JP5048468B2 - 撮像装置およびその撮像方法 - Google Patents

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Description

本発明は、連続して合焦を行うコンティニュアス合焦機能を有する撮像装置およびその撮像方法に関する。
自動合焦(オートフォーカス)機能を有する各種のカメラが知られている。
特許文献1では、スチルカメラ部とビデオカメラ部とこれらに共通する撮影レンズとを有する複合カメラにおいて、静止画撮影時に動き検出手段により被写体が動いていると検出されたときは、上記焦点検出手段のくり返し検出に基づくサーボ制御を行い、上記被写体が動いていないと検出されたときは、一度合焦状態になるとレンズ駆動を停止させてフォーカスロックを行うワンショット制御を行うものが開示されている。
特許文献2では、光学機器の焦点を調整する撮像装置であって、被写体から光線を取り込んで被写体像を生成する光学部と、被写体像のコントラスト値を検出するコントラスト検出部と、当該合焦装置から被写体までの距離を示す距離情報を算出する測距部と、光学部の焦点を調整する旨を示す指示情報を受け付ける調整指示受け付け部と、調整指示受け付け部が指示情報を受け付けた時に、光学部の焦点を調整する焦点制御部と、調整指示受け付け部が、指示情報を受け付けた時に、コントラスト検出部が検出したコントラスト値と、測距部が算出した距離情報とを記憶する距離情報記憶部とを備えるものが開示されている。
特許文献3では、CPUが、合焦指示操作に応じて、合焦動作を行う前に、この合焦指示操作直後に得られた、フォーカスレンズが前回の合焦動作で検出された前回合焦位置にあるときの現画像データと、前回の合焦動作中、または、前回の合焦動作終了直後に得られた、フォーカスレンズが前回合焦位置にあるときの前回画像データとを比較し、前回の合焦動作からの合焦状態が維持されているか否かを判断し、維持されていないとき合焦位置検出の際に、フォーカスレンズを駆動させなかったり、または、フォーカスレンズの駆動領域を狭めるものが開示されている。
特開平8−248510号公報 特開2003−207712号公報 特許第3934954号公報(特開2003−232984号公報)
通常のオートフォーカス(AF)では、合焦状態になるとフォーカスロックを行うので、被写体が動いた場合には非合焦状態(いわゆるピンボケ)となってしまう可能性が高い。これに対して、コンティニュアスAFでは、連続的に合焦を続けるので合焦精度が高い反面、フォーカスレンズのステップ駆動を行いながらピーク位置(画像のコントラストがピークとなるフォーカスレンズの位置である)を見つけなければならないので、合焦するまでに時間がかかるという課題があった。
本発明は、被写体が動いた場合の追従性と合焦精度の確保とを両立させることを目的とする。
本発明は、被写体像を結像する撮像光学系と、前記撮像光学系によって結像された被写体像を撮像し画像を取得する撮像部と、前記画像中の対象物の大きさを検出する対象物検出部と、前記対象物検出部によって検出された前記対象物の大きさに基づいて、前記対象物に合焦すると予測される前記撮像光学系の合焦予測位置を算出する合焦予測位置算出部と、前記撮像光学系の焦点位置と前記合焦予測位置との差の絶対値が閾値よりも大きいときには、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦予測位置の付近の初期目標位置に移動させ、前記撮像光学系の焦点位置と前記合焦予測位置との差の絶対値が閾値以下のときには、前記撮像光学系の焦点位置の変動を行わない第1の制御部と、前記撮像光学系の焦点位置を変化させながら前記画像のコントラストが極大となる前記撮像光学系の合焦位置を検出し、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦位置に移動させるとともに合焦状態を維持するコンティニュアスAFを行う第2の制御部であって、前記第1の制御部により前記撮像光学系の焦点位置を移動させた場合には、前記撮像光学系の焦点位置を前記初期目標位置から前記合焦予測位置に向かって変化させながら前記画像のコントラストに基づいて前記撮像光学系の合焦位置を検出して前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦位置に移動させ、前記第1の制御部により前記撮像光学系の焦点位置を移動させなかった場合には、前記撮像光学系の焦点位置を維持して前記撮像光学系の合焦位置の検出を行なわない第2の制御部と、を備えたことを特徴とする撮像装置を提供する。
また、本発明は、被写体像を結像する撮像光学系と、前記撮像光学系によって結像された被写体像を撮像し画像を取得する撮像部と、前記画像中の対象物の大きさを検出する対象物検出部と、前記対象物検出部によって検出された前記対象物の大きさに基づいて、前記対象物に合焦すると予測される前記撮像光学系の合焦予測位置を算出する合焦予測位置算出部と、前記撮像光学系の焦点位置と前記合焦予測位置との差の絶対値が閾値よりも大きいときには、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦予測位置に移動させ、前記撮像光学系の焦点位置と前記合焦予測位置との差の絶対値が前記閾値以下のときには、前記撮像光学系の焦点位置の変動を行わない第1の制御部と、前記撮像光学系の焦点位置を変化させながら前記画像のコントラストが極大となる前記撮像光学系の合焦位置を検出し、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦位置に移動させるとともに合焦状態を維持するコンティニュアスAFを行う第2の制御部であって、前記第1の制御部により前記撮像光学系の焦点位置を移動させた場合には、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦予測位置から変化させながら前記画像のコントラストに基づいて前記撮像光学系の合焦位置を検出して前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦位置に移動させ、前記第1の制御部により前記撮像光学系の焦点位置を移動させなかった場合には、前記撮像光学系の焦点位置を維持して前記撮像光学系の合焦位置の検出を行わない第2の制御部と、を備えたことを特徴とする撮像装置を提供する。
本発明によれば、画像中の対象物の大きさに応じて撮像光学系の焦点位置を制御するとともに、撮像光学系の焦点位置を変化させながら画像のコントラストが極大となる合焦位置を検出して撮像光学系の焦点位置を制御することが可能であり、フォーカスレンズのステップ駆動を少なくすることが可能となるので、被写体が動いた場合の追従性と合焦精度の確保とを両立させることができる。
