JP5043300B2 - セラミックヒータ及びこれを内蔵するガスセンサ - Google Patents

セラミックヒータ及びこれを内蔵するガスセンサ Download PDF

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Description

本発明は、例えば自動車エンジン等の内燃機関におけるガスセンサ等に用いられるセラミックヒータ及びこれを内蔵するガスセンサに関する。
従来より、自動車エンジンの排気系等には、空燃比を検知するガスセンサが設置され、該ガスセンサにて検知された空燃比を元にエンジンの燃焼制御が行われている。これにより、エンジンの排気系に設けた三元触媒コンバータの排気ガス浄化効率を高めることができる。上記ガスセンサとしては、例えば酸素イオン導電性を有する固体電解質体よりなる酸素センサ素子を設けた酸素センサが一般に利用されている。
後述する図5に示すごとく、酸素センサ素子(ガスセンサ素子)3は、コップ型の固体電解質体30とその内部に設けた大気室300とよりなり、かつ上記固体電解質体30の外側面301には外側電極31を、上記大気室300に面する内側面302には内側電極32が設けてある。
ところで、酸素センサ素子3は活性化温度に達しないと酸素濃度を検出することができない。そのため、酸素センサ素子3の温度が低く、酸素濃度を検出できない状態では自動車エンジンの燃焼制御を行うことができず、排ガスの浄化効率は低い水準にある。
このため、エンジン始動後すみやかにこれの燃焼制御を行い、排気ガスの浄化効率を高めるために、通常上記大気室300にはセラミックヒータ1が設けられている。
このようなセラミックヒータとしては、例えば図9に示すごとく、セラミック体91と、その表面に設けられた金属層92と、該金属層92に設けられた接合層93と、該接合層93により金属層92に対して接合された接合部材94とよりなるセラミック−金属接合体9がある。このような構成のセラミック−金属接合体9においては、接合部材94が酸化劣化し、接合層93が剥がれて断線してしまうおそれがあるため、接合層93と接合部材94とをニッケルやニッケル−硼素系の無電解メッキ層95により被覆することが行われていた(特許文献1参照)。
しかしながら、近年の自動車の使用環境の変化により、排気ガスがますます高温化する傾向にある。そのため、接合層93と接合部材94との接合部分を上記のようなメッキ層95で保護したとしても、メッキ層95が腐食し、接合部材94が酸化劣化して接合層93が剥がれ、断線等の不具合が発生するおそれがある。
また、自動車用のガスセンサにおいては、排気ガス中のNOxがセンサ内に漏洩することにより、NOxと、エンジンが停止している時などの冷間時に生じる露(水)とが反応して硝酸が発生する場合がある。そして、この硝酸は、セラミックヒータのNi系のメッキ層を腐食し易くなる。メッキ層が腐食すると、上記接合部材が酸化劣化し易くなり、断線等の不具合が発生するおそれがある。
特開平11−292649号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、耐腐食性に優れたセラミックヒータ及びこれを内蔵するガスセンサを提供しようとするものである。
第1の発明は、セラミック体の内部に発熱体を内蔵するセラミックヒータであって、
該セラミックヒータは、上記セラミック体の外表面に設けられ、かつ上記発熱体に電気的に接合された外部端子と、該外部端子に設けられた金属よりなる接合層と、該接合層を介して上記外部端子に電気的に接合された接合部材とを有し、
上記外部端子と上記接合部材との接合部分においては、上記接合部材と上記接合層とからなる接合構成体がCrを主成分とする金属からなる膜厚0.1μm〜15μmの被覆膜によって覆われており、
上記被覆膜と上記接合構成体との間には、上記接合構成体側に形成された無電解Niメッキ膜と上記被覆膜側に形成された電解Niメッキ膜とからなるNiメッキ膜が介在していることを特徴とするセラミックヒータにある(請求項1)。
上記第1の発明のセラミックヒータにおいては、例えばリード線等の上記接合部材と上記接合層とからなる接合構成体が、上記被覆膜によって覆われている。この被覆膜は、従来のNiよりなるメッキ層に比べて、高温環境下の使用においてもほとんど腐食することがない。Crは、酸化物の不導体となりうる金属だからである。そのため、上記セラミックヒータにおいては、上記接合部材が酸化劣化することを防止でき、断線等の不具合を生じず、長期間使用することができる。また、上記被覆膜は、硝酸等による腐食も防止することができる。このように、上記セラミックヒータは耐腐食性にも優れている。
このように、本発明によれば、耐腐食性に優れたセラミックヒータを提供することができる。
第2の発明は、固体電解質体と該固体電解質体の内部に設けた大気室とよりなり、かつ上記固体電解質体の外側面には被測定ガスと接触する外側電極を、上記大気室に面する固体電解質体の内側面には内側電極を設けてなるガスセンサ素子を有するガスセンサであって、
上記大気室には、上記第1の発明のセラミックヒータが内蔵されていることを特徴とするガスセンサにある(請求項)。
本発明のガスセンサは、上記ガスセンサ素子の上記大気室に、上記第1の発明のセラミックヒータを内蔵している。そのため、上記第1の発明のセラミックヒータの特徴を生かして、耐腐食性に優れ、長期間安定に使用できるものとなる。
即ち、上記第1の発明のセラミックヒータにおいては、上記接合層と上記接合部材とからなる上記接合構成体が上記被覆膜により覆われており、断線等の不具合がほとんどおこらない。そのため、上記セラミックヒータは、例えば外部からの制御信号に基づいて上記ガスセンサの温度を長期間制御することができる。
また、上記セラミックヒータにおいては、硝酸等による腐食が起こり難い。そのため、本発明のガスセンサにおいては、上記被測定ガス等にNOx等が含まれ、このNOxと水とが反応して硝酸を生成したとしても、セラミックヒータが腐食することを防止でき、被測定ガスを安定して検出することができる。
上記セラミックヒータにおいて、上記接合部材と上記接合層とからなる上記接合構成体は、Crを主成分とする金属からなる被覆膜によって覆うことができる。
記Crを主成分とする金属としては、純Crの他、Cr合金等を用いることができる。Cr合金としては、Crの他に、例えばロジウム、パラジウム、コバルト等から選ばれる一種以上の金属を含有する合金がある。
また、上記接合部材と上記接合層とからなる接合構成体においては、上記接合部材の少なくとも一部が上記接合層から露出していてもよく、また、上記接合部材が上記接合層に埋め込まれていても良い。
また、上記被覆膜の主成分はCrであり、上記被覆膜の厚みは、0.1μm〜15μmである。
上記被覆膜の主成分がCrのときにおける上記被覆膜の厚みが0.1μm未満の場合には、腐食が起こりえる空孔が存在し断線の不具合が発生するおそれがある。一方、15μmを越える場合には、上記被覆膜に著しいクラックが発生し、上述の耐腐食性の向上効果が十分に発揮できなくなるおそれがある。またこの場合には、上記被覆膜の形成にかかる時間が長くなり、その結果製造コストが増大するおそれがある。
また、上記被覆膜と上記接合構成体との間には、Niメッキ膜が介在している。
この場合には、上記接合構成体と上記被覆膜との接合性をより高めることができる。そのため、断線等の不具合が一層起こり難くなり、上記セラミックヒータの耐久性を一層向上させることができる。
また、上記Niメッキ膜は、上記接合構成体側に形成された無電解Niメッキ膜と上記被覆膜側に形成された電解Niメッキ膜との積層膜からなる。この場合には、上記被覆膜と上記接合構成体との接合性がより一層高くなる。
また、上記Niメッキ膜の厚みは、2.0μm〜24μmであることが好ましい(請求項)。
Niメッキ膜の厚みが2.0μm未満の場合には、めっき面の空孔によりAuめっきの接合が弱くなり剥離するおそれがある。一方、24μmを超える場合には、めっき部の硬度が増し、例えば振動等により破損しやすくなるおそれがある。また、上記Niメッキ膜を無電解Niメッキ膜と電解Niメッキ膜との積層膜で形成する場合には、これら2層のNiメッキ膜の合計の厚みが上記の2.0μm〜24μmの範囲となるようにすればよい。
次に、上記セラミック体としては、例えばアルミナ、シリカ、カルシア、マグネシア等よりなるものがある。
また、上記外部端子としては、例えばW(タングステン)よりなるものがある。好ましくは、上記外部端子は、Wを70wt%以上含有することがよい。
この場合には、特にアルミナを含有するセラミック体とのなじみが良くなり、また耐熱性にも優れたものとなる。
また、上記接合層としては、例えばCu、Au、Ni等の金属からなるものがある。このような接合層としては、Cuを40wt%〜98wt%含有し、Niを2〜20wt%含有し、Auを58wt%以下含有するものを用いることが好ましい。
この場合には、上記接合層と上記外部端子との接合性が向上し、上記セラミックヒータの耐久性をより向上させることができる。
上記接合層のCuの含有率が40wt%未満の場合には、Cuの含有量が少ないため、Cu以外の成分による影響が大きくなり、接合層の硬度が高くなり易く、その結果クラックが発生し易くなる等の不具合が生じるおそれがある。一方、98wt%を超える場合には、相対的にNiやAuの含有率が低くなり、その結果、例えばW等よりなる外部端子に対する上記接合層の濡れ性が悪くなり、優れた接合状態を得ることができず、接合強度が低下するおそれがある。
また、上記接合層のNiの含有率が2wt%未満の場合には、上記接合層の上記外部端子に対する濡れ性が悪くなり、優れた接合状態を得ることができず、接合強度が低下するおそれがある。一方、20wt%を超える場合には、外部端子が例えばWを含有する場合に、製造工程中にW−Ni金属間化合物が非常に多く析出し、その結果接合強度が低下するおそれがある。
また、上記接合層のAuの含有率が58wt%を超える場合には、上記接合層の硬度が高くなり、クラックが発生しやすくなる等の不具合を生じるおそれがある。また、コストが高くなるおそれがある。
また、上記接合層は、P、Cd、Pb、Zn、Feから選ばれる1種以上を10wt%以下含有することができる。
また、上記接合層としては、例えばコバールよりなるもの等を用いることもできる。具体的には、コバールパッド等を用いることができる。また、コバールパッドと、Cu、Au、Ni等の金属からなるロウ材とを組み合わせて用いることもできる。
次に、上記外部端子と上記接合層との間には、Niメッキ膜が形成されていることが好ましい。この場合には、上記接合層と上記外部端子との接合強度をより高くすることができる。さらに、上記Niメッキ膜と上記接合層との間には、該接合層中のNiの含有量よりも多くNiを含有するNi変質層が介在していることが好ましい。この場合には、上記接合層と上記外部端子との間の接合強度をさらに一層高くすることができる。
また、上記外部端子は、W(タングステン)を70wt%以上含有することが好ましい。この場合には、特に上記セラミック体がアルミナを含有する場合に、上記外部端子と上記セラミック体とのなじみが良くなり、また耐熱性にも優れたものとなる。Wの含有量が70wt%未満の場合には、セラミック体と外部端子との接合強度や耐熱性が低下するおそれがある。
次に、上記外部端子に電気的に接合される接合部材としては、例えばリード線等がある。
また、上記接合部材は、Niを25wt%以上含有していることが好ましい。この場合には、上記接合部材を上記接合層により接合する際に、接合部材中に含まれるNiが接合層に拡散し、接合層の上記外部端子に対する濡れ性を高め、両者の結合をより強固なものにすることができる。上記接合部材のNi含有量が25wt%未満の場合には、接合層へのNiの拡散が不充分になり、接合層と外部端子との間で良好な接合状態を得ることができず、接合強度が低下するおそれがある。なお、より好ましくは、上記接合部材はNiを90%以上含有していることが好ましい。この場合には、上記接合層と上記外部端子との間で一層良好な接合状態を得ることができる。このような接合部材としては、例えばNiのみからなるものを使用することもできるが、Niを含む各種合金類を使用することもできる。例えばコバール、42アロイ等である。
(実施例1)
次に、本発明の実施例にかかるセラミックヒータにつき、図1〜図4を用いて説明する。
図1〜図3に示すごとく、本例のセラミックヒータ1は、セラミック体11の内部に発熱体を内蔵するものである。セラミックヒータ1は、セラミック体11の外表面100に設けられ、かつ上記発熱体に電気的に接合された外部端子12と、この外部端子12に設けられた金属よりなる接合層13と、この接合層13を介して上記外部端子12に対して電気的に接合された接合部材14とを有する。また、外部端子12と接合部材14との接合部分19においては、接合部材14と接合層13とからなる接合構成体10は、Auからなる被覆膜15によって覆われている。
以下、本例のセラミックヒータにつき、詳細に説明する。
本例のセラミックヒータは、図1及び図3に示すごとく、ガスセンサの加熱用に利用される断面略円形の丸棒状のセラミックヒータ1である。このセラミックヒータ1は、発熱体が内蔵された発熱部16と、該発熱部16を支持すると共に発熱体と導通したリード部111が内蔵された支持部17とよりなる。
図1及び図3に示すごとく、セラミックヒータ1において、その表面に設けられたWよりなる外部端子12は、セラミック体11の内部に設けられたリード部111とスルーホール112によって導通されている。また、外部端子12に対し、Cuを92wt%含有し、Niを8wt%含有する接合層13により接合部材14としてのリード線が電気的導通を維持しながら接合されている。接合部材14は外部の電源に接続されており、この接合部材14から供給された電力は、リード部111を経て発熱体に達する。なお、本例において、接合部材14は直径0.6mmのNi接合部材である。
また、図1に示すごとく、外部端子12と接合部材14との接合部分19においては、、接合層13と接合部材14とからなる接合構成体10の上にAuからなる被覆膜15が形成されている。
また、図2に示すごとく、被覆膜15と接合構成体10との間には、Niメッキ膜16が形成されてる。このNiメッキ膜16は、接合構成体10側に形成された無電解Niメッキ膜17と被覆膜15側に形成された電解Niメッキ膜18との積層膜からなっている。
次に、本例のセラミックヒータの製造方法につき説明する。
まず、Al23が約92wt%含まれ、SiO2、CaO、MgO等が合計で8wt%含まれる原料粉末を準備し、これを溶媒に分散させてスラリーを作製した。このスラリーをドクターブレード法によって厚さ1.2mmのシートとした。このシートに打ち抜きプレスを施し、図4に示すごとく、被覆用のグリーンシート25を作製した。また、このグリーンシート25にはスルーホール112用のピンホール222を二ヶ所設けた。
次に、図4に示すごとく、被覆用のグリーンシート25に対し、発熱部用印刷部21及び上記リード部111を形成するためのリード部用印刷部22とよりなるヒータパターン20を導電ペーストのスクリーン印刷により作製した。また、この時、上記ピンホール222も導電ペーストにて充填した。
その後、グリーンシート25の裏面に、上記スルーホール112を介してリード部用印刷部22と導通可能となるリード取出部としての外部端子12を導電ペーストによる印刷により設けた。この外部端子12の組成はWが100wt%である。
次に、エチルセルロースを有機溶剤にて溶かした有機バインダーをグリーンシート25の表面29に印刷した後、このグリーンシート25をセラミックよりなる心棒26の外周を巻回させて張付けた。次いで、焼成炉を用いてこれを焼成した。
次いで、外部端子12に対しNiよりなる接合部材14を1000〜1200℃の高温で、Cuロウ材(Cu100wt%)を使用したロウ付けにより取り付けた。このロウ材は焼成後に接合層13となって、接合部材14と外部端子12とを強く接合させる。
次に、図2に示すごとく、接合部材14と接合層13とからなる接合構成体10の表面を覆うように、無電解メッキ法によりNiでメッキを施し、厚み4μm以上の無電解Niメッキ膜17を設けた。さらにその上に、電解メッキ法によりNiでメッキを施し、厚み2μm以上の電解Niメッキ膜18を設けた。このようにして無電解Niメッキ膜17と電解Niメッキ膜18とからなるNiメッキ膜16を形成した。
その後、Niメッキ膜16の上に、電解メッキ法によりAuでメッキを施し、厚み2.5μm以上の被覆膜15を形成した。
以上によりセラミックヒータ1を得た。これを試料Eとした。
次に、本例のセラミックヒータ(試料E)の耐腐食性を調べた。
(耐腐食性)
試料Eを硝酸蒸気中で放置し、接合部材の剥がれを目視にて観察した。その結果、試料Eにおいては、15日間経過後も接合部材に剥がれ等は全く発生せず、耐腐食性に優れていた。
また、耐腐食性の評価においては、硝酸蒸気中で放置するときに、試料Eのセラミックヒータを作動させて加熱させ、次いで作動を停止させて冷却させるという加熱冷熱サイクルを繰り返すことにより、より短時間で耐腐食性の評価を行うこともできる。
このように、本例によれば、耐腐食性に優れたセラミックヒータを提供することができる。なお、本例においては明確に示していないが、上記被覆膜として、Auメッキのかわりに、Pt、Cr、Au合金、Pt合金、Cr合金でメッキをした場合においても、上記試料Eのセラミックヒータと同様に優れた耐腐食性を示すことを確認している。
(実施例2)
本例は、実施例1にて作製したセラミックヒータを内蔵するガスセンサ素子を有するガスセンサの例である。
本例においては、図5に示すごとく、ガスセンサ素子3は、コップ型の固体電解質体30と該固体電解質体30の内部に設けた大気室300とよりなる。固体電解質体30の外側面301には被測定ガスと接触する外側電極31を、大気室300に面する固体電解質体30の内側面302には内側電極32を設けてなる。また、大気室300には、実施例1にて作製したセラミックヒータ1が内蔵されている。
ガスセンサ素子3において、外側電極31と内側電極32とが固体電解質体30を介して対面した部分が酸素濃度検出が行われる検出部となる。
また、ガスセンサ素子3の外側電極31の外方は保護層391と392とで被覆されている。
次に、上記ガスセンサ素子3を設けたガスセンサ4について説明する。
図6に示すごとく、本例のガスセンサ4は、ハウジング40と、該ハウジング40の上方に設けられた大気側カバー411,412,413と、ハウジング40の下方に設けられた被測定側カバー421,422とよりなる。被測定ガス側カバー421,422により被測定ガス室429が形成され、該被測定ガス室429に対し外側電極31が対面するようにガスセンサ素子3はハウジング40に固定されている。
また、ガスセンサ素子3とハウジング40の内側面との間には、ガスセンサ素子3の固定及び大気室300における気密性の保持のため、タルク401、リングパッキン402、インシュレーター403とが設けてある。また、被測定ガス側カバー421,422には、被測定ガスが流通するためのガス穴420が設けてある。
また、ガスセンサ4において、大気側カバー411,412,413の内部には導電線442を保持固定するためのインシュレーター430が配置されている。また、導電線442の下端はセラミックヒータ1に設けられた接合部材14に対しコネクタ441を介して接続されている。
また、導電線442の上端は大気側カバー412,413の上端部に設けられたゴムブッシュ439を経由して外部に導出され、そこで電源に接続されている。なお、インシュレーター430、ゴムブッシュ439には、ガスセンサ素子3の出力取出用の信号線がいくつか配置されている。
さらに、2つの大気側カバー412と413とには、大気導入用の大気穴419が設けられており、両者の間には撥水性フィルタ418が設けてある。
この大気穴419から導入された大気が大気側カバー411,412の内部を経て大気室300に導入されることとなる。
本例のガスセンサにおいては、上記実施例1において作製したセラミックヒータを内蔵するガスセンサ素子を有している。そして、セラミックヒータにおいては、上記接合層と接合部材とからなる接合構成体が上記被覆膜により覆われており、高温環境下で長期間使用しても断線等の不具合がほとんどおこらない。したがって、上記セラミックヒータは、高温環境下においても、例えば外部からの制御信号に基づいて上記ガスセンサの温度を長期間制御することができる。
また、本例のセラミックヒータにおいては、上記接合構成体が上記被覆膜により覆われているため、硝酸等による腐食が起こり難い。したがって、本例のガスセンサにおいては、被測定ガスにNOx等が含まれ、このNOxと水とが反応して硝酸を生成したとしても、硝酸がセラミックヒータを腐食することを防止することができ、上記ガスセンサは、被測定ガスを安定して検出することができる。
(実施例3)
本例は、積層型のセラミックヒータの例である。
図7に示すごとく、本例のセラミックヒータ5は、セラミック体51の内部に発熱体を内蔵するものである。セラミックヒータ5は、セラミック体51の外表面に設けられ、かつ上記発熱体に電気的に接合された外部端子52と、該外部端子52に設けられた金属よりなる接合層53と、該接合層53により上記外部端子52に対して電気的に接合された接合部材54とを有する。また、外部端子52と接合部材54との接合部分59においては、接合層53と接合部材54とからなる接合構成体50は、Auからなる被覆膜55によって覆われている。
また、本例の積層型のセラミックヒータ5は、図7及び図8(d)に示すごとく、図示を略した発熱部及びリード部511を設けたヒータ基板512と、これら発熱部及びリード部511と共にヒータ基板512を被覆するよう配置した被覆板513とよりなり、かつ上記リード部511と導通する側面電極となる外部端子52を有している。外部端子52は、接合層53により接合部材54が接合されており、接合部材54は、接合層53、外部端子52、及びリード部511を介して発熱部に通電する。
また、上記接合部分59においては、接合部材54と接合層53とからなる接合構成体50の表面はAuからなる被覆膜55により被覆保護されている。
その他詳細は、実施例1と同様である。
次に、本例の積層型のセラミックヒータ5の製造方法について、図8を用いて説明する。
まず、Al23が約92wt%、SiO2、CaO、MgO等が合計で8wt%含まれている原料粉末を準備し、これを溶媒に分散させてスラリーを作製する。
このスラリーをドクターブレード法によって厚さ1.2mmのシートとした。このシートに打ち抜きプレスを施し、図8(a)に示すごとく、120mm四方の正方形のヒータ基板用のグリーンシート610と、被覆基板用のグリーンシート620とを作製した。
なお、ヒータ基板用のグリーンシート610、被覆基板用のグリーンシート620の作製に当たっては、押出成形等の別成形方法を採ることもできる。
次いで、図8(a)に示すごとく、W、Mo等の金属を主成分とした導電性ペーストを準備し、該導電性ペーストを用いてヒータ基板用のグリーンシート610に対し、ヒータパターン60をかかる形状に印刷した。
また、各ヒータパターン60の間には、上記リード部511を形成するための平面印刷部605を設けた。
次に、上記ヒータパターン60を印刷したグリーンシート610と被覆基板用のグリーンシート620とを積層し、積層体63を得た。なお、この積層体63は用途に応じて印刷を施したヒータ基板用のグリーンシート610と被覆基板用のグリーンシート620との枚数を自由に選択することができる。
また、印刷を施したヒータ基板用のグリーンシート610が複数の場合はこれらのヒータパターン60を直列に接続するか並列に接続するかを自由に選択することができる。
次いで、図4(b)、(c)に示すごとく、上記積層体63を同図に示した一点鎖線にて切断することにより、内部に1個のヒータパターン60を有する中間体64を得た。
その後、W、Moを主成分とする導電性ペーストを用いて、焼成後に外部端子52となる印刷部681を中間体64の側面68に設ける。この印刷部681は中間体64の内部のヒータパターン60と接続された状態となるよう形成する。
また、ここで使用する導電性ペーストはヒータパターン60の形成に用いた導電性ペーストと異なる材料を使用することもできるし、同じものを使用することもできる。
その後、上記中間体64をN2、H2ガスよりなる還元雰囲気において、1400℃〜1600℃で焼成し、焼成体を得る。なお、この後に上記焼成体の先端部を研磨装置を利用して所望の形状に研磨する工程を置くこともできる。
得られた焼成体の外部端子52に対し、Cuロー材(組成はCuが100wt%)を用いてNiよりなる接合部材54を接合する。この接合の際のロー付け温度は1000〜1200℃で行った。このロー付けにより、接合層53が形成された。
最後に接合層52と接合部材54とからなる接合構成体50の表面に、Auよりなる、厚み2.5μmの被覆膜55を設けて、本例にかかるセラミックヒータ5を得た。
その他詳細は、実施形態例1と同様である。
本例にかかるセラミックヒータにおいても、実施形態例1と同様の作用効果を有していた。
(実施例4)
本例は、接合部材としてコバールパッドを用いてセラミックヒータを作製する例である。
図10及び図11に示すごとく、本例のセラミックヒータ7は、セラミック体71の内部に発熱体を内蔵するものである。セラミックヒータ7は、セラミック体71の外表面に設けられ、かつ上記発熱体に電気的に接合された外部端子72と、該外部端子72に設けられた金属よりなる接合層73と、該接合層73により外部端子72に対して電気的に接合された接合部材74とを有する。また、外部端子72と接合部材74との接合部分79においては、接合層73と接合部材74とからなる接合構成体70は、Auからなる被覆膜75によって覆われている。
外部端子72は、タングステン及びニッケルよりなる。この外部端子72に対し、コバールパッドよりなる接合層73により、接合部材74としてのリード線が電気的導通を維持しながら接合されている。接合部材74は外部の電源に接続されており、この接合部材74から供給された電力は、セラミック体71内部のリード部を経て発熱体に達する。なお、本例において、接合部材74は直径0.6mmのNi接合部材である。
また、図11に示すごとく、外部端子72と接合部材74との接合部分79においては、接合層73と接合部材74とからなる接合構成体70の上にAuからなる被覆膜75が形成されている。
また、被覆膜75と接合構成体70との間には、Niメッキ膜76が形成されてる。このNiメッキ膜76は、接合構成体70側に形成された無電解Niメッキ膜77と被覆膜75側に形成された電解Niメッキ1膜78との積層膜からなっている。
その他詳細は、実施例1と同様である。
次に、本例のセラミックヒータの製造方法につき、説明する。
まず、実施例1と同様にして、スラリーを作製し、このスラリーをドクターブレード法によって厚さ1.2mmのシートとした。次いで、このシートに打ち抜きプレスを施し、被覆用のグリーンシートを作製し、このグリーンシートにスルーホール用のピンホールを二ヶ所設けた。
また、実施例1と同様に、被覆用のグリーンシートに対し、ヒータパターンをスクリーン印刷により作製し、上記ピンホールも導電ペーストにて充填した。その後、グリーンシートの裏面に、W及びNiからなる外部端子を設けた。
さらに実施例1と同様に、有機バインダーをグリーンシートの表面に印刷した後、このグリーンシートを心棒の外周を巻回させて張付け、焼成した。
次いで、図10及び図11に示すごとく、接合部材74として、Niよりなるリード線を準備し、この接合部材74の側面に、接合層73としてのコバールパッドを抵抗溶接により接合した。
次いで、外部端子72に対し、コバールパッド73を接合した接合部材74を1000〜1200℃の高温で、Au−Cuロウ材を使用したロウ付けにより取り付けた。このロウ材はコバールパッドと共に、焼成後に接合層73となって、接合部材74と外部端子72とを接合する。
次に、図11に示すごとく、接合部材74と接合層73とからなる接合構成体70の表面を覆うように、無電解メッキ法によりNiでメッキを施し、厚み4μm以上の無電解Niメッキ膜77を設けた。さらにその上に、電解メッキ法によりNiでメッキを施し、厚み2μm以上の電解Niメッキ膜78を設けた。このようにして無電解Niメッキ膜77と電解Niメッキ膜78とからなるNiメッキ膜76を形成した。
その後、Niメッキ膜76の上に、電解メッキ法によりAuでメッキを施し、厚み2.5μm以上の被覆膜75を形成した。
以上によりセラミックヒータ7を得た。
本例にて得られたセラミックヒータ7についても、実施例1と同様にして耐腐食性を調べたところ、本例のセラミックヒータ7は、実施例1の上記試料Eと同様に優れた耐食性を示した。
(実施例5)
本例は、発熱体を内蔵するセラミック体が窒化珪素よりなるセラミックヒータの例である。
図12及び図13に示すごとく、本例のセラミックヒータ8は、セラミック体81の内部に発熱体815を内蔵するものである。セラミックヒータ8は、セラミック体81の外表面に設けられ、かつ発熱体815に電気的に接合された外部端子82と、該外部端子82に設けられた金属よりなる接合層83と、該接合層83により上記外部端子82に対して電気的に接合された接合部材84とを有する。また、外部端子82と接合部材84との接合部分89においては、接合層83と接合部材84とからなる接合構成体80は、Auからなる被覆膜85によって覆われている。
本例のセラミックヒータ8において、セラミック体81は窒化珪素からなる。
外部端子82は、タングステン及びニッケルよりなる。この外部端子82に対し、コバールパッドよりなる接合層83により、接合部材84としてのリード線が電気的導通を維持しながら接合されている。接合部材84は外部の電源に接続されており、この接合部材84から供給された電力は、リード部を経て発熱体815に達する。なお、本例において、接合部材84は直径0.6mmのNi接合部材である。
また、図13に示すごとく、外部端子82と接合部材84との接合部分89においては、接合層83と接合部材84とからなる接合構成体80の上にAuからなる被覆膜85が形成されている。
また、被覆膜85と接合構成体80との間には、電解Niメッキ1膜88が形成されている。
その他詳細は、実施例1と同様である。
次に、本例のセラミックヒータの製造方法につき、説明する。
まず、Siを約60wt%、及びNiを約40wt%含有する原料粉末を準備し、これを溶媒に分散させてスラリーを作製した。このスラリーをドクターブレード法によって厚さ1.2mmのシートとした。このシートに打ち抜きプレスを施し、図14に示すごとく、板状のグリーンシート811を作製した。
次いで、板状のグリーンシート811とW及びReからなる発熱体815とを積層し、積層体816を得た。グリーンシートの表面には、発熱体815と導通するようにW及びNiよりなる外部端子82を形成した。次いで、積層体816を焼成し、焼成後の積層体816の面取りを行い、窒化珪素よりなる略円柱状のセラミック体81を得た。
次に、接合部材84として、Niよりなるリード線を準備し、この接合部材84の側面に、接合層83としてのコバールパッドを抵抗溶接により接合した。
次いで、外部端子82に対し、コバールパッド83を接合した接合部材84を1000〜1200℃の高温で、Au−Niロウ材を使用したロウ付けにより取り付けた。このロウ材はコバールパッドと共に、焼成後に接合層83となって、接合部材84と外部端子82とを接合する。
次に、接合部材84と接合層83とからなる接合構成体80の表面を覆うように、電解メッキ法によりNiでメッキを施し、厚み2μm以上の電解Niメッキ膜88を設けた。
その後、電解Niメッキ膜88の上に、電解メッキ法によりAuでメッキを施し、厚み2.5μm以上の被覆膜85を形成した。
以上によりセラミックヒータ8を得た。
本例にて得られたセラミックヒータ8についても、実施例1と同様にして耐腐食性を調べたところ、本例のセラミックヒータ8は、実施例1の上記試料Eと同様に優れた耐食性を示すことができた。
実施例1にかかる、セラミックヒータにおける外部端子部分の断面を示す説明図(図3におけるA−A矢視断面図)。 図1における、被覆膜部分の拡大図。 実施例1にかかる、セラミックヒータの全体を示す説明図。 実施例1にかかる、セラミックヒータの製造方法を示す説明図。 実施例2にかかる、ガスセンサ素子の断面を示す説明図。 実施例2にかかる、ガスセンサの断面を示す説明図。 実施例3にかかる、積層型のセラミックヒータにおける外部端子部分の断面を示す説明図(図8(d)におけるB−B矢視断面図)。 実施例3にかかる、積層型のセラミックヒータの製造方法を示す説明図。 従来のセラミックヒータの断面を示す説明図。 実施例4にかかる、セラミックヒータの全体を示す説明図。 実施例4にかかる、セラミックヒータにおける外部端子部分の断面を示す説明図(図10におけるC−C線矢視断面図)。 実施例5にかかる、セラミックヒータの全体を示す説明図。 実施例5にかかる、セラミックヒータにおける外部端子部分の断面を示す説明図(図12におけるD−D線矢視断面図)。 実施例5にかかる、セラミックヒータの製造方法の概略を示す説明図。
符号の説明
1 セラミックヒータ
10 接合構成体
11 セラミック体
12 外部端子
13 接合層
14 接合部材
15 被覆膜
19 接合部分

Claims (3)

  1. セラミック体の内部に発熱体を内蔵するセラミックヒータであって、
    該セラミックヒータは、上記セラミック体の外表面に設けられ、かつ上記発熱体に電気的に接合された外部端子と、該外部端子に設けられた金属よりなる接合層と、該接合層を介して上記外部端子に電気的に接合された接合部材とを有し、
    上記外部端子と上記接合部材との接合部分においては、上記接合部材と上記接合層とからなる接合構成体がCrを主成分とする金属からなる膜厚0.1μm〜15μmの被覆膜によって覆われており、
    上記被覆膜と上記接合構成体との間には、上記接合構成体側に形成された無電解Niメッキ膜と上記被覆膜側に形成された電解Niメッキ膜とからなるNiメッキ膜が介在していることを特徴とするセラミックヒータ。
  2. 請求項1において、上記Niメッキ膜の厚みは、2.0μm〜24μmであることを特徴とするセラミックヒータ。
  3. 固体電解質体と該固体電解質体の内部に設けた大気室とよりなり、かつ上記固体電解質体の外側面には被測定ガスと接触する外側電極を、上記大気室に面する固体電解質体の内側面には内側電極を設けてなるガスセンサ素子を有するガスセンサであって、
    上記大気室には、請求項1又は2に記載のセラミックヒータが内蔵されていることを特徴とするガスセンサ。
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