JP4819716B2 - 通話制御サーバ、及び、通話制御方法 - Google Patents

通話制御サーバ、及び、通話制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4819716B2
JP4819716B2 JP2007053165A JP2007053165A JP4819716B2 JP 4819716 B2 JP4819716 B2 JP 4819716B2 JP 2007053165 A JP2007053165 A JP 2007053165A JP 2007053165 A JP2007053165 A JP 2007053165A JP 4819716 B2 JP4819716 B2 JP 4819716B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
service
call
wireless communication
communication terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007053165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008219402A (ja
Inventor
綾乃 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2007053165A priority Critical patent/JP4819716B2/ja
Publication of JP2008219402A publication Critical patent/JP2008219402A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4819716B2 publication Critical patent/JP4819716B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、無線通信端末間におけるパケット通信を利用した通話サービスにおける、アプリケーションレイヤで発呼及び着呼を制御する通話制御サーバ及び通話制御方法に関する。
従来の技術では、移動通信網において、着呼側である着呼側無線通信端末が圏外である間に発呼があった場合、その発呼があった旨を通知する着信通知を着呼側無線通信端末に通知するシステムが考え出されている。例えば、下記特許文献1においては、着呼側無線通信端末が圏外である間にその着呼側無線通信端末に対し発呼があった場合、発呼した発呼側無線通信端末の電話番号を含む着信通知を着呼側無線通信端末に対し通知する構成を開示している。
特表2005−503088号公報
ところで、移動通信網上で実現されているパケット通信や音声通話といった通信及び通話の種類を特定する情報として、通信品質、情報伝達能力(ITC:Information Transfer Capability)、符号化方式、通信速度といったものの組み合わせで特定されるベアラという概念が存在する。
このような各種のベアラを用いて、例えば一のベアラで複数の情報通信サービスを提供する場合にも、情報を発信した側を特定する情報を、情報を受信する側に伝達したい場合がある。特に、近年実用化されている情報通信サービスの一例として挙げられるトランシーバ通話などの様々な通話サービスの場合、従来からの一対一の通話サービスとは区別して情報伝達をしたい場合がある。
しかしながら、上記従来の技術をそのまま適用すると、着信通知として通知する情報は、発呼があった旨や、発呼側無線通信端末を識別する電話番号といった情報に限られることになる。また、移動通信網においてどの通話サービスによって発呼されたかを特定する際にベアラで特定すると、いずれの通話サービスもパケット通信と特定されてしまい、上述したトランシーバ通話を区別して伝達することができない。
本発明は、このような問題を鑑みてなされたものであり、パケット通信を利用したアプリケーションレイヤで制御される通話サービスにおいて、その通話サービスを特定するサービス特定情報を含めた着信通知を着呼側無線通信端末に向けて通知することを可能とすることを課題とする。
本発明の通話制御サーバは、無線通信端末間におけるパケット通信を利用した通話サービスにおける、アプリケーションレイヤで発呼及び着呼を制御する通話制御サーバであって、発呼側である発呼側無線通信端末を識別する第一識別情報と、着呼側である着呼側無線通信端末を識別する第二識別情報と、を含む発呼要求情報を発呼側無線通信端末から受信する情報受信手段と、第二識別情報に基づいて、着呼側無線通信端末が在圏状態にあるか不在圏状態にあるかを示す在圏情報を取得する在圏情報取得手段と、在圏情報によって不在圏であると示された着呼側無線通信端末に対して、通話サービスを特定するサービス特定情報と、発呼側無線通信端末を特定する第一特定情報とを含む着信通知を生成する通知生成手段と、着信通知を着呼側無線通信端末に向けて出力する通知出力手段と、を備え、通話サービスは複数の個別通話サービスから構成されており、発呼要求情報は、発呼側無線通信端末が利用しようとする個別通話サービスを識別するサービス識別情報を含んでいる。
本発明の通話制御サーバによれば、通知出力手段が、着信通知を着呼側無線通信端末に向けて出力する際、着信通知には、発呼された通話サービスを特定するサービス特定情報を含むことができる。従って、例えば、無線通信端末を利用するユーザは、自己が使用する無線通信端末が圏外である間にその無線通信端末に対して発呼があった場合、その発呼に利用された通話サービスを着信通知により把握することができる。また、本発明の通話制御サーバによれば、通知出力手段が、個別通話サービスを識別するサービス識別情報が含まれる発呼要求情報に基づき、サービス特定情報を含む着信通知を着呼側無線通信端末に向けて出力することができる。よって、通話サービスが複数の個別通話サービスから構成されている場合でも、サービス識別情報により、発呼された際に利用された個別通話サービスを特定することができる。
本発明の通話制御サーバにおいては、サービス識別情報とサービス特定情報とは同一の情報であることも好ましい。
この好ましい態様によれば、発呼要求情報に含まれるサービス識別情報を、そのままサービス特定情報として含んだ着信通知を着呼側無線通信端末に向けて出力するので、移動通信網における発着呼の処理負荷を低減させることができる。
本発明の通話制御サーバにおいては、第一識別情報と第一特定情報とは同一の情報であることも好ましい。
この好ましい態様によれば、発呼要求情報に含まれる第一識別情報をそのまま第一特定情報として含んだ着信通知を、着呼側無線通信端末に向けて出力するので、移動通信網における発着呼の処理負荷を低減させることができる。
本発明の通話制御サーバにおいては、着信通知に、発呼側及び着呼側無線通信端末において着呼が可能である通話サービスを特定するサービス特定情報が含まれることも好ましい。
この好ましい態様によれば、着信通知には発呼側及び着呼側無線通信端末において着呼が可能である通話サービスを特定するサービス特定情報を含むことができる。従って、例えば、ユーザが着信通知に基づき、折り返しで発呼する際、着呼側の無線通信端末が着呼されることが可能である通話サービスを選んで発呼することができる。
本発明の通話制御方法は、発呼側である発呼側無線通信端末を識別する第一識別情報と、着呼側である着呼側無線通信端末を識別する第二識別情報と、を含む発呼要求情報を前記発呼側無線通信端末から受信する情報受信ステップと、前記第二識別情報に基づいて、前記着呼側無線通信端末が在圏状態にあるか不在圏状態にあるかを示す在圏情報を取得する在圏情報取得ステップと、前記在圏情報によって不在圏であると示された着呼側無線通信端末に対して、前記通話サービスを特定するサービス特定情報と、前記発呼側無線通信端末を特定する第一特定情報とを含む着信通知を生成する通知生成ステップと、前記着信通知を前記着呼側無線通信端末に向けて出力する通知出力ステップと、を備え、通話サービスは複数の個別通話サービスから構成されており、発呼要求情報は、発呼側無線通信端末が利用しようとする個別通話サービスを識別するサービス識別情報を含んでいることを特徴とする。
本発明の通話制御方法によれば、通知出力ステップによって、着信通知を着呼側無線通信端末に向けて出力する際、着信通知には、発呼された通話サービスを特定するサービス特定情報を含むことができる。従って、例えば、無線通信端末を利用するユーザは、自己が使用する無線通信端末が圏外である間にその無線通信端末に対して発呼があった場合、その発呼に利用された通話サービスを着信通知により把握することができる。また、本発明の通話制御方法によれば、通知出力ステップにおいて、個別通話サービスを識別するサービス識別情報が含まれる発呼要求情報に基づき、サービス特定情報を含む着信通知を着呼側無線通信端末に向けて出力することができる。よって、通話サービスが複数の個別通話サービスから構成されている場合でも、サービス識別情報により、発呼された際に利用された個別通話サービスを特定することができる。また、本発明の通話制御サーバは、無線通信端末間におけるパケット通信を利用した通話サービスにおける、アプリケーションレイヤで発呼及び着呼を制御する通話制御サーバであって、発呼側である発呼側無線通信端末を識別する第一識別情報と、着呼側である着呼側無線通信端末を識別する第二識別情報と、を含む発呼要求情報を発呼側無線通信端末から受信する情報受信手段と、第二識別情報に基づいて、着呼側無線通信端末が在圏状態にあるか不在圏状態にあるかを示す在圏情報を加入者情報サーバから取得する在圏情報取得手段と、在圏情報によって不在圏であると示された着呼側無線通信端末に対して、通話サービスを特定するサービス特定情報と、発呼側無線通信端末を特定する第一特定情報とを含む着信通知を生成する通知生成手段と、着信通知を着呼側無線通信端末に向けて出力する通知出力手段と、を備え、在圏情報取得手段は、発呼側及び着呼側無線通信端末が各々利用できる通信サービスについての情報である可能通信サービス情報を含んだ在圏情報を取得し、通知生成手段は、可能通信サービス情報を含んだ着信通知を生成する。また、本発明の通話制御サーバにおいては、通話サービスは複数の個別通話サービスから構成されており、発呼要求情報は、発呼側無線通信端末が利用しようとする個別通話サービスを識別するサービス識別情報を含んでいることも好ましい。また、本発明の通話制御サーバにおいては、サービス識別情報とサービス特定情報とは同一の情報であることも好ましい。また、本発明の通話制御サーバにおいては、第一識別情報と第一特定情報とは同一の情報であることも好ましい。また、本発明の通話制御方法は、無線通信端末間におけるパケット通信を利用した通話サービスにおける、アプリケーションレイヤで発呼及び着呼を制御する通話制御方法であって、発呼側である発呼側無線通信端末を識別する第一識別情報と、着呼側である着呼側無線通信端末を識別する第二識別情報と、を含む発呼要求情報を発呼側無線通信端末から受信する情報受信ステップと、第二識別情報に基づいて、着呼側無線通信端末が在圏状態にあるか不在圏状態にあるかを示す在圏情報を加入者情報サーバから取得する在圏情報取得ステップと、在圏情報によって不在圏であると示された着呼側無線通信端末に対して、通話サービスを特定するサービス特定情報と、発呼側無線通信端末を特定する第一特定情報とを含む着信通知を生成する通知生成ステップと、着信通知を着呼側無線通信端末に向けて出力する通知出力ステップと、を備え、在圏情報取得ステップは、発呼側及び着呼側無線通信端末が各々利用できる通信サービスについての情報である可能通信サービス情報を含んだ在圏情報を取得し、通知生成ステップは、可能通信サービス情報を含んだ着信通知を生成する。
発話制御サーバは、無線通信端末を利用するユーザが、自己が使用する無線通信端末が圏外である間にその無線通信端末に対して発呼があった場合、その発呼に利用された通話サービスを着信通知により把握することができるような着信通知を出力することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明に係る通話制御サーバを配置するネットワーク構成図である。ネットワーク110は通話制御サーバ100、HSS(Home Subscriber Server)101、パケット網102、無線通信端末103、及び、SMS(Short Messeage Service)サーバ104から構成される。通話制御サーバ100、HSS101、無線通信端末103、及び、SMSサーバ104はパケット網102に接続されており、相互にIP(Internet Protocol)による制御によって通信が可能なように構成されている。なお、無線通信端末103は、常にパケット網102に接続されている必要はない。
無線通信端末103は、パケット通信機能を併せ持った携帯電話機であり、CDMA(Code Division Multiple Access)方式の一つであるIMT−2000方式を採用しているが、GPRS(General Packet RadioService)といった方式も採用可能であり、パケット通信可能な種々の方式が適宜採用される。
パケット網102は、パケット交換機能をもったコア網であり、例えば、IMT2000方式を採用しているが、パケット交換機能を持った種々のコア網が適宜採用される。
SMSサーバ104は、SMSを制御するサーバであり、SMPP(Short Messeage Peer−to−peer Protocol)に基づき、SM(Short Messeage)がやり取りされる。SMにおける宛先は電話番号で指定される。発信されたSMは一度SMSサーバ104に送信される。その後、SMSサーバ104から宛先にSMが送信される。なお、宛先で指定される無線通信端末103が不在圏状態である場合は、在圏状態になった後にSMが再送される。また、SMは宛先の他に、任意の文字列を含むメッセージ部を含む。
HSS101は、加入者情報をデータベースとしてもっている。このデータベースにおいては、各々ユーザが利用する無線通信端末103を識別する識別情報(例えば、後述するSIP−URI)と、無線通信端末103が図示しない基地局に接続しているか否かをあらわす在圏情報とが紐付けられている。
なお、図示しないどの基地局にも接続されておらず、在圏していないと判断される無線通信端末103は、在圏情報が非在圏状態であるとしてデータベースに記録されている。在圏情報は基地局に紐付けられている基地局名、または、基地局IDを含んでもよい。また、データベースは、無線通信端末103における在圏状態が変化する度に更新される。
本実施形態では、ネットワーク110を利用して、無線通信端末103同士によるIPに基づいた通話サービスが提供されることを例示して説明する。通話サービスには、例えば、トランシーバ通話であるPoC(Push−to−Talk over Cellular)通話サービス、VoIP(Voice over Internet Protocol)通話サービスや音声による会議サービスなどといった個別通話サービスがある。
この通話サービスにおいて、無線通信端末103同士による発着呼を制御する呼制御サーバが、通話制御サーバ100である。なお、発着呼の制御自体は、SIP(Session Initiation Protocol)を利用するが、SIPに限定するものではない。
通話制御サーバ100は、一の個別通話サービスにおける発着呼制御を専用に処理する呼制御サーバでもよいし、上記PoC通話サービス、VoIP通話サービス、音声による会議通話サービスといった複数の個別通話サービスにおける呼制御を処理する呼制御サーバでもよい。
通話サービスや呼制御において、無線通信端末103はSIP−URI(Session Initiation Protocol−Uniform Resource Identifier)で識別される。SIP−URIは、ネットワーク110におけるIPに基づいた通信において、無線通信端末103を一意に識別することができる。SIP−URIは、090XXXXXXXX@operator.netといった、電話番号とドメイン名を@マークによって結合した形式をとるが、電話番号は単なる文字列でもかまわない。また、当該通話サービスにおいて、無線通信端末103を識別する情報として、SIP−URIに限らず、ネットワーク110において無線通信端末103を識別することができればよい。例えば、当該無線通信端末を識別する情報として、IPアドレスなどが考えられる。
続いて、通話制御サーバ100について説明する。図2に示すように、通話制御サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)201、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)203及びROM(Read Only Memory)204、ハードディスク等の補助記憶装置202、並びにネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール205等のハードウェアを備えるコンピュータ(またはコンピュータシステム)として構成される。これらの構成要素が動作することにより、通話制御サーバ100の後述する機能が発揮される。
続いて、通話制御サーバ100の機能的な構成について説明する。図3に示すように、通話制御サーバ100は、情報受信部301(情報受信手段)、在圏情報取得部302(在圏情報取得手段)、及び、通知出力手段303(通知出力手段)を備える。情報受信部301、在圏情報取得部302、及び、通知出力手段303は各々パケット網102と接続されている。
図4を用いて、通話制御サーバ100の具体的な機能を、通話制御サーバ100の動作と併せて説明する。以下、ある通話サービスでの発呼において、発呼側無線通信端末である無線通信端末431を識別するSIP−URIを0905555XXXX@operator.net、着呼側無線通信端末である無線通信端末432、433、及び、434を識別するSIP−URIを、各々、0901111XXXX@operator.net、0901111YYYY@operator.net、0901111ZZZZ@operator.netとする。なお無線通信端末431乃至434はいずれも、図1における無線通信端末103と同等の無線通信端末である。
ステップS410において、無線通信端末431は、発呼要求情報を通話制御サーバ100に送信する。発呼要求情報はSIPにおける発呼を要求する情報であるINVITE信号の形式をとるが、INVITE信号には限定されない。
発呼要求情報には、発呼した無線通信端末である無線通信端末431を識別するSIP−URIと、着呼要求される無線通信端末である無線通信端末432、433、434を各々識別するSIP−URI全てを含む。また、通話制御サーバ100が、複数の個別通話サービスにおける呼制御を処理することができる構成をとる場合は、発呼要求情報に個別通話サービスを識別する特定の文字列であるサービス識別情報が含まれる。なお、通話制御サーバ100が、一の個別通話サービスにおける発着呼制御を専用に処理する場合でも、発呼要求情報にサービス識別情報が含まれていてもよい。
ステップS401において、情報受信部301は無線通信端末431から送信された発呼要求情報を受信する。
次に、ステップS402において、在圏情報取得部302は、ステップS401で受信した発呼要求情報を解析し、発呼要求情報に含まれる着呼側の無線通信端末である無線通信端末432乃至434を識別するSIP−URIを抽出する。上記例によれば、0901111XXXX@operator.net、0901111YYYY@operator.net、及び、0901111ZZZZ@operator.netが抽出される。なお、発呼側の無線通信端末である無線通信端末431を識別するSIP−URI(上記例によれば、0905555XXXX@operator.net)も同時に抽出してもよい。
なお、発呼要求情報に含まれる無線通信端末103を識別する識別情報がSIP−URIではない場合は、識別情報を抽出する。
次にステップS403において、在圏情報取得部302は、ステップS402で抽出されたSIP−URIをリストとして含む在圏確認情報を作成する。在圏確認情報はリストに含まれるSIP−URIによって識別される無線通信端末が、在圏状態であるか否かについて、HSS101に照会することを要求する情報である。なお、リストはSIP−URIである必要はなく、無線通信端末103を識別できる識別情報であればよい。例えば、SIP−URIから抽出できる電話番号でもよい。
次にステップS404において、在圏情報取得部302は、ステップS403で作成された在圏確認情報をHSS101に送信する。ステップS411において、HSS101は、在圏確認情報を受信する。
HSS101は、加入者情報データベースを参照することで、リストにおける各SIP−URIで特定される無線通信端末432乃至434が在圏状態であるか、不在圏状態であるかを特定し、図5で例示される在圏結果情報を作成する。また、在圏確認情報におけるリストが、電話番号を要素とする場合も同様に、加入者情報データベースを参照することで、リストにおける各電話番号で特定される無線通信端末432乃至434が在圏状態であるか、不在圏状態であるかを特定する。
また、図6は在圏結果情報における変形例である。当該変形例においては、0905555XXXX@operator.netで識別される発呼側の無線通信端末である無線通信端末431についての在圏情報も含まれている。ステップS403において、ステップS402で抽出された無線通信端末431を識別するSIP−URIをリストに含めることで、無線通信端末431における在圏情報を特定することができる。
また、HSS101では、加入者情報データベースにおいて、無線通信端末103と、無線通信端末103が各々利用できる通信サービスについての情報である可能通信サービス情報とが紐付いていてもよく、無線通信端末431乃至434に各々対応する可能通信サービス情報を在圏結果情報419に含めてもよい。図6は可能通信サービス情報を含む在圏結果情報の例でもある。なお、通信サービスは、個別通話サービスだけではなく、例えばメールサービス、第三者検索サービス、音声通話交換網を用いた音声電話サービス、留守番電話サービスなども含まれていてよい。
また、無線通信端末103が利用することができる通信サービス情報を、当該無線通信端末103を配下にもつ図示しない基地局が有している場合がある。この場合、HSS101が当該基地局に通信サービス情報を問い合わせることで、HSS101は、可能通信サービス情報を在圏結果情報に含めることができる。
次に、ステップS412において、HSSサーバ101は、在圏結果情報を通話制御サーバ100における在圏情報取得部302に送信する。次に、ステップS405において、在圏情報取得部302は在圏結果情報を受信する。
次に、ステップS406において、通知出力部は303は発呼要求情報で発呼要求された個別通話サービスを識別するサービス特定情報を作成する。図7は、通話制御サーバが出力する着信通知の一例である。例えば、図7において、「PoC」という文字列がサービス特定情報にあたる。発呼要求情報にサービス識別情報が含まれている場合、サービス特定情報はサービス識別情報を元に作成される。サービス特定情報はサービス識別情報をそのまま用いてもよい。
なお、通話制御サーバ100が、一の個別通話サービスにおける発着呼制御を専用に処理する場合、通話制御サーバが呼制御を行う個別通話サービスは一つであるので、サービス特定情報は、発呼要求情報によらず、一意に特定することができる。
次に、ステップS407において、通知出力部303は、在圏結果情報によって不在圏状態であると示された無線通信端末の電話番号を宛先とする着信通知であるSMをSMSサーバ104に送信する。上記例によれば、宛先を090−1111−YYYY及び090−1111−ZZZZとして、それぞれSMを作成し、通知する。図7は090−1111−YYYYを宛先とするSMの一例である。
図7におけるSMでは、無線通信端末431を識別する電話番号(090−5555−XXXX)と、前記サービス特定情報(PoC)が含まれている。また、SMにおける宛先である無線通信端末431を識別する電話番号は、無線通信端末431を識別するSIP−URIである、0905555XXXX@operator.netに基づき作成される。
なお、SMにおける、無線通信端末431を識別する電話番号にかえて、無線通信端末431を識別するSIP−URIを利用してもよい。この場合、SMSサーバ104において前記SIP−URIを前記電話番号に書き換える構成をもつなどが考えられる。また、SMには、着呼側である無線通信端末432乃至434を識別するSIP−URI又は電話番号が含まれていてもよい。
また、通知出力部303は、図6に記載されている在圏結果情報に基づいて、図8に例示されているSMを出力してもよい。つまり、着信があった旨が記載されているメッセージ部801に、発呼側である無線通信端末431を識別する識別情報(図8でいう0905555XXXX@operator.net)と、発呼された個別通話サービスを識別するサービス特定情報と、着呼側である無線通信端末432、433、434を識別する識別情報(図8でいう、0901111XXXX@operator.net、0901111YYYY@operator.net、及び、0901111ZZZZ@operator.net)と、無線通信端末432、433、及び、434が利用可能である前記可能通信サービス情報(図8でいう「PoC」、「VoIP」、及び、「Conference」)と、発呼された時刻と、着呼側無線通信端末における、各々の在圏情報(図8でいう、「不在圏」、及び、「在圏」)と、が含まれていてもよい。
なお、発呼された時刻は、発呼要求情報を情報受信部が受信した受信時刻を記録し、通知出力部で保持しておく構成などをとることで、メッセージ部801に発呼された時刻を含めることができる。
ステップS413、及び、ステップS414で、SMはSMSサーバに送信され、ステップS415、及び、ステップS416でSMSサーバは受信したSMを各々の宛先である無線通信端末433、及び、434に送信する。
なお、図9は図7におけるSMを受信した無線通信端末において、SMを表示した表示画面である。また、図10も同様に、図8におけるSMを受信した無線通信端末において、SMを表示した表示画面である。なお、当該SMにおけるSIP−URI、または、電話番号は、無線通信端末における電話帳を参照することで、SIP−URI、または電話番号を電話帳に登録された名前等に変換して表示している。
通話制御サーバを配置するネットワーク構成図である。 通話制御サーバにおける構成図である。 通話制御サーバにおける機能ブロック図である。 通話制御サーバを配置するネットワークにおけるフローチャートである。 HSSが通話制御サーバに送信する在圏結果情報である。 HSSが通話制御サーバに送信する在圏結果情報である。 通話制御サーバが出力する着信通知の一例である。 通話制御サーバが出力する着信通知の一例である。 無線通信端末で受信した着信通知における表示画面の一例である。 無線通信端末で受信した着信通知における表示画面一例である。
符号の説明
100…通話制御サーバ、101…HSS、102…パケット網、103…無線通信端末、104…SMSサーバ、110…ネットワーク、201…CPU、202…入力装置、203…メモリ、204…格納装置、205…送受信装置、206…表示装置、207…読取装置、208…記録媒体、209…バス、301…情報受信部、302…在圏情報取得部、303…通知出力部、417…発呼要求情報、418…在圏確認情報、419…在圏結果情報、420…着信通知、421…着信通知、422…着信通知、423…着信通知、800…SM、801…メッセージ部。

Claims (10)

  1. 無線通信端末間におけるパケット通信を利用した通話サービスにおける、アプリケーションレイヤで発呼及び着呼を制御する通話制御サーバにおいて、
    発呼側である発呼側無線通信端末を識別する第一識別情報と、着呼側である着呼側無線通信端末を識別する第二識別情報と、を含む発呼要求情報を前記発呼側無線通信端末から受信する情報受信手段と、
    前記第二識別情報に基づいて、前記着呼側無線通信端末が在圏状態にあるか不在圏状態にあるかを示す在圏情報を取得する在圏情報取得手段と、
    前記在圏情報によって不在圏であると示された着呼側無線通信端末に対して、前記通話サービスを特定するサービス特定情報と、前記発呼側無線通信端末を特定する第一特定情報とを含む着信通知を生成する通知生成手段と、
    前記着信通知を前記着呼側無線通信端末に向けて出力する通知出力手段と、
    を備え
    前記通話サービスは複数の個別通話サービスから構成されており、
    前記発呼要求情報は、前記発呼側無線通信端末が利用しようとする個別通話サービスを識別するサービス識別情報を含んでいることを特徴とする通話制御サーバ。
  2. サービス識別情報と前記サービス特定情報とは同一の情報であることを特徴とする請求項に記載の通話制御サーバ。
  3. 前記第一識別情報と前記第一特定情報とは同一の情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の通話制御サーバ。
  4. 前記着信通知には、発呼側及び着呼側無線通信端末において着呼が可能である通話サービスを特定するサービス特定情報が含まれることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の通話制御サーバ。
  5. 無線通信端末間におけるパケット通信を利用した通話サービスにおける、アプリケーションレイヤで発呼及び着呼を制御する通話制御方法において、
    発呼側である発呼側無線通信端末を識別する第一識別情報と、着呼側である着呼側無線通信端末を識別する第二識別情報と、を含む発呼要求情報を前記発呼側無線通信端末から受信する情報受信ステップと、
    前記第二識別情報に基づいて、前記着呼側無線通信端末が在圏状態にあるか不在圏状態にあるかを示す在圏情報を取得する在圏情報取得ステップと、
    前記在圏情報によって不在圏であると示された着呼側無線通信端末に対して、前記通話サービスを特定するサービス特定情報と、前記発呼側無線通信端末を特定する第一特定情報とを含む着信通知を生成する通知生成ステップと、
    前記着信通知を前記着呼側無線通信端末に向けて出力する通知出力ステップと、
    を備え
    前記通話サービスは複数の個別通話サービスから構成されており、
    前記発呼要求情報は、前記発呼側無線通信端末が利用しようとする個別通話サービスを識別するサービス識別情報を含んでいることを特徴とする通話制御方法。
  6. 無線通信端末間におけるパケット通信を利用した通話サービスにおける、アプリケーションレイヤで発呼及び着呼を制御する通話制御サーバにおいて、
    発呼側である発呼側無線通信端末を識別する第一識別情報と、着呼側である着呼側無線通信端末を識別する第二識別情報と、を含む発呼要求情報を前記発呼側無線通信端末から受信する情報受信手段と、
    前記第二識別情報に基づいて、前記着呼側無線通信端末が在圏状態にあるか不在圏状態にあるかを示す在圏情報を加入者情報サーバから取得する在圏情報取得手段と、
    前記在圏情報によって不在圏であると示された着呼側無線通信端末に対して、前記通話サービスを特定するサービス特定情報と、前記発呼側無線通信端末を特定する第一特定情報とを含む着信通知を生成する通知生成手段と、
    前記着信通知を前記着呼側無線通信端末に向けて出力する通知出力手段と、
    を備え
    前記在圏情報取得手段は、前記発呼側及び着呼側無線通信端末が各々利用できる通信サービスについての情報である可能通信サービス情報を含んだ前記在圏情報を取得し、
    前記通知生成手段は、前記可能通信サービス情報を含んだ前記着信通知を生成することを特徴とする通話制御サーバ。
  7. 前記通話サービスは複数の個別通話サービスから構成されており、
    前記発呼要求情報は、前記発呼側無線通信端末が利用しようとする個別通話サービスを識別するサービス識別情報を含んでいることを特徴とする請求項に記載の通話制御サーバ。
  8. サービス識別情報と前記サービス特定情報とは同一の情報であることを特徴とする請求項に記載の通話制御サーバ。
  9. 前記第一識別情報と前記第一特定情報とは同一の情報であることを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の通話制御サーバ。
  10. 無線通信端末間におけるパケット通信を利用した通話サービスにおける、アプリケーションレイヤで発呼及び着呼を制御する通話制御方法において、
    発呼側である発呼側無線通信端末を識別する第一識別情報と、着呼側である着呼側無線通信端末を識別する第二識別情報と、を含む発呼要求情報を前記発呼側無線通信端末から受信する情報受信ステップと、
    前記第二識別情報に基づいて、前記着呼側無線通信端末が在圏状態にあるか不在圏状態にあるかを示す在圏情報を加入者情報サーバから取得する在圏情報取得ステップと、
    前記在圏情報によって不在圏であると示された着呼側無線通信端末に対して、前記通話サービスを特定するサービス特定情報と、前記発呼側無線通信端末を特定する第一特定情報とを含む着信通知を生成する通知生成ステップと、
    前記着信通知を前記着呼側無線通信端末に向けて出力する通知出力ステップと、
    を備え
    前記在圏情報取得ステップは、前記発呼側及び着呼側無線通信端末が各々利用できる通信サービスについての情報である可能通信サービス情報を含んだ前記在圏情報を取得し、
    前記通知生成ステップは、前記可能通信サービス情報を含んだ前記着信通知を生成することを特徴とする通話制御方法。
JP2007053165A 2007-03-02 2007-03-02 通話制御サーバ、及び、通話制御方法 Expired - Fee Related JP4819716B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007053165A JP4819716B2 (ja) 2007-03-02 2007-03-02 通話制御サーバ、及び、通話制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007053165A JP4819716B2 (ja) 2007-03-02 2007-03-02 通話制御サーバ、及び、通話制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008219402A JP2008219402A (ja) 2008-09-18
JP4819716B2 true JP4819716B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=39838921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007053165A Expired - Fee Related JP4819716B2 (ja) 2007-03-02 2007-03-02 通話制御サーバ、及び、通話制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4819716B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4763037B2 (ja) * 2008-12-15 2011-08-31 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 通信装置、通信システム、及び通信方法
WO2017169302A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社日立国際電気 無線通信システムおよび無線通信方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000115383A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Sanyo Electric Co Ltd 電話システム
JP2003298721A (ja) * 2002-04-01 2003-10-17 Nec Saitama Ltd 携帯端末及び該携帯端末で用いられる連絡先表示方法
JP2004040217A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Nec Corp 携帯電話における圏外時着信履歴通知システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008219402A (ja) 2008-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2006235297B2 (en) Temporary ENUM gateway
CA2495093C (en) Providing routing information in a communication system
CN1890931B (zh) 经由分组交换网络信令来建立电路交换通信的***、设备及方法
JP2010141850A (ja) 通信装置および移動端末
KR20070051237A (ko) 통신 시스템에서 멀티미디어 컨텐츠 제공 시스템 및 방법
JP2011109470A (ja) 呼接続制御装置、電話システム、及びプログラム
JP5353110B2 (ja) 発信元情報通知システム及び通信網内サーバ
JP4819716B2 (ja) 通話制御サーバ、及び、通話制御方法
JP2007013616A (ja) プレゼンスサーバ、情報提供システム及び情報提供方法
JP2007515087A (ja) 固定ネットワークまたは携帯電話ネットワークによって互いに接続されている少なくとも二つのマルチメディア端末の間で通信を行うためのシステムおよび方法
EP2770713B1 (en) Enterprise phone that can provide professional services during a communication set up on a private cellular phone
JP5559846B2 (ja) 移動通信システム、呼制御装置、移動局及び移動通信方法
JP3886129B2 (ja) 留守番電話サービスに用いる交換システム、留守番電話サービスに用いる移動端末、留守番電話サービス方法
KR20190053297A (ko) 향상된 자동 발신자 식별 해석
JP4823876B2 (ja) 呼制御システム及びメッセージ送信方法
JP2007082089A (ja) 通信装置および通信方法
KR100640326B1 (ko) 이동통신 시스템에서의 푸시투토크 방식의 통화 알림 방법
KR20090001865A (ko) 착신자 명칭 선택에 의한 통화 연결 서비스 시스템과 그방법
JP5682658B2 (ja) 通信装置及び通信端末
KR100910301B1 (ko) 다중번호 서비스 가입자에게 인스턴트 메신저 서비스를제공하는 방법 및 시스템과 이를 위한 무선통신 단말
KR20090027970A (ko) 개인정보 노출 방지기능을 갖는 이동통신망에서의 애칭서비스 시스템 및 방법
EP1619852A1 (en) Method of performing a communication service
KR20060088257A (ko) 통신 시스템에서 멀티 메시징 서비스를 제공하는 피티티시스템 및 운용 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110830

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110901

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4819716

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees