JP5035529B2 - 筒状展示兼用容器 - Google Patents
筒状展示兼用容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5035529B2 JP5035529B2 JP2007236050A JP2007236050A JP5035529B2 JP 5035529 B2 JP5035529 B2 JP 5035529B2 JP 2007236050 A JP2007236050 A JP 2007236050A JP 2007236050 A JP2007236050 A JP 2007236050A JP 5035529 B2 JP5035529 B2 JP 5035529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical
- container
- display
- belt
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Stackable Containers (AREA)
Description
これに対し、従来、集合包装に利用されてきた板紙等の帯状体で複数個の缶容器などを巻き回して包装する形式が、単体商品の包装にも利用され、背面部上方延長上に展示パネルを有し、容器全体を巻き回した帯状体で被包するとともに、前面パネルを部分的に窓状に切り欠いて容器を露出する形式の包装体が提案されている。又、組み立て箱形式のケースに、筒状体商品を胴体部方向で収納し、展示容器として利用するものも古くから行われている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1に見られるような、組み立て箱形式のケースに筒状体商品を胴体部方向で収納する包装体は、胴体部分が長い商品例えば液体用瓶類や練り製品用チューブ等では商品の主要な部分が展示できるが、収納容器の全体形状を展示できるものではなく、胴体部分の短い商品では視認できる範囲が狭く、展示の効果が低い。また、消費者の取り扱いに際し、包装体からの取り出しには、予め穿設されたジッパー等切り離し構造による包装体の開封或いは包装体を部分的にも破壊して容器の取出しが必要であり、また、積み重ね展示が可能であるけれども、包装体相互の横ズレ移動等に関しては防ぎようが無いため転落の可能性があるなどの欠点を有するものであった。又、組み立て箱形式の包装には、組み立てのための時間を要するものも多く、より簡便なものが求められていた。
しかも、下段に載置される筒状展示兼用容器の筒状体の開放した上端部分は、帯状体が収納物より高く構成された部分で筒状体を形成しているので、上段に載置される筒状展示兼用容器の筒状体の下端を抱持して、ずれ落ちることが無いという効果があり、落下による破損や汚損を抑止できる。尚、積み上げの際には、下段に載置される筒状展示兼用容器の筒状体の固定帯を屈曲した固定状態から解除することで、上段に載置される筒状展示兼用容器の筒状体の下端を下段の収納物天面に載置することができるものである。
さらに、前記ジャー容器等収納物の胴部構造が、底面から天面に向って拡大するテーパ状をなす構造の場合は、帯状体を予め収納物のテーパ状側面に沿う形状の構成とすることもできるものである。上記のように帯状体の構成が変更されることに伴い、帯状体の上端縁の形状も波状に限定されること無く変更可能である。
また、多角形の筒状体の場合、固定用帯を屈曲自在とするためには、少なくとも1本の折線を跨いで固定用帯を構成することにより、筒状体の形成で生じる一角部を容器内方に折り出し屈曲させることができ、収納物天面に当接させて固定することができる。
尚、前記帯状体1の連結による筒状体の形成に際しては、実施例の係止用鉤片4が係止用溝5に差し込み係止される連結に限定されるものではなく、板状体の相互の連結に関する公知の技術を用いることができる。また、操作の簡便性のため、差し込み係止による連結操作部分を一箇所としたが、複数箇所に設けて強固なものとすることもできる。
尚、帯状体の構成が多角形状となった場合は、これに伴い帯状体の上端縁が形成する全体形状も変更されるものであり、上記と同様に部分的変形も行うことができる。
尚、実施例では底部構成板を筒状体の対向する下端に延設し、それぞれの掛け止め切欠の掛け止めによって部分的な底部を形成したが、これに限定されるものではなく、予め筒状体の底面を全面に渉って閉鎖する形状としても良いし、前述したように多角形状の筒状体とする場合には、これに応じた底部構成板を構成することが望ましい。
収納物Pの取り出しに際しては、前記した収納物Pの天面に当接した固定用帯6の屈曲状態を反転させ筒状体での湾曲位置に復帰させれば、筒状体の上部は全開放されるので、簡単に取り出すことができる。
尚、前述したように、収納物形状に合わせて多角形の筒状体とした場合は、固定用帯を屈曲自在とするには、多角形を構成するため刻設した折線のうち少なくとも1本の折線を跨いだ固定用帯を構成することにより、筒状体の形成で生じる一角部を容器内方に折り出すことができ、収納物天面に当接させて固定することができる。
尚、本発明の筒状展示兼用容器の先述した実施例での積み重ね展示に際しては、それぞれ収納物Pを収納した製品のうち、下段に載置される筒状展示兼用容器の背面部の固定用帯6を収納物Pの天面への当接状態から反転させて筒状体での湾曲位置に復帰させた後、上段に載置される製品の筒状展示兼用容器の底部が下段に載置される筒状展示兼用容器の開放天部に嵌まり込むことにより積み上げが完了し、展示に供することが可能となる。
尚、収納物形状に合わせて多角形の筒状体とした場合は、正面側の高さが収納物の高さに略等しい筒状体を構成する一面を例えば六角形や八角形の一辺部分からなる面とすることにより、上記実施例と同様の積み重ね展示を行える構成とすることができる。
1 帯状板
2、3 底部構成板
4 係止用鉤片
5 係止用溝
6 固定用帯
7、8 円弧状掛け止め部
L1、L2 横折線
L3、L4 切線
L5、L6 縦折線
X 帯状板正面部最低位部
Y 帯状板背面部最高位部
h1 底辺からの高さ
h2 底辺からの高さ
P 収納物
B’ ブランク
11 帯状板
12、13 底部構成板
14 係止用鉤片
15 係止用溝
16 固定用帯
17、18 円弧状掛け止め部
19、19’ 切欠部
L11、L12 横折線
L13、L14 切線
L15、L16 縦折線
Claims (5)
- 帯状体の両側端の連結により形成される筒状体からなり、
前記帯状体に少なくとも収納物の高さより高く構成される部分から折り出され屈曲自在な固定用帯を設けると共に、
前記帯状体の下端縁に底面構成手段を延設し、且つ、
前記帯状体の下端縁に前記折り出された固定用帯が嵌入する切欠部を穿設してなることを特徴とする筒状展示兼用容器。 - 前記帯状体の正面部の高さを収納物の高さと略等しい最低位部とし、同じく帯状体の背面部の高さを少なくとも収納物の高さより高い最高位部として、前記帯状体の上端縁が前記最低位部と前記最高位部とを通過する波状に形成されることを特徴とする請求項1記載の筒状展示兼用容器。
- 請求項1または2に記載の筒状展示兼用容器が透明プラスチックシートにより形成されていることを特徴とする筒状展示兼用容器。
- 前記帯状体の一方の側端縁近傍に係止用溝を穿設し、同じく他方の側端縁に係止用鉤片を延設し、前記係止用溝に前記係止用鉤片を挿入係止して前記筒状体を形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の筒状展示兼用容器。
- 前記帯状体の下端縁に延設される底面構成手段が、形成される筒状体のそれぞれ対向する下端縁から延設され、それぞれに穿設された下端縁向き円弧状の掛け止め部が相互に係合することによる底面構成手段であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の筒状展示兼用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007236050A JP5035529B2 (ja) | 2007-09-12 | 2007-09-12 | 筒状展示兼用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007236050A JP5035529B2 (ja) | 2007-09-12 | 2007-09-12 | 筒状展示兼用容器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012023181A Division JP5464220B2 (ja) | 2012-02-06 | 2012-02-06 | 筒状展示兼用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009067420A JP2009067420A (ja) | 2009-04-02 |
JP5035529B2 true JP5035529B2 (ja) | 2012-09-26 |
Family
ID=40604106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007236050A Expired - Fee Related JP5035529B2 (ja) | 2007-09-12 | 2007-09-12 | 筒状展示兼用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5035529B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49121681A (ja) * | 1973-03-31 | 1974-11-20 | ||
US4083447A (en) * | 1976-07-26 | 1978-04-11 | Bergstein Packaging Trust | Cartons with cradle forming end closures |
JPS54104362U (ja) * | 1977-12-28 | 1979-07-23 | ||
JPS58130921U (ja) * | 1982-02-25 | 1983-09-03 | 大日本印刷株式会社 | 陳列ケ−ス用ブランク板 |
JPH10181736A (ja) * | 1996-12-25 | 1998-07-07 | Asahi Insatsu Shiki Kk | 展示用包装箱 |
JP3190296B2 (ja) * | 1997-12-02 | 2001-07-23 | カネボウ株式会社 | 包装用箱 |
JPH11198930A (ja) * | 1998-01-12 | 1999-07-27 | Kanebo Ltd | 物品収納台座 |
JP2000185725A (ja) * | 1998-12-21 | 2000-07-04 | Sachiko Ando | 筒状包装体 |
JP2002019765A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-23 | Takejiro Kanzaki | 筒状体形成シート部材 |
-
2007
- 2007-09-12 JP JP2007236050A patent/JP5035529B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009067420A (ja) | 2009-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8607986B2 (en) | Wraparound packaging sleeve with stand-up feature | |
JP2898031B2 (ja) | 撓み性包装体 | |
RU2494024C1 (ru) | Разъемная упаковочная система для демонстрационных контейнеров | |
CA2834089C (en) | Shipping and display container | |
JP2008155925A (ja) | 物品包装ケース | |
RU109742U1 (ru) | Ящик из картона для размещения упакованного продукта | |
JP5464220B2 (ja) | 筒状展示兼用容器 | |
JP6712842B2 (ja) | 商品展示方法および段ボール箱 | |
JP5035529B2 (ja) | 筒状展示兼用容器 | |
US20090288981A1 (en) | Package for Displaying a Product | |
RU117408U1 (ru) | Ящик для упакованных штучных продуктов | |
JP4202686B2 (ja) | ディスプレイ兼用カートン | |
JP2011230778A (ja) | ディスプレイ兼用カートン | |
JP2007161330A (ja) | 紙製ディスプレイ兼用包装箱 | |
JP6035974B2 (ja) | 包装箱 | |
JP4215498B2 (ja) | 包装箱 | |
JP2003341660A (ja) | 単一の段ボール紙から成る陳列用開口を開き得る包装箱 | |
JP6245810B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP2019099247A (ja) | 包装容器 | |
JP4312040B2 (ja) | 陳列時の視認性を改善した包装箱 | |
JP7319934B2 (ja) | 包装体及び包装体形成用ブランク | |
RU117409U1 (ru) | Ящик для упакованных штучных продуктов | |
JP2008273608A (ja) | 商品梱包容器 | |
JP2009132427A (ja) | 包装箱 | |
JP2006188238A (ja) | 包装箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120606 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120619 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5035529 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |