JP5000347B2 - 台所用液体洗浄剤組成物 - Google Patents
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Description
近年の液体洗浄剤のコンパクト化、洗剤の安全性を重視する傾向や、台所でタッパ容器のようなプラスチック容器等の汚れの落ちにくいものが増えていることから、少量で油、ほこり、泥汚れ等の汚れを除去できる液体洗浄剤が求められている。
これまでに、アニオン界面活性剤とマグネシウム等の多価金属イオンとを併用することにより、泡立ち、油汚れ洗浄性など優れた洗浄性能を発揮することが知られている(特許文献1、2)。
これまでアニオン界面活性剤及びマグネシウムイオンを含む液体洗浄剤組成物が多数知られており、例えば、酵素を含有するアニオン界面活性剤及びマグネシウムイオンを含む液体洗浄剤組成物(例えば、特許文献3参照)、また、本出願人による特定の金属イオンを含有する液体洗浄剤組成物(特許文献2)が知られている。
下記(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分を含有し、かつ(C)成分/(D)成分の質量比が5〜20であることを特徴とする台所用液体洗浄組成物を提供する。
(A)成分は、陰イオン性界面活性剤で、その含有量が5〜35質量%であり、
(B)成分は、アミンオキシド型界面活性剤で、その含有量が1〜10質量%であり、
(C)成分は、マグネシウム化合物で、その含有量が0.1〜10質量%であり、
(D)成分は、スルファミン酸で、その含有量が0.01〜1質量%である。
(A)成分は陰イオン性界面活性剤であり、
(B)成分は、アミンオキシド型界面活性剤であり、
(C)成分は、マグネシウム化合物で、その含有量が、マグネシウムイオン濃度に換算して0.01〜1質量%であり、
(D)成分は、スルファミン酸である。
なお、本明細書において、(A)成分〜(D)成分及びその他任意成分の含有量は、組成物の全質量を基準とする量である。
本発明において用いることのできる(A)成分は陰イオン性界面活性剤であり、大別すると、カルボン酸塩タイプ、スルホン酸塩タイプ、硫酸エステル塩タイプ及びリン酸エステルタイプに別けられる。このうち、スルホン酸塩タイプ及び硫酸エステル塩タイプが好ましい。 スルホン酸塩タイプとして、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、α-スルホ脂肪酸誘導体、α-オレフィンスルホン酸塩、α-スルホ脂肪酸アルキルエステル塩等が挙げられる。洗浄力及び組成物の保存安定性の観点から、アルカンスルホン酸塩が好適である。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩は下記一般式(2)で表される。
R1O−(CH2CH2O)n1−SO3M・・・(2)
一般式(2)中、R1は炭素数8〜18、好ましくは10〜16、より好ましくは12〜13の直鎖又は分岐アルキルである。R1が8未満では、疎水性が不足するため充分な洗浄力が得られない。また、本発明の台所用液体洗浄剤組成物は、各成分を水に溶解することにより調製するが、R1が18を超える場合は、式(2)で表される界面活性剤自体の水への溶解性が減少するため、保存時に析出が生じやすくなるため好ましくない。
n1はエチレンオキシド基の平均付加モル数であって、油汚れに対する洗浄力の点から1〜6モル、好ましくは1〜4モル、より好ましくは1〜3モルである。
Mは水素原子、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属、トリエタノールアミン等のアルカノールアミンまたはアンモニウムである。このうち、アルカリ金属が好ましく、ナトリウムがより好ましい。
(a)シェルケミカルズ社製、商品名 ネオドール23(分岐率:20%)。これは、n−オレフィンから改良オキソ法により生成し、精留したものである。
(b)ブテンの3量体からオキソ法により得られるC13アルコール(分岐率:100%)
(c)中鎖アルコールからガーベット反応により得られる高級アルコール(分岐率100%)
(d)Sasol社製、商品名 Safol23(分岐率50%)。これは、石炭のガス化から得られるオレフィンをオキソ法によりアルコールを得、更に水素化したものである。
(e)天然油脂から合成された天然系高級アルコール(分岐率:0%)
「分岐率」は、上記式(III)〜(V)で表される化合物における炭化水素部分の全質量に対する、上記式(III)〜(IV)で表される化合物における分岐アルキル基の質量の割合を表す。
「中間鎖分岐率」は、上記式(III)〜(IV)で表される化合物における炭化水素部分の全質量に対する、上記式(IV)で表される化合物の質量の割合を表す。
<GC/MSの測定条件>
カラム:Ultra Alloy PY−1
温度:オーブン;昇温速度 10℃/分 50→310℃
注入口;310℃
検出器;310℃
キャリアガス:He
例としてサソール社のSafol23を用いて分岐率及び中間鎖分岐率を測定した結果を表1に示す。
一方、特許第3312883号公報の実施例1に記載のAl/Mg/Mnで構成される複合金属酸化物ルイス酸焼結固体触媒を用いると、エチレンオキサイドの付加モル数分布が狭いポリオキシエチレンアルキルエーテルが得られる。
これらをサルファンでスルホン化あるいは硫酸化するとポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩が得られるが、原料としてエチレンオキサイドの付加モル数分布の狭いもの、具体的には以下の式により定義されるナロー率が55%以上のものを用いた方が、組成物の低温安定性及び洗浄力から好ましい。
ナロー率=Ymax-2+Ymax-1+Ymax+Ymax+1+Ymax+2
(ここで、
エチレンオキサイドの付加モル数がiである式(2)のエステル塩の割合を示すYiとし、
式(2)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩の全量を基準にして、Yiがとる最大値をYmaxとし、
YiがYmaxをとるときのエチレンオキサイドの付加モル数の値をnmaxとし、
nが(nmax−2)であるときのYiの値をYmax-2とし、
nが(nmax−1)であるときのYiの値をYmax-1とし、
nが(nmax+1)であるときのYiの値をYmax+1とし、
nが(nmax+2)であるときのYiの値をYmax+2とする。
但し、nmax-2、nmax-1又はnmaxがゼロのとき、Ymax-2、Ymax-1又はYmaxは算入しない。)
本発明において用いることができるアルカンスルホン酸及び/又はその塩としては、例えば、一分子当り10〜21個の炭素原子、好ましくは少なくとも80質量%、より好ましくは少なくとも90質量%が一分子当り13〜18個の炭素原子をもつ二級アルキルスルホン酸と、少量の一級アルキルスルホン酸、ジスルホン酸、又はポリスルホン酸及び/又はそれらの塩との混合物があげられる。
塩としては、アルカリ金属塩、アンモニウム塩及びアルカノールアミン塩、例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、及びアルカノールアミン塩などが挙げられる。
(A)成分としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩及び/又は式(1)で表されるアルカンスルホン酸及び/又はその塩が好ましい。
上記式(2)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩と、式(1)で表されるアルカンスルホン酸及び/又はその塩とを併用するのが特に好ましい。この場合、式(2)で表される硫酸エステル塩と式(1)で表されるアルカンスルホン酸及び/又はその塩とは、質量比にして4/3〜8/1であるのが好ましい。
(B)成分は半極性界面活性剤であるアミンオキシド型界面活性剤である。アミンオキシド型界面活性剤は、通常R(R’)2NOなる式で表される。
(B)成分のアミンオキシド型界面活性剤においてアルキル基、アルカノイル基等を表す基Rは直鎖または分岐でもよい。その炭素数は、洗浄力の点から、好ましくは8〜16、さらに好ましくは10〜14である。R’は直鎖または分岐アルキル基であり、その炭素数は、好ましくは1〜3、さらに好ましくは1〜2である。
具体的な例として、アルキルジメチルアミンオキシド、アルカノイルアミドアルキルジメチルアミンオキシド、アルキルジエチルアミンオキシド等が挙げられる。このうち、アルキル(C8〜16)ジメチルアミンオキシドが好ましく、アルキル(C10〜14)ジメチルアミンオキシドがより好ましい。(B)成分としてはアミンオキシド型界面活性剤一種を単独で用いても良いし、二種以上を混合して使用してもよい。
本発明の(C)成分として用いるマグネシウム化合物は、水酸化物、塩化物、酢酸塩、ギ酸塩、酸化物、炭酸塩若しくは硫酸塩、硝酸塩又はこれらの水和物として1種類又は2種以上を混合して組成物中に用いられる。このうち、水酸化物及び硫酸塩水和物が好ましい。
(C)成分、特に硫酸塩水和物の含有量は、組成物全量に対して、0.1〜10質量%、好ましくは0.5〜8質量%、さらに好ましくは、1〜5質量%の量で存在させることが望ましい。
(C)成分の含有量をマグネシウムイオン濃度に換算して表すと、マグネシウム原子量24.3と各種マグネシウム化合物の分子量から以下の式より計算することが出来る。
マグネシウムイオン量(質量%)=
マグネシウム化合物含有量(質量%)×24.3/マグネシウム化合物分子量
マグネシウムイオン濃度に換算すると、(C)成分の含有量は、組成物全量に対して、0.01〜1質量%、好ましくは0.03〜0.8質量%、さらに好ましくは、0.05〜0.6質量%の量で存在させることが望ましい。
本発明の(D)成分はスルファミン酸である。
(D)成分の含有量は、組成物全量に対して、0.01〜5質量%であるのが好ましく、0.01〜1質量%であるのがより好ましく、0.05〜3質量%であるのがさらに好ましく、0.05〜2質量%であるのがさらに特に好ましい。
さらに、(C)成分と(D)成分との質量比に最適な範囲があり、(C)成分/(D)成分の質量比で1/20〜2/1の範囲であり、好ましくは1/20〜3/2、更に好ましくは1/15〜1/1である。質量比が2/1より大きい場合は、本発明の塩素ガス発生の抑制効果が期待できない。一方、1/20未満で配合しても、即ち(C)成分に対して20倍量以上の量の(D)成分を使用しても、塩素ガス抑制効果は増大しにくい。
配合可能な界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、脂肪酸ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、脂肪酸アルカノールグルカミド、アルキルポリグルコシド、アルキルグリセリルエーテル、ショ糖脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤が挙げられ、本発明の液体洗浄剤組成物中に0〜20質量%配合することが可能である。
さらに、アルキル酢酸ベタイン、アルカノールアミドプロピル酢酸ベタイン、アルキルイミダゾリン、アルキルアラニン等の双性または両性界面活性剤、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩等のカチオン性界面活性剤が挙げられる。
本発明の組成物は、(A)〜(D)成分及び必要により任意成分を水に添加し、混合することにより製造することができる。
(A)成分を、以下のようにして製造した。
[NBRESの製造]
4Lのオートクレーブ中に、シェルケミカルズ社製、商品名Neodol23アルコール[C12、13アルコール(1/1):分岐率20%]400gと、水酸化カリウム触媒0.8gを仕込み、オートクレーブ内を窒素置換し、攪拌しながら昇温した。その後、温度180℃、圧力0.3mPaに維持しながらエチレンオキサイド184gを導入し、エチレンオキサイドの平均付加モル数2の反応物を得た。また、そのエチレンオキサイド付加モル数分布は、HPLCにより下記条件*1で測定した結果、ナロー率は33%であった。
次に、このようにして得られたアルコールエトキシレート280gを攪拌装置付の500mLフラスコにとり、窒素置換後、液体無水硫酸(サルファン)78gを反応温度40℃に保ちながらゆっくりと滴下した。滴下終了後、1時間攪拌を続け(硫酸化反応)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸を得て、ついで、これを水酸化ナトリウム水溶液で中和した。こうして得られたポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(NBRES)を得た。
[SNRESの製造]
4Lのオートクレーブ中に、サソール社製、商品名Safol23アルコール[C12、13アルコール(6/4):分岐率50%]400gと、特許第3312883号公報に記載のAl/Mg/Mnで構成される複合金属酸化物ルイス酸焼結固体触媒0.4gを仕込み、オートクレーブ内を窒素置換し、攪拌しながら昇温した。その後、温度180℃、圧力0.3mPaに維持しながらエチレンオキサイド184gを導入し、エチレンオキサイドの平均付加モル数2の反応物を得た。また、そのエチレンオキサイド付加モル数分布は、HPLCにより上記条件*1で測定した結果、ナロー率は78%であった。
次に、このようにして得られたアルコールエトキシレート280gを攪拌装置付の500mLフラスコにとり、窒素置換後、液体無水硫酸(サルファン)78gを反応温度40℃に保ちながらゆっくりと滴下した。滴下終了後、1時間攪拌を続け(硫酸化反応)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸を得て、ついで、これを水酸化ナトリウム水溶液で中和した。こうして得られたポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(SNRES)を得た。
装置 :LC−6A((株)島津製作所製)
検出器 :SPD−10A
測定波長:220nm
カラム :Zorbax C8 (Du Pont(株)製)
移動相 :アセトニトリル/水=60/40(体積比)
流速 :1mL/min
温度 :20℃
SNRES:C12〜13ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム〔平均EO鎖長2モル(ナロー率78%)、原料アルコール:Safol23アルコール(サソール社製、C12/C13=6/4、分岐率50%、中間鎖分岐率85%)〕
NBRES:C12〜13ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム〔平均EO鎖長2モル(ナロー率33%)、原料アルコール:Neodol23(シェルケミカルズ社製、C12/C13=1/1、分岐率20%、中間鎖分岐率0%)〕
SAS:第2級アルカンスルホン酸ナトリウム(クラリアントジャパン(株)製、HOSTAPUR SAS 60)
(B)成分
AX:C12アルキルジメチルアミンオキシド(ライオンアクゾ社製、商品名:アロモックスDM12D−W)
(C)成分
MgSO4・7水塩:硫酸マグネシウム(赤穂化成(株))
Mg(OH)2:水酸化マグネシウム(純正化学(株)製)
(D)成分
スルファミン酸:スルファミン酸(扶桑化学工業社製)
(任意成分)
クメンスルホン酸Na:クメンスルホン酸ナトリウム(テイカ(株)製、テイカトックスN5040)
pTS−H:p−トルエンスルホン酸(テイカ(株)製、テイカトックス300)
BRE(15):ポリオキシエチレン(EO=15)ラウリルエーテル(ライオン(株)製、レオックスLC−150)
LME(2):ポリオキシエチレン(2)ラウリン酸モノエタノールアミド(川研ファインケミカル(株)製、アミゼット2L−Y)
ZnSO4・7水塩:硫酸亜鉛(純正化学(株)製、試薬特級)
グリコール酸:グリコール酸(デュポン(株)製、グリピュア70)
EtOH:エタノール(純正化学(株)製、試薬特級)
安息香酸Na:安息香酸ナトリウム((株)伏見製薬製)
PEG1000:ポリエチレングリコール(分子量1000)(ライオン(株)製、PEG#1000)
クエン酸−3Na:クエン酸3ナトリウム(純正化学(株)製、試薬特級)
水酸化ナトリウム:鶴見曹達(株)製
硫酸:東邦亜鉛(株)製
香料:特開2002−327194号公報記載の香料組成物A
pTS−H :3.0
LME(2) :5.0
BRE(15) :2.0
クエン酸−3Na :0.3
安息香酸Na :1.0
エタノール :5.0
PEG1000 :2.0
硫酸Zn・7水塩 :0.3
香料 :0.3
水酸化Na又は硫酸 :適量
水 :バランス
<共通成分g> 質量%(組成物の全量を基準とする)
クメンスルホン酸Na:3.5
グリコール酸 :1.0
エタノール :7.0
安息香酸Na :1.0
PEG1000 :2.0
硫酸Zn・7水塩 :0.3
香料 :0.2
水酸化Na又は硫酸 :適量
水 :バランス
<評価方法>
牛脂1gを10cm×15cmのタッパ容器(底面が10cm×15cmであり、高さが5cmの直方体であって、一つの平面が開放しているプラスチック容器)全体に均一になるように塗布した。11.5cm×7.5cm×3cmの食器洗い用スポンジに38gの水と2gの液体洗浄剤組成物をとり、数回手で揉んだ後、この汚染したタッパ容器を25℃の水道水で通常家庭で行われるのと同様にして洗浄した。洗浄後、水(25℃)でよくすすぎ、その時のタッパ容器の汚染されていた表面を手で触ったときの感触で、洗浄力を下記の基準に基づき、評価した。
◎:タッパ容器のいずれの部位を触っても、キュッキュッと音がするような摩擦感があ
り、油の残留によるぬるつきはまったく感じられない。
○:タッパ容器の底面および側面を触ると摩擦感があり、油の残留によるぬるつきは感
じられないが、角の部位には僅かにぬるつきが残っている。
△:タッパ容器の底面を触ると摩擦感があり、油の残留は認められないが、側面や角の
部位にぬるつきが残っている。
×:タッパ容器全体にぬるつきが感じられ、明らかに油が残留していることがわかる。
室温(20±5℃)にて容量約201(r14.5cm×高さ30.0cm)の図1に示すような丸形プラスチック合成樹脂製ふた付き容器を用い、ハロゲンガスの発生量を測定した。
実施例及び比較例の台所用液体洗浄剤組成物を被検液とした。
図1中のEで示される10mlビーカーに該被検液3mlを取り、この中に1%水酸化ナトリウムを含む5%次亜塩素酸ナトリウム水溶液を3ml加え、直ちに蓋をし、マグネティックスターラーG(スターラーピースF、長さ1cm)で撹拌した。攪拌は、容器中のファンDにより槽内をファンで送風しながら行った。
5分経過後、光明理化学工業製の北川式ガス検知管Bを備えた100mlガス採取器C(光明理化学工業製、AP−1)により容器内のガスを100mlを1回吸引し、容器中のハロゲンガス濃度を測定した。
得られた数値から、下記式により塩素ガス濃度を算出した。
塩素ガス濃度(ppm)=測定塩素ガス濃度(ppm)÷3×合成樹脂容器の容量(l)÷20
評価基準:◎〜○が合格範囲
◎:塩素ガス濃度が0.5ppm未満
○:塩素ガス濃度が0.5〜1.0ppm未満
△:塩素ガス濃度が1.0ppm以上〜1.5ppm以下
×:塩素ガス濃度が1.5ppmを超える範囲
C 100mlガス採取器
D ファン
E 10mlビーカー
G マグネティックスターラー
Claims (4)
- 下記(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分を含有し、かつ(C)成分/(D)成分の質量比が5〜20であることを特徴とする台所用液体洗浄組成物:
(A)成分は、陰イオン性界面活性剤で、その含有量が5〜35質量%であり、
(B)成分は、アミンオキシド型界面活性剤で、その含有量が1〜10質量%であり、
(C)成分は、マグネシウム化合物で、その含有量が0.1〜10質量%であり、
(D)成分は、スルファミン酸で、その含有量が0.01〜1質量%である。 - 下記(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分を含有し、かつ(C)成分/(D)成分の質量比が1/20〜2/1であることを特徴とする台所用液体洗浄組成物:
(A)成分は、陰イオン性界面活性剤であり、
(B)成分は、アミンオキシド型界面活性剤であり、
(C)成分は、マグネシウム化合物で、その含有量が、マグネシウムイオン濃度に換算して0.01〜1質量%であり、
(D)成分はスルファミン酸である。
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