JP4994644B2 - 単板への接着剤塗布方法 - Google Patents

単板への接着剤塗布方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4994644B2
JP4994644B2 JP2005330670A JP2005330670A JP4994644B2 JP 4994644 B2 JP4994644 B2 JP 4994644B2 JP 2005330670 A JP2005330670 A JP 2005330670A JP 2005330670 A JP2005330670 A JP 2005330670A JP 4994644 B2 JP4994644 B2 JP 4994644B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
veneer
single plate
glue spreader
applying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005330670A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007136290A (ja
Inventor
由起夫 阿部
誠 磯部
一作 岡村
博茂 小田
明仁 浜口
憲行 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meinan Machinery Works Inc
Original Assignee
Meinan Machinery Works Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meinan Machinery Works Inc filed Critical Meinan Machinery Works Inc
Priority to JP2005330670A priority Critical patent/JP4994644B2/ja
Publication of JP2007136290A publication Critical patent/JP2007136290A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4994644B2 publication Critical patent/JP4994644B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

本発明は、繊維方向両端部に表裏両面に対し傾斜し且つ互いに平行な傾斜面が形成された多数の単板(以下スカーフ単板という)の繊維方向を揃え、熱硬化性接着剤(以下単に接着剤という)を介して重ね合わせてLVL(ラミネーテッド・ベニヤ・ランバー)を製造する際に好適利用することができる単板への接着剤塗布方法に関する。
LVLの製造過程においてスカーフ単板に接着剤を塗布する方法としては、特許文献1に記載のようなグルースプレッダが利用され、又、製造方法としては、特許文献2や特許文献3に記載の技術が知られている。
例えばスカーフ単板の上面のみに接着剤を塗布する場合、グルースプレッダ7は図6に示すように、外周にゴムなどの弾性体を被覆した塗付ロール8と、ドクターロール9との間に接着剤10を貯蔵し、回転方向を図示のように設定し、且つ塗付ロール8に対するドクターロール9の圧接量を調整し、塗付ロール8の表面に付着する接着剤10の量を調整している。
また、塗付ロール8と上下方向で対向して搬送ロール11を設け、両ロール8,11の間隔を、接着剤を塗布するスカーフ単板12の厚さより小さくなる範囲で適宜変更することで、該スカーフ単板12に塗布される量を決定している。
即ち、接着剤が塗布される際は、塗付ロール8がスカーフ単板12に所定の大きさの圧力で圧接されており、スカーフ単板12は搬送ロール11に支えられることで該圧力に耐え、該スカーフ単板12の上面に良好に接着剤が塗布されるようになっている。
又、LVLの製造工程においては、図7に示すように、最下層のスカーフ単板12は接着剤を塗布することなく互いに端部を突き合わせた状態で並べ、その上の層は、前記グルースプレッダを利用し、各スカーフ単板12、12・・の表裏何れか一方の面に接着剤を塗布した後、該接着剤が塗布された面を下側にし、例えば一点鎖線で示すように、前記最下層と同じく互いに端部を突き合わせた状態で並べ、順次上に重ね合わせ、最上層まで積み上がったら加熱圧締して貼り合わせている。
