JP5008252B2 - 燃料電池用液体燃料収納容器及び燃料電池システム - Google Patents

燃料電池用液体燃料収納容器及び燃料電池システム Download PDF

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Description

本発明は、液体燃料直接供給形燃料電池に供給する液体燃料を収納した燃料電池用液体燃料収納容器、及び該液体燃料収納容器を備えた燃料電池システムに関する。
従来、携帯電話や携帯形のコンピューター等の携帯機器の電源には、ニッケル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池が用いられてきた。これらの機器は、常に電源を入れた状態で使用することが多く、上記二次電池を用いて上記携帯機器の連続使用時間を延ばすことには限界があった。
これに対して、燃料電池を上記携帯機器の電源に用いる試みが開始されており、電解質膜の水分管理等が複雑である、水素を燃料とした固体高分子型燃料電池に代わって、メタノールなどの液体燃料と酸素とを直接発電部に供給することで発電可能な液体燃料直接供給形燃料電池が注目されている。即ち、上記液体燃料直接供給形燃料電池では、上記固体高分子型燃料電池で必要であった電解質膜の水分管理等が不要であり、構造もシンプルという特徴があるからである。
ところが、このような液体燃料直接供給形燃料電池は、液体の燃料を容器内に収納しており、かつ携帯機器に使用されるため燃料収納容器の姿勢が一定ではない。よって、容器内の液体燃料の残量が少なくなると、燃料吸引口部分に液体燃料が存在しない場合も生じ、発電部への安定した燃料供給が困難になり、機器の動作が不安定になるという問題があった。又、上述のように燃料収納容器の姿勢が一定ではないため、多孔質材料を充填した容器に液体燃料を収納し、かつ該容器の内部と発電部とを毛細管体からなる燃料供給路にて接続する構造が検討されている。この構造によれば、燃料電池自体の姿勢に関係なく、又、液体燃料の残量が少なくなっても、安定した燃料供給が可能である液体燃料直接供給形燃料電池を得ることができる。
上記構成の概要を図14に示す。プロトン導電性の高分子電解質又は水酸化物イオン導電性の高分子電解質よりなる電解質を介して負極と正極とを配し、上記負極に液体燃料が供給され、上記正極に酸化剤ガスが供給されるように構成されたセルスタックを発電部10として備えた燃料電池において、上記負極に供給するための液体燃料1が多孔質材料7を充填したステンレス製の容器2に収納され、かつ容器2の内部と発電部10とが毛細管体からなる燃料供給路8によって接続されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−77505号公報
しかしながら、上述の文献による液体燃料直接供給形燃料電池では、容器2内に多孔質材料7を充填するため、容器2に収納できる液体燃料1の量が少なく、機器の長時間駆動が困難という問題がある。又、多孔質材料7の使用により液体燃料1にごみ等の不純物が混入し、燃料電池の電解質の性能が低下するという問題もある。該問題は、特に繊維質の多孔質材料を用いる場合に顕著に生じる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、長時間、安定して液体燃料を供給可能な、液体燃料直接供給形燃料電池に供給する液体燃料を収納した燃料電池用液体燃料収納容器、及び該液体燃料収納容器を備えた燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために本発明は以下のように構成する。
即ち、発電を行う燃料電池本体に供給される液体燃料を収納するタンク部材と、このタンク部材内に収納された液体燃料を吸引する吸引口を有するとともに上記吸引口を常に液体燃料に浸漬させる重り部材を上記吸引口近傍に有しかつ柔軟性を有しかつ上記タンク部材内の液体燃料を燃料電池本体に供給するための燃料供給管とを備え、さらに上記タンク部材は取付姿勢が定まらず液体燃料が重力方向に移動自由に収納される燃料電池用液体燃料収納容器において、上記タンク部材内に上記燃料供給管を支持し上記タンク部材内における上記燃料供給管の絡みを防止する支持部材を設け、上記燃料供給管は、1本であり、上記支持部材に支持された状態で上記吸引口が上記タンク部材の軸方向の両端部に達する長さを有することを特徴とする。
又、本発明の第2態様の燃料電池システムは、上記燃料電池用液体燃料収納容器と、上記燃料電池用液体燃料収納容器から液体燃料が直接に供給されて発電を行う燃料電池本体とを備えたことを特徴とする。
例えばメタノール水溶液のような液体燃料を直接、燃料電池のアノード極に供給して発電を行う燃料電池を携帯用の電子機器に設けた場合、上記液体燃料を収納しておくタンク部材内で液体燃料は、重力方向に自由に移動可能である。よって、上記タンク部材内に延在し液体燃料の供給を行う燃料供給管に柔軟性を持たせ、かつ燃料供給管における液体燃料の吸引口の近傍に重り部材を設けることで、上記吸引口は常に重力方向へ移動する。このような構成によれば、上記吸引口は、常に液体燃料に浸され、燃料電池を携帯用の電子機器に設けた場合であっても安定した燃料供給が可能となる。又、タンク部材内の大部分を液体燃料の収納領域とすることができ、機器の長時間駆動に十分な量の液体燃料を収納することができる。又、多孔質部材部分が少ないことから、不純物混入の問題を低減することができる。
上述のように燃料供給管は、タンク部材内を自由に移動可能であるので絡まる可能性がある。そこで、支持部材を設け、該支持部材からの燃料供給管の長さを規定して燃料供給管の絡まりを防止することができる。
又、上記絡まりを防止する観点から、燃料供給管をコイルばね構造としたり、入子構造とすることもできる。
上記重り部材は、例えば球状等の形状で、上記吸引口を囲むようにして燃料供給管に取り付けることができ、さらに多孔質部材を用いることで吸引口が直接液体燃料に接していなくても重り部材が液体燃料に浸されていれば、液体燃料の吸引が可能である。さらに、重り部材の形状は、タンク部材の胴体の横断面に略同形状にてなる筒状体とすることもできる。該形状によれば、タンク部材の内面を軸方向に沿って摺動することができることから、球状等の重り部材を用いる場合に比べて、重り部材とタンク部材との当接音を低減することができる。さらに、上記筒状体において、吸引口部分を、他の部分よりも重くした重量部とすることで、該重量部は重力方向に移動するので、タンク部材の軸周り方向に筒状体は回転可能となる。よって、上記当接音の低減を図るとともに、吸引口をより確実に液体燃料部分へ配置させることができる。
本発明の燃料電池用液体燃料収納容器、及び燃料電池システムによれば、タンク部材内に延在し液体燃料の供給を行う燃料供給管に柔軟性を持たせ、かつ燃料供給管における液体燃料の吸引口の近傍に重り部材を設けたことにより、上記吸引口は常に重力方向、つまり液体燃料部分へ移動可能である。よって、上記吸引口は、常に液体燃料に浸され、燃料電池を携帯用の電子機器に設けた場合であっても安定した燃料供給が可能となる。
本発明の実施形態である、燃料電池用液体燃料収納容器及び燃料電池システムについて、図を参照しながら以下に説明する。尚、上記燃料電池システムは、上記燃料電池用液体燃料収納容器を備えたシステムである。又、各図において同じ構成部分については同じ符号を付している。
まず、図11を参照して、実施形態の燃料電池用液体燃料収納容器101を備えた燃料電池システム190について説明する。
燃料電池システム190は、詳細後述する燃料収納容器101と、該燃料収納容器101より燃料供給を受け発電を行う燃料電池本体180とを備え、本実施形態では、燃料収納容器101は、燃料電池本体180へ直接に供給可能な液体燃料として約10%の濃度にてなるメタノール水溶液を収納する。又、燃料収納容器101から燃料電池本体180へ燃料を供給するため、燃料収納容器101と燃料電池本体180との間に、燃料供給用ポンプ184を設けることもできる。又、燃料収納容器101には、高濃度又は原液のメタノールを収納することもできる。この場合、図12に示すように、燃料収納容器101に接続され、燃料収納容器101から供給される高濃度又は原液のメタノールを希釈し約10%のメタノール水溶液としこれを収納する中間タンク191を設ける必要がある。
燃料電池本体180は、電解質膜181、カソード電極182、アノード電極183、触媒膜(図示せず)等から構成され、アノード電極183に供給される上記液体燃料と、カソード電極182に供給される空気中の酸素とを化学反応させて電気エネルギーを生成する発電モジュールである。尚、図示では、電解質膜181、カソード電極182、及びアノード電極183からなる1セルのみを示しているが、実際には、複数セルが直列接続されて構成される。
以上のように構成された燃料電池システム190は、図13に示すように、例えばノート型のパーソナルコンピュータ等の携帯用の電子機器201に取り付けられる。よって、上記燃料電池用液体燃料収納容器101の取付姿勢は定まらず、燃料電池用液体燃料収納容器101内に収納されている液体燃料は、重力方向側に自由に移動する。
次に、上記実施形態の燃料電池用液体燃料収納容器101について説明する。
図1は、上記実施形態の燃料電池用液体燃料収納容器101の基本構造を示している。該燃料電池用液体燃料収納容器101は、タンク部材110と、燃料供給管120とを備える。タンク部材110は、燃料電池本体180のアノード電極183へ直接に供給される液体燃料を収納するタンク形状であり、本実施形態ではステンレス製である。本実施形態では、タンク部材110は、液体燃料185として約10%のメタノール濃度にてなるメタノール水溶液を収納している。尚、燃料電池本体180における発電に伴い、タンク部材110内の液体燃料185は減少していくが、タンク部材110は、側壁部分に吸気部111を有しており、液体燃料185が消費されても、消費分に相当する空気がタンク部材110の外部より吸気部111を通して供給されるため、タンク部材110内が大気圧以下になることはなく、安定して液体燃料185の供給が可能である。ここで吸気部111は、空気は通過するが、液体は通過させないような選択的透過膜から形成されている。
さらに燃料電池システム190において、タンク部材110は、着脱自在な構造が好ましい。よって、燃料電池用液体燃料収納容器101は、着脱自在なコネクタ130を有する。コネクタ130は、タンク部材110側で燃料供給管120が接続されタンク部材110と伴に取り外されるタンク側コネクタ131と、燃料電池本体180側に設けられた本体側コネクタ132とを有し、タンク側コネクタ131と本体側コネクタ132とが連結可能である。
燃料供給管120は、タンク部材110内に設けられ液体燃料185を燃料電池本体180へ供給する管であり、柔軟性を有し、かつ液体燃料185を吸引する吸引口121を有し、かつ液体燃料185に吸引口121を常に浸漬させる重り部材122を吸引口121の近傍に有する。又、燃料供給管120は、毛細管現象を発生する程度の内径を有する細管状とするのが好ましい。もしくは、内径が太くても、内部に多数の気孔を有する繊維状部材を充填した構造とする。一例として、燃料供給管120の外径は約1mm、内径は約0.5mmである。
吸引口121は、図1に示すように、吸液方向123において重り部材122の直後に開口していてもよいし、図3に示すように重り部材122の直前に開口していてもよい。尚、図3に示すように吸引口121が重り部材122の直前に開口している場合、タンク部材110内における重り部材122の位置と、液体燃料185の量との関係で吸引口121が液体燃料185中に位置しない状態も考えられる。よって、図3に示す構成の場合、図4に示すように、重り部材122及び吸引口121を囲んで設けた多孔質材料にてなる吸引用部材124を設けるのが好ましい。
上述の構成を有する燃料電池用液体燃料収納容器101によれば、タンク部材110が傾く場合や、液体燃料185が少量となった場合でも、吸引口121は常に重力方向つまり液体燃料185が存在する方向へ移動する。よって吸引口121は、常に液体燃料185に浸され、タンク部材110の姿勢にかかわらず、安定した燃料供給が可能となる。又、タンク部材110内の大部分を液体燃料185の収納領域とすることができ、機器の長時間駆動に十分な量の液体燃料185を収納することができる。又、多孔質部材部分が少ないことから、不純物混入の問題を低減することができる。
上述した図1に示す構成では、タンク部材110内にて燃料供給管120が絡まる可能性もある。そこで、図2に示すように、燃料電池用液体燃料収納容器102は、タンク部材110内に設けられ燃料供給管120を支持し燃料供給管120の絡みを防止する支持部材140を設け、燃料供給管120は、支持部材140に支持された状態で上記吸引口121がタンク部材110の両端部110a、110bの位置に達する長さを有するように構成した。尚、その他の構成は、燃料電池用液体燃料収納容器101に同じである。支持部材140は、タンク部材110の軸方向112におけるほぼ中央位置でタンク部材110の内面110cに取り付けるのが好ましい。このような位置に支持部材140を設置することで、タンク部材110内において移動可能となる燃料供給管120の長さが限定され、上記絡まりを防止することができる。
又、タンク部材110内における燃料供給管120の絡まり防止の観点から、図5及び図6に示すように、燃料供給管120をらせん状にしてもよい。特に図6に示すように、円錐状に燃料供給管120を旋回させることで、折り畳んだ状態において、重り部材122を中心として同心円状に燃料供給管120が旋回する形態となるのでより好ましい。尚、これらの構造に関し、燃料供給管120に沿って弾性率の高い金属線を配置することも燃料供給管120の絡み回避に有効である。
又、図7に示すように、燃料供給管120を入子構造として、燃料供給管120の軸方向へ伸縮自在とし、折り畳み可能とすることもできる。
又、重り部材122の変形例として、図8A、図9Aに示すような、重り部材125,126を採用した、燃料電池用液体燃料収納容器103、燃料電池用液体燃料収納容器104を形成することもできる。
重り部材125,126は、ともに、タンク部材110の胴体部110dの横断面に略同形状にてなる筒状体であり、タンク部材110の軸方向112に沿ってタンク部材110内を摺動可能な部材である。
重り部材125は、図8Bに示すように、タンク部材110の胴体部110dの横断面が方形状である場合に対応したもので、方形状の筒状の形状にてなり、その内面125aに燃料供給管120の先端部分120aを取り付けている。尚、該先端部分120aには上記吸引口121が存在する。
重り部材126は、図9Bに示すように、タンク部材110の胴体部110dの横断面が円形状である場合に対応したもので、円環形状にてなり、その内面110cに上記先端部分120aを取り付けている。さらに重り部材126では、上記先端部分120aの取り付け部分に対応して、重量部127を設けている。重量部127は、重り部材126の比重よりもさらに重い比重にてなる材料又は部材にてなり、図9Bに示すように重り部材126と一体的に形成してもよいし、重り部材126とは別体で重り部材126に取り付ける形態としてもよい。
重り部材125,126は、タンク部材110の姿勢に応じて、タンク部材110の軸方向112に沿ってタンク部材110内を重力方向へ移動することより、上述の重り部材122と同様に、液体燃料185の存在する部分へ燃料供給管120の吸引口121を配置させることができる。又、重り部材122を設けた場合、タンク部材110の姿勢変化に応じて、重り部材122がタンク部材110の内面110cに当たり、例えばカタカタと当接音を発する場合も考えられる。一方、重り部材125,126の場合、タンク部材110の内面110cを軸方向112へ摺動することから、上記当接音の発生の低減を図ることができる。
さらに重り部材126の場合、重量部127が重力方向へ移動することから、円環状の重り部材126は、タンク部材110の内周面に沿って軸周り方向113へ回転可能である。よって、上述の当接音の低減を図るとともに、吸引口121をより確実に液体燃料部分へ配置させることができ、より少ない残燃料でも発電可能である。
以下には、他の実施形態としての燃料電池用液体燃料収納容器について、図10を参照して説明する。
図10に示す燃料電池用液体燃料収納容器105は、上記吸気部111を有する上記タンク部材110内に、仕切り部材150と、燃料供給管120とを備える。上記仕切り部材150は、タンク部材110内を、上記液体燃料185を収納した燃料区画114と、液体燃料185を吸収する多孔質部材160を収納した多孔質部材区画115とに分割し、かつ液体燃料185が通過可能な、一つ若しくは複数の貫通穴151を有する部材である。燃料区画114と多孔質部材区画115との容積比率は、特に規定するものではないが、ほぼ半分ずつ、又は図示するように、若干、燃料区画114の方が大きいのが好ましい。又、燃料供給管120は、多孔質部材区画115内に位置し、上記吸引口121を多孔質部材160内に位置するように配置されている。又、燃料電池用液体燃料収納容器101の場合と同様に、燃料電池用液体燃料収納容器105もコネクタ130を有する。
このような構成を有する燃料電池用液体燃料収納容器105では、燃料区画114内の液体燃料185は、燃料電池用液体燃料収納容器105の姿勢にかかわらず、仕切り部材150の貫通穴151を通して多孔質部材区画115の多孔質部材160へ進入することができる。よって、燃料電池用液体燃料収納容器105の姿勢にかかわらず、多孔質部材60内に位置する燃料供給管120の吸引口121を通して液体燃料185を燃料電池本体180へ供給することができる。
又、燃料電池用液体燃料収納容器105では、タンク部材110内の全体に多孔質部材160を充填しないため、液体燃料185の収容量が低下してしまうことはない。よって、機器の長時間使用も可能となる。又、多孔質部材160の容積が従来構成に比べて小さいことから、多孔質部材160に起因するゴミ等の問題の発生を低減することができる。
本発明は、液体燃料直接供給形燃料電池に供給する液体燃料を収納した燃料収納容器、及び該燃料収納容器を備えた燃料電池システムに適用可能である。
本発明の実施形態である燃料電池用液体燃料収納容器の断面図である。 図1に示す燃料電池用液体燃料収納容器の変形例を示す図である。 図1及び図2に示す重り部材の変形例を示す図である。 図1及び図2に示す重り部材の他の変形例を示す図である。 図1に示す燃料供給管の変形例を示す図である。 図1に示す燃料供給管の他の変形例を示す図である。 図1に示す燃料供給管の別の変形例を示す図である。 図1及び図2に示す重り部材の別の変形例を有する燃料電池用液体燃料収納容器を示す図である。 図8AのI−I部における断面図である。 図1及び図2に示す重り部材のさらに他の変形例を有する燃料電池用液体燃料収納容器を示す図である。 図9AのI−I部における断面図である。 本発明の別の実施形態である燃料電池用液体燃料収納容器の断面図である。 本発明の実施形態である燃料電池システムの構成を示す図である。 図11に示す燃料電池システムの他の構成例を示す図である。 図11及び図12に示す燃料電池システムを電子機器に設けた状態を示す斜視図である。 従来の燃料収納容器の断面図である。
符号の説明
101〜104…燃料電池用液体燃料収納容器、
110…タンク部材、110a、110b…両端部、110c…内面、
110d…胴体部、112…軸方向、120…燃料供給管、121…吸引口、
122、125、126…重り部材、127…重量部、140…支持部材、
180…燃料電池本体、185…液体燃料。

Claims (2)

  1. 発電を行う燃料電池本体に供給される液体燃料を収納するタンク部材と、このタンク部材内に収納された液体燃料を吸引する吸引口を有するとともに上記吸引口を常に液体燃料に浸漬させる重り部材を上記吸引口近傍に有しかつ柔軟性を有しかつ上記タンク部材内の液体燃料を燃料電池本体に供給するための燃料供給管とを備え、さらに上記タンク部材は取付姿勢が定まらず液体燃料が重力方向に移動自由に収納される燃料電池用液体燃料収納容器において、上記タンク部材内に上記燃料供給管を支持し上記タンク部材内における上記燃料供給管の絡みを防止する支持部材を設け、上記燃料供給管は、1本であり、上記支持部材に支持された状態で上記吸引口が上記タンク部材の軸方向の両端部に達する長さを有することを特徴とする燃料電池用液体燃料収納容器。
  2. 請求項1に記載の燃料電池用液体燃料収納容器と、上記燃料電池用液体燃料収納容器から液体燃料が直接に供給されて発電を行う燃料電池本体とを備えたことを特徴とする燃料電池システム。
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