JP5009462B2 - 乳幼児もしくは介護用カップ - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、乳児用品もしくは介護用品として、赤ちゃんもしくはお年寄り等が吸引するのに適したストロー付きのカップに関するものである。
【0002】
従来から、赤ちゃん用等として、ミルク等の内容物を収容したカップ,瓶等の各種容器が提案されている。このような容器として、例えば、実開平2−43260号公報には、コップを傾けた際にコップ内のミルク等がストローから多量に流出するのを防ぐようにした幼児用コップが提案されている。この幼児用コップは、図11に示すように、容器本体41と、この容器本体41を蓋する蓋体42と、この蓋体42の内筒部42aを蓋するキャップ43と、このキャップ43の注ぎ口43a(図12参照)から突出するストロー44と、上記注ぎ口43aに取り付けたフード固定具45とを備えている。また、このフード固定具45を、図12に示すように、上記注ぎ口43aに取り付けた円環状のベースリング46と、このベースリング46に着脱自在に固定したフード本体47と、ベースリング46とフード本体47を連結するベルト48とで構成している。そして、未使用時には、ベースリング46にフード本体47を固定し、これにより、フード本体47でストロー44の先端を保護するとともに、ミルク等が多量に流出するのを防いでいる。一方、使用時には、フード本体47をベースリング46から取り外し、これにより、ストロー44の先端を外部に露呈させ、赤ちゃん等が***でストロー44の先端からミルク等を吸引できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の幼児用コップでは、ミルク等を吸引するために、フード本体47をベースリング46から取り外しているときに、赤ちゃん等が容器本体41を倒すと、ミルク等がストロー44を通り、外部に多量にこぼれ出す。また、ベースリング46にフード本体47を固定しているときにも、赤ちゃん等が容器本体41を倒すと、ミルク等がストロー44を通り、フード本体47内に充満する。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、容器本体を倒しても、内容物がストローを通って外部にこぼれ出すことがない乳幼児もしくは介護用カップ(以下「カップ」とする)の提供をその目的とする。
【0005】
上記の目的を達成するため、本発明のカップは、有底筒状に形成された容器本体と、この容器本体の上端開口部を蓋するドーム状の蓋体と、上記容器本体内に配設され下端部が容器本体の底面近傍まで延びるパイプとを備え、上記蓋体のドーム状の頂上部から一方側に偏心した位置に、ストローを挿通しうる円筒壁部が垂下しており、この円筒壁部の上端開口部から片側下方に向かって上記蓋体の外周面より低く形成された段落ち部が設けられており、柔軟な材料で作製されたストローを上記円筒壁部に挿通し蓋体の上面から突出させ、上記ストローの先端開口を閉塞壁で閉塞するとともに、この閉塞壁に切り目を形成し、上記ストローの下端開口部に上記パイプの上端部を着脱自在に固定し、下端を中心に上記蓋体の上面に沿って摺動しうる半ドーム状の摺動蓋を上記蓋体に取り付け、上記摺動蓋を一側に移動させた状態では上記ストローが蓋体の上面から突出して吸引可能状態になり、上記摺動蓋を他側に移動させた状態では上記ストローが上記円筒壁部の上端開口に当たって上記段落ち部側に折り曲げられ、かつ、上記摺動蓋と段落ち部との間でストロー内の通路が塞がれ、内容物の通過が阻止された状態で、摺動蓋の下側に隠れるように構成したという構成をとる。
【0006】
すなわち、本発明のカップは、有底筒状に形成された容器本体と、この容器本体の上端開口部を蓋するドーム状の蓋体とを備えており、柔軟な材料で作製されたストローを上記蓋体の上面から突出させ、上記ストローの先端開口を閉塞壁で閉塞するとともに、この閉塞壁に切り目を形成している。そして、上記ドーム状の蓋体の頂上部から一方側に偏心した位置に、ストローを挿通しうる円筒壁部が垂下しており、この円筒壁部の上端開口部から片側下方に向かって上記蓋体の外周面より低く形成された段落ち部が設けられている。また、上記蓋体の上面に沿って摺動しうる摺動蓋を上記蓋体に取り付け、上記摺動蓋を一側に移動させた状態では上記ストローが蓋体の上面から突出して吸引可能状態になり、上記摺動蓋を他側に移動させた状態では上記ストローが上記円筒壁部の上端開口に当たって上記段落ち部側に折り曲げられ、かつ、上記摺動蓋と段落ち部との間でストロー内の通路が塞がれ、内容物の通過が阻止された状態で、摺動蓋の下側に隠れるように構成している。したがって、本願発明のカップは、使用時には、上記蓋体の上面に沿って摺動蓋を一側に移動させ、上記ストローを蓋体の上面から突出させて吸引可能状態にする。これにより、赤ちゃん等が***でストローの先端開口を閉塞する閉塞壁を押圧等して変形させると、閉塞壁に形成した切り目が拡がり、ここに生じる隙間から内容物を吸引することができる。また、赤ちゃん等の***の吸引力を強めるための訓練にも利用できる。また、上記一側に移動させているときに、容器本体を倒しても、通常の状態(閉塞壁が変形していない状態)では上記切り目は閉じているため、内容物がストローを通って外部にもれ出ることがない。一方、未使用時には、上記蓋体の上面に沿って摺動蓋を他側に移動させ、ストローを摺動蓋の下側に隠すようにする。これにより、ストローの先端に埃がつくことがなく、また、ストローの先端が摺動蓋で保護される。このように、本発明のカップでは、赤ちゃん等が吸引の途中等で容器本体を倒しても、内容物がストローを通って外部にもれ出ることがない。なお、本発明において、「蓋体の上面に沿って摺動しうる摺動蓋」とは、ドーム状に形成されている蓋体の上面に沿って摺動蓋が回動しうることを意味するものである。
【0007】
このように、本発明において、上記摺動蓋を他側に移動させた状態では上記ストローの一部が摺動蓋で押圧されこの押圧された部分で内容物の通過が阻止されており、上記状態で容器本体を倒しても、上記押圧された部分を内容物が通過しないため、内容物がストローを通って外部にこぼれ出ることがない。
【0008】
つぎに、本発明を詳しく説明する。
【0009】
本発明のカップは、容器本体と蓋体と摺動蓋とストローを有している。
【0010】
本発明のカップにおいて、容器本体および蓋体の少なくとも一方に把手が設けられていると、マグカップとして使用することができる。この場合に、2つの把手が設けられていると、赤ちゃん等がマグカップを両手で持つこともできるし、片手で持つ訓練を行うこともできる。また、上記容器本体に収容される内容物としては、ミルク,ジュース等の液体(主に、乳児用のもの)が用いられるが、これに限定するものではなく、液体以外のものを用いてもよい。
【0011】
上記ストローは、柔軟な材料で作製されている。このような柔軟な材料としては、シリコン,エラストマー等の各種材料が挙げられる。また、上記ストローには、その先端開口を閉塞する閉塞壁に切り目が形成されている。この切り目の隙間は、非常に小さい値(例えば、0μmに近い値)に設定されており、容器本体が倒れても、内容物が切り目からすぐにこぼれ出ることはない。
【0012】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
【0013】
図1および図2は本発明のカップの一実施の形態を示している。この実施の形態では、カップとしてマグカップを用いている。図1および図2において、1はミルク等の内容物を収容するボトル(容器本体)であり、2はこのボトル1を蓋するキャップ(蓋体)であり、3は上記キャップ2に回動自在に取り付けたオーバーキャップ(摺動蓋)であり、4はストローである。
【0014】
上記ボトル1は、透明な有底筒状に形成されており、その外周面下端部から環状袴部11が突設されている。また、上記ボトル1の外周面上端部に、図3および図4に示すように、後述するキャップ2のねじ部14aにら合するねじ部1aが形成されている。
【0015】
上記キャップ2は、図4に示すように、ドーム状に形成される蓋部12と、この蓋部12の外周面下端部から突設される円環状の鍔部13と、この鍔部13の外周縁部下面から垂下する円筒状の係合壁部14と、この係合壁部14の外周面から突設される一対の把手15(図3参照)とからなり、上記係合壁部14の内周面に、上記ボトル1の外周面上端部のねじ部1aにら合するねじ部14aが形成されている。図3および図4において、10は上記鍔部13の下面に設けられたパッキンである。
【0016】
上記蓋部12には、ドーム状の頂上部から一側(図面では、左側)に少し偏心した位置に、上記ストロー4を挿通しうる円筒壁部16が垂下しており、この円筒壁部16の上端開口部16a(円筒壁部16が蓋部12に開口している部分)から左側下方に向かって(蓋部12の外周面よりやや低く形成された)段落ち部17が少し延びている。また、この段落ち部17の下端面に続くようにして、上記蓋部12の左側部分に凹部18が形成されている(図4参照)。
【0017】
また、上記蓋部12には、その外周面下端部に、前後に相対峙する状態で、後述するオーバーキャップ3の係合凹部21に回動自在に係合する前後一対の軸部19(図3参照)が突設されている。また、上記蓋部12の外周面には、左右方向中央部より少し右側に寄った位置(オーバーキャップ3を最も右側に回動させた状態で、オーバーキャップ3の左端縁部に対応する位置)に、略半円弧状の突条20(図4参照)が前後方向に沿って突設されている。
【0018】
上記オーバーキャップ3は、上記蓋部12の外周面の右側部分もしくは左側部分を略覆う半ドーム状に形成されており、その角部の内面に、前後に相対峙する状態で、上記キャップ2の各軸部19に回動自在に係合する前後一対の係合凹部21が形成されている。また、上記オーバーキャップ3には、その内周面の前後方向中央部に、左右方向に並列状に並ぶ複数列の小突起22(図4にのみ図示する)が突設されている。これら小突起22は、オーバーキャップ3を左側に回動させるときにストロー4の外周面に点接触状に当接するため、オーバーキャップ3の内周面がストロー4の外周面に面接触状に当接する場合よりも摩擦を小さくすることができる。また、上記小突起22のうち、最も左側に位置する小突起22a(上記オーバーキャップ3の左端縁部に位置するもの)は、その先端が鋭角に形成されており、かつ、上記キャップ2の突条20に着脱自在に係合するようにしている。これにより、上記オーバーキャップ3を最も右側に回動させたときに、上記キャップ2の突条20と上記最も左側に位置する小突起22aとが係合し、かつ、この係合時に音が鳴るようにしている。図4において、23は摘まみ部である。
【0019】
上記ストロー4は、円筒状に形成されており、上記キャップ2の円筒壁部16に挿通される小径部25(この小径部25は円筒壁部16より長く形成されており、円筒壁部16から突出している)と、上記キャップ2の円筒壁部16の下端開口部から突出する大径部26とが一連に成形されている。また、上記大径部26に、ボトル1内に配設されるパイプ5の上端部が着脱自在に固定されており、上記小径部25の先端開口に、十文字状に交差する切り目27a,27bを設けた閉塞壁27が一体成形されている(図5および図6参照)。上記両切り目27a,27bは、通常の状態(変形させない状態)では密着しているが、赤ちゃん等が***等で押圧して閉塞壁27を変形させると拡がり(図7参照)、これにより生じる隙間から内容物を吸引できるようにしている。なお、この実施の形態では、マグカップに空気孔を設けていない。これは、赤ちゃん等が内容物を吸い出している途中でボトル1内が負圧になり吸い出しにくくなっても、ストロー4の先端から***を離すと、このときに、切り目27a,27bから空気がボトル1内に流入し、吸い出しやすくなるためである。
【0020】
上記構成において、未使用時には、図8および図9に示すように、オーバーキャップ3を最も左側に回動させ、オーバーキャップ3でストロー4を覆うようにする。この状態では、オーバーキャップ3が鍔部13で支受されている。また、ストロー4は、キャップ2から突出している部分が、オーバーキャップ3で折り曲げられて凹部18に収容されているとともに、段落ち部17において、オーバーキャップ3の小突起22で押圧されており、この押圧された部分でストロー4内の通路が塞がれているため、内容物がストロー4を通ってオーバーキャップ3の内側(すなわち、上記蓋部12の凹部18)にこぼれ出ることがない(図10参照)。一方、使用時には、図1および図2に示すように、オーバーキャップ3を最も右側に回動させ、ストロー4をキャップ2から突出させるようにする。この状態でも、オーバーキャップ3が鍔部13で支受されている。また、赤ちゃん等がストロー4の先端開口を***等で押圧すると、閉塞壁27が変形して閉塞壁27の両切り目27a,27bが拡がり、これにより生じる隙間から内容物を吸い出すことができる。また、ストロー4をキャップ2から突出させた状態で赤ちゃん等がボトル1を倒しても、上記両切り目27a,27bが密着しており、内容物がストロー4を通って外部にこぼれ出ることがない。
【0021】
上記のように、この実施の形態では、使用時には、離乳期前後(生後8ヶ月〜12ヶ月)の赤ちゃん等が***で、キャップ2から突出するストロー4を押圧等して変形させて、閉塞壁27の両切り目27a,27bを拡げることにより、内容物を吸引できるようになる。また、赤ちゃん等の***の吸引力を強めるための訓練にもなる。また、ストロー4がキャップ2から突出する状態でボトル1を倒しても、両切り目27a,27bは密着しており、内容物が外部にもれ出ることがない。一方、未使用時には、ストロー4がオーバーキャップ3で隠れるため、ストロー4に埃がつくことがなく、また、ストロー4の保護にもなる。また、ストロー4がオーバーキャップ3の小突起22で押圧されてストロー4内の通路が塞がれているため、ボトル1を倒しても、内容物がストロー4を通って外部にもれ出ることがない。また、ストロー4の大径部26にパイプ5の上端部が着脱自在に固定されているため、ストロー4だけを交換することもできる。また、キャップ2に一対の把手15を突設しているため、赤ちゃん等が両方の把手15を両手で持つこともできるし、片方の把手15だけを片手で持つ訓練を行うこともできる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、本発明のカップによれば、使用時には、蓋体の上面に沿って摺動蓋を一側に移動させ、ストローを蓋体の上面から突出させて吸引可能状態にするため、赤ちゃん等が***でストローの先端開口を閉塞する閉塞壁を押圧等して変形させると、閉塞壁に形成した切り目が拡がり、ここに生じる隙間から内容物を吸引することができる。また、赤ちゃん等の***の吸引力を強めるための訓練にも利用できる。また、上記一側に移動させているときに、容器本体を倒しても、通常の状態(閉塞壁が変形していない状態)では上記切り目は閉じているため、内容物がストローを通って外部にもれ出ることがない。一方、未使用時には、上記蓋体の上面に沿って摺動蓋を他側に移動させ、ストローを摺動蓋の下側に隠すようにする。これにより、ストローの先端に埃がつくことがなく、また、ストローの先端が摺動蓋で保護される。このように、本発明のカップでは、赤ちゃん等が吸引の途中等で容器本体を倒しても、内容物がストローを通って外部にもれ出ることがない。また、上記摺動蓋を他側に移動させた状態では上記ストローの一部が摺動蓋で押圧されこの押圧された部分で内容物の通過が阻止されているため、上記状態で容器本体を倒しても、上記押圧された部分を内容物が通過せず、内容物がストローを通って外部にこぼれ出ることがない。
【0023】
本発明において、容器本体および蓋体の少なくとも一方に把手が設けられている場合には、マグカップとして使用することができる。この場合に、2つの把手が設けられていると、赤ちゃん等がマグカップを両手で持つこともできるし、片手で持つ訓練を行うこともできる。
【0024】
本発明において、摺動蓋の内周面の前後方向中央部に、左右方向に並列状に並ぶ複数列の小突起が突設され、これら小突起が摺動蓋を回動させるときにストローの外周面に点接触状に当接する場合には、摺動蓋の内周面がストローの外周面に面接触状に当接する場合よりも摩擦を小さくすることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカップの一実施の形態を示す正面図である。
【図2】上記カップの側面図である。
【図3】上記カップの断面図である。
【図4】上記カップの要部の断面図である。
【図5】ストローの要部の説明図である。
【図6】上記ストローの要部の断面図である。
【図7】上記ストローの作用を示す説明図である。
【図8】未使用状態のカップの側面図である。
【図9】未使用状態のカップの正面図である。
【図10】未使用状態のカップの要部の断面図である。
【図11】従来例を示す断面図である。
【図12】上記従来例の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ボトル
2 キャップ
3 オーバーキャップ
4 ストロー
27 閉塞壁
27a,27b 切り目

Claims (3)

  1. 有底筒状に形成された容器本体と、この容器本体の上端開口部を蓋するドーム状の蓋体と、上記容器本体内に配設され下端部が容器本体の底面近傍まで延びるパイプとを備え、上記蓋体のドーム状の頂上部から一方側に偏心した位置に、ストローを挿通しうる円筒壁部が垂下しており、この円筒壁部の上端開口部から片側下方に向かって上記蓋体の外周面より低く形成された段落ち部が設けられており、柔軟な材料で作製されたストローを上記円筒壁部に挿通し蓋体の上面から突出させ、上記ストローの先端開口を閉塞壁で閉塞するとともに、この閉塞壁に切り目を形成し、上記ストローの下端開口部に上記パイプの上端部を着脱自在に固定し、下端を中心に上記蓋体の上面に沿って摺動しうる半ドーム状の摺動蓋を上記蓋体に取り付け、上記摺動蓋を一側に移動させた状態では上記ストローが蓋体の上面から突出して吸引可能状態になり、上記摺動蓋を他側に移動させた状態では上記ストローが上記円筒壁部の上端開口に当たって上記段落ち部側に折り曲げられ、かつ、上記摺動蓋と段落ち部との間でストロー内の通路が塞がれ、内容物の通過が阻止された状態で、摺動蓋の下側に隠れるように構成したことを特徴とする乳幼児もしくは介護用カップ。
  2. 上記容器本体および蓋体の少なくとも一方に把手が設けられている請求項1記載の乳幼児もしくは介護用カップ。
  3. 上記摺動蓋の内周面の前後方向中央部に、左右方向に並列状に並ぶ複数列の小突起が突設されており、上記小突起が上記摺動蓋を回動させる際に上記ストローの外周面に点接触状に当接している請求項1または2記載の乳幼児もしくは介護用カップ。
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