JP5024061B2 - 撮影装置及び表示装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電流制御により輝度調整可能な光源を有する表示装置を備えたデジタルカメラ等の撮影装置、及び表示装置の制御方法に関する。
デジタルカメラ等の撮影装置は、撮像素子に結像された画像の表示、記録された静止画や動画の再生表示、その他の情報等の表示を行うため、液晶ディスプレイ(LCD)を備えている。液晶ディスプレイにおいては、液晶パネルは自己発光しないため、液晶パネルの裏面側にLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)等の光源を備えるバックライトが配置され、液晶パネルを裏面側から照明するようにしている。
このような撮影装置においては、晴天屋外での使用時等、周囲が明るい場合に表示画像を視認し難くなる場合があるため、液晶ディスプレイの輝度を通常モード時の輝度よりも上昇させて視認性を向上する高輝度モード(バックライトブーストモード等とも呼ばれる)を備え、使用者が必要に応じてモード切換を行えるようにしたものが知られている。このような高輝度モードは、バックライトを構成するLEDに供給する電流値を通常モード時よりも高い値とすることで実現されている。
しかしながら、LEDは、その仕様上、温度との関係において絶対最大定格電流が定められており、これを越えて用いることは一般にできず、これを越えて用いた場合には、素子の劣化が早まるため、経時的に最大輝度が低下し、寿命が短くなるおそれがある。従って、特に高温環境下で長時間の高輝度発光を行うことは、避ける必要がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、光源が絶対最大定格電流を越えて、あるいはこれに近い状態で用いられることを防止ないし抑制し、その長寿命化を図ることを目的とする。
なお、光源に供給する電流を制御する技術としては、光源の温度を温度センサにより計測して、バックライト光源の温度変化に伴う輝度の変化を光源に供給する電流値を制御することで、安定に保つようにしたもの(下記特許文献1参照)、電流値の変動に伴う色温度の変化を補正するようにしたもの(下記特許文献2参照)、温度変化に伴う色調の変化を補正するようにしたもの(下記特許文献3参照))等が知られているが、何れも光源の寿命に関するものではない。
特開2003−319291号公報 特開2006−229548号公報 特開2007−87720号公報
本発明の第1の観点によると、電流制御により輝度調整可能な光源(27)を有する表示装置(23)を備えた撮影装置(CM)であって、前記光源を通常輝度で発光させる通常モード及び該光源を該通常輝度よりも高い輝度で発光させる高輝度モードを選択的に設定する設定手段(22,35)と、前記光源の温度を検出する温度検出手段(29)と、前記光源の寿命との関係で予め設定された該光源の温度に関するしきい値(41)を含む制御データが記憶された記憶手段(37)と、前記光源が前記高輝度モードで発光されている場合であって、前記温度検出手段による検出温度が前記しきい値を越えた場合に、使用者に対して警告を発生するよう制御する制御手段(31)と、を備え、前記制御手段は、前記警告が行われた場合であって、該警告が行われてから予め設定された所定の時間が経過しても、前記設定手段により前記通常モードへの変更が行われなかった場合に、該設定手段のモード設定を該通常モードへ強制的に変更する撮像装置が提供される。
本発明の第2の観点によると、電流制御により輝度調整可能な光源(27)を有する表示装置(23)の制御方法であって、前記光源を通常輝度で発光させる通常モード及び該光源を該通常輝度よりも高い輝度で発光させる高輝度モードの何れに設定されているかを検出する設定検出ステップ(S11)と、前記光源の温度を検出する温度検出ステップ(S12)と、前記光源の寿命との関係で予め設定された該光源の温度に関するしきい値(41)を含む制御データを読み出す読出ステップ(S16)と、前記光源が前記高輝度モードで発光されている場合であって、前記温度検出ステップによる検出温度が前記しきい値を越えた場合に(S16)、使用者に対して警告を発生する警告ステップ(S17)と、前記警告が行われた場合であって、該警告が行われてから予め設定された所定の時間が経過しても、前記通常モードへの変更が行われなかった場合に、前記高輝度モードを前記通常モードへ強制的に変更する設定変更ステップ(S20)と、を備える表示装置の制御方法が提供される。
なお、本発明において、「警告」とは、使用者に何らかの方法を通じて情報を通知することを意味し、表示装置等を通じて視認可能な画像ないし文字により通知することのみならず、インジケータランプ等の発光による表示や音又は音声等により聴覚的に通知することも含まれる。
本発明では、光源が高輝度モードで発光されている場合であって、該光源の温度が、該光源の寿命との関係で予め設定された該光源の温度に関するしきい値を越えた場合に、使用者に対して警告を発生するようにしたので、使用者は、そのまま高輝度モードを継続した場合には、光源の寿命に悪影響があることを認識することができ、モードを通常モードに切り換える等の対策を行うことができるようになり、結果として、光源の長寿命化を図ることができる。
本発明によれば、光源が絶対最大定格電流を越えて、あるいはこれに近い状態で用いられることを防止ないし抑制することができるようになり、光源の長寿命化を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。この実施形態の撮影装置は、一眼レフ方式のデジタルカメラである。但し、透過方式のファインダを搭載するコンパクトデジタルカメラであってもよく、また、静止画を撮影するためのカメラ、動画を撮影するビデオカメラ、静止画及び動画の両方の撮影が可能なカメラ又はビデオカメラであってもよい。
〔デジタルカメラの全体構成〕
図1は本発明の実施形態に係るデジタルカメラの概略構成を示す図である。このカメラは、静止画及び動画を撮影可能な一眼レフ方式のデジタルカメラである。図1において、カメラCMは、カメラ本体CB、ファインダ部FD及びカメラ本体CBに着脱可能に又は固定して装着される撮影レンズCLを備えて構成されている。
撮影レンズCLは、レンズ鏡筒内部に、メインレンズ、焦点距離調節レンズ、フォーカスレンズ等の複数のレンズからなるレンズ系11、及び絞り12等を備えて構成されている。カメラ本体CBの内部には、撮影レンズCLを介した被写体の像を画像信号に変換して出力するCCDやCMOS等からなる撮像素子13、メカニカルシャッタ14、光路切換用のクイックリターンミラー15、位相差検出式AF検出素子16等が収容されている。ファインダ部FDは、撮影レンズCL及びクイックリターンミラー15を介して形成される被写体の光学像を目視観察するための光学式のファインダであり、フォーカシングスクリーン(焦点板)17、ペンタ(ダハ)プリズム18、測光素子19、測光光学系20、接眼部(接眼レンズ)21等を備えて構成されている。
カメラ本体CBの上部又は背面には、図示は省略しているが、撮影者が指示内容を手動入力するための各種のボタン、ダイヤル、十字キー等の操作部が配置されている。操作部としては、電源をオン/オフする電源ダイヤル、レリーズボタン、撮影モードボタン、コマンドダイヤル等が設けられている。22は後述する画像表示モニタ23の輝度モードを設定するための操作部としての輝度モード設定ボタンである。同図では、輝度モード設定ボタン22はカメラ本体CBの背面に設けられているように描かれているが、カメラ本体CBの上面やその他の位置に設けられていてもよい。
カメラ本体CBの背面には、撮像素子13に結像されている被写体の画像(ライブビュー画像)又は撮影済みの静止画若しくは動画を再生表示するための画像表示モニタ23が設けられている。この画像表示モニタ23には、画像の他に、メニュー画面、各種のモードの選択画面、撮影に関する情報、各種の警告等も表示される。
図2及び図3は画像表示モニタの概略構成を示す図である。画像表示モニタ23は、例えばTFT型の液晶パネル24とこれを背面側から照明するバックライトとを備えて構成されている。バックライトは、素子基板25上に複数のLED26を直線状に配置してなる光源27、反射シート28aや拡散シート28b等を有する導光板28を備えて構成されている。素子基板25上には、光源27の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ29が設けられている。温度センサ29による検出信号は、後述する制御装置31(図4参照)に供給される。なお、本発明では、画像表示モニタ23内に温度センサが設置されているが、温度センサの設置場所は、ここに限られず、カメラ内部に設置しても良い。その場合には、あらかじめ温度センサの出力とモニタの温度との関係を測定しておき、その関係に基づいて補正をかけておくのが好ましい。
また、このカメラCMは、動画の記録時に録音された音声を再生し、あるいはシャッタの動作を知覚させるための疑似シャッタ音やセルフタイマの作動音等を出力するためのスピーカ(発音部材)36を備えている。このスピーカ36は、後述する警告音や音声を出力するためにも用いられる。同図では、スピーカ36はファインダ部FDに設けられているように描かれているが、カメラ本体CBに設けられていてもよい。
〔制御系の構成〕
図4は本実施形態に係るデジタルカメラの制御系の要部構成を示すブロック図である。同図において、31はマイクロコンピュータ等によって構成される制御装置(制御手段)であり、この制御装置31はカメラCMを構成する各部を全体的に統括制御する。撮像素子13は、撮影レンズCLを透過した被写体光を受光して画像信号(蓄積電荷としてのアナログ信号)を出力する。撮像素子13からの画像信号は、ゲイン調整後、A/D変換されてデジタル信号として、制御装置31の一部としての画像処理回路(不図示)に送られる。画像処理回路は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で構成され、デジタル信号である原画像データに対してホワイトバランス(WB)調整、輪郭補償、ガンマ補正などの画像処理を行うとともに、所定の形式で圧縮する圧縮処理や伸長処理等を行う。
撮影された画像データは記録媒体32に記録される。記録媒体32はフラッシュメモリなどから構成されるメモリカード等であって、圧縮処理後の画像データ(静止画、動画)を記録するものであり、カメラ本体CBに対して着脱可能に構成されている。表示駆動回路33は、制御装置31から送られる画像信号(ライブビュー画像や記録媒体32に記録された画像の再生画像、撮影に関する情報等に係る信号)を画像表示モニタ23の液晶パネル24に出力して、当該画像を表示させるために画像表示モニタ23の液晶パネル24を駆動する回路である。電流制御回路34は、バックライトの光源27の各LED26に電流を供給する回路である。電流制御回路34は、制御装置31からの制御信号に基づいて、光源27に供給する電流値を変更し、輝度を制御する。制御装置31は、後述する輝度モード設定部35の設定内容(通常モード/高輝度モード)に従って、対応する制御信号を電流制御回路34に送り、電流制御回路34は、輝度モードが通常モードである場合にはこれに対応する低い電流を、高輝度モードである場合にはこれに対応する高い電流を供給することによって、バックライトの光源27の輝度を変更する。
バックライトの光源27の温度を検出する温度センサ29による検出温度は、後述する警告処理に用いるため、制御装置31に入力される。また、制御装置31は高輝度モードにおいて、後述する警告を発生する際には、その一態様として、スピーカ(発音部材)36を駆動して、使用者に知らしめるために、警告音又は音声を発生させる。スピーカ36から放出される警告音又は音声としては、ブザー音(連続音、間欠音)、言葉の発声等を例示できる。
輝度モード設定部35には、バックライトの光源27を通常輝度で発光させる通常モード、又は該通常輝度よりも高い高輝度で発光させる高輝度モードの何れかのモードが設定される。輝度モード設定部35の設定内容は、使用者が輝度モード設定ボタン22を操作(押下)することによって変更されるようになっている。ここでは、通常モードにおいて輝度モード設定ボタン22が押下された場合には高輝度モードにモード設定が変更され、高輝度モードにおいて輝度モード設定ボタン22が押下された場合には通常モードにモード設定が変更されるようになっている。また、輝度モード設定部35の設定内容は、制御装置31からの変更指示によっても変更できるようになっている。
データ記憶部37には、後述する警告処理に用いる制御データが記憶されている。制御データには、図5に示されているように、しきい値41、予測データ42、強制変更待ち時間43、補正データ44、累積回数カウンタ45及び累積時間カウンタ46を含まれている。
しきい値41は、光源27の寿命との関係で定められた該光源27の温度に関するしきい値である。このしきい値41は、予め設定された初期値と、後述する補正処理によって適宜に補正された補正後の値を含んでいる。以下、これらを区別する場合には、しきい値の初期値を初期しきい値、補正後のしきい値を補正しきい値という。単に、しきい値という場合は、これらの何れか一方又は双方をいう。初期しきい値は、光源27を構成するLED26の仕様(絶対最大定格電流)に基づいて予め設定される。
光源27に用いるLED26は、図8に符号Aで示されているような電流低減曲線によって、温度及び電流が規制される。これは、一般には、LED又は光源の製造業者がLEDの寿命との関係で保証する範囲を規定するものである。なお、同図において、縦軸は順電流I(mA)、横軸は温度T(℃)である。例えば、通常モードでLEDに供給する電流値をIa、高輝度モードでLEDに供給する電流値をIbとすると、電流値Iaでは温度Taまでの使用が可能であり、電流値Ibでは温度Tbまでの使用が可能であることを示している。即ち、高輝度モードでは、供給する電流値が通常モードの電流値よりも大きいため、使用が可能な最大温度(以下、使用可能最大温度という)は、通常モードよりも低くなる。一方、LEDは通電によってある程度発熱し、供給する電流値が大きい程、その発熱量は大きくなる。従って、高輝度モードを長時間継続すると、カメラの使用環境温度やその内部の撮像素子等の発熱部品による発熱等によるLEDの周囲の温度との関係によっては、その温度が使用可能最大温度よりも高くなるおそれがあり、これを放置した場合には、直ちに故障することは少ないとしても、LEDの寿命に悪影響を及ぼすことになる。
この初期しきい値41は、当該使用可能最大温度Tbを越えてしまうことを防止するために設定されるものである。従って、この初期しきい値は、高輝度モードで供給する電流値Ibに対応する使用可能最大温度Tbよりも低い値に設定されることになる。但し、使用可能最大温度Tbよりもあまりに低い値に設定すると、光源27の寿命にそれほど影響がないにもかかわらず後述する警告が頻繁に行われることになり、煩わしい場合があるため、該使用可能最大温度Tbに近い値に設定される。例えば、使用可能最大温度Tbよりも所定温度だけ低い温度とすることができる。この場合の所定温度は、光源27の高輝度モードによる発光時間と光源27の自己発熱による温度上昇との関係を考慮して、ある程度余裕をもった値とすることが好ましく、具体的には、例えば、5℃(従って、初期しきい値はTb−5℃)とすることができる。
予測データ42は、光源の発光時間と温度との関係を示すデータであり、予め求められてデータ記憶部37に記憶されている。この予測データ42は、光源27の発光に伴う当該光源自身の発熱による温度上昇を予測するためのデータであり、例えば、実際に光源27を高輝度モードで発光させて、温度センサ29で検出される温度をモニタして、所定の経過時間毎にそのときの温度を採取することにより求めることができる。光源27又はLED26の仕様に基づいて決めてもよい。予測データ42は、所定の経過時間毎にそのときの温度が設定されたデータテーブルとして記憶されても、これに基づき求められる関数として記憶されても何れでもよい。
強制変更待ち時間43は、後述する警告を行った後に強制的に通常モードに戻すまでの所定の時間であり、予め決められてデータ記憶部37に記憶されている。この強制変更待ち時間43は、光源27の高輝度モードによる発光時間と光源27の自己発熱による温度上昇との関係を考慮して、使用可能最大温度Tbを越えない程度の余裕を持った値とすることが好ましく、具体的には、例えば、5分とすることができる。
補正データ44は、高輝度モードにおいて、光源27の温度がしきい値41を越えた累積回数及び累積時間と、これに応じてしきい値41を低下させる補正値との関係を示すデータであり、予め決められて、データ記憶部37に記憶されている。初期しきい値41は、上述した通り、ある程度の余裕をもちつつも、過剰に低い値とすることは警告が頻発する等の点で好ましくないので、使用可能最大温度Tbに近い値に設定される。このため、このしきい値41を越えた状態、即ち使用可能最大温度Tbに近い温度での使用を繰り返し行うこと、あるいは長時間行うことは、光源27の寿命の観点からなるべく避けるべきである。このため、この実施形態では、累積回数又は累積時間に応じて、しきい値41を低い値に補正することによって、使用可能最大温度Tbに近い温度での使用を抑制するようにしており、補正データ44は、このしきい値41を補正するために用いられるデータである。具体的には、例えば、累積回数が所定回(例えば、5回)について、あるいは累積時間が所定時間(例えば、5分)について、所定温度(例えば、0.1℃)だけしきい値を補正する、といったようなものである。
累積回数カウンタ45及び累積時間カウンタ46は、温度センサ29による検出温度がしきい値41を越えた回数又は時間が累積的に加算保持されるカウンタである。これらのカウンタ45,46のデフォルト値は「0」であり、これらのカウンタ45,46に設定される累積回数及び累積時間は、画像表示モニタ23又はバックライト若しくは光源27が新規なものに交換されない限り、あるいは特別の事情がない限り、リセットされることはない。
〔警告に関する処理〕
次に、図4の制御装置31によって実施される警告に関する処理について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。この警告に関する処理は、制御装置31が不図示のプログラム記憶部から高輝度警告プログラムを読み込み、実行することにより実現される。
まず、輝度モード設定部35のモード設定が高輝度モードであるか、通常モードであるかを判断し(ステップS11)、通常モードであると判断した場合(Nの場合)には、この処理を終了する。ステップS11において、高輝度モードであると判断した場合(Yの場合)には、温度センサ29による光源27の温度を検出し(ステップS12)、しきい値41に到達するまでの残り時間を予測する(ステップS13)。ステップS13では、ステップS12で検出された検出温度と、しきい値41に係る温度との差分を求め、予測データに基づいて、当該差分に係る温度まで光源27の温度が上昇するに至るまでの時間(残り時間)を求める。この場合に用いられるしきい値41は、後述するステップS22で、しきい値の補正が行われていない場合には、初期しきい値であり、後述するステップS22で、しきい値の補正が1回以上行われた場合には、補正しきい値である。
次いで、予測された残り時間を画像表示モニタ23に表示する(ステップS14)。この表示は、例えば、図9に符号D1で示されているように、当該残り時間を文字で表示する。但し、このような文字情報で表示するもの以外に、図9に符号D2で示すように、棒グラフのようなグラフ(バー)表示としてもよい。このようなグラフ表示を用いることにより、光源27の温度がしきい値41に到達するまでの時間及び進行状況を直感的に認識することができ、大まかな状況を容易に把握することができる。なお、このようなグラフ表示は、図9の符号D2のように横に長く表示するのみならず、縦に長く表示するようにしてもよい。また、このような棒グラフでなく、円グラフやその他の形状のグラフを用いてもよい。上述したような文字情報と、このようなグラフ表示を併用して(組み合わせて)表示するようにしてもよい。
その後、再度、輝度モード設定部35のモード設定が高輝度モードであるか、通常モードであるかを判断し(ステップS15)、通常モードであると判断した場合(Nの場合)、即ち使用者が輝度モード設定ボタン22を操作して、高輝度モードから通常モードに変更操作した場合には、この処理を終了する。
ステップS15において、高輝度モードであると判断した場合(Yの場合)、即ち使用者が輝度モード設定ボタン22を何ら操作せずに高輝度モードを継続した場合には、S12で検出された検出温度が、しきい値41に係る温度に到達しているか否かを判断する(ステップS16)。なお、ステップS16で用いられるしきい値は、ステップS13と同様に、後述するステップS22で、しきい値の補正が行われていない場合には、初期しきい値であり、後述するステップS22で、しきい値の補正が1回以上行われた場合には、補正しきい値である。ステップS16において、ステップS12による検出温度がしきい値41に係る温度に到達していないと判断した場合(Nの場合)には、ステップS12に戻って、ステップS12〜S16を繰り返す。ステップS16において、ステップS12による検出温度がしきい値41に係る温度に到達していると判断した場合(Yの場合)には、ステップS17に進んで、警告を行う。
ステップS17で行われる警告は、例えば、図10に符号D3で示されているように、「光源の温度が上昇したので、高輝度モードを終了して下さい。」といったような文字列(文章)を画像表示モニタ23に表示することによって行う。この警告は、画像表示モニタ23への表示に代えて、又はこれに加えて、スピーカ36を介して、上記と同様の言葉を発声させ、あるいはブザー等の警告音を発生させることにより行うようにしてもよい。カメラ本体に警告用のLEDランプ等を設けて、該ランプを連続的又は間欠的に点灯することで、使用者に通知するようにしてもよい。また、このような文字表示ではなく、その内容を図形化したマーク表示等としてもよい。
その後、再度、輝度モード設定部35のモード設定が高輝度モードであるか、通常モードであるかを判断し(ステップS18)、通常モードであると判断した場合(Nの場合)、即ち使用者が輝度モード設定ボタン22を操作して、高輝度モードから通常モードに変更した場合には、ステップS21に進む。ステップS18において、高輝度モードであると判断した場合(Yの場合)、即ち使用者が輝度モード設定ボタン22を何ら操作せずに高輝度モードを継続した場合には、データ記憶部37の制御データから強制変更待ち時間43を読み出し、当該時間が経過したか否かを判断し(ステップS19)、経過していないと判断した場合(Nの場合)には、ステップS17に戻って警告を継続し、経過していると判断した場合(Yの場合)には、ステップS20に進む。ステップS20において、制御装置31は、輝度モード設定部35のモード設定を、高輝度モードから通常モードに強制的に設定変更する。
ステップS18で輝度モード設定部35の輝度モードを使用者が手動で高輝度モードから通常モードに変更した場合、又はステップS20で制御装置31が高輝度モードから通常モードに強制的に変更した場合には、ステップS21において、温度センサ29による検出温度がしきい値41を越えた回数又は時間が計測され、データ記憶部37の累積回数カウンタ45又は累積時間カウンタ46に設定されている累積回数又は累積時間に計測された回数又は時間が加算され、該累積回数カウンタ45又は累積時間カウンタ46に上書きされる。累積回数は、ステップS17で警告が行われてから、輝度モードが高輝度モードから通常モードに戻されるまでを1回と数え、これが累積的に加算されたものである。累積時間は、ステップS17で警告が行われてから、輝度モードが高輝度モードから通常モードに戻されるまでの時間が累積的に加算されたものである。
次いで、ステップS22において、データ記憶部37の累積回数カウンタ45又は累積時間カウンタ46の値(累積回数又は累積時間)と、補正データ44とに基づいて求められる補正値を用いて、データ記憶部37の初期しきい値が補正され、初期しきい値とは区別して、補正しきい値としてデータ記憶部37に記憶される。
上述したように、本実施形態では、使用者が輝度モード設定ボタン22を用いて輝度モードを通常モードから高輝度モードに変更した場合には、光源27の温度が該光源27の仕様との関係で定められるしきい値41に到達すると予測される時間が残り時間として逐次変更されつつ表示されるため、使用者はこれを視認しながら、高輝度モードを継続するか、通常モードに戻すかを判断することができ、該しきい値に到達する前に通常モードに戻す操作を行うことを期待することできる。
また、光源27の温度がしきい値41に到達した場合には、警告表示等によって警告が行われるため、使用者はこれ以上、高輝度モードを継続することは、光源27の寿命に悪影響を与えるおそれがあることを認識することができ、早々に通常モードに戻す操作を行うことを期待することできる。さらに、警告後も使用者が高輝度モードを更に継続した場合には、所定の時間(強制変更待ち時間43)の到来をもって、カメラCM側において、強制的に通常モードに戻すようにしたので、光源27の温度が使用可能最大温度Tbに至ってしまうことを確実に防止することができる。従って、光源27の劣化を抑制することができ、光源27の寿命を長くすることができ、ひいては本デジタルカメラCMの長寿命化を図ることができる。
図7は、図6を参照して上述した警告処理の変形例を示すフローチャートである。図6と実質的に同じステップには同じ符号を付し、その説明は省略する。図7に示す処理では、図6のステップS13に代えてステップS13−1及びS13−2とした点が図6と異なっている。即ち、ステップS13−1では、しきい値41に到達するまでの残り時間を予測するのは、図6のステップS13と同じであるが、この場合に用いるしきい値41は、ステップS22で、しきい値の補正が行われていないか、しきい値の補正が1回以上行われたかにかかわらず、初期しきい値としている。
また、ステップS13−1を実行した後、ステップS13−2において、データ記憶部37の累積回数カウンタ45又は累積時間カウンタ46の値(累積回数又は累積時間)と、補正データ44とに基づいて求められる補正値(温度)を時間換算した補正値(時間)を用いて、ステップS13−1で求められた残り時間を低減補正するようしている。従って、ステップS14では、ステップS13−2で補正された残り時間が表示されることになる。その他は、図6に示したものと同じである。なお、図7のステップS16で用いるしきい値41は、図6の場合と同様に、1回目は初期しきい値、2回目以降は補正しきい値である。
図7に示した警告処理の他の変形例としては、図示はしていないが、ステップS16で、ステップS12で検出された検出温度が、しきい値41に係る温度に到達しているか否かを判断するものに代えて、ステップS13−2で補正された残り時間が経過したか否かを判断し、残り時間が経過していない場合(Nの場合)にはステップS12に戻り、残り時間が経過した場合(Yの場合)にはS17に進んで、警告を行うようにできる。この場合において、ステップS16で残り時間が経過していないと判断した場合(Nの場合)に、その戻り先をステップS14に変更することができる。
本発明は、上述したようなデジタルカメラに用いて好適であるが、電流制御により輝度調整可能な光源を有する表示装置を備えたものであれば、どのような装置にも適用可能であり、携帯端末(携帯電話、PDA等)、電子計算機、車載電子機器、その他の電子装置一般に広く適用可能である。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。従って、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
本発明の実施形態に係るデジタルカメラの概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラが備える画像表示モニタの概略構成を示す一部が断面とされた側面図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラが備える画像表示モニタの概略構成を示す一部が断面とされた平面図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラの制御系の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の制御データの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の制御系の処理(警告処理)を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の制御系の処理(警告処理)の変形例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態のLEDの電流低減曲線を示す図である。 本発明の実施形態のしきい値到達までの残り時間の表示例を示す図である。 本発明の実施形態の警告の表示例を示す図である。
符号の説明
CM…デジタルカメラ、22…輝度モード設定ボタン、23…画像表示モニタ、24…液晶パネル、26…LED、27…光源、29…温度センサ、31…制御装置、34…電流制御回路、35…輝度モード設定部、36…スピーカ、37…データ記憶部、41…しきい値、42…予測データ、43…強制変更待ち時間、44…補正データ、45…累積回数カウンタ、46…累積時間カウンタ。

Claims (5)

  1. 電流制御により輝度調整可能な光源を有する表示装置を備えた撮影装置であって、
    前記光源を通常輝度で発光させる通常モード及び該光源を該通常輝度よりも高い輝度で発光させる高輝度モードを選択的に設定する設定手段と、
    前記光源の温度を検出する温度検出手段と、
    前記光源の寿命との関係で予め設定された該光源の温度に関するしきい値を含む制御データが記憶された記憶手段と、
    前記光源が前記高輝度モードで発光されている場合であって、前記温度検出手段による検出温度が前記しきい値を越えた場合に、使用者に対して警告を発生するよう制御する制御手段と、を備え
    前記制御手段は、前記警告が行われた場合であって、該警告が行われてから予め設定された所定の時間が経過しても、前記設定手段により前記通常モードへの変更が行われなかった場合に、該設定手段のモード設定を該通常モードへ強制的に変更することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記制御手段は、前記温度検出手段による検出温度が前記しきい値を越えた累積回数または累積時間を計測し、該計測結果に基づいて、前記警告を発生する制御に用いるしきい値を補正することを特徴とする請求項に記載の撮影装置。
  3. 前記制御データは、前記光源の発光時間と温度との関係を示す予測データを含み、
    前記制御手段は、前記設定手段により前記通常モードから前記高輝度モードへの設定変更が行われた場合に、該設定変更時点における前記温度検出手段による検出温度及び前記予測データに基づいて、該光源の温度が前記しきい値に到達するまでに要する残り時間を予測し、その残り時間を時間の経過に従って逐次更新しつつ前記表示装置に表示するよう制御することを特徴とする請求項に記載の撮影装置。
  4. 前記制御手段は、前記温度検出手段による検出温度が前記しきい値を越えた累積回数または累積時間を計測し、該計測結果に基づいて、前記残り時間を補正することを特徴とする請求項に記載の撮影装置。
  5. 電流制御により輝度調整可能な光源を有する表示装置の制御方法であって、
    前記光源を通常輝度で発光させる通常モード及び該光源を該通常輝度よりも高い輝度で発光させる高輝度モードの何れに設定されているかを検出する設定検出ステップと、
    前記光源の温度を検出する温度検出ステップと、
    前記光源の寿命との関係で予め設定された該光源の温度に関するしきい値を含む制御データを読み出す読出ステップと、
    前記光源が前記高輝度モードで発光されている場合であって、前記温度検出ステップによる検出温度が前記しきい値を越えた場合に、使用者に対して警告を発生する警告ステッ
    プと、
    前記警告が行われた場合であって、該警告が行われてから予め設定された所定の時間が経過しても、前記通常モードへの変更が行われなかった場合に、前記高輝度モードを前記通常モードへ強制的に変更する設定変更ステップと、
    を備えることを特徴とする表示装置の制御方法。
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