JP4999738B2 - 電子機器、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の通信手段により外部装置と接続される電子機器、プログラム及び記録媒体に関するものであり、とくに前記電子機器の電源制御に関する。
電子機器である画像形成装置とホスト装置との通信手段として、USB(Universal Serial Bus:ユニバーサル・シリアル・バス)というシリアルバス規格による接続が一般的である。また、このようなUSB端子を有する画像形成装置では、USBの非接続状態を監視して、非接続状態を検出すると、画像形成装置本体もしくは一部のモジュールの電源を切る技術は既に知られている。
例えば、特許文献1には、USB機器を利用しないときのUSB機器の消費電力を抑える目的で、ホストから供給される電源電圧の検出結果に応じてUSB機器への電力供給を制御するUSB機器について開示されている。ホストから電源電圧が供給されていないことが検出された場合に、USB機器への電源供給を停止または低電力の状態にする方法が開示されている。
USBを介して外部装置(ホスト)が接続されていない状態であれば、当然ホストから印刷要求は出せず、ユーザは使用しない状態と見なすことができるので、画像形成装置の電源を切っても差し支えない。装置を使用していない時は、従来技術では自動的に画像形成装置の電源が切れるため、消費電力の浪費を抑えるとともに、画像形成装置本体の電源ボタンを押下するユーザの手間が省けるという利点がある。
ところで、画像形成装置とホストとの通信手段の別形態として、LANなどのネットワーク接続も一般的に普及しており、複数の通信手段を備えていることも多い。しかしながら、前述したUSB非接続を検出して画像形成装置の電源を自動的に切る装置で、他の通信手段を備えている場合、USB非接続という条件のみで電源を切ると、他の通信手段を使って画像形成装置を利用することができなくなってしまう。例えば、1つの画像形成装置が、USB経由で1つのホストと、ネットワーク経由で別の複数のホストとに接続されていて、USB経由のホストとの非接続により画像形成装置の電源が切れてしまうと、ネットワーク経由で接続された他のホストは利用できなくなってしまうという問題があった。
特開平11−305880号公報
本発明は、以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであり、ホストなどの外部装置との複数の通信手段を備えた電子機器で、複数の通信手段の接続状態に応じて適切な電源制御をすることで、ユーザによる電源制御の手間を省き、ユーザの利便性を更に向上させる電子機器、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために提供する本発明は、以下の通りである。
〔1〕 データ通信をするために1対1の関係で外部装置(ホスト90)との接続が可能な第1通信手段(ホストI/F106)と、外部装置とデータ通信をするためのネットワーク接続が可能な第2通信手段(ホストI/F106)と、前記第1通信手段の接続状態を検出する第1検出手段(制御部100)と、前記第2通信手段の接続状態を検出する第2検出手段(制御部100)と、当該装置各部の電源の入切を制御する電源制御手段(制御部100)と、外部装置から入力されたデータにより画像形成を行う画像形成手段と、を備え、当該装置の電源が入とされると(S11)、前記第1検出手段は第1通信手段の接続判定を行い、該第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出すると(S12)、前記電源制御手段は、前記第1接続手段、第2接続手段の少なくともいずれかの接続が検出されている限り、前記電源入状態を維持する(C3)ものであって、当該装置の電源が入とされ、前記第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出した後、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されないときであって、前記第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出しなくなった時から前記第2検出手段がネットワーク接続を検出しなくなった時までの時間が第一閾値を超えるとき、当該装置の電源が入とされた後の前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行う初期状態に戻り、かつ、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されなくなった時からの経過時間が第二閾値を超えると、当該装置の本体全部又は一部の電源を切ることを特徴とする電子機器(図2,図4,図6)
〔2〕 前記経過時間が第二閾値を超える前に、前記第1通信手段、第2通信手段いずれかの接続が検出されたとき、前記電源制御手段は、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されないときに当該装置の本体全部又は一部の電源を切るという制御条件を解除することを特徴とする前記〔1〕に記載の電子機器(図4のS15,S16)。
〕 前記経過時間が第二閾値を超える前に、前記第1通信手段、第2通信手段いずれかの接続が検出されたとき、前記電源制御手段は、当該装置の電源が入とされた後の前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行う初期状態に戻ることを特徴とする前記〔1〕に記載の電子機器(図5のS105のYes)。
〕 前記第1通信手段は、USB接続によるものであることを特徴とする前記〔1〕に記載の電子機器
〔5〕 データ通信をするために1対1の関係で外部装置(ホスト90)との接続が可能な第1通信手段(ホストI/F106)と、外部装置(ホスト90)とデータ通信をするためのネットワーク接続が可能な第2通信手段(ホストI/F106)と、前記第1通信手段の接続状態を検出する第1検出手段(制御部100)と、前記第2通信手段の接続状態を検出する第2検出手段(制御部100)と、当該装置各部の電源の入切を制御する電源制御手段(制御部100)と、外部装置から入力されたデータにより画像形成を行う画像形成手段と、を備える電子機器(画像形成装置(インクジェット記録装置)10)における電源制御に関するプログラムであって、当該装置の電源が入とされると、前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行わせ、該第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出すると、前記電源制御手段が、前記第1接続手段、第2接続手段の少なくともいずれかの接続が検出されている限り、前記電源入状態を維持させるものであって、当該装置の電源が入とされ、前記第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出した後、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されないときであって、前記第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出しなくなった時から前記第2検出手段がネットワーク接続を検出しなくなった時までの時間が第一閾値を超えるとき、当該装置の電源が入とされた後の前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行う初期状態に戻させ、かつ、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されなくなった時からの経過時間が第二閾値を超えると、当該装置の本体全部又は一部の電源を切らせることを特徴とするプログラム
〔6〕 前記経過時間が第二閾値を超える前に、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続が検出されたとき、前記電源制御手段が、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されないときに当該装置の本体全部又は一部の電源を切るという制御条件を解除させることを特徴とする前記〔〕に記載のプログラム(図4のS15,S16)。
〕 前記経過時間が第二閾値を超える前に、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続が検出されたとき、当該装置の電源が入とされた後の前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行う初期状態に戻させることを特徴とする前記〔〕に記載のプログラム(図5のS105のYes)。
〕 前記第1通信手段は、USB接続によるものであることを特徴とする前記〔〕に記載のプログラム
〔9〕 前記〔〕〜〔〕のいずれかに記載のプログラムを前記電子機器で実行可能に記録されてなることを特徴とする記録媒体。
本発明によれば、第1通信手段(USB)の接続状態のみならず、他の通信手段(第2通信手段)の接続状態の検出結果に応じて電源制御を行うことで、第1通信手段が接続されていなくても電子機器の電源は切れず、他の通信手段を介して電子機器を利用しているユーザが不便なくそのまま利用することが可能となる。すなわち、他の通信手段も含め全ての通信手段が接続されていない状態になってはじめて電子機器の電源を切るようにするので、電子機器を利用しないときの消費電力を抑えつつ、電源ボタンの押下などのユーザの手間を省くことができる。
以下に、本発明に係る電子機器、プログラム及び記録媒体について説明する。
まず、本発明に係る電子機器の一態様である画像形成装置について、インクジェット記録装置を例にとり説明する。
図1はインクジェット記録装置の機構部全体の概略構成図である。
このインクジェット記録装置10は、装置本体1の内部に画像形成部2等を有し、装置本体1の下方側に多数枚の被記録媒体(以下「用紙」という。)3を積載可能な給紙トレイ4を備え、この給紙トレイ4から給紙される用紙3を取り込み、搬送機構5によって用紙3を搬送しながら画像形成部2によって所要の画像を記録した後、装置本体1の側方に装着された排紙トレイ6に用紙3を排紙する。
また、このインクジェット記録装置10は、装置本体1に対して着脱可能な両面ユニット7を備え、両面印刷を行うときには、一面(表面)印刷終了後、搬送機構5によって用紙3を逆方向に搬送しながら両面ユニット7内に取り込み、反転させて他面(裏面)を印刷可能面として再度搬送機構5に送り込み、他面(裏面)印刷終了後排紙トレイ6に用紙3を排紙する。
ここで、画像形成部2は、ガイドシャフト11,12にキャリッジ13を摺動可能に保持し、図示しない主走査モータでキャリッジ13を用紙3の搬送方向と直交する方向に移動(主走査)させる。このキャリッジ13には、液滴を吐出する複数の吐出口であるノズル孔14n(図3参照)を配列した液滴吐出ヘッドで構成した記録ヘッド14を搭載し、また、この記録ヘッド14に液体を供給するインクカートリッジ15を着脱自在に搭載している。なお、インクカートリッジ15に代えてヘッドタンクを搭載し、メインタンクからインクをヘッドタンクに補充供給する構成とすることもできる。
ここで、記録ヘッド14としては、イエロー(y)、マゼンタ(m)、シアン(c)、ブラック(k)の各色のインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドとしているが、各色のインク滴を吐出する複数のノズル列を有する1又は複数のヘッドを用いる構成とすることもできる。なお、色の数及び配列順序はこれに限るものではない。
記録ヘッド14を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどをインクを吐出するためのエネルギー発生手段として備えたものなどを使用できる。
給紙トレイ4の用紙3は、給紙コロ(半月コロ)21と図示しない分離パッドによって1枚ずつ分離され装置本体1内に給紙され、搬送機構5に送り込まれる。
搬送機構5は、給紙された用紙3をガイド面23aに沿って上方にガイドし、また両面ユニット7から送り込まれる用紙3をガイド面23bに沿ってガイドする搬送ガイド部23と、用紙3を搬送する搬送ローラ24と、この搬送ローラ24に対して用紙3を押し付ける加圧コロ25と、用紙3を反すローラ24側にガイドするガイド部材26と、両面印刷時に戻される用紙3を両面ユニット7に案内するガイド部材27と、搬送ローラ24から送り出す用紙3を押圧する押し付けコロ28とを有している。
さらに、搬送機構5は、記録ヘッド14で用紙3の平面性を維持したまま搬送するために、駆動ローラ31と従動ローラ32との間に掛け渡した搬送ベルト33と、この搬送ベルト33を帯電させるための帯電ローラ34と、この帯電ローラ34に対向するガイドローラ35と、図示しないが、搬送ベルト33を画像形成部2に対向する部分で案内するガイド部材(プラテンプレート)と、搬送ベルト33に付着した記録液(インク)を除去するためのクリーニング手段である多孔質体などからなるクリーニングローラなどを有している。
ここで、搬送ベルト33は、無端状ベルトであり、駆動ローラ31と従動ローラ(テンションローラ)32との間に掛け渡されて、図1の矢示方向(用紙搬送方向)に周回するように構成している。
この搬送ベルト33は、単層構成、又は2層構成あるいは3層以上の構成とすることができる。例えば、この搬送ベルト33は、抵抗制御を行っていない純粋な厚さ40μm程度の樹脂材、例えばETFEピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏面(中抵抗層、アース層)とで構成する。
帯電ローラ34は、搬送ベルト33の表層に接触し、搬送ベルト33の回動に従動して回転するように配置されている。この帯電ローラ34には図示しない高圧回路(高圧電源)から高電圧が所定のパターンで印加される。
また、搬送機構5から下流側には画像が記録された用紙3を排紙トレイ6に送り出すための排紙ローラ38を備えている。
このように構成したインクジェット記録装置10において、搬送ベルト33は矢示方向に周回し、高電位の印加電圧が印加される帯電ローラ34と接触することで正に帯電される。この場合、帯電ローラ34からは所定の時間間隔で極性を切り替えることによって、所定の帯電ピッチで帯電させる。
ここで、この高電位に帯電した搬送ベルト33上に用紙3が給紙されると、用紙3内部が分極状態になり、搬送ベルト33上の電荷と逆極性の電荷が用紙3のベルト33と接触している面に誘電され、ベルト33上の電荷と搬送される用紙3上に誘電された電荷同士が互いに静電的に引っ張り合い、用紙3は搬送ベルト33に静電的に吸着される。このようにして、搬送ベルト33に強力に吸着した用紙3は反りや凹凸が校正され、高度に平らな面が形成される。
そこで、搬送ベルト33を周回させて用紙3を移動させた後、キャリッジ13を片方向又は双方向に移動走査しながら画像信号に応じて記録ヘッド14を駆動し、記録ヘッド14から液滴を吐出(噴射)させて、停止している用紙3に液滴であるインク滴を着弾させてドットを形成することにより、1行分を記録し、用紙3を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙3の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了する。
このようにして、画像が記録された用紙3は排紙ローラ38によって排紙トレイ6に排紙される。
次に、このインクジェット記録装置10の制御部の概要について図2を参照して説明する。なお、同図は同制御部の全体ブロック説明図である。
この制御部100は、装置全体の制御を司る手段、用紙3の搬送動作及び記録ヘッド14の移動動作に関する制御を司る手段を兼ねたCPU101と、CPU101が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM102と、画像データ等を一時格納するRAM103と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)104と、各種信号処理、並び替えなどを行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC105とを備えている。
また、この制御部100は、プリンタドライバを搭載可能なパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置であるホスト90側とのデータ、信号の送受を行うためのホストI/F106と、記録ヘッド14を駆動するための駆動波形を生成するとともに、記録ヘッド14の圧力発生手段を選択駆動させる画像データ及びそれに伴う各種データをヘッドドライバ108に出力する印刷制御部107と、ヘッドドライバ108と、主走査モータ110を駆動するための主走査モータ駆動部111と、副走査モータ112を駆動するための副走査モータ駆動部113と、帯電ローラ34にACバイアスを供給するACバイアス供給部114と、リニアエンコーダ16、ホイールエンコーダ17からの検出パルス、及びその他の各種センサからの検知信号を入力するためのI/O116などを備えている。
また、この制御部110には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル117が接続されている。さらに、制御部100は、帯電ローラ34に対する高電圧を印加するACバイアス供給部114のオン/オフの切替え及び出力極性の切替え制御を行う。
ここで、制御部100は、パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置、イメージスキャナなどの画像読取装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト90側からの画像データを含む印刷データ等をケーブル或いはネットを介してホストI/F106で受信する。なお、この制御部100に対する印刷データの生成出力は、ホスト90側のプリンタドライバ91によって行うようにしている。
そして、CPU101は、I/F106に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC105にてデータの並び替え処理等を行って印刷制御部107に転送し、印刷制御部107から所要のタイミングでヘッドドライバ108に画像データや駆動波形を出力する。なお、画像出力するためのドットパターンデータの生成は、例えばROM102にフォントデータを格納して行っても良いし、ホスト90側のプリンタドライバ91で画像データをビットマップデータに展開してこの装置に転送するようにしてもよい。ここでは、プリンタドライバ91で行うようにしている。
印刷制御部107の駆動波形生成部は、ROM102に格納されてCPU101で読み出される駆動パルスのパターンデータをD/A変換するD/A変換器及び増幅器等で構成され、1つの駆動パルス或いは複数の駆動パルスで構成される駆動波形をヘッドドライバ108に対して出力する。
ヘッドドライバ108は、シリアルに入力される記録ヘッド14の1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)に基づいて印刷制御部107の駆動波形生成部から与えられる駆動波形を構成する駆動パルスを選択的に記録ヘッド14の圧力発生手段に対して印加することで記録ヘッド14を駆動する。なお、このヘッドドライバ108は、例えば、クロック信号及び画像データであるシリアルデータを入力するシフトレジスタと、シフトレジスタのレジスト値をラッチ信号でラッチするラッチ回路と、ラッチ回路の出力値をレベル変化するレベル変換回路(レベルシフタ)と、このレベルシフタでオン/オフが制御されるアナログスイッチアレイ(スイッチ手段)等を含み、アナログスイッチアレイのオン/オフを制御することで駆動波形に含まれる所要の駆動パルスを選択的に記録ヘッド14の圧力発生手段に印加して該記録ヘッド14を駆動する。
ホストI/F106は通信手段であり、外部装置(ホスト90)と有線又は無線でデータ通信を1対1の関係での接続が可能な第1通信手段と、外部装置(ホスト90)と有線又は無線でデータ通信をするためのネットワーク接続(1対多の関係での接続)が可能な第2通信手段とを有している。
ホストI/F106は、複数の規格に対応しており、その具体的な例として、第1通信手段としてはUSB,IEEE1394,eSATA(External Serial ATA)などの有線通信手段があり、これらはプラグアンドプレイ(接続した際にハードウェアとファームウェア、ドライバ、オペレーティングシステム、およびアプリケーション間が自動的に協調し、機器の組み込みと設定を自動的に行う仕組み)及びホットスワップ(電源を投入したまま脱着ができる構造を備えた装置の仕組み、活線挿抜)可能な仕組みを有し、外部装置(ホスト90)からの供給電源ラインを有する通信手段である。このほかの第1通信手段としては、IrDA(赤外線通信)、WirelessUSB、Bluetoothなどの無線通信手段も挙げられる。また、第2通信手段としてEthernet(登録商標),無線LAN(IEEE802.11a/b/g/nなど)、PLC(Power Line Communications:電力線通信)などがある。
また、制御部100は、前記第1通信手段の接続状態を検出する第1検出手段と、前記第2通信手段の接続状態を検出する第2検出手段と、当該装置各部の電源の入切を制御する電源制御手段と、を備える(いずれも不図示)。
第1検出手段は、USBの接続状態について、例えばホスト側から供給される電源ラインであるVBUS信号の電圧から検出することが可能である。第1検出手段が検出したVBUS信号がLowであれば、USBケーブルが繋がっていないか、ホスト90の電源が切れた状態であり、いずれもの場合も非接続と見なすことができる。
また、第2検出手段は、Ethernet(登録商標)の接続状態について、例えばリンクの確立によって検出することができる。リンクが確立されていなければ、LANケーブルが繋がっていないか、ホストの電源が切れた状態か、通信の不具合がある状態であり、いずれの場合も通信不可であり非接続と見なせる。
このようなUSBおよびEthernet(登録商標)の接続状態の検出方法は、既に公知である。その他に例示した通信手段の接続状態は、規定のプロトコルによりホストとの接続が確立された時に、接続を検出することが可能となる。例えば、Bluetoothであればペアリングの成立、無線LANやPLCであればEthernet(登録商標)同様にリンクの確立によって接続を検出することができる。
図3は、一般的な画像形成装置の接続形態の一例を示す図である。
図3において、画像形成装置80は、Ethernet(登録商標)を介してネットワークに接続されており、ネットワーク上にはホスト側であるホストコンピュータ1が複数接続されている。また画像形成装置80には、ホストコンピュータ1の他にホストコンピュータ2がUSBを介して接続されている。画像形成装置80はホストとの通信手段を複数備えているので、複数のホストと同時に接続することが可能である。
ここで、画像形成装置80において、USBのみで外部装置が接続された場合、1台のホストコンピュータ2と接続され、尚且つ、画像形成装置80とホストコンピュータ2の設置場所は比較的近いことが多い。そのため、ユーザの都合により、画像形成装置80の電源を切っても、他のユーザに迷惑はかからない。しかし、ネットワーク上に接続された場合、他の複数のホストコンピュータ1と接続され、画像形成装置80とホストコンピュータ1の設置場所が離れていることが多いので、1人のユーザの都合だけで画像形成装置80の電源が切られると、他のユーザがわざわざ画像形成装置80の設置場所まで移動して状態を確認するなど面倒であった。図3においては、ネットワーク接続の形態として(登録商標)のみを示しているが、無線LANやPLCなど、ネットワークが構築できる接続形態であれば、同様のことが言える。また、画像形成装置とホストコンピュータを近接した1対で接続する形態として、USB以外の、IEEE1394やWirelessUSB、IrDA、Bluetoothなどの接続でも同様のことが言える。
図4は、本発明に関わる電子機器であるインクジェット記録装置(ここでは画像形成装置10)の状態遷移図であり、実施例の一形態を示すものである。
画像形成装置10は、電源Offの状態(C1)から、画像形成装置10に備わった電源キーを押下することにより(S11)、画像形成装置本体の電源が入り、電源Onの状態(C2)になる。但し、この時はホスト90からのネットワーク接続が接続、非接続いずれの状態であっても電源Offとはならない状態(電源Off移行不可の状態)である。その後、第1検出手段によりホスト90からのUSB接続が検出されれば(S12)、所定の接続条件で電源Offとすることができる状態(電源Off移行可の電源Onの状態)となる(C3)。
電源Off移行可の電源On状態(C3)で、第1検出手段、第2検出手段によりUSB接続やEthernet(登録商標)(ネットワーク)接続が検出できず、接続検出数がゼロ(接続=0)となれば(S13)、所定条件により電源Offとなるような電源Offの待機状態(電源Off移行状態)となる(C4)。このとき更に接続検出数がゼロ(接続=0)となった時からの経過時間(移行時間)が閾値を超えれば(S14)電源Off状態(C1)となり、電源制御手段は画像形成装置本体全部又は一部の電源を切る。
外部装置(ホスト90)との接続状態によって電源制御手段が電源を制御する観点から見ると、つぎのようになる。
画像形成装置10の電源投入直後は、電源Off移行不可の電源On状態(C2)となるが、この状態では、USBやEthernet(登録商標)などの第1通信手段及び第2通信手段の非接続で画像形成装置の電源は切れず、通常の方法(本実施例では、電源キーの長押し)でしか電源を切ることができない。
つぎに電源Off移行不可の電源On状態(C2)で、第1検出手段がUSBの接続を検出すると(S12)、電源Off移行可の電源On状態(C3)となる。この状態になると、通信手段の非接続によって、画像形成装置10の電源を切ることができる。すなわち、第1検出手段及び第2検出手段により全ての通信手段の接続状態を監視し、1つ以上の通信手段(第1通信手段、第2通信手段のすくなくとも1つ)が接続されていれば、電源Off移行可の電源On状態(C3)のまま維持される。一方、第1検出手段及び第2検出手段いずれもが接続を検出しないとき、すなわち全ての通信手段が非接続、つまり接続数がゼロと判定されると(S13)、電源Off移行状態(C4)に遷移する。
また、電源Off移行状態(C4)になってから経過した時間(移行時間)が閾値を超えたら(S14)、電源Off状態(C1)になる。ある閾値とは、予め設定された固定値でもよいし、ユーザによる設定可能な値としてもよい。また閾値=0であれば、電源Off移行状態(C4)を経由せずに、電源Off移行可の電源On状態(C3)から直接電源Off状態(C1)に遷移すると見なすこともできる。
なお、前記移行時間が閾値を超える前に、通信手段の接続が検出されると、電源Off移行可あるいは電源Off移行不可の電源On状態(C3またはC2)に遷移し、電源Offがキャンセルされる。すなわち、前記移行時間が閾値を超える前に、第1検出手段がUSB接続を検出すると(S15)、電源Off移行可の電源Onの状態(C3)に戻る。また、該移行時間が閾値を超える前に、第2検出手段がネットワーク接続を検出すると(S16)、電源Off移行不可の電源Onの状態(C2)に戻る。
また、電源Off状態(C1)は、通常の方法(本実施例では、電源キーの長押し)が施されたときの、電源Off処理の実施も含む。
USBの接続状態やEthernet(登録商標)の接続状態は、前述の通り、VBUS信号の電圧やリンクの確立などによって検出することができる。画像形成装置10の電源は、一般的に電源キーの押下により投入するため本実施例に使用したが、電源の投入手段および方法は、本発明に直接関わらないため、これに限定されるものではない。本実施例では、電源Offは画像形成装置本体全体の電源が切れたことを意味しているが、画像形成装置内の各モジュールの電源を別々に制御できる場合、一部のモジュールのみの電源が切れた状態に置き換えることもできる。例えば、スリープモードがこれにあたる。
また、本実施例は、通信手段としてUSBとEthernet(登録商標)を挙げたが、他の通信手段においても同様に適用することが可能である。例えば、第1通信手段としてのUSB接続の代わりに、IEEE1394やIrDA、WirelessUSB、Bluetoothが挙げられる。IEEE1394はUSB同様有線通信のため、USBと同じ方法で接続検知できるが、IrDA、WirelessUSB、Bluetoothは無線通信であるため、USB接続のVBUSのような物理的な接続ではなく、リンクの確立のような論理的な接続によって、接続を検知することになる。これら無線通信の場合は、画像形成装置10の全てのユニットの電源をOffするよりも、少なくとも通信モジュールは電源On状態にしたほうが使い勝手がよい。また、第2通信手段としてのEthernet(登録商標)接続の代わりとして、無線LAN、PLCが挙げられ、同様にリンクの確立により接続状態を検出することができる。
本発明により、USBの接続状態のみといった、特定の1つの通信手段の接続状態だけでなく、画像形成装置10に備わった複数の通信手段の接続状態に応じた電源制御を行うので、画像形成装置10を使わない時は、他のユーザも使わない場合だけ、電源を切ることができる。これは、離れた場所に設置された画像形成装置本体の電源キーをわざわざ押下する手間が省け、未使用時に自動的に電源が切れるため、無駄な電力を消費せずに済む。また、不要に電源が切れることがないため、他のユーザが再度電源を入れ直す手間も省ける。
図5は、本発明に係る電子機器である画像形成装置(インクジェット記録装置)における電源制御に関わるフローチャートであり、実施例の一形態を示すものである。
以下、画像形成装置10の電源投入後の処理内容で、主として図4における電源Off移行不可の電源On状態(C2)および電源Off移行可の電源On状態(C3)での処理内容を示す。
まず画像形成装置10の電源投入後、第1検出手段はUSB端子の接続状態を判定する(S101)。USB端子への外部装置からの接続が検出できなければ(S101のNo)、ループにより再びUSB接続の判定工程(S101)に戻る。つまり、電源投入後に第1検出手段がUSB接続を一度も検出しなければ、以後の処理は実行しない。
Ethernet(登録商標)によりネットワーク上に接続し、他のユーザがホストを経由して画像形成装置10を使用する可能性がある場合には、該画像形成装置10の電源をOffとすることを避けたい。そこで、画像形成装置10のUSBに一度も接続されず、Ethernet(登録商標)のみの使用であれば、基本的に複数のユーザによって画像形成装置10が使用されていると見なし、このような場合は、画像形成装置10について電源Offの処理は実行させないようにする。
一方、電源投入後、一度でもUSB接続が検出されれば(S101のYes)、第1,2検出手段は他の通信手段(第1,2通信手段)の接続状態を監視し、接続数がゼロかどうか判定する(S102)。1つ以上の接続が検出されれば(S102のNo)、ループにより再び接続有無の判定工程(S102)に戻る。
また接続数がゼロであれば(S102のYes)、接続数がゼロになってからの経過時間を計測し、閾値を超えたかどうか判定する(S103)。経過時間が閾値を超えたら(S103のYes)、通常の電源Off処理を実行し、電源制御手段が画像形成装置10の電源を切る(S104)。このように接続数がゼロの状態がある程度継続されれば、画像形成装置10を使用しないと見なすことができ、その状態で電源を切れば、無駄な消費電力を抑えることができる。
一方、経過時間が閾値を超える前(S103のNo)に、第1,2検出手段が何らかの接続を検出すれば(S105のYes)、再びUSB接続状態の判定肯定(S101)に戻る。つまり、電源Off処理(第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されないときに画像形成装置10の本体全部又は一部の電源を切るという制御)の実行前に、何らかの接続が行われれば、該電源Off処理の実行をキャンセルすることができる。これは、例えば、誤ってネットワークケーブルを抜いてしまった場合や接触不良などのトラブル、ユーザの意図で一時的にケーブルを抜きたい場合などでも、不要に画像形成装置10の電源が切れることを防ぐことができる。
なお、前記閾値は予め設定した固定値でもよいし、ユーザが設定できるようにしておいてもよい。前述のようなケースにより不要に電源が切れることを考慮しないのであれば、閾値をゼロにしてもよい。
図6は、本発明に係る電子機器である画像形成装置(インクジェット記録装置)における電源制御に関わるフローチャートであり、実施例のもう1つの形態を示すものである。
図6は、画像形成装置10の電源投入後の処理内容で、図5との処理内容の差異は接続有無の判定工程(S202)の後に、USB非接続検出から全ての通信手段の非接続検出までの時間が閾値1を超えるかの判定工程(S203)が追加されたことである。
すなわち、まず画像形成装置10の電源投入後、第1検出手段はUSB端子の接続状態を判定する(S201)。USB端子への外部装置からの接続が検出できなければ(S201のNo)、ループにより再びUSB接続の判定工程(S201)に戻る。
一方、電源投入後、一度でもUSB接続が検出されれば(S201のYes)、第1,2検出手段は他の通信手段(第1,2通信手段)の接続状態を監視し、接続数がゼロかどうか判定する(S202)。1つ以上の接続(接続数≠0)が検出されれば(S202のNo)、ループにより再び接続有無の判定工程(S202)に戻る。
また接続数がゼロであれば(S202のYes)、USB非接続検出から全ての通信手段の非接続検出までの時間が閾値1(所定時間)を超えるかを判定する(S203)。この時間が閾値1を超えたら(S203のNo)、再びUSB接続状態の判定肯定(S201)に戻る。
前記時間が閾値1を超えていないとき(S203のYes)、ステップS202において接続数がゼロになってからの経過時間を計測し、閾値2を超えたかどうか判定する(S204)。経過時間が閾値2を超えたら(S204のYes)、通常の電源Off処理を実行し、電源制御手段が画像形成装置10の電源を切る(S205)。一方、経過時間が閾値2を超える前(S204のNo)に、第1,2検出手段が何らかの接続を検出すれば(S206のYes)、再びUSB接続状態の判定肯定(S201)に戻る。
図5の例では、電源投入後、最初はUSB接続のみ使用し、途中からEthernet(登録商標)によるネットワーク接続のみを使用した場合、Ethernet(登録商標)非接続を検出すると画像形成装置10の電源が切れてしまう構成となっている。これに対して、ネットワーク上に接続された場合は他のユーザによる使用を考慮し、むやみに電源を切りたくないのであれば、USB以外の通信手段だけ(ここではEthernet(登録商標))が接続状態になってからの時間が閾値1を超えれば、最初の処理工程(USB接続状態の判定肯定:S201)に戻るようにすることで、前述までの利便性を損なうことなく、この不具合を解消できる。もちろん、図4〜図6で説明した電源制御方法そのものを実施するか否かをユーザが選択できるようにしても、同様に解消できる。また閾値1は、予め設定した固定値でもよいし、ユーザが設定できるようにしてもよい。
なお、本発明は、図1のインクジェット記録装置において前記制御工程を順次実行するように電源制御の実行を制御することとしたプログラムにも適用可能である。
すなわち、本発明に係るプログラムは、図2に示す、データ通信をするために1対1の関係で外部装置(ホスト90)との接続が可能な第1通信手段(ホストI/F106)と、外部装置(ホスト90)とデータ通信をするためのネットワーク接続が可能な第2通信手段(ホストI/F106)と、前記第1通信手段の接続状態を検出する第1検出手段(制御部100)と、前記第2通信手段の接続状態を検出する第2検出手段(制御部100)と、当該装置各部の電源の入切を制御する電源制御手段(制御部100)と、を備える電子機器(画像形成装置(インクジェット記録装置)10)における電源制御に関するプログラムであって、当該装置の電源が入とされると、前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行う工程と、該第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出すると、前記電源制御手段が、前記第1接続手段、第2接続手段の少なくともいずれかの接続が検出されている限り、前記電源入状態を維持する工程と、を有することを特徴とするものである。
ここで、当該装置の電源が入とされ、前記第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出した後、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されないとき、前記電源制御手段が、当該装置の本体全部又は一部の電源を切る工程を有することが好ましい。
またこのとき、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されなくなった時からの経過時間が閾値を超えると、前記電源制御手段が、当該装置の本体全部又は一部の電源を切る工程を有するとよい。さらに、前記経過時間が閾値を超える前に、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続が検出されたとき、前記電源制御手段が、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されないときに当該装置の本体全部又は一部の電源を切るという制御条件を解除する工程を有することがよい。あるいは、前記経過時間が閾値を超える前に、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続が検出されたとき、当該装置の電源が入とされた後の前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行う初期工程に戻る工程を有することが好適である。
また、当該装置の電源が入とされ、前記第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出した後、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されないときであって、前記第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出しなくなった時から前記第2検出手段がネットワーク接続を検出しなくなった時までの時間が所定時間を超えるとき、当該装置の電源が入とされた後の前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行う初期工程に戻る工程を有することが好ましい。
また、前記第1通信手段は、USB接続によるものであることが好適であり、前記電子機器は、図1に示すように、外部装置から入力されたデータにより画像形成を行う画像形成手段を備えることが好ましい。
また本発明は、前記本発明のプログラムを前記電子機器(図1のインクジェット記録装置)で実行可能に記録、記憶もしくは格納した記録媒体の態様にも適用される。
なお、これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
本発明に係る電子機器であるインクジェット記録装置の機構部全体の概略構成図である。 図1のインクジェット記録装置における制御部の全体ブロック説明図である。 一般的な画像形成装置の接続形態の一例を示す図である。 本発明の電子機器であるインクジェット記録装置の電源制御に係る状態遷移図である。 本発明に係る電子機器である画像形成装置(インクジェット記録装置)における電源制御に関わるフローチャート(1)である。 本発明に係る電子機器である画像形成装置(インクジェット記録装置)における電源制御に関わるフローチャート(2)である。
符号の説明
1 装置本体
2 画像形成部
3 用紙(被記録媒体)
4 給紙トレイ
5 搬送機構
6 排紙トレイ
7 両面ユニット
10 インクジェット記録装置(画像形成装置)
11,12 ガイドシャフト
13 キャリッジ
14 記録ヘッド
15 インクカートリッジ
21 給紙コロ
23 搬送ガイド部
23a,23b ガイド面
24 搬送ローラ
25 加圧コロ
26,27 ガイド部材
28 押し付けコロ
31 駆動ローラ
32 従動ローラ
33 搬送ベルト
34 帯電ローラ
35 ガイドローラ
38 排紙ローラ
80 画像形成装置
90 ホスト
91 プリンタドライバ
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 不揮発メモリ(NVRAM)
105 ASIC
106 ホストI/F
107 印刷制御部
108 ヘッドドライバ
110 主走査モータ
111 主走査モータ駆動部
112 副走査モータ
113 副走査モータ駆動部
114 高圧回路
116 I/O
117 操作パネル

Claims (9)

  1. データ通信をするために1対1の関係で外部装置との接続が可能な第1通信手段と、外部装置とデータ通信をするためのネットワーク接続が可能な第2通信手段と、前記第1通信手段の接続状態を検出する第1検出手段と、前記第2通信手段の接続状態を検出する第2検出手段と、当該装置各部の電源の入切を制御する電源制御手段と、外部装置から入力されたデータにより画像形成を行う画像形成手段と、を備え、
    当該装置の電源が入とされると、前記第1検出手段は第1通信手段の接続判定を行い、
    該第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出すると、前記電源制御手段は、前記第1接続手段、第2接続手段の少なくともいずれかの接続が検出されている限り、前記電源入状態を維持するものであって、
    当該装置の電源が入とされ、前記第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出した後、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されないときであって、前記第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出しなくなった時から前記第2検出手段がネットワーク接続を検出しなくなった時までの時間が第一閾値を超えるとき、当該装置の電源が入とされた後の前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行う初期状態に戻り、
    かつ、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されなくなった時からの経過時間が第二閾値を超えると、当該装置の本体全部又は一部の電源を切ることを特徴とすることを特徴とする電子機器。
  2. 前記経過時間が第二閾値を超える前に、前記第1通信手段、第2通信手段いずれかの接続が検出されたとき、前記電源制御手段は、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されないときに当該装置の本体全部又は一部の電源を切るという制御条件を解除することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記経過時間が第二閾値を超える前に、前記第1通信手段、第2通信手段いずれかの接続が検出されたとき、前記電源制御手段は、当該装置の電源が入とされた後の前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行う初期状態に戻ることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記第1通信手段は、USB接続によるものであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. データ通信をするために1対1の関係で外部装置との接続が可能な第1通信手段と、外部装置とデータ通信をするためのネットワーク接続が可能な第2通信手段と、前記第1通信手段の接続状態を検出する第1検出手段と、前記第2通信手段の接続状態を検出する第2検出手段と、当該装置各部の電源の入切を制御する電源制御手段と、外部装置から入力されたデータにより画像形成を行う画像形成手段と、を備える電子機器における電源制御に関するプログラムであって、
    当該装置の電源が入とされると、前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行わせ、
    該第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出すると、前記電源制御手段が、前記第1接続手段、第2接続手段の少なくともいずれかの接続が検出されている限り、前記電源入状態を維持させるものであって、
    当該装置の電源が入とされ、前記第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出した後、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されないときであって、前記第1検出手段が第1通信手段の外部装置との接続を検出しなくなった時から前記第2検出手段がネットワーク接続を検出しなくなった時までの時間が第一閾値を超えるとき、当該装置の電源が入とされた後の前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行う初期状態に戻させ、
    かつ、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されなくなった時からの経過時間が第二閾値を超えると、当該装置の本体全部又は一部の電源を切らせることを特徴とするプログラム。
  6. 前記経過時間が第二閾値を超える前に、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続が検出されたとき、前記電源制御手段が、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続も検出されないときに当該装置の本体全部又は一部の電源を切るという制御条件を解除させることを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  7. 前記経過時間が第二閾値を超える前に、前記第1通信手段、第2通信手段いずれの接続が検出されたとき、当該装置の電源が入とされた後の前記第1検出手段が第1通信手段の接続判定を行う初期状態に戻させることを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  8. 前記第1通信手段は、USB接続によるものであることを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  9. 請求項のいずれかに記載のプログラムを前記電子機器で実行可能に記録されてなることを特徴とする記録媒体。
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