JP4994800B2 - 受光センサ及び焦点検出装置 - Google Patents

受光センサ及び焦点検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4994800B2
JP4994800B2 JP2006310381A JP2006310381A JP4994800B2 JP 4994800 B2 JP4994800 B2 JP 4994800B2 JP 2006310381 A JP2006310381 A JP 2006310381A JP 2006310381 A JP2006310381 A JP 2006310381A JP 4994800 B2 JP4994800 B2 JP 4994800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
sensor
focus detection
detection sensor
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006310381A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008129067A (ja
Inventor
和幸 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006310381A priority Critical patent/JP4994800B2/ja
Priority to US11/936,223 priority patent/US8063977B2/en
Priority to CNB200710187125XA priority patent/CN100573220C/zh
Publication of JP2008129067A publication Critical patent/JP2008129067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4994800B2 publication Critical patent/JP4994800B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/32Means for focusing
    • G03B13/34Power focusing
    • G03B13/36Autofocus systems

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

本発明は、焦点検出のための受光センサ、焦点検出装置及び撮像装置に関する。
位相差式の焦点検出装置により同一距離の被写体の焦点検出を行った場合、結像光学系の色収差の要因で波長毎に、焦点検出結果に差(ピントずれ)が生じるという問題があった。
このような焦点検出にずれが生じてしまう焦点検出装置に対して、従来より、光源を検知するための受光部を設けて光源の違いによる焦点検出のずれを検出し、補正する技術が提案されている。この焦点検出装置では、赤外領域の信号やそれ以外の波長領域の信号を検出し、焦点検出結果のずれ量を算出して、補正を施す(例えば、特許文献1)。
また、特許文献2においては、焦点検出を行うホトダイオードアレイの基準部と参照部に隣接させて同一チップ上に2種類の色温度検出用ホトダイオードを配置する構成の焦点検出装置が提案されている。この焦点検出装置では、ホトダイオードアレイと第1、第2の色温度検出用ホトダイオードが略同一の被写体をみる様に構成されている。
また、特許文献3においては、複数の光学系に対応させるために、複数の焦点検出受光部を配置し、焦点検出受光部に隣接してモニター受光部が配置されている焦点検出素子が開示されている。
特公平1−45883号公報 特許登録2555681号公報 特開2004−272238号公報
特許文献1においては、物体の像を形成する結像光学系からの光束を受光し焦点検出を行う受光部の近傍に、赤外領域の光による光電信号と、それ以外の波長の光による光電信号を取得する受光部を備えている。しかしながら、複数の焦点検出視野に対する配置については記載されていない。また、特許文献2においても、ホトダイオードアレイに隣接させて色温度検出用ホトダイオードを配置しているが、複数の焦点検出視野に対する配置については記載されていない。
また、特許文献3においては、複数の焦点検出受光部に対して、それぞれモニター受光部が配置されているものが開示されている。しかし、焦点検出装置の測距視野の多点化により、焦点検出受光部が増加し、それに比例してモニター受光部が増加しているため、センサー回路の増大を招き、これによる、センササイズの拡大を招いていた。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、制御回路の削減を図り、受光センサのチップ面積の減少、省電力化を実現することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る受光センサは、受光された一対の光像から撮像光学系の第1のデフォーカス量を検出するために、被写体からの光束を受光する第1の焦点検出センサと第2の焦点検出センサから成る第1の焦点検出センサ対と、受光された一対の光像から前記撮像光学系の第2のデフォーカス量を検出するために、前記被写体からの光束を受光する第3の焦点検出センサと第4の焦点検出センサから成る第2の焦点検出センサ対と、光束の波長成分を検出する光検知センサとを備え、前記光検知センサは前記第1、第3の焦点検出センサ及び前記第2、第4の焦点検出センサのいずれか一方に挟まれた位置に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、センササイズの小型化、センサの消費電力の低減を図ることができる。
(実施例1)
以下に、本発明の実施例1を示す。
図1は本発明の一実施例に係わる撮像システムの概略を示す構成図である。図1において、100は撮像装置であり、以下の101〜116の部材を有している。101はファインダ光学系を構成する正立正像光学系、102は接眼レンズである。103はファインダスクリーン、104は撮像光束の一部をファインダ光学系に偏向するミラーである。105はミラー104を通過した撮像光束を後述する焦点検出装置に対して偏向するミラーである。106は撮像装置100の撮像を司る撮像素子、107は撮像素子106を遮光するシャッタ装置、108は撮像装置100の内部に収納されている内蔵ストロボである。撮像素子106において交換レンズ200を通過した被写体からの光束が受光され、電気信号が出力される。109は複数の受光部(後述のラインセンサがこれに相当)により構成される複数のセンサ手段(後述のセンサがこれに相当する)を有し、位相差検出方式にて焦点検出を行う焦点検出装置である。具体的には、交換レンズ200に含まれるフォーカスレンズの射出瞳を通過した光束を2分割し、これら2分割した光束を一組の(一対の)ラインセンサにそれぞれ受光させる。そして、その受光量に応じて出力された信号のずれ量、すなわち光束の分割方向の相対的位置ずれ量を検出することで、フォーカスレンズのピントずれ量(デフォーカス量)を求める。したがって、焦点検出センサにより一度蓄積動作を行えば、フォーカスレンズを移動すべき量と方向が得られ、補正が行える。110は撮像装置100の露出の測定を行う測光装置、111は測光装置110に被写体光束を結像させるレンズ、112は撮像装置100の制御を司る撮像制御回路である(マイクロプロセッサともいう)。113は後述の外部ストロボ等を装着するためのアクセサリシューである。114は内蔵ストロボ108のフレネルレンズ、115は撮像装置100に設けられている光学フアインダに情報を重ねて表示するファインダ表示部、116は撮像装置100の外部に各種情報を表示するための外部表示部である。
200は撮像光学系である交換式のレンズであり、以下の201〜203の部材を有している。201は撮像装置100の通信部と通信を行うレンズ制御回路(マイクロプロセッサともいう)、202は撮像を行うためのレンズ(撮像光学系)であり、203は光量調節を行う絞り装置である。202のレンズはフォーカスレンズを含む。
300は交換式レンズ200に装着されるレンズフードであり、内部に該レンズフード300の情報を記録するフード情報記録回路301を有している。
400は照明手段である外部ストロボであり、以下の401〜406の部材を有している。401は外部ストロボ400を制御する外部ストロボ制御回路(マイクロプロセッサともいう)、402は発光部、403は発光部402の光束を被写界側に反射する反射傘である。404は反射傘403で反射された光束の配光を制御するストロボパネル、405は撮像装置100のアクセサリシュー113に装着するための取付部、406は外部ストロボ400に設けられている赤外補助光部である。
図2は、上記撮像システムの各部(撮像装置100、交換レンズ200、レンズフード300及び外部ストロボ400)の回路構成を示すブロック図である。
