JP5046554B2 - チェーンテンショナ - Google Patents

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Description

本発明は、テンショナの分野に関し、より詳細には、本発明は、回転式ラチェット装置を備えた機械式チェーンテンショナに関する。
チェーンが複数のスプロケット間を走行する際に、動力伝達用チェーンまたは類似の動力伝達装置のための制御装置として、液圧テンショナのようなテンショニング装置が用いられている。この種の装置においては、チェーンはドライブシャフトからドリブンシャフトに動力を伝達しており、チェーンの一部が弛むとともに、他の部分が張られている。
一般に、歯付チェーンの場合には、ノイズやスリップ、歯の噛合不良を防止するために、チェーンにある程度の張力を作用させてこれを維持することは重要なことである。このようなスリップの防止は、内燃機関のチェーン駆動カムシャフトの場合にとくに重要である。というのは、歯飛びはカムシャフトタイミングをずらして、損傷を生じさせる恐れがあり、またエンジンを作動不良にするかもしれないからである。
内燃機関がおかれた過酷な環境下では、種々の要因がチェーン張力の変動を生じさせる。たとえば、温度の幅広い変化やエンジンの種々の部品の熱膨張係数の違いが、非常に大きな値と小さな値の間でチェーンの弛みを変化させる。長時間の使用の間に、動力伝達システムの構成部品の摩耗がチェーンの弛みを増加させる。
また、カムシャフトおよびクランクシャフトにより生じる捩り振動がチェーン張力を著しく変化させる。たとえばエンジン停止時やエンジン始動不良時に発生するエンジンの逆転もまた、チェーン張力を変動させる。このような理由により、チェーンの張り側への過大な押付力を取り除きかつチェーンの弛み側に必要な張力を確保するための機構が要望されている。
液圧テンショナは、適切なチェーン張力を維持するための一般的な手法である。液圧テンショナは、一般に、動力伝達システムの弛み側においてチェーンに押付力を作用させるレバーアームを採用している。このレバーアームはチェーンを押し付けなければならず、したがって、チェーンが弛んでいるときにはチェーンに張力を発生させており、さらに、レバーアームは、チェーンが張られているときには非常に強固なものでなければならない。
このため、図1に示すように、従来の液圧テンショナ1は、典型的には、ピストン2としてのロッドまたはシリンダを有しており、ピストン2は、テンショナスプリング3によってチェーン(図示せず)の側に付勢されている。ピストン2は、ハウジング5内に収容されており、一端がチェーンの側に開口しかつ他端が閉塞している内部空間を有している。
ピストン2の内部空間は、リザーバーまたは外部液圧源と連絡する圧力チャンバ4を有している。圧力チャンバ4は、典型的には、ハウジング5およびピストン2間に形成されており、ピストン2がハウジング5内を移動するときに膨張しまたは収縮する。
圧力チャンバの内外への流体の流れを調整するために、一般に、バルブが採用されている。たとえば、典型的な吸入チェックバルブ6は、ピストン2の外方への移動によりチャンバ内の圧力が減少したときに開放して圧力チャンバ4内への流体の流れを許容するボールチェックバルブを有している。
圧力チャンバ内の圧力が高いときには、吸入チェックバルブ6は閉塞し、流体が圧力チャンバから流出するのを防止する。吸入チェックバルブ6の閉塞により、圧力チャンバが収縮するのが防止されて、ピストンが縮退するのが防止され、その結果、いわゆる「逆止機能」を獲得する。
多くの液圧テンショナはまた、チャンバ内の圧力が高いときに流体が圧力チャンバから流出するのを許容することにより、チェーン張力の急激な増加に応じてピストンの縮退を許容するプレッシャーリリーフ機構を採用している。いくつかのテンショナにおいては、このプレッシャーリリーフ機構がボールチェックバルブから構成されている。
ボールチェックバルブは、圧力が或る値を超えたときに開放する。テンショナの中には、吸入チェックバルブおよびプレッシャーリリーフ機構の双方の機能を果たすバルブを採用しているものもある。
その他の機構としては、流体が流体チャンバから流出することができかつ流体チャンバ内の圧力が大きくなければ流体チャンバからの流量が最少となるような、制限された流路を採用している。たとえば、制限された流路は、ピストンおよびハウジング穴間のクリアランスや、ピストンの突出端内部のベントチューブ、または流体チャンバおよびリザーバー間のベント部材に設けられていてもよい。
また、テンショナには、テンショニング装置の後退動を制限するためのバックラッシュ付ラチェット機構が追加されている。
テンショナアームまたはシューとともに用いられる液圧テンショナは、シンプソンらによる米国特許第 5,967,921号に示されている。なお、当該米国特許は、引用することによって本願明細書中に含まれる。この液圧チェーンテンショナは、典型的には、チャンバ内にスライド自在に設けられかつチェーンに張力を作用させるようにスプリングによって外方に付勢されたプランジャを有している。
プランジャの端部には、チェーンへの張力付与を補助するためのレバー、アームまたはシューが設けられている。オイルポンプなどのような外部加圧源からの液圧は、ハウジングに形成された流路を通ってチャンバ内に導入される。プランジャは、液圧およびスプリング力の合力によって、アームに向かって外方に移動する。
プランジャがチェーンから離れて逆方向(ハウジング内方)に移動する際には、チェックバルブがチャンバからの流体の流れを制限する。このようにして、テンショナは、プランジャの一方向(外方)への移動は容易であるが逆方向への移動は困難であるという、いわゆる逆止機能を獲得する。
その一方、ブレードテンショナは、荷重変動がスプリングを過大に曲げ変形させるほど激しくない場所でチェーンやベルトを制御するのに一般に用いられているテンショナである。
図2は、従来のブレードテンショナを示している。ブレードテンショナ110は、湾曲したチェーン摺動面を有する樹脂製のブレードシュー111と、好ましくは金属材料からなる多数のブレードスプリング121とを有している。
ブレードスプリング121は、チェーン摺動面から離れた、ブレードシュー111の逆側に層状に配設されており、ブレードシュー111にバネ力を作用させている。ブレードスプリング121の各端部は、ブレードシュー111の先端部112および基端部113にそれぞれ形成された切込み部114,115に挿入されている。
ブラケット117は、ブレードテンショナ110をエンジン内に取り付けるために設けられている。ブラケット117には孔118,119が形成されており、これらの孔には、取付ボルトが挿入されている。
ブラケット117の先端部に形成されたスライド面116が、ブレードシュー111の先端部112と接触しており、先端部112のスライド移動を許容している。ブラケット117に固定されたピン120が、ブレードシュー111の基端部113を回動自在に支持している。
図3は、枢支部204によって連結された一対のアーム202,203を有する従来のチェーンテンショニング装置を示している。スプリング206により付勢されたカムブロック205によってアーム203がチェーン(図示せず)に緊張力を作用させるように、アーム202,203が互いに離れる側に付勢されている。
チェーン荷重の逆転の際にアーム203が破壊するのを防止するために、キャッチディスク209およびロッドが設けられており、スプリング付勢のカムブロック205の戻りを防止している。
図4は、ラチェット装置を使用するテンショナの一例を示している。ラチェットテンショナ301は、プランジャ308を受け入れるための穴312を有するテンショナハウジング307と、テンショナハウジング307に対して軸316により枢支可能に支持されかつラチェットスプリング318によって付勢されたラチェットポール317とを有している。
プランジャ308は、ラチェットポール317と係合する歯を一方の外側面に有している。プランジャ308は、中空部313内の流体およびプランジャスプリング314によって、テンショナレバー310と接触するように穴312の外方に付勢されている。
テンショナレバー310は、支軸309に枢支されており、カムシャフト304上のスプロケット305およびクランクシャフト302上のスプロケット303の周りに巻き掛けられたタイミングチェーン306の弛み側と接触してこれに緊張力を作用させるシュー面311を有している。穴312の内外に対するプランジャ308の移動は、プランジャ308の歯と噛み合うラチェットポール317によって制限されている。
図5は、ラチェット装置を使用する従来のテンショナを示している。テンショナは、サークリップ460によって所定位置に保持された一対のポール450,452を受け入れるための穴が形成されたハウジング420を有している。
溝411を有するピストン402は、ハウジング420内にスライド自在に支持されており、スプリング404によってハウジング420から突出する方向に付勢されている。ピストン402の溝411は、ポール450,452の歯と係合している。なお、米国特許第 6,193,622号および米国特許第 6,110,063号に示すように、その他のテンショナについても、チェーンに張力を発生させるのにラチェットホイールを使用している。
図6に示す従来のブレードテンショナは、その一方の側にテンショナ501が取り付けられかつ他方の側にチェーンガイド用のスナッバ520が取り付けられたブラケット502を有している。テンショナは、弧状に湾曲したチェーン摺動面504c、先端部504b、および基端部504aを有するブレードシュー504を備えている。
ブレードシュー504の基端部504aは、ブラケット502の枢支ピン510に枢支されている。ブレードスプリング506は、ブレードシュー504およびブラケット502の間に配設されている。ブレードスプリング506は、ブレードシュー504の長さ方向に沿って(つまり、基端部から先端部まで)延びている。
ブラケット502と一体的なタブ502aは、ブラケット502から離れる側に折り曲げられるとともにブラケット502の中心に向かって延びている。タブ502aは、ブレードシュー504の基端部504aが枢支ピン510から外れるのを防止している。
ブレードシュー504の先端部504bは、タブ502aを構成するブラケット折曲部の内側傾斜面(図示せず)上をスライドする。チェーン(図示せず)の弛みが増加すると、ブレードシュー504の先端部504bは、枢支ピン510に向かってブラケット折曲部の内側傾斜面上をスライドする。
これにより、ブレードシュー504がチェーンに向かって屈曲しつつ突出し、その結果、チェーンに張力を発生させる。ピン508は、テンショナ輸送の際に、テンショナピストンをロックまたは保持するためのものである。
上述した従来の技術は、ブレードテンショナのテンショナアームにラチェット装置を追加するための十分な手段を提供してはいない。
米国特許第 5,967,921号明細書 米国特許第 6,193,622号明細書 米国特許第 6,110,063号明細書
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたものであり、十分なラチェット機能を有するブレードテンショナを提供しようとしている。
請求項1の発明に係るテンショナは、弧状に湾曲するチェーン摺動面、ブラケットに枢支可能に取り付けられた基端部、膨出部および凹部を有する先端部からなり、膨出部の縁部が内側肩部および外側肩部の間のラジアルジャーナル部によって限定されたブレードシューと、ブレードシューの長さ方向に沿って配設され、ブレードシューにバネ力を作用させるブレードスプリングと、ブレードシュー先端部の凹部に枢支可能に取り付けられ、ラチェットホイール歯、内側肩部、外側肩部、ブレードシュー先端部の膨出部に対するベアリング面を形成する小径部を有するラチェットホイールと、ラチェットホイールをスライド自在に支持するとともにラチェットホイール歯と係合し得る複数の歯を有する傾斜部とを備えている。チェーンの弛みが増加したとき、ブレードスプリングのバネ力によりブレードシューの先端部が基端部の側に移動し、ラチェットホイールの外側肩部がブレードシュー先端の膨出部の外側肩部に接触するまでラチェットホイールが回転するとともに、ラチェットホイール歯がブレードシューの基端部に向かって傾斜面の歯の上をスライド移動するようになっており、またラチェットホイール歯の逆方向へのスライド移動は、傾斜部の歯との係合によって防止されている。
請求項2の発明では、ブラケットがエンジンブロックである。
請求項3の発明では、ブラケットが、ブレードシューの先端部をスライド自在に受け入れるための傾斜の逆側に取り付けられたスナッバをさらに有している。
請求項4の発明では、傾斜がブラケット上に配置されている。
請求項5の発明では、チェーンの弛みが減少したとき、バックラッシュは、ラチェットホイールの外側肩部がブレードシュー先端の膨出部の外側肩部と接触する第1の位置から、ラチェットホイールの内側肩部がブレードシュー先端の膨出部の内側肩部と接触する第2の位置までのラチェットホイールの回転角に、各歯の間の距離を加えたものである。
請求項6の発明では、チェーンの弛みが減少したとき、ブレードシューの先端部が基端部から離れる側に移動し、ラチェットホイールが回転してラチェットホイールの内側肩部がブレードシュー先端の膨出部の内側肩部に接触するとともにラチェットホイール歯が傾斜の段差部と隣接するまで、ラチェットホイール歯がブレードシューの基端部から離れる側に向かって傾斜の歯の上をスライド移動するようになっている。
請求項7の発明では、傾斜部が上部および下部を有している。
請求項8の発明では、チェーンが摩耗していないときに、ラチェットホイール歯が傾斜部の上部をスライドするようになっている。
請求項9の発明では、チェーンが摩耗したときに、ラチェットホイール歯が傾斜部の下部をスライドするようになっている。
請求項10の発明では、ラチェットホイール歯が半円形状を有しており、半円状部および平坦状部を有している。
請求項11の発明による方法は、チェーンに緊張力を作用させるための方法であって、テンショナシステムが、エンジン内のドライブシャフトをドリブンシャフトに駆動可能に連結するチェーンに緊張力を作用させるブレードテンショナを有している。当該方法は、以下の工程を備えている。すなわち、
i)弧状に湾曲したチェーン摺動面、複数の傾斜歯が形成された傾斜部を有するブラケットに枢支可能に取り付けられた基端部、膨出部および凹部を有する先端部を有し、膨出部の縁部が内側肩部および外側肩部の間のラジアルジャーナル部によって限定されたブレードシューを、チェーン摺動面がチェーンスパンと接触するように取り付けるとともに、ブレードシューの長さ方向に沿ってブレードスプリングを配設する工程。
ii) 複数のラチェットホイール歯、内側肩部、外側肩部、ブレードシュー先端部の膨出部に対するベアリング面を形成する小径部を有するラチェットホイールを、ブレードシュー先端部の凹部に枢支可能に取り付ける工程。
iii)ラチェットホイールをスライド自在に支持するとともにラチェットホイール歯と係合し得る複数の傾斜歯を有する傾斜部を組み付ける工程。
そして、チェーンの弛みが増加したとき、ブレードスプリングのバネ力によりブレードシューの先端部が基端部の側に移動し、ラチェットホイールの外側肩部がブレードシュー先端の膨出部の外側肩部に接触するまでラチェットホイールが回転するとともに、ラチェットホイール歯がブレードシューの基端部に向かって傾斜部の複数の傾斜歯の上をスライド移動するようになっており、またラチェットホイール歯の逆方向へのスライド移動は、傾斜部の歯との係合によって防止されている。
請求項12の発明では、ブラケットが、ブレードシューの先端部をスライド自在に受け入れるための傾斜部の逆側に取り付けられたスナッバをさらに有している。
請求項13の発明では、チェーンの弛みが減少したとき、バックラッシュは、ラチェットホイールの外側肩部がブレードシュー先端の膨出部の外側肩部と接触する第1の位置から、ラチェットホイールの内側肩部がブレードシュー先端の膨出部の内側肩部と接触する第2の位置までのラチェットホイールの回転角に、各歯の間の距離を加えたものである。
請求項14の発明では、チェーンの弛みが減少したとき、ブレードシューの先端部が基端部から離れる側に移動し、ラチェットホイールが回転してラチェットホイールの内側肩部がブレードシュー先端の膨出部の内側肩部に接触するとともにラチェットホイール歯が傾斜の段差部と隣接するまで、ラチェットホイール歯がブレードシューの基端部から離れる側に向かって傾斜の歯の上をスライド移動するようになっている。
請求項15の発明では、ラチェットホイールが半円形状を有しており、半円状部および平坦状部を有している。
本発明に係るブレードテンショナは、ブレードシューを有している。ブレードシューは、ブラケットに枢支可能に取り付けられた基端部を有するとともに、半円状のラチェットホイールを受け入れるための凹部および膨出部からなるU字状の先端部を有している。膨出部の縁部は、一対の肩部間でジャーナルによって限定されている。
ラチェットホイールは、ブレードシュー先端部の凹部に枢支可能に取り付けられており、複数のラチェットホイール歯と、一対の肩部と、ブレードシュー先端の膨出部においてジャーナル付ベアリング面を形成する小径部とを有している。
複数の傾斜歯を有する傾斜部は、ブレードシュー先端部においてラチェットホイールのラチェットホイール歯を受け入れており、枢支ピンの方向への移動の自由を許容しつつ、逆方向への移動を所定のバックラッシュ量に制限している。
チェーンの弛みが増加するまたはチェーンの荷重が減少すると、ブレードシューの先端部が枢支ピンに向かう側に移動し、ラチェットホイールの外側肩部がブレードシュー先端の膨出部の外側肩部と接触するまで、ラチェットホイールが回転する。これにより、ラチェットホイール歯が枢支ピンに向かって傾斜歯の下方にスライド移動し、その結果、ブレードシューが屈曲してチェーンの側に突出する。
チェーンの弛みが減少するまたはチェーンの荷重が増加すると、ブレードシューの先端部が枢支ピンから離れる側に移動し、ラチェットホイールの内側肩部がブレードシュー先端の膨出部の内側肩部と接触して、ラチェットホイール歯が傾斜歯と隣接するまで、ラチェットホイールが回転する。このとき、ラチェットホイール歯は傾斜歯の上方にスライド移動する。
この上方へのさらなる移動は、ラチェットホイール歯と傾斜歯との隣接、およびラチェットホイールの内側肩部とブレードシュー先端の膨出部の内側肩部との隣接によって、阻止される。
当該システムのバックラッシュは、ラチェットホイールの外側肩部がブレードシュー先端の膨出部の外側肩部に接触する第1の位置から、ラチェットホイールの内側肩部がブレードシュー先端の膨出部の内側肩部に接触する第2の位置までラチェットホイールが回転する角度と、肩部と隣接するまでラチェットホイール歯が傾斜歯上をスライドする距離と、ラチェットホイールの半径との組合せである。ラチェットホイールの回転角および傾斜歯長さは、全バックラッシュ量における所定の一部分である。
ブラケットは、ブレードシュー先端部をスライド可能に受け入れるための傾斜部の逆側に取り付けられたスナッバをさらに有している。傾斜部は、上部および下部を有している。チェーンが新しいときには、複数のラチェットホイール歯は傾斜部の上部をスライドし、チェーンが摩耗すると、複数のラチェットホイール歯は傾斜部の下部をスライドする。
上述したように、本発明によれば、テンショナとして十分なラチェット機能を発揮し得るブレードテンショナを実現できる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図7は、本発明によるブレードテンショナを新品(つまり未使用)のチェーン600とともに示す概略図である。テンショナおよびガイド620は、ブラケット602に取り付けられている。テンショナは、弧状に湾曲するチェーン摺動面604c、基端部604aおよび先端部604bを有するブレードシュー604を備えている。
ブレードシュー604の基端部604aは、ブラケット602の枢支ピン606に枢支されている。ブレードシュー604およびブラケット602の間には、ブレードスプリング614が配設されている。ブレードスプリング614は、ブレードシュー604の内部に配置されている。
ブレードスプリング614は、ブレードシュー604の長さ方向に沿って(つまり、基端部604aから先端部604bまで)延びている。ブレードスプリング614は、単一のブレードスプリングから構成されていてもよく、あるいは多数のブレードスプリングから構成されていてもよい。
ガイド620は、ブラケット602のガイド側602dに取り付けられている。ガイド620は、好ましくは据え付けられて固定されており、ブラケット602の逆側においてブレードシュー604に対するチェーン600の位置を維持するのを補助している。
ブラケット602のタブ602eは、エンジンブロックのような据付面にブラケット602を固定するためのボルトを受け入れている。テンショナは、ブラケット602のテンショナ側602aに取り付けられている。
ブレードシュー604の先端部604bは側面視U字状に形成されており(つまり、二股に分岐しており)、図8に示すように、二股部分の間の凹部604iには、ラチェットホイール歯612aを有するラチェットホイール612がラチェットホイールピン608によって取り付けられている。
ラチェットホイール612は、概略半円形状の部材であり、その半円状部分はラチェットホイール歯612aを有しており、逆側の概略平坦状部分は肩部612b,612cを有している。ラチェットホイール612の各肩部612b,612cの間には、ラチェットホイール612のラジアル荷重をブレードシュー先端のラジアルジャーナル604gで受けるためのベアリング面612dを形成する小径部分が設けられている。
ラチェットホイールピン608は、ラチェットホイール612を越えて、ブレードシュー先端部604bの二股部分に形成された同芯の孔を挿通しており、該孔に回転自在に支持されている。ラチェットホイールピン608は、ラチェットホイール612に形成された孔に強固に嵌合し(つまり圧入され)ており、ブレードシュー先端部604bの凹部604i内にラチェットホイール612を固定している。
運転中には、ブレードシュー先端部604bの各肩部604e,604fは、ラチェットホイール612の各肩部612b,612cと接触し、これにより、半円状のラチェットホイール612の回転を所定のバックラッシュ量に制限している。
ラチェットホイール612のラチェットホイール歯612aは、ブラケット602のテンショナ側602aにおいて傾斜部602bの傾斜歯602cと係合している。ブレードシュー604の先端部604bが枢支ピン606に向かって移動すると、ラチェットホイール612の外側肩部612bがブレードシュー先端部604bの外側肩部604eと隣接または接触するまで、ラチェットホイール612が回転する(図8参照)。
このとき、ラチェットホイール612のラチェットホイール歯612aは、傾斜部602bの各傾斜歯602cを乗り越えてスライド移動する。各傾斜歯602cは、好ましくは、傾斜面602hおよび段差部602gから階段状に形成されている。傾斜面602hを有する階段状の傾斜歯602cと、ブレードシュー先端部604bおよびラチェットホイール612との組合せは、ラチェット運動を許容している。
ブレードシュー先端部604bが枢支ピン606から離れる側に移動しようとすると、この後退方向の移動は、ラチェットホイール612の内側肩部612cがブレードシュー先端の膨出部604hの内側肩部604fと隣接または接触するまでのラチェットホイール612の回転距離によって制限される(図10参照)。
このとき、傾斜部602bにおける傾斜歯602cの傾斜面602hが、ラチェットホイール歯612aを傾斜部602bにおける次の傾斜歯602cの段差部602gに係合させる。
したがって、当該システムのバックラッシュは、各外側肩部604e,612bが接触する第1の位置から、各内側肩部604f,612cが接触する第2の位置までのラチェットホイールの回転角に、ラチェットホイール歯612aが傾斜部602bの段差部602gに係止するまで傾斜歯602cの傾斜面602h上をスライド移動する距離を加えたものである。バックラッシュ量は、ラチェットホイール歯612aの大きさ、ラチェットホイール612の回転角度およびラチェットホイール半径によって、予め設定されている。
運転中にチェーン600の弛みが増加するまたはチェーンの荷重が減少すると、ブレードシュー先端部604bが枢支ピン606に向かって移動し、ラチェットホイール612の外側肩部612bがブレードシュー先端の膨出部604hの外側肩部604eと接触するまでラチェットホイール612が回転する。
このとき、ラチェットホイール歯612aが傾斜部602bの傾斜歯602c上を下方に(つまり枢支ピン606に向かって)スライド移動し、これにより、ブレードシュー604が屈曲してチェーン600の側に突出し、その結果、チェーン張力が維持されることになる。
また、運転中にチェーン600の弛みが減少するまたはチェーンの荷重が増加すると、ブレードシュー先端部604bが枢支ピン606から離れる側に移動する。このとき、ラチェットホイール612が回転して、ラチェットホイール612の内側肩部612cがブレードシュー先端の膨出部604hの内側肩部604fと接触するまで、ラチェットホイール612のラチェットホイール歯612aが傾斜部602bの傾斜歯602c上を上方に(つまり枢支ピン606から離れる側に)スライド移動する。
この方向へのさらなる移動は、ラチェットホイール歯612aと傾斜歯602cとの接触、およびラチェットホイール612の内側肩部612cとブレードシュー先端の膨出部604hの内側肩部604fとの接触によって、阻止されている(図10参照)。このようにして、ブレードシュー先端部604bの下方への移動がスムーズに行われる一方、上方への移動が規制されることになり、いわゆるラチェット機能が発揮される。
なお、ブラケット602と一体的なタブ(図示せず)が、ブレードシュー先端の膨出部604hと対向するように、ブラケット602の一端をブラケット面から離れる側にかつブラケット中心に向かう側に折り曲げることにより形成されていてもよい。これにより、ブレードシュー基端部604aが枢支ピン606から外れるのが防止されている。
テンショナの輸送時および組立て時にテンショナをピン止めしておくために、ブレードシュー604に一体的に形成されたタブ604dと、ブラケット602に一体的に形成されたタブ602fとにピン610が挿入されている。
テンショナのラチェットは、ロックピンやねじ回しのような物を用いてラチェットホイール歯612aを傾斜部602bの傾斜歯602cから係合解除させることによって、ロック解除される。なお、傾斜部602bの傾斜歯602cはまた、エンジンブロックに直接設けられていてもよい。
テンショナはまた、チェーン600が摩耗したときに生じるさらなる遊びおよび屈曲変形を許容している。チェーン600が摩耗すると、チェーン600は伸びるので、ブレードシュー604がさらに屈曲変形してチェーンに緊張力を生じさせることが必要になる。
傾斜部602bの傾斜歯602cを傾斜部602bに沿った長さ分だけ延設することによって、ラチェットホイール歯612aは、底部を含む傾斜部602bの全長に沿って傾斜歯602cと係合する。これにより、摩耗して伸びたチェーンに張力を作用させるのに必要な大きな屈曲を提供できる(図9、図11参照)。
新品のチェーン600は伸びていないので、ラチェットホイール歯612aは、傾斜部602bの傾斜部602bの傾斜歯602cの上部と係合して、チェーン600に緊張力を作用させている(図7、図8参照)。
ここで述べられた本発明の実施例が本発明の原理を採用する単なる例示であるということが理解されるべきである。本発明に本質的であるとみなされる特徴部分を説明している実施例の詳細にここで言及することは、特許請求の範囲を限定する意図ではない。
従来の液圧テンショナを示す図である。 従来のブレードテンショナを示す図である。 従来の他のテンショナを示す図である。 従来のラチェット付テンショナを示す図である。 従来のラチェット装置付テンショナを示す図である。 従来のブレードテンショナをブラケットとともに示す図である。 本発明によるテンショナを新品のチェーンとともに示す図である。 図7のテンショナにおけるラチェット部分の拡大図である。 本発明によるテンショナを、摩耗したチェーンとともに示す図である。 図9のテンショナにおけるラチェット部分の拡大図である。 本発明によるテンショナを、摩耗したチェーンとともに示す斜視図である。
600: チェーン

602: ブラケット
602b: 傾斜部
602c: 傾斜歯

604: ブレードシュー
604a: 基端部
604b: 先端部
604c: チェーン摺動面
604e: 外側肩部
604f: 内側肩部
604g: ラジアルジャーナル部
604h: 膨出部
604i: 凹部

612: ラチェットホイール
612a: ラチェットホイール歯
612b: 外側肩部
612c: 内側肩部
612d: ベアリング面

Claims (15)

  1. チェーンに緊張力を作用させるためのチェーンテンショナであって、
    弧状に湾曲するチェーン摺動面と、ブラケットに枢支可能に取り付けられた基端部と、膨出部および凹部を有する先端部とを備え、膨出部の縁部が内側肩部および外側肩部の間のラジアルジャーナル部によって限定されているブレードシューと、
    ブレードシューの長さ方向に沿って配設され、ブレードシューにバネ力を作用させるブレードスプリングと、
    ブレードシュー先端部の凹部に枢支可能に取り付けられ、ラチェットホイール歯と、内側肩部と、外側肩部と、ブレードシュー先端部の膨出部に対するベアリング面を形成する小径部とを有するラチェットホイールと、
    ラチェットホイールをスライド自在に支持するとともにラチェットホイール歯と係合し得る複数の歯を有する傾斜部とを備え、
    チェーンの弛みが増加したとき、ブレードスプリングのバネ力によりブレードシューの先端部が基端部の側に移動し、ラチェットホイールの外側肩部がブレードシュー先端の膨出部の外側肩部に接触するまでラチェットホイールが回転するとともに、ラチェットホイール歯がブレードシューの基端部に向かって傾斜の歯の上をスライド移動するようになっており、またラチェットホイール歯の逆方向へのスライド移動は、傾斜部の歯との係合によって防止されている、
    ことを特徴とするチェーンテンショナ。
  2. 請求項1において、
    ブラケットがエンジンブロックである、
    ことを特徴とするチェーンテンショナ。
  3. 請求項1において、
    ブラケットが、ブレードシューの先端部をスライド自在に受け入れるための傾斜の逆側に取り付けられたスナッバをさらに有している、
    ことを特徴とするチェーンテンショナ。
  4. 請求項1において、
    傾斜がブラケット上に配置されている、
    ことを特徴とするチェーンテンショナ。
  5. 請求項1において、
    チェーンの弛みが減少したとき、バックラッシュは、ラチェットホイールの外側肩部がブレードシュー先端の膨出部の外側肩部と接触する第1の位置から、ラチェットホイールの内側肩部がブレードシュー先端の膨出部の内側肩部と接触する第2の位置までのラチェットホイールの回転角に、各歯の間の距離を加えたものである、
    ことを特徴とするチェーンテンショナ。
  6. 請求項1において、
    チェーンの弛みが減少したとき、ブレードシューの先端部が基端部から離れる側に移動し、ラチェットホイールが回転してラチェットホイールの内側肩部がブレードシュー先端の膨出部の内側肩部に接触するとともにラチェットホイール歯が傾斜の段差部と隣接するまで、ラチェットホイール歯がブレードシューの基端部から離れる側に向かって傾斜の歯の上をスライド移動するようになっている、
    ことを特徴とするチェーンテンショナ。
  7. 請求項1において、
    傾斜部が上部および下部を有している、
    ことを特徴とするチェーンテンショナ。
  8. 請求項7において、
    チェーンが摩耗していないときに、ラチェットホイール歯が傾斜部の上部をスライドするようになっている、
    ことを特徴とするチェーンテンショナ。
  9. 請求項7において、
    チェーンが摩耗したときに、ラチェットホイール歯が傾斜部の下部をスライドするようになっている、
    ことを特徴とするチェーンテンショナ。
  10. 請求項1において、
    ラチェットホイール歯が半円形状を有しており、半円状部および平坦状部を有している、
    ことを特徴とするチェーンテンショナ。
  11. チェーンテンショナシステムにおいて、チェーンに緊張力を作用させるための方法であって、
    当該システムは、エンジン内のドライブシャフトをドリブンシャフトに駆動可能に連結するチェーンに緊張力を作用させるブレードテンショナを有しており、
    当該方法は、
    弧状に湾曲したチェーン摺動面と、複数の傾斜歯が形成された傾斜部を有するブラケットに枢支可能に取り付けられた基端部と、膨出部および凹部を有する先端部とを備え、膨出部の縁部が内側肩部および外側肩部の間のラジアルジャーナル部によって限定されているブレードシューを、チェーン摺動面がチェーンスパンと接触するように取り付けるとともに、ブレードシューの長さ方向に沿ってブレードスプリングを配設する工程と、
    複数のラチェットホイール歯と、内側肩部と、外側肩部と、ブレードシュー先端部の膨出部に対するベアリング面を形成する小径部とを有するラチェットホイールを、ブレードシュー先端部の凹部に枢支可能に取り付ける工程と、
    ラチェットホイールをスライド自在に支持するとともにラチェットホイール歯と係合し得る複数の傾斜歯を有する傾斜部を組み付ける工程とを備え、
    チェーンの弛みが増加したとき、ブレードスプリングのバネ力によりブレードシューの先端部が基端部の側に移動し、ラチェットホイールの外側肩部がブレードシュー先端の膨出部の外側肩部に接触するまでラチェットホイールが回転するとともに、ラチェットホイール歯がブレードシューの基端部に向かって傾斜部の複数の傾斜歯の上をスライド移動するようになっており、またラチェットホイール歯の逆方向へのスライド移動は、傾斜部の歯との係合によって防止されている、
    ことを特徴とする方法。
  12. 請求項11において、
    ブラケットが、ブレードシューの先端部をスライド自在に受け入れるための傾斜部の逆側に取り付けられたスナッバをさらに有している、
    ことを特徴とする方法。
  13. 請求項11において、
    チェーンの弛みが減少したとき、バックラッシュは、ラチェットホイールの外側肩部がブレードシュー先端の膨出部の外側肩部と接触する第1の位置から、ラチェットホイールの内側肩部がブレードシュー先端の膨出部の内側肩部と接触する第2の位置までのラチェットホイールの回転角に、各歯の間の距離を加えたものである、
    ことを特徴とする方法。
  14. 請求項11において、
    チェーンの弛みが減少したとき、ブレードシューの先端部が基端部から離れる側に移動し、ラチェットホイールが回転してラチェットホイールの内側肩部がブレードシュー先端の膨出部の内側肩部に接触するとともにラチェットホイール歯が傾斜の段差部と隣接するまで、ラチェットホイール歯がブレードシューの基端部から離れる側に向かって傾斜の歯の上をスライド移動するようになっており、
    ことを特徴とする方法。
  15. 請求項11において、
    ラチェットホイーが半円形状を有しており、半円状部および平坦状部を有している、
    ことを特徴とする方法
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