JP5040619B2 - 燃料タンクへの部材取付構造 - Google Patents

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本発明は、燃料タンクへの部材取付構造に関する。
自動車等の車両に備えられる燃料タンクには、樹脂製のものがある。たとえば特許文献1では、樹脂部材の内層と外層の間にバリア材で形成された中間層を設け、この樹脂部材の開口部の周囲の環状溝に収容したシール部材を蓋体に接触させた状態で、固定部材を装着するようにした構造が記載されている。
しかし、特許文献1に記載の構造では、蓋体と開口部の間の隙間を通って燃料が漏れ出すおそれがあり、燃料の透過をさらに抑制することが望まれる。
特開2003−220840号公報
本発明は上記事実を考慮し、燃料タンク本体の開口部とこの開口部に取り付けられる取付部材の間からの燃料透過を抑制できる燃料タンクへの部材取付構造を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、樹脂層と、この樹脂層よりも燃料の透過性が低い材料によって樹脂層と重層されたバリアー層と、を備えた燃料タンク構成体で構成された燃料タンク本体と、前記燃料タンク構成体に開口され、バリアー層の端部が開口縁部に露出する開口部と、前記開口部に挿入される挿入部と、この挿入部が開口部に挿入された状態で開口部の周縁の燃料タンク構成体に対向するフランジ部と、を備え、前記燃料タンク本体に取り付けられた取付部材と、前記樹脂層よりも燃料の透過性が低い材料によって構成され、前記開口縁部から露出した前記バリアー層と前記フランジ部の双方に接触してシールするガスケットと、前記ガスケットに設けられ、前記燃料タンク本体の前記開口縁部で前記燃料タンク構成体を前記挿入部の挿入方向に挟持する挟持部と、を有することを特徴とする。
本発明では、燃料タンク本体を構成する燃料タンク構成体がバリアー層を備えており、このバリアー層の端部が、燃料タンク本体の開口部の開口縁部に露出している。そして、取付部材の挿入部が開口部に挿入されると、開口縁部から露出したバリアー層と取付部材のフランジ部の双方にガスケットが接触してこれらの間をシールする。ガスケットも燃料透過性の低い材料で構成されているので、開口部と取付部材の間からの燃料透過を抑制することができる。しかも、ガスケットには、燃料タンク本体の開口縁部で燃料タンク構成体を挿入部の挿入方向に挟持する挟持部が設けられているので、ガスケットを燃料タンク本体に対し位置決めでき、ガスケットの脱落や位置ズレを防止できる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記ガスケットと前記挿入部との間に隙間が生じるように、ガスケットと前記挿入部の大きさが設定されていることを特徴とする。
したがって、ガスケットが膨潤した場合に、膨潤した体積増加分がガスケットと挿入部との間の隙間に入り込む(いわゆる「逃げ」となる)ため、開口部と挿入部との間でガスケットに過大な応力が作用しなくなり、所望のシール性を維持できる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記ガスケットに、撓み変形により前記フランジ部に接触する撓み部が形成されていることを特徴とする。
撓み部を撓み変形させることで、フランジ部に対する接触性が高くなる。このため、ガスケットのフランジ部に対するシール性がより高くなる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記ガスケットの、前記燃料タンク本体の内側に位置する部分にコーティングされ燃料の透過を抑制する透過抑制層、を有することを特徴とする。
透過抑制層により、燃料の透過をさらに抑制することが可能になる。
本発明は上記構成としたので、燃料タンク本体の開口部とこの開口部に取り付けられる取付部材の間からの燃料透過を抑制できる。
図1には、本発明の第1実施形態の燃料タンクへの部材取付構造(以下単に「部材取付構造」という)18が適用された燃料タンク12が示されている。本実施形態に係る燃料タンク12は、一例として、略直方体状の燃料タンク本体14が、燃料タンク構成体16によって構成されたものを挙げている。
燃料タンク構成体16は、たとえば高密度ポリエチレン(HDPE)製の2つの樹脂層22A、22Cとこれら樹脂層22A、22Cの間のバリアー層24Aとが重層され、図示しない接着層により接着されて構成されている。バリアー層24Aは、たとえば、EVOH(エチレンビニルアルコール)等、樹脂層22A、22Cよりも燃料透過性の低い(燃料が透過しづらい)材料で構成されている。
図2にも詳細に示すように、燃料タンク本体14の天面14Tには、燃料タンク構成部品30が挿入される挿入孔36が形成されており、この挿入孔36の周囲に、燃料タンク構成体16が接合される取付部20が構成されている。取付部20に燃料タンク構成部品30を接合することで、本実施形態の部材取付構造18となる。挿入孔36は本発明に係る開口部となっている。
挿入孔36の周囲では、燃料タンク構成体16が一旦上方へ湾曲され、さらに燃料タンク構成部品30から離間する方向へと湾曲されており、局所的に括れた首部38が形成されている。また、この首部38の上部では、燃料タンク構成部品30から離間する方向へ延出された燃料タンク構成体16が、燃料タンク構成部品30に接近するように内側に折り返されており、環状部40が形成されている。このように燃料タンク構成体16を折り返した結果、バリアー層24Aにも折返し部26が構成されており、折返し部26よりも径方向内側ではバリアー層24Aが二重になっている。さらにバリアー層24Aは、環状部40の内縁からは露出しており、バリアー層露出部28が構成されている。また、環状部40では燃料タンク構成体16が厚み方向に圧縮されており、樹脂層22A、22Cの厚みが局所的に薄くなっている。
これに対し、燃料タンク構成部品30は、挿入孔36に挿入される円筒部32と、この円筒部32の上端から径方向外側に延出されたフランジ部34と、を有している。燃料タンク構成部品30が燃料タンク本体14に取り付けられた状態では、フランジ部34が環状部40の上面40T、すなわち挿入孔36の周縁の燃料タンク構成体16に対向している。
燃料タンク構成部品30の円筒部32の内側は、たとえば、燃料タンク本体14の内部と外部とで燃料や気体を移動させるための配管や、燃料タンク本体14内の所定の条件で開閉するバルブ等の取り付けに用いられる。また、少なくともフランジ部34は、燃料タンク構成体16の材料(上記したHDPE等)と比較して燃料透過性の低い材料、たとえばPON、PA等で構成されている。円筒部32は、フランジ部34と同一の材料で一体的に成形されていてもよいし、異なる材料で成形された後に、フランジ部34と一体化されたものであってもよい。
環状部40の上面40Tには、挿入孔36を取り囲む環状の収容溝42が形成されており、同じく環状のシールリング44が収容されている。シールリング44は、燃料タンク構成体16の材料(上記したHDPE等)と比較して燃料透過性の低い材料、たとえばフッ素ゴム(FKM系ゴム)等で構成されている。シールリング44の厚み(高さ)は、収容溝42から僅かに上方に突出する程度に設定されており、燃料タンク構成部品30が燃料タンク本体14に取り付けられた状態では、シールリング44がフランジ部34に密着する。すなわち、シールリング44が円筒部32を取り囲むようにして環状部40とフランジ部34の間をシールすることになる。
環状部40の内縁部分には、環状部40を構成している樹脂層22A、22Cを局所的に薄肉とした環状の薄肉部46が構成されている。薄肉部46には、燃料タンク構成体16の材料(上記したHDPE等)と比較して燃料透過性の低い材料、たとえばフッ素ゴム(FKM系ゴム)等で環状に形成されたガスケット48が取り付けられている。
図3にも詳細に示すように、ガスケット48は断面視にて、径方向外側に開放された略「U」字状の挟持部48Nと、この挟持部48Nから径方向内側上方へと延出されたリップ部48Lと、を有している。図2から分かるように、挟持部48Nが薄肉部46を上下から挟持することで、ガスケット48が環状部40に対し位置決めされて取り付けられ、燃料タンク本体14(取付部20)からのガスケット48の脱落が防止されている。また、燃料タンク構成部品30を取り外すときでも、ガスケット48の不用意な位置ズレが防止されている。なお、この状態で、挟持部48Nは、バリアー層露出部28に対し全周で接触している。
これに対し、リップ部48Lは、ガスケット48の取り付け状態で、その先端部分が環状部40の上面よりも上方に位置している。したがって、燃料タンク構成部品30が燃料タンク本体14に取り付けられると、リップ部48Lが全周にわたってフランジ部34に押され、撓み変形しつつ密着する。すなわち、リップ部48Lが円筒部32を取り囲むようにしてバリアー層24Aとフランジ部34の間をシールすることになる。特に本実施形態では、リップ部48Lを先端に向かうにしたがって次第に薄肉となるように形成しており、先端部分での撓み変形を容易にしている。
ガスケット48の挟持部48Nの内径は、燃料タンク構成部品30の円筒部32の外形よりも大きく設定されており、挟持部48Nと円筒部32の間に所定の隙間50が構成されている。このような隙間50が構成されていない場合には、円筒部32を挿入するときに円筒部32がガスケット48に接触するが、挿入孔36と円筒部32との寸法のバラつきが大きいと、この接触圧も大きくなり、円筒部32の挿入に大きな摩擦力(挿入の抵抗)が作用する。そして、その反力で、フランジ部34とシールリング44やリップ部48Lとの密着性が低下することがある。これに対し、本実施形態では上記の隙間50を構成したことで、円筒部32は挿入時にガスケット48とは非接触となり、挿入の反力が生じない。このため、フランジ部34とシールリング44やリップ部48Lに対するシール性を確保しやすくなる。また、燃料タンク構成部品30を燃料タンク本体14から取り外す(円筒部32から抜去する)ときも、円筒部32とガスケット48との間に摩擦力が作用せず、抜去の抵抗が作用しない。
図3にも示すように、ガスケット48の燃料タンク本体14の内部と対向する部分には、透過抑制コーティング層52が設けられている。透過抑制コーティング層52は、ガスケット48を構成している材料(FKM等)よりも、さらに燃料透過性の低い材料により構成されている。このような材料は、燃料に含まれる成分を考慮して決定されるが、たとえば、燃料がガソリンとアルコールの混合燃料である場合には、フッ素樹脂(ETFE、PTFE、PPS)等を挙げることができる。
燃料タンク本体14の首部38の外周には、円筒状の雄側リテーナ54が装着されており、雄側リテーナ54の外周には、雄ネジ54Sが形成されている。これに対し、雄側リテーナ54のさらに外周側からは、円筒状で内周に雌ネジ56Sが形成された雌側リテーナ56がねじ込まれる。雌側リテーナ56のねじ込み方向の後端(上端)からは、径方向内側に向かって押圧フランジ片58が形成されている。雌側リテーナ56が雄側リテーナ54にねじ込まれて矢印S方向に移動すると、押圧フランジ片58が燃料タンク構成部品30のフランジ部34を押圧し、燃料タンク構成部品30が抜け止めされた状態で燃料タンク本体14に取り付けられる。このとき、フランジ部34がシールリング44及びガスケット48のリップ部48Lに密着する。
このような構成とされた本実施形態の部材取付構造18では、燃料タンク本体14に燃料タンク構成部品30が取り付けられた状態で、シールリング44が燃料タンク構成部品30のフランジ部34に密着している。このため、燃料タンク本体14の環状部40とフランジ部34との間がシールされ、これらの間、換言すれば燃料タンク本体14の挿入孔36(開口部)と燃料タンク構成部品30の間からの燃料の透過が抑制されている。
また、燃料タンク構成部品30の取り付け状態で、燃料タンク本体14内から外部への燃料の透過経路を考えると、図2から分かるように、燃料タンク構成体16の厚み方向での燃料の透過は、燃料タンク構成体がバリアー層24Aを有しているので抑制される。同様に、ガスケット48や燃料タンク構成部品30のフランジ部34も燃料透過性の低い材料で構成されているので、燃料透過が抑制される。また、燃料タンク構成体16とガスケット48の境界部分では、ガスケット48がバリアー層露出部28に全周で接触しているので、この境界部分からの燃料透過も抑制される。さらに、ガスケット48とフランジ部34との境界部分においても、リップ部48Lがフランジ部34に全周で密着しているので、この境界部分からの燃料透過も抑制される。
特に、リップ部48Lは撓み変形した状態で燃料タンク構成部品30のフランジ部34に密着しているので、フランジ部34に対する追従性や接触性が高くなり、高いシール性が得られる。また、燃料タンク構成部品30のフランジ部34がリップ部48Lに接触した後は、リップ部48Lが撓み変形することで、挿入の反力が小さくなる。このため、シールリング44とフランジ部34との密着性は高く確保でき、シールリング44によるシール性は維持できる。
このように、本実施形態では、燃料透過性の低い材料で構成されたバリアー層24A、ガスケット48及びフランジ部34が直接的に連なることとなり、燃料透過に対してバリアー性を有する材料が一体化される。このため、燃料タンク本体14内の蒸発燃料が外部に放出されにくくなり、エミッションを低減できる。
特に、ガスケット48には、透過抑制コーティング層52が設けられているため、このような透過抑制コーティング層52がない構成と比較して、より燃料が透過しづらくなっている。たとえば、本実施形態のように、フッ素樹脂(ETFE、PTFE、PPS)等を用いて透過抑制コーティング層52を構成すると、ガソリンとアルコールの双方に対して、耐燃料透過性を高く発揮させることができる。
なお、透過抑制コーティング層52として適用可能な材料のなかには、ガスケット48を構成する材料よりも硬度が大きいものもある。しかし、フランジ部34に密着してシールする部分でリップ部48Lが露出しているため、透過抑制コーティング層52よりも柔軟性がある。したがって、ガスケット48(リップ部48L)のフランジ部34に対するシール性を確保した上で、透過抑制コーティング層52によって耐燃料透過性を向上させることができる。
以上のように本実施形態ではガスケット48への燃料の透過が抑制されているが、経年により燃料がわずかに付着し膨潤することも想定される。ガスケット48は膨潤によって、径が大きくなるように変形するため、バリアー層露出部28との接触性が向上する。また、ガスケット48は膨潤によって断面積も大きくなるように変形するため、挟持部48Nの薄肉部46に対する挟持力も強くなる。このように、ガスケット48は膨潤により、燃料タンク本体14に対するシール性がさらに向上し、耐燃料透過性も向上する。
また、本実施形態では、ガスケット48の挟持部48Nと燃料タンク構成部品30の円筒部32の間に所定の隙間50が構成されている。換言すれば、上記したように、ガスケット48のリップ部48Lと燃料タンク構成部品30のフランジ部34とでシール性を確保しているので、ガスケット48を円筒部32に密着させて、この部分でシール性を確保する必要がないため、隙間50を構成することが可能になっている。
そして、ガスケット48が膨潤して体積が増加した場合に、体積増加分のいわゆる「逃げ」としてこの隙間50が作用する。このため、ガスケット48と燃料タンク本体14との間、及びガスケット48と燃料タンク構成部品30との間で過大な応力が作用しなくなり、ガスケット48は所望のシール性を維持できる。
図4には、本発明の第二実施形態の部材取付構造72が示されている。第二実施形態において、第一実施形態と同一の構成要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
第二実施形態では、燃料タンク本体14に第一実施形態の首部38や環状部40が構成されておらず、天面14Tに直接的に挿入孔36が形成されている。また、第一実施形態の雄側リテーナ54及び雌側リテーナ56に代えて、溶着リテーナ74が用いられている。溶着リテーナ74は、雌側リテーナ56と同様の押圧フランジ片58を有しているが、この押圧フランジ片58の外周からは、燃料タンク本体14の天面14Tに向かって環状の溶着片76が延出されており、溶着片76の先端(下端)が天面14Tに溶着されることで、シール部78が構成されている。シール部78は、第一実施形態におけるシールリング44とフランジ部34とのシールに代わる作用を有しているため、第二実施形態では、シールリング44は設けられていない。
このような構成とされた第二実施形態においても、燃料タンク本体14に燃料タンク構成部品30が取り付けられた状態で、燃料透過性の低い材料で構成されたバリアー層24A、ガスケット48及びフランジ部34が直接的に連なることとなり、燃料透過に対してバリアー性を有する材料が一体化される。このため、燃料タンク本体14内の蒸発燃料が外部に放出されにくくなり、エミッションを低減できる。
本発明の第一実施形態の燃料タンクへの部材取付構造が適用された燃料タンクを示す断面図である。 本発明の第一実施形態の燃料タンクへの部材取付構造を取付部の近傍で拡大して示す断面図である。 本発明の第一実施形態の燃料タンクへの部材取付構造を構成するガスケットを示す断面図である。 本発明の第二実施形態の燃料タンクへの部材取付構造を取付部の近傍で拡大して示す断面図である。
符号の説明
12 燃料タンク
14 燃料タンク本体
16 燃料タンク構成体
18 部材取付構造
20 取付部
22A、22C 樹脂層
24A バリアー層
28 バリアー層露出部
30 燃料タンク構成部品(取付部材)
32 円筒部(挿入部)
34 フランジ部
36 挿入孔(開口部)
44 シールリング
46 薄肉部
48 ガスケット
48L リップ部(撓み部)
48N 挟持部
50 隙間
52 透過抑制コーティング層
54 雄側リテーナ
56 雌側リテーナ
58 押圧フランジ片
72 部材取付構造
74 溶着リテーナ
76 溶着片
78 シール部

Claims (4)

  1. 樹脂層と、この樹脂層よりも燃料の透過性が低い材料によって樹脂層と重層されたバリアー層と、を備えた燃料タンク構成体で構成された燃料タンク本体と、
    前記燃料タンク構成体に開口され、バリアー層の端部が開口縁部に露出する開口部と、
    前記開口部に挿入される挿入部と、この挿入部が開口部に挿入された状態で開口部の周縁の燃料タンク構成体に対向するフランジ部と、を備え、前記燃料タンク本体に取り付けられた取付部材と、
    前記樹脂層よりも燃料の透過性が低い材料によって構成され、前記開口縁部から露出した前記バリアー層と前記フランジ部の双方に接触してシールするガスケットと、
    前記ガスケットに設けられ、前記燃料タンク本体の前記開口縁部で前記燃料タンク構成体を前記挿入部の挿入方向に挟持する挟持部と、
    を有することを特徴とする燃料タンクへの部材取付構造。
  2. 前記ガスケットと前記挿入部との間に隙間が生じるように、ガスケットと前記挿入部の大きさが設定されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料タンクへの部材取付構造。
  3. 前記ガスケットに、撓み変形により前記フランジ部に接触する撓み部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料タンクへの部材取付構造。
  4. 前記ガスケットの、前記燃料タンク本体の内側に位置する部分にコーティングされ燃料の透過を防止する透過抑制層、を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の燃料タンクへの部材取付構造。
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