図2において、撮像装置100は、以下の1〜15に示す構成要素を具備している。112は撮像装置100の制御を司るマイクロプロセッサ(撮像制御回路)、2は撮像装置100の可動部分の駆動を行うためのモータ駆動回路である。3は被写体の輝度を測定するための測光部(図1の測光装置110に含まれる)、4は交換レンズ200の焦点状態を検出する焦点検出部(図1の焦点検出装置109に含まれる)である。6は撮像装置100の露光量の制御を行うシャッタ制御回路であり、図1のシャッタ装置107に含まれる。7は撮像装置100に取り込む光束を制御する絞り制御回路であり、図1の絞り装置202を制御する。8は撮像装置100の状態を表示する表示装置であり、図1のファインダ表示部115および外部表示部116を含む。9は図1の内蔵ストロボ108を制御するストロボ制御回路である。10は撮像装置100の設定状態を格納するための記憶回路、11は撮像処理を行うための撮像回路、12は撮像装置100に装着される交換レンズ200と通信を行うためのレンズ通信回路、13は交換レンズ200以外のアクセサリと通信するための通信回路である。14(SW1)は撮像準備動作を開始するためのスイッチ、15(SW2)は撮像を開始するためのスイッチである。内蔵ストロボ108は、外部ストロボ400の未装着時に被写体を撮像時に照明するのみでなく、焦点検出時にも、被写体を照射する補助光としての機能も持っている。
交換レンズ200は、21〜29の構成要素を具備している。201は交換レンズ200の制御を司るマイクロプロセッサ(レンズ制御回路)、22は交換レンズ200の設定値を保持する記憶回路、23は交換レンズ200の駆動を行うレンズ駆動回路である。24は交換レンズ200の位置検出を行うレンズ位置検出回路、25は交換レンズ200の設定されている焦点距離を検出するレンズ焦点距離検出回路である。26は図1の絞り装置203に含まれ、絞りを駆動する絞り駆動回路、27は交換レンズ200に装着されている付属品を検知する付属品検知回路である。28は交換レンズ200に装着されている付属品を検知する付属品検知スイッチ、29は撮像装置100及び交換レンズ200に装着される付属品との通信を行うためのレンズ通信回路である。
本実施例において、レンズ通信回路29は、撮像装置100からの制御命令を通信すると共に交換レンズ200に保持されている形状情報や、交換レンズ200に装着されている付属品情報、レンズ設定値などを通信するように構成されている。
外部ストロボ400は、以下の構成要素を具備している。401は付属品である外部ストロボの制御を司るマイクロプロセッサ(外部ストロボ制御回路)、42は撮像装置100との通信を行うための通信回路、43は外部ストロボ400の設定値を保持する記憶回路である。44は外部ストロボ400が装着されている撮像装置100及び交換レンズ200の状態に合わせてストロボ照射範囲を変更する照射角変更部、45はストロボ照射範囲の設定値を検出するストロボ照射角検出部である。46は外部ストロボ400の発光量を直接モニタする発光量モニタ部、47はストロボ発光量の制御を行う発光量制御回路、48はストロボ充電を行うストロボ充電回路である。49は外部ストロボ400の状態設定を行うための設定部、50は外部ストロボ400の設定状態を表示するための表示部、406は外部ストロボ400に内蔵されている赤外補助光部である。
本実施例において、通信回路42は外部ストロボ400の設定情報及び制御情報を通信するように構成されており、撮像装置100からの指示に基づき赤外補助光部406より赤外光が投光されるように構成されている。
レンズフード300は、以下の60,61の構成要素を具備している。60はフードに存在しているフード通信回路である。61はフードの情報を記憶している記憶回路であり、該記憶回路61から読み出した情報を通信回路60に入力し、レンズ通信回路29との通信を行う構成になっている。
図3は、本実施例の撮像装置100に含まれる焦点検出装置109の構成を示す分解斜視図である。
図3において、本体ブロック1120は各種構成部材の位置決めを行うものであり、固定するための各種位置決め形状、及び、固定形状が備えられている。赤外カットフィルタ1050は、本体ブロック1120に位置決めされている。遮光板1030は、該遮光板1030に設けられた遮光板位置決め固定部1031と、本体ブロック1120に設けられた遮光板1030を位置決め固定するための遮光板位置決め固定部1123により本体ブロック1120に対して位置決めされる。そして、本体ブロック1120の内部に装着され、該本体ブロック1120に対して接着固定される。遮光板1030は分割フィールドレンズ1020を通過した各焦点検出視野の有効光束以外の不要な光束が、他の焦点検出視野の受光部に対して入射することを防止する壁1032、及び、壁1033を持っている。また、壁1032と壁1033の間には焦点検出光束を通過させるための開口部1034が形成されている。分割フィールドレンズ1020は各種調整が行われた後、本体ブロック1120に設けられている分割フィールドレンズ固定部1124により、本体ブロック1120に対して接着固定されている。
視野マスク1450は、一対の視野マスク位置決め用嵌合軸と、本体ブロック1120に設けられている視野マスク1450の取付面内の平面移動を規制する視野マスク位置決め嵌合穴1125及び視野マスク位置決め嵌合長穴1126からなる一対の嵌合穴により、本体ブロック1120に対して位置決めされている。視野マスク1450に設けられている一対の視野マスク固定用弾性爪部1012を、本体ブロック1120に設けられている一対の視野マスク固定用穴部1127に対して係合させる。これにより、視野マスク1450が本体ブロック1120に対して固定される。焦点検出ユニットをカメラに取り付けた後は、視野マスク1450に設けられている一対の視野マスク固定用弾性爪部1012と本体ブロック1120に設けられている一対の視野マスク固定用穴部1127の係合が外れた場合でも、視野マスク1450が本体ブロック1120から浮き上がることがないようにする。そのために、視野マスク1450には視野マスク浮き防止部1013が設けられている。
ここで、視野マスク浮き防止部1013はカメラのミラーボックスと焦点検出装置の隙間を減少させる役目も持っている。
遮光シート1110は、遮光シート位置決め用の一対の穴1111と視野マスク1450に設けられている不図示の一対の遮光シート位置決め用形状により位置決めされる。これにより、視野マスク1450と本体ブロック1120により挟まれ、本体ブロック1120に対して固定される。
ミラー1040は、本体ブロック1120に設けられている不図示のミラー位置決め固定部により位置決めされて、本体ブロック1120に対して接着固定されている。ミラー1040の表面には、各焦点検出視野に対する不要な光束を遮光するためのマスク形状を持つ遮光マスク部1041が付加されている。そして、焦点検出光束を後述の受光部に対して折り曲げる際に、遮光板1030とミラー1040の隙間を通過する不要な光束を遮光している。遮光マスク部1041は周辺焦点検出視野に対応する後述のラインセンサのセンサ列方向に対して略平行に形成されており、焦点検出光束の光束分割方向には遮光パターンが存在していない。したがって、パターンエッジ部での反射によるゴーストが発生しなくなっている。再結像レンズ1070は嵌合軸1071により、本体ブロック1120の再結像レンズ位置決め角穴1131と再結像レンズ位置決め長穴1132からなる一対の嵌合穴で位置決めされる。そして、本体ブロック1120に対して接着固定されている。多孔絞り1060は、再結像レンズ1070に設けられている嵌合軸1071に対応している位置決め部1061により、再結像レンズ1070に対して位置決めされる。そして、レンズ1070と本体ブロック1120に挟まれることで、本体ブロック1120に対して保持されている。
センサ支持部材1100は、本体ブロック突き当て形状1101とセンサ支持部材支持形状1151により、センサ支持部材支持形状1151の曲率R2及びセンサ支持部材の本体ブロック突き当て形状1101の曲率R1を中心として揺動可能に位置決めされる。これにより、複数の軸に対する傾き調整が可能であり、センサ傾き調整など各種調整が行われた後に、本体ブロック1120に対して接着固定されている。
1090はセンサであり、該センサ1090は、センサホルダー1080に対してあらかじめ接着固定しておく事により、センサホルダー1080とセンサ1090が一体になったセンサユニットとなる。
上記センサユニットは、本体ブロック1120に対してセンサ支持部材1100を介して保持し、センサ傾き調整及び位置調整などの各種調整が行われる。その後、センサ支持部材1100に対して接着固定される。センサホルダー1080には、センサ支持部材1100の接着面に、接着剤を導くための溝が形成されている。
図3にて示した焦点検出装置は一例であり、この構成に限るものではない。
以下に、本実施例の撮像装置の焦点検出装置109の光学関係を示す。
