JP4997745B2 - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置、及びその撮像方法に関するものである。
従来、撮影した画像を画像データとして記録媒体に記録する電子カメラ装置においては、通常のアスペクト比(3:4)と異なる、例えば通常よりも横長のワイドアスペクト比(9:16等)の画像を記録する場合、撮像素子から出力された通常のアスペクト比の画像データにおける上下の余剰部分を削除することによりワイドアスペクト比の画像データを生成して記録する方法が知られている(例えば下記特許文献1参照)。
特開平7−30788号公報
しかしながら、上記方法によりワイドアスペクト比の画像を得るとき、必要とする画像の画素数(画像サイズ)が撮像素子の有効画素数よりもかなり少ない場合には、撮像素子から出力された画像データの上下の余剰部分をカットするだけでは必要とする画素数を得には不十分である。そのため、上記場合には、余剰部分をカットするだけでなく、画像データに対して画素間引き(単純間引き)を行う必要があり、結果的に偽色の発生などの画像劣化が不可避的に生じてしまうという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、必要とするアスペクト比の画像が取得できるだけでなく、必要とする画像サイズが小さい場合であっても、撮像時に得られる画素情報を有効に利用した質の高い画像を得ることが可能となる撮像装置及び撮像方法と、それらの実現に使用されるプログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1の発明にあっては、被写体画像を撮像する撮像素子とその撮像素子からの画像データから動画ファイルを作成する動画処理手段を備えた撮像装置において、前記動画ファイルのアスペクト比を設定する動画設定手段と、前記動画処理手段の処理能力に基づく総画素数と前記アスペクト比から動画処理可能な最大の縦横画像サイズを算出し、縦と横の両方がその縦横画像サイズ以上でかつそれに近い縦横画像サイズとなる整数倍の加算数を算出する加算数算出手段と、前記撮像素子から、前記被写体画像の画像データを前記加算数に応じて画素加算して読み出す読出し手段と、この読出し手段により読み出された画像データに基づく画像から、当該画像の縦及び横の辺に沿う前記縦横画像サイズに対する余剰部分を削除することにより、動画を構成する前記アスペクト比かつ前記縦横画像サイズの画像を生成する画像生成手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、被写体画像の画像データが、画素加算により縮小されかつ有効画素のほぼ全て乃至は全ての画素情報が反映された状態で撮像素子から読み出され、その画像データに基づく画像における所定の辺に沿う所定幅の余剰部分が削除されることによって、所定のアスペクト比の画像が生成される。したがって、撮像素子から読み出した画像データに基づく画像から削除する余剰部分の調整によって必要とするアスペクト比の画像が生成できるとともに、必要とする画像サイズが小さい場合であっても、撮像時に得られた全画素情報から破棄される分の情報量を最小限に止めることができる。
また、撮像素子からの画像データ読み出し時の画素加算数を、高画質を維持しつつ必要とする画像サイズに適した画素加算数とすることができ、それによっても撮像時に得られた全画素情報から破棄される分の情報量を最小限に止めることができる。
さらに、撮像した画像を記録する際の処理効率を向上させることができる。
また、請求項2の発明にあっては、前記画像生成手段は、前記読出し手段により読み出された画像データに基づく画像から、当該画像の上下及び/又は左右における所定幅の余剰部分を削除することにより、動画を構成する前記アスペクト比の画像を生成するものとした。
また、請求項3の発明にあっては、被写体画像を撮像する撮像素子とその撮像素子からの画像データから動画ファイルを作成する動画処理手段を備えた撮像装置の撮像方法において、前記動画ファイルのアスペクト比を設定する動画設定工程と、前記動画処理手段の処理能力に基づく総画素数と前記アスペクト比から動画処理可能な最大の縦横画像サイズを算出し、縦と横の両方がその縦横画像サイズ以上でかつそれに近い縦横画像サイズとなる整数倍の加算数を算出する工程と、前記撮像素子から、前記被写体画像の画像データを前記加算数に応じて画素加算して読み出す工程と、読み出した画像データに基づく画像から、当該画像の縦及び横の辺に沿う前記縦横画像サイズに対する余剰部分を削除することにより、動画を構成する前記アスペクト比かつ前記縦横画像サイズの画像を生成する工程とを含む方法とした。
かかる方法においては、被写体画像の画像データが、画素加算により縮小されかつ有効画素のほぼ全て乃至は全ての画素情報が反映された状態で撮像素子から読み出され、その画像データに基づく画像における所定の辺に沿う所定幅の余剰部分が削除されることによって、所定のアスペクト比の画像が生成される。したがって、撮像素子から読み出した画像データに基づく画像から削除する余剰部分の調整によって必要とするアスペクト比の画像が生成できるとともに、必要とする画像サイズが小さい場合であっても、撮像時に得られた全画素情報から破棄される分の情報量を最小限に止めることができる。
また、撮像素子からの画像データ読み出し時の画素加算数を、高画質を維持しつつ必要とする画像サイズに適した画素加算数とすることができ、それによっても撮像時に得られた全画素情報から破棄される分の情報量を最小限に止めることができる。
さらに、撮像した画像を記録する際の処理効率を向上させることができる。
また、請求項4の発明にあっては、被写体画像を撮像する撮像素子とその撮像素子からの画像データから動画ファイルを作成する動画処理手段を備えた撮像装置が有するコンピュータに、前記動画ファイルのアスペクト比を設定するための処理と、前記動画処理手段の処理能力に基づく総画素数と前記アスペクト比から動画処理可能な最大の縦横画像サイズを算出し、縦と横の両方がその縦横画像サイズ以上でかつそれに近い縦横画像サイズとなる整数倍の加算数を算出する処理と、前記撮像素子から、前記被写体画像の画像データを、前記加算数に応じて画素加算して読み出すための処理と、読み出した画像データに基づく画像から、当該画像の縦及び横の辺に沿う前記縦横画像サイズに対する余剰部分を削除することにより、動画を構成する前記アスペクト比かつ前記縦横画像サイズの画像を生成するための処理とを実行させるプログラムとした。
以上のように本発明においては、撮像素子からの画像データ読み出し時の画素加算数を、高画質を維持しつつ必要とする画像サイズに適した画素加算数とすることができ、それによって撮像時に得られた全画素情報から破棄される分の情報量も最小限に止めることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。図1は、本発明に係るデジタルカメラのブロック図である。このデジタルカメラは、静止画撮影機能と動画撮影機能とを有するものであり、以下の構成を備えている。
すなわちデジタルカメラは、カメラ本体1と、カメラ本体1に着脱可能な記録メディア20から構成されており、カメラ本体1にはズームレンズやフォーカスレンズからなる光学系2、及び撮像手段であるCCD3が配置されている。CCD3はタイミングジェネレータ7から送られる水平及び垂直駆動信号により駆動され、被写体の光像を光電変換し撮像信号として出力する。なお、本実施の形態では、タイミングジェネレータ7がCPU13と共に本発明の読出し手段として機能する。
CCD3の出力信号はCDS回路4で相関二重サンプリング及びゲイン調整を行われ、A/D変換回路5でデジタル信号に変換される。A/D変換された撮像信号はDSP部6に入力され、ペデスタルクランプ等の処理が施された後、ブロック内の輝度・色差マトリックス回路でYUV変換によって輝度(Y)信号及び色差(UV)信号に変換される。なお、DSP部6ではオートアイリス、オートホワイトバランス、輪郭強調などの画品質向上のための処理も行われる。
DSP部6で変換されたYUVデータは、1フレーム分のデータが順次内蔵メモリ14(例えばSDRAM)に格納される。内蔵メモリ14に格納された1フレーム分のYUVデータは、CPU13により後述するサイズ調整が行われた後、表示コントローラ11へ送られ、そこでビデオ信号に変換されてLCD(液晶表示器)12によりスルー画像、すなわち動画像として表示される。
また、デジタルカメラは、本発明の圧縮手段であるJPEG圧縮伸長ブロック8とMPEG圧縮伸長ブロック9とを有しており、記録モードでの静止画撮影時に内蔵メモリ14に格納された1フレームの分YUVデータは必要に応じて後述するサイズ調整処理が行われた後、JPEG圧縮伸長ブロック8でJPEG方式等でデータ圧縮後コード化され、内蔵メモリ14内でファイル化された後、メディアコントローラ10を介して記録メディア20(記録手段)に静止画データ(静止画ファイル)として記録される。
また、記録モードでの動画撮影時に内蔵メモリ14に格納された1フレームの分YUVデータは、CPU13により後述するサイズ調整が行われるとともに、順次MPEG圧縮伸長ブロック9へ送られ、MPEG方式のコーデックによりデータ圧縮した後コード化され、メディアコントローラ10を介してフレームデータとして記録メディア20に順次書き込まれる。つまりストリーム記録される。そして、最終的には動画ファイルとして記録メディア20に記録される。なお、動画撮影時のフレームレートはタイミングジェネレータ7で作成されるタイミング信号によって決まり、コード化されるデータの圧縮率はMPEG圧縮伸長ブロック9内の量子化テーブル値によって決定される。また、本実施の形態において、MPEG圧縮伸長ブロック9で処理可能な最大画素数はVGA画像(480×640)に相当する画素数(約30万画素)である。
一方、再生モードにおいて、前記JPEG圧縮伸長ブロック8は、記録メディア20から読み出された静止画像の圧縮データを伸張し、静止画データとして内蔵メモリ14に展開する。また、MPEG圧縮伸長ブロック9は、記録メディア20から読み出された動画像の圧縮データを伸張し、動画データとして内蔵メモリ14に展開する。そして、展開された画像は表示コントローラ11へ送られ、そこでビデオ信号に変換された後、LCD12により再生画像として表示される。なお、LCD12にはスルー画像や再生画像だけでなく、必要に応じてデジタルカメラにおける各種の機能に関する選択や設定を行うためのメニュー画面や設定画面も表示される。また、LCD12の解像度は、縦540画素、横720である。
音声処理ブロック15は、動画撮影時においてカメラ本体1に内蔵されたマイク16に入力した音声をデジタル信号に変換し、データ圧縮後にオーディオデータとして内蔵メモリ14へ送る。内蔵メモリ14に送られたオーディオデータは動画像のフレームデータと共にストリームデータとして記録メディア20に順次書き込まれる。また、音声処理ブロック15は、動画再生時には、内蔵メモリ14から送られたオーディオデータを復号し、アナログの音声信号に変換した後、カメラ本体1に内蔵された内蔵スピーカ17から音声出力させる。
キー入力ブロック18は、電源キー、モード切替キー、静止画撮影時の撮影指示に用いられるシャッターキー、動画撮影時における録画開始/終了の指示に用いられる録画指示キー、各種の設定画面を表示させるためのMENUキー、設定画面による設定操作に用いられるセットキー等の複数の操作キーを含み、使用者によるキー操作に応じたキー入力信号をCPU13に出力する。
以上の各ブロックはCPU13によって制御されており、CPU13が各ブロックの制御に必要とされるプログラムや各種データはEEPROMやフラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリであるプログラムメモリ19に記憶されている。なお、プログラムメモリ19には、ユーザーにより設定、又は変更されたシステムや各機能に関する他の設定データも記憶されている。そして、CPU13は上記プログラム及びキー入力信号に基づき動作することにより本発明の画像生成手段、読出し制御手段として機能する。
また、プログラムメモリ19には、後述する記録モードでの動作に際して使用される図2に示した設定情報100が記録されている。図示したように設定情報100は、記録画像サイズと、各サイズに対応するCCD駆動モード、すなわち前記CCD3から画素信号(ベイヤデータ)を読み出す際の駆動モードと、上下及び/又は左右の余剰部分のカット幅とを示す情報ある。
本実施の形態においては、前記CCD3のアスペクト比が3:4で且つ有効画素数が約155万画素であり、設定可能な記録画像サイズは、静止画撮影では通常の(CCD3のアスペクト比と同じ)アスペクト比、すなわち縦横比(3:4)の「1,080×1,440」を最大とした複数種類と、縦横比が横長(9:16)の「810×1440」を最大とした複数種類であり、「高・中・低」の解像度レベル毎に2種類の縦横比が存在する。また、動画撮影では縦横比が通常(3:4)の「480×640」と、縦横比が横長(9:16)の「405×720」の2種類である。
また、CCD駆動モードは通常モード(非画素加算)と画素加算モードとの2種類であり、通常モードは、CCD3から一般的なフレーム読み出しによって全画素の信号電荷をそのまま読み出す駆動モードであり、画素加算モードは、CCD3から、縦方向と横方向とに各々2画素の加算(4画素加算)を行って画素信号を読み出す駆動モードである。
ここで、画素加算モード(以下、4画素加算モードという。)による画像信号の読み出し方法について説明する。図3は、その原理を示す前記CCD3の模式図である。すなわちCCD3は、画素を構成する多数の感光用CCD(図でR,G,B)と、水平方向に並んだ感光機能を有していないCCDからなるホールド蓄積部HOLD、及び水平転送部61と、感光用CCDの信号電荷を垂直転送する図示しない垂直転送部と、出力回路62とを備えている。
本実施の形態における4画素加算モードは図示したように1フレーム分の信号電荷を4/8ライン2フィールドで読み出すモードであり、第1フィールドでは、垂直方向奇数番目のラインの(15,13,11,・・・)の信号電荷のみを垂直転送し、その際、ホールド蓄積部HOLDを用いて1ライン分の信号電荷を1ライン分の転送時間だけ一時的に保持することにより、互いに隣り合う奇数ラインの信号電荷を加算、つまり同色の2画素分の信号電荷を垂直加算して水平転送部61へ転送すると同時に、水平転送部61において垂直加算された信号電荷が2画素分転送されたタイミングで、次に垂直加算された信号電荷を水平方向に2画素分ずれた状態で加算(水平加算)する。しかる後、同色の画素配列(R,G,R,G,・・・)からなる2ライン分の信号電荷が垂直加算され、かつ同一ラインに1画素おきに存在する同色の2画素分の信号電荷が水平加算された奇数ラインの信号を読み出し、以後、全ての奇数ラインの信号電荷を順に読み出す。
同様に、第2フィールドでは、垂直方向偶数番目のライン(16,14,12,・・・)について第1フィールドと同様の垂直加算と水平加算を行い、奇数ラインと異なる同色の画素配列(G,B,G,B,・・・)からなる2ライン分の信号電荷を垂直加算し、かつ同一ラインに1画素おきに存在する同色の2画素分の信号電荷が水平加算された偶数ラインの信号を読み出し、以後、全ての偶数ラインの信号電荷を順に読み出す。
図4は、上記のように読み出される撮像信号からなるベイヤーデータを示す概念図であり、図示したように4画素加算モードでは、縦方向および横方向の画素数がそれぞれ2分の1であるが、全画素の画素情報が反映されたベイヤーデータが得られることとなる。なお、図4は、前述した垂直加算および水平加算により得られる画素(R,G,B)と、得られない画素との位置関係を示したものであり、撮影時には、得られる画素(R,G,B)のみからなるベイヤーデータが取得される。また、図に示した4画素加算後のR,G,Bの画素位置は加算される元の4画素の重心となる。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラの本発明に係る動作について説明する。図5及び図6は、ユーザのモード切替キー操作により記録(撮影)モードが設定されたときCPU13が実行する処理の内容を示したフローチャートである。
図5に示したように、記録モードにおいてCPU13は、まず、記録モードで記録する記録画像(静止画像又は動画像)の縦横比と、静止画像についての記録画像サイズとを設定する(ステップS1)。ここでは、例えば前記プログラムメモリ19の所定領域に他の設定データと共に記録されている内容であって、前回の記録モードの終了時点に設定されていた内容を初期値として設定する。なお、動画像の記録画像サイズについては、設定可能なサイズが各縦横比において1種類しかないため一義的に縦横比に応じてサイズが決まる。
次に、CCD3の駆動モードとして4画素加算モードを設定した後(ステップS2)、所定のスルーレート(例えば25フレーム/秒)によるスルー画像の撮像を開始し(ステップS3)、4画素加算モードによる撮像データの読み出しを行う(ステップS4)。ここで、そのとき設定されている縦横比が「3:4」であったときには(ステップS5で「3:4」)、読み出した撮像データ(ベイヤーデータ)から生成したYUV変換後の撮像画像、すなわち縦横サイズが「540×720」の撮像画像について、その上辺側及び下辺側における余剰部分である30画素幅の端画像と、左辺側及び右辺側における40画素幅の端画像をそれぞれカットするサイズ調整を行う(ステップS6)。しかる後、サイズ調整後の画像、すなわち縦横サイズが「480×640」の画像をスルー画像としてLCD12に表示させる(ステップS8)。なお、この場合におけるスルー画像表示は全画面表示であり、「480×640」の画像を「540×720」の画像に拡大して表示に供されるものとする。但し、ステップS6のサイズ調整を行わないようにすれば拡大する必要が無くなる。
これに対し、そのとき設定されている縦横比が「9:16」であったときには(ステップS5で「9:16」)、読み出した撮像データ(ベイヤーデータ)から生成したYUV変換後の前述した縦横サイズの画像について、その上辺側の68画素幅の端画像をカットし、かつ下辺側の67画素幅の端画像をカットするサイズ調整を行う(ステップS7)。しかる後、サイズ調整後の画像、すなわち縦横サイズが「405×720」の画像をスルー画像としてLCD12に表示させる(ステップS8)。なお、この場合におけるスルー画像表示では、カットした端画像に相当する上下の表示領域を黒で塗りつぶす。
図7は、CCD3の有効画素領域(a)と、前述した4画素加算モードで読み出される撮像データ(ベイヤーデータ)(b)と、前述したステップS7のサイズ調整後における画像(c)とにおける縦方向及び横方向の画素数の関係を示した図であり、図7(c)に斜線で示した部分が、最終的にカットされる端画像である。
以後、ユーザーによる縦横比の変更操作や、静止画像についての記録画像サイズの変更操作や、シャッターキーや録画指示キーの操作(ステップS9,S11,S13,S14が全てNO)、ステップS3へ戻り、前述した一連の処理によるスルー画像表示を繰り返す。
また、上記のようにスルー画像を表示している間においては、ユーザーが所定のキー操作によって記録画像の縦横比と、静止画像についての記録画像サイズを前述した解像度レベルの指定によって変更できるようになっており、ユーザーによって縦横比の変更操作があった場合には(ステップS9でYES)、その時点で縦横比の設定を変更する(ステップS10)。また、静止画像についての記録画像サイズの変更操作があれば(ステップS11でYES)、その時点で静止画像についての記録画像サイズの設定内容を、指定された解像度レベルに応じて変更する(ステップS12)。つまり例えば縦横比が「3:4」に設定されている場合には、記録画像サイズを「1,080×1,440」、「540×720」、「480×640」のいずれかに変更する。
また、スルー画像を表示している間に、シャッターキーが押された場合には(ステップS13でYES)、図6でステップS23以降の静止画撮影処理に移行し、録画指示キーが押された場合には(ステップS14でYES)、図6でステップS15以降の動画撮影処理に移行する。まず、動画撮影処理について説明すると、その場合には、まずCCD3による撮像間隔を所定のフレームレート(例えば30フレーム/秒)に変更するとともに、変更後のフレームレートに応じたタイミングによる撮像を開始する(ステップS15)。
そして、スルー画像表示中と同様に4画素加算モードによる撮像データの読み出しを行うとともに、読み出した撮像データ(ベイヤーデータ)をYUV変換する(ステップS16)。引き続き、その時点で設定されている縦横比を確認し、縦横比「3:4」(記録画像サイズが「480×640」)が設定されている場合には(ステップS17で「3:4」)、YUV変換後の撮像画像の上下左右の余剰部分、つまり上辺側及び下辺側における30画素幅の端画像をそれぞれカットし、かつ左辺側及び右辺側における40画素幅の端画像をそれぞれカットして「480×640」のサイズのフレームデータを生成する(ステップS18)。また、縦横比「9:16」(記録画像サイズが「405×720」)が設定されている場合には(ステップS17で「9:16」)、YUV変換後の撮像画像の上下の余剰部分、つまり上辺側の68画素幅の端画像、及び下辺側の67画素幅の端画像をそれぞれカットして、図7の(c)に示した「405×720」のサイズのフレームデータを生成する(ステップS19)。しかる後、上記のように生成したカット後のフレームデータをMPEG圧縮伸長ブロック9において圧縮し、それを記録メディア20にストリーム記録する(ステップS20)。
以後、ユーザーの録画指示キー操作による撮影終了指示があるまで(ステップS21でNO)、前述したステップS15〜S20の処理を繰り返し、撮影終了指示があったら、その時点で所定の管理データを作成し、それを先にストリーム記録しておいてフレームデータに付加して動画ファイルを完成し(ステップS22)、それにより動画記録を終了する。
一方、シャッターキー操作に応じた静止画撮影処理においては、まずAE制御により決定した所定時間の露光を開始するとともに(ステップS23)、CCD3の駆動モードを、設定されている記録画像サイズに対応するモード(通常モード又は4画素加算モード)に設定する(ステップS23)。つまり記録画像サイズが「1,080×1,440」〜「540×960」であれば通常モードに設定し、「540×720」〜「540×720」であれば4画素加算モードに設定する。引き続き、所定時間の露光が終了したら(ステップS25でYES)、設定した駆動モードによる撮像データの読み出しを行うとともに、読み出した撮像データ(ベイヤーデータ)をYUV変換する(ステップS26)。
そして、そのとき設定されている記録画像サイズと対応して設定データ100(図2)に示されている上下及び左右のカット幅が全て”0”であって、YUV変換後の画像データについて端画像のカットが不要である場合には(ステップS27でNO)、それを静止画データとしてJPEG圧縮伸長ブロック8において圧縮するとともに、圧縮後のデータを記録メディア20に記録し(ステップS29)、それにより静止画撮影を終了する。
また、上記と異なりYUV変換後の画像データについて端画像のカットが必要である場合には(ステップS27でYES)、記録画像サイズと対応して設定データ100(図2)に示されている幅だけ、YUV変換後の画像データ上下又は上下左右をカットしてサイズ調整を行う(ステップS28)。例えば記録画像サイズが「810×1,440」であれば、上辺側と下辺側における135画素幅の端画像をそれぞれカットする。また、記録画像サイズが「480×640」であれば、上辺側及び下辺側における30画素幅の端画像をそれぞれカットし、かつ左辺側及び右辺側における40画素幅の端画像をそれぞれカットする。
しかる後、サイズ調整後の画像データを静止画データとしてJPEG圧縮伸長ブロック8において圧縮するとともに、圧縮後のデータを記録メディア20に記録し(ステップS29)、それにより静止画撮影を終了する。
以上のように本実施の形態においては、静止画撮影時や動画撮影時には、CCD3の駆動モードを4画素加算モードに設定するとともに、撮像した画像の上下又は上下左右から所定幅の余剰部分をカットすることにより、CCD3の有効画素数よりも少ない画素数の画像や、縦横比が異なる画像を得ることができる。つまり、画像データのサイズを画素加算によって予め記録画像サイズに適したサイズに縮小した後、必要に応じて撮像した画像の上下又は上下左右から余剰部分をカットすることによって、必要な縦横比及び記録画像サイズを確保する。
そのため、記録画像サイズが「480×640」や「405×720」といったように、撮像した画像の上下又は上下左右の余剰部分をカットする場合であっても、撮像時に得られた全画素情報から破棄される分の情報量を最小限に止めることができる。同時に、CCD3から読み出した画像データに対して余剰部分のカットと、画素間引き(単純間引き)とを行う場合における、偽色の発生などの画像劣化が生じることもない。これにより、単に必要とする縦横比の画像が取得できるだけでなく、必要とする画像サイズが小さい場合であっても、撮像時に得られる画素情報を有効に利用した質の高い画像を得ることができる。
また、本実施の形態においては、静止画像や動画像の撮影待機状態でスルー画像を表示する際においても、CCD3の駆動モードを4画素加算モードに設定するとともに、撮像した画像の上下又は上下左右から所定幅の余剰部分をカットすることにより、必要な画像サイズ、及び縦横比の画像を得るため、スルー画像についても質の高い画像を得ることができる。
また、本実施の形態では、CCD3から画像データを画素加算して読み出すときの画素加算数が4画素であって、動画撮影時において、撮像した画像の上下又は上下左右から余剰部分をカットする以前の画素数(540×720=388,800画素)が、前記MPEG圧縮伸長ブロック9で処理可能な最大画素数(480×640=307,200画素)以上で、かつそれに近い画素数となる画素加算数である。言い換えると、MPEG圧縮伸長ブロック9が、生成される動画像の画素数に応じたデータ処理能力を備えている。そのため、動画撮影時におけるフレームデータの生成、圧縮、記録といった一連のデータ処理を極めて効率よく行うことができる。
なお、本実施の形態では、デジタルカメラが、静止画撮影時の撮影指示に用いるシャッターキーとは別に、動画撮影時における録画開始/終了の指示に用いる録画指示キーを備えている場合について説明したが、これに限らず、デジタルカメラは、記録モードとして静止画撮影モードと動画撮影モードとを個別に有し、シャッターキーによって静止画撮影時の撮影指示と、動画撮影時における録画開始/終了の指示との双方を行うことができる構成であっても構わない。その場合においても、静止画撮影又は動画撮影のいずれかの記録モードでスルー画像を表示するときには、本実施の形態と同様に、CCD3の駆動モードを4画素加算モードに設定するとともに、撮像した画像の上下又は上下左右から所定幅の余剰部分をカットすることにより、LCD12の解像度に応じた必要とするサイズの表示画像を生成すれば、スルー画像についても質の高い画像を得ることができる。
また、本実施の形態においては、画像の縦横比として、通常の縦横比(3:4)の他に、横長の縦横比(9:16)が設定できるものについて説明したが、それ以外の横長の縦横比(例えば「9:18」)を設定できるようにしてもよい。また、縦横比は横長である必要はなく、例えば縦長の縦横比(4:3等)を設定できるようにしてもよく、その場合には、画像データのサイズを画素加算によって予め記録画像サイズに適したサイズに縮小した後、その画像の左右における余剰部分をカットすればよい。また、通常の縦横比の他に複数種類の縦横比を選択的に設定できるようにしたり、通常の縦横比と異なる縦横比のみを選択的に設定できるようにしてもよい。さらに、縦横比は予め決められている縦横比のみとしても構わない。
また、本実施の形態においては、CCD3の有効画素数が約155万画素であり、静止画撮影時に記録可能な最大の記録画像サイズが「1,080×1,440」であるともに、画素加算モードが、CCD3から、縦方向と横方向とに各々2画素の加算(4画素加算)を行って画素信号を読み出す4画素加算モードであるものについて説明したが、CCD3の有効画素数や画素加算モードで加算する画素数は、これ以外であっても構わない。また、画素加算モードで加算する画素数は、4画素(縦2×横2)以外、例えば縦又は横方向のみの2画素や、4画素(縦2×横2)以上であってもよく、さらに、加算画素数の異なる複数の画素加算モードを設けるようにしてもよい(但し、CCD3は複数種の画素加算モードに対応可能な構造を有している必要がある。)。
特に、CCD3の有効画素数が1000万画素等のように、本実施の形態よりも高画素である場合には、加算する画素数が4画素(縦2×横2)以上の画素加算モード、例えば加算する画素数が25画素(縦5×横5)である25画素加算モードを設けるとよい。その場合、25画素加算モードにおける具体的な画像信号の読み出し方法については、水平方向及び垂直方向にそれぞれ隣接する同色の25画素の信号電荷を加算し、それを当該色の1画素分の信号電荷として読み出すことができるものであれば、任意の方法を採用することができる。
上記25画素加算モードにおける画像信号の読み出し方法としては、例えばCCD3の有効画素領域内において水平及び垂直方向に5画素置きに並んだ画素の信号電荷として、その画素を中心として互いに隣接する同色の25画素分の信号電荷を加算した信号電荷を読み出す方法がある。図8は、その概略を示した図4に対応する概念図であって、CCD3の有効画素領域内(図では、有効画素領域の左上を含む部分)におけるベイヤー配列をなす各色(図でR,Gr,Gb,B)の画素と、25画素加算モードによって電荷信号(加算された電荷信号)が読み出される画素、つまりベイヤーデータを構成する画素(図に太枠で示した画素)との位置関係を示した図である。なお、同図において「Gr」で示した画素はR色の画素が配置された行のG色の画素、同様に「Gb」で示した画素はR色の画素が配置された行のG色の画素である。
上記の読み出し方法をより具体的に述べると、Gr画素については、(1,1)〜(9,9)等の画素領域を加算対象として、その領域内に配置されている全てのGr画素の信号電荷を加算し、加算後の信号電荷を、その領域の中心(5,5)等のGr画素の信号電荷として読み出す。同様にR画素については、(6,1)〜(14,9)等の画素領域を加算対象として、その領域内に配置されている全てのR画素の信号電荷を加算し、加算後の信号電荷を、その領域の中心(10,5)等のR画素の信号電荷として読み出す。また、B画素については、(1,6)〜(9,14)等の画素領域を加算対象として、その領域内に配置されている全てのB画素の信号電荷を加算し、加算後の信号電荷を、その領域の中心(10,5)等のB画素の信号電荷として読み出す。また、Gb画素については、(6,6)〜(14,14)等の画素領域を加算対象として、その領域内に配置されている全てのGb画素の信号電荷を加算し、加算後の信号電荷を、その領域の中心(10,10)等のGb画素の信号電荷として読み出す。
つまり、R,Gr,Gb,Bの各色について加算対象とする画素領域を、各々の領域の中心間の距離が5画素となるように色毎にずらすことにより、有効画素領域内において水平及び垂直方向に等間隔に並んだ画素の信号電荷からなり、縦方向および横方向の画素数がそれぞれ5分の1であるが、周縁部のごく一部の画素(図8に示したものでは、2行目及び4行目の画素と2列目及び4列目の画素)を除くほぼ全画素の画素情報が反映された撮像信号を読み出す方法である。
なお、25画素加算モードでの画像信号の読み出し方法については、上述した方法に限らず、例えばR,Gr,Gb,Bの色毎の加算対象とする画素領域を可能な限り一致させることにより、図4に示した4画素加算の場合と同様に、互いに接するR,Gr,Gb,Bの各画素の信号電荷(加算後の信号電荷)からなる撮像信号を読み出す方法であってもよい。
そして、CCD3として、例えば有効画素数が約1000万画素であって、静止画撮影時に記録可能な最大の記録画像サイズが3:4の「2,700×3,600」のものを使用し、画素加算モードとして、前述した4画素加算モードと25画素加算モードの2種類を設ける場合にあっては、以下のようにすることができる。
すなわちプログラムメモリ19等に、図2に示した設定情報100に代えて、図9に示したような設定情報200を記憶しておく。なお、図示した例は、静止画像については、ユーザーが解像度レベルとして「高・中1・中2・低」の4レベルが設定可能である場合の例である。そして、記録モードでは、例えば図5及び図6に示した内容とほぼ同様内容の処理をCPU13に行わせ、その際、ステップS4(図5)ではCCD3の駆動モードとして25画素加算モードを設定させる。また、ステップS14(図5)の直後に、CCD3の駆動モードを設定情報200に従い記録画像サイズに応じたモードに設定させた後、ステップS15以降の動画撮影処理(図6)を行わせるとともに、ステップS24においてもCCD3の駆動モードを設定情報200に従い記録画像サイズに応じたモードに設定させるものとする。
係る変形例においても、静止画撮影時や動画撮影時においては、CCD3の駆動モードを画素加算モード(4画素加算モード又は25画素加算モード)に設定するとともに、撮像した画像の上下、又は上下左右からカットする余剰部分のカット幅を変更することにより、必要な記録画像サイズを確保することができる。したがって、先に説明した実施の形態と同様、単に必要とする縦横比の画像が取得できるだけでなく、必要とする画像サイズが小さい場合であっても、撮像時に得られる画素情報を有効に利用した質の高い画像を得ることができる。また、スルー画像についても質の高い画像を得ることができる。
また、動画撮影時のCCD3の駆動モードを25画素加算モードとするため、CCD3の有効画素数が約1000万画素で、静止画撮影で記録可能な最大の記録画像サイズが「2,700×3,600」であっても、撮像した画像の上下又は上下左右から余剰部分をカットする以前の画素数を、前記MPEG圧縮伸長ブロック9で処理可能な最大画素数以上で、かつそれに近い画素数となる画素加算数とすることにより、動画撮影時におけるフレームデータの生成、圧縮、記録といった一連のデータ処理を極めて効率よく行うことができる。
また、以上の説明においては、本発明を静止画撮影機能と動画撮影機能とを有するデジタルカメラに適用した場合について説明したが、これに限らず本発明はデジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA等の他の撮像装置にも適用することができる。また、静止画撮影機能のみ、あるいは動画撮影機能のみを有するもの(スルー画像の表示機能の有無は問わない。)にも適用することができる。
本発明に係るデジタルカメラのブロック図である。 記録モードでの動作に際して使用される設定情報を示す概念図である。 画素加算モードによる画像信号の読み出し方法の原理を示すCCDの模式図である。 画素加算モードにより読み出される撮像信号からなるベイヤーデータを示した概念図である。 記録モードにおけるCPUの処理内容を示すフローチャートである。 図5に続くフローチャートである。 CCDの有効画素領域(a)と、画素加算モードで読み出される撮像データ(b)と、フレームデータ(c)とにおける縦横方向の画素数の関係を示した図である。 25画素加算モードにより読み出される撮像信号からなるベイヤーデータの一例を示した概念図である。 変形例を示す図2に対応した設定情報の概念図である。
符号の説明
1 カメラ本体
3 CCD
6 DSP部
7 タイミングジェネレータ
8 JPEG圧縮伸長ブロック
9 MPEG圧縮伸長ブロック
11 表示コントローラ
12 LCD
13 CPU
14 内蔵メモリ
19 プログラムメモリ
20 記録メディア
100 設定情報
200 設定情報

Claims (4)

  1. 被写体画像を撮像する撮像素子とその撮像素子からの画像データから動画ファイルを作成する動画処理手段を備えた撮像装置において、
    前記動画ファイルのアスペクト比を設定する動画設定手段と、
    前記動画処理手段の処理能力に基づく総画素数と前記アスペクト比から動画処理可能な最大の縦横画像サイズを算出し、縦と横の両方がその縦横画像サイズ以上でかつそれに近い縦横画像サイズとなる整数倍の加算数を算出する加算数算出手段と、
    前記撮像素子から、前記被写体画像の画像データを前記加算数に応じて画素加算して読み出す読出し手段と、
    この読出し手段により読み出された画像データに基づく画像から、当該画像の縦及び横の辺に沿う前記縦横画像サイズに対する余剰部分を削除することにより、動画を構成する前記アスペクト比かつ前記縦横画像サイズの画像を生成する画像生成手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像生成手段は、前記読出し手段により読み出された画像データに基づく画像から、当該画像の上下及び/又は左右における所定幅の余剰部分を削除することにより、動画を構成する前記アスペクト比の画像を生成することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 被写体画像を撮像する撮像素子とその撮像素子からの画像データから動画ファイルを作成する動画処理手段を備えた撮像装置の撮像方法において、
    前記動画ファイルのアスペクト比を設定する動画設定工程と、
    前記動画処理手段の処理能力に基づく総画素数と前記アスペクト比から動画処理可能な最大の縦横画像サイズを算出し、縦と横の両方がその縦横画像サイズ以上でかつそれに近い縦横画像サイズとなる整数倍の加算数を算出する工程と、
    前記撮像素子から、前記被写体画像の画像データを前記加算数に応じて画素加算して読み出す工程と、
    読み出した画像データに基づく画像から、当該画像の縦及び横の辺に沿う前記縦横画像サイズに対する余剰部分を削除することにより、動画を構成する前記アスペクト比かつ前記縦横画像サイズの画像を生成する工程と
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  4. 被写体画像を撮像する撮像素子とその撮像素子からの画像データから動画ファイルを作成する動画処理手段を備えた撮像装置が有するコンピュータに、
    前記動画ファイルのアスペクト比を設定するための処理と、
    前記動画処理手段の処理能力に基づく総画素数と前記アスペクト比から動画処理可能な最大の縦横画像サイズを算出し、縦と横の両方がその縦横画像サイズ以上でかつそれに近い縦横画像サイズとなる整数倍の加算数を算出する処理と、
    前記撮像素子から、前記被写体画像の画像データを、前記加算数に応じて画素加算して読み出すための処理と、
    読み出した画像データに基づく画像から、当該画像の縦及び横の辺に沿う前記縦横画像サイズに対する余剰部分を削除することにより、動画を構成する前記アスペクト比かつ前記縦横画像サイズの画像を生成するための処理と
    を実行させるプログラム。
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