JP4993702B2 - 画像形成装置及びその制御方法とプログラム - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法とプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4993702B2
JP4993702B2 JP2007065779A JP2007065779A JP4993702B2 JP 4993702 B2 JP4993702 B2 JP 4993702B2 JP 2007065779 A JP2007065779 A JP 2007065779A JP 2007065779 A JP2007065779 A JP 2007065779A JP 4993702 B2 JP4993702 B2 JP 4993702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print job
feeding
paper
air
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007065779A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008222400A5 (ja
JP2008222400A (ja
Inventor
雄一郎 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2007065779A priority Critical patent/JP4993702B2/ja
Priority to US12/041,351 priority patent/US7931264B2/en
Priority to KR1020080023227A priority patent/KR100974381B1/ko
Priority to CN2008100853865A priority patent/CN101266428B/zh
Priority to EP08152799.6A priority patent/EP1970333B1/en
Publication of JP2008222400A publication Critical patent/JP2008222400A/ja
Publication of JP2008222400A5 publication Critical patent/JP2008222400A5/ja
Priority to US13/070,162 priority patent/US8262078B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4993702B2 publication Critical patent/JP4993702B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/44Simultaneously, alternately, or selectively separating articles from two or more piles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/08Separating articles from piles using pneumatic force
    • B65H3/12Suction bands, belts, or tables moving relatively to the pile
    • B65H3/124Suction bands or belts
    • B65H3/128Suction bands or belts separating from the top of pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/48Air blast acting on edges of, or under, articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/26Duplicate, alternate, selective, or coacting feeds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2405/00Parts for holding the handled material
    • B65H2405/10Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
    • B65H2405/15Large capacity supports arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2511/00Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
    • B65H2511/40Identification
    • B65H2511/415Identification of job
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2513/00Dynamic entities; Timing aspects
    • B65H2513/50Timing
    • B65H2513/51Sequence of process

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

本発明は画像形成装置及びその制御方法とプログラムに関し、特に、複数の給紙部を備える画像形成装置及びその制御方法とプログラムに関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置は、記録紙(記録シート)を格納する用紙格納部(給紙段)を持ち、その用紙格納部から給紙装置によって記録紙を像形成部に搬送する。像形成部は、こうして搬送された記録紙上に画像を形成し、像が形成された記録紙を機外に排出している。このような画像形成装置の給紙装置として、給紙ローラの回転によってシートを下流側に搬送するローラ給紙装置が一般的である。このローラ給紙装置では、ローラの表面がゴム等の弾性体で構成され、かつ、その給紙性能はローラ表面の摩擦係数に大きく依存する。従って、磨耗によるローラの外形変化、ローラの材質の経時変化、紙粉の付着等によるローラ表面の摩擦係数の変化により給紙性能が安定しないという問題がある。また、ローラ給紙装置は高速給紙に対応できなかったり、各種の表面状態の異なる記録紙に対応しきれないという問題があった。
これらの問題を解決するために、特許文献1は、エア分離方式を採用したエア給紙装置を提案している。このエア給紙装置は、シート積載部に積載されているシートの端部にエアを吹き付けることにより上部のシートをさばくシートさばき手段と、搬送ベルトに最上位のシートを吸着して搬送する吸着搬送手段を備えている。
また従来の画像形成装置では、種々の用紙に画像形成をするために複数の用紙格納部を設けることによって、各用紙格納部ごとに種々のサイズの記録紙を格納できるものも存在する。また、複数の給紙段に同一のサイズの記録紙を格納することによって、大量の記録紙を画像形成装置内に格納して、大量の画像形成を行うことができる装置も一般的になっている。
このように複数の給紙段を有する画像形成装置において、エア給紙装置を利用する場合には、以下のような問題が存在する。
各給紙段に備えられたエア給紙装置は、シートの端部にエアを吹き付けることで上部のシートをさばく手段、及び搬送ベルトに最上位のシートを吸着する手段を有しており、これらの手段では空気圧力を利用している。空気圧力を利用する場合、給紙動作を行うためにエアの抽気/吸気を行っても給紙段のシートに空気圧が作用するまでに時間的な遅れが生じる。この原因としては、ダクトの長さ、エアを給紙段ごとに切り替えるためのダクト内の開閉弁の切り替え時間、シートの重さによるさばき時間の遅れ等が考えられる。このようにエア給紙装置では、給紙動作を開始しようとしてもシートに空気圧が作用するまでの時間的な遅れが生じるため給紙動作に遅れが生じ、ジョブのスループットが低下するという問題がある。
また特許文献2は、紙無しが発生した用紙格納部以外の用紙格納部に同一のサイズの用紙があるかを調べ、あれば給紙動作を停止させずに、その用紙格納部から用紙を給紙し続けることを記載されている。この機能により、紙無しによる稼働停止時間を短縮し、印刷ジョブの効率を高めている。
また特許文献3は、常時2つの給紙装置にエアを作用させることによって、給紙段切り替えの遅延をなくしたエア給紙装置を提案している。この文献3では、1つの抽気装置及び給気装置によって複数の複写トレイに抽気、給気の分配をしている。そして、2つのトレイの開閉弁を開放したときに給紙が可能となる圧力に設定して、常時2つの開閉弁が開放するように開閉制御手段によって弁制御を行っている。この制御では、常時2つの開閉弁が開いているため、2つのトレイの同時給紙が行われても空気圧力変動が生じないか、あっても極僅かである。これにより、給紙段の切り替え時に、トレイ側での空気圧を、動作に必要な値に迅速に変化させることができる。このように、給紙段の切り替えのロスをなくして、印刷ジョブのスループットの低下を防止することが提案されている。
特開平6−199437号公報 特開2002−40881号公報 特開平5−286590号公報
上述のようにエア給紙は、ローラ給紙と比較して、より高速な画像形成装置に対応することが可能である。しかしながら、エア給紙では、エア給紙が可能になるまでに時間を要するため、ファースプリント(画像形成装置がジョブの実行の指示を受付けてから最初の印刷出力を得るまでの時間)が遅くなるという問題点があった。
本発明の目的は、上述した従来の問題点を解決することにある。
発明の特徴は、給紙を行うためにエアの準備動作を行う第1の給紙部から給紙する第1の印刷ジョブ、及び、ローラを用いて給紙を行う第2の給紙部から給紙する第2の印刷ジョブを受け付ける画像形成装置で、第1の給紙部におけるエアの準備動作が完了していないことが原因で印刷完了までの時間が長くなることを抑制することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、
給紙を行うためにエアの準備動作を行う第1給紙部から給紙する第1印刷ジョブ、及びローラを用いて給紙を行う第2給紙部から給紙する第2印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
前記第1給紙部における前記準備動作が完了しているか否かを判別する判別手段と、
記判別手段によって前記第1給紙部における前記準備動作が完了していないと判別すると、前記第1印刷ジョブを待機させ、前記第1の印刷ジョブより後に受け付けた前記第2印刷ジョブを、前記第1の印刷ジョブを待機させている間に実行る制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ローラ給紙と給紙を行うためにエアの準備動作を行う第1の給紙部から給紙する第1の印刷ジョブ、及び、ローラを用いて給紙を行う第2の給紙部から給紙する第2の印刷ジョブを受け付ける画像形成装置で、第1の給紙部におけるエアの準備動作が完了していないことが原因で印刷完了までの時間が長くなることを抑制することができるという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例としてのデジタル複合機1000の構成図である。
この複合機1000では、スキャナ部1001、プリンタ部1002、ファクシミリ部1003、操作部1004がコントローラ1100と接続されている。操作部1004は、ユーザに対する警告やメッセージを表示する表示部と、ユーザにより操作される各種キーやスイッチ等を有している。またネットワークインターフェース(I/F)部1111を介してLAN1005に接続され、電話網1006がファクシミリ部1003に接続されている。
次にコントローラ1100の構成を説明する。CPU1113は、システムバス1120に接続されている。CPU1113は、このバス1120を介して、スキャナI/F部1101、プリンタI/F部1102、ファクシミリI/F部1103、操作I/F部1104、ネットワークI/F部1111と接続している。更に、CPU1113は、記憶部1112、RAM1114、ROM1115、画像処理部1116と接続している。これら各部との間の信号の流れに基づいて各部の動作を説明する。
スキャナ部1001より供給される画像データは、スキャナI/F部1101を介して画像処理部1116で画像処理された後、RAM1114に格納される。またスキャナ部1001から発行される制御コマンドはCPU1113へ転送される。LAN1005より受信したプリントデータは、ネットワークI/F部1111を介して画像処理部1116でラスタライズ(描画)された後、RAM1114に転送されて記憶される。またネットワークI/F部1111で受信した制御コマンドはCPU1113へ転送される。電話網1006より受信したファクシミリデータは、ファクシミリ部1003を介してRAM1114に転送されて記憶される。またファクシミリ部1003から供給される制御コマンドは、CPU1113へ転送される。
RAM1114に格納されたこれらの画像データは、CPU1113による制御の下で、画像処理部1116において画像の回転処理や変倍処理などの画像処理がなされる。その後、プリンタI/F部1102を介してプリンタ部1002に送られるか、或は、ファクシミリ部1003を介して電話網1006へ伝送される。
またCPU1113は、スキャナI/F部1101或はファクシミリ部1003より、操作部1004への表示を要求するコマンドを受け取ると、その指定された表示内容を操作部1004の表示部に表示する。更に、操作部1004において、ユーザによるキーオペレーションがなされると、そのオペレーション情報が操作I/F部1104を介してCPU1113に供給される。CPU1113は、この操作I/F部1104より受取ったオペレーション情報を、その操作内容に応じて、スキャナI/F部1101,ファクシミリ部1003に転送するかを判断する。またCPU1113は、そのオペレーション情報に基づいて画像データの入出力制御を行う。ネットワークI/F部1111は、通信プロトコルに従ってデータの送受信が可能である。
このような制御を司るCPU1113の制御プログラムは、ROM1115に記憶されており、CPU1113は、このROM1115に記憶された制御プログラムに基づいて動作する。尚、RAM1114は、CPU1113による各種制御処理の実行時、作業領域として使用される。
図2は、本実施の形態に係るデジタル複合機1000の構造を説明する概略断面図である。
このデジタル複合機本体1000の上部には、自動原稿送り装置(ADF)280が設けられている。プラテンガラス201は、読取られる原稿を載置する台である。スキャナユニット202は、照明用ランプ203や走査ミラー204等を有し、このスキャナユニット202は、モータ(不図示)の回転により所定方向に往復走査される。このスキャナユニット202の光が照射された原稿からの反射光は、走査ミラー204〜206を介してレンズ207を透過してイメージセンサ208(CCDセンサ)に結像する。
露光制御部209は、レーザやポリゴンスキャナ等を有し、イメージセンサ208から供給される電気信号に画像処理部1116で画像処理が施された画像信号に基づいて変調されたレーザ光219を感光体ドラム211に照射する。この感光体ドラム211の周囲には、一次帯電器212、現像器213、転写帯電器216、前露光ランプ214、クリーニング装置215が装備されている。
感光体ドラム211はモータ(不図示)の回転により図に示す矢印の方向に回転しており、その表面が一次帯電器212により所望の電位に帯電された後、露光制御部209からのレーザ光219が照射されて静電潜像が形成される。こうして感光体ドラム211上に形成された静電潜像は、現像器213により現像されて、トナー像として可視化される。
一方、右カセットデッキ221、左カセットデッキ222、上段カセット223或は下段カセット224に収容されている転写紙(記録シート、或は用紙とも言う。OHPシートのような、紙以外の材質のシートも含む)は、それぞれピックアップローラ225,226,227,228の回転によりピックアップされる。その後、各給紙ローラ229,230,231,232の回転により本体内に搬送される。こうして本体内に搬送された転写紙は、レジストローラ233により転写ベルト234に給送される。その後、感光体ドラム211上で可視化されたトナー像が転写帯電器216により転写紙に転写される。こうしてトナー像を転写した後の感光体ドラム211の表面は、クリーニング装置215により清掃され、前露光ランプ214により残留電荷が消去される。
一方、トナー像が転写された転写紙は、分離帯電器217によって感光体ドラム211から分離され、転写ベルト234によって定着器235に送られる。この定着器235は、加圧、加熱により転写紙上のトナー像を定着させる。こうしてトナー像が定着された用紙は、排紙ローラ236の回転により本体の外に排出される。
この複合機1000は、例えば4000枚の転写紙を収納できるデッキ250を装備している。このデッキ250は、いわゆるエア分離方式を採用するもので、最上位の転写紙から順次用紙を分離給送するタイプである。デッキ250のリフタ251は、転写紙の量に応じて上昇する。転写紙は噴出ダクト255から噴出するエアによって1枚ずつに捌かれる。そして、最上位の転写紙は吸引ダクト252によって吸着され、給紙ローラ253の回転によって本体内に送られる。また、100枚の転写紙を収容し得るマルチ手差し254が装備されている。
更に、排紙フラッパ237は、搬送パス238側と排出パス243側の経路を切り替えている。下搬送パス240は、排紙ローラ236から送り出された転写紙を、反転パス239を介し、転写紙を裏返して再給紙パス241に導く。左カセットデッキ222から給紙ローラ230により給紙された転写紙も再給紙パス241に導かれる。再給紙ローラ242は、転写紙を、上述の転写帯電器216等を有する転写部に再給紙する。
排出ローラ244は、排紙フラッパ237の近傍に配置されて、この排紙フラッパ237により排出パス243側に切り替えられた転写紙を機外に排出する。
両面記録(両面複写)時には、排紙フラッパ237を上方に上げて、複写済みの転写紙を、搬送パス238、反転パス239、下搬送パス240を介して再給紙パス241に導く。このとき、反転ローラ245によって転写紙の後端が搬送パス238から全て抜け出し、且つ、反転ローラ245に転写紙が噛んだ状態の位置まで反転パス239に引き込み、反転ローラ245を逆転させることによって下搬送パス240に送り出す。そして本体から転写紙を反転して排出する時には、排紙フラッパ237を上方へ上げ、反転ローラ245によって転写紙の後端が搬送パス238に残った状態の位置まで反転パス239に引き込む。その後、反転ローラ245の回転を逆転させることによって、転写紙を裏返して排出ローラ244側に送り出す。
排紙処理装置290は、デジタル複合機1000から一枚ずつ排出される転写紙を処理トレイ294に積載して揃える。一部の画像形成の排出が終了したら、転写紙束をステイプルして排紙トレイ292又は293に束で排出する。排紙トレイ293は、モータ(不図示)で上下に移動制御され、像形成処理動作の開始前に処理トレイの位置になるように移動する。用紙トレイ291には、排出された転写紙の間に挿入する区切り紙が積載される。Z折り機295は、排出された転写紙をZ折りにする。また、製本機296は、排出された転写紙一部をまとめてセンタ折りしステイプルを行うことによって製本を行う。こうして製本された紙束は、排出トレイ297に排出される。
図3は、本実施の形態に係るデジタル複合機の操作部1004の外観斜視図である。
テンキー301は、像形成枚数の設定や手法設定の数値入力に使用される。またファクシミリ設定画面では、電話番号の入力等に使用する。クリアキー302は、テンキー301で入力した設定を無効にする場合に使う。リセットキー303は、設定された像形成の枚数や動作手法、選択給紙段等の手法を既定値に戻す場合に使う。スタートキー304は像形成動作を開始する場合に押下されるキーである。このスタートキー304の中央には像形成が開始可能か否か示す赤色とグリーンのLED(不図示)があり、像形成を開始できない場合は赤色のLEDが点灯し、像形成を開始できる場合はグリーンのLEDが点灯する。複写動作を停止する場合はストップキー305を使用する。ガイドキー306は、あるキー機能が分からない際に押下するキーであり、機能が分からないキーの説明を表示部320に表示する。割り込みキー307は、像形成の動作中にユーザが他の作業をしたい場合に押下するキーである。
表示部320は液晶等で構成され、詳細な手法設定を容易にするべく設定手法に応じて表示内容が変わる。また、この表示部320の表面にはタッチセンサが設けられており、表示画面内に表示されている機能の枠内を指などで触れることにより、その機能が実行される。プルーフプリントを実行するためのキーであるプルーフプリント機能キーもそこに含まれる。コピー機能キー308、ファックス機能キー309、ボックス機能キー310は、コピー、ファックス、ボックスの各機能を指示するキーである。これらのキーが押されると操作部1004の表示部320の表示内容が切り替わる。コピー機能キー308を押すと不図示の画面でコピーに関する各種設定を行うことができる。またファックス機能キー309を押すと不図示の画面でファックスに関する各種設定を行うことができる。ボックス機能キー310は、記憶部1112に画像データを記憶する際、或は、記憶されている画像データをプリントアウトする際に押すキーである。
図4は、本実施の形態に係る右カセットデッキ221に設けられたシート吸着搬送部400を説明するための断面図である。尚、このシート吸着搬送部400は、図1に示す左カセットデッキ222、上段カセット223、下段カセット224、デッキ250に設けられていてもよい。図2に示したデジタル複合機1000は、デッキ250に図4のようなシート吸着搬送部を装備した例を示すものである。
このシート吸着搬送部400は、搬送ベルト401、図5に示す駆動部、吸引ダクト402、噴出ダクト403等を含んで構成されている。搬送ベルト401は、カセットデッキ221の上方において、給紙方向側をやや上方にした状態で配置されている。この搬送ベルト401は、駆動ローラ404及び従動ローラ405に巻回されており、駆動ローラ404の回転に伴って矢印B方向に回転されるようになっている。また、搬送ベルト401の表面には、転写紙を吸引吸着するための吸引穴408が形成されている。また吸引ダクト402内部には、搬送ベルト401に吸着される記録シートに押圧されて上方回動する吸着センサレバー406がある。更に、この吸着センサレバー406の上方回動に基づいて記録シートが搬送ベルト401に吸着したことを検知して吸着信号を出力する吸着センサ407が存在する。なお、シート吸着搬送部400の装着位置は、カセットデッキ(221、222)やカセット(223、224)、デッキ250によって異なる。例えば、図2におけるデッキ250に備えられる吸引ダクト252は、図4の吸引ダクト402に相当し、噴出ダクト255は図4の噴出ダクト403に相当する。
図5は、本実施の形態に係るシート吸着搬送部の駆動部を説明する図で、記録シート側から見た下面図である。
この駆動部は、駆動ローラ404を回転させることで、搬送ベルト401を図の矢印方向に移動させるものである。この駆動部は、図5に示すように、モータ440、ギアプーリ441、クラッチ442等を備えて構成されている。モータ440の駆動力は、ギアプーリ441、ベルト443を介してクラッチ442の入力軸に伝達される。このクラッチ442は、その出力軸が駆動ローラ404の駆動軸444に接続されている。従って、CPU1113によって、駆動ローラ404の駆動軸444をクラッチ442を接続させることで、モータ440の駆動力が駆動軸444を介して駆動ローラ404に伝えられ搬送ベルト401を移動できるようになっている。
吸引ダクト402は、搬送ベルト401の吸引穴408を通じて空気を吸引するためのものであり、搬送ベルト401の軌道内に配置されている。ファン445(図5)を作動させ、吸引ダクト402を通じて空気を吸引することで、吸引穴408近傍に負圧を生じさせるようになっている。また、吸引ダクト402内には、空気の吸引量を調整するための吸引バルブ446が配置されている(図5)。尚、ファン445の作用によって吸引された空気は、分離部409(図4)に流されて噴出されている。
分離部409は、記録シートの端部にエアを吹き付けて記録シートを浮上させて分離させることで、記録シートの吸着搬送を助けている。この分離部409は、噴出ダクト403、バルブ410、中継ダクト411、ファン445等を備えている。
この噴出ダクト403は、図4に示すように、カセットデッキ221の給紙方向の下流側で、且つ駆動ローラ404の下方に配置されている。噴出ダクト403には、図4における矢印C方向(水平方向)にエアを噴出するさばきノズル412と、矢印D方向にエアを噴出する分離ノズル413とが各々形成されている。これらさばきノズル412及び分離ノズル413から噴出されるエアは、中継ダクト411を通じてファン445から供給されている。噴出ダクト414と中継ダクト411との接続部には、エアの噴出量を調整するためのバルブ410が配置されている(図5)。このバルブ410は、CPU1113からの指示に従ってその開度が調整可能である。
図6は、本実施の形態に係るシート吸着搬送部を図5の左側から見た側面図である。
ファン445は、CPU1113からの指示に従って回転するモータ(不図示)により駆動されている。ファン445は、図5に示す通り、上述した吸引ダクト402からの空気の吸引にも利用されている。つまり、ファン445は、シート吸着搬送部400における吸引用と、分離部409におけるエアの送風用とを兼ねている。図6では、吸引ダクト402と噴出ダクト414との間でのエアの流れが示されている。
このような構成を採用した場合、場合によっては、記録シートの吸着に適した吸引を行っているだけでは、噴出ダクト414から噴出させるエアの量が足りなくなる場合も考えられる。また、吸引ダクト402における吸引を行うことなく、噴出ダクト414に対してエアを噴出したい場合もある。そのため、吸引ダクト402には、開口部より上流側は開口されて大気に開放されている。そして、この開口部よりも下流側にはリリーフバルブ416が設けられている。このリリーフバルブ416は、通常は、その自重により吸引ダクト402の開口を塞いでいる。しかし、吸引ダクト402内の負圧が所定値以上になると、大気圧に押されて開き、大気を吸引ダクト402内に導入するようになっている。つまり、リリーフバルブ416は、定圧弁としての役割を果たしている。給紙ローラ229は、このシート吸着搬送部400によって搬送されてきた記録シートを、転写部へ搬送しており、シート吸着搬送部400の給紙方向下流側に設置されている。
図4、図5、図6に示すようなシート吸着搬送部400を備えたデッキ250によるエア給紙の動作について説明する。
まず、ファン445およびモータ440を動作させ、バルブ410を開き、噴出ダクト403にエアを供給する。その結果、さばきノズル412、分離ノズル413からは、所定方向にエアが噴出され、さばき処理が開始される。このとき、さばきノズル412より噴出されたエアが記録シート間に入り込むことで、記録シート束の上部数枚がさばかれながら浮上する。なお、このさばき処理は、浮上した記録シート束の上部数枚が安定した状態になるであろう所定時間の間行なわれる。
上述のさばき処理を所定時間行なった後に、吸引バルブ446を開く。すると、吸引ダクト402内に負圧が生じ、さばきノズル412からのエアにより浮上している記録シートのうち、最上面の記録シートSが搬送ベルト401の表面に吸着される。分離ノズル413から噴出されたエアは、最上面の記録シートとそれ以外の記録シートとを分離する。これにより、最上面の記録シート以外の記録シートが一緒に吸着されてしまうことはない。
吸引ダクト402内部に設けられた吸着センサ407が、記録シートが搬送ベルト401の表面に吸着したことを検知すると、クラッチ442をつないで搬送ベルト401を回転させる。その結果、搬送ベルト401に吸着された記録シートは、給紙方向に搬送されてゆく。これにより、デッキ250に装填された記録シートが1枚ずつ給紙される。
上述のさばき処理はエア給紙を行なうカセット或はデッキ(これらを総称してエア給紙部と呼ぶ)からエア給紙を行なうための準備処理の1つである。このような準備処理が完了するとエア給紙部は給紙可能な状態に移行することが出来、エア給紙部からの給紙を開始することができる。
[実施の形態1]
次に、本発明の実施の形態1に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え制御処理について説明する。
図7は、本実施の形態1に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはROM1115に記憶されており、CPU1113の制御の下に実行されている。
この処理は、このデジタル複合機1000がエア給紙による印刷ジョブを受信することにより開始される。まずステップS1で、この印刷ジョブの受信後、エア給紙部の状態を取得してエア給紙部の状況を判別する。次にステップS2で、エア給紙部からの記録シートの搬送の準備が完了しているか否かを判断する。本実施形態では、エア給紙部からの記録シートの搬送の準備が完了しているか否かを判断するために、上述のさばき処理が完了しているか否かを判定する。具体的には、さばきノズル412、分離ノズル413からエアの噴出を開始してから、予め定められた時間が経過していればさばき処理が完了したものと判定する。なお、ステップS2の処理は、エア給紙部からの記録シートの搬送の準備が完了しているか否かを判断するものであれば、他の判定方法でも構わない。ここでエア給紙部からの記録シートの搬送の準備が完了していると判断するとステップS3に進み、エア給紙により、対応する記録シートを収容しているデッキ或はカセットから記録シートを給紙して、受信した印刷ジョブを実行してステップS4に進む。ステップS4では、このエア給紙によるジョブが完了したかを調べ、完了していないときはステップS3を引き続き実行するが、ジョブが完了すると、この処理を終了する。
一方、ステップS2で、さばき処理を行なっているが、未だ処理が完了していない等の理由でエア給紙部の準備が完了していない(エア給紙準備中)と判断するとステップS6に進む。
またステップS2で、さばき処理を開始していない状態であれば(エア給紙未準備)ステップS5に進み、さばき処理を開始してエア給紙の準備を開始してステップS6に進む。ここで、エア給紙による印刷ジョブは実行開始せずに待機することになる。
ステップS6では、エア給紙の準備が完了してエア給紙による印刷ジョブの実行が可能(エア給紙可能)となる前に(エア給紙による印刷ジョブの待機中)、ローラ給紙により印刷を行う印刷ジョブが入力されたかを判定する。ローラ給紙による印刷ジョブが入力されないときはステップS3に進み、エア給紙準備完了を待って、エア給紙により、対応する記録シートを収容しているデッキ或はカセットから記録シートを給紙して、受信した印刷ジョブを実行する。
一方、ステップS6で、ローラ給紙による印刷ジョブが入力されるとステップS7に進み、ローラ給紙により、対応する記録シートを収容しているデッキ或はカセットから記録シートを給紙して、受信した印刷ジョブを実行する。そしてステップS8で、このローラ給紙による印刷ジョブが完了するとステップS3に進み、エア給紙準備完了を待って、エア給紙により、対応する記録シートを収容しているデッキ或はカセットから記録シートを給紙して、受信した印刷ジョブを実行する。ステップS4では、このエア給紙による印刷ジョブが完了したかを判定し、印刷ジョブが完了すると、この処理を終了する。
このように本実施の形態1によれば、エア給紙による印刷ジョブを受信してエア給紙の準備中にローラ給紙による印刷ジョブを受信すると、そのローラ給紙による印刷ジョブを先に実行する。これにより、印刷ジョブの実行時における総印刷待ち時間を短縮することが可能になる。
[実施の形態2]
上述の実施の形態1では、エア給紙の準備中にローラ給紙による印刷ジョブを受信すると、無条件にローラ給紙による印刷ジョブを実行していた。これに対して実施の形態2では、ローラ給紙による印刷ジョブの印刷枚数が既定枚数以下の場合にそのローラ給紙による印刷ジョブを実行することにより、エア給紙の開始を必要以上に遅らせないようにしている。
図8は、本実施の形態2に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはROM1115に記憶されており、CPU1113の制御の下に実行されている。尚、この実施の形態2に係るデジタル複合機のハードウェア構成は、前述の実施の形態1の場合と同じであるため、その説明を省略する。尚、図8において、ステップS11〜16の処理は、前述の図7のステップS1〜S6と同じであるため、その説明を省略する。
ステップS16では、エア給紙の準備が完了してエア給紙による印刷ジョブの実行が可能となる前に、ローラ給紙により印刷を行う印刷ジョブが入力されたかを判定する。ここでローラ給紙による印刷ジョブが入力されるとステップS17に進み、そのローラ給紙による印刷ジョブで印刷する枚数が既定の枚数以下であるかを判定する。既定の枚数以下でないと判定したときはステップS13に進み、エア給紙の準備が完了するのを待って、最初に受信したエア給紙による印刷ジョブを実行する。
一方ステップS17で、ローラ給紙による印刷ジョブで印刷する枚数が既定の枚数以下であればステップS18に進み、ローラ給紙により、対応する記録シートを収容しているデッキ或はカセットから記録シートを給紙して、受信した印刷ジョブを実行する。そしてステップS19で、このローラ給紙による印刷ジョブが完了するの待ってステップS11に戻り、前述の処理を実行する。
またステップS14で、エア給紙による印刷ジョブが完了するとステップS20に進み、エア給紙による印刷ジョブの実行前、或はその印刷ジョブの実行中に、ローラ給紙による印刷ジョブを受信しているかを判定する。ローラ給紙による印刷ジョブを受信していなければ、そのまま処理を終了するが、受信していればステップS21に進み、ローラ給紙により、対応する記録シートを収容しているデッキ或はカセットから記録シートを給紙して、受信した印刷ジョブを実行する。そしてステップS22で、その印刷ジョブを完了すると、この印刷ジョブを終了する。
尚、「印刷ジョブで印刷する枚数」は、印刷対象となる文書のページ数としても良い。或は、印刷対象となる文書のページ数と、その印刷ジョブに対する印刷設定とによって決定される、当該印刷ジョブのためにローラ給紙により給紙すべき記録シートの総枚数としてもよい。印刷ジョブに対する印刷設定としては、印刷部数や、両面/片面の設定や、面付けの設定(N upなど)などが挙げられる。
このように本実施の形態2によれば、エア給紙による印刷ジョブを受信してエア給紙を準備しているときにローラ給紙による印刷ジョブを受信すると、その印刷ジョブの枚数が既定数以下の場合には、ローラ給紙による印刷ジョブを実行する。一方、既定数以上のときには、ローラ給紙による印刷ジョブでなく、最初のエア給紙による印刷ジョブを実行するので、エア給紙による印刷ジョブの遅れを防止できる。
また印刷ジョブでの印刷枚数を適切に設定すれば、エア給紙による印刷ジョブ、或はローラ給紙による印刷ジョブを優先させることができる。またこれにより総印刷の待ち時間を短縮することが可能になる。
[実施の形態3]
この実施の形態3では、先行したエア給紙による印刷ジョブではなく、後続のローラ給紙による印刷ジョブが先に実施される場合に、その旨を印刷ジョブの発行元、例えば、印刷ジョブを発行したクライアントPCのユーザに通知することを特徴としている。
図9は、本実施の形態3に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはROM1115に記憶されており、CPU1113の制御の下に実行されている。尚、この実施の形態3に係るデジタル複合機のハードウェア構成は、前述の実施の形態1の場合と同じであるため、その説明を省略する。尚、図9において、ステップS31〜S36及びステップS38,S39の処理は、前述の図7のステップS1〜S6及びステップS7,S8と同じであるため、その説明を省略する。
ステップS36では、エア給紙の準備が完了してエア給紙による印刷ジョブの実行が可能となる前に、ローラ給紙により印刷を行う印刷ジョブを受信したかを判定する。ここで、ローラ給紙による印刷ジョブが入力されたと判定するとステップS37に進み、先に受信したエア給紙による印刷ジョブの送信元のコンピュータへ、その印刷ジョブの処理順序が変更されることを通知する。そしてステップS38に進み、ローラ給紙による印刷ジョブを実行する。
以上説明したように本実施の形態3によれば、エア給紙による印刷ジョブを受信してエア給紙を準備しているときにローラ給紙による印刷ジョブを受信して印刷ジョブの印刷処理順序が変更された場合、最先のエア給紙による印刷ジョブの送信元へ通知できる。
[実施の形態4]
この実施の形態4では、エア給紙による印刷ジョブの準備が完了しないうちにローラ給紙による印刷ジョブを受信した場合、ローラ給紙による印刷ジョブを実行する。そして、そのローラ給紙による印刷ジョブの実行中に、エア給紙の準備が完了すると、ローラ給紙の印刷ジョブの終了を待たずにエア給紙による印刷ジョブに切替えることを特徴としている。
図10は、本実施の形態4に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはROM1115に記憶されており、CPU1113の制御の下に実行されている。尚、この実施の形態4に係るデジタル複合機のハードウェア構成は、前述の実施の形態1の場合と同じであるため、その説明を省略する。尚、図10において、ステップS41〜S46の処理は、前述の図7のステップS1〜S6と同じであるため、その説明を省略する。
ステップS46では、エア給紙の準備が完了してエア給紙による印刷ジョブの実行が可能となる前に、ローラ給紙により印刷を行う印刷ジョブが入力されたかを判定する。ローラ給紙による印刷ジョブが入力されるとステップS47に進み、前述と同様にしてローラ給紙による印刷ジョブを実行する。次にステップS48で、ローラ給紙による印刷ジョブが完了する前にエア給紙の準備が完了したかを判定する。エア給紙の準備が完了していなければステップS49に進み、ローラ給紙による印刷ジョブが完了したかを判定し、この印刷ジョブが完了していない場合はステップS47に進み、ローラ給紙による印刷ジョブを続行する。一方、ステップS49で、ローラ給紙による印刷ジョブが完了するとステップS43に進み、エア給紙の準備が完了するのを待ってエア給紙による印刷ジョブを実行する。
またステップS48で、ローラ給紙による印刷ジョブが完了する前にエア給紙の準備が完了したと判定するとステップS50に進み、現在実行中の、ローラ給紙による印刷ジョブを停止する。そしてステップS51に進み、ステップS43と同様にして、最初に受信したエア給紙による印刷ジョブを実行する。そしてステップS52で、このエア給紙による印刷ジョブが完了するまでステップS51,S52を実行する。そしてこのエア給紙による印刷ジョブが完了するとステップS52からステップS53に進み、中断されていたローラ給紙による印刷ジョブを再開する。そしてステップS54で、このローラ給紙による印刷ジョブが完了すると、この処理を終了する。
以上説明したように本実施の形態4によれば、エア給紙による印刷ジョブを受信してエア給紙を準備しているときにローラ給紙による印刷ジョブを受信して、ローラ給紙による印刷ジョブを実行する。そして、このジョブの実行中にエア給紙の準備が完了すると、エア給紙による印刷ジョブを優先して実行することにより、最終的な印刷順序を変更することなく印刷ジョブを実行でき、最初の印刷ジョブが終了するまでの時間が長くなるのを防止できる。
[実施の形態5]
この実施の形態5では、前述の実施の形態4において、エア給紙の準備が完了する前にローラ給紙による印刷ジョブを受信すると、その印刷ジョブが、ステイプルの指定や製本印刷処理を指定しない場合に、ローラ給紙による印刷ジョブを実行する。一方、ステイプルの指定や製本印刷処理を指定していればエア給紙による印刷ジョブを実行している。これにより、エア給紙による印刷ジョブの終了が遅れるのを防止できる。
図11は、本実施の形態5に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはROM1115に記憶されており、CPU1113の制御の下に実行されている。尚、この実施の形態5に係るデジタル複合機のハードウェア構成は、前述の実施の形態1の場合と同じであるため、その説明を省略する。尚、図11において、ステップS61〜S66の処理は、前述の図7のステップS1〜S6と同じであるため、その説明を省略する。
ステップS66では、エア給紙の準備が完了してエア給紙による印刷ジョブの実行が可能となる前に、ローラ給紙により印刷を行う印刷ジョブが入力されたかを判定する。ローラ給紙による印刷ジョブが入力されるとステップS67に進み、その印刷ジョブがステイプル指定、製本印刷指定のいずれかであるかを判定する。ここでステイプル指定、製本印刷指定のいずれかが指定されていればステップS63に進み、エア給紙の準備が完了するのを待って、先に受信しているエア給紙による印刷ジョブを実行する。これにより、ローラ給紙による印刷ジョブにて印刷された記録シートと、エア給紙による印刷ジョブにて印刷された記録シートとが混在したままステイプル処理されたり、製本処理されたりすることを防止することができる。
一方、ステップS67で、ステイプル指定、製本印刷指定のいずれも指定されていないときはステップS68に進み、ローラ給紙による印刷ジョブを実行する。次にステップS69で、ローラ給紙による印刷ジョブが完了する前にエア給紙の準備が完了したかを判定する。エア給紙の準備が完了していなければステップS78に進み、ローラ給紙による印刷ジョブが完了したかを判定し、この印刷ジョブが完了していない場合はステップS68に戻り、ローラ給紙による印刷ジョブを続行する。一方、ステップS78で、ローラ給紙による印刷ジョブが完了するとステップS63に進み、エア給紙の準備が完了するのを待って、エア給紙による印刷ジョブを実行する。
またステップS69で、ローラ給紙による印刷ジョブが完了する前にエア給紙の準備が完了したと判定するとステップS70に進み、現在実行中の、ローラ給紙による印刷ジョブを停止する。そしてステップS71に進み、最初に受信した、エア給紙による印刷ジョブを実行する。そしてステップS72で、このエア給紙による印刷ジョブが完了するまでステップS71,S72を実行する。そしてこのエア給紙による印刷ジョブが完了するとステップS72からステップS73に進み、中断されていたローラ給紙による印刷ジョブを実行する。そしてステップS74で、このローラ給紙による印刷ジョブが完了すると、この処理を終了する。
またステップS64で、エア給紙による印刷ジョブが完了するとステップS75に進み、ローラ給紙による印刷ジョブが残っているかを判断する。ローラ給紙による印刷ジョブが無ければ、この処理を終了するが、ローラ給紙による印刷ジョブが残っているときはステップS76に進み、ローラ給紙による印刷ジョブを実行する。そしてステップS77で、このローラ給紙による印刷ジョブが完了するのを待って、この処理を終了する。
以上説明したように本実施の形態5によれば、ステイプル処理や製本印刷処理等のような印刷処理の順番に意味がある印刷ジョブの順番を変更しないことにより、最終的な印刷順序を変えずに印刷処理を実行できる。
また、ステイプル処理や製本印刷処理により、最先のエア給紙による印刷ジョブの完了までの時間が長くなるのを防止できるという効果がある。
[実施の形態6]
この実施の形態6では、ローラ給紙による印刷ジョブの実行時と、エア給紙による印刷ジョブの実行時とで、印刷済の記録シートの排紙先を変更することを特徴としている。
図12は、本実施の形態6に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはROM1115に記憶されており、CPU1113の制御の下に実行されている。尚、この実施の形態6に係るデジタル複合機のハードウェア構成は、前述の実施の形態1の場合と同じであるため、その説明を省略する。尚、図12において、ステップS81〜S86の処理は、前述の図7のステップS1〜S6と同じであるため、その説明を省略する。
ステップS86では、エア給紙の準備が完了してエア給紙による印刷ジョブの実行が可能となる前に、ローラ給紙により印刷を行う印刷ジョブが入力されたかを判定する。ローラ給紙による印刷ジョブが入力されるとステップS87に進み、ローラ給紙による印刷ジョブを実行する。次にステップS88で、ローラ給紙による印刷ジョブが完了する前にエア給紙の準備が完了したかを判定する。エア給紙の準備が完了していなければステップS89に進み、ローラ給紙による印刷ジョブが完了したかを判定し、この印刷ジョブが完了していない場合はステップS87に戻り、ローラ給紙による印刷ジョブを続行する。一方、ステップS89で、ローラ給紙による印刷ジョブが完了するとステップS83に進み、エア給紙の準備が完了するのを待って、エア給紙による印刷ジョブを実行する。
またステップS88で、ローラ給紙による印刷ジョブが完了する前にエア給紙の準備が完了したと判定するとステップS90に進み、現在実行中の、ローラ給紙による印刷ジョブを停止する。そして印刷済の記録シートの排紙先(排紙トレイ292,293,297のいずれか)を、ローラ給紙による印刷ジョブとは異なる排紙先に指定する。。そしてステップS91に進み、最初に受信した、エア給紙による印刷ジョブを実行する。そしてステップS92で、このエア給紙による印刷ジョブが完了するまでステップS91,S92を実行する。そしてこのエア給紙による印刷ジョブが完了するとステップS92からステップS93に進み、ステップS87でのローラ給紙による印刷ジョブの実行時の排紙先に戻し、中断されていたローラ給紙による印刷ジョブを再開する。そしてステップS94で、このローラ給紙による印刷ジョブが完了すると、この処理を終了する。
以上説明したように実施の形態6によれば、異なる印刷ジョブによる印刷結果が混ざり合って排紙されるのを防ぐことができる。
尚、本実施の形態は、ホストコンピュータ等から送信される印刷ジョブを実行する場合だけでなく、本体の操作部1004から指示されるコピー処理などの印刷ジョブ、或はファクシミリ受信による印刷ジョブにも適用できる。
また、実施の形態3では、印刷ジョブ処理順序が変更されたことを、印刷ジョブの送信元のコンピュータへ通知していたが、実行指示された印刷ジョブによって通知先を変えてもよい。例えば、印刷ジョブがコピー処理の場合は、デジタル複合機の操作部に表示してもよい。また印刷ジョブが、ユーザPCのプリンタドライバから送信されたものであれば、そのPCのディスプレイに表示してもよい。更には、その印刷ジョブがファクシミリ受信ジョブであれば、どこにも通知しなくてもよい。
また上述の実施の形態1〜6は、それぞれ単独で説明したが、適宜組み合わされても良い。例えば、実施の形態2における既定枚数以下の条件、或は実施の形態5のステイプルや製本印刷を含まないという条件は、他の実施の形態におけるローラ給紙による印刷ジョブを実行するか否か判別条件に組み込まれても良い。
また実施の形態3におけるユーザへの通知は、他の実施の形態1,2,4〜6でも実施されても良い。
更に、実施の形態6における、エア給紙とローラ給紙における排紙先の切替えは、他の実施の形態1〜5でも実施されても良い。
[他の実施の形態]
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成され得る。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、様々なものが使用できる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。その場合、ダウンロードされるのは、本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する形態としても良い。その場合、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムが実行可能な形式でコンピュータにインストールされるようにする。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される形態以外の形態でも実現可能である。例えば、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるようにしてもよい。この場合、その後で、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
以上説明したように実施の形態1によれば、エア給紙による印刷ジョブを受信してエア給紙を準備しているときにローラ給紙による印刷ジョブを受信すると、そのローラ給紙による印刷ジョブを優先して実行する。これにより、総印刷待ち時間を短縮することが可能になる。
また本実施の形態2によれば、エア給紙による印刷ジョブを受信してエア給紙を準備しているときにローラ給紙による印刷ジョブを受信すると、そのローラ給紙による印刷ジョブでの印刷枚数が既定数よりも少ない場合に、その印刷ジョブを優先して実行する。これにより、総印刷待ち時間を短縮することが可能になる。また、ローラ給紙による印刷ジョブでの印刷枚数が既定数よりも多い場合には、その元のエア給紙による印刷ジョブを優先して実行することにより、エア給紙による印刷ジョブが完了するまでの総印刷待ち時間を短縮することが可能になる。
また実施の形態3によれば、エア給紙による印刷ジョブを受信してエア給紙を準備しているときにローラ給紙による印刷ジョブを受信すると、そのローラ給紙による印刷ジョブを実行する場合の、その印刷ジョブの送信元へ印刷の順番が変更されたことを通知できる。
また実施の形態4によれば、エア給紙による印刷ジョブを受信してエア給紙を準備しているときにローラ給紙による印刷ジョブを受信すると、そのローラ給紙による印刷ジョブを優先して実行する。そしてそのローラ給紙による印刷ジョブの実行中にエア給紙の準備が完了すると、ローラ給紙による印刷ジョブを中断してエア給紙による印刷ジョブを開始することにより、最終的な印刷順序を変えずに印刷ジョブを実行できる。
また実施の形態5によれば、ステイプル処理や製本印刷処理等のような印刷する順番の変更の妨げになる印刷ジョブがあれば、その印刷ジョブの処理順序を変更しないようにできる。
また実施の形態6によれば、エア給紙による印刷ジョブと、ローラ給紙による印刷ジョブとで排紙先を変更することにより、異なる印刷ジョブの印刷結果が混ざり合って排紙されるのを防止できる。
本発明の実施の形態に係るデジタル複合機の構成図である。 本実施の形態に係るデジタル複合機の構造を説明する概略断面図である。 本実施の形態に係るデジタル複合機の操作部の外観斜視図である。 本実施の形態に係る右カセットデッキに設けられたシート吸着搬送部を説明するための断面図である。 本実施の形態に係るシート吸着搬送部の駆動部を説明する図で、記録シート側から見た下面図である。 本実施の形態に係るシート吸着搬送部を図5の左側から見た側面図である。 本実施の形態1に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態2に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態3に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態4に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態5に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態6に係るデジタル複合機のローラ給紙とエア給紙の切り替え処理を説明するフローチャートである。

Claims (9)

  1. 給紙を行うためにエアの準備動作を行う第1給紙部から給紙する第1印刷ジョブ、及びローラを用いて給紙を行う第2給紙部から給紙する第2印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
    前記第1給紙部における前記準備動作が完了しているか否かを判別する判別手段と、
    記判別手段によって前記第1給紙部における前記準備動作が完了していないと判別すると、前記第1印刷ジョブを待機させ、前記第1の印刷ジョブより後に受け付けた前記第2印刷ジョブを、前記第1の印刷ジョブを待機させている間に実行る制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の印刷ジョブを待機させている間に実行される前記第2印刷ジョブの完了後に、前記第1印刷ジョブを実行ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2印刷ジョブの完了前に前記判別手段により前記第1給紙部における前記準備動作が完了したと判別されると、前記第2印刷ジョブの実行を中断して、前記第1印刷ジョブを開始し、前記第1印刷ジョブの完了後、前記第2印刷ジョブを再開ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2印刷ジョブがステイプル指定或は製本指定の少なくともいずれかを含むかどうかを判定する判定手段をさらに有し、前記制御手段は、前記判定手段によって前記ステイプル指定或は製本指定のいずれも含まないと判定された場合に、前記第1の印刷ジョブを待機させている間に前記第2印刷ジョブを実行ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の印刷ジョブの実行によって排紙されるシートの排紙先と、前記第2の印刷ジョブの実行によって排紙されるシートの排紙先とが異なるように制御する排紙先指示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1の印刷ジョブより後に受け付けた前記第2印刷ジョブの印刷枚数が既定枚数以下の場合に、前記第2印刷ジョブを、前記第1の印刷ジョブを待機させている間に行することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段が前記第2印刷ジョブを、前記第1の印刷ジョブを待機させている間に実行させた場合、その旨を前記第1印刷ジョブの発行元に通知する通知手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 給紙を行うためにエアの準備動作を行う第1給紙部から給紙する第1印刷ジョブ、及びローラを用いて給紙を行う第2給紙部から給紙する第2印刷ジョブを受け付ける受付工程と、
    前記第1給紙部における前記準備動作が完了しているか否かを判別する判別工程と、
    記判別工程で前記第1給紙部における前記準備動作が完了していないと判別すると、前記第1印刷ジョブを待機させ、前記第1の印刷ジョブより後に受け付けた前記第2印刷ジョブを、前記第1の印刷ジョブを待機させている間に実行る制御工程と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2007065779A 2007-03-14 2007-03-14 画像形成装置及びその制御方法とプログラム Expired - Fee Related JP4993702B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007065779A JP4993702B2 (ja) 2007-03-14 2007-03-14 画像形成装置及びその制御方法とプログラム
US12/041,351 US7931264B2 (en) 2007-03-14 2008-03-03 Image-forming apparatus and control method thereof
KR1020080023227A KR100974381B1 (ko) 2007-03-14 2008-03-13 화상 형성 장치 및 그 제어 방법
EP08152799.6A EP1970333B1 (en) 2007-03-14 2008-03-14 Image-forming apparatus and control method thereof
CN2008100853865A CN101266428B (zh) 2007-03-14 2008-03-14 图像形成设备及其控制方法
US13/070,162 US8262078B2 (en) 2007-03-14 2011-03-23 Image-forming apparatus and control method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007065779A JP4993702B2 (ja) 2007-03-14 2007-03-14 画像形成装置及びその制御方法とプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008222400A JP2008222400A (ja) 2008-09-25
JP2008222400A5 JP2008222400A5 (ja) 2010-04-30
JP4993702B2 true JP4993702B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=39543327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007065779A Expired - Fee Related JP4993702B2 (ja) 2007-03-14 2007-03-14 画像形成装置及びその制御方法とプログラム

Country Status (5)

Country Link
US (2) US7931264B2 (ja)
EP (1) EP1970333B1 (ja)
JP (1) JP4993702B2 (ja)
KR (1) KR100974381B1 (ja)
CN (1) CN101266428B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4994900B2 (ja) * 2007-03-14 2012-08-08 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法とプログラム
JP5173507B2 (ja) * 2008-03-19 2013-04-03 キヤノン株式会社 画像形成装置、その制御方法及びその制御プログラム
JP5246084B2 (ja) * 2009-07-16 2013-07-24 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP5822061B2 (ja) * 2011-06-21 2015-11-24 株式会社リコー 光沢付与装置、画像形成装置、カラー画像形成装置
TWI624424B (zh) 2015-12-16 2018-05-21 理光股份有限公司 片材分離裝置、片材分離方法、程式、影像形成裝置及非暫時性電腦可讀取儲存媒體
KR101953783B1 (ko) * 2016-05-24 2019-03-11 심상영 양면 인쇄가 가능한 시트 인쇄 장치를 이용한 양면 인쇄 방법
CN109891866B (zh) * 2016-06-24 2020-06-30 柯达阿拉里斯股份有限公司 用于介质传送***中的金属物体检测的***及方法
DE102017203124A1 (de) * 2017-02-27 2018-08-30 Kuka Deutschland Gmbh Robotergreifer zum Handhaben von biegeschlaffen, flächigen Materialbahnzuschnitten
US10870548B2 (en) * 2019-03-26 2020-12-22 Riso Kagaku Corporation Medium supply apparatus
JP2022014261A (ja) 2020-07-06 2022-01-19 理想科学工業株式会社 シート供給装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6438345A (en) * 1987-07-31 1989-02-08 Toshiba Corp Picture forming device
JPH05147287A (ja) 1991-12-02 1993-06-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2931467B2 (ja) * 1992-02-06 1999-08-09 富士通株式会社 印刷装置
JPH05286590A (ja) 1992-04-13 1993-11-02 Sharp Corp 複写機のエアー給紙装置
JP3220541B2 (ja) 1992-12-28 2001-10-22 キヤノン株式会社 給紙装置及び画像形成装置
US5963755A (en) * 1995-04-17 1999-10-05 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and control device for option equipment connected thereto
JPH1017168A (ja) 1996-06-28 1998-01-20 Hokkaido Oki Denki Syst:Kk 用紙カセット自動切替え方法
DE69832660T2 (de) 1997-05-21 2006-07-20 Canon K.K. Einrichtung mit mehreren Druckbogenkassetten und Zuführmechanismen die gemäss den Eigenschaften der gespeicherten Druckbögen angepasst wurden
JP4766635B2 (ja) 2000-05-17 2011-09-07 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び記憶媒体
JP4106883B2 (ja) 2000-10-12 2008-06-25 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置のプリントコントローラ並びに画像形成装置
JP2002229285A (ja) 2001-01-31 2002-08-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US20030042666A1 (en) * 2001-08-30 2003-03-06 Stevens Kenneth A. High page count method for mail inserts
US6863272B2 (en) * 2002-08-29 2005-03-08 Xerox Corporation Sheet feeding apparatus having an adaptive air fluffer
DE102004002307A1 (de) * 2003-02-03 2004-08-12 Heidelberger Druckmaschinen Ag Verfahren zur Synchronisation von Haupt- und Hilfsstapel
US7140605B2 (en) * 2003-08-26 2006-11-28 Canon Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus and image forming apparatus equipped with this sheet feeding apparatus
KR100547141B1 (ko) * 2003-09-17 2006-01-26 삼성전자주식회사 용지이송경로를 고려한 화상형성장치의 용지이송 제어방법
JP2005298102A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008056368A (ja) 2006-08-29 2008-03-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成システム及び画像形成システムの制御方法
JP4845754B2 (ja) * 2007-01-30 2011-12-28 キヤノン株式会社 印刷装置及びその制御方法並びにプログラム及び記憶媒体
JP5241224B2 (ja) * 2007-12-20 2013-07-17 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20080226370A1 (en) 2008-09-18
CN101266428A (zh) 2008-09-17
US7931264B2 (en) 2011-04-26
EP1970333A3 (en) 2009-12-09
US20110170126A1 (en) 2011-07-14
US8262078B2 (en) 2012-09-11
EP1970333B1 (en) 2014-06-18
KR100974381B1 (ko) 2010-08-05
EP1970333A2 (en) 2008-09-17
KR20080084669A (ko) 2008-09-19
JP2008222400A (ja) 2008-09-25
CN101266428B (zh) 2012-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4993702B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法とプログラム
JP4994900B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法とプログラム
JP4868863B2 (ja) ジョブ処理装置及びジョブ処理方法、制御プログラム
US7890004B2 (en) Image forming apparatus, post-processing apparatus, and image forming control method and program for implementing the method
JP3937915B2 (ja) 用紙処理装置、画像形成装置、及び用紙処理装置の制御方法
JP2001235977A (ja) 画像形成装置
JP3810779B2 (ja) 画像形成装置と画像形成方法
JP2001039614A (ja) 画像形成装置
JP2008216293A (ja) データ処理装置及びその制御方法、並びに制御プログラム及び記憶媒体
JP2007050526A (ja) 画像形成システム、画像形成装置、画像形成システムの制御方法ならびに画像形成方法
JP5173507B2 (ja) 画像形成装置、その制御方法及びその制御プログラム
JP2009084052A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP3581612B2 (ja) 画像形成装置
JP3472164B2 (ja) 画像形成装置
JP4139790B2 (ja) 画像形成装置
JP2007043375A (ja) 画像形成装置システム
JP2001042749A (ja) 画像形成装置
JP2000162920A (ja) 画像処理装置、定着制御方法および記憶媒体
JPH11310337A (ja) 自動原稿給送装置及び画像読取装置
JP2003002475A (ja) シート材給送装置
JP2001042748A (ja) 画像形成装置
JPH11125998A (ja) 画像形成装置
JPH11313198A (ja) 画像読み取り装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2004083155A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2009152867A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100312

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120507

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees