JP2005221578A - 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラケティング撮影時の操作性を高める。
【解決手段】撮影条件を所定量ずつ変化させて、複数駒の撮影を1組として撮影するブラケティング撮影が可能な撮像装置であって、ブラケティング撮影の1組の撮影終了を報知する報知装置34を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブラケティング撮影が可能な撮像装置において、使用者に対しブラケティング撮影の途中、または終了したことを的確に示すことを可能とする技術に関するものである。
従来、ある露出を得るような撮影条件を基準とし、露光量を所定量変化させながら、順次複数の駒を撮影するブラケティング撮影機能が知られている。たとえば、プログラムオートモードなどでは、カメラ装置自体が最適な露出値を算出し、露光時間、絞り値を決定する。同時にブラケティング撮影が指定されている場合には、露出補正量に応じて、露光時間または絞り値(または両方)を変化させ、複数枚の撮影を行う。順次レリーズ信号に対応して、適正露光、負側補正露光、正側補正露光と3回の撮影を行う。露出補正量は任意に設定できるし、1組となる撮影枚数も3枚に限らず、5枚、7枚等と変化させることが可能である。
カメラ装置には連写撮影モードと単写撮影モードがある場合があるが、連写撮影モードにおいてはシャッターボタンを押下したままで保持すると、順次複数枚の撮影が行われる。また、単写撮影モードの場合ではシャッターボタンを一旦開放した後、再押下の繰り返しで順次撮影が行われる。
1組複数枚の撮影が行われている間、カメラ上部の表示装置や、ファインダー内の表示装置上にブラケティング撮影が指定されていることが示される。
特開平8−262524号公報
しかしながら、上述のようなブラケティング撮影が設定されていることを単純に表示する方法では、常に表示(インジケータ)に意識を向ける必要があり、逆に撮影に集中すると見逃す場合があった。特に単写モードなどで1レリーズ毎に撮影を行っていると、ブラケティングの区切り認識が低下し、1組を越えて余分に撮影を始めてしまうこともあった。この場合、無駄な撮影駒を消費することになり、不便であった。
また、複数枚からなるブラケティング撮影では、ブラケティングによる残り撮影枚数がわかりにくくなる欠点があった。とくに1種類の撮影条件を変化させるブラケティング撮影ではなく、これを組みあわせた2種類以上の撮影条件を変化させるブラケティング撮影時には1組を構成する枚数が多くなり、さらに困惑するという問題があった。
従って、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ブラケティング撮影時の操作性を高めることである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる撮像装置は、撮影条件を所定量ずつ変化させて、複数駒の撮影を1組として撮影するブラケティング撮影が可能な撮像装置であって、前記ブラケティング撮影の1組の撮影終了を報知する報知手段を有することを特徴とする。
また、この発明に係わる撮像装置において、前記報知手段は発音体を備えることを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置は、撮影条件を所定量ずつ変化させて、複数駒の撮影を1組として撮影するブラケティング撮影が可能な撮像装置であって、前記ブラケティング撮影の1組の撮影途中の駒数を数値表示として報知する報知手段を有することを特徴とする。
また、この発明に係わる撮像装置において、前記報知手段は、前記ブラケティング撮影の1組の撮影枚数を表示し、撮影毎に減算した数値を表示することを特徴とする。
また、この発明に係わる撮像装置において、前記報知手段は、前記撮像装置の連続撮影可能な枚数と前記ブラケティング撮影の1組の撮影途中の駒数とを切り替えて表示することを特徴とする。
また、この発明に係わる撮像装置において、前記報知手段は、前記撮像装置の撮影済み総枚数と前記ブラケティング撮影の1組の撮影途中の駒数とを切り替えて表示することを特徴とする。
また、この発明に係わる撮像装置において、前記報知手段は、前記撮像装置の撮影可能残枚数と前記ブラケティング撮影の1組の撮影途中の駒数とを切り替えて表示することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、撮影条件を所定量ずつ変化させて、複数駒の撮影を1組として撮影するブラケティング撮影が可能な撮像装置を制御する方法であって、前記ブラケティング撮影の1組の撮影終了を報知する報知工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、撮影条件を所定量ずつ変化させて、複数駒の撮影を1組として撮影するブラケティング撮影が可能な撮像装置を制御する方法であって、前記ブラケティング撮影の1組の撮影途中の駒数を数値表示として報知する報知工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係わるプログラムは、上記の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係わる記憶媒体は、上記のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、ブラケティング撮影時の操作性を高めることが可能となる。
以下、本発明の好適な一実施形態について説明する。
まず、一実施形態の概要について説明する。
撮影条件を所定量ずつ変化させて、複数駒の撮影を1組として撮影するブラケティング撮影が可能なデジタルカメラ装置において、1組の撮影終了を報知する報知手段を設ける。この報知手段は発音体であってもよい。また、ブラケティング撮影1組の撮影枚数を最初に表示しておき、撮影毎にこの枚数から減算していく数値表示装置を設ける。
さらに、上記の数値表示装置は、ブラケティング撮影枚数と、連続撮影可能枚数を切り替えて表示する数値表示装置でもよい。
同様に、上記の数値表示装置は、ブラケティング撮影枚数と、撮影済み総枚数を切り替えて表示する数値表示装置でもよい。
加えて、上記の数値表示装置は、ブラケティング撮影枚数と、撮影可能枚数を切り替えて表示する数値表示装置でもよい。
その他、上記の数値表示装置は、ブラケティング撮影枚数と、ISO値表示、ファイル番号、フォルダ番号等を切り替えて表示する数値表示装置でもよい。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明の一実施形態のデジタルカメラの構成を簡略的に示した図である。
図1において、11はレンズ装置、12は絞り装置、13はシャッター装置、14はCCD等により光信号を電気信号に変換する撮像素子、15はアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換装置、16はガンマ補正等の映像信号処理を行う画像処理装置、17は画像データの圧縮処理を行う圧縮処理装置、18は画像データを一時的に保存したり、プログラムやデータ変数を格納保持するメモリ装置、19はメモリカードやハードディスクなどの画像データを記録する記録媒体、20は撮像素子14やA/D変換装置15を駆動する駆動装置、21は光学ファインダ装置、22は例えば、露光時間、絞り数値、撮影可能枚数、露出補正値、撮影モード、圧縮率、合焦状態、フラッシュ充電完了、ビジー、等を表示する光学ファインダ内やカメラ外周上に設けられた表示装置、23はシャッター装置13を制御して露光時間を調整するシャッター制御装置、24は絞り装置12を制御して撮像素子14に到達する光の量を調節する絞り制御装置、25はレンズ装置11内のフォーカシングレンズを駆動して焦点距離を調節するフォーカス制御装置、26は撮影のモードを変更する撮影モード変更装置、27は撮影画像の解像度を変更する撮影解像度変更装置、28は撮影時の感度を変更するISO値変更装置、29は撮像を指示するシャッタースイッチ装置、30は本デジタルカメラの電源を入/切制御する主電源スイッチ、31は単写と連写を切り替える単写/連写スイッチ、32は露光量を検出する測光装置、33は合焦を検出する測距装置、34は警告音や確認音を発音するための発音体、35はオートフォーカス用補助光の投光やフラッシュ調光機能を持つフラッシュ装置、36はレンズ装置11に入射した光の経路を制御するミラー装置、37はブラケット撮影と補正幅等を入力するブラケティング指示装置、38はデジタルカメラ全体の制御、スイッチ類からの入力に応じた制御、焦点距離の調節や露光量の調節、メモリや記録媒体への書き込み読み出し制御等を行うシステム制御装置である。
撮影モード変更装置26によって、例えば、自動(フルオート)、プログラム、シャッター速度優先、絞り優先、マニュアル、焦点深度優先、ポートレート、風景、接写、スポーツ、夜景、パノラマ、動画記録などの各撮影モードの選択が可能である。
シャッタースイッチ29はいわゆるSW1、SW2の2段階スイッチからなり、SW1のONでオートフォーカス処理、自動露出処理、オートホワイトバランス処理、フラッシュ調光処理等の動作を開始する。さらにSW2のONでシャッター装置13が開き、撮像素子14から出力された信号がA/D変換装置15、画像処理装置16、圧縮処理装置17を通過することにより画像データが生成され、記録媒体19に保存されるという一連の処理が行なわれる。
また、単写/連写スイッチ31により、カメラ装置はSW2の押下後、SW2が離されるまで、連続的に撮影を繰り返すモード(連写)と、SW1を離放するまで1回の撮影しか行わないモード(単写)を切り替える。
ブラケティング指示装置37はブラケットを構成する枚数や補正幅等を入力する。ここで指示可能なブラケットは絞りブラケット、シャッタースピードブラケット、絞り−シャッタースピード(プログラム)ブラケット、ISOブラケット、ホワイトバランスブラケット、フォーカスブラケットなどであり、その他撮影条件の振り、画像パラメータの振り等、各種のブラケット指示が可能である。またこれらの組み合わせも指示可能である。なお、本発明はブラケットの種類を限定するものではなく、あらゆるブラケット指示に対し効果を発揮するものである。入力された枚数や補正幅は表示装置22に表示され、使用者による確認が可能である。
もちろん一般的な技術として、露光時間の制御は、シャッター装置13により直接制御する場合もあるし、電子シャッターと呼ばれる撮像素子14の蓄積時間で制御する方法もよく使われている。
測距、測光(すなわちオートフォーカス処理、自動露出処理、フラッシュ調光処理)は測距装置33、測光装置32を用いて行う例をあげたが、画像処理装置16およびシステム制御装置38によって代用することも可能である。
また、光学ファインダ21の代りに撮像装置14に入る像を表示装置22に表示し、ファインダとして利用する電子ビューファインダとする構成も考えられる。
図2は一実施形態のデジタルカメラ装置の動作を示すフローチャートである。図2を用いて図1に示したデジタルカメラ装置の処理の概要について説明する。
システム制御装置38は、ブラケット撮影の指示入力を行うブラケティング指示装置37の設定を調べ(S101)、ブラケティング指示されていれば、ブラケティング設定をメモリ装置18の内部メモリ(非図示)に保存する(S102)。さらに、単写/連写の撮影を切り替える単写/連写スイッチ31の設定状態を調べ(S103)、単写設定されていれば、単写フラグ(メモリ装置18に存在する)を設定し(S104)、連写設定がされていれば、連写フラグ(メモリ装置18に存在する)を設定する(S105)。なお、ブラケティング設定、単写フラグ、連写フラグはシステム制御装置38の内部のメモリに記録してもよい。
シャッタースイッチ29のSW1がおされていないならば(S106)、S101に戻る。シャッタースイッチ29のSW1が押されていた場合(S106)、システム制御装置38は測距・測光処理を行う(S107)(S108)。
S109ではブラケット撮影指示の有無に基づいて1組の枚数や補正幅等を表示装置22に表示する。
シャッタースイッチ29のSW2が押されていないならば(S110)、シャッタースイッチSW1が放されるまで(S111)SW1、SW2の判定を繰り返す。SW1が放されたならばS101へ戻る。シャッタースイッチSW2が押されたならば、システム制御装置38は、撮影した画像データの記憶が可能な領域がメモリ装置18にあるかどうかを判断し(S112)、無ければ表示装置22に所定の警告表示を行い(S113)、S101に戻る。
メモリ装置18に撮影した画像データの記憶可能な領域があるならば、S114で撮影処理を行い、S115で現像処理を行う。
S115の現像処理は必要なWB(ホワイトバランス)積分演算、OB(オプティカルブラック)積分演算を行い、演算結果をシステム制御装置38の内部メモリ(不図示)あるいはメモリ装置18に記憶する。そして、システム制御装置38は画像処理装置16を用いてメモリ装置18の所定の領域に書き込まれた撮影画像データを読み出して、システム制御装置38の内部メモリあるいはメモリ装置18に記憶した前記演算結果を用いて、AWB(オートホワイトバランス)処理、ガンマ変換処理、色変換処理を含む各種現像処理を行う(S115)。
さらにシステム制御装置38はメモリ装置18から画像データを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処理を行い(S116)、ハードディスクやメモリカード等の記録媒体装置19に保存処理を開始する(S117)。
記録が開始された後、S118でブラケティングの報知を行う。S119でシャッタースイッチSW1が押されているか判断し、放されていればS101へ戻る。シャッタースイッチSW1が押されていれば、S120で連写か単写かを判定し、単写ならS119へ戻り、連写ならS108へ戻る。連写の場合、S108へ戻って再度測光処理から繰り返しているが、S107へ戻り測距処理から繰り返してもよい。
図3を用いて測距処理について説明する。
システム制御装置38と撮像素子14と測距装置33とフォーカス制御装置25を用いて、レンズ装置11のフォーカス駆動を行い、合焦処理を行う(S201)。レンズ装置11に入射した光線は、ミラー装置36で測距装置33に入射され、光学像として結像した画像の合焦状態を判断し合焦と判定する。S201ではシステム制御装置38とフォーカス制御装置25によりレンズ装置11内の合焦用レンズを移動し、測距装置33が捕らえる像の状態により、システム制御装置38が合焦状態を判定する(S202)。合焦が得られることによりレンズ位置を決定し、測距点決定が行われる(S203)。この時、複数の測距点の中から合焦した測距点を選択し、測距点データや距離データ、レンズデータ等をシステム制御装置38の内部メモリあるいはメモリ装置18に保存する。
図4を用いて測光処理について説明する。
測光処理は初めにブラケティング撮影が指定されているか判定し(S301)、されていない場合そのままS304で測光制御を行う。システム制御装置38は測光装置32を用いて自動露出処理を行う。レンズ装置11に入射した光線を測光装置32に入射させることにより、光学像として結像された画像の明るさを測定し、実撮影時に最適な露出(AE)が得られるように、シャッター制御装置23と絞り制御装置24のコントロールに必要となる露出値を演算する(S304)。適正な露出を得られる設定値が決定したならば(S305)、システム制御回路38は基準測光値を含む測光データおよび/あるいは設定パラメータをシステム制御装置38の内部メモリあるいはメモリ装置18に記憶し、S307に進む。
S301でブラケティング撮影指定されている場合は、S302でブラケティング1組の1枚目の撮影であるか判断し(S302)、1枚目であれば通常の測光制御を行う(S304)。1枚目でなく、つまりブラケティング撮影の途中である場合は1枚目撮影時にS306で決定した基準測光値に対し、指示された補正量に応じて新たな露光量を計算する。補正量は、使用者によってあらかじめブラケティング指示装置37から入力されている。
なお、測光処理S304で検出した明るさ情報と、モードダイアルによって設定された撮影モードに応じて、システム制御装置38は、絞り値(Av値)、シャッター速度(Tv値)を決定する。この値に応じて、撮影が行われる。
さらにシステム制御装置38は、フラッシュが必要か否かを判断し(S307)、フラッシュが必要ならばフラッシュフラグをセットし、フラッシュ(非図示)の充電が完了するまで(S309)充電を行う(S308)。
図5は図2のS114における撮影処理のフローチャートである。
システム制御装置38は、ミラー36を不図示のミラー駆動手段によってミラーアップ位置に移動すると共に(S401)、システム制御装置38の内部メモリあるいはメモリ装置18に記憶された測光データに従い、絞り制御装置24によって絞り装置12を所定の絞り量まで駆動する(S402)。S403でシステム制御装置38は撮像素子14の電荷クリアを行い、S404で撮像素子14の電荷蓄積を開始し、シャッター制御装置23によってシャッター13を開き(S405)、撮像素子14の露光を開始する(S406)。
ここでフラッシュフラグによりフラッシュ35が必要であるなら(S407)発光させる(S408)。
システム制御装置38は測光データに従って撮像素子14の露光時間経過を待ち(S409)、システム制御回路38はシャッター制御装置23によってシャッター13を閉じ(S410)、絞り制御装置24によって絞り装置12を開放の絞り値まで駆動すると共に(S411)、ミラー36をミラーダウン位置に移動する(S412)。
システム制御装置38は撮像素子14の電荷蓄積を終了した後(S413)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換装置15によってデジタルデータに変換して読み出す(S414)。
図6は図2におけるS109のブラケット表示のフローチャートである。
システム制御装置38はブラケティング撮影が指定されているか判断し(S501)、ブラケティング撮影が指定されていない場合はS502で連写可能枚数を表示装置22に表示する(S502)、(図9(a))。連写可能枚数とは中断無しに撮影を繰り返せる回数を示すものであり、単純に画像記録バッファの容量から算出してもよいし、画像記録バッファの容量や電荷信号の読み出し、画像処理の速度、圧縮処理の速度、さらには記録媒体への記録速度などの一連のスループットによって算出してもよい。
また、ここでは連写可能枚数との入れ替え表示としてフローチャートが書かれているが、記録媒体の容量に対した残り撮影可能枚数や、既撮影枚数、ファイル番号、フォルダ番号、ISO値表示、などの表示と入れ替えで表示する構成にしてもよい。
S501でブラケティング撮影が指示されている場合は、ブラケティング撮影の組の1枚目か判定する(S503)。1枚目である場合はブラケティング撮影の1組の枚数を計算し、システム制御装置38の内部メモリまたはメモリ装置18に保持する(S504)。例えば、基準露出の撮影に対し、±1段ずつの補正をした計3枚の場合は"3"と(図9(b))、±1段と±2段をまぜた計5枚なら"5"と、±1段とISO値100と200と300のISOブラケットの組み合わせの場合は3×3の計9枚となり、"9"と算出される。その他設定されたブラケットのモードや組み合わせにより算出される枚数は異なる。算出結果は表示装置22に表示される(S506)。このとき先に表示されていた連写可能枚数と入れ替わりに表示している。
ブラケティング撮影の1組内の最初の1枚でない場合(S503)、S505に進みS504で求めた撮影枚数から1を減算し、新たな値を求める。同様に残り枚数を表示装置22に表示する(S506)、(図9(b)、(c)、(d))。
図7はブラケティング報知のフローチャートである。
図7においてシステム制御装置38はブラケティング撮影が設定されているが判断し(S601)、設定されていない場合は終了する。設定されている場合はS602でブラケティング撮影の1組内最後の撮影が終了したか判断する(S602)。最後の撮影であった場合、発音体34を用いて音として使用者に通知する(S603)。S602における最後の撮影の判定は、最終駒の撮影後に行なってもよいし、最終駒撮影の前としてもよい。図8にこれを示すと、図8(a)のように最終駒の後に報知を入れる構成も考えれるし、図8(b)のように最終駒の1つ前の駒で報知を行ってもよい。
以上説明したように、撮影条件を所定量ずつ変化させて、複数駒の撮影を1組として撮影するブラケティング撮影が可能なデジタルカメラ装置において、1組の撮影開始、または終了を報知する報知手段を設けることにより、撮影に集中している場合においても、的確にブラケティングの開始または終了(1組の区切り)を認識することができ、無駄な撮影駒の消費を回避できる。
また、ブラケティング撮影1組の撮影枚数を表示し、撮影毎に減算していくことによって、ブラケティングに必要となる残枚数を認識でき、ブラケティングに必要となる枚数を計算したり、記憶にたよって枚数を勘定する不便さを解消できる。さらに撮影可能枚数との切り替え表示等にすることにより、いたずらに数値表示装置などを増設せずにすむ。
(他の実施形態)
また、各実施形態の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラの概略構成を示す図である。 図1のデジタルカメラの撮影動作の流れを示した図である。 測距処理の詳細な流れを示した図である。 測光処理の詳細な流れを示した図である。 撮影処理の詳細な流れを示した図である。 表示装置への表示処理の流れを示した図である。 報知動作の流れを示した図である。 ブラケティング撮影終了の報知動作の動作例を示した図である。 表示装置の動作例を示した図である。
符号の説明
11 レンズ装置
12 絞り装置
13 シャッター装置
14 撮像素子
15 A/D変換装置
16 画像処理装置
17 圧縮処理装置
18 メモリ装置
19 記録媒体
20 駆動装置
21 ファインダ装置
22 表示装置
23 シャッター制御装置
24 絞り制御装置
25 フォーカス制御装置
26 撮影モード変更装置
27 解像度変更装置
28 ISO値変更装置
29 シャッタースイッチ装置
30 主電源スイッチ装置
31 単写/連写スイッチ装置
32 測光装置
33 測距装置
34 発音体
35 フラッシュ装置
36 ミラー装置
37 ブラケティング指示装置
38 システム制御装置

Claims (11)

  1. 撮影条件を所定量ずつ変化させて、複数駒の撮影を1組として撮影するブラケティング撮影が可能な撮像装置であって、
    前記ブラケティング撮影の1組の撮影終了を報知する報知手段を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記報知手段は発音体を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 撮影条件を所定量ずつ変化させて、複数駒の撮影を1組として撮影するブラケティング撮影が可能な撮像装置であって、
    前記ブラケティング撮影の1組の撮影途中の駒数を数値表示として報知する報知手段を有することを特徴とする撮像装置。
  4. 前記報知手段は、前記ブラケティング撮影の1組の撮影枚数を表示し、撮影毎に減算した数値を表示することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記報知手段は、前記撮像装置の連続撮影可能な枚数と前記ブラケティング撮影の1組の撮影途中の駒数とを切り替えて表示することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記報知手段は、前記撮像装置の撮影済み総枚数と前記ブラケティング撮影の1組の撮影途中の駒数とを切り替えて表示することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  7. 前記報知手段は、前記撮像装置の撮影可能残枚数と前記ブラケティング撮影の1組の撮影途中の駒数とを切り替えて表示することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  8. 撮影条件を所定量ずつ変化させて、複数駒の撮影を1組として撮影するブラケティング撮影が可能な撮像装置を制御する方法であって、
    前記ブラケティング撮影の1組の撮影終了を報知する報知工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 撮影条件を所定量ずつ変化させて、複数駒の撮影を1組として撮影するブラケティング撮影が可能な撮像装置を制御する方法であって、
    前記ブラケティング撮影の1組の撮影途中の駒数を数値表示として報知する報知工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 請求項8又は9に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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