JP5015748B2 - 車両用開閉体のロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両用開閉体のロック装置に関する。
特許文献1に従来の車両用開閉体のロック装置が開示されている。このロック装置は、車両用開閉体を施錠状態又は解錠状態とするロック装置本体と、ロック装置本体に併設され、内部に収納室が形成されたハウジングと、収納室内に揺動可能に設けられ、初期位置から自己の一端がロック装置本体を操作する方向である操作方向に揺動して車両用開閉体を解錠状態に切り替える切替レバーと、収納室内に設けられ、切替レバーを揺動させる駆動手段とを備えている。
より詳しくは、駆動手段は、切替レバーの他端に設けられた扇型ギヤと噛み合う伝達ギヤと、伝達ギヤを正方向に回転駆動するモータと、伝達ギヤを逆方向に付勢するリターンスプリングとを有している。そして、駆動手段は、モータが伝達ギヤを正回転させることで切替レバーを初期位置から操作方向に揺動させ、その後、モータの駆動を停止することでリターンスプリングにより伝達ギヤを逆回転させ、切替レバーを初期位置に復帰させるようになっている。
このような構成である従来のロック装置は、車両用開閉体を施錠状態としたり、駆動手段及び切替レバーが自動的に動作することにより車両用開閉体を解錠状態に切り替えたりすることが可能となっている。
特開2006−207192号公報
ところで、上記従来のロック装置では、組み付け工程において、伝達ギヤと扇型ギヤとを所定の相対位置関係となるように噛み合わせなければ、切替レバーが初期位置からずれてしまい、車両用開閉体を解錠状態に切り替える動作を正常に実施できなくなってしまう。このため、作業者は、目視で確認しながら慎重に作業したり、別途用意された噛み合わせ用治具を使用したりして、伝達ギヤと扇型ギヤとを所定の相対位置関係となるように噛み合わせることとなり、手間がかかってしまう。その結果、従来のロック装置では、生産性を向上させることが難しい。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、生産性を向上させることが可能な車両用開閉体のロック装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の車両用開閉体のロック装置は、車両用開閉体を施錠状態又は解錠状態とするロック装置本体と、
前記ロック装置本体に併設され、内部に収納室が形成されたハウジングと、
前記収納室内に揺動可能に設けられ、初期位置から自己の一端が前記ロック装置本体を操作する方向である操作方向に揺動して前記車両用開閉体を解錠状態に切り替える切替レバーと、
前記収納室内に設けられ、前記切替レバーを揺動させる駆動手段とを備える車両用開閉体のロック装置において、
前記切替レバーの他端には、扇型ギヤが設けられ、
前記駆動手段は、モータと、前記モータの回転軸に一体回転可能に固定されたギヤと、前記ギヤと噛み合うとともに前記扇型ギヤと噛み合う一部材である伝達ギヤと、リターンスプリングとを有し、
前記モータは、前記伝達ギヤを正方向に回転駆動するものであり、
前記リターンスプリングは、前記伝達ギヤを逆方向に付勢するものであり、
前記モータが前記伝達ギヤを正回転させることで前記切替レバーを前記初期位置から前記操作方向に揺動させ、その後、前記モータの駆動を停止することで前記リターンスプリングにより前記伝達ギヤを逆回転させ、前記切替レバーを前記初期位置に復帰させる構成であり、
前記伝達ギヤには、前記リターンスプリングに付勢されて逆方向に回転したときに前記ハウジングに当て止まるストッパ部が形成され、
前記伝達ギヤの前記切替レバーと対面する面には、前記ストッパ部が前記ハウジングに当て止まる状態で、前記切替レバーが前記初期位置から前記操作方向に揺動しないように前記切替レバーを規制する第1規制部が形成され、
前記ハウジングには、前記ストッパ部が前記ハウジングに当て止まる状態で、前記切替レバーが前記初期位置から前記操作方向とは逆方向に揺動しないように前記切替レバーを規制する第2規制部が形成されていることを特徴とする。
このような構成である本発明の車両用開閉体のロック装置では、組み付け工程において、下記の通り、伝達ギヤと扇型ギヤとを噛み合わせる作業が実施される。
まず、伝達ギヤをリターンスプリングとともにハウジングに配設する。この際、伝達ギヤは、リターンスプリングにより逆方向に付勢されるので、ストッパ部がハウジングに当て止まる。このため、ハウジングに配設された伝達ギヤは、ハウジングに対して一定の姿勢をとる。その結果、ハウジングに対する第1規制部の位置が一義的に決まり、第1規制部と第2規制部との相対的位置関係も一義的に決まる。
次に、切替レバーをハウジングに配設して、一定の姿勢をとる伝達ギヤと、扇型ギヤとを噛み合わせる。この際、切替レバーは、第1規制部により、初期位置から操作方向に揺動しないように規制されるとともに、第2規制部により、初期位置から操作方向とは逆方向に揺動しないように規制される。このため、伝達ギヤと扇型ギヤとは、必ず所定の相対的位置関係で噛み合わされることとなり、切替レバーが初期位置からずれることがなくなる。このため、本発明のロック装置では、組み付け工程において伝達ギヤと扇型ギヤとを噛み合わせる際、作業者が目視で確認しながら慎重に作業したり、別途用意された噛み合わせ用治具を使用したりする必要がなくなる。
したがって、本発明のロック装置は、生産性を向上させることができる。
なお、第1規制部は、伝達ギヤの回転時に一体に回転して、切替レバーから遠ざかるので、切替レバーが初期位置にある場合を除き、切替レバーの揺動を規制することはない。
施錠状態には、車両用開閉体が完全に閉じてロックされた状態(フルラッチ状態)の他、車両用開閉体が完全に閉じてはいないが、ロックされた状態(ハーフラッチ状態)等が含まれる。解錠状態には、ロックが解除されているが、車両用開閉体が完全に閉じている状態の他、ロックが解除されて、車両用開閉体が有る程度開いている状態等が含まれる。
第1、2規制部は、本発明の作用効果を奏することができるものであればどのようなものでもかまわない。例えば、第1規制部は、初期位置にある切替レバーの操作方向を向く側面に当接するように設けられた凸部や段部であり得る。また、第2規制部は、初期位置にある切替レバーの操作方向とは逆方向を向く側面に当接するように設けられた凸部や段部であり得る。
本発明の車両用開閉体のロック装置において、切替レバーは、表裏逆の状態で伝達ギヤに噛み合わされる場合、第1規制部及び第2規制部の少なくとも一方と干渉する形状とされていることが好ましい。この場合、切替レバーを表裏逆の状態で誤って組み付けようとしても、第1規制部及び第2規制部の少なくとも一方と干渉して組み付けることができない。このため、このロック装置は、切替レバーが表裏逆の状態で配設される不具合を防止できるので、生産性を一層向上させることができる。
本発明の車両用開閉体のロック装置において、ロック装置本体は、ストライカが進入する進入口が形成された取付部材と、取付部材に揺動可能に設けられ、進入口内においてストライカを係止することにより車両用開閉体を施錠状態とし、進入口内においてストライカの係止を解除することにより車両用開閉体を解錠状態とするフォークと、取付部材に揺動可能に設けられ、フォークの揺動を固定又は開放可能なポールとを有し、切替レバーが揺動して、切替レバーの一端がポールに当接することによりフォークの揺動を開放させるものであり得る。
このような具体的構成である本発明のロック装置において、本発明の作用効果を確実に享受することができる。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。なお、図1に示すように、テールゲート9側を後側として前後方向、左右方向及び上下方向を規定している。すなわち、テールゲート9の反対側である車両前方を前側と規定している。また、車両前方を向いた状態における左側(図1における紙面奥側)を左側と規定し、車両前方を向いた状態における右側(図1における紙面手前側)を右側と規定している。そして、図2及び図3に示す前後方向、左右方向及び上下方向は、全て図1の各方向に対応している。
図1に示すように、実施例の車両用開閉体のロック装置1(以下、単に「ロック装置1」と呼ぶ。)は、自動車に適用されるものである。ロック装置1は、車両用開閉体の具体的態様であるテールゲート9の下方の車内側に配設されている。そして、ロック装置1は、後述する通り、フォーク11がストライカ79を係止したり、係止を解除することにより、テールゲート9を閉じたまま保持する施錠状態又はテールゲート9を開くことができる解錠状態とするものである。以下、ロック装置1の各構成要素について詳しく説明する。
図1及び図2に示すように、ロック装置1は、ロック装置本体70と、ハウジング72と、切替レバー51と、駆動手段80とを備えている。
ロック装置本体70は、鋼板が折り曲げ加工されてなる取付部材73を有している。取付部材73には、上端側において左右方向に略水平に延在する一対の取付部73bと、下方に凹む第1収納室73aとが形成されている。取付部73bは、図1に示すように、テールゲート9の下側端面に締結固定されるためのものである。第1収納室73aには、図1及び図2に示すように、後述するフォーク11及びポール12が収納されている。また、第1収納室73aには、図2に示すように、下端縁中央から上方に向けて深く溝状に切り欠かれた進入口78が形成されている。進入口78には、テールゲート9の開閉に伴ってロック装置1が移動する際、ストライカ79が相対的に進入するようになっている。
ハウジング72は、熱可塑性樹脂の射出成形品であり、開口72bを有し、内部に第2収納室72aが形成された略箱形状のものである。ハウジング72は、取付部材73の上面後端側において、開口72bを車内側(前方)に向けた状態で併設されている。第2収納室72a内には、後述する切替レバー51及び駆動手段80が収納されている。ハウジング72には、取付部材73の上面後端側において、車内側(前方)から開口72bを塞ぐように樹脂製の蓋体71が装着固定されている。
図2に示すように、第1収納室73a内には、フォーク11及びポール12が進入口78を左右から挟むように設けられている。
フォーク11は、進入口78の左側(図2に示すように、車両前方を向いた状態における左側。)に配設され、取付部材73の底部から第1収納室73a内に向けて立設された揺動軸14aに揺動可能に軸支されている。そして、フォーク11は、図示しないコイルバネにより、揺動軸14a回りで反時計方向に揺動するように付勢されている。なお、本実施例における「時計方向」及び「反時計方向」は、図2の断面図に対面した状態を基準としている。
フォーク11の進入口78側に位置する部位は、上側凸部11aと下側凸部11bとに分岐している。そして、上側凸部11aと下側凸部11bとの間に形成された凹部11cには、進入口78内に進入したストライカ79が収まるようになっている。図2に示す状態が、フォーク11が進入口78の底部でストライカ79を係止することによりテールゲート9が閉じたまま保持される施錠状態である。上側凸部11aのポール12に対面する先端側には、後述するストッパ部12aと当接可能なラッチ面19aが形成されている。フォーク11の外周縁は、上側凸部11aの先端から時計方向に円弧状に形成されている。
ポール12は、進入口78の右側(図2に示すように、車両前方を向いた状態における右側。)に配設され、取付部材73の底部から第1収納室73a内に向けて立設された揺動軸14bに揺動可能に軸支されている。そして、ポール12は、図示しないコイルバネにより、揺動軸14b回りで時計方向に揺動するように付勢されている。
ポール12の進入口78側に位置する部位は、フォーク11の上側凸部11aに向けて突出するように形成され、その先端側がストッパ部12aとされている。ストッパ部12aは、フォーク11が進入口78の底部でストライカ79を係止した状態において、上側凸部11aのラッチ面19aに当接することにより、フォーク11を反時計方向に揺動させないように固定して、テールゲート9を施錠状態とするようになっている。
ポール12の揺動軸14bより上方に位置する部位は、ストッパ部12aと分岐しつつ、ハウジング72及び蓋体71の下面に向けて突出するように形成され、その先端側が被当接部12bとされている。被当接部12bは、詳細は後述するが、切替レバー51の一端である当接部51bが当接することにより、反時計方向に押されて変位するようになっている。
そして、図3に示すように、被当接部12bが反時計方向に変位すれば、ポール12は、コイルバネの付勢力に抗しつつ、揺動軸14b回りで反時計方向に揺動するようになっている。この際、ストッパ部12aがフォーク11のラッチ面19aから離反するので、ポール12がフォーク11を開放する。このため、フォーク11がコイルバネの付勢力により揺動軸14a回りで反時計方向に揺動して、ストライカ79を進入口78から離脱する方向に変位させる。その結果、フォーク11は、進入口78内においてストライカ79の係止を解除した状態に切り替わり、テールゲート9は解錠状態とされる。
逆に、ストライカ79が進入口78内に進入する場合には、フォーク11及びポール12が上述の動作とは逆に動作する。そして、図2に示すように、ストライカ79が進入口78の底部まで進入すれば、フォーク11は、元の状態まで揺動し、ストッパ部12aがラッチ面19aに当接して、ストライカ79を係止した状態に戻る。その結果、テールゲート9は施錠状態とされる。
切替レバー51は、熱可塑性樹脂の射出成形により、上方に扇型ギヤ82dが形成され、中央に軸穴51aが形成され、下方に当接部51bが形成された細長い板形状のものである。
軸穴51aは、ハウジング72の内側から前方(図2における紙面手前側)に向けて凸設された揺動軸72cに挿通されている。このため、切替レバー51は、揺動軸72c回りで揺動可能となっている。図2は、切替レバー51が初期位置にある状態を示している。また、図3は、切替レバー51が最大揺動位置にある状態を示している。
図2に示すように、当接部51bは、ハウジング72及び蓋体71の下面側に形成された当接部用開口72dよりも下方に突出し、被当接部12bの左側に延在している。
扇型ギヤ82dの上方、すなわち、第2収納室72aの上方右側には、小径ギヤ82c及びウォームホイール82bが配設されている。前方に位置する小径ギヤ82cと後方(図2における紙面奥側)に位置するウォームホイール82bとは同軸であり、熱可塑性樹脂の射出形成や金属材料の切削加工等により一体成型されている。小径ギヤ82c及びウォームホイール82bは、ハウジング72の内側から前方に向けて凸設された回転軸75によって、回転可能に軸支されている。
小径ギヤ82cは、扇型ギヤ82dと噛み合っている。一方、ウォームホイール82bは、下方に配設されたウォームギヤ82aと噛み合っている。ウォームギヤ82aは、第2収納室72aの上方左側に配設されたモータ81の回転軸に一体回転可能に固定されている。小径ギヤ82c及びウォームホイール82bが、切替レバー51の上方に設けられた扇型ギヤ82dと噛み合う伝達ギヤに相当する。
ウォームホイール82bの後面側には、リターンスプリング83が配設されている。リターンスプリング83の一端は、ハウジング72からウォームホイール82bの後面側に向けて凸設されたハウジング側係止部83aに係止されている。他方、リターンスプリング83の他端は、ウォームホイール82bの後面側からハウジング72に向けて凸設されたウォームホイール側係止部83bに係止されている。このため、ウォームホイール82bは、リターンスプリング83により時計方向に回転するように付勢されている。
扇型ギヤ82dと、小径ギヤ82cと、ウォームホイール82bと、ウォームギヤ82aとを有してギヤ機構82が構成されている。また、モータ81と、ギヤ機構82と、リターンスプリング83とを有して駆動手段80が構成されている。そして、駆動手段80は、後述する通り、モータ81とギヤ機構82とリターンスプリング83とによって、切替レバー51を図2に示す初期位置と図3に示す最大揺動位置との間で往復動作させる。
このような構成である実施例のロック装置1では、図1及び図2に示す初期状態において、使用者が開閉ハンドル9aを操作してテールゲート9を開こうとする場合、下記のようにして、切替レバー51及び駆動手段80が自動によりロック装置本体70を操作して、テールゲート9を解錠状態とする。
まず、使用者がテールゲート9を開こうとして開閉ハンドル9aを引くと、図示しない制御手段がモータ81に電力を供給してウォームギヤ82aを回転させる。これにより、ウォームギヤ82aと噛合するウォームホイール82bが反時計方向に回転し、小径ギヤ82cもウォームホイール82bと一体に反時計方向に回転する(小径ギヤ82c及びウォームホイール82bの反時計方向への回転が「伝達ギヤの正方向への回転」に相当する。)。そして、図3に示すように、小径ギヤ82cと噛み合う扇型ギヤ82dを介して、切替レバー51が揺動軸72c回りで時計方向に揺動し、当接部51b及び当接部12bを介して、ポール12に作用する。ここで、切替レバー51が初期位置から最大揺動位置まで揺動する方向が、ロック装置本体70を操作する方向である「操作方向D1」である。
その結果、上述の通り、ポール12がフォーク11を開放し、フォーク11が揺動軸14a回りで反時計方向に揺動する。その結果、フォーク11は、進入口78内においてストライカ79の係止を解除した状態に切り替わり、テールゲート9は解錠状態とされる。
そして、使用者が開閉ハンドル9aを戻すと、制御手段がモータ81への電力の供給を停止する。そうすると、ウォームホイール82b及び小径ギヤ82cは、リターンスプリング83により付勢されて、時計方向に回転する(小径ギヤ82c及びウォームホイール82bの時計方向への回転が「伝達ギヤの逆方向への回転」に相当する。)。このため、小径ギヤ82cに扇型ギヤ82dが噛み合う切替レバー51は、図3に示す最大揺動位置から逆方向に揺動して、初期位置へと復帰する。このため、ポール12も逆方向に揺動し、ストッパ部12aがフォーク11の外周面に付勢されて、いつでもフォーク11を固定可能な状態になる。ここで、切替レバー51が最大揺動位置から初期位置まで揺動する方向が、「操作方向D1とは逆方向」である。
その後、使用者がテールゲート9を閉めようとすれば、ストライカ79が進入口78に進入して、フォーク11を逆方向に揺動させるので、フォーク11及びポール12が上述とは逆に動作する。そして、ストライカ79が進入口78の底部まで進入すれば、図2に示すように、フォーク11がストライカ79を係止して、テールゲート9が施錠状態とされる。
このように動作するロック装置1では、仮に、組み付け工程において、小径ギヤ82cと扇型ギヤ82dとが所定の相対位置関係とは異なる位置関係で噛み合わされてしまうと、切替レバー51が初期位置からずれてしまう。そうすると、切替レバー51の揺動範囲もずれて、ポール11を所定の角度まで揺動させることができなくなる。その結果、このロック装置1は、テールゲート9を解錠状態に切り替える動作を正常に実施できなくなってしまう。このため、このロック装置1では、下記に詳述するストッパ部39、第1規制部31及び第2規制部32により、小径ギヤ82cと扇型ギヤ82dとを必ず所定の相対的位置関係で噛み合わせることができるようにしている。以下、図4〜図9を参照しつつ、ストッパ部39、第1規制部31及び第2規制部32の構成等について説明した上で、ハウジング72に、モータ81、小径ギヤ82c及びウォームホイール82b、リターンスプリング83及び切替レバー51を順次組み付ける工程について説明する。
図4及び図5に示すように、ハウジング72に形成された第2収納室72aの底面には、上述した通り、小径ギヤ82c及びウォームホイール82bを回転可能に軸支する回転軸75と、切替レバー51を揺動可能に軸支する揺動軸72cと、リターンスプリング83の一端を係止するハウジング側係止部82aが凸設されている。また、第2収納室72aの底面には、回転軸75に対して所定の間隔で離れて、断面半円形状のストッパ当接部38が一体に凸設されている。ストッパ当接部38は、後述するストッパ部39が当て止まることが可能な位置に配置されている。さらに、第2収納室72aの底面には、回転軸75及び揺動軸72cに対して所定の間隔で離れて、断面「L」字形状の凸部からなる第2規制部32が一体に設けられている。第2規制部32は、図2に示すように、切替レバー51が初期位置にある場合において、切替レバー51の操作方向D1とは逆方向を向く側面51fに当接する位置に配置されている。側面51fには、第2規制部32から操作方向D1に突出する端部32aに干渉しないように逃げる切り欠き部51gが形成されている。
図4及び図5に示すように、ウォームホイール82bの小径ギヤ82c側の面には、小径ギヤ82cから半径方向外側に離れて、略角柱形状の凸部からなる第1規制部31が一体に設けられている。第1規制部31と、第2規制部32及び後述するストッパ部39との相対的位置関係については後述する。
図6に示すように、ウォームホイール82bの小径ギヤ82cとは反対側の面には、円環状凹部83cが凹設されている。環状凹部83cの底面には、小径ギヤ82cとは反対側に向けて、上述のウォームホイール側係止部83bが一体に凸設されている。環状凹部83cの外側円筒面には、半径方向内側に向けて突出するストッパ部39が一体に凸設されている。ストッパ部39とウォームホイール82bの軸心との距離は、上述のストッパ当接部38と回転軸75との距離と等しくされている。
次に組み付け工程について説明する。初めに、図7に示すように、ウォームギヤ82aが装着されたモータ81をハウジング72に互いに平行に凸設されたモータ固定用リブ72e、72f間に嵌め込んで固定する。
次に、図8に示すように、小径ギヤ82c及びウォームホイール82bをリターンスプリング83とともにハウジング72に組み付ける。具体的には、まず、リターンスプリング83を円環状凹部83c内に挿入して、リターンスプリング83の他端をウォームホイール側係止部83bに係止する。次に、小径ギヤ82c及びウォームホイール82bを回転軸75を挿通させる。この際、小径ギヤ82c及びウォームホイール82bを保持して回転軸75周りで正方向(図8に対面した状態における半時計方向)にひねり、リターンスプリング83が付勢力を蓄えた状態で、リターンスプリング83の一端をハウジング側係止部83aに係止させる。そして、小径ギヤ82c及びウォームホイール82bを回転軸75に完全に挿通させて、ウォームホイール82bがウォームギヤ82aと噛み合った状態とする。
その後、小径ギヤ82c及びウォームホイール82bを保持した手を離すと、リターンスプリング83の付勢力により、小径ギヤ82c及びウォームホイール82bが逆方向(図8に対面した状態における時計方向)に回転して、ストッパ部39がストッパ当接部38に当て止まる。このため、ハウジング72に組み付けられた小径ギヤ82c及びウォームホイール82bは、ハウジング72に対して一定の姿勢をとる。その結果、ハウジング72に対する第1規制部31の位置が一義的に決まる。また、第1規制部31と第2規制部32との相対的位置関係も一義的に決まる。ここで、第1規制部31の位置は、小径ギヤ82cと扇型ギヤ82dとを必ず所定の相対的位置関係で噛み合わせることができるように設定されている。
すなわち、第1規制部31の位置は、ストッパ部39がストッパ当接部38に当て止まる状態において、図9に示すように、第2当接部32に側面51fを当接させるようにして、切替レバー51をハウジング72に組み付けると、切替レバー51の操作方向D1を向く側面51eに第1規制部31が当接するように設定されている。このため、切替レバー51の軸穴51aを揺動軸72cに挿通させると、第1規制部31及び第2規制部32に規制されて、切替レバー51が一定の姿勢をとり、小径ギヤ82cと扇型ギヤ82dとが所定の相対的位置関係で噛み合わされる。
こうして、組み付け工程が終わったハウジング72は、ロック装置本体70に組み付けられ、蓋体71が装着固定される。
このように、このロック装置1では、ハウジング72に切替レバー51を組み付ける際、第1規制部31が側面51eに当接するので、切替レバー51が初期位置から操作方向D1に揺動しないように規制される。同時に、第2規制部32が側面51fに当接するので、切替レバー51が初期位置から操作方向D1とは逆方向に揺動しないように規制される。このため、小径ギヤ82cと扇型ギヤ82dとは、必ず所定の相対的位置関係で噛み合わされることとなり、切替レバー51が初期位置からずれることがなくなる。このため、このロック装置1では、組み付け工程において小径ギヤ82cと扇型ギヤ82dとを噛み合わせる際、作業者が目視で確認しながら慎重に作業したり、別途用意された噛み合わせ用治具を使用したりする必要がない。
したがって、このロック装置1は、生産性を向上させることができる。
なお、図3に示すように、第1規制部31は、小径ギヤ82c及びウォームホイール82bの回転時に一体に回転して、側面51eから遠ざかる。このため、第1規制部31は、切替レバー51が初期位置にある場合を除き、切替レバー51の揺動を規制することはない。
また、このロック装置1において、図9に示すように、切替レバー51が表裏正しい状態で小径ギヤ82cに噛み合わされる場合には、切り欠き部51gが形成された側面51fが第2規制部32の突起32aと干渉しない。他方、切替レバー51が表裏逆の状態で小径ギヤ82cに噛み合わされる場合、切り欠き部が形成されていない側面51eが第2規制部32の突起32aと干渉して組み付けることができない。このため、このロック装置1では、切替レバー51を表裏逆の状態で誤って配設する不具合を防止できるので、生産性を一層向上させることができる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は車両用開閉体のロック装置に利用可能である。
実施例の車両用開閉体のロック装置の側面図である。 実施例の車両用開閉体のロック装置に係り、図1のII−II断面を示す断面図である。 実施例の車両用開閉体のロック装置に係り、図1のII−II断面を示す断面図である。 実施例の車両用開閉体のロック装置に係り、ハウジングと、モータと、小径ギヤ及びウォームホイールと、リターンスプリングと、切替レバーとを示す斜視図である。 実施例の車両用開閉体のロック装置に係り、ハウジングと、モータと、小径ギヤ及びウォームホイールと、リターンスプリングと、切替レバーとを示す斜視図である。 実施例の車両用開閉体のロック装置に係り、ウォームホイールの斜視図である。 実施例の車両用開閉体のロック装置に係り、ハウジングにモータを組み付けた状態を示す正面図である。 実施例の車両用開閉体のロック装置に係り、ハウジングにモータと、小径ギヤ及びウォームホイールと、リターンスプリングとを組み付けた状態を示す正面図である。 実施例の車両用開閉体のロック装置に係り、ハウジングにモータと、小径ギヤ及びウォームホイールと、リターンスプリングと、切替レバーとを組み付けた状態を示す正面図である。
符号の説明
1…ロック装置
9…車両用開閉体(テールゲート)
11…フォーク
12…ポール
31…第1規制部
32…第2規制部
39…ストッパ部
51…切替レバー
51b…切替レバーの一端
70…ロック装置本体
72…ハウジング
72a…収納室(第2収納室)
73…取付部材
78…進入口
79…ストライカ
80…駆動手段
81…モータ
82d…扇型ギヤ
82b、82c…伝達ギヤ(82b…ウォームホイール、82c…小径ギヤ)
83…リターンスプリング

Claims (4)

  1. 車両用開閉体を施錠状態又は解錠状態とするロック装置本体と、
    前記ロック装置本体に併設され、内部に収納室が形成されたハウジングと、
    前記収納室内に揺動可能に設けられ、初期位置から自己の一端が前記ロック装置本体を操作する方向である操作方向に揺動して前記車両用開閉体を解錠状態に切り替える切替レバーと、
    前記収納室内に設けられ、前記切替レバーを揺動させる駆動手段とを備える車両用開閉体のロック装置において、
    前記切替レバーの他端には、扇型ギヤが設けられ、
    前記駆動手段は、モータと、前記モータの回転軸に一体回転可能に固定されたギヤと、前記ギヤと噛み合うとともに前記扇型ギヤと噛み合う一部材である伝達ギヤと、リターンスプリングとを有し、
    前記モータは、前記伝達ギヤを正方向に回転駆動するものであり、
    前記リターンスプリングは、前記伝達ギヤを逆方向に付勢するものであり、
    前記モータが前記伝達ギヤを正回転させることで前記切替レバーを前記初期位置から前記操作方向に揺動させ、その後、前記モータの駆動を停止することで前記リターンスプリングにより前記伝達ギヤを逆回転させ、前記切替レバーを前記初期位置に復帰させる構成であり、
    前記伝達ギヤには、前記リターンスプリングに付勢されて逆方向に回転したときに前記ハウジングに当て止まるストッパ部が形成され、
    前記伝達ギヤの前記切替レバーと対面する面には、前記ストッパ部が前記ハウジングに当て止まる状態で、前記切替レバーが前記初期位置から前記操作方向に揺動しないように前記切替レバーを規制する第1規制部が形成され、
    前記ハウジングには、前記ストッパ部が前記ハウジングに当て止まる状態で、前記切替レバーが前記初期位置から前記操作方向とは逆方向に揺動しないように前記切替レバーを規制する第2規制部が形成されていることを特徴とする車両用開閉体のロック装置。
  2. 前記伝達ギヤは、ウォームホイールと、前記ウォームホイールに一体成型されて前記ウォームホイールと同軸で一体回転する小径ギヤとを有し、
    前記ウォームホイールは、前記ギヤとしてのウォームギヤと噛み合い、
    前記小径ギヤは、前記扇型ギヤと噛み合っている請求項1記載の車両用開閉体のロック装置。
  3. 前記切替レバーは、表裏逆の状態で前記伝達ギヤに噛み合わされる場合、前記第1規制部及び前記第2規制部の少なくとも一方と干渉する形状とされている請求項1又は2記載の車両用開閉体のロック装置。
  4. 前記ロック装置本体は、ストライカが進入する進入口が形成された取付部材と、
    前記取付部材に揺動可能に設けられ、前記進入口内において前記ストライカを係止することにより前記車両用開閉体を前記施錠状態とし、前記進入口内において前記ストライカの係止を解除することにより前記車両用開閉体を前記解錠状態とするフォークと、
    前記取付部材に揺動可能に設けられ、前記フォークの揺動を固定又は開放可能なポールとを有し、
    前記切替レバーが揺動して、前記切替レバーの一端が前記ポールに当接することにより前記フォークの揺動を開放させるものである請求項1乃至3のいずれか1項記載の車両用開閉体のロック装置。
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