JP5030263B2 - ズームレンズ - Google Patents

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Description

本発明は、ズームレンズに関し、特に、カメラ用撮影レンズに適したズームレンズに関するものである。
近年、カメラ用ズームレンズにおいては、変倍による撮影領域の拡大と共に、無限遠から近距離まで幅広い被写体距離での撮影が可能なレンズが求められている。
従来、近距離の被写体に対して合焦する方法として、ズーミング時に間隔を変える各レンズ群の中の1つのレンズ群の全体又は一部を移動させて行う方法が最も一般的であった。しかし、これらの方法では、合焦時の収差変動が大きく、近距離撮影における性能劣化が大きいか、近距離の撮影領域の拡大が不十分であった。また、単焦点レンズにおいては合焦時複数のレンズ群を独立に移動させることによって近距離での収差変動を補正することによって、十分な近距離性能又は最至近距離の仕様を得る、いわゆるフローティング機構が一般的に実施されている。また、近年撮影レンズの合焦方式としては、レンズや機構の小型化、AFの高速化、最至近距離の短縮等の理由から、内部のレンズ群を駆動して合焦するいわゆるインナーフォーカス方式が主流となっている。ズームレンズにおいて、このようなインナーフォーカスのフローティング機構を行った例として特許文献1等のものがある。
特開2004−341060号公報
しかし、ズームレンズの場合、インナーフォーカス方式を採用すると、無限遠から一定の被写体距離への合焦レンズ群の移動量がズーミング位置によって変化するため、これにフローティング機構を組み合わせると、機構が複雑になるという問題があった。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、特に変倍位置によって光軸方向に異なる量を移動することによって近距離の被写体に合焦するズームレンズに着目して新しい機構を提供することである。
上記目的を達成する本発明のズームレンズは、物体側から順に、正の第1レンズ群、負の第2レンズ群、正の第3レンズ群を有し、各レンズ群の間隔を変えながら変倍を行い、前記負の第2レンズ群を変倍位置によって光軸方向に異なる量移動することによって近距離の被写体に合焦するズームレンズにおいて、前記負の第2レンズ群が負の前群と負の後群からなり、前記負の前群と前記負の後群の間隔を被写体距離によって変化させると共に、一定の被写体距離に対する前記負の前群と前記負の後群の間隔は変倍位置によらず一定であることを特徴とするものである。
この場合に、前記前群の少なくとも1面のレンズ面が光軸から離れるに従って負のパワーが弱くなるか又は正のパワーが強くなる非球面とし、前記後群が、物体側から順に、負レンズ、正レンズからなることが望ましい。
以下、本発明において上記構成をとる理由と作用を説明する。
ズームレンズにおけるインナーフォーカスとフローティング機構の組み合わせによる前述のような機構の複雑化の問題を解決するため、本発明のズームレンズは、相互に隣接する2つのレンズ群の間の間隔を変えながら、変倍位置によって光軸方向に異なる量を移動することによって近距離の被写体に合焦するズームレンズにおいて、一定の被写体距離に対するその2つのレンズ群の間隔が変倍位置によらず一定となるように構成している。
通常、ズームレンズでインナーフォーカス方式を採用すると、一定の被写体距離に対する無限遠位置からの合焦用レンズ群の移動量は焦点距離によって異なるため、ズーミング操作が行われた際にそれに応じて合焦レンズ群の位置が所定の合焦位置へと移動するための連動機構が必要となる。さらに、フローティング方式を組み合わせると、合焦時に独立に移動するレンズ群毎にズーム機構と連動する機構が必要になり、鏡枠構造が非常に複雑なものとなる。
そこで、本発明においては、合焦時に独立に移動する2つのレンズ群の間隔は、被写体距離のみに依存するものとし、この2つのレンズ群は一体として焦点距離に依存して移動するように構成することで、ズーム機構との連動機構が複雑化することなくフローティングによる近距離性能の向上を達成できるようにしたものである。
また、物体側から順に、正の第1レンズ群、負の第2レンズ群、正の第3レンズ群を有し、各レンズ群の間隔を変えながら変倍を行い、負の第2レンズ群を変倍位置によって光軸方向に異なる量移動することによって近距離の被写体に合焦するズームレンズにおいて、負の第2レンズ群が負の前群と負の後群を有し、負の前群と負の後群の間隔を被写体距離によって変化させると共に、負の前群と負の後群の間隔は変倍位置によらず一定となるように構成することで、前群と後群の間隔を一定のまま負の第2レンズ群によって合焦する場合に発生する近距離での非点収差を補正することができるようになる。また、前述のように鏡枠構造も複雑化することなく、鏡枠全体の大型化やコストアップも小さく抑えることができる。
さらに、前群の少なくとも1面のレンズ面を光軸から離れるに従って負のパワーが弱くなるか又は正のパワーが強くなるような非球面とすることで、広角端での歪曲収差を良好に補正することができ、また、負の後群を、物体側から順に、負レンズ、正レンズで構成することにより、合焦に伴って発生しやすい非点収差の変動を良好に補正することができる。
ところで、広角端が70°を越えるような画角を有するズームレンズにおいては、倍率色収差が発生しやすく、特にC線とF線付近の色収差を補正したときに残存するg線等の色収差、いわゆる2次スペクトルの補正が容易ではない。これを補正するために、一般に低分散で異常分散性を有する螢石やそれに似た特性の光学ガラスを用いる方法がよく知られている。薄肉単レンズで発生するC線とF線の色収差ΔCFは、
ΔCF=Φ/νd
Φ:単レンズのパワー
νd =(nd −1)/(nF −nC ):材質のアッベ数
で表される。正レンズと負レンズを組み合わせたダブレットでC線とF線の色消しを行う条件は、
Φ=Φ1 +Φ2 ,Φ1 >0,Φ2 <0 ・・・(1)
ΔCF=Φ1 /νd1+Φ2 /νd2=0 ・・・(2)
Φ:全体のパワー
Φi :i番目のレンズのパワー
νdi:i番目のレンズのアッベ数
である。すなわち、
Φ1 =νd1/(νd1−νd2)×Φ ・・・(3)
Φ2 =−νd2/(νd1−νd2)×Φ ・・・(4)
である。このときのF線に対するg線の残存色収差ΔFgは、(3)、(4)式より、
ΔFg=Φ1 ×θgF1 /νd1+Φ2 ×θgF2 /νd2
=−(θgF1 −θgF2 )/(νd1−νd2)×Φ ・・・(5)
θgFi =(ngi−nFi)/(nFi−nCi):i番目のレンズのg線の部分分散比
で表される。
したがって、θgFが等しくアッベ数の異なる2枚の正負のレンズの組み合わせでC、F、g線等、3つの波長の色消しが可能なことがよく知られている。
しかし、現実に存在する大部分のガラスの特性は、θgFがνd に略比例していて、略下式の直線近くに存在している。
θgF=−0.001781νd +0.6494 ・・・(6)
したがって、νd が異なる2つのガラス材料を選択すると、それに比例してθgFも異なることになり、(6)式の直線上にあるガラス材料の組み合わせでC、F線の色消しを行った場合の残存するg線の色収差は、材料の組み合わせによらず一定となる。一般に、この2次スペクトルを補正するために、(6)式から外れた特性を持つ、いわゆる異常分散性のガラス材料、特に低分散で部分分散比が大きい螢石やそれに近い特性を持つガラス材料が用いられている。これらの材料はνd は80〜95と大きいため、前述の色消し条件の式(1)、(2)において、Φ>0、Φ1 >0、Φ2 <0の場合、Φ1 の材料として用いて、(3)、(4)式を満たし、θgF1 =θgF2 となるような材料と組み合わせることによって、理論的にはC、F、g線の完全な色消しを行うことができる。しかし、実際にはθgF1 =θgF2 となるような材料はアッベ数、屈折率共に限られており、収差補正や小型化、その他の様々な仕様を満たさなければならないカメラ用撮影レンズにおいては、さらに高屈折率、高分散の材料を用いて設計を行う必要があるため、完全な色消しを行うことは事実上難しいという事情がある。
(2)、(5)式と同様に、n枚で構成された薄肉レンズ系の場合、C、F線の色消し条件は、
ΣΦi /νdi=0 ・・・(7)
i
である。このときのF線とg線の残存色収差は、
ΣθgFi ×Φi /νdi ・・・(8)
i
であり、(6)式上にある材質だけで構成すれば、(8)式は、(6)、(7)式より、 Σ{(−0.001781νdi+0.6494)×Φi /νdi
i
=Σ{(−0.001781+0.6494/νdi)×Φi
i
=Σ(−0.001781×Φi
i
=−0.001781×Φ ・・・(9)
となって全系のパワーのみで決まってしまう。ここで、全系のパワーΦが正の場合について考えると、(9)式は負となるので、正パワーのレンズに部分分散比が(6)式よりも大きい材質を用いることによってこの値を小さくすることができる。しかし、前記の蛍石等の低分散、高部分分散比の材質のみを用いた場合、θgFの値が0.53〜0.54であり、(6)式上にあるほとんどのガラス材料はθgFの値が0.54以上であるため、(7)、(8)式より、(6)式上にあって0.54以下のガラス材料を主に用いて光学系を構成しない限り、残存色収差の補正のためには異常分散性材質を用いたレンズに大きなパワーを持たせなければならなくなる。
例として、3枚のレンズによる色消しをあげてみる。
Φ=Φ1 +Φ2 +Φ3 , Φ>0, Φ1 ,Φ3 >0, Φ2 <0
のとき、C線、F線の色消し条件は、
Φ1 /νd1+Φ2 /νd2+Φ3 /νd3=0
で、このときのF線に対するg線の残存色収差は、
ΔFg=θgF1 ×Φ1 /νd1+θgF2 ×Φ2 /νd2+θgF3 ×Φ3 /νd3
である。
ここで、ΔFg=0となる条件を求めると、
Φ1 =(θgF2 −θgF3 )×νd1/k×Φ
Φ2 =(θgF3 −θgF1 )×νd2/k×Φ
Φ3 =(θgF1 −θgF2 )×νd3/k×Φ
k=(θgF2 −θgF3 )×νd1+(θgF3 −θgF1 )×νd2
+(θgF1 −θgF2 )×νd3
となる。3枚の材質が全て(6)式上にあれば、k=0となって解を持たす、どれか1枚だけが部分分散比が(6)式よりも大きい材質、例えばパワーΦ1 のレンズの材質が、
θgF=−0.001781νd +0.6494+α, α>0
であるときは、
Φ1 =0.001781×νd1/α×Φ ・・・(10)
Φ2 =(θgF3 −θgF1 )×νd2/{(νd3−νd2)×α}×Φ
Φ3 =(θgF1 −θgF2 )×νd3/{(νd3−νd2)×α}×Φ
となり、(10)式の値はΦ2 、Φ3 の材質にかかわらず決まる。低分散でθgFが大きい異常分散性を持ち、生産性、コスト等の面から比較的よく使用されるガラス材質としては、例えば、
(1) nd =1.497、νd =81.5、θgF=0.537
(2) nd =1.439、νd =95 、θgF=0.534
等の特性を持つ材質が一般的に使用されている。
これらをΦ1 の材質として用いた場合、3波長での色消しを行うためのΦ1 の値(10)式は、
(1) 4.37Φ
(2) 3.15Φ
になる。
すなわち、3波長での色消しを完全に行うには、全体の3〜4.5倍程度のパワーを低分散、高部分分散比の材質に持たせなければならない。これは、高性能かつ小型化、低コスト化を望まれている近年のカメラ用撮影レンズにおいては大きな制約条件となり、実現困難であることが多い。また、広角ズームレンズや長いバックフォーカスを必要とする一眼レフ用の交換ズームレンズにおいては、負のペッツバール和を補正するために負レンズに高屈折率の材質を使用する必要があるが、高屈折率の材質は概ね高分散であるため、上記の材質の組み合わせでは、色消しとペッツバール和の補正を両立させることが難しい。
一方、(6)式で表される値よりも大きなθgFを持つ材質として、前述の低分散の材質の他に、νd ≦30の高分散の材質があることが知られている。本発明では、下記の(a)式を満たす蛍石等の低分散で高部分分散比の材質と共に、(b)式を満たすような高分散で高部分分散比の材質を組み合わせることによって、レンズ全系やズームレンズ内のレンズ群における色消しを行う方式を提供する。
νd ≧80,θgF≧−0.001781νd +0.6494+0.02
・・・(a)
νd ≦30,θgF≧−0.001781νd +0.6494+0.01
・・・(b)
例えば、Φ1 に上記の(1) 、(2) の材質を用い、Φ2 にnd =1.85, νd =24,θgF=0.62の材質を使用し、Φ3 に(6)式に従いνd =30の材質を使用した場合、3波長での色消しを行うためのΦ1 、Φ2 、Φ3 の値は、
(1) Φ1 =2.23Φ,Φ2 =1.56Φ,Φ3 =−2.79
(2) Φ1 =1.93Φ,Φ2 =1.23Φ,Φ3 =−2.16
また、Φ2 にnd =1.92, νd =18.9,θgF=0.65の材質を使用した場合、
(1) Φ1 =2.07Φ,Φ2 =0.53Φ,Φ3 =−1.60
(2) Φ1 =1.82Φ,Φ2 =0.42Φ,Φ3 =−1.24
となり、前述の低分散、異常分散性材質と(6)式に従う材質のみの組み合わせよりもΦ1 の値を小さくすることができる。また、Φ3 として負パワーの高分散、高屈折率の材質を適正なパワーで用いることが可能なため、ペッツバール和の補正も両立させることができる。
以上のことは薄肉系全体での色消し条件についての説明であるが、ズームレンズの各群における色消しや、広角ズームレンズで発生しやすい倍率色収差の2次スペクトルの補正にも、同様の原理で応用することができる。
物体側から順に、正の第1レンズ群、負の第2レンズ群、開口絞り、それよりも像面側のレンズ群が全体として正のパワーを有し、前記各レンズ群の間隔を変えながら変倍を行う構成のズームレンズにおいては、開口絞りよりも物体側にある第1レンズ群と第2レンズ群の合成パワーが負であり、開口絞りよりも像面側のパワーが正となっていて、開口絞りに対して非対称な構成であるため、倍率色収差が発生しやすい。本発明においては、倍率色収差の2次スペクトルを補正するために開口絞りよりも像面側のレンズ群に、下記の条件式(a)、(b)で表される材質を用いた少なくとも2枚の正レンズを配置している。
νd ≧80,θgF≧−0.001781νd +0.6494+0.02
・・・(a)
νd ≦30,θgF≧−0.001781νd +0.6494+0.01
・・・(b)
θgF=(ng −nF )/(nF −nC
g :g線の屈折率
F :F線の屈折率
d :d線の屈折率
C :C線の屈折率
上記のような構成のズームレンズにおいては、開口絞りよりも像面側の正レンズ群内での単独の色消しのみならず、開口絞りより物体側にある負のレンズ群で発生した2次スペクトルをも補正する必要があるため、開口絞りよりも像面側の正レンズ群で通常とは逆方向の2次スペクトルを発生させることが望ましいため、上記のようなガラス材質の選択がさらに有効となる。
すなわち、近年写真のデジタル化が進むにつれ色収差による画質の劣化に対する対策が強く望まれるようになっている。広角端の画角が70°を越えるようなズームレンズにおいては、特に倍率色収差による周辺画像の色にじみの改善が強く求められている。従来、低分散で異常分散性を持つ蛍石やそれに近いガラスを用いて2次スペクトルを補正する方法がよく知られているが、この方法による補正にも限界があった。
この点を解決するための構成は以下の通りである。
〔1〕 変倍のために間隔を変化させる複数のレンズ群を有するズームレンズにおいて、前記複数のレンズ群の中少なくとも1つのレンズ群が、それぞれ下記の2つの条件式を満たす2種の材質からなる少なくとも2枚の同符号のパワーを持つレンズを有することを特徴とするズームレンズ。
νd ≧80,θgF≧−0.001781νd +0.6494+0.02
・・・(a)
νd ≦30,θgF≧−0.001781νd +0.6494+0.01
・・・(b)
ここで、θgF=(ng −nF )/(nF −nC
g :g線の屈折率
F :F線の屈折率
d :d線の屈折率
C :C線の屈折率
である。
〔2〕 物体側から順に、正の第1レンズ群、負の第2レンズ群、開口絞り、それよりも像面側に全体として正のパワーを有するレンズ群を有し、前記各レンズ群の間隔を変えながら変倍を行う広角端の画角が70°以上のズームレンズにおいて、前記開口絞りよりも像面側にそれぞれ下記の2つの条件式を満たす2種の材質からなる少なくとも2枚の同符号のパワーを持つレンズを有することを特徴とするズームレンズ。
νd ≧80,θgF≧−0.001781νd +0.6494+0.02
・・・(a)
νd ≦30,θgF≧−0.001781νd +0.6494+0.01
・・・(b)
ここで、θgF=(ng −nF )/(nF −nC
g :g線の屈折率
F :F線の屈折率
d :d線の屈折率
C :C線の屈折率
である。
本発明においては、合焦時に独立に移動する2つのレンズ群の間隔は、被写体距離のみに依存するものとし、この2つのレンズ群は一体として焦点距離に依存して移動するように構成することで、ズーム機構との連動機構が複雑化することなくフローティングによる近距離性能の向上を達成することができる。
以下、本発明のズームレンズの実施例1〜3について説明する。実施例1〜3の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図をそれぞれ図1〜図3に示す。各図中、第1レンズ群はG1、第2レンズ群の前群はG2F、第2レンズ群の後群はG2R、開口絞りはS、第3レンズ群はG3、像面はIで示してある。
実施例1のズームレンズは、図1に示すように、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レンズ群の負屈折力の前群G2F、負屈折力の第2レンズ群の負屈折力の後群G2R、開口絞りS、正屈折力の第3レンズ群G3から構成されており、広角端から望遠端への変倍をする際に、第1レンズ群G1は物体側に凹の軌跡を描いて移動し、望遠端では広角端の位置より物体側に位置し、第2レンズ群の前群G2Fと後群G2Rは一体で像側へ移動する。開口絞りSと第3レンズ群G3は一体に物体側へ移動する。なお、前群G2Fと後群G2Rからなる第2レンズ群G2のズーミングの際の移動軌跡は、被写体距離(被写体から像面Iまでの距離)に応じて異なる。
無限遠から近距離への合焦の際は、第2レンズ群の前群G2Fと後群G2Rは相互の間隔が縮小する方向へ移動するが、その間隔は被写体距離に依存し、ズーミング位置(焦点距離)には依存しない。
各レンズ群の構成は、物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ2枚からなり、第2レンズ群G2の前群G2Fは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ2枚と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、両凸正レンズからなり、第2レンズ群G2の後群G2Rは、両凹負レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなり、第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、両凸正レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、両凸正レンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸正レンズとの接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、両凸正レンズと、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなる。
非球面は、第2レンズ群G2の前群G2Fの2枚目の負メニスカスレンズの両面、第3レンズ群G3の最も像側の両凸正レンズの両面の4面に用いている。
実施例2のズームレンズは、図2に示すように、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レンズ群の負屈折力の前群G2F、負屈折力の第2レンズ群の負屈折力の後群G2R、開口絞りS、正屈折力の第3レンズ群G3から構成されており、広角端から望遠端への変倍をする際に、第1レンズ群G1は物体側に凹の軌跡を描いて移動し、望遠端では広角端の位置より物体側に位置し、第2レンズ群の前群G2Fと後群G2Rは一体で像側へ移動する。開口絞りSと第3レンズ群G3は一体に物体側へ移動する。なお、前群G2Fと後群G2Rからなる第2レンズ群G2のズーミングの際の移動軌跡は、被写体距離(被写体から像面Iまでの距離)に応じて異なる。
無限遠から近距離への合焦の際は、第2レンズ群の前群G2Fと後群G2Rは相互の間隔が縮小する方向へ移動するが、その間隔は被写体距離に依存し、ズーミング位置(焦点距離)には依存しない。
各レンズ群の構成は、物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、両凸正レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなり、第2レンズ群G2の前群G2Fは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ2枚と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、両凸正レンズからなり、第2レンズ群G2の後群G2Rは、両凹負レンズと、両凸正レンズからなり、第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ2枚と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸正レンズとの接合レンズと、両凹負レンズと、両凸正レンズと、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなる。
非球面は、第2レンズ群G2の前群G2Fの2枚目の負メニスカスレンズの両面、第3レンズ群G3の最も像側の両凸正レンズの両面の4面に用いている。
実施例3のズームレンズは、図3に示すように、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レンズ群の負屈折力の前群G2F、負屈折力の第2レンズ群の負屈折力の後群G2R、開口絞りS、正屈折力の第3レンズ群G3から構成されており、広角端から望遠端への変倍をする際に、第1レンズ群G1は物体側に凹の軌跡を描いて移動し、望遠端では広角端の位置より物体側に位置し、第2レンズ群の前群G2Fと後群G2Rは一体で像側へ移動する。開口絞りSと第3レンズ群G3は一体に物体側へ移動する。なお、前群G2Fと後群G2Rからなる第2レンズ群G2のズーミングの際の移動軌跡は、被写体距離(被写体から像面Iまでの距離)に応じて異なる。
無限遠から近距離への合焦の際は、第2レンズ群の前群G2Fと後群G2Rは相互の間隔が縮小する方向へ移動するが、その間隔は被写体距離に依存し、ズーミング位置(焦点距離)には依存しない。
各レンズ群の構成は、物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、凸平正レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなり、第2レンズ群G2の前群G2Fは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ2枚と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、両凸正レンズからなり、第2レンズ群G2の後群G2Rは、両凹負レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなり、第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、両凸正レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、両凸正レンズと、両凹負レンズと両凸正レンズとの接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、両凸正レンズと、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズからなる。
非球面は、第2レンズ群G2の前群G2Fの2枚目の負メニスカスレンズの両面、第3レンズ群G3の最も像側の両凸正レンズの両面の4面に用いている。
以下に、上記各実施例の数値データを示すが、記号は上記の外、fは全系焦点距離、FNOはFナンバー、ωは半画角、WEは広角端、STは中間状態、TEは望遠端、r1 、r2 …は各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔、nd1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レンズのアッベ数である。WE、ST、TEの後の括弧内の数字は、像面から測った被写体距離(mm)である。なお、非球面形状は、xを光の進行方向を正とした光軸とし、yを光軸と直交する方向にとると、下記の式にて表される。
x=(y2 /r)/[1+{1−(K+1)(y/r)2 1/2
+A4 4 +A6 6 +A8 8
ただし、rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4 、A6 、A8 はそれぞれ4次、6次、8次の非球面係数である。

実施例1
1 = 387.355 d1 = 2.63 nd1 =1.84666 νd1 =23.78
2 = 111.767 d2 = 0.01
3 = 111.356 d3 = 6.47 nd2 =1.77250 νd2 =49.60
4 = 3365.600 d4 = 0.20
5 = 57.289 d5 = 5.97 nd3 =1.77250 νd3 =49.60
6 = 111.018 d6 = (可変)
7 = 58.091 d7 = 2.01 nd4 =1.88300 νd4 =40.76
8 = 15.990 d8 = 8.04
9 = 102.838 (非球面) d9 = 1.92 nd5 =1.58313 νd5 =59.38
10= 26.644 (非球面) d10= 7.47
11= -22.460 d11= 1.62 nd6 =1.48749 νd6 =70.23
12= -36.701 d12= 0.15
13= 100.700 d13= 4.32 nd7 =1.84666 νd7 =23.78
14= -50.637 d14= (可変)
15= -52.349 d15= 1.61 nd8 =1.59469 νd8 =32.36
16= 72.901 d16= 0.15
17= 60.892 d17= 2.70 nd9 =1.81454 νd9 =38.95
18= 173.601 d18= (可変)
19= ∞(絞り) d19= 1.70
20= 49.288 d20= 3.09 nd10=1.60753 νd10=34.16
21= 503.698 d21= 0.15
22= 51.547 d22= 3.21 nd11=1.60280 νd11=47.85
23= -934.636 d23= 8.85
24= -38.354 d24= 1.78 nd12=1.52117 νd12=45.51
25= -1291.613 d25= 0.01
26= 54.193 d26= 3.95 nd13=1.49700 νd13=81.54
27= -95.019 d27= 0.28
28= 170.410 d28= 1.60 nd14=1.68893 νd14=31.08
29= 20.026 d29= 8.23 nd15=1.43875 νd15=94.93
30= -44.268 d30= 0.20
31= -37.935 d31= 1.59 nd16=1.90366 νd16=31.31
32= -300.910 d32= 0.22
33= 50.668 (非球面) d33= 7.09 nd17=1.49700 νd17=81.54
34= -36.662 (非球面) d34= 0.15
35= -125.640 d35= 2.83 nd18=1.84666 νd18=23.78
36= -53.971 d36= (可変)
37= ∞(像面)
非球面係数
第9面
K = 0.000
4 = 1.73390×10-5
6 = -9.68245×10-8
8 = 3.34280×10-10
10= -8.36705×10-13
第10面
K = 0.000
4 = 1.02609×10-6
6 = -1.24880×10-7
8 = 2.22314×10-10
10= -9.85649×10-13
第33面
K = 0.000
4 = -8.54265×10-6
6 = 5.69449×10-9
8 = 2.26533×10-11
10= -3.21043×10-14
第34面
K = 0.000
4 = 6.17864×10-6
6 = -8.70372×10-9
8 = 4.10560×10-11
10= -5.71444×10-14
ズームデータ
WE(∞) ST(∞) TE(∞) WE(750) ST(750) TE(750)
f (mm) 14.21 22.09 34.25 14.26 21.89 32.70
NO 2.05 2.06 2.04 2.04 2.05 2.02
2ω(°) 77.41 53.55 35.77 77.10 53.83 37.04
6 0.60 8.71 29.13 1.36 9.27 28.77
14 5.78 5.78 5.78 3.27 3.27 3.27
18 33.16 11.13 1.84 34.91 13.08 4.72
36 33.77 41.85 46.61 33.78 41.85 46.63

θgF θgF−(6)式
d13 ,nd17 0.537 0.033
d15 0.534 0.054
d18 0.620 0.013 。

実施例2
1 = 731.588 d1 = 2.63 nd1 =1.84666 νd1 =23.78
2 = 126.803 d2 = 0.20
3 = 127.949 d3 = 5.82 nd2 =1.77250 νd2 =49.60
4 = -685.027 d4 = 0.20
5 = 51.823 d5 = 5.21 nd3 =1.77250 νd3 =49.60
6 = 98.011 d6 = (可変)
7 = 52.780 d7 = 1.82 nd4 =1.88300 νd4 =40.76
8 = 15.474 d8 = 8.29
9 = 300.548 (非球面) d9 = 1.90 nd5 =1.58313 νd5 =59.38
10= 25.874 (非球面) d10= 6.79
11= -21.402 d11= 1.64 nd6 =1.49700 νd6 =81.54
12= -31.787 d12= 0.15
13= 97.342 d13= 3.54 nd7 =1.84666 νd7 =23.78
14= -57.944 d14= (可変)
15= -53.518 d15= 1.68 nd8 =1.88300 νd8 =40.76
16= 249.374 d16= 0.15
17= 131.919 d17= 2.57 nd9 =1.78590 νd9 =44.20
18= -160.127 d18= (可変)
19= ∞(絞り) d19= 1.50
20= 67.896 d20= 2.89 nd10=1.88300 νd10=40.76
21= 1475.243 d21= 0.15
22= 37.278 d22= 3.65 nd11=1.49700 νd11=81.54
23= 150.000 d23= 14.37
24= -34.316 d24= 1.90 nd12=1.86099 νd12=22.46
25= -44.544 d25= 0.29
26= 47.997 d26= 1.60 nd13=1.68893 νd13=31.08
27= 18.729 d27= 8.67 nd14=1.43875 νd14=94.93
28= -58.800 d28= 0.16
29= -54.295 d29= 1.67 nd15=2.00330 νd15=28.27
30= 250.000 d30= 0.15
31= 38.844 (非球面) d31= 6.97 nd16=1.49700 νd16=81.54
32= -38.588 (非球面) d32= 0.15
33= -105.622 d33= 2.57 nd17=1.92286 νd17=18.90
34= -52.369 d34= (可変)
35= ∞(像面)
非球面係数
第9面
K = 0.000
4 = 7.49104×10-6
6 = -6.68652×10-8
8 = 2.18412×10-10
10= -7.28168×10-13
第10面
K = 0.000
4 = -1.14035×10-5
6 = -8.77809×10-8
8 = 4.80848×10-11
10= -4.71742×10-13
第31面
K = 0.000
4 = -1.11257×10-5
6 = 1.23604×10-8
8 = -3.55905×10-11
10= 5.54826×10-14
第32面
K = 0.000
4 = 4.79552×10-6
6 = -5.36425×10-9
8 = -1.84054×10-12
10= -4.74223×10-14
ズームデータ
WE(∞) ST(∞) TE(∞) WE(370) ST(370) TE(370)
f (mm) 14.25 22.16 34.01 14.30 21.74 31.13
NO 2.05 2.06 2.04 2.04 2.03 1.99
2ω(°) 77.36 53.53 35.97 76.90 54.07 38.27
6 0.56 7.37 25.87 1.56 8.18 25.02
14 6.41 6.41 6.41 0.63 0.63 0.63
18 31.67 10.07 1.59 36.43 15.05 8.22
34 33.72 43.08 48.15 33.73 43.12 48.14

θgF θgF−(6)式
d11 0.537 0.033
d14 0.534 0.054
d17 0.649 0.034 。

実施例3
1 = 388.432 d1 = 2.63 nd1 =1.84666 νd1 =23.78
2 = 116.328 d2 = 0.19
3 = 120.478 d3 = 6.23 nd2 =1.77250 νd2 =49.60
4 = ∞ d4 = 0.20
5 = 55.418 d5 = 6.31 nd3 =1.77250 νd3 =49.60
6 = 106.616 d6 = (可変)
7 = 58.092 d7 = 2.01 nd4 =1.88300 νd4 =40.76
8 = 15.659 d8 = 8.62
9 = 499.999 (非球面) d9 = 1.92 nd5 =1.58253 νd5 =59.32
10= 31.329 (非球面) d10= 6.88
11= -22.540 d11= 1.62 nd6 =1.48749 νd6 =70.23
12= -34.382 d12= 0.15
13= 109.408 d13= 4.13 nd7 =1.84666 νd7 =23.78
14= -52.304 d14= (可変)
15= -53.386 d15= 1.61 nd8 =1.62004 νd8 =36.26
16= 90.446 d16= 0.15
17= 74.131 d17= 2.68 nd9 =1.78590 νd9 =44.20
18= 577.522 d18= (可変)
19= ∞(絞り) d19= 1.70
20= 54.962 d20= 2.98 nd10=1.63980 νd10=34.46
21= 477.175 d21= 0.15
22= 44.882 d22= 3.94 nd11=1.62280 νd11=57.05
23= -400.001 d23= 9.25
24= -37.960 d24= 1.79 nd12=1.57501 νd12=41.50
25= -300.000 d25= 0.15
26= 90.287 d26= 3.53 nd13=1.49700 νd13=81.54
27= -67.879 d27= 0.29
28= -1026.371 d28= 1.60 nd14=1.68893 νd14=31.08
29= 21.042 d29= 7.45 nd15=1.43875 νd15=94.93
30= -44.725 d30= 0.17
31= -40.315 d31= 1.59 nd16=1.90366 νd16=31.31
32= -1452.783 d32= 0.15
33= 45.448 (非球面) d33= 7.46 nd17=1.49640 νd17=81.24
34= -36.320 (非球面) d34= 0.15
35= -2245.818 d35= 2.90 nd18=1.63494 νd18=23.22
36= -56.553 d36= (可変)
37= ∞(像面)
非球面係数
第9面
K = 0.000
4 = 2.33955×10-5
6 = -1.46412×10-7
8 = 5.37937×10-10
10= -1.32462×10-12
第10面
K = 0.000
4 = 7.38718×10-6
6 = -1.66142×10-7
8 = 3.75503×10-10
10= -1.27423×10-12
第33面
K = 0.000
4 = -1.05652×10-5
6 = 6.57981×10-10
8 = 4.92273×10-11
10= -8.47219×10-14
第34面
K = 0.000
4 = 4.57324×10-6
6 = -1.30667×10-8
8 = 5.78315×10-11
10= -9.06114×10-14
ズームデータ
WE(∞) ST(∞) TE(∞) WE(350) ST(350) TE(350)
f (mm) 14.22 22.08 34.28 13.95 21.04 30.04
NO 2.04 2.04 2.04 2.03 2.01 1.99
2ω(°) 77.45 53.63 35.87 78.51 55.55 39.57
6 0.60 9.28 28.72 0.76 9.09 26.50
14 6.20 6.20 6.20 0.85 0.85 0.85
18 33.99 11.81 1.99 39.19 17.36 9.57
36 33.77 41.71 46.62 33.78 41.76 46.60

θgF θgF−(6)式
d13 ,nd17 0.537 0.033
d15 0.534 0.054
d18 0.668 0.060 。
以上の実施例1の無限遠物点合焦時及び被写体距離75cmの至近物点合焦時の収差図をそれぞれ図4、図5に示す。これらの収差図において、(a)は広角端、(b)は中間状態、(c)は望遠端における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す。各図中、“FIY”は最大像高(mm)を示す。また、実施例2の同様の収差図をそれぞれ図6、図7(被写体距離37cmの至近物点合焦時)、実施例3の同様の収差図をそれぞれ図8、図9(被写体距離35cmの至近物点合焦時)に示す。
次に、本発明のズームレンズに用いるレンズ鏡筒の構成の1例を説明する。図10は、この実施例のレンズ鏡筒の光軸を含む断面図、図11は、図10とは異なる角度位置における第2(レンズ)群の鏡筒部分の光軸を含む断面図である。なお、このレンズ鏡筒は、上記実施例1のズームレンズのためのズーミング機構とフォーカシング機構を備えたレンズ鏡筒である。
本実施例におけるレンズ鏡筒は、カメラ、デジタルカメラ等に取り付けるズームレンズのズーミング機構であり、鏡筒本体を構成する中枠10に固定枠11が取り付けられ、その周囲に光軸周りで回転可能なカム枠12が配置されている。そして、レンズ鏡筒の後端近傍に配置されズームゴム14が巻回されたズーム環13を回転させると、ズーム環13内側に固定されたズームピン15が回転する。ズームピン15の先端はカム枠12に植設されており、そのためカム枠12がズーム環13と一体で回転する。
まず、ズーム環13の回転によって行われる第3(レンズ)群のズーミング移動機構について説明する。
カム枠12には第3群を移動させるための第3群カム溝16が切られており、カム枠12の内側に位置する固定枠11には光軸方向の第3群キー溝17が設けられ、固定枠11内の第3群枠18に植設された第3群カムピン19が固定枠11の第3群キー溝17とカム枠12の第3群カム溝16に係合している。
したがって、ズーム環13を回転させるとカム枠12が回転し、カム枠12の回転により第3群枠18がカム枠12の第3群カム溝16の軌跡に沿って光軸方向に移動する。
次に、ズーム環13の回転によって行われる第1(レンズ)群のズーミング移動機構について説明する。
カム枠12には第1群を移動させるための第1群カム溝20が切られており、第1群枠21には内側へ伸びる第1群カムピン22が植設され、その先端はカム枠12の第1群カム溝20に係合している。
一方、固定枠11には第1群直進ピン23が植設され、その第1群直進ピン23の先端は、カム枠12の開口を通して、第1群枠21に設けられた光軸方向の第1群キー溝24に係合している。
したがって、第1群直進ピン23と第1群キー溝24の係合により第1群枠21は回転せず、カム枠12の回転により第1群枠21はカム枠12の第1群カム溝20の軌跡に沿って光軸方向に移動する。
次に、ズーム環13の回転によって行われる第2(レンズ)群のズーミング移動機構について説明する。
固定枠11には第2群ズーム枠26を回転させながら光軸方向に移動させる第2群カム溝25が設けられており、カム枠12にはその第2群カム溝25に交差するように光軸方向の第2群キー溝27が設けられており、固定枠11内に配置された第2群ズーム枠26には外側へ伸びる第2群カムピン28が植設されており、その第2群カムピン28は固定枠11に設けられた第2群カム溝25を通して、カム枠12に設けられた光軸方向の第2群キー溝27中にその先端が係合している。
そして、第2群ズーム枠26内には第2群後群枠29が配置されており、第2群後群枠29には外側へ伸びる第2群後群カムピン30が植設されており、その先端は第2群ズーム枠26に設けられた第2群後群カム溝31に係合している。
また、第2群後群枠29内には第2群前群枠32が配置され、第2群前群枠32には第2群前群カムピン33が外側へ伸びるように植設されており、第2群前群カムピン33は、第2群後群枠29に設けられた第2群前群カム溝34と第2群ズーム枠26の開口を通して、固定枠11に設けられた光軸方向の第2群前群キー溝35中にその先端が係合している。
また、第2群後群枠29には光軸方向の第2群後群キー溝36が設けられ、その第2群後群キー溝33中には距離枠37に固定され光軸方向へ伸びる距離レバー38が係合しており、その距離レバー38の作用により光軸方向の移動のみが可能になっている。
したがって、カム枠12を回転すると、カム枠12に設けられた第2群キー溝27と第2群ズーム枠26に設けられた第2群カムピン28と固定枠11に設けられた第2群カム溝25との相互作用により、第2群ズーム枠26は第2群カム溝25の軌跡に沿って回転しながら光軸方向に移動する。第2群ズーム枠26が回転移動すると、回転が距離レバー38によって規制されている第2群後群枠29はそれに植設された第2群後群カムピン30と第2群ズーム枠26に設けられた第2群後群カム溝31の相互作用により第2群ズーム枠26に対して光軸方向に移動する。したがって、第2群後群カム溝31は、第2群カム溝25(固定枠11に設けられている)と第2群後群カム溝31(第2群ズーム枠26に設けられている)との2つのカム溝両方の作用で光軸方向に移動する。
この際、第2群前群枠32は固定枠11に設けられた第2群前群キー溝35と第2群前群枠32に植設された第2群前群カムピン33の作用により回転が規制されているので、第2群前群枠32と第2群後群枠29の相対回転はなく、第2群前群枠32と第2群前群カム溝34との相対移動はなく、第2群前群枠32と第2群後群枠29は一体に光軸方向に移動する。
次に、距離環40の回転によって行われる第2群前群と第2群後群の間隔変化によるフォーカシング機構にについて説明する。
レンズ鏡筒の前端近傍に配置され距離ゴム41が巻回された距離環40を回転させると、距離環40内側に固定された距離ピン42が回転する。距離ピン42の先端は距離枠37に植設されており、そのため距離枠37が距離環40と一体で回転する。距離枠37が回転すると、距離レバー38と第2群後群キー溝36との作用で第2群後群枠29が回転するが、それに植設された第2群後群カムピン30も回転する。第2群後群カムピン30の先端は第2群ズーム枠26の第2群後群カム溝31に係合しているので、第2群後群カム溝31の軌跡に沿って第2群後群枠29が回転しながら光軸方向に移動する。第2群後群枠29には第2群前群カム溝34が設けられており、その第2群前群カム溝34中を固定枠11に設けられた2群前群キー溝35で規制されている回転が第2群前群カムピン33が貫通しているので、第2群後群枠29の回転移動により、第2群後群枠29に対して相対的に第2群前群カム溝34が光軸方向に移動する。
図12は、第2群の前群と後群の移動を制御するカム溝25、31、34と、キー溝27、35と、カムピン28、30、33の相対位置関係を示す図であり、第2群前群カムピン33と第2群後群カムピン30のキー溝27、35方向の位置がそれぞれ第2群の前群(第2群前群枠32)と後群(第2群後群枠29)の光軸方向の位置となる。そして、図12(a)は広角端で無限遠距離への調節状態、図12(b)は(a)の広角端位置から近距離位置へ調節状態、図12(c)は(a)の位置から望遠端で無限遠距離への調節状態、図12(d)は(c)の望遠端位置から望遠端で近距離位置へ調節状態を示す。
図12(a)の状態で、距離環40を回して距離枠37を回転させると距離レバー38の作用で第2群後群枠29が回転し、第2群後群枠29に植設された第2群後群カムピン30が、図12(b)のように、第2群ズーム枠26の第2群後群カム溝31に沿って移動することで、第2群後群枠29が回転移動する。それに伴って、第2群後群枠29に設けられた第2群前群カム溝34も破線位置から実線位置へ回転移動する。第2群前群カム溝34の回転移動の際に、固定枠11に設けられた第2群前群キー溝35と第2群前群カム溝34の交差位置に配置された第2群前群カムピン33も移動する。したがって、第2群の前群(第2群前群枠32)と後群(第2群後群枠29)は相対的に間隔を変えながら光軸方向へ所定距離だけ移動する。
他方、図12(a)の状態で、ズーム環13を回してカム枠12を回転させると、図12(c)に示すように、第2群キー溝27が破線位置から実線位置へ回転し、固定枠11に設けられた第2群カム溝25との交差位置に配置された第2群カムピン28が回転移動し、その第2群カムピン28が植設さている第2群ズーム枠26も回転移動する。それに伴って、第2群ズーム枠26に設けられた第2群後群カム溝31も破線位置から実線位置へ回転移動する。この第2群後群カム溝31の回転移動の際に、その中に係合している第2群後群カムピン30は、距離レバー38がキーとして作用するため、第2群後群カム溝31に沿って相対的に移動し第2群後群カムピン30は光軸方向に沿って第2群カム溝25と第2群後群カム溝31との2つのカム溝の作用で光軸方向へ所定距離だけ移動する。第2群後群カムピン30が光軸方向に移動すると、それた植設された第2群後群枠29は第2群前群カム溝34共々図の破線位置から実線位置へ光軸方向に移動する。そのため、固定枠11に設けられた第2群前群キー溝35と第2群前群カム溝34の交差位置に配置された第2群前群カムピン33も第2群後群カムピン30と同じ方向に同じ距離移動する。したがって、第2群の前群(第2群前群枠32)と後群(第2群後群枠29)は相対距離を保ったまま、第2群カム溝25と第2群後群カム溝31との2つのカム溝の作用で光軸方向へ所定距離だけ移動する。
図12(c)の状態で、距離環40を回して距離枠37を回転させると距離レバー38の作用で第2群後群枠29が回転し、第2群後群枠29に植設された第2群後群カムピン30が、図12(d)のように、第2群ズーム枠26の第2群後群カム溝31に沿って移動することで、第2群後群枠29が回転移動する。それに伴って、第2群後群枠29に設けられた第2群前群カム溝34も破線位置から実線位置へ回転移動する。第2群前群カム溝34の回転移動の際に、固定枠11に設けられた第2群前群キー溝35と第2群前群カム溝34の交差位置に配置された第2群前群カムピン33も移動する。したがって、第2群の前群(第2群前群枠32)と後群(第2群後群枠29)は相対的に間隔を変えながら光軸方向へ所定距離だけ移動する。
以上、本発明のズームレンズとそのためのレンズ鏡筒を実施例に基づいて説明したが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
本発明のズームレンズの実施例1の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例2の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例3の図1と同様の図である。 実施例1の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例1の被写体距離75cm合焦時の収差図である。 実施例2の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例2の被写体距離37cm合焦時の収差図である。 実施例3の無限遠物点合焦時の収差図である。 実施例3の被写体距離35cm合焦時の収差図である。 本発明のズームレンズに用いるレンズ鏡筒の1実施例の光軸を含む断面図である。 図10とは異なる角度位置における第2群の鏡筒部分の光軸を含む断面図である。 図10の実施例のレンズ鏡筒の第2群の前群と後群の移動を制御するカム溝とキー溝とカムピンの相対位置関係を示す図である。
符号の説明
G1…第1レンズ群
G2…第2レンズ群
G2F…第2レンズ群の前群
G2R…第2レンズ群の後群
G3…第3レンズ群
S…開口絞り
I…像面
10…中枠
11…固定枠
12…カム枠
13…ズーム環
14…ズームゴム
15…ズームピン
16…第3群カム溝
17…第3群キー溝
18…第3群枠
19…第3群カムピン
20…第1群カム溝
21…第1群枠
22…第1群カムピン
23…第1群直進ピン
24…第1群キー溝
25…第2群カム溝
26…第2群ズーム枠
27…第2群キー溝
28…第2群カムピン
29…第2群後群枠
30…第2群後群カムピン
31…第2群後群カム溝
32…第2群前群枠
33…第2群前群カムピン
34…第2群前群カム溝
35…第2群前群キー溝
36…第2群後群キー溝
37…距離枠
38…距離レバー
40…距離環
41…距離ゴム
42…距離ピン

Claims (2)

  1. 物体側から順に、正の第1レンズ群、負の第2レンズ群、正の第3レンズ群を有し、各レンズ群の間隔を変えながら変倍を行い、前記負の第2レンズ群を変倍位置によって光軸方向に異なる量移動することによって近距離の被写体に合焦するズームレンズにおいて、前記負の第2レンズ群が負の前群と負の後群からなり、前記負の前群と前記負の後群の間隔を被写体距離によって変化させると共に、一定の被写体距離に対する前記負の前群と前記負の後群の間隔は変倍位置によらず一定であることを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記前群の少なくとも1面のレンズ面が光軸から離れるに従って負のパワーが弱くなるか又は正のパワーが強くなる非球面とし、前記後群が、物体側から順に、負レンズ、正レンズからなることを特徴とする請求項記載のズームレンズ。
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