JP5030794B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、モータや発電機などの回転電機に関し、特に、櫛歯状のアームを有するマグネットホルダを備えた回転電機に関する。
従来より、多くの小型モータや発電機では永久磁石界磁を使用しており、その際、マグネットは、ロータやステータに接着剤を用いて固定される場合が多い。また、特許文献1,2のように、ロータコアや回転軸の外周上にマグネットを配し、それを非磁性部材によってモールド固定する方式も知られている。特許文献1では、ダイカスト成形によりマグネット間に非磁性部材を充填する方式が、特許文献2では、合成樹脂によりマグネットをロータコア外周に一体成形する方式が示されており、これらの方式では、接着剤を使用することなくマグネットをロータコア等に固定することができる。
一方、接着剤が不要な方式としては、特許文献3,4に示すような、櫛歯状のアームを備えたマグネットホルダを使用する方式も多用されている。図12は、マグネットホルダを用いた場合のマグネット固定構造を示す斜視図である。図12のマグネットホルダ101は、非磁性材料(若しくは非磁性材料にて被覆された部材)にて形成され、回転軸107に固定される。マグネットホルダ101は、回転軸に固定されるホルダベース102と、ホルダベース102の一端側から軸方向に延伸形成された複数個のホルダアーム103とを備えた構成となっている。ロータコア104の外周には、軸方向に沿ってホルダ取付溝105が形成されており、ホルダアーム103はこのホルダ取付溝105に嵌合固定される。ロータコア104に取り付けられた各ホルダアーム103の間には、マグネット106(106a,106b)が軸方向から圧入気味に挿入され、ロータコア104の外周に固定される。
特開平5-153745号公報 特開平9-19091号公報 特開2004-129369号公報 特開2005-45978号公報 特願2004-210085号
しかしながら、図12のような形態のマグネットホルダ101を使用した場合、ホルダアーム103の基部103aまでマグネット106が隙間なく挿入され、しかも、基部103aの剛性が高いため、次のような問題があった。まず第1に、マグネットホルダ101にマグネット106を挿入しアーム基部103aまで押し込むと、寸法誤差等のため、図13(a)のようにアーム端部103bがどうしても周方向に開いてしまうという場合があった。マグネットホルダ101では、ホルダアーム103の弾性によってマグネット106のラジアル方向の移動を規制しており、アーム端部103bが開くと、マグネット106のラジアル方向の押さえが弱くなる。この場合、ホルダアーム103はホルダ取付溝105に嵌合固定されており、アーム端部103bは開きにくい構造とはなっているものの、嵌合部にも所要の遊びが設けられており、その分の開きは避けがたい。
このようにアーム端部103bが開き、マグネット106のラジアル方向の押さえが弱くなると、マグネット106の端部側が浮き上がり、マグネット106にガタが生じるおそれがある。特に、図12のように軸方向に複数個のマグネット106(106a,106b)を挿入する構成の場合、端部側のマグネット106bにガタが生じ易くなる。マグネット106にラジアル方向のガタが生じると、回転電機としての性能(コギング等)や信頼性が低下し、特に、電動パワーステアリング装置用のモータのように、低コギング・高信頼性が求められる回転電機ではその影響が大きく、ガタの改善が求められていた。
また、第2の問題として、アーム基部103aの隙間寸法が小さいと、図13(b)に示すように、マグネット106を完全にホルダアーム103の奥まで押し込めない場合があるという問題があった。この場合、図13(a)と同様に、アーム端部103bが開く上に、マグネット106も所定の位置まで挿入できない。図12のようなマグネットホルダ101では、マグネット106を所定の位置まで挿入できないと、組付後のマグネット106の軸方向位置にバラツキが生じる。このため、周方向に配置された各マグネット106の取付位置にバラツキが生じる可能性があり、このような位置ずれが生じた場合、回転電機の性能への影響は避けられず、この点に関する対策も求められていた。
本発明の目的は、マグネットのラジアル方向のガタを抑えると共に、マグネットの軸方向の取付位置のバラツキを抑え得る回転電機を提供することにある。
本発明の回転電機は、回転軸に固定されたロータコアと、前記ロータコアの外周に周方向に沿って取り付けられた複数個のマグネットと、前記回転軸に固定されるベース部と前記ベース部から前記回転軸の延伸方向に向かって突出形成された複数個のアーム部材とを備え、隣接する前記アーム部材の間に前記マグネットを収容保持可能なマグネットホルダとを有してなる回転電機であって、
前記アーム部材は、前記ロータコアの外周部に固定され前記回転軸延伸方向に延びるアーム本体と、前記ベース部と前記アーム本体の軸方向端部とを接続し、前記アーム本体よりも周方向の幅が小さく形成され周方向に弾性的に可撓なブリッジ部とを有することを特徴とする。
本発明の回転電機にあっては、ベース部から回転軸延伸方向に向かって突出形成されたアーム部材を、アーム本体と、ベース部とアーム本体とを接続しアーム本体よりも周方向の幅が小さいブリッジ部とを備えた構成とすることにより、アーム部材の基部の剛性が従来のマグネットホルダよりも抑えられ、マグネットがアーム部材の弾性によって保持される。このため、マグネットの取り付けに際し、アーム部材の端部が開いてしまうのを抑えることができ、端部の開きに伴うマグネット保持力の低下を防止し、マグネットのガタを抑えることが可能となる。特に、軸方向に複数個のマグネットを配置する構成の場合、前述のように、端部側のマグネットにガタが生じ易いが、端部側のマグネットもアーム部材の弾性によってガタなく保持される。また、この場合、前記マグネットは、前記ブリッジ部が周方向に弾性的に撓みつつ、隣接する前記アーム部材の間に保持されるようにしても良い。
前記回転電機において、前記ベース部の隣接する前記アーム部材の間に前記マグネットの軸方向の端部が当接する当接面を設け、前記アーム本体の前記ベース部側の端部を前記当接面の位置から軸方向に離れた位置に配置するようにしても良い。これにより、マグネットの取り付けに際し、マグネットがアーム部材の付け根にて挟み付けられないため、マグネットが挿入し易く、作業性が向上する。また、アーム部材の付け根にてマグネットの挿入が妨げられず、アーム部材の奥までマグネットを挿入できるため、マグネット取付位置のバラツキが抑えられる。また、この場合、前記アーム本体の前記ベース部側の端面と前記当接面との間に、前記マグネットが進入可能な空隙部を設けても良い。さらに、前記空隙部における隣接する前記ブリッジ部間の距離を、前記マグネットの周方向寸法よりも大きく設定しても良い。
本発明の回転電機によれば、回転軸に固定されたロータコアと、ロータコアの外周に周方向に沿って取り付けられた複数個のマグネットと、回転軸に固定されるベース部とベース部から回転軸の延伸方向に向かって突出形成された複数個のアーム部材とを備え、隣接するアーム部材の間にマグネットを収容保持可能なマグネットホルダとを有してなる回転電機にて、前記アーム部材を、ロータコアの外周部に固定され回転軸延伸方向に延びるアーム本体と、ベース部とアーム本体とを接続し、アーム本体よりも周方向の幅が小さく形成されたブリッジ部とを有する構成としたので、アーム部材の基部の剛性を従来のマグネットホルダよりも小さく抑えることができ、マグネットをアーム部材の弾性によって保持することが可能となる。従って、マグネットの取り付けに際し、アーム部材の端部が開いてしまうのを抑えることができ、端部の開きによるマグネット保持力の低下を防止することが可能となる。このため、保持力低下に伴うマグネットのガタを抑えることができ、回転電機の性能や信頼性の向上を図ることが可能となる。
本発明の一実施例であるブラシレスモータの構成を示す断面図である。 図1のブラシレスモータの分解斜視図である。 図1のブラシレスモータにて使用されるマグネットホルダの斜視図である。 図3のマグネットホルダの正面図である。 図4のB−B線に沿った断面図である。 図3のマグネットホルダの背面図である。 ホルダアームの構成を簡略化して示した説明図である。 図6におけるP部の拡大図である。 (a)は図8のC−C線に沿った断面図、(b)は図8のD−D線に沿った断面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図10のQ部の拡大図である。 従来のマグネットホルダを用いた場合のマグネット固定構造を示す斜視図である。 従来のマグネットホルダにおける問題点を示す説明図である。
符号の説明
1 ブラシレスモータ(回転電機) 2 ロータシャフト(回転軸)
3 ジョイント 4 モータ部
5 センサ部 6 ステータ
7 ロータ 8 ホール素子
11 駆動コイル 12 ステータコア
13 ヨーク 14 ブラケット
15a,15b ベアリング 16 ロータコア
16a ロータコア外周面 17 ロータマグネット
17a,17b ロータマグネット 17c 軸方向端面
18 サイドプレート 19 マグネットホルダ
20 センサマグネット 21 マグネットカバー
21a 小径部 21b 大径部
21c テーパ部 22 センサホルダ
23 ねじ 24 プリント基板
25 エンドキャップ 26 電源線
27 ゴムグロメット 31 ホルダベース(ベース部)
32 ホルダアーム(アーム部材) 33 センサマグネット取付部
41 アーム本体 41a 端部
42 マグネット保持片 43 マグネット収容部
44 嵌合突起 45 ホルダ取付溝
45a 開口部 45b 底部
46 第1接触部 47 第2接触部
48 非接触部 49 間隙
51 ブリッジ部 52 切欠部
53 側壁部 53a 内端面(当接面)
54 空隙部 55 突起
56 凹部 W ブリッジ部幅寸法
アーム本体幅寸法 W 突起周方向幅
突起径方向幅 101 マグネットホルダ
102 ホルダベース 103 ホルダアーム
103a 基部 103b アーム端部
104 ロータコア 105 ホルダ取付溝
106 マグネット 106a,106b マグネット
107 回転軸
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例であるブラシレスモータ(回転電機)の構成を示す断面図、図2は図1のブラシレスモータの分解斜視図である。図1,2のブラシレスモータ1(以下、モータ1と略記する)は、電動パワーステアリング装置の駆動源として使用され、運転者がハンドルを操作すると、その操舵角や車両走行速度等に従って操舵補助力を供給する。モータ1のロータシャフト(回転軸)2は、ジョイント3を介して図示しないギヤボックスの入力軸と接続される。モータ1の回転はギヤボックス内にて適宜減速された後、ステアリングコラムに伝達され、操舵力がモータ1の回転力によって補助される。
モータ1は、大別するとモータ部4とセンサ部5とから構成されている。モータ部4はステータ6とロータ7とから構成され、センサ部5にはホール素子(磁気検出素子)8が配置される。ロータ7はステータ6の内側に回転自在に配置されており、モータ1はいわゆるインナーロータ型のブラシレスモータとなっている。
ステータ6は、駆動コイル11が巻装されたステータコア12と、ステータコア12を収容する金属製のヨーク13とを備えている。ステータコア12は、磁性体からなる金属板を積層して形成されており、内周側に突設された突極に駆動コイル11が巻回されて巻線が形成される。ヨーク13は磁性体によって有底円筒形状に形成され、その開口端側にはアルミダイカスト製(又は合成樹脂製)のブラケット14が取り付けられる。
ロータ7にはロータシャフト2が設けられている。ロータシャフト2は、ヨーク13及びブラケット14にそれぞれ取り付けられたベアリング15a,15bによって回転自在に支持される。ロータシャフト2には、磁性体からなる金属板を積層して形成したロータコア16が固定されている。ロータコア16の外周には、セグメント状のロータマグネット17が取り付けられている。ロータマグネット17(以下、マグネット17と略記する)は、軸方向に2個ずつ(17a,17b)取り付けられており、周方向には6組配置される。また、ロータコア16の軸方向端部にはサイドプレート18が取り付けられている。
ロータシャフト2にはさらに、合成樹脂製のマグネットホルダ19が固定されている。図3はマグネットホルダ19の斜視図、図4はその正面図、図5は図4のB−B線に沿った断面図、図6はその背面図である。図3,5に示すように、マグネットホルダ19には、ロータシャフト2に固定されるホルダベース(ベース部)31と、ホルダベース31から軸方向に突出形成されたホルダアーム(アーム部材)32が設けられている。ホルダベース31の端部には、センサマグネット20が取り付けられるセンサマグネット取付部33が切欠形成されている。
ホルダアーム32はホルダベース31から軸方向に延びる片持ち梁構造となっており、軸方向に沿って延びるアーム本体41と、アーム本体41とホルダベース31との間を接続するブリッジ部51とから構成されている。図7は、ホルダアーム32の構成を簡略化して示した説明図である。図7に示すように、ブリッジ部51の周方向の幅寸法Wは、アーム本体41の幅寸法Wよりも小さくなっている(W<W)。ブリッジ部51の周方向両側には切欠部52が形成されており、隣接するブリッジ部51の間には、切欠部52を挟んで、側壁部53が形成されている。
本発明によるモータ1では、図3,7等に示すように、マグネットホルダ19のホルダアーム32は、幅の細いブリッジ部51にてホルダベース31に支持される形となっている。このため、ブリッジ部51が弾性片として作用して周方向に弾性的に撓むことにより、図12に示したマグネットホルダ101に比してアーム基部における剛性が低く抑えられている。また、アーム本体41のブリッジ部51側(図5において左端側)の端部41aは、側壁部53の内端面(当接面)53aから軸方向に離れた位置に配置されている。これにより、端部41aと内端面53aの間には、WとWの差に基づき空隙部54が形成される。なお、図7では、構成の理解が容易なように、空隙部54の寸法を誇張して示している。
側壁部53の内端面53aには、図3,5,6に示すように、軸方向に向かって突起55が突設されている。図8は図6におけるP部の拡大図、図9(a)は図8のC−C線に沿った断面図、図9(b)は図8のD−D線に沿った断面図である。図8に示すように、側壁部53には、2個の突起55が周方向に並んで配置されている。突起55は、図9に示すように、側壁部53に形成された深さ約1.5mmの凹部56の底面から突設されており、図9(b)に示すように、その先端部が細くなっている。突起55の基部の周方向幅Wは約1mm、径方向幅Wは約1.5mmとなっており、その先端部は、側壁部53の内端面53aから約1mm程度突出している。
図10は図1のA−A線に沿った断面図、図11は図10のQ部の拡大図である。ホルダアーム32の断面は、図11に示すように略T字形になっており、軸方向に沿って延びるアーム本体41の外周側には、一対のマグネット保持片42が形成されている。隣接するホルダアーム32の対向するマグネット保持片42の間には、両マグネット保持片42及びロータコア16の外周面16aとによってマグネット収容部43が形成されている。セグメント状のマグネット17は、軸方向からマグネット収容部43に圧入され、マグネット収容部43内に保持される。
アーム本体41の内周側には嵌合突起44が形成されている。嵌合突起44はロータコア16の外周部に形成されたホルダ取付溝45に嵌合する。ホルダ取付溝45は回転軸方向に沿って延設されており、周方向に沿って等分に6個形成されている。ホルダ取付溝45の開口部45aは底部45bよりも狭くなっており、嵌合突起44もそれに合わせて断面が略台形状に形成されている。嵌合突起44を軸方向からホルダ取付溝45内に挿入すると、略台形状の嵌合突起44がホルダ取付溝45に密着嵌合し、ホルダアーム32は径方向に抜け止めされた形でロータコア16の外周面16aに固定される。
マグネット保持片42は、図11に示すように、アーム本体41からロータコア外周面16aと間隔をあけて対向しつつ周方向に沿って延びている。マグネット保持片42の先端部には、マグネット収容部43にマグネット17を装着すると、マグネット17の外周面に当接する第1接触部46が設けられている。一方、アーム本体41には第2接触部47が周方向に向かって突設されており、マグネット収容部43にマグネット17を取り付けると、この第2接触部47がマグネット17の外周面に当接する。第1接触部46と第2接触部47との間には、マグネット17と接触せずに間隙が形成される非接触部48が設けられている。
マグネット17は、ロータシャフト2に固定された状態のロータコア16及びマグネットホルダ19にホルダアーム32の自由端側(図5において右端側)から、マグネット17a,17bの順に1個ずつ取り付けられる。ここで、第1接触部46とロータコア外周面16aとの間は、マグネット保持片42が自由な状態では、そこに取り付けられるマグネット17の対応部位の厚みよりも若干小さく形成されている。また、マグネット収容部43にて対向する第2接触部47間の距離は、マグネット17の周方向の幅よりも若干小さくなっている。従って、マグネット17は、マグネット保持片42を外周側に押し開きつつ、また、アーム本体41を周方向に押圧しつつ、マグネット収容部43に軸方向から圧入される。
ホルダアーム32間に圧入されたマグネット17aは、その軸方向端面17cが側壁部53の内端面53aに対向し、圧入を続けると、やがて、軸方向端面17cは内端面53aに形成された突起55に当接する。モータ1では、マグネット17aが突起55に当接した後もマグネット17a,17bをそのまま圧入する。そして、マグネット17aの軸方向端面17cによって突起55を圧潰しつつ、マグネット17bとロータコア16の後端面(図1において右端面)が揃うまで、マグネット17bを圧入する。マグネット17を装着した後、マグネットホルダ19の外側にはマグネットカバー21が外装され、マグネット17を径方向から押さえると共に、マグネット17の軸方向への移動を規制する(抜け止め)。
ここで、マグネット17やロータコア16にはそれぞれ寸法公差があり、特に、軸方向に複数個のマグネットを配置する場合には、寸法公差が集積して軸方向にガタが生じ易くなる。これに対し、突起55を圧潰してマグネット17を取り付ける当該モータ1では、集積公差は突起55の潰し代にて吸収される。従って、軸長が長い仕様の場合など、軸方向に複数個のマグネット17を使用するモータにおいても、マグネット17に軸方向のガタが生ぜず、振動によってマグネット17が損傷するなどの問題も生じない。また、周方向に配置した各マグネット17の取付位置が揃い、マグネット17の軸方向の位置ズレも防止でき、モータ特性も安定する。さらに、集積公差を突起55にて吸収するため、マグネット17やロータコア16の加工精度も緩和でき、コスト削減が図られる。
一方、マグネット17aを側壁部内端面53aまで一杯に押し込むと、前述のように、図12のような従来のマグネットホルダ101では、ホルダアーム103の基部103aの剛性が高いため、アーム端部103bが開いたり、マグネット106を奥まで挿入できなかったりするという問題があった。これに対し、本発明のモータ1では、マグネットホルダ19におけるホルダアーム32の基部剛性が低く抑えられているため、マグネット17aを奥まで押し込んでも、ブリッジ部51の撓みにより、マグネット17がホルダアーム32によって弾性的に保持される。このため、ホルダアーム32の端部が開くのを抑えることができ、マグネット17のガタを防止し、モータ性能や信頼性の向上を図ることが可能となる。
また、図7に示すように、その際、マグネット17aの端部は空隙部54に収容される。空隙部54の部位は、周方向に隣接するブリッジ部51間の距離が、マグネット17aの周方向寸法よりも若干大きくなっている。従って、マグネット17aの端部は、空隙部54内にてホルダアーム32に規制されずに収容される。すなわち、本発明のモータ1では、マグネット17aがマグネットホルダ19のホルダアーム32の根元まで隙間なく押さえ込まれず、マグネット挿入時にホルダアーム32に生じる応力が緩和される。このため、マグネット17aをホルダアーム32間に挿入し易くなると共に、マグネット17aをホルダアーム32の基部まで確実に挿入することができる。
このようにしてマグネット収容部43内に圧入されたマグネット17は、マグネット保持片42及びアーム本体41の弾発力によってマグネット収容部43内に保持される。この際、マグネット17は、第1接触部46によって径方向の移動が規制され、第2接触部47によって周方向の移動が規制される。すなわち、マグネット17は、接着剤を用いることなく、マグネットホルダ19の弾発力によってロータコア外周面16aに保持固定される。従って、接着剤使用時にマグネット17に作用する各構成部品の熱変形量の違いに基づく引張力を回避でき、線膨張係数の違いに起因するマグネット割れを防止することが可能となる。
また、マグネット17が第1,第2接触部46,47の2点で支持され、しかもそれらの間に非接触部48が設けられているので、モータ使用時に雰囲気温度が上昇しマグネット17が熱膨張しても、ホルダアーム32に強固に拘束されない。従って、変形拘束によりマグネット17に発生する応力を緩和することができ、この点においても、マグネットの割れ防止が図られる。
さらに、接着剤を用いないため、接着条件や塗布量による接着強度のバラツキや、高温環境下での接着剤の劣化の問題がなく、製品の品質向上が図られる。また、ホルダアーム32がホルダ取付溝45によって位置決めされるため、マグネットを精度良く位置決め固定することが可能となり、製品特性の安定化も図られる。この場合、マグネットの位置決めに際しても回り止め機構は不要であり、装置構成自体も簡略化され組付工数も削減される。加えて、マグネット17の圧入という組付作業のみにてモータを組み立てられることから、製造工程中の接着剤塗布作業や接着剤硬化時間が不要となり、その分、製造設備や組付工数も削減される。従って、接着剤不使用分も含め、製造コストの低減を図ることが可能となる。
一方、マグネット17は一般に寸法公差が大きく、マグネット17として希土類磁石を用いた場合には、マグネット表面に傷を付けると発錆のおそれがある。このため、マグネット収容部43では、マグネット17を保持する押圧力を確保しつつ、圧入力が過大になるのを避ける必要がある。そこで、当該マグネット固定構造では、マグネット収容部43の断面形状をマグネット17のそれとは同一とせず、第1,第2接触部46,47による2点支持とし、それらの間に非接触部48を設けることにより、寸法公差による圧入力の変化を緩和している。従って、マグネット17の寸法にバラツキがあっても、ほぼ一定の押圧力でマグネット17をマグネット収容部43内に柔軟に圧入でき、組付時におけるマグネットの損傷を防止できる。
センサマグネット取付部33には、リング状のセンサマグネット20が取り付けられる。センサマグネット取付部33はホルダベース31の先端(図4において左端)外周部に段状に切欠形成されており、そこにセンサマグネット20が外挿される。センサマグネット20の磁極はマグネット17と対応して同極数に着磁され、マグネット17の磁極と周方向同位置に配置される。モータ1ではマグネット17は6極構成となっており、センサマグネット20もこれに合わせて周方向に6極に着磁されている。
マグネットホルダ19の外側には、マグネットカバー21が外装されている。マグネットカバー21は、ステンレスやアルミニウム等の非磁性体材料を用いて深絞り加工にて形成される。マグネットカバー21には、センサマグネット20を外装する小径部21aと、マグネット17を外装する大径部21bが設けられている。小径部21aと大径部21bとの間はテーパ部21cとなっている。
マグネットカバー21は、マグネット17を収容しセンサマグネット20が取り付けられた状態のマグネットホルダ19にホルダベース31側から装着される。マグネットカバー21の開口端部(図1,2において右端側)は、マグネット17bとロータコア16の後端面を抱き込むような形でカシメ固定される。これにより、マグネット17は軸方向に対して抜け止めされる。マグネットカバー21の内径は、ホルダアーム32の外径よりも若干小さくなっており、マグネットカバー21はマグネットホルダ19の外側に圧入気味に装着される。但し、ロータコア外周面16aに取り付けられたマグネット17の外径は、マグネットカバー21の内径よりも小さくなっている。
すなわち、マグネット収容部43にマグネット17を取り付けたとき、ホルダアーム32の外周端はマグネット17の外周端よりも径方向外側に配置される。従って、マグネット17の頂点とマグネットカバー21の内周面との間には、図11に示すように間隙49が形成される。このため、マグネットカバー21を圧入する際に、マグネットカバー21の内周面はマグネット17と接触せず、マグネット17を傷付けることなくマグネットカバー21を取り付けることができる。
当該モータ1では、マグネットカバー21が無くともマグネット17はマグネットホルダ19によって固定される。しかしながら、マグネット17が外れたり割れたりした場合にモータがロック状態となるのを防止するため、ここでは信頼性向上の見地からマグネット17の外側にマグネットカバー21が取り付けられている。なお、マグネットカバー21の圧入により、マグネット保持片42はさらにマグネット17に押し付けられ、マグネット17はより強固に保持固定される。
センサ部5側には、センサマグネット20の径方向外側にホール素子8が配されている。ホール素子8はU,V,Wの各相分が1個ずつ計3個設けられており、所定の間隙をあけてセンサマグネット20と対向している。センサマグネット20の磁極はマグネット17と対応して同極数に着磁され、マグネット17の磁極と周方向同位置に配置されてマグネットカバー21にて固定される。モータ1ではマグネット17は6極構成となっており、センサマグネット20もこれに合わせて周方向に6極に着磁されている。そして、ホール素子8は、センサマグネット20の磁極変化に伴って信号を送出し、これにより、ロータ7の回転位置が検出される。
ホール素子8は、ブラケット14に取り付けられたセンサホルダ22の先端に、周方向に並んで配置されている。センサホルダ22の外側にはプリント基板24が取り付けられ、センサホルダ22とプリント基板24はねじ23によってブラケット14に固定される。ブラケット14の外端部にはエンドキャップ25が取り付けられ、プリント基板24等、ブラケット14内に収容されている部品を外気からカバーしている。ブラケット14にはまた、駆動コイル11に電力を供給するための電源線26が接続されている。電源線26は、ブラケット14の側方に取り付けられたゴムグロメット27を介してモータ外へ引き出される。
なお、実施例1では、ロータ7の回転位置検出にセンサマグネット20とホール素子8を用いた例を示したが、それらに代えて、レゾルバロータとレゾルバを用いても良い。この場合、概ねセンサマグネット20の位置にレゾルバロータを取り付ける。レゾルバロータはロータシャフト2に固定される。マグネットホルダ19やマグネットカバー21は、センサマグネット取付部33や小径部21a,テーパ部21cを廃した形態とする。そして、ブラケット14のホール素子8の部位にはレゾルバを配置する。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施例では、インナーロータ型ブラシレスモータに本発明を適用した例を示したが、ブラシ付きモータや発電機に本発明を適用することも可能である。また、本発明のモータ1では、接着剤を用いることなくロータマグネット17をロータコア16に固定することが可能であるが、ロータマグネット17を少量の接着剤にて固定しても良い。

Claims (5)

  1. 回転軸に固定されたロータコアと、前記ロータコアの外周に周方向に沿って取り付けられた複数個のマグネットと、前記回転軸に固定されるベース部と前記ベース部から前記回転軸の延伸方向に向かって突出形成された複数個のアーム部材とを備え、隣接する前記アーム部材の間に前記マグネットを収容保持可能なマグネットホルダとを有してなる回転電機であって、
    前記アーム部材は、前記ロータコアの外周部に固定され前記回転軸延伸方向に延びるアーム本体と、前記ベース部と前記アーム本体の軸方向端部とを接続し、前記アーム本体よりも周方向の幅が小さく形成され周方向に弾性的に可撓なブリッジ部とを有することを特徴とする回転電機。
  2. 回転軸に固定されたロータコアと、前記ロータコアの外周に周方向に沿って取り付けられた複数個のマグネットと、前記回転軸に固定されるベース部と前記ベース部から前記回転軸の延伸方向に向かって突出形成された複数個のアーム部材とを備え、隣接する前記アーム部材の間に前記マグネットを収容保持可能なマグネットホルダとを有してなる回転電機であって、
    前記アーム部材は、前記ロータコアの外周部に固定され前記回転軸延伸方向に延びるアーム本体と、前記ベース部と前記アーム本体を接続し、前記アーム本体よりも周方向の幅が小さく形成されたブリッジ部とを有し、
    前記マグネットは、前記ブリッジ部が周方向に弾性的に撓みつつ、隣接する前記アーム部材の間に保持されることを特徴とする回転電機。
  3. 請求項1又は2記載の回転電機において、前記ベース部は、隣接する前記アーム部材の間に、前記マグネットの軸方向の端部が当接する当接面を備え、前記アーム本体の前記ベース部側の端部は、前記当接面の位置から軸方向に離れた位置に配置されることを特徴とする回転電機。
  4. 請求項3記載の回転電機において、前記アーム本体の前記ベース部側の端面と前記当接面との間に、前記マグネットが進入可能な空隙部を設けたことを特徴とする回転電機。
  5. 請求項4記載の回転電機において、前記空隙部における隣接する前記ブリッジ部間の距離は、前記マグネットの周方向寸法よりも大きいことを特徴とする回転電機。
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