図4は、本実施例の焦点検出装置109の光学的構成である。
図4においては、焦点検出装置109を構成する主要な光学部材のみを示しており、分割フィールドレンズ1020、再結像レンズ1070、センサ1090が示されている。
分割フィールドレンズ1020には複数のレンズが形成されており、本実施例ではレンズ1021、レンズ1022、レンズ1023の3個のレンズが形成されている。
再結像レンズ1070には、複数の再結像レンズ1072aから1072jが形成されており、それぞれの再結像レンズが撮像装置の予定結像面上に形成された被写界の像(光像)をセンサ1090上に再結像させている。図4では、視野マスク開口1451から1453が受光領域であるところの投影像1401aから1405a、1401bから1405bとなり投影されている。
図5には、本実施例の焦点検出装置109を構成するセンサ1090の構成を示す。
図6には、本実施例の焦点検出装置109を構成する再結像レンズの構成を示す。
図7には、本実施例の撮像装置の予定結像面と再結像レンズ1070とセンサ1090とセンサ上に形成される再結像レンズの光像の関係を示す。
図5、図6、図7を用いて、本実施例の焦点検出装置109の結像関係を以下に示す。
図7においては、撮像装置の予定結像面近傍に配置されている視野マスク1450、再結像レンズ1070及びセンサ1090に含まれるセンサチップ1091が模式的に示されている。また、撮像装置の予定結像面上には、センサチップ1091の逆投影像が模式的に示されている。
再結像レンズ1070には、再結像レンズ1072a〜1072jが形成されている。また、センサチップ1091の同一基板上には焦点検出センサであるラインセンサ1201a〜1214a、1201b〜1214b及び光源検知受光部(測光センサともいう)である環境検出受光部1301a〜1304a、1301b〜1304bが形成されている。この光源検知受光部である環境検出受光部1301a〜1304a、1301b〜1304bは、焦点検出センサであるラインセンサ1201a〜1214a、1201b〜1214bの隙間を満たすように配置されている。また、光源検知受光部である環境検出受光部は、焦点検出センサであるラインセンサの相関演算方向(ラインセンサ列の方向)に他方向よりも長く配置されている。そして、図面を見ると明らかなように光源検知受光部である環境検出受光部は、焦点検出センサであるラインセンサにおいて検出された光像とほぼ同一の光像を検出するように配置されている。また、撮像光学系からの光像のうち、再結像レンズの光軸に近い光像を焦点検出センサであるラインセンサにて検出するよう受光部を配置する。そして、焦点検出センサであるラインセンサにて検出した光像よりも再結像レンズの光軸から離れた光像を光源検知受光部である環境検出受光部にて検出するよう受光部を配置する。光源検知受光部としては分光感度特性が分かれば足り、その意味において、焦点検出センサよりも光軸から離れてもよいからである。
また、センサチップ1091上には、視野マスク1450の視野マスク開口1451〜1453の再結像レンズ1072a〜1072hによる投影像1401a〜1405a、1401b〜1405bが形成されている。
1501から1511は、ラインセンサ1201a〜1214a、1201b〜1214bが、視野マスク1450上に再結像レンズ1072a〜1072jにより逆投影された場合の逆投影像を示しており、1521から1524は、環境検出受光部1301a〜1304a、1301b〜1304bが、視野マスク1450上に再結像レンズ1072a〜1072jにより逆投影された場合の逆投影像を示している。
以下に、各ラインセンサ(焦点検出センサ)、環境検出受光部(測光センサ)の関係について示す。
投影像1401a及び1401bに注目すると、視野マスク開口1451が、再結像レンズ1072aによりセンサチップ1091上に投影された像が投影像1401aであり、視野マスク開口1451が、再結像レンズ1072bによりセンサチップ1091上に投影された像が投影像1401bである。
センサチップ1091上に形成されている環境検出受光部1301aは、再結像レンズ1072aによりセンサチップ上に投影された投影像1401aによりグループ化されたラインセンサ1201a、1202a、1203aにより挟まれた状態で配置されている。
また、センサチップ1091上に形成されている環境検出受光部1301bは、再結像レンズ1072bによりセンサチップ上に投影された投影像1401bによりグループ化されたラインセンサ1201b、1202b、1203bにより挟まれた状態で配置されている。
上記投影像1401a、1401bは、撮像装置の予定結像面上では視野マスク開口1451で示された同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサ1201aと1201b、ラインセンサ1202aと1202b、ラインセンサ1203aと1203bの逆投影像は1501、1502、1503であり、ラインセンサの検出像をそれぞれ比較演算する事により、撮像装置の焦点調節状態を検出している。また。環境検出受光部1301aと1301bの逆投影像は1521であり、異なる分光感度特性をもっているので、環境検出受光部1301aと1301bを比較演算することにより、検出領域の環境特性の検出が可能となっている。
そして、環境検出受光部1301aと1301bは、ラインセンサ1201aと1201b、ラインセンサ1202aと1202b、ラインセンサ1203aと1203bと隣接して配置されているので、環境検出受光部1301aと1301bによる検出結果を、ラインセンサ1201aと1201b、ラインセンサ1202aと1202b、ラインセンサ1203aと1203bの焦点検出結果に適用することができる。
投影像1402a及び1402bに注目すると、視野マスク開口1452が、再結像レンズ1072cによりセンサチップ1091上に投影された像が投影像1402aであり、視野マスク開口1452が、再結像レンズ1072dによりセンサチップ1091上に投影された像が投影像1402bである。
センサチップ1091上に形成されている環境検出受光部1302aは、再結像レンズ1072cによりセンサチップ上に投影された投影像1402aによりグループ化されたラインセンサ1204a、1205a、1206aにより挟まれた状態で配置されている。
また、センサチップ1091上に形成されている環境検出受光部1302bは、再結像レンズ1072dによりセンサチップ上に投影された投影像1402bによりグループ化されたラインセンサ1204b、1205b、1206bにより挟まれた状態で配置されている。
上記投影像1402a、1402bは、撮像装置の予定結像面上では視野マスク開口1452で示された同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサ1204aと1204b、ラインセンサ1205aと1205b、ラインセンサ1206aと1206bの逆投影像は1504、1505、1506であり、ラインセンサの検出像をそれぞれ比較演算する事により、撮像装置の焦点調節状態を検出している。また。環境検出受光部1302aと1302bの逆投影像は1522であり、異なる分光感度特性をもっているので、環境検出受光部1302aと1302bを比較演算することにより、検出領域の環境特性の検出が可能となっている。
そして、環境検出受光部1302aと1302bは、ラインセンサ1204aと1204b、ラインセンサ1205aと1205b、ラインセンサ1206aと1206bと隣接して配置されているので、環境検出受光部1302aと1302bによる検出結果を、ラインセンサ1204aと1204b、ラインセンサ1205aと1205b、ラインセンサ1206aと1206bの焦点検出結果に適用することができる。
投影像1403a及び1403bに注目すると、視野マスク開口1453が、再結像レンズ1072eにて投影された像が投影像1403aであり、視野マスク開口1453が、再結像レンズ1072fにて投影された像が投影像1403bである。
環境検出受光部1303a、1304aは、再結像レンズ1072eによりセンサチップ上に投影された投影像1403aによりグループ化されたラインセンサ1207a、1208a、1209aに挟まれた状態で配置されている。本実施例では、環境検出受光部1303aは、ラインセンサ1207a、1208aに挟まれた状態で配置されており、環境検出受光部1304aは、ラインセンサ1208a、1209aにて挟まれた状態で配置されている。
環境検出受光部1303b、1304bは、再結像レンズ1072fによりセンサチップ上に投影された投影像1403bによりグループ化されたラインセンサ1207b、1208b、1209bに挟まれた状態で配置されている。
