JP5023539B2 - 半導体装置及び信号処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置及び信号処理方法に関し、特に、ダブルデータレート(DDR:Double Data Rate)のSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)に係るインタフェースを有する半導体装置に用いて好適なものである。
DDR−SDRAM、DDR2−SDRAMなどに対応するメモリコントローラ回路の設計においては、特に、メモリから出力されたリードデータを内部のフリップフロップによりキャプチャーする部分、及びそのフリップフロップからシステムクロックに同期化させる部分の設計が難しい。同期化したデータの有効範囲を決定するには、メモリコントローラから出力したクロックが、メモリ(SDRAM)を経由して、データストローブ信号DQSとしてメモリコントローラに戻ってくるまでのラウンドトリップディレイ(Round-Trip-Delay)の算出が重要となる。そのタイミング設計には、数十〜数百ピコ秒の精度でのシミュレーション及び検証を行う必要があり、メモリコントローラの遅延設計及びプリント基板(PCBボード)のタイミング設計に多大な時間を要する。
また、メモリコントローラに接続されるメモリ素子、DIMMモジュールの個数や型格、プリント基板の材質や層数は、一意に決められるものではない。また、DDR−SDRAM、DDR2−SDRAMのトレンドも、DDR200,266,333,400、DDR2 400,533,667というようにデータレートが上がってきている。そのため、製造ばらつきや温度条件のすべての領域で、実現可能なあらゆるメモリ搭載構成でシミュレーション検証を行うことは困難である。
DDR−SDRAM用のメモリコントローラに関し、実際のPCB伝送路(プリント配線)を模した線路にメモリ素子に相当する容量を設け、実際にメモリをダミーリードサイクルでリードし、その応答波形を計測してデータストローブ信号DQSの位相を合わせることによりタイミング調整を行う方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、特許文献2には、伝送線における特性インピーダンスの不連続やミスマッチングなどによる信号の反射及びそれに伴うリンギングを抑制する技術について記載されている。
特開2005−78547号公報 特開2001−183422号公報
特許文献1に記載のものは、実際の伝送路を模したPCB線路を追加し、負荷として負荷容量のみを設けている。そのため、伝送路を介して接続される負荷容量が、直付けDRAMであるのかDIMMモジュールであるのかや、DRAMの個数、DIMMモジュールのランク、DIMMモジュールのコンポーネント数によって大きな制約を受け、単純に負荷だけにした擬似の伝送路の遅延と実際の伝送路の遅延とは、数十〜千ピコ秒程度ずれる可能性がある。
また、実際のデータストローブ信号やクロック信号を用いておらず、実際の伝送路の形状を反映していないため、データストローブ信号やクロック信号のフライトタイムを計測することができない。
また、ダミーリードサイクルを用いるため、メモリコントローラ側の設計が複雑になるとともに、メモリを接続しないと実際の回路動作の試験を行うことができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、実際の実装及び接続環境に応じた、システムクロックに同期化するデータの有効範囲を正確に決定できるようにすることを目的とする。
本発明の半導体装置は、ダブルデータレートのメモリとの間で伝送されるクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間を反射波を利用して取得する到達時間取得部と、取得したクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間に基づいて、システムクロックに同期化するデータの有効範囲を求める演算部と、求められた有効範囲のデータを同期化する同期化処理部とを備える。到達時間取得部は、各信号の伝送路における反射波の観測を行い観測時間を計測する観測時間計測部と、得られた観測時間に基づいて、予め準備した観測時間と到達時間の相関を示すテーブル又は計算式を用いてクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間を取得する到達時間出力部とを有する。
本発明によれば、実際に搭載された状態でかつ実際の伝送路を用いて取得したクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間に基づいて、同期化するデータの有効範囲を求めて同期化するので、実際の実装及び接続環境に応じて同期化するデータの有効範囲を正確に決定することができ、有効な範囲のデータだけをシステムクロックに同期化することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明の一実施形態による半導体装置を適用したメモリコントローラLSIの概要を説明する。
