JP5034403B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は半導体集積回路装置に関し、特に、基板のバイアスを制御する半導体集積回路装置に関する。
半導体集積回路装置は、スタンダードセルやゲートアレイなどのように、トランジスタにより構成される論理セルが規則性を持って配列されたものである。
このような半導体集積回路装置においては、電源供給のための電源電圧線や、接地のための接地電圧線とともに、基板のバイアスを制御するための基板電位線の配置が必要とされている。このため、論理セル領域において、基板電位線などが占める面積が大きく、面積効率が悪くなるという問題があった。
このような問題を解決するために、以下のような手法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図6は、従来の半導体集積回路装置の模式図である。
半導体集積回路装置500上に、図6に示すように、図中横方向に沿って電源電圧VDD線501aと接地電圧VSS線501bとが交互に一定間隔を空けて配線された半導体集積回路装置500である。この電源電圧VDD線501aと、接地電圧VSS線501bとの間に、スタンダードセル507aが図中横方向に沿って配列されている。
各々のスタンダードセル507aの図中縦方向の長さは電源電圧VDD線501aと接地電圧VSS線501bとの間の間隔で決定されて一定であり、図中横方向の長さは各スタンダードセル507aの面積に応じて自由に設定される。
スタンダードセル507aにおいて、電源電圧VDD線501aを挟む領域は電源電圧VDDが供給されて動作するP型チャネルトランジスタ(不図示)が形成されている。一方、接地電圧VSS線501bを挟む領域は接地電圧VSSが供給されて動作するN型チャネルトランジスタ(不図示)が形成されている。
さらに、N型基板電位Vnsub線505aと、P型基板電位Vpsub線505bとが一組になって、電源電圧VDD線501aおよび接地電圧VSS線501bと直交する図中縦方向に形成されている。さらに、スタンダードセル507aの配置領域内にコンタクトセル507が配置されている。コンタクトセル507は、N型基板電位Vnsub線505aと、P型基板電位Vpsub線505bとに沿って縦方向に連続的に配置されている。そして、N型基板電位Vnsub線505aと、P型基板電位Vpsub線505bとによって、コンタクトセル507を介して、N型基板電位Vnsubと、P型基板電位VpsubとがN型基板(不図示)、P型基板(不図示)に印加される。
上記の構成のように、基板のバイアスを制御するために、スタンダードセル507aの領域内にコンタクトセル507を配置し、このコンタクトセル507に沿って、N型基板電位VnsubおよびP型基板電位Vpsubを供給するために、縦方向にN型基板電位Vnsub線505aと、P型基板電位Vpsub505bとを配置させることによって、素子面積を向上させることができた。
特開2001−148464号公報
しかし、基板のバイアスの制御を行うために、コンタクトセル507に沿ってN型基板電位Vnsub線505aと、P型基板電位Vpsub線505bとを配置させることには、以下のような問題点があった。
図7は、従来の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルの模式図であり、図8は、従来の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルに配線を行った模式図である。
図7は、図6において、電源電圧VDD線501aと、接地電圧VSS線501bとの間に挟まれるコンタクトセル507を拡大した半導体集積回路装置500aであり、コンタクトセル507には、N型拡散層502aおよびP型拡散層502b、金属層503a,503bが形成されている。
さらに、図7において、P型拡散層502bの上面に形成された金属層503bにおけるA−A’線の断面の模式図も図7中の下方に示した。これによれば、P型拡散層502bの上面に、ヴィアホール503baを介して、金属層503bが形成されていることがわかる。
図8は、図7の従来の半導体集積回路装置におけるコンタクトセル507およびインバータセル508に対して、実際に配線を行ったものを模式的に示した半導体集積回路装置500aaであり、電源電圧VDD線501aと、接地電圧VSS線501bとの間に挟まれるコンタクトセル507およびインバータセル508の拡大図である。コンタクトセル507には、図7と同様に、N型拡散層502aおよびP型拡散層502b、金属層503a,503bが形成されている。
さらに、コンタクトセル507においては、配線506を配置するとともに、N型拡散層502aおよびP型拡散層502bの上面に、設置された接触層504a,504bに、N型基板電位Vnsub線505aおよびP型基板電位Vpsub線505bがそれぞれ接続されている(図8中の点線で囲った領域をN型基板電位Vnsub線505aおよびP型基板電位Vpsub線505bとしている。)。そして、N型基板電位Vnsub線505aおよびP型基板電位Vpsub線505bにより、接触層504a,504bを介して、基板に電圧を供給することによって、基板のバイアスを制御することができる。
ところが、この従来の半導体集積回路装置500aaは、図8に示したように、接触層504a,504bを介して、N型基板電位Vnsub線505aおよびP型基板電位Vpsub線505bより、電圧が供給されることによって、基板のバイアスが制御される。このため、この接触層504a,504bを設置させるための領域をN型拡散層502aおよびP型拡散層502bの上面に確保する必要がある。このため、N型拡散層502aおよびP型拡散層502bの上面の面積が接触層504a,504bに占められるため、配線効率が悪化するという問題があった。配線効率が悪化すると、今後、チップ面積の微細化などに影響を与える可能性がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、配線効率を向上させ、面積効率を改善することを可能とする半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すように、基板のバイアス制御を行う半導体集積回路装置10において、電源電圧を供給する一対の対向する電源線(例えば、図1における電源電圧線1aおよび接地電圧線1b)と、一対の対向する電源線の間に配置された一対の拡散層(例えば、図1におけるN型拡散層2aおよびP型拡散層2b)と、一対の拡散層の上面にそれぞれ形成され、平面視で拡散層の外部に互いに対向する側に突出した部位を有する一対の導電層(例えば、図1におけるN型拡散層2aおよびP型拡散層2b)と、一対の導電層の突出した部位の上面に、電源線と平行方向にそれぞれ形成され、バイアス制御のための電圧を供給する基板電位線(例えば、図1におけるN型基板電位線5aおよびP型基板電位線5b)と接続される一対の接触部(例えば、図1における接触部40a,40b)と、を有することを特徴とする半導体集積回路装置10が提供される。
上記の構成によれば、一対の拡散層の上面に、平面視で拡散層の外部に互いに対向する側に突出した部位を有する一対の導電層と、一対の導電層の突出した部位の上面に、電源線と平行方向に一対の接触部とを構成するようにしたため、導電層の上面の領域に空きができるようになる。
本発明では、一対の拡散層の上面に、平面視で拡散層の外部に互いに対向する側に突出した部位を有する一対の導電層と、一対の導電層の突出した部位の上面に、電源線と平行方向に一対の接触部とを構成したため、導電層の上面の領域に空きができるようになる。これにより、導電層の上面の領域に多くの配線を設置することが可能となり、配線効率および面積効率を向上させることができるようになる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
ここでは、本発明の概要について先に説明し、その後、本発明を用いた実施の形態について説明を行う。なお、以下の説明に際し、図面は、特に断りがない限り平面視であるものとして、図面の上下方向を縦方向、左右方向を横方向、垂直方向と高さ方向と呼ぶ。
最初に、本発明に関する半導体集積回路装置の概要について以下に説明を行う。
図1は、本発明の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルの平面図であり、図2は、本発明の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルの断面図である。
図1に示すように、半導体集積回路装置10において、一対の電源線である電源電圧線1aと、接地電圧線1bとの間に挟まれたコンタクトセル7を拡大したものであり、このコンタクトセル7には、一対の拡散層であるN型拡散層2aおよびP型拡散層2b、一対の導電層である金属層3a,3bおよび一対の接触部40a,40bが形成されている。さらに、このようなコンタクトセル7に対し、複数の配線6が設置されている。
なお、接触部40a,40bと接続される基板電位線であるN型基板電位線5aおよびP型基板電位線5bは点線で囲んだ領域とする。また、コンタクトセル7は、図6に示したように、図中縦方向に配列するか、もしくは、デザインルールに準拠しているのであればランダムに配置するようにしてもよい。
そして、図2では、接触部40a,40bにおける、図1に示したX−X線およびY−Y線での断面図を示している。これによれば、第1の接触導電層であり、導電性材料により構成される接触層4a,4bと、第2の接触導電層である金属層3c,3dと、金属層3a,3bと、がそれぞれヴィアホール4aa,4baおよびヴィアホール3ca,3daを介して積層されて、接触部40a,40bが構成されている。
以下、本発明の概要についての詳細を図1、図2を用いて説明する。
図1では、コンタクトセル7のN型拡散層2aおよびP型拡散層2bの上面に金属層3a,3bがそれぞれ形成されており、さらに、金属層3a,3bは、N型拡散層2aおよびP型拡散層2bから引き出され、突出した領域をそれぞれ有している。
金属層3a,3bの突出した領域の上面に、図2に示すように、ヴィアホール3ca,3daを介して、金属層3c,3dが形成され、さらに、金属層3c,3dの上面にヴィアホール4aa,4baを介して、接触層4a,4bが形成され、接触部40a,40bが構成される。
上記のような構成によれば、金属層3c,3dと電源電圧線1aおよび接地電圧線1bは同じ階層に位置している。このため、接触層4a,4bとN型基板電位線5aおよびP型基板電位線5bをそれぞれショートさせるだけで接続が可能となる。
なお、金属層3c,3d以上の各階層の幅は、半導体集積回路装置10の設計に関するデザインルールが許容する最小幅とする。ただし、隣接する配線リソースを潰さない範囲内であれば、各階層の幅を大きくすることは可能である。
また、金属層3c,3d以上の階層同士の間隔はN型基板電位線5aおよびP型基板電位線5bとの接続を考慮して、半導体集積回路装置10の設計に関するデザインルールが許容する最小の間隔とする。ただし、金属層3c,3d以上の階層同士の間隔はコンタクトセル7の面積を増加させない範囲内で調整することが可能である。
また、金属層3c,3d以上の階層の長さは、半導体集積回路装置10の設計に関するデザインルールが許容する最小の長さであり、N型基板電位線5aおよびP型基板電位線5bの幅以下とする。ただし、金属層3c,3d以上の階層の長さはコンタクトセル7の面積を増加させない範囲内で調整することが可能である。
このようなコンタクトセル7にて、N型拡散層2aおよびP型拡散層2bの上面に、平面視で接触部40a,40bと平行に配線6を設置することができる。
そして、図1に示すように、N型基板電位線5aおよびP型基板電位線5bをそれぞれ接触部40a,40bに接続するように設置することによって、接触層4a,4bから電位がヴィアホール4aa,4ba、金属層3c,3dおよびヴィアホール3ca,3daを伝わり、金属層3a,3bへ導電し、接触部40a,40bを介して、電圧が供給され、基板のバイアスを制御することができる。
従来、基板のバイアス制御を行うために、N型基板電位線およびP型基板電位線と接続される接触部を、図8に示したように、N型拡散層およびP型拡散層の上面に設置していた。このため、N型拡散層およびP型拡散層の上面の領域が接触部の設置に利用されていたため、N型拡散層およびP型拡散層の上面には配線を設置する領域が少なく、結果的に、配線効率が低下するといった問題があった。
これに対し、本発明では、N型拡散層2aおよびP型拡散層2bの上面に金属層3a,3bをそれぞれ形成し、そして、金属層3a,3bをN型拡散層2aおよびP型拡散層2bの外部に引き出し、引き出した金属層3a,3bの上面に接触部40a,40bを設置するようにした。このため、N型拡散層2aおよびP型拡散層2bの上面の領域に空きを確保することができる。N型拡散層2aおよびP型拡散層2bの上面の領域に空きを確保することができたために、配線6を多く設置させることができ、配線効率を向上させるとともに、面積効率も向上させることが可能となる。
なお、このような本発明において、引き出した金属層3a,3bの上面の接触部40a,40bのそれぞれが、同一配線グリッド上に配置させた場合を、配線効率が顕著に向上する例としてあげることができる。
以下、本発明に関する実施の形態の半導体集積回路装置として、この場合を例に挙げて説明する。
図3は、実施の形態の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルの平面図および断面図、図4は、実施の形態の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルの斜視図である。
本実施の形態では、発明の概要における説明と異なり、接触部が同一配線グリッド上に配置されている場合を例にあげて説明する。
図3は、半導体集積回路装置20において、一対の電源線である電源電圧VDD線11aと、接地電圧VSS線11bとの間に挟まれたコンタクトセル17について拡大したものであり、このコンタクトセル17には、一対の拡散層であるN型拡散層12aおよびP型拡散層12b、一対の導電層である金属層13a,13bおよび一対の接触部140a,140bが形成されている。なお、コンタクトセル17は、図6に示したように、図中縦方向に配列するか、もしくは、デザインルールに準拠しているのであればランダムに配置するようにしてもよい。
さらに、図3では、接触部140a,140bにおける、Z−Z線での断面図を図3中の下方に示している。これによれば、第1の接触導電層であり、導電性材料により構成される接触層14a,14bと、第2の接触導電層である金属層13c,13dと、金属層13a,13bと、がそれぞれヴィアホール14aa,14baおよびヴィアホール13ca,13daを介して積層されて、接触部140a,140bが構成されている。
また、図4は、図3を斜め上方から見たもので、図3と同様の構成をしている。
以下、本実施の形態におけるコンタクトセルの詳細を説明する。
図3および図4では、コンタクトセル17のN型拡散層12aおよびP型拡散層12bの上面に金属層13a,13bがそれぞれ形成されており、さらに、金属層13a,13bは、N型拡散層12aおよびP型拡散層12bから引き出され、突出した領域をそれぞれ有している。
金属層13a,13bの突出した領域の上面に、ヴィアホール13ca,13daを介して、金属層13c,13dが形成され、さらに、金属層13c,13dの上面にヴィアホール14aa,14baを介して、接触層14a,14bが形成され、接触部140a,140bが構成される。
上記のような構成によれば、金属層13c,13dと電源電圧VDD線および接地電圧VSS線は同じ階層に位置している。このため、接触層14a,14bとN型基板電位Vnsub線およびP型基板電位Vpsub線をそれぞれショートさせるだけで接続が可能となる。
なお、金属層13c,13d以上の各階層の幅は、半導体集積回路装置20の設計に関するデザインルールが許容する最小幅とする。ただし、隣接する配線リソースを潰さない範囲内であれば、各階層の幅を大きくすることは可能である。
また、金属層13c,13d以上の階層同士の間隔はN型基板電位Vnsub線およびP型基板電位Vpsub線との接続を考慮して、半導体集積回路装置20の設計に関するデザインルールが許容する最小の間隔とする。ただし、金属層13c,13d以上の階層同士の間隔はコンタクトセル17の面積を増加させない範囲内で調整することが可能である。
また、金属層13c,13d以上の階層の長さは、半導体集積回路装置20の設計に関するデザインルールが許容する最小の長さであり、N型基板電位Vnsub線およびP型基板電位Vpsub線の幅以下とする。ただし、金属層13c,13d以上の階層の長さはコンタクトセル17の面積を増加させない範囲内で調整することが可能である。
このようなコンタクトセル17にて、N型拡散層12aおよびP型拡散層12bの上面に、平面視で接触部140a,140bと平行に配線16を設置することができる。
そして、N型基板電位Vnsub線およびP型基板電位Vpsub線をそれぞれ接触部140a,140bに接続するように設置することによって、接触層14a,14bから電位がヴィアホール14aa,14ba、金属層13c,13dおよびヴィアホール13ca,13daを伝わり、金属層13a,13bへ導電し、接触部140a,140bを介して、電圧が供給され、基板のバイアスを制御することができる。
続いて、本実施の形態のコンタクトセルに配線を行った場合について以下に説明する。
図5は、実施の形態の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルに配線を行った模式図である。
図5は、図3および図4のコンタクトセル17にインバータセル18を加えたものに対して配線を行った半導体集積回路装置20aである。
これは、半導体集積回路装置20aにおいて、電源電圧VDD線11aと、接地電圧VSS線11bとの間に挟まれるコンタクトセル17およびインバータセル18を拡大したものであり、このコンタクトセル17には、図3および図4と同様に、N型拡散層12aおよびP型拡散層12b、金属層13a,13b、接触層14a,14bが形成されている。
そして、コンタクトセル17においては、N型拡散層12aおよびP型拡散層12bの上面に、接触部140a,140bと平行をなすように配線16が配置されている。N型拡散層12aおよびP型拡散層12bの上面に、配置された接触部140a,140bに、N型基板電位Vnsub線15aおよびP型基板電位Vpsub線15bがそれぞれ接続されている(図5中の点線で囲った領域をN型基板電位Vnsub線15aおよびP型基板電位Vpsub線15bとしている。)。
そして、N型基板電位Vnsub線15aおよびP型基板電位Vpsub線15bにより、接触部140a,140bを介して、基板に電圧を供給することによって、基板のバイアスを制御することができる。
このように、接触部140a,140bを同一配線グリップ上に直線状に配置させることによって、本発明の概要の説明の場合よりも、配線16の数を増やすことができ、配線効率を向上させるとともに、面積効率も向上させることが可能となる。
(付記1) 基板のバイアス制御を行う半導体集積回路装置において、
電源電圧を供給する一対の対向する電源線と、
前記一対の対向する電源線の間に配置された一対の拡散層と、
前記一対の拡散層の上面にそれぞれ形成され、平面視で前記拡散層の外部に互いに対向する側に突出した部位を有する一対の導電層と、
前記一対の導電層の突出した部位の上面に、前記電源線と平行方向にそれぞれ形成され、前記バイアス制御のための電圧を供給する基板電位線と接続される一対の接触部と、
を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
(付記2) 前記一対の接触部が、同一配線グリッド上に配置されたことを特徴とする付記1記載の半導体集積回路装置。
(付記3) 前記導電層が、金属層であることを特徴とする付記1記載の半導体集積回路装置。
(付記4) 前記導電層の上面に、平面視で前記接触部と平行に配線が配置されたことを特徴とする付記1記載の半導体集積回路装置。
(付記5) 前記接触部は、前記基板電位線と接続させる第1の接触導電層と、第1のヴィアホールと、前記第1の接触導電層からの電位を前記導電層へ導電させる第2の接触導電層と、第2のヴィアホールとを有することを特徴とする付記4記載の半導体集積回路装置。
