JP5038988B2 - 光受信器 - Google Patents

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Description

本発明は、光受信器に関する。
光結合装置や光伝送装置では、光信号を受信し電気信号に変換可能な光受信器が用いられる。
また、これらの光結合装置及び光伝送装置では、信号の伝達遅延時間及び入力感度の温度依存性の低減が要求される。しかし、これらの装置は、発光素子、受光素子、トランスインピーダンスアンプ、コンパレータ回路、及び出力アンプなどから構成されており、伝達遅延時間及び入力感度などの特性が温度上昇とともに低下することが多い。
周囲温度の変化の影響を抑制する光受信器に関する技術開示例がある(特許文献1)。この技術開示例では、前置増幅器、平均値検出回路、電圧・電流変換回路、及び前置増幅器レプリカ回路、を備えており、前置増幅器の入力部から分流する電流値を電圧変動や周囲温度変化の影響を受けることなく一定値に制御している。
しかしながら、この技術開示例を用いても、入力感度及び伝達遅延時間の温度依存性を低減するには十分とは言えない。
特開2006−5761号公報
信号伝達遅延時間の温度依存性の低減が可能な光受信器を提供する。
本発明の一態様によれば、光信号を電流信号に変換可能な第1のフォトダイオードと、Vregなる第1の電源電圧が供給され、負帰還抵抗を有し、前記電流信号が入力され電圧信号を出力可能な第1のトランスインピーダンスアンプと、前記第1のトランスインピーダンスアンプから出力された前記電圧信号が入力され、電圧信号を外部に出力可能な出力回路と、を備え、前記第1のトランスインピーダンスアンプに含まれるトランジスタのベース・エミッタ間電圧をVbeとしたとき、(Vregbe)なる電圧の温度係数がプラスであることを特徴とする光受信回路が提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、光信号を電流信号に変換可能な第1のフォトダイオードと、第1の電源電圧が供給され、負帰還抵抗を有し、前記電流信号が入力され電圧信号を出力可能な第1のトランスインピーダンスアンプと、前記第1のトランスインピーダンスアンプから出力された前記電圧信号が入力され、電圧信号を外部に出力可能な出力回路と、を備え、第1の電源電圧をV reg 、トランジスタのベース・エミッタ間順方向電圧をV be 、絶対温度をTとしたとき、動作温度T1において、下記式
reg =2V be −2T1×(dV be /dT)
を満たすことを特徴とする光受信回路が提供される。
信号伝達遅延時間の温度依存性の低減が可能な光受信器が提供される。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる光受信器のブロック図を表す。
本実施形態の光受信器5は、第1のフォトダイオード10、第1のトランスインピーダンスアンプ(TIA)12、及び出力回路18を備えている。TIA12は出力電圧の温度依存性が制御可能な電圧源40により駆動され、出力回路18は出力電圧の温度依存性が制御可能な電圧源42により駆動されている。
フォトダイオード10は、光結合装置を構成するLED8からの光信号bを受光し電流変換された信号をTIA12に入力する。TIA12の出力hは出力回路18により増幅されたのち外部に出力される(g)。トランスインピーダンスアンプ12は、2つの縦続接続されたトランジスタ、負荷抵抗R、帰還抵抗R、及びバイアス電流源IBIASから構成されている。
光受信器5の特性のうち、信号が入力されてから出力されるまでの伝達遅延時間と、及び出力信号が反転し始める入力信号値で表す入力感度IfHLが重要である。
まず、LED8の遅延時間を含めた光結合装置の伝達遅延時間tは、次式により表すことができる。

=tLED+tTI+t

但し、tLED:LEDの遅延時間
TI:TIAの伝達遅延時間
:出力回路の伝達遅延時間
ここで、tTIは、近似的に次式で表すことができる。

TI=K/f

但し、K:定数
:TIAの遮断周波数

上式より、fを高くするとtTIを短くできることが明らかである。
また、光受信器の重要な特性のひとつである遮断周波数fは、式(1)で表すことができる。
Figure 0005038988
図1のブロック図において、電圧源40の電圧をVregとし、トランジスタのベース・エミッタ間順方向電圧をVbeとし、帰還抵抗Rが温度に依存しないものとすると、式(1)は式(2)となる。
Figure 0005038988
この場合、例えば、帰還抵抗Rに拡散抵抗を用いるとその温度係数が大きくなり過ぎるが、ポリシリコン抵抗とするとその温度係数を小さくでき、絶対温度Tの変化に対して抵抗値を略一定値と見なすことができる。
図2は、第1の実施形態における電圧源40を説明するグラフ図である。すなわち、図2(a)は出力電圧Vregが絶対温度に略比例する場合、図2(b)は出力電圧Vregが温度に依存しない場合をそれぞれ表し、縦軸は出力電圧Vreg、横軸は絶対温度Tである。光受信器5の動作温度範囲を絶対温度で表すと、例えばその下限値TLが273K、その上限値THが353Kなどとできる。
式(2)において、分母は絶対温度Tの増加とともに増加する。また、分子のうち、(Vreg−2Vbe)が絶対温度Tの関数であるが、動作温度範囲内(TL〜TH)において、例えば次式のように近似的に表すことができるものとする。

reg−2Vbe≒αT+α0

但し、α:プラスの温度係数
α0:定数
図2(a)のように、温度係数α>0とすると、(Vreg−2Vbe)が、絶対温度Tの増加と共に増加する。なお、シリコンを用いた場合、dVbe/dTは略マイナス2mV/℃となるので2Vbeは高温側において低下する。以上から、遮断周波数fcの温度特性をなくすのに必要なVregの条件は、式(3)のようになる。
Figure 0005038988
ダイオードのpn接合順方向電圧またはトランジスタのベース・エミッタ間順方向電圧Vbeを用いた温度依存電圧源などを用いることにより、温度係数αをプラスに制御することが可能である。すなわち、(Vreg−2Vbe)なる電圧を、動作温度の全範囲内(TL〜TH)において(αT+α0)で近似的に表すことができるような電圧源40を実現することができる。
なお、図1は、TIA12が最も簡単な構成であり、この変形例も有る。TIAの変形例の場合、次式を成立させると遮断周波数fの温度依存性を広い動作温度内において低減できる。

reg−MVbe≒αT

但し、M:絶対温度に依存しない係数
他方、遮断周波数fの温度依存性をより狭い温度範囲内で低減すれば良い場合もある。図2(b)は、第1の実施形態の変形例を説明するグラフ図である。すなわち、トランスインピーダンスアンプの電源として温度係数を有する電圧Vregを用いずバンドギャップ定電圧源などを用いる。このようにすると、動作温度範囲内にある任意の温度(T1)において、遮断周波数fの温度係数をゼロとし、温度T1近傍において遮断周波数fの温度依存性を低減できる。
ここで、式(2)を絶対温度Tで微分すると式(4)となる。
Figure 0005038988
今、温度T1において、dfc/dTをゼロとする条件を求める。
例えば、T1=300K(すなわち室温)において(dVreg/dT)=0と置くと、dfc/dT=0となるVregの条件は次式となる。

reg=2Vbe(T=T1)−2T1(dVbe/dT)
一般的なプロセスでは、Vbe=0.7V、dVbe/dT=−2mV/℃であるので、Vreg(300K)は、略2.6Vとなる。すなわち、温度に依存せず電圧Vregを、例えば 略2.6Vに一定に保つと、遮断周波数fの温度係数を300K近傍においてゼロに近づけることができ、遮断周波数fcの温度依存性を低減することが容易となる。
本実施形態では、(Vreg−MVbe)がプラスの温度係数を有するか、または温度に依存しない電圧源40からのVregを用いて、遮断周波数fの温度依存性を低減し、伝達遅延時間tTIの温度変動を低減することが容易となる。
また、図3は、第2の実施形態におけるオープンコレクタ型出力回路を表すブロック図である。すなわち、出力回路18は、アンプ18a及び出力トランジスタ18bから構成されている、電圧源42は端子Vcc1を備えており、Vcc2は次段回路の電源電圧である。もし端子Vcc2のみであると、出力トランジスタ18bがオンの場合、コレクタ電流はVcc2から出力抵抗Rout介して供給されるため、動作温度低下と共に出力トランジスタ18bのコレクタ・エミッタ間電圧Vceは低下していき、出力トランジスタ18bが飽和領域に入りやすくなる。出力トランジスタ18bが飽和領域で動作すると、ベース領域に過剰な少数キャリアが蓄積されているため、出力トランジスタ18bをオフ状態としても、ベース領域の過剰な少数キャリアが放電されるまでオン状態が持続され、その分、出力回路18の伝達遅延時間tが長くなる。
一般にLED8の遅延時間tLEDを含む伝達遅延時間tの中で、出力回路18の伝達遅延時間tは大きいので、出力回路18の伝達遅延時間tを低減することが重要である。図3のように、もし端子Vcc1が備えられていると、直列接続されたN個のダイオード43を介してVcc1が出力トランジスタ18bのコレクタに供給され、Vceは次式で表される。

ce=Vcc1−N×Vbe
上式をTに関して微分すると、下式が得られる。

dVce/dT=dVcc1/dT−N×dVbe/dT

もし、dVce/dT=0とできると、温度低下を生じてもVceを一定値に保ち、出力トランジスタ18bが飽和領域に入ることを抑制できる。すなわち、この条件は、式(5)で表すことができる。
Figure 0005038988
図4は、第2の実施形態におけるVcc1の絶対温度依存性を表すグラフ図である。Vcc1は、絶対温度に対して傾きがN×(dVbe/dT)で絶対温度Tの増加に対して減少している。N個の直列接続されたダイオード43の順方向電圧の温度変動によりVcc1の低下分がキャンセルされ、オン状態において出力トランジスタ18bのコレクタ・エミッタ間電圧Vceが飽和電圧以下に低下することを抑制できる。出力トランジスタ18bには、N個のダイオード43を介してVcc1が供給されており、出力回路18の伝達遅延時間tの増大を抑制できる。
図5は、第3の実施形態にかかる光受信回路のブロック図である。
また、図6は、各部の動作波形を表す。
本実施形態にかかる光受信器は、第2のフォトダイオード30、第2のTIA32をさらに備えている。第1及び第2のTIA12、32の出力c、dは、オフセット発生回路14にそれぞれ入力され、それぞれのオフセット出力e、fがコンパレータ16に入力されHレベルまたはLレベルの出力が出力回路18に入力される。第2のフォトダイオード30は遮光部31により覆われている。
入力電流信号aによってLED8が駆動され、光信号bが生じる。また、光信号bに応じてTIA12は電圧信号cを生じる。TIA32は遮光部31で覆われているので、電圧信号dは電圧信号cの低レベル電位と等しい電位となる。電圧信号cをオフセット電圧Vos分低下させ、電圧信号eを生成し、コンパレータ16の一方の端子へ入力する。他方、オフセット発生回路14の出力fが、コンパレータ16の他方の端子へ入力される。
すなわち、コンパレータ16の一方の入力端子へ、第1のTIA12の出力を入力し、コンパレータ16の他方の端子へ、且つ第2のTIA32の出力を入力し、2つの入力の間にオフセット電圧Vosを発生させると、ノイズなどの影響があっても、正しく信号を判別することができる。このために、TIA12、32、及び出力回路18における伝達遅延時間の温度依存性を低減しつつ、波形gに表すように、パルス幅歪みの少ない「1」または「0」信号が出力可能となる。
本実施形態において、全体の伝達遅延時間tは次式で表される。

=tLED+tTI+tos+tcom+t

但し、tLED:LEDの遅延時間
TI:TIAの伝達遅延時間
os:オフセット発生回路の伝達遅延時間
com:コンパレータの伝達遅延時間
:出力回路の伝達遅延時間
一般的に、オフセット発生回路の伝達遅延時間tos及びコンパレータの伝達遅延時間tcomは全体に比べて非常に小さい。
図7は、第4の実施形態にかかる光受信回路のブロック図である。
本図において、オフセット発生回路14は、絶対温度Tに比例するPTAT電流源(PTAT:proportional to absolute temperature)14a、14b、第1の抵抗R1、及び第2の抵抗R2を備えているものとする。この場合、PTAT電流源14a、14bの電流値IPTATを次式で表す。

PTAT=B×T+B0

但し、B:マイナスの温度係数
T:絶対温度
B0:温度に依存しない定数
すなわち、本実施形態で用いるPTAT電流源14a、14bにおいて温度係数Bがマイナスであるので、電流値IPTATは絶対温度Tの増加に対して減少していく。また、図8はPTAT電源14a、14bの回路構成の一例を表し、電流I=Vbe/Rはカレントミラー回路15を介して取り出し可能である。
光受信器の重要な特性の1つである入力感度IfHLは、式(6)により表される。
Figure 0005038988
通常、LEDの発光効率ηは温度上昇と共に低下するので、入力感度IfHLの値は温度上昇と共に増大することになる。
また、PTAT電流源を用いると、オフセット電圧Vosは次式で表される。

os=B×T×(R1−R2)+B0×(R1−R2)

但し、B<0
なお、オフセット電圧Vosは、TIA12の出力c側、TIA32の出力d側、のいずれで発生させてもよい。
さらに、図8のようなVbeに比例するPTAT電流源14a、14bの場合、オフセット電圧Vosは次式で表される。

os=C(R1−R2)Vbe

但し、C>0
この式を用いて、式(6)で表す入力感度IfHLの温度係数がゼロとなる条件は式(7)である。
Figure 0005038988
すなわち、PTAT電流源を用いてオフセット発生回路14を構成した場合、LEDの発光効率ηの温度特性を打ち消して、入力感度IfHLの温度係数を小さくすることができる。
しかしながら、LEDの発光効率ηの温度係数が式(7)を満たしていない場合、入力感度IfHLの温度係数を小さくすることができない。そこで、任意の温度特性を有する電流源を用いると、LEDの発光効率ηの温度係数がどのような場合でも容易に対応できる。例えば図9は、PTAT電流源と、絶対温度に依存しないCTAT(complementary to absolute temperature)電流源とを組み合わせて所望の温度係数を得る回路図を表す。すなわち、図9(a)は、PTAT電流源を構成しているカレントミラー回路15の点P2と接地との間にCTAT電流源50を設けることにより、Iout=Vbe/R+ICTATとすることができる。また、図9(b)は、点P2とVcc電源端子との間にCTAT電流源51を設けることにより、Iout=Vbe/R−ICTATとすることができる。
このようにして、PTAT電流からCTAT電流を加減算することにより、オフセット電圧Vosに任意の温度特性を生じることができる。なお、CTAT電流は、温度係数の小さい電圧源を用いて生成することができる。このようにして、入力感度IfHLの温度依存性が抑制できる。
以上のように、電圧源及び電流源の温度依存性を制御することにより、遮断周波数f、出力トランジスタの伝達遅延時間、及び入力感度IfHL、などの温度依存性を低減し、高温においても伝達遅延時間tの増大を抑制すると同時に入力感度IfHLの温度依存性を低減できる。
このような光受信器を備えた光結合装置及び光伝送装置は、入力及び出力間において電源間を絶縁した状態で、広い動作温度範囲において入力感度を良好に保ちつつ、データを高速伝送することが容易となる。このため、産業機器、電子機器、通信機器、及び測定機器などに広く用いることができる。
以上、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかしながら本発明はこれらの実施形態に限定されない。光受信器を構成するフォトダイオード、TIA、オフセット発生回路、コンパレータ、出力回路、電圧源、ダイオード、PTAT電流源、CTAT電流源の形状、サイズ、配置などに関して当業者が設計変更を行ったものであっても、本発明の主旨を逸脱しない限り本発明の範囲に包含される。
第1の実施形態にかかる光受信器のブロック図 温度依存性を説明するグラフ図 第2の実施形態にかかる光受信器のブロック図 出力回路の電源電圧の温度依存性を説明するグラフ図 第3の実施形態にかかる光受信器のブロック図 第3の実施形態の波形図 第4の実施形態にかかる光受信器のブロック図 PTAT電源の回路図 任意の温度特性を有する電源の回路図
符号の説明
5 光受信器、8 LED、10、30 フォトダイオード、12、32 TIA、14 オフセット発生回路、16 コンパレータ、18 出力回路、40、42 電圧源、43 ダイオード、14a、14b PTAT電流源、50、51 CTAT電流源、Vreg 電圧、Vbe ベース・エミッタ間順方向電圧

Claims (5)

  1. 光信号を電流信号に変換可能な第1のフォトダイオードと、
    regなる第1の電源電圧が供給され、負帰還抵抗を有し、前記電流信号が入力され電圧信号を出力可能な第1のトランスインピーダンスアンプと、
    前記第1のトランスインピーダンスアンプから出力された前記電圧信号が入力され、電圧信号を外部に出力可能な出力回路と、
    を備え、
    前記第1のトランスインピーダンスアンプに含まれるトランジスタのベース・エミッタ間電圧をVbeとしたとき、(Vregbe)なる電圧の温度係数がプラスであることを特徴とする光受信回路。
  2. 光信号を電流信号に変換可能な第1のフォトダイオードと、
    第1の電源電圧が供給され、負帰還抵抗を有し、前記電流信号が入力され電圧信号を出力可能な第1のトランスインピーダンスアンプと、
    前記第1のトランスインピーダンスアンプから出力された前記電圧信号が入力され、電圧信号を外部に出力可能な出力回路と、
    を備え、
    第1の電源電圧をV reg 、トランジスタのベース・エミッタ間順方向電圧をV be 、絶対温度をTとしたとき、動作温度T1において、下記式

    reg =2V be −2T1×(dV be /dT)

    を満たすことを特徴とする光受信回路。
  3. 前記出力回路は、出力トランジスタを含み、
    直列接続されたN個(但し、N≧1)のダイオードを介して第2の電源電圧が前記出力トランジスタのコレクタに供給され、
    前記第2の電源電圧の温度係数は、前記ダイオードの温度係数の略N倍であることを特徴とする請求項1または2に記載の光受信回路。
  4. 光信号を電流信号に変換可能であり、遮光部を有する第2のフォトダイオードと、
    前記第1の電源電圧が供給され、負帰還抵抗を有し、前記第2のフォトダイオードからの前記電流信号が入力され電圧信号を出力可能な第2のトランスインピーダンスアンプと、
    前記第1のトランスインピーダンスアンプから出力された前記電圧信号と前記第2のトランスインピーダンスアンプから出力された前記電圧信号とが入力され、これらの電圧信号のうちの、いずれか一方にオフセット電圧を印加して第1の比較電圧信号として出力し、いずれか他方には前記オフセット電圧を印加せず第2の比較電圧信号として出力可能なオフセット発生回路と、
    前記第1の比較電圧信号と前記第2の比較電圧信号とが入力され、これら比較電圧信号の大小関係に関する情報を含む信号を、前記出力回路に向けて出力可能なコンパレータと、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の光受信回路。
  5. 前記オフセット電圧は、マイナスの温度係数を有する絶対温度比例電流源を用いて生成可能とされることを特徴とする請求項4記載の光受信回路。
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