上記投影像1403a、1403bは、撮像装置の予定結像面上では視野マスク開口1453で示された同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサ1207aと1207b、ラインセンサ1208aと1208b、ラインセンサ1209aと1209bの逆投影像は1507、1508、1509であり、ラインセンサの検出像をそれぞれ比較演算することにより、撮像装置の焦点調節状態を検出している。逆投影像1508は撮像装置の撮像光軸上に存在しており、ラインセンサ1208aと1208bは、撮像光軸上の焦点調節状態を検出している。
また、環境検出受光部1303aと1303b、1304aと1304bの逆投影像は1523、1254であり、異なる分光感度特性をもっているので、環境検出受光部1303aと1303b、1304aと1304bを比較演算することにより、検出領域の環境特性の検出が可能となっている。
投影像1403a、1403bにおいては、各投影像の領域に2個の環境検出受光部が配置されている。2つの環境検出受光部部1303aと1304a、1303bと1304bを合成して一つの検出結果として、ラインセンサ1207aと1207b、ラインセンサ1208aと1208b、ラインセンサ1209aと1209bの焦点検出結果に適用しても良い。また、各環境検出受光部の検出結果を、隣接するラインセンサの焦点検出結果に適用しても良い。
投影像1404a及び1404bに注目すると、視野マスク開口1453が、再結像レンズ1072gにて投影された像が投影像1404aであり、視野マスク開口1453が、再結像レンズ1072hにて投影された像が投影像1404bである。
再結像レンズ1072gによりセンサチップ上に投影された投影像1404aの検出は、ラインセンサ1210a、1211aのみが行っており、再結像レンズ1072hによりセンサチップ上に投影された投影像1404bの検出は、ラインセンサ1210b、1211bのみが行っている。
上記投影像1404a、1404bは、撮像装置の予定結像面上では視野マスク開口1453で示された同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサ1210aと1210b、ラインセンサ1211aと1211bの逆投影像は1510、1511であり、ラインセンサの検出像をそれぞれ比較演算する事により、撮像装置の焦点調節状態を検出している。
本実施例においては、投影像1404a及び1404bの領域に環境検出受光部は配置されていないが、投影像1404a、1404bは、前述した投影像1403a、1403bと撮像装置の予定結像面上では同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。よって、図に示した様に、逆投影像1510、1511は、逆投影像1508、1523、1524と重なって配置されている。
このため、ラインセンサラインセンサ1210aと1210b、ラインセンサ1211aと1211bの焦点検出に対して、環境検出受光部1303aと1303b、1304aと1304bの検出結果を適用することができる。
投影像1405a及び1405bに注目すると、視野マスク開口1453が、再結像レンズ1072iにて投影された像が投影像1405aであり、視野マスク開口1453が、再結像レンズ1072jにて投影された像が投影像1405bである。
再結像レンズ1072iによりセンサチップ上に投影された投影像1405aの検出は、ラインセンサ1212a、1213a、1214aのみが行っており、再結像レンズ1072hによりセンサチップ上に投影された投影像1405bの検出は、ラインセンサ1212b、1213b、1214bのみが行っている。
上記投影像1405a、1405bは、撮像装置の予定結像面上では視野マスク開口1453で示された同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサ1212aと1212b、ラインセンサ1213aと1213b、ラインセンサ1214aと1214bの逆投影像は1509、1510、1511であり、ラインセンサの検出像をそれぞれ比較演算する事により、撮像装置の焦点調節状態を検出している。
本実施例においては、投影像1405a及び1405bの領域に環境検出受光部は配置されていないが、投影像1405a、1405bは、前述した投影像1403a、1403bと撮像装置の予定結像面上では同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
具体的には、投影像1405a及び1405bと投影像1403a、1403bは、焦点検出のための基線長が異なる像となっている。
このため、ラインセンサ1212aと1212b、ラインセンサ1213aと1213b、ラインセンサ1214aと1214bの焦点検出に対して、環境検出受光部1303aと1303b、1304aと1304bの検出結果を適用することができる。また、図面から明らかであるが、投影像1405a及び1405bの領域における基線長は、投影像1403a、1403bの領域における基線長よりも長い。なお、基線長の短い投影像1403a、1403bの領域に対応する位置に環境検出受光部1303aと1303b、1304aと1304bを設けずに、基線長の長い投影像1405a及び1405bの領域に設けても良い。ただし、この場合は、明るいレンズにしか対応できない。
図8は、図5で示したセンサの周辺回路の一部を記載した図である。
図8において、投影像1401aにてグループ化されているラインセンサ1201a、1202a、1203aに対して、ラインセンサの駆動回路である周辺回路1601a、1602a、1603aが付加されている。周辺回路は、画素アンプ、メモリ、蓄積制御回路などの回路から構成されている。
周辺回路1601a、1602a、1603aは、それぞれ、ラインセンサ1201a、1202a、1203aを基準として、環境検出受光部1301aに対して逆側(反対側)に配置されており、ラインセンサ近傍から投影像の外側に配置されている。
この様に配置することで、ラインセンサ1201a、1202a、1203aの間に配置した環境検出受光部1301aの面積を拡大している。
投影像1401b、1402a、1402bについては、投影像1401aの周辺回路の配置と同等なため図示していない。
投影像1403bにてグループ化されているラインセンサ1207b、1208b、1209bに対して、ラインセンサの駆動回路である周辺回路1607b、1608b、1609bが付加されている。
周辺回路1607bは、ラインセンサ1207bを基準として、環境検出受光部1303bに対して逆側に配置されており、ラインセンサ近傍から投影像の外側に向けて配置されている。周辺回路1609bは、ラインセンサ1209bを基準として、環境検出受光部1304bに対して逆側に配置されており、ラインセンサ近傍から投影像の外側に向けて配置されている。周辺回路1608bは、ラインセンサ1208bの近傍には、最低限の回路のみが配置されている。
この様に配置することで、ラインセンサ1207b、1208b、1209bの間に配置した環境検出受光部1303b、1304bの面積を拡大している。
投影像1403aについては、投影像1403bの周辺回路の配置と同等なため図示していない。
投影像1404aにてグループ化されているラインセンサ1210a、1211aに対して、ラインセンサの駆動回路である周辺回路1610a、1611aが付加されている。
投影像1404aには、環境検出受光部が配置されていないので、周辺回路1610a、1611aは、ラインセンサ1210a、1211a近傍に配置されている。
投影像1404bについては、投影像1404aの周辺回路の配置と同等なため図示していない。
投影像1405aにてグループ化されているラインセンサ1212a、1213a、1214aに対して、ラインセンサの駆動回路である周辺回路1612a、1613a、1614aが付加されている。
投影像1405aには、環境検出受光部が配置されていないので、周辺回路1612a、1613a、1614aは、ラインセンサ1212a、1213a、1214a近傍に配置されている。
投影像1405bについては、投影像1405aの周辺回路の配置と同等なため図示していない。
本実施例では、ラインセンサにより挟まれる様に環境検出受光部を配置し、さらに、予定結像面上では環境検出受光部が各検出領域に対して一対存在する様に配置したので、ラインセンサを14対配置していることに対して、環境検出受光部は4対配置しているだけである。
このため、環境検出受光部をラインセンサに対して専用に配置する場合と比べ、環境検出受光部の面積を拡大可能であると共に、環境検出受光部の駆動回路を減少させることが可能となり、駆動電力の削減を図ると共に、センサーチップの面積を減少させている。
図9、図10、図11には、本実施例のセンサチップ1091上に形成されている環境判定受光部(測光センサ)の特性の一例を示す。
図9、図10、図11は、センサ特性の例として、それぞれ、2つの異なる分光感度特性を示している。
図9において、特性1は、可視光領域に感度を持つセンサ特性を示しており、特性2は、赤外光領域に分光感度を持つセンサ特性を示している。この特性により、それぞれの環境判定受光部(測光センサ)が異なる波長域の光束を測光することとなる。
図9の特性にて、特性1、或いは、特性2のどちらかのセンサのみしか出力が得られない場合には、出力が得られたセンサの分光特性の光束のみが含まれている場合である。そして、特性1と特性2のセンサ出力の比から、被写界の環境に含まれる可視光成分と赤外光成分の比を推定することができる。
図10において、特性1は、可視光領域から赤外光領域に感度を持つセンサ特性を示しており、特性2は、赤外光領域に分光感度を持つセンサ特性を示している。
図10の特性にて、特性1のみセンサ出力が得られる場合は、赤外光成分が含まれていない場合であり、特性1と特性2の出力が同一の場合は、赤外光成分のみが含まれている場合である。そして、特性1と特性2のセンサ出力の比から、被写界の環境に含まれる可視光成分と赤外光成分の比を推定することができる。
図11において、特性1は、可視光領域から赤外光領域に感度を持つセンサ特性を示しており、特性2は、可視光領域に分光感度を持つセンサ特性を示している。
図11の特性にて、特性1と特性2の出力が同一の場合には、赤外光成分が含まれていない場合であり、特性2のみセンサー出力が得られる場合は、赤外光成分のみが含まれている場合である。そして、特性1と特性2のセンサ出力の比から、被写界の環境に含まれる可視光成分と赤外光成分の比を推定することができる。
上記、センサ特性の内、可視光領域に分光感度を持つセンサ特性を、撮像素子と同一の分光感度とすることで、撮像素子に対する光源特性のずれを検出することができる。
本実施例においては、環境検出受光部は、1301aと1301b、1302aと1302b、1303aと1303b、1304aと1304bの様に対になる受光部が撮像装置の予定結像面上で略同一な領域を検出するように構成されている。
このため環境検出受光部1301a〜1304aと1301b〜1304bに対して図9、図10、図11にて示した特性1、特性2の様に異なる分光感度特性を付加し、環境検出受光部の出力を比較する事で被写界の環境を検出することができる。分光感度特性の付加は、センサに対して光学フィルタを付加することで受光部に特定の特性を持たせても良いし、センサの深さ方向で分光感度特性の異なるセンサ等をもちいて特定の波長を抽出しても良い。なお、一対のセンサに対して、一方には光学フィルタを付加し、他方には光学フィルタを付加しないことによっても互いに異なる特定の特性を持たせることができる。
図9、図10、図11にて示した特性はセンサー特性の例であり、この特性に限られるものではない。
上述したように、複数の焦点検出受光部に対して個数を減らした光源検知受光部を配置することにより、各光源検知受光部の面積を拡大する事が可能となり、光源検知の低輝度限界の向上が可能となる。
なお、光源検知受光部が、センサチップ1091上の焦点検出センサの近傍にそれぞれ対応するように、センサチップ内に複数配置されているのは、撮像画面の中でも光源が異なる(例えば、太陽光の部分と蛍光灯の部分があるなど)場合に対応するためである。光源検知受光部を焦点検出センサの近傍に配置することにより、ほぼ同じ光束を受光することが可能となるので、焦点検出センサが受光している光束の光源を検出できる。
(実施例2)
以下に、第2の実施例を示す。
実施例1と同一の項目については説明を省略する。
図12には、本実施例の焦点検出装置109に含まれるセンサ1090の構成を示す。
図13には、本実施例の撮像装置の予定結像面と再結像レンズ1070とセンサ1090とセンサ上に形成される再結像レンズの像の関係を示す。
図6、図12、図13を用いて、本実施例の焦点検出装置の結像関係を以下に示す。
図13においては、センサチップ1091の基板上のラインセンサ1201a〜1212a、1201b〜1212b、環境検出受光部1301a〜1304a、1301b〜1304b、及び、再結像レンズ1072a〜1072hによる投影像1401a〜1404a、1401b〜1404bについては、図5と同一であるので説明を省略する。
投影像1405a及び1405bに注目すると、視野マスク開口1453が、再結像レンズ1072iにて投影された像が投影像1405aであり、視野マスク開口1453が、再結像レンズ1072jにて投影された像が投影像1405bである。
環境検出受光部1303c、1304cは、再結像レンズ1072iによりセンサチップ上に投影された投影像1405aによりグループ化されたラインセンサ1212a、1213a、1214aに挟まれた状態で配置されている。本実施例では、環境検出受光部1303cは、ラインセンサ1212a、1213aに挟まれた状態で配置されており、環境検出受光部1304cは、ラインセンサ1213a、1214aにて挟まれた状態で配置されている。
環境検出受光部1303d、1304dは、再結像レンズ1072jによりセンサチップ上に投影された投影像1405bによりグループ化されたラインセンサ1212b、1213b、1214bに挟まれた状態で配置されている。
上記投影像1405a、1405bは、撮像装置の予定結像面上では視野マスク開口1453で示された同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサ1212aと1212b、ラインセンサ1213aと1213b、ラインセンサ1214aと1214bの逆投影像は1507、1508、1509であり、ラインセンサの検出像をそれぞれ比較演算することにより、撮像装置の検出像をそれぞれ比較演算する事により、撮像装置の焦点調節状態を検出している。
また、環境検出受光部1303cと1303d、1304cと1304dの逆投影像は1523、1254であり、異なる分光感度特性をもっているので、環境検出受光部1303cと1303d、1304cと1304dを比較演算することにより、検出領域の環境特性の検出が可能となっている。
投影像1405a、1405bにおいては、各投影像の領域に2個の環境検出受光部が配置されている。2つの環境検出受光部部1303cと1304c、1303dと1304dを合成して一つの検出結果として、ラインセンサ1212aと1212b、ラインセンサ1213aと1213b、ラインセンサ1214aと1214bの焦点検出結果に適用しても良い。また、各環境検出受光部の検出結果を、隣接するラインセンサの焦点検出結果に適用しても良い。
また、上記投影像1405a、1405bは、投影像1403a、1403bと撮像装置の予定結像面上では略同一の領域であり、各投影像内に配置されている環境検出受光部1303aから1303d、1304aから1304dは、撮像装置の予定結像面上では略同一の領域に配置されている。
このため、環境検出受光部1303aから1303d、及び、環境検出受光部1304aから1304dに異なる分光感度特性を付与する。そして、4つの分光感度特性を持った環境検出受光部からの出力による検出結果を、ラインセンサ1207aと1207b、ラインセンサ1208aと1208b、ラインセンサ1209aと1209b、及び、ラインセンサ1212aと1212b、ラインセンサ1213aと1213b、ラインセンサ1214aと1214bの焦点検出結果に適用しても良い。
図14には、本実施例のセンサチップ1091上に形成されている環境判定受光部の特性の別の例を示す。
図14は、センサ特性の例として、4つの異なる分光感度特性を示している。
図14において、特性1は、青色の可視光領域に分光感度を持つセンサ特性を示しておる。また、特性2は、緑色の可視光領域に分光感度を持つセンサを示している。また、特性3は、赤色の可視光領域に分光感度を持つセンサ特性を示している。また、特性4は、赤外光領域に分光感度を持つセンサ特性を示している。
図14の特性にて、特性1〜4のいずれかの出力のみが得られた場合には、出力が得られた成分のみが含まれている場合である。また、特性1〜3までのみ出力が得られた場合には、可視光成分のみが含まれている場合であり、特性1〜3のセンサ出力の比から詳細な特性を求めることができる。
ここで、本実施例においては、環境検出受光部は、1301aと1301b、1302aと1302b、1303aと1303b、1304aと1304b、1303cと1303d、1304cと1304dの様に対になる受光部が撮像装置の予定結像面上で略同一な領域を検出するように構成されている。
このため環境検出受光部1301a〜1304aと1301b〜1304bに対して前述の図9、図10、図11にて示した特性1、特性2の様に異なる分光感度特性を付加し、環境検出受光部の出力を比較する事で被写界の環境を検出することができる。
また、本実施例においては、環境検出受光部は、1303aから1303d、1304aから1304dの様に4つの受光部が撮像装置の予定結像面上で略同一な領域を検出するように構成されている。
このため環境検出受光部1303a〜1303dと1304a〜1304dに対しては、図14にて示した特性1から特性4の様に異なる分光感度特性を付加し、環境検出受光部の出力を比較する事で被写界の環境を検出することができる。
図14にて示した特性はセンサー特性の例であり、この特性に限られるものではない。
