JP5012146B2 - メイン基板が不正に交換されたか否かを検査する方法 - Google Patents
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請求項1記載の方法は次の[1]遊技盤〜[9]メイン基板ボックスを備えたパチンコ遊技機において、メイン基板の半田面にフラックスが塗布された後に当該フラックスが乾く前に当該フラックスに人の手の指が押付けられるようにして識別マークを形成し、外部からメイン基板ボックスの透明な一部または全部を通して識別マークの有無を視覚的に確認することによってメイン基板が不正に交換されたか否かを検査するものである。
[1]遊技盤は遊技球が転動可能な遊技領域を有するものである。図2の符号18は遊技盤の一例であり、図2の符号26は遊技領域の一例である。
[2]可変入賞口は遊技盤の遊技領域内に設けられたものであり、遊技領域内を転動する遊技球が入球不能な閉鎖状態および入球可能な開放状態相互間で切換えられるものである。図2の特別入賞口28は可変入賞口の一例である。
[3]始動口は遊技盤の遊技領域内に設けられたものであり、遊技領域内を転動する遊技球が入球可能なものである。図2の符号27は始動口の一例である。
[4]メイン基板は遊技盤より後方に設けられたものである。このメイン基板は遊技盤と反対側の後面が電子部品を搭載するための部品面に設定され、遊技盤側の前面が電子部品の端子を半田付けするための半田面に設定されたものであり、電子部品の端子が部品面側から挿入される複数の端子孔を有している。図6の符号100はメイン基板の一例であり、図6のスルーホール106は端子孔に相当するものである。図7の符号110は電子部品の一例であり、図7のリード端子109は端子孔106内に部品面側から挿入される端子に相当するものである。
[5]パッドはメイン基板の半田面に形成されたものであり、メイン基板の半田面には複数のパッドが形成されている。このパッドは端子孔を取囲む環状をなすものであり、電子部品の端子はパッドに半田面側から半田付けされる。図6の符号107はパッドの一例である。
[6]メイン制御回路はメイン基板の部品面に搭載されたものである。このメイン制御回路は遊技球が始動口に入球することに基づいて大当りであるか否かを判定するものであり、大当りであることを判定したときには可変入賞口を開放状態にする大当り遊技を行う。図3の符号33はメイン制御回路の一例である。
[7]フラックス層は電子部品の端子をパッドに半田付けするためのものであり、メイン基板の半田面にフラックスを塗布することから形成されている。図6の符号111はフラックス層の一例である。
[8]識別マークはフラックス層に設けられたものであり、図6の符号112は識別マークの一例である。
[9]メイン基板ボックスは遊技盤より後方に設けられたものである。このメイン基板ボックスはメイン基板が内部に垂直状態に収納されたものであり、外部から識別マークが視覚的に認識可能となるように一部または全部が透明にされたものである。図3の符号60はメイン基板ボックスの一例である。
請求項1に記載の方法によれば、不正行為者が識別マークを作業上のミスで偶然に記された不作為的なものであると認識するようになる。このため、不正行為者が識別マークを正規のメイン基板を特定するために作為的に記された符号であると認識し難くなるので、メイン制御回路をメイン基板ごと不正なものに交換しようとしたときに不正なメイン基板に識別マークを記すことが困難になる。従って、メイン制御回路がメイン基板ごと不正なものに交換されたときにはメイン基板に指紋の識別マークが記されていない確率が高くなるので、検査者がメイン基板ボックスの外部から識別マークが存在するかを目で確認することに基づいてメイン基板が不正に交換された可能性の有無を正確に検査することができる。しかも、不正行為者が識別マークの機能に気付いたときであっても不正なメイン基板に複雑な指紋の形状の識別マークを正確に記すことが困難になるので、検査者がメイン基板ボックスの外部から識別マークが正確な形状であるか否かを目で確認することに基づいてメイン基板が不正に交換された可能性の有無を正確に検査することができる。
2.請求項2に記載された方法の説明
請求項2に記載の方法はフラックスのうちパッドを含む押付け位置に人の手の指が押付けられるようにして識別マークを形成し、識別マークを形成した後でパッドに半田が付着されるようにしてフラックスの脱落部分であって半田が露出する脱落部を識別マークの一部に形成するところに特徴を有している。この請求項2に記載の方法によれば、識別マークの形状が指紋のみからなる場合に比べて一層複雑になる。このため、不正行為者が不正なメイン基板に識別マークを正確な形状で記すことが一層困難になるので、検査者がメイン基板ボックスの外部から識別マークが正確な形状であるか否かを目で確認することに基づいてメイン基板が不正に交換された可能性の有無を正確に検査することができる。図6の符号113は脱落部の一例である。
メイン基板100の半田面に指紋の識別マーク112を形成したので、不正行為者が識別マーク112を作業上のミスで偶然に記された不作為的なものであると認識するようになる。この指紋がフラックスの皮膜に付いている基板は不良品としては従来から存在するものであるので、不正行為者はメイン基板100を単なる不良箇所を有する基板と思い込み、識別マーク112を正規のメイン基板100を特定するために作為的に記された符号であると認識し難くなるので、メイン制御回路33をメイン基板100ごと不正なものに交換しようとしたときに不正なメイン基板100に識別マーク112を記すことが困難になる。従って、メイン制御回路33がメイン基板100ごと不正なものに交換されたときにはメイン基板100に識別マーク112が記されていない確率が高くなるので、検査者がメイン基板ボックス60の取外し状態で前ケース70を通して識別マーク112が存在するかを目で確認することに基づいてメイン基板100が不正に交換された可能性の有無を正確に検査することができる。しかも、不正行為者が識別マーク112の機能に気付いたときであってもメイン基板100に複雑な指紋の形状の識別マーク112を正確に記すことが困難になるので、検査者がメイン基板ボックス60の取外し状態で前ケース70を通して識別マーク112が正確な形状であるか否かを目で確認することに基づいてメイン基板100が不正に交換された可能性の有無を正確に検査することができる。
Claims (2)
- 遊技球が転動可能な遊技領域を有する遊技盤と、
前記遊技盤の遊技領域内に設けられ、前記遊技領域内を転動する遊技球が入球不能な閉鎖状態および入球可能な開放状態相互間で切換えられる可変入賞口と、
前記遊技盤の遊技領域内に設けられ、前記遊技領域内を転動する遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技盤より後方に設けられ、前記遊技盤と反対側の後面が電子部品を搭載するための部品面に設定され且つ前記遊技盤側の前面が電子部品の端子を半田付けするための半田面に設定されたものであって電子部品の端子が部品面側から挿入される複数の端子孔を有するメイン基板と、
前記メイン基板の半田面に形成され、前記端子孔を取囲む環状をなすものであって電子部品の端子が半田面側から半田付けされる複数のパッドと、
前記メイン基板の部品面に搭載され、遊技球が前記始動口に入球することに基づいて大当りであるか否かを判定するものであって大当りであることを判定したときには前記可変入賞口を開放状態にする大当り遊技を行うメイン制御回路と、
前記メイン基板の半田面にフラックスを塗布することから形成され、電子部品の端子を前記パッドに半田付けするためのフラックス層と、
前記フラックス層に設けられた識別マークと、
前記遊技盤より後方に設けられ、前記メイン基板が内部に垂直状態に収納されたものであって外部から前記識別マークが視覚的に認識可能となるように一部または全部が透明にされたメイン基板ボックスを備え、
前記メイン基板の半田面にフラックスが塗布された後に当該フラックスが乾く前に当該フラックスに人の手の指が押付けられるようにして前記識別マークを形成し、外部から前記メイン基板ボックスの透明な前記一部または前記全部を通して前記識別マークの有無を視覚的に確認することによって前記メイン基板が不正に交換されたか否かを検査する方法。 - 前記フラックスのうち前記パッドを含む押付け位置に人の手の指が押付けられるようにして前記識別マークを形成し、前記識別マークを形成した後で前記パッドに半田が付着されるようにして前記フラックスの脱落部分であって当該半田が露出する脱落部を前記識別マークの一部に形成することを特徴とする請求項1に記載の方法。
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