(付記6) 前記第1の接触導電層が、金属層であることを特徴とする付記5記載の半導体集積回路装置。
(付記7) 前記第2の接触導電層が、金属層であることを特徴とする付記5記載の半導体集積回路装置。
(付記8) 前記第2の接触導電層の階層と、前記電源線の階層とが同一であることを特徴とする付記5記載の半導体集積回路装置。
(付記9) 前記第2の接触導電層以上の層の幅は、デザインルール上の最小幅であることを特徴とする付記5記載の半導体集積回路装置。
(付記10) 前記第2の接触導電層以上の層同士の間隔は、デザインルール上の最小間隔であることを特徴とする付記5記載の半導体集積回路装置。
(付記11) 前記第2の接触導電層以上の層の長さは、デザインルール上の最小長さであることを特徴とする付記5記載の半導体集積回路装置。
(付記12) 前記第2の接触導電層以上の層の長さは、前記基板電位線の幅以下とすることを特徴とする付記10記載の半導体集積回路装置。
本発明の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルの平面図である。 本発明の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルの断面図である。 実施の形態の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルの平面図および断面図である。 実施の形態の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルの斜視図である。 実施の形態の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルに配線を行った模式図である。 従来の半導体集積回路装置の模式図である。 従来の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルの模式図である。 従来の半導体集積回路装置におけるコンタクトセルに配線を行った模式図である。
符号の説明
1a 電源電圧線
1b 接地電圧線
2a N型拡散層
2b P型拡散層
3a,3b 金属層
5a N型基板電位線
5b P型基板電位線
6 配線
7 コンタクトセル
10 半導体集積回路装置
40a,40b 接触部

Claims (10)

  1. 基板のバイアス制御を行う半導体集積回路装置において、
    電源電圧を供給する一対の対向する電源線と、
    前記一対の対向する電源線の間に配置された一対の拡散層と、
    前記一対の拡散層の上面にそれぞれ形成され、平面視で前記拡散層の外部に互いに対向する側に突出した部位を有する一対の導電層と、
    前記一対の導電層の突出した部位の上面に、前記電源線と平行方向にそれぞれ形成され、前記バイアス制御のための電圧を供給する基板電位線と接続される一対の接触部と、
    を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記一対の接触部が、同一配線グリッド上に配置されたことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記導電層が、金属層であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記導電層の上面に、平面視で前記接触部と平行に配線が配置されたことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記接触部は、前記基板電位線と接続させる第1の接触導電層と、第1のヴィアホールと、前記第1の接触導電層からの電位を前記導電層へ導電させる第2の接触導電層と、第2のヴィアホールとを有することを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記第2の接触導電層が、金属層であることを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記第2の接触導電層の階層と、前記電源線の階層とが同一であることを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記第2の接触導電層以上の層の幅は、デザインルール上の最小幅であることを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記第2の接触導電層以上の層同士の間隔は、デザインルール上の最小間隔であることを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路装置。
  10. 前記第2の接触導電層以上の層の長さは、デザインルール上の最小長さであることを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路装置。
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