本実施形態におけるメモリコントローラLSIは、PCBボード上に搭載された状態で実際のPCB伝送路(クロック信号CK、CK#及びデータストローブ信号DQSに係るそれぞれの伝送路)に探索パルスを発信し、その反射波が検出されるまでの時間を計測する。これに関して、双方向I/O(入出力回路)を使用し、その双方向I/Oをハイインピーダンス状態にするタイミングを最適化することにより、PCB伝送路上に現れる反射波を大きくした状態を作り出して反射波の観測を行う。
次に、メモリコントローラLSIは、反射波が検出されるまでの時間とクロック信号CK、CK#及びデータストローブ信号DQSのフライトタイム(到達時間)との相関性に基づいて、実装された接続環境下における実際のクロック信号CK、CK#及びデータストローブ信号DQSのフライトタイムを求める。このフライトタイムの取得は、相関性を示したマップや計算式に基づいて行う。
続いて、メモリコントローラLSIは、求めたクロック信号CK、CK#及びデータストローブ信号DQSのフライトタイムに基づいて、ラウンドトリップディレイ(Round-Trip-Delay)を算出し、それを用いて同期化する有効なデータの範囲を決定する。
(データストローブ信号DQSのフライトタイムの取得原理)
図1を参照して、データストローブ信号DQSのフライトタイムの取得原理について説明する。
図1(A)は、データストローブ信号DQSの伝送に係る構成を示す図である。
図1(A)において、110はコントローラ側(メモリコントローラLSI)が具備する双方向I/O、120はメモリ(SDRAM)が具備する双方向I/O、130はコントローラ側とメモリの間でデータストローブ信号DQSが伝送されるPCB伝送路である。
双方向I/O110は、2つのバッファ111、112を有する。バッファ111、112は、ハイインピーダンス(Hi−Z)制御信号に応じて出力をハイインピーダンス状態にする、いわゆるトライステートバッファである。
バッファ111は、入力端がデータストローブ信号DQSの信号発生回路に接続され、出力端がPCB伝送路130に接続される。バッファ112は、入力端がPCB伝送路130に接続され、出力端が反射波観測モニター及びDLL(Delay Locked Loop)に接続される。
双方向I/O120は、簡略化して図示しているが、双方向I/O110と同様に、出力をハイインピーダンス状態にすることが可能な2つのバッファを有し、一方のバッファの入力端及び他方のバッファの出力端がPCB伝送路130に接続される。
図1(B)は、PCB伝送路130に係る信号波形を示す図である。
PCB伝送路130にて反射波が検出されるまでの時間を計測する際、図1(B)に示すように、コントローラ側から双方向I/O110におけるバッファ111を介して“0”→“1”→“0”と変化する(すなわちパルス状の)探索パルスSPを出力する。探索パルスSPの出力終了(“1”→“0”の遷移ポイント)後、Hi−Z制御信号によりバッファ111の出力をハイインピーダンス状態にし反射波の検出が行われる。そして、そのHi−Z制御信号の出力から、PCB伝送路130での反射波が検出されるまでの反射波観測時間T_hiZ_flyが観測される。
ここで、反射波の観測には、データストローブ信号DQSに係るコントローラ側内部端子が使用される。反射波が乗ることによりコントローラ側内部端子にリファレンス電圧(Vref)±閾値電圧〔mV〕を超える揺れが発生する場合、信号の状態変化(0/1)により反射波が乗ったことを感知することができる。つまり、反射波観測時間T_hiZ_flyは、バッファ111の出力をハイインピーダンス状態にするためのHi−Z制御信号を出力してから、コントローラ側内部端子の状態が変化するまでの時間となる。
また、図1(B)から、PCB伝送路130上の波形は、探索パルスSPの発信により伝送路上にデータが転送され駆動されている期間に、バッファ111の出力がハイインピーダンス状態に切り替わると、行き場を失った電荷が伝送路での反射を繰り返して減衰し、伝送路にリンギングが多く発生していることが見てとれる。
この反射波の発生量と、探索パルスSPの出力終了から双方向I/O110のバッファ111をハイインピーダンス状態にするまでの時間T_skewには依存関係が存在する。そこで、反射波の観測においては、探索パルスSPの出力終了からバッファ111をハイインピーダンス状態にするまでの時間T_skewを変化させ(sweepし)、反射波が多く観測される時間を求める。
図1(C)は、データストローブ信号DQSに係る反射波観測時間T_hiZ_fly(DQS)とフライトタイムT_DRAM(DQS)の相関性を示す図である。探索パルスSPの出力終了からHi−Z制御信号を出力するまでの時間、すなわち時間T_skewを一定として、伝送路の長さを幾通りか替えると、図1(C)に示すように反射波観測時間T_hiZ_fly(DQS)とメモリ(SDRAM)から出力されるデータストローブ信号DQSのフライトタイムT_DRAM(DQS)の関係は、伝送路の長さに比例する。この関係を時間T_skewを変えるたびに作成してテーブル又は計算式により持つことで、反射波観測時間T_hiZ_fly(DQS)を基にフライトタイムT_DRAM(DQS)を求めることができる。
(クロック信号CK、CK#のフライトタイムの取得原理)
図2を参照して、クロック信号CK、CK#のフライトタイムの取得原理について説明する。
図2(A)は、クロック信号CK、CK#の伝送に係る構成を示す図である。
図2(A)において、210はコントローラ側(メモリコントローラLSI)が具備するクロック信号(ポジクロック信号)CKを出力するための双方向I/O、220はコントローラ側が具備するクロック信号(ネガクロック信号)CK#を出力するための双方向I/Oである。230はメモリ(SDRAM)が具備するクロックバッファ、240、250はコントローラ側からメモリにクロック信号CK、CK#が伝送されるPCB伝送路である。
一般に、クロック信号CK、CK#を出力する場合には、Hi−Z状態を有しない出力専用の差動I/Oが使用されるが、本実施形態では、PCB伝送路240、250における反射波の観測を可能にするために双方向I/O210、220及びインバータINV1により構成されるHi−Z状態付きの双方向差動I/Oが用いられる。
双方向I/O210は、2つのバッファ211、212を有する。バッファ211、212は、ハイインピーダンス(Hi−Z)制御信号に応じて出力をハイインピーダンス状態にする、いわゆるトライステートバッファである。バッファ211は、入力端がクロック信号CKの信号発生回路に接続され、出力端がPCB伝送路240に接続される。バッファ212は、入力端がPCB伝送路240に接続され、出力端が反射波観測モニターに接続される。
同様に、双方向I/O220は、2つのバッファ221、222を有する。バッファ221、222は、Hi−Z制御信号に応じて出力をハイインピーダンス状態にする、いわゆるトライステートバッファである。バッファ221は、入力端がインバータINV1を介してクロック信号CKの信号生成回路に接続され、出力端がPCB伝送路250に接続される。バッファ222は、入力端がPCB伝送路250に接続され、出力端が反射波観測モニターに接続される。
図2(B)は、PCP伝送路240、250に係る信号波形を示す図である。
PCB伝送路240、250にて反射波が検出されるまでの時間を計測する際、図2(B)に示すように、コントローラ側から双方向I/O210(220)におけるバッファ211(221)を介して“0”→“1”→“0”(“1”→“0”→“1”)と変化する探索パルスSPを出力する。探索パルスSPの出力終了後、Hi−Z制御信号によりバッファ211、221の出力をハイインピーダンス状態にし反射波の検出が行われる。そして、そのHi−Z制御信号の出力から、PCB伝送路240、250での反射波が検出されるまでの反射波観測時間T_hiZ_flyが観測される。
なお、PCB伝送路240、250での反射波の観測においては、PCB伝送路240、250を介したメモリ(SDRAM)へのクロック信号CK、CK#の供給を停止して行う必要がある。そのため、PCB伝送路240、250における反射波の観測は、メモリへのクロック供給停止を実現できる、メモリに対するアクセスが行われていない期間(例えば電源投入時のパワーオンリセット後)に、メモリに対してイニシャル動作をさせる前にキャリブレーションの一環として行うことが望ましい。
反射波の観測には、クロック信号CK、CK#に係るコントローラ側内部端子が使用される。コントローラ側内部端子における信号の状態変化(0/1)により反射波が乗ったことを感知することができる。つまり、反射波観測時間T_hiZ_flyは、バッファ211、221の出力をハイインピーダンス状態にするためのHi−Z制御信号を出力してから、コントローラ側内部端子の状態が変化するまでの時間となる。
また、図2(B)に示されるように、クロック信号CK、CK#を駆動されている期間において、伝送路上にハイレベル/ロウレベルの電位を保っている状態でバッファ211、221の出力がハイインピーダンス状態に切り替わると、行き場を失った電荷によりリンギングが発生する。クロック信号CK、CK#に関しても、クロック信号CK、CK#の0/1の遷移ポイントから双方向I/O210、220のバッファ211、221をハイインピーダンス状態にするまでの時間T_skewには依存関係が存在する。そこで、反射波の観測においては、探索パルスSPの出力終了からバッファ211、221をハイインピーダンス状態にするまでの時間T_skewを変化させ(sweepし)、反射波が多く観測される時間を求める。
図2(C)は、クロック信号CK、CK#に係る反射波観測時間T_hiZ_fly(CK)とフライトタイムT_DRAM(CK)の相関性を示す図である。時間T_skewを一定として、伝送路の長さを幾通りか替えると、図2(C)に示すように反射波観測時間T_hiZ_fly(CK)とコントローラ側からメモリ(SDRAM)に供給されるクロック信号CK、CK#のフライトタイムT_DRAM(CK)の関係は、伝送路の長さに比例する。この関係を時間T_skewを変えるたびに作成してテーブル又は計算式により持つことで、反射波観測時間T_hiZ_fly(CK)を基にフライトタイムT_DRAM(CK)を求めることができる。
図3は、データストローブ信号DQSに係る反射波観測時間T_hiZ_fly(DQS)とフライトタイムT_DRAM(DQS)の相関性に対するプロセスばらつきの関係を示す図である。縦軸及び横軸ともに、同一のI/Oセルの遅延であるため、I/Oセル内のばらつきが小さいと仮定すると、入出力I/Oの入力遅延と出力遅延は、チップ間、ウェハ間、及びロット間ばらつきのみを考えれば良く、PCB伝送路の距離だけに依存するものとなる。シミュレーションによれば、フライトタイムが2nsec程度の伝送路(コントローラからメモリまで10cm程度)において、Fast-Slow差は200ps以内であり、反射波観測時間T_hiZ_fly(DQS)とフライトタイムT_DRAM(DQS)の関係は、伝送路の距離に応じて一意に決めることができるといえる。クロック信号CK、CK#に係る反射波観測時間T_hiZ_fly(CK)とフライトタイムT_DRAM(CK)について同様である。
図4は、本実施形態におけるメモリコントローラLSI1の構成例を示す図であり、図5は、本実施形態におけるメモリコントローラLSI1のリード動作を示すタイミングチャートである。
図4に示すように、メモリコントローラLSI1は、PCB伝送路130、240、250、330を介してダブルデータレートのメモリ(SDRAM)2に接続可能となっている。なお、メモリコントローラ1とメモリ2との間では、図示していないが他の制御信号(コマンド)もPCB伝送路を介して送受信されている。
メモリコントローラ1において、11はPCB伝送路に出力する探索パルスSPを生成する探索パルス発生器、12は双方向I/O110、210、220に出力されるHi−Z制御信号を生成するHi−Z信号発生器、13は探索パルス発生器11による探索パルスSPの出力終了からHi−Z信号発生器12によりHi−Z制御信号を出力するまでの時間T_skewを制御するスキュー制御回路である。14はクロック信号CKを生成するクロック信号発生器、15はデータストローブ信号DQSを生成するストローブ信号発生器である。
16はPCB伝送路240、250における反射波観測時間T_hiZ_fly(CK)を計測するための計数器、17はPCB伝送路130における反射波観測時間T_hiZ_fly(DQS)を計測するための計数器である。計数器16、17は、逓倍器18によりシステムクロック信号の周期を(1/N)倍した、システムクロック信号よりも十分に速いクロック信号で動作する。
19はクロック信号CK、CK#及びデータストローブ信号DQSに係る時間T_skewに応じた反射波観測時間T_hiZ_flyとフライトタイムT_DRAMの関係を示すマップ(テーブル)を記憶する記憶部であり、例えばRAMやROM等で構成される。
20はスキュー制御回路13から供給される時間T_skewの情報に基づいて、記憶部19から時間T_skewに応じたマップを検索するマップ検索部である。また、マップ検索部20は、検索して得られたマップを参照し、計数器16、17より供給される反射波観測時間T_hiZ_flyを基にフライトタイムT_DRAMを求めて出力する。
21はラウンドトリップディレイ(Round-Trip-delay)を計算する遅延計算部である。遅延計算部21は、マップ検索部20より出力されたフライトタイムT_DRAM(CK)、T_DRAM(DQS)及びコントロールレジスタ22、23に記憶されているバースト長(BL)、CASレイテンシ(CL)等に基づいてラウンドトリップディレイ(Round-Trip-delay)を計算する。さらに、遅延計算部21は、算出したラウンドトリップディレイ(Round-Trip-Delay)を用いて、同期化する有効なデータの範囲を決定し、その範囲を示すマスク信号を生成し出力する。
24はメモリ2から入力されたデータストローブ信号DQSの位相を90°シフトして出力するDLL(Delay Locked Loop)、25はDLL24の出力及びインバータINV2により反転したDLL24の出力を用いてメモリ2から入力されたデータをキャプチャーするキャプチャーフリップフロップである。
26は遅延計算部21からのマスク信号に基づいてシステムクロックをマスクし出力するクロックバッファであり、例えばANDゲートなどロジック回路を用いて構成される。27はクロックバッファ26から出力されるマスク処理されたシステムクロックに基づいて、キャプチャーフリップフロップ25より出力される有効データをシステムクロックに同期化する同期化フリップフロップである。
110はデータストローブ信号DQSに係る双方向I/Oであり、Hi−Z制御信号に応じて出力をハイインピーダンス状態にする2つのバッファ111、112を有する。バッファ111は、入力端がストローブ信号発生器15に接続され、出力端が端子DQS_Cを介してPCB伝送路130に接続される。バッファ112は、入力端が端子DQS_Cを介してPCB伝送路130に接続され、出力端が計数器17及びDLL24に接続される。
