタルカメラの撮影動作の第1の例について示したフローチャートである。図4において、マイクロコンピュータ215は、第1の実施形態と同様の初期設定を行う(ステップS401)。この初期設定において、マイクロコンピュータ215は、自身が有する図示しないレジスタに設定されるパラメータiの値を0に初期化する。
続いて、マイクロコンピュータ215は、合成する画像データの枚数を示すパラメータmの値を読み込む(ステップS402)。パラメータmの読み込み後、マイクロコンピュータ215は、複数回の露光のそれぞれの露光量を決定するためのパラメータΔev、start_evを取得する(ステップS403)。Δevは、露光量の変化量を示すパラメータである。start_evは、1回目の露光時における露光量と適正露光量との差分を示すパラメータである。本例においては、1回目の露光量が、複数回の露光の中の最小の露光量となるように設定する。ここで、Δev、start_evの値は、固定値としてFlashメモリ217に記憶させておいても良いし、ユーザが操作部216を操作して設定するようにしても良い。
Δev、start_evを取得した後、マイクロコンピュータ215は、AE処理及びAF処理を行う(ステップS404)。AE処理及びAF処理は、第1の実施形態と同様で良い。
AE処理及びAF処理の後、マイクロコンピュータ215は、露光条件を変更する(ステップS405)。本例においては、初回の露光時における露光量を最小にする。前述したように、露光量は、シャッタ速を変更することによって変更する。このため、ステップS405においては、適正露光量に対して算出されたISO感度、絞り値については固定としつつ、シャッタ速を変更することで露光量を(適正露光量−start_ev)とする。このように変更された露光条件で得られる画像データは、露光時間が最短の画像データとなる。このため、本例では、最初の露光時に得られた画像データを基準画像データとして用いる。
ステップS405において、露光条件を変更した後、マイクロコンピュータ215は、ステップS405において決定した露光条件に従って露光動作を行う(ステップS406)。露光動作の結果として、撮像素子202から出力された画像信号は、アナログ処理部203とA/D変換部204とを介してデジタル信号としての画像データに変換される。この画像データは、基準画像データとして、フレームメモリ206に記憶される(ステップS407)。また、このとき、マイクロコンピュータ215は、露光条件(ISO感度Sv、絞り値Av、シャッタ速Tv)を例えばフレームメモリ206に記憶させておく。
基準画像データの取得後、マイクロコンピュータ215は、Flashメモリ217から第1のノイズ低減パラメータを読み込む(ステップS408)。第1のノイズ低減パラメータの読み込み後、マイクロコンピュータ215は、第1のノイズ低減処理を実行する(ステップS409)。
第1のノイズ低減処理が終了した後、マイクロコンピュータ215は、露光条件を変更する(ステップS410)。この処理において、マイクロコンピュータ215は、変更後の露光量を、(もとの露光量+Δev)とするように、シャッタ速の値を変更する。即ち、シャッタ速の値をもとの値からΔevだけ遅くする。続いて、マイクロコンピュータ215は、変更後の露光条件に従って露光動作を行う(ステップS411)。
参照画像データ用の露光動作の終了後、マイクロコンピュータ215は、第1の合成処理を実行する(ステップS412)。第1の合成処理によって合成された合成画像データは、フレームメモリ206に記憶される(ステップS413)。
第1の合成処理の終了後、マイクロコンピュータ215は、iに1を加える(ステップS414)。続いて、マイクロコンピュータ215は、iがmより大きいか否かを判定する(ステップS415)。ステップS415の判定において、iがm以下であると判定した場合に、マイクロコンピュータ215は、処理をステップS410に戻して露光条件を変更し、次の参照画像データに関する露光動作を行う。
このように、本例では、1回の参照画像データ用の露光が終了する毎に第1の合成処理を行うようにしている。この場合、参照画像データが1枚ずつ、順次合成される。これに対し、第1の実施形態と同様に、設定された合成枚数の分の参照画像データをすべて得てから第1の合成処理を行うようにしても良い。
また、ステップS415の判定において、iがmを超えたと判定した場合に、マイクロコンピュータ215は、Flashメモリ217から第2のノイズ低減パラメータを読み込む(ステップS416)。その後、マイクロコンピュータ215は、第2のノイズ低減処理を実行する(ステップS417)。
第2のノイズ低減処理が終了した後、マイクロコンピュータ215は、第2の合成処理を実行する(ステップS418)。第2の合成処理の後、マイクロコンピュータ215は、画像処理部209により、フレームメモリ206に記憶された第2の合成画像データに対する画像処理を施す(ステップS419)。その後、マイクロコンピュータ215は、画像処理部209によって処理された第2の合成画像データを記録媒体212に記録するか、第2の合成画像データに対応した画像を表示部214に再生する(ステップS420)。画像の記録又は表示の後、マイクロコンピュータ215は、図4のフローチャートの処理を終了させる。
以上説明したように、本例においては、合成処理のための複数回の露光のうちの最初の露光における露光時間を最短としている。この場合、基準画像データとすべき画像データが固定されるので、第1の実施形態のような基準画像データの決定処理が不要である。また、最初の露光によって得られた画像データを基準画像データとすることにより、レリーズタイムラグを最小とすることが可能である。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る撮像方法としてのデジタルカメラの撮影動作の第2の例について示したフローチャートである。図5において、マイクロコンピュータ215は、第1の実施形態と同様の初期設定を行う(ステップS501)。この初期設定において、マイクロコンピュータ215は、自身が有する図示しないレジスタに設定されるパラメータiの値を0に初期化する。
続いて、マイクロコンピュータ215は、合成する画像データの枚数を示すパラメータmの値を読み込む(ステップS502)。パラメータmの読み込み後、マイクロコンピュータ215は、複数回の露光のそれぞれの露光量を決定するためのパラメータΔev、start_evを取得する(ステップS503)。Δevは、露光量の変化量を示すパラメータである。start_evは、1回目の露光時における露光量と適正露光量との差分を示すパラメータである。本例においては、1回目の露光量が、複数回の露光の中の最大の露光量となるように設定する。ここで、Δev、start_evの値は、固定値としてFlashメモリ217に記憶させておいても良いし、ユーザが操作部216を操作して設定するようにしても良い。
Δev、start_evを取得した後、マイクロコンピュータ215は、AE処理及びAF処理を行う(ステップS504)。AE処理及びAF処理は、第1の実施形態と同様で良い。
AE処理及びAF処理の後、マイクロコンピュータ215は、露光条件を変更する(ステップS505)。本例においては、初回の露光時における露光量を最大にする。前述したように、露光量は、シャッタ速を変更することによって変更する。このため、ステップS505においては、適正露光量に対して算出されたISO感度、絞り値については固定としつつ、シャッタ速を変更することで露光量を(適正露光量+start_ev)とする。
ステップS505において、露光条件を変更した後、マイクロコンピュータ215は、ステップS505において決定した露光条件に従って露光動作を行う(ステップS506)。露光動作の結果として、撮像素子202から出力された画像信号は、アナログ処理部203とA/D変換部204とを介してデジタル信号としての画像データに変換される。この画像データは、参照画像データとして、フレームメモリ206に記憶される(ステップS507)。また、このとき、マイクロコンピュータ215は、露光条件(ISO感度Sv、絞り値Av、シャッタ速Tv)を例えばフレームメモリ206に記憶させておく。
参照画像データ用の露光動作の終了後、マイクロコンピュータ215は、iに1を加える(ステップS508)。続いて、マイクロコンピュータ215は、露光条件を変更する(ステップS509)。この処理において、マイクロコンピュータ215は、変更後の露光量を、(もとの露光量−Δev)とするように、シャッタ速の値を変更する。即ち、シャッタ速の値をもとの値からΔevだけ速くする。続いて、マイクロコンピュータ215は、iがmより大きいか否かを判定する(ステップS510)。ステップS510の判定において、iがm以下であると判定した場合に、マイクロコンピュータ215は、処理をステップS506に戻して露光条件を変更し、次の画像データに関する露光動作を行う(ステップS511)。第2の例においては、この最後の露光動作において得られる画像データが、露光時間が最短の画像データとなる。このため、本例では、最後の露光時に得られた画像データを基準画像データとして用いる。
基準画像データの取得後、マイクロコンピュータ215は、Flashメモリ217から第1のノイズ低減パラメータを読み込む(ステップS512)。第1のノイズ低減パラメータの読み込み後、マイクロコンピュータ215は、第1のノイズ低減処理を実行する(ステップS513)。
第1のノイズ低減処理を実行した後、マイクロコンピュータ215は、第1の合成処理を実行する(ステップS514)。第1の合成処理の後、マイクロコンピュータ215は、Flashメモリ217から第2のノイズ低減パラメータを読み込む(ステップS515)。第2のノイズ低減パラメータの読み込み後、マイクロコンピュータ215は、第2のノイズ低減処理を実行する(ステップS516)。
第1のノイズ低減処理と第2のノイズ低減処理が終了した後、マイクロコンピュータ215は、第2の合成処理を実行する(ステップS517)。第2の合成処理の後、マイクロコンピュータ215は、画像処理部209により、フレームメモリ206に記憶された第2の合成画像データに対する画像処理を施す(ステップS518)。その後、マイクロコンピュータ215は、画像処理部209によって処理された第2の合成画像データを記録媒体212に記録するか、第2の合成画像データに対応した画像を表示部214に再生する(ステップS519)。画像の記録又は表示の後、マイクロコンピュータ215は、図5のフローチャートの処理を終了させる。
以上説明したように、本例においては、合成処理のための複数回の露光のうちの最後の露光における露光時間を最短としている。この場合、基準画像データとすべき画像データが固定されるので、第1の実施形態のような基準画像データの決定処理が不要である。また、最後の露光によって得られた画像データを基準画像データとすることにより、所謂後幕シンクロ撮影を行ったかのような、自然な描写の画像を生成することが可能である。
ここで、上述した各実施形態における第2の合成処理においては、基準画像データに対するブレが多い画素については合成に用いないようにすることで2重像の発生を抑制している。そして、画素毎の合成枚数の差によるノイズ低減処理の強度差に基づく画質の差を、ノイズ低減処理済みの基準画像データとノイズ低減処理済みの第1の合成画像データとの合成比率を画素毎に変えて合成することによって補償している。ただし、実際には多少の画質差が発生してしまう。この画質差を完全になくすためには、第1の合成画像データの各画素の合成枚数を等しくする、言い換えれば画像ブレを無視する方法が考えられる。第2の例は、このような画像ブレを無視して合成を行う場合に特に有効である。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。また、前述の各動作フローチャートの説明において、便宜上「まず」、「次に」等を用いて動作を説明しているが、この順で動作を実施することが必須であることを意味するものではない。また、上述した実施形態の説明では、画像処理部が行う処理としてハードウェアによる処理を前提としていたが、このような構成に限定される必要はない。例えば、別途ソフトウェアにて処理する構成も可能である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
10…デジタルカメラ、100…交換式レンズ、101…撮像レンズ、102…絞り、103…ドライバ、104…レンズマイクロコンピュータ、105…Flashメモリ、106…インターフェイス、200…カメラ本体、201…メカシャッタ、202…撮像素子、203…アナログ処理部、204…アナログ/デジタル(A/D)変換部、205…バス、206…フレームメモリ、207…AE処理部、208…AF処理部、209…画像処理部、210…画像圧縮展開部、211…メモリインターフェイス、212…記録媒体、213…表示ドライバ、214…表示部、215…マイクロコンピュータ、216…操作部、217…Flashメモリ、218…動きベクトル算出部、219…振動センサ、220…第1の合成処理部、221…第2の合成処理部、222…第1のノイズ低減(NR)処理部、223…第2のノイズ低減(NR)処理部、2091…ホワイトバランス(WB)補正部、2092…同時化処理部、2093…色再現処理部

Claims (4)

  1. 撮像レンズを通して受光した光を光電変換して画像データを得る撮像部と、
    前記撮像部を複数の異なる露光時間で連続して複数回露光させて露光量の異なる複数の画像データを前記撮像部において得るように制御する撮像制御部と、
    前記露光量の異なる複数の画像データのうちの1枚を基準画像データとして決定する基準画像決定部と、
    前記基準画像データと前記露光量の異なる複数の画像データのうちの前記基準画像データを除く画像データとの相関量を検出する相関量検出部と、
    前記相関量検出部で検出された相関量に従って、前記基準画像決定部において決定された前記基準画像データを基準として前記露光量の異なる複数の画像データを合成して第1の合成画像データを生成する第1の合成処理部と、
    前記基準画像データと前記第1の合成画像データとを合成する第2の合成処理部と、
    を具備し、
    前記基準画像決定部は、前記露光量の異なる複数の画像データのうち、最も露光時間の短い画像データを前記基準画像データとして決定することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像制御部は、露光時間の短い順に前記撮像部を複数回露光させるように制御し、
    前記基準画像決定部は、最初の露光によって前記撮像部で得られた画像データを前記基準画像データとして決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像制御部は、露光時間の長い順に前記撮像部を複数回露光させるように制御し、
    前記基準画像決定部は、最後の露光によって前記撮像部で得られた画像データを前記基準画像データとして決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 撮像制御部により、撮像部を複数の異なる露光時間で連続して複数回露光させて露光量の異なる複数の画像データを得て、
    基準画像決定部により、前記撮像部で得られた露光量の異なる複数の画像データのうちの最も露光時間の短い画像データを基準画像データとして決定し、
    相関量検出部により、前記基準画像データと前記露光量の異なる複数の画像データのうちの前記基準画像データを除く画像データとの相関量を検出し、
    第1の合成処理部により、前記相関量検出部で検出された相関量に従って、前記基準画像決定部において決定された前記基準画像データを基準として前記露光量の異なる複数の画像データを合成して第1の合成画像データを生成し、
    第2の合成処理部により、前記基準画像データと前記第1の合成画像データとを合成する、
    ことを特徴とする撮像方法。
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