本発明によれば、対象物の大きさに基づいて合焦予測位置の算出を行うことで、合焦予測位置に基づいてフォーカスレンズのステップ駆動する範囲を限定することが可能であり、フォーカスレンズのステップ駆動をさらに少なくすることが可能となるので、合焦追従性能がさらに向上する。
一実施形態では、前記画像のコントラストを示す評価値を算出する評価値算出部を備え、前記第1の制御部は、前記評価値が基準値よりも小さい状態が連続したときには、前記対象物の大きさに応じた前記焦点位置の制御を行わない
本発明によれば、コントラストが低い状態が続いたときでも、誤合焦が防止される。
一実施形態では、被写体の動きを検出する動き検出部を備え、前記第2の制御部は、被写体の動きが基準の速さよりも速いときには、前記画像のコントラストに基づく合焦位置の検出を行わない
本発明によれば、合焦精度と合焦速度(合焦追従性)とのバランスをとることが可能となる。
一実施形態では、合焦精度優先であるか合焦速度優先であるかの選択入力を受け付ける選択部を備え、前記第2の制御部は、合焦精度優先の場合には前記画像のコントラストに基づく合焦位置の検出を行う一方で、合焦速度優先の場合には前記画像のコントラストに基づく合焦位置の検出を行わない
本発明によれば、ユーザの意図に合わせて合焦制御されることになる。
本発明によれば、フォーカスレンズが不安定な駆動となること(振動など)を防止することができる。
本発明によれば、合焦追従性能が向上する。
一実施形態では、前記撮像光学系を介して前記撮像部に入射する光量を調整する絞りを備え、前記絞りの絞り値に応じて、前記閾値を変化させる
本発明によれば、合焦精度が確保される。
一実施形態では、前記撮像光学系はズーム機能を有し、前記撮像光学系のズーム位置または焦点距離に応じて、前記閾値を変化させる
本発明によれば、合焦精度が確保される。
一実施形態では、検出された前記撮像光学系の前記合焦位置、または、該合焦位置に対応した被写体距離に応じて、前記閾値を変化させる
本発明によれば、合焦精度が確保される。
一実施形態では、前記合焦予測位置算出部は、前記対象物検出部によって検出された前記対象物の大きさと、前記合焦位置に対応する被写体距離または前記合焦位置との関係に基づいて、前記合焦予測位置を算出する
本発明によれば、精度よく合焦予測位置を算出することが可能となり、合焦追従性能が向上する。
一実施形態では、前記合焦予測位置算出部は、前記対象物検出部によって検出された過去の前記対象物の大きさと現在の前記対象物の大きさとの比に基づいて、前記合焦予測位置を算出する
本発明によれば、精度よく合焦予測位置を算出することが可能となり、合焦追従性能が向上する。
本発明によれば、被写体が動いた場合の追従性と合焦精度の確保とを両立させることができる。
図1は、本発明に係る撮像装置の一例としてのカメラ1(デジタルカメラ)の構成を示す概略ブロック図である。カメラ1は、撮影により取得した画像データを、Exif形式の画像ファイルに変換して、本体に着脱可能な外部記録メディアなどの記録部70へ記録するものである。
このカメラの操作系としては、動作モードスイッチ、メニュー/OKボタン、ズーム/上下矢印レバー、左右矢印ボタン、Back(戻る)ボタン、表示切替ボタン、レリーズボタン、電源スイッチなどを含む操作部11と、操作部11での操作内容をCPU(Central Processing Unit)75に伝えるためのインターフェース部分である操作系制御部74とを有している。
レンズ20は、フォーカスレンズおよびズームレンズを有している。レンズ20は、レンズ駆動部51によって光軸方向に移動可能である。レンズ駆動部51はCPU75から出力されるフォーカス駆動量データ、あるいは、操作部11に含まれるズーム/上下矢印レバーの操作量データに基づいて、フォーカスレンズあるいはズームレンズの移動を制御する。
また、絞り54は、モータとモータドライバとからなる絞り駆動部55によって駆動される。この絞り駆動部55は、AE/AWB処理部63から出力される絞り値データに基づいて絞り径の調整を行う。
レンズ20および絞り54を含む撮像光学系の後方には、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子58が配置されている。撮像素子58は、多数の受光素子を2次元的に配列した光電面を有しており、光学系を通過した被写体光がこの光電面に結像し、光電変換される。光電面の前方には、各画素に光を集光するためのマイクロレンズアレイと、R,G,B各色のフィルタが規則的に配列されたカラーフィルタアレイとが配置されている。撮像素子58は、撮像素子制御部59から供給される垂直転送クロックおよび水平転送クロックに同期して、画素毎に蓄積された電荷を1ラインずつシリアルなアナログの画像信号として出力する。各画素において電荷を蓄積する時間、すなわち、露出時間は、撮像素子制御部59から与えられる電子シャッタ駆動信号によって決定される。
撮像素子58から出力されたアナログの画像信号は、アナログ信号処理部60に入力される。アナログ信号処理部60は、画像信号のノイズを除去する相関2重サンプリング回路(CDS)と、画像信号のゲインを調節するオートゲインコントローラ(AGC)とからなる。
A/D変換部61は、アナログ信号処理部60にて処理されたアナログの画像信号をデジタルの画像信号(以下「画像データ」という)に変換する。この画像データは、画素毎にR,G,B各色の濃度値を持つCCD−RAWデータである。
制御回路72は、タイミング信号を発生させ、このタイミング信号を撮像素子制御部59に入力し、操作部11に含まれるレリーズボタンの操作、撮像素子58の電荷の取込み、およびアナログ信号処理部60の処理の同期を取っている。
フラッシュ制御部73は、撮影時にフラッシュ24を発光させる。具体的には、フラッシュ発光モードがフラッシュオンとされている場合、フラッシュ24をオンとして、撮影時にフラッシュ24を発光させる。一方、フラッシュ発光モードがフラッシュオフとされている場合、撮影時にフラッシュ24の発光を禁止する。
A/D変換部61から出力された画像データは、デジタル信号処理部65にて、ホワイトバランス(WB)調整、γ補正、およびYC処理が施され、メモリ66に書き込まれる。なお、CCD−RAWデータもメモリ66に書き込まれる。
メモリ66は、画像データに対して各種のデジタル信号処理を行う際に使用する作業用メモリであり、例えば、一定周期のバスクロック信号に同期してデータ転送を行うSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)が使用される。
表示部71は、撮影モード設定以後から本撮影指示がされるまでの間メモリ66に逐次格納された画像データをスルー画像として表示したり、再生モード時に記録部70に保存されている画像データを表示したりするためのものである。なお、スルー画像は、撮影モードが選択されている間、所定間隔で撮像素子58により撮影される。