210はクロック信号CKに係る双方向I/Oであり、Hi−Z制御信号に応じて出力をハイインピーダンス状態にする2つのバッファ211、212を有する。バッファ211は、入力端がクロック信号発生器14に接続され、出力端が端子CK_Cを介してPCB伝送路240に接続される。バッファ212は、入力端が端子CK_Cを介してPCB伝送路240に接続され、出力端が計数器16に接続される。
同様に、220はクロック信号CK#に係る双方向I/Oであり、Hi−Z制御信号に応じて出力をハイインピーダンス状態にする2つのバッファ221、222を有する。バッファ221は、入力端がインバータINV1を介してクロック信号発生器14に接続され、出力端が端子CK#_Cを介してPCB伝送路250に接続される。バッファ222は、入力端が端子CK#_Cを介してPCB伝送路250に接続され、出力端が計数器16に接続される。
310はデータ信号DQに係る双方向I/Oであり、Hi−Z制御信号に応じて出力をハイインピーダンス状態にする2つのバッファ311、312を有する。バッファ311は、出力端が端子DQ_Cを介してPCB伝送路330に接続される。バッファ312は、入力端が端子DQ_Cを介してPCB伝送路330に接続され、出力端がキャプチャーフリップフロップ25に接続される。なお、データ信号DQに係る双方向I/Oは1つのみ図示しているが、データ幅に応じて複数有していることは言うまでもない。
また、120はデータストローブ信号DQSに係る双方向I/Oであり、端子DQS_Mを介してPCB伝送路130に接続されている。230はクロック信号CK、CK#に係るクロックバッファであり、端子CK_M、CK#_Mを介してPCB伝送路240、250に接続されている。320はデータ信号DQに係る双方向I/Oであり、端子DQ_Mを介してPCB伝送路330に接続されている。
次に、動作について説明する。
まず、例えば電源投入直後などのメモリ2に対してクロック信号CK、CK#の供給を行っていないイニシャライズシーケンス等において、クロック信号CK、CK#及びデータストローブ信号DQSに係るPCB伝送路に探索パルスSPを発信し、伝送路の応答を調査する。
メモリコントローラLSI1は、クロック信号CK、CK#の伝送路240、250に対して、探索パルス発生器11により、クロック信号発生器14及び双方向I/O210、220を介して探索パルスSPを発信する。そして、その反射波を検出して計数器16でカウントを行うことにより、反射波観測時間T_hiZ_fly(CK)を計測する。なお、反射波観測時間T_hiZ_fly(CK)の計測は、探索パルスSPの出力終了から双方向I/O210、220におけるバッファ211、221の出力をHi−Zにする時間T_skewを振りながら行う。
同様に、メモリコントローラLSI1は、データストローブ信号DQSの伝送路130に対して、探索パルス発生器11によりストローブ信号発生器15及び双方向I/O110を介して探索パルスSPを発信する。その反射波を検出して計数器16でカウントを行うことにより、反射波観測時間T_hiZ_fly(CK)を計測する。なお、反射波観測時間T_hiZ_fly(CK)の計測は、探索パルスSPの出力終了から双方向I/O110におけるバッファ111の出力をHi−Zにする時間T_skewを振りながら行う。
次に、マップ検索部20は、スキュー制御回路13から供給される時間T_skewの情報に基づいて記憶部19から所望のマップを検索して取得し、計測された反射波観測時間T_hiZ_fly(CK)、T_hiZ_fly(DQS)を基にフライトタイムT_DRAM(CK)、T_DRAM(DQS)をそれぞれ求める。計算式としては、例えばT_DRAM=α×T_hiZ_fly+β(α、βは任意の定数)などの近似式等を用いてもよい。
なお、マップ検索部20は、反射波観測時間T_hiZ_flyとフライトタイムT_DRAMの関係を示すマップに代えて、反射波観測時間T_hiZ_flyからフライトタイムT_DRAMを算出する計算式に基づいてフライトタイムT_DRAM(CK)、T_DRAM(DQS)をそれぞれ求めるようにしても良い。
続いて、遅延計算部21は、マップ検索部20で求められたフライトタイムT_DRAM(CK)、T_DRAM(DQS)及びコントロールレジスタ22、23が有するバースト長(BL)、CASレイテンシ(CL)等に基づいて、ラウンドトリップディレイ及び同期化するデータの有効範囲を求める。
ラウンドトリップディレイ及び同期化するデータの有効範囲は以下のようにして求められる。
T_valid_start=T_DRAM(CK)+t_DQSCK(DRAM規格)+T_DRAM(DQS)+CL
T_valid_end=T_valid_start+BL
ここで、t_DQSCKはメモリの規格によって定められる値であり、CLはCASレイテンシに相当する時間、BLはバーストデータ長のデータ転送に要する時間である。
T_valid_startは、ラウンドトリップディレイそのものであり、同期化するデータの有効範囲の開始位置に対応する。また、T_valid_endは、同期化するデータの有効範囲の終了位置に対応する。
次に、メモリコントローラLSI1によるリード動作について、図5を参照して説明する。
まず、時刻T1において、メモリコントローラLSI1がメモリ2に対してリードコマンドを発行する。メモリコントローラLSI1からメモリ2に供給されるクロック信号CK、CK#は、クロック信号CK、CK#のフライトタイムT_DRAM(CK)経過後、メモリ2に到達する。また、リードコマンドも、アドレス、コマンドのフライトタイム後にメモリ2に到達する。
メモリ2は、メモリコントローラLSIからのリードコマンドを受けると、CASレイテンシとして規定された時間が経過し、さらにメモリ2のAC規格値(tDQSCK、例えば±0.75ns)後に、データストローブ信号DQS及びデータ信号DQを出力する。
一般的に、ダブルデータレートのメモリ(SDRAM)においては、データストローブ信号DQSグループごとに、等長、等ディレイ配線を実現しているので、データストローブ信号DQSとデータ信号DQのおおよそのフライトタイムは等しくなる。したがって、メモリ2から出力されたデータストローブ信号DQS及びデータ信号DQは、フライトタイムT_DRAM(DQS)後にメモリコントローラLSI1に到着する。
メモリ2からの入力されたデータストローブ信号DQSは、DLL24により一定の遅延を付加され、キャプチャーフリップフロップ25に供給される。また、DLL24の出力は、インバータINV2により反転されてキャプチャーフリップフロップ25に供給される。なお、DLL24による遅延量は、データ信号DQの真ん中にデータストローブ信号DQSのエッジが対応するように、90°だけ位相をずらしているものとする。また、DLL24に代えて、ディレイラインを用いて入力されたデータストローブ信号DQSに一定の遅延を付加するようにしても良い。
また、メモリ2からの入力されたデータ信号DQは、キャプチャーフリップフロップ25に供給され、DLL24の出力信号及びその反転信号に基づいてキャプチャーフリップフロップ25に取り込まれ出力される。
DLL24の出力信号及びその反転信号には、その伝送経路においてハイインピーダンス状態であるときにノイズがのる可能性がある。そのため、その信号をストローブ信号としてデータ信号DQを取り込むと、意味のある有効なデータとノイズに起因した無意味なデータの区別がつかなくなってしまう。
そこで、キャプチャーフリップフロップ25の出力を同期化フリップフロップ27により取り込んでシステムクロックに同期化する際には、上述のようにして求めたT_valid_start及びT_valid_endにより定められる範囲内のデータを取り込むようにする。具体的には、遅延計算部21によりマスク信号を生成し、同期化フリップフロップ27に供給されるシステムクロックを、同期化するデータの有効範囲T_valid_start〜T_valid_endまでの期間だけマスク(有効に)する。
これにより、時刻T1からT_valid_startの時間が経過した時刻T2と、時刻T2からバースト長に対応する時間が経過した時刻T3との間だけ有効となるようにマスク処理された同期化用のシステムクロックが、同期化フリップフロップ27に入力される。このマスク処理されたシステムクロックを用いてキャプチャーフリップフロップ25の出力を取り込むことにより、同期化フリップフロップ27は、有効データと無効データの織り交ぜられたデータ列の中から有効な範囲のデータを切り出して同期化することができる。
以上、説明したように本実施形態によれば、実際に実装されメモリに接続された状態で、実際に信号が伝送される伝送路を用いて、クロック信号CK、CK#及びデータストローブ信号DQSの伝播遅延を求めることにより、DRAM個数、PCBボードの層数、伝送路長などが様々に変化し多様な構造・構成を持つ場合においても、実際の伝送路におけるクロック信号CK、CK#及びデータストローブ信号DQSの伝播遅延を求めることが可能となる。これにより、プロセスばらつき、DRAM構成、伝送路長に意識を払うことなく、同期化するデータの有効範囲を正確に決定することができ、システムクロックに同期化する有効な範囲のデータを切り出し同期化することができる。
また、上述した本実施形態におけるメモリコントローラLSIは、既存のメモリコントローラ回路を流用し、データストローブ信号DQS及びクロック信号CK,CK#を出力するI/Oポートブロックに付加回路を設けることで実現することができる。これにより既存のポート部の設計へ影響を最小にしながらも、容易に実際の実装及び接続環境に応じた同期化するデータの有効範囲を正確に決定することができる。
ここで、上述したように本実施形態においては、時間T_skewを変化させて(振って)、反射波を大きくした状態を作り出して反射波の観測を行う。したがって、逆に反射波が観測されにくい、すなわち反射が小さい時間T_skewについても得られることになる。そこで、実際の通常動作時には、データストローブ信号やデータ信号に係る双方向I/Oを反射が小さい時間T_skewに基づいて制御することでノイズに対して強い伝送を実現することもできる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の諸態様を付記として以下に示す。
(付記1)ダブルデータレートのメモリに係るインタフェースを有する半導体装置であって、
メモリとの間で伝送されるクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間を当該信号の伝送路における反射波を利用して取得する到達時間取得部と、
上記到達時間取得部にて取得したクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間に基づいて、システムクロックに同期化するデータの有効範囲を求める演算部と、
上記演算部により求められた有効範囲のデータを同期化する同期化処理部とを備えることを特徴とする半導体装置。
(付記2)上記到達時間取得部は、上記各信号の伝送路における反射波の観測を行い観測時間を計測する観測時間計測部と、
上記観測時間計測部により得られた観測時間に基づいて、予め準備した上記観測時間と上記到達時間の相関を示すテーブル又は計算式を用いて上記クロック信号及びデータストローブ信号の到達時間を取得する到達時間出力部とを有することを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記3)上記観測時間計測部は、上記信号の伝送路に探索パルスを出力した後に当該伝送路をハイインピーダンス状態にしてから反射波が検出されるまでの時間を上記観測時間として計測することを特徴とする付記2記載の半導体装置。
(付記4)上記探索パルスを信号の伝送路に出力してから当該伝送路をハイインピーダンス状態にするまでの期間を制御可能にしたことを特徴とする付記3記載の半導体装置。
(付記5)上記探索パルスを信号の伝送路に出力してから当該伝送路をハイインピーダンス状態にするまでの期間毎に、上記クロック信号に係る上記観測時間と上記到達時間の相関を示すテーブル又は計算式を設けることを特徴とする付記4記載の半導体装置。
(付記6)上記探索パルスを信号の伝送路に出力してから当該伝送路をハイインピーダンス状態にするまでの期間毎に、上記データストローブ信号に係る上記観測時間と上記到達時間の相関を示すテーブル又は計算式を設けることを特徴とする付記4記載の半導体装置。
(付記7)上記信号の伝送路における反射波の観測を上記探索パルスを信号の伝送路に出力してから当該伝送路をハイインピーダンス状態にするまでの期間を変化させて行い、通常動作時は反射波の検出頻度が低い期間に応じたタイミングで信号の入出力部を制御することを特徴とする付記4記載の半導体装置。
(付記8)上記クロック信号の到達時間の取得は、電源投入時に行われることを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記9)上記クロック信号は、1組の正論理クロック信号及び負論理クロック信号からなり、
出力をハイインピーダンス状態にすることが可能であるとともに、上記クロック信号を出力する差動双方向入出力部を備えることを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記10)上記演算部は、上記到達時間取得部にて取得したクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間に基づいてラウンドトリップディレイを算出し、それを用いて同期化するデータの有効範囲を決定することを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記11)上記同期化処理部は、上記演算部により求められた有効範囲に応じてマスク処理されたシステムクロックを用いてデータを取り込み同期化することを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記12)上記演算部は、上記データの有効範囲を示すマスク信号を生成し、
上記演算部により生成されたマスク信号で上記システムクロックにマスク処理を施し、上記同期化処理部に出力するクロックマスク部を備えることを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記13)ダブルデータレートのメモリに係るインタフェースを有する半導体装置における信号処理方法であって、
メモリとの間で伝送されるクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間を当該信号の伝送路における反射波を利用して取得し、
上記取得したクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間に基づいて、上記メモリに対する読み出し動作時のラウンドトリップディレイを算出し、
上記算出したラウンドトリップディレイを用いて、上記メモリからデータを読み出した場合に同期化するデータの有効範囲を求め、
上記求められた有効範囲に従ってデータを同期化することを特徴とする信号処理方法。
(付記14)上記各信号の伝送路における反射波の観測を行い観測時間を計測し、
上記計測して得られた観測時間に基づいて、予め準備した上記観測時間と上記到達時間の相関を示すテーブル又は計算式を用いて上記クロック信号及びデータストローブ信号の到達時間を取得することを特徴とする付記13記載の信号処理方法。
本発明の実施形態におけるデータストローブ信号のフライトタイムの取得原理を説明するための図である。 本発明の実施形態におけるクロック信号のフライトタイムの取得原理を説明するための図である。 データストローブ信号に係る反射波観測時間とフライトタイムの相関性に対するプロセスばらつきの関係を示す図である。 本実施形態におけるメモリコントローラLSIの構成例を示す図である。 本実施形態におけるメモリコントローラLSIのリード動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 メモリコントローラLSI
2 メモリ
11 探索パルス発生器
12 Hi−Z信号発生器
13 スキュー制御回路
14 クロック信号発生器
15 ストローブ信号発生器
16、17 計数器
19 記憶部
20 マップ検索部
21 遅延計算部
25 キャプチャーフリップフロップ
26 クロックバッファ
27 同期化フリップフロップ
110、210、220 双方向I/O
130、240、250、330 PCB伝送路

Claims (8)

  1. ダブルデータレートのメモリに係るインタフェースを有する半導体装置であって、
    メモリとの間で伝送されるクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間を当該信号の伝送路における反射波を利用して取得する到達時間取得部と、
    上記到達時間取得部にて取得したクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間に基づいて、システムクロックに同期化するデータの有効範囲を求める演算部と、
    上記演算部により求められた有効範囲のデータを同期化する同期化処理部とを備え
    上記到達時間取得部は、
    上記各信号の伝送路における反射波の観測を行い観測時間を計測する観測時間計測部と、
    上記観測時間計測部により得られた観測時間に基づいて、予め準備した上記観測時間と上記到達時間の相関を示すテーブル又は計算式を用いて上記クロック信号及びデータストローブ信号の到達時間を取得する到達時間出力部とを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 上記観測時間計測部は、上記信号の伝送路に探索パルスを出力した後に当該伝送路をハイインピーダンス状態にしてから反射波が検出されるまでの時間を上記観測時間として計測することを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  3. 上記探索パルスを信号の伝送路に出力してから当該伝送路をハイインピーダンス状態にするまでの期間を制御可能にしたことを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  4. 上記クロック信号は、1組の正論理クロック信号及び負論理クロック信号からなり、
    出力をハイインピーダンス状態にすることが可能であるとともに、上記クロック信号を出力する差動双方向入出力部を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 上記演算部は、上記到達時間取得部にて取得したクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間に基づいてラウンドトリップディレイを算出し、それを用いて同期化するデータの有効範囲を決定することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  6. 上記同期化処理部は、上記演算部により求められた有効範囲に応じてマスク処理されたシステムクロックを用いてデータを取り込み同期化することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  7. 上記演算部は、上記データの有効範囲を示すマスク信号を生成し、
    上記演算部により生成されたマスク信号で上記システムクロックにマスク処理を施し、上記同期化処理部に出力するクロックマスク部を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  8. ダブルデータレートのメモリに係るインタフェースを有する半導体装置における信号処理方法であって、
    メモリとの間で伝送されるクロック信号及びデータストローブ信号の伝送路における反射波の観測を行い観測時間を計測し、
    上記計測して得られた観測時間に基づいて、予め準備した上記観測時間と到達時間の相関を示すテーブル又は計算式を用いて上記クロック信号及びデータストローブ信号の到達時間を取得し、
    上記取得したクロック信号及びデータストローブ信号の到達時間に基づいて、上記メモリに対する読み出し動作時のラウンドトリップディレイを算出し、
    上記算出したラウンドトリップディレイを用いて、上記メモリからデータを読み出した場合に同期化するデータの有効範囲を求め、
    上記求められた有効範囲に従ってデータを同期化することを特徴とする信号処理方法。
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