JP5018757B2 - パラレル−シリアル変換器及びデータ受信システム - Google Patents

パラレル−シリアル変換器及びデータ受信システム Download PDF

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Description

本願開示は、一般にパルス技術及び電気通信に関し、詳しくはパラレル−シリアル変換器及びパラレル−シリアル変換器を備えたデータ受信システムに関する。
CMOS半導体の微細加工技術の進歩に伴い、半導体装置の高速化及び高集積化が進んでいる。現在CMOS半導体においても、化合物半導体やBi−CMOSの領域と考えられてきた数十GHzの信号を取り扱うことが可能となってきている。その反面、高速化に伴い内蔵回路の動作速度に対するマージンが減少することとなっている。例えば、フリップフロップが正常動作するためには、入力クロックと入力データとがセットアップタイム及びホールドタイムの制約を満たす必要がある。半導体の微細加工により半導体の動作速度を高速化できるが、その反面、特性のばらつきが増大してしまうという問題がある。従って、微細化によりセットアップ・ホールドタイムが減少してフリップフロップの動作速度は向上するが、データとクロックのタイミングのゆらぎが大きくなり安定した高速動作を確保することが困難になるという問題が生じる。
CMOS集積回路プロセスの微細化による高速化に伴い回路の動作周波数が向上し、特に高速インターフェイスで用いられるフリップフロップ回路は、数十GHzという高速クロックにて動作する。フリップフロップがデータを正しくサンプルするためには、セットアップタイム及びホールドタイムの制約を満たす必要がある。セットアップタイムやホールドタイムを確保できずに、データ取り込みタイミングを規定するクロック信号のエッジにデータの変化点が近づきすぎると、データ値を正しくサンプルできなくなってしまう。
図1は高速パラレル−シリアル変換器の構成の一例を示す図である。図1のパラレル−シリアル変換器は、非特許文献1等に開示されるものであり、複数のフリップフロップ10−1乃至10−5、選択回路11、フリップフロップ12、分周回路13、及びバッファ14を含む。このパラレル−シリアル変換器により、入力端子から供給される2ビットのデータid0及びid1を、データレートが2倍の1ビットのデータodataに変換する。
図2は、図1のパラレル−シリアル変換器のタイミングチャートを示す図である。図2において、データid1とid0とを2ビット纏めてデータid[1:0]として示している。図1に示されるように、クロック信号clockがフリップフロップ12に供給されると共に分周回路13に供給される。分周回路13が、クロック信号clockを1/2に分周することにより分周クロック信号div−clockを生成する。図2のデータid0aは、分周クロック信号div−clockに基づきデータid0をフリップフロップ10−1乃至10−3で順次ラッチすることにより、分周クロックの1サイクル分遅らせたラッチ出力である。またデータid1aは、分周クロック信号div−clockに基づきデータid1をフリップフロップ10−4乃至10−5で順次ラッチすることにより、分周クロックの半サイクル分遅らせたラッチ出力である。データid0aとid1aとは、互いに180°位相がずれることになる。図2において、例えばデータid1aの有効データ“3”は、データid[1:0]の“[3:2]”として示す2ビットのうちid1側の1ビットに相当する。また例えばデータid0aの有効データ“2”は、データid[1:0]の“[3:2]”として示す2ビットのうちid0側の1ビットに相当する。
図1の選択回路11は、分周クロック信号div−clockに基づきデータid0a及びデータid1aを交互に選択し、選択データをデータdとして出力する。このデータdの遷移タイミングは、分周クロック信号div−clockを数多くの素子に供給するために高い駆動力で駆動するバッファ14における遅延、及び選択回路11における切替動作に伴う遅延等に依存する。従って、これらの遅延が製造プロセス、温度、電源電圧等のばらつきにより変動すると、データdには図2に“delay変動”として示すようなタイミング変動が含まれることになる。
このタイミングのばらつきを含むデータdを、フリップフロップ12がクロック信号FF−clockに同期して取り込む(ラッチする)。このクロック信号FF−clockは、クロック信号clockであってよく、或いはクロック信号clockを図1に点線で示すバッファ挿入により適宜タイミング調整した後の信号であってもよい。フリップフロップ12の入力信号は、セットアップタイム及びホールドタイムの制約を満たす必要がある。しかしながらデータdのタイミングは上記のようにばらつくので、十分にセットアップタイム及びホールドタイムの制約を満たせない可能性がある。特にフリップフロップが高い動作周波数で動作するシステムでは、フリップフロップが取込むべき1ビットの持続時間が短く、セットアップタイム及びホールドタイムに対する制約が厳しくなる。また微細化の影響で遅延時間のばらつきが増加すると、点線で示すバッファ挿入によるクロックの遅延調整が困難となる。
Behzad Razavia著,"Design of Integrated Circuits for Optical Communications,"International Edition 2003,(シンガポール),マグローヒル・エジュケーション(McGraw-HillEducation),2003年,p.333−339
以上を鑑みると、信号タイミングが変動しても適切なタイミングでフリップフロップにデータを取り込むことが可能なパラレル−シリアル変換器が望まれる。
データ信号を受信する複数のデータ端子と、前記複数のデータ端子からのデータ信号を選択する選択回路と、クロック信号に基づいて前記選択回路の出力をラッチする第1ラッチ回路とを有するパラレル−シリアル変換器は、複数の信号を選択して出力するレプリカ選択回路と、前記レプリカ選択回路の出力を前記クロック信号に基づいてラッチする第2のラッチ回路と、前記クロック信号に基づいて前記第2のラッチ回路にラッチした前記レプリカ選択回路の出力に基づいて、前記選択回路の選択動作を制御するタイミング信号を生成するタイミング信号生成回路とを備えることを特徴とする。
また別の側面によれば、複数の第1データ信号から一の第1データ信号を選択して、クロック信号に同期して動作するラッチ回路に出力するパラレル−シリアル変換器は、複数の第2データ信号から一の第2データ信号を選択して出力するレプリカ選択回路と、前記レプリカ選択回路の出力を前記クロック信号に基づいてラッチする第2のラッチ回路とを備え、前記クロック信号に基づいて前記第2のラッチ回路にラッチした前記レプリカ選択回路の出力とクロック信号とに基づいて前記第1データ信号を選択するタイミングの位相を調整することを特徴する。
またデータ受信システムは、外部からのデータ信号を受信するインターフェイス回路と、前記インターフェイス回路を介して前記データ信号を受信する内部回路とを備え、前記インターフェイス回路は、パラレル−シルアル変換器を備え、前記パラレル−シリアル変換器は、データ信号を受信する複数のデータ端子と、前記複数のデータ端子からのデータ信号を選択する選択回路と、クロック信号に基づいて前記選択回路の出力をラッチする第1ラッチ回路と、複数の信号を選択して出力するレプリカ選択回路と、前記レプリカ選択回路の出力を前記クロック信号に基づいてラッチする第2のラッチ回路と、前記クロック信号に基づいて前記第2のラッチ回路にラッチした前記レプリカ選択回路の出力に基づいて、前記選択回路の選択動作を制御するタイミング信号を生成するタイミング信号生成回路とを備えることを特徴とする。
本願開示の少なくとも1つの実施例によれば、プロセス、温度、電源電圧に変動があっても、最適なタイミング関係を満たすクロック信号とデータとをデータ受信用のフリップフロップに供給可能である。従って、製品の歩留りの向上が期待できる。また温度及び電源電圧の変動に対応した動的な自動制御が可能となる。更には、従来技術の構成のように遅延量調整用のバッファを挿入する必要がなくなり、消費電力と占有面積とを抑えることができる。
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図3は、高速パラレル−シリアル変換器の第1の実施例の構成を示す図である。図3のパラレル−シリアル変換器は、フリップフロップ20−1乃至20−5、選択回路21、フリップフロップ22、分周回路23、バッファ24、フリップフロップ25及び26、カウンタ27、デコーダ28、任意位相生成回路29、及び選択回路30を含む。このパラレル−シリアル変換器により、入力端子から供給される2ビットのデータid0及びid1を、データレートが2倍の1ビットのデータodataに変換する。このデータodataは、内部回路100に供給される。上記パラレル−シリアル変換器と内部回路100とで、データ受信システムを構成する。
クロック信号clockがフリップフロップ22及び25に供給されると共に分周回路23に供給される。分周回路23が、クロック信号clockを1/2に分周することにより分周クロック信号を生成する。任意位相生成回路29は位相補間回路であり、互いに位相が異なる多相の分周クロック信号から、所望の位相の分周クロック信号div−clockを生成する。バッファ24は、数多くの素子に分周クロック信号div−clockを供給できるように、分周クロック信号div−clockを十分な駆動力で駆動するために設けられる。
分周クロック信号div−clockに基づきデータid0をフリップフロップ20−1乃至20−3で順次ラッチすることにより、分周クロックの1サイクル分遅らせたラッチ出力であるデータid0aを生成する。また分周クロック信号div−clockに基づきデータid1をフリップフロップ20−4乃至20−5で順次ラッチすることにより、分周クロックの半サイクル分遅らせたラッチ出力であるデータid1aを生成する。これにより、データid0aとid1aとは、互いに180°位相がずれることになる。
選択回路21は、分周クロック信号div−clockに基づきデータid0a及びデータid1aを交互に選択し、選択データをデータdとして出力する。フリップフロップ22は、クロック信号clockの立ち上がりエッジに同期してデータdを取り込む(ラッチする)。フリップフロップ22の出力データodataが、パラレル−シリアル変換後のシリアル出力データとなる。
選択回路30は、選択回路21と同一の回路構成を有し、同一の選択制御信号に基づいて動作するレプリカ選択回路である。この選択制御信号とは、選択回路の選択動作を制御するタイミング信号であり、図3の構成においては分周クロック信号div−clockである。なお選択回路21及び30は、選択制御信号が0の時に図示する“0”側の入力を選択し、選択制御信号が1の時に図示する“1”側の入力を選択する。選択回路30は、固定のデータ“0”と固定のデータ“1”とを受け取り、分周クロック信号div−clockに基づきデータ“0”及びデータ“1”を交互に選択し、選択データをデータrep−dataとして出力する。フリップフロップ25は、クロック信号clockの立ち下りエッジに同期してデータrep−dataを取り込む(ラッチする)。
フリップフロップ26は、クロック信号clockの1/2の周波数を有する分周回路23が生成する分周クロック信号ph−ff−clockに同期して、フリップフロップ25のラッチ出力phを取り込む。フリップフロップ26のラッチ出力はデータdifとしてカウンタ27に供給される。カウンタ27は、分周回路23が生成する分周クロック信号に同期してカウントアップ又はカウントダウン動作を行なう。例えば、カウンタ27は、データdifが1の時には分周クロック信号に同期してカウントアップする(例えば分周クロック信号の各パルスの立ち上がりに応答して+1だけカウンタ値を増加する)。また例えば、カウンタ27は、データdifが0の時には分周クロック信号に同期してカウントダウンする(例えば分周クロック信号の各パルスの立ち上がりに応答して−1だけカウンタ値を減少する)。デコーダ28は、カウンタ27のカウンタ値出力をデコードして、適切なコード(例えばサーモメータコード)に変換する。任意位相生成回路29は、デコーダ28が出力するコードに基づいて、分周回路23の分周クロック信号から所望の位相を有する分周クロック信号div−clockを生成する。この実施例の任意位相生成回路29は、互いに位相が異なる多相の分周クロック信号を前記コードに応じて重み付けして重ね合わせることにより、所望の位相を有する分周クロック信号div−clockを生成する。
上記説明のように図3のパラレル−シリアル変換器では、選択回路21が複数のデータ端子により受信されるデータ信号id0及びid1を選択し、この選択回路21の出力をクロック信号clockに基づいてフリップフロップ22によりラッチする。また複数の信号(固定信号“0”及び“1”)を選択して出力するレプリカ選択回路30を設け、このレプリカ選択回路30の出力をクロック信号clockに基づいてフリップフロップ25によりラッチする。このラッチしたレプリカ選択回路30の出力に基づいて、フリップフロップ25及び26、カウンタ27、デコーダ28、及び任意位相生成回路29から構成される回路部分が、選択回路21及び30の選択動作を制御するタイミング信号を生成する。この構成により、レプリカ選択回路30の選択データ出力とクロック信号clockとのタイミング関係に基づいて、選択回路21及び30の選択動作のタイミングを制御する。これにより、選択回路21が選択して出力するデータdの遷移タイミングとクロック信号clockのエッジタイミングとが適切なタイミング関係となるように、選択回路21及び30の選択動作タイミングを調整することができる。
図4は、図3のパラレル−シリアル変換器の動作を説明するためのタイミング図である。図4は、クロック信号clockの立ち上がりエッジのタイミングが、パラレル−シリアル変換のシリアルデータとしてラッチすべきデータdに対して遅い場合を示している。図4に示されるように、分周クロック信号div−clockのHIGH/LOWに同期してデータdが得られる。またレプリカ選択回路からのデータrep−dataも分周クロック信号div−clockのHIGH/LOWに同期しており、データdと同一の遷移タイミングを有する。データdは、クロック信号clockの立ち上がりエッジでサンプル(ラッチ)される。データdのデータ中心に対して、クロック信号clockの立ち上がりエッジは遅いタイミングとなっている。またデータrep−dataは、クロック信号clockの立ち下がりエッジでサンプル(ラッチ)される。データrep−dataをクロック信号clockの立ち下がりエッジでサンプルして得られるデータが、図4にデータphとして示される図3のフリップフロップ25のラッチ出力である。このデータphは値“0”及び値“1”を交互にとるデータであるが、クロック信号clockの1/2分周信号である分周クロック信号ph−ff−clockの立ち上がりエッジによりサンプル(ラッチ)することにより、値“0”の固定値信号difになる。
図5は、図3のパラレル−シリアル変換器の動作を説明するためのタイミング図である。図5は、クロック信号clockの立ち上がりエッジのタイミングが、パラレル−シリアル変換のシリアルデータとしてラッチすべきデータdに対して早い場合を示している。図5では、データdのデータ中心に対して、クロック信号clockの立ち上がりエッジは早いタイミングとなっている。図4の場合と同様に、データrep−dataをクロック信号clockの立ち下がりエッジでサンプルして得られるデータが、データphとして示される。このデータphは値“0”及び値“1”を交互にとるデータであるが、クロック信号clockの1/2分周信号である分周クロック信号ph−ff−clockの立ち上がりエッジによりサンプル(ラッチ)することにより、値“1”の固定値信号difになる。
図6は、図3のパラレル−シリアル変換器の動作を説明するためのタイミング図である。図6は、クロック信号clockの立ち上がりエッジのタイミングが、パラレル−シリアル変換のシリアルデータとしてラッチすべきデータdに対して適切なタイミングである場合を示している。図6では、データdのデータ中心に対して、クロック信号clockの立ち上がりエッジは丁度よいタイミング(データ中心に一致するタイミング)となっている。図3及び図4の場合と同様にデータrep−dataをクロック信号clockの立ち下がりエッジでサンプルして得られるデータが、データphとして示される。図3及び図4の場合とは異なり、このデータphは値“0”及び値“1”を交互にとるデータとはならず、値“0”と値“1”とが略同確率でランダムに現れるデータとなる。これはクロック信号clockの立ち下がりエッジのタイミング(サンプルタイミング)が、データrep−dataの遷移タイミングに一致しているためである。サンプルタイミングに対する遷移のタイミングの僅かな変動や、サンプルタイミングにおける信号レベルの僅かな変動に影響されて、データphの値は“0”及び“1”からなる予測可能なビットパターンとはならない。従って、クロック信号clockの1/2分周信号である分周クロック信号ph−ff−clockの立ち上がりエッジによりデータphをサンプル(ラッチ)しても、サンプル値を示すデータdifは値“0”と値“1”とが略同確率でランダムに現れるデータとなる。
前述のようにカウンタ27は、データdifが0の時には分周クロック信号に同期してカウントダウンし、データdifが1の時には分周クロック信号に同期してカウントアップする。従って、図4に示すようにクロック信号clockの立ち上がりエッジのタイミングが、ラッチすべきデータdに対して遅い場合には、カウンタ27のカウント値は減少していく。また図5に示すようにクロック信号clockの立ち上がりエッジのタイミングが、ラッチすべきデータdに対して早い場合には、カウンタ27のカウント値は増加していく。従って、カウント値が小さい場合には任意位相生成回路29が生成する分周クロック信号div−clockの位相を遅らせて、データdの遷移タイミングを遅くすればよい。またカウント値が大きい場合には任意位相生成回路29が生成する分周クロック信号div−clockの位相を進ませて、データdの遷移タイミングを早くすればよい。このように制御することにより、データdの遷移タイミングに対してクロック信号clockの立ち上がりエッジのタイミングが適正なタイミング(即ちデータ中心に略一致するタイミング)になると、図6に示すようなデータdifが得られる。即ち、データdifは値“0”と値“1”とが略同確率でランダムに現れるデータとなり、カウンタ27のカウンタ値は細かく上下しながらも略一定の値となり、データdの遷移タイミングは一定タイミングに落ち着く。
図7は、デコーダ28の入出力関係を示す図である。図7に示すテーブルは、カウンタ27の出力するカウント値を入力として、デコーダ28が出力するサーモメータコードの上位2ビットと下位9ビットを示している。2つの隣り合うカウント値に対応する2つのコード間でのビット変化数が最大でも2ビットであるように、サーモメータコードが各カウント値に対して割り当てられている。このように割り当てられたサーモメータコードを用いることにより、次段の任意位相生成回路29での信号処理を安定して容易に実行することができる。
図8は、任意位相生成回路29の構成の一例を示す図である。任意位相生成回路29は位相補間回路であり、DAC(デジタル−アナログ変換器)42、ミキサ回路41、及びバッファ43を含む。DAC42は、デコーダ28が出力するサーモメータコードの上位2ビットと下位9ビットとを受け取り、サーモメータコードをデジタル−アナログ変換することにより、カウント値に応じた4つのアナログ電圧信号を生成する。これら4つのアナログ電圧信号の電圧値は、異なる位相を有する多相分周クロック信号をそれぞれ重み付けして重ね合わせる際の重みを表す値であり、ミキサ回路41に供給される。ミキサ回路41は、4つのアナログ電圧信号の電圧値に応じて多相分周クロック信号INA、INAX、INB、INBXを重み付して重ね合わせることにより、所望の位相を有する出力クロック信号を生成する。この出力クロック信号は、バッファ43により整形されて、分周クロック信号OUT及びその反転信号OUTXとなる。この分周クロック信号OUTの駆動力を図3のバッファ24により大きくした信号が、分周クロック信号div−clockである。なお分周クロック信号INAの位相を0°とすると、分周クロック信号INAXはINAに対して180°の位相を有する。また分周クロック信号INBはINAに対して90°の位相を有し、分周クロック信号INBXはINAに対して270°の位相を有する。
図9は、ミキサ回路41の回路構成の一例を示す図である。ミキサ回路41は、NMOSトランジスタ51−1乃至51−4、NMOSトランジスタ52−1乃至52−4、電流源53−1乃至53−4、及び抵抗素子R1及びR2を含む。NMOSトランジスタ51−1及び52−1のゲートには、互いに反転する分周クロック信号INA及びINAXが印加される。このNMOSトランジスタ51−1及び52−1を流れる電流量を、電流源53−1により制御し、DAC42からの第1のアナログ電圧信号に応じた電流量Iaに設定する。これにより出力クロック信号中の0°の位相成分を調整する。NMOSトランジスタ51−2及び52−2のゲートには、互いに反転する分周クロック信号INB及びINBXが印加される。このNMOSトランジスタ51−2及び52−2を流れる電流量を、電流源53−2により制御し、DAC42からの第2のアナログ電圧信号に応じた電流量Ibに設定する。これにより出力クロック信号中の90°の位相成分を調整する。同様に、NMOSトランジスタ51−3及び52−3を流れる電流量を、電流源53−3により制御し、DAC42からの第3のアナログ電圧信号に応じた電流量Icに設定する。これにより出力クロック信号中の180°の位相成分を調整する。更に、NMOSトランジスタ51−4及び52−4を流れる電流量を、電流源53−4により制御し、DAC42からの第4のアナログ電圧信号に応じた電流量Idに設定する。これにより出力クロック信号中の270°の位相成分を調整する。
図10は、カウンタ値、サーモメータコードの上位2ビット及び下位9ビット、及び位相との関係を模式的に示す図である。図10に示すように、サーモメータコードの上位2ビットは、位相平面での象限の位置を表している。またサーモメータコードの下位9ビットは、位相平面での単位円上の位置(位相)を表している。カウント値が0,1,2,・・・と大きくなるにつれ、位相が−360°,−360°+(90/16)°,−360°+2×(90/16)°,・・・と徐々に進んで行く。
図11は、図3のパラレル−シリアル変換器の動作によりサーモメータコードが収束する様子を示す図である。図11は実際に行なった計算機シミュレーションの結果ではあるが、収束の様子を例示するタイミングチャートと考えればよい。横軸は時間をナノ秒単位で示してある。図11の縦方向には、サーモメータコードの上位2ビット及び下位9ビットの波形を上から順番に並べてある。0ナノ秒で動作開始し500ナノ秒までの間は、カウント値が上昇して図7のカウント値0から19に対応するサーモメータコードが現れている。その後カウント値19に対応するサーモメータコード“10001111111”とカウント値20に対応するサーモメータコード“10001111110”との間で細かく行き来する状態となり、サーモメータコード即ちカウント値が収束している。
なお細かい位相変動を避けるために、カウンタ27のカウント値の上位ビットのみを用いて、位相制御を実行するようにしてもよい。例えば、カウンタ27のカウントが8ビットだとして、その上位6ビットのみをデコーダ28に供給するような構成としてよい。この場合、図7のテーブルに示すカウント値として示す値は、この上位6ビットの示す値と言うことになる。
図12は、高速パラレル−シリアル変換器の第2の実施例の構成を示す図である。図12において、図3と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図12のパラレル−シリアル変換器は、図3の構成のカウンタ27、デコーダ28、及び任意位相生成回路29の代わりに、パルス生成回路31、チャージポンプ32、ローパスフィルタ(LPF)33、及び任意位相生成回路34を含む。パルス生成回路31は、フリップフロップ26からのデータdifの“1”/“0”に応じて、周波数アップを指示するパルス信号UPのHIGHパルス又は周波数ダウンを指示するパルス信号DOWNのHIGHパルスを生成する。チャージポンプ32は、パルス信号UPのHIGHパルスに応答して内部容量素子に蓄積する電荷量を増加させ、パルス信号DOWNのLOWパルスに応答して内部容量素子に蓄積する電荷量を減少させる。チャージポンプ32は、内部容量素子の蓄積電荷に応じた電圧を電圧信号としてローパスフィルタ33に供給する。ローパスフィルタ33は、供給された電圧信号から細かな変動成分を除去した電圧信号を生成し、この電圧信号を任意位相生成回路34に供給する。任意位相生成回路34は、電圧制御発振器(VCO:Voltage-Controlled Oscillator)であり、ローパスフィルタ33の出力電圧に応じた周波数で発振する。任意位相生成回路34の出力発振信号が、バッファ24を介してクロック信号div−clockとして選択回路21及び30並びにフリップフロップ20−1乃至20−5に供給される。
図13は、パルス生成回路31の回路構成の一例を示す図である。パルス生成回路31は、フリップフロップ61乃至64、AND回路65乃至67、及びインバータ68を含む。フリップフロップ61乃至64の各々は、クロック端子入力の立ち上がりに応答して状態が反転するトグル・フリップフロップとして動作する。フリップフロップ61のクロック入力端子には分周クロック信号ph−ff−clockが入力される。フリップフロップ62のクロック入力端子にはフリップフロップ61の出力aが接続される。フリップフロップ63のクロック入力端子にはフリップフロップ62の出力bが接続される。フリップフロップ64のクロック入力端子にはフリップフロップ63の出力cが接続される。フリップフロップ61乃至64のそれぞれの出力a乃至d及び分周クロック信号ph−ff−clockは、AND回路65に供給される。
図14は、図13のパルス生成回路31の動作を示すタイミングチャートである。信号eはAND回路65の出力であり、AND回路65の入力a、b、c、d、及びph−ff−clockが全てHIGHになったときにHIGHとなる。これにより信号eは、分周クロック信号ph−ff−clockの16サイクルに一度HIGHになるパルス信号となる。パルス信号UPはAND回路67の出力であり、フリップフロップ26の出力データdifと信号eとのANDを取った信号である。またパルス信号DOWNはAND回路66の出力であり、フリップフロップ26の出力データdifの反転信号と信号eとのANDを取った信号である。
このようにしてパルス生成回路31は、データdifが0の時にはパルス信号DOWNにHIGHパルスを生成し、データdifが1の時にはパルス信号UPにHIGHパルスを生成する。従って、図4に示すようにクロック信号clockの立ち上がりエッジのタイミングが、ラッチすべきデータdに対して遅い場合には、パルス信号DOWNによりチャージポンプ32の出力電圧は減少していく。また図5に示すようにクロック信号clockの立ち上がりエッジのタイミングが、ラッチすべきデータdに対して早い場合には、パルス信号UPによりチャージポンプ32の出力電圧は増加していく。従って、図4に示す状態の場合には任意位相生成回路34の入力電圧が下がり、クロック信号div−clockの位相が遅れ、データdの遷移タイミングが遅くなる。また図5に示す状態の場合には、任意位相生成回路34の入力電圧が上がり、クロック信号div−clockの位相が進み、データdの遷移タイミングが早くなる。このように制御することにより、データdの遷移タイミングに対してクロック信号clockの立ち上がりエッジのタイミングが適正なタイミング(即ちデータ中心に略一致するタイミング)になると、図6に示すようなデータdifが得られる。即ち、データdifは値“0”と値“1”とが略同確率でランダムに現れるデータとなり、データdの遷移タイミングは一定タイミングに落ち着くことになる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
なお本発明は以下の内容を含むものである。
(付記1)
データ信号を受信する複数のデータ端子と、
前記複数のデータ端子からのデータ信号を選択する選択回路と、
クロック信号に基づいて前記選択回路の出力をラッチする第1ラッチ回路と
を有するパラレル−シリアル変換器において、
複数の信号を選択して出力するレプリカ選択回路と、
前記クロック信号に基づいてラッチした前記レプリカ選択回路の出力に基づいて、前記選択回路の選択動作を制御するタイミング信号を生成するタイミング信号生成回路と
を備えることを特徴とするパラレル−シリアル変換器。
(付記2)
前記タイミング信号は、前記レプリカ選択回路に供給されること
を特徴とする付記1に記載のパラレル−シリアル変換器。
(付記3)
前記複数の信号は固定値であること
を特徴とする付記1又は付記2に記載のパラレル−シリアル変換器。
(付記4)
前記クロック信号を分周する分周回路を備え、
前記分周回路から出力される分周クロック信号を前記タイミング信号生成回路に供給すること
を特徴とする付記1、付記2又は付記3に記載のパラレル−シリアル変換器。
(付記5)
前記タイミング信号生成回路は、
前記レプリカ選択回路の出力信号に応じてカウント動作をするカウンタと、
前記カウンタ信号の出力に基づいて複数の前記分周クロック信号を重み付けするための重み付け信号を出力するDACと、
前記重み付け信号により重み付けした前記複数の分周クロック信号を重ね合わせることにより前記タイミング信号を生成する回路と
を備えることを特徴とする付記4に記載のパラレル−シリアル変換回路。
(付記6)
前記複数のデータ端子から供給されるデータ信号のそれぞれをラッチする複数の第2ラッチ回路を備えること
を特徴とする付記1、付記2、付記3又は付記4に記載のパラレル−シリアル変換器。
(付記7)
前記タイミング信号生成回路は、
前記分周クロック信号に基づいてパルス信号を生成するパルス生成回路と、
前記パルス信号に基づいて前記タイミング信号を生成するVCOと、
を備えることを特徴とする付記4に記載のパラレル−シリアル変換回路。
(付記8)
前記レプリカ選択回路の出力をラッチして、前記タイミング信号生成回路に出力する第3ラッチ回路を備えること
を特徴とする付記1乃至付記7の何れか一に記載のパラレル−シリアル変換回路。
(付記9)
複数の第1データ信号から一の第1データ信号を選択して、クロック信号に同期して動作するラッチ回路に出力するパラレル−シリアル変換器において、
複数の第2データ信号から一の第2データ信号を選択して出力するレプリカ選択回路を備え、
前記クロック信号に基づいてラッチした前記レプリカ選択回路の出力とクロック信号とに基づいて前記第1データ信号を選択するタイミングの位相を調整すること
を特徴するパラレル−シリアル変換器。
(付記10)
前記複数の第2データ信号は、固定値であること
を特徴とする付記9に記載のパラレル−シリアル変換器。
(付記11)
前記タイミングの位相の調整は、前記クロック信号を分周した分周クロックに基づいて行われること
を特徴とする付記9又は付記10に記載のパラレル−シリアル変換器。
(付記12)
前記レプリカ回路の出力信号に基づいて前記分周クロック信号の重み付けを行い、前記重み付けされた分周クロック信号に基づいて、前記第1データ信号を選択すること
を特徴とする付記11に記載のパラレル−シリアル変換回路。
(付記13)
前記分周クロック信号に基づいてパルス信号を生成し、前記パルス信号に基づいて前記第1データ信号を選択するタイミングの位相を調整すること
を特徴とする付記11に記載のパラレル−シリアル変換回路。
(付記14)
外部からのデータ信号を受信するインターフェイス回路と、
前記インターフェイス回路を介して前記データ信号を受信する内部回路と、
を備え、
前記インターフェイス回路は、パラレル−シルアル変換器を備え、
前記パラレル−シリアル変換器は、
データ信号を受信する複数のデータ端子と、
前記複数のデータ端子からのデータ信号を選択する選択回路と、
クロック信号に基づいて前記選択回路の出力をラッチする第1ラッチ回路と
複数の信号を選択して出力するレプリカ選択回路と、
前記クロック信号に基づいてラッチした前記レプリカ選択回路の出力に基づいて、前記選択回路の選択動作を制御するタイミング信号を生成するタイミング信号生成回路と
を備えること
を特徴とするデータ受信システム。
(付記15)
前記タイミング信号は、前記レプリカ選択回路に供給されること
を特徴とする付記14に記載のデータ受信システム。
(付記16)
前記複数の信号は固定値であること
を特徴とする付記14又は付記15に記載のデータ受信システム。
高速パラレル−シリアル変換器の構成の一例を示す図である。 図1のパラレル−シリアル変換器のタイミングチャートを示す図である。 高速パラレル−シリアル変換器の第1の実施例の構成を示す図である。 図3のパラレル−シリアル変換器の動作を説明するためのタイミング図である。 図3のパラレル−シリアル変換器の動作を説明するためのタイミング図である。 図3のパラレル−シリアル変換器の動作を説明するためのタイミング図である。 デコーダの入出力関係を示す図である。 任意位相生成回路の構成の一例を示す図である。 ミキサ回路の回路構成の一例を示す図である。 カウンタ値、サーモメータコード、及び位相との関係を模式的に示す図である。 図3のパラレル−シリアル変換器の動作によりサーモメータコードが収束する様子を示す図である。 高速パラレル−シリアル変換器の第2の実施例の構成を示す図である。 パルス生成回路の回路構成の一例を示す図である。 図13のパルス生成回路の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
20−1乃至20−5 フリップフロップ
21 選択回路
22 フリップフロップ
23 分周回路
24 バッファ
25,26 フリップフロップ
27 カウンタ
28 デコーダ
29 任意位相生成回路
30 選択回路

Claims (10)

  1. データ信号を受信する複数のデータ端子と、
    前記複数のデータ端子からのデータ信号を選択する選択回路と、
    クロック信号に基づいて前記選択回路の出力をラッチする第1ラッチ回路と
    を有するパラレル−シリアル変換器において、
    複数の信号を選択して出力するレプリカ選択回路と、
    前記レプリカ選択回路の出力を前記クロック信号に基づいてラッチする第2のラッチ回路と、
    前記クロック信号に基づいて前記第2のラッチ回路にラッチした前記レプリカ選択回路の出力に基づいて、前記選択回路の選択動作を制御するタイミング信号を生成するタイミング信号生成回路と
    を備えることを特徴とするパラレル−シリアル変換器。
  2. データ信号を受信する複数のデータ端子と、
    前記複数のデータ端子からのデータ信号を選択する選択回路と、
    クロック信号に基づいて前記選択回路の出力をラッチする第1ラッチ回路と
    を有するパラレル−シリアル変換器において、
    複数の信号を選択して出力するレプリカ選択回路と、
    前記クロック信号に基づいてラッチした前記レプリカ選択回路の出力に基づいて、前記選択回路の選択動作を制御するタイミング信号を生成するタイミング信号生成回路と
    を含み、前記タイミング信号は、前記レプリカ選択回路に供給されること
    を特徴とするパラレル−シリアル変換器。
  3. 前記複数の信号は固定値であること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパラレル−シリアル変換器。
  4. 前記クロック信号を分周する分周回路を備え、
    前記分周回路から出力される分周クロック信号を前記タイミング信号生成回路に供給すること
    を特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載のパラレル−シリアル変換器。
  5. 前記タイミング信号生成回路は、
    前記レプリカ選択回路の出力信号に応じてカウント動作をするカウンタと、
    前記カウンタ信号の出力に基づいて複数の前記分周クロック信号を重み付けするための重み付け信号を出力するDACと、
    前記重み付け信号により重み付けした前記複数の分周クロック信号を重ね合わせることにより前記タイミング信号を生成する回路と
    を備えることを特徴とする請求項4に記載のパラレル−シリアル変換回路。
  6. 前記複数のデータ端子から供給されるデータ信号のそれぞれをラッチする複数の第2ラッチ回路を備えること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載のパラレル−シリアル変換器。
  7. 前記タイミング信号生成回路は、
    前記分周クロック信号に基づいてパルス信号を生成するパルス生成回路と、
    前記パルス信号に基づいて前記タイミング信号を生成するVCOと、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載のパラレル−シリアル変換回路。
  8. 前記レプリカ選択回路の出力をラッチして、前記タイミング信号生成回路に出力する第3ラッチ回路を備えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一に記載のパラレル−シリアル変換回路。
  9. 複数の第1データ信号から一の第1データ信号を選択して、クロック信号に同期して動作するラッチ回路に出力するパラレル−シリアル変換器において、
    複数の第2データ信号から一の第2データ信号を選択して出力するレプリカ選択回路と、
    前記レプリカ選択回路の出力を前記クロック信号に基づいてラッチする第2のラッチ回路と
    を備え、
    前記クロック信号に基づいて前記第2のラッチ回路にラッチした前記レプリカ選択回路の出力とクロック信号とに基づいて前記第1データ信号を選択するタイミングの位相を調整すること
    を特徴するパラレル−シリアル変換器。
  10. 外部からのデータ信号を受信するインターフェイス回路と、
    前記インターフェイス回路を介して前記データ信号を受信する内部回路と、
    を備え、
    前記インターフェイス回路は、パラレル−シルアル変換器を備え、
    前記パラレル−シリアル変換器は、
    データ信号を受信する複数のデータ端子と、
    前記複数のデータ端子からのデータ信号を選択する選択回路と、
    クロック信号に基づいて前記選択回路の出力をラッチする第1ラッチ回路と
    複数の信号を選択して出力するレプリカ選択回路と、
    前記レプリカ選択回路の出力を前記クロック信号に基づいてラッチする第2のラッチ回路と、
    前記クロック信号に基づいて前記第2のラッチ回路にラッチした前記レプリカ選択回路の出力に基づいて、前記選択回路の選択動作を制御するタイミング信号を生成するタイミング信号生成回路と
    を備えること
    を特徴とするデータ受信システム。
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