JP5012753B2 - 点火コイル及びその製造方法 - Google Patents

点火コイル及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5012753B2
JP5012753B2 JP2008259508A JP2008259508A JP5012753B2 JP 5012753 B2 JP5012753 B2 JP 5012753B2 JP 2008259508 A JP2008259508 A JP 2008259508A JP 2008259508 A JP2008259508 A JP 2008259508A JP 5012753 B2 JP5012753 B2 JP 5012753B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
wire
terminal
housing
protruding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008259508A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009135438A (ja
Inventor
厚哉 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2008259508A priority Critical patent/JP5012753B2/ja
Priority to DE200810043333 priority patent/DE102008043333A1/de
Publication of JP2009135438A publication Critical patent/JP2009135438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5012753B2 publication Critical patent/JP5012753B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、スパークプラグにおける一対の電極間にスパークを発生させるために用いる点火コイル及びその製造方法に関する。
一次コイル及び二次コイルを備えた点火コイルは、熱可塑性樹脂から成形したコイルケース内に一次コイル及び二次コイルを配置し、コイルケース内の隙間に熱硬化性樹脂を注入して形成している。また、コイルケースには、二次コイルの高電圧側巻線端部を、スパークプラグの端子部と導通させるコイルスプリング等の導通ジョイントと電気的に接続するターミナルを設けている。このターミナルは、導通ジョイントと接触させる座面部を有する所定のカップ形状等にプレス成形したものがほとんどである。
一方、特許文献1の内燃機関用点火コイルにおいては、高圧側中継端子金具及び高圧出力端子を用いて、二次コイルの一端をスパークプラグに接続する際に、高圧側中継端子金具を、J字状に折り曲げ成形した導体によって構成することが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1等の点火コイルにおいては、種々の高圧出力端子の形状に合わせて、高圧側中継端子金具の形状を変えることができる工夫はなされていない。
すなわち、高圧出力端子の種類毎に、高圧側中継端子金具を準備しておく必要があり、点火コイルの製造管理をより簡単にするためには十分ではない。
特開平7−122442号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、ターミナルの先端接続部の形状を変更することにより、種々のスパークプラグ又は導通ジョイントに対して容易に対応することができ、点火コイルの製造管理を簡単にすることができる点火コイル及びその製造方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、一次コイル及び二次コイルを樹脂からなる収容体に収容してなる点火コイルにおいて、
上記収容体は、上記一次コイル及び二次コイルを収容するコイル収容部と、該コイル収容部と一体的に該コイル収容部から突出して形成した突出部とを有しており、
該突出部には、上記二次コイルの高電圧側巻線端部と、スパークプラグ又は該スパークプラグに導通させる導通ジョイントとを電気的に接続するためのターミナルが一体的に設けてあり、
該ターミナルは、1本の線材によって、上記スパークプラグ又は上記導通ジョイントと接続する先端接続部と、上記高電圧側巻線端部を接続する後端接続部とを形成してなり、上記先端接続部は、上記突出部から突出する線材部分を、上記突出部内に埋設した直線状の線材部分に対して交差する方向に、該直線状の線材部分を中心にして巻くように折り曲げることによって形成してあることを特徴とする点火コイルにある(請求項1)。
本発明の点火コイルは、収容体の一部を構成する突出部に、ターミナルを一体的に設けている。このターミナルは、線材から構成してあり、突出部から突出させた線材部分を折り曲げて形成した先端接続部を有している。
これにより、突出部から突出させた線材部分を折り曲げる形状を変更することにより、種々の形状のスパークプラグ又は導通ジョイントと接続することができる先端接続部を形成することができる。また、例えば、導通ジョイントを用いる場合の点火コイルと、導通ジョイントを用いない場合の点火コイルとのいずれに対応しても、ターミナルの先端接続部を形成することができる。
それ故、本発明の点火コイルによれば、ターミナルの先端接続部の形状を変更することにより、種々のスパークプラグ又は導通ジョイントに対して容易に対応することができ、点火コイルの製造管理を簡単にすることができる。
第2の発明は、一次コイル及び二次コイルを樹脂からなる収容体に収容してなり、該収容体が、上記一次コイル及び二次コイルを収容するコイル収容部と、該コイル収容部と一体的に該コイル収容部から突出して形成した突出部とを有し、該突出部には、上記二次コイルの高電圧側巻線端部と、スパークプラグ又は該スパークプラグに導通させる導通ジョイントとを電気的に接続するためのターミナルを一体的に設けてなる点火コイルを製造する方法において、
上記一次コイル及び二次コイルと上記ターミナルを構成する線材との仮組体を、上記収容体を成形するための成形型内に配置し、該成形型内に、液状の熱硬化性樹脂を注入し硬化させ、該熱硬化性樹脂により上記一次コイル及び二次コイルと上記線材とを一体化して、最外殻のケースを兼ねた上記収容体を成形すると共に、該収容体における上記突出部内に上記線材の一部を埋設すると共に、上記突出部から上記線材の他の一部を直線状に突出させる成形工程と、
上記突出部から突出させた上記線材の他の一部を、上記突出部内に埋設した直線状の線材部分に対して交差する方向に、該直線状の線材部分を中心にして巻くように折り曲げることにより、上記スパークプラグ又は上記導通ジョイントと接続する先端接続部を形成する折曲工程とを含むことを特徴とする点火コイルの製造方法にある(請求項)。
本発明の点火コイルの製造方法は、ターミナルを線材から構成し、成形工程を行った後に折曲工程を行うことにより、線材を一体的に設けた収容体を共通化して、種々の種類の先端接続部を形成することができるものである。
具体的には、成形工程においては、ターミナルを構成する線材の一部を突出部内に埋設すると共に、線材の他の一部を突出部から突出させて、収容体を成形する。このとき、成形に用いる線材は、常に、同一の形状にすることができる。そのため、ターミナルを形成するための線材の管理が容易になる。
そして、折曲工程においては、突出部から突出させた線材の他の一部を折り曲げることにより、スパークプラグ又は導通ジョイントと接続する先端接続部を形成する。このとき、先端接続部は、種々のスパークプラグ又は導通ジョイントの形状に合わせて形成することができる。また、先端接続部は、スパークプラグの形状に合わせて形成することができ、導通ジョイントの形状に合わせて形成することもできる。
それ故、本発明の点火コイルの製造方法によれば、ターミナルの先端接続部の形状を変更することにより、種々のスパークプラグ又は導通ジョイントに対して容易に対応することができ、点火コイルの製造管理を簡単にすることができる。
上述した第1、第2の発明における好ましい実施の形態につき説明する。
第1の発明において、上記ターミナルは、1本の線材によって、上記高電圧側巻線端部を接続する後端接続部と、上記先端接続部とを形成してなる
これにより、1本の線材によって、二次コイルの高電圧側巻線端部と、スパークプラグ又は導通ジョイントとを電気的に接続するターミナルを形成することができる。そのため、コイル収容部及び突出部に対してターミナルを一体的に設けることが容易になる。
また、上記先端接続部は、上記突出部内に埋設した直線状の線材部分に対して交差する方向に、該直線状の線材部分を中心にして巻くように折り曲げることによって形成されている。
この場合には、スパークプラグ又は導通ジョイントと安定して接触させることができる先端接続部を形成することができる。
また、上記収容体は、上記点火コイルにおける最外殻のケースを兼ねていると共に、上記一次コイル及び二次コイルと上記ターミナルとを一体化する状態で形成することが好ましい(請求項)。
この場合には、点火コイルにおける最外殻のケースを形成する樹脂と、一次コイル及び二次コイルとターミナルとを一体化する樹脂とを共通化することができる。これにより、点火コイルの部品点数を減少させることができ、点火コイルの製造管理をより簡単にすることができる。
また、上記コイル収容部は、エンジンのプラグホールの外部において、上記一次コイル及び二次コイルの軸方向を上記プラグホールの形成方向に交差して配置するよう構成し、上記突出部は、上記コイル収容部における軸方向の中間部位から上記プラグホールの形成方向に突出して形成し、上記ターミナルは、上記コイル収容部内において、上記二次コイルの軸方向に沿って上記高電圧側巻線端部の側から上記中間部位まで形成した後端側線材部分と、上記突出部内において、上記プラグホールの形成方向に沿って上記中間部位から上記先端接続部まで形成した先端側線材部分とによる屈曲形状を有していることが好ましい(請求項)。
この場合には、外部横置きタイプの点火コイルについて、1本の線材を用いて、種々のスパークプラグ又は導通ジョイントに対して容易に対応することができるターミナルを形成することができる。
また、第2の発明において、上記成形工程においては、上記一次コイル及び二次コイルと上記ターミナルを構成する線材との仮組体を、上記収容体を成形するための成形型内に配置し、該成形型内に、液状の熱硬化性樹脂を注入し硬化させ、該熱硬化性樹脂により上記一次コイル及び二次コイルと上記線材とを一体化して、最外殻のケースを兼ねた上記収容体を成形すると共に、該収容体における上記突出部から上記線材の他の一部を直線状に突出させ、上記折曲工程においては、上記線材の他の一部を、上記突出部内に埋設した直線状の線材部分に対して交差する方向に、該直線状の線材部分を中心にして巻くように折り曲げることによって上記先端接続部を形成する
火コイルにおける最外殻のケースを形成する樹脂と、一次コイル及び二次コイルとターミナルとを一体化する樹脂とを共通化することができる。これにより、点火コイルの部品点数を減少させることができ、点火コイルの製造管理をより簡単にすることができる。また、スパークプラグ又は導通ジョイントと安定して接触させることができる先端接続部を形成することができる。
なお、上記点火コイルは、上記コイル収容部及び上記突出部を有する最外殻のコイルケースを成形する予備成形工程と、上記一次コイル及び二次コイルと上記ターミナルを構成する後端側線材との仮組体を、上記コイルケース内に配置し、上記突出部に上記ターミナルを構成する先端側線材を挿入し、該先端側線材の先端部分を上記突出部から突出させた状態で、該先端側線材の後端部分を上記後端側線材と接続し、上記コイルケース内に、液状の熱硬化性樹脂を注入し硬化させ、該熱硬化性樹脂により上記一次コイル及び二次コイルと上記先端側線材及び上記後端側線材と上記コイルケースとを一体化して、上記収容体を形成する形成工程とを行って、製造することもできる。
この場合には、最外殻のコイルケースを用いて、収容体を形成することができる。
以下に、本発明の点火コイル及びその製造方法にかかる実施例につき、図面と共に説明する。
(実施例1)
本例の点火コイル1は、図1、図2に示すごとく、一次コイル21及び二次コイル22を樹脂からなる収容体4に収容してなる。収容体4は、一次コイル21及び二次コイル22を収容するコイル収容部41と、コイル収容部41と一体的にコイル収容部41から突出して形成した突出部42とを有している。突出部42には、二次コイル22の高電圧側巻線端部221と、スパークプラグ7又はスパークプラグ7に導通させる導通ジョイント61とを電気的に接続するためのターミナル5が一体的に設けてある。
ターミナル5は、線材51からなると共に、スパークプラグ7又は導通ジョイント61と接続する先端接続部54を有している。この先端接続部54は、突出部42から突出する線材部分532を折り曲げることによって形成してある(図5参照)。
なお、図1は、プラグホール81に配置した点火コイル1の全体を示し、図2〜図5は、後述する導通ジョイント61、プラグキャップ62の取付前の点火コイル1を示す図である。
以下に、本例の点火コイル1及びその製造方法につき、図1〜図7と共に詳説する。
図1に示すごとく、本例の点火コイル1は、収容体4のコイル収容部41を、エンジン8のプラグホール81の外部に横置きにして用いるものである。また、本例の点火コイル1は、収容体4の突出部42から突出して形成した先端接続部54を、導通ジョイント61としてのコイルスプリング61に導通させるよう構成してある。また、突出部42は、プラグホール81の形成方向に沿ってプラグホール81内に配置し、コイル収容部41は、プラグホール81の開口部近傍の外部において、一次コイル21及び二次コイル22の軸方向Lをプラグホール81の形成方向に直交して配置する。
図2に示すごとく、一次コイル21及び二次コイル22は、内外周に重ねて同一軸芯状に設けてあり、一次コイル21及び二次コイル22の内周側には、軟磁性材料からなる中心コア23が配置してある。
本例の一次コイル21は、樹脂製の一次スプールを用いておらず、自己融着銅線からなる一次電線を、筒状に巻回した状態で自己融着銅線における融着剤によって互いに融着してなる。また、一次コイル21は、中心コア23の外周側に直接配置してある。なお、一次電線は、棒状の治具に円筒状に巻回した後、この一次電線に通電加熱し、その表面における融着剤によって融着させて円筒形状に成形し、上記治具から取り外して形成することができる。
本例の二次コイル22は、絶縁被膜を有する二次電線を、樹脂製の二次スプール3の外周に巻回してなる。二次スプール3の軸方向Lの一端部には、当該点火コイル1を外部の電子制御ユニット(ECU)等に電気接続するためのコネクタ部31が一体成形してある。中心コア23及び一次コイル21は、二次スプール3の内周側に配置してある。なお、二次電線は、一次電線よりも細径であり、二次電線の巻回数は、一次電線の巻回数よりも多くなっている。
また、二次スプール3には、コネクタ部31から突出部42の形成方向に向かって、ターミナル5を取り付けるための取付部34が設けてある。
図2に示すごとく、二次スプール3の軸方向Lの一端部には、一次コイル21への通電及び通電の遮断を行うスイッチング制御回路を備えたイグナイタ321を配設するためのイグナイタ配設部32が一体成形してある。また、コネクタ部31は、イグナイタ配設部32から突出して、イグナイタ配設部32及び二次スプール3と一体成形してある。コネクタ部31には、複数の導通ピンがインサート成形してある。
また、図6は、点火コイル1に組み付ける前の二次スプール3を示す図である。同図に示すごとく、二次スプール3とイグナイタ配設部32との間には、一方の中継コア25を配置するためのコア配置凹部33が形成されている。
図2、図3に示すごとく、本例の点火コイル1のコイル収容部41においては、一次コイル21及び二次コイル22の外周側には、軟磁性材料からなる外周コア24が配置してあり、この外周コア24と、中心コア23の軸方向Lの両端部との間には、軟磁性材料からなる中継コア25が配置してある。外周コア24は、突出部42の側に切欠部241を配置した円弧形状を有している。
中心コア23は、平板状の電磁鋼板(珪素鋼板等)を径方向(軸方向Lに直交する方向)に複数積層して、断面略円形状に形成してある。外周コア24は、中心コア23、一次コイル21及び二次コイル22の回りに、円弧形状に形成した電磁鋼板(珪素鋼板等)を径方向に複数積層してなる。外周コア24は、その軸方向Lの全長に渡って切欠部241(開口部分)を有しており、切欠部241は、突出部42の方向に位置している。
図1に示すごとく、収容体4の突出部42の外周には、ゴム製のプラグキャップ62が装着され、プラグキャップ62内には、ターミナル5の先端接続部54に接続されるコイルスプリング61が配置されている。
そして、シリンダヘッドのプラグホール81における底部にスパークプラグ7を螺合し、点火コイル1のプラグキャップ62を、スパークプラグ7の碍子部71に装着して、コイルスプリング61の下端を、スパークプラグ7の碍子部71の先端に位置する端子部72と導通させたときには、二次コイル22の高電圧側巻線端部221は、ターミナル5及びコイルスプリング61を介して、スパークプラグ7の端子部72と導通される。
また、図2、図3に示すごとく、本例の収容体4は、熱硬化性樹脂のインジェクション成形を行って成形してあり、点火コイル1における最外殻のケースを兼ねている。収容体4は、点火コイル1の構成部品、すなわち一次コイル21、二次コイル22、二次スプール3、イグナイタ321、中心コア23、外周コア24、中継コア25、ターミナル5等を一体化する状態で形成されている。また、本例の点火コイル1は、最外殻のケースを別途持たないケースレスタイプのものである。
また、収容体4の突出部42は、コイル収容部41における軸方向Lの中間部位からプラグホール81の形成方向に突出して形成してある。突出部42には、プラグキャップ62を掛止するための掛止部421が設けてある。
図2に示すごとく、本例のターミナル5は、コイル収容部41内において、二次コイル22の軸方向Lに沿って高電圧側巻線端部221の側から中間部位まで形成した後端側線材部分52と、突出部42内において、プラグホール81の形成方向に沿って中間部位から先端接続部54まで形成した先端側線材部分53とによる屈曲形状(L型形状)を有している。先端側線材部分53及び後端側線材部分52は、いずれも直線状に形成されている。
また、ターミナル5は、1本の線材51によって、高電圧側巻線端部221を接続する後端接続部521と、コイルスプリング61と接触させる先端接続部54とを形成してなる。ターミナル5を構成する線材51は、りん青銅等から構成することができ、断面丸形状、断面角形状等の種々のスプリング効果のある線材51から構成することができる。
また、図7に示すごとく、ターミナル5の先端接続部54は、突出部42内に埋設した直線状の先端側線材部分53に対して交差する方向に、直線状の先端側線材部分53を中心にして巻くように折り曲げることによって形成してある。本例の先端接続部54は、先端側線材部分53を中心にして略円形状に巻く(捩る)ように折り曲げてある。
なお、先端接続部54の形状は、例えば、先端側線材部分53を中心に角形状に折り曲げた形状とすることができ、先端側線材部分53から径方向へ突出した形状とすることもできる。
本例の点火コイル1において、ECUからの指令を受けてイグナイタ321のスイッチング制御回路によって一次コイル21へ通電を行ったときには、中心コア23、中継コア25及び外周コア24を通過する磁界が形成される。次いで、一次コイル21への通電を遮断したときには、自己誘導作用により一次コイル21に電圧が発生すると共に、相互誘導作用により二次コイル22に高電圧の誘導起電力が発生し、点火コイル1に装着されたスパークプラグ7における一対の電極73(図1参照)にスパークを発生させることができる。
次に、成形型9を用いて点火コイル1を製造する方法について説明すると共に、本例の点火コイル1及びその製造方法による作用効果について説明する。
本例の点火コイル1の製造方法は、ターミナル5を1本の線材51から構成し、成形工程を行った後に折曲工程を行うことにより、線材51を一体的に設けた収容体4を共通化して、種々の形状の先端接続部54を形成することができるものである。
具体的には、成形工程においては、図5に示すごとく、ターミナル5を構成する線材51の一部としての先端側線材部分53の後端部分531を突出部42内に埋設すると共に、線材51の他の一部としての先端側線材部分53の先端部分532を突出部42から突出させて、収容体4を成形する。
本例の成形工程においては、図4に示すごとく、一次コイル21、二次コイル22、二次スプール3、イグナイタ321、中心コア23、外周コア24、中継コア25、ターミナル5を構成する線材51等を仮組みした仮組体10を、収容体4を成形するための成形型9内に配置する。このとき、ターミナル5を構成する線材51は、先端接続部54を形成する前の状態であり、直線状の先端側線材部分53と直線状の後端側線材部分52とによるL型形状に形成してある。そして、先端接続部54の形状等が異なるターミナル5を形成する場合においても、収容体4の成形に用いる線材51は、常に、同一のL型形状の線材51とすることができる。そのため、ターミナル5を形成するための線材51の管理が容易になる。
そして、図4に示すごとく、成形型9内に、エポキシ樹脂等の液状の熱硬化性樹脂40を注入し、加熱又は硬化剤の添加を行って硬化させる。こうして、図5に示すごとく、熱硬化性樹脂40によって、一次コイル21、二次コイル22、線材51等を含む仮組体10を一体化して、コイル収容部41及び突出部42を有し、最外殻のケースを兼ねた収容体4を成形する。また、この成形した収容体4においては、突出部42から線材51の先端側線材部分53の先端部分532を直線状に突出させる。
次いで、本例の折曲工程においては、図2に示すごとく、突出部42から突出させた線材51の他の一部(先端側線材部分53の先端部分532)を折り曲げることにより、コイルスプリング61と接続する先端接続部54を形成する。本例の折曲工程においては、図7に示すごとく、線材51の先端側線材部分53の先端部分532を、突出部42内に埋設した先端側線材部分53の後端部分531に対して交差する方向に、この後端部分531を中心にして巻くように折り曲げることによって先端接続部54を形成する。
このとき、先端接続部54は、突出部42から突出させた線材51の先端側線材部分53の先端部分532を折り曲げる形状を変更することにより、種々の導通ジョイント61の形状に合わせて形成することができる。
また、本例においては、導通ジョイント61を用いる場合の点火コイル1に対応してターミナル5の先端接続部54を形成したが、導通ジョイント61を用いない場合の点火コイル1に対応しても、ターミナル5の先端接続部54を形成することができる。
このように、本例においては、1本の線材51からなるターミナル5を用いることにより、スパークプラグ7又は導通ジョイント61への接続部分の仕様、形状等が異なる点火コイル1を簡単に製造することができる。
また、本例においてはターミナル5を細径の線材51又は幅の狭い線材51で成形することができる。そのため、ターミナル5と、突出部42の周囲に存在するシリンダヘッドカバーのプラグホール形成部位等のアース体との間に発生する電界強度を低減させることができる。これにより、幅の広いターミナル5を使用した従来のコイルに比較して、突出部42の外径を小径化することが出来る。あるいは、従来の幅の広いターミナル5を使用したコイルに対し、突出部42の外径を同じにして、ターミナル5と、突出部42の周囲に存在するシリンダヘッドカバーのプラグホール形成部位等のアース体との間に発生する電界強度を低く保ちつつ、ターミナル5に高い電圧を与えることができる。
上記工夫により、2次出力電圧(二次コイル22による出力電圧)を増加させることができる。
また、線材51は、横断面の最大幅を、0.5〜4.0mm以下とすることが好ましい。これにより、突出部42の外径を容易に小径化することができる。なお、横断面の最大幅とは、線材51の断面が角形状の場合は、その対角線の長さのことをいい、断面が丸形状の場合はその直径のことをいう。
それ故、本例の点火コイル1及びその製造方法によれば、ターミナル5の先端接続部54の形状を変更することにより、種々のスパークプラグ7又は導通ジョイント61に対して容易に対応することができ、点火コイル1の製造管理を簡単にすることができる。
(実施例2)
本例は、上記点火コイル1を製造する他の方法を示す例である。
本例の収容体4は、図8に示すごとく、コイル収容部41A及び突出部42Aを有する最外殻のコイルケース4Aを用い、コイルケース4A内における隙間に熱硬化性樹脂45を充填して形成してある。また、本例のターミナル5は、コイルスプリング61と接触させるための先端側線材51Bと、二次コイル22の高電圧側巻線端部221と接続するための後端側線材51Aとを接続して構成してある。
本例の製造方法においては、まず、予備成形工程として、コイル収容部41A及び突出部42Aを有する最外殻のコイルケース4Aを成形する(図9参照)。このコイルケース4Aは、筒形状の外周部の軸方向Lの一端に底部を有すると共に、他端に開口部を有して成形される。そして、突出部42Aには、ターミナル5を構成する線材51を挿入することができる挿入穴422を設けておく。
次いで、形成工程として、図9に示すごとく、一次コイル21、二次コイル22、二次スプール3、イグナイタ321、中心コア23、外周コア24、中継コア25、ターミナル5を構成する後端側線材51A等を仮組みした仮組体10を、コイルケース4A内に配置する。
次いで、同図に示すごとく、突出部42Aにおける挿入穴422内にターミナル5を構成する先端側線材51Bを挿入する。このとき、先端側線材51Bの先端部分を突出部42Aから突出させた状態で、先端側線材51Bの後端部分を後端側線材51Aと接続する。そして、先端側線材51Bの先端部分を、後端部分を中心にして巻くように折り曲げることによって先端接続部54を形成することができる。
なお、先端接続部54を予め形成した先端側線材51Bを、突出部42Aにおける挿入穴422内に挿入することもできる。
また、予備成形工程においては、最外殻のコイルケース4Aは、成形型に先端側線材51Bを配置して、先端側線材51Bと一体的に成形(インサート成形)することもできる。このとき、先端接続部54は、予め形成しておくことができ、コイルケース4Aの成形後に、折り曲げを行って形成することもできる。
その後、図8に示すごとく、真空環境下等において、コイルケース4A内の隙間に、液状の熱硬化性樹脂45を注入し硬化させる。そして、熱硬化性樹脂45により一次コイル21、二次コイル22、先端側線材51B、後端側線材51Aを含む仮組体10と、コイルケース4Aとを一体化して、収容体4を形成する。
本例においては、最外殻のコイルケース4Aを用いて点火コイル1を製造することができる。
その他、本例の点火コイル1の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1における点火コイル1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例3)
本例は、上記点火コイル1を、上記実施例1に示した構成以外の種々の構成とする例を示す。
図10、図11には、外周コア24、二次スプール3及びターミナル5の形状を異ならせた点火コイル1を示す。この場合、外周コア24は、プラグホール81の形成方向に対して開口を有する四角枠形状に形成することができる。また、ターミナル5は、二次スプール3における高電圧側端部に取り付けることができる。
図12〜図19には、ターミナル5の先端接続部54を種々の形状にした例を示す。
ターミナル5の先端接続部54は、図12に示すごとく、先端側線材部分53を中心にして略三角形状に折り曲げて形成することができ、また、図13に示すごとく、先端側線材部分53を中心にして略四角形状に折り曲げて形成することもできる。
また、ターミナル5の先端接続部54は、図14に示すごとく、先端側線材部分53の先端から径方向へ突出する折曲部541を形成した形状とすることもできる。この場合、図15に示すごとく、折曲部541の突出方向とは反対側の径方向へ予備曲げ部542を形成したり、図16に示すごとく、折曲部541の先端に折り返し部543を形成したりすることができる。
また、ターミナル5の先端接続部54は、図17に示すごとく、先端側線材部分53の先端を円形状に折り曲げて形成することができ、図18に示すごとく、斜め上方へ折り返して形成することもでき、図19に示すごとく、径方向へ折り曲げた後、上方へ折り曲げて形成することもできる。
また、ターミナル5の先端接続部54は、図20に示すごとく、突出部42の先端面に接触する状態で形成することもできる。
また、ターミナル5の先端接続部54は、図21に示すごとく、先端接続部54の先端面を突出部42の先端面に接触させる状態に形成することもでき、図22に示すごとく、先端接続部54の先端部を突出部42の段部423の外周面に接触させる状態に形成することもできる。これらの場合には、エンジンの振動によるターミナル5の振れを低減させることができる。
また、ターミナル5の先端接続部54は、図23に示すごとく、コイル状(螺旋形状)に成形し、スパークプラグ7の端子部72と直接導通させることができる。また、ターミナル5の先端接続部54は、図24に示すごとく、直線状に成形した後、径方向に折り曲げて成形し、スパークプラグ7の端子部72と直接導通させることもできる。これらの場合には、ターミナル5にバネ効果を付与することができる。なお、これらの場合において、先端接続部54をコイル状又は径方向に折り曲げる加工は、ターミナル5自体の成形の際に行うことができ、ターミナル5の成形後、収容体4に収容したターミナル5の先端部に対して加工することもできる。
また、ターミナル5の先端接続部54は、図25〜図28に示すごとく、ターミナル5の成形時に成形することができ、突出部42内にターミナル5を埋設することもできる。
この場合、ターミナル5の先端接続部54は、図25に示すごとく、略円形状、多角形状等に形成し、突出部42内に埋設することができ、図26に示すごとく、折曲部541の先端に折り返し部543を形成した場合にも、突出部42内に埋設することができる。
また、ターミナル5の先端接続部54は、図27に示すごとく、略円形状、多角形状等に形成し、突出部42の先端に形成した穴424内に配置することもできる。また、ターミナル5の先端接続部54は、図28に示すごとく、単に直線状に形成し、突出部42に形成した穴425内に配置することもできる。これらの場合には、先端接続部54が下方に露出しており、この露出した先端接続部54に導通ジョイント、スパークプラグ7の端子部72等を接触させることができる。
また、図29に示すごとく、ターミナル5は、後端側線材部分52と先端側線材部分53及び先端接続部54とに分割したものを用い、点火コイル1の組付時に、後端側線材部分52と先端側線材部分53とを溶接、半田付け、圧入、かしめ等によって連結することができる。
また、上記の実施例1〜3の点火コイル1においては、コイルケースを使用せず、ターミナル5を、収容体4を構成する熱硬化性樹脂で直接保持させた。
これに対し、図30〜図35に示すごとく、コイルケース11を用いて点火コイル1を構成し、コイルケース11内に収容体4を構成するための熱硬化性樹脂40を充填して、突出部42内にターミナル5を埋設することもできる。これらの構成において、ターミナル5の先端接続部54の形状は、上述したものの形状と同様である。
また、ターミナル5は、コイルケース11に対してアフターサートすることができ(コイルケース11の成形後に、このコイルケース11に設けた穴に嵌入することができ)、コイルケース11の成形時にコイルケース11内にインサート成形することもできる。なお、図33の場合は、インサート成形によってターミナル5を埋設することができる。
実施例1における、点火コイルの全体を示す断面説明図。 実施例1における、点火コイルの要部を拡大して示す断面説明図。 実施例1における、点火コイルの要部を拡大して示す断面説明図。 実施例1における、成形型内に点火コイルの仮組体を配置し、成形型内に熱硬化性樹脂を充填する前の状態を示す断面説明図。 実施例1における、熱硬化性樹脂により収容体を成形した状態を示す断面説明図。 実施例1における、二次スプールを示す断面説明図。 実施例1における、ターミナルの先端接続部を拡大して示す説明図。 実施例2における、点火コイルの要部を拡大して示す断面説明図。 実施例2における、組付前の点火コイルの要部を拡大して示す断面説明図。 実施例3における、他の点火コイルの全体を示す断面説明図。 実施例3における、他の点火コイルの要部を拡大して示す断面説明図。 実施例3における、他のターミナルの先端接続部を拡大して示す説明図。 実施例3における、他のターミナルの先端接続部を拡大して示す説明図。 実施例3における、他のターミナルの先端接続部を拡大して示す説明図。 実施例3における、他のターミナルの先端接続部を拡大して示す説明図。 実施例3における、他のターミナルの先端接続部を拡大して示す説明図。 実施例3における、他のターミナルの先端接続部を拡大して示す説明図。 実施例3における、他のターミナルの先端接続部を拡大して示す説明図。 実施例3における、他のターミナルの先端接続部を拡大して示す説明図。 実施例3における、突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、他の点火コイルの要部を拡大して示す断面説明図。 実施例3における、コイルケースを用いた突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、コイルケースを用いた突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、コイルケースを用いた突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、コイルケースを用いた突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、コイルケースを用いた突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。 実施例3における、コイルケースを用いた突出部内に埋設した他のターミナルを拡大して示す説明図。
符号の説明
1 点火コイル
10 仮組体
21 一次コイル
22 二次コイル
221 高電圧側巻線端部
23 中心コア
24 外周コア
3 二次スプール
4 収容体
41 コイル収容部
42 突出部
45 熱硬化性樹脂
5 ターミナル
51 線材
54 先端接続部
61 導通ジョイント
62 プラグキャップ
7 スパークプラグ
81 プラグホール
9 成形型
L 軸方向

Claims (4)

  1. 一次コイル及び二次コイルを樹脂からなる収容体に収容してなる点火コイルにおいて、
    上記収容体は、上記一次コイル及び二次コイルを収容するコイル収容部と、該コイル収容部と一体的に該コイル収容部から突出して形成した突出部とを有しており、
    該突出部には、上記二次コイルの高電圧側巻線端部と、スパークプラグ又は該スパークプラグに導通させる導通ジョイントとを電気的に接続するためのターミナルが一体的に設けてあり、
    該ターミナルは、1本の線材によって、上記スパークプラグ又は上記導通ジョイントと接続する先端接続部と、上記高電圧側巻線端部を接続する後端接続部とを形成してなり、上記先端接続部は、上記突出部から突出する線材部分を、上記突出部内に埋設した直線状の線材部分に対して交差する方向に、該直線状の線材部分を中心にして巻くように折り曲げることによって形成してあることを特徴とする点火コイル。
  2. 請求項1において、上記収容体は、上記点火コイルにおける最外殻のケースを兼ねていると共に、上記一次コイル及び二次コイルと上記ターミナルとを一体化する状態で形成されていることを特徴とする点火コイル。
  3. 請求項1又は2において、上記コイル収容部は、エンジンのプラグホールの外部において、上記一次コイル及び二次コイルの軸方向を上記プラグホールの形成方向に交差して配置するよう構成してあり、
    上記突出部は、上記コイル収容部における軸方向の中間部位から上記プラグホールの形成方向に突出して形成してあり、
    上記ターミナルは、上記コイル収容部内において、上記二次コイルの軸方向に沿って上記高電圧側巻線端部の側から上記中間部位まで形成した後端側線材部分と、上記突出部内において、上記プラグホールの形成方向に沿って上記中間部位から上記先端接続部まで形成した先端側線材部分とによる屈曲形状を有していることを特徴とする点火コイル。
  4. 一次コイル及び二次コイルを樹脂からなる収容体に収容してなり、該収容体が、上記一次コイル及び二次コイルを収容するコイル収容部と、該コイル収容部と一体的に該コイル収容部から突出して形成した突出部とを有し、該突出部には、上記二次コイルの高電圧側巻線端部と、スパークプラグ又は該スパークプラグに導通させる導通ジョイントとを電気的に接続するためのターミナルを一体的に設けてなる点火コイルを製造する方法において、
    上記一次コイル及び二次コイルと上記ターミナルを構成する線材との仮組体を、上記収容体を成形するための成形型内に配置し、該成形型内に、液状の熱硬化性樹脂を注入し硬化させ、該熱硬化性樹脂により上記一次コイル及び二次コイルと上記線材とを一体化して、最外殻のケースを兼ねた上記収容体を成形すると共に、該収容体における上記突出部内に上記線材の一部を埋設すると共に、上記突出部から上記線材の他の一部を直線状に突出させる成形工程と、
    上記突出部から突出させた上記線材の他の一部を、上記突出部内に埋設した直線状の線材部分に対して交差する方向に、該直線状の線材部分を中心にして巻くように折り曲げることにより、上記スパークプラグ又は上記導通ジョイントと接続する先端接続部を形成する折曲工程とを含むことを特徴とする点火コイルの製造方法。
JP2008259508A 2007-10-31 2008-10-06 点火コイル及びその製造方法 Expired - Fee Related JP5012753B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008259508A JP5012753B2 (ja) 2007-10-31 2008-10-06 点火コイル及びその製造方法
DE200810043333 DE102008043333A1 (de) 2007-10-31 2008-10-30 Zündspule und Verfahren zum Herstellen derselben

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007283448 2007-10-31
JP2007283448 2007-10-31
JP2008259508A JP5012753B2 (ja) 2007-10-31 2008-10-06 点火コイル及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009135438A JP2009135438A (ja) 2009-06-18
JP5012753B2 true JP5012753B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=40866996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008259508A Expired - Fee Related JP5012753B2 (ja) 2007-10-31 2008-10-06 点火コイル及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5012753B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5991571B2 (ja) * 2011-12-05 2016-09-14 ダイヤモンド電機株式会社 内燃機関用の点火コイル
JP5991579B2 (ja) * 2012-07-19 2016-09-14 ダイヤモンド電機株式会社 内燃機関用の点火コイル
JP6491887B2 (ja) * 2015-01-13 2019-03-27 ダイヤモンド電機株式会社 内燃機関用点火コイル

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5853116U (ja) * 1981-10-07 1983-04-11 株式会社日立製作所 高圧ダイオ−ド内蔵点火コイル
JPS58140627U (ja) * 1982-03-18 1983-09-21 国産電機株式会社 点火コイル
JP2981702B2 (ja) * 1992-08-27 1999-11-22 愛三工業株式会社 内燃機関用点火コイル
JP2000091057A (ja) * 1998-09-14 2000-03-31 Ngk Spark Plug Co Ltd ダイレクトイグニッションタイププラグ
JP3655870B2 (ja) * 2001-12-19 2005-06-02 阪神エレクトリック株式会社 内燃機関用点火コイル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009135438A (ja) 2009-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5018319B2 (ja) 点火コイル
EP0445557B1 (en) Ignition coil for internal combustion engine
CN1862723B (zh) 内燃机用点火线圈装置
JP5490308B2 (ja) 減じられた構成部分点数を有する燃料噴射弁
CN108028123A (zh) 内燃机用点火线圈
US9897064B2 (en) Ignition coil for internal combustion engine
JP2011100758A (ja) 点火コイル
JP5012753B2 (ja) 点火コイル及びその製造方法
US4985984A (en) Ignition coil for internal combustion engine
JP2001023840A (ja) 点火コイル
US7626481B2 (en) Ignition coil
JP2007242959A (ja) 点火コイル
JP4969770B2 (ja) スティック型点火コイル及びその1次コイルアセンブリの組付け方法
JP4747987B2 (ja) 点火コイル
JP5458962B2 (ja) 内燃機関用点火コイル及びその製造方法
JP4376062B2 (ja) 内燃エンジンの点火コイル用電子モジュール
JP2003188034A (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH03257908A (ja) 内燃機関用点火コイルおよびその製造方法
JP2011077485A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP4032292B2 (ja) コイル用一体コアの製造方法
JP7476618B2 (ja) 点火コイル
JP5934457B2 (ja) 内燃機関用点火コイル及び当該点火コイルの製造方法
JP2002043122A (ja) ソレノイドの製造方法
JPH10303045A (ja) 点火コイルの高圧端子側接続装置
JP5173585B2 (ja) 内燃機関用点火コイル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120321

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5012753

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees