JP5017343B2 - 通信制御システム及び通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信制御システム及び通信制御方法に関する。
従来から、自機の電話番号を相手に通知しない設定、すなわち非通知設定による発信が知られている。この非通知設定による発信では、発信先の電話番号に非通知番号(184)を付加して発信することにより、自機の電話番号を着信側の端末に通知することなく通信を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−179748号公報
ところで、発側端末が非通知設定で発信した場合において、着側端末が応答できないときには、着側端末の着信履歴に発側端末の電話番号は表示されない。このような場合、着信を受けたユーザは、当然、発側端末に対して折り返し電話をかけることができない。しかしながら、非通知設定で着信を受けたユーザは、不在着信の相手や電話の内容が気になることがある。一方、発側端末では、自機の電話番号を相手に通知したくはないが、折り返し電話をもらいたい場合もある。そこで、発側端末から着側端末が非通知設定で着信を受け、着側端末の着信履歴に発側端末の電話番号が残らない(表示されない)場合であっても、着側端末から折り返し発側端末に電話をかけ直すことができるシステムが求められている。
本発明は、上記課題解決のためになされたものであり、匿名性を確保しつつ、利便性の向上を図ることができる通信制御システム及び通信制御方法を提供すること目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る通信制御システムは、第1の移動通信端末から第2の移動通信端末への発信の要求に応じて送信され、第1の移動通信端末の電話番号及び第2の移動通信端末の電話番号を含む第1発信要求情報を受信する第1発信要求受信手段と、第1発信要求受信手段によって第1発信要求情報が受信された場合に、第1の移動通信端末の電話番号を一意に特定可能にする識別情報を生成する識別情報生成手段と、識別情報生成手段によって生成された識別情報と第1の移動通信端末の電話番号及び第2の移動通信端末の電話番号とを対応付けて保持する識別情報保持手段と、識別情報生成手段によって生成された識別情報に基づいて、第1の移動通信端末の電話番号を含まない第2発信要求情報を生成し、第2発信要求情報を第2の移動通信端末に送信する第1発信要求送信手段と、第1発信要求送信手段によって第2の移動通信端末に第2発信要求情報が送信された後に、第2の移動通信端末から識別情報宛ての発信の要求に応じて送信される第3発信要求情報を受信する第2発信要求受信手段と、第2発信要求受信手段によって受信された第3発信要求情報に含まれる識別情報に基づいて識別情報保持手段を参照し、識別情報保持手段から第1の移動通信端末の電話番号を取得する電話番号取得手段と、電話番号取得手段によって取得された第1の移動通信端末の電話番号に基づいて、第1の移動通信端末宛ての第4発信要求情報を生成し、第4発信要求情報を第1の移動通信端末に送信する第2発信要求送信手段と、を備えることを特徴とする。
この通信制御システムでは、第1の移動通信端末から第2の移動通信端末に発信された際、第1の移動通信端末の電話番号を一意に特定可能にする識別情報を生成し、この識別情報に基づいて第1の移動通信端末の電話番号を含まない第2発信要求情報を生成して、この第2発信要求情報を第2の移動通信端末に送信する。そして、第2の移動通信端末が例えば不在着信履歴から識別情報を宛先として発信すると、その識別情報に基づいて識別情報保持手段を参照して第1の移動通信端末の電話番号を取得し、第1の移動通信端末に発信要求情報が送信される。従って、第2の移動通信端末では、第1の移動通信端末の電話番号を知らなくても、識別情報に基づいて第1の移動通信端末の電話番号が取得されて第1の移動通信端末に発信要求情報が送信されるので、識別情報宛てに発信することで第1の移動通信端末に折り返し発信することが可能となる。また、第1の移動通信端末では、第2の移動通信端末に自機の電話番号を通知しなくとも、折り返し電話を受けることができる。従って、匿名性を確保しつつ、利便性の向上を図ることができる。
また、本発明に係る通信制御システムは、第1発信要求受信手段によって受信された第1発信要求情報に、第1の移動通信端末の電話番号を第2の移動通信端末に通知しないことを示す非通知設定情報が含まれているか否かを判断する判断手段を更に備え、識別情報生成手段は、判断手段によって第1発信要求情報に非通知設定情報が含まれていると判断された場合に、識別情報を生成することが好ましい。このように、非通知設定情報が含まれているか否かを判断することにより、第1の移動通信端末において非通知設定が行われている場合には、確実に識別情報を生成することができる。これにより、第2移動通信端末において、第1移動通信端末への折り返し発信を確実に行うことができる。
また、本発明に係る通信制御システムは、非通知設定情報には、第2の移動通信端末から第1の移動通信端末への発信を制限するための制限情報が更に含まれており、第2発信要求受信手段によって第2発信要求情報が受信された場合に、非通知設定情報に含まれている制限情報の有効性を確認する有効性確認処理手段を更に備え、電話番号取得手段は、有効性確認処理手段によって制限情報の有用性が確認された場合に、第1の移動通信端末の電話番号を取得することが好ましい。この場合には、第2の移動通信端末から第1の移動通信端末への折り返し発信が制限されるので、例えば制限情報において折り返し発信が1回に制限されている場合には、第2の移動通信端末から第1の移動通信端末への折り返し発信が1回に限定される。これにより、必要以上に折り返し発信が行われることを防止できるので、更に利便性の向上を図ることができる。
また、本発明に係る通信制御システムは、第2発信要求送信手段によって第4発信要求情報が送信されたことに応じて第1の移動通信端末から送信される応答情報を受信する応答情報受信手段と、応答情報受信手段によって応答情報が受信された場合に、第1の移動通信端末と第2の移動通信端末との呼接続を確立する呼接続確立手段と、呼接続確立手段によって第1の移動通信端末と第2の移動通信端末の呼接続を確立したことに応じて、呼接続確立手段から送信される呼接続確立情報を受信する呼接続情報受信手段と、呼接続情報受信手段によって呼接続確立情報が受信された場合に、呼接続確立情報に基づいて制限情報を更新する制限情報更新手段と、を更に備えることが好ましい。この場合には、第2の移動通信端末から第1の移動通信端末への折り返し発信により呼接続が確立したときには、例えば折り返し発信の有効回数等といった制限情報が更新されるので、必要以上に第2の移動通信から第1の移動通信端末への折り返し発信が行われることを防止することができる。従って、更に利便性の向上を図ることができる。
本発明は、上記のように通信制御システムの発明として記述できる他に、以下のように通信制御方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
即ち、本発明に係る通信制御方法は、第1の移動通信端末から第2の移動通信端末への発信の要求に応じて送信され、第1の移動通信端末の電話番号及び第2の移動通信端末の電話番号を含む第1発信要求情報を受信する第1発信要求受信ステップと、第1発信要求受信ステップにおいて第1発信要求情報が受信された場合に、第1の移動通信端末の電話番号を一意に特定可能にする識別情報を生成する識別情報生成ステップと、識別情報生成ステップにおいて生成された識別情報と第1の移動通信端末の電話番号及び第2の移動通信端末の電話番号とを対応付けて識別情報保持手段に保持する識別情報保持ステップと、識別情報生成ステップにおいて生成された識別情報に基づいて、第1の移動通信端末の電話番号を含まない第2発信要求情報を生成し、第2発信要求情報を第2の移動通信端末に送信する第1発信要求送信ステップと、第1発信要求送信ステップにおいて第2の移動通信端末に第2発信要求情報が送信された後に、第2の移動通信端末から識別情報宛ての発信の要求に応じて送信される第3発信要求情報を受信する第2発信要求受信ステップと、第2発信要求受信ステップにおいて受信された第3発信要求情報に含まれる識別情報に基づいて識別情報保持手段を参照し、識別情報保持手段から第1の移動通信端末の電話番号を取得する電話番号取得ステップと、電話番号取得ステップにおいて取得された第1の移動通信端末の電話番号に基づいて、第1の移動通信端末宛ての第4発信要求情報を生成し、第4発信要求情報を第1の移動通信端末に送信する第2発信要求送信ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、匿名性を確保しつつ、利便性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る通信制御システムの構成を示す構成図である。 CSCFのハードウェア構成を示す図である。 移動通信端末の構成を示すブロック図である。 移動通信端末の構成を示すブロック図である。 移動通信端末のディスプレイの表示の一例を示す図である。 移動通信端末のディスプレイの表示の一例を示す図である。 CSCFの構成を示すブロック図である。 CSCFの構成を示すブロック図である。 ID管理装置の構成を示すブロック図である。 データ保存部に記憶されているデータの一例を示す図である。 通信制御システムにおける処理を示すシーケンス図である。 通信制御システムにおける処理を示すシーケンス図である。 ID管理装置における有効性確認処理を示すフローチャートである。 変形例に係る移動通信端末のディスプレイの表示の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信制御システムの構成を示す構成図である。図1に示すように、通信制御システム1は、移動通信端末2aと移動通信端末2bとの間の呼の通信制御(確立や切断など)を実行するネットワークシステムである。この通信制御システム1は、移動通信端末2aと、この移動通信端末2aが在圏する第1コアネットワークN1と、移動通信端末2bと、この移動通信端末2bが在圏する第2コアネットワークN2と、第1コアネットワークN1と第2コアネットワークN2とをつなぐネットワークNとから構成されている。なお、図1では説明の簡単のために移動通信端末2a,2b及び第1及び第2コアネットワークN1,N2を二つのみ示しているが、第1及び第2コアネットワークN1,N2及び移動通信端末2a,2bの個数は限定されない。また、コアネットワークN,N1,N2は、本実施形態ではIMS(IP Multimedia Subsystem)を用いた形態とするが、IMSに限定するものではなく、携帯電話間の通信を確立可能な第三世代携帯電話のコアネットワークなどでもよい。
第1コアネットワークN1は、RNC(Radio Network Controller)3aと、CSCF(Call Session Control Function)4aと、HSS(HomeSubscriber Server)5aとを備えている。第2コアネットワークN2は、第1コアネットワークN1と同様に、RNC3bと、CSCF4bと、HSS5bとを備えている。また、ネットワークNは、ID管理装置6を備えている。なお、図示しないが、第1及び第2コアネットワークN1,N2には、AS(ApplicationServer)と呼ばれるサービス制御装置、CS−GW(Circuit Switched Gateway)と呼ばれるゲートウェイノード等が更に設けられている。
移動通信端末2a,2bは、例えば携帯電話機であり、自機が在圏する無線エリアをカバーする基地局(図示しない)と無線通信を行い、移動体通信網(ネットワーク)に接続して、ユーザの操作に応じて、移動体通信網における通話サービス又はパケット通信サービスを受ける通信端末である。この移動通信端末2a,2bでは、発信先の移動通信端末に対して自機の電話番号を通知/非通知と変更することができる機能を有している。具体的には、移動通信端末2a,2bでは、発信先の電話番号に非通知番号(184)を付加することにより、自機の電話番号が非通知となるように設定している。
RNC3a,3bは、基地局と接続されており、各基地局に対して、移動通信端末2a,2bとの間の無線回線の設定や基地局のハンドオーバ制御等を行う無線ネットワーク制御装置である。
CSCF4a,4bは、呼セッションの設定(電話の発着信の制御)をSIP(Session Initiation Protocol)を用いて実行したり、図示しないASにアクセスして所定のサービスを起動したりする呼制御装置である。このCSCF4a,4bは、発側の移動通信端末から受信した発信要求情報から着側の移動通信端末のユーザ識別子(電話番号等)を抽出し、抽出したユーザ識別子を含むプロファイルを対応するHSS5a,5bから取得する。続いて、CSCF4a,4bは、取得したプロファイルに含まれるCSCFアドレス情報(後述)に基づいて、発信要求情報を他のCSCFに出力する。なお、実際には、CSCF4a,4bは機能毎にP−CSCF(Proxy-Call/SessionControl Function)、I−CSCF(Interrogating-Call/ Session Control Function)、S−CSCF(Serving-Call/Session Control Function)に分かれるが、本実施形態ではこれらをまとめてCSCF4a,4bとして表す。
HSS5a,5bは、移動通信端末2a,2bのユーザに関するプロファイル(加入者情報)を記憶するデータベースサーバである。プロファイルは、ユーザ識別子(例えば、ユーザIDや電話番号等)によって識別され、位置情報、CSCFアドレス情報、ASアドレス情報、ゲートウェイアドレス情報、ローミングアウト情報等を含む情報である。プロファイルは、移動通信端末2a,2bがCSCF4a,4bに接続した際に、その時点の移動通信端末2a,2bの位置情報に基づいて随時更新される。なお、CSCFアドレス情報、ASアドレス情報及びゲートウェイアドレス情報は、移動通信端末2a,2bが現在使用しているCSCF4a,4b、AS及びCS−GWのアドレスをそれぞれ示す情報である。
ID管理装置6は、テンポラリIDを管理するサーバ装置である。このテンポラリIDは、移動通信端末2a,2bの電話番号を一意に特定可能な情報である。ID管理装置6は、CSCF4a,4bからの要求に応じて、テンポラリIDを生成すると共にそのテンポラリIDに移動通信端末2a,2bの電話番号を対応付けて保持する。なお、図1では、ID管理装置6を一つしか示していないが、ID管理装置6の個数は限定されない。この場合には、個々のID管理装置間でそれぞれの情報を共有する。
図2は、CSCF4a,4bのハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、CSCF4a,4bは、CPU41、主記憶装置であるRAM42及びROM43、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール44、ハードディスク等の補助記憶装置45等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、CSCF4a,4bの後述する機能が発揮される。なお、ID管理装置6も、CSCF4a,4bと同様のハードウェア構成を有している。
続いて、移動通信端末2a,2b、CSCF4a,4b及びID管理装置6の機能について説明する。
まず、移動通信端末2a,2bについて図3及び図4を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、説明の便宜上、移動通信端末2aを発側端末、移動通信端末2bを着側端末とし、それぞれの端末毎に機能を説明する。もちろん、移動通信端末2a,2bは、発信側及び着信側のいずれの機能も有している。
(発信側移動通信端末)
図3は、発信側の移動通信端末2aの構成を示すブロック図である。同図に示すように、発信側の移動通信端末2aは、非通知設定部201と、発信要求送信部202と、発信要求受信部203と、応答部204とを備えている。なお、移動通信端末2aは、通話を行うための通話機能や通信を行うための通信機能等を更に備えている。
非通知設定部201は、ユーザの操作により自機の電話番号を非通知にする設定を行う部分である。非通知設定部201は、発信が行われる際に入力部(例えば、操作キー)から入力された内容に応じて、非通知設定情報を生成する。具体的には、図5を参照しながら説明する。
図5は、移動通信端末2aのディスプレイの表示の一例を示す図である。図5(a)に示すように、移動通信端末2aのディスプレイDには、発信する際に、発信先の「名前」、「電話番号」、「発信」、「非通知発信」が表示される。このとき、「発信」を選択すると、通常の発信制御が行われる。一方、ユーザによって「非通知発信」が選択された場合には、図5(b)に示す画面に遷移する。図5(b)に示すように、「非通知発信」が選択されると、ディスプレイDに非通知設定メニューが表示される。この非通知設定メニューには、「折り返し設定」、「折り返し可能回数」、「折り返し有効期限」の項目が表示される。
「折り返し設定」は、番号非通知設定での発信に対して相手から折り返しの発信を許可するかを設定する項目であり、「許可」、「不可」がユーザによって選択されることにより折り返し発信の許可/不可が設定される。「折り返し可能回数」は、相手からの折り返し発信を許容する回数を設定する項目であり、プルダウンメニューからユーザにより回数が選択されることで折り返し発信の有効回数が設定される。「折り返し有効期限」は、相手からの折り返し発信を許容する期限を設定する項目であり、プルダウンメニューからユーザにより有効期限が選択されることで折り返し発信の有効期限が設定される。
非通知設定部201は、上記の画面においてユーザから入力された内容に応じて、非通知設定情報の生成を行う。すなわち、非通知設定部201は、「折り返し設定」の「許可」/「不可」の何れかを示す折り返し情報、「折り返し可能回数」を示す回数情報、「折り返し有効期限」を示す期限情報を含む非通知設定情報を生成する。非通知設定部201は、非通知番号(184)を含む非通知設定情報を生成して発信要求送信部202に出力する。なお、折り返し情報、回数情報及び期限情報は、移動通信端末2bから移動通信端末2aへの発信を制限する制限情報である。
発信要求送信部202は、発信要求情報を送信する部分である。発信要求送信部202は、非通知設定部201から非通知設定情報を受け取ると、この非通知設定情報と移動通信端末2a,2bのユーザ識別子(電話番号等)を含む発信要求情報をCSCF4aに送信する。また、発信要求送信部202は、移動通信端末2bへの通常の発信が行われた場合には、非通知設定情報を含まない発信要求情報をCSCF4aに送信する。
発信要求受信部203は、発信要求情報を受信する部分である。発信要求受信部203は、CSCF4aから発信要求情報を受信する。発信要求受信部203は、受信した発信要求情報を制御部(図示しない)に出力する。これにより、移動通信端末2aの着信制御(呼出)が行われる。なお、この着信制御は、後述の移動通信端末2bからの折り返し発信を受けた場合の制御である。
応答部204は、CSCF4aから送信された発信要求情報に応答する部分である。応答部204は、発信要求受信部203により発信要求情報が受信され、これに応じてユーザが着信に対応した場合に、CSCF4aに応答情報を送信する。
(着信側移動通信端末)
図4は、着信側の移動通信端末2bの構成を示すブロック図である。同図に示すように、着信側の移動通信端末2bは、発信要求受信部205と、折り返し発信要求設定部206と、折り返し発信要求部送信207とを備えている。
発信要求受信部205は、発信要求情報を受信する部分である。発信要求受信部205は、CSCF4bから送信されるテンポラリIDを含む発信要求情報をRNC3bを介して受信する。発信要求受信部205は、受信した発信要求情報を制御部(図示しない)に出力する。これにより、移動通通信端末2bの着信制御が制御部によって行われる。
折り返し発信要求設定部206は、移動通信端末2bの着信履歴からユーザの操作に応じて折り返し発信要求情報を生成する部分である。折り返し発信要求設定部206は、着信履歴において非通知設定の移動通信端末2aに対して発信するための設定を行う。具体的には、図6を参照しながら説明する。
図6は、移動通信端末2bのディスプレイの表示の一例を示す図である。図6(a)に示すように、移動通信端末2bのディスプレイDには、不在着信履歴が表示されている。この不在着信履歴において、例えば「5/28 16:00 Xさん(非通知設定)」がユーザによって選択された場合には、図6(b)の画面に遷移する。図6(b)には、上記の内容の他に、「発信」、「非通知発信」及び「削除」の項目が表示されている。なお、移動通信端末2bには、テンポラリID(例えば、#から始まる5桁の文字列)に応じて割り振られる所定の表示情報(例えば「Xさん」、「Yさん」等)が予め保持されており、同一のテンポラリIDに対しては同一の表示情報がディスプレイDに表示される。もちろん、テンポラリID自体がディスプレイDに表示されてもよい。
折り返し発信設定部206は、図6(b)の画面において、「発信」又は「非通知発信」がユーザによって選択された場合には、折り返し発信を指示する折り返し発信要求情報を生成する。この折り返し発信要求情報は、発信要求受信部205によって受信された発信要求情報に含まれているテンポラリIDに基づいて生成されるものである。また、折り返し発信要求部206は、「非通知発信」がユーザによって選択された場合には、上述の非通知設定情報を含んだ折り返し発信要求情報を生成する。折り返し発信設定部206は、生成した折り返し発信要求情報を折り返し発信要求送信部207に出力する。なお、図6(a)において、「削除」が選択された場合には、不在着信履歴から該当する着信履歴が削除される。
折り返し発信要求送信部207は、折り返し発信要求情報をCSCF4bに送信する部分である。折り返し発信要求送信部207は、折り返し発信設定部206から出力された折り返し発信要求情報を受け取ると、この折り返し発信要求情報をRNC3bを介してCSCF4bに送信する。
続いて、CSCF4a,4bについて図7及び図8を参照しながら説明する。CSCF4a,4bは、移動通信2a,2bと同様に、発信側か着信側かによって制御が異なる。そこで、CSCF4a,4bを発信側と着信側とに分けて説明する。以下の説明では、移動通信端末2aを発信端末としてCFCS4aを発信側とし、移動通信端末2bを着信端末としてCSCF4bを着信側とする。もちろん、CSCF4a,4bは、いずれの機能も有している。なお、CSCF4a,4bにおいて実行される以下の制御は、例えばIMS上のASやサーバ装置等で実行されてもよい。
(発信側CSCFの構成)
図7は、CSCF4aの構成を示すブロック図である。同図に示すように、発信側のCSCF4aは、発信要求受信部(第1発信要求受信手段)401と、要求送信部402と、テンポラリID受信部403と、ユーザ情報確認部404と、発信要求送信部(第2発信要求送信手段)405と、呼接続確立部(応答情報受信手段、呼接続確立手段)406とを備えている。
発信要求受信部401は、移動通信端末2aからの発信に応じて送信される発信要求情報(第1発信要求情報)を受信する部分である。この発信要求情報には、発信側の移動通信端末2aの電話番号及び着信側の移動通信端末2bの電話番号を含むユーザ識別子が含まれている。発信要求受信部401は、受信した発信要求情報を要求送信部402、ユーザ情報確認部404及び発信要求送信部405に出力する。また、発信要求受信部401は、後述する着信側のCSCF4bから送信される発信要求情報(第4発信要求情報)を受信する。発信要求受信部401は、着信側のCSCF4bから受信した発信要求情報を発信要求送信部405に出力する。
要求送信部402は、発信要求情報をID管理装置6に送信する部分である。要求送信部402は、発信要求受信部401から発信要求情報を受け取ると、この発信要求情報をID管理装置6に送信する。
テンポラリID受信部403は、ID管理装置6から送信されるテンポラリIDを受信する部分である。テンポラリID受信部403は、要求送信部402から発信要求情報が送信されたことに応じてID管理装置6から送信されるテンポラリIDを受信する。テンポラリID受信部403は、受信したテンポラリIDを発信要求送信部405に出力する。
ユーザ情報確認部404は、移動通信端末2aのユーザ情報を確認する部分である。ユーザ情報確認部404は、発信要求受信部401から発信要求情報を受信すると、この発信要求情報に含まれるユーザ識別子に基づいてHSS5aにアクセスし、HSS5aからそのユーザ識別子を含むプロファイル(CSCFアドレス情報等)を取得して確認する。ユーザ情報確認部404は、取得したプロファイルを発信要求送信部405に出力する。
発信要求送信部405は、着信側のCSCF4bに発信要求情報を送信する部分である。発信要求受信部405は、テンポラリID受信部403から出力されたテンポラリID及びユーザ情報確認部404から出力されたプロファイルを受け取ると、テンポラリIDを発信要求受信部401から出力された発信要求情報に付加し、プロファイルに応じたCSCF4bにその発信要求情報を送信する。また、発信要求送信部405は、テンポラリID受信部403からテンポラリIDが出力されない場合には、発信要求受信部401から出力された発信要求情報をそのままCSCF4bに送信する。
また、発信要求送信部405は、発信要求受信部401が着信側のCSCF4bから送信されて受信した発信要求情報を発信要求受信401から受け取った場合には、その発信要求情報を移動通信端末2aに送信する。
呼接続確立部406は、発信要求送信部405から発信要求情報が送信された移動通信端末2aから、当該発信要求情報に対する応答情報を受信して、応答を行った移動通信端末2aと移動通信端末2bとの間の呼接続を確立させる部分である。呼接続確立部406による呼制御により、移動通信端末2aと移動通信端末2b端末との間に呼接続が確立して、電話通信が行われる。呼接続確立部406は、呼接続を確立させると、その旨を示す呼接続確立情報をID管理装置6に送信する。
(着信側CSCFの構成)
続いて、着信側のCFCS4bの構成について説明する。図8は、着側CSCF4bの構成を示すブロック図である。同図に示すように、着信側のCSCF4bは、発信要求受信部407と、番号破棄部408と、発信要求送信部(第1発信要求送信手段)409と、折り返し発信要求受信部(第2発信要求受信手段)410と、番号要求部411と、番号受信部412と、ユーザ情報確認部413と、折り返し発信要求送信部(第2発信要求送信手段)414とを備えている。
発信要求受信部407は、発信側のCSCF4aから発信要求受信情報を受信する部分である。発信要求受信部407は、受信した発信要求情報にテンポラリIDが含まれている場合には、発信要求情報を番号破棄部408に出力する。一方、発信要求受信部407は、受信した発信要求情報にテンポラリIDが含まれていない場合には、発信要求情報を発信要求送信部409に出力する。
番号破棄部408は、発信側の移動通信端末2aの電話番号(ユーザ識別子)を破棄する部分である。番号破棄部408は、発信要求受信部407から出力された発信要求情報を受け取ると、この発信要求情報に含まれるテンポラリIDに紐付けられている発信側の移動通信端末2aの電話番号を破棄する。番号破棄部408は、移動通信端末2aの電話番号を破棄した発信要求情報を発信要求送信部409に出力する。
発信要求送信部409は、移動通信端末2bに発信要求情報(第2発信要求情報)を送信する部分である。発信要求送信部409は、番号破棄部408から出力された発信要求情報を受け取ると、この発信要求情報を移動通信端末2bに送信する。また、発信要求送信部409は、発信要求受信部407から出力された発信要求情報を受け取ると、この発信要求情報を移動通信端末2bに送信する。
折り返し発信要求受信部410は、移動通信端末2bから折り返しの発信要求を受信する部分である。折り返し発信要求受信部410は、発信要求送信部409から発信要求情報が送信された後に、移動通信端末2bからテンポラリID宛てで送信された折り返し発信要求情報(第3発信要求情報)を受信する。すなわち、折り返し発信要求受信部410は、移動通信端末2bの不在着信履歴から非通知設定に対して送信される折り返し発信要求情報を受信する。折り返し発信要求受信部410は、受信した折り返し発信要求情報を番号要求部411に出力する。
番号要求部411は、移動通信端末2aの電話番号をID管理装置6に要求する部分である。番号要求部411は、折り返し発信要求受信部410から出力された折り返し発信要求情報を受け取ると、テンポラリIDに紐付けられた発信側の移動通信端末2aの電話番号を要求するための番号要求情報を生成し、この番号要求情報を含んだ発信要求情報をID管理装置6に送信する。なお、番号要求情報には、テンポラリIDが含まれている。
番号受信部412は、ID管理装置6から電話番号を示す番号情報を受信する部分である。番号受信部412は、番号要求部411により発信要求情報を送信したことに応じてID管理装置6から送信される電話番号を示す番号情報を受信して取得する。番号受信部412は、取得した番号情報をユーザ情報確認部413及び折り返し発信要求送信部414に出力する。
ユーザ情報確認部413は、移動通信端末2bのユーザ情報を確認する部分である。ユーザ情報確認部413は、番号受信部412から番号情報を受信すると、この番号情報が示すユーザ識別子に基づいてHSS5bにアクセスし、HSS5bからそのユーザ識別子を含むプロファイル(CSCFアドレス情報等)を取得して確認する。ユーザ情報確認部413は、取得したプロファイルを発信要求送信部414に出力する。
折り返し発信要求送信部414は、発信要求情報(第4発信要求情報)をCSCF4aに送信する部分である。折り返し発信要求送信部414は、番号受信部412から出力された番号情報及びユーザ情報確認部413から出力されたプロファイルを受け取ると、番号情報に基づいて発信要求情報を生成し、プロファイルに応じたCSCF4aに生成した発信要求情報を送信する。
続いて、ID管理装置6について図9を参照しながら説明する。図9は、ID管理装置6の構成を示すブロック図である。同図に示すように、ID管理装置6は、受信部(呼接続情報受信手段)601と、判断部602と、テンポラリID生成部603と、デー手保持部(識別情報保持手段)604と、有効性確認処理部(有効性確認処理手段、制限情報更新手段)605と、番号変換部(電話番号取得手段)606と、ID削除部607と、送信部608とを備えている。
受信部601は、CSCF4aから各種情報を受信する部分である。要求受信部601は、CSCF4aから送信された発信要求情報を受信すると、この発信要求情報を判断部602に出力する。また、受信部601は、CSCF4bから送信された発信要求情報を受信すると、この発信要求情報を判断部602に出力する。また、受信部601は、CSCF4aから送信された呼接続確立情報を受信すると、この呼接続確立情報を有効性確認処理部605に出力する。
判断部602は、移動通信端末2aにおいて自機の電話番号の非通知設定がなされているかを判断する部分である。判断部602は、受信部601から発信要求情報(CSCF4a送信)を受け取ると、この発信要求情報に非通知設定情報が含まれているか否かを判断する。判断部602は、発信要求情報に非通知設定情報が含まれている、すなわち非通知番号(184)が含まれていると判断した場合には、テンポラリIDの生成を指示するID生成情報をテンポラリID生成部603に出力する。なお、ID生成情報には、移動通信端末2a,2bの電話番号及び非通知設定情報に含まれる制限情報が含まれている。また、判断部602は、発信要求情報に非通知設定情報が含まれてないと判断した場合には、発信要求情報を送信部608に出力する。
また、判断部602は、受信部601から出力された発信要求情報(CSCF4b送信)を受け取ると、この発信要求情報にテンポラリIDが含まれているか否かを判断する。判断部602は、発信要求情報にテンポラリIDが含まれていると判断した場合には、番号要求情報を含む発信要求情報を有効性確認処理部605に出力する。一方、判断部602は、発信要求情報にテンポラリIDが含まれていないと判断した場合には、この発信要求情報を送信部608に出力する。
テンポラリID生成部603は、テンポラリIDを生成する部分である。テンポラリID生成部603は、判断部602から出力されたID生成情報を受け取ると、このID生成情報に応じてテンポラリIDを生成する。具体的には、テンポラリID生成部603は、ユニークな文字列(図10参照)を生成すると共に、ID生成情報に含まれる移動通信端末2aの電話番号及び移動通信端末2bの電話番号と制限情報とをそのテンポラリIDに対応付ける。テンポラリID生成部603は、生成したテンポラリIDを送信部608に出力する。また、テンポラリID生成部603は、各種情報を対応付けたテンポラリIDをデータ保存部604に出力する。
データ保持部604は、テンポラリID生成部603によって生成されたテンポラリIDを含むデータを記憶する部分である。データ保持部604は、テンポラリID生成部603から出力されたテンポラリIDを受け取ると、そのテンポラリIDをテーブルに格納して保持する。図10は、データ保存部604に記憶されているデータの一例を示す図である。同図に示すように、データ保持部604には、「発信者」、「着信者」、「テンポラリID」、「有効回数」、及び「有効期限」が対応付けられて記憶されている。例えば、データ保持部604には、発信者「090−2222−AAAA」、着信者「090−1111−AAAA」、テンポラリID「#1111」、有効回数「3回」、有効期限「なし」が対応付けられて記憶されている。データ保持部604は、テンポラリID生成部603からテンポラリIDが出力された場合や、ID削除部607によりテンポラリIDが削除されることによりデータが更新される。なお、データ保持部604におけるデータにおいては、「発信者」、「着信者」及び「テンポラリID」は基本情報であり、「有効回数」及び「有効期限」は付加情報(制限情報)である。
有効性確認処理部605は、テンポラリIDの有効性を確認する部分である。有効性確認処理部605は、判断部602から出力された発信要求情報を受け取ると、その発信要求情報の番号要求情報に含まれるテンポラリIDに対応付けられた制限情報(折り返し情報、回数情報及び期限情報)についての有効性の確認処理を行う。具体的には、有効性確認処理部605は、番号要求情報を受け取るとテンポラリIDに基づいてデータ保存部604を参照する。そして、有効性確認処理部605は、テンポラリIDに対応する「有効回数」を抽出し、テンポラリIDを受け取った回数がその「有効回数」を超えていないかを判定する。また、有効性確認処理部605は、テンポラリIDに対応する「有効期限」を抽出し、テンポラリIDを受け取った日時がその「有効期限」を超えていないかを判定する。有効性確認処理部605は、判定結果がOKの場合には、その旨を示す確認情報を番号変換部606に出力する。また、有効性確認処理部605は、判定結果がNGの場合には、制御部(図示しない)に呼接続を中断させる中断情報を出力すると共に、該当するテンポラリIDを削除することを指示する削除情報をID削除部607に出力する。
また、有効性確認処理部605は、受信部601から呼接続確立情報を受け取ると、データ保持部604における有効回数(制限情報)を更新する。具体的には、有効性確認処理部605は、呼接続確立情報に含まれる移動通信端末2a,2bのプロファイルに基づいて、データ保持部604を参照し、そのプロファイルに対応するテンポラリIDの「有効回数」を減算する。すなわち、「有効回数」が例えば「3回」の場合には、「2回」にする。このとき、有効性確認処理部605は、「有効回数」が「0回」になった場合には、該当するテンポラリIDの情報の削除を指示する削除情報をID削除部607に出力する。
番号変換部606は、テンポラリIDを電話番号に変換する部分である。番号変換部606は、有効性確認処理部605から出力された確認情報を受け取ると、データ保持部604を参照してテンポラリIDに紐付けられている「発信者」の電話番号を抽出し、テンポラリIDをその「発信者」の電話番号に変換する。番号変換部606は、変換した電話番号を示す番号情報を送信部608に出力する。
ID削除部607は、テンポラリIDを削除する部分である。ID削除部607は、有効性確認処理部605から出力された削除情報を受け取ると、その削除情報に対応するテンポラリIDをデータ保持部604から削除する。
送信部608は、CSCF4a,4bに各種情報を送信する部分である。送信部608は、判断部602から出力された発信要求情報を受け取ると、この発信要求情報をCSCF4aに送信する。また、送信部608は、番号変換部606から出力された番号情報を受け取ると、この番号情報を含む発信要求情報をCSCF4bに送信する。また、送信部608は、受信部601から発信要求情報を受け取ると、この発信要求情報をCSCF4bに送信する。
図11及び図12は、通信制御システム1における処理(通信制御方法)を示すシーケンス図である。図13は、ID管理装置6における有効性確認処理を示すフローチャートである。これらの処理は、移動通信端末2aから移動通信端末2bに発信された際、移動通信端末2bが応答せずに、その後移動通信端末2bから移動通信端末2aへと折り返し発信されて通話が確立されるまでの処理である。
図11に示すように、まず移動通信端末2aから移動通信端末2bへの発信の要求に応じて、移動通信端末2aの発信要求送信部202からCSCF4aに発信要求情報が送信される(ステップS01)。この発信要求情報がCSCF4aの発信要求受信部401において受信されると、その発信要求情報がCSCF4aの要求送信部402からID管理装置6に送信される(ステップS02)。
次に、CSCF4aの要求送信部402から送信された発信要求情報がID管理装置6の受信部601において受信されると、ID管理装置6の判断部602において、テンポラリIDを生成するか否か、すなわち発信要求情報に非通知設定情報が含まれているか否かが判定される(ステップS03)。発信要求情報に非通知設定情報が含まれていると判断された場合には、ステップSS04に進む。一方、発信要求情報に非通知設定情報が含まれていないと判断された場合には、ステップS05に進む。
ステップS04では、ID管理装置6のテンポラリID生成部603においてテンポラリIDが生成されると共に、そのテンポラリIDがデータ保持部604に保持される。そして、生成されたテンポラリIDを含む発信要求情報が、ID管理装置6の送信部608からCSCF4aに送信される(ステップS05)。
続いて、ID管理装置6の送信部608から送信された発信要求情報がCSCF4aのテンポラリID受信部403において受信されると、その発信要求情報がCSCF4aの発信要求送信部405からCSCF4bに送信される(ステップS06)。この発信要求情報がCSCF4bの発信要求受信部407において発信要求情報が受信されると、発信要求情報に含まれるテンポラリIDにおける移動通信端末2aの電話番号が番号破棄部408によって破棄され、移動通信端末2aの電話番号を含まない発信要求情報がCSCF4bの発信要求送信部409から移動通信端末2bに送信される(ステップS07)。そして、CSCF4bの発信要求送信部409から送信された発信要求情報を発信要求受信部205によって受信した移動通信端末2bにおいては、制御部によって着信制御が実行される。このとき、移動通信端末2bでは、着信に対して不応答とする(ステップS08)。
続いて、図12に示すように、移動通信端末2bの折り返し発信要求送信部207からテンポラリID宛の発信の要求に応じて折り返し発信要求情報がCSCF4bに送信される(ステップS09)。この折り返し発信要求情報がCSCF4bの折り返し発信要求受信部410において受信されると、発信要求情報がCSCF4bの番号要求部411からID管理装置6に送信される(ステップ10)。
次に、CSCF4bの番号要求部411から送信された発信要求情報がID管理装置6の受信部601において受信されると、有効性確認処理が判断部602及び有効性確認処理部605によって実施される(ステップS11)。有効性確認処理について、図11を参照しながら説明する。
図13に示すように、有効性確認処理が実施されると、まず発信要求情報にテンポラリIDが含まれているか否か(テンポラリIDの有無)が判断部602によって判定される(ステップS21)。テンポラリIDが含まれていると判定された場合には、ステップS22に進む。一方、テンポラリIDが含まれていないと判定された場合には、通常の発信制御が実行される。
ステップS22では、テンポラリIDに有効性が有るか否かが折返情報に基づいて有効性確認部605によって判定される。テンポラリIDに有効性があると判定された場合には、ステップS23に進む。一方、テンポラリIDに有効性が無いと判定された場合には、通話不成立として呼接続の中断処理が実行される。
ステップS23では、テンポラリIDにおいて有効回数以内であるか否かが回数情報に基づいて有効性確認部605によって判定される。有効回数以内であると判定された場合には、ステップS24に進む。一方、有効回数以内でないと判定された場合には、通話不成立として呼接続の中断処理が実行される。
ステップS24では、テンポラリIDにおいて有効期限内であるか否かが期限情報に基づいて有効性確認部605によって判定される。有効期限内であると判定された場合には、テンポラリIDに基づいて、番号変換部606よって当該テンポラリIDが移動通信端末2aの電話番号に変換される(ステップS25)。一方、有効期限内ではいと判定された場合には、通話不成立として呼接続の中断処理が実行される。以上ように、有効性確認処理が実施される。
図12に戻って、上述のように有効性確認処理が実施されると、ID管理装置6の送信部608からCSCF4bに番号情報を含む発信要求情報が送信される(ステップS12)。この発信要求情報がCSCF4bの番号受信部412において受信されると、その発信要求情報がCSCF4bの折り返し発信要求送信部414からCSCF4aに送信され(ステップS13)、その発信要求情報がCSCF4aの発信要求送信部405から移動通信端末2aに送信される(ステップS14)。そして、発信要求情報が発信要求受信部203によって受信された移動通信端末2aにおいて発信要求情報に応じた着信に応答がなされると(ステップS15)、移動通信端末2aの応答部204からCSCF4aに応答情報が送信される(ステップS16)。この応答情報がCSCF4aの呼接続確立部406において受信されると、CSCF4aの呼接続確立部406によって移動通信端末2aと移動通信端末2bとの呼接続が確立される(ステップS17)。
そして、移動通信端末2aと移動通信端末2bとの呼接続の確立に応じてCSCF4aの呼接続確立部406からID管理装置6に呼接続完了情報(通信確立通知)が送信され(ステップS18)、この呼接続完了情報を受信したID管理装置6の有効性確認処理部605において、テンポラリIDの有効回数の更新が行われる(ステップS19)。
なお、ステップS08において移動通信端末2bが着信に応答した場合には、移動通信端末2bからCSCF4bに応答情報が送信され、この応答情報を受信したCSCF4bにおいて移動通信端末2aと移動通信端末2bとの呼接続の確立処理が実行される。そして、呼接続の確立に応じて、その旨を示す呼接続確立情報がCSCF4bからID管理装置6に送信される。これにより、ID管理装置6において呼接続確立情報に応じたテンポラリIDが削除される。
以上説明したように、通信制御システム1では、移動通信端末2aから移動通信端末2bに発信された際、発信要求情報に非通知設定情報が含まれている場合には、移動通信端末2aの電話番号を一意に特定可能にするテンポラリIDをID管理装置6のテンポラリID生成部603が生成し、このテンポラリIDに基づいて移動通信端末2aの電話番号を含まない発信要求情報をCSCF4bの折り返し発信要求送信部414が生成して、この発信要求情報を移動通信端末2bに送信する。そして、移動通信端末2bの折り返し発信要求送信部207が不在着信履歴からテンポラリIDを宛先として発信すると、そのテンポラリIDに基づいてID管理装置6がデータ保持部605を参照して移動通信端末2aの電話番号を取得し、CSCF4aの発信要求送信部405から移動通信端末2aに発信要求情報が送信される。従って、移動通信端末2bでは、移動通信端末2aから非通知設定で着信を受けた場合において、移動通信端末2aの電話番号を知らなくても、テンポラリIDに基づいてID管理装置6により移動通信端末2aの電話番号が取得されてCSCF4aから移動通信端末2aに発信要求情報が送信されるので、テンポラリID宛てに発信することで移動通信端末2aに折り返し発信することが可能となる。また、移動通信端末2aでは、移動通信端末2bに自機の電話番号を通知しなくとも、折り返し電話を受けることができる。従って、匿名性を確保しつつ、利便性の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、非通知設定情報には、移動通信端末2bから移動通信端末2aへの発信を制限するための制限情報が更に含まれており、折り返し発信要求受信部410によって折り返し発信要求情報が受信され、非通知設定情報に含まれている制限情報の有効性を確認する有効性確認部605制限情報の有用性が確認された場合に、番号変換部606によってテンポラリIDを移動通信端末2aの電話番号に変換するので、移動通信端末2bから移動通信端末2aへの折り返し発信が制限され、例えば制限情報において折り返し発信の有効回数が1回に制限されている場合には、移動通信端末2bから移動通信端末2aへの折り返し発信が1回に限定される。これにより、必要以上に折り返し発信が行われることを防止できるので、更に利便性の向上を図ることができる。
また、移動通信端末2bから移動通信端末2bへの折り返し発信において、移動通信端末2aと移動通信端末2bとの呼接続が確立した場合には、制限情報(回数情報)が有効性確認処理部605によって更新されるので、必要以上に第2の移動通信から第1の移動通信端末への折り返し発信が行われることを防止することができる。従って、更に利便性の向上を図ることができる。
本発明は、上記実施形態に限られるわけではない。例えば、上記実施形態では、非通知設定情報に制限情報(折り返し情報、回数情報及び期限情報)が含まれているが、制限情報は必ずしも含まれなくてよい。
また、上記実施形態では、呼接続確立部406によって移動通信端末2aと移動通信端末2bの呼接続が確立された場合に、テンポラリIDの有効回数の更新が行われているが、テンポラリIDの更新は上記の方法に限定されない。例えば、図14に示すように、移動通信端末2aにおいて「発信後の設定変更」の「非通知発信ID削除」が選択されると、テンポラリIDの削除を指示する削除情報がCSCF4aに送信され、そしてCSCF4aからID管理装置6に削除情報が送信されてID管理装置6のID削除部607によりテンポラリIDが削除されてもよい。
また、上記実施形態に加えて、非通知設定情報に含まれる制限情報は、発信時だけでなく、発信後にも設定を変更できる構成であってもよい。例えば、図14に示すように、移動通信端末2bへの発信を行った後の移動通信端末2aにおいて「発信後の設定変更」の「折り返し回数変更」が選択されると、プルダウンメニューが表示されて回数の変更を行う。これにより、発信後においても、折り返し発信の有効回数を変更することができる。
1…通信制御システム、2a,2b…移動通信端末(第1の移動通信端末、第2の移動通信端末)、4a,4b…CSCF、6…ID管理装置、401…発信要求受信部(第1発信要求受信手段)、405…発信要求送信部(第2発信要求送信手段)、406…呼接続確立部(応答情報受信手段、呼接続確立手段)、409…発信要求送信部(第1発信要求送信手段)、410…折り返し発信要求受信部(第2発信要求受信手段)、414…折り返し発信要求送信部(第2発信要求送信手段)、601…受信部(呼接続情報受信手段)、602…判断部(判断手段)、603…テンポラリID生成部(識別情報生成手段)、604…データ保持部(識別情報保持手段)、605…有効性確認処理部(有効性確認処理手段、制限情報更新手段)、606…番号変換部(電話番号取得手段)。

Claims (3)

  1. 第1の移動通信端末から第2の移動通信端末への発信の要求に応じて送信され、前記第1の移動通信端末の電話番号及び前記第2の移動通信端末の電話番号を含む第1発信要求情報を受信する第1発信要求受信手段と、
    前記第1発信要求受信手段によって受信された前記第1発信要求情報に、前記第1の移動通信端末の電話番号を前記第2の移動通信端末に通知しないことを示す非通知設定情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記第1発信要求情報に前記非通知設定情報が含まれていると判断された場合に、前記第1の移動通信端末の電話番号を一意に特定可能にする識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段によって生成された前記識別情報と前記第1の移動通信端末の電話番号及び前記第2の移動通信端末の電話番号とを対応付けて保持する識別情報保持手段と、
    前記識別情報生成手段によって生成された前記識別情報に基づいて、前記第1の移動通信端末の電話番号を含まない第2発信要求情報を生成し、当該第2発信要求情報を前記第2の移動通信端末に送信する第1発信要求送信手段と、
    前記第1発信要求送信手段によって前記第2の移動通信端末に前記第2発信要求情報が送信された後に、前記第2の移動通信端末から前記識別情報宛ての発信の要求に応じて送信される第3発信要求情報を受信する第2発信要求受信手段と、
    前記第2発信要求受信手段によって前記第3発信要求情報が受信された場合に、前記非通知設定情報に含まれている前記第2の移動通信端末から前記第1の移動通信端末への発信を制限するための制限情報の有効性を確認する有効性確認処理手段と、
    前記有効性確認処理手段によって前記制限情報の有用性が確認された場合に、前記第2発信要求受信手段によって受信された前記第3発信要求情報に含まれる前記識別情報に基づいて前記識別情報保持手段を参照し、当該識別情報保持手段から前記第1の移動通信端末の電話番号を取得する電話番号取得手段と、
    前記電話番号取得手段によって取得された前記第1の移動通信端末の電話番号に基づいて、当該第1の移動通信端末宛ての第4発信要求情報を生成し、当該第4発信要求情報を前記第1の移動通信端末に送信する第2発信要求送信手段と、
    を備えることを特徴とする通信制御システム。
  2. 前記第2発信要求送信手段によって前記第4発信要求情報が送信されたことに応じて前記第1の移動通信端末から送信される応答情報を受信する応答情報受信手段と、
    前記応答情報受信手段によって前記応答情報が受信された場合に、前記第1の移動通信端末と前記第2の移動通信端末との呼接続を確立する呼接続確立手段と、
    前記呼接続確立手段によって前記第1の移動通信端末と前記第2の移動通信端末の呼接続を確立したことに応じて、前記呼接続確立手段から送信される呼接続確立情報を受信する呼接続情報受信手段と、
    前記呼接続情報受信手段によって前記呼接続確立情報が受信された場合に、当該呼接続確立情報に基づいて前記制限情報を更新する制限情報更新手段と、を更に備えることを特徴とする請求項記載の通信制御システム
  3. 通信制御システムの第1発信要求受信手段が、第1の移動通信端末から第2の移動通信端末への発信の要求に応じて送信され、前記第1の移動通信端末の電話番号及び前記第2の移動通信端末の電話番号を含む第1発信要求情報を受信する第1発信要求受信ステップと、
    前記通信制御システムの判断手段が、前記第1発信要求受信ステップにおいて受信された前記第1発信要求情報に、前記第1の移動通信端末の電話番号を前記第2の移動通信端末に通知しないことを示す非通知設定情報が含まれているか否かを判断する判断ステップと、
    前記通信制御システムの識別情報生成手段が、前記判断ステップにおいて前記第1発信要求情報に前記非通知設定情報が含まれていると判断された場合に、前記第1の移動通信端末の電話番号を一意に特定可能にする識別情報を生成する識別情報生成ステップと、
    前記通信制御システムの識別情報保持手段が、前記識別情報生成ステップにおいて生成された前記識別情報と前記第1の移動通信端末の電話番号及び前記第2の移動通信端末の電話番号とを対応付けて識別情報保持手段に保持する識別情報保持ステップと、
    前記通信制御システムの第1発信要求送信手段が、前記識別情報生成ステップにおいて生成された前記識別情報に基づいて、前記第1の移動通信端末の電話番号を含まない第2発信要求情報を生成し、当該第2発信要求情報を前記第2の移動通信端末に送信する第1発信要求送信ステップと、
    前記通信制御システムの第2発信要求受信手段が、前記第1発信要求送信ステップにおいて前記第2の移動通信端末に前記第2発信要求情報が送信された後に、前記第2の移動通信端末から前記識別情報宛ての発信の要求に応じて送信される第3発信要求情報を受信する第2発信要求受信ステップと、
    前記通信システムの有効性確認処理手段が、前記第2発信要求受信ステップにおいて前記第3発信要求情報が受信された場合に、前記非通知設定情報に含まれている前記第2の移動通信端末から前記第1の移動通信端末への発信を制限するための制限情報の有効性を確認する有効性確認処理ステップと、
    前記通信制御システムの電話番号取得手段が、前記有効性確認処理ステップにおいて前記制限情報の有用性が確認された場合に、前記第2発信要求受信ステップにおいて受信された前記第3発信要求情報に含まれる前記識別情報に基づいて前記識別情報保持手段を参照し、当該識別情報保持手段から前記第1の移動通信端末の電話番号を取得する電話番号取得ステップと、
    前記通信制御システムの第2発信要求送信手段が、前記電話番号取得ステップにおいて取得された前記第1の移動通信端末の電話番号に基づいて、当該第1の移動通信端末宛ての第4発信要求情報を生成し、当該第4発信要求情報を前記第1の移動通信端末に送信する第2発信要求送信ステップと、
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
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