JP5041793B2 - 泡噴出器 - Google Patents

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この発明は、容器の内外につながる貫通孔を有し、容器の口部に着脱自在に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップに垂下保持され、容器内の内容物と空気とをそれぞれ個別に吸引、加圧して圧送する2つの送給経路を有するポンプと、このポンプにベースキャップの貫通孔を通して連結し該ポンプを作動させて内容物及び空気を相互に混合、泡状にして外界へ向けて噴出させるノズルヘッドとを備えた泡噴出器、特にシャンプー、ボディーソープ、ハンドソープ、洗顔料等の各種液体洗剤やセットローション等の整髪料又は家庭用洗剤等の内容物をきめの細かい泡にして噴出させるのに好適な泡噴出器に関するものであり、かかる泡噴出器から噴出される泡品質の維持を図る。
近年、シャンプー、ボディーソープ、ハンドソープ、洗顔料等を充填した容器では、使用者による内容物の泡立て動作を不要とし簡便な利用を図る目的で、ノズルヘッドの押し込み動作のみで、内容物をきめの細かい泡にして噴出させることのできる泡噴出器を備えたものが普及している。
かかる泡噴出器は、内容物の吸引、加圧、圧送に供するピストンと、空気の吸引、加圧、圧送に供するピストン(エアーピストン)を組み入れたポンプが備えられており、ノズルヘッドの押圧にて、各ピストンを同期して作動させ、これら内容物及び空気を混合室内で合流させ、メッシュリング等の発泡部材を通過させることにより内容物を泡状にして噴出させる構造からなる(例えば特許文献1を参照)。
特開2004−121898号
しかし、上記のような従来の泡噴出器においては、内容物を噴出させる際に、空気の送給経路と内容物の送給経路が導通する仕組みになっているため、その構成部材の寸法にばらつきがあったり、長期間にわたり使用した際に部材相互の接触により摩耗が進行したりした場合には、各送給経路における気密性が低下して内容物が空気の送給経路内へと浸入する、いわゆる内部漏れが発生することも懸念される。内部漏れが発生した場合には、混合室に送給される内容物と空気の混合割合が適正範囲から外れ、噴出される泡のきめが粗くなり、泡の品質が低下するという問題の派生する恐れがあった。
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、送給経路の気密性の向上を図ることにより、長期間にわたって使用した際にも噴出される泡の品質を高いレベルに維持することのできる泡噴出器を提供することにある。
上記の目的を達成するため、この発明は、容器の内外につながる貫通孔を有し、容器の口部に着脱自在に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップに垂下保持され、容器内の内容物と空気とをそれぞれ個別に吸引、加圧して圧送する2つの送給経路を有するポンプと、このポンプにベースキャップの貫通孔を通して連結し該ポンプを作動させて内容物及び空気を相互に混合、泡状にして外界へ向けて噴出させるノズルヘッドとを備えた泡噴出器において、前記ポンプは、空気の吸引、貯留、加圧空間を形成する大径筒部と、この大径筒部の底壁に一体的につながり内容物の吸引、貯留、加圧空間を形成する小径筒部とを備え、前記大径筒部に、その内側で該大径筒部の壁部と協同して空気の吸引、貯留、加圧空間を形成する隔壁を有し該壁部に沿って摺動可能なエアーピストンを配置し、前記小径筒部に、内部通路を有しその内壁に沿って摺動可能なピストンと、ピストンの内部通路を通過して配置され、その両端部のそれぞれに弁体を有するポペットと、先端部をピストンの端部に当接させて該ピストンの摺動を誘導する一方、その後端部をベースキャップの貫通孔を通してノズルヘッドに連結する中空ステムと、前記ピストンを、ポペット及び中空ステムとともにスライド可能に弾性支持するスプリングとをそれぞれ配置し、前記エアーピストンを、中空ステムの外周壁に沿って摺動可能に嵌合保持され、空気の送給経路を開通、遮断する筒状ガイド部に連結してなり、前記中空ステムの外周壁を、幅方向外側に向かって張り出して形成されたピストンガイド部に連結してなり、前記筒状の外周に、吸気時にのみエアーピストンの隔壁の開孔を開とするエアーピストンバルブを配置し、ピストンガイド部をエアーピストンバルブのシール部分に向けて押圧し、その接触部位を高い気密状態に維持する付勢手段を備えることを特徴とする泡噴出器である。かかる構成を採用することにより、ピストンガイド部がエアーピストンバルブに強く押圧されて、空気の送給経路の気密性が向上し、内容物が空気の送給経路内へと浸入することを確実に防止できる。
また、上記の構成になる泡噴出器において、初期姿勢にて、エアーピストンの隔壁はベースキャップに当接することが好ましい。これにより、エアーピストンの摺動可能な範囲がベースキャップにより制限され、エアーピストンバルブへのピストンガイド部の押圧が一層強くなり、空気の送給経路の気密性がさらに向上する。なお、ここでいう「初期姿勢」とは、泡噴出器のいずれの部分にも外力の加わっていない状態をいうものとし、より具体的にはノズルヘッドが押し込まれる前の状態をいうものとする。
さらに、付勢手段は、一方の端部がピストンガイド部に当接し、他方の端部が大径筒部に当接してなる弾性部材であることが好ましい。このように付勢手段を構成することで、組み立てが容易でありながら、長期間にわたって空気の送給経路の気密性を高いレベルに維持することが可能となる。
この発明によれば、空気の送給経路の気密性を図ることにより、内部漏れを防止して、長期間にわたって使用した際にも噴出される泡の品質を高いレベルに維持することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1はこの発明に従う代表的な泡噴出器の断面を示したものであり、図2はその要部を拡大して示した図である。
ベースキャップ1は、容器の口部に着脱自在に保持することができ、天面壁の中央に中空頚部1aを有しており、その内側には容器の内外につながる貫通孔hが形成されている。
ベースキャップ1の下面には、ポンプ2が垂下保持されている。このポンプ2は空気の吸引、貯留、加圧空間を形成する大径筒部2aと、この大径筒部2aの底壁に一体的につながり内容物の吸引、貯留、加圧空間を形成する小径筒部2bからなる。
また、大径筒部2a内には、エアーピストン3が摺動可能に配置されている。このエアーピストン3は大径筒部2aの壁部と協同して空気の吸引、貯留、加圧空間を形成する隔壁3aを有しており、隔壁3aには吸気の時にのみ開孔3a´を開とするエアーピストンバルブ3bが設けられている。小径筒部2b内には、ピストン4がその内壁に沿って摺動可能に配置されている。
さらに、ピストン4の内部通路4aには、ポペット5が配置されており、このポペット5はその下端に小径筒部2bの吸引口2bの開閉を行う弁体5aを有し、その上端にピストン4の後端開口の開閉を行う弁体5bを有している。中空ステム6が、先端部(下端部)をピストン4に当接させ、その後端部(上端部)をベースキャップ1の貫通孔hへと突出させるように配置されている。小径筒部2b内に配置されたスプリング7が、ピストン4を、ポペット5及び中空ステム6とともに押し込み可能に弾性支持する。
加えて、ベースキャップ1の中空頚部1a内で中空ステム6の後端部にノズル8が連結されており、ノズル8の内側には後述する混合室の出側開口を形成するジェットリング8aと、このジェットリング8a内に隣接配置され空気を混在させた内容物をきめの細かい泡にするメッシュを張設したメッシュリング8bが配置されている。
筒状ガイド部9は、その胴体部分でエアーピストン3の隔壁3aと一体的に連結されており、中空ステム6の外周壁において、図の上下方向に僅かに摺動可能に嵌合保持されている。また、その下端は弾性変形容易なように薄肉に形成されており、該薄肉部先端外壁が後述のピストンガイド部10の傾斜壁10a´に接触している。
中空ステム6の外周壁からは、幅方向外側に向かってピストンガイド部10が張り出して形成されている。このピストガイド部10の上面には筒状ガイド部9を入れ込む溝を形成する環状の凸部10aが設けられていて、この凸部10aの中空ステム6に面する側には傾斜壁10a´(図2参照)が形成されている。
また、筒状ガイド部9の外周には、前記のエアーピストンバルブ3bが、配置されており、その外周先端は開孔3a´を超えて隔壁3aの下面に圧接するように配置されている。さらに、ピストンガイド部10は、付勢手段11により筒状ガイド部9の弾性変形可能な薄肉下端部に向かって押圧されており、その接触部位を高い気密状態に維持している。
中空ステム6の中心には内容物の送給経路12が形成されており、中空ステム6の外周壁と筒状ガイド部9の内壁との間には、空気の送給経路13(図2参照、スプライン状の溝が設けられている。)が形成されており、送給経路12及び13をそれぞれ通った内容物及び空気は混合室14に送られる。混合室14は中空ステム6の後端部内側に設けられており、内容物の送給経路12につながる入側開口14aと、空気の送給経路13に内部通路rを通してつながる入側開口14bと、内容物、空気の混合物を混合室14から送出するノズルヘッド8のジェットリング8aによって形成された出側開口14cと、入側開口14aからの逆流を防止する逆止弁14dからなる。
ノズルヘッド8は中空ステム6、ピストン4を介してスプリング7により押し込み可能に弾性支持されており、図1に示す状態が初期姿勢となっている。
初期姿勢の状態からノズルヘッド8を押し込むと、中空ステム6、ピストン4、ポペット5は小径筒部2bの下端に向かって移動し、エアーピストン3も中空ステム6にあわせて大径筒部2aの底壁に向かって移動する。ここで、エアーピストン3はそれに連結する筒状ガイド部9が、エアーピストンバルブ3bとノズルヘッド8の段部dとの相互間で中空ステム6の胴部に沿い寸法t(図2参照)だけ図の上下方向に摺動可能となっている。
このノズルヘッド8の押し込み過程では、ピストン4の内部通路4aの後端開口からポペット5の弁体5bが離反した後ポペット5の弁体5aは小径筒部2bの下部面内に接触して吸引口2bが閉じ、小径筒部2b内は加圧され、さらなるノズルヘッド8の押し込みにより、小径筒部2b内に存在する内容物が送給経路12、逆止弁14dを通りポンプ2の出側における混合室14へと排出される。
一方、大径筒部2aについては、エアーピストン3の移動により貯留空間内の空気が加圧され、加圧にかかる空気は送給経路13を通ってやはり混合室14へと排出されることとなり、混合室14へ到達した内容物及び空気は気液混合状態でジェットリング8a、メッシュリング8bを通り、泡状になってノズルヘッド8の内部通路、ノズルを経て外部へと噴出することになる。
ノズルヘッド8を押し切ったのち、押し込みにかかる力を取り除くと、スプリング7の反発力でピストン4、中空ステム6、ノズルヘッド8は初期姿勢へと復帰する。
この復帰過程において、ポペット5はピストン4の移動にあわせて移動し小径筒部2bの吸引口2bが開になり、ピストン4の内部通路4aにおける後端開口が閉になり、小径筒部2b内の負圧化により吸引口2b1を通して小径筒部2b内に容器内の内容物が吸引される。
一方、大径筒部2aについては、筒状ガイド部9における寸法t分のスライドによる時間遅れでもってエアーピストン3がピストン4、中空ステム6、ノズルヘッド8とともに移動し、筒状ガイド部9の薄肉下端部がピストンガイド部10の傾斜壁10a´に接触して大径筒部2aにつながる空気の送給経路13が遮断されることとなり、この際、大径筒部2a内は負圧化された状態になり弁3bが開放されその部位の開孔3a´を通して大径筒部2a内に空気が流入する。
ノズルヘッド6の押し込みと、その初期姿勢への復帰を上述の如き要領にて繰返し行うことで容器内の内容物はきめの細かい泡として連続的な噴出が可能となる。
ところで、従来構造の泡噴出器は、その要部を拡大して図3に示す通り、筒状ガイド部9の下端部外周縁がピストンガイド部10の傾斜壁10a´に接触することで空気の送給経路13を遮断するようにしていたが、かかる部位の寸法のばらつきや摩耗等に起因して、筒状ガイド部9とピストンガイド部10との当接が不十分となり気密状態が維持できなくなる可能性があり、混合室14に残存している泡状の内容物が内部通路r、空気の送給経路13を通って大径筒部2a内へ侵入することも懸念される。このように大径筒部2a内に内容物が浸入すると、前記の復帰過程において大径筒部2a内に導入することのできる空気の量が減少し、その結果、混合室に送給される内容物と空気の混合割合に変動をきたし、きめの細かい泡を噴出することができなくなったり、大径筒部2a内に浸入した内容物が噴出時に排出され、泡そのものが生成できなくなってしまう恐れがあった。
これに対し、この発明の泡噴出器では、図2に示したように、付勢部材11により、ピストンガイド部10が筒状ガイド部9の薄肉下端部に向けて押圧されているので、ピストンガイド部10と筒状ガイド部9の薄肉下端部との接触部位が高い気密状態に維持される結果、大径筒部2a内への内容物の浸入を防止でき、噴出される泡の品質を高く保つことが可能となる。
また、図示の態様では、エアーピストン3の隔壁3aの上端をベースキャップ1の下端に当接させている。これにより、ピストンガイド部10が付勢部材11によりエアーピストンバルブ3bに向けて図の上方向に付勢されても、このエアーピストンバルブ3bは、筒状ガイド部9及びそれに連結するエアーピストン3を介して、ベースキャップ1により上方向への動きを制限されているため、ピストンガイド部10と筒状ガイド部9の薄肉下端部との接触部位がさらに高い気密状態に維持されることとなる。この結果、大径筒部2a内への内容物の浸入を防止でき、噴出される泡の品質を一層高く保つことが可能となる。
付勢手段11は、ピストンガイド部10を確実に押圧できるものであれば、その材質及び形態に特に制限はないが、組み立てを容易にする観点からは、図1に示すように、一方の端部がピストンガイド部10に当接し、他方の端部が大径筒部2aに当接してなる弾性部材とすることが好ましい。また、このように付勢手段11を弾性部材とすることで、長期間にわたって空気の送給経路の気密性を高いレベルに維持することも可能となる。弾性部材としては、図1に示すコイルスプリングの他、板スプリング、ゴム片等を用いることもできる。
図4は本発明に従う他の泡噴出器の例を示した要部拡大断面図である。先の実施例と共通の部材については同一符号をもって示す。
本実施例では、前掲図1、図2に示した例から、筒状ガイド部9及びエアーピストンバルブ3bの構成を変更したものである。
具体的には、筒状ガイド部9とピトンガイド部10の間には、前記のエアーピストンバルブ3bが、筒状ガイド部9の下端部を支持するように配置されている。さらに、ピストンガイド部10は、付勢手段11によりエアーピストンバルブ3bのシール部分3b´に向かって押圧されており、その接触部位を高い気密状態に維持している。
そして、初期姿勢の状態からノズルヘッド8を押し込み後の復帰過程においては、大径筒部2aについては、筒状ガイド部9における寸法t分のスライドによる時間遅れでもってエアーピストン3がピストン4、中空ステム6、ノズルヘッド8とともに移動し、エアーピストンバルブ3bのシール部分3b´がピストンガイド部10に接触して大径筒部2aにつながる空気の送給経路13が遮断されることとなり、この際、大径筒部2a内は負圧化された状態になり弁3bが開放されその部位の開孔3a´を通して大径筒部2a内に空気が流入する。
この構成を採用した場合、図4に示したように、付勢部材11により、ピストンガイド部10がエアーピストンバルブ3bのシール部分3b´に向けて押圧され、且つ、エアーピストンバルブ10がエラストマー等の軟材質で構成されているので、ピストンガイド部10とエアーピストンバルブ3bのシール部分3b´との接触部位が高い気密状態に維持される結果、大径筒部2a内への内容物の浸入を防止でき、噴出される泡の品質を高く保つことが可能となる。
なお、本実施例でも、前掲実施例同様、エアーピストン3の隔壁3aの上端をベースキャップ1の下端に当接させている。これにより、ピストンガイド部10が付勢部材11によりエアーピストンバルブ3bに向けて図の上方向に付勢されても、このエアーピストンバルブ3bは、筒状ガイド部9及びそれに連結するエアーピストン3を介して、ベースキャップ1により上方向への動きを制限されているため、ピストンガイド部10とエアーピストンバルブ3bのシール部分3b´との接触部位がさらに高い気密状態に維持されることとなる。この結果、大径筒部2a内への内容物の浸入を防止でき、噴出される泡の品質を一層高く保つことが可能となる。
以上の説明から明らかなように、この発明によって、送給経路の気密性の向上を図ることにより、長期間にわたって使用した際にも噴出される泡の品質を高いレベルに維持することのできる泡噴出器を提供することが可能となった。
この発明に従う代表的な泡噴出器の断面図である。 図1に示す泡噴出器の要部を拡大して示した断面図である。 従来技術の泡噴出器の要部を拡大して示した断面図である。 この発明に従う他の泡噴出器の要部を拡大して示した断面図である。
符号の説明
1 ベースキャップ
1a 中空頚部
2 ポンプ
2a 大径筒部
2b 小径筒部
3 エアーピストン
3a 隔壁
3b エアーピストンバルブ
4 ピストン
4a 内部通路
5 ポペット
5a 弁体
5b 弁体
6 中空ステム
7 スプリング
8 ノズルヘッド
8a ジェットリング
8b メッシュリング
9 筒状ガイド部
10 ピストンガイド部
10a 凸部
10b´ 傾斜壁
11 付勢手段
12 送給経路
13 送給経路
14 混合室
14a 入側開口
14b 入側開口
14c 出側開口
14d 逆止弁

Claims (4)

  1. 容器の内外につながる貫通孔を有し、容器の口部に着脱自在に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップに垂下保持され、容器内の内容物と空気とをそれぞれ個別に吸引、加圧して圧送する2つの送給経路を有するポンプと、このポンプにベースキャップの貫通孔を通して連結し該ポンプを作動させて内容物及び空気を相互に混合、泡状にして外界へ向けて噴出させるノズルヘッドとを備えた泡噴出器において、
    前記ポンプは、空気の吸引、貯留、加圧空間を形成する大径筒部と、この大径筒部の底壁に一体的につながり内容物の吸引、貯留、加圧空間を形成する小径筒部とを備え、
    前記大径筒部に、その内側で該大径筒部の壁部と協同して空気の吸引、貯留、加圧空間を形成する隔壁を有し該壁部に沿って摺動可能なエアーピストンを配置し、
    前記小径筒部に、内部通路を有しその内壁に沿って摺動可能なピストンと、ピストンの内部通路を通過して配置され、その両端部のそれぞれに弁体を有するポペットと、先端部をピストンの端部に当接させて該ピストンの摺動を誘導する一方、その後端部をベースキャップの貫通孔を通してノズルヘッドに連結する中空ステムと、前記ピストンを、ポペット及び中空ステムとともにスライド可能に弾性支持するスプリングとをそれぞれ配置し、
    前記エアーピストンを、中空ステムの外周壁に沿って摺動可能に嵌合保持され、空気の送給経路を開通、遮断する筒状ガイド部に連結してなり、
    前記中空ステムの外周壁を、幅方向外側に向かって張り出して形成されたピストンガイド部に連結してなり、
    前記筒状ガイド部の外周に、吸気時にのみエアーピストンの隔壁の開孔を開とするエアーピストンバルブを配置し、
    ピストンガイド部をエアーピストンバルブのシール部分に向けて押圧し、その接触部位を高い気密状態に維持する付勢手段を備えることを特徴とする泡噴出器。
  2. 初期姿勢にて、エアーピストンの隔壁はベースキャップに当接する、請求項1に記載の泡噴出器。
  3. 前記付勢手段は、一方の端部がピストンガイド部に当接し、他方の端部が大径筒部に当接してなる弾性部材である、請求項1又は2に記載の泡噴出器。
  4. 前記エアーピストンバルブの基部を、前記ピストンガイド部と前記筒状ガイド部との間に、当該筒状ガイド部の下端部を支持するように配置した、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の泡噴出器。
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