実公昭58−35334号公報 特開平4−31842号公報 特開平4−31843号公報
グルースプレッダを利用した糊付け工程では、スカーフ単板12の上面となす角が鋭角となる傾斜面12aの箇所が、塗付ロール8と搬送ロール11との間を通過する際、図8に示すように、一点鎖線X−Xで示すスカーフ単板12の傾斜面12aが形成された箇所との境界部分が、両ロール8,11の軸中心線を結ぶ線(一点鎖線Y−Yで示す)を通過してしまうと、必要な量の接着剤が塗布されない。
即ち、スカーフ単板12の前記境界部分が両ロールの軸中心線を結ぶ線を通過してしまうと、スカーフ単板12の厚さは進行するに従って薄くなるため、塗付ロール8がスカーフ単板12に圧接される圧力が徐々に減少し、図8に示される状態では全くなくなってしまい、スカーフ単板12の傾斜面12aの裏側に該当する面(上面)に、設定された量の接着剤が塗布されなくなる。
このような状態のスカーフ単板12を他のスカーフ単板と重ね合わせて接着すると、該接着剤の量が不足した部分では接着力が弱く、外力を受けて分離したり、製品として不良品となってしまい、歩留まりを低下させてしまう。
本発明は、スカーフ単板を重ね合わせて接着した場合、十分な接着力確保を可能とする接着剤塗布方法であって、請求項1の発明は、繊維方向両端部に、それぞれ厚さ方向へ傾斜し且つ互いに平行な傾斜面が形成された単板に対し、表裏両面の少なくとも一方の面にグルースプレッダで接着剤を塗布する接着剤塗布方法において、前記塗布する面における、前記傾斜面のうち前記塗布する面となす角が鋭角となる方の傾斜面と前記単板の厚さ方向において対応する部分に、前記グルースプレッダとは別に設けた接着剤塗布装置で接着剤を塗布することにある。
そして請求項2の発明は、単板を繊維方向に搬送し、グルースプレッダにより接着剤を単板の上面へ塗布するまでの搬送路に、搬送方向と直交方向に往復移動する切断装置と、該切断装置により搬送方向下手側において同じく直交方向に往復移動する接着剤塗布装置とを配置し、搬送される単板の搬送方向下手側端部及び上手側端部が前記切断装置の位置に到達する都度単板を停止させ、次いで切断装置を前記直交方向に各々片道移動させて前記単板の前記両端部にそれぞれ厚さ方向へ傾斜し且つ互いに平行な傾斜面を形成すること、及び前記傾斜面のうち前記上面となす角が鋭角となる方の傾斜面と前記単板の厚さ方向において対応する前記上面部分に、前記グルースプレッダとは別に設けた接着剤塗布装置により接着剤を塗布する箇所が接着剤塗布装置の位置に到達する都度単板を停止させ、次いで接着剤塗布装置を前記直交方向に片道移動させて接着剤の塗布を行い、次いで単板を繊維方向に搬送してグルースプレッダにより接着剤を単板の上面へ塗布するものである。
また、請求項3の発明は、単板を繊維方向に搬送し、グルースプレッダにより接着剤を単板の上面へ塗布するまでの搬送路に、搬送方向と直交方向に往復移動する切断装置と、該切断装置により搬送方向下手側において同じく直交方向に往復移動する接着剤塗布装置とを配置し、搬送される単板の搬送方向下手側端部及び上手側端部が前記切断装置の位置に到達する都度単板を停止させ、次いで切断装置を前記直交方向に各々片道移動させて前記単板の前記両端部にそれぞれ厚さ方向へ傾斜し且つ互いに平行な傾斜面を形成すること、及び搬送方向下手側の傾斜面及び搬送方向上手側の傾斜面がそれぞれ接着剤塗布装置の位置に到達する都度単板を停止させ、次いで接着剤塗布装置を前記直交方向に各々片道移動させて前記傾斜面のうち前記上面となす角が鈍角となる方の傾斜面の部分と、前記傾斜面のうち前記上面となす角が鋭角となる方の傾斜面と前記単板の厚さ方向において対応する前記上面部分とに接着剤の塗布を行い、次いで単板を繊維方向に搬送してグルースプレッダにより接着剤を単板の上面へ塗布するものである。
更に請求項4の発明は、接着剤塗布装置に、グルースプレッダで塗布する場合に比べてスカーフ単板に加わる力が小さい方式を採用したものであり、請求項5の発明は、接着剤塗布装置が、繊維方向と直交する方向へ筋状に接着剤を塗布するものである。
請求項1の発明によれば、接着剤を塗布する面における傾斜面の反対側に当たる部分に、グルースプレッダとは別に設けた接着剤塗付装置で接着剤を塗布するので、傾斜面の反対側に当たる部分に設定された量の接着剤を塗布することができる。
そして請求項2の発明によれば、繊維方向両端部に傾斜面を有したスカーフ単板の形成から糊付けまでを一貫した連続工程にて実行できる。
又、請求項3の発明によれば、搬送方向下手側の傾斜面に塗布された接着剤によって、傾斜面同士が接着されるので、温度や湿度などによる隙間が生じない。
更に、請求項4の発明によれば、スカーフ単板に加わる力を小さくすることにより、塗布量不足を生ずることがなくなり、請求項5の発明によれば、筋状に塗布された接着剤が加圧により押し潰されて平らに広がるので、全面にわたって均一した接着力が得られる。
本発明に係る単板への接着剤塗布方法を、図面に基づいて説明する。
図1は装置全体の概略側面説明図、図2は、その平面説明図である。
1は単板2を繊維方向に搬送・停止自在の第1コンベア、3は図示するように傾斜して備えられ、通常はスカーフ単板2(ここでは繊維方向両端部がカットされる前の単板も含まれ、カット前は単に単板と表現し、スカーフ単板と区別する)の搬送方向と直交方向の何れか一方に待機し、該直交方向に往復自在の丸鋸、4はスカーフ単板2を繊維方向に搬送・停止自在の第2コンベア、5はポンプ(図示せず)の作動・停止により筋状の接着剤5aを吐出・停止可能で、前記丸鋸3と同様に単板2の搬送方向と直交方向で往復移動自在な接着剤塗布装置としての接着剤吐出装置、6はスカーフ単板2を繊維方向に搬送・停止自在の第3コンベア、7はグルースプレッダであり、塗付ロール8とドクターロール9との間に接着剤10が貯蔵され、塗付ロール8の下には搬送ロール11が配置されている。
上記構成で、図1に示すように、第1コンベア1により単板2を繊維方向に搬送し、単板2の搬送方向下手側端部が丸鋸3の位置に到達すると、第1コンベア1を停止させる。
次に待機していた丸鋸3を前記直交方向に片道移動させ、単板2の搬送方向下手側端部に単板2の上面となす角が鈍角となる傾斜面2bを形成する。
次いで、第1コンベア1、第2コンベア4及び第3コンベア6を作動させ、単板2を同方向に搬送し、図3に示すように、搬送方向上手側端部が丸鋸3の位置に到達すると、両コンベア1,4を停止させる。
次に待機していた丸鋸3を直交方向で前記とは逆に片道移動させ、単板2の搬送方向上手側端部に単板2の上面となす角が鋭角となる傾斜面2aを形成する。
次いで第1、第2及び第3コンベア1,4及び6を作動させ、前記丸鋸3により繊維方向両端部に傾斜面が形成されたスカーフ単板2の傾斜面2aの箇所が接着剤吐出装置5の真下に到達すると、各コンベア1,4及び6を停止させる。
次に図4に示すようにポンプを作動させて接着剤吐出装置5から接着剤5aを筋状に吐出させた状態で前記直交方向に片道移動し、塗布する面における傾斜面2aの反対側に当たる部分、即ち、単板2の厚さ方向で傾斜面2aと対応する箇所に接着剤5aを筋状に付着させる。
次いで第3コンベア6を作動させ、前記図6に示したグルースプレッダ7により単板2の上面に接着剤を塗布する。
その結果、グルースプレッダ7のみでは上述のように単板2の厚さ方向で傾斜面2aと対応する箇所には充分な量の接着剤が塗布されないが、接着剤吐出装置5により接着剤5aを筋状に付着させているので、スカーフ単板2の上面全体にほぼ均一に接着剤が塗布されることになる。
このように上面に接着剤が塗布されたスカーフ単板2は、図7のように積層するときは反転させて該接着剤の塗布された面が下側となるようにしてから重ね合わせる。
その後は、加熱圧締によりスカーフ単板同士が充分に接着され、製品が不良品となることがない。
前記実施例ではスカーフ単板2の繊維方向両端に形成された傾斜面2a.2bにはいずれも接着剤が塗布されていない。
このような状態で図7に示すように順次重ね合わせても、製品の接着強度としては何ら問題はない。
しかし、例えば図7の円で囲まれた箇所では、繊維方向で隣り合う単板の傾斜面同士が接着されていないので、乾燥収縮などにより隙間ができてしまい、美観上の欠点となることがある。
それを避けるためには、スカーフ単板の傾斜面にも接着剤を塗布することが望ましい。
この場合、図1で示した装置で、単板2の搬送方向下手側端部に、丸鋸3により傾斜面2bを形成した後、第1、第2コンベア1,4を作動させてスカーフ単板2を搬送し、スカーフ単板2の傾斜面2bが接着剤吐出装置5の下方に到達した時、第1、第2コンベア1,4を停止させる。
次いで、前記と同様に、接着剤吐出装置5を片道移動させ、傾斜面2bに接着剤5aを筋状に付着させる(図5)。
次に、第1,第2及び第3コンベア1,4及び6を作動させ、単板2を同方向に搬送し、図1,3,4を用いて説明したのと同じ動作、即ち、単板2の搬送方向上手側端部が丸鋸3の位置に到達すると、両コンベア1,4の停止→丸鋸の片道移動による傾斜面2の形成→第1,第2及び第3コンベ1,4及び6の作動→スカーフ単板2の傾斜面2aの箇所が接着剤吐出装置5の真下に到達すると、各コンベア1,4及び6の停止→接着剤吐出装置5の片道移動による傾斜面2aの反対側に当たる部分への接着剤5aの付着といった順に動作を行う。
次いでグルースプレッダ7によりスカーフ単板2の上面に接着剤を塗布した後、同様に反転して図7のように順次重ね合わせ、加熱圧締する。
このようにすれば、製品となった場合でも、繊維方向で隣り合うスカーフ単板の傾斜面同士が接着されるため隙間は殆ど無く、美観上の問題はない。
またこの変更例では、一台の接着剤吐出装置5を、前記二つの目的のために兼用できるメリットがある。
実施例では、一枚の単板に対して丸鋸3による端部への傾斜面形成のための切断と、接着剤吐出装置5による接着剤の付着とを交互に行ったが、予め丸鋸3による前記切断を終了したスカーフ単板を、一枚毎に搬送コンベアで搬送し、接着剤吐出装置による接着剤の付着を行っても良い。
又、実施例では接着剤吐出装置5から複数の筋状の接着剤を付着させるようになっているが、一個で幅の広い状態に付着させても良く、又接着剤を噴霧、或いは刷毛塗りする装置でも良い。
要は、接着剤を付着させる際、グルースプレッダで塗布する場合に比べてスカーフ単板に加わる力が小さい方式の塗付装置であれば良い。
更に、グルースプレッダによってスカーフ単板の上面に接着剤を塗布した後、接着剤吐出装置による接着剤を付着させるようにもできるし、丸鋸を逆に傾斜させることで、接着剤吐出装置による接着剤の付着部分を、搬送方向上手側から下手側に変更することもできる。
尚、スカーフ単板の搬送方向と直交する方向の全幅に、前記実施例にて採用した接着剤吐出装置を設け、スカーフ単板の上面に接着剤を塗布すれば、接着剤の塗布量不足は生じないが、装置が複雑化し、全面に均一塗布する制御が困難なことから、現段階においては実用化に乏しいといえる。
本発明に係る接着剤塗布方法を実施する装置の概略正面説明図である。 本発明に係る接着剤塗布方法を実施する装置の概略平面説明図である。 接着剤塗布方法の工程を示した装置の概略正面説明図である。 接着剤塗布方法の工程を示した装置の概略正面説明図である。 接着剤塗布方法の工程を示した装置の概略正面説明図である。 グルースプレッダを示した概略平面説明図である。 LVLの積層工程を示す説明図である。 グルースプレッダによる糊付けの不具合を説明するための説明図である。
符号の説明
1・・第1コンベア、2・・スカーフ単板(単板)、2a・・(搬送方向上手側の傾斜面)、2b・・(搬送方向下手側の)傾斜面、3・・丸鋸、4・・第2コンベア、5・・接着剤吐出装置、6・・第3コンベア、7・・グルースプレッダ、8・・塗付ロール、9・・ドクターロール、10・・接着剤、11・・搬送ロール、12・・スカーフ単板(単板)。

Claims (5)

  1. 繊維方向両端部に、それぞれ厚さ方向へ傾斜し且つ互いに平行な傾斜面が形成された単板に対し、表裏両面の少なくとも一方の面にグルースプレッダで接着剤を塗布する接着剤塗布方法において、前記塗布する面における、前記傾斜面のうち前記塗布する面となす角が鋭角となる方の傾斜面と前記単板の厚さ方向において対応する部分に、前記グルースプレッダとは別に設けた接着剤塗布装置で接着剤を塗布することを特徴とする単板への接着剤塗布方法。
  2. 単板を繊維方向に搬送し、グルースプレッダにより接着剤を単板の上面へ塗布するまでの搬送路に、搬送方向と直交方向に往復移動する切断装置と、該切断装置により搬送方向下手側において同じく直交方向に往復移動する接着剤塗布装置とを配置し、搬送される単板の搬送方向下手側端部及び上手側端部が前記切断装置の位置に到達する都度単板を停止させ、次いで切断装置を前記直交方向に各々片道移動させて前記単板の前記両端部にそれぞれ厚さ方向へ傾斜し且つ互いに平行な傾斜面を形成すること、及び前記傾斜面のうち前記上面となす角が鋭角となる方の傾斜面と前記単板の厚さ方向において対応する前記上面部分に、前記グルースプレッダとは別に設けた接着剤塗布装置により接着剤を塗布する箇所が接着剤塗布装置の位置に到達する都度単板を停止させ、次いで接着剤塗布装置を前記直交方向に片道移動させて接着剤の塗布を行い、次いで単板を繊維方向に搬送してグルースプレッダにより接着剤を単板の上面へ塗布することを特徴とする単板への接着剤塗布方法。
  3. 単板を繊維方向に搬送し、グルースプレッダにより接着剤を単板の上面へ塗布するまでの搬送路に、搬送方向と直交方向に往復移動する切断装置と、該切断装置により搬送方向下手側において同じく直交方向に往復移動する接着剤塗布装置とを配置し、搬送される単板の搬送方向下手側端部及び上手側端部が前記切断装置の位置に到達する都度単板を停止させ、次いで切断装置を前記直交方向に各々片道移動させて前記単板の前記両端部にそれぞれ厚さ方向へ傾斜し且つ互いに平行な傾斜面を形成すること、及び搬送方向下手側の傾斜面及び搬送方向上手側の傾斜面がそれぞれ接着剤塗布装置の位置に到達する都度単板を停止させ、次いで接着剤塗布装置を前記直交方向に各々片道移動させて前記傾斜面のうち前記上面となす角が鈍角となる方の傾斜面の部分と、前記傾斜面のうち前記上面となす角が鋭角となる方の傾斜面と前記単板の厚さ方向において対応する前記上面部分とに接着剤の塗布を行い、次いで単板を繊維方向に搬送してグルースプレッダにより接着剤を単板の上面へ塗布することを特徴とする単板への接着剤塗布方法。
  4. 接着剤塗布装置には、グルースプレッダで塗布する場合に比べてスカーフ単板に加わる力が小さい方式を採用した請求項1〜3の何れかに記載した単板への接着剤塗布方法。
  5. 接着剤塗布装置は、繊維方向と直交する方向へ筋状に接着剤を塗布するものである請求項1〜4の何れかに記載した単板への接着剤塗布方法。
JP2005330670A 2005-11-15 2005-11-15 単板への接着剤塗布方法 Active JP4994644B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005330670A JP4994644B2 (ja) 2005-11-15 2005-11-15 単板への接着剤塗布方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005330670A JP4994644B2 (ja) 2005-11-15 2005-11-15 単板への接着剤塗布方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007136290A JP2007136290A (ja) 2007-06-07
JP4994644B2 true JP4994644B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=38199785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005330670A Active JP4994644B2 (ja) 2005-11-15 2005-11-15 単板への接着剤塗布方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4994644B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108525961A (zh) * 2018-05-10 2018-09-14 无棣县棣棠花服装加工厂 一种便携式的多功能复合皮服装制作用刷胶器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6014886B2 (ja) * 2010-10-08 2016-10-26 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 木材の節脱落防止装置、及び節脱落防止処理を施した木質材料の製造方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518433A (en) * 1978-07-26 1980-02-08 Oohira Seisakusho:Kk Applicating method of adhesive to veneer
JPS62284702A (ja) * 1986-06-02 1987-12-10 橋本電機工業株式会社 単板積層材の製造方法および装置
JPS63170002A (ja) * 1987-01-08 1988-07-13 橋本電機工業株式会社 単板積層材の糊付工程における接着剤の塗布方法
JPH1034604A (ja) * 1996-07-18 1998-02-10 Meinan Mach Works Inc 単板接合装置及び単板の接合方法並びに接合単板及び単板搬送方法
JP4077575B2 (ja) * 1999-03-17 2008-04-16 株式会社名南製作所 板状体の切欠部への接着剤の塗布方法
JP4243180B2 (ja) * 2002-12-27 2009-03-25 株式会社名南製作所 積層材の製造方法及び積層材の製造装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108525961A (zh) * 2018-05-10 2018-09-14 无棣县棣棠花服装加工厂 一种便携式的多功能复合皮服装制作用刷胶器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007136290A (ja) 2007-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021194829A (ja) シート化粧板材の製造装置
WO2019218802A1 (zh) 膜材裁切方法、裁切装置、复合膜材、背光模组和显示装置
JP4994644B2 (ja) 単板への接着剤塗布方法
US4342615A (en) Plywood layup line
JP2021154692A (ja) シート化粧板材の製造装置及び製造方法
JP4770678B2 (ja) シートラッピング製品の製造方法及び装置
JP2006297637A (ja) 製函装置
JP2011152640A (ja) 木質化粧ボードの端面加工方法
JP4243180B2 (ja) 積層材の製造方法及び積層材の製造装置
JP4575222B2 (ja) 製函装置
SE1150965A1 (sv) Förfarande för tillverkning av skivformat sandwichmaterial med wellpappkärna och ytskikt av härdad spånmatta
JP2002170089A (ja) カード状電子情報記憶媒体及びカード状電子情報記憶媒体の製造方法並びにカード状電子情報記憶媒体の製造装置
JP6654083B2 (ja) 化粧貼内装材の製造方法
JPH1052874A (ja) 配向積層板の製造方法及び製造装置並びに糊付装置
JP4894440B2 (ja) シートラッピング製品、その製造方法及び装置
JP2015174223A (ja) 木質材の製造方法
JP2001062807A (ja) 曲げ物の製造方法
JP4361542B2 (ja) ダイシングシートの貼付方法
CN101552226A (zh) 堆栈式芯片封装方法
JPH11267565A (ja) 木材接着装置
JP2005305408A (ja) 接着剤塗布装置
KR101793186B1 (ko) 보드용 합지 장치
JP4273742B2 (ja) 積層電子部品の製造方法
JPH03256701A (ja) 接着剤の塗工機
JP3004995U (ja) 紙製パレット及び紙製パレットの製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120410

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120509

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4994644

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250