AF処理部62およびAE/AWB処理部63は、画像データに基づいて撮影条件を決定する。
AF処理部62は、画像データに基づいて合焦位置を検出し、フォーカス駆動量データを出力する(AF処理)。合焦位置の検出方式としては、例えば、焦点(ピント)が合った状態では画像のコントラストが高くなるという特徴を利用して合焦位置を検出するコントラスト検出方式を用いている。AF処理部62は、画像データから高周波数成分を抽出し、これを全体画像または全体画像の一部分(中央部や顔検出領域など)において積算することによりAF評価値を得る。レンズ20のうちフォーカスレンズの位置(「焦点位置」ともいう)をレンズ駆動部51によって変化させながら、コントラストを示すAF評価値が極大となるフォーカスレンズの位置を検出し、このフォーカスレンズの位置を合焦位置と判断する。AF評価値を、以下では「コントラスト評価値」または「合焦評価値」という場合もある。
AE/AWB処理部63は、画像データに基づいて被写体輝度を測定し、測定した被写体輝度に基づいて絞り値、シャッタスピード等を決定し、絞り値データおよびシャッタスピードデータを露出設定値として決定する(AE処理)。AE/AWB処理部63は、画像データに基づいて、当該画像データのホワイトバランスの補正量を決定する(AWB処理)。
ROM68は、カメラ1において設定される各種定数、およびCPU75が実行するプログラム等を格納する。RAM69は、CPU75がプログラムの実行に必要なデータを一時的に格納する。
CPU75は、カメラ1の各部を制御する。
顔検出部80は、画像データから人物の顔部分を検出する。具体的には、顔に含まれる顔の特徴を有する領域(例えば肌色を有する、目などの特定の部位を有する、顔の形状を有する等)を顔領域として検出するが、これに限定されるものではない。
また、顔検出部80は、画像データ中の顔の大きさを検出する。例えば、図2に示す全体画像201(「画面」ともいう)において、全体画像201の縦方向の画素数がLv、顔領域202の長さ方向の画素数がLfであるとき、比(Lf/Lv)を顔の大きさ情報として算出する。すなわち、全体画像201の寸法と顔部分画像の寸法の比を、顔の大きさ情報として求める。本発明の理解を容易にするために図2では簡易な例を示したが、図3(a)〜(c)に示すように、左向きの顔、正面の顔、右向きの顔など、顔の向きには各種ある。また、図4(a)〜(d)に示すように顔の傾き角度には各種ある。よって、被写体距離が同一であれば、顔の向きや傾きに関わらず一定となるような大きさ情報を求める。例えば、顔の部位(目、口など)同士の位置関係に基づいて顔の向きおよび傾きを検出した後、顔の長さを求めることが、好ましい。また、顔全体の寸法を用いる代わりに、顔の部位同士の間隔(例えば、目と口との間隔、両目間の間隔など)を用い、全体画像の寸法と部位間の間隔との比を、顔の大きさ情報としてもよい。顔の向き、傾き、大きさの検出は、公知の方法を用いてもよい。例えば、本出願人に係る特開2007−34261号公報で開示されている。
動き検出部83は、画像データに基づいて、被写体の動きを検出する。具体的には、画像データ中の顔部分(顔領域)の動きベクトルを求める。動きベクトルは、画像データにおける顔部分の動く方向および速さ(撮像装置に対する相対的な速さである)を示す。
合焦予測位置算出部84は、レンズ20のうちフォーカスレンズの位置(焦点位置)について、合焦状態になると予測される合焦予測位置を算出する。具体的な算出方法については後に詳説する。
以上において、合焦すべき対象物が顔である場合を例として説明したが、対象物は顔に特に限定されず、顔以外の対象物であってもよい。すなわち、顔以外の対象物の検出部、および、顔以外の対象物の動き検出部を設けてもよいことは、もちろんである。
また、AF処理部62、AE/AWB処理部63、顔検出部80、動き検出部83、合焦予測位置算出部84は、制御回路72のCPU75によって構成してもよい。
以下では、各種の合焦処理について、実施形態に分けて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図5は、第1実施形態に係る合焦処理の一例の非合焦状態における流れを示すフローチャートである。この処理は、カメラ1のCPU75の統括制御によりAF処理部62を用いて行われる。
ステップS11では、合焦予測位置算出部84によって、レンズ20の合焦予測位置(合焦すると予測されるフォーカスレンズの位置である)を算出する。本例において対象物は顔であり、合焦予測位置は、顔検出部80によって検出される顔部分の大きさに基づいて算出される。
ステップS12では、レンズ駆動部51によって、合焦予測位置にフォーカスレンズを移動させる。
ステップS13では、フォーカスレンズの位置をレンズ駆動部51によって合焦予測位置から変化させながら、画像のコントラストを示すAF評価値が極大となるフォーカスレンズの位置(以下「ピーク位置」という)を探索する。
ステップS14では、ピーク位置が発見されたか否かを判断する。ピーク位置が発見された場合にはステップS15に進み、発見されない場合にはステップS18に進む。
ステップS15では、ピーク位置を合焦位置とする。
ステップS16では、レンズ駆動部51によって、フォーカスレンズを合焦位置(すなわちピーク位置)に移動させる。
ステップS17では、合焦状態フラグをオンに設定する。以後、合焦状態フラグがオンの状態を「合焦状態」と称する。
ステップS18では、非合焦状態を継続する。非合焦状態は、合焦状態フラグがオフの状態である。
図6は、本実施形態におけるフォーカスレンズの位置とAF評価値との関係と、フォーカスレンズの駆動状況(フォーカス駆動)を例示する。本例では、フォーカスレンズの位置を合焦予測位置から変化させながら、AF評価値に基づいて合焦位置を検出する。
最初に合焦予測位置の算出をした後、合焦予測位置にフォーカスレンズを移動する。その後、合焦予測位置付近でAF評価値を取得し、AF評価値がピークとなるフォーカスレンズの位置(ピーク位置)を見つける。そして、見つかったピーク位置を合焦位置であると判断し、その合焦位置にフォーカスレンズを移動する。
図7は、ピーク位置を検出する際のフォーカスレンズのステップ幅よりも細かい精度で合焦位置を検出した場合について、フォーカスレンズの位置とAF評価値との関係と、フォーカスレンズの駆動状況(フォーカス駆動)を例示する。隣接する焦点位置でのAF評価値や焦点位置を利用してAF評価値の補間演算を行うことで、合焦位置を算出する。
<第2実施形態>
図8は、第2実施形態に係る合焦処理の一例の非合焦状態における流れを示すフローチャートである。この処理は、カメラ1のCPU75の統括制御によりAF処理部62を用いて行われる。
ステップS21は、第1実施形態のステップS11と同じである。
ステップS22では、レンズ駆動部51によって、合焦予測位置の付近(以下「初期目標位置」という)にフォーカスレンズを移動させる。
ステップS23では、フォーカスレンズの位置をレンズ駆動部51によって初期目標位置から合焦予測位置に向かって変化させながら、画像のコントラストを示すAF評価値が極大となるフォーカスレンズの位置(ピーク位置)を探索する。
ステップS24〜S28は、第1実施形態のステップS14〜S18と同じである。
図9は、本実施形態におけるフォーカスレンズの位置とAF評価値との関係と、フォーカスレンズの駆動状況(フォーカス駆動)を例示する。本例では、フォーカスレンズの位置を合焦予測位置付近の初期目標位置から合焦予測位置に向かって変化させながら、AF評価値に基づいて合焦位置を検出する。
最初に合焦予測位置の算出をした後、合焦予測位置付近を初期目標位置に設定し、この初期目標位置にフォーカスレンズを移動する。その後、合焦予測位置付近でAF評価値を取得し、AF評価値がピークとなるフォーカスレンズの位置(ピーク位置)を見つける。そして、見つかったピーク位置を合焦位置であると判断し、その合焦位置にフォーカスレンズを移動する。
図6に示した第1実施形態の場合と比べ、フォーカスレンズの移動方向を反転させる回数が少なくて済むケースがある。すなわち、第1実施形態の場合と比べ、更に合焦追従性が向上する。
図10は、ピーク位置を検出する際のフォーカスレンズのステップ幅よりも細かい精度で合焦位置を検出した場合について、フォーカスレンズの位置とAF評価値との関係と、フォーカスレンズの駆動状況(フォーカス駆動)を例示する。隣接する焦点位置でのAF評価値や焦点位置を利用し、AF評価値の補間演算を行うことで、合焦位置を算出する。
<第3実施形態>
図11は、第3実施形態に係る合焦処理の一例の非合焦状態での流れを示すフローチャートである。この処理は、カメラ1のCPU75の統括制御によりAF処理部62を用いて行われる。なお、図5に示した第1実施形態におけるステップと同じステップには同じ符号を付してあり、既に説明した内容については、詳細な説明を省略する
ステップS10では、合焦予測フラグがオフであるか否かを判断する。合焦予測フラグは予めオンに初期設定されており、合焦予測フラグがオフされる場合については後述する。合焦予測フラグがオンである場合にはステップS11に進み、オフである場合にはステップS31に進む。
ステップS11〜S14は、第1実施形態と同様である。
ピーク位置が発見された場合にはステップS15に進み、発見されない場合にはステップS35に進む。
ステップS15〜S17は、第1実施形態と同様である。
合焦予測フラグがオフであるときには、合焦予測位置算出(ステップS11)および合焦予測位置へのフォーカスレンズの移動(ステップS12)を行わない。すなわち、合焦予測フラグがオフであるときには、画像中の顔の大きさに応じたフォーカスレンズ10の移動を行わない。
合焦予測フラグがオフであるときには、合焦予測位置へのフォーカスレンズの移動は行わないで、ステップS31にて、AF評価値に基づいてピーク位置を探索する。すなわち、フォーカスレンズの位置をレンズ駆動部51によって現在位置から変化させながらAF評価値が極大となるピーク位置を探索する。
ステップS32ではピーク位置が発見されたか否かを判断し、ピーク位置が発見された場合にはステップS33に進み、発見されない場合にはステップS34に進む。
ステップS33では、ピーク位置を合焦位置とし、ステップS16へ進む。
ステップS34では、合焦予測フラグをオンに設定し、ステップS35では、非合焦状態を継続する。
図12は、第3実施形態に係る合焦処理の一例の合焦状態での流れを示すフローチャートである。この処理は、カメラ1のCPU75の統括制御によりAF処理部62を用いて行われる。
ステップS301では、AF評価値の小さい状態が時系列で続いたか否かを判断する。すなわち、画像のコントラストの低い状態が、閾値によって示される撮像回数(または一定期間、または判断回数)以上続いたか否かを判定する。
AF評価値の小さい状態が続いた場合にはテップS312に進み、続いていない場合にはステップS302に進む。
ステップS302では、合焦予測位置算出部84によって、画像中の対象物(例えば顔)の大きさに基づいて合焦予測位置を算出する。
ステップS304では、現在のフォーカスレンズの位置と合焦予測位置との差分(ただし絶対値)が、変動判断閾値よりも大きいか否かを判断する。なお、フォーカスレンズの位置を本明細書では「フォーカス位置」または「焦点位置」ということもある。変動判断閾値としては、被写界深度などに相当する値が用いられる。
変動判断閾値よりも大きい場合には、現在のフォーカスレンズの位置では合焦状態を維持できないと判断される。つまり、被写界深度相当の範囲の外であれば、フォーカスレンズを適切な位置に移動させる必要があると判断する。
ステップS304にて変動判断閾値よりも大きい場合にはステップS307に進み、変動判断閾値以下の場合にはステップS305に進む。
ステップS307では、レンズ駆動部51によって、合焦予測位置にフォーカスレンズを移動させる。
ステップS308では、フォーカスレンズを移動させながら、AF評価値が極大となるピーク位置を探索する。
ステップS309では、ピーク位置が発見されたか否かを判断する。ピーク位置が発見された場合にはステップS310に進み、発見されない場合にはステップS313に進む。
ステップS310ではピーク位置を合焦位置とし、ステップS311では、合焦位置(すなわちピーク位置)にフォーカスレンズを移動させる。
ステップS304で変動判断閾値以下と判断した場合には、フォーカスレンズの移動を行わず(ステップS305)、合焦状態を継続する(ステップS306)。つまり、現在の焦点位置と合焦予測位置との差分が被写界深度相当の範囲内であると判断されれば、フォーカスレンズを移動しない。これにより、合焦状態において、フォーカスレンズが不安定な駆動となること(振動など)を防止することが可能となる。
ステップS301でAF評価値の小さい状態が連いたと判断した場合には、ステップS312で合焦予測フラグをオフし、ステップS313で非合焦状態に変化する。非合焦状態では、図11を用いて説明したように、合焦予測フラグがオフであれば、合焦予測位置算出(図11のステップS11)を行わずに、AF評価値に基づき合焦位置を決定する(図11のステップS31)。
非合焦状態で合焦予測位置を利用して合焦位置を検出した後、AF評価値が小さい状態(コントラストが低い状態である)が続くケースが考えられる。これは、真の合焦位置とは大きく異なる位置を合焦位置であると予測してしまったケースなどである。例えば、名刺に印刷されている顔を撮像した場合、名刺上の顔は本物の顔と比べてとても小さいので、真の合焦位置とはほど遠い位置を合焦予測位置と算出してしまう場合が考えられる。そのような合焦予測位置の付近でさらにノイズ等に起因するピークが見つかる場合には、結果的に真の合焦位置とは大きく異なる位置にフォーカスレンズを移動させてしまうことになる。そこで、本実施形態では、AF評価値が小さい状態が続いた場合には、合焦位置予測を禁止して、AF評価値に基づく合焦位置検出のみ行って、検出された合焦位置にフォーカスレンズを移動させる。
<第4実施形態>
図13は、第4実施形態に係る合焦処理の合焦状態での流れを示すフローチャートである。この処理は、カメラ1のCPU75の統括制御によりAF処理部62を用いて行われる。なお、図12に示した第3実施形態におけるステップと同じステップには同じ符号を付してあり、既に説明した内容については、詳細な説明を省略する。
ステップS301〜S302およびステップS304〜S312は、第3実施形態と同様である。
合焦状態において、画像中の対象物(例えば顔)の大きさ情報取得と合焦予測位置の算出が継続して行われる。その中で、ステップS303aにて、フォーカスレンズの位置を変動させるか否かを判断するための閾値(変動判断閾値)を取得する。
本実施形態では、絞りのF値と変動判断閾値との対応関係を示すLUT(ルックアップテーブル)が制御回路72に予め記憶されており、LUTから現在の絞りのF値(絞り値)に対応する変動判断閾値を取得する。変動判断閾値以下である場合には、フォーカスレンズの駆動が行われない(ステップS305)。つまり、被写界深度内と判断されれば、フォーカスレンズを駆動しない。
被写界深度は、絞りのF値に応じて変化する。合焦状態において、フォーカスレンズの位置を変動させるか否かを判断するための変動判断閾値を、現在の絞りのF値に応じて変化させることにより、的確な合焦制御を行うことが可能となる。
<第5実施形態>
図14は、第5実施形態に係る合焦処理の合焦状態での流れを示すフローチャートである。この処理は、カメラ1のCPU75の統括制御によりAF処理部62を用いて行われる。なお、図12に示した第3実施形態におけるステップと同じステップには同じ符号を付してあり、既に説明した内容については、詳細な説明を省略する。
ステップS301〜S302およびステップS304〜S313は、第3実施形態と同様である。
合焦状態において、画像中の対象物(例えば顔)の大きさ情報取得と合焦予測位置の算出が継続して行われる。その中で、ステップS303bにて、フォーカスレンズの位置を変動させるか否かを判断するための閾値(変動判断閾値)を取得する。
本実施形態では、焦点距離に対応するズームレンズの位置と変動判断閾値との対応関係を示すLUT(ルックアップテーブル)が制御回路72に予め記憶されており、LUTから現在のズーム位置に対応する変動判断閾値を取得する。なお、ズームレンズの位置を本明細書では「ズーム位置」ということもある。変動判断閾値以下である場合には、フォーカスレンズの駆動が行われない(ステップS305)。つまり、被写界深度内と判断されれば、フォーカスレンズを駆動しない。
被写界深度は、ズームレンズの位置(または焦点距離)に応じて変化する。合焦状態において、フォーカスレンズの位置を変動させるか否かを判断するための変動判断閾値を、現在のズームレンズの位置(または焦点距離)に応じて変化させることにより、的確な合焦制御を行うことが可能となる。
<第6実施形態>
図15は、第6実施形態に係る合焦処理の合焦状態での流れを示すフローチャートである。この処理は、カメラ1のCPU75の統括制御によりAF処理部62を用いて行われる。なお、図12に示した第3実施形態におけるステップと同じステップには同じ符号を付してあり、既に説明した内容については、詳細な説明を省略する。
ステップS301〜S302およびステップS304〜S313は、第3実施形態と同様である。
合焦状態において、画像中の対象物(例えば顔)の大きさ情報取得と合焦予測位置の算出が継続して行われる。その中で、ステップS303cにて、フォーカスレンズの位置を変動させるか否かを判断するための閾値(変動判断閾値)を取得する。
本実施形態では、フォーカスレンズの位置と変動判断閾値との対応関係を示すLUT(ルックアップテーブル)が制御回路72に予め記憶されており、LUTから現在のフォーカスレンズの位置に対応する変動判断閾値を取得する。なお、フォーカスレンズの位置を本明細書では「フォーカス位置」または「焦点位置」ということもある。変動判断閾値以下である場合には、フォーカスレンズの駆動が行われない(ステップS305)。つまり、被写界深度内と判断されれば、フォーカスレンズを駆動しない。
被写界深度は、フォーカスレンズの位置(または被写体距離)に応じて変化する。合焦状態において、フォーカスレンズの位置を変動させるか否かを判断するための変動判断閾値を、現在のフォーカスレンズの位置(または被写体距離)に応じて変化させることにより、的確な合焦制御を行うことが可能となる。
<第7実施形態>
被写体(対象物)が動いている場合、画像のコントラストに基づくピーク位置検出は、以下の点で不利である。
第1に、フォーカスレンズを光軸方向で前後させることで合焦位置を検出するので、フォーカスレンズの合焦位置への移動が被写体の動きに対して常に遅れ気味となる。
第2に、被写体が動いている場合、画像はぶれたものとなるケースが多く、画像のコントラストが低いので、合焦位置の検出の精度が上がらない。
そこで、本実施形態では、被写体の動きが速い場合には、画像のコントラストに基づくピーク位置検出は行わず、合焦予測位置への移動を連続的に実施していく。これにより、被写体の動きが大きい期間では、真の合焦位置に設定されないかもしれないが、合焦精度をある程度確保した状態で、被写体の動きにフォーカスレンズの動きを追従させることが可能となる。
図16は、第7実施形態に係る合焦処理の非合焦状態における流れを示すフローチャートである。この処理は、カメラ1のCPU75の統括制御によりAF処理部62を用いて行われる。
ステップS40およびS41は、第1実施形態におけるステップS11およびS12と同じである。
ステップS42では、動き検出部83によって、被写体(対象物)の動きベクトルを検出する。被写体の動きベクトルの検出により、被写体の動きの有無および動きの速さが検出される。
ステップS43では、被写体の動きが速いか否かを判断する。具体的には、動きの速さと動き判断用閾値とを比較する。被写体の動きが速いと判断した場合(すなわち動き判断用閾値よりも大きい場合)にはステップS44に進む一方で、被写体の動きが遅いと判断した場合(または被写体の動きが無いと判断した場合)にはステップS49に進む。
ステップS44では、レンズ駆動部51によってフォーカスレンズを駆動し、合焦予測位置から変化させながらピーク位置を探索する。
ステップS45では、ピーク位置が発見されたか否かを判断して、発見された場合にはステップS46に進み、発見されない場合にはステップS49に進む。
ステップS46では、ピーク位置を合焦位置とし、ステップS47では、レンズ駆動部51によってフォーカスレンズを合焦位置に移動させ、ステップS48では、合焦状態フラグをオンに設定する。ステップS49では、非合焦状態を継続する。
被写体の動き検出方法は、特に限定されないが、撮像部によって得られた画像信号に基づいて検出すればよい。例えば、主要被写体としての対象物(例えば顔)を検出した後に、相関法やKLT法などでオプティカルフローを求める。特別な動き検出の手法を導入しなくても、測光値の変動量やAF評価値の変動量などから判断するようにしてもよい。
<第8実施形態>
画像のコントラストに基づいてフォーカスレンズの合焦位置を検出しようとすると、静止物体に対する合焦精度は高い反面、移動物体に対する合焦追従性は劣る。
そこで、本実施形態では、ユーザから合焦速度優先であるか合焦精度優先であるかの選択入力を受け付け、その選択結果に応じて、画像のコントラストに基づく合焦位置の検出の実行の有無を切り換える。
図17は、第8実施形態に係る合焦処理の非合焦状態における流れを示すフローチャートである。この処理は、カメラ1のCPU75によっての統括制御によりAF処理部62を用いて行われる。
ステップS51およびS52は、第1実施形態におけるステップS11およびS12と同じである。
ステップS53では、合焦速度優先であるか合焦精度優先であるかを判断する。操作部11を用いてユーザが合焦速度優先であるか合焦精度優先であるか選択入力すると、ユーザの選択入力内容が制御回路72に記憶される。本ステップでは、制御回路72に記憶されているユーザの選択入力内容を参照する。
ステップS54では、レンズ駆動部51によってフォーカスレンズを駆動し、合焦予測位置から変化させながらピーク位置を探索する。
ステップS55では、ピーク位置が発見されたか否かを判断して、発見された場合にはステップS56に進み、発見されない場合にはステップS59に進む。
ステップS56では、ピーク位置を合焦位置とし、ステップS57では、レンズ駆動部51によってフォーカスレンズを合焦位に移動させ、ステップS58では、合焦状態フラグをオンに設定する。ステップS49では、非合焦状態を継続する。
なお、ユーザからの選択入力は、例えば、メニュー画面等で合焦速度優先か合焦精度優先かを選択する態様が挙げられる。メニュー画面の選択項目は、合焦速度優先か合焦精度優先かをユーザに直接的に問う場合に特に限定されず、例えば、被写体が移動物体(合焦速度優先に相当)であるか静止物体(合焦精度優先に相当)であるかをユーザに問うようにしてもよい。
<第9実施形態>
本実施形態において、合焦処理の流れの概要は、第1実施形態から第8実施形態までのいずれかと同様である。本実施形態では、合焦予測位置算出のステップにおいて、置きピン位置の変化に基づいて合焦予測位置を算出する。「置きピン位置」は、画像中の対象物の大きさから推測したフォーカスレンズの位置である。対象物が顔の場合には「顔置きピン位置」と称する。
図18は、本実施形態における合焦予測位置算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS81では、合焦状態になった時点での画像中の対象物の大きさに基づいて、置きピン位置(Pulse_Target_old)を算出する。対象物が顔の場合、例えば、本出願人による特開2007−34261号公報の段落0240以降に記載のようにして、顔置きピン位置を求めることができる。
ステップS82では、現在の画像中の対象物の大きさに基づいて、新しい置きピン位置(Pulse_Target)を算出する。対象物が顔の場合、上記と同様にして、顔置きピン位置を求めることができる。
ステップS83では、合焦予測位置=Pulse_Target−(Pulse_Target_old−合焦位置)により、合焦予測位置を算出する。合焦位置は、画像のコントラストに基づいて検出したピーク位置である。
図19(a)は合焦状態となった時点での合焦位置faを例示し、同図(b)は合焦状態となったときの合焦位置faおよびそのときの顔置きピン位置fb(図18における「Pulse_Target_old」である)を例示し、同図(c)は新しい顔置きピン位置fc(図18における「Pulse_Target」である)を例示し、同図(d)は新しい顔置きピン位置fcおよび合焦予測位置fdを例示している。なお、図19(a)〜(d)において、横軸は、フォーカスレンズの位置(焦点位置)であり、原点位置HP(フォーカスレンズのホームポジションである)からの駆動パルス数で表される。
合焦状態となったときの画像中の対象物(ここでは顔)の大きさに基づき、フォーカスレンズの原点位置HPから過去の顔置きピン位置Pbまでの駆動パルス数を計算し、合焦位置Paまでの駆動パルス数の差により、顔置きピン位置の推定誤差(fb−fa)を求める(図19(a)、(b))。
次に、新しい顔検出結果に基づいて、新しい顔置きピン位置fcを求める(図19(c))。
そして、新しい顔置きピン位置fcを、顔置きピン位置の推定誤差(fb−fa)で補正した値を、合焦予測位置(fd=fc−(fb−fa))とする(図19(d))。
つまり、合焦位置fa(フォーカスレンズの位置を変化させながら画像のコントラストに基づいて求めたピーク位置である)と当該合焦位置faに対応する置きピン位置fb(合焦状態になった時点での画像中の対象物の大きさに基づいて算出したフォーカスレンズの位置である)との誤差(fb−fa)と求め、この誤差を用いて、新しい置きピン位置fc(現在の画像中の対象物の大きさに基づいて算出したフォーカスレンズの位置である)を補正することにより、合焦予測位置fd(=fc−(fb−fa))を求めている。言い換えると、置きピン位置の変化(fc−fb)に基づいて合焦予測位置fd(=fa+(fc−fb))を求めている。
なお、対象物として顔を例に説明したが、対象物は顔に限定される必然性はない。撮像して得られた画像中の特定の対象物の大きさ情報と、被写体までの距離またはフォーカスレンズの合焦位置(例えば駆動量)との関係を把握していれば、対象物が顔でなくても、同様に合焦予測位置の算出をすることができる。
<第10実施形態>
本実施形態において、合焦処理の流れの概要は、第1実施形態から第8実施形態までのいずれかと同様である。本実施形態では、画像中の対象物の大きさの変化に基づいて合焦予測位置を算出する。
図20は、本実施形態における合焦予測位置算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。この処理では、
ステップS91では、合焦状態になった時点での画像中の対象物の大きさ情報Pa_old(例えば、画面内で対象物が占める比率)を取得する。例えば、対象物が顔であって、撮像によって図2の全体画像201が得られた場合、全体画像201の長さLvに対する顔領域202の長さLfの比(Lf/Lf)を、顔の大きさ情報として用いる。
ステップS92では、現在の画像中の対象物の大きさ情報Paを取得する。対象物が顔の場合、上記と同様にして、顔の大きさ情報を求めることができる。
ステップS93では、合焦予測位置=無限遠位置INF+na*Pa/Pa_oldにより、合焦予測位置を算出する。無限遠位置INFは、原点位置HPから無限遠位置INFまでの駆動パルス数である。naは、無限遠位置INFから合焦位置(現在位置)までのパルス数である。合焦位置は、画像のコントラストに基づいて検出したピーク位置である。
図21は、フォーカスレンズの原点位置HP、無限遠位置INF、現在位置p1、合焦予測位置p2、無限遠位置 INFから現在位置p1までの駆動パルス数na、および、無限遠位置INFから合焦予測位置p2までの駆動パルス数nbを例示している。現在位置p1は、過去に検出した合焦位置である。なお、横軸は、フォーカスレンズの位置(焦点位置)であり、原点位置HPからの駆動パルス数で表される。
無限遠位置INFから合焦位置までの駆動パルス数は、被写体距離の逆数に比例する。画像中の対象物の大きさが被写体距離に反比例するので、無限遠位置INFから合焦位置までの駆動パルス数は、被写体の大きさに比例する。よって、画像中の対象物の大きさの変化率(Pa/Pa_old)を、無限遠位置INFからp1までの駆動パルス数naに乗じた値(na*Pa/Pa_old)が、無限遠位置INFから合焦予測位置p2までの駆動パルス数nbを表す。
このため、合焦予測位置p2=INF+na*Pa/Pa_oldとする。
なお、本発明の理解を容易にするため、第1実施形態から第9実施形態まで分けて説明したが、これらの実施形態を単独で実施する場合に本発明は特に限定されず、適宜実施形態を組み合わせて、あるいは別の実施形態の要部を適用して、実施してもよいことは、いうまでもない。
本発明は、本明細書において説明した例や図面に図示された例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の設計変更や改良を行ってよいのはもちろんである。
カメラの構成例を示す概略ブロック図 画像の一例を示す説明図 顔の向きの説明に用いる説明図 顔の傾きの説明に用いる説明図 第1実施形態に係る合焦処理の一例のフローチャート 第1実施形態における合焦位置の一例を示す図 第1実施形態において補間演算により決定された合焦位置を示す図 第2実施形態に係る合焦処理の一例のフローチャート 第2実施形態における合焦位置の一例を示す図 第2実施形態において補間演算により決定された合焦位置を示す図 第3実施形態に係る合焦処理の一例の第1のフローチャート 第3実施形態に係る合焦処理の一例の第2のフローチャート 第4実施形態に係る合焦処理の一例のフローチャート 第5実施形態に係る合焦処理の一例のフローチャート 第6実施形態に係る合焦処理の一例のフローチャート 第7実施形態に係る合焦処理の一例のフローチャート 第8実施形態に係る合焦処理の一例のフローチャート 第9実施形態に係る合焦予測位置算出処理の一例のフローチャート 置きピン位置と合焦予測位置との関係を例示した図 第10実施形態に係る合焦予測位置算出処理の一例のフローチャート フォーカスレンズの現在位置および合焦予測位置に対応する駆動パルス数の一例を示す図
符号の説明
20:レンズ(撮像光学系)、54:絞り、58:撮像素子、62:AF処理部、63:AE/AWB処理部、71:表示部、72:制御回路、75:CPU、80:顔検出部、83:動き検出部、84:合焦予測位置算出部

Claims (12)

  1. 被写体像を結像する撮像光学系と、
    前記撮像光学系によって結像された被写体像を撮像し画像を取得する撮像部と、
    前記画像中の対象物の大きさを検出する対象物検出部と、
    前記対象物検出部によって検出された前記対象物の大きさに基づいて、前記対象物に合焦すると予測される前記撮像光学系の合焦予測位置を算出する合焦予測位置算出部と、
    前記撮像光学系の焦点位置と前記合焦予測位置との差の絶対値が閾値よりも大きいときには、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦予測位置の付近の初期目標位置に移動させ、前記撮像光学系の焦点位置と前記合焦予測位置との差の絶対値が閾値以下のときには、前記撮像光学系の焦点位置の変動を行わない第1の制御部と、
    前記撮像光学系の焦点位置を変化させながら前記画像のコントラストが極大となる前記撮像光学系の合焦位置を検出し、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦位置に移動させるとともに合焦状態を維持するコンティニュアスAFを行う第2の制御部であって、前記第1の制御部により前記撮像光学系の焦点位置を移動させた場合には、前記撮像光学系の焦点位置を前記初期目標位置から前記合焦予測位置に向かって変化させながら前記画像のコントラストに基づいて前記撮像光学系の合焦位置を検出して前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦位置に移動させ、前記第1の制御部により前記撮像光学系の焦点位置を移動させなかった場合には、前記撮像光学系の焦点位置を維持して前記撮像光学系の合焦位置の検出を行なわない第2の制御部と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体像を結像する撮像光学系と、
    前記撮像光学系によって結像された被写体像を撮像し画像を取得する撮像部と、
    前記画像中の対象物の大きさを検出する対象物検出部と、
    前記対象物検出部によって検出された前記対象物の大きさに基づいて、前記対象物に合焦すると予測される前記撮像光学系の合焦予測位置を算出する合焦予測位置算出部と、
    前記撮像光学系の焦点位置と前記合焦予測位置との差の絶対値が閾値よりも大きいときには、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦予測位置に移動させ、前記撮像光学系の焦点位置と前記合焦予測位置との差の絶対値が前記閾値以下のときには、前記撮像光学系の焦点位置の変動を行わない第1の制御部と、
    前記撮像光学系の焦点位置を変化させながら前記画像のコントラストが極大となる前記撮像光学系の合焦位置を検出し、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦位置に移動させるとともに合焦状態を維持するコンティニュアスAFを行う第2の制御部であって、前記第1の制御部により前記撮像光学系の焦点位置を移動させた場合には、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦予測位置から変化させながら前記画像のコントラストに基づいて前記撮像光学系の合焦位置を検出して前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦位置に移動させ、前記第1の制御部により前記撮像光学系の焦点位置を移動させなかった場合には、前記撮像光学系の焦点位置を維持して前記撮像光学系の合焦位置の検出を行わない第2の制御部と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記撮像光学系を介して前記撮像部に入射する光量を調整する絞りを備え、
    前記絞りの絞り値に応じて、前記閾値を変化させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像光学系はズーム機能を有し、
    前記撮像光学系のズーム位置または焦点距離に応じて、前記閾値を変化させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 検出された前記撮像光学系の前記合焦位置、または、該合焦位置に対応した被写体距離に応じて、前記閾値を変化させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  6. 前記合焦予測位置算出部は、前記対象物検出部によって検出された前記対象物の大きさと、前記合焦位置に対応する被写体距離または前記合焦位置との関係に基づいて、前記合焦予測位置を算出することを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記合焦予測位置算出部は、前記対象物検出部によって検出された過去の前記対象物の大きさと現在の前記対象物の大きさとの比に基づいて、前記合焦予測位置を算出することを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記画像のコントラストを示す評価値を算出する評価値算出部を備え、
    前記第1の制御部は、前記評価値が基準値よりも小さい状態が連続したときには、前記対象物の大きさに応じた前記焦点位置の制御を行わないことを特徴とする請求項1ないし7のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 被写体の動きを検出する動き検出部を備え、
    前記第2の制御部は、被写体の動きが基準の速さよりも速いときには、前記画像のコントラストに基づく合焦位置の検出を行わないことを特徴とする請求項1ないし8のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 合焦精度優先であるか合焦速度優先であるかの選択入力を受け付ける選択部を備え、
    前記第2の制御部は、合焦精度優先の場合には前記画像のコントラストに基づく合焦位置の検出を行う一方で、合焦速度優先の場合には前記画像のコントラストに基づく合焦位置の検出を行わないことを特徴とする請求項1ないし9のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 被写体像を結像する撮像光学系と、前記撮像光学系によって結像された被写体像を撮像し画像を取得する撮像部と、前記画像中の対象物の大きさを検出する対象物検出部と、を備えた撮像装置における撮像方法であって、
    前記対象物検出部によって検出された前記対象物の大きさに基づいて、前記対象物に合焦すると予測される前記撮像光学系の合焦予測位置を算出する合焦予測位置算出ステップと、
    前記撮像光学系の焦点位置と前記合焦予測位置との差の絶対値が閾値よりも大きいときには、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦予測位置の付近の初期目標位置に移動させ、前記撮像光学系の焦点位置と前記合焦予測位置との差の絶対値が閾値以下のときには、前記撮像光学系の焦点位置の変動を行わない第1の制御ステップと、
    前記撮像光学系の焦点位置を変化させながら前記画像のコントラストが極大となる前記撮像光学系の合焦位置を検出し、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦位置に移動させるとともに合焦状態を維持するコンティニュアスAFを行う第2の制御ステップであって、前記第1の制御ステップにより前記撮像光学系の焦点位置を移動させた場合には、前記撮像光学系の焦点位置を前記初期目標位置から前記合焦予測位置に向かって変化させながら前記画像のコントラストに基づいて前記撮像光学系の合焦位置を検出して前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦位置に移動させ、前記第1の制御ステップにより前記撮像光学系の焦点位置を移動させなかった場合には、前記撮像光学系の焦点位置を維持して前記撮像光学系の合焦位置の検出を行なわない第2の制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする撮像方法。
  12. 被写体像を結像する撮像光学系と、前記撮像光学系によって結像された被写体像を撮像し画像を取得する撮像部と、前記画像中の対象物の大きさを検出する対象物検出部と、を備えた撮像装置における撮像方法であって、
    前記対象物検出部によって検出された前記対象物の大きさに基づいて、前記対象物に合焦すると予測される前記撮像光学系の合焦予測位置を算出する合焦予測位置算出ステップと、
    前記撮像光学系の焦点位置と前記合焦予測位置との差の絶対値が閾値よりも大きいときには、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦予測位置に移動させ、前記撮像光学系の焦点位置と前記合焦予測位置との差の絶対値が前記閾値以下のときには、前記撮像光学系の焦点位置の変動を行わない第1の制御ステップと、
    前記撮像光学系の焦点位置を変化させながら前記画像のコントラストが極大となる前記撮像光学系の合焦位置を検出し、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦位置に移動させるとともに合焦状態を維持するコンティニュアスAFを行う第2の制御ステップであって、前記第1の制御ステップにより前記撮像光学系の焦点位置を移動させた場合には、前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦予測位置から変化させながら前記画像のコントラストに基づいて前記撮像光学系の合焦位置を検出して前記撮像光学系の焦点位置を前記合焦位置に移動させ、前記第1の制御ステップにより前記撮像光学系の焦点位置を移動させなかった場合には、前記撮像光学系の焦点位置を維持して前記撮像光学系の合焦位置の検出を行わない第2の制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする撮像方法。
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