JP5035314B2 - カラオケ装置用フロントパネル - Google Patents

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Description

本発明は、効果的なイルミネーションを演出することができるカラオケ装置用フロントパネルに関する。
本発明者らは、カラオケボックスやナイト店のような比較的暗い場所で用いられるカラオケ装置において、筺体の前面に設けられるカラオケ装置用フロントパネルを所望のパターンで発光させることができれば、ボックス内や店内のインテリアの一部として機能させることができると考えた。
ここで、下記特許文献1には、筺体の前面にカラオケ装置用フロントパネルが設けられている一般的なカラオケ装置の外観が開示されている。このようなカラオケ装置において、パネルの前面部分を発光させるためには、パネル内部に発光のための機構を設ける必要がある。
ところで、通常のパネルの厚みは数センチ程度であるため、パネルの内部裏面側に光源部を設けること(図8(A)参照)は実用上困難である。そのため、図8(B)に示すように、パネル内部底面側に光源部を設け、光源部からの光を反射板で反射させるような構成が必要となる(なお、実際の構成では、反射板からの反射光は、不図示の投影板に投影される)。図8(B)のような位置関係を有する構成は、液晶ディスプレイの導光板ユニットに用いられている(例えば、下記特許文献2)。
特開2005−105523号公報 特開平10−48428号公報
ところで、カラオケ装置用フロントパネルを発光させて効果的なイルミネーションを演出するためには、投影板に均一の強度(輝度)の光を投影するのではなく、強度が異なる種々の光を投影板に投影するように構成する必要がある。これにより、パネル上でゆらぎや奥行き(立体感)を演出することができる。しかしながら、上記特許文献2に開示される技術は、ディスプレイの輝度が均一となるようにするためのものであるため、当該技術をカラオケ装置用フロントパネルに適用することはできない。
また、光源部や反射板や投影板等を物理的に移動させることにより、強度が異なる種々の光を投影板に投影することができるようになるものの、このような構成を採る場合には光源部や反射板や投影板等の移動機構(例えば、モータ、歯車等)が必要となる。モータや歯車等が動作すると不快な音や不要な音が発生してしまうため、音を愉しむことを目的とするカラオケ装置に、このような移動機構を用いることは適切ではない。
本発明は、上記問題点を解決することができるカラオケ装置用フロントパネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、カラオケ装置の筺体の前面に設けられるカラオケ装置用フロントパネルであって、前記パネルは、当該パネルの内部底面上に、当該パネルの幅方向に所定間隔で複数配置された光源部と、前記光源部を覆う位置に固設された側面視円弧状の第1の光路変更部と、前記第1の光路変更部よりも上側に固設された側面視円弧状の第2の光路変更部と、投影板と、を備え、前記第1及び第2の光路変更部の内側表面には凹凸が形成され、前記それぞれの光源部の発光強度は、所定の制御信号に基いて、隣り合う前記光源部における発光強度の変化の方向が異なる期間が含まれるように制御され、発光強度が制御された前記それぞれの光源部からの出射光の一部が前記第1及び第2の光路変更部によって光路変更されて前記投影板に投影されることにより、当該投影板上で動きのある所定のイルミネーションパターンが形成されるように構成した。
また、請求項2に係る発明は、請求項1のカラオケ装置用フロントパネルであって、前記パネルは、当該パネルの内部底面上に、前記各光源部の間にそれぞれ配置された遮光部、をさらに有するように構成した。
本発明では、発光強度が制御されたそれぞれの光源部からの光が第1及び第2の光路変更部によって光路変更されて投影板に投影されることにより、当該投影板上に所定のイルミネーションパターンが形成される。すなわち、本発明によれば、カラオケ装置用フロントパネルを構成するいずれの部材についても移動させることなく、効果的なイルミネーションを演出することができる。これにより、不快な音や不要な音の発生がない優れたカラオケ装置用フロントパネルを実現することができる。
さらに、遮光部を設ける場合、この遮光部の作用により、各光源部からの出射光の広がり角度を制御することができるので、効果的なイルミネーションを演出することができる。
カラオケ装置用フロントパネルの正面図である。 カラオケ装置の斜視図である。 (A)は、カラオケ装置用フロントパネルの断面図であり、(B)は、カラオケ装置用フロントパネルの内部正面図であり、(C)は出射光の一部の光路を示した説明図である。 (A)は、光路変更部の断面図であり、(B)は、光路変更部の斜視図である。 光路変更部を光源部側から見た図である。 光源部と発光制御部の回路図である。 奇数群と偶数群の光源部の時間と発光デューティとの関係を示す説明図である。 (A)は、パネルの内部裏面側に光源部を設けた様子を示す説明図であり、(B)は、パネルの内部底面側に光源部を設けた様子を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係るフロントパネルを有するカラオケ装置について具体的に説明する。
[実施形態の概要]
まず、実施形態に係るフロントパネルの概要について説明する。本実施形態に係るフロントパネル20は、図1に示すように、前面の一部にイルミネーション部28を備え、動き(例えば、ゆらぎ)のある所定のイルミネーションパターンが表示される。例えば、イルミネーション部28上の模様等がゆらいでいるように見えるイルミネーションパターンが表示される。イルミネーションパターンにより、奥行き(立体感)のあるイルミネーションを演出することができる。イルミネーション部28は、例えば、スモークグレーの透過性の部材であり、フロントパネル20の内部からの出射光を外部に透過することができる。イルミネーションパターンは、フロントパネル20内部に配置される後述のイルミネーション生成部40によって生成される。また、このイルミネーション生成部40は移動機構を有さない構造となっているため、不快な音や不要な音を発生させないという利点を有する。
[フロントパネル20の外観]
次に、フロントパネル20の外観について説明する。図2に示すように、フロントパネル20は、カラオケ装置1を構成する構成要素の1つであり、カラオケ装置1を構成する筺体10の前面側に配置される。また、フロントパネル20の前面の一部(イルミネーション部28の上側)には、操作部29が設けられており、この操作部29には、カラオケ装置1を操作するための各種ボタン等が設けられている。なお、筺体10及び操作部29については公知の種々の構成を用いることができ、また、本発明の理解とは関係がない部分であるため詳細な説明を省略する。なお、図1及び図2に示したフロントパネル20のレイアウトは単なる一例である。すなわち、操作部29をイルミネーション部28の下側や左右側に設けてもよく、さらに、操作部29を前面に設けず、フロントパネル20の前面全てをイルミネーション部28としてもよい。
[フロントパネル20の内部構成]
次に、フロントパネル20の内部構成について説明する。図3(A)に示すように、イルミネーション生成部40は、光源部21,遮光部22,光路変更部30,第1の反射板24,第2の反射板25,投影板26から構成される。
図3(A)及び(B)に示すように、フロントパネル20の内部底面側には、複数の光源部21_1,21_2,21_3,…,21_20が設けられている。なお、以下の説明では、複数の光源部のうち何れかの光源部または全ての光源部を示す場合には、便宜上、光源部21という。なお、図3では光源部21の数は20個であるが、本発明においては、光源部21の数は限定されない。
また、光源部21は、フロントパネル20の幅方向に所定間隔で配置されている。この間隔は各光源部21ごとに同じ間隔でもよいが、多少異なっていてもよい。また、各光源部21は、種々の発光強度で所望の色の光を出射することができ、例えば、RGBの3つのLEDによって構成することができる。なお、RGBの3原色のチップを内蔵したLEDを用いてもよく、また、単色の光源とカラーフィルムとを組み合わせて構成してもよい。なお、単色の光でイルミネーションを演出する場合には、光源部21を単色の光源で構成してもよい。各光源部21からの出射光の発光強度や色は、後述の発光制御部51から出力される所定の制御信号に基いて制御される。
各光源部21の両側には、それぞれ遮光部22_1,22_2,22_3,…,22_20が設けられている。なお、以下の説明では、複数の遮光部のうち何れかの遮光部または全ての遮光部を示す場合には、便宜上、遮光部22という。なお、図2では、各光源部21に対して両側を挟むように2つの遮光部22が設けられているが、隣り合う光源部21の間に1つの遮光部22を設けるように構成してもよい。遮光部22は、光源部21からの出射光(以下、単に「出射光」ということがある。)を遮光するため、例えば、黒色コーティングが施されている。これにより、光源部21からの出射光の広がり角度が制御される。なお、遮光部22の鉛直方向の長さは、所望の広がり角度に応じて適宜調整することができる。
フロントパネル20の内部には、出射光の一部の光路を変更するための第1の光路変更部30_1及び第2の光路変更部30_2が固設されている。なお、以下の説明では、2つの光路変更部のうち何れか一方の光路変更部または両方の光路変更部を示す場合は、便宜上、光路変更部30という。なお、光路変更部30の詳細については後述する。
フロントパネル20の内部背面側には、第1の反射板24が設けられている。また、下端部が第1の反射板24の上端部に接するように第2の反射板25が設けられ、この第2の反射板25は、フロントパネル20の内部背面側から内部正面側に向けて所定の傾斜角を有して配設されている。第1の反射板24及び第2の反射板25の幅方向長さは、フロントパネル20の幅方向長さと略同じである。なお、第1の反射板24及び第2の反射板25は、一体化して形成してもよい。これらの反射板は、出射光の反射率を調整するために、例えば、黒色コーティングされている。
イルミネーション部28の裏面には、乳白色化した投影板26が設けられており、光源部21からの出射光が投影される。そして、投影された出射光は、イルミネーション部28を透過してフロントパネル20の外部に到達する。この光は、イルミネーションパターンとしてユーザに視認される。
以上のように構成されることにより、発光強度や色が制御された光源部21からの出射光の一部は、光路変更部30で光路変更される。また、光路変更部30を通過した光の一部は第1の反射板24または第2の反射板25で反射して投影板26に投影され、また、光路変更部30を通過したそれ以外の光は直接投影板26に投影される(図3(C)参照)。これにより、動きのある所定のイルミネーションパターンを、イルミネーション部28に表示することができる。
[光路変更部30の具体的構成]
次に、光路変更部30の具体的構成について説明する。図4(A)に示すように、光路変更部30は側面視円弧状の形状であり、光源部21からの出射光を通過させるために透明部材で構成されている。そして、第1の光路変更部30_1は、光源部21を覆うようにフロントパネル20の内部に固設されている。また、第2の光路変更部30_2は、第1の光路変更部30_1よりも上側の位置に、フロントパネル20の内部に固設されている。図4(A)に示すように、各光路変更部30の内部表面には凹凸が形成されている。具体的には、図4(B)に示すように、各光路変更部30の内部表面には、多数の楕円状の凹み部33が形成されている。各凹み部33は、中心ほど深く凹むように形成されている。また、各凹み部33の大きさは不均一であり、光路変更部30の内部表面に不規則に形成されている。なお、本実施形態において、2つの光路変更部30は共通部材としている。また、この凹み部33は、光路を変更するレンズとして機能する。
このように構成されることにより、凹み部33に到達する出射光は、所定の屈折率で屈折して(すなわち、光路が変更されて)光路変更部30を通過し、凹み部33に到達しない出射光は、光路が変更されることなく光路変更部30を通過する。これにより、光源部21からの出射光に基いて、イルミネーション部28に所定の模様を表示させることができる。また、本実施形態では、第1の光路変更部30_1及び第2の光路変更部30_2の2枚の光路変更部30を有するので、種々の模様を表示させることができる。
また、図4(B)及び図5(C)に示すように、光路変更部30の下端部の側(フロントパネル20の内部底面側)の方が、上端部の側(フロントパネル20の内部裏面側)よりも凹み部33の密度が高い。これにより、イルミネーション部28の下から上に向けて結像の密度が異なり、イルミネーション部28の下側から上側に向けて広がりのある模様を表示することができる。
光路変更部30_1と光路変更部30_2とは同じ曲率なので、この2つの光路変更部30を図3(A)に示したようにフロントパネル20内部に配置することにより、2つの光路変更部30の間隔(凹み部33に挟まれた間隔)は、光路変更部30の下端部の側(フロントパネル20の内部底面側)と、上端部の側(フロントパネル20の内部裏面側)とで異なる。これにより、光源部21から出射光が投影板26に到達するまでの距離が異なることになる。そして、この光路が長くなると投影板26に投影される光は広がって投影されるので、光路が長くなるほど光が拡散して、暗く大きい光として投影板26に投影される。また、投影板26に結像する出射光は、光路が長くなるほどボケを生じる。
すなわち、光源部21から出射光全体でみれば、投影板26に投影される(結像する)出射光の大きさ,ボケ度合いが、投影板26の上下側において明らかに異なることになる。具体的には、下端側ほど凹み部33に挟まれた間隔が短いので拡散する度合いが小さく、光源部21と投影板26との距離も短いので、イルミネーション部28の下側のイルミネーションの多くは、明るく明瞭に表示される。一方、上端側ほど凹み部33に挟まれた間隔が長いので拡散する度合いが大きく、光源部21と投影板26との距離も長いので、イルミネーション部28の上側のイルミネーションの多くは、暗くボケて表示される。すなわち、投影板26の下側に到達する出射光の多くは、短い光路によって投影板26に到達し、投影板26の上側に到達する出射光の多くは、長い光路によって投影板26に到達する。
その結果、ユーザに対し、2重の像による奥行感のあるイルミネーションを視認させることができる。
なお、ここでいう2重の像とは、同時に視認される最下端部の最も明瞭な像と上端部に向けて徐々にボケていく像をいう。2重の像の効果の一例としては、ビル屋上などから撮った風景写真では、手前眼下に見える明瞭な風景と、遠方にかけてボンヤリした風景とが同時に見え、ユーザは風景写真が平面画像でありながら奥行き(立体感)を感じることができる。本実施形態は、このような効果を、イルミネーション部28に表示されるイルミネーションに応用したものである。
また、本実施形態では、各光源部21の発光強度が制御されるので、この発光強度の制御と光路変更部30に形成された凹み部33とが相俟って、イルミネーション部28に動きのあるイルミネーションパターンを表示することができる。そして、第1の光路変更部30_1及び第2の光路変更部30_2は、フロントパネル20内部に固設されている。すなわち、各光路変更部30を移動させる必要がないため、移動機構が不要となる。これにより、本実施形態のフロントパネル20は、不快な音や不要な音を発生させることなく効果的なイルミネーションを演出することができる。その結果、フロントパネル20は、比較的ライフサイクルが長くかつ音を愉しむことを目的とするカラオケ装置に用いることに適している。
なお、光路変更部30の曲率,円弧の長さは適宜設定することができる。さらに、凹み部33の大きさ,深さ,数,分布は適宜設定することができる。
[発光制御部51による光源部21の発光強度の制御]
次に、光源部21の発光強度を制御する発光制御部51について説明する。筺体10内部のCPUまたはフロントパネル20に内蔵されるマイコンが発光制御部51として機能する。本実施形態では、移動機構を用いることなく、イルミネーション部28に動きのあるイルミネーションパターンを表示するために、各光源部21の発光強度を制御している。
以下の説明では、光源部21のうち、奇数番目に配置されている光源部21_1,21_3,21_5,…,21_19を総称して「奇数群の光源部21」という。また、光源部21のうち、偶数番目に配置されている光源部21_2,21_4,21_6,…,21_20を総称して「偶数群の光源部21」という。
本実施形態では、発光制御部51は、隣り合う光源部21における発光強度の変化の仕方が異なるように、各光源部21の発光強度を制御する。例えば、奇数群の光源部21の発光強度を大きくするときには、偶数群の光源部21の発光強度を小さくする。一方、奇数群の光源部21の発光強度を小さくするときには、偶数群の光源部21の発光強度を大きくする。このように構成することにより、発光強度の変化に伴って投影板26に投影される出射光の位置が変化するので、偶数群、奇数群の発光強度を繰り返し変化させる制御を行うことでイルミネーション部28に表示されている模様等が往復移動を繰り返し、その結果、駆動機構を用いずにイルミネーション部28にゆらぎのあるイルミネーションパターンを表示することができる。
図6は、光源部21_4,光源部21_5,光源部21_20(すなわち、イルミネーション生成部40を構成する光源部21の一部)の回路図を示している。同図に示すように、発光制御部51は、信号変換部52に対し、奇数群の光源部21の発光強度を制御するための制御信号S_odを信号線61に出力し、偶数群の光源部21の発光強度を制御するための制御信号S_evを信号線62に出力する。信号変換部52は、受信した制御信号に基いて、各光源部21を構成するLEDをPWM制御する。なお、トランジスタを用いたLEDのPWM制御については公知であるので、詳細な説明を省略する。
また、奇数群の光源部21の赤LEDの発光強度を制御するための信号線66は、光源部21_1とその他の奇数群の光源部21とで共通である。同様に、緑LED及び青LEDの発光強度をそれぞれ制御するための信号線67及び信号線68についても共通である。
一方、偶数群の光源部21の赤LEDの発光強度を制御するための信号線63は、光源部21_4と光源部21_4とで共通である。同様に、緑LED及び青LEDの発光強度をそれぞれ制御するための信号線64及び信号線65についても共通である。なお、図6では図示していないその他の偶数群の光源部21についても同様である。
図7は、奇数群の光源部21と偶数群の光源部21のそれぞれの発光デューティ(発光強度)の時間変化を示した図である。同図に示すように、奇数群の光源部21と偶数群の光源部21の発光強度の変化の周期は同じであるが逆相となっている。すなわち、同図では、隣り合う光源部21における発光強度の変化の方向が異なるように制御される。なお、図7に示した時間変化は単なる一例である。すなわち、隣り合う光源部21における発光強度の変化の方向が異なる期間が含まれるように制御すれば、どのような制御パターンでもよい。また、奇数群と偶数群とで、発光デューティの最大値及び最小値が異なるように制御してもよく、また、両者の位相差を半周期未満としてもよく、さらに、両者の周期が異なるように制御してもよい。さらに、図7では、50%の発光デューティを中心として周期的に変化しているが、この中心値はその他の値でもよい。
このように、奇数群の光源部21と偶数群の光源部21の発光強度の時間変化を制御することにより、イルミネーション部28に所望のイルミネーションパターンを表示することができる。また、光源部21をLEDで実現することにより、イルミネーション生成部40の長寿命化を図ることができる。
また、本実施形態では、図6で示した赤,緑,青の各LEDに対して同一の発光制御を行ったが、光源部21を奇数群と偶数群とに分け、さらに、1集合(例えば、R,G,B)毎に異なる発光強度を行うように構成してもよく、これにより、フルカラーのゆらぎを生じさせることができる。
また、マイク入力音(演奏曲と歌唱音声)を測定する音測定手段(例えば、周知の音量計やFFTアナライザなど)を設け、その測定結果を発光制御部51に出力するように構成することにより、イルミネーション部28のイルミネーションを変化させることができる。
従来の構成では、モータの回転音や歯車等のノイズについてもマイクに入力されるため、マイク入力音をイルミネーションの変化制御に用いることが困難であった。しかしながら、本実施形態では、従来の構成のようなノイズが発生しないため、演奏曲や歌唱音声のみによって「ゆらぎ」を生じさせることができるので、マイク入力音による「ゆらぎ」をカラオケ演奏効果として用いることができる。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、発光強度が制御された各光源部21からの出射光が、光路変更部30を通過して投影板26に投影される。そして、光路変更部30に凹み部33が形成されることによって、出射光の一部の光路を変更させることができる。すなわち、出射光に対する発光強度の制御と凹み部33とが相俟って、イルミネーション部28に動きのあるイルミネーションパターンを表示することができる。しかも、移動機構を必要としない構成であるため、不快な音や不要な音を発生させることなく効果的なイルミネーションをカラオケ用に演出することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、光源部21を奇数群と偶数群の2つのグループに分けて発光制御を行ったが、3つ以上のグループに分けて発行制御を行ってもよい。
20…フロントパネル
21…光源部
22…遮光部
24…第1の反射板
25…第2の反射板
26…投影部
28…イルミネーション部
30…光路変更部
40…イルミネーション生成部
51…発光制御部

Claims (2)

  1. カラオケ装置の筺体の前面に設けられるカラオケ装置用フロントパネルであって、
    前記パネルは、
    当該パネルの内部底面上に、当該パネルの幅方向に所定間隔で複数配置された光源部と、
    前記光源部を覆う位置に固設された側面視円弧状の第1の光路変更部と、
    前記第1の光路変更部よりも上側に固設された側面視円弧状の第2の光路変更部と、
    投影板と、
    を備え、
    前記第1及び第2の光路変更部の内側表面には凹凸が形成され、
    前記それぞれの光源部の発光強度は、所定の制御信号に基いて、隣り合う前記光源部における発光強度の変化の方向が異なる期間が含まれるように制御され、
    発光強度が制御された前記それぞれの光源部からの出射光の一部が前記第1及び第2の光路変更部によって光路変更されて前記投影板に投影されることにより、当該投影板上で動きのある所定のイルミネーションパターンが形成される、
    ことを特徴とするカラオケ装置用フロントパネル。
  2. 前記パネルは、当該パネルの内部底面上に、前記各光源部の間にそれぞれ配置された遮光部、
    をさらに有することを特徴とするカラオケ装置用フロントパネル。
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