JP5007484B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

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Description

本発明はベルトコンベア等の搬送手段上を搬送される商品の下面にラベル(下ラベル)を貼付するラベル貼付装置に関し、更に詳しくは商品の大きさ等に関係なく、商品の下面にラベルを貼付し得るラベル貼付装置に関する。
従来、ストレッチフィルムで包装した商品に対して、その商品名や商品の値段、単価等を印字したラベル(上ラベル)が該商品の上面に貼付されるが、更に前記ラベルに表示しきれない商品の生産地、添加物等の商品に関する情報は、別のラベル(下ラベル)に印字し、商品の下面に貼付されるようになっている。
そして、上記した商品の下面にラベルを貼付する装置として、例えば特許文献1が存在する。
特許文献1に記載のものは、ベルトコンベアの搬送方向の途中に、搬送路の幅方向の略中央部に開口部を形成し、ベルトコンベアの下部に配置したラベル発行部から発行されたラベルをラベル移送手段で前記開口部に移送して臨ませ、ベルトコンベア上を通過する商品の下面にラベルを貼付するというものである。
しかし、特許文献1のようにラベルが繰り出される開口部がベルトコンベア等の搬送手段の搬送路幅に対して所定位置に固定されていると、例えば、ベルトコンベアの幅程の大きさの商品が搬送される場合、商品搬送位置の幅方向を規制する商品ガイドによる商品の搬送位置の変更も制限されてしまう。この為、商品の下面に貼付されるラベルの位置は変更できず、例えば商品底面に凹凸があるような場合、該凹凸を避けてラベルを貼付することができないという問題があった。
叉、商品の上面にラベル(上ラベル)を貼る所謂上貼り機能と、上記下貼り機能との両方を有するラベル貼付装置の場合は、上ラベルは商品の上面に貼付されるものであるが、内容物を良く見えるようにするために、どのような商品に対しても商品上面の隅部、例えば商品の右下などの固定した位置に貼付したいという要望がある。
その為、上記したように上ラベルを商品上面の右下など、要望された位置に貼付させたいような場合、下ラベルが繰り出される開口部の位置が固定されていると、商品の大きさによっては前記開口部と商品の搬送位置が合わないために、上ラベルは商品上面の所定位置に貼付することができても、下ラベルは商品下面の希望の位置に貼付できない場合が発生する。
特開2004−90927号公報
本発明は上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、商品の下面に貼付するラベル(下ラベル)の発行位置を搬送路の幅内において可変可能とし、商品の大きさに関係なくラベルを商品下面の希望の位置に貼付できるラベル貼付装置を提供すること目的とする。
上記目的を達成する為に本発明が講じた技術的手段は、商品を搬送する搬送路の途中のフレーム部に略搬送路の幅方向に亘ってスリットを設けて連接された搬送部と、該搬送部の下方に設けたラベル発行部と、該ラベル発行部から発行されたラベルの貼着面を上側に向けて無端回動するベルト表面に吸着保持し、該無端回動するベルトのラベル移送面上部に空間を持たせ上端が前記搬送路の下方に位置し、前記スリットを通過させて前記ラベルの貼着面を商品下面へ移送するラベル移送部と、前記搬送部下方向に吊下支持する吊持ち部材を、前記搬送部の搬送方向と直交する方向に前記フレーム部に架設したシャフトに摺動可能に装着し、前記吊持ち部材には、前記ラベル発行部と前記ラベル移送部が取り付けられ、前記ラベル移送部と前記ラベル発行部を一緒に前記スリットに沿って搬送路の幅方向に移動自在ならしめる移動機構と、前記移動機構により搬送路の幅方向に移動するラベル移送部の移動距離を、前記搬送部の搬送路幅の略半分の距離とする規制手段と、を備えることを特徴とする(請求項1)。
商品を搬送する搬送部の形態としては、ベルトコンベアに限定されず、ローラコンベアでもよいものである。
また、上記搬送部に設けるスリットの形態としては、従来と同様、ベルトコンベアの略ベルト幅全幅に亘って開口部を形成したり、2台のコンベアを直線状に連設してコンベア相互間にスリットを形成するなど何れでもよい。
叉、ラベル発行部から発行されたラベルを無端回動するベルト表面に保持し、該無端回動するベルトの上端が前記搬送路の下方に位置するラベル移送部を前記スリットに沿って搬送路の幅方向に移動させる移動機構は、複数本のガイド部材を搬送部の下方に搬送路と直交させて配置し、そのガイド部材にラベル移送部を備えたラベル発行部をスライド可能に支持して構成されている。前記ガイド部材としては、シャフトやスライドレール等が挙げられる。
上記手段によれば、搬送路の幅方向に亘って設けた搬送部のスリットに沿って、ラベル発行部から発行されたラベルを無端回動するベルト表面に保持し、該無端回動するベルトの上端が前記搬送路の下方に位置する別体のラベル移送部を移動させることができる為、ラベル発行部から発行されるラベルを、スリットの横幅範囲内において繰り出し位置、即ち商品に対する下ラベルの貼付位置を変更することができる。
また、一回の操作でラベル発行部とラベル移送部を同時に移動できる為、商品の大きさに伴うラベル貼付位置の変更を簡便に行うことができる。更に、下ラベルを商品の下面の略中央に貼付する場合、ラベル移送部の移動距離は搬送部の搬送路幅の略半分の距離で、搬送される全ての大きさの商品の下面略中央に下ラベルを貼付することができる。
上記2台のコンベアを直線状に連設してスリットを形成する形態の具体例としては、2台の搬送手段を所定間隔をおいて直線状に配置し、その2台の搬送手段間に搬送方向と直交させて2本のローラを配置して構成し、該ローラの直下に前記ラベル移送部を設ける(請求項2)。
叉、上記2本のローラは駆動タイプのローラ(請求項3)に限られるものではなく、自由回転する遊転タイプのローラでもよい。
上記手段によれば、スリットが連設配置される搬送手段間に位置することで、スリットを挟む前後の搬送手段の駆動、叉は駆動ローラの作用で商品は正しく搬送される。しかも、ローラの直下にラベル移送部が位置するので、該ラベル移送部をスリットに沿って幅方向に移動しても、ローラとラベル移送部との位置関係は変わらず、それにより商品の底面に下ラベルを正常に貼付することができる。
更に、前記搬送部の側近に、該搬送部を搬送される商品の上面にラベルを貼付する上ラベル貼付部を設けてもよい(請求項)。
上記手段によれば、商品に対して下ラベルの他に上ラベルも貼付することができる。そして上ラベルの貼付を、商品の大きさを問わず商品上面の固定の位置(例えば、右下位置)とする場合であっても、前記ラベル移送部を移動機構によって搬送路の幅方向に移動するだけで、下ラベルを商品下面の所望の位置に貼付することができる。
本発明のラベル貼付装置は請求項1記載の構成により、ラベル移送部がスリットに沿って移動するので、搬送部を搬送される商品に対してラベル貼付位置を可変することができる。よって、商品の大きさに関係なくラベルを商品下面の希望の位置に貼付することができる。また、ラベル移送部と共にラベル発行部も一緒に移動するので、商品の大きさに伴うラベル貼付位置の変更を一回の操作で行うことができる。更に、ラベル移送部の移動距離が搬送部の幅分の略半分で、搬送される全ての大きさの商品の下面略中央にラベルを貼付することができる。従って、搬送部の幅分全域にわたってラベル移送部を移動可能にした場合と比べて、装置全体を小型化することができる。
又、請求項2、3記載の構成により、スリット付近でも物品は正しく搬送され、そして、ローラの直下にラベル移送部が位置するので、ラベル移送部がスリットに沿ってどの位置に移動しても、ローラとラベル移送部との位置関係は変わらず、従って、ラベル移送部で移送されたラベルを商品に対して正常に貼付することができる。
また、請求項記載の構成により、商品に対して下ラベルの他に上ラベルも貼付することができる。そして上ラベルの貼付を、商品の大きさを問わず商品上面の固定の位置(例えば、右下位置)とする場合であっても、前記ラベル移送部を移動機構によって搬送路の幅方向に移動するだけで、下ラベルを商品下面の所望の位置に貼付することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、搬送部の側近に上ラベル貼付部を設けたラベル貼付装置を示し、図中、Aは商品Wを搬送する搬送部で、その搬送部Aの搬送方向途中にスリットが設けられ、更に該搬送部Aの下方にはラベル発行部Bと、そのラベル発行部Bから発行されたラベルを、前記スリットを通過させて搬送路近傍へ移送するラベル移送部Cが配置され、且つ前記ラベル発行部Bと一体のラベル移送部Cは前記スリットに沿って搬送路の幅方向に移動自在なるように移動機構Dで支持されており、搬送部Aの側近には商品の上面に上ラベルを貼付する上ラベル貼付部Eが配置されている。
搬送部Aは、一つのフレーム部1に、ベルトコンベアで構成された長短二台のコンベア部A1,A2を直線状に連設すると共に、それらコンベア部A1,A2の間に2本の駆動ローラ14,14’が前記搬送部の搬送方向と直交させて配設され、その駆動ローラ14,14’によってスリットSが区画形成されている。叉、搬送部AにおけるスリットSより上流側、具体的には長コンベア部A1の搬送路上には搬送される商品の搬送方向(搬送路の幅方向の位置)を規制するガイド部材Gが配置されている。
フレーム部1に載架する長コンベア部A1は、コンベア長(無端状ベルトを巻回支持する左右のローラ間の距離)を長短調節可能に構成した枠体2と、その枠体2の長手方向両側に横架支持したローラ3,3’と、その左右一対のローラ3,3’に亘って巻回した無端状ベルト4と、前記枠体2に架設した一方のローラ3(図面では左側のローラ)に回転力を付与する回転伝達ベルト(タイミングベルト)5を備えて構成されている。
前記枠体2は、使用時のコンベア長より短い長さの固定枠2aと、その固定枠2aの長手方向の一側に該長手方向に沿って弾発左右スライド可能に連設した可動部2bとで構成され、前記固定枠2aの可動部2bを連設した側とは反対側の端部にローラ3が回転可能に架設され、可動部2bの側端にローラ3’が回転可能に架設されている。さらに、固定枠2aに支持したローラ3の軸端と、可動部2bに支持したローラ3’の軸端には夫々歯付プーリ3a、3bが一体的に固着されている。
固定枠2aのローラ3と可動部2bのローラ3’に亘って巻回した無端状ベルト4は前記ローラ3の駆動回転により回転されるが、そのローラ3にフレーム部1側に装備した駆動手段の回転力を伝達する回転伝達ベルト(タイミングベルト)5が、該ローラ3と固定枠2aの側板部との間に配置されている。
上記回転伝達ベルト5は両面歯付きのタイミングベルトで、ローラ3の軸上に固着した歯付プーリ3aとその歯付プーリ3aの位置よりコンベア長の中央方向へ所定間隔をおいて軸支した歯付プーリとに亘って巻回装着されている。そして、長コンベア部A1をフレーム部1に載架定着した時、回転伝達ベルト5の外周面がフレーム部1側の駆動手段6の歯付伝達プーリ6bの外周面に押圧当接され、該歯付伝達プーリ6bの回転力で回転伝達ベルト5が回転される。
又、前記固定枠2aを構成する前後の側板部には、フレーム部1の長手方向二箇所に設けた支持杆7,7’に対して上方から嵌合し得る係合孔8,8’が切欠き形成されており、支持杆7,7’と係合孔8,8’との係合により長コンベア部A1をフレーム部1に対して載架し、係合孔8,8’を支持杆7,7’から外すことで長コンベア部A1をフレーム部1から外せないように構成されている。
フレーム部1に載架する短コンベア部A2は、前記した長コンベア部A1に比べてコンベア長を短くしたもので、コンベア全体の構成は前記した長コンベア部A1と同様に構成されている。即ち、固定枠9aの一側に可動部9bを弾発左右スライド可能に連結した枠体9と、固定枠9aの側部に支持したローラ10と可動部9bの側部に支持したローラ10’とに亘って無端状ベルト11が巻回されて構成されている。
上記の如く構成した短コンベア部A2の固定枠9aに支持したローラ10の軸端には歯付プーリ10aが一体的に固着されており、この歯付プーリ10aは該短コンベア部A2をフレーム部1に載架定着した時、該フレーム部1に装備した動力伝達手段Fと連繋し、回転力が歯付プーリ10aに伝達されるように構成されている。
上記長コンベア部A1と短コンベア部A2を載承するフレーム部1は、長コンベア部A1、短コンベア部A2を載承保持する前後一対の載せ枠12と、その載せ枠12を所定高さに支持する脚体13と、長コンベア部A1の一方のローラ3を駆動回転する為の駆動手段6とで構成されている。
そして、長コンベア部A1を載承する箇所と短コンベア部A2を載承する箇所との間には、長コンベア部A1から短コンベア部A2へ回転力を伝達する動力伝達手段Fと、その動力伝達手段Fで回転される駆動ローラ14,14’が配置されている。
上記駆動手段6は、モータ6a、歯付伝達プーリ6b、及びモータ6aの出力を歯付伝達プーリ6bに伝達するチェーンやベルト等の伝達帯6cとで構成され、歯付伝達プーリ6bの外径は前記回転伝達ベルト5との接触範囲が広くなるように大径に形成されている。
上記動力伝達手段Fは、上流側に配置される長コンベア部A1の無端状ベルト4の回転を下流側に配置される短コンベア部A2の無端状ベルト11に伝達するもので、載せ枠12の内側(長コンベア部A1の歯付プーリ3a、短コンベア部A2の歯付プーリ10aと対向する側)に、複数の歯付プーリ15を回転可能に軸支し、それら歯付プーリ15に亘って両面歯付きのタイミングベルト16を巻回して構成してある。そして、その巻回したタイミングベルト16の上側に、長コンベア部A1の歯付プーリ3b及び短コンベア部A2の歯付プーリ10aが当接噛合するように構成されている。
それにより、長コンベア部A1の無端状ベルト4の回転はローラ3’(歯付プーリ3b)→タイミングベルト16→(歯付プーリ10a)ローラ10と伝達され、短コンベア部A2の無端状ベルト11が回転される(図3参照)。
上記駆動ローラ14,14’は、長コンベア部A1の終端側(ローラ3’)と短コンベア部A2の始端側(ローラ10)との間に位置して載せ枠12内に回転可能に横架し、その駆動ローラ14,14’おける前記タイミングベルト16と対応する位置に歯付プーリ14a,14bが一体的に固着されている。そして、その歯付プーリ14a,14bはタイミングベルト16との噛み合い状態が維持されるようタイミングベルト16に対して押し付けた状態で横架されている。それにより、2本の駆動ローラ14,14’はタイミングベルト16の回動で回転される。
そして、この2本の駆動ローラ14,14’と該駆動ローラ14,14’を支持する載せ枠12とでスリットSが区画形成される。これにより、スリットSは駆動ローラ14,14’の軸長全域に亘って形成される。
叉、上記駆動ローラ14,14’はその下方に配置されるラベル移送部Cで移送されるラベルL1が貼り付くのを防止するように表面加工(例えば、テフロン加工)が施されている。
上記の如く構成した搬送部Aの下方には移動機構Dによってラベル発行部Bが該搬送部Aの搬送方向と直交する方向にスライド可能に支持されている。そして、そのラベル発行部Bの側部には発行したラベルを前記スリットSに向けて移送するラベル移送部Cが一体的に設けられている。
ラベル発行部Bは、包装装置(図示省略)のコンソール部からのデータの入力に基づいて所要のデータ、例えばバーコード、添加物名、原産地表示等の項目をラベルL1に印字して発行するラベルプリンタ17で構成されている。
そのラベルプリンタ17は、図2に示すように、枠体18内にラベルが台紙に剥離可能に貼付されたラベルロール17aと、サーマルヘッド17bと、プラテンローラ17cと、台紙巻取りローラ17dと、フィードローラ17e、及び前記台紙巻取りローラ17dとフィードローラ17eを駆動回転するモータ(図示省略)等を備えた今日周知のもので、サーマルヘッド17bとプラテンローラ17cにより台紙上のラベルに前記所要項目が印字され、印字完了後のラベルはプラテンローラ17c先端部のディスペンサ17gで台紙から剥離されて発行口へ送出され、該発行口と対向するよう配置したラベル移送部Cのラベル搬送コンベア19に渡される。尚、ラベルロール3aからの用紙の引き出し方向は、前記搬送部Aを構成する長コンベア部A1の搬送方向と同じ方向となるようにラベルロール17aは配置されている。
上記ラベル発行部Bから印字発行されたラベルをスリットSに向けて移送するラベル移送部Cは、ラベルを無端回動するベルト表面に吸着保持して移送するもので、ベルトを2本平行に架設したベルトコンベア19aと、そのベルトコンベア19aのベルト内側に配設した孔開き空気流通路19bと、該空気流通路19bに圧縮空気を供給吐出する空気供給ノズル19cとで構成されており、空気供給ノズル19cから孔開き空気流通路19bに圧縮空気が吐出されることで該孔開き空気流通路19b内の空気の流れによって外気が引き込まれ、孔開き空気流通路19bの孔部に吸引力が発生し、ベルトコンベア19a表面にラベルを吸着して搬送するように構成されている。
そして、ラベルを移送するベルトコンベア19aは、前記ラベル発行部Bの発行口前方位置から前記スリットSの直下位置に向けて傾斜して配置されている。尚、ラベル移送部Cで移送されるラベルL1は、印字面がベルト面に吸着され、粘着面を上側に向けて移送される。叉、前記孔開き空気流通路19bは別途設置したコンプレッサ20に接続して、圧縮空気が供給されるように構成されている。
上記の如く構成したラベル発行部Bの上部には吊持ち部材21が取り付けられ、その吊持ち部材21における搬送部Aの搬送方向に沿った前後部(図面上では左右側部)に、搬送部の搬送方向と直交する方向に向けて取付孔22,22’が形成され、その取付孔22,22’がフレーム部1に固着された移動機構Dのシャフト23,23’に摺動可能に装着されて吊り下げ支持されている。
上記移動機構Dは、搬送部Aの搬送方向と直交する方向に二本のシャフト23,23’を平行に配置して構成され、そのシャフト23,23’は搬送部Aのフレーム部1を構成する前後一対の載せ枠12に亘って架設されている。尚、シャフト23,23’が固着される載せ枠12の内側面には、ラベル発行部Bを移動させた時、吊持ち部材21の前後端面の衝突による衝撃を緩和吸収する緩衝材30が取り付けられている。そして、その緩衝材30との当接でラベル移送部Cの移動範囲が規制されている。
そして、このシャフト23,23’に対するラベル発行部Bの吊持ち部材21の取り付けは、該吊持ち部材21の取付孔22,22’にブッシュ24を装着し、そのブッシュ24を介して前記シャフト23,23’に摺動可能に装着される。尚、前記ブッシュ24に代えてボールベアリングを装着してもよく、その場合はラベル移送部Cの移動をよりスムーズに行なうことができる。
叉、上記移動機構Dによるラベル移送部C(ラベル発行部Bと一体)の移動距離は、搬送部Aの搬送路幅分の略半分の距離とする。これにより、商品Wの下面略中央位置にラベル移送部Cで移送されるラベルL1を貼付する場合、搬送部Aの搬送路幅と略同じ幅の最大の商品から最小の商品に対して、下ラベルL1を商品Wの下面略中央に貼ることができる。
更に、移動機構Dを構成する二本のシャフト23,23’のうち、一方のシャフト23(図面ではラベル移送部C寄りのシャフト)に摺動を止めるロック機構25が装備されている。
そのロック機構25は、シャフト23を挟む二つ割りのロック体25aと、そのロック体25aを開閉する操作レバー25bとで構成され、前記ロック体25aは吊持ち部材21に固着されている。それにより、操作レバー25bを締め付け方向に回動操作することでロック体25aが締め付けられてシャフト23を挟持し、摺動を止める。操作レバー25bを逆方向に回動するとロック体25aの締め付けが解除され、摺動可能となる。
上記移動機構Dで摺動可能に支持されたラベル移送部Cの移動は、手動操作、或いはモータによる自動化など何れでもよく、自動化とした場合は商品のタイプ(大きさ)などを選択することで、ラベル移送部Cが所定の位置に自動的に移動するようにしてもよい。
上ラベル貼付部Eは、搬送部Aで搬送される商品Wの上面に、商品名、単価、値段等が印字されたラベルL2を貼付するもので、搬送部Aの側部に支柱26が起立され、その支柱26にブラケットを介してラベル貼付装置27がラベル発行装置28に併設して搬送部Aの搬送路上方に配置され、更に支柱26の上部には表示操作部29が配置されている。
ラベル貼付装置27の貼付方式は、エアージェット貼付方式、圧着貼付方式の何れでもよい。また、上ラベル貼付部Eの位置は、前記した下ラベルL1の貼付位置より下流側に限定されず、下ラベルL1の貼付位置より上流側でもよいものである。
次に、上記したラベル貼付装置におけるラベル移送部Cの移動調整について説明する。
先ず、図3、図4及び図5(a)に示すように、ラベル移送部Cの幅方向中心が、搬送部Aにおける搬送路幅の略中心線と合致する位置が原点位置で、図5(a)に示すように搬送路の幅方向の中心線上に搬送された商品Wの下面中央位置に下ラベルL1が貼付される。尚、商品Wの幅方向の搬送位置が定まるようにガイド部材にて規制されている。
そして、前記した移動機構Dに設けたロック機構25の操作レバー25bを緩めてラベル移送部Cの移動を可能にし、ラベル移送部Cを手前側(図5(b)では右側)に摺動して緩衝材30と当接する位置に移動させる。この位置が移動範囲の最大値である。この位置は、搬送される商品Wが搬送路の手前側(図面では右側)基準で搬送する場合、その商品の下面略中央に下ラベルL1を貼付することができる。
従って、図6に示すように搬送される商品Wの位置が上ラベルL2を貼付する上ラベル貼付部Eとの関係で商品Wの中心が搬送部Aの搬送路幅の中心線に対して手前側(図面では下側)にずれた位置に搬送される場合は、ラベル移送部Cを移動することで商品Wの下面略中央位置の下ラベルL1を正確に貼付することができる。
しかし、図8に示すように特許文献1に示した従来のラベル貼付装置では商品Wの搬送位置が変わっても、下ラベルの貼付位置(開口部31)は変更できない為、下ラベルは商品Wの下面略中央位置からずれた位置に貼付される。従って、商品Wの搬送位置が搬送路の外側に偏って搬送されるような場合は、下ラベルL1を商品下面に貼付できないという場合も発生する。
本発明においては、上ラベルL2を商品Wの上面所定位置に固定的に貼付する場合、商品はある基準面に合わせて搬送するため、商品の大きさが変化すれば下ラベルL1の貼付位置(商品下面の略中央位置)も当然のことながら変化する。よって、図7に示すように商品の大きさに応じてラベル移送部Cの位置を搬送路幅方向に移動調整することで、商品の大きさに関係なく下ラベルは商品下面の略中央位置に貼付することができる。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で変更可能である。
(1)搬送部を構成する二台のベルトコンベアは、機長を変更可能なコンベアに限らず、機長が一定であるコンベアで構成してもよい。
(2)ラベル移送部におけるラベルをベルト表面に吸着させる吸引力発生手段は、今日一般的に採用されているファンを用いた方式でもよいものである。
(3)ラベル移送部を移動する移動機構は、シャフトによるスライド方式に代えて、スライドレールを用いたスライド方式としてもよい。
(4)搬送部には商品の搬送方向(搬送路の幅方向の位置)を規制するガイド部材を配置したが、そのガイド部材は、ガイド片を水平揺動させるタイプ、縦形のローラを搬送方向に沿って並列配置したタイプなど、何れのタイプでもよい。更に、そのガイド部材は、搬送路の幅方向両側に配置しても、或いは片側にのみ配置してもよい。叉、ガイド部材は、搬送部Aの更に上流側に連設されるコンベア等に設けてもよいものである。
(5)商品の搬送方向を規制するガイド部材は、例えば、搬送路の幅方向に出没移動可能に構成することで、商品の搬送方向を一定方向に規制することができる。そして、ラベル発行位置が一定位置に定まることで、搬送されるどの商品に対しても同じ位置にラベルを貼付することができる。
本発明に係るラベル貼付装置は、商品(トレイに収容した商品)をストレッチフィルムで包装する包装装置の商品排出側に連設することで、包装からラベル貼付までを連続して行なうことができる。
本発明に係るラベル貼付装置の実施の一例を示す正面図。 一部を切欠して示す要部の拡大図。 図2の平面図。 同一部切欠平面図。 (a)は図4の(5)−(5)線に沿える断面図、(b)はラベル移送部を最大移動位置まで移動させた状態の同断面図。 上ラベル貼付部と下ラベルのラベル移送部との位置関係を示す部分平面図。 商品の大きさに対応して下ラベルの貼付位置を変更した状態を示す断面図。 従来のラベル下貼り装置と上ラベル貼付部の位置関係を示す部分平面図。
符号の説明
A…搬送部 B…ラベル発行部
C…ラベル移送部 D…移動機構
E…上ラベル貼付部 S…スリット
W…商品 L1…下ラベル
L2…上ラベル 14,14’…ローラ(駆動ローラ)

Claims (4)

  1. 商品を搬送する搬送路の途中のフレーム部に略搬送路の幅方向に亘ってスリットを設けて連接された搬送部と、
    該搬送部の下方に設けたラベル発行部と、
    該ラベル発行部から発行されたラベルの貼着面を上側に向けて無端回動するベルト表面に吸着保持し、該無端回動するベルトのラベル移送面上部に空間を持たせ上端が前記搬送路の下方に位置し、前記スリットを通過させて前記ラベルの貼着面を商品下面へ移送するラベル移送部と、
    前記搬送部下方向に吊下支持する吊持ち部材を、前記搬送部の搬送方向と直交する方向に前記フレーム部に架設したシャフトに摺動可能に装着し、前記吊持ち部材には、前記ラベル発行部と前記ラベル移送部が取り付けられ、前記ラベル移送部と前記ラベル発行部を一緒に前記スリットに沿って搬送路の幅方向に移動自在ならしめる移動機構と、
    前記移動機構により搬送路の幅方向に移動するラベル移送部の移動距離を、前記搬送部の搬送路幅の略半分の距離とする規制手段と、
    を備えることを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 前記スリットは、2台の搬送手段を所定間隔をおいて直線状に配置し、その2台の搬送手段間に搬送方向と直交させて2本のローラを配置して構成し、該ローラの直下に前記ラベル移送部を設けたことを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  3. 前記スリットを構成する2本のローラは、駆動ローラで構成されていることを特徴とする請求項2記載のラベル貼付装置。
  4. 前記搬送部の側近に、該搬送部を搬送される商品の上面にラベルを貼付する上ラベル貼付部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載のラベル貼付装置。
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