JP5024964B2 - 端子数計数方法および端子数計数装置 - Google Patents

端子数計数方法および端子数計数装置 Download PDF

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Description

本発明は、多数の端子が帯状のキャリヤの長手方向に沿って所定間隔毎に配設された連鎖型端子の端子数計数方法および端子数計数装置に関する。
連鎖型端子は、単一の帯状の金属板(導電板)をプレス加工装置に設けられた成型金型により所定の形状に打ち抜き、この打ち抜いた端子原板のうち、キャリヤに繋がる端子展開部を折り曲げ加工することにより得られる(例えば、特許文献1参照)。そして、このようにして得られた帯状の連鎖型端子は、リールに巻き取られて保存および出荷される。
連鎖型端子は、通常、所定個数の端子を持つものを1単位の製品としてリールに巻き取られ出荷される。そのリールへの巻き取りは、プレス加工機から送り出されたキャリヤの先端をリール芯に固定することによって行われる。
その連鎖型端子の巻き取り量は、端子の数を計数することにより決定される。すなわち、計数する端子の数が所定の計数値になったとき、連鎖型端子のキャリヤを切断することにより、1単位の製品として出荷可能となる。
この連鎖型端子における端子数の計数は、例えば図7に示すように連鎖型端子31のキャリヤ32とともに一体移動する端子33が光電センサの発光部34および受光部35間の光路(ビームb3)を遮断する回数によって行われる。
特開平11−8038号公報
しかしながら、従来の連鎖型端子の端子数計数方法にあっては、計数のチャタリング現象を招くことがあった、つまり、連鎖型端子のリールへの巻き取り中に搬送系統からの振動を受けるなどして、この連鎖型端子が振動し、同一の端子を光電センサが複数回計数してしまい、端子の計数誤差が発生するという不都合があった。
チャタリング現象が生じる原因についてより詳細に説明する。連鎖型端子31の端子33は、通常、正規の経路Xに沿って(図7の実線で示す状態)移動して前記ビームb3を遮断することになる。しかし、巻き取り装置の搬送系統からの振動によって、連鎖型端子31の端子33は、図7において点線で示す方向に振れることによって該端子33はビームb3から一旦離れた後に再びビームb3を遮断する位置に戻るという動作を繰り返す。このため、光電センサはその端子33を2回またはそれ以上の回数検出し、カウンタは端子を誤計数してしまう。この結果、連鎖型端子の巻き取りリールに対する巻き取り量が規定量とならないまま、該連鎖型端子が出荷される恐れが有り、製品に対する信頼性を欠如することとなる。
一方、このような連鎖型端子における端子の誤計数を回避するために、従来から光電センサの光路付近に連鎖型端子の片側または両側にこの連鎖型端子の振動を抑止するためのガイド部材を配置する方法が試みられている。しかし、連鎖型端子の巻き取り装置の構成の複雑化、大型化および部品点数の増加を招くほか、コストアップが避けられないなどの不都合があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、連鎖型端子のリールへの巻き取り中に連鎖型端子の振動に伴って光電センサの検出出力にチャタリングを生じるようなことがあっても、端子の計数を誤りなく実施でき、この計数を簡単かつローコストな構成にて実現できる連鎖型端子の端子数計数方法および端子数計数装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る端子数計数方法は、下記(1)〜(2)を特徴としている。
(1) 巻き取りロールに巻き取られる帯状の連鎖型端子の端子数を計測する端子数計測方法であって、
前記巻き取りロールへの前記連鎖型端子の送り方向に沿って配設された第1の端子通過検知用光電センサから前記送り方向と交差する交差方向に出力される第1のビームと、前記送り方向に沿って前記第1の端子通過検知用光電センサよりも該送り方向前側に配設された第2の端子通過検知用光電センサから前記交差方向に出力される第2のビームとの前記送り方向の距離Lが、前記連鎖型端子を構成する各端子における前記送り方向前側の前端部と前記送り方向後側の後端部との距離T、および、前記連鎖型端子を構成する隣り合う第1の端子および第2の端子のうち前記送り方向前側に位置する前記第1の端子の前記後端部から前記送り方向後側に位置する前記第2の端子の前記前端部までの距離Pに対して、P>L>Tの関係を満たし、
前記送り方向に送られた前記第1の端子が前記第1のビームを遮ったことを前記第1の端子通過検知用光電センサによって検出した場合に、第1のフラグをオフの状態からオンの状態に遷移させ、
前記送り方向に送られた前記第1の端子が前記第2のビームを遮ったことを前記第2の端子通過検知用光電センサによって検出した場合に、第2のフラグをオフの状態からオンの状態に遷移させ、
前記第2のフラグがオンの状態になることによって前記第1のフラグおよび前記第2のフラグがともにオンの状態になったときに前記端子数を1つカウントアップするとともに、前記第1のフラグをオンの状態からオフの状態に遷移させ、
前記送り方向に送られた前記第2の端子が前記第1のビームを遮ったことを前記第1の端子通過検知用光電センサによって検出した場合に、前記第1のフラグをオフの状態からオンの状態に遷移させるとともに、前記第2のフラグをオンの状態からオフの状態に遷移させる、
こと。
(2) 上記(1)の構成の端子数計測方法であって、
前記第1の端子通過検知用光電センサが第1のビーム幅にて出力する前記第1のビームにおける前記送り方向前側の一端縁と、前記第2の端子通過検知用光電センサが第2のビーム幅にて出力する前記第2のビームにおける前記送り方向後側の一端縁との距離Li、および、前記第1の端子通過検知用光電センサが前記第1のビーム幅にて出力する前記第1のビームにおける前記送り方向後側の他端縁と、前記第2の端子通過検知用光電センサが第2のビーム幅にて出力する前記第2のビームにおける前記送り方向前側の他端縁との距離Loが、前記距離Tおよび前記距離Pに対して、P>Lo、且つLi>Tの関係を満たす、
こと。
上記(1)の構成によれば、連鎖型端子のリールへの巻き取り中に連鎖型端子の振動に伴って光電センサの検出出力にチャタリングを生じるようなことがあっても、端子の計数を誤りなく実施できる。また、チャタリング防止のために、大掛かりで高価な連鎖型端子用のガイド部材を避け、安価なガイド部材を用いるだけで所期の目的を達成することができる。
上記(2)の構成によれば、連鎖型端子の端子数計数装置のローコスト化のために、ビーム幅の広い光電センサを該端子数計数装置に適用しなければならない場合であっても、端子の計数を誤りなく実施できる。
前述した目的を達成するために、本発明に係る端子数計数装置は、下記(3)〜(4)を特徴としている。
(3) 巻き取りロールに巻き取られる連鎖型端子の端子数を計測する端子数計数装置であって、
巻き取りロールに巻き取られる帯状の連鎖型端子の端子数を計測する端子数計数装置であって、
前記巻き取りロールへの前記連鎖型端子の送り方向に沿って配設された第1の端子通過検知用光電センサと、
前記送り方向に沿って前記第1の端子通過検知用光電センサよりも該送り方向前側に配設された第2の端子通過検知用光電センサと、
第1のフラグのオン、オフの状態および第2のフラグのオン、オフの状態を記憶する記憶部と、
前記第1の端子通過検知用光電センサおよび前記第2の端子通過検知用光電センサから検出信号を受けて、前記第1のフラグおよび前記第2のフラグのオン、オフの状態を切り替えて前記記憶部に記録する演算部と、
を備え、
前記第1の端子通過検知用光電センサから前記送り方向と交差する交差方向に出力される第1のビームと、前記第2の端子通過検知用光電センサから前記交差方向に出力される第2のビームとの前記送り方向の距離Lが、前記連鎖型端子を構成する各端子における前記送り方向前側の前端部と前記送り方向後側の後端部との距離T、および、前記連鎖型端子を構成する隣り合う第1の端子および第2の端子のうち前記送り方向前側に位置する前記第1の端子の前記後端部から前記送り方向後側に位置する前記第2の端子の前記前端部までの距離Pに対して、P>L>Tの関係を満たし、
前記演算部は、
前記送り方向に送られた前記第1の端子が前記第1のビームを遮ったことを前記第1の端子通過検知用光電センサによって検出した場合に、前記第1のフラグをオフの状態からオンの状態に遷移させ、
前記送り方向に送られた前記第1の端子が前記第2のビームを遮ったことを前記第2の端子通過検知用光電センサによって検出した場合に、前記第2のフラグをオフの状態からオンの状態に遷移させ、
前記第2のフラグがオンの状態になることによって前記第1のフラグおよび前記第2のフラグがともにオンの状態になったときに前記端子数を1つカウントアップするとともに、前記第1のフラグをオンの状態からオフの状態に遷移させ、且つ
前記送り方向に送られた前記第2の端子が前記第1のビームを遮ったことを前記第1の端子通過検知用光電センサによって検出した場合に、前記第1のフラグをオフの状態からオンの状態に遷移させるとともに、前記第2のフラグをオンの状態からオフの状態に遷移させる、
こと。
(4) 上記(3)の構成の端子数係数装置であって、
前記第1の端子通過検知用光電センサが第1のビーム幅にて出力する前記第1のビームにおける前記送り方向前側の一端縁と、前記第2の端子通過検知用光電センサが第2のビーム幅にて出力する前記第2のビームにおける前記送り方向後側の一端縁との距離Li、および、前記第1の端子通過検知用光電センサが前記第1のビーム幅にて出力する前記第1のビームにおける前記送り方向後側の他端縁と、前記第2の端子通過検知用光電センサが第2のビーム幅にて出力する前記第2のビームにおける前記送り方向前側の他端縁との距離Loが、前記距離Tおよび前記距離Pに対して、P>Lo、且つLi>Tの関係を満たす、
こと。
上記(3)の構成によれば、連鎖型端子のリールへの巻き取り中に連鎖型端子の振動に伴って光電センサの検出出力にチャタリングを生じるようなことがあっても、端子の計数を誤りなく実施できる。また、チャタリング防止のために、大掛かりで高価な連鎖型端子用のガイド部材を避けて所期の目的を達成することができる。
上記(4)の構成によれば、連鎖型端子の端子数計数装置のローコスト化のために、ビーム幅の広い光電センサを該端子数計数装置に適用しなければならない場合であっても、端子の計数を誤りなく実施できる。
本発明によれば、長尺の連鎖型端子の振動を防止するために光電センサ付近に設けられる端子ガイドを簡素化しながら、光電センサのビームに端子が進入する直後に端子の振動が発生しても、光電センサ出力のチャタリングに基づく端子数の重複計数を未然に回避でき、端子検出および端子数の計数をローコストかつ高精度に実現することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細はさらに明確化されるであろう。
以下に、本発明にかかる連鎖型端子の端子数計数方法の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態の連鎖型端子の端子数計数方法は、プレス加工機により連鎖型に製造された連鎖型端子をリールに巻き取る過程で、帯状のキャリヤの長手方向に沿って所定間隔で配置された多数の端子を計数する連鎖型端子の端子計測装置を用いて実施される。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る連鎖型端子の端子数測定方法を実施する連鎖型端子製造システムの概略構成図、図2は、連鎖型端子の構成図であり、図2(a)が連鎖型端子のキャリアを上面視したときの矢視図、図2(b)が連鎖型端子のキャリアを側面から視たときの矢視図、図3は、連鎖型端子の端子数計数装置のブロック図、図4は、連鎖型端子の端子数計数方法を説明するためのタイミングチャート、図5は、連鎖型端子の端子数計数方法を説明するための説明図である。
連鎖型端子の端子数計数装置は、例えば図1に示すように、連鎖型端子製造システムの端子巻き取り装置21内に設置される。連鎖型端子製造システムでは、供給ロール11に巻装された帯状の素材(黄銅)12を、一定のピッチでガイドロール13やガイド部材14を介して順次プレス加工機15に送り込む。プレス加工機15は送り込まれた帯状の素材12を成型金型16を用いて所定の形状に打ち抜き、さらに折り曲げ加工等を行うことによって、図2に示すような帯状のキャリヤ17aに、該キャリア17aの長手方向に直交する方向に多数の端子17bが連設された連鎖型端子17を得る。
この連鎖型端子17は、ガイドロール18および緩み検知部19およびガイドロール20を介して巻き取り装置21内の端子数計数装置22へ送り込まれる。端子数計数装置22は、後述の計数方法に従って連鎖型端子17の端子数を計数し、ロール23を介して巻き取りロール24に巻き取る。
連鎖型端子17は、前述のように連続する帯状のキャリヤ17aの長手方向に沿って所定間隔おきに多数の端子17bを配置したものからなる。各端子17bはキャリヤ17aから切断分離されて使用される。以後、一つの端子17bにおいて、連鎖型端子17の送り方向(図2(b)の矢印Yの方向)前側の前端部aと後側の後端部bとの距離を、端子幅「T」として標記することとし、また、隣り合う2つの端子17bにおいて、送り方向前方の一つの端子17bの後端部bから送り方向後方の一つの端子17bの前端部aまでの距離を、端子間幅「P」として標記することとする。
端子係数装置22は、図3に示すように、センサ部25と、演算部(CPU)26と、カウンタ27と、記憶部(メモリ)を備える。センサ部25は、2つの光電センサ28、29から構成され、端子17bの通過検知用の第1の光電センサ28はビーム光の発光部28aおよび受光部28bを連鎖型端子17の送り方向と直交する方向に対向配置したものからなり、同じく端子17bの通過検知用の第2の光電センサ29はビーム光の発光部29aおよび受光部29bを連鎖型端子17の送り方向と直交する方向に対向配置したものからなり、前記のように搬送される連鎖型端子17の巻き取り経路に沿って、第1の光電センサ28および第2の光電センサ29が所定距離をおいて配置されたものである。第1の光電センサ28および第2の光電センサ29の距離Lは、第1の光電センサ28が出力するビームb1から第2の光電センサ29が出力するビームb2までの距離によって規定される。図5においては、第1の光電センサ28および第2の光電センサ29が出力するビームの幅が端子17の幅Tに比して極めて小さいため、距離Lは、第1の光電センサ28が出力するビームb1から第2の光電センサ29が出力するビームb2までの距離と近似することができる。
本発明にかかる連鎖型端子の端子数計数方法においては、第1の光電センサ28と第2の光電センサ29の距離「L」は、次の関係を満たす必要がある。すなわち、隣り合う2つの端子17bの端子間隔「P」>第1の光電センサ28および第2の光電センサ29の距離「L」>端子17bの端子幅「T」である。なお、本発明に係る連鎖型端子の端子数計数方法においては、隣り合う2つの端子17bの端子間隔「P」>端子17bの端子幅「T」を満たす連鎖型端子がその端子数計数方法の対象となりえる。以降、端子数計数装置22による連鎖型端子の端子数計数方法を実現するための処理フローについて、第1の光電センサ28と第2の光電センサ29の距離「L」が上述の関係を満たさなければならない理由も含めて、図4〜図6を参照しながら説明する。
図1に示すように、プレス加工機15から巻き取り装置21へ送り込まれる連鎖型端子17は、端子数計数装置22内に案内される。この端子数計数装置22内では、図5に示すように、その送り込み方向(矢印Y方向)に、第1の光電センサ28および第2の光電センサ29がそれぞれビーム間距離(より厳密には、ビームb1の中心とビームb2の中心との間の距離)がLとなるように配置されている。
いま、連鎖型端子17が巻き取り装置側へ送られる過程で、1つの端子17bの前端部aが第1の光電センサ28の第1のビームb1に差し掛かったとする。このとき、第1のビームb1が該一つの端子17bによって遮断されるため、第1の光電センサ28が検出する強度は減少し、演算部26は、図4(a)に示すように、第1の光電センサ28からの出力変化Lを検出する。演算部26は、第1の光電センサ28からの出力変化Lを検出すると、図4(c)に示すように、その時点から第1の光電センサ28の出力変化状態を示すフラグMをオンの状態で記憶部30に記憶させる(ステップS1)。
その後、1つの端子17bは、送り込み方向に移動するが、第1のビームb1を遮断している期間においては、第1の光電センサ28が検出する強度は減少し、演算部26は、図4(a)に示すように、第1の光電センサ28からの出力変化Lを検出し続けることになる。このとき、記憶部30に記憶されるフラグMは、図4(c)に示すように、オンの状態を継続する(ステップS2)。
その後、1つの端子17bの後端部bが第1の光電センサ28の第1のビームb1に差し掛かったとする。このとき、1つの端子17bが第1のビームb1を通過し、該第1のビームb1を遮らなくなるため、第1の光電センサ28が検出する強度は増加し、演算部26は、図4(a)に示すように、第1の光電センサ28からの出力変化Lを検出しなくなる。一方で、演算部26は、第1の光電センサ28からの出力変化Lを検出しなくなっても、図4(c)に示すように、記憶部30の出力変化状態を示すフラグMをオンの状態を継続させる(ステップS3)。
続いて、上記一つの端子17bの前端部aは、第2の光電センサ29の第2のビームb2に差し掛かることになる。なお、第1の光電センサ28および第2の光電センサ29の距離「L」は、距離「L」>端子17bの端子幅「T」の関係を満たしているため、一つの端子17bが移動している過程において、該一つの端子17bが第1の光電センサ28の第1のビームb1および第2の光電センサ29の第2のビームb2を同時に遮断することはない。また、第1の光電センサ28および第2の光電センサ29の距離「L」は、隣り合う2つの端子17bの端子間隔「P」>距離「L」の関係を満たしているため、一つの端子17bが第2の光電センサ29の第2のビームb2を通過するまでは、その次の一つの端子17bが第1の光電センサ28の第1のビームb1を遮断することはない。つまり、最初の一つの端子17bが第2の光電センサ29の第2のビームb2を通過している期間中に、その次の一つの端子17bが第1の光電センサ28の第1のビームb1を遮断することはない。
上記一つの端子17bの前端部aが第2の光電センサ29の第2のビームb2に差し掛かると、第2のビームb2が該一つの端子17bによって遮断されるため、第2の光電センサ29が検出する強度は減少し、演算部26は、図4(b)に示すように、第1の光電センサ28からの出力変化Nを検出する。演算部26は、第2の光電センサ29からの出力変化Nを検出すると、図4(d)に示すように、その時点から第2の光電センサ29の出力変化状態を示すフラグOをオンの状態で記憶部30に記憶させる。このとき、演算部26は、フラグOがオフの状態からオンの状態に遷移することによって記憶部30に記憶させたフラグMおよびフラグOがともにオンの状態になった場合に連鎖型端子の端子数を「1」計数する。そして、図4(c)に示すように、オンの状態にして記憶部30に記憶させていたフラグMをオフの状態にリセットする(ステップS4)。
その後、1つの端子17bは、送り込み方向に移動するが、第2のビームb2を遮断している期間においては、第2の光電センサ29が検出する強度は減少し、演算部26は、図4(b)に示すように、第2の光電センサ29からの出力変化Nを検出し続けることになる。このとき、記憶部30に記憶されるフラグOは、図4(c)に示すように、オンの状態を継続する(ステップS5)。
その後、1つの端子17bの後端部bが第2の光電センサ29の第2のビームb2に差し掛かったとする。このとき、1つの端子17bが第2のビームb2を通過し、該第2のビームb2を遮らなくなるため、第2の光電センサ29が検出する強度は増加し、演算部26は、図4(b)に示すように、第2の光電センサ29からの出力変化Mを検出しなくなる。一方で、演算部26は、第2の光電センサ29からの出力変化Mを検出しなくなっても、図4(d)に示すように、記憶部30の出力変化状態を示すフラグOをオンの状態を継続させる(ステップS6)。
その後、次の1つの端子17bの前端部aが第1の光電センサ28の第1のビームb1に差し掛かったとする。このとき、第1のビームb1が該次の一つの端子17bによって遮断されるため、第1の光電センサ28が検出する強度は減少し、演算部26は、図4(a)に示すように、第1の光電センサ28からの出力変化Lを検出する。演算部26は、第1の光電センサ28からの出力変化Lを検出すると、図4(c)に示すように、その時点から第1の光電センサ28の出力変化状態を示すフラグMをオンの状態で記憶部30に記憶させるとともに、図4(d)に示すように、オンの状態にして記憶部30に記憶させていたフラグOをオフの状態にリセットする。なお、このとき、フラグMがオフの状態からオンの状態に遷移することによって記憶部30に記憶させたフラグMおよびフラグOがともにオンの状態になるが、この場合には連鎖型端子の端子数を計数しない。あくまで、演算部26は、フラグOがオフの状態からオンの状態に遷移することによって記憶部30に記憶させたフラグMおよびフラグOがともにオンの状態になった場合に連鎖型端子の端子数を「1」カウントアップする(ステップS1’)。以降、ステップS1〜S1’までの処理を繰り返し行うことになる。
第1の光電センサ28および第2の光電センサ29の距離「L」は、隣り合う2つの端子17bの端子間隔「P」>距離「L」の関係を満たしているため、一つの端子17bが第2の光電センサ29の第2のビームb2を通過するまでは、その次の一つの端子17bが第1の光電センサ28の第1のビームb1を遮断することはない。つまり、最初の一つの端子17bが第2の光電センサ29の第2のビームb2を遮断している期間と、その次の一つの端子17bが第1の光電センサ28の第1のビームb1を遮断している期間と、が重複することはない。さらに、演算部26は、光電センサ28、29が検出する強度の出力変化L、Mによって連鎖型端子の端子数を計数するのではなく、フラグM、Oがともにオン状態になったときにのみ端子数を計数する。本発明では、この構成により、演算部26が端子数を計数する機会は、一つの端子17bにつき、一度に限られるため、連鎖型端子のリールへの巻き取り中に連鎖型端子の振動に伴って光電センサの検出出力にチャタリングを生じるようなことがあっても、端子の計数を誤りなく実施できる。
例えば、一つの端子17bが振動し、図4(a)に示す第1の光電センサ28からの出力変化Lにチャタリングが生じる場合を考える。演算部26は、第1の光電センサ28からの出力変化Lを検出している期間では計数を行っておらず、記憶部30のフラグMをオン状態にする処理のみを行っている。このため、出力変化Lに生じるチャタリングが、連鎖型端子の端子数の計数に影響を与えることはない。また、一つの端子17bが振動し、図4(c)に示す第2の光電センサ29からの出力変化Nにチャタリングが生じる場合を考える。演算部26は、第2の光電センサ29からの出力変化Nを検出している期間では計数を行うが、一度、記憶部30のフラグOをオンの状態にし、「1」カウントアップすると、フラグMをオフの状態にしてしまう。フラグMは、次の一つの端子17bが第1の光電センサ28の第1のビームb1を遮断するまではオンの状態になることはなく、且つ最初の一つの端子17bが第2の光電センサ29の第2のビームb2を通過している期間中に次の一つの端子17bが第1の光電センサ28の第1のビームb1を遮断することはないため、どれだけ出力変化Nにチャタリングが生じようとも、一度の出力変化Nにつき、計数する機会は一度しか存在しない。したがって、連鎖型端子のリールへの巻き取り中に連鎖型端子の振動に伴って光電センサの検出出力にチャタリングを生じるようなことがあっても、端子の計数を誤りなく実施できる。
繰り返しになるが、第1の光電センサ28および第2の光電センサ29の距離「L」が、端子17bの端子幅「T」に等しいかそれより小さい場合には、端子17bの前端部側および後端部側において第1の光電センサ28および第2の光電センサ29のビームが同時に遮られるため、すなわち、記憶部30のフラグMおよびフラグOが同時期にオンの状態になってしまうため、光電センサの検出出力にチャタリングを生じる場合、端子を正確に計数することができない。このため、第1の光電センサ28および第2の光電センサ29の距離「L」は、端子17bの端子幅「T」に対して、L>Tの関係を満たす必要がある。
また、第1の光電センサ28および第2の光電センサ29の距離「L」が、隣り合う2つの端子17bの端子間隔「P」に等しいかそれよりも大きい場合にも、最初の一つの端子17bが第2の光電センサ29の第2のビームb2を遮断し、次の一つの端子17bが第1の光電センサ28の第1のビームb1を遮断するため、すなわち、記憶部30のフラグMおよびフラグOが同時期にオンの状態になってしまうため、光電センサの検出出力にチャタリングを生じる場合、端子を正確に計数することができない。このため、第1の光電センサ28および第2の光電センサ29の距離「L」は、隣り合う2つの端子17bの端子間隔「P」に対して、P>Lの関係を満たす必要がある。
以上、本発明の実施の形態の連鎖型端子の端子数計数方法によれば、どれだけ光電センサの出力変化L、Nにチャタリングが生じようとも、一度の出力変化につき、計数する機会は一度しか存在しない。したがって、連鎖型端子のリールへの巻き取り中に連鎖型端子の振動に伴って光電センサの検出出力にチャタリングを生じるようなことがあっても、端子の計数を誤りなく実施できる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の別の実施の形態の連鎖型端子の端子数計数方法について詳細に説明する。第1実施形態では、光電センサ28、29からのビームの幅が、端子17bの端子幅「T」に対して充分小さく、ビームの幅について考慮しない場合について説明した。しかしながら、連鎖型端子の端子数計数装置のローコスト化のために、ビーム幅の広い光電センサを該端子数計数装置に適用しなければならないことも考えられる。このため、第2実施形態では、ビームの幅について考慮する場合について説明する。なお、第1実施形態で説明した構成と同一の参照符号を割り当てているものについては、第1実施形態で説明したとおりであるため、説明を省略する。図6は、連鎖型端子の他の端子計数方法を説明するための説明図であり、図6(a)が距離「Li」が満たすべき関係式を説明する説明図、図6(b)が距離「Lo」が満たすべき関係式を説明する説明図である。
第1の光電センサ28の第1のビームb1および第2の光電センサ29の第2のビームb2は、図6(a)、図6(b)に示すように、それぞれ所定のビーム幅A、Bを持つものとする。第1の光電センサ28は、送り方向(矢印Y方向)前側の一端縁cと送り方向後側の一端縁dによって挟まれるビーム幅Aにおいてビームb1を出力し、第2の光電センサ29は、送り方向(矢印Y方向)前側の一端縁eと送り方向後側の一端縁fによって挟まれるビーム幅Bにおいてビームb2を出力する。以降、第1の光電センサ28が出力する第1のビームb1の一端縁cから第2の光電センサ29が出力する第2のビームb2の一端縁fまでの距離を「Li」と称し、第1の光電センサ28が出力する第1のビームb1の一端縁dから第2の光電センサ29が出力する第2のビームb2の一端縁eまでの距離を「Lo」と称する。
本発明にかかる連鎖型端子の端子数計数方法においては、第1の光電センサ28が出力する第1のビームb1の一端縁cから第2の光電センサ29が出力する第2のビームb2の一端縁fまでの距離「Li」は、次の関係を満たす必要がある。すなわち、「Li」>端子17bの端子幅「T」である。また、第1の光電センサ28が出力する第1のビームb1の一端縁dから第2の光電センサ29が出力する第2のビームb2の一端縁eまでの距離「Lo」は、次の関係を満たす必要がある。すなわち、隣り合う2つの端子17bの端子間隔「P」>「Lo」である。
第1の光電センサ28が出力する第1のビームb1の一端縁cから第2の光電センサ29が出力する第2のビームb2の一端縁fまでの距離「Li」が、端子17bの端子幅「T」に等しいかそれより小さい場合には、端子17bの前端部側および後端部側において第1の光電センサ28および第2の光電センサ29のビームが同時に遮られるため、すなわち、記憶部30のフラグMおよびフラグOが同時期にオンの状態になってしまうため、光電センサの検出出力にチャタリングを生じる場合、端子を正確に計数することができない。このため、距離「Li」は、端子17bの端子幅「T」に対して、Li>Tの関係を満たす必要がある。
また、第1の光電センサ28が出力する第1のビームb1の一端縁dから第2の光電センサ29が出力する第2のビームb2の一端縁eまでの距離「Lo」が、隣り合う2つの端子17bの端子間隔「P」に等しいかそれよりも大きい場合にも、最初の一つの端子17bが第2の光電センサ29の第2のビームb2を遮断し、次の一つの端子17bが第1の光電センサ28の第1のビームb1を遮断するため、すなわち、記憶部30のフラグMおよびフラグOが同時期にオンの状態になってしまうため、光電センサの検出出力にチャタリングを生じる場合、端子を正確に計数することができない。このため、「Lo」は、隣り合う2つの端子17bの端子間隔「P」に対して、P>Loの関係を満たす必要がある。
まとめると、ビーム幅を考慮した本発明にかかる連鎖型端子の端子数計数方法においては、距離「Li」、「Lo」は、次の関係を満たす必要がある。すなわち、隣り合う2つの端子17bの端子間隔「P」>「Lo」、且つ「Li」>端子17bの端子幅「T」、である。端子数計数装置22による連鎖型端子の端子数計数方法を実現するための処理フローについては、第1実施形態で説明した処理フローと同様である。
以上、本発明の第2実施形態の連鎖型端子の端子数計数方法によれば、ビーム幅の広い光電センサを端子数計数装置に適用しなければならない場合であっても、どれだけ光電センサの出力変化L、Nにチャタリングが生じようとも、一度の出力変化につき、計数する機会は一度しか存在しない。したがって、連鎖型端子のリールへの巻き取り中に連鎖型端子の振動に伴って光電センサの検出出力にチャタリングを生じるようなことがあっても、端子の計数を誤りなく実施できる。この結果、連鎖型端子17の巻き取り時における端子17bの誤計数を防止しながら、計数精度の向上に寄与できる。また、連鎖型端子の振動防止のために端子をガイドするための部材を用いる必要がないため、端子数計数装置の簡素化を図るとともにとローコスト化にも寄与する。
なお、従来の端子数計数方法では、チャタリングによる誤計数を防ぐために、光電センサが端子17bによってビームが遮られているときに検出する強度と遮られていないときに検出する強度との差が大きくなるような端子17bの一部に該ビームを照射したり、端子がビームを遮っている期間中にはそのビームが光電センサの受光部29bに受光され難くなるような端子17bの一部に該ビームを照射したりする必要があったが、本発明の連鎖型端子の端子数計数方法によれば、光電センサからのビームを端子17bの任意の箇所に当てた状態で端子数を計数することができる。さらに、端子17bの一部に光電センサからのビームによって貫通される貫通部が形成され、ビームが送り方向に移動中の端子17bの貫通部を貫通して光電センサの受光部29bに到達する場合であっても、従来の端子数計数方法に発生していた複数回のカウントアップを防止することができる。このため、本発明の端子数計数方法は、端子17bに貫通部が形成されている場合であっても、光電センサからのビームを端子17bの任意の箇所に当てた状態で端子数を計数することができる。
本発明に係る連鎖型端子の端子数計測装置を持つ連鎖型端子製造システムの概略構成図である。 図2(a)が連鎖型端子のキャリアを上面視したときの矢視図、図2(b)が連鎖型端子のキャリアを側面から視たときの矢視図 本発明に係る連鎖型端子の端子数計測装置を概念的に示すブロック図である。 本発明に係る連鎖型端子の端子数計数方法を説明するためのタイミングチャートである。 本発明に係る連鎖型端子の端子数計数方法を説明するための説明図である。 図6(a)が距離「Li」が満たすべき関係式を説明する説明図、図6(b)が距離「Lo」が満たすべき関係式を説明する説明図である。 従来における連鎖型端子の端子数計数方法を示す説明図である。
符号の説明
11 供給ロール
12 素材
15 プレス加工機
16 成型金型
17 連鎖型端子
17a キャリヤ
17b 端子
21 巻き取り装置
22 端子数計数装置
24 巻き取り装置
26 演算部
27 カウンタ
28 第1の光電センサ
29 第2の光電センサ
30 メモリ

Claims (4)

  1. 巻き取りロールに巻き取られる帯状の連鎖型端子の端子数を計測する端子数計測方法であって、
    前記巻き取りロールへの前記連鎖型端子の送り方向に沿って配設された第1の端子通過検知用光電センサから前記送り方向と交差する交差方向に出力される第1のビームと、前記送り方向に沿って前記第1の端子通過検知用光電センサよりも該送り方向前側に配設された第2の端子通過検知用光電センサから前記交差方向に出力される第2のビームとの前記送り方向の距離Lが、前記連鎖型端子を構成する各端子における前記送り方向前側の前端部と前記送り方向後側の後端部との距離T、および、前記連鎖型端子を構成する隣り合う第1の端子および第2の端子のうち前記送り方向前側に位置する前記第1の端子の前記後端部から前記送り方向後側に位置する前記第2の端子の前記前端部までの距離Pに対して、P>L>Tの関係を満たし、
    前記送り方向に送られた前記第1の端子が前記第1のビームを遮ったことを前記第1の端子通過検知用光電センサによって検出した場合に、第1のフラグをオフの状態からオンの状態に遷移させ、
    前記送り方向に送られた前記第1の端子が前記第2のビームを遮ったことを前記第2の端子通過検知用光電センサによって検出した場合に、第2のフラグをオフの状態からオンの状態に遷移させ、
    前記第2のフラグがオンの状態になることによって前記第1のフラグおよび前記第2のフラグがともにオンの状態になったときに前記端子数を1つカウントアップするとともに、前記第1のフラグをオンの状態からオフの状態に遷移させ、
    前記送り方向に送られた前記第2の端子が前記第1のビームを遮ったことを前記第1の端子通過検知用光電センサによって検出した場合に、前記第1のフラグをオフの状態からオンの状態に遷移させるとともに、前記第2のフラグをオンの状態からオフの状態に遷移させる、
    ことを特徴とする端子数計測方法。
  2. 前記第1の端子通過検知用光電センサが第1のビーム幅にて出力する前記第1のビームにおける前記送り方向前側の一端縁と、前記第2の端子通過検知用光電センサが第2のビーム幅にて出力する前記第2のビームにおける前記送り方向後側の一端縁との距離Li、および、前記第1の端子通過検知用光電センサが前記第1のビーム幅にて出力する前記第1のビームにおける前記送り方向後側の他端縁と、前記第2の端子通過検知用光電センサが第2のビーム幅にて出力する前記第2のビームにおける前記送り方向前側の他端縁との距離Loが、前記距離Tおよび前記距離Pに対して、P>Lo、且つLi>Tの関係を満たす、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子数計測方法。
  3. 巻き取りロールに巻き取られる帯状の連鎖型端子の端子数を計測する端子数計数装置であって、
    前記巻き取りロールへの前記連鎖型端子の送り方向に沿って配設された第1の端子通過検知用光電センサと、
    前記送り方向に沿って前記第1の端子通過検知用光電センサよりも該送り方向前側に配設された第2の端子通過検知用光電センサと、
    第1のフラグのオン、オフの状態および第2のフラグのオン、オフの状態を記憶する記憶部と、
    前記第1の端子通過検知用光電センサおよび前記第2の端子通過検知用光電センサから検出信号を受けて、前記第1のフラグおよび前記第2のフラグのオン、オフの状態を切り替えて前記記憶部に記録する演算部と、
    を備え、
    前記第1の端子通過検知用光電センサから前記送り方向と交差する交差方向に出力される第1のビームと、前記第2の端子通過検知用光電センサから前記交差方向に出力される第2のビームとの前記送り方向の距離Lが、前記連鎖型端子を構成する各端子における前記送り方向前側の前端部と前記送り方向後側の後端部との距離T、および、前記連鎖型端子を構成する隣り合う第1の端子および第2の端子のうち前記送り方向前側に位置する前記第1の端子の前記後端部から前記送り方向後側に位置する前記第2の端子の前記前端部までの距離Pに対して、P>L>Tの関係を満たし、
    前記演算部は、
    前記送り方向に送られた前記第1の端子が前記第1のビームを遮ったことを前記第1の端子通過検知用光電センサによって検出した場合に、前記第1のフラグをオフの状態からオンの状態に遷移させ、
    前記送り方向に送られた前記第1の端子が前記第2のビームを遮ったことを前記第2の端子通過検知用光電センサによって検出した場合に、前記第2のフラグをオフの状態からオンの状態に遷移させ、
    前記第2のフラグがオンの状態になることによって前記第1のフラグおよび前記第2のフラグがともにオンの状態になったときに前記端子数を1つカウントアップするとともに、前記第1のフラグをオンの状態からオフの状態に遷移させ、且つ
    前記送り方向に送られた前記第2の端子が前記第1のビームを遮ったことを前記第1の端子通過検知用光電センサによって検出した場合に、前記第1のフラグをオフの状態からオンの状態に遷移させるとともに、前記第2のフラグをオンの状態からオフの状態に遷移させる、
    ことを特徴とする端子数計数装置。
  4. 前記第1の端子通過検知用光電センサが第1のビーム幅にて出力する前記第1のビームにおける前記送り方向前側の一端縁と、前記第2の端子通過検知用光電センサが第2のビーム幅にて出力する前記第2のビームにおける前記送り方向後側の一端縁との距離Li、および、前記第1の端子通過検知用光電センサが前記第1のビーム幅にて出力する前記第1のビームにおける前記送り方向後側の他端縁と、前記第2の端子通過検知用光電センサが第2のビーム幅にて出力する前記第2のビームにおける前記送り方向前側の他端縁との距離Loが、前記距離Tおよび前記距離Pに対して、P>Lo、且つLi>Tの関係を満たす、
    ことを特徴とする請求項3記載の端子数計数装置。
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