上述のように、環境検出受光部を再結像レンズによりグループ化された複数の焦点検出受光部で挟む様に配置し、環境検出受光部の面積を拡大することで、環境検出受光部の検出限界を向上することができる。
(実施例3)
以下に、第3の実施例を示す。
実施例1と同一の項目については省略する。
図15には、本実施例の焦点検出装置109に含まれるセンサ1090の構成を示している。
図16には、本実施例の焦点検出装置109に含まれる再結像レンズ1070の構成を示している。
図17、図18には、本実施例の撮像装置の予定結像面と再結像レンズ1070とセンサ1090とセンサ上に形成される再結像レンズの像の関係を示す。
図15、図16、図17、図18を用いて、本実施例の焦点検出装置の結像関係を以下に示す。
図17、図18においては、撮像装置の予定結像面近傍に配置されている視野マスク1450、再結像レンズ1070及びセンサ1090に含まれるセンサチップ1091が模式的に示されている。また、予定結像面上へのセンサチップ1091の逆投影像1500が模式的に示されている。
再結像レンズ1070には、再結像レンズ1072a〜1072tが形成されており、センサチップ1091にはラインセンサ1201a〜1222a、1201b〜1222b及び環境検出受光部1301a〜1304a、1301b〜1304bが形成されている。
また、センサチップ1091上には、視野マスク1450の視野マスク開口1451〜1453の再結像レンズ1072a〜1072tによる投影像1401a〜1409a、1401b〜1409bが形成されている。
1501から1519は、ラインセンサ1201a〜1222a、1201b〜1222bが、視野マスク1450上に再結像レンズ1072a〜1072tにより逆投影された場合の逆投影像を示しており、1521から1524は、環境検出受光部1301a〜1304a、1301b〜1304bが、視野マスク1450上に再結像レンズ1072a〜1072tにより逆投影された場合の逆投影像を示している。
図17、図18において、センサチップ1091上のラインセンサ1201a〜1211a、1201b〜1211b、環境検出受光部1301a〜1304a、1301b〜1304b、及び、再結像レンズ1072a〜1072hによる投影像1401a〜1404a、1401b〜1404bについては、図5と同一であるので説明を省略する。
投影像1406a及び1406bに注目すると、視野マスク開口1453が、再結像レンズ1072kにて投影された像が投影像1406aであり、視野マスク開口1453が、再結像レンズ1072mにて投影された像が投影像1406bである。
再結像レンズ1072kによりセンサチップ上に投影された投影像1406aの検出は、ラインセンサ1215aのみが行っており、再結像レンズ1072mによりセンサチップ上に投影された投影像1406bの検出は、ラインセンサ1215bのみが行っている。
上記投影像1406a、1406bは、撮像装置の予定結像面上では視野マスク開口1453で示された同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサ1215aと1215bの逆投影像は1512であり、ラインセンサの検出像をそれぞれ比較演算する事により、撮像装置の焦点調節状態を検出している。
本実施例においては、投影像1406a及び1406bの領域に環境検出受光部は配置されていないが、投影像1406a、1406bは、前述した投影像1403a、1403bと撮像装置の予定結像面上では同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサラインセンサ1215aと1215bの焦点検出に対して、環境検出受光部1303aと1303b、1304aと1304bの検出結果を適用することができる。
投影像1407a及び1407bに注目すると、視野マスク開口1453が、再結像レンズ1072nにて投影された像が投影像1407aであり、視野マスク開口1453が、再結像レンズ1072pにて投影された像が投影像1407bである。
再結像レンズ1072nによりセンサチップ上に投影された投影像1407aの検出は、ラインセンサ1216aのみが行っており、再結像レンズ1072pによりセンサチップ上に投影された投影像1407bの検出は、ラインセンサ1216bのみが行っている。
上記投影像1407a、1407bは、撮像装置の予定結像面上では視野マスク開口1453で示された同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサ1216aと1216bの逆投影像は1513であり、ラインセンサの検出像をそれぞれ比較演算する事により、撮像装置の焦点調節状態を検出している。
本実施例においては、投影像1407a及び1407bの領域に環境検出受光部は配置されていないが、投影像1407a、1407bは、前述した投影像1403a、1403bと撮像装置の予定結像面上では同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサラインセンサ1216aと1216bの焦点検出に対して、環境検出受光部1303aと1303b、1304aと1304bの検出結果を適用することができる。
投影像1408a及び1408bに注目すると、視野マスク開口1451が、再結像レンズ1072qにて投影された像が投影像1408aであり、視野マスク開口1451が、再結像レンズ1072rにて投影された像が投影像1408bである。
再結像レンズ1072qによりセンサチップ上に投影された投影像1408aの検出は、ラインセンサ1217a、1218a、1219aのみが行っており、再結像レンズ1072rによりセンサチップ上に投影された投影像1408bの検出は、ラインセンサ1217b、1218b、1219bのみが行っている。
上記投影像1408a、1408bは、撮像装置の予定結像面上では視野マスク開口1451で示された同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサ1217aと1217b、ラインセンサ1218aと1218b、ラインセンサ1219aと1219bの逆投影像は1514、1515、1516であり、ラインセンサの検出像をそれぞれ比較演算する事により、撮像装置の焦点調節状態を検出している。
本実施例においては、投影像1408a及び1408bの領域に環境検出受光部は配置されていないが、投影像1408a、1408bは、前述した投影像1401a、1401bと撮像装置の予定結像面上では同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサ1217aと1217b、ラインセンサ1218aと1218b、ラインセンサ1219aと1219bの焦点検出に対して、環境検出受光部1301aと1301bの検出結果を適用することができる。
投影像1409a及び1409bに注目すると、視野マスク開口1452が、再結像レンズ1072sにて投影された像が投影像1409aであり、視野マスク開口1452が、再結像レンズ1072tにて投影された像が投影像1409bである。
再結像レンズ1072sによりセンサチップ上に投影された投影像1409aの検出は、ラインセンサ1220a、1221a、1222aのみが行っており、再結像レンズ1072tによりセンサチップ上に投影された投影像1409bの検出は、ラインセンサ1220b、1221b、1222bのみが行っている。
上記投影像1409a、1409bは、撮像装置の予定結像面上では視野マスク開口1452で示された同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサ1220aと1220b、ラインセンサ1221aと1221b、ラインセンサ1222aと1222bの逆投影像は1517、1518、1519であり、ラインセンサの検出像をそれぞれ比較演算する事により、撮像装置の焦点調節状態を検出している。
本実施例においては、投影像1409a及び1409bの領域に環境検出受光部は配置されていないが、投影像1409a、1409bは、前述した投影像1402a、1402bと撮像装置の予定結像面上では同一の領域であり、撮像装置の撮像光学系の異なる射出瞳領域を通過した光束による像である。
このため、ラインセンサ1220aと1220b、ラインセンサ1221aと1221b、ラインセンサ1222aと1222bの焦点検出に対して、環境検出受光部1302aと1302bの検出結果を適用することができる。
なお、本実施例においては、実施例1にて示した物と同様に図9、図10、図11で示す特性例を適応することができる。
上述したように、複数の焦点検出受光部に対して個数を減らした光源検知受光部を適切な位置に配置することにより、各光源検知受光部の面積を拡大する事が可能となる。また、面積を拡大したことにより、光源検知の低輝度限界を向上させることができる。さらに、焦点検出領域に近い位置に光源検知受光部である環境検出受光部1301a〜1304a、1301b〜1304bを配置することで、焦点検出に対して正確な補正をおこなうことができる。
なお、上記では焦点検出センサと環境検出受光部とが同一センサチップ上にある構成で説明した。この点、別センサで構成する場合においても本実施例で説明した位置に配置することで、光源検知受光部の面積を大きくしつつ、効率のよい光源検知と焦点検出を行うことができる。また、上述の実施例中では光検知センサとしての環境検出受光部は対となって存在している。そして、それぞれの出力を比較演算することにより、検出領域の環境特性の検出を可能としている。しかしながら、1つの光検知センサで、受光された光における複数の波長成分を検出して、検出領域の環境特性を検出できるように構成してもよい。この場合も、この1つの光検知センサが焦点検出センサに挟まれた位置に配置することにより光検知センサの面積を大きくしつつ、効率のよい光源検知と焦点検出を行うことができる。
本発明の一実施例である撮像装置の構成を示す図 本発明の一実施例の撮像装置の電気的構成を示す図 本発明の一実施例の焦点検出装置の構成を示す図 本発明の一実施例の焦点検出装置の光学的構成を示す図 実施例1の焦点検出装置に含まれるセンサの構成を示す図 実施例1の焦点検出装置に含まれる再結像レンズを示す図 実施例1の撮像装置の予定結像面と再結像レンズとセンサとセンサ上に形成される再結像レンズの像の関係を示す図 図5で示したセンサの周辺回路の一部を記載した図 本発明の実施例のセンサに形成されている環境判定受光部の特性の一例を示す図 本発明の実施例のセンサに形成されている環境判定受光部の特性の一例を示す図 本発明の実施例のセンサに形成されている環境判定受光部の特性の一例を示す図 実施例2の焦点検出装置に含まれるセンサの構成を示す図 実施例2の撮像装置の予定結像面と再結像レンズとセンサとセンサ上に形成される再結像レンズの像の関係を示す図 実施例2のセンサに形成されている環境判定受光部の特性の別の例を示す図 実施例3の焦点検出装置に含まれるセンサの構成を示す図 実施例3の焦点検出装置に含まれる再結像レンズを示す図 実施例3の撮像装置の予定結像面と再結像レンズとセンサとセンサ上に形成される再結像レンズの像の関係を示す図 実施例3の撮像装置の予定結像面と再結像レンズとセンサとセンサ上に形成される再結像レンズの像の関係を示す図
符号の説明
1020 分割フィールドレンズ
1070 再結像レンズ
1091 センサチップ
1201〜1204 ラインセンサ
1301〜1304 環境検出受光部
1401〜1405 投影像

Claims (21)

  1. 受光された一対の光像から撮像光学系の第1のデフォーカス量を検出するために、被写体からの光束を受光する第1の焦点検出センサと第2の焦点検出センサから成る第1の焦点検出センサ対と、
    受光された一対の光像から前記撮像光学系の第2のデフォーカス量を検出するために、前記被写体からの光束を受光する第3の焦点検出センサと第4の焦点検出センサから成る第2の焦点検出センサ対と、
    光束の波長成分を検出する光検知センサとを備え、
    前記光検知センサは前記第1、第3の焦点検出センサ及び前記第2、第4の焦点検出センサのいずれか一方に挟まれた位置に配置されていることを特徴とする受光センサ。
  2. 前記光検知センサとは異なる第2の光検知センサを有し、前記第2の光検知センサは前記第1、第3の焦点検出センサ及び前記第2、第4の焦点検出センサのうち前記光検知センサを挟んでいる焦点検出センサとは異なる焦点検出センサに挟まれた位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の受光センサ。
  3. 前記光検知センサ及び前記第2の光検知センサからの出力は、前記第1、第2のデフォーカス量を補正するために用いられることを特徴とする請求項2に記載の受光センサ。
  4. 前記光検知センサ又は前記第2の光検知センサの少なくとも一方には特定の分光感度特性の光学フィルタが備えられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の受光センサ。
  5. 前記光検知センサ又は前記第2の光検知センサの一方の分光感度の特性は他方よりも赤外光領域に分光感度をもつ特性であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の受光センサ。
  6. 前記光検知センサ及び前記第2の光検知センサは、前記第1〜第4の焦点検出センサと同一のフィールドレンズを通過した光像を検出することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の受光センサ。
  7. 前記光検知センサ及び前記第2の光検知センサは、前記第1〜第4の焦点検出センサにおいて検出された光像とほぼ同一の光像を検出することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の受光センサ。
  8. 前記撮像光学系の光軸に近い光像を前記第1〜第4の焦点検出センサにて検出し、前記第1〜第4の焦点検出センサにて検出した光像よりも前記撮像光学系の光軸から離れた光像を前記光検知センサ及び前記第2の光検知センサにて検出することを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載の受光センサ。
  9. 前記撮像光学系により予定結像面に形成される光像のうち前記第1、第2の焦点検出センサと同一の領域を異なる基線長にて検出する第5の焦点検出センサと第6の焦点検出センサから成る第3の焦点検出センサを更に有し、前記異なる前記第1、の焦点検出センサと前記第5、6の焦点検出センサのいずれか一方の基線長の光像を検出するように前記光検知センサ及び前記第2の光検知センサを配置することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の受光センサ。
  10. 前記光検知センサ及び前記第2の光検知センサにおける基線長は、前記第5、第6の焦点検出センサにおける基線長よりも短いことを特徴とする請求項9に記載の受光センサ。
  11. 前記光検知センサ及び前記第2の光検知センサは、前記第1〜第4の焦点検出センサよりも受光部の面積が大きいことを特徴とする請求項2乃至10のいずれか1項に記載の受光センサ。
  12. 前記光検知センサ及び前記第2の光検知センサは、前記第1〜第4の焦点検出センサの隙間を満たすように配置されることを特徴とする請求項2乃至11のいずれか1項に記載の受光センサ。
  13. 受光された一対の光像から撮像光学系の第3のデフォーカス量を検出するために、被写体からの光束を受光する第7の焦点検出センサと第8の焦点検出センサを更に有し、
    前記第1〜第4の焦点検出センサと、前記第7、第8の焦点検出センサの少なくとも各1つずつは、予定結像面に形成される光像の一部が重なるよう配置されることを特徴とする請求項2乃至12のいずれか1項に記載の受光センサ。
  14. 前記光検知センサ及び前記第2の光検知センサは、前記第1〜4の焦点検出センサの受光部の相関演算方向に長く配置されていることを特徴とする請求項2乃至13のいずれか1項に記載の受光センサ。
  15. 前記第1〜第4の焦点検出センサの周辺回路の少なくとも一部は、焦点検出センサに関して隣接する前記光検知センサ及び前記第2の光検知センサとは反対側に配置されいることを特徴とする請求項2乃至14のいずれか1項に記載の受光センサ。
  16. 前記周辺回路は、光像を再結像する前記撮像光学系の投影像の外側に配置されることを特徴とする請求項15に記載の受光センサ。
  17. 同一の受光領域に属する前記第1〜第4の焦点検出センサの周辺回路のうち一部が少なくともいずれかに関して前記光検知センサとは反対側に配置されることを特徴とする請求項15又は16に記載の受光センサ。
  18. 前記周辺回路の一部は、少なくとも画素アンプ又はメモリのいずれか一方を含むことを特徴とする請求項17に記載の受光センサ。
  19. 前記第1〜第4の焦点検出センサ及び前記光検知センサ及び前記第2の光検知センサは同一基板上に配置されていることを特徴とする請求項2乃至18のいずれか1項に記載の受光センサ。
  20. 前記第1、第2の焦点検出センサで受光された一対の光像から第1のデフォーカス量と、前記第3、第4の焦点検出センサで受光された一対の光像から第2のデフォーカス量とを検出する焦点検出手段と、請求項2乃至19のいずれか1項に記載の受光センサとを備えたことを特徴とする焦点検出装置。
  21. 請求項20に記載の焦点検出装置の出力に基づいて焦点調節された状態での入射光を受光する撮像手段を備えた撮像装置。
JP2006310381A 2006-11-16 2006-11-16 受光センサ及び焦点検出装置 Expired - Fee Related JP4994800B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006310381A JP4994800B2 (ja) 2006-11-16 2006-11-16 受光センサ及び焦点検出装置
US11/936,223 US8063977B2 (en) 2006-11-16 2007-11-07 Photosensor and focus detecting device
CNB200710187125XA CN100573220C (zh) 2006-11-16 2007-11-16 光传感器和焦点检测装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006310381A JP4994800B2 (ja) 2006-11-16 2006-11-16 受光センサ及び焦点検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008129067A JP2008129067A (ja) 2008-06-05
JP4994800B2 true JP4994800B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=39416547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006310381A Expired - Fee Related JP4994800B2 (ja) 2006-11-16 2006-11-16 受光センサ及び焦点検出装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8063977B2 (ja)
JP (1) JP4994800B2 (ja)
CN (1) CN100573220C (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5300414B2 (ja) * 2008-10-30 2013-09-25 キヤノン株式会社 カメラ及びカメラシステム
JP5204728B2 (ja) * 2009-06-25 2013-06-05 ペンタックスリコーイメージング株式会社 焦点検出装置
JP5809390B2 (ja) * 2010-02-03 2015-11-10 株式会社リコー 測距・測光装置及び撮像装置
JP5967916B2 (ja) 2011-08-09 2016-08-10 キヤノン株式会社 焦点検出センサ及び焦点検出センサを用いた光学機器
CN103217098B (zh) * 2012-01-19 2017-05-03 昆山思拓机器有限公司 多光谱光电寻焦器的寻焦方法
KR20130101836A (ko) * 2012-03-06 2013-09-16 삼성전자주식회사 조명 장치 및 이를 포함하는 촬영 시스템
KR102261728B1 (ko) * 2014-12-17 2021-06-08 엘지이노텍 주식회사 영상 획득 장치 및 이를 포함하는 휴대용 단말기
JP6611483B2 (ja) * 2015-06-25 2019-11-27 キヤノン株式会社 撮像システム、照明装置及び焦点検出方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5859413A (ja) 1981-10-06 1983-04-08 Olympus Optical Co Ltd 自動焦点調節方法
JP2555681B2 (ja) 1988-04-04 1996-11-20 ミノルタ株式会社 イメージセンシングシステム
JP3108697B2 (ja) * 1991-04-25 2000-11-13 旭光学工業株式会社 焦点検出装置
JP3697745B2 (ja) * 1995-06-30 2005-09-21 ソニー株式会社 オートフォーカス制御装置及び方法
US6115553A (en) * 1996-09-17 2000-09-05 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Multipoint autofocus system
JP4040139B2 (ja) * 1997-05-12 2008-01-30 キヤノン株式会社 カメラ
JP3283235B2 (ja) * 1998-09-25 2002-05-20 旭光学工業株式会社 多点焦点検出装置
US6750435B2 (en) * 2000-09-22 2004-06-15 Eastman Kodak Company Lens focusing device, system and method for use with multiple light wavelengths
JP4606037B2 (ja) 2003-02-18 2011-01-05 Hoya株式会社 焦点検出素子
US7477306B2 (en) * 2004-08-27 2009-01-13 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for improving pixel output swing in imager sensors
US7561191B2 (en) * 2005-02-18 2009-07-14 Eastman Kodak Company Camera phone using multiple lenses and image sensors to provide an extended zoom range

Also Published As

Publication number Publication date
CN101183167A (zh) 2008-05-21
CN100573220C (zh) 2009-12-23
JP2008129067A (ja) 2008-06-05
US8063977B2 (en) 2011-11-22
US20080117325A1 (en) 2008-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4994800B2 (ja) 受光センサ及び焦点検出装置
KR101848186B1 (ko) 헤드업 디스플레이 장치
TWI432910B (zh) 面位置檢測裝置、曝光裝置及元件製造方法
KR20040077534A (ko) 마크위치검출장치
WO2012042943A1 (ja) 投光ビームの調整方法
US4959677A (en) Device for detecting the focus adjusted state of an objecting lens
JP6523547B2 (ja) ダイクロイックミラーアレイ
US6941069B2 (en) Light-projecting device
US4958180A (en) Focus detecting device and auxiliary illuminating device therefor
JP5418458B2 (ja) 光学式変位センサの調整方法、光学式変位センサの製造方法、および光学式変位センサ
TWI522608B (zh) 光罩用穿透率測定裝置及穿透率測定方法
US5875360A (en) Focus detection device
TWI557517B (zh) A detection device, a lithographic apparatus, and a manufacturing method of the device
US6879781B2 (en) Light-projecting device
JP2006261361A (ja) 露光装置及びマイクロデバイスの製造方法
JP6190168B2 (ja) 合焦方法、合焦装置、露光方法、およびデバイス製造方法
JP5914982B2 (ja) 投影装置、及び閃光装置、並びにカメラ
US6903885B2 (en) Light-projecting device
JP2000012452A (ja) 露光装置
JP4083315B2 (ja) 測光装置
JP4514202B2 (ja) 交換レンズ及びカメラ本体及びカメラシステム
JP2021165707A (ja) レンズアレイ検査装置
US20240210718A1 (en) Optical sensing device
JP2010217507A (ja) 焦点検出光学系及びそれを備えた撮像装置
US20230027196A1 (en) Optical control apparatus and optical control method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091102

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100201

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120509

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4994800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees