JP5045143B2 - 誘導加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ソフトスタート手段を有する誘導加熱装置に関するものである。
従来、この種の誘導加熱装置は、ソフトスタート手段によるソフトスタート中に被加熱物が適正か不適正かを判別し、被加熱物が不適正の場合はインバータ回路の動作を停止させ、被加熱物が適正の場合は設定出力まで電力を供給するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、インバータ回路の起動時、所定時間だけ固定された低出力設定で動作中に被加熱物が適正か不適正かを判別し、被加熱物が不適正の場合はインバータ回路の動作を停止させ、被加熱物が適正の場合は低電力出力設定を解除してソフトスタートさせるものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3399258号公報 特許第1744163号公報
しかしながら、前記従来の構成では、インバータ回路の起動時の制御において、ソフトスタート中や、所定時間だけ固定された低出力設定での動作中は、インバータ回路の効率が低く、シーケンスなどによりインバータ回路の動作と停止を繰り返すにつれて誘導加熱装置の効率を低下させることになる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、インバータ回路の効率を上昇させることができる誘導加熱装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱装置は、負荷と磁気結合することによりエネルギーを伝達する加熱コイルと、前記加熱コイルに供給する電力を制御するスイッチング素子と、前記スイッチング素子と並列に接続される逆導通素子と、前記加熱コイルと共振回路を形成する共振コンデンサとを有するインバータ回路と、前記インバータ回路に電力を供給する電源と、前記スイッチング素子を導通制御する駆動制御手段とを備え、前記駆動制御手段は、所望の電力値まで変化させるソフトスタート手段を有するとともに、前記ソフトスタート手段の起動時の電力値は複数の所定値を有するものである。
これによって、ソフトスタート手段の起動時の電力値は、負荷自身または負荷特性の変化やインバータ回路の状態、所望の電力値などによって変化させ、最適な起動時の電力値でインバータ回路を動作させることができるため、インバータ回路の効率を上昇させることができる。
本発明の誘導加熱装置は、最適な起動時の電力値でインバータ回路を動作させ、インバータ回路の効率を上昇させることができる。
第1の発明は、負荷と磁気結合することによりエネルギーを伝達する加熱コイルと、前記加熱コイルに供給する電力を制御するスイッチング素子と、前記スイッチング素子と並列に接続される逆導通素子と、前記加熱コイルと共振回路を形成する共振コンデンサとを有するインバータ回路と、前記インバータ回路に電力を供給する電源と、前記スイッチング素子を導通制御する駆動制御手段と、不適正負荷を検出する不適正負荷検出手段とを備え、前記駆動制御手段は、起動時の出力電力を所望の電力値まで変化させるソフトスタート手段を有し、前記ソフトスタート手段の起動時の電力値として複数の所定値を有するとともに、前記インバータ回路の動作と停止を断続して行う場合、二回目以降のソフトスタート手段の初期電力値を一回目の初期電力値よりも大きくし、前記不適正負荷検出手段が不適正負荷を検出した場合、インバータ回路の動作を停止し、インバータ回路の動作が異常停止した直後のインバータ回路の初期電力値をインバータ回路の動作が停止する直前のインバータ回路の電力値より小さく誘導加熱装置とするものである。
本発明によれば、安全動作を確認した上でソフトスタートの期間を短くしてインバータ回路の効率を上昇させることができる。また、不適正負荷が発熱するなどの異常動作を防止することができ、インバータ回路を構成する部品に異常な電圧が印加したり異常な電流が流れたりすることにより発生するインバータ回路の破壊を防止することができる。さらに、インバータ回路を安全に起動することができ、ソフトスタートの期間を長くして不適正負荷を判別する期間を設けることができる。
の発明は、特に、第の発明において、前記不適正負荷検出手段は負荷の状態を監視する負荷監視手段を備え、二回目以降の前記インバータ回路の動作において、前記負荷監視手段の出力が変化しない場合、前記インバータ回路の動作が停止した直後の前記インバータ回路の初期電力値は、前記インバータ回路の動作が停止する直前の前記インバータ回路の初期電力値と同値とすることにより、インバータ回路が起動時ごとに低出力設定でソフトスタートしないため、インバータ回路の効率を上昇させることができる。
の発明は、特に、第の発明において、前記負荷監視手段の出力により負荷の状態の変化を検出した場合、前記インバータ回路の動作を停止することにより、異常状態が発生したときにさらに加熱することを防止して安全性を高めることができる。
第9の発明は、特に、第1〜第8のいずれか1つの発明において、インバータ回路の動作が停止した直後のインバータ回路の初期電力値は、インバータ回路の動作が停止する直前のインバータ回路の電力値より小さくすることにより、インバータ回路を安全に起動することができる。また、ソフトスタートの期間を長くして不適正負荷を判別する期間を設けることができる。
の発明は、特に、第1〜第のいずれか1つの発明において、前記ソフトスタート手段は、起動時の出力電力を所望の電力値まで時定数をもって変化させ、前記インバータ回路の動作と停止を断続して行う場合、二回目以降のソフトスタート手段の時定数は、一
回目の時定数よりも小さくしたことにより、ソフトスタートの期間を短くしてインバータ回路の効率を上昇させることができる。
の発明は、特に、第の発明において、前記ソフトスタート手段の時定数は、電力値に伴って変化させたことにより、インバータ回路に負担が生じないレベルで時定数を極力小さくすることができるため、インバータ回路の効率を上昇させることができる。
の発明は、特に、第1のいずれか1つの発明において、前記ソフトスタート手段は、所望の電力値が一定値より低い場合、動作しないようにしたことにより、効率の低い余分な動作を排除してインバータ回路の効率を上昇させることができる。
の発明は、特に、第1〜第のいずれか1つの発明において、電気の伝達する経路を切り換えるリレーを備え、前記リレーにより加熱する負荷を切り換えるようにしたことにより、複数の負荷を同一のスイッチング素子で加熱することができるため、インバータ回路を構成する部品点数を減少して安価な誘導加熱装置をつくることができる。
の発明は、特に、第1〜第のいずれか1つの発明において、前記負荷に供給する電力は、前記スイッチング素子の駆動周波数を変化して調節するようにしたことにより、任意の電力を負荷に供給することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1、図2は、本発明の実施の形態1における誘導加熱装置を示すものである。
図1に示すように、本実施の形態における誘導加熱装置は、負荷と磁気結合することによりエネルギーを伝達する加熱コイル11と、加熱コイル11に供給する電力を制御するスイッチング素子12と、スイッチング素子12と並列に接続される逆導通素子13と、加熱コイル11と共振回路を形成する共振コンデンサ14とを有するインバータ回路15と、インバータ回路15に電力を供給する電源16と、スイッチング素子12を導通制御する駆動制御手段17とを備えている。
そして、駆動制御手段17は所望の電力値まで時定数をもって変化させるソフトスタート手段18を有するとともに、ソフトスタート手段18の起動時の電力値は複数の所定値をもつものである。これは、例えば、図2における起動時の電力値1、2であり、それぞれ所望の電力値1、2まで上昇させている。なお、図2中の一点斜線は、ソフトスタート手段18の起動時の電力値が一つの所定値しかもたないソフトスタート手段18で出力電力を所望の電力値2まで上昇させたときの経路を示している。
本実施の形態における誘導加熱装置は、スイッチング素子12の導通時間を調節することにより出力電力を制御することができる。また、インバータ回路15が停止状態から動作状態に遷移する際、出力電力を所望の電力値まで緩やかに変化させるソフトスタート手段18を利用することにより、インバータ回路15を安定して動作させることができる。
本発明の誘導加熱装置は、図2に示すように、ソフトスタート手段18の起動時の電力値は、負荷自身の変化や負荷特性の変化、インバータ回路15の状態の変化、所望の電力値の差異などに伴って異なる所定値(実施の形態では、図2における起動時の電力値1または2)を利用することにより、最適な起動時の電力値でインバータ回路15を動作開始することができるため、インバータ回路15の電力変換効率が低下する低出力電力での動
作を抑制してインバータ回路15の電力変換効率を上昇させることができる。
なお、負荷の特性やインバータ回路15の状態などに合わせてソフトスタート手段18の起動時の電力値を可能な限り高くすることにより、インバータ回路15の効率を上昇させるとともに、起動時の出力電力が高いゆえソフトスタート時間も短くなり、さらにインバータ回路15の効率を上昇させることができる。また、ソフトスタートさせることにより、スイッチング素子12の破壊や不適正負荷の誤加熱を防止することができる。
また、ソフトスタート手段18の起動時の電力値が大きくて電圧サージや電流サージが発生し、ノイズによる誤動作が発生しそうな場合や、スイッチング素子12などが破壊しそうな場合は、ソフトスタート手段18の起動時の電力値を低下して、誘導加熱装置の構成部品の破壊を防止することができる。
また、ソフトスタート手段18は、起動時に所定値(例えば、図2における起動時の電力値2)から所望の電力値(同所望の電力値2)まで時定数をもって変化することにより、最適な起動時の電力値でインバータ回路15を動作開始したときに、インバータ回路15の電力変換効率が低下するソフトスタートの期間を短縮してインバータ回路15の電力変換効率を上昇させることができる。
また、出力電力を所望の電力値まで緩やかに変化させることでノイズの発生を抑制し、かつソフトスタートの期間を短縮させることで出力電力が変化しているインバータ回路15の不安定動作期間を短縮し、スイッチング素子12の破壊を防止することができる。
また、ソフトスタート手段18の所定値は、所望の電力値よりも小さくすることにより、出力電力が所望の電力値を超過することがなく、誘導加熱装置の安全性を向上させることができる。
また、ソフトスタート手段18の所定値は、所望の電力値に伴って変化することにより、最適な起動時の電力値でインバータ回路15を動作開始することができるため、インバータ回路15の電力変換効率が低下する低出力電力での動作を抑制してインバータ回路15の電力変換効率を上昇させることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における誘導加熱装置を示すものである。
実施の形態1と異なる点は、不適正負荷(例えば、スプーンなど)を検出する不適正負荷検出手段19を備え、不適正負荷検出手段19が不適正負荷を検出した場合、インバータ回路15の動作を停止するようにしたことである。他は実施の形態1と同様である。
これにより、不適正負荷を誤って加熱してしまうなどの異常動作を防止することができるため、誘導加熱装置の安全性を向上させることができる。
また、不適正負荷を加熱してしまいスイッチング素子12に異常な電圧が加わったり異常な電流が流れたりしないようにして、スイッチング素子12の破壊を防止することができる。
さらに、インバータ回路15が動作開始した直後に不適正負荷検出手段19を動作させることにより、不適正負荷が加熱してしまうのを可能な限り抑制することができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における誘導加熱装置の時間に対する出力電力の関係を示すものである。
実施の形態2と異なる点は、インバータ回路15の動作と停止を断続して行う場合、二回目以降のソフトスタート手段18の初期電力値(起動時の電力値2)は、一回目の初期電力値(起動時の電力値1)よりも大きくするようにしたことである。他は実施の形態2と同様である。
これにより、二回目以降のソフトスタート手段18の初期電力値は最適な起動時の電力値でインバータ回路15を動作開始することができるため、インバータ回路15の電力変換効率が低下する低出力電力での動作を抑制してインバータ回路15の電力変換効率を上昇させることができる。
また、一回目のインバータ回路15の動作により出力電力を所望の電力値まで上昇させても安定して動作できているため、二回目以降は初期電力値が所望の電力値以下であればスイッチング素子12が破壊することなく安全に動作させることができる。
さらに、二回目以降の動作では出力電力が所望の電力値まで短時間で出力されるため、出力電力の応答性を高くして負荷を迅速に加熱することができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4における誘導加熱装置を示すものである。
実施の形態3と異なる点は、不適正負荷検出手段19は負荷の状態を監視する負荷監視手段20を備え、二回目以降のインバータ回路15の動作において、負荷監視手段20の出力が変化しない場合、インバータ回路15の動作が停止した直後のインバータ回路15の初期電力値は、インバータ回路15の動作が停止する直前のインバータ回路15の初期電力値と同値とするようにしたことである。他は実施の形態3と同様である。
これにより、負荷の状態が変化しないときはインバータ回路15内の電流および電圧の振る舞いが変化せず、そのためインバータ回路15が一定の動作をすることができ、インバータ回路15の動作を安定させ、誘導加熱装置の安全性を向上させることができる。
また、インバータ回路15が起動時ごとに低出力電力で動作せずに高い初期電力値で動作し続けることができるため、インバータ回路15の電力変換効率が低下する低出力電力での動作を回避してインバータ回路15の電力変換効率を上昇させることができる。
さらに、負荷監視手段20の出力により負荷の状態の変化を検出した場合、インバータ回路15の動作を停止することにより、異常状態が発生したときに続けて加熱することを防止して誘導加熱装置の安全性を向上させることができる。
(実施の形態5)
図6は、本発明の実施の形態5における誘導加熱装置の時間に対する出力電力の関係を示すものである。
実施の形態4と異なる点は、インバータ回路15の動作が異常停止した直後のインバータ回路15の初期電力値(起動時の電力値2)は、インバータ回路15の動作が停止する直前のインバータ回路15の電力値(起動時の電力値1)より小さくするようにしたことである。他は実施の形態4と同様である。
これにより、負荷の状態が不安定なときは、低出力電力から所望の電力値まで緩やかに変化させることにより、インバータ回路15を安定して動作させることができる。
また、出力電力が低い安全動作領域で不適正負荷を検出することができるため、スイッチング素子12の破壊を防止することができる。
さらに、インバータ回路15の起動時の電力値が低いため、不適正負荷の場合、不適正負荷と検出するまでに加熱してしまうのを可能な限り抑制することができる。
(実施の形態6)
図7は、本発明の実施の形態6における誘導加熱装置の時間に対する出力電力の関係を示すものである。
実施の形態5と異なる点は、インバータ回路15の動作と停止を断続して行う場合、二回目以降のソフトスタート手段18の時定数は、一回目の時定数よりも小さくするようにしてソフトスタートの期間を短くしたことである。他は実施の形態5と同様である。
これにより、インバータ回路15の一回目の動作で負荷状態の安定性が確認できたあとは、ソフトスタートの期間を短くしてインバータ回路15の効率を上昇させることができる。
(実施の形態7)
図8は、本発明の実施の形態7における誘導加熱装置の時間に対する出力電力の関係を示すものである。
実施の形態6と異なる点は、ソフトスタート手段18の時定数は、電力値(所望の電力値1または2)に伴って変化するようにしたことである。他は実施の形態6と同様である。
これにより、インバータ回路15に負担が生じないレベルで時定数を極力小さくすることができるため、インバータ回路15の効率を上昇させることができる。
(実施の形態8)
図9は、本発明の実施の形態8における誘導加熱装置の時間に対する出力電力の関係を示すものである。
実施の形態7と異なる点は、ソフトスタート手段18は、所望の電力値が一定値より低い場合、動作しないようにしたことである。本実施の形態では、二回目以降、ソフトスタート手段18が動作しないようにしているが、一回目においても動作しないようにしてもよい。他は実施の形態7と同様である。
これにより、インバータ回路15から発生するノイズなどが小さく、スイッチング素子12の破壊や誤加熱の危険性の面からみても安全上問題のない低出力電力では、ソフトスタートを行わず、効率の低い余分な動作を排除してインバータ回路15の効率を上昇させることができる。
(実施の形態9)
図10は、本発明の実施の形態9における誘導加熱装置を示すものである。
実施の形態8と異なる点は、加熱コイル11と共振コンデンサ14に加えて、第2の加
熱コイル21と、第2の共振コンデンサ22と、電気の伝達する経路を切り換えるリレー23を備え、リレー23により加熱コイル11と21を切り換え、加熱する負荷を切り換えるようにしたことである。他は実施の形態8と同様である。
これにより、複数の負荷を同一のスイッチング素子12で加熱することができるため、インバータ回路15を構成する部品点数を減少して安価な誘導加熱装置をつくることができる。
さらに、負荷に供給する電力は、スイッチング素子12の駆動周波数を変化して調節するようにしたことにより、任意の電力を負荷に供給することができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱装置は、最適な起動時の電力値でインバータ回路を動作させ、インバータ回路の効率を上昇させることができるので、全てのインバータ機器に適用することができ、インバータのオンオフ動作を繰り返す装置に関しては特に有効である。そのため、IHクッキングヒーターのような家電民生用品のみならず、業務用品を含め全ての誘導加熱装置に適用可能である。
本発明の実施の形態1における誘導加熱装置を示す回路図 同誘導加熱装置における時間に対する出力電力の関係を示す図 本発明の実施の形態2における誘導加熱装置を示す回路図 本発明の実施の形態3における誘導加熱装置の時間に対する出力電力の関係を示す図 本発明の実施の形態4における誘導加熱装置を示す回路図 本発明の実施の形態5における誘導加熱装置の時間に対する出力電力の関係を示す図 本発明の実施の形態6における誘導加熱装置の時間に対する出力電力の関係を示す図 本発明の実施の形態7における誘導加熱装置の時間に対する出力電力の関係を示す図 本発明の実施の形態8における誘導加熱装置の時間に対する出力電力の関係を示す図 本発明の実施の形態9における誘導加熱装置を示す回路図
11 加熱コイル
12 スイッチング素子
13 逆導通素子
14 共振コンデンサ
15 インバータ回路
16 電源
17 駆動制御手段
18 ソフトスタート手段
19 不適正負荷検出手段
20 負荷監視手段
21 第2の加熱コイル
22 第2の共振コンデンサ
23 リレー

Claims (8)

  1. 負荷と磁気結合することによりエネルギーを伝達する加熱コイルと、前記加熱コイルに供給する電力を制御するスイッチング素子と、前記スイッチング素子と並列に接続される逆導通素子と、前記加熱コイルと共振回路を形成する共振コンデンサとを有するインバータ回路と、前記インバータ回路に電力を供給する電源と、前記スイッチング素子を導通制御する駆動制御手段と、不適正負荷を検出する不適正負荷検出手段とを備え、前記駆動制御手段は、起動時の出力電力を所望の電力値まで変化させるソフトスタート手段を有し、前記ソフトスタート手段の起動時の電力値として複数の所定値を有するとともに、前記インバータ回路の動作と停止を断続して行う場合、二回目以降のソフトスタート手段の初期電力値を一回目の初期電力値よりも大きくし、前記不適正負荷検出手段が不適正負荷を検出した場合、インバータ回路の動作を停止し、インバータ回路の動作が異常停止した直後のインバータ回路の初期電力値をインバータ回路の動作が停止する直前のインバータ回路の電力値より小さくする誘導加熱装置。
  2. 前記不適正負荷検出手段は負荷の状態を監視する負荷監視手段を備え、二回目以降の前記インバータ回路の動作において、前記負荷監視手段の出力が変化しない場合、前記インバータ回路の動作が停止した直後の前記インバータ回路の初期電力値は、前記インバータ回路の動作が停止する直前の前記インバータ回路の初期電力値と同値とする請求項1に記載の誘導加熱装置。
  3. 前記負荷監視手段の出力により負荷の状態の変化を検出した場合、前記インバータ回路の動作を停止する請求項に記載の誘導加熱装置。
  4. 前記ソフトスタート手段は、起動時の出力電力を所望の電力値まで時定数をもって変化させ、前記インバータ回路の動作と停止を断続して行う場合、二回目以降の前記ソフトスタート手段の時定数は、一回目の時定数よりも小さくした請求項1〜のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
  5. 前記ソフトスタート手段の時定数は、電力値に伴って変化させた請求項項に記載の誘導加熱装置。
  6. 前記ソフトスタート手段は、所望の電力値が一定値より低い場合、動作しないようにした請求項15のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
  7. 電気の伝達する経路を切り換えるリレーを備え、前記リレーにより加熱する負荷を切り換えるようにした請求項1〜のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
  8. 負荷に供給する電力は、前記スイッチング素子の駆動周波数を変化して調節するようにした請求項1〜のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
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