JP5009490B2 - 靴底成形用金型 - Google Patents

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本発明は、安全靴等の靴の底面に設けられる靴底の製造に用いられる靴底成形用金型、特に、アウトソールとミッドソールとの二層構造を有する靴底の製造に用いられる靴底成形用金型に関する。
各種事業所、工場等においては、安全靴、作業靴等の靴が着用されている。このような靴の靴底としては、耐久性及び耐摩耗性等に優れ、軽量なものが望まれている。このような靴底として、例えば、低発泡のポリウレタン層と、高発泡のポリウレタン層との2層からなる靴底が知られている。しかしながら、このような発泡ポリウレタンで形成した靴底は、加水分解性があり、また、耐熱性、耐薬品性に乏しいという欠点がある。
このような問題を解決するために、アウトソール、ミッドソールともにゴムを使用し、且つミッドソールを構成するゴムを発泡させた靴底が提案されている。そして、このようなアウトソール及びミッドソールがゴムからなる靴底は、例えば、アウトソールを予め半加硫状態に成形し、半加硫状態のアウトソールと、ミッドソール用の未加硫ゴムシートを貼り合わせておいた甲材とを重ね合わせ、アウトソールとミッドソールとを同時に加硫成形する、いわゆるダイレクトソーリングと呼ばれる方法で形成される(例えば、特許文献1参照)。
このような靴底は、ミッドソールの比重が小さいほど、軽さやクッション性の面で好ましいが、いわゆるダイレクトソーリングで形成する場合、ゴムの加硫と発泡の進行速度が異なるため、比重が小さく発泡率が高いほど加硫の終点とのバランスをとるのが難しい。また、発泡率が高いと発泡ガスにより脱型後に発泡ゴムが膨張してしまい、ミッドソールが変形したり、ミッドソールとアウトソールとの接着不良が発生するという問題がある。
特開平8−214912号公報(第5〜第6頁)
本発明はこのような事情に鑑み、ミッドソールとアウトソールとの接着不良を防止することができる靴底の靴底成形用金型を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、アウトソールと該アウトソール上に設けられるミッドソールとの少なくとも二層で構成される靴底を連続的に加硫成形するための靴底成形用金型であって、前記アウトソールを成形する凹部を有するボトムモールドと、前記ボトムモールドと共にアウトソール原料からなる前記アウトソールを成形するダミーモールドと、前記ボトムモールドと共に前記アウトソール上にミッドソール原料からなる前記ミッドソールを一体的に成形するサイドモールド及びラストモールドとで構成され、前記サイドモールドと前記ボトムモールドとの合わせ部により前記ミッドソールの側面部を成形するようになっており、前記サイドモールドの前記ボトムモールドとの合わせ部で形成される成形面側端部には当該ボトムモールドと当接せず且つ前記合わせ部の内側の当接部から前記成形面側ほど前記ボトムモールドとの隙間が漸大して成形面まで傾斜するテーパ面である面取り部が設けられ且つ前記ミッドソール原料が加熱・加圧された際に前記面取り部と前記ボトムモールドとの隙間に当該面取り部に沿って前記アウトソール側に加圧されながら押し込まれるようになっていることを特徴とする靴底成形用金型にある。
かかる第1の態様では、面取り部とボトムモールドとの隙間に、ミッドソール原料が面取り部に沿って良好に入り込んでアウトソール側に加圧されながら押し込まれてバリが形成され、これによってミッドソールとアウトソールとが良好に接着される。
かかる第1の態様では、面取り部とボトムモールドとの隙間にバリが形成され、このバリによってミッドソールとアウトソールとが良好に接着される。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記面取り部と前記ボトムモールドとの隙間により前記ミッドソールに形成されるバリが、前記成形面側ほど肉厚であることを特徴とする靴底成形用金型にある。
かかる第2の態様では、面取り部とボトムソールとの隙間により成形面側ほど肉厚であるバリが形成されるので、ミッドソールとアウトソールとが確実に接着される。
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記面取り部と前記ボトムモールドとの隙間により、先端ほど薄肉となるように上面側が傾斜するバリが前記ミッドソールに成形されることを特徴とする靴底成形用金型にある。
かかる第3の態様では、バリが形成されることで、ミッドソールとアウトソールとが強固に接着される。
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記面取り部が、前記サイドモールドの全周に亘って設けられていることを特徴とする靴底成形用金型にある。
かかる第4の態様では、ミッドソールとアウトソールとが全周に亘って確実に接着される。
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記面取り部に対向する領域の前記ボトムモールドの前記凹部の開口縁部がR形状となっていることを特徴とする靴底成形用金型にある。
かかる第5の態様では、ミッドソール原料が面取り部とボトムソールとの隙間に、さらに入り込み易くなるため、ミッドソールとアウトソールとがより確実に接着される。
本発明の第6の態様は、第1〜5の何れかの態様において、前記ダミーモールドの前記ボトムモールドの前記凹部の開口縁部に対応する角部がR形状となっていることを特徴とする靴底成形用金型にある。
かかる第6の態様では、ミッドソール原料が面取り部とボトムソールとの隙間に、さらに入り込み易くなるため、ミッドソールとアウトソールとがより確実に接着される。
以上説明したように、本発明では、サイドモールドのボトムモールドとの合わせ面の成形面側端部に、ボトムモールドと接触しない面取り部を設けるようにしたので、ミッドソールとアウトソールとの周囲にバリが形成されて両者が強固に接着されるため、発泡ガスによるミッドソールの剥がれ等の接着不良の発生を防止することができる。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る靴の断面図である。図1に示すように、本実施形態に係る靴底10は、靴1の底面に接合されたミッドソール20と、このミッドソール20の底面に接合されて底面に凹凸パターンを有するアウトソール30との2層で形成されている。靴底10を構成するミッドソール20及びアウトソール30の各層は、例えば、ニトリルゴム(NBR)等のゴム材料で形成され、且つミッドソール20はゴムを発泡させた発泡ゴムからなる。このようなゴム材料からなる靴底10は、ポリウレタン等で形成される靴底と同等のクッション性等の履き心地を良好に維持し且つ優れた耐久性を有する。
また、このような靴底10が設けられる靴1は、底面にミッドソール20の上面が接合されて足全体を覆うアッパー2と、このアッパー2の先端部、すなわち足のつま先に対応する領域に嵌合してつま先を保護する先芯3とを有する。さらに、アッパー2の底面には、足のアーチ部を支えて歩行し易くするスチール製等のシャンク5が接合されている。
以下、このような靴底の製造工程について説明する。図2は、本実施形態に係る靴底成型用金型の平面図であり、図3及び図4は、靴底の製造工程を示す断面図である。
本発明に係る靴底成型用金型は、図2、図3(b)、図4(b)に示すように、その底部を構成するボトムモールド41と、側面部を構成する一対のサイドモールド42A,42Bと、上部側を構成するダミーモールド43及びラストモールド44とからなる。
ボトムモールド41は、その表面にアウトソール30を成形するための凹部45を有し、この凹部45の底面部分にアウトソール30の表面に凹凸パターンを形成するための複数の凸部46が設けられている。また、ダミーモールド43は、アウトソール30の上面を形成するための型であり、ラストモールド44は、その表面にアッパー2が装着されて用いられ、ミッドソール20の上面を形成すると共にミッドソール20とアッパー2とを接着させるためのものである。
一対のサイドモールド42A,42Bは、ミッドソール20及びアウトソール30の側面を画成する壁面47をそれぞれ有し、一対のサイドモール42A,42Bで形成される一方の開口にはボトムモールド41が嵌合し、他方の開口にはダミーモールド43又はラストモールド44が嵌合するようになっている。すなわち、ボトムモールド41と、ダミーモールド43又はラストモールド44とが、サイドモールド42で挟み込まれることでアウトソール30又はミッドソール20を成形するための空間が画成されるようになっている。
そして、靴底の製造工程としては、まず、図3(a),(b)に示すように、ボトムモールド41をサイドモールド42によって挟み込んだ状態で、例えば、インジェクター55によってボトムモールド41上に所定温度に加熱された未加硫のアウトソール用ゴム60をリボン状に押し出す。このとき、インジェクター55を所定スピードで移動させることで、ボトムモールド41上に所定量のアウトソール用ゴム60が載るようにする。
次いで、サイドモール42を一旦開き、ダミーモールド43を所定位置まで下降させ、サイドモールド42を再び閉じてボトムモールド41とダミーモールド43とを挟み込む。この状態で、ボトムモールド41をダミーモールド43側に移動させることにより、ボトムモールド41でアウトソール用ゴム60を所定圧力で加圧成形する。また、これらボトムモールド41、サイドモールド42及びダミーモールド43は、例えば、外部に設けられたヒータ等によって所定温度に加熱されているため、アウトソール用ゴム60は、ボトムモールド43で加圧されることで加硫されながら加圧成形される。
そして、この状態を所定時間保持し、アウトソール用ゴム60が半加硫の状態、すなわち、半加硫アウトソール61が形成された時点で、ボトムモールド41を下降させて半加硫アウトソール61からダミーモールド43を脱離させた後、サイドモールド42を開くと共にダミーモールド43を上昇させて、半加硫アウトソール61の表面を露出させる。
ここで、半加硫アウトソール61が形成されてボトムモールド41を下降させる直前に、半加硫アウトソール61にダミーモールド43を押し付けた状態で、ダミーモールド43の半加硫アウトソール61との界面の一部に所定量の気体を導入するのが好ましい。例えば、本実施形態では、ダミーモールド43に、半加硫アウトソール61との接触面側に連通するエアバルブ48を設け、ボトムモールド41を下降させる直前に、このエアバルブ48を介して、所定量の気体、例えば、空気をダミーモールド43の半加硫アウトソール61との界面に導入している(図3(b)参照)。なお、実際には、界面に導入されている必要はなく、界面に連通する流路に圧縮された気体が存在するようにすればよい。また、導入する気体の量は、ごく微少量でよく、例えば、本実施形態では、約1、2秒の間、空気を導入するようにしている。
このようにダミーモールド43の半加硫アウトソール61との界面に気体を導入し、その直後にベースモールド41を下降させることにより、半加硫アウトソール61からダミーモールド43を容易に脱離させることができる。
また、このようにアウトソール30を成形するためのダミーモールド43は、ボトムモールド41の凹部45の開口縁部45aに対応する角部43aがR形状となっていることが好ましい(図3(b)参照)。これにより、半加硫アウトソール61からダミーモールド43をさらに確実に脱離させることができる。なお、この角部43aが、例えば、直角に形成されていると、この部分のアウトソール用ゴム60が良好に加硫されず、ダミーモールド43から剥がれにくくなってしまう。
また、導入する気体は、所定温度、例えば、ダミーモールド43等の金型40と略同一の温度に加熱されていることが好ましい。このため、本実施形態では、エアバルブ50に空気を供給する供給管51の少なくともダミーモールド43側の一部を比較的熱伝導率の高い材料、例えば、銅(Cu)で形成するようにした。これにより、ダミーモールド43の熱が供給管51に伝わって供給管51内の空気は、金型40と略同一の温度に加熱される。そして、ダミーモールド43と半加硫アウトソール61との境界に導入する気体の量は、ごく微少量であるため、この供給管51内で加熱された空気のみが導入されることになる。
このように加熱した気体を導入することで、導入した気体によって半加硫アウトソール61が冷却されることがないため、半加硫アウトソール61の温度変化による変形等を防止することができる。また、金型40が冷却されることがないため、製造効率の低下も防止できる。
次に、図4(a)に示すように、未加硫・未発泡のゴムであるミッドソール用ゴム62を、アウトソール用ゴム60の場合と同様にインジェクター55によって、半加硫アウトソール61上に、リボン状に押し出す。そして、一旦サイドモールド42を開き、アッパー2が装着されたラストモールド44を降下させてサイドモールド42を再び閉じる。
次いで、図4(b)に示すように、ボトムモールド41と共にラストモールド44がサイドモール42で挟み込まれた状態でボトムモールド41を上昇させて、ミッドソール用ゴム62を加圧する。この状態を所定時間保持し、ミッドソール用ゴム62を加硫しながら加圧成形すると共にゴムを発泡させて発泡ゴムからなるミッドソール20を成形する。このとき、半加硫アウトソール61も加硫されてアウトソール30が形成され、同時に、ミッドソール20とアウトソール30及びアッパー2とが加硫接着されて一体化される。
ここで、ミッドソール20の側面部は、サイドモールド42とボトムモールド41とが重なる合わせ部48で形成される成形面、すなわち、サイドモールド42の壁面47とボトムモールド41の凹部45の側面とによって成形される。そして、本発明では、図5に示すように、サイドモールド42のボトムモールド41との合わせ部48の壁面47側端部に、ボトムモールド41と接触しない面取り部47aを設けるようにした。また、サイドモールド42の面取り部47aは、合わせ部48の内側の当接部48aから壁面47側ほどボトムモールド41との間隔が漸大するテーパ面で構成されているのが好ましい。そして、本実施形態では、このようなテーパ面からなる面取り部47aが、サイドモールド42の全周に亘って設けられている。
このようにサイドモール42に面取り部47aを設けることにより、ボトムモールド41、サイドモールド42及びラストモールド44によって、ミッドソール20及びアウトソール30を成形すると、面取り部47aとボトムモールド41との隙間によって、先端側ほど薄肉となるように上面側が傾斜するバリ70が、靴底10の周囲に形成される。これにより、ミッドソール20とアウトソール30とが良好に接着される。すなわち、ミッドソール用ゴム62は、加熱・加圧されることにより、面取り部47aとボトムモールド41との隙間に、面取り部47aに沿ってアウトソール30側に加圧されながら押し込まれる。これにより、ミッドソール20はアウトソール30と強固に接着される。したがって、靴底10を金型40から取り出す際、ミッドソール20が発泡ガスによって若干膨張しても、ミッドソール20とアウトソール30との接着不良が発生することはない。
また、上述したように、本実施形態では、ボトムモールド41の凹部45の開口縁部に対応するダミーモールド43の角部43aをR形状となるようにしているため(図3(b)参照)、この角部43aに対応するアウトソール30の角部31もR形状となっている。この角部31がR形状となっていることで、ミッドソール20を形成する際に、面取り部47aと当接面41aとの間にミッドソール用ゴム62がスムーズに押し込まれてバリ70が良好に形成されるため、ミッドソール20とアウトソール30とがより強固に接着される。
なお、本実施形態では、面取り部47aをサイドモールド42の全周に亘って設けるようにしているが、これに限定されず、靴底10の比較的厚い部分、例えば、踵部分等に少なくとも設けられていればよい。ミッドソール20の厚さが厚いと、発泡ガスによる膨張率も大きく、ミッドソール20とアウトソール30との接着不良が発生しやすいからである。
また、図6に示すように、面取り部47aに対向する領域のボトムモールド41の凹部45の開口縁部45aをR形状としてもよい。これにより、面取り部47aとボトムモールド41との隙間に、アウトソール30が確実に入り込むため、ミッドソール20とアウトソール30とがバリ70によって良好に接着されるため、両者の接着不良を確実に防止することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、勿論、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係る靴の断面図である。 本発明の一実施形態に係る靴底成型用金型の平面図である。 本発明の一実施形態に係る靴底の製造工程を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る靴底の製造工程を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る靴底成型用金型の拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係る靴底成型用金型の変形例を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 靴
2 アッパー
3 先芯
10 靴底
20 ミッドソール
30 アウトソール
40 靴底成型用金型
41 ボトムモールド
42 サイドモールド
43 ダミーモールド
44 ラストモールド
55 インジェクター

Claims (6)

  1. アウトソールと該アウトソール上に設けられるミッドソールとの少なくとも二層で構成される靴底を連続的に加硫成形するための靴底成形用金型であって、
    前記アウトソールを成形する凹部を有するボトムモールドと、前記ボトムモールドと共にアウトソール原料からなる前記アウトソールを成形するダミーモールドと、前記ボトムモールドと共に前記アウトソール上にミッドソール原料からなる前記ミッドソールを一体的に成形するサイドモールド及びラストモールドとで構成され、
    前記サイドモールドと前記ボトムモールドとの合わせ部により前記ミッドソールの側面部を成形するようになっており、前記サイドモールドの前記ボトムモールドとの合わせ部で形成される成形面側端部には当該ボトムモールドと当接せず且つ前記合わせ部の内側の当接部から前記成形面側ほど前記ボトムモールドとの隙間が漸大して成形面まで傾斜するテーパ面である面取り部が設けられ且つ前記ミッドソール原料が加熱・加圧された際に前記面取り部と前記ボトムモールドとの隙間に当該面取り部に沿って前記アウトソール側に加圧されながら押し込まれるようになっていることを特徴とする靴底成形用金型。
  2. 請求項1において、前記面取り部と前記ボトムモールドとの隙間により前記ミッドソールに形成されるバリが、前記成形面側ほど肉厚であることを特徴とする靴底成形用金型。
  3. 請求項1又は2において、前記面取り部と前記ボトムモールドとの隙間により、先端ほど薄肉となるように上面側が傾斜するバリが前記ミッドソールに成形されることを特徴とする靴底成形用金型。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記面取り部が、前記サイドモールドの全周に亘って設けられていることを特徴とする靴底成形用金型。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記面取り部に対向する領域の前記ボトムモールドの前記凹部の開口縁部がR形状となっていることを特徴とする靴底成形用金型。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、前記ダミーモールドの前記ボトムモールドの前記凹部の開口縁部に対応する角部がR形状となっていることを特徴とする靴底成形用金型。
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