JP4996919B2 - 情報処理システム、サーバ装置およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、サーバ装置およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子ペンで記載された情報を処理する情報処理システムやプログラム等に関するものである。
従来、記載した情報を外部に送信できる電子ペンとしてアノト社の電子ペンがある(非特許文献1参照)。この電子ペンは、通常のペンに超小型カメラ、画像認識装置、それにBluetooth(Bluetoothは「テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン」社の登録商標。)送受信装置を備え付けたもので、専用紙に書かれた手書きの内容を読み取り、解析し、パソコン、携帯電話、ファックス等の情報通信機器に即時送受信できるものである。
なお、ブルートゥース(Bluetooth)とは、無線通信規格であり、伝送距離は送信電力が1mWのときに約10mと、省電力、短距離を意識した無線規格である。また、送信電力を上げることにより、現在のところ、最大で100mまで伝送距離を伸ばすことがえきる。
また、現在、普及している教育用の添削方法は、採点者が赤色のペンで、生徒が書いた解答用紙に、丸付けをしたりコメントを記載したり、得点を記載したりするものである。
アノト日本株式会社ホームページ、インターネット<URL:http://www.anoto.jp/tsuite.html>
しかし、非特許文献1による電子ペンは、Bluetooth規約による近距離無線通信手段を備えているが、遠隔のサーバ装置に情報を送信する手段は備えていない。したがって、例えば、家庭で電子ペンを利用してテストの解答を記載する場合、気が向いた際に行えば良い練習の小テスト等の採点と、解答の機密性が問われる検定試験や全国模擬試験の採点を異なる装置で行なうこと等は考慮されていない。つまり、小テスト等の解答の機密性などを考慮しなくて良い実施が簡易なテストは、家庭の情報端末で採点を行い、検定試験や全国模擬試験などの重要なテストは、遠隔のセキュリィティーが確保できるサーバ装置で行なうべきであるが、かかることは考慮されていない。
本第一の発明の情報処理システムは、電子ペンと情報端末とサーバ装置を具備する情報処理システムであって、前記電子ペンは、電子ペンを識別する情報である電子ペン識別子を格納している電子ペン識別子格納部と、記載した情報に関する情報である記載情報を取得する記載情報取得部と、前記電子ペン識別子と前記記載情報とに基づいて送信情報を構成する送信情報構成部と、前記送信情報構成部が構成した送信情報を、近距離無線通信手段により前記情報端末に送信する情報送信部を具備し、前記情報端末は、情報端末を識別する情報である情報端末識別子を格納している情報端末識別子格納部と、近距離無線通信手段により前記送信情報を受信する送信情報受信部と、前記送信情報受信部が受信した送信情報に基づいて、送信情報の全部または一部を情報端末で処理するか否かを判断する判断部と、前記判断部における判断結果が情報端末で処理しない旨の判断結果である場合に、前記送信情報受信部が受信した送信情報の全部または一部、および前記情報端末識別子を有する端末情報を前記サーバ装置に送信する端末情報送信部を具備し、前記サーバ装置は、前記情報端末から前記端末情報を受信する端末情報受信部と、前記端末情報受信部が受信した端末情報の全部または一部を処理するサーバ側処理部を具備する情報処理システムである。また、情報端末は、前記判断部における判断結果が情報端末で処理する旨の判断結果である場合に、前記送信情報受信部が受信した送信情報の全部または一部を処理する端末側処理部をさらに具備する構成が好ましい。なお、判断結果が情報端末で処理しない旨の判断結果とは、前記サーバ装置に送信する旨の判断結果と同意義である。
かかる構成により、電子ペンで記載する媒体の違いにより起動するアプリケーションが異なり、その結果、電子ペンで記載した情報が情報端末で処理されたり、サーバ装置で処理されたりする。したがって、例えば、小テスト等の解答の機密性などを考慮しなくて良い実施が簡易なテストは、家庭の情報端末で採点を行い、リアルタイムに得点や採点結果を表示でき、検定試験や全国模擬試験などの重要なテストは、遠隔のセキュリィティーが確保できるサーバ装置で行なうことができ、テストの特性に応じた採点が可能となる。
本第二の発明の情報処理システムにおけるサーバ装置は、前記サーバ側処理部が端末情報の全部または一部を処理した結果であるサーバ処理結果情報を、前記情報端末に送信する処理結果返信部をさらに具備し、前記情報端末は、前記サーバ処理結果情報を受信する処理結果受信部と、前記処理結果受信部が受信したサーバ処理結果情報を出力する処理結果出力部をさらに具備する構成である。
かかる構成により、サーバ装置における処理結果を情報端末で出力できる。したがって、例えば、サーバ装置における検定テストの結果を情報端末で出力し、ユーザは検定テストの結果を容易に知ることができる。
本第三の発明の情報処理システムは、第一、第二の情報処理システムにおいて、前記情報端末は、前記端末側処理部における処理結果である端末処理結果情報を前記サーバ装置に送信する端末処理結果情報送信部をさらに具備し、前記サーバ装置は、前記端末処理結果情報を受信する端末処理結果情報受信部と、前記端末処理結果情報受信部が受信した端末処理結果情報を蓄積する端末処理結果情報蓄積部をさらに具備する構成である。
かかる構成により、情報端末の処理結果とサーバ装置の処理結果が、サーバ装置で管理できる。その結果、例えば、小テストの採点結果もサーバ装置に送られ、検定テスト等とともに評価することにより、サーバ装置において、テスト者の成績やレベルなどが精度高く算出できる。
本第四の発明の情報処理システムは、第一、第二、第三の情報処理システムにおいて、前記サーバ装置は、前記端末情報受信部が受信した端末情報から情報端末識別子または/および電子ペン識別子を取得する識別子取得部と、前記識別子取得部が取得した情報端末識別子または/および電子ペン識別子が既に登録されている識別子であるか否かを判断する登録判断部と、前記登録判断部が、既に登録されている識別子でないと判断した場合、所定の登録処理を行う登録処理部をさらに具備する構成である。
かかる構成により、自動的にユーザ登録が可能となる。したがって、例えば、特殊な用紙に記載された問題集を市販した場合に、自動採点が行なわれるとともに、ユーザ登録および課金を自動的に行なうことができる。
本発明において、電子ペンで記載した情報の処理を、その処理に適した装置で行うことが可能となる。
以下、情報処理システムやサーバ装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における情報処理システムの概念図である。情報処理システムは、媒体11、電子ペン12、情報端末13、サーバ装置14を具備する。媒体11は、特殊ドットパターンが印刷されている媒体であり、例えば、紙でできている。ここで、電子ペン12は、通信機能を有するペンである。電子ペン12の使用者は、例えば、テストや添削の解答を行なう者である。また、媒体11には、通常、テスト等の問題が記載されている。情報端末13は、例えば、携帯電話である。情報端末13は、例えば、家庭で行なう練習テストの場合には、その解答に基づいて自動採点し、公開の模擬テストや検定テストなどの場合はサーバ装置14に解答の情報を転送する。サーバ装置14は、公開の模擬テストや検定テストなどの解答に基づいて自動採点し、その結果を情報端末13に返送したりする等の機能を有する。サーバ装置14のセキュリティーは、通常、極めて強靭に担保されている。
また、情報端末13は、例えば、集計を行う必要のないテストの場合には、その採点結果をサーバ装置14に転送せず、集計を行う必要があるテストの場合には、その採点結果をサーバ装置14に転送する。サーバ装置14は、公開の模擬テストや検定テストなどの採点結果を自動集計し、蓄積する。
図2は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。電子ペン12は、電子ペン識別子格納部1201、記載情報取得部1202、送信情報構成部1203、情報送信部1204を具備する。
情報端末13は、情報端末識別子格納部1301、送信情報受信部1302、判断部1303、端末情報送信部1304、端末側処理部1305、処理結果受信部1306、処理結果出力部1307、端末処理結果情報送信部1308を具備する。
サーバ装置14は、端末情報受信部1401、サーバ側処理部1402、処理結果返信部1403、端末処理結果情報受信部1404、端末処理結果情報蓄積部1405、統計出力指示受付部1406、統計処理部1407、統計出力部1408を具備する。
電子ペン識別子格納部1201は、電子ペンを識別する情報である電子ペン識別子を格納している。電子ペン識別子のデータ構造や内容は問わない。また、電子ペン識別子は、電子ペンのユーザを識別する情報でも良い。電子ペン識別子格納部1201は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
記載情報取得部1202は、電子ペン12で記載した情報に関する情報である記載情報を取得する。記載情報は、例えば、媒体11の中の相対的な位置を特定する情報である座標情報(以下、適宜「位置情報」という。)を1以上有する。また、記載情報は、媒体11の中の相対的な位置を特定する情報である座標情報の集合から文字認識し、当該文字認識した結果である文字コードの列でも良い。つまり、記載情報取得部1202は、電子ペン12の軌跡を示す座標情報の集合を文字認識して、1以上の文字コードを生成する機能を有しても良い。かかる場合、電子ペンは、当該電子ペンの軌跡である、記載した文字の文字コードを出力する機能を有することとなる。また、電子ペンは、さらに、かかる文字コードを翻訳して他言語の文字を出力する機能を有しても良い。
記載情報取得部1202が座標情報である記載情報を取得する方法について説明する。座標情報を取得する方法として、例えば、以下の方法がある。媒体11に図3に示す特殊ドットパターンが印刷されている場合に、記載情報取得部1202は、特殊ドットパターンによる座標検出技術で実現され得る。具体的には、例えば、図3のような構成になる。図3の構成は、CCDカメラ301、パターン認識と解析を行うプロセッサ302で構成される。特殊ドットパターンは、0.3mmピッチのグリッドに沿ってドットを示し、そのドットの配置をRight/Left/Up/Downの4パターンで振り分けることでコード化を図る。そして、CCDカメラより、特殊ドットパターンを60フレーム/秒で撮影し、入力する。そして、撮影した画像情報を解析することにより、入力装置であるCCDカメラの移動(すなわち撮影されるドットパターンの変化)を検出することができる。CCDカメラの移動を検出することにより、静的物体中の相対的な座標情報を取得できる。なお、記載情報取得部1202の別の手段として、以下のものが考えられる。媒体11の表面に、座標情報を示すバーコードが印刷されており、記載情報取得部1202は、当該バーコードを読み込み、座標情報を得るバーコードリーダーで実現される。
送信情報構成部1203は、記載情報取得部1202が取得した記載情報と、電子ペン識別子格納部1201の電子ペン識別子に基づいて送信情報を構成する。記載情報は、電子ペンのユーザが媒体11に電子ペンを用いて記載した情報に関する情報であり、例えば、当該用紙上の位置を示す位置情報を1以上有する情報である。また、送信情報は、ここでは、電子ペン識別子と記載情報を有する。送信情報構成部1203は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。送信情報構成部1203の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
情報送信部1204は、送信情報構成部1203が構成した送信情報を、直接または間接的に情報端末13に送信する。「間接的に採点情報を送信する」とは、図示しない他の装置を経由して、情報端末13に採点情報を送信することを言う。情報送信部1204は、無線または有線の通信手段で実現され得る。特に、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信手段で実現するのが好適である。
情報端末識別子格納部1301は、情報端末13を識別する情報である情報端末識別子を格納している。情報端末識別子は、例えば、携帯電話の電話番号やMACアドレスやIPアドレス(IPV4、V6等を問わない)などである。情報端末識別子格納部1301は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
送信情報受信部1302は、ブルートゥースなどの近距離無線通信手段により送信情報を受信する。ただし、送信情報受信部1302は、他の通信手段により送信情報を受信しても良い。
判断部1303は、送信情報受信部1302が受信した送信情報に基づいて、送信情報の全部または一部をサーバ装置14に送信するか否かを判断する。判断部1303は、例えば、送信情報が有する記載情報により、当該記載情報が記入された媒体11の種類を特定し、当該媒体11の種類により、送信情報の全部または一部をサーバ装置14に送信するか否かを判断する。例えば、判断部1303は、媒体11の種類が練習問題の用紙である場合は、サーバ装置14に送信せず、媒体11の種類が検定試験の用紙である場合は、サーバ装置14に送信する、と決定する。また、送信情報の一部とは、例えば、記載情報のみを言う。また、判断部1303は、送信情報受信部1302が受信した送信情報が有する電子ペン識別子に基づいて、送信情報の全部または一部をサーバ装置14に送信するか否かを判断しても良い。つまり、判断部1303の上記判断のアルゴリズムは問わない。また、判断部1303の上記判断の元になる情報は送信情報であれば良い。判断部1303は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。判断部1303の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
端末情報送信部1304は、判断部1303における判断結果が送信する旨の判断結果である場合に、送信情報受信部1302が受信した送信情報の全部または一部、および情報端末識別子を有する端末情報をサーバ装置14に送信する。端末情報は、例えば、記載情報と電子ペン識別子と携帯電話番号(携帯電話番号は、ここでの情報端末識別子である。)を有する。端末情報送信部1304は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。ただし、端末情報送信部1304は、放送手段で実現されても良い。なお、端末情報送信部1304は、サーバ装置14に情報を送信するために、例えば、サーバ装置14のIPアドレスや電話番号やURL等を保持している。
端末側処理部1305は、判断部1303における判断結果が送信しない旨の判断結果である場合に、送信情報受信部1302が受信した送信情報の全部または一部を処理する。処理の結果、通常、端末処理結果情報が構成される。処理とは、例えば、自動の採点処理である。つまり、端末側処理部1305は、例えば、解答を保持している解答保持手段、送信情報が有する記載情報から解答を取得する解答取得手段、解答取得手段で取得した解答と、保持している解答に基づいて得点を取得する得点取得手段を具備する。なお、得点取得手段は、例えば、正解を10点、それ以外を0点として得点を算出する。また、処理とは、単に送信情報の全部または一部を蓄積するだけの場合もあり得る。また、処理とは、例えば、送信情報の出力でも良い。さらに、処理とは、例えば、受信した送信情報の削除のみでも良い。端末側処理部1305は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。端末側処理部1305の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
処理結果受信部1306は、サーバ処理結果情報をサーバ装置14から受信する。サーバ処理結果情報とは、サーバ装置14が受信した端末情報の全部または一部を処理した結果を有する情報であり、例えば、テストの採点結果の情報等である。処理結果受信部1306は、サーバ装置14から統計処理結果を受信する場合もあり得る。処理結果受信部1306は、無線または有線の通信手段、または放送を受信する手段等で実現され得る。
処理結果出力部1307は、処理結果受信部1306が受信したサーバ処理結果情報を出力する。出力とは、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信等を含む概念である。処理結果出力部1307は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。処理結果出力部1307は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
端末処理結果情報送信部1308は、端末側処理部1305における処理結果を有する情報である端末処理結果情報をサーバ装置14に送信する。端末処理結果情報とは、例えば、家庭における簡易テストの採点結果を示す情報や、多数のテスト受講者の点数の統計処理結果(平均点など)を示す情報等である。端末処理結果情報送信部1308は、無線または有線の通信手段、または放送手段等で実現され得る。
端末情報受信部1401は、情報端末13から端末情報を受信する。端末情報受信部1401は、無線または有線の通信手段、または放送を受信する手段等で実現され得る。
サーバ側処理部1402は、端末情報受信部1401が受信した端末情報の全部または一部を処理する。処理とは、例えば、端末情報の全部または一部の蓄積や、端末情報が有する記載情報に基づく自動採点や、端末情報が有する電子ペン識別子や情報端末識別子などを用いた会員登録処理などである。サーバ側処理部1402は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。サーバ側処理部1402の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
処理結果返信部1403は、サーバ側処理部1402が端末情報の全部または一部を処理した結果を有するサーバ処理結果情報を、情報端末13に送信する。サーバ処理結果情報とは、例えば、検定試験の合否や得点などを示す情報である。処理結果返信部1403は、無線または有線の通信手段、または放送手段等で実現され得る。
端末処理結果情報受信部1404は、端末処理結果情報を情報端末13から受信する。端末処理結果情報受信部1404は、無線または有線の通信手段、または放送を受信する手段等で実現され得る。
端末処理結果情報蓄積部1405は、端末処理結果情報受信部1404が受信した端末処理結果情報を蓄積する。端末処理結果情報を蓄積する記録媒体は、図示しない内蔵または外付けの記録媒体である。端末処理結果情報蓄積部1405は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。端末処理結果情報蓄積部1405の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
統計出力指示受付部1406は、格納している情報に基づいて統計処理結果を出力する旨の指示である統計出力指示を受け付ける。統計出力指示の受け付けは、通信によっても、ユーザからの手入力によっても良い。統計出力指示受付部1406は、無線または有線の通信手段等や、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
統計処理部1407は、格納している情報に基づいて統計処理し、統計処理結果を得る。統計処理部1407は、例えば、1以上の端末処理結果情報とサーバ処理結果情報に基づいて、統計処理結果を得る。つまり、統計処理部1407は、例えば、1以上の毎日の家庭でのテスト結果(端末処理結果情報の例)と、期末テストの結果(サーバ処理結果情報の例)に基づいて、当該生徒のランクを算出する。この場合、統計処理結果がランクである。
統計出力部1408は、統計処理部1407が得た統計処理結果を出力する。出力とは、外部の装置(例えば、情報端末13)への送信が主であるが、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、音出力等を含む概念である。統計出力部1408は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、電子ペン12の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)記載情報取得部1202は、映像を取得したか否かを判断する。映像とは、例えば、図1の電子ペン12のカメラで取得した映像である。映像を取得すればステップS402に行き、映像を取得しなければステップS401に戻る。
(ステップS402)記載情報取得部1202は、ステップS401で取得した映像および/または先に取得した映像から記載情報(ここでは、記載情報は、紙11上の座標情報である。)を構成する。
(ステップS403)送信情報構成部1203は、電子ペン識別子格納部1201の電子ペン識別子を取得する。
(ステップS404)送信情報構成部1203は、ステップS402で構成した記載情報と、ステップS403で取得した電子ペン識別子から送信情報を構成する。
(ステップS405)情報送信部1204は、ステップS404で構成した送信情報を情報端末13に送信する。ステップS401に戻る。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理の終了等の割り込みにより、処理を終了する。
また、図4のフローチャートにおいて、電子ペン12で記載する情報は文字でも図形等でも良い。また、カメラで取得した映像から記載情報を構成する処理は、例えば、上述したアノト社の特殊な紙(専用紙)を用いれば可能であり公知技術であるので、詳細な説明は省略する。
また、図4のフローチャートにおいて、構成した記載情報と電子ペン識別子から送信情報を構成するが、かかる送信情報が有する記載情報のデータ量は問わない。記載情報のデータ量は、例えば、電子ペン12を使って書くワンストロークのデータ量である。
また、図4のフローチャートにおいて、例えば、記載情報を多量に蓄えた後、ユーザ指示により送信情報の送信を行っても良い。また、例えば、電子ペン12によるワンストロークごとに記載情報を蓄え、送信情報を構成し、当該送信情報を送信するなどしても良い。つまり、送信情報の送信タイミング、送信のトリガーは問わない。
さらに、図4のフローチャートにおいて、電子ペン12は、記載情報を有する送信情報を情報端末13に送信した。かかる場合、情報端末13またはサーバ装置14等が、記載情報(座標情報)から文字や図形を認識する。しかし、電子ペン12が座標情報から文字や図形を認識し、当該認識後の文字データ等を情報端末13に送信しても良い。かかる場合、記載情報は、認識後の文字データ等である。なお、複数の座標情報から文字コードを決定する処理は、文字認識の既存技術であるので、詳細な説明は省略する。
次に、情報端末13の動作について図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)送信情報受信部1302は、電子ペン12から送信情報を受信したか否かを判断する。送信情報を受信すればステップS502に行き、送信情報を受信しなければステップS501に戻る。
(ステップS502)判断部1303は、ステップS501で受信した送信情報に基づいて、送信情報の全部または一部を端末で処理するか、サーバ装置14に送信するか否かを判断する。端末で処理すると判断した場合はステップS503に行き、そうでない場合はステップS507に飛ぶ。
(ステップS503)送信情報受信部1302が受信した送信情報の全部または一部を処理する。
(ステップS504)端末処理結果情報送信部1308は、ステップS503における処理結果である端末処理結果情報をサーバ装置14に送信するか否かを判断する。サーバ装置14に送信するとの判断の場合はステップS505に行き、そうでない場合はステップS501に戻る。端末処理結果情報をサーバ装置14に送信するか否かは、例えば、媒体11の種類や電子ペン識別子に基づいて判断する。つまり、例えば、情報端末13に登録されていない他人の電子ペンで記載した情報は、情報端末13を経由してサーバ装置14に送信されない。なお、情報端末13に登録されている電子ペンとは、電子ペン識別子が情報端末13に登録されている電子ペンである。
(ステップS505)端末処理結果情報送信部1308は、端末処理結果情報を構成する。端末処理結果情報は、例えば、端末側処理部1305における処理結果と、電子ペン識別子と情報端末識別子を有する。
(ステップS506)端末処理結果情報送信部1308は、ステップS505で構成した端末処理結果情報をサーバ装置14に送信する。ステップS501に戻る。
(ステップS507)端末情報送信部1304は、情報端末識別子格納部1301から情報端末識別子を取得する。
(ステップS508)端末情報送信部1304は、受信した送信情報とステップS507で取得した情報端末識別子に基づいて、端末情報を構成する。なお、端末情報は、通常、ステップS501で受信した送信情報が有する記載情報等を有する。
(ステップS509)端末情報送信部1304は、ステップS508で構成した端末情報をサーバ装置14に送信する。ステップS501に戻る。
なお、図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、サーバ装置14の動作について図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)端末情報受信部1401は、情報端末13から端末情報を受信したか否かを判断する。端末情報を受信すればステップS602に行き、端末情報を受信しなければステップS607に飛ぶ。
(ステップS602)サーバ側処理部1402は、ステップS601で受信した端末情報の全部または一部を処理する。
(ステップS603)処理結果返信部1403は、サーバ側処理部1402が端末情報の全部または一部を処理した結果であるサーバ処理結果情報を、情報端末13に送信する必要があるか否かを判断する。送信する必要があるかと判断した場合はステップS604に行き、送信する必要がないと判断した場合はステップS601に戻る。サーバ処理結果情報を情報端末13に送信する必要があるか否かは、記載情報が有する位置情報から判断される媒体の種類や、情報端末識別子や、電子ペン識別子等に基づいて判断される。つまり、例えば、登録されていない情報端末識別子や電子ペン識別子を有する情報端末13や電子ペン12から送信された情報の処理結果であるサーバ処理結果情報は、情報端末13に送信しない。
(ステップS604)処理結果返信部1403は、サーバ側処理部1402が端末情報の全部または一部を処理した結果から送信するサーバ処理結果情報を構成する。
(ステップS605)処理結果返信部1403は、端末情報が有する情報端末識別子を取得する。
(ステップS606)処理結果返信部1403は、ステップS605で取得した情報端末識別子で識別される情報端末13に、ステップS604で構成したサーバ処理結果情報を返信する。ステップS601に戻る。
(ステップS607)端末処理結果情報受信部1404は、端末処理結果情報を情報端末13から受信したか否かを判断する。端末処理結果情報を情報端末13から受信すればステップS608に行き、受信しなければステップS609に飛ぶ。
(ステップS608)端末処理結果情報蓄積部1405は、ステップS607で受信した端末処理結果情報を蓄積する。ステップS601に戻る。
(ステップS609)統計出力指示受付部1406は、格納している情報に基づいて統計処理結果を出力する旨の指示である統計出力指示を受け付けたか否かを判断する。統計出力指示を受け付ければステップS610に行き、統計出力指示を受け付けなければステップS601に戻る。
(ステップS610)統計処理部1407は、サーバ装置14に格納されている情報の中で、統計処理を行うために必要な関連情報を取得する。
(ステップS611)統計処理部1407は、ステップS610で取得した情報に対して統計処理を行う。
(ステップS612)統計出力部1408は、ステップS611で得られた統計処理結果を出力する。ステップS601に戻る。
なお、図6のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
(実施例1)
以下、本実施の形態における情報処理システムの実施例1における具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図1である。本情報処理システムにおける情報端末13は、携帯電話である。
実施例1において、媒体11は、各種テスト用紙である。また、ユーザは電子ペン12を用いて、テストに解答を書き込む。また、情報端末13やサーバ装置14は、テストの採点を行ったり、採点結果を出力したりする。
今、情報端末13は、自動採点のための解答の情報である解答情報管理表を保持している。解答情報管理表の一つを図7に示す。図7は、「3月小テスト」の解答情報管理表である。解答情報管理表は、「問題ID」「解答」を有するレコードを1以上保持している。「問題ID」は、問題を識別する情報である。「解答」は、問題に対する正解の情報である。
そして、情報端末13は、図8に示す採点テスト管理表を保持している。採点テスト管理表は、情報端末13が採点を行なうべきテストに関する情報であり、情報端末13は、「4月小テスト」「3月小テスト」などのテストの採点を行なう。かかる採点対象のテストについての解答情報管理表を、情報端末13は保持している。採点テスト管理表は、「テスト識別子」「位置情報1」「位置情報2」を有するレコードを1以上保持している。「位置情報1」「位置情報2」は、それぞれ「テスト識別子」で識別されるテストの用紙の左上の位置情報と、右下の位置情報を示す。したがって、情報端末13は、電子ペン12から送信された送信情報が有する1以上の位置情報から、どのテストを行なう用紙であるかを判断できる。つまり、情報端末13は、電子ペン12から送信された送信情報が有する1以上の位置情報から、図8の採点テスト管理表に基づいてテスト識別子を取得でき得る。
また、サーバ装置14は、サーバ装置14が採点を行なうテストの解答情報管理表を保持している(図9参照)。サーバ装置14は、学年末テストの解答に関する情報を保持し、学年末テストについての自動採点を行なう。また、サーバ装置14は、図10に示すテスト結果管理表を保持している。テスト結果管理表は、ユーザごとに存在し、テストの結果を保持している表である。テスト結果管理表は、「ID」「テスト種別」「得点」を有するレコードを1以上保持している。「ID」は、レコードを識別する情報であり、表管理上の要請のために存在する。「テスト種別」は、テストの種類を識別する情報である。「得点」は、テストの点数である。
また、電子ペン12は、「123456」という電子ペン識別子を格納している。また、かかる電子ペン識別子は、受験番号と同一であり、テストを受けるユーザは、自分の受験番号を知っている、とする。
かかる場合、ユーザは、電子ペン12で図11に示す「3月小テスト」の問題に対して解答する、とする。図11(a)は、解答前の問題用紙を示す。また、図11(b)は、ユーザが電子ペン12で解答を書き込んで、終了ボックスをチェックした後の解答用紙である。電子ペン12は、記載情報(1以上の位置情報を有する)を取得し、図12に示す送信情報を構成する。送信情報は、電子ペン識別子と記載情報を有する。そして、終了ボックスのチェックにより、送信情報が電子ペン12から情報端末13に送信される。
次に、情報端末13の送信情報受信部1302は、図12の送信情報を受信する。次に、判断部1303は、図8の採点テスト管理表に基づいて、受信した送信情報は情報端末13が処理すべきか否かを判断する。受信した送信情報が有する記載情報の、例えば、一の位置情報「(256,81)」は、3月小テストの位置情報に対応する、と判断し得る。位置情報「(256,81)」は、図8の「3月小テスト」に対応する位置情報1(180,61)、位置情報2(280,361)で規定される矩形領域に含まれるからである。したがって、判断部1303は、図12の送信情報は情報端末13が処理する、と判断する。
次に、端末側処理部1305は、テスト識別子「3月小テスト」を取得する。さらに、端末側処理部1305は、テスト識別子「3月小テスト」に対応する解答情報管理表(図7)を読み出す。次に、端末側処理部1305は、図12の記載情報を文字認識して、受験番号「123456」のユーザの解答「29,70,・・・・.55,56」を取得する。なお、端末側処理部1305が行う文字認識の技術は公知技術であるので、ここでの説明は省略する。そして、ユーザの解答「29,70,・・・・.55,56」と解答情報管理表(図7)の属性値「解答」をつき合わせて、正誤を判定する。その結果、ここでは、端末側処理部1305は、10問中8問が正解である、と判断する。次に、端末側処理部1305は、「8×10点=80点」という、本テストの点数を得る。なお、端末側処理部1305は、正解ひとつにつき、10点を加算する、という採点ルールに関する情報を予め有している、とする。
次に、端末処理結果情報送信部1308は、端末側処理部1305における処理結果を有する情報である端末処理結果情報をサーバ装置14に送信する。ここでは、端末処理結果情報は、電子ペン識別子、情報端末識別子、処理結果の情報を有する、とする。端末処理結果情報の例は、図13である。処理結果の情報とは、ここでは、テスト識別子と点数からなる。なお、情報端末13は、小テストの点数を有する端末処理結果情報を、サーバ装置14に送信する旨の情報を、予め保持している、とする。
次に、端末処理結果情報受信部1404は、図13の端末処理結果情報を情報端末13から受信する。そして、端末処理結果情報蓄積部1405は、端末処理結果情報受信部1404が受信した図13の端末処理結果情報を蓄積する。具体的には、端末処理結果情報蓄積部1405は、図13の端末処理結果情報から、電子ペン識別子「123456」を取得し、当該電子ペン識別子「123456」に対応するテスト結果管理表にレコードを追加する。追加するレコードは、テスト識別子「3月小テスト」、得点「80」を有する。なお、テスト識別子「3月小テスト」は、テスト結果管理表の属性値「テスト種別」に対応する。かかる更新されたテスト結果管理表を図14に示す。
次に、受験生「123456」は、学年末テストを実施する、とする。学年末テストのテスト用紙は、図15(a)である。受験生「123456」は、図15(b)に示すように、電子ペン12で解答を記入し、終了のチェックボックスをチェックして、学年末テストを終了する、とする。
すると、電子ペン12は、図12に示すような構造を有する送信情報を情報端末13に送信する。
次に、情報端末13は、送信情報を受信する。そして、判断部1303は、送信情報受信部1302が受信した送信情報に基づいて、送信情報の全部または一部をサーバ装置14に送信するか否かを判断する。つまり、判断部1303は、送信情報が有する記載情報を構成する1以上の位置情報から、図8の採点テスト管理表に照らして、情報端末13で処理するかどうか判断する。ここでは、送信情報が有する記載情報を構成する1以上の位置情報は、図8の位置情報1、位置情報2で特定される矩形領域に含まれない、として、判断部1303は、送信情報の全部または一部を情報端末13で処理しないで、サーバ装置14に送信する、と判断する。
そして、端末情報送信部1304は、送信情報受信部1302が受信した送信情報の全部または一部、および情報端末識別子を有する端末情報をサーバ装置14に送信する。ここでは、端末情報送信部1304は、図16に示す端末情報をサーバ装置14に送信する。端末情報は、電子ペン識別子、情報端末識別子、記載情報を有する。
次に、サーバ装置14の端末情報受信部1401は、情報端末13から図16の端末情報を受信する。そして、サーバ側処理部1402は、端末情報受信部1401が受信した端末情報の全部または一部を処理する。具体的には、まず、サーバ側処理部1402は、図16の端末情報から電子ペン識別子「123456」を取得する。次に、サーバ側処理部1402は、電子ペン識別子「123456」に対応するテスト結果管理表を取得する。
次に、サーバ側処理部1402は、図16の端末情報が有する記載情報を構成する1以上の位置情報から、テスト識別子(テスト識別子はテスト種別と同義である。)を取得する。位置情報からテスト識別子を取得する処理は、上述した、情報端末13における処理と同様である。そして、サーバ側処理部1402は、テスト種別「学年末テスト」を得る、とする。次に、サーバ側処理部1402は、図16の端末情報が有する記載情報を文字認識し、受験生が記載した解答「2,22,・・・・,56,3」を得る。次に、サーバ側処理部1402は、解答「2,22,・・・・,56,3」と図9の解答情報管理表を照らし合わせて、正誤を判定する。そして、サーバ側処理部1402は、10問中6問正解であった、と判断した、とする。そして、サーバ側処理部1402は、得点「60」を得る。
次に、サーバ側処理部1402は、テスト種別「学年末テスト」、得点「60」を有するレコードを構成し、図17に示すように、受験生「123456」のテスト結果管理表を更新する。
次に、処理結果返信部1403は、テスト種別「学年末テスト」、得点「60」からサーバ処理結果情報を構成する。そして、処理結果返信部1403は、図16の情報端末識別子「09087654321」を取得する。さらに、処理結果返信部1403は、情報端末識別子「09087654321」で識別される情報端末13に、テスト種別「学年末テスト」、得点「60」からサーバ処理結果情報を送信する。
次に、処理結果受信部1306は、テスト種別「学年末テスト」、得点「60」を有するサーバ処理結果情報をサーバ装置14から受信する。そして、処理結果出力部1307は、処理結果受信部1306が受信したサーバ処理結果情報を、例えば、図18に示すような態様で出力する。
次に、「123456」で識別される受験生は、1年間の成績を示す「学年評価」の取得の指示をサーバ装置14に対して行なう、とする。かかる場合、情報端末13の画面(図19参照)を用いて行なう。そして、受験生は、図19に示すように、受験番号を入力する、とする。かかる状況で、受験生は、図19の「取得」ボタンを押下する、とする。
そして、情報端末13は、図示しない手段により、「123456」を有する統計出力指示を構成し、サーバ装置14に送信する。
次に、サーバ装置14の統計出力指示受付部1406は、統計処理結果を出力する旨の指示である統計出力指示を、情報端末13から受け付ける。そして、統計処理部1407は、統計出力指示が有する受験番号「123456」を取得する。そして、統計処理部1407は、受験番号「123456」に対応する図17に示すテスト結果管理表を取得する。次に、統計処理部1407は、予め決められたアルゴリズムにより、受験番号「123456」のレベルを決定する(評価する)。予め決められたアルゴリズムとは、例えば、以下のアルゴリズムである。「(4月から3月までの12回分の小テストの平均点+学年末テスト)/2」を評価点とする。そして、統計処理部1407が保持している評価点レベル対応表(図20)に基づいて、レベルを取得する。つまり、算出した評価点が、どのレベルに該当するかを、図20の評価点レベル対応表から得る。
したがって、まず統計処理部1407は、4月から3月までの12回分の小テストの平均点を算出する。ここでは、図17の表から、4月から3月までの12回分の小テストの平均点は、「85」点となる。「85」点と学年末テストの得点「60」点の平均は、「72.5」となる。したがって、統計処理部1407は、「72.5」に対応するレベル「7」を、図20の評価点レベル対応表から得る。
次に、統計出力部1408は、統計処理部1407が得た統計処理結果「7」を、情報端末13に送信する。統計出力部1408は、統計出力指示受付部1406が受け付けた統計処理結果が有する情報端末識別子「09087654321」に対して、統計処理結果「7」を送信する。
次に、情報端末13の処理結果受信部1306は、統計処理結果「7」を受信する。そして、処理結果出力部1307は、処理結果受信部1306が受信したサーバ処理結果情報を出力する(図21参照)。
以上、本実施例によれば、毎月行なう小テストなどの簡易なテストは家庭の情報端末で処理し、すぐに採点結果が表示できる。一方、学年末テストや検定テストのような重要度の高いテストはセキュリィティーの高いサーバ装置で処理することができる。かかる処理装置の区別を媒体の違い(用紙の違い)により、制御できる。また、サーバ装置で処理した結果は、情報端末で出力できて好適である。なお、サーバ装置は、ここでは、高度のセキュリィティー担保機能を有する、とする。
また、本実施例において、サーバ装置における統計処理は、ユーザ(受験生)の指示に基づいて行われたが、必ずしもユーザ指示に基づく必要はなく、自動的に行なわれても良い。
(実施例2)
実施例2において、例えば、お年寄りが電子ペン12を用いて、電子メールを娘や孫に送信したり、電子ペンを用いてスケジュール管理を行なったりする態様について述べる。
今、情報端末13は、図22に示す起動アプリ管理表を保持している。起動アプリ管理表は、電子ペン12で記載する媒体11により、電子ペン12で記載した情報を処理するアプリケーションが異なる場合に、その制御を行うための表である。起動アプリ管理表は、「アプリ識別子」「位置情報1」「位置情報2」を有するレコードを1以上保持している。「アプリ識別子」は、記載情報を処理するアプリケーションを特定する情報である。「位置情報1」「位置情報2」は、それぞれ媒体11の左上と右下の位置情報を示す情報であり、記載情報が有する位置情報が「位置情報1」「位置情報2」の矩形領域に含まれる場合に、当該「位置情報1」「位置情報2」に対応する「アプリ識別子」で識別されるアプリケーションが、当該記載情報を処理するアプリケーションである。
また、サーバ装置14は、図23に示すメールアドレス管理表を保持している。メールアドレス管理表は、媒体11によりメールの送信先が異なる場合に、記載情報の内容を有するメールを送信する送信先を決定するための表である。メールアドレス管理表は、「メールアドレス」「位置情報1」「位置情報2」を有するレコードを1以上保持している。サーバ装置14が受信した端末情報が有する記載情報に含まれる一の位置情報が、「位置情報1」「位置情報2」で特定される矩形領域のどの矩形領域かを決定することにより、「メールアドレス」が決定される。
かかる場合、ユーザであるおばあさんが、電子ペン12を用いて、図24の媒体11に、「A子へ・・・」というメールを記載し、送信のチェックボックスをチェックした、とする。図23の媒体11には、当初から「娘1への手紙」というタイトルが印刷されている。かかるタイトルにより、おばあさんは、手紙を送りたい人が容易に特定できる。つまり、本媒体11は、電子メールの送信先を示す情報(ここでは、「娘1」)が印刷された媒体である。
次に、電子ペン12は、図12に示すような構造の送信情報を構成し、情報端末13に送信する。次に、情報端末13は、図12に示すような構造の送信情報を受信する。なお、送信情報は、電子ペン12の電子ペン識別子と、おばあさんが記載した手紙の内容「A子へ・・・」を示す位置情報の集合を有する。
次に、判断部1303は、送信情報受信部1302が受信した送信情報に基づいて、送信情報の全部または一部をサーバ装置14に送信するか否かを判断する。判断部1303は、送信情報が有する位置情報がアプリ識別子「メール送信」に対応する、と判断する。かかる判断は、送信情報の全部または一部をサーバ装置14に送信するとの判断と同意義である。アプリ識別子「メール送信」で識別されるアプリケーションは、サーバ装置14に手紙の内容(記載情報)を転送する機能を有するアプリケーションであるからである。そして、端末情報送信部1304は、送信情報受信部1302が受信した送信情報の全部または一部、および情報端末識別子を有する端末情報をサーバ装置14に送信する。なお、この端末情報は、おばあさんが記載した手紙の内容「A子へ・・・」を示す位置情報の集合を有する。
次に、サーバ装置14の端末情報受信部1401は、情報端末13から端末情報を受信する。そして、サーバ側処理部1402は、端末情報が有する1以上の位置情報を取得し、図23のメールアドレス管理表からメールアドレスを取得する。端末情報が有する1以上の位置情報は、例えば、「(12112,5225)」である、とする。かかる場合、「(12112,5225)」は、位置情報1(12100,5200)、位置情報2(12199,5499)で特定される矩形領域に含まれる位置情報であるので、サーバ側処理部1402は、メールアドレス「娘1@xxx.ne.jp」を取得する。
次に、サーバ側処理部1402は、端末情報が有する記載情報を文字認識し、「A子へ・・・」というメールの文字コード群を得る。そして、サーバ側処理部1402は、メールアドレス「娘1@xxx.ne.jp」に、「A子へ・・・」というメールを送信する。
次に、処理結果返信部1403は、サーバ側処理部1402が端末情報の全部または一部を処理した結果である「メールを送信した旨」を示す情報を構成する。この「メールを送信した旨」を示す情報がサーバ処理結果情報である。サーバ処理結果情報は「娘1@xxx.ne.jpに手紙が送れました。」という情報である、とする。サーバ側処理部1402は、送信先を示すメールアドレスと「に手紙が送れました。」というひな型の文字列を結合してサーバ処理結果情報を生成する。そして、処理結果返信部1403は、当該サーバ処理結果情報を情報端末13に送信する。
次に、処理結果受信部1306は、サーバ処理結果情報をサーバ装置14から受信する。そして、処理結果出力部1307は、処理結果受信部1306が受信したサーバ処理結果情報を、図25に示すように出力する。この出力により、おばあさんはメールが無事、送信されたことを知り安心する。
次に、おばあさんは、別の媒体11に電子ペン12でスケジュールを書き込む、とする。つまり、おばあさんは、図26に示すスケジュール帳の媒体11の5/10の欄に「10:00〜 ゲートボール」と記載し、電子ペン12の送信ボタン(図示しない)を押下する、とする。すると、電子ペン12は、図12に示す構造の送信情報を構成し、情報端末13に送信する。
次に、情報端末13の送信情報受信部1302は、ブルートゥースなどの近距離無線通信手段により送信情報を受信する。そして、判断部1303は、送信情報が有する記載情報を構成する1以上の位置情報を取得する。かかる位置情報を「(5866,2530)」である、とする。
次に、判断部1303は、位置情報(5866,2530)は、位置情報1(5820,2510)、位置情報2(5919,2809)で特定される矩形領域内に存在する点である、と判断する。そして、判断部1303は、アプリ識別子「スケジュール管理」を取得する。アプリ識別子「スケジュール管理」を取得することは、判断部1303が、送信情報の全部または一部を情報端末で処理すると判断したことと同意義である。つまり、端末側処理部1305は、アプリ識別子「スケジュール管理」で識別されるアプリケーションを起動し、送信情報が有する記載情報を文字認識し、「10:00〜 ゲートボール」を得る。次に、端末側処理部1305は、情報「10:00〜 ゲートボール」を、記載情報が有する位置情報により特定される日付(5/10)の予定として、蓄積する。端末側処理部1305は、位置情報から記載された領域(日付の領域)を検知し、当該領域に対応する日付を決定する処理を行う。そして、アプリ識別子「スケジュール管理」で識別されるアプリケーションは、サーバ装置14には、情報を送信しない。
以上、本実施例によれば、媒体11の違いにより起動するアプリケーションが異なり、その結果、電子ペン12で記載した情報が情報端末13で処理されたり、サーバ装置14で処理されたりする。また、本実施例において、手紙を書く感覚で、電子メールを所望の人に送信でき、特に、お年寄りにとって好適である。
以上、本実施の形態によれば、近距離無線通信手段を具備する電子ペンで記載した情報を処理する装置を、記載した媒体に応じて、異なるものにすることができる。また、サーバ装置での処理結果を情報端末に戻すことができ、出力手段を有さない電子ペンを補い、好適である。
なお、本実施の形態によれば、情報端末における端末側処理部、サーバ装置におけるサーバ側処理部の処理は、上述した処理に限らないことは言うまでもない。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報端末を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、電子ペンから送信情報を受信する送信情報受信ステップと、前記送信情報受信ステップで受信した送信情報に基づいて、送信情報の全部または一部を情報端末で処理するか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにおける判断結果が情報端末で処理しない旨の判断結果である場合に、前記送信情報受信ステップで受信した送信情報の全部または一部、および前記情報端末識別子を有する端末情報を前記サーバ装置に送信する端末情報送信ステップを実行させるためのプログラム、である。なお、送信情報受信ステップは、送信情報を近距離無線通信手段で受信することが好適である。
また、上記プログラムは、コンピュータに、判断ステップにおける判断結果が情報端末で処理する旨の判断結果である場合に、前記送信情報受信ステップで受信した送信情報の全部または一部を処理する端末側処理ステップをさらに実行させるためのプログラムであっても良い。
また、上記プログラムは、コンピュータに、前記端末側処理ステップにおける処理結果である端末処理結果情報を前記サーバ装置に送信する端末処理結果情報送信ステップをさらに実行させるためのプログラムであっても良い。
また、本実施の形態におけるサーバ装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、情報端末から前記端末情報を受信する端末情報受信ステップと、前記端末情報受信ステップで受信した端末情報の全部または一部を処理するサーバ側処理ステップを実行させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムは、サーバ側処理ステップで端末情報の全部または一部を処理した結果であるサーバ処理結果情報を、前記情報端末に送信する処理結果返信ステップをさらに実行させるためのプログラムであっても良い。
また、上記プログラムは、端末処理結果情報を受信する端末処理結果情報受信ステップと、前記端末処理結果情報受信ステップで受信した端末処理結果情報を蓄積する端末処理結果情報蓄積ステップをさらに実行させるためのプログラムであっても良い。
(実施の形態2)
本実施の形態において、サーバ装置側で、登録されていないユーザから電子ペンで記載された情報が送信された場合、ユーザ情報を登録する処理について説明する。ユーザ情報の登録には、例えば、携帯番号等の情報端末識別子のみ記録する場合と、電子ペン識別子も記録する場合がある。また、別途、携帯番号等の情報端末識別子に対応する顧客DBが存在する場合もある。また、サーバ装置は、課金処理も行え得る。
図27は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。情報処理システムは、媒体11、電子ペン12、情報端末13、サーバ装置274を具備する。
サーバ装置274は、端末情報受信部1401、サーバ側処理部1402、処理結果返信部1403、端末処理結果情報受信部1404、端末処理結果情報蓄積部1405、ユーザ情報格納部2701、識別子取得部2702、登録判断部2703、登録処理部2704、課金処理部2705を具備する。
ユーザ情報格納部2701は、ユーザに関する情報であるユーザ情報を1以上、格納している。ユーザ情報は、ユーザを管理するための情報である。ユーザ情報は、例えば、電子ペン識別子と情報端末識別子を有する。ただし、ユーザ情報のデータ構造は問わない。ユーザ情報格納部2701は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
識別子取得部2702は、端末情報受信部1401が受信した端末情報から情報端末識別子または/および電子ペン識別子を取得する。識別子取得部2702は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。識別子取得部2702の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
登録判断部2703は、識別子取得部2702が取得した情報端末識別子または/および電子ペン識別子が既に登録されている識別子であるか否かを判断する。既に登録されている識別子であるか否かは、例えば、ユーザ情報格納部2701のユーザ情報に基づいて行う。登録判断部2703は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。登録判断部2703の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
登録処理部2704は、登録判断部2703が、既に登録されている識別子でないと判断した場合、所定の登録処理を行う。所定の登録処理とは、例えば、新たなユーザのユーザ情報を構成し、当該ユーザ情報をユーザ情報格納部2701に追記する処理である。登録処理部2704は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。登録処理部2704の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
課金処理部2705は、課金処理を行う。サーバ側処理部1402における処理に対応して、課金処理を行う。課金処理とは、例えば、課金する金額や課金対象のユーザを特定する情報を銀行のサーバ装置に送信する処理である。また、課金処理とは、例えば、課金する金額や課金対象のユーザを特定する情報を蓄積する処理等でも良い。課金処理部2705は、例えば、1回のテストの自動採点の処理に対応して、100円の課金を行う。課金処理部2705は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。課金処理部2705の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。電子ペン12、情報端末13の動作については、説明済みである。サーバ装置274の図28のフローチャートを用いて説明する。本フローチャートにおいて、図6のフローチャートと異なるステップについてのみ説明する。
(ステップS2801)識別子取得部2702は、ステップS601で端末情報受信部1401が受信した端末情報から情報端末識別子または/および電子ペン識別子を取得する。
(ステップS2802)登録判断部2703は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS2803)登録判断部2703は、ユーザ情報格納部2701の中にi番目のユーザ情報(識別子を含む)が存在するか否かを判断する。i番目のユーザ情報が存在すればステップS2804に行き、i番目のユーザ情報が存在しなければステップS2806に飛ぶ。
(ステップS2804)登録判断部2703は、ステップS2801で取得した識別子と、i番目のユーザ情報が有する識別子が所定の関係にあるか否かを判断する。所定の関係にあればステップS602に行き、所定の関係になければステップS2805に行く。
(ステップS2805)登録判断部2703は、カウンタiを1、インクリメントする。
(ステップS2806)登録処理部2704は、ステップS2801で取得した識別子に基づいて登録するユーザ情報を構成する。
(ステップS2807)登録処理部2704は、ステップS2806で構成したユーザ情報を、ユーザ情報格納部2701に追記する。ステップS602に行く。
(ステップS2808)課金処理部2705は、課金情報を構成する。
(ステップS2809)課金処理部2705は、ステップS2808で構成した課金情報を蓄積する。ステップS601に行く。
なお、図28のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図1である。
今、サーバ装置274のユーザ情報格納部2701は、図29に示すユーザ情報管理表を保持している。ユーザ情報管理表は、「ID」「電子ペン識別子」「情報端末識別子」を有するレコードを1以上保持している。「ID」は、レコードを識別する情報であり、表管理上の要請のために存在する。ユーザ情報は、ここでは、電子ペン識別子と情報端末識別子からなる、とする。
かかる場合、電子ペン12のユーザは、例えば、アノト社の用紙で作成された算数の問題集(媒体11)を購入し、算数のテストを行なう、とする。なお、問題集(媒体11)、電子ペン12、情報端末13は、それぞれ2以上、組み合わせて販売されても良い。
そして、ユーザは、例えば、図15に示す学年末テストに対して解答し、電子ペン12から、情報端末13を経由してサーバ装置14に図16に示す端末情報が送信される、とする。かかる処理は、上記で説明した。
次に、サーバ装置14は、図16の端末情報を受信する。そして、識別子取得部2702は、図16の端末情報から電子ペン識別子「123456」および情報端末識別子「09087654321」を取得する。
次に、登録判断部2703は、図29のユーザ情報管理表に、電子ペン識別子「123456」および情報端末識別子「09087654321」を有するレコードが存在するか否か判断する。図29によれば、電子ペン識別子「123456」および情報端末識別子「09087654321」を有するレコードは存在しないので、登録判断部2703は、識別子取得部2702が取得した情報端末識別子および電子ペン識別子が既に登録されている識別子でない、と判断する。
次に、登録処理部2704は、識別子取得部2702が取得した電子ペン識別子「123456」および情報端末識別子「09087654321」から、ユーザ情報管理表に追加するレコードを構成し、図30に示すように新しいレコードを追記する。以上により、新しいユーザ情報が登録できた。
そして、サーバ側処理部1402は、実施の形態1で述べた採点処理を行い、60点を算出する。次に、課金処理部2705は、情報端末識別子「09087654321」に対応付けて、自動採点料の課金処理を行う。つまり、課金処理部2705は、情報端末識別子「09087654321」と課金料「100円」を有する課金情報を構成し、蓄積する。なお、情報端末識別子「09087654321」は、ここでは、携帯電話の電話番号であり、当該電話番号に対して100円を課金する。かかる課金料の徴収は、例えば、通話料とともに、携帯電話会社が行なう。
以上、本実施の形態によれば、近距離無線通信手段を具備する電子ペンで用紙に情報を記載してサーバ装置に送信する場合に、自動的にユーザ登録が可能となる。ユーザ登録は、電子ペン識別子や、電子ペンとサーバ装置を経由する情報端末の識別子に基づいて行なわれる。かかる処理により、上記の特殊な用紙に記載された問題集を市販した場合に、自動採点が行なわれるとともに、ユーザ登録および課金を自動的に行なうことができる。
なお、本実施の形態において、サーバ装置は、サーバ側処理部が機能せず、登録処理のみを行う構成でも良い。つまり、サーバ装置は、情報端末から端末情報を受信する端末情報受信部と、前記端末情報受信部が受信した端末情報から情報端末識別子または/および電子ペン識別子を取得する識別子取得部と、前記識別子取得部が取得した情報端末識別子または/および電子ペン識別子に基づいて、所定の登録処理を行う登録処理部を具備するサーバ装置である。
また、上記サーバ装置は、前記識別子取得部が取得した情報端末識別子または/および電子ペン識別子が既に登録されている識別子であるか否かを判断する登録判断部をさらに具備し、前記登録判断部が、既に登録されている識別子でないと判断した場合、前記登録処理部が所定の登録処理を行うことは好適である。
なお、本実施の形態におけるサーバ装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、情報端末から前記端末情報を受信する端末情報受信ステップと、前記端末情報受信ステップで受信した端末情報の全部または一部を処理するサーバ側処理ステップと、端末情報受信ステップで受信した端末情報から情報端末識別子または/および電子ペン識別子を取得する識別子取得ステップと、前記識別子取得ステップで取得した情報端末識別子または/および電子ペン識別子が既に登録されている識別子であるか否かを判断する登録判断ステップと、前記登録判断ステップで、既に登録されている識別子でないと判断した場合、所定の登録処理を行う登録処理ステップを実行させるためのプログラム、である。
また、上記各実施の形態において、媒体11は、紙以外の媒体でも良い。例えば、媒体11は、プラスチックなどでも良い。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理システム等は、電子ペンを用いた記載情報の処理システムとして有用である。
実施の形態1における情報処理システムの概念図 同情報処理システムのブロック図 同座標検出技術を説明する図 同電子ペンの動作について説明するフローチャート 同情報端末の動作について説明するフローチャート 同サーバ装置の動作について説明するフローチャート 同解答情報管理表を示す図 同採点テスト管理表を示す図 同解答情報管理表を示す図 同テスト結果管理表を示す図 同テスト用紙の例を示す図 同送信情報を示す図 同端末処理結果情報の例を示す図 同テスト結果管理表を示す図 同テスト用紙の例を示す図 同端末情報の例を示す図 同テスト結果管理表を示す図 同サーバ処理結果情報の出力例を示す図 同情報端末での出力例を示す図 同評価点レベル対応表を示す図 同サーバ処理結果情報の出力例を示す図 同起動アプリ管理表を示す図 同メールアドレス管理表を示す図 同媒体の例を示す図 同サーバ処理結果情報の出力例を示す図 同媒体の例を示す図 実施の形態2における情報処理システムのブロック図 同サーバ装置の動作について説明するフローチャート 同ユーザ情報管理表を示す図 同ユーザ情報管理表を示す図
符号の説明
11 媒体
12 電子ペン
13 情報端末
14、274 サーバ装置
1201 電子ペン識別子格納部
1202 記載情報取得部
1203 送信情報構成部
1204 情報送信部
1301 情報端末識別子格納部
1302 送信情報受信部
1303 判断部
1304 端末情報送信部
1305 端末側処理部
1306 処理結果受信部
1307 処理結果出力部
1308 端末処理結果情報送信部
1401 端末情報受信部
1402 サーバ側処理部
1403 処理結果返信部
1404 端末処理結果情報受信部
1405 端末処理結果情報蓄積部
1406 統計出力指示受付部
1407 統計処理部
1408 統計出力部
2701 ユーザ情報格納部
2702 識別子取得部
2703 登録判断部
2704 登録処理部
2705 課金処理部

Claims (9)

  1. 電子ペンと情報端末とサーバ装置を具備する情報処理システムであって、
    前記電子ペンは、
    電子ペンを識別する情報である電子ペン識別子を格納している電子ペン識別子格納部と、
    記載した情報に関する情報である記載情報を取得する記載情報取得部と、
    前記電子ペン識別子と前記記載情報とに基づいて送信情報を構成する送信情報構成部と、
    前記送信情報構成部が構成した送信情報を、前記情報端末に送信する情報送信部を具備し、
    前記情報端末は、
    情報端末を識別する情報である情報端末識別子を格納している情報端末識別子格納部と、
    前記送信情報を受信する送信情報受信部と、
    前記送信情報受信部が受信した送信情報が有する電子ペン識別子、または前記記載情報が記載された媒体の種類であり前記送信情報を用いて取得された媒体の種類、または前記送信情報を用いて取得されたアプリ識別子であり前記記載情報が処理されるアプリケーションを識別するアプリ識別子に基づいて、送信情報の全部または一部を前記サーバ装置に送信するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部における判断結果が前記サーバ装置に送信する旨の判断結果である場合に、前記送信情報受信部が受信した送信情報の全部または一部、および前記情報端末識別子を有する端末情報を前記サーバ装置に送信する端末情報送信部を具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記情報端末から前記端末情報を受信する端末情報受信部と、
    前記端末情報受信部が受信した端末情報の全部または一部を処理するサーバ側処理部を具備する情報処理システム。
  2. 前記情報端末は、
    前記判断部における判断結果が前記サーバ装置に送信しない旨の判断結果である場合に、前記送信情報受信部が受信した送信情報の全部または一部を処理する端末側処理部をさらに具備する請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記サーバ装置は、
    前記サーバ側処理部が端末情報の全部または一部を処理した結果であるサーバ処理結果情報を、前記情報端末に送信する処理結果返信部をさらに具備し、
    前記情報端末は、
    前記サーバ処理結果情報を受信する処理結果受信部と、
    前記処理結果受信部が受信したサーバ処理結果情報を出力する処理結果出力部をさらに具備する請求項1または請求項2いずれか記載の情報処理システム。
  4. 前記情報端末は、
    前記端末側処理部における処理結果である端末処理結果情報を前記サーバ装置に送信する端末処理結果情報送信部をさらに具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記端末処理結果情報を受信する端末処理結果情報受信部と、
    前記端末処理結果情報受信部が受信した端末処理結果情報を蓄積する端末処理結果情報蓄積部をさらに具備する請求項2または請求項3いずれか記載の情報処理システム。
  5. 前記サーバ装置は、
    前記端末情報受信部が受信した端末情報から情報端末識別子または/および電子ペン識別子を取得する識別子取得部と、
    前記識別子取得部が取得した情報端末識別子または/および電子ペン識別子が既に登録されている識別子であるか否かを判断する登録判断部と、
    前記登録判断部が、既に登録されている識別子でないと判断した場合、所定の登録処理を行う登録処理部をさらに具備する
    請求項1から請求項4いずれか記載の情報処理システム。
  6. 請求項1から請求項5いずれか記載の情報処理システムを構成する情報端末。
  7. コンピュータに、
    電子ペンを識別する電子ペン識別子と当該電子ペンで記載された情報に関する情報である記載情報とに基づいて構成された送信情報を、電子ペンから受信する送信情報受信ステップと
    前記送信情報受信ステップで受信した送信情報が有する電子ペン識別子、または前記記載情報が記載された媒体の種類であり前記送信情報を用いて取得された媒体の種類、または前記送信情報を用いて取得されたアプリ識別子であり前記記載情報が処理されるアプリケーションを識別するアプリ識別子に基づいて、送信情報の全部または一部をサーバ装置に送信するか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおける判断結果が前記サーバ装置に送信する旨の判断結果である場合に、前記送信情報受信ステップで受信した送信情報の全部または一部、および情報端末識別子を有する端末情報を前記サーバ装置に送信する端末情報送信ステップを実行させるためのプログラム。
  8. コンピュータに、
    前記判断ステップにおける判断結果が前記サーバ装置に送信しない旨の判断結果である場合に、前記送信情報受信ステップで受信した送信情報の全部または一部を処理する端末側処理ステップをさらに実行させるための請求項7記載のプログラム。
  9. コンピュータに、
    前記端末側処理ステップにおける処理結果である端末処理結果情報を前記サーバ装置に送信する端末処理結果情報送信ステップをさらに実行させるための請求項8記載のプログラム。
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