JP4998081B2 - 円錐摩擦リング式無段変速装置 - Google Patents

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Description

本発明は、2個の平行に配置した円錐形摩擦車(コーン)の間にリングを介在し、該リングを軸方向に移動することにより無段変速を得る円錐摩擦リング式無段変速装置に係り、詳しくは上記リングとコーンとの間にトルク伝達に必要なトラクション力を付与する押圧装置に関する。
従来、それぞれ円錐形からなる2個の摩擦車(プライマリコーン、セカンダリコーン)の間に、プライマリコーンを取り囲む形で鋼製のリングを介在し、プライマリコーンからリングを介してセカンダリコーンに動力伝達し、かつ上記リングを軸方向に移動することにより該リングが上記2個のコーンの接触位置を変更して、無段変速する円錐摩擦リング式無段変速装置が知られている(特許文献1及び2参照)。
上記円錐摩擦リング式無段変速装置は、セカンダリコーンとセカンダリシャフトとの間に、スプリング及びトルクカムからなる押圧装置が配置されており、該押圧装置は、上記トルクカムによるセカンダリコーンとセカンダリシャフトに作用する負荷トルクに対応した軸力が上記スプリングによる軸力と相俟って、前記リングが両コーンに圧接するように作用し、トルク伝達に必要とするトラクション力を付与している。
前記トルクカムは、セカンダリコーンとセカンダリシャフトとの相対回転に基づき軸力を発生する関係上、セカンダリコーン及びセカンダリシャフトにそれぞれ連結される両カム部材の間に相対回転を生じ、このため前記スプリングにも捩りトルクが付与される。該捩りトルクは、押圧装置の押圧力に対してヒステリシスを生じて、伝達トルクに対応する押圧力の精度に悪影響を与える。
このため、従来、スプリングとセカンダリプーリ又はセカンダリシャフトとの当接面にスラストベアリングを介在し、上記ヒステリシスの発生を防止していた(特許文献1参照)。
国際公開公報 WO2004/113766 A1 特開平10−331935号公報
上記トルクカムの作動角(両カム部材の相対回転量)は小さく、従って前記スラストベアリングの使用角度も非常に小さな範囲となって、同じ箇所にニードルが繰返し当り続けることになる。このため、スラストベアリングの耐久性に課題を生じると共に、上記非常に小さい相対回転に対して、高価なスラストベアリングを使用することは、コスト的にも無駄である。
そこで、本発明は、上記スラストベアリングを用いないものでありながら、前記ヒステリシスの影響を低減して、高い押圧精度を保持し得、もって上述した課題を解決した円錐摩擦リング式無段変速装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、平行に配置された第1軸(4)及び第2軸(11)にそれぞれ円錐形摩擦車(2,10)を配置すると共に、これら両円錐形摩擦車(2,10)の間に、軸方向移動自在にリング(3)を介在し、前記第1軸(4)と前記第2軸(11)との間でトルクを伝達してなる、円錐摩擦リング式無段変速装置(1)において、
前記トルクに基づく相対回転により軸力を発生するトルクカム(20)と、スプリング(13)とからなり、前記円錐形摩擦車(2,10)と前記リング(3)との間にトラクション力を付与する押圧装置(12)(12)を備え、
前記スプリング(13)を前記トルクカム(20)の相対回転する部材(16,17)の間に、該カム部材(16,17)と軸線(X−X)を整列するように縮設し、
該スプリング(13)の圧縮力が作用している間において、前記圧縮力が点接触する中心部に作用するスラスト受け部(18,18)を設けた、
ことを特徴とする円錐摩擦リング式無段変速装置にある。
請求項2に係る発明(例えば図2参照)は、前記スラスト受け部(18)は、一面の中央部(14a,15a)が膨出した2枚のプレート(14,15)であり、これらプレート(14,15)を前記膨出した中央部(14a,15a)の中心部分で互に当接してなる、
請求項1記載の円錐摩擦リング式無段変速装置にある。
請求項3に係る発明は(例えば図3参照)、前記スプリング(13)が、多数の皿バネ(13・・・)を前記軸線に沿って並べてなり、これら皿バネの内の少なくとも2枚が中央部(13a,13a)が一方に突出した円板状部材(13,13)からなり、
前記スラスト受け部(18)は、前記2枚の円板状部材(13,13)を前記突出した中央部(13a,13a)の中心部分で互に当接してなる、
請求項1記載の円錐摩擦リング式無段変速装置にある。
請求項1に係る本発明によると、トルクカムとスプリングとからなる押圧装置を備え、トルクカムにより両カム部材の間に相対回転を生じ、該相対回転に基づく捩りトルクがスプリングの圧縮力作用線上に作用するものでありながら、トルクカム部材とスプリングとの軸線近傍に配置したスラスト受け部にて上記圧縮力を受けるので、円錐形摩擦車とリングとの間に必要とするトラクション力に対応する充分な軸力であっても、上記軸線近傍のトルクの小さい部分で上記軸力を支持することができ、スラストベアリングを省いた簡単な構造でもって、ヒステリシスの影響を低減して、高い精度の押圧力に基づくトラクション力を得ることができる。
請求項2に係る本発明によると、スラスト受け部が、一面の中央部が膨出した2枚のプレートからなるので、スプリングは各種の圧縮バネを用いることができ、かつプレートも低摩擦材料等の適宜な材料を用いることができ、高い精度でスラスト力を受けることができる。
請求項3に係る本発明によると、スプリングが多数の皿バネからなり、スラスト受け部は、これら皿バネの一部にて構成したので、安価で合理的な設計が可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
自動車に搭載される無段変速装置Uは、図1に示すように、トルクコンバータ又は多板湿式クラッチ等の発進装置31、前後進切換え装置32、本発明に係る円錐摩擦リング式無段変速装置1及びディファレンシャル装置33からなり、これら各装置がケースに組み込まれて構成される。
エンジン30によって発生した動力は、発進装置31、該発進装置31の後方に配設される前後進切換え装置32を介して円錐摩擦リング式無段変速装置1の入力軸(第1軸)4へ動力伝達され、円錐摩擦リング式無段変速装置1によって無段に変速され、セカンダリシャフト11へ出力される。更に、該セカンダリシャフト11に設けられたセカンダリギア21及びそれと噛合するマウントギア34によりディファレンシャル装置33へ動力伝達され、左右の駆動軸35,35に出力される。
上記の円錐摩擦リング式無段変速装置1は、プライマリコーン(第1の円錐形摩擦車)2と、セカンダリコーン(第2の円錐形摩擦車)10と、プライマリコーン2及びセカンダリコーン10との間に介在するリング3と、スプリング13及びトルクカム20からなる押圧装置12と、によって構成されている。
プライマリコーン2は、前後進切換え装置32と連結しているプライマリシャフト4に一体に連結されていると共にケースに回転自在に支持されているおり、一定の傾斜角を有した円錐形状をしている。また、該プライマリコーン2には、鋼製のリング3がその外周を取り囲むようにセカンダリコーン10との間に配設されており、該リング3は、ボールネジ等によって軸方向に移動自在に設けられている。
セカンダリコーン10は、プライマリコーン2と同じ傾斜角を有した円錐中空形状をしており、プライマリシャフト4と平行に設けられたセカンダリシャフト11に、プライマリコーン2とは軸方向反対向きに嵌挿されて、ケース5にベアリング22,23により回転自在に支持されている。そして、前記セカンダリコーン10とセカンダリシャフト11との間に、本発明に係る押圧装置12が介在されている。
該押圧装置12は、皿バネ等のスプリング13とトルクカム20とからなり、これらが伝動方向直列状に配置されている。トルクカム20は、対向配置するフランジ部に波状の端面カムを有する第1及び第2カム部材16,17と、これら両端面カムの間に介在・配置される多数のボール19とからなり、上記両カム部材の相対回転により一方のカム部材に対して他方のカム部材が軸方向に移動するように構成されている。
第1カム部材16は、セカンダリコーン10に対して回転方向及び軸方向一体に連結されており、第2カム部材17は、セカンダリシャフト11に対して回転方向及び軸方向一体に連結されている。上記第1カム部材16と一体のセカンダリコーン10は、ケース5に対してベアリング22,23により回転自在に支持されているが、軸方向に対して所定量移動可能になっており、上記第2カム部材17と一体のセカンダリシャフト11は、ケース5に対して円錐コロ軸受け25により回転自在、かつ軸方向、特にセカンダリコーン10から離れる方向のスラスト力を担持して一体に支持されている。
そして、第1カム部材16の中空ボス部内に前記スプリング13が収納されて配置され、該スプリング13は、一端が第1カム部材16に当接し、他端が第2カム部材17に当接して、両カム部材が互いに離れる方向に付勢している。
従って、前記押圧装置12は、まず、スプリング13が軸方向に固定されているセカンダリシャフト11に対してセカンダリコーン10を矢印A方向に常時付勢している。そして、セカンダリコーン10からセカンダリシャフト11にトルクが伝達される際に、セカンダリシャフト11に作用する負荷トルクに対応してトルクカム20が相対回転し、該相対回転に基づき、軸方向に固定されているセカンダリシャフト11に対してセカンダリコーン10は矢印A方向の力が付与される。上記スプリング13及びトルクカム20によりセカンダリコーン10に作用する矢印A方向の力は、軸方向へ移動が阻止されているプライマリコーン2に対して、リング3を両コーン2,10に押付ける狭圧力として作用し、トラクションオイルの中でリング3と両コーン2,10との間でトルク伝達に必要とする摩擦力を付与し、両コーン2,10の間で動力伝達がなされる。
なお、上述説明は、セカンダリコーン10からセカンダリシャフト11へトルク伝達する正トルクについて述べたが、エンジンブレーキ等で、セカンダリシャフトからセカンダリコーンへトルク伝達する逆トルク(逆駆動)にあっても、第1及び第2カム部材16,17の端面カム形状が波状からなるため、同様に矢印A方向の軸力が発生する。
そして、上記第1カム部材16及び第2カム部材17は、負荷トルクに応じて、僅かな回転角であるが相対回転し、従ってこれら両カム部材に当接するスプリング13にも捩り力が発生する。本発明は、該スプリング13の捩り力をスラストベアリングを用いない簡単な構造のスラスト受け部にて受けて、スプリング13のヒステリシスを低下するものである。以下、その実施例を図2及び図3に沿って説明する。
押圧装置12は、図2に示すように、直列に並べられた多数の皿バネ13・・・からなるスプリング13と、トルクカム20からなり、トルクカム20の第1カム部材16は、外スプライン16cを有する軸部16bと、円筒中空形状のスプリング支持部16aと、端面に波形のカムが形成されているカム部16dとから構成されている。軸部16bがセカンダリコーン10のボス部10aとスプライン係合すると共に段付部16eがボス部端面と当接して、セカンダリコーン10と回転方向及び軸方向に一体に構成されている。また、前記スプリング支持部16aの中空部に多数の皿バネ13・・・が収納される。
トルクカム20の第2カム部材17は、内スプライン17aを有するボス部17cと、端面に波状のカムが形成されているカム部17dとからなり、ボス部17にセカンダリシャフト11がスプライン係合し、かつストッパ部材17bにより当接されて、回転方向及び軸方向一体に連結されている。上記ボス部17の先端は、後述するスラスト受け部18を介して上記スプリング13に当接しており、スプリング13は、第1及び第2カム部材16,17の間に縮設して介在される。これら両カム部材16、17の対向するカム部16d,17dとの間には多数のボール19が介在・配置されており、両カム部材16,17の相対回転に基づき軸力を発生する。
セカンダリコーン10と同軸上に配置されている第1カム部材16と、セカンダリシャフト11と同軸上に配置されている第2カム部材17とは、軸線X−Xを共通して配置されており、かつ該軸線X−Xを共通にしてスプリング13が配置されている。
スプリング13の先端と第2カム部材ボス部17cとの間に、上記スラスト受け部18が上記軸線を共通にして配置されている。該スラスト受け部18は、同形状の2枚の板状部材である第1及び第2プレート14,15からなり、該プレートの一面は、中央部14a,15aが膨出した中高形状からなり、他面は、平坦面からなる。そして、中高形状の一面を互いに向き合うようにして、上記スプリング13とボス部17cとの間に介在される。従って、これら2枚のプレート14,15は、膨出した中央部14a,15aで互いに当接しており、かつ該当接部が、上記軸線X−Xに略々一致して、該軸線近傍にて、スプリング13の圧縮力を受けるスラスト受け部18を構成している。
なお、スプリング13は、他方が第1カム部材16のスプリング支持部の底部に摩擦接触すると共に、多数の皿バネ13同士も摩擦接触して、第1カム部材と一体に回転する。また、多数の皿バネ13は、その中央部に孔13aが形成されており、また上記第1及び第2プレート14,15は、中央部から外れた位置に孔14b,15bが形成されており、これら孔13a,14b,15bは互いに連通して、潤滑用等の油路を構成する。
従って、スプリング13の付勢力は、一方を上記スラスト受け部18を介して軸方向に固定されている第2カム部材17により受けられて、第1カム部材16を介してセカンダリコーン10に作用する。トルクカム20の相対回転に基づくスプリング13の捩り力は、軸線X−X近傍にて点接触極小面積による接触を含む)するスラスト受け部18 の中心部、即ち2枚のプレート14,15の膨出(中高)中央部14a,15aの中心部分で受けられ、該スプリング13には大きなスラスト力は作用しない。これにより、押圧装置12は、プライマリコーン2及びセカンダリコーン10とリング3との間に必要とするトラクション力に対応する充分な軸力を発生するものであっても、スラストベアリングを省いた簡単な構造で、スプリング13のヒステリシスの影響を低減して、高い精度の押圧力に基づくトラクション力を得ることができる。
なお、本実施例にあって、2枚のプレート14,15は、硬度の高い焼入れ部材により構成し、特にその膨出中央部14a,15aを高い硬度又は焼結合金等の自己潤滑性部材により構成し、スラスト受け部18に発生するスラスト力を更に減少しても良い。また、スプリング13は、皿バネに限らずコイルスプリング等の他のスプリングを適用しても良い。
図3は、本発明の実施例2に係る押圧装置12を示すものであり、実施例1における第1及び第2プレート14,15を皿バネにより構成したものである。以下に実施例1の構成と相違する部分について説明する。
図3に示すように、第1カム部材16に縮設された多数の皿バネ13からなるスプリング13の先端と、第2カム部材17のボス部17cと、の間に皿バネによって構成されたスラスト受け部18が介在されている。該スラスト受け部18を構成する第1及び第2皿バネ13,13は、一面の中央部13a,13aが突出するように断面略々く字状の円形部材からなり、この突出した中央部13a,13aの中心部分が互いに点接触するように対向して配設され、スラスト受け部18を構成している。
本実施例にあっては、上記のように、スラスト受け部18を多数の皿バネからなるスプリング13の一部にて構成することが可能となり、安価で合理的な設計ができる。
本発明に係る走行車輌の伝動系統図。 実施例1に係る円錐摩擦リング式無段変速装置に用いられる押圧装置を示す断面図。 実施例2に係る押圧装置を示す断面図。
符号の説明
1 円錐摩擦リング式無段変速装置
2 プライマリコーン(円錐形摩擦車)
3 リング
4 プライマリシャフト(第1軸)
10 セカンダリコーン(円錐形摩擦車)
11 セカンダリシャフト(第2軸)
12,12,12 押圧装置
13 スプリング
13,13,13 皿バネ
14 第1プレート
14a 中央部
15 第2プレート
15a 中央部
16 第1カム部材
17 第2カム部材
18,18,18 スラスト受け部
20 トルクカム
X−X 軸線

Claims (3)

  1. 平行に配置された第1軸及び第2軸にそれぞれ円錐形摩擦車を配置すると共に、これら両円錐形摩擦車の間に、軸方向移動自在にリングを介在し、前記第1軸と前記第2軸との間でトルクを伝達してなる、円錐摩擦リング式無段変速装置において、
    前記トルクに基づく相対回転により軸力を発生するトルクカムと、スプリングとからなり、前記円錐形摩擦車と前記リングとの間にトラクション力を付与する押圧装置を備え、
    前記スプリングを前記トルクカムの相対回転する部材の間に、該カム部材と軸線を整列するように縮設し、
    該スプリングの圧縮力が作用している間において、前記圧縮力が点接触する中心部に作用するスラスト受け部を設けた、
    ことを特徴とする円錐摩擦リング式無段変速装置。
  2. 前記スラスト受け部は、一面の中央部が膨出した2枚のプレートであり、これらプレートを前記膨出した中央部の中心部分で互に当接してなる、
    請求項1記載の円錐摩擦リング式無段変速装置。
  3. 前記スプリングが、多数の皿バネを前記軸線に沿って並べてなり、これら皿バネの内の少なくとも2枚が中央部が一方に突出した円板状部材からなり、
    前記スラスト受け部は、前記2枚の円板状部材を前記突出した中央部の中心部分で互に当接してなる、
    請求項1記載の円錐摩擦リング式無段変速装置。
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