JP5032527B2 - 管継手 - Google Patents

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Description

本発明は、パイプの接続用の管継手に関する。
従来、図9に示すような管継手40が知られている(例えば、特許文献1参照)。即ち、パイプPの先端41の外周面に食い込む抜け止めリング42を、テーパ状内周面43を有するリング収納空間44に収納しておき、パイプPが矢印R方向に管継手40から引き抜かれる動きに伴って、抜け止めリング42が同一方向(矢印R方向)へ移動して、外方縮径テーパ状内周面43にてラジアル内方向へ抜け止めリング42は縮径し、パイプPの先端41の外周面に食い込み、引き抜けを阻止する構造である。
実開平4−42985号公報
この従来の管継手に於ては、原理上は上述の通りに作動して、パイプPの引き抜けを阻止できるはずである。
しかしながら、現実のパイプ接続にあっては、パイプPが矢印R方向へ動き始めても、抜け止めリング42が同時に矢印R方向へ移動せず、従って、テーパ状内周面43によるラジアル内方向への縮径が不十分な状態のまま、パイプPがすっぽ抜けてしまう場合が生じていた。
そこで、本発明は、パイプが引き抜け始めるや否や、直ちに、それを確実に阻止し、しかも、強力に阻止することが可能な管継手を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、パイプの先端に挿入される内挿管部を有する継手本体と、該内挿管部を外径側から包囲して先端開口円筒状収納空間部を形成する外筒体とを、備えた管継手に於て、上記外筒体は先端開口側へ縮径するテーパ状内周面を有し、かつ、上記収納空間部へ挿入されるパイプの先端に外嵌されるように該収納空間部に内蔵されて上記パイプの引抜方向移動に伴って上記テーパ状内周面に摺接しつつ縮径する食い込み爪付きの抜け止めリングと、該抜け止めリングを上記先端開口側へ常時弾発付勢する予圧スプリングとを、具備し、上記予圧スプリングと上記抜け止めリングとの間に、軸心直交状円環板部と、該円環板部の内周端縁からラジアル内方かつアキシャル内方向に折曲形成された傾斜板部とを、有する薄板状バネ受けリングを、介装し、上記バネ受けリングの上記傾斜板部は、多数の係止歯を有し、挿入された上記パイプの先端に常時接触し、上記パイプの引抜方向移動に伴って食い込むように構成した。
た、上記抜け止めリングは、アキシャル方向にかつ交互に内外逆方向から切欠形成された縮径助長用スリットを有している。
また、上記収納空間部の奥位置に、挿入された上記パイプの外周面に接触する外周シール材を設けたものである。
また、上記内挿管部に、挿入された上記パイプの先端の内周面に接触するシール材を設け、上記内挿管部に外嵌状に配設されると共に、挿入される上記パイプの先端に押圧されて上記内挿管部に沿って摺動して上記シール材を弾性的に縮径しつつ該パイプの先端を誘導案内する円環状の誘導輪を備えたものである。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
抜け止めリングは、予圧スプリングの弾発付勢力を受け、テーパ状内周面に常時軽く圧接し、その食い込み爪は常にパイプ先端に軽く接触して縮径スタンバイ状態に保持されている。
即ち、初期のパイプ先端(外周面)への抜け止めリングの爪の食い込みが直ちに開始され、パイプのすっぽ抜けを防止できる。
本発明の実施の一形態を示す断面図である。 要部拡大断面図である。 抜け止めリングの一例を示す斜視図である。 バネ受けリングの一例を示す斜視図である。 誘導輪の一例を示す断面図である。 本発明の他の実施の形態を示す要部断面図である。 本発明の他の実施の形態を示す要部断面図である。 本発明の別の実施の形態を示す要部断面図である。 従来例を示す要部断面図である。
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図1〜図4は、本発明の実施の一形態を示す。図1は、左半分がパイプ未挿入状態を示し、右半分はパイプ挿入状態を示し、図2はパイプ未挿入状態を示す要部拡大図である。
本発明に係る管継手は、継手本体1と、2個の外筒体2,2とを、備えると共に、継手本体1はパイプPの先端3の内周面に挿入される内挿管部4,4を有し、さらに、外筒体2は、継手本体1の内挿管部4を外径側から(ラジアル方向に所定間隔をもって)包囲状として、継手本体1に取着(螺着)され、パイプPの先端3が収納される先端開口円筒状収納空間部5を形成している。
図1では、ソケット型を例示しており、継手本体1は一軸心Lに沿って貫通状孔部6を有し、内挿管部4,4が中央円環壁部7から左右へ延伸状に連設されている。この中央円環壁部7は、いわば外鍔状として、かつ、断面凸型に突出形成され、軸心L方向の幅寸法の大きい低突部7Aと、それよりも幅寸法の小さい高突部7Bとから成り、低突部7Aには雄ネジ部10が形成されている。外筒体2の基端部12の内周面には雌ネジ部11が形成され、この雌ネジ部11と上記雄ネジ部10とから成るネジ結合Nにて、外筒体2の基端部12と、継手本体1とは、螺着されて、組立てられる。
このようにして、内挿管部4を外径側から包囲して組立てられた外筒体2の内周面と、継手本体1の内挿管部4の外周面13との間に、パイプPの先端3を収納するための空間部5が先端開口円筒状に形成されている。
そして、外筒体2は先端開口側へ縮径するテーパ状内周面14を有する。具体的には、外筒体2は略同一内径の(ストレート状)円筒壁部15を有し、この基端内周面に雌ネジ部11が設けられ、かつ、この円筒壁部15から、先端へ縮径テーパ状壁部17を連設して、その内周に上記テーパ状内周面14を形成している。但し、図1のように、円筒壁部15とテーパ状壁部17の境界が不明確となる程度にまで、外周面に(軸心L方向に)十分長くテーパ面を形成するも好ましい。また、テーパ状壁部17の最先端を内径方向に折曲状の小内鍔18を形成する。また、内挿管部4の外周面13からラジアル内方に窪んだ2つ外周凹溝が形成され、パイプPの先端3の内周面に接触するOリング等のシール材29,29が外嵌状に配設されている。
そして、20は、複数の食い込み爪21, 21, 21を内周面側に有する抜け止めリングであって(図1,図2及び図3参照)、収納空間部5へ挿入されるパイプPの先端3の外周面に外嵌されるように収納空間部5に内蔵され、(特にテーパ状内周面14に対応する位置に内蔵され、)パイプPの引抜方向(矢印Z参照)の移動に伴って、テーパ状内周面14に摺接しつつ縮径して、食い込み爪21, 21,21が、パイプPの外周面に食い込んで、パイプPの抜けを阻止(抜け止め)する。
しかも、この抜け止めリング20を先端開口側へ常時弾発付勢するコイルスプリング等の予圧スプリング22を、空間部5に内蔵している。さらに説明すれば、23は薄板状バネ受けリングであって(図4参照)、予圧スプリング22の先端面と、抜け止めリング20の基端面20Aとの間に、介装される。しかも、このバネ受けリング23は、図4と図1,図2に示したように、軸心Lと直交状の円環板部23Aと、この円環板部23Aの内周端縁からラジアル内方かつアキシャル内方向に折曲形成された傾斜板部23Bとを、有し、傾斜角度は、軸心Lに対して、10°〜40°が望ましい。また、バネ受けリング23の傾斜板部23Bは、図4に示す如く、多数の係止歯24を有し、図1に示すように、挿入されたパイプPの先端3に常時接触し、パイプPの(矢印Z方向の)引抜方向の移動に伴って食い込むように構成される。
また、軸心Lに対して、10°〜40°の傾斜角度をもってラジアル内方かつアキシャル内方へ向いた傾斜板部23Bは次のような別の機能(作用)を有している。つまり、パイプPを空間部5へ挿入の際に、コイルスプリング(予圧スプリング)22が、軸心Lに対して偏心するように位置ずれしている場合に、傾斜板部23Bが挿入されてきたパイプPの最先端に接触して、コイルスプリング(予圧スプリング)22をセンタリングして、パイプPがスムースに挿入させるガイド機能(作用)を発揮する。
次に、図3に於て、抜け止めリング20の具体例を示すが、アキシャル方向に、かつ、交互に、内外逆方向から縮径助長用スリット26, 27を、切欠形成するのが、望ましい。つまり、図1の左側のパイプ未挿入状態から、図1の右側のパイプ挿入状態に、及び、図の右側のパイプ挿入状態下で矢印Z方向へパイプに引抜力が作用した際に、弾性的に縮径・拡径がスムースとなる利点がある。
次に、28は閉じた円環状の誘導輪であり、Oリング等のシール材29, 29を傷付けずに、パイプPの先端を(挿入の際に)誘導案内する。
図5に於て、誘導輪28は、内面が、アキシャル方向の外方側にストレート部28aを有すると共にアキシャル方向の内方側にテーパ部28bを有する断面形状である。ストレート部28aは軸心Lに平行に形成され、ストレート部28aとテーパ部28bは大きな曲率半径にて連結されている。この断面形状により、シール材29,29を損傷させることなく弾性的に押圧可能である。
図1の右側のパイプ挿入状態で、十分な長さ寸法Eにわたって、内挿管部4の外周面が平滑円周面である。これによって、矢印Z方向にパイプPが移動したとしても、パイプPの内面が平滑面を維持していて、シール材29, 29を傷付けない効果がある。
ところで、部品の材質について説明する。継手本体1は金属又はプラスチックであり、外筒体2は金属又はプラスチックとする。また、抜け止めリング20及び誘導輪28も金属又はプラスチックとする。パイプPはPEやPP等のプラスチック、又は、これ等と金属との複合管とする。バネ受けリング23は鋼(ステンレス鋼を含む)等の金属薄板から成る。
なお、本発明に係る管継手は、パイプPとしては、小径のものから、内径がφ100mmの大径のものまで適用可能である。
また、上述の実施の形態では、ソケット型の場合を説明したが、これ以外に、エルボ型,チーズ型,アダプター型等とするも自由である。また、予圧スプリング22としては、板バネ片や皿バネ及びその他の弾性体を用いることも可能である。抜け止めリング20の形状も変形可能である。
図1の左半分に示したパイプ未挿入状態では、予圧スプリング22によって、抜け止めリング20は開口端の小内鍔18に当接し、かつ、誘導輪28は、外側のシール材29を保護する位置にあるが、ここにパイプPを挿入すると、一旦、抜け止めリング20はスプリング22を内方へ僅かに押込み移動させつつ、誘導輪28と共に内挿管部4の基端まで外嵌されて、図1の右半分に示したパイプ挿入状態となる。このパイプ挿入の際に、予圧スプリング22が偏心していても、バネ受けリング23の傾斜板部23Bが弾発的にパイプPの先端に当接して、軸心Lと同心状に修正し、スムースにパイプPが挿入される。
また、このパイプ挿入の際に、誘導輪28が、挿入されるパイプPの先端3に当接し、挿入されるパイプPの先端3に押圧されて内挿管部4に沿って摺動して、シール材29をラジアル内方に押圧して弾性的に縮径しつつパイプPの先端を誘導案内する。いわば、船の水先案内の役目をなす。
ここで、パイプカッター等の切断機で、薄肉銅管の外周に樹脂等を接着強化して被覆した銅二層管から成るパイプPや金属製のパイプPを切断すると、そのパイプPの先端内周縁にバリ等の鋭利な突起が発生する。そのバリ部の除去加工が不十分であると、パイプPの挿入際にシール材29,29を傷付けたり切断したりする虞れがある。シール材29の接触部で損傷による漏洩が生じれば、外部への漏水が発生して建造物に重大な損害を生じる。
ところが、誘導輪28が、パイプPよりも先にシール材29,29に接触してラジアル内方に押圧することで、バリ部の進行路上からシール材29を逃がし(通過路を確保して)、シール材29に接触させずに通過させる。シール材29は誘導輪28によってバリ部との接触が回避される。シール材29は、バリ部が通過後にパイプPの内周面に接触する。
そして、図1の右半分に示したパイプ挿入状態下では、予圧スプリング22の弾発付勢力によって、抜け止めリング20はテーパ状内周面14に適度の強さで圧接して、縮径し、食い込み爪21, 21, 21は軽くパイプPの外周面に初期食い込みを行う。つまり、爪21, 21, 21が直ちに食い込み開始可能なスタンバイ状態にある。しかも、バネ受けリング23の傾斜板部23Bの係止歯24も、上記スタンバイ状態を補強する作用をなしている。
言い換えると、パイプPが矢印Z方向にすっぽ抜けすることが防止できる。即ち、パイプPが矢印Z方向に引き抜けようとすると、傾斜板部23Bの弾発付勢力にて係止歯24がパイプPの外周面に(軽く)食い込み、直ちに抜け止めリング20にその動きを伝達し、テーパ状内周面14に抜け止めリング20のテーパ状外周面20Bが圧接して、全体にリング20が、縮径して、爪21が食い込んで、パイプPのすっぽ抜けを阻止できる。
このように、図例では、予圧スプリング22と、傾斜板部23Bと、抜け止めリング20等の共働きによって、初期のパイプ引き抜けを確実に防ぎ、この状態で更にパイプPが引っ張られると抜け止めリング20がパイプPと共にテーパ状内周面14に沿って移動し、更にパイプPを縮径した結果、パイプPの内周面が内挿管部4の溝部に食い込み直ちに強力な抜け止め完了状態(接続完了状態)となる。
次に、図6に本発明の他の実施の形態を示す。収納空間部5が、奥位置に、パイプPの肉厚寸法Tpより僅かに大きな径方向溝幅寸法Tでアキシャル内方へ凹設された円環状の副収納空間部8を有している。
副収納空間部8の外径側内周面8aは、ラジアル外方に窪んだ円周凹溝が形成されている。その円周凹溝にOリング等の外周シール材81を配設している。また、副収納空間部8の内径側内周面8bは、内挿管部4の外周面13でもあって、連続した円滑円周面である。
図7に示すように、パイプPが差し込まれると、副収納空間部8に、誘導輪28及びパイプPの端面近傍が差し込まれる。収納空間部5の奥位置に配設された外周シール材81は、パイプPの端面近傍の外周面に密着する。言い換えると、収納空間部5の奥位置とは、挿入されたパイプPの(先端3の内)端面の近傍が収納される位置とも言える。また、抜け止めリング20、予圧スプリング22、バネ受けリング23、の位置よりも、挿入されたパイプPの端面に接近した(端面寄りの)位置とも言える。
パイプPは、内周面側をシール材29,29にシールされ、外周面側を外周シール材81にシールされる。つまり、パイプPは、内外から挾持状に二重シールされ、確実に漏水が防止される。
また、図8に示す別の実施の形態のように、予圧スプリング22の内径寸法を大きくして外周シール材81を、予圧スプリング22のアキシャル内方側端部よりも、アキシャル外方側(矢印Z方向側)に配設しても良い。このように構成することで、外周シール材81を奥位置に設けつつも、パイプPの差込代を短くできると共に管継手の全長を短くできる。なお、図8に於て、バネ受けリング23は図示省略している。
ここで、市場では、多種多様な管材が存在している。例えば、給水・給湯・暖房用配管などに、アセチレンバーナーによるろう付け接合が主流の銅管に代わって特殊な技術を必要としない架橋ポリエチレン管、ポリブデン管、アルミニウムをポリエチレン樹脂で内面及び外面から接着した構造のアルミ強化ポリエチレン管(アルミ三層管とも呼ばれる)、更には、従来の銅管の信頼性を維持したまま薄肉化してコストダウンを図ると共に、外周面をポリエチレン樹脂などで被覆し内層側の薄肉銅管と外層側の樹脂被覆部の間を接着性の樹脂等で接着強化した銅二層管、等の管材である。
特に、銅二層管は、内層側が樹脂でないため、耐熱性に優れ、環境ホルモンとも無縁であり、樹脂から溶出する有機成分由来の臭いがない等の理由から、従来の銅管の信頼性を踏襲し、かつ、配管施工における作業性を飛躍的に向上させた新しい管材として今後の普及が期待される。
しかしながら、このように信頼性の高い銅二層管のような管材においても、使用される水質によっては内層側の薄肉銅管が腐食する虞れがあった。つまり、外層側の樹脂被覆部があることで外部への多量の漏水は無いにしても、銅管と樹脂被覆部の間(接着層)に侵水し、銅管と樹脂被覆部の間を流れて、最終的に管の端面や管端縁から漏洩する虞れがあった。端面からの漏洩は染み出る程度であり、建造物に重大な損害を与える等の深刻な問題に即座になることは無いが、何らかの対策が必要である。
そこで、長期使用にて発生する虞れのあるパイプPの端面からの漏水を予見し、外周シール材81を設けている。
外周シール材81の作用・効果を検証するために、内層側銅管と外層側樹脂被覆部の間を接着性樹脂で接着した銅二層管を試験パイプPとし、外周シール材81を設けている管継手と、外周シール材81を設けていない管継手と、に挿入して、腐食の高い水溶液を用いた耐熱耐圧クリープ試験(評価)を実施した。圧力媒体として、5wt%塩化ナトリウム水溶液を用い、試験圧力0.5MPa、環境温度95℃、として最長試験期間3ヶ月でおこなった。なお、試験パイプPは、長さ300mm、外径16mm、内層側(薄肉)銅管の肉厚0.3mm、外層側樹脂被覆部の肉厚1.7mmであって、さらに、内層側銅管の長手方向の中央部に、旋盤切削機を用いて銅管部を貫通する溝幅2mmの内周溝を旋削加工して銅管部の腐食状態を再現した。
結果は、外周シール材81を設けていない管継手は、2ヶ月経過で試験パイプPの抜けが発生した。外周シール材81を設けている管継手は、3ヶ月経過しても試験パイプPの抜けは発生しなかった。
試験終了後に、これらの管継手及び試験パイプPを縦割りして状態を検証した。すると、全てのパイプPで、上記の悪条件により、内層側銅管と外層側樹脂被覆部との間に剥離が進行し、試験パイプPの端面にまで剥離が到達していた。
つまり、外周シール材81を設けていない管継手は、端面から漏洩した水溶液が収納空間部5内に充満し、パイプ抜け止めリング20や予圧スプリング22、バネ受けリング23が腐食し、本来の抜け止め機能が低下したことにより試験パイプPが抜けたことがわかった。
また、外周シール材81を設けている管継手は、端面からの漏水が発生しても、外周シール材81によって、水溶液がパイプ抜け止めリング20や予圧スプリング22、バネ受けリング23近傍の収納空間部5に充填されないため、腐食せずに本来期待する十分な機能を発揮していた。言い換えると、外周シール材81が、抜け止め用の部材(パイプ抜け止めリング20や予圧スプリング22、バネ受けリング23)に、端面から漏洩した水溶液が接触しないように防いでいた。
即ち、銅二層管のようなパイプPであっても、外周シール材81によって、接続が長期間にわたり保持できることが明らかとなった。
以上述べたように、本発明は、パイプPの先端3に挿入される内挿管部4を有する継手本体1と、該内挿管部4を外径側から包囲して先端開口円筒状収納空間部5を形成する外筒体2とを、備えた管継手に於て、上記外筒体2は先端開口側へ縮径するテーパ状内周面14を有し、かつ、上記収納空間部5へ挿入されるパイプPの先端3に外嵌されるように該収納空間部5に内蔵されて上記パイプPの引抜方向移動に伴って上記テーパ状内周面14に摺接しつつ縮径する食い込み爪21付きの抜け止めリング20と、該抜け止めリング20を上記先端開口側へ常時弾発付勢する予圧スプリング22とを、具備しているので、予圧スプリング22による軸心L外方向への弾発付勢力にて、抜け止めリング20の食い込み爪21が当初からパイプPの先端3の外周面に軽く接触し、パイプPが引き抜かれようとすると、直ちに食い込み、引き抜きを阻止することが可能である。
また、上記予圧スプリング22と上記抜け止めリング20との間に、軸心直交状円環板部23Aと、該円環板部23Aの内周端縁からラジアル内方かつアキシャル内方向に折曲形成された傾斜板部23Bとを、有する薄板状バネ受けリング23を、介装したので、パイプPの挿入の際に、バネ受けリング23が予圧スプリング22の先端部の偏心を修正し(センタリングを行い)、予圧スプリング22の先端部へのパイプPの先端角部の干渉を避けて、スムースな挿入が可能となる。また、傾斜板部23Bは、パイプPの引き抜け作動開始(軸心L方向への動き)を直ちに感知して、抜け止めリング20の縮径作動を開始させる補助的役目をなす。
また、上記バネ受けリング23の上記傾斜板部23Bは、多数の係止歯24を有し、挿入された上記パイプPの先端3に常時接触し、上記パイプPの引抜方向移動に伴って食い込むように構成したので、一層確実に、パイプPの引き抜け作動開始から直ちに抜け止めリング20の爪21が食い込み、すっぽ抜けを防止できる。
また、上記抜け止めリング20は、アキシャル方向にかつ交互に内外逆方向から切欠形成された縮径助長用スリット26,27を有するので、爪21が硬い材質であって、同時に、全体がラジアル方向に十分に弾性変形可能として、各種のパイプPに対して、強力な抜け止め作用と共に、パイプPの縮径作用をなす。
また、収納空間部5の奥位置に、挿入されたパイプPの外周面に接触する外周シール材81を設けたので、内部の密封状態を確実に保持して接続できる。銅二層管のようなパイプPを接続した場合に、端面の外層側(樹脂被覆部)と内層側(金属層)の間から、腐食性の高い水溶液が漏洩しても、外部への漏水を確実に防止できる。さらに、収納空間部5の全域に腐蝕性の高い水溶液を充満させずに、抜け止めリング20や予圧スプリング22、バネ受けリング23等の部材の腐食による機能の低下を防止し、水圧の掛かったパイプPの抜けや熱湯等が噴出する等の危険な状態を回避して、接続状態を長期に維持できる。抜け止めリング20、予圧スプリング22、バネ受けリング23等を耐食性の高い高価な部材にする必要がなく、製造費用の上昇を押さえることができる。また。信頼性が高く衛生面での不安を払拭できる銅二層管のような管材の普及に貢献できる。
また、内挿管部4に、挿入されたパイプPの先端3の内周面に接触するシール材29を設け、内挿管部4に外嵌状に配設されると共に、挿入されるパイプPの先端3に押圧されて内挿管部4に沿って摺動して上記シール材29を弾性的に縮径しつつパイプPの先端3を誘導案内する円環状の誘導輪28を備えたので、パイプPの先端内周縁に鋭利なバリ部があっても、シール材29,29を損傷させずにパイプPを挿入できる。シール材29,29によって確実に内径側からの漏水等漏れを防止できる。
ここで、誘導輪28の作用・効果を検証するために、銅二層管をパイプカッターで切断し、先端内周縁に発生したバリの除去加工をしなかったものを試験パイプPとし、誘導輪28を備えている管継手と、誘導輪28を備えていない管継手と、に挿入して水密試験を実施した。圧力媒体として水道水を用い、0.75MPaの水圧を2分間掛けた。なお、誘導輪28の評価のため、どの管継手にも外周シール材81は設けていない。
結果は、誘導輪28を備えていない管継手は、加圧して1分後に水道水の漏洩が検出された。誘導輪28を備えている管継手からは漏洩は検出されなかった。
試験終了後に誘導輪28を備えていない管継手を解体して検証した。すると、パイプPの内周面に接触するシール材29が、バリにより切れていることが原因であった。
即ち、誘導輪28を備えれば、仮にバリ除去加工が行なわれないままのパイプPが挿入されても漏水を防ぐことが可能である(密封の保持が可能である)ことが明らかとなった。
1 継手本体
2 外筒体
3 先端
4 内挿管部
5 空間部
14 テーパ状内周面
20 抜け止めリング
21 食い込み爪
22 予圧スプリング
23 バネ受けリング
23A 円環板部
23B 傾斜板部
24 係止歯
26, 27 スリット
28 誘導輪
29 シール材
81 外周シール材
P パイプ

Claims (4)

  1. パイプ(P)の先端(3)に挿入される内挿管部(4)を有する継手本体(1)と、該内挿管部(4)を外径側から包囲して先端開口円筒状収納空間部(5)を形成する外筒体(2)とを、備えた管継手に於て、
    上記外筒体(2)は先端開口側へ縮径するテーパ状内周面(14)を有し、かつ、上記収納空間部(5)へ挿入されるパイプ(P)の先端(3)に外嵌されるように該収納空間部(5)に内蔵されて上記パイプ(P)の引抜方向移動に伴って上記テーパ状内周面(14)に摺接しつつ縮径する食い込み爪(21)付きの抜け止めリング(20)と、該抜け止めリング(20)を上記先端開口側へ常時弾発付勢する予圧スプリング(22)とを、具備し
    上記予圧スプリング(22)と上記抜け止めリング(20)との間に、軸心直交状円環板部(23A)と、該円環板部(23A)の内周端縁からラジアル内方かつアキシャル内方向に折曲形成された傾斜板部(23B)とを、有する薄板状バネ受けリング(23)を、介装し、
    上記バネ受けリング(23)の上記傾斜板部(23B)は、多数の係止歯(24)を有し、挿入された上記パイプ(P)の先端(3)に常時接触し、上記パイプ(P)の引抜方向移動に伴って食いむように構成したことを特徴とする管継手。
  2. 上記抜け止めリング(20)は、アキシャル方向にかつ交互に内外逆方向から切欠形成された縮径助長用スリット(26)(27) を有する請求項1記載の管継手。
  3. 上記収納空間部(5)の奥位置に、挿入された上記パイプ(P)の外周面に接触する外周シール材(81)を設けた請求項1又は2記載の管継手。
  4. 上記内挿管部(4)に、挿入された上記パイプ(P)の先端(3)の内周面に接触するシール材(29)を設け、
    上記内挿管部(4)に外嵌状に配設されると共に、挿入される上記パイプ(P)の先端(3)に押圧されて上記内挿管部(4)に沿って摺動して上記シール材(29)を弾性的に縮径しつつ該パイプ(P)の先端(3)を誘導案内する円環状の誘導輪(28)を備えた請求項1,2又は3記載の管継手。
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