JP5006699B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置に関し、特に半導体装置に接続される外部機器が正常に接続されているか否かを判別する半導体装置に関する。
従来から、外部機器とシリアル通信を行なう通信装置には、外部機器と正常に接続されているか否かの接続状態を判別する接続検出回路が設けられている。図12は、従来の接続検出回路を示す図である。従来の接続検出回路120では、パルス発生回路122によってパルス電圧を発生し、出力端子OUTの電圧を上昇させる。そして、接続検出判別回路123は、この出力端子OUTの電圧と、パルス電圧の振幅の中心値に設定された基準電圧VREFとを比較し、その比較結果に基づいて外部回路124が接続検出回路120の出力端子OUTに正常に接続されているか否かを示す判定信号を出力している。
この従来の接続検出回路120では、外部回路124が接続検出回路に正常に接続されているか否かを以下のように判定している。正常接続時の場合(図3参照)、出力端子OUTはロウ・インピーダンス状態である。このため、パルス電圧が出力されると出力端子OUTの電圧は、外部回路内部の抵抗R及び容量値Cに基づいて決定される時定数によってゆるやかに上昇していく(図3、出力端子電圧参照)。一方、非接続時の場合(図4参照)、出力端子OUTはハイ・インピーダンス状態である。このため、パルス電圧が出力されると出力端子OUTの電圧は、パルス電圧が立ち上がると略同時に立ち上がり、パルス電圧の振幅値と同一の振幅値となる(図4、出力端子電圧参照)。すなわち、正常接続時と非接続時とでは、出力電圧の立ち上がり時間が異なるため、パルス電圧の振幅の中心値に設定された基準電圧VREFと出力電圧との大小関係を比較した比較結果に基づいて出力される検出信号の立ち上がり時間が異なる。このため、判定時間thにおける検出信号レベルが異なる。このようにして、正常に接続されていることを示す"H"レベルの判定信号又は、非接続を示す"L"レベルの判定信号を判定信号出力端子otへ出力している。なお、図3及び図4は、出力バッファ121に吸い込まれるリーク電流を考慮しない場合の理想的な接続検出回路の動作を示す図である。
このように、従来の接続検出回路では、出力端子OUTに外部回路が正常に接続されているか否かによって、出力端子OUTに出力される電圧の立ち上がり時間が異なることを利用して、接続状態を判別していた。なお、特許文献1には、接続検出回路と負荷との間に接続される信号線の電圧に基づいて負荷の接続可否を判定するシリアル通信装置が開示されている。
特開2007−080134号公報
しかしながら、従来の接続検出回路120では、出力バッファ121に吸い込まれるリーク電流によって出力端子OUTの出力電圧が低下することで、接続状態を正常に判断することが困難な場合が生じていた。図13は、従来の接続検出回路120において、正常動作時のリーク電流起因に基づく誤動作を示すタイミングチャートである。出力バッファ121のリーク電流が大きくなると、出力端子OUTの電圧が下がる。このため、常に出力端子OUTの電圧≦基準電圧VREFとなる。なお、図13では、接続検出回路は誤動作を起こしているが、判定時間thの期間に出力される検出信号が正常動作を示す"L"レベルの信号であるため、正常接続を示す"H"レベルの判定信号が出力される。一方、図14は、非接続時のリーク電流起因に基づく誤検出を示すタイミングチャートである。出力バッファ121のリーク電流が大きくなると、出力端子OUTの電圧が下がる。このため、常に出力端子OUTの電圧≦基準電圧VREFとなる。よって、判定時間thの期間に出力される検出信号が正常動作を示す"L"レベルの信号であるため、正常接続を示す"H"レベルの判定信号が出力される。このように、従来の接続検出回路では、接続状態を正常に判別することができない場合が生じていた。
本発明の一態様による半導体装置は、出力バッファに接続された出力端子と外部機器との接続状態を判別する半導体装置であって、前記出力端子の電圧を変動させるための検査電圧を生成する検査電圧発生回路と、前記出力端子の電圧と基準電圧とを比較し、当該比較結果に基づいて前記外部機器の接続状態を判別する接続検出判別回路と、前記出力バッファに発生するリーク電流を擬似的に再現した擬似電流を生成し、当該擬似電流により、前記出力端子の電圧の変動を補償する補償回路とを有する。
本発明の一態様による半導体装置によれば、出力バッファに発生するリーク電流に起因する出力電圧の変動を電流補償回路によって生成された擬似電流によって補正することで、接続状態を正常に判別することが可能となる。
また、本発明の一態様による半導体装置は、出力バッファに接続される出力端子と外部機器との接続状態を判別する半導体装置であって、前記出力端子の電圧を変動させるための検査電圧を生成する検査電圧発生回路と、前記出力バッファに発生するリーク電流に応じた前記出力端子の電圧の変動を補償する基準電圧を生成し、当該基準電圧と前記出力端子の電圧との比較結果に基づいて前記外部機器の接続状態を判別する接続検出判別回路とを有する。
本発明の一態様による半導体装置によれば、出力バッファに発生するリーク電流に応じた出力端子の電圧の変動を補償する基準電圧を生成することで、接続状態を正常に判別することが可能である。
本発明によれば、接続状態を正常に判別することが可能な半導体装置を提供することができる。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に関わる半導体装置(以下、接続検出回路と称す)を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態の接続検出回路100は、出力バッファ11、補償回路12、検査電圧発生回路13、接続検出判別回路14、出力端子OUT、パルス発生回路入力端子it、判定信号出力端子otを有している。また、接続検出回路100の出力端子OUTには、外部機器(以下、外部回路と称す)15が接続されている。
出力バッファ11は、出力端子OUTに直流電流を出力する回路である。補償回路12は、出力バッファに発生するリーク電流を擬似的に再現した擬似電流を生成し、この擬似電流により、出力端子OUTの電圧の変動を補償する回路である。以下、補償回路を電流補償回路と称して説明する。検査電圧発生回路13は、出力端子OUTの電圧を変動させるための検査電圧を生成する回路である。本実施の形態では、第1レベルの電圧及び第1レベルの電圧より大きい第2レベルの電圧から構成されるパルスを検査電圧として出力端子OUTに出力するパルス発生回路を用いている。以下、検査電圧発生回路をパルス発生回路と称して説明する。接続検出判別回路14は、出力端子OUTの電圧と基準電圧とを比較し、この比較結果に基づいて外部回路の接続状態を判別する回路である。外部回路15は、接続検出回路100に接続されているか否かを判定する対象となる回路である。以下、図2を参照して個々のブロックの詳細な構成について説明する。
出力バッファ11は、負荷回路7、NMOSトランジスタN11〜N13、正信号入力端子true、比較信号入力端子comp、バイアス端子biasを有している。NMOSトランジスタN11のソースは接地電位に接続され、ドレインは共通接続されたNMOSトランジスタN12、N13のソースに接続されている。また、NMOSトランジスタN11のゲートには、バイアス端子biasが接続されている。NMOSトランジスタN12のドレインは負荷回路7に接続され、ゲートは正信号入力端子trueに接続されている。NMOSトランジスタN13のドレインは負荷回路7に接続され、ゲートは比較信号入力端子compに接続されている。また、負荷回路7は、電源電位(以下、電源電圧VDDと称す)に接続されている。また、負荷回路7とNMOSトランジスタN12との間のノードには出力端子OUTcが接続され、負荷回路7とNMOSトランジスタN13との間のノードには出力端子OUTtが接続されている。
電流補償回路12は、第1の擬似電流源に相当するNMOSトランジスタN14、N15、第1のカレントミラー回路に相当するPMOSトランジスタP11〜P13を有している。PMOSトランジスタP11〜PMOSトランジスタP13はカレントミラー回路を構成している。PMOSトランジスタP11、P12、P13のソースは電源電圧VDDに接続され、ゲートは共通に接続されている。また、PMOSトランジスタP12のドレインは出力バッファ11と出力端子OUTtとの間のノードに接続され、PMOSトランジスタP13のドレインは出力バッファ11と出力端子OUTcとの間のノードに接続されている。NMOSトランジスタN14のドレインはPMOSトランジスタP11のドレインに接続され、ソースはNMOSトランジスタN15のドレインに接続されている。また、NMOSトランジスタN14のゲート及び、NMOSトランジスタN15のソース、ゲートは接地電位に接続されている。
パルス発生回路13は、第1のスイッチに相当するPMOSトランジスタP14、抵抗R11〜R14、電流源IS1を有している。直列に接続された抵抗R11及びR12の一端は電源電圧VDDに接続され、他端は電流源IS1を介して接地電位に接続されている。また、抵抗R11の両端には、PMOSトランジスタP14のソース、ドレインが接続されている。PMOSトランジスタP14のゲートは、パルス発生回路入力端子itに接続されている。また、抵抗R12と電流源IS1との間のノードは、直列に接続された抵抗R13とR14との間のノードに接続されている。また、抵抗R13の一端は、出力バッファと出力端子OUTtとの間のノードに接続され、抵抗R14の一端は出力バッファと出力端子OUTcとの間のノードに接続されている。なお、本実施の形態においては、検査電圧発生回路をパルス発生回路としているが、出力端子と外部機器との接続を確認できる電圧であればよく、検査電圧はパルスに限るものではない。
接続検出判別回路14は、第1の比較器COM1及び第2の比較器COM2、演算回路(以下、NOR回路と称す)NOR、判定回路8を有している。第1の比較器COM1の反転入力端子には出力バッファ11と出力端子OUTcとの間のノードが接続され、非反転入力端子には基準電圧源VREF1の出力部が接続されている。また、基準電圧源VREF1の入力部は接地電位に接続されている。第2の比較器COM2の反転入力端子には出力バッファ11と出力端子OUTtとの間のノードが接続され、非反転入力端子には基準電圧源VREF2の出力部が接続されている。また、基準電圧源VREF2の入力部は接地電位に接続されている。NOR回路NORの入力部には比較器COM1及び比較器COM2の出力部が接続され、出力部には判定回路8が接続されている。また、判定回路8の出力部は、判定信号出力端子otに接続されている。
外部回路15は抵抗R15、R16、コンデンサC11、C12を有している。コンデンサC11の一端は出力端子OUTcに接続され、他端は抵抗R15の一端に接続されている。また、抵抗R15の他端は接地電位に接続されている。コンデンサC12の一端は出力端子OUTtに接続され、他端は抵抗R16の一端に接続されている。また、抵抗R16の他端は接地電位に接続されている。
図3及び図4は、図2に示された接続検出回路100における各部の波形を示す図である。以下、図2及び図3、図4を参照して本実施の形態の接続検出回路100の動作についてより詳細に説明する。図3は、出力端子OUTに外部回路15が正常に接続されている正常接続時のタイミングチャートを示す図である。正常接続時は、出力端子OUTからみて外部回路15が例えばケーブルを介して接続されている状態である。一方、図4は、出力端子OUTに外部回路15が正常に接続されていない非接続時のタイミングチャートを示す図である。非接続時は、例えばケーブルが接続されていない状態である。
まず、接続検出回路100と外部回路15が正常に接続されている場合の動作について説明する。接続検出回路ブロックを含む高速シリアル伝送ブロック全体が立ち上がり(図3、t1参照)、安定した後、出力バッファ11の負荷回路7をハイ・インピーダンス状態とする(図3、t2参照)。この場合、NMOSトランジスタN11〜N13は、それぞれバイアス端子bias、正信号入力端子true、比較信号入力端子compに入力される"L"レベルの信号に基づいてオフ状態となる。このとき、NMOSトランジスタN11〜N13には、第1のリーク電流が流れる。よって、出力バッファ11から出力端子OUTに出力される電圧は、第1のリーク電流分だけ低下する。
電流補償回路12は、出力バッファ11に吸い込まれる第1のリーク電流(以下、リーク電流LNと称す)を擬似的に再現した第1の擬似電流(以下、擬似電流SNと称す)を生成する。第1の擬似電流源であるNMOSトランジスタN14のゲート電極及びNMOSトランジスタN15のゲート電極及びソース電極が接地電位に接続されているため、NMOSトランジスタN14及びN15はオフ状態である。このNMOSトランジスタN14及びN15は、出力バッファ11において、出力端子OUTと接地電位との間に接続されたNMOSトランジスタN11〜N13を擬似的に再現している。従って、NMOSトランジスタN14及びN15には第1のリーク電流LNと略同一の擬似電流SNが流れる。この擬似電流SNは、NMOSトランジスタN14に接続されているPMOSトランジスタP11に流れる。PMOSトランジスタP11〜PMOSトランジスタP13はカレントミラー回路を構成しているため、この擬似電流SNはPMOSトランジスタP12及びPMOSトランジスタP13に流れる。そして、この擬似電流SNは出力バッファ11へと注入される。すなわち、電流補償回路12は、出力バッファに吸い込まれるリーク電流LNによって生じる出力端子OUTの電圧の低下を補正する擬似電流SNを生成して出力バッファへと出力している。
出力バッファ11がハイ・インピーダンス状態になった後、パルス発生回路13は、出力端子OUTにパルス電圧を出力する。例えばパルス発生回路入力端子itに"L"レベルの信号を入力すると(図3、t3参照)、PMOSトランジスタP14はオン状態となる。よって、電流源IS1に電流I1が流れるとすると、出力端子OUTには、VDD−I1×R12の電圧が出力される。一方、パルス発生回路入力端子itに"H"レベルの信号を入力すると、PMOSトランジスタP14はオフ状態となる。よって、出力端子OUTには、VDD−I1×(R11+R12)の電圧が出力される。
パルス電圧が出力端子OUTに出力されると、出力端子OUTの電圧は増加する。正常接続時は、出力端子OUTは、ロウ・インピーダンスである。よって、出力端子OUTの電圧は、外部回路15内部の抵抗R15、R16及びコンデンサC11、C12における抵抗値及び容量値によって決定される時定数に基づいてゆるやかに上昇する(図3、出力端子電圧参照)。
接続検出判別回路14は、まず、この出力電圧と基準電圧VREFとを比較する。なお、基準電圧VREFは、パルス電圧の振幅の中心値に設定される。ここで、パルス電圧の振幅の中心値について説明する。上記したように、パルス電圧の振幅の最大値はVDD−I1×R12である。一方、パルス電圧の振幅の最小値はVDD−I1×(R11+R12)である。従って、パルス電圧の振幅の中心値、すなわち基準電圧VREFは、(振幅の最大値+振幅の最小値)/2=VDD−(R11/2+R12)Iとなる(図3、VREF参照)。
パルス電圧が出力されてしばらくは、出力端子OUTの出力電圧が基準電圧VREFより小さいため(図3、t4参照)、第1の比較器COM1及び第2の比較器COM2は、"H"レベルの信号を出力する。この"H"レベル信号に基づいて、NOR回路NORは、"L"レベルの検出信号を出力する。その後、出力電圧が基準電圧VREF以上になると(図3、t5参照)、第1の比較器COM1及び第2の比較器COM2は、"L"レベルの信号を出力する。この"L"レベル信号に基づいて、NOR回路NORは、"H"レベルの検出信号を出力する。
NOR回路NORにより出力された"L"レベル又は"H"レベルの検出信号は、判定回路8へと入力される。判定回路8は、予め設定された判定時間thにおける検出信号の信号レベルを判定する。正常接続時は、判定時間thにNOR回路NORにより出力される検出信号は"L"レベルである。検出信号が"L"レベルである場合、判定回路8は、"H"レベルの判定信号を出力する。このようにして、外部回路15が接続検出回路100と正常に接続されていることを示す"H"レベルの判定信号が出力される。
次に、接続検出回路100と外部回路15が接続されていない場合の動作について説明する。なお、出力バッファ11及び電流補償回路12の動作については、正常接続時の場合と同一であるため、詳細な説明を省略する。
非接続時には、出力バッファ11及び出力端子OUTはハイ・インピーダンス状態である。このため、パルス電圧が出力されると出力端子OUTの電圧は、パルス電圧が立ち上がると略同時に立ち上がり、パルス電圧の振幅値と同一の振幅値となる(図4、出力端子電圧参照)。
接続検出判別回路14は、この出力電圧とパルス電圧の振幅の中心に設定された基準電圧VREFとを比較する。なお、本実施の形態においては、基準電圧をパルス電圧の振幅の中心に設定しているが、接続検出判別可能な電圧であれば、これに限るものではない。非接続時では、出力端子OUTはパルス電圧が立ち上がると略同時に立ち上がるため、パルス電圧が出力されるとすぐに出力電圧が基準電圧VREF以上となる(図4、t4参照)。よって、第1の比較器COM1及び第2の比較器COM2は、"L"レベルの信号を出力する。このため、NOR回路NORは、パルス電圧が立ち上がってすぐに"H"レベルの検出信号を出力する。よって、非接続時は、判定時間thにNOR回路NORにより出力される検出信号は"H"レベルである。検出信号が"H"レベルである場合、判定回路8は、"L"レベルの判定信号を出力する。このようにして、外部回路15が非接続であることを示す"L"レベルの判定信号が出力される。
以上に示したように本実施の形態では、出力バッファ11に吸い込まれるリーク電流に起因する出力端子OUTの電圧降下を補正する擬似電流を生成する電流補償回路12を設ける。この電流補償回路により、出力バッファに吸い込まれる又は出力バッファから吐き出されるリーク電流と略同一の電流である擬似電流を生成して出力バッファに注入することが可能である。従って、リーク電流により生じる出力端子OUTの電圧降下分を補正することが可能である。
また、本実施の形態では、直列に接続されたNMOSトランジスタN14及びN15により第1の擬似電流を生成する。これは、出力バッファ11において、出力端子OUTと接地電位との間に接続されたNMOSトランジスタN11〜N13を擬似的に再現したものである。このため、例えば、出力バッファのNMOSトランジスタN11が抵抗である場合、電流補償回路の第1の擬似電流源も1つのNMOSトランジスタにより構成することが可能である。
そして、このように出力バッファに吸い込まれるリーク電流に起因する出力端子OUTの電圧降下を補正して、接続検出回路100では、外部回路が正常に接続されているか否かの判断を行う。具体的には、正常に接続されている場合は、出力先がハイ・インピーダンスであり、正常に接続されていない場合は、出力先がロウ・インピーダンスであることを利用する。出力先がロウ・インピーダンスである場合は、出力端子OUTの電圧は、外部回路内部の抵抗及びコンデンサにおける抵抗値及び容量値により決定される時定数によりゆるやかに上昇する。このため、出力端子OUTの電圧の立ち上がり時間は遅くなる。一方、出力先がハイ・インピーダンスである場合は、出力端子OUTの電圧は、パルス電圧が立ち上がると略同時に立ち上がり、パルス電圧の振幅と同一の振幅値となる。すなわち、出力端子OUTに外部回路が正常に接続されているか否かによって、出力端子OUTに出力される電圧の立ち上がり時間が異なるため、基準電圧VREFと出力電圧との大小関係を比較した比較結果に基づいて出力される検出信号の立ち上がり時間が異なる。このようにして、判定時間thにおける検出信号レベルの違いにより、正常に接続されているか否かを示す判定信号を出力することが可能である。
実施の形態2
図5は、本実施の形態2の接続検出回路200を示す図である。なお、図5及び、後述する図6〜図10において、図2と共通する構成に関しては、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。接続検出回路200では、実施の形態1における接続検出回路100と比較して、出力バッファ21及び電流補償回路22の内部構成が異なっている。
出力バッファ21は、NMOSトランジスタN21〜N23、PMOSトランジスタP24、P25、抵抗R27、R28、正信号入力端子true、比較信号入力端子comp、バイアス端子bias、イネーブル端子enbを有している。PMOSトランジスタP24及びPMOSトランジスタP25は、カレントミラー回路を構成している。PMOSトランジスタP24及びPMOSトランジスタP25のソースは電源電圧VDDに接続され、ゲートはイネーブル端子enbに接続されている。また、PMOSトランジスタP24のドレインは抵抗R27を介してNMOSトランジスタN22のドレインに接続され、PMOSトランジスタP25のドレインは抵抗R28を介してNMOSトランジスタN23のドレインに接続されている。また、NMOSトランジスタN22のゲートには正信号入力端子trueが接続され、NMOSトランジスタN23のゲートには比較信号入力端子compが接続されている。また、NMOSトランジスタN22とNMOSトランジスタN23のソースは、NMOSトランジスタN21のドレインに接続されている。NMOSトランジスタN21のソースは接地電位に接続され、ゲートには、バイアス端子biasが接続されている。また、抵抗R28とNMOSトランジスタN23との間のノードは出力端子OUTtに接続され、抵抗R27とNMOSトランジスタN22との間のノードは出力端子OUTcに接続されている。
電流補償回路22は、第2の擬似電流源に相当するPMOSトランジスタP21、P22、第2のカレントミラー回路に相当するNMOSトランジスタN24〜N27を有している。PMOSトランジスタP21及びPMOSトランジスタP22は、カレントミラー回路を構成している。PMOSトランジスタP21及びPMOSトランジスタP22のソース、ゲートは、電源電圧VDDに接続されている。NMOSトランジスタN24及びNMOSトランジスタN25は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN24とNMOSトランジスタN25のゲートは共通に接続され、ソースは接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN24のドレインはPMOSトランジスタP21のドレインに接続され、NMOSトランジスタN25のドレインは出力バッファ21と出力端子OUTtとの間のノードに接続されている。NMOSトランジスタN26及びNMOSトランジスタN27は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN26とNMOSトランジスタN27のゲートは共通に接続され、ソースは接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN26のドレインはPMOSトランジスタP22のドレインに接続され、NMOSトランジスタN27のドレインは出力バッファ21と出力端子OUTcとの間のノードに接続されている。
以下、図5を参照して本実施の形態の接続検出回路200の動作について説明する。実施の形態1では出力バッファに吸い込まれるリーク電流を補正するために擬似電流を生成して、出力バッファに注入する。一方、本実施の形態では、出力バッファから吐き出されるリーク電流と略同一の擬似電流を生成して出力バッファから引き込む。なお、本実施の形態における接続検出回路200の動作は、出力バッファ及び電流補償回路の動作を除いて、実施の形態1における接続検出回路100の動作と同一である。従って、ここでは出力バッファ及び電流補償回路の動作についてのみ説明する。
接続検出動作時、出力バッファ21はハイ・インピーダンス状態である。この場合、PMOSトランジスタP24及びP25は、イネーブル端子enbに入力される"H"レベルの信号に基づいてオフ状態となる。このとき、PMOSトランジスタP4及びPMOSトランジスタP5にはリーク電流LPが流れる。このリーク電流LPは、出力バッファ21外部へと吐き出される。
電流補償回路12は、出力バッファ11から吐き出される第2のリーク電流(以下、リーク電流LPと称す)を擬似的に再現した第2の擬似電流(以下、擬似電流SPと称す)を生成する。第2の擬似電流源であるPMOSトランジスタP21及びP22のゲート電極及びソース電極が電源電位に接続されているため、PMOSトランジスタP21及びP22はオフ状態である。このPMOSトランジスタP21及びP22は、出力バッファ11内の負荷回路を構成するPMOSトランジスタP24、P25を擬似的に再現している。従って、PMOSトランジスタP21及びP22には擬似電流SPが流れる。この擬似電流SPは、PMOSトランジスタP21及びP22に接続されているNMOSトランジスタN24及びN26に流れる。NMOSトランジスタN24及びN26はそれぞれカレントミラー回路を構成しているため、擬似電流SPはNMOSトランジスタN25及びN27へ流れる。すなわち、電流補償回路22は、出力バッファ21から吐き出されるリーク電流LPにより上昇する出力端子OUTの電圧を補正する擬似電流SPを生成して出力バッファから引き込んでいる。
以上に示したように本実施の形態では、出力バッファから吐き出されるリーク電流に起因する出力端子OUTの電圧の上昇を補正する擬似電流を生成する電流補償回路を設ける。この電流補償回路により、出力バッファから吐き出されるリーク電流LPと略同一の電流である擬似電流SPを生成して出力バッファから引き込むことが可能である。従って、リーク電流により生じる出力端子OUTの電圧の上昇分を補正することが可能である。よって、接続状態を正常に判別することが可能である。
また、本実施の形態では、PMOSトランジスタP21及びP22により第2の擬似電流を生成する。これは、出力バッファ11において、負荷回路を構成するPMOSトランジスタP24、P25を擬似的に再現したものである。従って、第2の擬似電流源は1つのPMOSトランジスタで構成してもよい。このように第2の擬似電流源を1つのPMOSトランジスタで構成する場合、第2のカレントミラー回路は3つのNMOSトランジスタにより構成することが可能である。
実施の形態3
図6は、本実施の形態3の接続検出回路300を示す図である。接続検出回路300では、実施の形態2における接続検出回路200と比較して、電流補償回路の内部構成が異なっている。
電流補償回路32は、第1の擬似電流源に相当するNMOSトランジスタN38、N39、第2の擬似電流源に相当するPMOSトランジスタP31、P32、第1のカレントミラー回路に相当するPMOSトランジスタP33〜P35、第2のカレントミラー回路に相当するNMOSトランジスタN34〜N37を有している。PMOSトランジスタP31及びP32は、カレントミラー回路を構成している。PMOSトランジスタP31及びPMOSトランジスタP32のソース、ゲートは、電源電圧VDDに接続されている。NMOSトランジスタN34及びN35は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN34及びNMOSトランジスタN35のゲートは共通に接続されている。NMOSトランジスタN34のドレインはPMOSトランジスタP31のドレインに接続され、ソースは接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN35のドレインは出力バッファ31と出力端子OUTtとの間のノード及びPMOSトランジスタP33のドレインに接続され、ソースは接地電位に接続されている。
NMOSトランジスタN36及びNMOSトランジスタN37は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN36及びNMOSトランジスタN37のゲートは共通に接続されている。NMOSトランジスタN36のドレインはPMOSトランジスタP32のドレインに接続され、ソースは接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN37のドレインは出力バッファ31と出力端子OUTcとの間のノード及びPMOSトランジスタP34のドレインに接続され、ソースは接地電位に接続されている。
PMOSトランジスタP33〜PMOSトランジスタP35はカレントミラー回路を構成している。PMOSトランジスタP33、P34、P35のソースは電源電圧VDDに接続され、ゲートは共通に接続されている。また、PMOSトランジスタP35のドレインはNMOSトランジスタN38のドレインに接続されている。NMOSトランジスタN39のドレインはNMOSトランジスタN38のソースに接続され、ソースは接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN38及びNMOSトランジスタN39のゲートは接地電位に接続されている。
以下、図6を参照して本実施の形態の接続検出回路300の動作について説明する。実施の形態1では、出力バッファに吸い込まれるリーク電流を擬似的に再現した擬似電流を生成して、出力バッファに注入する。一方、本実施の形態では、出力バッファから吐き出されるリーク電流と出力バッファに吸い込まれるリーク電流との差分リーク電流と略同一の差分擬似電流を生成する。なお、本実施の形態における接続検出回路300の動作は、電流補償回路の動作32を除いて、実施の形態1又は2における接続検出回路の動作と同一である。従って、ここでは出力バッファ及び電流補償回路の動作についてのみ説明する。
接続検出動作時、出力バッファ31はハイ・インピーダンス状態となる。この場合、NMOSトランジスタN21〜N23はそれぞれ、バイアス端子bias、正信号入力端子true、比較信号入力端子compに入力される"L"レベルの信号に基づいてオフ状態となる。また、PMOSトランジスタP24、P25は、イネーブル端子enbに入力される"H"レベルの信号に基づいてオフ状態となる。このとき、PMOSトランジスタP24及びP25にはリーク電流LPが流れ、NMOSトランジスタN21〜N23にはリーク電流LNが流れる。よって、出力バッファ31には、差分リーク電流|LP−LN|が流れる。
ここで、電流補償回路32は、出力バッファ31に吸い込まれる差分リーク電流|LP−LN|と略同一の電流である差分擬似電流|SP−SN|を生成する。まず、NMOSトランジスタN38及びN39により出力バッファ32に吸い込まれるリーク電流LNと略同一の第1の擬似電流SNを生成する。この第1の擬似電流SNは、PMOSトランジスタP33〜P35へと流れる。一方、PMOSトランジスタP31及びP32により出力バッファ31から吐き出されるリーク電流LPと略同一の第2の擬似電流SPを生成する。この第2の擬似電流SPはNMOSトランジスタN34〜N37へと流れる。このとき、NMOSトランジスタN35に流れる第2の擬似電流SPとPMOSトランジスタP33に流れる第1の擬似電流SNとの差分電流|SP−SN|、又はNMOSトランジスタN37に流れる第2の擬似電流SPとPMOSトランジスタP34に流れる第1の擬似電流SNとの差分である差分電流|SP−SN|が生成される。
すなわち、出力バッファ31において、PMOSトランジスタP24及びP25から吐き出されるリーク電流LPが、NMOSトランジスタN21〜N23に流れるリーク電流LNより大きい場合は、電流補償回路32によって生成される擬似電流(SP−SN)によって接地電位に電流を引き込む。一方、出力バッファ31において、PMOSトランジスタP24及びP25から吐き出されるリーク電流LPが、NMOSトランジスタN21〜N23に流れるリーク電流LNより小さい場合は、電流補償回路32により生成される擬似電流(SN−SP)を出力バッファ31に注入する。
以上に示したように、本実施の形態では、出力バッファから吐き出されるリーク電流と出力バッファに吸い込まれるリーク電流との差分リーク電流に起因する出力端子OUTの電圧降下又は電圧の上昇を補正する擬似電流を生成する電流補償回路を設ける。この電流補償回路によって、出力バッファから吐き出されるリーク電流と出力バッファに吸い込まれるリーク電流との差分リーク電流と略同一の差分擬似電流を生成することが可能である。従って、リーク電流により生じる出力端子OUTの電圧降下分又は電圧上昇分を補正することが可能である。よって、接続状態を正常に判別することが可能である。
実施の形態4
図7は、本実施の形態4の接続検出回路400を示す図である。接続検出回路400は、出力バッファ11、補償回路42、検査電圧発生回路(以下、パルス発生回路と称す)13、接続検出判定回路44を有している。本実施の形態における接続検出回路400は、実施の形態1における接続検出回路100と比較して、補償回路42及び接続検出判別回路44の内部構成が異なっている。補償回路42は、出力バッファ11に吸い込まれる又は出力バッファ11から吐き出されるリーク電流を擬似的に再現し、基準電圧を生成するための擬似電流を生成する回路である。以下、補償回路を電流補償回路と称して説明する。接続検出判定回路42は、出力バッファ11に吸い込まれる又は出力バッファ11から吐き出されるリーク電流に応じた出力端子OUTの電圧の変動を補償する基準電圧を生成し、基準電圧と出力端子OUTの電圧との比較結果に基づいて外部回路の接続状態を判別する回路である。
実施の形態1では、電流補償回路12のPMOSトランジスタP12のドレインは、出力バッファ11と出力端子OUTtとの間のノードに接続され、PMOSトランジスタP13のドレインは出力バッファ11と出力端子OUTcとの間のノードに接続されている。一方、本実施の形態では、電流補償回路42のPMOSトランジスタP42のドレインは接続検出判別回路44のNMOSトランジスタN47のドレインに接続され、PMOSトランジスタP43のドレインは、接続検出判別回路44のNMOSトランジスタN43のドレインに接続されている。
接続検出判別回路44は、NMOSトランジスタN43〜N50、抵抗R41、R42、電流源IS2、IS3、第1の比較器COM1、第2の比較器COM2、NOR回路NOR、判定回路8を有している。NMOSトランジスタN43及びNMOSトランジスタN44は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN43及びNMOSトランジスタN44のゲートは共通に接続され、ソースは接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN43のドレインは電流補償回路42のPMOSトランジスタP43のドレインに接続され、NMOSトランジスタN44のドレインはNMOSトランジスタN46と抵抗R41との間のノードに接続されている。NMOSトランジスタN45及びNMOSトランジスタN46は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN45及びNMOSトランジスタN46のゲートは共通に接続され、ソースは接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN45のドレインは電流源IS2を介して電源電圧VDDに接続されている。NMOSトランジスタN46のドレインは抵抗R51を介して電源電圧VDDに接続されている。
NMOSトランジスタN47及びNMOSトランジスタN48は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN47及びNMOSトランジスタN48のゲートは共通に接続され、ソースは接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN47のドレインは、電流補償回路42のPMOSトランジスタP42のドレインに接続され、NMOSトランジスタN48のドレインは、NMOSトランジスタN50と抵抗R52との間のノードに接続されている。NMOSトランジスタN49及びNMOSトランジスタN50は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN49及びNMOSトランジスタN50のゲートは共通に接続され、ソースは接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN49のドレインは電流源IS3を介して電源電圧VDDに接続され、NMOSトランジスタN50のドレインは抵抗R42を介して電源電圧VDDに接続されている。
第1の比較器COM1の反転入力端子は、出力バッファ11と出力端子OUTcとの間のノードに接続され、非反転入力端子はNMOSトランジスタN46のドレインに接続されている。第2の比較器COM2の反転入力端子は出力バッファ11と出力端子OUTtとの間のノードに接続され、非反転入力端子はNMOSトランジスタN50のドレインに接続されている。また、第1の比較器CMP1及び第2の比較器COM2の出力部は、NOR回路NORの入力部に接続されている。そして、NOR回路NORの出力部には、判定回路8が接続されている。また、判定回路8の出力部には判定信号出力端子otが接続されている。
以下、図7を参照して本実施の形態の接続検出回路400の動作について説明する。実施の形態1では、接続検出判別回路14で比較を行なう場合の基準電圧VREFは、パルス電圧の振幅の中心値に設定されている。一方、本実施の形態では、基準電圧VREFは、電流補償回路42により出力される擬似電流SNに基づいて生成される。なお、本実施の形態における接続検出回路400の動作は、電流補償回路42及び接続検出判別回路44の動作を除いて、実施の形態1における接続検出回路100の動作と同一である。従って、ここでは電流補償回路42及び接続検出判別回路44の動作についてのみ説明する。
接続検出動作時、出力バッファ11の負荷回路7はハイ・インピーダンス状態になり、NMOSトランジスタN11〜N13はオフ状態となる。この時、NMOSトランジスタN11〜N13にリーク電流LNが流れる。電流補償回路42は、第1の擬似電流源に相当するNMOSトランジスタN41及びN42によりリーク電流LNと略同一の電流である擬似電流SNを生成する。この擬似電流SNは、第1のカレントミラー回路を構成するPMOSトランジスタP41〜P43により接続検出判別回路44へと出力される。接続検出判別回路44のNMOSトランジスタN43に入力された擬似電流SNは、カレントミラー回路を構成するNMOSトランジスタN44へ流れる。よって、電流源IS2に電流I2が流れるとすると、第1の比較器COM1の非反転入力端子に入力される基準電圧VREFは、VDD−(I2+擬似電流SN)×R41となる。一方、電流源IS3に電流I3が流れるとすると、第2の比較器COM2の非反転入力端子に入力される基準電圧VREFは、VDD−(I3+擬似電流SN)×R42となる。このように、第1の比較器COM1又は第2の比較器COM2に入力される基準電圧は、それぞれ擬似電流SN×R41、擬似電流SN×R42分だけ小さくなっている。
以上に示したように、本実施の形態では、出力バッファ11に吸い込まれるリーク電流により低下した出力端子OUTの電圧に対して、基準電圧VREFもその低下分だけ小さくする。従って、接続状態を正常に判別することが可能である。また、本実施の形態では、基準電圧は、出力バッファ11に吸い込まれる又は出力バッファ11から吐き出されるリーク電流を擬似的に再現した擬似電流に基づいて生成された。しかしながら、この基準電圧は、出力バッファに吸い込まれる又は出力バッファから吐き出されるリーク電流に応じた出力端子の電圧の変動を補償するように生成されればよい。この場合であっても、接続状態を正常に判別することが可能である。
実施の形態5
図8は、本実施の形態5の接続検出回路500を示す図である。接続検出回路500では、実施の形態2における接続検出回路200と比較して、電流補償回路52及び接続検出判別回路54の内部構成が異なっている。
実施の形態2では、電流補償回路22のNMOSトランジスタN25のドレインは出力バッファ21と出力端子OUTtとの間のノードに接続され、NMOSトランジスタN27のドレインは出力バッファ21と出力端子OUTcとの間のノードに接続されている。一方、本実施の形態では、電流補償回路52のNMOSトランジスタN52のドレインは接続検出判別回路54のPMOSトランジスタP53のドレインに接続され、NMOSトランジスタN54のドレインは、接続検出判別回路54のPMOSトランジスタP55のドレインに接続されている。
接続検出判別回路54は、PMOSトランジスタP53〜P56、NMOSトランジスタN55〜N58、抵抗R51、抵抗R52、電流源IS2、IS3、第1の比較器COM1、第2の比較器COM2、NOR回路NOR、判定回路8を有している。PMOSトランジスタP53及びP54は、カレントミラー回路を構成している。PMOSトランジスタP53及びP54のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ電源電圧VDDに接続されている。また、PMOSトランジスタP53のドレインは電流補償回路52のNMOSトランジスタN52のドレインに接続され、PMOSトランジスタP54のドレインはNMOSトランジスタN56と抵抗R51との間のノードに接続されている。
NMOSトランジスタN55及びN56は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN55及びN56のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN55のドレインは電流源IS2を介して電源電圧VDDに接続され、NMOSトランジスタN56のドレインは抵抗R51を介して電源電圧VDDに接続されている。
PMOSトランジスタP55及びP56は、カレントミラー回路を構成している。PMOSトランジスタP55及びP56のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ電源電圧VDDに接続されている。PMOSトランジスタP55のドレインは電流補償回路52のNMOSトランジスタN54のドレインに接続され、PMOSトランジスタP56のドレインは、NMOSトランジスタN58と抵抗R52との間のノードに接続されている。NMOSトランジスタN57及びN58は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN57及びN58のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ接地電位に接続されている。NMOSトランジスタN57のドレインは電流源IS3を介して電源電圧VDDに接続され、NMOSトランジスタN58のドレインは抵抗R52を介して電源電圧VDDに接続されている。
第1の比較器COM1の反転入力端子は出力バッファ21と出力端子OUTcとの間のノードに接続され、非反転入力端子はNMOSトランジスタN56のドレインに接続されている。第2の比較器COM2の反転入力端子は出力バッファ21と出力端子OUTtとの間のノードに接続され、非反転入力端子はNMOSトランジスタN58のドレインに接続されている。第1の比較器COM1及び第2の比較器COM2の出力部はNOR回路NORの入力部に接続されている。また、NOR回路NORの出力部には判定回路8が接続されている。
以下、図8を参照して本実施の形態の接続検出回路500の動作について説明する。実施の形態2では、接続検出判別回路14で比較を行なう場合の基準電圧VREFは、パルス電圧の振幅の中心値に設定されている。一方、本実施の形態では、基準電圧VREFは、電流補償回路52により出力される擬似電流に基づいて生成される。なお、本実施の形態における接続検出回路500の動作は、電流補償回路52及び接続検出判別回路54の動作を除いて、実施の形態2における接続検出回路200の動作と同一である。従って、ここでは電流補償回路52及び接続検出判別回路54の動作についてのみ説明する。
実施の形態2に示したように、電流補償回路52は、出力バッファにより吐き出されるリーク電流LPを擬似的に再現した擬似電流SPを生成する。この擬似電流SPは、カレントミラーを構成するNMOSトランジスタN52及びN54により接続検出判別回路54へと出力される。接続検出判別回路54のPMOSトランジスタP53に入力された擬似電流SPは、カレントミラー回路を構成するNMOSトランジスタN54へ流れる。よって、第1の比較器COM1の非反転入力端子に入力される基準電圧VREFは、VDD−(I2−擬似電流SP)×R51となる。一方、第2の比較器COM2の非反転入力端子に入力される基準電圧VREFは、VDD−(I3−擬似電流SP)×R52となる。このように、第1の比較器COM1又は第2の比較器COM2に入力される基準電圧は、それぞれ擬似電流SN×R51、擬似電流SN×R52分だけ大きくなっている。
以上に示したように、本実施の形態では、出力バッファ21から吐き出されるリーク電流により上昇した出力端子OUTの電圧に対して、基準電圧VREFもその増加分だけ大きくする。従って、接続状態を正常に判別することが可能である。
実施の形態6
図9は、本実施の形態6の接続検出回路600を示す図である。接続検出回路600では、実施の形態3における接続検出回路300と比較して、電流補償回路62及び接続検出判別回路64の内部構成が異なっている。
電流補償回路62は、PMOSトランジスタP61〜P65、NMOSトランジスタN61〜N66を有している。PMOSトランジスタP61及びP62は、カレントミラー回路を構成している。PMOSトランジスタP61及びP62のゲートは共通に接続され、ソースは電源電圧に接続されている。NMOSトランジスタN61及びN62は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN61及びN62のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN61のドレインはPMOSトランジスタP61のドレインに接続されている。NMOSトランジスタN63及びN64は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN63及びN64のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN63のドレインは、PMOSトランジスタP62のドレインに接続されている。
PMOSトランジスタP63〜P65は、カレントミラー回路を構成している。PMOSトランジスタP63、P64、P65のゲートは共通に接続され、ソースは電源電圧に接続されている。また、PMOSトランジスタP65のドレインはNMOSトランジスタN65のドレインに接続されている。NMOSトランジスタN66のドレインは、NMOSトランジスタN65のソースに接続され、ソースは接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN65及びN66のゲートは接地電位に接続されている。
接続検出判別回路64は、PMOSトランジスタP66〜P69、NMOSトランジスタN67〜N74、抵抗R61、R62、電流源IS2、IS3、第1の比較器COM1、第2の比較器COM2、NOR回路NOR、判定回路8を有している。PMOSトランジスタP66及びP67は、カレントミラー回路を構成している。PMOSトランジスタP66及びP67のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ電源電圧に接続されている。また、PMOSトランジスタP66のドレインは電流補償回路62のNMOSトランジスタN62のドレインに接続され、PMOSトランジスタP67のドレインはNMOSトランジスタN70と抵抗R61との間のノードに接続されている。NMOSトランジスタN67及びN68は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN67及びN68のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN67のドレインは電流補償回路62のPMOSトランジスタP63のドレインに接続され、NMOSトランジスタN68のドレインはPMOSトランジスタP67のドレインに接続されている。NMOSトランジスタN69及びN70はカレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN69及びN70のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN69のドレインは電流源IS2を介して電源電圧VDDに接続され、NMOSトランジスタN70のドレインは抵抗R61を介して電源電圧VDDに接続されている。
PMOSトランジスタP68及びP69は、カレントミラー回路を構成している。PMOSトランジスタP68及びP69のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ電源電圧VDDに接続されている。また、PMOSトランジスタP68のドレインは電流補償回路62のNMOSトランジスタN64のドレインに接続され、PMOSトランジスタP69のドレインはNMOSトランジスタN74と抵抗R62との間のノードに接続されている。NMOSトランジスタN71及びN72は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN71及びN72のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN71のドレインは電流補償回路62のPMOSトランジスタP64のドレインに接続され、NMOSトランジスタN72のドレインはPMOSトランジスタP69のドレインに接続されている。NMOSトランジスタN73及びN74は、カレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN73及びN74のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN73のドレインは電流源IS3を介して電源電圧VDDに接続され、NMOSトランジスタN74のドレインは抵抗R62を介して電源電圧VDDに接続されている。
第1の比較器COM1の反転入力端子は出力バッファ31と出力端子OUTtとの間のノードに接続され、非反転入力端子はNMOSトランジスタN70のドレインに接続されている。第2の比較器COM2の反転入力端子は出力バッファ31と出力端子OUTcとの間のノードに接続され、非反転入力端子はNMOSトランジスタN74のドレインに接続されている。第1の比較器COM1及び第2の比較器COM2の出力部はNOR回路NORの入力部に接続されている。また、NOR回路NORの出力部には判定回路8が接続されている。
以下、図9を参照して本実施の形態の接続検出回路600の動作について説明する。実施の形態3では、接続検出判別回路14で比較を行なう場合の基準電圧VREFは、パルス電圧の振幅の中心値に設定されている。一方、本実施の形態では、基準電圧VREFは、電流補償回路62により出力される擬似電流に基づいて生成される。なお、本実施の形態における接続検出回路600の動作は、電流補償回路62及び接続検出判別回路64の動作を除いて、実施の形態3における接続検出回路300の動作と同一である。従って、ここでは電流補償回路62及び接続検出判別回路64の動作についてのみ説明する。
実施の形態3に示された電流補償回路32により生成された差分電流|SP−SN|は接続検出判別回路64へと入力される。よって、第1の比較器COM1の非反転入力端子に入力される基準電圧VREFは、VDD−(I2−差分電流|SP−SN|)×R61となり、第2の比較器COM2の非反転入力端子に入力される基準電圧VREFは、VDD−(I3−差分電流|SP−SN|)×R62となる。
以上に示したように、本実施の形態では、出力バッファから吐き出されるリーク電流と出力バッファに吸い込まれるリーク電流との差分リーク電流に起因する出力端子OUTの電圧降下又は電圧の上昇を補正する差分擬似電流を生成する電流補償回路を設ける。そして、この差分擬似電流に基づいて、基準電圧VREFを生成する。すなわち、差分リーク電流により生じる出力端子OUTの電圧降下分又は電圧上昇分だけ基準電圧も下降又は上昇させることで、接続状態を正常に判別することが可能である。
実施の形態7
図10は、本実施の形態7の接続検出回路700を示す図である。接続検出回路700では、実施の形態1における接続検出回路100に電荷除去回路76を追加している。
電荷除去回路76は、インバータINV、第2のスイッチに相当するNMOSトランジスタN701及びN702を有している。NMOSトランジスタN701及びN702はカレントミラー回路を構成している。NMOSトランジスタN701及びN702のゲートは共通に接続され、ソースはそれぞれ接地電位に接続されている。また、NMOSトランジスタN701及びN702のゲートにはインバータINVを介してパワークリア端子pcが接続され、ドレインは出力端子OUTcに接続されている。また、NMOSトランジスタN702のドレインは出力端子OUTtに接続されている。
以下、図10を参照して本実施の形態の接続検出回路700の動作について説明する。なお、本実施の形態における接続検出回路700の動作は、電荷除去回路76の動作を除いて、実施の形態1における接続検出回路100の動作と同一である。従って、ここでは電荷除去回路76の動作についてのみ説明する。
電荷除去回路76は、電源が瞬間的に停電した場合に外部回路15の容量C11及びC12に蓄積された電荷を引き抜く。具体的にはまず、パワークリア端子pcに"L"レベルの信号を入力する。この場合、NMOSトランジスタN701、N702のゲートにはインバータINVを介して"H"レベルの信号が入力されるため、NMOSトランジスタN701及びN702はオン状態となる。このとき、コンデンサC11及びC12に蓄積された電荷は、NMOSトランジスタN701及びN702を介して接地電位に流れるため、停電が終了して検出動作が再開された後は、負荷容量C1、C2の電荷は0の状態から始まる。
ここで、図15に電荷除去回路がない場合の正常接続時のタイミングチャートを示す。電荷除去回路がない場合に仮に瞬間的な停電が発生すると、負荷容量C11、C12に蓄積された電荷はリーク電流LNにより引き抜かれる。この場合、電荷の引き抜きが完了するまでの時間Tは、C1×V/Iと示される。すなわち、検出動作が再開された時、出力端子OUTの電圧は下がりきっていないため、検出時間が短くなってしまう(図15、立上がり時間参照)。このため、判定時間thにおいて、検出信号が非接続状態を示す"H"レベルになるため、接続状態を非接続として誤検出する可能性が生じる。
一方、本実施の形態では、接続検出回路に電荷除去回路を追加する。図11は、接続検出回路700に電荷除去回路76が付加された場合のタイミングチャートを示す図である。この電荷除去回路76では、瞬間停電時において、外部回路15の容量C11及びC12に蓄積された電荷を引き抜く動作を行う。従って、検出動作が再開されたときに、負荷容量C11、C12の電荷は0の状態から始まるため、誤検出を防止することが可能である。
なお、本実施の形態では、実施の形態1における接続検出回路100に電荷除去回路76を追加したが、実施の形態2から実施の形態6の接続検出回路200〜600のいずれかの回路に接続してもよい。また、その場合であっても電荷除去回路76は、瞬間停電時において、外部回路15の容量に蓄積された電荷を引き抜くため、誤検出を防止することが可能である。
以上、本発明では接続検出回路に電流補償回路を設ける。この電流補償回路では、出力バッファに吸い込まれる又は出力バッファから吐き出されるリーク電流を擬似的に再現した擬似電流を生成する。従って、リーク電流により生じる出力端子の電圧の電圧降下分又は上昇分を補正することが可能である。よって、接続状態を正常に判別することが可能である
また、接続検出回路に電荷除去回路を追加する。この電荷除去回路は、瞬間停電時において、外部回路の容量に蓄積された電荷を引き抜く動作を行う。従って、検出動作が再開されたときに、負荷容量の電荷は0の状態から始めることが可能である。従って、誤検出を防ぐことが可能である。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない限り種々の変形が可能である。例えば、本発明では電流補償回路及び出力バッファ内部はMOSトランジスタにより構成されているが、バイポーラトランジスタを用いてもよい。
本実施の形態1に関わる接続検出回路100を示すブロック図である。 本実施の形態1に関わる接続検出回路100を示す図である。 本実施の形態1に関わる接続検出回路100において、出力端子に外部回路が正常に接続されている正常接続時のタイミングチャートを示す図である。 本実施の形態1に関わる接続検出回路100において、出力端子に外部回路が正常に接続されていない非接続時のタイミングチャートを示す図である。 本実施の形態2に関わる接続検出回路200を示す図である。 本実施の形態3に関わる接続検出回路300を示す図である。 本実施の形態4に関わる接続検出回路400を示す図である。 本実施の形態5に関わる接続検出回路500を示す図である。 本実施の形態6に関わる接続検出回路600を示す図である。 本実施の形態7に関わる接続検出回路700を示す図である。 本実施の形態7に関わる接続検出回路に電荷除去回路が付加された場合のタイミングチャートを示す図である。 従来の接続検出回路を示す図である。 従来の接続検出回路において、正常動作時のリーク電流起因に基づく誤動作を示すタイミングチャートである。 従来の接続検出回路において、非接続時のリーク電流起因に基づく誤検出を示すタイミングチャートである。 従来の接続検出回路に電荷除去回路がない場合のタイミングチャートを示す図である。
符号の説明
11、21、31 出力バッファ
12、22、32、42、52、62 電流補償回路
13 パルス発生回路
14、44、54、64 接続検出判別回路
15 外部回路
76 電荷除去回路
7 負荷回路
8 判定回路
N11〜N15、N21〜N27 NMOSトランジスタ
N34〜N39、N41〜N50 NMOSトランジスタ
N51〜N58、N61〜N74 NMOSトランジスタ
N701、N702 NMOSトランジスタ
P11〜P14、P21、P22 PMOSトランジスタ
P24、P25、P31〜P35 PMOSトランジスタ
P41〜P43、P51〜P56 PMOSトランジスタ
P61〜P69 PMOSトランジスタ
R11〜R16、R41、R42 抵抗
R51、R52、R61、R62 抵抗
C11、C12 コンデンサ
OUT(OUTt、OUTc) 出力端子
VDD 電源電圧
COM1 第1の比較器
COM2 第2の比較器
NOR NOR回路
INV インバータ
IS1〜IS3 電流源
it パルス発生回路入力端子
ot 判定信号出力端子
pc パワークリア端子
true 正信号入力端子
comp 比較信号入力端子
bias バイアス端子
enb イネーブル端子
VREF1、VREF2 基準電圧源

Claims (15)

  1. 出力バッファに接続された出力端子と外部機器との接続状態を判別する半導体装置であって、
    前記出力端子の電圧を変動させるための検査電圧を生成する検査電圧発生回路と、
    前記出力端子の電圧と基準電圧とを比較し、当該比較結果に基づいて前記外部機器の接続状態を判別する接続検出判別回路と、
    前記出力バッファに発生するリーク電流を擬似的に再現した擬似電流を生成し、当該擬似電流により、前記出力端子の電圧の変動を補償する補償回路とを有する半導体装置。
  2. 前記補償回路は、
    接地電位に接続され、前記出力バッファに吸い込まれる第1のリーク電流を擬似的に再現した第1の擬似電流を生成する第1の擬似電流源と、
    前記擬似電流源と電源電位との間に接続され、前記第1の擬似電流を前記出力バッファに出力する第1のカレントミラー回路とを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1の擬似電流源は、ゲート及びソース電極が接地電位に接続され、前記出力バッファ内部の前記出力端子と接地電位との間に接続されたトランジスタと実質的に同一のトランジスタにより構成されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記補償回路は、
    電源電位に接続され、前記出力バッファから吐き出される第2のリーク電流を擬似的に再現した第2の擬似電流を生成する第2の擬似電流源と、
    前記第2の擬似電流源と接地電位との間に接続された第2のカレントミラー回路とを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記第2の擬似電流源は、ゲート及びソース電極が電源電位に接続され、前記出力バッファ内部の負荷回路を構成するトランジスタと実質的に同一のトランジスタにより構成されることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記補償回路は、
    接地電位に接続され、前記出力バッファに吸い込まれる第1のリーク電流を擬似的に再現した第1の擬似電流を生成する第1の擬似電流源と、
    前記擬似電流源と電源電位との間に接続され、前記第1の擬似電流を前記出力端子に出力する第1のカレントミラー回路と、
    電源電位に接続され、前記出力バッファから吐き出される第2のリーク電流を擬似的に再現した第2の擬似電流を生成する第2の擬似電流源と、
    前記第2の擬似電流源と接地電位との間に接続された第2のカレントミラー回路とを有し、
    前記第1の擬似電流と前記第2の擬似電流との差分電流は、前記第1のリーク電流と前記第2のリーク電流との差分電流と略同一の電流であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 出力バッファに接続される出力端子と外部機器との接続状態を判別する半導体装置であって、
    前記出力端子の電圧を変動させるための検査電圧を生成する検査電圧発生回路と、
    前記出力バッファに発生するリーク電流に応じた前記出力端子の電圧の変動を補償する基準電圧を生成し、当該基準電圧と前記出力端子の電圧との比較結果に基づいて前記外部機器の接続状態を判別する接続検出判別回路とを有する半導体装置。
  8. 前記出力バッファに発生するリーク電流を擬似的に再現し、前記基準電圧を生成するための擬似電流を生成する補償回路をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記補償回路は、
    接地電位に接続され、前記出力バッファに吸い込まれる第1のリーク電流を擬似的に再現した第1の擬似電流を生成する第1の擬似電流源と、
    前記擬似電流源と電源電位との間に接続され、前記第1の擬似電流を前記接続検出判別回路に出力する第1のカレントミラー回路とを有することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記補償回路は、
    電源電位に接続され、前記出力バッファから吐き出される第2のリーク電流を擬似的に再現した第2の擬似電流を生成する第2の擬似電流源と、
    前記第2の擬似電流源と接地電位との間に接続され、前記第2の擬似電流を接地電位に出力する第2のカレントミラー回路とを有することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  11. 前記補償回路は、
    接地電位に接続され、前記出力バッファに吸い込まれる第1のリーク電流を擬似的に再現した第1の擬似電流を生成する第1の擬似電流源と、
    前記擬似電流源と電源電位との間に接続され、前記第1の擬似電流を前記接続検出判別回路に出力する第1のカレントミラー回路と、
    電源電位に接続され、前記出力バッファから吐き出される第2のリーク電流を擬似的に再現した第2の擬似電流を生成する第2の擬似電流源と、
    前記第2の擬似電流源と接地電位との間に接続され、前記第2の擬似電流を接地電位に出力する第2のカレントミラー回路とを有し、
    前記第1の擬似電流と前記第2の擬似電流との差分電流は、前記第1のリーク電流と前記第2のリーク電流との差分電流と略同一の電流であることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  12. 前記検査電圧発生回路は、
    第1レベルの電圧及び前記第1レベルの電圧より大きい第2レベルの電圧から構成されるパルスを前記検査電圧として前記出力端子に出力することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の半導体装置。
  13. 前記検査電圧発生回路は、
    電源電位に直列に接続された第1の抵抗及び第2の抵抗と、
    前記第2の抵抗と接地電位との間に接続された電流源と、
    前記第1の抵抗と並列に接続された第1のスイッチとを有し、
    前記検査電圧は、前記第1のスイッチに入力されるレベル信号に基づいて生成され、前記第2の抵抗と前記電流源との間のノードから前記出力端子に出力されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の半導体装置。
  14. 前記外部機器に蓄積された電荷を引き抜く電荷除去回路をさらに有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の半導体装置。
  15. 前記電荷除去回路は、
    前記出力端子と接地電位との間に接続され、レベル信号の入力に基づいてオン状態又はオフ状態とされる第2のスイッチを有し、
    前記スイッチがオン状態である場合に、前記外部機器に蓄積された電荷を前記第2のスイッチを介して接地電位に出力することを特徴とする請求項14に記載の半導体装置。
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